平成27年度「全国学力・学習状況調査*」等の結果から *平成27年4月21日(火)中学3年生を対象に実施 国語・数学・理科の力と学習の状況、 武生第二中学校 そして体力・運動能力の様子 ◆Ⅰ 国語・数学・理科の力 ◎は良いところ ▲は伸ばしたいところ ★国語 A(主として知識に関する問題)の結果から ◎文脈に即して漢字を正しく書くことができます。文脈の中で、語句の意味を理解し、その語句を適 切に使うことができます。 ▲「書くこと」に課題がうかがえます。伝えたい事柄が相手に効果的に伝わるように書く力が求めら れます。 ★国語 B(主として活用に関する問題)の結果から ◎文章の中から中心的な部分を読みとり、大まかな内容を適切にとらえることができています。 ▲「読むこと」に課題がうかがえます。目的に応じて文章を要約したりする力や、表現の工夫に気を つけて筆者が伝えたいことを読みとる力が求められます。 ★数学 A(主として知識に関する問題)の結果から ◎「数と式」の領域で正答率が高く、 「図形」の領域でも基本的な性質をよく理解しています。 ▲「関数」の領域で、反比例や二元一次方程式の式からグラフを選ぶ問題の正答率が低かったです。 また、 「資料の活用」では、度数分布表の作成や、場合の数の求め方に課題がうかがえます。 ★数学 B(主として活用に関する問題)の結果から ◎一次関数の性質を利用して、できるだけスクリーンに大きく映し出すことができる投影距離を求め る問題の正答率が高かったです。 ▲与えられた表や式を用いて、問題を解決する方法や判断の理由を、数学的に説明することに課題が うかがえます。 ★理科 の結果から ◎化学式や物質の性質、天気図の読みとりに関して、基礎的な知識や技能を身につけています。 ▲「物理」の領域に課題がうかがえます。実験に対して、予想や仮説を立てたり、条件を考えて計画 する力が求められます。 ◆Ⅱ 学習や生活の状況について ★生徒質問紙(アンケート)の結果から *全体的な傾向として以下のことが挙げられます。 1 肯定的な回答が多い項目(続けてほしいこと) ①基本的生活習慣(起床、朝食)が身に付いていること ②最後までやり遂げること ③学校の規則を守っていること ④いじめなどの対人関係について良好な判断ができること ⑤家で学校の宿題をきちんとこなしていること 2 改善すべき項目(主な課題) ①テレビやゲーム、携帯電話、スマートフォン等に費やす時間が多いこと ②家の人は、 「授業参観や学校行事に来る」と答えた生徒の割合が少ないこと ③平日や休日の家での勉強時間が少ないこと ④平日の読書時間が少ないこと 学習習慣・読書習慣・生活習慣 ⑤新聞を読む習慣が身に付いていないこと 運動習慣・食習慣等の確立を! ⑥家で授業の予習や復習をあまりしていないこと ★生活態度・学習状況と学力の関連性 *次のような関連性が見られました。 ①毎日、同じくらいの時刻に就寝・起床できている生徒の正答率が高い ②話を最後まで聞ける生徒の正答率が高い。 ③毎日、朝食を食べている生徒の正答率が高い。 ④家で、学校の宿題や復習をしている生徒の正答率が高い。 *「個人票」 (9月中に配付)には、各教科の結果(個人の正答数・全国の平均正答数)と各問題の 全国の正答率などが記載されています。自分の課題や弱点を克服し、学力向上を目指して努力してほ しいと思います。 ◆Ⅲ 体力・運動能力について 中1 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 持久走 50m走 立ち幅とび ボール投げ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 男子 中2 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ 中3 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 中1 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 女子 中2 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 中3 ○ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎「十分満足できる」 ○「概ね満足」 ★全国体力テストの結果から 握力の項目において、若干の課題が見られますが、その他の項目は「十分満足できる」または「概ね 満足」の結果となっています。
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