Weekly Market Research Report 2015年11月24日号 今週の POINT 国内株式市場 米クリスマス商戦への思惑から節目の2万円を捉えるか 今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 - いちごグループホールディングス【 東証1部 2337 】ほか テーマ別分析 育児・保育や介護関連銘柄には政策期待が高まる公算 話題のレポート 米利上げを見越した物色展開に――大和 スクリーニング分析 売り込まれた中小型株の修正リバウンドに期待 需給良好でリスク取りやすく 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 1 展望 今週の市場見通し Vol. 144 Weekly 2015 11 24 国内株式市場 マーケット概観 3 新興市場 4 米国株式市場 2 3 マーケットを読む 今週の分析銘柄 為替市場 米ドル/円予想レンジ 6 債券市場 債券先物・長期国債利回り予想レンジ 6 今週のポイント 7 日経平均株価 8 FISCO Selection 読者の気になる銘柄 テクニカル妙味銘柄 4 5 カテゴリー考察 5 いちごグループホールディングス〈2337〉東証 1 部 9 ハウスドゥ〈3457〉東証マザーズ 10 テックファームホールディングス〈3625〉JASDAQ 11 ダイト〈4577〉東証 1 部 12 ハーモニック・ドライブ・システムズ〈6324〉JASDAQ 13 全国保証〈7164〉東証 1 部 14 プラッツ〈7813〉東証マザーズ 15 三信電気〈8150〉東証 1 部 16 ルネサスエレクトロニクス〈6723〉東証 1 部 17 住友不動産〈8830〉東証 1 部 17 シュッピン〈3179〉東証マザーズ 18 モブキャスト〈3664〉東証マザーズ 18 テーマ別分析 19 スクリーニング分析 20 先週の話題レポート 21 信用需給動向 22 連載コラム 2 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の市場見通し 国内株式市場 マーケット概観 米クリスマス商戦への思惑から節目の 2 万円を捉えるか ■日経平均は約 3 ヶ月ぶりに 19900 円台を回復 先週の日経平均は上昇。約 3 ヶ月ぶりに一時 19900 円台を回 ■ブラックフライデー皮切りにクリスマス商戦スタート その他、海外では 23 日に 10 月の米中古住宅販売件数、24 復し、節目の 2 万円大台に迫る局面をみせた。週初は波乱のス 日に 11 月の独 Ifo 景況感指数、25 日に 10 月の米耐久財受注、 タートとなった。フランスの首都パリ市内と郊外で 13 日夜、 10 月の米新築住宅販売件数が予定されている。国内では 25 日 同時多発的に銃撃や爆発が発生。欧州で頻発するテロに対する に 11 月分の月例経済報告が公表される。景気の弱さが示され 地政学リスクへの警戒感が高まるなか、幅広い銘柄に売りが先 るようだと、12 月の追加緩和への思惑につながりそうだ。 行した。ただし、パリ同時多発テロの影響が警戒されていた週 また、26 日は米国市場が感謝祭の祝日で休場となる。27 日 明けの欧米市場が落ち着いた値動きだったことが安心感につ は感謝祭翌日の「ブラックフライデー」となり、クリスマス商 ながると、その後はリバウンド基調が強まっている。 戦の始まりを告げる。感謝祭翌週の月曜日はサイバー・マンデ ーと称され、オンラインショッピングにおけるホリデーシーズ ■12 月の米利上げを織り込む ンの始まりとされている。個人消費へ関心が集まりやすく、好 調さが伝わるようだと株価の押し上げ要因になるだろう。感謝 注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、 祭が近づくにつれて海外勢の商いは細ると考えられるが、良好 12 月のFOMC までに利上げを行うことが大方の委員のコンセン な需給状況のなか、主力大型株への物色から個人主体による中 サスであることが伝えられた。市場は米利上げ時期の不透明感 小型株への物色にシフトしやすい。 が和らいだとの見方となり、アク抜け的な流れに向かわせた。 さらに、日本銀行の金融政策決定会合では、金融政策の現状維 ■TPP 関連政策大綱と一億総活躍社会の金融対策取りまとめ 持を決定。追加緩和が見送られたことで売り込まれる局面もみ られたが、12 月の決定会合での追加緩和への思惑が根強いほ さらに、国内については、政府は 21 日、TPP(環太平洋パー か、7-9 月期 GDP の 2 四半期連続のマイナス成長から補正予算 トナーシップ協定)の大筋合意を受け、農林水産物と食品の輸 の上積みなどへの期待感もあり、底堅い相場展開だった。 出額を 1 兆円にすることなど具体的な数値目標や、コメや牛 肉・豚肉など農産物 5 項目の対策などを盛り込んだ、 「TPP 関 ■節目の 2 万円突破を意識した相場展開 連政策大綱」の素案をまとめた。25 日にも TPP 総合対策本部 を開き、 「政策大綱」を決定することにしているため、TPP 関 今週は射程に入った節目の 2 万円突破を意識した相場展開 連への物色が強まる可能性がある。その他、一億総活躍社会の になろう。米国市場では 12 月の米国の利上げが確実となった 実現に向けて、国民会議で取りまとめる緊急対策の原案が明ら ことから、経済指標の発表で大きく振らされる可能性は低いと かになっている。国民会議を 26 日に開いて、緊急対策を取り 考えられる。そのため、24 日の 7-9 月期の米国内総生産(GDP) まとめることにしており、認可保育所などの整備の前倒しや、 改定値などの影響は限られよう。反対に予想値は速報値から上 都市部に介護施設を確保するための国有地の賃料の減額など 方修正が見込まれており、好反応を示してくる可能性がありそ を受けた関連銘柄への個人主体の物色が意識されやすい。 うだ。米株高が追い風となることで、日経平均は節目の 2 万円 回復が意識されやすい。 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の市場見通し 国内株式市場 新興市場 循環物色の流れでしっかりとした展開か、ネオジャパンが IPO ■出遅れ銘柄に物色、1部昇格候補銘柄にも再注目 マザーズ指数 今週の新興市場は、しっかりとした展開となることが想定 される。前週にマザーズ指数の上昇をけん引した主力株の一 角では目先の上値メドとして意識される水準を回復し、足元 では利益確定の動きも見られるが、依然出遅れている銘柄に 資金が向かうなど循環物色の流れとなっている。日経平均が 2万円回復を前にもみ合いとなっていることも、中小型株に 関心を向かわせやすい。 前週末にはさくらインターネット<3778>、ダブル・スコー プ<6619>、日本マイクロニクス<6871>が東証1部への市場変 更を発表しているが、これら銘柄に加え、かねて昇格候補と して挙げられている銘柄にも改めて注目したい。また、政府 は25日に環太平洋経済連携協定(TPP)対策、26日に「1億総 活躍社会」に向けた緊急対策を取りまとめる予定で、関連銘 柄への関心が高まることも想定される。なお、今週は26日に ラクーン<3031>、27日に大和コンピューター<3816>などが決 算発表を予定している。 日本マイクロニクス<6871> ■27日にネオジャパン上場、12月IPOは19社の予定 IPO関連では、27日にネオジャパン<3921>がマザーズへ新 規上場する。公開規模が小さく、根強い人気のあるクラウド 関連との切り口もあることから、堅調な初値形成が期待され る。なお、先週はアークン<3927>(12/18、マザーズ) 、ビジ ョン<9416>(12/21、マザーズ)など10社の新規上場が発表 された。12月IPO案件は19社、15年累計では93社となってい る。 円 ラクーン<3031> 円 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の市場見通し 米国株式市場 感謝祭で閑散取引か 済指標の内容に一喜一憂することは相対的に少なくなるだ ■先週の動き ろう。 週初は仏パリ同時テロによる投資家への心理的な影響を 感謝祭明けの金曜日(今年は 27 日)は多くの小売店が 1 見極めたいとの思惑から、一時揉み合う展開となったもの 年を通じてようやく黒字に転じるという意味で「ブラックフ の、前週の続落を受けて買い戻しが入ったほか、堅調な原油 ライデー」と呼ばれ、最も盛大なセールが実施されることで 相場が好感され、堅調推移となった。週半ばに入り、10 月鉱 知られる。小売最大手のウォルマートは、アマゾンなどオン 工業生産指数が予想を下振れたほか、軟調な原油相場が重し ライン小売業者に対抗する為、 「ブラックフライデー」の値 となったが、FOMC 議事録で 12 月の FOMC までに利上げを行う 引きセールの大部分を、開店より数時間早くオンラインで開 ことが大方の委員のコンセンサスであること報じられると、 始する予定だ。昨年と比較すると今のところ全米で暖冬とな 利上げを巡る先行き不透明感が払拭され、上げ幅を拡大し っており、個人消費を刺激するとの見方がある一方で、価格 た。週末にかけては、ヘルスケアセクターに売りが広がった 競争が激しさを増しており、年末商戦では売上高の動向以上 ことで小動きとなる場面もあったが、主要小売企業決算が好 に、利益率を確保できているかどうかが焦点となるだろう。 感されたほか、景気敏感セクターがリードする形で大幅上昇 経済指標では、10 月中古住宅販売件数(23 日) 、7-9 月期 となった。結局、週を通じて主要株価は上昇。 GDP 改定値や 11 月消費者信頼感指数 (24 日) 、 10 月個人所得・ ■今週の見通し 件数(25 日)などの発表が予定されている。年末商戦を控え 支出(25 日) 、10 月耐久財受注(25 日) 、10 月新築住宅販売 て雇用や所得の改善、ガソリン安など市場環境は好調だが、 今週は 26 日がサンクスギビング(感謝祭)の祝日で、翌 27 日も午後 1 時までの短縮取引となる。市場関係者や投資家 消費者の購買意欲と実際の購買力には隔たりがある可能性 もある為、10 月個人所得・支出に注目したい。 の多くも休暇に入ることから、週後半にかけて閑散取引とな 個別企業では、ビデオゲーム小売のゲームストップ(23 ることが想定される。しかし来週からは、年末商戦が本格化 日) 、PC メーカーのヒューレット・パッカード、宝飾品小売 するほか、 11月雇用統計など主要経済指標の発表、 12月15-16 のティファニー、ディスカウントストアのダラー・ツリー(24 日の FOMC を見据えて、取引の活発化が予想される。先週発 日) 、農業機械のディア(25 日)などの決算発表が予定され 表された FOMC 議事録では、大半の委員が 12 月までに利上げ ている。ディアの 5-7 月期決算は穀物価格の下落やドル高に の条件が整うと考えていることが明らかとなった。議事録発 よって、農機・建機の需要が低迷し、大幅な減収減益となっ 表後に株価が上げ幅を拡大しており、長らく相場を抑えてい た。15 年通期の売上高見通しも前年比 21%減と予想してお た利上げ時期に対する不透明感が払拭されつつあることが り、決算には注意が必要だ。 好感されていると考えられる。雇用統計を除いては足元の経 5 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の為替/債券市場見通し 為替/債券市場 為替市場 米ドル・円 予想レンジ 今週のドル・円はもみあいか。米 12 月利上げが確実視され るなか、利上げペースに影響を与える経済指標や米当局者の発 言などが注目されそうだ。7-9 月期国内総生産(GDP)改定値 や 10 月個人消費支出に対する市場の関心はまずまず高いこと から、これらの指標が予想を下回った場合、利上げペースは鈍 化するとの思惑が広がり、リスク選好的なドル買いは抑制され る可能性がある。 なお、27 日発表の 10 月全国消費者物価コア指数(日本)が 予想を上回った場合、日本銀行による早期追加緩和期待は大き く後退するとの声が聞かれている。しかしながら、日米金利差 の拡大を見込んだドル買いがただちに縮小する状況ではない とみられており、ドルは 122 円前後で下げ渋るとの見方が多 い。 債券市場 122.00 ~ 124.00 円 【米 7-9 月期実質国内総生産(改定値)】(24 日発表予定) 米 7-9 月期四半期実質国内総生産(改定値) (前期比年率) は速報値+1.5%に対し、+2.0%への上方修正が見込まれてい る。12 月利上げ実施後のペースを見極める手掛かりとして注 目される。利上げは確実視されているため、改定値の内容が低 調でもドル売りが強まることはなさそうだ。大幅に上方修正さ れた場合は、ドル買いが強まる可能性がある。 【米 10 月個人消費支出】(25 日発表予定) 9 月実績は+0.1%、10 月の市場予想は+0.3%。予想を下回り、 個人消費の弱さが意識された場合、利上げペースは極めてゆる やかになるとの思惑が浮上し、ドル売り材料となりそうだ。 債券先物予想レンジ 長期国債利回り予想レンジ ■先週の動き 債券相場は伸び悩み。パリ同時多発テロの影響で週初はリス ク回避的な買いが先物市場で観測されたが、現物債の取引はや や動意薄となった。債券先物は 148 円 60 銭まで買われたが、 欧米諸国の株式市場が落ち着きを取り戻したことでリスク回 避の債券買いは一服。 週後半の債券先物は弱含み。米 12 月利上げの可能性が一層 高まったことや、日本銀行が金融政策の現状維持を決めたこと を理由に債券先物は一時 148 円 30 銭まで反落。148 円 39 銭で この週の取引を終えた。 円 148.20 円 ~ 148.60 円 0.28 % ~ 0.32 % ■今週の見通し 25 日に行われる 20 年国債入札の結果を見極める展開とな る。20 年国債入札が無難な結果となった場合、長期債の利回 りはやや低下する見込み。ただし、利回りの絶対水準を重視す る投資家の需要は期待できないため、20 年債などの超長期債 の利回りが低下を続ける可能性は低いとみられる。日本銀行に よる早期追加緩和への思惑はやや後退しており、外部環境が大 幅に悪化しない限り、現物債の利回り水準は下げ渋る見込み。 債券先物は 148 円台前半で推移か。20 年国債入札が順調な 結果となった場合、債券先物はやや底堅い動きを見せる可能性 があるが、長期債などの需要が大幅に増えない場合、148 円 60 銭近辺で上昇一服となる見込み。 6 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 マーケットを読む 今週のポイント 政策期待銘柄への関心が高まる展開へ 今週は、米国市場が 26 日に感謝祭で休場となるため、週後 半にかけては様子見ムードが強まっていく可能性が高いだろ う。