シラバス (本文) - IPU・環太平洋大学

10100
科目コード
授 業
科目名
配当年次
英語Ⅰ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
教養
担当者名
小嶋・アンソニー・オチャンテ
江原・ルック・中村・アントン
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
<授業の概要>
必修
英語Ⅰは、大学における英語学習4部構成シリーズの第1部である。当授業では、主に英語の基本的な語彙力と文法知
識を再構築し、言語学習の基盤養成を目指す(語形と文構造・語順の理解から読解演習までを行う)。
<授業の到達目標>
日常生活における様々な状況において、基本的な自己表現や対話ができる。
<授業の方法>
① 受講者は、その日の学習ユニットを予習する事が期待される。教科書は授業時には必ず携行する。
② 内容の定着のため反復学習や復習が必要となる。学期中、全6回の小テストや考査・提出課題がある。
③ いくつかのタスク・プロジェクトを通して、学習者は自分の考えを英語で表現する力を身に着ける。
<準備学習等(予習・復習)>
① 学習した語彙・表現の定着のため、定期的に何度も繰り返し復習すること。
② 小テストやプロジェクトは最終成績に含まれる。十分な準備が必要である。
③ 受講者同士で協力・準備し、声を出したり書いてみて発展的な実践練習とすること。
<成績評価方法>
受講態度・課題提出 20%、小テスト 20%、中間試験 30%、期末試験 30%
<教科書>
Edited by Michael Rost「English FIRSTHAND success」Pearson, Longman 2,660円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
授業ガイダンス・自己紹介
2
自己紹介・相互紹介
3
ファッションについての話をする
4
健康・医療についてアドバイスする
5
目的地への行き方を伝える
6
物について:使い方などを説明する
7
夢や未来の計画について話す
8
定期試験(中間)
9
過去の出来事について話す
10
比較表現を使って話す:自然環境について
11
能力と可能性について話す
12
好き嫌いについて話す
13
ルールや決まり事について話す
14
まとまりのある話を語る・聴く
15
総復習
授 業 内 容
アイスブレーク・自己紹介
挨拶表現(greetings)
初対面の人と会話を始め、続ける。個人的な話をする。
現在形:(simple present, Wh- & Yes/No questions)
色や柄・素材についての表現、制服や好みについて話す
形容詞とその順序:(ajectives and adjective order)
健康状態やフィットネス・幸福感について話す
アドバイスの表現:(imperatives for advice)
道を尋ねる・説明する:店や場所・故郷の説明をする
場所を表す前置詞:(Prepositions of location)
美術品や贈り物について:物を説明するヒントを与える。
代名詞:(singular & plural pronouns)
将来の夢:個別の目的や理由・実現の可能性について
未来を表す助動詞:(auxiliary verbs of possibilities)
Mid-term exam:
総復習 Review 1
休暇・特別な日の記憶:経験や当時の気持ちについて話す
過去形とWH-疑問文:(simple past,Wh-questions)
ペットや動物・自然環境について話す
比較・最上表現:(comparatives and superlatives)
新しいことを学ぶ:人の能力と挑戦することについて話す
能力を表す助動詞:(can,could,be able to)
デートやイベントに人を誘う:好みについて話す
動名詞とto不定詞:(gerunds & to-infinitives)
授業・寮・家での約束事:するべきかしないべきか
法助動詞:(need to,should,shouldn't)
映画や物語について意見を言う:順序立てて話す
順序・配列を表す副詞:(sequence words: first,then)
最終試験準備:Preparation for Final exam:
総復習 Review 2
−1−
科目コード
10101
区 分
教養
授 業
科目名
英会話
担当者名
小嶋・中村・岩中・アンソニー ルック・アントン・ラフラールイ
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
この授業のねらいは、英語の基礎的なスピーキングとリスニングの力をつけることである。受講生は自分自身の意見を表現し、少人数
のグループ内においてコミュニケーションを図り、意見交換することが奨励される。全ての受講生には、積極的に授業に参加することで、
英語での会話の運用能力を最大限に伸ばすことが期待される。
<授業の到達目標>
自分自身と家族、毎日の行動や習慣、週末や休日、自分の経験や自分の将来のことなどについて口頭で表現し、それに対する簡単な質
問に応えることができる。現在形と過去形を適切に使い分けることができる。
<授業の方法>
① 受講生は教科書の内容を授業前に予習し、授業時には必ず携行すること。
② 授業での活動は、教科書に記載の語彙・例文・表現を参考に行われる。
③ 他学生と協力し、個別・ペア・小グループでの発話練習の機会を多くとる。
④ 他学生と協力し、発表のため原稿作成や事前練習をすることも必要となる。
⑤ 学期中を通し、全6回の小テスト・2回の定期考査、および提出課題がある。
<準備学習等(予習・復習)>
① シラバスを参考に、その日の単元内容を教科書内の語彙・表現等を中心に予習すること。
② 習熟度確認の小テストの結果は最終成績に含まれる。十分な復習・準備が必要である。
③ 反復練習なしでは、言語習得はありえない。しっかりと声に出し、繰り返し練習すること。
<成績評価方法>
受講態度・課題提出 20%、小テスト 20%、中間試験 30%、期末試験 30%
<教科書>
Edited by Michael Rost「English FIRSTHAND access」Pearson, Longman 2,660円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
授業ガイダンス・自己紹介
2
趣味・活動について話す
3
説明する・やり方を伝える
4
部屋の中や物について説明
5
毎日の行動・習慣について話す
6
家族や友人:性格について話す
7
ショッピング:衣類と好みについて話す
8
定期試験(中間)
9
週末や休日の話をする
10
食べ物:容量について話す
11
最近の活動やスポーツについて話す
12
家に招く:周辺の説明・家の中を見せる
13
過去の話・経験したことを話す
14
未来の話・見込みの話をする
15
総復習
授 業 内 容
アイスブレーク・自己紹介
挨拶表現(greetings)
挨拶表現・自己紹介・基本的な質問と応答の練習。
基本的な応答表現(出身地や趣味など)basic Qs & As
指示を与える・従う。出入国管理局にて。
命令形(imperatives)
家庭・校内・職場にある物を説明する。
There is/ are ~
スケジュールについて時系列に話す。
疑問文2(Closed Questions)
身近な人々について話す。
疑問文3(Wh-Questions)
衣類の好み・おすすめの店について話す。
some & any、単数・複数(singular & plurals)について
Mid-term exam:
総復習 Review 1
休日の行動について話す・比べる。
頻度で分けて話す(frequency adverbs)
食糧の購入・数や容量について。可算・不可算名詞、数量形容詞(count &
non-count nouns + adjectives)
海外の知り合いに電話をかける。スポーツに関する会話
進行形(present continuous)
引っ越し:周辺の建物と部屋の中を見せる
家の位置・家の中:前置詞(prepositions)
直接的な質問を避ける。経験の話をする。話を広げる。
動詞変化と過去の表現(verb-changes,simple past)
占い師を訪れる。計画や予測・希望について話す。
未来形 (will & be going to,closed questions)
最終試験準備:Preparation for Final exam:
総復習 Review 2
−2−
10103
科目コード
授 業
科目名
配当年次
