保護者の皆様へのお知らせ.

平成 27 年 3 月 16 日
藍住町、幼稚園・小中学校の保護者の皆様へ
藍住町教育委員会
お 知 ら せ
まもなく春爛漫の季節となります。来月から新年度(新学期)が始まりますので、以下の点をお知らせします。
1.平成 27 年度始業式について
藍住町では平成 26 年度から、2 学期と 3 学期の始業式を早めることにより、試行的に授業時数増加を図って参
りましたが、平成 27 年度も引き続き、以下のとおり、始業式を試行的に早めます。
従来
幼稚園
4園
小学校
4校
中学校
2校
2学期開始:9月1日
3学期開始:1月8日
平成26年度試行/対従来増
2学期開始:8月28日(木)/2日増
3学期開始:1月7日(水) /1日増
検討の年度
平成27年度試行/対従来増
2学期開始:8月27日(木)/3日増
3学期開始:1月6日(水) /2日増
2学期開始:8月31日(月)/1日増
3学期開始:1月7日(木) /1日増
補足事項
①
小学校と中学校は、始業式当日から給食付きの通常授業を実施します。
②
幼稚園は、従来通り、始業式の翌日から給食を開始します。
③
中学校は、8 月終盤にも各種スポーツ大会等があり、また 1 月 4,5,6 日には徳島駅伝大会もある関
係上、小学校と日程に合わせるには、関係諸機関との日程調整が前提となります。
④
中学校では、7 時間目の授業を実施したり、夏休み期間中の登校日を増やしたり等、各中学校の実情
に合わせて各校で創意工夫をしながら、
始業式を早める以外の方法も併用しつつ、
総合的な対応により、
授業時数を一層増やすことを現在、検討しています。
⑤
県内他町では、月 1 回 3 時間の土曜授業を実施中の学校もありますが、スポーツ少年団や部活動等の
行事の関係で土曜授業に出席できない児童生徒もいます。その結果、授業を先に進めることができず、
イベント的な学習や教科の復習に限定せざるを得ず、その点が土曜授業実施の最大の課題となっていま
す。始業式を早める方式により、その課題は解消され、通常の授業を進めることができます。
平成27 年度も引き続き試行となりますが、
「藍住町方式」
への保護者の皆様のご協力とご理解をお願いします。
2.学校給食における米食比率の増加のお知らせ
藍住町では、従来から学校給食において、パン食と米食を交互に提供していましたが、この 4 月から以下のよう
にいたします。
平成 27,28 年度
パン食は週 2 回(火、木曜日)
、米食は週 3 回(月、水、金曜日)
平成 29,30 年度
パン食は週 1.5 回、米食は週 3.5 回
(曜日の配分は未定)
平成 31 年度以降
パン食は週 1 回、米食は週 4 回
(曜日の配分は未定)
(裏面へ続く)
(表面より)
米食を増やし、パン食を減らす理由は次のとおりです。
理由① 地産地消の推進
パンの主原料は小麦粉です。小麦粉は、ほぼ100%、外国からの輸入に頼っています。
一方、藍住町の学校給食で提供されるお米は、藍住町産です。
地産地消が声高に叫ばれている今日、藍住町の学校給食でも米食を増やしていきたいと考えます。
理由② 給食費を抑制するための具体策として、米食の比重を増大
地球規模で見た場合、発展途上国を中心に人口規模は爆発的に増加中で、小麦粉の需要増に生産が追いつかな
い状態です。近年、小麦粉の価格は急上昇中であり、この傾向は変わらないものと思われます。
一方、TPPの影響もあり、米価は、当面上がらないことが予想されます。
現在、藍住町の給食費は、幼稚園・小学校で、1 食245円、中学校で1食270円ですが、給食費を上げな
い、または上昇を最小限に押さえることにより、保護者の皆様の将来の負担を少しでも軽くしたいと考えます。
3.クリアファイル活用のお知らせ
4月になったら、町内の小中学生にカラー版のA4サイズのクリアファイルを配布します。
このクリアファイルは、学校から家庭へのお知らせ等、各種印刷物を挟むファイルです。
このクリアファイルは、通常のクリアファイルではありません。特別な想いが込められたクリアファイルです。
表には、町P連の皆様が主体となって、練りに練って考えた「家庭教育七箇条」が印刷されています。
裏には、小中学校の先生方が主体となって、熟慮に熟慮を重ねて作った「携帯・スマホ利用の留意点」
(小学生用)
、
「携帯電話等の安心・安全な使用について」
)
(中学生用)が印刷されています。
子どもの発達段階を配慮して、小学生用と中学生用では異なる表現となっていますが、いずれも携帯やスマホを
使用する場合の負の面や危険から、子どもたちを守ろうとする熱意にあふれています。
このクリアファイルの両面に記載された事項を、家庭でも確実に実践していただければ、子どもたちが健やかに
伸び伸びと明るく育っていくことは間違いありません。どうぞよろしくお願いいたします。
4.
「黄色いランドセルカバー」は小学校2年生になっても使おう!
毎年、
「徳島県自動車ディーラー交通安全対策推進協議会」様から小学校1年生に「黄色いランドセルカバー」を
ご寄贈いただいています。黄色いランドセルカバーは車を運転する者にもよく目立ち、注意を喚起します。
ところが、大人にも子どもにも、黄色いランドセルカバーは小学校1年生が着用すべきものとの暗黙の了承が、
長年にわたる経緯の中で、いつの間にかに形成されてきました。よく考えてみれば、もったいない話です。
徳島県警察本部も徳島県教育委員会も「黄色いランドセルカバー」の有効活用を勧めています。
藍住町教育委員会としても、黄色いランドセルカバーの有効活用をお勧めします。
子どもたちの安全確保のためには、小学校2年生でも大いに使いたいものです。皆様のご協力を!