週前半もポジション整理の動きなどが中心となっていく公算。 ただ、翌週には ECB 理事会などが予定されていることもあり、先 高期待は継続しよう。日経平均は堅調推移を辿る公算が大きく、 2 万円奪回の可能性も高いと考えられる。 国内では、25日にTPP対策の政策大綱取りまとめ、26日には 「1 億総活躍社会」の緊急対策とりまとめが予定されている。関連 銘柄には政策期待が高まりやすい状況となろう。TPP 対策に絡 んだ物色は限定的にとどまる可能性だが、「希望出生率 1.8」、 「介護離職ゼロ」などをテーマとして、育児・保育関連や介護関 連などに注目度が高まっていくものと考える。 週末には、革新機構がルネサス株の売却提案などと伝わって いる。電子部品・半導体商社などの再編にもつながっていく余 地があるとみる。また、週末からは米国で年末商戦がスタートす るが、ネット通販の販売拡大期待などから、あらためてネット関 連の一角などに期待感が先行する状況も見込まれる。一方、先 週の首都圏マンション販売の伸び悩みなどを受けて、不動産株 や建設株などには、買い手控えムードが続く見通し。世界的な 株高一服ならば、先週に強い動きとなった鉄鋼などの素材株に は戻り売り圧力が強まる懸念も。 先週の日経平均は上昇。週初こそ、前週末の米国株安やパリ での同時テロ事件発生を警戒して売りが優勢となったが、その 後は外部環境の改善を背景に上値追い、2 万円大台に急接近 する場面も見られた。FOMC 声明を受けて、米利上げ実施時期 に対する不透明感が後退したほか、金利引き上げペースが緩 やかになるとの見方も安心感を誘う形に。世界的なリスクオンの 流れを背景に、業種別では鉄鋼や非鉄などの素材株が上昇。 決算発表が一巡する中、アナリストの評価引き上げ、引き下げ の動きなども多くなり、株価材料とされるものが目立った。フジク ラや電気硝子、マツダ、NEC、日立金属、アドテスト、THK、明治 HD、コーセーなどが買われた。一方、DeNA、前田建設、JDI な どは格下げの動きが嫌気された。日本農薬やブイキューブ、損 保各社などは決算内容が嫌気される。イオンモールやユニオン ツールなどは株主還元姿勢が評価される格好になる。 郵政グループはMSCIリバランス一巡後に軟調な展開となる。 東北電力は CB 発行による潜在的な希薄化が懸念される場面 も。ほか、テロ事件の発生を受けて監視カメラ関連などが物色さ れたほか、市販薬購入で所得税一部控除などと伝わり、調剤薬 局やドラッグストアが週末に買われた。JX と東燃ゼネラル、加賀 電子とUKCHDなど、業界再編の動きも散見された。ルネサスエ レクも海外メーカーが出資に関心などと報じられる。週後半には チタン株の乱高下などがみられた。 先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く) 上昇率上位銘柄 コード 銘柄 下落率上位銘柄 終値(円) 騰 落 率 ( %) コード 銘柄 632.0 30.85 3681 ブイキューブ 業種別騰落率 終値(円) 騰 落 率 ( %) 上位セクター 騰 落 率 ( %) 1,707.0 -22.16 石油・石炭製品 5.48 7608 エスケイジャパン 6071 IBJ 1,620.0 22.82 5288 アジアパイル HD 543.0 -20.03 鉄鋼 4.43 3769 GMOペイメント 5,570.0 21.88 3277 サンセイランディック 840.0 -14.29 非鉄金属 3.93 3521 エコナック HD 74.0 19.35 7714 モリテックス 233.0 -12.73 パルプ・紙 3.46 3288 オープンハウス 2,401.0 18.86 3738 ティーガイア 1,553.0 -12.61 鉱業 2.90 6958 日本シイエムケイ 3659 ネクソン 4344 ソースネクスト 6859 エスペック 6059 ウチヤマ HD 6914 オプテックス 6803 4301 265.0 18.30 8107 キムラタン 8.0 -11.11 金属製品 2.68 1,950.0 18.25 6378 木村化工機 478.0 -9.98 化学工業 2.57 603.0 16.86 6638 ミマキエンジニアリング 504.0 -9.52 1,467.0 16.43 5269 日本コンクリート工業 346.0 -9.42 空運業 -4.00 513.0 16.33 4346 ネクシィーズ 854.0 -8.76 保険業 -2.05 2,760.0 15.72 2395 新日本科学 554.0 -8.43 証券業 -0.90 ティアック 52.0 15.56 5273 三谷セキサン 1,568.0 -8.36 電力・ガス業 -0.74 アミューズ 5,600.0 14.99 1914 日本基礎技術 525.0 -7.89 ゴム製品 -0.72 2183 リニカル 2,053.0 14.25 7968 TASAKI 1,917.0 -7.84 その他製品 0.10 6054 リブセンス 455.0 14.04 7224 新明和工業 1,202.0 -7.54 海運業 0.19 下位セクター 7 騰落率(%) 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 マーケットを読む 日経平均株価 20000 円上放れにはコア 30 銘柄の強い動きが必要 ■じり高も上値の重い展開に 前週は週間ベースで 282.90 円上昇した。パリ同時多発テロ発 生を受けて週初こそマイナスとなったが、テロの影響が限定的 だったことや、7-9 月期国内総生産(GDP)下振れで政策期待が 高まり週末にかけてじり高の展開となった。日本銀行の金融政 策決定会合では想定通りの「金融政策の現状維持」を発表。発 表直後に荒い値動きを見せる場面もあったが、大型株には押し 目狙いの買いなども観測された。 円建て CME 先物は先週末の 225 先物比 40 円高の 19930 円。下 値をじりじりと切り上げる展開が続いているが、 20000 円を前に 上値は徐々に重くなっている。東証一部の売買代金は 11 営業日 連続で 2 兆円台に留まっており、幅広い銘柄が上昇するような 動きは観測されず市場エネルギーは小さいと言えよう。 戻り高値を更新する動きが続いているものの、目立った買い 材料に乏しいことから先物、オプション、現物市場ともに商い は伸び悩んでいる。ヘッジファンドなど海外投資家による先物 買いが日本株上昇の原動力となっていることから、アンワイン ドとなればあっという間に 19000 円まで下げる可能性はある。 東証一部の売買代金で 3 兆円近い商いが連日入るような展開と ならなければ、20000 円より上は難しいと考える。 今後のポイントは、TOPIX コア 30 指数と見る。日経平均や TOPIX 同様、反発基調が続いているものの、同指数は 26 週移動 平均線に頭をおさえられている。採用銘柄で 26 週移動平均線を 上抜けているのは、JT、7&iHD、信越化学、武田、NTT ぐらい。 トヨタ、パナソニック、キヤノン、ソフトバンクグや金融株は そろってさえない。コア 30 銘柄が揃って強い動きを示す展開が 見られれば、日経平均 20000 円上放れの可能性も高まろう。 一目均衡表(日経平均) ■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲) 円 8 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の分析銘柄 -1- いちごグループホールディングス〈2337〉東証 1 部 中計の次の目標は「JPX 日経インデックス 400」採用 ■東証1部は達成、ROE向上に向けた取り組みに期待 総合不動産サービス事業とクリーンエネルギー事業が中核。資 産の順回転加速によるアセットマネジメント事業の強化により、16 年2月期のROE15%以上(15年2月期 13.0%)を計画している。 10 月には、過去最高益となる上方修正を発表。中期経営計画 「Shift Up 2016」において、16 年 2 月期末までに東証 1 部承認を 目指していたが、11 月 17 日に 1 部に指定となった。同社は「JPX 日経インデックス 400」構成銘柄への組み入れを目指しており、 ROE 向上に向けた取り組み等が注目される。 ■中期トレンド転換、個人主体のリバウンド狙い強まる 東証 1 部承認を手掛かりに 16 日には 375 円まで上昇し年初来 高値を更新。その後は材料出尽くしから利食い優勢の展開が続 いている。ただし、上昇する 25 日線が支持線として意識される中 売買単位 100 株 11/20 終値 347 円 目標株価 400 円 業種 不動産 で、同水準までの調整を完了。日経平均は高値圏でのもち合い が続く中、個人主体の資金は中小型株などにシフトしやすく、リ バウンド狙いの展開が意識される。中期トレンドでは 26 週線をク リアしてきており、13 年 3 月以来の 400 円回復を目標とする。 ★リスク要因 短期資金の逃げ足の速さ。 2337:日足 上昇する 25 日線が支持線として意識 されており、リバウンド狙いのタイミン グ。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/2連 18,952 48.5% 1,050 979 -39.4% 1,770 775.14 2013/2連 16,397 -13.5% 1,844 1,734 77.1% 1,637 731.98 2014/2連 35,101 114.1% 3,912 3,597 107.4% 4,526 9.83 2015/2連 42,705 21.7% 8,189 7,255 101.7% 6,761 13.58 2016/2連予 47,000 10.1% 14,000 12,400 70.9% 11,000 22.01 9 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の分析銘柄 -2- ハウスドゥ〈3457〉東証マザーズ 好決算が見直される展開に ■第1四半期営業利益は計画比3割超の進捗に 3 月にマザーズ上場した直近 IPO 銘柄。不動産売買仲介のフ ランチャイズ事業を展開している。売却後も住み慣れた家に住め るサービスであるハウス・リースバックに加え、8 月からは中小企 業の資金作りを支援する「アセット・リースバック」をスタートさせて いる。フランチャイズ事業では、都市部の不動産業者への加盟 促進とテレビ・ラジオ CM 等による広告宣伝効果に加え、マザー ズ市場上場による信用力やコーポレートブランドの価値の向上 効果もあり好調に推移。5 日に発表した第1 四半期営業利益は通 期計画の約3分の1を達成しており、大幅増益計画に対して順調 なスタート。 売買単位 100 株 11/20 終値 1993 円 目標株価 2200 円 業種 不動産 ■仕切り直しの展開に は下げ渋っていることで仕切り直しの展開に。週末に25日移動 平均線を回復していることから反発基調は強まろう。日足の一目 均衡表でも雲下限をサポートとした反発が見られる。転換線を上 抜けていることから、10月戻り高値レベルの2200円をターゲットと した戻りを想定する。 好決算にも関わらず発表後は材料出尽くしなどが意識されて 利益確定の流れが強まっていたが、上昇前の10月末の水準で ★リスク要因 流動性低下に伴う短期資金による乱高下。 3457:日足 75 日移動平均線をサポートに、週末 25 日移動平均線をクリアしている。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 2012/6単 3,048 926.3% 2013/6連 8,251 - 2014/6連 13,309 2015/6連 2016/6連予 経常利益 - 前期比 当期利益 1株益(円) -3 - -20 180 112 - 80 50179.00 61.3% 276 204 82.1% 155 22606.00 14,573 9.5% 617 513 151.5% 353 486.00 16,355 12.2% 924 804 56.7% 523 124.64 10 - 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の分析銘柄 -3- テックファームホールディングス〈3625〉JASDAQ 注目テーマのカジノ、フィンテック関連 ■IR推進法案の成立へ期待高まる アプリ・サイト開発から保守・運用、広告まで展開する IT サービ ス企業。注力しているカジノ領域では、従来の決済サービスに加 え、モバイルを活用したマーケティングサービスも視野に入れ展 開している。20日はカジノ関連銘柄として、22日投開票の大阪知 事選・市長選を巡る思惑から物色が向かったようだ。また、政府 が訪日外国人客の目標引き上げを検討していることもあり、カジ ノを含む統合型リゾート(IR)推進法案の早期成立への期待が高 まっていくことが想定される。 ■フィンテック関連の事業展開にも注目 また、直近でマザーズのセレス<3696>が急伸するなどフィンテ ック(金融と IT の融合)への市場の関心が高まっているが、同社 も関連銘柄として注目しておきたい。傘下のテックファームは、 金融事業者向けにスマートフォンを活用して顧客との接点を拡充 売買単位 100 株 11/20 終値 1413 円 目標株価 1600 円 業種 情報・通信 するサービス「コンタクト・ポイントソリューション」の提供を開始し た。フィンテック関連の専門部署「FinTech 推進室」も設置してお り、この分野での展開加速が期待される。当面の目標株価は 26 週線水準となる 1600 円に設定する。 ★リスク要因 IR 推進法案の成立への期待後退。 3625:日足 1200 円を挟んだもみ合いが続いて いたが、直近の上昇で 25 日線、75 日 線を一気に突破。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/7単 2,745 2.1% 258 260 1.2% 133 5311.74 2013/7単 3,496 27.4% 136 134 -48.5% 51 1729.00 2014/7連 3,498 - 133 130 - -8 - 2015/6連 3,957 - 42 26 - -35 - 2016/6連予 5,000 - 150 140 - 3 11 0.45 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の分析銘柄 -4- ダイト〈4577〉東証 1 部 シェア拡大が見込まれるジェネリック関連として注目 ■ジェネリック医薬品は2020年度までにシェア80%を目指す 医薬品の原薬・製剤の製造販売が主軸。