情報リテラシーⅠ(基礎)
1
配当学期
前期
区 分
教養
担当者名
木戸和彦・平松 茂
本庄慶樹 2
単位数
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
学校教育現場において、効果的な教材作成や提示の手段としてのコンピュータ利用は今や必須のスキルである。本講義
においては、まずコンピュータ操作に習熟するために、Word、Excel等のアプリケーションを駆使してグラフィカルな
教材を効果的に作成する技法を身につける。またこれに並行して、PCメールやweb情報検索の基礎、および情報モラル、
メディア・リテラシーに関する知識を盛り込みながら、情報処理技術のトータル的な理解を目指す。
<授業の到達目標>
大学で必要とされる、文書処理能力、表・グラフ作成能力、関数の扱い方、Webについての一般的な知識、E-mailの扱
い方とその仕組み、パソコンの動作原理、周辺装置の扱い方を十分理解し、パソコンの基本操作を難なくできることを
目標とする。
<授業の方法>
パソコンを使用しながら実習形式で進める。
<準備学習等(予習・復習)>
講義時間内に指示した内容の課題を作成し、提出する。
<成績評価方法>
受講態度 20%、講義内課題 30%、レポート課題 50%を考慮し、総合評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
実教出版編集部(2007)「30時間でマスターOffice2007」実教出版 1,100円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
WindowsとOfficeの基本
OS・パソコンの仕組み、文字入力、キーボード操作の確認
2
Wordの操作(1)-文字処理-
文字装飾、書式、罫線
3
Wordの操作(2)-文章処理-
文章レイアウト、印刷
4
課題作成(1)-文章処理に関する課題-
あいさつ文、案内文、チラシなどの文章作成
5
情報モラル・インターネットの基礎(1)
ネット社会のルール、Web情報検索の基礎、情報の扱い方
6
情報モラル・インターネットの基礎(2)
インターネットの歴史とメールの仕組み
7
周辺機器、情報メディアの利用
携帯電話、スマートフォン、デジタルカメラ、スキャナなど
8
課題作成(2)-学校新聞作成の準備-
学級新聞の構成と情報収集
9
課題作成(3)-学校新聞の作成-
学級新聞の作成
10
Excelの操作(1)-表計算処理-
表計算の基本
11
Excelの操作(2)-グラフ処理-
グラフ機能
12
Excelの操作(3)-関数処理-
関数機能
13
課題作成(4)-関数機能に関する課題-
関数機能の総合問題
14
課題作成(5)-表・グラフ機能に関する課題
表計算・グラフ機能の総合問題
15
課題作成(6)-WordとExcelの総合問題-
WordとExcelの融合
−3−
10103
科目コード
授 業
科目名
配当年次
情報リテラシーⅠ(基礎)
1
配当学期
前期
区 分
教養
担当者名
岡田 俊一
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
事前に講義内容をパワーポイントで提示し、演習を進める。
メールでのレポート提出や質問にも対応し講義日以外でも学習ができるようにする。
パソコンを文具として扱い、日常生活の電子的なファイルの処理が容易に扱えるようにする。
<授業の到達目標>
学校教育現場において、効果的な教材作成や提示の手段としてのコンピュータ利用は今や必須のスキルである。本講義
においては、まずコンピュータ操作に習熟するために、ワード、エクセル等のアプリケーションを駆使してグラフィカ
ルな教材を効果的に作成する技法を身につける。またこれに並行して、インターネットメールやweb情報検索の基礎、
および情報モラル、メディア・リテラシーに関する知識を盛り込みながら、情報のトータルな理解を目指す。
<授業の方法>
プリント教材を配布し、操作方法を説明しながら実習形式で進める。
<準備学習(予習・復習等)>
授業中だけでなく、日常的にパソコンに触れるよう努めること。
<成績評価方法>
学習態度・意欲 40%、学習状況 30%、製作課題 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
WindowsとOfficeの基本
OS・パソコンの仕組み、文字入力、キーボード操作の確認
2
Wordの操作(1)―文字処理―
文字装飾、書式、罫線
3
Wordの操作(2)―文章処理―
文章レイアウト、印刷
4
課題作成(1)―文章処理に関する課題―
あいさつ文、案内文、チラシなどの文章作成
5
情報モラル・インターネットの基礎(1)
ネット社会のルール、Web情報検索の基礎、情報の扱い方
6
情報モラル・インターネットの基礎(2)
インターネットの歴史とメールの仕組み
7
周辺機器、情報メディアの利用
携帯電話、スマートフォン、デジタルカメラ、スキャナなど
8
課題作成(2)―学校新聞作成の準備―
学級新聞の構成と情報収集
9
課題作成(3)―学校新聞の作成―
学級新聞の作成
10
Excelの操作(1)―表計算処理―
表計算の基本
11
Excelの操作(2)―グラフ処理―
グラフ機能
12
Excelの操作(3)―関数処理―
関数機能
13
課題作成(4)―関数機能に関する課題―
関数機能の総合問題
14
課題作成(5)―表・グラフ機能に関する
表計算・グラフ機能の総合問題
15
課題作成(6)―WordとExcelの総合問題―
WordとExcelの融合
−4−
科目コード
10104
区 分
教養
授 業
科目名
体育理論
担当者名
西口 聡・降屋 丞
小澤尚子・常浦光希
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
本講義では、体育の理論を学ぶことにより、健康のために必要な体力づくりを理解し、生涯を通じて継続的な運動実践
が必要であることを明らかにする。理論では、メンタルヘルス及び生活習慣病予防や心身相関について理解をし運動や
健康の維持、増進のために必要な体力などに関する講義を行う。
<授業の到達目標>
体育の理論を学ぶことにより、自分自身の健康のために必要な体力づくりを理解し、生涯を通じて継続的な運動実践が
できるようになることを目標とする。
<授業の方法>
必要に応じて資料を配布し、体育理論の解説・講義を行う。
<準備学習等(予習・復習)>
適宜紹介及び配布したテキストの熟読並びに理解を促す。
<成績評価方法>
出席点(受講態度・積極性・相互促進性等)、レポートに基づき、総合的に評価する。
<教科書>
特に定めない
<参考書>
特に定めない
<授業計画>
回
テーマ
1
考えてみよう私たちと運動
2
身につけよう運動
3
学校における体育の役割
4
見つめよう心と体
5
運動と栄養
6
生活習慣病の種類とその予防
7
脳と身体のつながり
8
生涯スポーツの意義
授 業 内 容
自己の健康のために必要な体力づくりを理解し、生涯を通じて継続的に運動
を実践できることを学ぶ。健康の三原則について。
体育理論の実践と方法として様々な観点から身体に及ぼす効果について学習
する。
学校教育における体育の役割として、身体活動が児童の発達や望ましい社会
生活に貢献しうる能力を持たせる重要な役割があることを学ぶ。
学校教育における体育が教育に貢献しうる独自の機能にはどのようなものが
考えられるか、体育の実践と方法を学ぶ。
心と体の相関関係、欲求やストレスの対処法を学ぶ。
体ほぐし運動を解明する。
運動をするうえで栄養管理はとても大切であり、カロリーやその他の栄養摂
取が不足すると筋肉が落ちたり、月経が止まってしまったり怪我の治癒に時
間がかかるなどしてしまう。ここでは運動、栄養は栄養管理することが大前
提で基礎の栄養管理をせずに激しい運動をすると逆に身体をすり減らすこと
になる。
パフォーマンスを上げる「運動と栄養の4つの基本」を学ぶ。
日本の三大死因は、癌・脳卒中・心臓病です。これらの原因である高血圧、
高脂血症、糖尿病などは加齢や遺伝亭原因ではなく不適切な食生活や運動不
足、飲酒、喫煙、ストレス等が深く関係している。これら「生活主幹病」に
ついて考え、その予防について学ぶ。
脳と身体は直接的にあまり関係がないように考える人も多いが、実は密接な
関係にある。頭を使えば身体もよくなり、身体を鍛えれば脳も発達する。そ
の原理を次の行動から明らかにしていく。
・姿勢の良い人は頭の良い人
・一流選手は頭が良い
・脳は身体の力をコントロールしている
・身体を動かせると脳も動き出す等
今あらためてスポーツとは何なのか、なぜ人はスポーツを続けていくのか?
