最終更新日:2015/ 8/31 10:44 [授業科目名] 保育内容・言葉(522058) Detailed Study of Nurturing Words [時間割担当] 厚美尚子 [ 実 施 期 ] 後期 [ 単 位 数 ] 1 [曜日・時限] 金・3 □■ 科目の概要 領域「言葉」としてのねらい・内容の理解・発展を主軸に、その指導活動などを学ぶ。ことばはコミュニケーシ ョンの一手段であり、子どもが育つ中で人間形成における重要な位置をしめ、幼児期の言葉獲得は大切な意味を もつ。この時期の言語発達を知ると共に豊かな言葉育てのための環境整備、その言葉への興味発展を支えるわら べ歌、言葉遊び、絵本、紙芝居、素話、ペープサート、シアターものなどの具体的言語教材をその言語指導の実 際として習得し、実践する。 □■ 授業の内容 □■ 学習到達目標 第1回:授業計画。「幼稚園教育要領」における「言葉 」のねらい、内容について。 第2回:言葉の発達について 乳児期、幼児期 第3回::言葉を育てる文化財 概説①子どもと文学に 関して 子どもと言葉を育む文学性を様々な角度から理解し、重 要性を学ぶ。 第4回:言葉を育てる文化財 概説②お話、言葉遊び 、子どもの歌(マザーグース・童歌・童謡) 具体性を理解し、 実践につなげられるようにする。 第5回:言葉を育てる文化財 実践① 手遊び歌・言葉 遊び歌の発表。 言葉遊び歌・手遊び歌 を調査し、各自発表を通して、多くの曲を習得し、実践 に役立てる。 第6回:言葉を育てる文化財 概説③ 絵本(概説・特 色・種類、実践スキル、絵本史、具体リストなど) 基本的具体性を理解 し、解説もできるようにする。 第7回:言葉を育てる文化財 概説④紙芝居(特色・種 類・上演上の注意点など)、シアターものについて。 第8回:言葉を育てる文化財 実践② 紙芝居―制作紙 芝居 発表 各 自、短い参加型紙芝居を制作し、創意工夫し、スキルを 習得し合う。 第9回―第14回:言葉を育てる教材 具体的実践発表 市販あるいは、手作りによる言 葉文化の教材を使用しての、具体的実践をする 子どもを対象としたもので、保 育設定として、導入から発展までを工夫配慮し、現場に 向けての実践が出来るようになる。 友人の発表を通して、配慮など 具体性に気付き、学び合う。 第15回:制作教材紹介(予定)。言葉の周辺(環境ほか 、人間関係)。言葉指導の重要性の再認識。 ・領域「言葉」について理解し、その指導法を習得する 。 ・言葉の発達を理解し、教員としての適切な助言・指導 を考える。 ・言葉文化の教材を研究し、その実践を通して、幼児期 の言葉をとりまく環境および指導の重要性を認識する。 □■ 成績評価の方法 平常点(40%)・発表(20%)・提出物(20%)・レポート(20%)など総合的に評価する。 □■ 教科書・テキスト テキストは使用しない。必要に応じて、プリント配布する。 □■ 参考書 ●内閣府文部科学省厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領 幼稚園教育要領 保育所保育指針(原 本)』および解説 ●岡本夏木『子どもとことば』(岩波新書) ●田上貞一郎・高荒正子『保育内容指導法―言葉―』(双文社出版) ●『絵本選びの教科書』(枻出版社) ●『ベーシック絵本入門』ミネルヴァ書房 ●まついのりこ『紙芝居の演じ方Q&A』(童心社) ●松岡亨子『ことばの贈りもの』(東京子ども図書館) □■ 授業時間外の学修について ◆発表関連(手遊び・紙芝居・絵本など市販の教材)は、創意工夫し充分な準備をしましょう。◆出来るだけ普 段より、言葉遣いに注意を払いましょう。◆実習など子どもたちと触れる機会がある場合には、その話かけ、声 かけなども自然に行えるようにしましょう。◆図書館・書店などに出来る限り立ちより、絵本や紙芝居など、子 どもの言葉教材・児童文化財を多く読み知識を増やすと共に、子どもたちへの実践へとつなげていって下さい。 □■ 履修上の留意事項 ●本授業は、演習であるという意識をもって、自ら学ぶ積極的受講態度を忘れないようにしましょう。 ●常に、幼稚園教育現場および保育現場でのシミュレーションであるということを認識しておいてください。 ●担当発表時にはドタキャン厳禁。社会人への常識および責任感を自覚しておくこと。 □■ オフィスアワー 欠席連絡などは、大学、教務部に電話連絡のこと。 □■ 担当教員への連絡方法 質問などは、メールにて。アドレスは授業時に提示します。 □■ その他 冬休みに、言葉教材の制作物(言葉の興味性をうながすものーカルタ、双六、言葉遊びカード、文字パズルなど )の作成課題がある場合があります。 課題(レポート・制作物)提出は、試験実施と同じ扱いとする。未提出者は試験欠席とされ、追再試験対象とな る。 