2015年11月24日号

Weekly Market Research Report
2015年11月24日号
今週の
POINT
国内株式市場
米クリスマス商戦への思惑から節目の2万円を捉えるか
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
いちごグループホールディングス【 東証1部 2337 】ほか
テーマ別分析
育児・保育や介護関連銘柄には政策期待が高まる公算
話題のレポート
米利上げを見越した物色展開に――大和
スクリーニング分析
売り込まれた中小型株の修正リバウンドに期待
需給良好でリスク取りやすく
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週刊相場観測誌
Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
5
いちごグループホールディングス〈2337〉東証 1 部
9
ハウスドゥ〈3457〉東証マザーズ
10
テックファームホールディングス〈3625〉JASDAQ
11
ダイト〈4577〉東証 1 部
12
ハーモニック・ドライブ・システムズ〈6324〉JASDAQ
13
全国保証〈7164〉東証 1 部
14
プラッツ〈7813〉東証マザーズ
15
三信電気〈8150〉東証 1 部
16
ルネサスエレクトロニクス〈6723〉東証 1 部
17
住友不動産〈8830〉東証 1 部
17
シュッピン〈3179〉東証マザーズ
18
モブキャスト〈3664〉東証マザーズ
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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展望
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今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
米クリスマス商戦への思惑から節目の 2 万円を捉えるか
■日経平均は約 3 ヶ月ぶりに 19900 円台を回復
先週の日経平均は上昇。約 3 ヶ月ぶりに一時 19900 円台を回
■ブラックフライデー皮切りにクリスマス商戦スタート
その他、海外では 23 日に 10 月の米中古住宅販売件数、24
復し、節目の 2 万円大台に迫る局面をみせた。週初は波乱のス
日に 11 月の独 Ifo 景況感指数、25 日に 10 月の米耐久財受注、
タートとなった。フランスの首都パリ市内と郊外で 13 日夜、
10 月の米新築住宅販売件数が予定されている。国内では 25 日
同時多発的に銃撃や爆発が発生。欧州で頻発するテロに対する
に 11 月分の月例経済報告が公表される。景気の弱さが示され
地政学リスクへの警戒感が高まるなか、幅広い銘柄に売りが先
るようだと、12 月の追加緩和への思惑につながりそうだ。
行した。ただし、パリ同時多発テロの影響が警戒されていた週
また、26 日は米国市場が感謝祭の祝日で休場となる。27 日
明けの欧米市場が落ち着いた値動きだったことが安心感につ
は感謝祭翌日の「ブラックフライデー」となり、クリスマス商
ながると、その後はリバウンド基調が強まっている。
戦の始まりを告げる。感謝祭翌週の月曜日はサイバー・マンデ
ーと称され、オンラインショッピングにおけるホリデーシーズ
■12 月の米利上げを織り込む
ンの始まりとされている。個人消費へ関心が集まりやすく、好
調さが伝わるようだと株価の押し上げ要因になるだろう。感謝
注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、
祭が近づくにつれて海外勢の商いは細ると考えられるが、良好
12 月のFOMC までに利上げを行うことが大方の委員のコンセン
な需給状況のなか、主力大型株への物色から個人主体による中
サスであることが伝えられた。市場は米利上げ時期の不透明感
小型株への物色にシフトしやすい。
が和らいだとの見方となり、アク抜け的な流れに向かわせた。
さらに、日本銀行の金融政策決定会合では、金融政策の現状維
■TPP 関連政策大綱と一億総活躍社会の金融対策取りまとめ
持を決定。追加緩和が見送られたことで売り込まれる局面もみ
られたが、12 月の決定会合での追加緩和への思惑が根強いほ
さらに、国内については、政府は 21 日、TPP(環太平洋パー
か、7-9 月期 GDP の 2 四半期連続のマイナス成長から補正予算
トナーシップ協定)の大筋合意を受け、農林水産物と食品の輸
の上積みなどへの期待感もあり、底堅い相場展開だった。
出額を 1 兆円にすることなど具体的な数値目標や、コメや牛
肉・豚肉など農産物 5 項目の対策などを盛り込んだ、
「TPP 関
■節目の 2 万円突破を意識した相場展開
連政策大綱」の素案をまとめた。25 日にも TPP 総合対策本部
を開き、
「政策大綱」を決定することにしているため、TPP 関
今週は射程に入った節目の 2 万円突破を意識した相場展開
連への物色が強まる可能性がある。その他、一億総活躍社会の
になろう。米国市場では 12 月の米国の利上げが確実となった
実現に向けて、国民会議で取りまとめる緊急対策の原案が明ら
ことから、経済指標の発表で大きく振らされる可能性は低いと
かになっている。国民会議を 26 日に開いて、緊急対策を取り
考えられる。そのため、24 日の 7-9 月期の米国内総生産(GDP)
まとめることにしており、認可保育所などの整備の前倒しや、
改定値などの影響は限られよう。反対に予想値は速報値から上
都市部に介護施設を確保するための国有地の賃料の減額など
方修正が見込まれており、好反応を示してくる可能性がありそ
を受けた関連銘柄への個人主体の物色が意識されやすい。
うだ。米株高が追い風となることで、日経平均は節目の 2 万円
回復が意識されやすい。
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今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
循環物色の流れでしっかりとした展開か、ネオジャパンが IPO
■出遅れ銘柄に物色、1部昇格候補銘柄にも再注目
マザーズ指数
今週の新興市場は、しっかりとした展開となることが想定
される。前週にマザーズ指数の上昇をけん引した主力株の一
角では目先の上値メドとして意識される水準を回復し、足元
では利益確定の動きも見られるが、依然出遅れている銘柄に
資金が向かうなど循環物色の流れとなっている。日経平均が
2万円回復を前にもみ合いとなっていることも、中小型株に
関心を向かわせやすい。
前週末にはさくらインターネット<3778>、ダブル・スコー
プ<6619>、日本マイクロニクス<6871>が東証1部への市場変
更を発表しているが、これら銘柄に加え、かねて昇格候補と
して挙げられている銘柄にも改めて注目したい。また、政府
は25日に環太平洋経済連携協定(TPP)対策、26日に「1億総
活躍社会」に向けた緊急対策を取りまとめる予定で、関連銘
柄への関心が高まることも想定される。なお、今週は26日に
ラクーン<3031>、27日に大和コンピューター<3816>などが決
算発表を予定している。
日本マイクロニクス<6871>
■27日にネオジャパン上場、12月IPOは19社の予定
IPO関連では、27日にネオジャパン<3921>がマザーズへ新
規上場する。公開規模が小さく、根強い人気のあるクラウド
関連との切り口もあることから、堅調な初値形成が期待され
る。なお、先週はアークン<3927>(12/18、マザーズ)
、ビジ
ョン<9416>(12/21、マザーズ)など10社の新規上場が発表
された。12月IPO案件は19社、15年累計では93社となってい
る。
円
ラクーン<3031>
円
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今週の市場見通し
米国株式市場
感謝祭で閑散取引か
済指標の内容に一喜一憂することは相対的に少なくなるだ
■先週の動き
ろう。
週初は仏パリ同時テロによる投資家への心理的な影響を
感謝祭明けの金曜日(今年は 27 日)は多くの小売店が 1
見極めたいとの思惑から、一時揉み合う展開となったもの
年を通じてようやく黒字に転じるという意味で「ブラックフ
の、前週の続落を受けて買い戻しが入ったほか、堅調な原油
ライデー」と呼ばれ、最も盛大なセールが実施されることで
相場が好感され、堅調推移となった。週半ばに入り、10 月鉱
知られる。小売最大手のウォルマートは、アマゾンなどオン
工業生産指数が予想を下振れたほか、軟調な原油相場が重し
ライン小売業者に対抗する為、
「ブラックフライデー」の値
となったが、FOMC 議事録で 12 月の FOMC までに利上げを行う
引きセールの大部分を、開店より数時間早くオンラインで開
ことが大方の委員のコンセンサスであること報じられると、
始する予定だ。昨年と比較すると今のところ全米で暖冬とな
利上げを巡る先行き不透明感が払拭され、上げ幅を拡大し
っており、個人消費を刺激するとの見方がある一方で、価格
た。週末にかけては、ヘルスケアセクターに売りが広がった
競争が激しさを増しており、年末商戦では売上高の動向以上
ことで小動きとなる場面もあったが、主要小売企業決算が好
に、利益率を確保できているかどうかが焦点となるだろう。
感されたほか、景気敏感セクターがリードする形で大幅上昇
経済指標では、10 月中古住宅販売件数(23 日)
、7-9 月期
となった。結局、週を通じて主要株価は上昇。
GDP 改定値や 11 月消費者信頼感指数
(24 日)
、
10 月個人所得・
■今週の見通し
件数(25 日)などの発表が予定されている。年末商戦を控え
支出(25 日)
、10 月耐久財受注(25 日)
、10 月新築住宅販売
て雇用や所得の改善、ガソリン安など市場環境は好調だが、
今週は 26 日がサンクスギビング(感謝祭)の祝日で、翌
27 日も午後 1 時までの短縮取引となる。市場関係者や投資家
消費者の購買意欲と実際の購買力には隔たりがある可能性
もある為、10 月個人所得・支出に注目したい。
の多くも休暇に入ることから、週後半にかけて閑散取引とな
個別企業では、ビデオゲーム小売のゲームストップ(23
ることが想定される。しかし来週からは、年末商戦が本格化
日)
、PC メーカーのヒューレット・パッカード、宝飾品小売
するほか、
11月雇用統計など主要経済指標の発表、
12月15-16
のティファニー、ディスカウントストアのダラー・ツリー(24
日の FOMC を見据えて、取引の活発化が予想される。先週発
日)
、農業機械のディア(25 日)などの決算発表が予定され
表された FOMC 議事録では、大半の委員が 12 月までに利上げ
ている。ディアの 5-7 月期決算は穀物価格の下落やドル高に
の条件が整うと考えていることが明らかとなった。議事録発
よって、農機・建機の需要が低迷し、大幅な減収減益となっ
表後に株価が上げ幅を拡大しており、長らく相場を抑えてい
た。15 年通期の売上高見通しも前年比 21%減と予想してお
た利上げ時期に対する不透明感が払拭されつつあることが
り、決算には注意が必要だ。
好感されていると考えられる。雇用統計を除いては足元の経
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週のドル・円はもみあいか。米 12 月利上げが確実視され
るなか、利上げペースに影響を与える経済指標や米当局者の発
言などが注目されそうだ。7-9 月期国内総生産(GDP)改定値
や 10 月個人消費支出に対する市場の関心はまずまず高いこと
から、これらの指標が予想を下回った場合、利上げペースは鈍
化するとの思惑が広がり、リスク選好的なドル買いは抑制され
る可能性がある。
なお、27 日発表の 10 月全国消費者物価コア指数(日本)が
予想を上回った場合、日本銀行による早期追加緩和期待は大き
く後退するとの声が聞かれている。しかしながら、日米金利差
の拡大を見込んだドル買いがただちに縮小する状況ではない
とみられており、ドルは 122 円前後で下げ渋るとの見方が多
い。
債券市場
122.00
~
124.00
円
【米 7-9 月期実質国内総生産(改定値)】(24 日発表予定)
米 7-9 月期四半期実質国内総生産(改定値)
(前期比年率)
は速報値+1.5%に対し、+2.0%への上方修正が見込まれてい
る。12 月利上げ実施後のペースを見極める手掛かりとして注
目される。利上げは確実視されているため、改定値の内容が低
調でもドル売りが強まることはなさそうだ。大幅に上方修正さ
れた場合は、ドル買いが強まる可能性がある。
【米 10 月個人消費支出】(25 日発表予定)
9 月実績は+0.1%、10 月の市場予想は+0.3%。予想を下回り、
個人消費の弱さが意識された場合、利上げペースは極めてゆる
やかになるとの思惑が浮上し、ドル売り材料となりそうだ。
債券先物予想レンジ
長期国債利回り予想レンジ
■先週の動き
債券相場は伸び悩み。パリ同時多発テロの影響で週初はリス
ク回避的な買いが先物市場で観測されたが、現物債の取引はや
や動意薄となった。債券先物は 148 円 60 銭まで買われたが、
欧米諸国の株式市場が落ち着きを取り戻したことでリスク回
避の債券買いは一服。
週後半の債券先物は弱含み。米 12 月利上げの可能性が一層
高まったことや、日本銀行が金融政策の現状維持を決めたこと
を理由に債券先物は一時 148 円 30 銭まで反落。148 円 39 銭で
この週の取引を終えた。
円
148.20
円
~
148.60
円
0.28
%
~
0.32
%
■今週の見通し