医薬品の製造受託、 健康食品などの販売も手掛ける。開発品目はジェネリックの原薬 及び製剤のみ。従来の商社機能を活用し、自社で生産していな い品目も仕入・販売を行う。ジェネリック医薬品市場は、2018 年度 から 2020 年度の間で使用割合を 80%以上とする「骨太方針 2015」が打ち出されており、今後一層のシェア拡大が見込まれて いる。10 月 8 日に発表した第 1 四半期(6-8 月)決算は、ジェネリ ック医薬品向け原薬や自社開発ジェネリック医薬品の販売増加、 製造受託が増加したことで 2 桁の増収増益となった。 ■原薬工場が2016年春に稼動予定 今期は、円安に伴う原料コストアップと増産対応に係る減価償 却費負担で、営業利益は前期比 0.9%増にとどまる見通し。な お、同社は重点施策として、売上対比 3~4%水準の研究開発、 売買単位 100 株 11/20 終値 2884 円 目標株価 3200 円 業種 医薬品 原薬・製剤の能力増強投資継続、生産効率化の推進を掲げてい る。10 月末には原薬工場として原薬棟及び原薬包装棟の工事が 竣工しており、2016 年春頃に稼動を開始する予定。目標株価 は、7-8 月高値圏の下限水準 3200 円とする。 ★リスク要因 原材料仕入価格の上昇。 4577:日足 10 月 8 日の決算発表後はしっかり。 25 日線と 75 日線のレンジでの推移が 続く。両線が接近し煮詰まり感も。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/5連 27,151 7.6% 2,626 2,572 36.8% 1,389 155.10 2013/5連 28,956 6.6% 2,678 2,541 -1.2% 1,786 194.13 2014/5連 31,196 7.7% 2,938 2,920 14.9% 1,811 183.24 2015/5連 34,058 9.2% 3,518 3,452 18.2% 2,246 183.51 2016/5連予 37,000 8.6% 3,550 3,500 1.4% 2,300 183.78 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の分析銘柄 -5- ハーモニック・ドライブ・システムズ〈6324〉JASDAQ 好需給とロボット関連のテーマ性に注目 ■信用倍率0.51倍と需給面は良好 産業用ロボットに使用される高精度減速装置「ハーモニックドラ イブ」などを手掛ける。サイバーダイン<7779>の「HAL 医療用(下 肢タイプ)」が、装着型の医療用ロボットとしては日本で初めて医 療機器として承認される見通しとなったこと、また世界的にロボッ ト関連株への関心が高まっていると一部メディアで報じられたこ となどを受けて、同社も関連銘柄として足元で強い上昇を見せて いる。信用倍率が 0.51 倍と需給面は良好で、上値追いの展開が 続くことが想定される。 ■業績は下期以降の改善が見込まれる 同社は上期(4-9 月)決算発表と同時に、16 年 3 月期の通期業 績予想を下方修正している。夏場の受注減速が主な要因だが、 中国の景気減速懸念が強まった 7 月から 8 月にかけて大きく売り 込まれていたことから、下方修正の発表に対するネガティブな反 売買単位 100 株 11/20 終値 2500 円 目標株価 2800 円 業種 機械 応は限定的だった。会社計画では下期の受注改善が見込まれ ているほか、一部市場予想では17年3月期にも増益率は再度強 まるとの見通しが示されている。当面の目標株価は今年3月に付 けた上場来高値(2814 円)水準である 2800 円に設定する。 ★リスク要因 直近の上昇に対する警戒感の台頭。 6324:日足 8 月 25 日に付けた年初来安値 1400 円をボトムとして強いリバウンドを見せ ている。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3連 20,159 -8.4% 4,333 4,398 -26.2% 2,139 70.08 2013/3連 18,130 -10.1% 3,436 3,576 -18.7% 1,960 64.22 2014/3連 21,083 16.3% 4,668 4,822 34.8% 2,993 98.05 2015/3連 25,951 23.1% 7,066 7,525 56.1% 4,833 52.77 2016/3連予 27,200 4.8% 7,100 7,400 -1.7% 4,700 51.31 13 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の分析銘柄 -6- 全国保証〈7164〉東証 1 部 2Q 営業利益は計画上振れ、好業績銘柄として改めて注目 ■第2四半期営業利益は計画を約16%上振れ 独立系信用保証の最大手。銀行や信用金庫、信用組合など全 業態の金融機関との提携による住宅ローン向け保証業務が柱 で、沖縄を除く全国に展開している。保証債務残高は 15 年 9 月 末で 95,266 億円、提携金融機関数は 723 機関。11 月 5 日に発 表した第 2 四半期(4-9 月)決算は、保証債務残高が堅調に推移 したことで営業収益が計画通りに推移したほか、代位弁済の発生 が低位で推移したことにより与信関連費用が減少。営業費用が 前年同期を大幅に下回り、営業利益は計画比 15.7%増と大幅に 上振れての着地となった。決算発表ピークを通過し、好業績銘柄 として改めて関心が向かう展開を想定する。 売買単位 100 株 11/20 終値 4130 円 目標株価 4500 円 業種 その他金融 証の提携先増加、審査に関するプロセス見直しによる業務の効 率化、などを図る方針。株価は 4000 円水準での底堅さや一目均 衡表の雲下限での下げ渋りも見られることから反発を期待。目標 株価は節目が意識される 4500 円とする。 ■通期業績予想は据え置き 通期業績は従来予想を据え置いた。下期は既存提携先との取 引深耕や、新規提携推進や保証の利用率向上、カードローン保 ★リスク要因 債務不履行の発生による代位弁済の増加。 7164:日足 75 日線が抵抗線に。4000 円水準で は底堅さも。75 日線と 200 日線のデッ ドクロスは警戒。 (百万円) 会計期 営業収益 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3単 21,159 -2.8% 4,761 5,014 10.1% 2,037 6964.36 2013/3単 25,030 18.3% 10,733 11,361 126.6% 6,807 240.98 2014/3単 27,039 8.0% 13,773 15,509 36.5% 9,381 136.24 2015/3単 29,507 9.1% 22,380 24,115 55.5% 15,112 219.68 2016/3単予 30,840 4.5% 22,730 24,200 0.4% 16,000 232.70 14 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の分析銘柄 -7- プラッツ〈7813〉東証マザーズ 一億総活躍社会関連の出遅れ株として注目 ■電動介護ベッドを製造販売 在宅用・施設用の電動介護ベッドを製造・販売する。在宅用市 場では約3割のシェアを有する。足元では2015年度補正予算や 2016 年度予算編成において、一億総活躍社会の実現のための 各種施策が伝えられている。とりわけ「介護離職ゼロ」の達成に 向けて、都市部を中心に特別養護老人ホームなど介護施設の拡 充が報じられるなか、介護関連の小型株として出遅れ物色される 展開を想定して同社に注目した。 売買単位 100 株 11/20 終値 3000 円 目標株価 4000 円 業種 情報・通信 う事業者は限られており、介護施設拡充による恩恵を同社も充分 に享受できるものと想定する。株価は足元で 3000 円を底値に横 ばい水準で推移。介護関連としての材料性に着目した買いが集 まれば、33%高となる目標株価の達成も見えてくると想定する。 ■主力商品の売れ行きは好調 5 日に発表された第 1 四半期(2015 年 7-9 月)決算では、為替 差損が影響して経常赤字となったが、在宅向け主力商品 「MioletII」の売れ行きが前期に引き続き好調で営業黒字を確保し ている。売上高構成を見ると、福祉用具流通市場向けが 80%、 高齢者施設市場向けが 12%となっているが、介護ベッドを取り扱 ★リスク要因 足元の出来高は低水準。 7813:日足 3000 円あたりがサポートラインとして 意識される。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 2012/6単 3,831 19.4% 2013/6連 4,495 - 2014/6連 4,500 2015/6連 2016/6連予 経常利益 - 前期比 当期利益 1株益(円) 556 23.6% 250 44247.50 657 571 - 353 58988.56 0.1% 196 286 -49.9% 179 26039.22 4,814 7.0% 164 769 168.9% 523 635.46 5,500 14.3% 250 230 -70.1% 150 161.03 15 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 今週の分析銘柄 -8- 三信電気〈8150〉東証 1 部 半導体商社業界の再編期待が高まる余地 ■再編期待の高まりなどを想定 18 日には、加賀電子<8154>とUKCHD<3156>の経営統合基 本合意が伝わった。今後は電子部品・半導体商社の業界再編の 動きが強まっていく可能性もあろう。こうしたなか、週末の報道で は、産業革新機構がルネサスエレク<6723>の一部株式の売却提 案を開始したとも伝わっている。ルネサスエレクの製品を主に手 掛ける半導体商社の上場企業は多く、ルネサスエレク株の買い 取り先如何では、こうした銘柄群などにも再編思惑などが強まっ ていく可能性は高いだろう。同社もルネサスエレ製品を主体に扱 う半導体商社であるが、村上ファンドが株式を取得しており、業 界再編の動きなどを要求しているものとみられている。再編思惑 などは最も高まりやすい銘柄の一つといえよう。 売買単位 100 株 11/20 終値 1538 円 目標株価 1750 円 業種 卸売業 は順調推移。一方、PBR は 0.6 倍台の水準にとどまり、株価の割 安感は強まっている状況にある。株価は約 8 年ぶりの高値水準 にあるなど需給面も良好と捉えられ、2007 年の戻り高値水準とな る 1750 円レベルを目標株価としたい。 ★リスク要因 短期的な上昇ピッチにはやや過熱感も。 ■業績は底堅く推移で割安感も強く 上半期業績は従来計画を上振れて着地するなど、足元の業績 8150:日足 7 月高値を更新して、 足元では上昇 ピッチも早まる状況に。 (百万円) 会計期 売上高 前期比 営業利益 経常利益 前期比 当期利益 1株益(円) 2012/3連 144,159 -21.1% 1,008 802 -64.5% 516 17.10 2013/3連 147,963 2.6% 2,032 1,629 103.1% 1,131 38.67 2014/3連 192,240 29.9% 2,517 2,658 63.2% 1,806 63.78 2015/3連 219,091 14.0% 3,260 3,117 17.3% 2,003 71.11 2016/3連予 220,000 0.4% 3,400 3,300 5.9% 2,300 81.62 16 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 読者の気になる銘柄 ルネサスエレクトロニクス 東証 1 部〈6723〉/革新機構の保有株の行方に注目 先週末は急伸、一時ストップ高ま で買われる。米紙において、独の半導 体メーカーであるインフィニオンが 出資に関心を示していると伝わった ことが材料視された。 出資の実現性は 不透明ながら、 シナジー効果への期待 感、並びに、需給懸念の後退などを思 惑視する動きが先行したとみられる。 同社はもともと、産業革新機構の 保有株の行方が注目されており、 イン フィニオンの話も、 こうした流れから 出てきているものと見られる。実際、 週末の報道では、 産業革新機構が保有 株の一部売却提案を大手製造業に開 始したと伝わっている。ここにきて、 自動運転車への関心が強まっている が、 こうした自動車の電装化は車載用 半導体トップの同社にはメリットと 考えられる。 自動車メーカーや車載向 けに力を入れる電子部品メーカーな どには、 同社株の取得ニーズは以前と 比べて強まっていると考える。 円 (株) 住友不動産 東証 1 部〈8830〉/不動産セクターには引き続き警戒感も必要に 先週は、19 日の日銀金融政策決定 会合の結果発表を前に、期待感が先行 する場面も見られた。ただ、金融政策 据置の発表後は、他の不動産株ととも に調整に転じる展開となっている。 17 日には不動産経済研究所が首都 圏のマンション販売動向を発表して いる。新規発売戸数は前年同月比 7% 減となり、市場の想定を下回ったほ か、 契約率も好不調の目安となる70% を下回っている。杭打ち問題発覚後の 始めてのデータとして注目されたが、 足元の伸び悩みは、こうした偽装問題 やタワマンへの節税規制観測だけで はなく、直近での販売価格上昇の反動 によるものも大きいと考えられる。目 先は在庫の積み上がりなどが懸念さ れるほか、規制強化の動きなども警戒 する必要。不動産セクターでボラティ リティが高まりやすい同社には、やや 注意が必要になると考える。 円 (株) 17 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 シュッピン Vol. 144 Weekly 2015 11 24 東証マザーズ 〈3179〉 25 日移動平均線突破後は商いを伴っ た反発となっている。75 日移動平均線 が位置する 1300 円レベルが目先のター ゲットとなろう。ただ、日足の一目均衡 表では、雲への突入を試す展開に(点線・ 四角A)。遅行スパンが好転しているこ と(点線・丸B)から、一気に切り下がる 雲上限を捉えるような動きが入る可能 性もあろう。75 日移動平均線を通過点 に雲上限の 1500 円レベルを意識へ。 モブキャスト 今週のテクニカル妙味銘柄 基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン A B 東証マザーズ 〈3664〉 10 月高値 658 円を起点とした上値抵 抗ラインを週末突破しており、11 月 13 日の上ヒゲ吸収を意識した格好に。