私たちにとってスポーツとは?スポーツの目的意識とは何なのか?を各グ
ループに分かれてディスカッションをさせ発表させる。※まとめ
−5−
科目コード
10105
区 分
教養
授 業
科目名
体育実技
担当者名
西口 聡・降屋 丞・小澤尚子
常浦光希・久田 孝・藤井宏明
配当年次
1
配当学期
前期
1
単位数
実技
授業方法
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業では、体育の実践方法を学ぶことにより、自分自身の健康のために必要な体力づくりを理解し、生涯を通じて継
続的に運動が実践できるようになることを目標とする。特に、バドミントン、ターゲットバードゴルフ、卓球、ソフト
バレー、フットサルなどの各種の運動実践を通して、運動の楽しさを味わうことができるようにするとともに、体調の
管理、体力の向上をはかり、健康や体力の維持増進に役立てていく。
<授業の到達目標>
体力の現状を把握し、自らの力で健康のために必要な体力の向上に努めることができるようになることを目標とする。
<授業の方法>
必要に応じて資料を配布し、各種目の解説・デモンストレーションを行う。
<準備学習等(予習・復習)>
授業内容に関連する参考図書・参考資料(DVD等も含む)に目を通し、課題意識を持って授業に参加し、基礎的な体力・
スポーツ技術を身につける。実技態度・実技試験に基づき、総合的に評価する。
<成績評価方法>
実技態度・実技試験に基づき、総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概念
2
トレーニング施設使用に関するオリエンテーション
ウェイトトレーニングや有酸素系マシンの説明
3
実技:体力測定
走・跳・投能力の測定
4
実技:体力測定
運動適正テスト
5
実技:バドミントン
ルール・用語の説明、基礎技術の理解と習得
6
実技:バドミントン
試合(ダブルス戦)
7
実技:バドミントン
試合(シングルス戦)
8
実技:ターゲットバードゴルフ
ルール・用語の説明、基礎技術の理解と修得
9
実技:ターゲットバードゴルフ
試合(個人戦)
10
実技:ターゲットバードゴルフ
試合(団体戦)
11
実技:卓球
ルール・用語の説明、基礎技術の理解と習得
12
実技:卓球
試合(ダブルス戦)
13
実技:卓球
試合(シングルス戦)
14
実技:フットサル
試合
15
まとめ
これまで習得した実技種目の復習
−6−
科目コード
10106
区 分
教養
授 業
科目名
日本語表現Ⅰ
担当者名
浅田栄里子・長野 真澄
伊藤 宏・長谷 浩也
田村 綾子・小川 正人
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
小論文やレポート類の作成など、大学生活に必要な日本語表現の基礎を実作の分析を通して学ぶ。表現したいことを持っ
ていながら、それを明快な文章として分かりやすく表現できにくい学生を念頭に置き、まず、自己の日本語表現力を認識、
自覚するところから始める。その後、文の構造・文章の組み立て等の文章作成に関する基礎を学習し、徐々に論理的な
文章を書けるようにする。併せて、漢字の習得、社会生活に必要な敬語の使い方や手紙の書き方を学ぶ。
<授業の到達目標>
・社会に出た時に役に立つ基本的な言語表現を身に付ける。
・小論文の基本的な型を用い、自分の考えを順序立てて表現できるようにする。
<授業の方法>
講義・課題プリント・関係資料を使って進める。
<準備学習等(予習・復習)>
事前に調べておく予習課題を課す。
<成績評価方法>
出席率・受講態度・レポート・課題・提出物などを基に総合的に評価する。
<教科書>
必要に応じて講義中に紹介する。
尚文出版編集部(2014)「常用漢字ダブルクリア」尚文出版 560円
<参考書>
必要に応じて講義中に紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業概要説明 自己紹介文を書く
2
文章とは
文章作成時に気を付けること 自己紹介文の書き直し
3
文章作成の基礎知識①
句読点や記号 図形の説明
4
文章作成の基礎知識②
書き言葉と話し言葉 自己PR文
5
文章作成の基礎知識③
文の構造 接続表現 自己PR文の評価活動
6
文章作成の基礎知識④
敬語・手紙文の書き方
7
文章作成の基礎知識⑤ 小論文①
修飾語と被修飾語の関係 小論文とは 体験の一般化
8
文章作成の基礎知識⑥ 小論文②
原稿用紙の使い方 文体 小論文「私の宝物」作成
9
文章作成の基礎知識⑦ 小論文③
結論と理由 事実と意見の区別 賛否の小論文のモデル文
10
文章作成の基礎知識⑧ 小論文④
資料の読み取り-表・グラフ 理由の明確化
11
文章作成の基礎知識⑨ 小論文⑤
賛否の小論文「18歳選挙権」の作成
12
文章作成の基礎知識⑩ 小論文⑥
資料の読み取り-意見要約
13
文章作成の基礎知識⑪ 小論文⑦
賛否の小論文「小学校低学年からの英語教育」作成
14
総復習 自己評価
基本的な文章作成について総復習 自己評価文
15
期末課題
賛否の小論文作成(課題を与える)
−7−
科目コード
10107
区 分
教養
授 業
科目名
日本語表現Ⅱ
担当者名
浅田栄里子・長野 真澄
伊藤 宏・長谷 浩也
田村 綾子 配当年次
1
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
日本語表現Ⅰを発展させ、レポートについて学習する。賛成か反対かについての小論文から、情報を資料から収集し、
できる限り自分でテーマを設定して結論付ける論証型レポートを書けるようにする。そのため、文章の読解・要約・表
現語彙の学習活動を行うと共に、序論・本論・結論といった文章の構成や適切な引用を基にした意見の書き方などを学
習する。文章作成についての基本的事項については、年間を通して(日本語表現Ⅰ・Ⅱ)学習する。
<授業の到達目標>
・社会に出た時に役に立つ基本的な言語表現を身に付ける。
・論証型レポートの基本的な型を身に付け、骨格のしっかりとしたレポートを書けるようにする。
<授業の方法>
講義・課題プリント・関係資料を使って進める。
<準備学習等(予習・復習)>
事前に調べておく予習課題を課す。
<成績評価方法>
出席率・受講態度・レポート・課題・提出物などを基に総合的に評価する。
<教科書>
必要に応じて講義中に紹介する。
尚文出版編集部(2014)「常用漢字ダブルクリア」尚文出版 560円
<参考書>
必要に応じて講義中に紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
後期学習についての把握と自己の課題についての作文
2
文章の読解・要約①
エッセー「事実と意見」
3
文章の読解・要約②
児童文学「再話・あらすじ・主題」
4
文章の読解・要約③
新聞社説「要約」
5
表現の工夫①
表現語彙 マッピング
6
表現の工夫②
テキストを媒介にして体験を書く「友人について」
7
引用して意見を書く①
肯定的な意見・否定的な意見を書く練習
8
引用して意見を書く②
説明資料を分析して意見を書く
9
論証型レポートを書く①
序論を書く 体験を基にしたテーマ設定
10
論証型レポートを書く②
序論を書く 資料を基にしたテーマ設定
11
論証型レポートを書く③
論文の構成
12
論証型レポートを書く④
本論を書く
13
論証型レポートを書く⑤
本論・結論を書く
14
総復習と自己評価
文章作成の基本 自己評価文
15
期末課題
今までのレポートを修正して仕上げる
−8−
10200
科目コード
授 業
科目名
配当年次
英語Ⅱ(応用)
2
配当学期
前期
区 分
教養
担当者名
江原智子・小嶋隆宏・中村仁美・岩中貴裕
Anton Johannes Potgieter
LAFLEUR LOUIS
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
英語Ⅱは、大学レベルの英語学習の第2段階にあたり、中級初期レベルの内容を学習する。この授業では、英語Ⅰで身
につけた基礎的な文法・語彙知識をベースに、更に実用的で応用的な文構造や表現の知識を身につける。
<授業の到達目標>
日常生活における様々な状況において、より具体的な自己表現や対話ができる。
<授業の方法>
① 受講者は、その日の学習ユニットを予習する事が期待される。教科書は授業時には必ず携行する。