25 日に行われる 20 年国債入札の結果を見極める展開とな
る。20 年国債入札が無難な結果となった場合、長期債の利回
りはやや低下する見込み。ただし、利回りの絶対水準を重視す
る投資家の需要は期待できないため、20 年債などの超長期債
の利回りが低下を続ける可能性は低いとみられる。日本銀行に
よる早期追加緩和への思惑はやや後退しており、外部環境が大
幅に悪化しない限り、現物債の利回り水準は下げ渋る見込み。
債券先物は 148 円台前半で推移か。20 年国債入札が順調な
結果となった場合、債券先物はやや底堅い動きを見せる可能性
があるが、長期債などの需要が大幅に増えない場合、148 円 60
銭近辺で上昇一服となる見込み。
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マーケットを読む
今週のポイント
政策期待銘柄への関心が高まる展開へ
今週は、米国市場が 26 日に感謝祭で休場となるため、週後
半にかけては様子見ムードが強まっていく可能性が高いだろ
う。週前半もポジション整理の動きなどが中心となっていく公算。
ただ、翌週には ECB 理事会などが予定されていることもあり、先
高期待は継続しよう。日経平均は堅調推移を辿る公算が大きく、
2 万円奪回の可能性も高いと考えられる。
国内では、25日にTPP対策の政策大綱取りまとめ、26日には
「1 億総活躍社会」の緊急対策とりまとめが予定されている。関連
銘柄には政策期待が高まりやすい状況となろう。TPP 対策に絡
んだ物色は限定的にとどまる可能性だが、「希望出生率 1.8」、
「介護離職ゼロ」などをテーマとして、育児・保育関連や介護関
連などに注目度が高まっていくものと考える。
週末には、革新機構がルネサス株の売却提案などと伝わって
いる。電子部品・半導体商社などの再編にもつながっていく余
地があるとみる。また、週末からは米国で年末商戦がスタートす
るが、ネット通販の販売拡大期待などから、あらためてネット関
連の一角などに期待感が先行する状況も見込まれる。一方、先
週の首都圏マンション販売の伸び悩みなどを受けて、不動産株
や建設株などには、買い手控えムードが続く見通し。世界的な
株高一服ならば、先週に強い動きとなった鉄鋼などの素材株に
は戻り売り圧力が強まる懸念も。
先週の日経平均は上昇。週初こそ、前週末の米国株安やパリ
での同時テロ事件発生を警戒して売りが優勢となったが、その
後は外部環境の改善を背景に上値追い、2 万円大台に急接近
する場面も見られた。FOMC 声明を受けて、米利上げ実施時期
に対する不透明感が後退したほか、金利引き上げペースが緩
やかになるとの見方も安心感を誘う形に。世界的なリスクオンの
流れを背景に、業種別では鉄鋼や非鉄などの素材株が上昇。
決算発表が一巡する中、アナリストの評価引き上げ、引き下げ
の動きなども多くなり、株価材料とされるものが目立った。フジク
ラや電気硝子、マツダ、NEC、日立金属、アドテスト、THK、明治
HD、コーセーなどが買われた。一方、DeNA、前田建設、JDI な
どは格下げの動きが嫌気された。日本農薬やブイキューブ、損
保各社などは決算内容が嫌気される。イオンモールやユニオン
ツールなどは株主還元姿勢が評価される格好になる。
郵政グループはMSCIリバランス一巡後に軟調な展開となる。
東北電力は CB 発行による潜在的な希薄化が懸念される場面
も。ほか、テロ事件の発生を受けて監視カメラ関連などが物色さ
れたほか、市販薬購入で所得税一部控除などと伝わり、調剤薬
局やドラッグストアが週末に買われた。JX と東燃ゼネラル、加賀
電子とUKCHDなど、業界再編の動きも散見された。ルネサスエ
レクも海外メーカーが出資に関心などと報じられる。週後半には
チタン株の乱高下などがみられた。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇率上位銘柄
コード
銘柄
下落率上位銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
銘柄
632.0
30.85
3681
ブイキューブ
業種別騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
1,707.0
-22.16
石油・石炭製品
5.48
7608
エスケイジャパン
6071
IBJ
1,620.0
22.82
5288
アジアパイル HD
543.0
-20.03
鉄鋼
4.43
3769
GMOペイメント
5,570.0
21.88
3277
サンセイランディック
840.0
-14.29
非鉄金属
3.93
3521
エコナック HD
74.0
19.35
7714
モリテックス
233.0
-12.73
パルプ・紙
3.46
3288
オープンハウス
2,401.0
18.86
3738
ティーガイア
1,553.0
-12.61
鉱業
2.90
6958
日本シイエムケイ
3659
ネクソン
4344
ソースネクスト
6859
エスペック
6059
ウチヤマ HD
6914
オプテックス
6803
4301
265.0
18.30
8107
キムラタン
8.0
-11.11
金属製品
2.68
1,950.0
18.25
6378
木村化工機
478.0
-9.98
化学工業
2.57
603.0
16.86
6638
ミマキエンジニアリング
504.0
-9.52
1,467.0
16.43
5269
日本コンクリート工業
346.0
-9.42
空運業
-4.00
513.0
16.33
4346
ネクシィーズ
854.0
-8.76
保険業
-2.05
2,760.0
15.72
2395
新日本科学
554.0
-8.43
証券業
-0.90
ティアック
52.0
15.56
5273
三谷セキサン
1,568.0
-8.36
電力・ガス業
-0.74
アミューズ
5,600.0
14.99
1914
日本基礎技術
525.0
-7.89
ゴム製品
-0.72
2183
リニカル
2,053.0
14.25
7968
TASAKI
1,917.0
-7.84
その他製品
0.10
6054
リブセンス
455.0
14.04
7224
新明和工業
1,202.0
-7.54
海運業
0.19
下位セクター
7
騰落率(%)
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マーケットを読む
日経平均株価
20000 円上放れにはコア 30 銘柄の強い動きが必要
■じり高も上値の重い展開に
前週は週間ベースで 282.90 円上昇した。パリ同時多発テロ発
生を受けて週初こそマイナスとなったが、テロの影響が限定的
だったことや、7-9 月期国内総生産(GDP)下振れで政策期待が
高まり週末にかけてじり高の展開となった。日本銀行の金融政
策決定会合では想定通りの「金融政策の現状維持」を発表。発
表直後に荒い値動きを見せる場面もあったが、大型株には押し
目狙いの買いなども観測された。
円建て CME 先物は先週末の 225 先物比 40 円高の 19930 円。下
値をじりじりと切り上げる展開が続いているが、
20000 円を前に
上値は徐々に重くなっている。東証一部の売買代金は 11 営業日
連続で 2 兆円台に留まっており、幅広い銘柄が上昇するような
動きは観測されず市場エネルギーは小さいと言えよう。
戻り高値を更新する動きが続いているものの、目立った買い
材料に乏しいことから先物、オプション、現物市場ともに商い
は伸び悩んでいる。ヘッジファンドなど海外投資家による先物
買いが日本株上昇の原動力となっていることから、アンワイン
ドとなればあっという間に 19000 円まで下げる可能性はある。
東証一部の売買代金で 3 兆円近い商いが連日入るような展開と
ならなければ、20000 円より上は難しいと考える。
今後のポイントは、TOPIX コア 30 指数と見る。日経平均や
TOPIX 同様、反発基調が続いているものの、同指数は 26 週移動
平均線に頭をおさえられている。採用銘柄で 26 週移動平均線を
上抜けているのは、JT、7&iHD、信越化学、武田、NTT ぐらい。
トヨタ、パナソニック、キヤノン、ソフトバンクグや金融株は
そろってさえない。コア 30 銘柄が揃って強い動きを示す展開が
見られれば、日経平均 20000 円上放れの可能性も高まろう。
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
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今週の分析銘柄 -1-
いちごグループホールディングス〈2337〉東証 1 部
中計の次の目標は「JPX 日経インデックス 400」採用
■東証1部は達成、ROE向上に向けた取り組みに期待
総合不動産サービス事業とクリーンエネルギー事業が中核。資
産の順回転加速によるアセットマネジメント事業の強化により、16
年2月期のROE15%以上(15年2月期 13.0%)を計画している。
10 月には、過去最高益となる上方修正を発表。中期経営計画
「Shift Up 2016」において、16 年 2 月期末までに東証 1 部承認を
目指していたが、11 月 17 日に 1 部に指定となった。同社は「JPX
日経インデックス 400」構成銘柄への組み入れを目指しており、
ROE 向上に向けた取り組み等が注目される。
■中期トレンド転換、個人主体のリバウンド狙い強まる
東証 1 部承認を手掛かりに 16 日には 375 円まで上昇し年初来
高値を更新。その後は材料出尽くしから利食い優勢の展開が続
いている。ただし、上昇する 25 日線が支持線として意識される中
売買単位
100
株
11/20 終値
347
円
目標株価
400
円
業種
不動産
で、同水準までの調整を完了。日経平均は高値圏でのもち合い
が続く中、個人主体の資金は中小型株などにシフトしやすく、リ
バウンド狙いの展開が意識される。中期トレンドでは 26 週線をク
リアしてきており、13 年 3 月以来の 400 円回復を目標とする。
★リスク要因
短期資金の逃げ足の速さ。
2337:日足
上昇する 25 日線が支持線として意識
されており、リバウンド狙いのタイミン
グ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/2連
18,952
48.5%
1,050
979
-39.4%
1,770
775.14
2013/2連
16,397
-13.5%
1,844
1,734
77.1%
1,637
731.98
2014/2連
35,101
114.1%
3,912
3,597
107.4%
4,526
9.83
2015/2連
42,705
21.7%
8,189
7,255
101.7%
6,761
13.58
2016/2連予
47,000
10.1%
14,000
12,400
70.9%
11,000
22.01
9
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Vol. 144 Weekly
2015 11 24
今週の分析銘柄 -2-
ハウスドゥ〈3457〉東証マザーズ
好決算が見直される展開に
■第1四半期営業利益は計画比3割超の進捗に
3 月にマザーズ上場した直近 IPO 銘柄。不動産売買仲介のフ
ランチャイズ事業を展開している。売却後も住み慣れた家に住め
るサービスであるハウス・リースバックに加え、8 月からは中小企
業の資金作りを支援する「アセット・リースバック」をスタートさせて
いる。フランチャイズ事業では、都市部の不動産業者への加盟
促進とテレビ・ラジオ CM 等による広告宣伝効果に加え、マザー
ズ市場上場による信用力やコーポレートブランドの価値の向上
効果もあり好調に推移。5 日に発表した第1 四半期営業利益は通
期計画の約3分の1を達成しており、大幅増益計画に対して順調
なスタート。
売買単位
100
株
11/20 終値
1993
円
目標株価
2200
円
業種
不動産
■仕切り直しの展開に
は下げ渋っていることで仕切り直しの展開に。週末に25日移動
平均線を回復していることから反発基調は強まろう。日足の一目
均衡表でも雲下限をサポートとした反発が見られる。転換線を上
抜けていることから、10月戻り高値レベルの2200円をターゲットと
した戻りを想定する。
好決算にも関わらず発表後は材料出尽くしなどが意識されて
利益確定の流れが強まっていたが、上昇前の10月末の水準で
★リスク要因
流動性低下に伴う短期資金による乱高下。
3457:日足
75 日移動平均線をサポートに、週末
25 日移動平均線をクリアしている。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
2012/6単
3,048
926.3%
2013/6連
8,251
-
2014/6連
13,309
2015/6連
2016/6連予
経常利益
-
前期比
当期利益
1株益(円)
-3
-
-20
180
112
-
80
50179.00
61.3%
276
204
82.1%
155
22606.00
14,573
9.5%
617
513
151.5%
353
486.00
16,355
12.2%
924
804
56.7%
523
124.64
10
-
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2015 11 24
今週の分析銘柄 -3-
テックファームホールディングス〈3625〉JASDAQ
注目テーマのカジノ、フィンテック関連
■IR推進法案の成立へ期待高まる
アプリ・サイト開発から保守・運用、広告まで展開する IT サービ
ス企業。注力しているカジノ領域では、従来の決済サービスに加