日足 の一目均衡表では、雲下限をサポートと した動きが見られる(点線・四角A)。基 準線を捉えたことから、雲上限が位置す る 650 円レベル突破を試す展開(点線・ 丸B)も期待できよう。この水準は 10 月 戻り高値とほぼ同じことからターゲッ トとして意識されやすい。 基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン B 18 A 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 カテゴリー考察 テーマ別分析 育児・保育や介護関連銘柄には政策期待が高まる公算 ■26 日には 1 億総活躍社会の実現に向けた緊急対策を取りまとめへ 政府では 1 億総活躍社会の実現に向け、26 日に緊急対策を取りまとめる予定となっている。 先に、加藤1億総活躍担当相では、 緊急対策を政権が目標とする「希望出生率 1.8」 「介護離職ゼロ」に絞る考えを表明していたが、週末にはその原案などが一部でも 報じられている。緊急に対応すべき施策として、 「希望出生率 1.8 の実現」に向けては、不妊治療の支援拡充や認可保育所などの 整備の前倒し、3 世代同居のための住宅建設支援などを盛り込んでいるもよう。また、 「介護離職ゼロ」に向けては、都市部に介護 施設を確保するための国有地の賃料減額や設置基準の緩和、サービスつき高齢者向け住宅の整備加速などが盛り込まれているよう だ。政府では、緊急に対応すべきものは今年度の補正予算で、そのほかは来年度予算や来年の法改正などで対応することになると みられている。 今週は「1 億総活躍社会」に関する関連銘柄には、政策期待の動きが先行すると考えられる。とりわけ、育児・保育や介護関連 銘柄などにスポットが当たる可能性は高いと考える。以下の銘柄群などに注目度を高めたいところ。 ■主な育児・保育、介護関連銘柄 コード 銘柄 コメント 市場 11/20終値 (円) 売買代金 25日平均 (百万円) 時価総額 (億円) 1718 美樹工業 保育園などの設計・施工などを手掛ける。 JASDAQ 406 47 15.5 1853 森 組 福祉関連施設の受注拡大などを図る。 東証2部 190 62 59.3 2122 Iスペース 育児支援サイト「ママスタジアム」を展開。 マザーズ 837 58 5.1 2137 Hヴェラス 老人ホームやサ高住を手掛ける。 アンビシャス 905 19 0.2 2144 やまねM 通所介護施設を展開。 JASDAQ 282 32 1.9 2152 幼児活動 幼稚園などに体育授業を指導する講師を派遣する。 JASDAQ 805 46 4.7 781.6 2175 SMS 介護業界向け経営支援ソフトなど手掛ける。 東証1部 2,122 889 2305 スタジオアリス こども専門の写真スタジオを展開。 東証1部 2,214 380 40.6 2362 夢真HD 保育所の運営や保育士の派遣事業を展開。 JASDAQ 651 485 361.1 2369 メディビ 再生医療技術での不妊障害の改善など目指す。 マザーズ 150 44 20.3 2373 ケア21 在宅介護サービスや施設介護サービスを展開。 JASDAQ 2,163 54 3.6 2374 セントケアHD 訪問介護サービスや居宅介護支援サービスを展開。 JASDAQ 1,265 93 6.2 2393 日本ケア 福祉用具レンタルの大手企業。 東証2部 677 111 2.8 2398 ツクイ 在宅介護や老人ホームを展開、サ高住も進出。 東証1部 1,275 462 377.6 3.8 2415 ヒューマンHD 家事代行・ハウスクリーニングを首都圏で展開。 JASDAQ 972 107 2425 ケアサービス 通所介護主力だが訪問介護なども手掛ける。 JASDAQ 620 13 0.9 2435 シダー デイサービスと老人ホームが主力。 JASDAQ 273 31 90.3 2462 ジェイコムHD 傘下企業で保育園運営なども。 東証1部 1,293 127 64.1 2749 JPHD 保育所運営など子育て支援事業を総合的に展開する。 東証1部 341 285 243.7 23.4 3137 ファンデリー 高齢者向け冷凍弁当宅配事業など展開。 マザーズ 890 56 3195 ジェネパ DVDやこども写真など「思い出事業」展開。 マザーズ 1,910 39 9.7 3577 東海染 病院内・商業施設内の保育事業の運営受託など展開。 東証1部 128 46 11.4 3794 NDソフトウェア 介護・福祉施設向けのソフトなどを手掛ける。 東証2部 1,194 211 12.1 4355 ロングライフ 老人ホームや在宅介護を手掛ける介護関連銘柄。 JASDAQ 346 39 12.9 4514 あすか薬 不妊治療薬などを手掛ける。 東証1部 1,308 400 168.4 4665 ダスキン 清掃・家事代行サービスを展開。特区で外国人活用も。 東証1部 2,236 1,420 309.1 4720 城南進研 乳幼児教育「くぼたのうけん」や認証保育所を運営。 JASDAQ 290 26 1.0 4829 日本エンタ 妊活サポートアプリなどを展開。 東証1部 289 117 54.4 6049 イトクロ 幼児教室検索サイト「幼児教育なび」を運営。 マザーズ 1,985 225 113.4 6062 チャームケア 訪問介護やデイサービスなど展開。 JASDAQ 1,460 24 4.3 6065 サクセスHD 保育所運営受託事業などを展開する。 東証1部 1,409 74 7.1 7545 西松屋チェ ベビー服の大手企業。 東証1部 1,117 777 329.8 7552 ハピネット 玩具の卸売りなどを手掛ける。 東証1部 1,278 307 101.9 7817 パラベッド 介護用ベッドで高いシェアを誇る。 東証1部 4,110 1,269 267.3 7865 ピープル 乳幼児向けの玩具などを手掛ける。 JASDAQ 2,492 111 71.2 7956 ピジョン ベビー用品の国内最大手。 東証1部 3,480 4,234 3296.1 8113 ユニチャーム 子供用紙おむつの大手。 東証1部 2,642 16,402 8074.2 8850 スターツ 認可保育園を首都圏で複数展開する。 東証1部 2,048 1,106 175.8 9006 京 急 京急沿線で保育園などを展開。 東証1部 1,012 5,581 950.1 9438 エムティーアイ 女性の妊娠・出産・育児までをサポートする情報サイト。 東証1部 747 450 325.5 9470 学研HD 幼稚園・保護者・幼児向けに教育関連サービスを展開。 東証1部 254 269 27.0 9783 ベネッセHD 子供向け通信教育のほか、保育所運営も。 東証1部 3,155 3,232 1286.3 9792 ニチイ学館 保育サービスのほか家事支援サービスも展開。 東証1部 806 589 279.0 出所:フィスコ作成 19 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 カテゴリー考察 スクリーニング分析 売り込まれた中小型株の修正リバウンドに期待 ■需給良好でリスク取りやすく 日経平均は節目の 2 万円が射程に入るなど、リバウンド基調が強まってきている。また、郵政グループ 3 社の好スタートにより、 個人の需給は良好。一方で 5 月以降のもち合いから、8 月以降の調整局面において、多くの投資家は利益確定を進め、キャッシュ ポジションを高めていたとみられている。日経平均は 3 ヶ月ぶりの水準を回復してきたが、依然として投資余力は大きいであろう。 世界的なテロの影響が重石になる可能性があるものの、消去法的にみれば日本に資金が入りやすい状況とも取れる。そのため物色 意欲は次第に高まりやすいなか、相対的に出遅れている銘柄へのリスクも取りやすくなろう。 そこで売られ過ぎ銘柄の修正リバウンドを想定。 (1)時価総額 5000 億円以下、 (2)25 日移動平均値、13 週平均値を突破、 (3) 売買代金の 25 日平均を 5 日平均が上回る、 (4)有配予想、 (5)年初来高値からの下落率が 30%以上、の銘柄を挙げている。 シュッピン<3179>は売上高の伸び鈍化が、インバウンド需要の一巡などへの見方ともなり、大きく調整していた。ただ、先週後 半辺りから見直す動きもみられており、短期筋の関心も集まりそうである。 ■売り込まれた中小型株 コード 3179 3187 8543 5453 6626 7844 3625 6778 3104 2497 4310 1606 6425 8285 8123 6138 8789 8742 4548 6390 9353 7162 6895 8929 6333 5941 4829 4845 3186 3791 5856 3851 3816 8226 5816 8101 6433 2158 5162 銘柄 シュッピン サンワカンパニー みなと銀行 東洋鋼鈑 SEMITEC マーベラス テックファームホールディングス アルチザネットワークス 富士紡ホールディングス ユナイテッド ドリームインキュベータ 日本海洋掘削 ユニバーサルエンターテインメント 三谷産業 川辺 ダイジェット工業 フィンテック グローバル 小林洋行 生化学工業 加藤製作所 櫻島埠頭 アストマックス ダイヤモンド電機 青山財産ネットワークス 帝国電機製作所 中西製作所 日本エンタープライズ フュージョンパートナー ネクステージ IGポート 東理ホールディングス 日本一ソフトウェア 大和コンピューター 理経 オーナンバ GSIクレオス ヒーハイスト精工 UBIC 朝日ラバー 市場 マザーズ マザーズ 東証1部 東証1部 JASDAQ 東証1部 JASDAQ 東証2部 東証1部 マザーズ 東証1部 東証1部 JASDAQ 東証1部 JASDAQ 東証1部 マザーズ 東証1部 東証1部 東証1部 東証2部 JASDAQ 東証2部 東証2部 東証1部 東証2部 東証1部 東証1部 東証1部 JASDAQ 東証2部 JASDAQ JASDAQ 東証2部 東証2部 東証1部 JASDAQ マザーズ JASDAQ 11/20 株価 (円) 1,195.0 428.0 212.0 416.0 1,403.0 1,103.0 1,413.0 651.0 223.0 1,412.0 2,083.0 2,849.0 2,335.0 404.0 173.0 180.0 138.0 273.0 1,647.0 583.0 163.0 313.0 515.0 613.0 868.0 690.0 289.0 589.0 854.0 929.0 95.0 595.0 1,723.0 199.0 402.0 123.0 207.0 799.0 877.0 時価総額 (億円) 143 68 871 419 40 591 95 62 261 334 210 513 1,873 227 32 54 223 28 965 342 25 41 47 72 177 44 117 88 87 47 89 30 35 31 50 80 13 284 41 移動平均線乖離率(%) 売買代金(10万円) 25日 13週 26週 5日平均 25日平均 16.38 17.55 2.56 6.06 3.97 8.91 16.08 1.81 1.04 2.89 0.58 5.53 3.17 3.69 0.58 1.86 9.69 2.28 3.40 7.28 4.75 5.31 3.95 6.62 1.37 4.99 9.18 9.37 2.74 8.80 1.27 12.98 4.91 6.07 2.81 4.50 6.64 1.70 8.55 1.27 12.15 0.47 2.03 1.27 9.28 14.02 2.16 0.22 1.98 2.19 4.35 4.51 4.12 3.40 4.16 8.40 4.11 6.01 9.73 5.43 3.74 6.40 10.25 6.16 5.66 8.97 12.87 2.49 7.79 4.85 16.18 2.12 6.98 4.60 7.23 11.89 7.49 6.23 -21.20 -18.69 -18.46 -14.63 -13.20 -11.62 -11.14 -10.85 -9.53 -9.16 -8.35 -8.15 -7.86 -7.57 -7.13 -7.12 -7.07 -6.82 -6.77 -6.40 -5.78 -5.77 -4.94 -4.48 -4.48 -3.88 -3.69 -3.67 -3.55 -3.45 -3.35 -2.95 -2.57 -2.16 -2.14 -2.07 -1.98 -1.72 -1.26 3,125 1,735 762 1,706 101 17,157 1,033 79 1,384 3,528 5,422 1,720 2,057 103 92 62 3,711 24 4,463 2,273 46 354 59 164 509 30 2,103 438 428 83 433 174 883 1,108 78 185 128 10,294 1,753 1,440 614 762 1,701 78 9,497 612 64 1,321 2,983 1,589 1,274 1,276 102 49 32 1,791 24 3,298 1,847 36 101 51 106 461 25 544 396 262 53 253 88 395 605 73 185 56 7,194 415 5日/25日 (倍) 年初来 高値 (円) 2.17 2.83 1.00 1.00 1.29 1.81 1.69 1.24 1.05 1.18 3.41 1.35 1.61 1.01 1.88 1.91 2.07 1.03 1.35 1.23 1.27 3.50 1.17 1.54 1.11 1.22 3.87 1.11 1.63 1.56 1.71 1.97 2.24 1.83 1.07 1.00 2.28 1.43 4.22 2,149.0 802.0 328.0 641.0 2,611.0 1,886.0 2,612.0 1,059.0 344.0 2,441.0 3,030.0 4,570.0 3,450.0 728.0 312.0 258.0 263.0 403.0 2,396.0 998.0 258.0 494.0 812.0 939.0 1,328.0 1,030.0 433.0 1,050.0 1,300.0 1,470.0 146.0 1,570.0 5,100.0 347.0 600.0 180.0 302.0 1,262.0 1,934.0 高値から 配当 の 利回り 下落率 (%) (%) -44.39 0.58 -46.63 0.93 -35.37 2.35 -35.10 2.64 -46.27 1.42 -41.52 2.71 -45.90 0.21 -38.53 1.53 -35.17 2.69 -42.15 0.84 -31.25 1.53 -37.66 0.87 -32.32 1.07 -44.51 1.48 -44.55 2.89 -30.23 1.66 -47.53 0.43 -32.26 0.91 -31.26 1.57 -41.58 3.25 -36.82 0.61 -36.64 3.76 -36.58 2.91 -34.72 2.44 -34.64 1.61 -33.01 2.17 -33.26 1.03 -43.90 2.37 -34.31 0.7 -36.80 0.21 -34.93 2.63 -62.10 0.33 -66.22 1.27 -42.65 1.5 -33.00 2.48 -31.67 1.62 -31.46 0.48 -36.69 0.37 -54.65 1.48 出所:FISCO アプリなどのデータを元にフィスコ作成 20 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 カテゴリー考察 先週の話題レポート 米利上げを見越した物色展開に---大和 ■FOMC に向けて米 10 年国債利回りの方向を注視 大和証券では FOMC に向けて米 10 年国債利回りの方向を注視。