最終更新日:2015/ 8/31 10:44 [授業科目名] 保育内容・言葉(522058) Detailed Study of Nurturing Words [時間割担当] 厚美尚子 [ 実 施 期 ] 後期 [ 単 位 数 ] 1 [曜日・時限] 金・4 □■ 科目の概要 領域「言葉」としてのねらい・内容の理解・発展を主軸に、その指導活動などを学ぶ。ことばはコミュニケーシ ョンの一手段であり、子どもが育つ中で人間形成における重要な位置をしめ、幼児期の言葉獲得は大切な意味を もつ。この時期の言語発達を知ると共に豊かな言葉育てのための環境整備、その言葉への興味発展を支えるわら べ歌、言葉遊び、絵本、紙芝居、素話、ペープサート、シアターものなどの具体的言語教材をその言語指導の実 際として習得し、実践する。 □■ 授業の内容 □■ 学習到達目標 第1回:授業計画。「幼稚園教育要領」における「言葉 」のねらい、内容について。 第2回:言葉の発達について 乳児期、幼児期 第3回::言葉を育てる文化財 概説①子どもと文学に 関して 子どもと言葉を育む文学性を様々な角度から理解し、重 要性を学ぶ。 第4回:言葉を育てる文化財 概説②お話、言葉遊び 、子どもの歌(マザーグース・童歌・童謡) 具体性を理解し、 実践につなげられるようにする。 第5回:言葉を育てる文化財 実践① 手遊び歌・言葉 遊び歌の発表。 言葉遊び歌・手遊び歌 を調査し、各自発表を通して、多くの曲を習得し、実践 に役立てる。 第6回:言葉を育てる文化財 概説③ 絵本(概説・特 色・種類、実践スキル、絵本史、具体リストなど) 基本的具体性を理解 し、解説もできるようにする。 第7回:言葉を育てる文化財 概説④紙芝居(特色・種 類・上演上の注意点など)、シアターものについて。 第8回:言葉を育てる文化財 実践② 紙芝居―制作紙 芝居 発表 各 自、短い参加型紙芝居を制作し、創意工夫し、スキルを 習得し合う。 第9回―第14回:言葉を育てる教材 具体的実践発表 市販あるいは、手作りによる言 葉文化の教材を使用しての、具体的実践をする 子どもを対象としたもので、保 育設定として、導入から発展までを工夫配慮し、現場に 向けての実践が出来るようになる。 友人の発表を通して、配慮など 具体性に気付き、学び合う。 第15回:制作教材紹介(予定)。言葉の周辺(環境ほか 、人間関係)。言葉指導の重要性の再認識。 ・領域「言葉」について理解し、その指導法を習得する 。 ・言葉の発達を理解し、教員としての適切な助言・指導 を考える。 ・言葉文化の教材を研究し、その実践を通して、幼児期 の言葉をとりまく環境および指導の重要性を認識する。 □■ 成績評価の方法 平常点(40%)・発表(20%)・提出物(20%)・レポート(20%)など総合的に評価する。 □■ 教科書・テキスト テキストは使用しない。必要に応じて、プリント配布する。 □■ 参考書 ●内閣府文部科学省厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領 幼稚園教育要領 保育所保育指針(原 本)』および解説 ●岡本夏木『子どもとことば』(岩波新書) ●田上貞一郎・高荒正子『保育内容指導法―言葉―』(双文社出版) ●『絵本選びの教科書』(枻出版社) ●『ベーシック絵本入門』ミネルヴァ書房 ●まついのりこ『紙芝居の演じ方Q&A』(童心社) ●松岡亨子『ことばの贈りもの』(東京子ども図書館) □■ 授業時間外の学修について ◆発表関連(手遊び・紙芝居・絵本など市販の教材)は、創意工夫し充分な準備をしましょう。◆出来るだけ普 段より、言葉遣いに注意を払いましょう。◆実習など子どもたちと触れる機会がある場合には、その話かけ、声 かけなども自然に行えるようにしましょう。◆図書館・書店などに出来る限り立ちより、絵本や紙芝居など、子 どもの言葉教材・児童文化財を多く読み知識を増やすと共に、子どもたちへの実践へとつなげていって下さい。 □■ 履修上の留意事項 ●本授業は、演習であるという意識をもって、自ら学ぶ積極的受講態度を忘れないようにしましょう。 ●常に、幼稚園教育現場および保育現場でのシミュレーションであるということを認識しておいてください。 ●担当発表時にはドタキャン厳禁。社会人への常識および責任感を自覚しておくこと。 □■ オフィスアワー 欠席連絡などは、大学、教務部に電話連絡のこと。 □■ 担当教員への連絡方法 質問などは、メールにて。アドレスは授業時に提示します。 □■ その他 冬休みに、言葉教材の制作物(言葉の興味性をうながすものーカルタ、双六、言葉遊びカード、文字パズルなど )の作成課題がある場合があります。 課題(レポート・制作物)提出は、試験実施と同じ扱いとする。未提出者は試験欠席とされ、追再試験対象とな る。
© Copyright 2024 ExpyDoc