え、モバイルを活用したマーケティングサービスも視野に入れ展
開している。20日はカジノ関連銘柄として、22日投開票の大阪知
事選・市長選を巡る思惑から物色が向かったようだ。また、政府
が訪日外国人客の目標引き上げを検討していることもあり、カジ
ノを含む統合型リゾート(IR)推進法案の早期成立への期待が高
まっていくことが想定される。
■フィンテック関連の事業展開にも注目
また、直近でマザーズのセレス<3696>が急伸するなどフィンテ
ック(金融と IT の融合)への市場の関心が高まっているが、同社
も関連銘柄として注目しておきたい。傘下のテックファームは、
金融事業者向けにスマートフォンを活用して顧客との接点を拡充
売買単位
100
株
11/20 終値
1413
円
目標株価
1600
円
業種
情報・通信
するサービス「コンタクト・ポイントソリューション」の提供を開始し
た。フィンテック関連の専門部署「FinTech 推進室」も設置してお
り、この分野での展開加速が期待される。当面の目標株価は 26
週線水準となる 1600 円に設定する。
★リスク要因
IR 推進法案の成立への期待後退。
3625:日足
1200 円を挟んだもみ合いが続いて
いたが、直近の上昇で 25 日線、75 日
線を一気に突破。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/7単
2,745
2.1%
258
260
1.2%
133
5311.74
2013/7単
3,496
27.4%
136
134
-48.5%
51
1729.00
2014/7連
3,498
-
133
130
-
-8
-
2015/6連
3,957
-
42
26
-
-35
-
2016/6連予
5,000
-
150
140
-
3
11
0.45
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2015 11 24
今週の分析銘柄 -4-
ダイト〈4577〉東証 1 部
シェア拡大が見込まれるジェネリック関連として注目
■ジェネリック医薬品は2020年度までにシェア80%を目指す
医薬品の原薬・製剤の製造販売が主軸。医薬品の製造受託、
健康食品などの販売も手掛ける。開発品目はジェネリックの原薬
及び製剤のみ。従来の商社機能を活用し、自社で生産していな
い品目も仕入・販売を行う。ジェネリック医薬品市場は、2018 年度
から 2020 年度の間で使用割合を 80%以上とする「骨太方針
2015」が打ち出されており、今後一層のシェア拡大が見込まれて
いる。10 月 8 日に発表した第 1 四半期(6-8 月)決算は、ジェネリ
ック医薬品向け原薬や自社開発ジェネリック医薬品の販売増加、
製造受託が増加したことで 2 桁の増収増益となった。
■原薬工場が2016年春に稼動予定
今期は、円安に伴う原料コストアップと増産対応に係る減価償
却費負担で、営業利益は前期比 0.9%増にとどまる見通し。な
お、同社は重点施策として、売上対比 3~4%水準の研究開発、
売買単位
100
株
11/20 終値
2884
円
目標株価
3200
円
業種
医薬品
原薬・製剤の能力増強投資継続、生産効率化の推進を掲げてい
る。10 月末には原薬工場として原薬棟及び原薬包装棟の工事が
竣工しており、2016 年春頃に稼動を開始する予定。目標株価
は、7-8 月高値圏の下限水準 3200 円とする。
★リスク要因
原材料仕入価格の上昇。
4577:日足
10 月 8 日の決算発表後はしっかり。
25 日線と 75 日線のレンジでの推移が
続く。両線が接近し煮詰まり感も。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/5連
27,151
7.6%
2,626
2,572
36.8%
1,389
155.10
2013/5連
28,956
6.6%
2,678
2,541
-1.2%
1,786
194.13
2014/5連
31,196
7.7%
2,938
2,920
14.9%
1,811
183.24
2015/5連
34,058
9.2%
3,518
3,452
18.2%
2,246
183.51
2016/5連予
37,000
8.6%
3,550
3,500
1.4%
2,300
183.78
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2015 11 24
今週の分析銘柄 -5-
ハーモニック・ドライブ・システムズ〈6324〉JASDAQ
好需給とロボット関連のテーマ性に注目
■信用倍率0.51倍と需給面は良好
産業用ロボットに使用される高精度減速装置「ハーモニックドラ
イブ」などを手掛ける。サイバーダイン<7779>の「HAL 医療用(下
肢タイプ)」が、装着型の医療用ロボットとしては日本で初めて医
療機器として承認される見通しとなったこと、また世界的にロボッ
ト関連株への関心が高まっていると一部メディアで報じられたこ
となどを受けて、同社も関連銘柄として足元で強い上昇を見せて
いる。信用倍率が 0.51 倍と需給面は良好で、上値追いの展開が
続くことが想定される。
■業績は下期以降の改善が見込まれる
同社は上期(4-9 月)決算発表と同時に、16 年 3 月期の通期業
績予想を下方修正している。夏場の受注減速が主な要因だが、
中国の景気減速懸念が強まった 7 月から 8 月にかけて大きく売り
込まれていたことから、下方修正の発表に対するネガティブな反
売買単位
100
株
11/20 終値
2500
円
目標株価
2800
円
業種
機械
応は限定的だった。会社計画では下期の受注改善が見込まれ
ているほか、一部市場予想では17年3月期にも増益率は再度強
まるとの見通しが示されている。当面の目標株価は今年3月に付
けた上場来高値(2814 円)水準である 2800 円に設定する。
★リスク要因
直近の上昇に対する警戒感の台頭。
6324:日足
8 月 25 日に付けた年初来安値 1400
円をボトムとして強いリバウンドを見せ
ている。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
20,159
-8.4%
4,333
4,398
-26.2%
2,139
70.08
2013/3連
18,130
-10.1%
3,436
3,576
-18.7%
1,960
64.22
2014/3連
21,083
16.3%
4,668
4,822
34.8%
2,993
98.05
2015/3連
25,951
23.1%
7,066
7,525
56.1%
4,833
52.77
2016/3連予
27,200
4.8%
7,100
7,400
-1.7%
4,700
51.31
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2015 11 24
今週の分析銘柄 -6-
全国保証〈7164〉東証 1 部
2Q 営業利益は計画上振れ、好業績銘柄として改めて注目
■第2四半期営業利益は計画を約16%上振れ
独立系信用保証の最大手。銀行や信用金庫、信用組合など全
業態の金融機関との提携による住宅ローン向け保証業務が柱
で、沖縄を除く全国に展開している。保証債務残高は 15 年 9 月
末で 95,266 億円、提携金融機関数は 723 機関。11 月 5 日に発
表した第 2 四半期(4-9 月)決算は、保証債務残高が堅調に推移
したことで営業収益が計画通りに推移したほか、代位弁済の発生
が低位で推移したことにより与信関連費用が減少。営業費用が
前年同期を大幅に下回り、営業利益は計画比 15.7%増と大幅に
上振れての着地となった。決算発表ピークを通過し、好業績銘柄
として改めて関心が向かう展開を想定する。
売買単位
100
株
11/20 終値
4130
円
目標株価
4500
円
業種
その他金融
証の提携先増加、審査に関するプロセス見直しによる業務の効
率化、などを図る方針。株価は 4000 円水準での底堅さや一目均
衡表の雲下限での下げ渋りも見られることから反発を期待。目標
株価は節目が意識される 4500 円とする。
■通期業績予想は据え置き
通期業績は従来予想を据え置いた。下期は既存提携先との取
引深耕や、新規提携推進や保証の利用率向上、カードローン保
★リスク要因
債務不履行の発生による代位弁済の増加。
7164:日足
75 日線が抵抗線に。4000 円水準で
は底堅さも。75 日線と 200 日線のデッ
ドクロスは警戒。
(百万円)
会計期
営業収益
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3単
21,159
-2.8%
4,761
5,014
10.1%
2,037
6964.36
2013/3単
25,030
18.3%
10,733
11,361
126.6%
6,807
240.98
2014/3単
27,039
8.0%
13,773
15,509
36.5%
9,381
136.24
2015/3単
29,507
9.1%
22,380
24,115
55.5%
15,112
219.68
2016/3単予
30,840
4.5%
22,730
24,200
0.4%
16,000
232.70
14
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2015 11 24
今週の分析銘柄 -7-
プラッツ〈7813〉東証マザーズ
一億総活躍社会関連の出遅れ株として注目
■電動介護ベッドを製造販売
在宅用・施設用の電動介護ベッドを製造・販売する。在宅用市
場では約3割のシェアを有する。足元では2015年度補正予算や
2016 年度予算編成において、一億総活躍社会の実現のための
各種施策が伝えられている。とりわけ「介護離職ゼロ」の達成に
向けて、都市部を中心に特別養護老人ホームなど介護施設の拡
充が報じられるなか、介護関連の小型株として出遅れ物色される
展開を想定して同社に注目した。
売買単位
100
株
11/20 終値
3000
円
目標株価
4000
円
業種
情報・通信
う事業者は限られており、介護施設拡充による恩恵を同社も充分
に享受できるものと想定する。株価は足元で 3000 円を底値に横
ばい水準で推移。介護関連としての材料性に着目した買いが集
まれば、33%高となる目標株価の達成も見えてくると想定する。
■主力商品の売れ行きは好調
5 日に発表された第 1 四半期(2015 年 7-9 月)決算では、為替
差損が影響して経常赤字となったが、在宅向け主力商品
「MioletII」の売れ行きが前期に引き続き好調で営業黒字を確保し
ている。売上高構成を見ると、福祉用具流通市場向けが 80%、
高齢者施設市場向けが 12%となっているが、介護ベッドを取り扱
★リスク要因
足元の出来高は低水準。
7813:日足
3000 円あたりがサポートラインとして
意識される。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
2012/6単
3,831
19.4%
2013/6連
4,495
-
2014/6連
4,500
2015/6連
2016/6連予
経常利益
-
前期比
当期利益
1株益(円)
556
23.6%
250
44247.50
657
571
-
353
58988.56
0.1%
196
286
-49.9%
179
26039.22
4,814
7.0%
164
769
168.9%
523
635.46
5,500
14.3%
250
230
-70.1%
150
161.03
15
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2015 11 24
今週の分析銘柄 -8-
三信電気〈8150〉東証 1 部
半導体商社業界の再編期待が高まる余地
■再編期待の高まりなどを想定
18 日には、加賀電子<8154>とUKCHD<3156>の経営統合基
本合意が伝わった。今後は電子部品・半導体商社の業界再編の
動きが強まっていく可能性もあろう。こうしたなか、週末の報道で
は、産業革新機構がルネサスエレク<6723>の一部株式の売却提
案を開始したとも伝わっている。ルネサスエレクの製品を主に手
掛ける半導体商社の上場企業は多く、ルネサスエレク株の買い
取り先如何では、こうした銘柄群などにも再編思惑などが強まっ
ていく可能性は高いだろう。同社もルネサスエレ製品を主体に扱
う半導体商社であるが、村上ファンドが株式を取得しており、業
界再編の動きなどを要求しているものとみられている。再編思惑
などは最も高まりやすい銘柄の一つといえよう。
売買単位
100
株
11/20 終値
1538
円
目標株価
1750
円
業種
卸売業
は順調推移。一方、PBR は 0.6 倍台の水準にとどまり、株価の割
安感は強まっている状況にある。株価は約 8 年ぶりの高値水準
にあるなど需給面も良好と捉えられ、2007 年の戻り高値水準とな
る 1750 円レベルを目標株価としたい。
★リスク要因
短期的な上昇ピッチにはやや過熱感も。
■業績は底堅く推移で割安感も強く
上半期業績は従来計画を上振れて着地するなど、足元の業績
8150:日足
7 月高値を更新して、
足元では上昇
ピッチも早まる状況に。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/3連
144,159
-21.1%
1,008
802
-64.5%
516
17.10
2013/3連
147,963
2.6%
2,032
1,629
103.1%
1,131
38.67
2014/3連
192,240
29.9%
2,517
2,658
63.2%
1,806
63.78
2015/3連