FOMC で利上げとなれば、米 10 年国債利回りは上昇となることが 想定されるため。過去 5 年の米 10 年国債利回りと東証 33 業種の相関係数をみると、米 10 年国債利回り上昇時には、保険業や証 券業、銀行業の金融株や、円安進行から電気機器、機械、輸送用機器、景気敏感として非鉄金属、鉄鋼、鉱業、石油石炭、ガラス 土石などで株価上昇傾向がみられたとしている。米 10 年国債利回りの方向から感応度の高い銘柄、低い 25 銘柄を挙げている。 ■米 10 年国債利回り感応度の高い 25 銘柄、低い 25 銘柄(TOPIX500) コード 8750 6103 3436 6758 7261 6361 6474 8795 6472 6471 6752 6753 6724 5411 5706 6857 6473 5711 6841 6762 8729 6506 5406 6141 4751 銘柄名 第一生命 オークマ SUMCO ソニー マツダ 荏原 不二越 T&D NTN 日精工 パナソニック シャープ エプソン JFE 三井金 アドテスト ジェイテクト 三菱マ 横河電 TDK ソニーFH 安川電 神戸鋼 DMG森精機 サイバー 業種名 保険業 機械 金属製品 電気機器 輸送用機器 機械 機械 保険業 機械 機械 電気機器 電気機器 電気機器 鉄鋼 非鉄金属 電気機器 機械 非鉄金属 電気機器 電気機器 保険業 電気機器 鉄鋼 機械 サービス業 株価 11月19日 (円) 2,255 1,007 1,365 3,297 2,532 591 596 1,799 559 1,441 1,422 126 1,884 1,969 231 1,110 2,211 431 1,460 8,880 2,228 1,630 146 1,578 4,895 時価総額 11月19日 (億円) 26,719 1,614 4,003 41,581 15,134 2,747 1,474 11,671 2,973 7,802 32,991 2,130 6,740 11,357 1,319 1,938 7,583 5,647 3,894 11,196 9,692 4,327 5,292 1,982 3,073 米10年債 感応度 過去60ヵ月 コード 銘柄名 0.675 0.650 0.645 0.617 0.564 0.554 0.553 0.550 0.546 0.535 0.532 0.527 0.522 0.512 0.506 0.503 0.491 0.474 0.464 0.449 0.445 0.430 0.424 0.419 0.416 2413 8219 9006 9008 7550 4681 2181 8113 2897 2206 9007 2801 4661 9062 4151 2002 9005 4523 9533 9987 4967 9507 2264 2871 4044 エムスリー 青山商 京急 京王 ゼンショHD リゾートトラ テンプHD ユニチャーム 日清食HD グリコ 小田急 キッコマン OLC 日通 協和キリン 日清粉G 東急 エーザイ 邦ガス スズケン 小林製薬 四国電 森永乳 ニチレイ セ硝子 業種名 サービス業 小売業 陸運業 陸運業 小売業 サービス業 サービス業 化学 食料品 食料品 陸運業 食料品 サービス業 陸運業 医薬品 食料品 陸運業 医薬品 電気・ガス業 卸売業 化学 電気・ガス業 食料品 食料品 化学 株価 11月19日 (円) 2,626 4,650 1,010 1,011 1,472 3,215 1,877 2,621 6,470 6,200 1,213 4,110 7,340 578 2,142 1,975 984 7,742 766 4,925 9,690 1,877 559 851 606 時価総額 11月19日 (億円) 8,497 2,535 5,563 6,173 2,187 3,417 4,398 15,659 7,133 4,066 8,746 8,027 24,525 5,789 11,722 5,955 12,076 22,130 4,146 4,882 3,968 3,866 1,381 2,432 1,251 米10年債 感応度 過去60ヵ月 -0.247 -0.173 -0.159 -0.139 -0.133 -0.129 -0.116 -0.109 -0.108 -0.108 -0.092 -0.090 -0.087 -0.086 -0.080 -0.080 -0.079 -0.070 -0.065 -0.065 -0.065 -0.064 -0.062 -0.059 -0.059 出所:大和証券。 21 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 カテゴリー考察-信用需給動向 Market Data 4 ヶ月ぶりの水準に取り組みが改善 信用残高 金額ベース 単位:百万円 13 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、金額ベースで 買い残高が 85 億円増の 3 兆 1144 億円、売り残高が 202 億円増の 6817 億円だった。買い残高が 3 週連続増加、売 り残高は 6 週連続で増加した。売り残高の 6 週連続増加 は、1 月 23 日から 3 月 6 日時点の 7 週連続以来となる。 信用倍率 (買い残高÷売り残高) は前週の4.68倍から4.57 倍に低下しており、7 月 17 日時点の 4.30 倍以来の水準に 取り組みが改善している。 この週(9-13 日)の日経平均株価は、前週末比 331.31 円高の 19596.91 円だった。前週末の予想を上回る米雇用 統計の結果を受けた NY 株高を好感。また、郵政グループ 3 社の好調のほか、週末に決算を控えていたメガバンクに 信用倍率(倍) 買い戻しと見られる流れが強まったことなどがセンチメ ントを明るくさせていた 個別ではオリンパス<7733>の信用倍率が 4.68 倍から 1.08 倍へ取り組みに厚みが増している。4-9 月期の大幅 増益が好感されてストップ高を交えての上昇となるな か、買い方の利益確定に対して、反動安を狙った新規売 りが積み上がった。コロプラ<3668>は 4.05 倍から 1.32 倍に大きく改善。決算評価のほか、MSCI 定期入替えを控 え売り方の買戻しも。予想通り除外となったが、新規売 りが積み上がるなか、その後も下げ難い需給状況。 取組みが改善した銘柄 コード 市場 銘柄 7733 東証1部 オリンパス 1812 東証1部 鹿 島 3668 8802 11/20終値 (円) 信用買残 (11/13:株) 信用売残 信用倍率 (11/13:株) (11/13:倍) 信用買残 (11/6:株) 信用売残 (11/6:株) 信用倍率 (11/6:倍) 4,945.0 436,200 404,700 1.08 805,600 172,100 4.68 709.0 4,850,000 1,931,000 2.51 6,630,000 701,000 9.46 東証1部 コロプラ 2,560.0 1,983,900 1,501,300 1.32 2,804,700 692,700 4.05 東証1部 菱地所 2,654.5 1,661,000 610,000 2.72 2,090,000 298,000 7.01 2897 東証1部 日清食HD 3349 東証1部 コスモス薬品 6,580.0 50,800 225,700 0.23 57,000 99,600 0.57 17,410.0 22,000 78,600 0.28 44,800 68,800 0.65 7735 東証1部 スクリン 878.0 1,827,000 1,282,000 1.43 2,778,000 865,000 3.21 6728 東証1部 アルバック 3,000.0 137,400 395,400 0.35 89,200 114,100 0.78 6367 東証1部 ダイキン 8,880.0 830,500 366,700 2.26 1,134,000 226,100 5.02 4321 東証1部 ケネディクス 497.0 29,256,000 3,041,000 9.62 34,528,900 1,716,800 20.11 6740 東証1部 JDI 406.0 12,871,900 3,600,700 3.57 13,986,100 1,889,900 7.40 3436 東証1部 SUMCO 1,382.0 3,945,500 764,200 5.16 5,186,500 505,100 10.27 1803 東証1部 清水建 1,062.0 4,428,000 1,609,000 2.75 5,996,000 1,099,000 5.46 1802 東証1部 大林組 1,123.0 2,077,000 1,014,000 2.05 3,080,000 759,000 4.06 1925 東証1部 大和ハウス 3,480.0 375,200 311,200 1.21 496,400 209,000 2.38 22 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 連載コラム 同時多発テロ後の欧州市場に不気味な静けさ パリ同時多発テロが 11 月 13 日夜(現地時間)に発生してか ら 1 週間が経とうとしている。欧米諸国と過激派組織「イスラム 国」の戦闘状態がエスカレートし、進化した武器や兵器を使っ た新たな殺し合いの歴史にステージが移った。週明け 16 日以 降の欧州金融市場には、今後の「負の連鎖」を予感させる不 気味な静けさに包まれた。 価がプラス圏を維持して取引を終えたことから、テロの影響は 総じて「限定的」と市場には判断された。だが、フランス軍がシ リア国内にある「イスラム国」の拠点を空爆したことで原油価 格が上昇。これを背景にエネルギー株が買われ、パリ同時多 発攻撃を受けた旅行関連の下げを相殺したのであり、テロの 影響はすでに出始めている。「限定的」であろうはずがない。 2001年 9 月 11 日に米ニューヨークで起きた同時多発テロの 際は、株式市場が休場となり、ドル・円は 122 円台から 116 円 台まで一気に 6 円程度下落した。これに比べると、11 月 16 日 からの欧州市場は、取引量も値動きも、平常通りだった。今回 の場合はテロ発生から取引まで週末を挟み、消化する時間が あったからかもしれない。実際、テロ発生がメディアを通じて 世界に伝わった時間は、パリが 13 日 23 時ごろだとすると、ニ ューヨークは同日17時ごろ。外為市場も取引を終えていたこと から反応しなかったのだろう。チャートからも、相場に影響を 与えた形跡はみられない。 その後もドイツのハノーバーでテロの可能性があるとしてサ ッカーの親善試合が中止されたほか、米国発パリ行きのエー ルフランス機 2 便が、爆破予告を受け目的地を変更。さらに、 フランス警察がパリ郊外サンドニで実施した対テロ作戦で銃 撃戦が起きた。その後も新たなテロにつながりかねない複数 の事件が発生するなど緊張感がさらに高まっている。今後発 表されるユーロ圏の経済指標には消費や投資の手控えなど が顕著に反映されるだろう。欧州中銀は12月の金融政策理事 会で金融緩和方針をさらに強化するとの見方が広がってい る。 しかし、今回のパリでのテロは、1 月 7 日の週刊誌襲撃をは じめ今年に入って発生した 5 回のテロ事件と比べ、より広範囲 で大きな被害をもたらした。事件を首謀したとみられる「イスラ ム国」はフランスでのテロ攻撃をなおも続けると宣告してお り、欧州地域全体に不穏なムードが強まったため、16 日の欧 米市場では株、債券、通貨が売られるトリプル安が見込まれ ていた。 パリでのテロ事件の後、短期的な影響による売り買いが一 巡したもようだが、ユーロ売りのトレンドはこれから本格的に 始まるのかもしれない。ある邦銀関係者は「欧州内でテロが 今後も続く可能性があることを考慮すると、リスク回避のユー ロ買いといったこれまでの資金の流れが変わる可能性があ る」と述べている。ユーロ・ドルは今年 3 月に付けた年初来安 値 1.0458 ドルが短期的に視野に入り、1 ユーロ=1ドルを下回 る「パリティ」割れは必定だ。テロの脅威にさらされて行き場を 失う欧米のマネーは、アジア、特に中国ぐらいしか向かう先が 思いつかない。 実際には、ユーロは避難通貨としてむしろ買い戻され、この 日はプラス圏で引けた。