② 内容の定着のため反復学習や復習が必要となる。学期中、全6回の小テストや考査・提出課題がある。
③ いくつかのタスク・プロジェクトを通して、学習者は自分の考えを英語で表現する力を身に着ける。
<準備学習(予習・復習等)>
① 学習した語彙・表現の定着のため、定期的に何度も繰り返し復習すること。
② 小テストやプロジェクトは最終成績に含まれる。十分な準備が必要である。
③ 受講者同士で協力・準備し、声を出したり書いてみて発展的な実践練習とすること。
<成績評価方法>
受講態度・課題提出 20%、小テスト 20%、中間試験 30%、期末試験 30%
<教科書>
Edited by Michael Rost English FIRSTHAND 1 Pearson,Longman 2,850円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
授業ガイダンス・自己紹介
初対面の人と話す
3
家族など、人について話す
4
日常業務やスケジュールについて話す
5
物の位置や配置に関して話す
6
道順について尋ねる・話す
7
週末など、過去の出来事について話す
8
9
定期試験(中間)
仕事や資格・技能について話す
10
娯楽・イベント・趣味について話す
11
12
未来について話す・予測する
買い物・店員と品物や値段について話す
13
やり方や過程を説明・アドバイスする
14
音楽に関して話す・意見を言う
15
総復習
授 業 内 容
アイスブレーク・自己紹介 挨拶表現(greetings)
パーティーにて:人について、趣味等の情報を知る。
現在形と応答表現:(simple present,question & answer)
外見(appearance)を表す表現、家族や友人について話す
現在形:(simple present,be vs. have)
デートの計画:日常の行動を比べる
頻度を表す副詞:(frequency adverbs:always,& etc. )
部屋の模様替え:家具・家財などの位置、特別な場所
前置詞:(prepositions & There is / There are ~ )
道端で:地図を見て話す、タクシー運転手に場所を伝える
前置詞と方向を示す表現:(prepositions & directions)
旅行など経験した事柄について:話題と状況・時間の表現
過去形(不規則):(past tense: irregular verbs)
Mid-term exam:総復習 Review 1
採用面接:職業に関する興味・必要な技能や能力について
能力などを表す表現:(enjoy,like,good at,good with)
試合やイベント:計画をする・好きな場所や過ごし方
誘う・招待する表現:(Let's,How about ~ & etc.)
長期休暇の計画・予見 未来形:(will,be going to & etc.)
フリーマーケットで売り買いする:衣類・電化製品など
比較表現と強調表現:(comparatives & intensifiers)
やり方・順序を想像する・尋ねる・教える
配置・順序の表現と命令法:(First,then & etc.)
音楽の好み・何に使われているか・背景や格付け
過去形と現在完了形:(simple past vs. present perfect)
最終試験準備:Preparation for Final exam: 総復習 Review 2
−9−
10201
科目コード
授 業
科目名
配当年次
情報リテラシーⅡ(応用)
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
後期
区 分
教養
担当者名
木戸 和彦
2
単位数
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
「情報リテラシーI(基礎)」で習得した技能をもとに、さらに高度なスキルの獲得を目指す。Web情報検索および他の
アプリケーションを駆使して作成した教材を、パワーポイントによるプレゼンテーションとして効果的に提示する技法
を学び、次に、作成したプレゼンテーションをもとにWebページを作成、FTP等を用いて公開する技法を学ぶ。
<授業の到達目標>
主に、プレゼンテーション用ソフトとタグでのホームページ作成が難なく出来ることを目標とする。また、Web情報に
対する知的財産(著作権物)としての認識と情報セキュリティへの意識を明確にもち、良識とスキルを兼ね備えた情報
消費者・提供者となることを目指す。
<授業の方法>
パソコンを使用しながら実習形式で進める。
<準備学習等(予習・復習)>
講義時間内に指示した内容の課題を作成し、提出する。
<成績評価方法>
受講態度 20%、講義内課題 30%、レポート課題 50%を考慮し、総合評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
実教出版編集部(2007)「30時間でマスターOffice2007」実教出版 1,100円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
WindowsとOfficeの基本
OS・パソコンの仕組み、文字入力、キーボード操作の確認
2
Power Pointの操作説明-画面とリボン-
Power Pointの基本的操作の確認
3
Power Pointの操作説明-スライド-
スライドの取り扱い方
4
Power Pointの操作説明-アニメーション-
アニメーション設定機能の利用法
5
プレゼンテーションの準備-スライド作成-
プレゼンテーション用のオリジナル作品の作成
6
プレゼンテーションの準備-原稿作成-
プレゼンテーション用のオリジナル作品の作成と原稿の構成
7
実技試験(グループA)
実技試験を兼ねた、Power Pointによるプレゼンテーション
(グループA)
8
実技試験(グループB)
実技試験を兼ねた、Power Pointによるプレゼンテーション
(グループB)
9
HP作成の手順説明
プログラミングとコンピュータ言語
-プログラミングとHTML言語-
10
HP作成の手順説明 -文字装飾・背景・壁紙-
HTMLタグによる文字装飾と背景、壁紙の設定
11
HP作成の手順説 -画像-
HTMLタグによる画像へのリンク
12
HP作成の手順説明 -リンク-
HTMLタグによる内部リンク、外部リンク
13
課題作成-オリジナルHPの作成問題(1)-
オリジナルHPのトップページの作成
14
課題作成-オリジナルHPの作成問題(2)-
オリジナルHPのリンク設定
15
課題作成-オリジナルHPの作成問題(3)-
期末試験(オリジナルHPの作品提出)
− 10 −
10201
科目コード
授 業
科目名
配当年次
情報リテラシーⅡ(応用)
1
配当学期
後期
区 分
教養
担当者名
岡田 俊一
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
身近に接する電子媒体に慣れ、情報機器を文具として扱えるようにする。日々Web上で目にするものを素材に演習を行
う。
<授業の到達目標>
機器の好き嫌いに関係なく「情報」と関わる社会となっている。今まで断片的な知識を関連づけ、自分の意見をまとめ
パワーポイントやhtmlで表現できる力をつける。情報リテラシーの基礎を学び、知的財産の順守とセキュリティーを理
解する。身の回りにある「情報」を整理し、自らの考え方をまとめ発信するスキルを身につける。
<授業の方法>
事前にパワーポイントで講義内容をメーリングあるいはホームページで知らせる。事前に授業の概要を把握し、指示が
ある場合には準備をする。パワーポイントの内容を「配布資料」でプリントして授業中には講義内容を書き込めるよう
にする。
<準備学習(予習・復習等)>
パソコン演習室の機器を使う。継続作業が他のパソコンでもできるように、usbフラッシュメモリー(1ギガ以上)の
購入が望ましい。また自宅(下宿)からインターネットができる環境が望ましい。
<成績評価方法>
提出物・レポート 40%、受講中の意欲・態度 30%、発言内容 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
パソコンの操作
「基礎」で学んだ内容の整理。
2
情報の整理
身の回りにある情報を加工する。映像を保存し比較をする