219,091
14.0%
3,260
3,117
17.3%
2,003
71.11
2016/3連予
220,000
0.4%
3,400
3,300
5.9%
2,300
81.62
16
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2015 11 24
読者の気になる銘柄
ルネサスエレクトロニクス 東証 1 部〈6723〉/革新機構の保有株の行方に注目
先週末は急伸、一時ストップ高ま
で買われる。米紙において、独の半導
体メーカーであるインフィニオンが
出資に関心を示していると伝わった
ことが材料視された。
出資の実現性は
不透明ながら、
シナジー効果への期待
感、並びに、需給懸念の後退などを思
惑視する動きが先行したとみられる。
同社はもともと、産業革新機構の
保有株の行方が注目されており、
イン
フィニオンの話も、
こうした流れから
出てきているものと見られる。実際、
週末の報道では、
産業革新機構が保有
株の一部売却提案を大手製造業に開
始したと伝わっている。ここにきて、
自動運転車への関心が強まっている
が、
こうした自動車の電装化は車載用
半導体トップの同社にはメリットと
考えられる。
自動車メーカーや車載向
けに力を入れる電子部品メーカーな
どには、
同社株の取得ニーズは以前と
比べて強まっていると考える。
円
(株)
住友不動産 東証 1 部〈8830〉/不動産セクターには引き続き警戒感も必要に
先週は、19 日の日銀金融政策決定
会合の結果発表を前に、期待感が先行
する場面も見られた。ただ、金融政策
据置の発表後は、他の不動産株ととも
に調整に転じる展開となっている。
17 日には不動産経済研究所が首都
圏のマンション販売動向を発表して
いる。新規発売戸数は前年同月比 7%
減となり、市場の想定を下回ったほ
か、
契約率も好不調の目安となる70%
を下回っている。杭打ち問題発覚後の
始めてのデータとして注目されたが、
足元の伸び悩みは、こうした偽装問題
やタワマンへの節税規制観測だけで
はなく、直近での販売価格上昇の反動
によるものも大きいと考えられる。目
先は在庫の積み上がりなどが懸念さ
れるほか、規制強化の動きなども警戒
する必要。不動産セクターでボラティ
リティが高まりやすい同社には、やや
注意が必要になると考える。
円
(株)
17
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Market
展望
シュッピン
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
東証マザーズ 〈3179〉
25 日移動平均線突破後は商いを伴っ
た反発となっている。75 日移動平均線
が位置する 1300 円レベルが目先のター
ゲットとなろう。ただ、日足の一目均衡
表では、雲への突入を試す展開に(点線・
四角A)。遅行スパンが好転しているこ
と(点線・丸B)から、一気に切り下がる
雲上限を捉えるような動きが入る可能
性もあろう。75 日移動平均線を通過点
に雲上限の 1500 円レベルを意識へ。
モブキャスト
今週のテクニカル妙味銘柄
基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン
A
B
東証マザーズ 〈3664〉
10 月高値 658 円を起点とした上値抵
抗ラインを週末突破しており、11 月 13
日の上ヒゲ吸収を意識した格好に。日足
の一目均衡表では、雲下限をサポートと
した動きが見られる(点線・四角A)。基
準線を捉えたことから、雲上限が位置す
る 650 円レベル突破を試す展開(点線・
丸B)も期待できよう。この水準は 10 月
戻り高値とほぼ同じことからターゲッ
トとして意識されやすい。
基準線 転換線 先行スパンA 先行スパンB 遅行スパン
B
18
A
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Market
展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
カテゴリー考察
テーマ別分析
育児・保育や介護関連銘柄には政策期待が高まる公算
■26 日には 1 億総活躍社会の実現に向けた緊急対策を取りまとめへ
政府では 1 億総活躍社会の実現に向け、26 日に緊急対策を取りまとめる予定となっている。 先に、加藤1億総活躍担当相では、
緊急対策を政権が目標とする「希望出生率 1.8」
「介護離職ゼロ」に絞る考えを表明していたが、週末にはその原案などが一部でも
報じられている。緊急に対応すべき施策として、
「希望出生率 1.8 の実現」に向けては、不妊治療の支援拡充や認可保育所などの
整備の前倒し、3 世代同居のための住宅建設支援などを盛り込んでいるもよう。また、
「介護離職ゼロ」に向けては、都市部に介護
施設を確保するための国有地の賃料減額や設置基準の緩和、サービスつき高齢者向け住宅の整備加速などが盛り込まれているよう
だ。政府では、緊急に対応すべきものは今年度の補正予算で、そのほかは来年度予算や来年の法改正などで対応することになると
みられている。
今週は「1 億総活躍社会」に関する関連銘柄には、政策期待の動きが先行すると考えられる。とりわけ、育児・保育や介護関連
銘柄などにスポットが当たる可能性は高いと考える。以下の銘柄群などに注目度を高めたいところ。
■主な育児・保育、介護関連銘柄
コード
銘柄
コメント
市場
11/20終値
(円)
売買代金
25日平均
(百万円)
時価総額
(億円)
1718 美樹工業
保育園などの設計・施工などを手掛ける。
JASDAQ
406
47
15.5
1853 森 組
福祉関連施設の受注拡大などを図る。
東証2部
190
62
59.3
2122 Iスペース
育児支援サイト「ママスタジアム」を展開。
マザーズ
837
58
5.1
2137 Hヴェラス
老人ホームやサ高住を手掛ける。
アンビシャス
905
19
0.2
2144 やまねM
通所介護施設を展開。
JASDAQ
282
32
1.9
2152 幼児活動
幼稚園などに体育授業を指導する講師を派遣する。
JASDAQ
805
46
4.7
781.6
2175 SMS
介護業界向け経営支援ソフトなど手掛ける。
東証1部
2,122
889
2305 スタジオアリス
こども専門の写真スタジオを展開。
東証1部
2,214
380
40.6
2362 夢真HD
保育所の運営や保育士の派遣事業を展開。
JASDAQ
651
485
361.1
2369 メディビ
再生医療技術での不妊障害の改善など目指す。
マザーズ
150
44
20.3
2373 ケア21
在宅介護サービスや施設介護サービスを展開。
JASDAQ
2,163
54
3.6
2374 セントケアHD
訪問介護サービスや居宅介護支援サービスを展開。
JASDAQ
1,265
93
6.2
2393 日本ケア
福祉用具レンタルの大手企業。
東証2部
677
111
2.8
2398 ツクイ
在宅介護や老人ホームを展開、サ高住も進出。
東証1部
1,275
462
377.6
3.8
2415 ヒューマンHD
家事代行・ハウスクリーニングを首都圏で展開。
JASDAQ
972
107
2425 ケアサービス
通所介護主力だが訪問介護なども手掛ける。
JASDAQ
620
13
0.9
2435 シダー
デイサービスと老人ホームが主力。
JASDAQ
273
31
90.3
2462 ジェイコムHD
傘下企業で保育園運営なども。
東証1部
1,293
127
64.1
2749 JPHD
保育所運営など子育て支援事業を総合的に展開する。
東証1部
341
285
243.7
23.4
3137 ファンデリー
高齢者向け冷凍弁当宅配事業など展開。
マザーズ
890
56
3195 ジェネパ
DVDやこども写真など「思い出事業」展開。
マザーズ
1,910
39
9.7
3577 東海染
病院内・商業施設内の保育事業の運営受託など展開。
東証1部
128
46
11.4
3794 NDソフトウェア
介護・福祉施設向けのソフトなどを手掛ける。
東証2部
1,194
211
12.1
4355 ロングライフ
老人ホームや在宅介護を手掛ける介護関連銘柄。
JASDAQ
346
39
12.9
4514 あすか薬
不妊治療薬などを手掛ける。
東証1部
1,308
400
168.4
4665 ダスキン
清掃・家事代行サービスを展開。特区で外国人活用も。
東証1部
2,236
1,420
309.1
4720 城南進研
乳幼児教育「くぼたのうけん」や認証保育所を運営。
JASDAQ
290
26
1.0
4829 日本エンタ
妊活サポートアプリなどを展開。
東証1部
289
117
54.4
6049 イトクロ
幼児教室検索サイト「幼児教育なび」を運営。
マザーズ
1,985
225
113.4
6062 チャームケア
訪問介護やデイサービスなど展開。
JASDAQ
1,460
24
4.3
6065 サクセスHD
保育所運営受託事業などを展開する。
東証1部
1,409
74
7.1
7545 西松屋チェ
ベビー服の大手企業。
東証1部
1,117
777
329.8
7552 ハピネット
玩具の卸売りなどを手掛ける。
東証1部
1,278
307
101.9
7817 パラベッド
介護用ベッドで高いシェアを誇る。
東証1部
4,110
1,269
267.3
7865 ピープル
乳幼児向けの玩具などを手掛ける。
JASDAQ
2,492
111
71.2
7956 ピジョン
ベビー用品の国内最大手。
東証1部
3,480
4,234
3296.1
8113 ユニチャーム
子供用紙おむつの大手。
東証1部
2,642
16,402
8074.2
8850 スターツ
認可保育園を首都圏で複数展開する。
東証1部
2,048
1,106
175.8
9006 京 急
京急沿線で保育園などを展開。
東証1部
1,012
5,581
950.1
9438 エムティーアイ
女性の妊娠・出産・育児までをサポートする情報サイト。
東証1部
747
450
325.5
9470 学研HD
幼稚園・保護者・幼児向けに教育関連サービスを展開。
東証1部
254
269
27.0
9783 ベネッセHD
子供向け通信教育のほか、保育所運営も。
東証1部
3,155
3,232
1286.3
9792 ニチイ学館
保育サービスのほか家事支援サービスも展開。
東証1部
806
589
279.0
出所:フィスコ作成
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展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
カテゴリー考察
スクリーニング分析
売り込まれた中小型株の修正リバウンドに期待
■需給良好でリスク取りやすく
日経平均は節目の 2 万円が射程に入るなど、リバウンド基調が強まってきている。また、郵政グループ 3 社の好スタートにより、
個人の需給は良好。一方で 5 月以降のもち合いから、8 月以降の調整局面において、多くの投資家は利益確定を進め、キャッシュ
ポジションを高めていたとみられている。日経平均は 3 ヶ月ぶりの水準を回復してきたが、依然として投資余力は大きいであろう。
世界的なテロの影響が重石になる可能性があるものの、消去法的にみれば日本に資金が入りやすい状況とも取れる。そのため物色
意欲は次第に高まりやすいなか、相対的に出遅れている銘柄へのリスクも取りやすくなろう。
そこで売られ過ぎ銘柄の修正リバウンドを想定。
(1)時価総額 5000 億円以下、
(2)25 日移動平均値、13 週平均値を突破、
(3)
売買代金の 25 日平均を 5 日平均が上回る、
(4)有配予想、
(5)年初来高値からの下落率が 30%以上、の銘柄を挙げている。
シュッピン<3179>は売上高の伸び鈍化が、インバウンド需要の一巡などへの見方ともなり、大きく調整していた。ただ、先週後
半辺りから見直す動きもみられており、短期筋の関心も集まりそうである。
■売り込まれた中小型株
コード
3179
3187
8543
5453
6626
7844
3625
6778
3104
2497
4310
1606
6425
8285
8123
6138
8789
8742
4548
6390
9353
7162
6895
8929
6333
5941
4829
4845
3186
3791
5856
3851
3816
8226
5816
8101
6433
2158
5162
銘柄
シュッピン
サンワカンパニー
みなと銀行
東洋鋼鈑
SEMITEC
マーベラス
テックファームホールディングス
アルチザネットワークス
富士紡ホールディングス
ユナイテッド
ドリームインキュベータ
日本海洋掘削
ユニバーサルエンターテインメント
三谷産業
川辺
ダイジェット工業
フィンテック グローバル
小林洋行
生化学工業
加藤製作所
櫻島埠頭
アストマックス
ダイヤモンド電機
青山財産ネットワークス
帝国電機製作所
中西製作所
日本エンタープライズ
フュージョンパートナー
ネクステージ
IGポート
東理ホールディングス
日本一ソフトウェア
大和コンピューター
理経
オーナンバ
GSIクレオス
ヒーハイスト精工
UBIC
朝日ラバー
市場
マザーズ
マザーズ
東証1部
東証1部
JASDAQ
東証1部
JASDAQ
東証2部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
JASDAQ
東証1部
JASDAQ
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
JASDAQ
東証2部
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