結局、16 日の欧州株式市場では、株 23 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 1 2 3 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 スケジュール レーティング 投資主体別売買動向 資料編 今週のMarket Data 経済カレンダー 2-4 決算カレンダー 5 格上げ・買い推奨 6 格下げ・売り推奨 7 総括コメント 8 市場別データ 9 4 新規上場銘柄 結果とスケジュール 5 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証 1 部) 12 雲下抜け銘柄(東証 1 部) 13 1 10-11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 経済カレンダー - 1 Market Data 11 月 23 日~11 月 29 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 時間 11月23日 月 17:30 独・製造業PMI(11月) 17:30 独・サービス業PMI(11月) 17:30 独・総合PMI(11月) 内容 18:00 欧・ユーロ圏製造業PMI速報値(11月) 18:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI速報値(11月) 18:00 欧・ユーロ圏総合PMI速報値(11月) 19:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月22日まで1カ月間) 19:25 ブ・週次景気動向調査 24:00 米・中古住宅販売件数(10月) 株式市場は祝日のため休場(勤労感謝の日) 欧・ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル) 11月24日 火 14:00 全国スーパー売上高(10月) 14:00 パソコン出荷(10月) 16:00 東証住宅価格 16:00 独・GDP改定値(7-9月) 18:00 独・IFO企業景況感指数(11月) 18:30 南ア・GDP(7-9月) 20:00 ブ・全国失業率(9月) 21:00 トルコ中央銀行が政策金利発表 22:30 米・GDP改定値(7-9月) 23:00 米・S&P/ケース・シラー総合-20住宅価格指数(9月) 24:00 米・消費者信頼感指数(11月) 米・オランド仏大統領がオバマ大統領と会談 米・決算発表 ヒューレット・パッカード、ティファニー、アナログ・デバイセズ 11月25日 水 08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(10月30日分) 08:50 企業向けサービス価格指数(10月) 08:50 国内銀行の資産・負債等(銀行勘定)(9月末、日本銀行) 08:50 貸出約定平均金利(9月、日本銀行) 09:00 亜・シンガポールGDP改定値(7-9月) 10:00 白井日銀審議委員が講演、13:30から記者会見 10:00 営業毎旬報告(11月20日現在、日本銀行) 17:00 日本銀行が保有する国債の銘柄別残高 17:00 日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額 19:00 ブ・FGV建設コスト(11月) 19:00 ブ・FGV消費者信頼感(11月) 20:00 ブ・PPI製造業(10月) 21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週) 22:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 22:30 米・個人所得(10月) 22:30 米・個人消費支出(10月) 22:30 米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(10月) 22:30 米・耐久財受注(10月) 23:00 米・FHFA住宅価格指数(9月) 23:45 米・消費者信頼感(先週) 24:00 米・新築住宅販売件数(10月) 24:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数確定値(11月) 月例経済報告に関する関係閣僚会議、終了後に「月例経済報告」(11月) ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表(26日までに) 印・株式市場は祝日のため休場 2 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 経済カレンダー - 2 Market Data 11 月 23 日~11 月 29 日 ※全て日本時間で表示 日付 曜日 時間 11月26日 木 06:45 内容 NZ・貿易収支(10月) 16:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月22日まで1カ月間) 17:00 欧・スペインGDP改定値(7-9月) 18:00 欧・ユーロ圏マネーサプライ(10月) 21:30 ブ・経常収支(10月) 21:30 ブ・海外直接投資(10月) 米・株式市場は祝日のため休場(感謝祭) 露・オランド仏大統領がプーチン露大統領と会談 亜・フィリピンGDP(7-9月) 11月27日 金 08:30 消費者物価コア指数(10月) 08:30 有効求人倍率(10月) 08:30 失業率(09月) 08:30 家計調査(10月) 08:50 対外対内証券売買(先週) 08:50 製造業部門別投入・産出物価指数(10月、日本銀行) 10:30 中・工業利益(10月) 18:00 亜・台湾GDP改定値(7-9月) 18:30 英・GDP改定値(7-9月) 19:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-M)(11月) 19:00 欧・ユーロ圏景況感指数(11月) 19:00 欧・ギリシャGDP改定値(7-9月) 21:30 ブ・融資残高(10月) ネオジャパンが東証マザーズに新規上場(公開価格:2900円) 米・感謝祭翌日「ブラックフライデー」 米・株式市場と債券市場は短縮取引 11月29日 日 安倍首相がCOP21に出席するためフランスへ出発 3 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 スケジュール 日米主要経済指標のポイント ■(米)10 月中古住宅販売件数 23 日(月)日本時間 24 日午前 0 時発表予定 (予想は、540 万戸) 参考となる 9 月実績は前月比+4.7%、年率換算で 555 万戸。販売状況は好調で市場予想を上回った。10 月については販売価格の中間値が上昇していることから、一部で買い控えが予想されており、9 月実績をやや下回る可能性が高 いとみられる。 -------------------------------------------------------------------■(米)7-9 月期国内総生産改定値 24 日(火)午後 10 時 30 分発表予定 (予想は前期比年率+2.0%) 速報値は+1.5%だったが、最終需要の堅調な伸びを考慮して、改定値は上方修正される可能性が ある。速報値では在庫投資の減少などが成長率を押し下げた。改定値では在庫投資が多少修正される可能性があり、全体の伸び に多少寄与するものとみられる。 -------------------------------------------------------------------■(米)10 月耐久財受注 25 日(水)午後 10 時 30 分発表予定 (予想は、前月比+1.5%) 参考となる 9 月実績は前月比-1.2%。輸送機器が 2.9%減少し、全体の受注水準を押し下げた。10 月については、民間航空機の受注増加の可能性があることから、全体の受注水準は増加する見込み。市場予想は妥当な水準か。 -------------------------------------------------------------------■(日)10 月全国消費者物価コア指数 27 日(金)午前 8 時 30 分発表予定 (予想は、前年比-0.1%) 参考となる 9 月実績は前年同月比-0.1%で 2 カ月連続の下落となった。物価下落は原油安の影響に よるもの。10 月についてはエネルギー価格の弱含みが続いていることから、小幅な物価下落が予想される。 -------------------------------------------------------------------- 4 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 決算カレンダー Market Data ※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。 日付 11月24日 11月24日 11月24日 11月24日 11月25日 11月25日 11月26日 11月26日 11月26日 11月26日 11月27日 11月27日 11月27日 11月27日 コード 2391 2590 7488 7590 4699 8057 3031 3329 7959 9627 2353 3816 6040 8068 銘柄 プラネット ダイドドリ ヤガミ タカショー ウチダエスコ 内田洋 ラクーン 東和フード オリバー アインホールディングス 日駐 大和コン 日本スキー 菱洋エレク 上場部名 ジャスダックS 東証1部 名証2部 ジャスダックS ジャスダックS 東証1部 マザーズ ジャスダックS 名証2部 東証1部 東証1部 ジャスダックS マザーズ 東証1部 時刻 日付 コード 銘柄 5 上場部名 時刻 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 レーティング 格上げ・買い推奨 格上げ・買い推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 証券会社 11月16日 CS コード 社名 レーティング 目標株価(円) 5214 日電硝 NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ いちよし 1414 ショーボンド B→A格上げ 岩井コスモ 2269 明治HD B+新規 三菱UFJ 1802 大林組 NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ モルガン 5020 JX OVERWEIGHT新規 2309 シミックHD C→B格上げ - 7618 PCDEPOT B→A格上げ - 11月17日 いちよし 610→830 1050→1400 560 岩井コスモ 2815 アリアケ B+新規 ゴールドマン 7261 マツダ 買い→強い買い格上げ シティ 8630 NKSJHD 1新規 三菱UFJ 1925 大和ハウス NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ 9003 相鉄HD HOLD→BUY格上げ 岡三 9468 カドカワドワ 中立→強気格上げ 野村 5803 フジクラ NEUTRAL→BUY格上げ 590→790 6367 ダイキン NEUTRAL→BUY格上げ 8200→10000 1840→1890 11月18日 CS 3000→3300 5030 3330→4100 870→910 2000 5486 日立金 NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ 3034 クオール B+新規 11月19日 シティ 6869 シスメックス 2→1格上げ 8400→9200 ドイツ 6481 THK HOLD→BUY格上げ 2250→2750 三菱UFJ 1860 戸田建 UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ 岩井コスモ 6 - 530→750 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 レーティング 格下げ・売り推奨 格下げ・売り推奨 ※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。 日付 証券会社 11月16日 三菱UFJ 11月17日 ゴールドマン 三菱UFJ コード 社名 レーティング DENA OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 3000→1700 9065 山九 OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 696→687 5110 住友ゴム 買い→中立格下げ 6767 ミツミ OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ メリルリンチ 6502 東芝 UNDERPERFORM新規 岡三 6502 東芝 中立→弱気格下げ 2752 フジオフード A→B格下げ 11月18日 いちよし 目標株価(円) 2432 1950 860→660 240 - 東海東京 3911 Aiming OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ 1000 11月19日 三菱UFJ 1824 前田建 NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ 970→680 モルガン 9005 東急 OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ 1000→1100 5332 TOTO NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ 3800→3900 JPモルガン 2801 キッコーマン OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ 岩井コスモ 5726 大阪チタ B+→B-格下げ - 7609 ダイトエレク A→B+格下げ - 11月20日 CS - 大和 4503 アステラス薬 2→3格下げ 2000→1700 モルガン 4581 大正薬HD EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ 8000→7100 7 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 -1000 8 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 2015/11/9 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 事業法人 2015/10/13 2015/11/9 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 2015/10/13 信託銀 2015/10/5 2015/9/28 2015/9/24 2015/11/9 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 2015/10/13 2015/10/5 2015/9/28 2015/9/24 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 