3
画像情報の活用(1)
身近な素材の収集と保存方法
4
画像情報の活用(2)
複数の画像を扱い資料化する技法
5
データ処理(1)
総務省・文科省のexecl形式のデータを加工する
6
データ処理(2)
気象庁のホームページ形式のデータをexcelで加工する
7
効果的な文章表現(1)
画像資料を効果的に扱った論文の作り方
8
効果的な文章表現(2)
Excelの資料を取り込んだ論文の作り方
9
パワーポイント操作(1)
テキストファイルで超簡単に作成
10
パワーポイント操作(2)
効果的なパワーポイントの技法
11
パワーポイント操作(3)
テーマを決めたプレゼン演習
12
ホームページ作成(1)
作成の基礎。簡単なtag打ち
13
ホームページ作成(2)
作成の応用
14
ホームページ作成(3)
web上への転送。ftp(File Transfer Protocol)ソフトの理解
15
課題作成
テーマを決めて実際のデータやニュースを分析しまとめる
− 11 −
10300
科目コード
授 業
科目名
配当年次
英語Ⅲ(発展)
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
後期
区 分
教養
担当者名
中村 仁美
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
英語Ⅲは大学レベルの英語学習では第3段階にあたり、中級レベルの内容を学習する。重要な語彙、表現、文法事項を
さらに修得し、これまでに培った英語運用能力をいっそう高めることに意欲的な学生に適している。反復練習や積極的
な授業参加を通じて、オーラルコミュニケーションスキルの向上も目指す。
<授業の到達目標>
・新たな語彙、英語表現の習得
・まとまった量の英文(中級レベル)を聴き/読み、内容に基づいた問題に正答できる
・身辺の出来事や自らの経験について、平易な英語で話すことができる
<授業の方法>
主として教科書を中心とした演習を行う。各ユニットはPreview、Listening、Conversation、Pair Work、Language
Check、Interaction、Real Storiesから構成されている。
<準備学習(予習・復習等)>
英語Ⅰや英語Ⅱと同様に、受講生はその日の学習ユニットを予習しておく事が期待される。なお、教科書と辞書は授業
時には必ず携行すること。
<成績評価方法>
授業態度、課題 20%、小テスト 20%、中間試験 30%、期末試験 30%
<教科書>
Edited by Michael Rost English FIRSTHAND 2 Pearson Longman 定価 2,850円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業ガイダンス
授業に関する説明、自己紹介
2
自己紹介をする
挨拶と自己紹介 動詞の時制(verb tense)の復習
3
感情を表現する
感情を推察する、出来事を共有する 仮定法(real conditional)
4
意見を述べる、個人の経験について話す
旅行を計画する、場所の特徴を述べる 比較級(comparatives)と
5
興味や意見について述べる
賛成/反対する、自らの経験を述べる 付加疑問文(tag questions)
6
謝罪する、理由や言い訳を述べる
理由や言い訳を考える 理由を表す表現(so、because、because of...)
7
文化について説明する
文化や伝統を考える 関係代名詞(relative pronouns)と形容詞節
8
定期試験(中間)
Review 1、Mid-term Exam
9
過去について話す
過去の経験を述べる 不規則変化をする動詞の過去形(irregular
最上級(superlatives)
のthat
past tense verbs)
10
イベントを計画する、申し出や要求をする
余暇の計画をする、役割を決める 法助動詞(modal auxiliary verbs)
11
忠告を求める、忠告をする
大きな決断をする 仮定法構文(unreal conditional)
12
物語を話す
出来事のsequenceを理解する 単純過去と過去進行形(simple past
and past continuous)
13
意見を述べる、賛成/反対する
世界で起きている問題について考える 現在完了(present perfect)
14
計画、夢、目標について話す
夢や目標について話す willとbe going to
15
総復習、定期試験(期末)
Review 2、Final Exam
− 12 −
科目コード
10301
区 分
教養
授 業
科目名
統計学
担当者名
木戸 和彦
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
初めに、統計学の基礎となる平均・分散・標準偏差について学習する。これらの値は、与えられたデータの特徴を知る
ための簡単な手法としてよく知られている。ここでは、計算はもとより意味や内容を十分に理解しておくことが重要で
ある。次に、偏差値・度数分布表・ヒストグラムなどの基本事項を確認する。更に、2つのデータ間の関係を知るため
に有効な、相関図・共分散・相関係数・回帰直線などを学習後、確率変数と分布について検討を行い、2項分布・ポア
ソン分布及び正規分布とその応用について学習する。最後に母数の推定及び検定の考え方やその方法を学び、実社会で
の活用法を検討する。
<授業の到達目標>
一般的によく利用される、平均値の算出から始まり、分散、標準偏差、共分散、相関係数、回帰直線、検定の内容を十
分理解し、実際のデータに対して手計算で算出できることを目標とする。
<授業の方法>
教科書代わりのプリントを配付し、それに基づいて解説する。また講義の理解を助けるために、講義時間内に問題演習
を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト用プリントを講義前までに熟読すること。また、毎回の講義時に、演習問題を出題するので、次回講義開始時
までに自力で解答できるようにしておくこと。
<成績評価方法>
学習状況・受講態度 20%、定期試験 80%
<教科書>
特になし
<参考書>
小林敬子 著(1996)「基礎統計学」学術図書出版 1,980円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
統計の基礎(統計的データ)
データの種類、∑(シグマ)の意味
2
統計の基礎(基本用語の解説)
平均、分散、標準偏差
3
データの処理(計算表の利用方法)
計算表の作成とその利用
4
データの処理(基本数値の算出手法)
仮平均を用いた、平均・分散・標準偏差の算出法
5
データの処理(他の基本数値の算出手法)
度数表を用いた、平均・分散・標準偏差の算出法
6
データの処理(応用)
仮平均と度数表の両方を用いた、平均・分散・標準偏差の算出法
7
確率変数と確率分布(統計用語)
度数分布表、ヒストグラム
8
確率変数と確率分布(基本的な分布)
正規分布
9
確率変数と確率分布(身近な統計的数値を
標準化
算出するための準備)
10
確率変数と確率分布(偏差値の算出)
偏差値
11
回帰と相関(基本用語の解説と算出手法)
相関図、共分散、相関係数
12
回帰と相関(回帰直線の算出)
回帰直線
13
確率変数と確率分布(その他の分布)
確率、二項分布、ポアソン分布
14
検定(仮説検定の意味)
独立性の仮説検定
15
検定(有名な検定法)
T検定、F検定
− 13 −
10400
科目コード
授 業
科目名
配当年次
英語Ⅳ(実践)
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
前期
区 分
教養
担当者名
アンソニー ウォルシュ
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
This class will look at increasing listening, reading, speaking and writing skills. Students will be encouraged to enter
into discussions to expand on course content.