JASDAQ
東証2部
JASDAQ
JASDAQ
東証2部
東証2部
東証1部
JASDAQ
マザーズ
JASDAQ
11/20
株価
(円)
1,195.0
428.0
212.0
416.0
1,403.0
1,103.0
1,413.0
651.0
223.0
1,412.0
2,083.0
2,849.0
2,335.0
404.0
173.0
180.0
138.0
273.0
1,647.0
583.0
163.0
313.0
515.0
613.0
868.0
690.0
289.0
589.0
854.0
929.0
95.0
595.0
1,723.0
199.0
402.0
123.0
207.0
799.0
877.0
時価総額
(億円)
143
68
871
419
40
591
95
62
261
334
210
513
1,873
227
32
54
223
28
965
342
25
41
47
72
177
44
117
88
87
47
89
30
35
31
50
80
13
284
41
移動平均線乖離率(%)
売買代金(10万円)
25日
13週
26週
5日平均 25日平均
16.38
17.55
2.56
6.06
3.97
8.91
16.08
1.81
1.04
2.89
0.58
5.53
3.17
3.69
0.58
1.86
9.69
2.28
3.40
7.28
4.75
5.31
3.95
6.62
1.37
4.99
9.18
9.37
2.74
8.80
1.27
12.98
4.91
6.07
2.81
4.50
6.64
1.70
8.55
1.27
12.15
0.47
2.03
1.27
9.28
14.02
2.16
0.22
1.98
2.19
4.35
4.51
4.12
3.40
4.16
8.40
4.11
6.01
9.73
5.43
3.74
6.40
10.25
6.16
5.66
8.97
12.87
2.49
7.79
4.85
16.18
2.12
6.98
4.60
7.23
11.89
7.49
6.23
-21.20
-18.69
-18.46
-14.63
-13.20
-11.62
-11.14
-10.85
-9.53
-9.16
-8.35
-8.15
-7.86
-7.57
-7.13
-7.12
-7.07
-6.82
-6.77
-6.40
-5.78
-5.77
-4.94
-4.48
-4.48
-3.88
-3.69
-3.67
-3.55
-3.45
-3.35
-2.95
-2.57
-2.16
-2.14
-2.07
-1.98
-1.72
-1.26
3,125
1,735
762
1,706
101
17,157
1,033
79
1,384
3,528
5,422
1,720
2,057
103
92
62
3,711
24
4,463
2,273
46
354
59
164
509
30
2,103
438
428
83
433
174
883
1,108
78
185
128
10,294
1,753
1,440
614
762
1,701
78
9,497
612
64
1,321
2,983
1,589
1,274
1,276
102
49
32
1,791
24
3,298
1,847
36
101
51
106
461
25
544
396
262
53
253
88
395
605
73
185
56
7,194
415
5日/25日
(倍)
年初来
高値
(円)
2.17
2.83
1.00
1.00
1.29
1.81
1.69
1.24
1.05
1.18
3.41
1.35
1.61
1.01
1.88
1.91
2.07
1.03
1.35
1.23
1.27
3.50
1.17
1.54
1.11
1.22
3.87
1.11
1.63
1.56
1.71
1.97
2.24
1.83
1.07
1.00
2.28
1.43
4.22
2,149.0
802.0
328.0
641.0
2,611.0
1,886.0
2,612.0
1,059.0
344.0
2,441.0
3,030.0
4,570.0
3,450.0
728.0
312.0
258.0
263.0
403.0
2,396.0
998.0
258.0
494.0
812.0
939.0
1,328.0
1,030.0
433.0
1,050.0
1,300.0
1,470.0
146.0
1,570.0
5,100.0
347.0
600.0
180.0
302.0
1,262.0
1,934.0
高値から
配当
の
利回り
下落率
(%)
(%)
-44.39
0.58
-46.63
0.93
-35.37
2.35
-35.10
2.64
-46.27
1.42
-41.52
2.71
-45.90
0.21
-38.53
1.53
-35.17
2.69
-42.15
0.84
-31.25
1.53
-37.66
0.87
-32.32
1.07
-44.51
1.48
-44.55
2.89
-30.23
1.66
-47.53
0.43
-32.26
0.91
-31.26
1.57
-41.58
3.25
-36.82
0.61
-36.64
3.76
-36.58
2.91
-34.72
2.44
-34.64
1.61
-33.01
2.17
-33.26
1.03
-43.90
2.37
-34.31
0.7
-36.80
0.21
-34.93
2.63
-62.10
0.33
-66.22
1.27
-42.65
1.5
-33.00
2.48
-31.67
1.62
-31.46
0.48
-36.69
0.37
-54.65
1.48
出所:FISCO アプリなどのデータを元にフィスコ作成
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展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
カテゴリー考察
先週の話題レポート
米利上げを見越した物色展開に---大和
■FOMC に向けて米 10 年国債利回りの方向を注視
大和証券では FOMC に向けて米 10 年国債利回りの方向を注視。FOMC で利上げとなれば、米 10 年国債利回りは上昇となることが
想定されるため。過去 5 年の米 10 年国債利回りと東証 33 業種の相関係数をみると、米 10 年国債利回り上昇時には、保険業や証
券業、銀行業の金融株や、円安進行から電気機器、機械、輸送用機器、景気敏感として非鉄金属、鉄鋼、鉱業、石油石炭、ガラス
土石などで株価上昇傾向がみられたとしている。米 10 年国債利回りの方向から感応度の高い銘柄、低い 25 銘柄を挙げている。
■米 10 年国債利回り感応度の高い 25 銘柄、低い 25 銘柄(TOPIX500)
コード
8750
6103
3436
6758
7261
6361
6474
8795
6472
6471
6752
6753
6724
5411
5706
6857
6473
5711
6841
6762
8729
6506
5406
6141
4751
銘柄名
第一生命
オークマ
SUMCO
ソニー
マツダ
荏原
不二越
T&D
NTN
日精工
パナソニック
シャープ
エプソン
JFE
三井金
アドテスト
ジェイテクト
三菱マ
横河電
TDK
ソニーFH
安川電
神戸鋼
DMG森精機
サイバー
業種名
保険業
機械
金属製品
電気機器
輸送用機器
機械
機械
保険業
機械
機械
電気機器
電気機器
電気機器
鉄鋼
非鉄金属
電気機器
機械
非鉄金属
電気機器
電気機器
保険業
電気機器
鉄鋼
機械
サービス業
株価
11月19日
(円)
2,255
1,007
1,365
3,297
2,532
591
596
1,799
559
1,441
1,422
126
1,884
1,969
231
1,110
2,211
431
1,460
8,880
2,228
1,630
146
1,578
4,895
時価総額
11月19日
(億円)
26,719
1,614
4,003
41,581
15,134
2,747
1,474
11,671
2,973
7,802
32,991
2,130
6,740
11,357
1,319
1,938
7,583
5,647
3,894
11,196
9,692
4,327
5,292
1,982
3,073
米10年債
感応度
過去60ヵ月
コード
銘柄名
0.675
0.650
0.645
0.617
0.564
0.554
0.553
0.550
0.546
0.535
0.532
0.527
0.522
0.512
0.506
0.503
0.491
0.474
0.464
0.449
0.445
0.430
0.424
0.419
0.416
2413
8219
9006
9008
7550
4681
2181
8113
2897
2206
9007
2801
4661
9062
4151
2002
9005
4523
9533
9987
4967
9507
2264
2871
4044
エムスリー
青山商
京急
京王
ゼンショHD
リゾートトラ
テンプHD
ユニチャーム
日清食HD
グリコ
小田急
キッコマン
OLC
日通
協和キリン
日清粉G
東急
エーザイ
邦ガス
スズケン
小林製薬
四国電
森永乳
ニチレイ
セ硝子
業種名
サービス業
小売業
陸運業
陸運業
小売業
サービス業
サービス業
化学
食料品
食料品
陸運業
食料品
サービス業
陸運業
医薬品
食料品
陸運業
医薬品
電気・ガス業
卸売業
化学
電気・ガス業
食料品
食料品
化学
株価
11月19日
(円)
2,626
4,650
1,010
1,011
1,472
3,215
1,877
2,621
6,470
6,200
1,213
4,110
7,340
578
2,142
1,975
984
7,742
766
4,925
9,690
1,877
559
851
606
時価総額
11月19日
(億円)
8,497
2,535
5,563
6,173
2,187
3,417
4,398
15,659
7,133
4,066
8,746
8,027
24,525
5,789
11,722
5,955
12,076
22,130
4,146
4,882
3,968
3,866
1,381
2,432
1,251
米10年債
感応度
過去60ヵ月
-0.247
-0.173
-0.159
-0.139
-0.133
-0.129
-0.116
-0.109
-0.108
-0.108
-0.092
-0.090
-0.087
-0.086
-0.080
-0.080
-0.079
-0.070
-0.065
-0.065
-0.065
-0.064
-0.062
-0.059
-0.059
出所:大和証券。
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展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
4 ヶ月ぶりの水準に取り組みが改善
信用残高 金額ベース 単位:百万円
13 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、金額ベースで
買い残高が 85 億円増の 3 兆 1144 億円、売り残高が 202
億円増の 6817 億円だった。買い残高が 3 週連続増加、売
り残高は 6 週連続で増加した。売り残高の 6 週連続増加
は、1 月 23 日から 3 月 6 日時点の 7 週連続以来となる。
信用倍率
(買い残高÷売り残高)
は前週の4.68倍から4.57
倍に低下しており、7 月 17 日時点の 4.30 倍以来の水準に
取り組みが改善している。
この週(9-13 日)の日経平均株価は、前週末比 331.31
円高の 19596.91 円だった。前週末の予想を上回る米雇用
統計の結果を受けた NY 株高を好感。また、郵政グループ
3 社の好調のほか、週末に決算を控えていたメガバンクに
信用倍率(倍)
買い戻しと見られる流れが強まったことなどがセンチメ
ントを明るくさせていた
個別ではオリンパス<7733>の信用倍率が 4.68 倍から
1.08 倍へ取り組みに厚みが増している。4-9 月期の大幅
増益が好感されてストップ高を交えての上昇となるな
か、買い方の利益確定に対して、反動安を狙った新規売
りが積み上がった。コロプラ<3668>は 4.05 倍から 1.32
倍に大きく改善。決算評価のほか、MSCI 定期入替えを控
え売り方の買戻しも。予想通り除外となったが、新規売
りが積み上がるなか、その後も下げ難い需給状況。
取組みが改善した銘柄
コード
市場
銘柄
7733
東証1部 オリンパス
1812
東証1部 鹿 島
3668
8802
11/20終値
(円)
信用買残
(11/13:株)
信用売残
信用倍率
(11/13:株) (11/13:倍)
信用買残
(11/6:株)
信用売残
(11/6:株)
信用倍率
(11/6:倍)
4,945.0
436,200
404,700
1.08
805,600
172,100
4.68
709.0
4,850,000
1,931,000
2.51
6,630,000
701,000
9.46
東証1部 コロプラ
2,560.0
1,983,900
1,501,300
1.32
2,804,700
692,700
4.05
東証1部 菱地所
2,654.5
1,661,000
610,000
2.72
2,090,000
298,000
7.01
2897
東証1部 日清食HD
3349
東証1部 コスモス薬品
6,580.0
50,800
225,700
0.23
57,000