2015/8/17 2015/8/10 2015/8/3 2015/7/27 2015/7/21 外国人 2015/10/5 2015/9/28 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 2015/8/17 2015/8/10 2015/8/3 2015/7/27 2015/7/21 2015/7/13 2015/7/6 2015/6/29 2015/6/22 2015/6/15 2015/6/8 2015/6/1 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 2015/9/24 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 -500 2015/8/17 0 2015/8/10 500 2015/8/3 単位:億円 2015/7/27 -300 2015/7/21 -250 2015/7/13 -200 2015/7/13 -100 2015/7/6 1000 2015/7/6 -50 2015/6/29 1500 0 2015/6/22 2000 50 2015/6/29 2500 100 2015/6/15 150 2015/6/22 3000 2015/6/8 200 2015/6/15 単位:億円 2015/5/25 -6000 2015/6/1 -2000 2015/5/25 2000 2015/6/8 単位:億円 2015/6/1 2015/11/9 2015/11/2 2015/10/26 2015/10/19 2015/9/28 2015/10/5 2015/10/13 2015/10/19 2015/10/26 2015/11/2 2015/11/9 6000 2015/5/25 2015/11/9 2015/11/2 2015/10/26 投信 2015/10/13 生・損保 2015/10/19 2015/10/5 2015/9/28 2015/9/24 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 2015/8/3 2015/8/10 2015/8/17 2015/8/24 2015/8/31 2015/9/7 2015/9/14 2015/9/24 2015/6/8 2015/6/15 2015/6/22 2015/6/29 2015/7/6 2015/7/13 2015/7/21 2015/7/27 2015/5/25 2015/6/1 個人 2015/10/13 2015/10/5 2015/9/28 2015/9/24 2015/9/14 2015/9/7 2015/8/31 2015/8/24 2015/8/17 2015/8/10 2015/8/3 2015/7/27 2015/7/21 2015/7/13 2015/7/6 2015/6/29 2015/6/22 2015/6/15 2015/6/8 2015/6/1 2015/5/25 展望 2015/8/17 2015/8/10 2015/8/3 2015/7/27 2015/7/21 2015/7/13 2015/7/6 2015/6/29 2015/6/22 2015/6/15 2015/6/8 2015/6/1 2015/5/25 週刊相場観測誌 Market 投資主体別売買動向 - 1 総括コメント 外国人投資家は総合で買い越し継続 し継続となった。また、個人投資家は 3809 億円と売り越し継続となった。 11 月第 2 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 7528 億円と買い越し継続となった。現物についても買い越 その他、事法は 71 億円と買い越しに転じた。投信は 1655 億円、生・損保は 288 億円、信託は 2285 億円と売り越し継続となっ た。都地銀は 156 億円と売り越しに転じた。自己は現物、225 先物買いの、TOPIX 先物売りで 900 億円と買い越し継続となった。 この週の裁定残は、ネットベースで 3102 億円増加の 2 兆 8663 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 1.72%の上昇へ。 6000 単位:億円 4000 4000 2000 -2000 0 0 -4000 -6000 -4000 -10000 -8000 -12000 単位:億円 500 -150 -500 0 -1000 -1500 -2000 -2500 6000 単位:億円 2000 1500 5000 1000 4000 3000 2000 1000 0 -1000 株式会社フィスコ 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 投資主体別売買動向 - 2 市場別データ 単位:億円 日付 現 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 15/08/03 1,660 ▲2,503 2,672 ▲736 315 ▲29 ▲79 ▲939 15/08/10 207 808 ▲3,179 109 941 20 ▲8 1,097 15/08/17 ▲1,449 3,270 ▲4,005 ▲6 1,671 53 76 ▲89 15/08/24 ▲4,323 4,277 ▲7,070 1,487 1,835 143 ▲8 2,631 15/08/31 ▲3,219 3,378 ▲4,817 312 827 42 41 2,553 15/09/07 8,037 ▲1,274 ▲10,348 735 906 ▲56 ▲89 2,023 15/09/14 591 935 ▲7,858 238 5,314 ▲71 ▲106 530 15/09/24 ▲1,998 1,585 ▲760 484 ▲0 8 48 164 15/09/28 ▲1,838 ▲441 ▲1,989 757 660 ▲25 ▲131 2,413 15/10/05 ▲252 ▲3,309 2,103 85 333 ▲151 ▲113 1,497 15/10/13 249 ▲620 ▲267 4 204 ▲14 ▲70 617 15/10/19 806 ▲3,888 1,882 ▲377 127 ▲176 ▲100 2,080 15/10/26 1,843 ▲1,261 912 ▲270 260 ▲144 ▲145 ▲1,192 15/11/02 1,928 ▲1,361 1,319 ▲116 ▲345 ▲125 ▲24 ▲1,386 15/11/09 3,119 ▲3,299 3,004 ▲637 88 ▲267 ▲28 ▲1,811 単位:億円 日付 T O P I X 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 15/08/03 ▲2,336 ▲8 2,206 ▲76 2 35 144 61 15/08/10 ▲672 ▲147 993 ▲50 5 48 ▲56 ▲48 15/08/17 1,402 17 ▲1,072 61 ▲26 ▲139 ▲40 ▲252 15/08/24 4,078 ▲83 ▲4,423 232 5 199 80 11 15/08/31 2,983 ▲17 ▲1,753 ▲492 ▲0 ▲24 ▲233 ▲445 15/09/07 957 109 ▲392 ▲660 ▲1 78 20 ▲173 15/09/14 ▲573 ▲3 736 15 ▲0 2 26 ▲220 15/09/24 2,823 ▲34 ▲3,069 ▲13 ▲2 ▲35 248 101 15/09/28 ▲937 ▲95 ▲2,211 377 ▲31 120 ▲1 2,802 15/10/05 ▲1,249 ▲37 812 211 8 72 10 315 15/10/13 156 ▲57 ▲82 ▲4 ▲36 ▲33 ▲146 131 15/10/19 ▲717 100 78 364 4 110 ▲206 275 15/10/26 ▲403 164 988 ▲186 39 ▲124 ▲43 ▲451 15/11/02 77 ▲48 ▲177 ▲62 19 ▲36 44 161 15/11/09 ▲2,329 29 2,348 ▲84 0 ▲21 199 ▲213 単位:億円 日付 日 経 平 均 先 物 自己 個人 外国人 投信 事業法人 生・損保 都地銀 信託銀 15/08/03 448 ▲329 4,048 ▲2,956 ▲30 ▲15 107 ▲1,145 15/08/10 1,930 144 ▲2,711 847 ▲4 ▲10 ▲58 ▲390 15/08/17 1,016 820 ▲5,175 2,374 147 0 ▲260 889 15/08/24 113 ▲500 ▲7,634 6,208 ▲104 ▲59 ▲329 2,548 15/08/31 ▲687 ▲392 3,760 ▲1,519 4 ▲58 ▲88 ▲971 15/09/07 ▲3,194 453 ▲735 1,445 ▲1 ▲10 726 1,203 15/09/14 273 ▲161 ▲497 472 ▲4 ▲2 ▲214 190 15/09/24 526 ▲65 ▲1,224 773 16 0 ▲209 319 15/09/28 853 186 ▲2,383 1,317 ▲5 ▲35 ▲54 196 15/10/05 2,152 ▲389 ▲1,664 543 4 ▲81 185 ▲893 15/10/13 825 108 ▲1,211 1,015 43 0 ▲148 ▲577 15/10/19 558 ▲152 409 20 ▲34 ▲55 ▲496 ▲329 15/10/26 ▲615 367 799 ▲1,270 ▲36 ▲33 693 ▲143 15/11/02 270 ▲286 748 ▲604 ▲20 ▲2 ▲4 326 15/11/09 110 ▲539 2,176 ▲934 ▲17 0 ▲327 ▲261 9 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market ※ 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 新規上場銘柄 結果とスケジュール データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。 証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。 銘柄名 あんしん保証 コード 市場 上場日 仮条件 (円) 公募株数 (株) 売出株数 (株) 公募価格 (円) 初値 (円) 7183 東M 11/19 1,320~1,460 110,000 130,000 1,460 11/19 645~695 231,600 168,400 695 3,102,900 34,275,400 1,555 110,000 143,000 2,900 5,730 主幹事 11/20終値 (円) SBI 4,730 事業内容: 家賃債務の保証事業 ロゼッタ 6182 東M - SMBC日興 - 事業内容: 自動翻訳サービス事業、翻訳、通訳事業、企業向け語学研修事業 6183 ベルシステム24ホールディングス 東1 11/20 1,500~1,720 1,478 SMBC日興、 MUMSS、みずほ 1,405 事業内容: 電話等を利用したコールセンター業務、治験支援業務等 ネオジャパン 3921 東M 11/27 2,710~2,900 - SMBC日興 - - 事業内容: ウェブ技術をベースとしたグループウェアである「desknet's NEO」とその関連製品・サービスの開発、販売等 インベスターズクラウド 1435 東M 12/3 1,730~1,870 420,000 670,000 - - SBI 150,000 350,000 - - SMBC日興 - - - みずほ - - - 野村 - - SBI - 事業内容: 土地情報の提供、デザインアパートの企画、施工、賃貸管理 鎌倉新書 6184 東M 12/4 920~1,000 事業内容: ポータルサイトを通じたライフエンディングサービスに係るマッチング事業及び書籍販売事業 ラクス 3923 東M 12/9 920~1,080 400,000 0 事業内容: 問合せメール共有・一元管理システム等のクラウド方式による開発・販売、IT エンジニアの派遣 ランドコンピュータ 3924 東2 12/11 1,710~1,760 323,500 100,000 事業内容: 各種コンピュータシステムに関するコンサルティング、企画、設計並びにソフトウェア販売及び運用、保守管理 ダブルスタンダード 3925 東M 12/15 - 200,000 475,000 - 事業内容: 企業向けビックデータの生成・提供、データ生成過程で培った技術を活用したサービス企画・システム開発 ツバキ・ナカシマ 6464 東1 12/16 - 0 19,264,700 - - 野村 - 12/17 - 50,000 773,000 - - みずほ - - 217,500 108,500 - - MUMSS - - 732,000 732,000 - - 野村 - 事業内容: 鋼球の製造・販売等 オープンドア 3926 東M 事業内容: 総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」等の運営 ミズホメディー 4595 JQ S 12/17 事業内容: 体外診断用医薬品の開発・製造・販売 フリュー 6238 事業内容: 東1 12/18 プリントシール機及びその関連製品の企画・開発・販売、インターネット上のコンテンツ・メディアの企画・運営・開発、クレーンゲーム景品の企画・ 販売、家庭用・スマートフォン向けゲームの企画・開発・運営 10 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 銘柄名 アートグリーン Vol. 144 Weekly 2015 11 24 コード 市場 上場日 仮条件 (円) 公募株数 (株) 売出株数 (株) 公募価格 (円) 初値 (円) 主幹事 11/20終値 (円) 3419 名C 12/18 - 200,000 0 - - HS - - 300,000 200,000 - - SMBC日興 - - 1,870,000 425,000 - - みずほ - - 600,000 254,000 - - 大和 - - 600,000 0 - - 大和 - 40,000 - - 野村 - 370,000 - - SBI - 事業内容: 種苗の輸入販売並びに生花の生産及び卸売 アークン 3927 東M 12/18 事業内容: 