<授業の到達目標>
The goal of this class is to have students ready for interactions with English speaking people. Authentic language
through role and expanding beyond textbook content will provide students with an enjoyable and fun experience.
Hopefully, this class will provide the base for future teachers to apply methods learnt in this class to use throughout
their teaching careers.
<授業の方法>
Each week, students will work on speaking, writing, reading and listening activities, which will put them in line to get
good scores on most international test, such as TOEIC or TOEFL.
<準備学習(予習・復習等)>
Students should watch the BBC and read newspapers to get an upper hand on current events as well as the topics
which are making news.
<成績評価方法>
Mid Term 40%,Final 40% and Quiz 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Pleased to meet you
be,I,you,he,she,it,we,they
2
Getting to know you
Questions and schedules
3
In the city
There is,there are
4
Ready to go
Have got,has got
5
Trains,boats and planes
Always,sometimes,never
6
The good life
I,me,my
7
Living in the past
Checking information
8
Mid Term
Presentation
9
All around the world
Locations
10
Making plans
Countries and nationalities
11
Shopping
Countables
12
Under pressure
Describing graphs and charts
13
In the air
Can/ Can't,have to/ don't have to
14
Good company
Taking messages
15
Test review
Exam preparation
− 14 −
科目コード
11401
区 分
教養
授 業
科目名
生涯学習論
担当者名
佐々木 正治
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
「生涯学習」とは単に生涯に亘る学習を意味するだけであろうか。この講義では、生涯学習のコンセプトを的確に捉え、
激変する社会に抗し、新たなパラダイムの選択を目指す学習の在り方を皆さんと共に探求していきたい。
<授業の到達目標>
次の2点を主要な到達目標とする。①生涯学習は、時代の激変に対処する力量、何よりも主体的に生きる力の形成を目
指すものであるとの認識を深める。②自己主導的学習を支える生涯学習社会を実現するためのまちづくり等の具体的方
策についての基本的な知識・技術を身に付ける。
<授業の方法>
各地の実践事例についての研究発表を組み込みながら教科書に沿って講義を繰り広げていく。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書を予め読んでおき(予習)、授業後には復習を繰り返すこと。
<成績評価方法>
出席 30%、レポート 20%、小テスト 20%、定期試験 30%
<教科書>
資料を準備するが、下記の拙著を熟読してほしい。
<参考書>
佐々木正治 編著(2007)「生涯学習社会の構築」福村出版 2,400円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
生涯学習のコンセプト
コンセプト生成のプロセス、現代の生涯学習論
2
人間の発達と生涯学習
生涯発達の達成と生涯学習、生涯各期の発達課題と生涯学習
3
社会変化と生涯学習
技術革新・情報化・余暇の増大・国際化・地球環境問題等と生涯学習
4
生涯学習社会の形成
生涯学習社会論、生涯学習社会の基盤づくり、生涯学習まちづくり
5
生涯学習社会での学習課題
学習課題の範囲、基礎的成人教育、余暇利用学習、職業能力の育成
6
生涯学習の方法・形態と評価
生涯学習の方法・学習形態・評価
7
生涯学習と学校
生涯学習行動の成立条件、基礎教育機関と生涯学習、大学と生涯学習
8
生涯学習を支える場
公的機関・民間文化機関・職場・メディアによる生涯学習機会
9
生涯学習事業の計画
生涯学習と事業計画、学習課題・目標と生涯学習事業計画
10
生涯学習情報の提供と学習相談
学習情報の概念、学習情報の活用、学習情報の提供と学習相談の融合
11
生涯学習を支えるもの―指導員と職員
生涯学習と指導者、生涯学習指導者の類型、生涯学習の公的指導者
12
生涯学習政策の展開
社会教育審議会答申、中央教育審議会答申等と生涯学習の施策
13
リカレント教育システムの革新
リカレント教育の必要性、リカレント教育システムの開発
14
諸外国における生涯学習の動向
欧米諸国の生涯学習の現状と課題
15
まとめ
まとめ
− 15 −
科目コード
11101
区 分
教養
授 業
科目名
心理学
担当者名
吉澤 英里
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
心理学は、その対象として「こころ」を扱い、科学的に「こころの理解」を行うことを通して、社会におけるさまざま
な課題に応えていくことを目指す学問である。その手法は主に実験や調査であり、得られた結果には客観性、再現性が
求められる。本講義では、心理学の基礎的な研究の理解を通して、さらに専門的な知識の習得への土台を作ることを目
指す。
<授業の到達目標>
1.心理学で取り扱う主要分野を概観し、それらに関する基礎的な知識を習得すること
2.心理学における科学的な考え方について理解し、心理学の実験、調査データを読み解く手法を学習すること
<授業の方法>
講義は基本的にパワーポイントを用いた講義形式で行われる。資料は講義中に適宜配布する。
<準備学習等(予習・復習)>
特別な事前学習は要求しない。毎回の講義内容は後の講義の理解につながるため、各講義の内容を理解したうえで次の
講義に臨むように心がけてほしい。
<成績評価方法>
定期試験 70点、授業内課題 30点により総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション/心理学とは
授業の進め方/心理学に対する誤解について
2
心理学の歴史
心理学のはじまりと三大源流(潮流)
3
感覚・知覚
ヒトの諸感覚・外界のとらえ方の歪み(錯視)
4
ワーク①
オリジナル錯視作品を作る
5
ワーク②
錯視作品の発表
6
記憶
記憶の仕組み
7
ワーク③
記憶にかかわる心理学実験
8
推論・思考
推論の誤り・問題解決
9
概念・カテゴリー
カテゴリー化のプロセス
10
ワーク④
カテゴリー識別課題による心理的変化
11
パーソナリティ理論
代表的なパーソナリティ理論(類型論・特性論)
12
ワーク⑤
パーソナリティの測定(自己分析)
13
心理療法
精神分析、認知行動療法、来談者中心療法
14
心理アセスメント
心理的問題とアセスメントについて
15
まとめと統括
これまでの内容を振り返る
− 16 −
科目コード
11300
区 分
教養
授 業
科目名
コミュニケーションの心理学
担当者名
吉澤 英里