99,600
0.57
17,410.0
22,000
78,600
0.28
44,800
68,800
0.65
7735
東証1部 スクリン
878.0
1,827,000
1,282,000
1.43
2,778,000
865,000
3.21
6728
東証1部 アルバック
3,000.0
137,400
395,400
0.35
89,200
114,100
0.78
6367
東証1部 ダイキン
8,880.0
830,500
366,700
2.26
1,134,000
226,100
5.02
4321
東証1部 ケネディクス
497.0
29,256,000
3,041,000
9.62
34,528,900
1,716,800
20.11
6740
東証1部 JDI
406.0
12,871,900
3,600,700
3.57
13,986,100
1,889,900
7.40
3436
東証1部 SUMCO
1,382.0
3,945,500
764,200
5.16
5,186,500
505,100
10.27
1803
東証1部 清水建
1,062.0
4,428,000
1,609,000
2.75
5,996,000
1,099,000
5.46
1802
東証1部 大林組
1,123.0
2,077,000
1,014,000
2.05
3,080,000
759,000
4.06
1925
東証1部 大和ハウス
3,480.0
375,200
311,200
1.21
496,400
209,000
2.38
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Vol. 144 Weekly
2015 11 24
連載コラム
同時多発テロ後の欧州市場に不気味な静けさ
パリ同時多発テロが 11 月 13 日夜(現地時間)に発生してか
ら 1 週間が経とうとしている。欧米諸国と過激派組織「イスラム
国」の戦闘状態がエスカレートし、進化した武器や兵器を使っ
た新たな殺し合いの歴史にステージが移った。週明け 16 日以
降の欧州金融市場には、今後の「負の連鎖」を予感させる不
気味な静けさに包まれた。
価がプラス圏を維持して取引を終えたことから、テロの影響は
総じて「限定的」と市場には判断された。だが、フランス軍がシ
リア国内にある「イスラム国」の拠点を空爆したことで原油価
格が上昇。これを背景にエネルギー株が買われ、パリ同時多
発攻撃を受けた旅行関連の下げを相殺したのであり、テロの
影響はすでに出始めている。「限定的」であろうはずがない。
2001年 9 月 11 日に米ニューヨークで起きた同時多発テロの
際は、株式市場が休場となり、ドル・円は 122 円台から 116 円
台まで一気に 6 円程度下落した。これに比べると、11 月 16 日
からの欧州市場は、取引量も値動きも、平常通りだった。今回
の場合はテロ発生から取引まで週末を挟み、消化する時間が
あったからかもしれない。実際、テロ発生がメディアを通じて
世界に伝わった時間は、パリが 13 日 23 時ごろだとすると、ニ
ューヨークは同日17時ごろ。外為市場も取引を終えていたこと
から反応しなかったのだろう。チャートからも、相場に影響を
与えた形跡はみられない。
その後もドイツのハノーバーでテロの可能性があるとしてサ
ッカーの親善試合が中止されたほか、米国発パリ行きのエー
ルフランス機 2 便が、爆破予告を受け目的地を変更。さらに、
フランス警察がパリ郊外サンドニで実施した対テロ作戦で銃
撃戦が起きた。その後も新たなテロにつながりかねない複数
の事件が発生するなど緊張感がさらに高まっている。今後発
表されるユーロ圏の経済指標には消費や投資の手控えなど
が顕著に反映されるだろう。欧州中銀は12月の金融政策理事
会で金融緩和方針をさらに強化するとの見方が広がってい
る。
しかし、今回のパリでのテロは、1 月 7 日の週刊誌襲撃をは
じめ今年に入って発生した 5 回のテロ事件と比べ、より広範囲
で大きな被害をもたらした。事件を首謀したとみられる「イスラ
ム国」はフランスでのテロ攻撃をなおも続けると宣告してお
り、欧州地域全体に不穏なムードが強まったため、16 日の欧
米市場では株、債券、通貨が売られるトリプル安が見込まれ
ていた。
パリでのテロ事件の後、短期的な影響による売り買いが一
巡したもようだが、ユーロ売りのトレンドはこれから本格的に
始まるのかもしれない。ある邦銀関係者は「欧州内でテロが
今後も続く可能性があることを考慮すると、リスク回避のユー
ロ買いといったこれまでの資金の流れが変わる可能性があ
る」と述べている。ユーロ・ドルは今年 3 月に付けた年初来安
値 1.0458 ドルが短期的に視野に入り、1 ユーロ=1ドルを下回
る「パリティ」割れは必定だ。テロの脅威にさらされて行き場を
失う欧米のマネーは、アジア、特に中国ぐらいしか向かう先が
思いつかない。
実際には、ユーロは避難通貨としてむしろ買い戻され、この
日はプラス圏で引けた。結局、16 日の欧州株式市場では、株
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Market
1
2
3
展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5
格上げ・買い推奨
6
格下げ・売り推奨
7
総括コメント
8
市場別データ
9
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
12
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
13
1
10-11
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展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
経済カレンダー - 1
Market Data
11 月 23 日~11 月 29 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
11月23日
月
17:30
独・製造業PMI(11月)
17:30
独・サービス業PMI(11月)
17:30
独・総合PMI(11月)
内容
18:00
欧・ユーロ圏製造業PMI速報値(11月)
18:00
欧・ユーロ圏サービス業PMI速報値(11月)
18:00
欧・ユーロ圏総合PMI速報値(11月)
19:00
ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(11月22日まで1カ月間)
19:25
ブ・週次景気動向調査
24:00
米・中古住宅販売件数(10月)
株式市場は祝日のため休場(勤労感謝の日)
欧・ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
11月24日
火
14:00
全国スーパー売上高(10月)
14:00
パソコン出荷(10月)
16:00
東証住宅価格
16:00
独・GDP改定値(7-9月)
18:00
独・IFO企業景況感指数(11月)
18:30
南ア・GDP(7-9月)
20:00
ブ・全国失業率(9月)
21:00
トルコ中央銀行が政策金利発表
22:30
米・GDP改定値(7-9月)
23:00
米・S&P/ケース・シラー総合-20住宅価格指数(9月)
24:00
米・消費者信頼感指数(11月)
米・オランド仏大統領がオバマ大統領と会談
米・決算発表 ヒューレット・パッカード、ティファニー、アナログ・デバイセズ
11月25日
水
08:50
日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(10月30日分)
08:50
企業向けサービス価格指数(10月)
08:50
国内銀行の資産・負債等(銀行勘定)(9月末、日本銀行)
08:50
貸出約定平均金利(9月、日本銀行)
09:00
亜・シンガポールGDP改定値(7-9月)
10:00
白井日銀審議委員が講演、13:30から記者会見
10:00
営業毎旬報告(11月20日現在、日本銀行)
17:00
日本銀行が保有する国債の銘柄別残高
17:00
日本銀行による国庫短期証券の銘柄別買入額
19:00
ブ・FGV建設コスト(11月)
19:00
ブ・FGV消費者信頼感(11月)
20:00
ブ・PPI製造業(10月)
21:00
米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
22:30
米・新規失業保険申請件数(先週)
22:30
米・個人所得(10月)
22:30
米・個人消費支出(10月)
22:30
米・個人消費支出(PCE)価格コア指数(10月)
22:30
米・耐久財受注(10月)
23:00
米・FHFA住宅価格指数(9月)
23:45
米・消費者信頼感(先週)
24:00
米・新築住宅販売件数(10月)
24:00
米・ミシガン大学消費者マインド指数確定値(11月)
月例経済報告に関する関係閣僚会議、終了後に「月例経済報告」(11月)
ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表(26日までに)
印・株式市場は祝日のため休場
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Vol. 144 Weekly
2015 11 24
経済カレンダー - 2
Market Data
11 月 23 日~11 月 29 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
時間
11月26日
木
06:45
内容
NZ・貿易収支(10月)
16:00
ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(11月22日まで1カ月間)
17:00
欧・スペインGDP改定値(7-9月)
18:00
欧・ユーロ圏マネーサプライ(10月)
21:30
ブ・経常収支(10月)
21:30
ブ・海外直接投資(10月)
米・株式市場は祝日のため休場(感謝祭)
露・オランド仏大統領がプーチン露大統領と会談
亜・フィリピンGDP(7-9月)
11月27日
金
08:30
消費者物価コア指数(10月)
08:30
有効求人倍率(10月)
08:30
失業率(09月)
08:30
家計調査(10月)
08:50
対外対内証券売買(先週)
08:50
製造業部門別投入・産出物価指数(10月、日本銀行)
10:30
中・工業利益(10月)
18:00
亜・台湾GDP改定値(7-9月)
18:30
英・GDP改定値(7-9月)
19:00
ブ・FGVインフレ率(IGP-M)(11月)
19:00
欧・ユーロ圏景況感指数(11月)
19:00
欧・ギリシャGDP改定値(7-9月)
21:30
ブ・融資残高(10月)
ネオジャパンが東証マザーズに新規上場(公開価格:2900円)
米・感謝祭翌日「ブラックフライデー」
米・株式市場と債券市場は短縮取引
11月29日
日
安倍首相がCOP21に出席するためフランスへ出発
3
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Vol. 144 Weekly
2015 11 24
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(米)10 月中古住宅販売件数
23 日(月)日本時間 24 日午前 0 時発表予定
(予想は、540 万戸) 参考となる 9 月実績は前月比+4.7%、年率換算で 555 万戸。販売状況は好調で市場予想を上回った。10
月については販売価格の中間値が上昇していることから、一部で買い控えが予想されており、9 月実績をやや下回る可能性が高
いとみられる。
-------------------------------------------------------------------■(米)7-9 月期国内総生産改定値
24 日(火)午後 10 時 30 分発表予定
(予想は前期比年率+2.0%) 速報値は+1.5%だったが、最終需要の堅調な伸びを考慮して、改定値は上方修正される可能性が
ある。速報値では在庫投資の減少などが成長率を押し下げた。改定値では在庫投資が多少修正される可能性があり、全体の伸び
に多少寄与するものとみられる。
-------------------------------------------------------------------■(米)10 月耐久財受注
25 日(水)午後 10 時 30 分発表予定
(予想は、前月比+1.5%) 参考となる 9 月実績は前月比-1.2%。輸送機器が 2.9%減少し、全体の受注水準を押し下げた。10
月については、民間航空機の受注増加の可能性があることから、全体の受注水準は増加する見込み。市場予想は妥当な水準か。
-------------------------------------------------------------------■(日)10 月全国消費者物価コア指数
27 日(金)午前 8 時 30 分発表予定
(予想は、前年比-0.1%) 参考となる 9 月実績は前年同月比-0.1%で 2 カ月連続の下落となった。物価下落は原油安の影響に
よるもの。10 月についてはエネルギー価格の弱含みが続いていることから、小幅な物価下落が予想される。
--------------------------------------------------------------------
4
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展望