情報セキュリティ製品の開発・販売事業 ビジョン 9416 東M 12/21 事業内容: グローバルWiFi事業及び情報通信サービス事業 マイネット 3928 東M 12/21 事業内容: スマートフォン向けオンラインゲームの運営 ソネット・メディア・ネットワークス 6185 東M 12/22 事業内容: DSP「Logicad(ロジカド)」を中心とするマーケティングテクノロジー事業 プロパティエージェント 3464 JQ S 12/22 - 460,000 事業内容: 資産運用型不動産の開発、販売及び賃貸管理等不動産管理事業 ソーシャルワイヤー 3929 東M 12/24 - 170,000 事業内容: ニュースワイヤー事業(プレスリリース配信サービス、クリッピングサービス)、インキュベーション事業(レンタルオフィス運営) ケイアイスター不動産 3465 東2 12/24 - 1,050,000 1,050,000 - - 大和 - 事業内容: 分譲住宅、注文住宅、中古住宅、マンション販売、その他の総合不動産事業 一蔵(いちくら) 6186 東2 12/25 - 1,500,000 512,100 - - 野村 - - 150,000 130,000 - - 大和 - 事業内容: きものの販売・レンタル事業、結婚式場の運営等 グラフィコ 4930 東M 12/25 事業内容: 健康食品・化粧品・雑貨の企画製造販売 11 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 一目均衡表雲抜け銘柄 雲上抜け銘柄(東証1 部) 雲上抜け銘柄(東証1部) コード 終値 (円) 銘柄 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) コード 銘柄 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1867 植木組 280 259.75 267.5 2004 昭和産 494 482 2108 甜菜糖 205 202.25 196 2204 中村屋 494 492.75 425.5 474 2359 コア 872 862.5 858 2399 綜合臨床HD 513 492.75 490 2597 ユニカフェ 961 947.75 934.5 2612 かどや油 2730 2714.25 2704 2809 キユーピー 2988 2964.5 2588 2918 わらべや 2444 2435 2366.5 3153 八洲電機 590 586 544.5 3313 ブックオフ 926 904.5 872 3371 ソフトクリエH 955 942 906 3405 クラレ 1600 1568 1441.5 3880 大王紙 1235 1152.5 1099.5 3946 トーモク 290 285.75 287.5 4042 東ソー 687 662 578.5 4182 菱瓦斯化 643 642.75 628.5 4221 大倉工 368 358.25 366.5 4362 日本精化 943 935.75 829.5 4523 エーザイ 7777 7648.5 6910 4534 持田薬 7700 7432.5 7155 4626 太陽HD 4600 4593.75 4082.5 4633 サカタインクス 1277 1210.25 1156 4689 ヤフー 4951 エステー 5020 JX 5449 大阪製鐵 5930 文化シヤタ 6407 CKD 1181 6809 TOA 1276 1212.5 1193 6859 エスペック 1467 1260.75 1102.5 6914 オプテックス 2760 2484.5 2284 6915 千代インテ 2989 2886.75 2416.5 7267 ホンダ 4036 4009.5 3819.5 7313 TSテック 3370 3286.5 2971 7438 コンドーテック 793 789 759.5 7442 中山福 895 883.5 846 7591 エクセル 1825 1446.5 1773.5 7735 スクリン 878 854.5 721 8035 東エレク 7854 7730.25 7756 8065 佐藤商 806 800 752 8078 阪和興 8182 いなげや 8291 日産東HD 8355 8388 514 501.25 475.5 4722 フューチャー 1089 1071 1047.5 4989 イハラケミカル 726 704 630.5 1655 1588.75 1327.5 500 496.25 486.5 5218 オハラ 606 601.75 592 2231 2224.5 2050.5 5711 三菱マ 438 433 402 1067 1053.75 936.5 6136 OSG 2436 2365.75 2133 1177.25 1101 6463 TPR 3365 3292 2908 546 499.25 459.5 8103 明和産 452 447 441.5 1346 1338.75 1247.5 8233 高島屋 1144 1141 1047.5 323 322.75 314.5 8303 新生銀 239 236.75 226 静岡銀 1276 1235.75 1166.5 8377 ほくほく 275 272.25 242 阿波銀 725 707.25 664.5 8613 丸三証 1217 1193.75 1112 8818 京阪神ビ 707 689.5 639 9007 小田急 1215 1185 1125.5 9074 日石輸 250 247.25 240 9303 住友倉 673 669.25 614.5 9370 郵船ロジ 1492 1485.25 1300 9381 エーアイテイー 1131 1127 1035 9413 テレ東HD 2288 2285.75 2161 9675 常磐興 155 154 148.5 9735 セコム 8385 8117.25 7402.5 9810 日鉄住金物産 423 422.5 406 9842 アークランド 2754 2691 2560 9993 ヤマザワ 1750 1710 1668.5 12 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 週刊相場観測誌 Market 展望 Vol. 144 Weekly 2015 11 24 一目均衡表雲抜け銘柄 雲下抜け銘柄(東証1 部) 雲下抜け銘柄(東証1部) コード 終値 (円) 銘柄 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) コード 銘柄 終値 (円) 先行スパンA 先行スパンB (円) (円) 1954 日工営 479 482.75 483.5 2282 日ハム 2412 2690 2475.5 3109 シキボウ 122 124.75 133.5 3639 ボルテージ 1473 1508.75 1503 4228 積化成 4554 富士製薬 381 458.5 387.5 4512 わかもと 2146 2230.25 2175.5 4732 USS 5351 品川リフラ 269 299.5 272 6378 木村化 6472 NTN 564 651.75 583.5 6482 ユーシン精機 6507 シンフォニア 215 228.25 217.5 6941 山一電機 7215 ファルテック 1490 1607 1520 7226 極東開 7714 モリテックス 233 261 278.5 7775 大研医器 288 298 289 2002 2234.5 2015.5 478 544.75 526 2370 2565 2453.5 833 1031 850.5 1366 1381.5 1436.5 1061 1288.75 1094 7833 アイフィスジャ 507 564.25 507.5 7968 TASAKI 1917 2452.25 2034 8158 ソーダニッカ 504 540 514 8904 サンヨーナゴヤ 1144 1245 1156 9075 福山運 603 685.75 630.5 13 株式会社フィスコ 本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。 【ご投資にあたって】 本レポート記載の内容に従ってお取引される場合、店舗における国内の金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満を除 く)の場合は約定代金に対して最大1.134%(税込み)(ただし、約定代金の1.134%に相当する額が2,700円(税込み)に満たない 場合は2,700円(税込み))の委託手数料をご負担いただきます。 また、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者の信用状況(財 務・経営状況含む)の悪化等、それらに関する外部評価の変化等により損失が生じる恐れ(元本欠損リスク)があります。 なお、信用取引などを行う場合は、対象となる株式等または指標等の価格変動により損失の額がお客様の差し入れた委託保 証金などの額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があります。なお、商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商 品等の契約締結前交付書面やお客様向け資料をよくお読みください。 【免責事項】 ■ 本資料は株式会社フィスコ(以下「フィスコ社」という)独自の調査・判断に基づくものであり、ひろぎんウツミ屋証券株式会社によ る投資情報ではありません。そのためひろぎんウツミ屋証券は本資料の正確性、完全性について一切の責任を負うものではな く、また、本資料の情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切の責任を負いません。 ■ フィスコ社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありませ ん。また、掲載される情報はフィスコ社が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容及び情報の正確 性、完全性または適時性について、フィスコ社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。 ■ 本文、データなどに関しましては、著作権法などの法律、規制により知的所有権が保護されており、個人の方の本来目的以外で の使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除く)。 ■ 金融商品(投資信託・外貨預金・公共債等)は、価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。 ■ 商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、金融商品をお申込の際は、当該商品等の契約締結前交付書面もしくは投資 信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みください。 私たちはお役に立つ情報提供を常に考え、行動しています。 商 号 等:ひろぎんウツミ屋証券株式会社 金融商品取引業者 中国財務局長(金商)第20号 加入協会:日本証券業協会 本社 〒730-0032 広島市中区立町2-30 電話:082-245-5000(代) htt p://www.hirogin-utsumiya.co.jp 本 店営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ゆめタウン 広島市南区皆実町2-8-17 〒734-0007 広 島出 張所 ゆめタウン広島内 法 人営 業部 〒730-0032 広島市中区立町2-30 ℡:082-245-5000 三 次 支 店 〒728-0013 三次市十日市東1-2-48 ℡:0824-62-3121 ℡:082-252-8415 可 部 支 店 〒731-0221 広島市安佐北区可部5-13-12 ℡:082-815-2600 ℡:082-245-5035 五日市支店 〒731-5127 広島市佐伯区五日市7-4-33 ℡:082-922-0161 福 山 支 店 〒720-0808 福山市昭和町1-1 ℡:084-922-1321 東広島支店 〒739-0014 東広島市西条昭和町3-21 ℡:082-422-3621 ℡:086-222-1561 廿日市支店 〒738-0024 廿日市市新宮1-9-34 ℡:0829-31-6611 ℡:0847-45-8500 岩 国 支 店 〒740-0017 岩国市今津町1-9-26 ℡:0827-22-3161 投 資 相 談 岡山市北区磨屋町1-3 〒700-0826 ブース岡山 広島銀行 岡山支店内 府 中 支 店 〒726-0004 府中市府川町337-1 尾 道 支 店 〒722-0035 尾道市土堂1-11-17 ℡:0848-23-8121 徳 山 支 店 〒745-0015 周南市平和通2-33 ℡:0834-31-5350 因 島 支 店 〒722-2323 尾道市因島土生町塩浜1894-10 ℡:0845-22-2291 防 府 支 店 〒747-0801 防府市駅南町4-1 ℡:0835-22-2871 竹 原 支 店 〒725-0026 竹原市中央1-5-3 ℡:0846-22-2295 宇 部 支 店 〒755-0043 宇部市相生町3-15 ℡:0836-31-1105 三 原 支 店 〒723-0014 三原市城町1-5-12 ℡:0848-67-6681 萩 〒758-0027 萩市吉田町64-2 ℡:0838-25-2121 呉 ℡:0823-21-6401 浜 田 支 店 〒697-0024 浜田市黒川町4185 ℡:0855-22-1515 別 府 支 店 〒874-0935 別府市駅前町12-11 ℡:0977-21-3111 東 京 支 店 〒103-0025 中央区日本橋茅場町1-12-4 ℡:03-3668-7551 支 店 〒737-0046 呉市中通2-4-13 支 店 ネットセンター(インターネット取引) http://www.hirogin-utsumiya.co.jp コールセンター(コール取引) フリーコール:0120-506-084 資料作成:株式会社フィスコ ■本レポートに関するお問合せ■ 株式会社フィスコ 営業開発部 電話:03-5774-2463 E-mail:[email protected] 〒107-0062
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