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義の目的は、主として心理学の立場から対人コミュニケーションを理解することである。心理学では、我々がどの
ように意思の伝達を行ってきたか、他者とどのように関わっているのか、といった日常の疑問に対して科学的な手法を
用いて明らかにすることを試みている。
<授業の到達目標>
1.対人コミュニケーションに関する様々な事象を心理学の視点から概観し、基礎的な知識を得ること。
2.心理学の知識をもとに、対人コミュニケーション場面での自己や他者を理解すること。
<授業の方法>
授業は講義形式で行うが、テーマに沿った課題への取り組みも実施する。資料は講義中に適宜配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書やノートで学習した内容を復習すること。
<成績評価方法>
授業内課題の取り組みによる平常点 30点、レポート 70点を総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
講義の進め方/コミュニケーションの基礎知識
2
人間関係の中の自己
自己概念と自己意識
3
対人認知
対人認知の特徴と歪みについて
4
集団と個人
集団から個人への影響/集団の意思決定
5
ワーク①
集団による意思決定の特徴について考える
6
援助的行動/社会的ジレンマ
社会的に対する協力-非協力行動について
7
ワーク②
社会的ジレンマ場面での協力-非協力行動を考える
8
キャリアとライフコース
職業興味/ライフコースの研究動向について
9
ワーク③
自身のキャリアおよびライフコースについて考える
10
ここまでのまとめ
これまでの内容を振り返る
11
リーダーシップ
リーダーシップの類型と特徴
12
ワーク④
リーダーの行動が部下に与える影響について考える
13
ストレス
ストレッサー、ストレス反応と認知行動療法について
14
気分障害と対人不安
気分障害と対人不安の特徴
15
まとめと総括
これまでの内容を振り返る
− 17 −
科目コード
11301
区 分
教養
授 業
科目名
人権と教育
担当者名
林 紀行
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
世界人権宣言1条が、
「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、
理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」と定めているように、人権論は、
教育を考える上で欠かすことのできない学問である。本講義では、日本国憲法を出発点とし、様々な人権問題を読み解
く視点を涵養することとする。
<授業の到達目標>
科目では、日本国憲法が保障する人権の基礎知識を習得することを第一の目的とする。文部科学省が作成した「人権教
育の指導方法等の在り方について[第三次とりまとめ]」にあるように、学校教育における人権教育の改善・充実の基
本的考え方をみにつけるとともに、学校や社会における差別とその解決手法を考える能力を習得することを到達目標と
する。
<授業の方法>
講義を基本とするが、毎回、授業内レポートを課すこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
講義のためのプリントを配布するので、必ず復習をすること。また、日頃から、時事問題についての関心を持つこと。
<成績評価方法>
授業への参加状況・態度 20%、授業内レポート 20%、定期試験 60%により、総合的に評価する。なお、規定以上の欠
席回数がある場合および代筆レポートがあった場合には、一切、単位を認めないので、注意すること。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
人権教育の基礎
人権の分類 人権教育の意義
2
現代社会と人権1
性差別 ジェンダー
3
現代社会と人権2
子どもの権利 いじめ
4
現代社会と人権3
社会福祉 高齢者
5
現代社会と人権4
障がい者
6
現代社会と人権5
外国人の人権
7
現代社会と人権6
HIV患者 ハンセン病患者
8
現代社会と人権7
少数民族 アイヌ民族
9
現代社会と人権8
同和問題
10
現代社会と人権9
刑務所 犯罪被害者
11
現代社会と人権10
北朝鮮と拉致被害者
12
現代社会と人権11
マスメディア インターネット犯罪
13
学校教育と人権1
教育実践の理解:事例研究1 体罰
14
学校教育と人権2
教育実践の理解:事例研究2 人権教育の動向
15
講義の総括
講義のまとめ 人権教育の課題
− 18 −
科目コード
11302
区 分
教養
授 業
科目名
人間と法
担当者名
林 紀行
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
法は、人々が安心して生活を送ることができるようにするための規範である。それゆえ、法とのかかわりで毎日の生活
を送って私たちは、法の理解なくして生活することはできまない。本講義では、人間と法とのかかわりについて、働く
こと、消費者、親になるということ、介護、人の死など、具体的なテーマを設定し、人間と法について考えていくこと
とする。
<授業の到達目標>
法律は、人が暮らす社会と無関係に存在するのではない。そこで、本講義では、人のライフステージにあわせながら、
それに関連する法律の基礎知識を習得することを目標とする。ひとつひとつの法律を覚えることも大事であるが、その
根底にある理念や考え方をおさえることに重きを置くこととする。
<授業の方法>
講義を基本とするが、毎回、授業内レポートを課すこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
講義のためのプリントを配布するので、必ず復習をすること。また、日頃から、時事問題についての関心を持つこと。
<成績評価方法>
授業への参加状況・態度 20%、授業内レポート 20%、定期試験 60%により、総合的に評価する。なお、規定以上の欠
席回数がある場合および代筆レポートがあった場合には、一切、単位を認めないので、注意すること。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
オリエンテーション 法的思考
2
教育と法1
教育の意義 教育を受ける権利 学問の自由
3
教育と法2
教育行政 体罰
4
民事と法1
個人の権利 債権 物権
5
民事と法2
家族法 相続
6
犯罪と法1
罪刑法定主義
7
犯罪と法2
裁判員制度1
8
犯罪と法3
裁判員制度2
9
労働と法1
労働法 労働三権
10
労働と法2
多様な雇用形態
11
環境と法
環境権 公害
12
情報と法
情報とプライバシー 情報公開制度
13
社会福祉と法
社会保障 社会福祉 介護
14
国際社会と法
国際法と国内法
15
講義のまとめ
講義のまとめ 人間と法の課題
− 19 −
11402
科目コード
授 業
科目名
配当年次
倫理学(宗教を含む)
1
配当学期
後期
区 分
教養
担当者名
八木 達也
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
難解な倫理学を目指すのではなく、ギリシャの思想、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教、日本やヨーロッパの思想
などについて基礎・基本的な知識を身につけることを目指す。
<授業の到達目標>
講義をとおして、自己の生きる課題とのかかわりにおいて、先哲の基本的な考え方を手掛かりとして、人間の存在や価
値について思索を深めることができるようになること。
さらに、自ら興味関心を持って、学んだことを深く理解しようとする意欲がわいてくること。
<授業の方法>
授業の中で紹介する参考書及び配付するレジュメなどの資料を活用しながら、双方向(担当者と学生)の授業を目指す。
またレポートなどの課題提出を随時行うことにより、各自が問題意識をもった授業を目指す。
<準備学習等(予習・復習)>
授業計画に従って配付するレジュメなどの資料を熟読し、そこから生じてくる疑問点など課題意識をもって授業に臨む
こと。
<成績評価方法>
特別な理由(公欠・病欠等)がない限り、講義に出席するのは当然のことであるので、レポートなどの課題の提出及び