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2015 11 24
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
11月24日
11月24日
11月24日
11月24日
11月25日
11月25日
11月26日
11月26日
11月26日
11月26日
11月27日
11月27日
11月27日
11月27日
コード
2391
2590
7488
7590
4699
8057
3031
3329
7959
9627
2353
3816
6040
8068
銘柄
プラネット
ダイドドリ
ヤガミ
タカショー
ウチダエスコ
内田洋
ラクーン
東和フード
オリバー
アインホールディングス
日駐
大和コン
日本スキー
菱洋エレク
上場部名
ジャスダックS
東証1部
名証2部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
マザーズ
ジャスダックS
名証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
時刻
日付
コード
銘柄
5
上場部名
時刻
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Market
展望
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レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
証券会社
11月16日 CS
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
5214
日電硝
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
いちよし
1414
ショーボンド
B→A格上げ
岩井コスモ
2269
明治HD
B+新規
三菱UFJ
1802
大林組
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
モルガン
5020
JX
OVERWEIGHT新規
2309
シミックHD
C→B格上げ
-
7618
PCDEPOT
B→A格上げ
-
11月17日 いちよし
610→830
1050→1400
560
岩井コスモ
2815
アリアケ
B+新規
ゴールドマン
7261
マツダ
買い→強い買い格上げ
シティ
8630
NKSJHD
1新規
三菱UFJ
1925
大和ハウス
NEUTRAL→OVERWEIGHT格上げ
9003
相鉄HD
HOLD→BUY格上げ
岡三
9468
カドカワドワ
中立→強気格上げ
野村
5803
フジクラ
NEUTRAL→BUY格上げ
590→790
6367
ダイキン
NEUTRAL→BUY格上げ
8200→10000
1840→1890
11月18日 CS
3000→3300
5030
3330→4100
870→910
2000
5486
日立金
NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ
3034
クオール
B+新規
11月19日 シティ
6869
シスメックス
2→1格上げ
8400→9200
ドイツ
6481
THK
HOLD→BUY格上げ
2250→2750
三菱UFJ
1860
戸田建
UNDERWEIGHT→NEUTRAL格上げ
岩井コスモ
6
-
530→750
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
証券会社
11月16日 三菱UFJ
11月17日 ゴールドマン
三菱UFJ
コード
社名
レーティング
DENA
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
3000→1700
9065
山九
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
696→687
5110
住友ゴム
買い→中立格下げ
6767
ミツミ
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
メリルリンチ
6502
東芝
UNDERPERFORM新規
岡三
6502
東芝
中立→弱気格下げ
2752
フジオフード
A→B格下げ
11月18日 いちよし
目標株価(円)
2432
1950
860→660
240
-
東海東京
3911
Aiming
OUTPERFORM→NEUTRAL格下げ
1000
11月19日 三菱UFJ
1824
前田建
NEUTRAL→UNDERWEIGHT格下げ
970→680
モルガン
9005
東急
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
1000→1100
5332
TOTO
NEUTRAL→UNDERPERFORM格下げ
3800→3900
JPモルガン
2801
キッコーマン
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
岩井コスモ
5726
大阪チタ
B+→B-格下げ
-
7609
ダイトエレク
A→B+格下げ
-
11月20日 CS
-
大和
4503
アステラス薬
2→3格下げ
2000→1700
モルガン
4581
大正薬HD
EQUALWEIGHT→UNDERWEIGHT格下げ
8000→7100
7
株式会社フィスコ
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-1000
8
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2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
事業法人
2015/10/13
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
信託銀
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
外国人
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
-500
2015/8/17
0
2015/8/10
500
2015/8/3
単位:億円
2015/7/27
-300
2015/7/21
-250
2015/7/13
-200
2015/7/13
-100
2015/7/6
1000
2015/7/6
-50
2015/6/29
1500
0
2015/6/22
2000
50
2015/6/29
2500
100
2015/6/15
150
2015/6/22
3000
2015/6/8
200
2015/6/15
単位:億円
2015/5/25
-6000
2015/6/1
-2000
2015/5/25
2000
2015/6/8
単位:億円
2015/6/1
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
2015/10/19
2015/9/28
2015/10/5
2015/10/13
2015/10/19
2015/10/26
2015/11/2
2015/11/9
6000
2015/5/25
2015/11/9
2015/11/2
2015/10/26
投信
2015/10/13
生・損保
2015/10/19
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/3
2015/8/10
2015/8/17
2015/8/24
2015/8/31
2015/9/7
2015/9/14
2015/9/24
2015/6/8
2015/6/15
2015/6/22
2015/6/29
2015/7/6
2015/7/13
2015/7/21
2015/7/27
2015/5/25
2015/6/1
個人
2015/10/13
2015/10/5
2015/9/28
2015/9/24
2015/9/14
2015/9/7
2015/8/31
2015/8/24
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/5/25
展望
2015/8/17
2015/8/10
2015/8/3
2015/7/27
2015/7/21
2015/7/13
2015/7/6
2015/6/29
2015/6/22
2015/6/15
2015/6/8
2015/6/1
2015/5/25
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で買い越し継続
し継続となった。また、個人投資家は 3809 億円と売り越し継続となった。
11 月第 2 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 7528 億円と買い越し継続となった。現物についても買い越
その他、事法は 71 億円と買い越しに転じた。投信は 1655 億円、生・損保は 288 億円、信託は 2285 億円と売り越し継続となっ
た。都地銀は 156 億円と売り越しに転じた。自己は現物、225 先物買いの、TOPIX 先物売りで 900 億円と買い越し継続となった。
この週の裁定残は、ネットベースで 3102 億円増加の 2 兆 8663 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 1.72%の上昇へ。
6000
単位:億円
4000
4000
2000
-2000
0
0
-4000
-6000
-4000
-10000
-8000
-12000
単位:億円
500
-150
-500
0
-1000
-1500
-2000
-2500
6000
単位:億円
2000
1500
5000
1000
4000
3000
2000
1000
0
-1000
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/08/03
1,660
▲2,503
2,672
▲736
315
▲29
▲79
▲939
15/08/10
207
808
▲3,179
109
941
20
▲8
1,097
15/08/17
▲1,449
3,270
▲4,005
▲6
1,671
53
76
▲89
15/08/24
▲4,323
4,277
▲7,070
1,487
1,835
143
▲8
2,631
15/08/31
▲3,219
3,378
▲4,817
312
827
42
41
2,553
15/09/07
8,037
▲1,274
▲10,348
735
906
▲56
▲89
2,023
15/09/14
591
935
▲7,858
238
5,314
▲71
▲106
530
15/09/24
▲1,998
1,585
▲760
484
▲0
8
48
164
15/09/28
▲1,838
▲441
▲1,989
757
660
▲25
▲131
2,413
15/10/05
▲252
▲3,309
2,103
85
333
▲151
▲113
1,497
15/10/13
249
▲620
▲267
4
204
▲14
▲70
617
15/10/19
806
▲3,888
1,882
▲377
127
▲176
▲100
2,080
15/10/26
1,843
▲1,261
912
▲270
260
▲144
▲145
▲1,192
15/11/02
1,928
▲1,361
1,319
▲116
▲345
▲125
▲24
▲1,386
15/11/09
3,119
▲3,299
3,004
▲637
88
▲267
▲28
▲1,811
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/08/03
▲2,336
▲8
2,206
▲76
2
35
144
61
15/08/10
▲672
▲147
993
▲50
5
48
▲56
▲48
15/08/17
1,402
17
▲1,072
61
▲26
▲139
▲40
▲252
15/08/24
4,078
▲83
▲4,423
232
5
199
80
11
15/08/31
2,983
▲17
▲1,753
▲492
▲0
▲24
▲233
▲445
15/09/07
957
109
▲392
▲660
▲1
78
20
▲173
15/09/14
▲573
▲3
736
15
▲0
2
26
▲220
15/09/24
2,823
▲34
▲3,069
▲13
▲2
▲35
248
101
15/09/28
▲937
▲95
▲2,211
377
▲31
120
▲1
2,802
15/10/05
▲1,249
▲37
812
211
8
72
10
315
15/10/13
156
▲57
▲82
▲4
▲36
▲33
▲146
131
15/10/19
▲717
100
78
364
4
110
▲206
275
15/10/26
▲403
164
988
▲186
39
▲124
▲43
▲451
15/11/02
77
▲48
▲177
▲62
19
▲36
44
161
15/11/09
▲2,329
29
2,348
▲84
0
▲21
199
▲213
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
15/08/03
448
▲329
4,048
▲2,956
▲30
▲15
107
▲1,145
15/08/10
1,930
144
▲2,711
847
▲4
▲10
▲58
▲390
15/08/17
1,016
820
▲5,175
2,374
147
0
▲260
889
15/08/24
113
▲500
▲7,634
6,208
▲104
▲59
▲329
2,548
15/08/31
▲687
▲392
3,760
▲1,519
4
▲58
▲88
▲971
15/09/07
▲3,194
453
▲735
1,445
▲1
▲10
726
1,203
15/09/14
273
▲161
▲497
472
▲4
▲2
▲214
190
15/09/24
526
▲65
▲1,224
773
16
0
▲209
319
15/09/28
853
186
▲2,383
1,317
▲5
▲35
▲54
196
15/10/05
2,152
▲389
▲1,664
543
4
▲81
185
▲893
15/10/13
825
108
▲1,211
1,015
43
0
▲148
▲577
15/10/19
558
▲152
409
20
▲34
▲55
▲496
▲329
15/10/26
▲615
367
799
▲1,270
▲36
▲33
693
▲143
15/11/02
270
▲286
748
▲604
▲20
▲2
▲4
326
15/11/09
110
▲539
2,176
▲934
▲17
0
▲327
▲261
9
株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
※
展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
あんしん保証
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
公募株数
(株)
売出株数
(株)
公募価格
(円)
初値
(円)
7183
東M
11/19
1,320~1,460
110,000
130,000
1,460
11/19
645~695
231,600
168,400
695
3,102,900
34,275,400
1,555
110,000
143,000
2,900
5,730
主幹事
11/20終値
(円)
SBI
4,730
事業内容: 家賃債務の保証事業
ロゼッタ
6182
東M
- SMBC日興
-
事業内容: 自動翻訳サービス事業、翻訳、通訳事業、企業向け語学研修事業
6183
ベルシステム24ホールディングス
東1
11/20
1,500~1,720
1,478
SMBC日興、
MUMSS、みずほ
1,405
事業内容: 電話等を利用したコールセンター業務、治験支援業務等
ネオジャパン
3921
東M
11/27
2,710~2,900
- SMBC日興
-
-
事業内容: ウェブ技術をベースとしたグループウェアである「desknet's NEO」とその関連製品・サービスの開発、販売等
インベスターズクラウド
1435
東M
12/3
1,730~1,870
420,000
670,000
-
-
SBI
150,000
350,000
-
- SMBC日興
-
-
-
みずほ
-
-
-
野村
-
-
SBI
-
事業内容: 土地情報の提供、デザインアパートの企画、施工、賃貸管理
鎌倉新書
6184
東M
12/4
920~1,000
事業内容: ポータルサイトを通じたライフエンディングサービスに係るマッチング事業及び書籍販売事業
ラクス
3923
東M
12/9
920~1,080
400,000
0
事業内容: 問合せメール共有・一元管理システム等のクラウド方式による開発・販売、IT エンジニアの派遣
ランドコンピュータ
3924
東2
12/11
1,710~1,760
323,500
100,000
事業内容: 各種コンピュータシステムに関するコンサルティング、企画、設計並びにソフトウェア販売及び運用、保守管理
ダブルスタンダード
3925
東M
12/15
-
200,000
475,000
-
事業内容: 企業向けビックデータの生成・提供、データ生成過程で培った技術を活用したサービス企画・システム開発
ツバキ・ナカシマ
6464
東1
12/16
-
0
19,264,700
-
-
野村
-
12/17
-
50,000
773,000
-
-
みずほ
-
-
217,500
108,500
-
-
MUMSS
-
-
732,000
732,000
-
-
野村
-
事業内容: 鋼球の製造・販売等
オープンドア
3926
東M
事業内容: 総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」等の運営
ミズホメディー
4595
JQ S
12/17
事業内容: 体外診断用医薬品の開発・製造・販売
フリュー
6238
事業内容:
東1
12/18
プリントシール機及びその関連製品の企画・開発・販売、インターネット上のコンテンツ・メディアの企画・運営・開発、クレーンゲーム景品の企画・
販売、家庭用・スマートフォン向けゲームの企画・開発・運営
10
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週刊相場観測誌
Market
展望
銘柄名
アートグリーン
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
公募株数
(株)
売出株数
(株)
公募価格
(円)
初値
(円)
主幹事
11/20終値
(円)
3419
名C
12/18
-
200,000
0
-
-
HS
-
-
300,000
200,000
-
- SMBC日興
-
-
1,870,000
425,000
-
-
みずほ
-
-
600,000
254,000
-
-
大和
-
-
600,000
0
-
-
大和
-
40,000
-
-
野村
-
370,000
-
-
SBI
-
事業内容: 種苗の輸入販売並びに生花の生産及び卸売
アークン
3927
東M
12/18
事業内容: 情報セキュリティ製品の開発・販売事業
ビジョン
9416
東M
12/21
事業内容: グローバルWiFi事業及び情報通信サービス事業
マイネット
3928
東M
12/21
事業内容: スマートフォン向けオンラインゲームの運営
ソネット・メディア・ネットワークス
6185
東M
12/22
事業内容: DSP「Logicad(ロジカド)」を中心とするマーケティングテクノロジー事業
プロパティエージェント
3464
JQ S
12/22
-
460,000
事業内容: 資産運用型不動産の開発、販売及び賃貸管理等不動産管理事業
ソーシャルワイヤー
3929
東M
12/24
-
170,000
事業内容: ニュースワイヤー事業(プレスリリース配信サービス、クリッピングサービス)、インキュベーション事業(レンタルオフィス運営)
ケイアイスター不動産
3465
東2
12/24
-
1,050,000
1,050,000
-
-
大和
-
事業内容: 分譲住宅、注文住宅、中古住宅、マンション販売、その他の総合不動産事業
一蔵(いちくら)
6186
東2
12/25
-
1,500,000
512,100
-
-
野村
-
-
150,000
130,000
-
-
大和
-
事業内容: きものの販売・レンタル事業、結婚式場の運営等
グラフィコ
4930
東M
12/25
事業内容: 健康食品・化粧品・雑貨の企画製造販売
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Market
展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1867
植木組
280
259.75
267.5
2004
昭和産
494
482
2108
甜菜糖
205
202.25
196
2204
中村屋
494
492.75
425.5
474
2359
コア
872
862.5
858
2399
綜合臨床HD
513
492.75
490
2597
ユニカフェ
961
947.75
934.5
2612
かどや油
2730
2714.25
2704
2809
キユーピー
2988
2964.5
2588
2918
わらべや
2444
2435
2366.5
3153
八洲電機
590
586
544.5
3313
ブックオフ
926
904.5
872
3371
ソフトクリエH
955
942
906
3405
クラレ
1600
1568
1441.5
3880
大王紙
1235
1152.5
1099.5
3946
トーモク
290
285.75
287.5
4042
東ソー
687
662
578.5
4182
菱瓦斯化
643
642.75
628.5
4221
大倉工
368
358.25
366.5
4362
日本精化
943
935.75
829.5
4523
エーザイ
7777
7648.5
6910
4534
持田薬
7700
7432.5
7155
4626
太陽HD
4600
4593.75
4082.5
4633
サカタインクス
1277
1210.25
1156
4689
ヤフー
4951
エステー
5020
JX
5449
大阪製鐵
5930
文化シヤタ
6407
CKD
1181
6809
TOA
1276
1212.5
1193
6859
エスペック
1467
1260.75
1102.5
6914
オプテックス
2760
2484.5
2284
6915
千代インテ
2989
2886.75
2416.5
7267
ホンダ
4036
4009.5
3819.5
7313
TSテック
3370
3286.5
2971
7438
コンドーテック
793
789
759.5
7442
中山福
895
883.5
846
7591
エクセル
1825
1446.5
1773.5
7735
スクリン
878
854.5
721
8035
東エレク
7854
7730.25
7756
8065
佐藤商
806
800
752
8078
阪和興
8182
いなげや
8291
日産東HD
8355
8388
514
501.25
475.5
4722
フューチャー
1089
1071
1047.5
4989
イハラケミカル
726
704
630.5
1655
1588.75
1327.5
500
496.25
486.5
5218
オハラ
606
601.75
592
2231
2224.5
2050.5
5711
三菱マ
438
433
402
1067
1053.75
936.5
6136
OSG
2436
2365.75
2133
1177.25
1101
6463
TPR
3365
3292
2908
546
499.25
459.5
8103
明和産
452
447
441.5
1346
1338.75
1247.5
8233
高島屋
1144
1141
1047.5
323
322.75
314.5
8303
新生銀
239
236.75
226
静岡銀
1276
1235.75
1166.5
8377
ほくほく
275
272.25
242
阿波銀
725
707.25
664.5
8613
丸三証
1217
1193.75
1112
8818
京阪神ビ
707
689.5
639
9007
小田急
1215
1185
1125.5
9074
日石輸
250
247.25
240
9303
住友倉
673
669.25
614.5
9370
郵船ロジ
1492
1485.25
1300
9381
エーアイテイー
1131
1127
1035
9413
テレ東HD
2288
2285.75
2161
9675
常磐興
155
154
148.5
9735
セコム
8385
8117.25
7402.5
9810
日鉄住金物産
423
422.5
406
9842
アークランド
2754
2691
2560
9993
ヤマザワ
1750
1710
1668.5
12
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Market
展望
Vol. 144 Weekly
2015 11 24
一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1954
日工営
479
482.75
483.5
2282
日ハム
2412
2690
2475.5
3109
シキボウ
122
124.75
133.5
3639
ボルテージ
1473
1508.75
1503
4228
積化成
4554
富士製薬
381
458.5
387.5
4512
わかもと
2146
2230.25
2175.5
4732
USS
5351
品川リフラ
269
299.5
272
6378
木村化
6472
NTN
564
651.75
583.5
6482
ユーシン精機
6507
シンフォニア
215
228.25
217.5
6941
山一電機
7215
ファルテック
1490
1607
1520
7226
極東開
7714
モリテックス
233
261
278.5
7775
大研医器
288
298
289
2002
2234.5
2015.5
478
544.75
526
2370
2565
2453.5
833
1031
850.5
1366
1381.5
1436.5
1061
1288.75
1094
7833
アイフィスジャ
507
564.25
507.5
7968
TASAKI
1917
2452.25
2034
8158
ソーダニッカ
504
540
514
8904
サンヨーナゴヤ
1144
1245
1156
9075
福山運
603
685.75
630.5
13
株式会社フィスコ
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