その内容、試験などにより総合的に評価する。なお、授業の欠席多数の場合や授業中の態度(飲食の持ち込み・私語・
居眠り・携帯メール操作など)は評価に大きく影響する。
<教科書>
別途、授業の中で指示をする。
<参考書>
資料及び参考文献については、講義の中で必要に応じて紹介及び指示をする。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要(目的・内容・方法など)
2
ギリシャの思想(1)
ソフィストからソクラテスの思想までを中心に
3
ギリシャの思想(2)
プラトン・アリストテレスの思想を中心に
4
キリスト教
ユダヤ教、イエスの教えと原始キリスト教の成立について
5
イスラームの思想
イスラーム成立とその教えについて
6
仏教の思想
ブッダの思想と仏教の成立を中心に
7
中国の古代思想(1)
孔子の思想について(「論語」を中心に)
8
中国の古代思想(2)
孟子と荀子について(性善説と性悪説を中心に)
老荘思想について(無為自然、心斎坐忘を中心に)
9
日本の思想(1)
古代日本人の倫理観について(自然と神々を中心に)
10
日本の思想(2)
古代仏教の受容と展開について(聖徳太子・最澄・空海を中心に)
11
日本の思想(3)
鎌倉仏教などについて(法然、親鸞、一遍、日蓮、栄西、道元)
12
日本の思想(4)
近世日本の思想(儒学、国学の概要について)
13
日本の思想(5)
近現代の日本の思想(明治・大正・昭和の思想の展開について)
14
ヨーロッパ近代思想について
パスカル、デカルトなどの思想家のキーワードを中心に
15
まとめ
授業の総括及び「授業評価アンケート」の実施
− 20 −
科目コード
12100
区 分
教養
授 業
科目名
生化学
担当者名
佐藤 公行・佐藤 忠文
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
生命現象の化学的な側面を理解することを目標に、原子や分子についての基本的な知識に立脚し、生物体を構成する物
質の化学構造を学び、生命活動に伴っておこる物質とエネルギーの変換、遺伝情報の維持・発現その他の生理機能の分
子的な仕組みについて学習する。
<授業の到達目標>
生物体を構成する物質としてのタンパク質・炭水化物・核酸・脂質などについて、化学構造に基づいて概略的な知識を
習得する。生命活動に伴っておこる物質とエネルギーの変換過程、遺伝情報の維持と発現の仕組みなど、基本的な生命
現象を化学的に理解する。
<授業の方法>
プリントと視聴覚機器を使用する。
<学習課題(予習・復習等)>
準備学習として化学の初歩的な内容を把握し、事後学習として各前回の講義内容に目をとおしておくこと。
<成績評価方法>
定期試験 70%、レポートおよび発表 30%。
<教科書>
特になし
<参考書>
田中越郎「好きになる生化学」講談社サイエンティフィック 1,800円
工藤佳久・都筑幹夫「生命科学がわかる」技術評論社 1,740円
中村 運「生命科学の基礎」化学同人 2,415円
<授業計画>
回
1
テーマ
生化学とは何か?
授 業 内 容
生命とは何かの問いにはじまり、生命現象を化学的に理解すること
について考察(導入)
2
物質の構成
化学の基礎・化学結合についての学習
3
生体の化学構成
生体を構成する化学物質
4
脂質と生体膜
脂質と生体膜
5
細胞(1)
細胞の構造
6
細胞(2)
細胞の基本的な機能
7
アミノ酸とタンパク質(1)
アミノ酸とタンパク質の一次構造
8
アミノ酸とタンパク質(2)
タンパク質の高次構造と機能発現
9
酵素と炭水化物
酵素による触媒反応・炭水化物の構造と機能
10
物質とエネルギーの代謝(1)
生命活動に伴うエネルギーの獲得と消費(ATPの役割など) 呼吸・
発酵・光合成・膜を介した物質の輸送など
11
物質とエネルギーの代謝(2)
(上と同じ)
12
核酸の構造
核酸の構造
13
遺伝情報の発現
核酸に宿る遺伝情報の発現
14
分子で見る生命現象
ホルモン・免疫・分子病ほか
15
質問の時間
学習したことについての総合討論(質問・発表・討論)
− 21 −
科目コード
12101
区 分
教養
授 業
科目名
生物学
担当者名
佐藤 忠文
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
合理的でかつ柔軟な自然科学の思考法を養うために生物学の基本諸原理を習得する。地球上にはさまざまな生物が住ん
でいる。それらは大きさ、形あるいは行動様式において甚だ多様性に富む。一方、体を構成している物質や遺伝情報伝
達のルール、あるいはエネルギー獲得の機構など生命現象の基本部分はおどろくほど統一的であり、大腸菌からゾウに
至るまで共通の原理によって支配されている。多様性と共通性はどうつながりをもつのであろうか。「進化」をキーワー
ドとして論議しよう。
<授業の到達目標>
最近数十年間における生命科学の進展は我々の自然観や生命観を一変させ、社会に大きな影響を与えている。遺伝子組
み換え、クローン、iPS細胞…。
こうした話題への対応はかなりの知識がないと困難である。社会的に話題にのぼる基本的諸問題を理解するための素養
を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
プリントにより講義をすすめる。参考書はその都度紹介する。
<準備学習(予習・復習等)>
各回講義終了後ポイントをまとめておくこと。次の回に内容理解度チェック用の小テストを行う。
<成績評価方法>
定期試験 90%、レポート 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
B.Albertsら「細胞の分子生物学」ニュートンプレス 22,415円
立花 隆「21世紀知の挑戦」文藝春秋社 1,500円
松井孝典「東大駒場講義録」集英社 735円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
細胞
生命の基本単位、細胞。人体は60兆個の細胞からできている。
2
細胞の材料
原子(元素)、分子
3
タンパク質(1)
アミノ酸とタンパク
4
タンパク質(2)
タンパクは多芸。皮膚も筋肉も酵素も素材はタンパク。
5
発生と分化(1)
体細胞と生殖細胞。細胞分裂とともに様々な細胞に分化する。
6
発生と分化(2)
卵と精子、受精(クローンについても)
7
視覚、聴覚、臭覚、味覚
センサー→シグナル伝達→脳での解釈
8
情報の伝達と処理
神経ネットワークとホルモンによる調節
9
環境と生物(その1)※
地球環境と生物の多様性
10
進化(1)
生命の起源
11
進化(2)
突然変異と自然淘汰
12
環境と生物(その2)
水中に生じた生命は、やがて陸上へ。
13
生物学的視点で"ヒト"とは
構造的に生理的に、ヒトの特徴。ヒトゲノムの特徴。
14
質問に答えて(1)
DNA鑑定、個人識別、社会的にインパクトを与えたバイオ技術。
15
質問に答えて(2)
生命科学、最近のトピックスを中心に。
※環境と生物を第1回とする場合もある。
− 22 −
科目コード
12103
区 分
教養
授 業
科目名
食育論
担当者名
築山 依果
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
人間が心身ともに豊かな暮らしを営むためには、食生活のあり方が大きな役割を果たし、「食」が人間の健康に必須で
ある。この授業では、平成17年に制定された食育基本法をベースに現代の食の問題点を踏まえ、食生活に関する基本的
な理解を深め。高い見識をもって健全な食生活を実践できる力を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
本講義の到達目標は以下のこととする。
①「食」を様々な切り口から見る力を養う。
②健康・栄養・生活習慣病予防におけるQOL向上のための方策を身につける。
③食べ方の基本を身につける。
④ライフステージ別の食育を知る。
⑤食循環、食環境に興味を持つ。
<授業の方法>
講義形式で進め、毎回ワークシートを配布する。また、必要に応じては視聴覚教材を使用する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布した資料は必ず目を通しておくこと。さらにワークシートは各自でまとめ理解を深める。
<成績評価方法>
平常点(受講態度)15%、小テスト 35%、定期試験 50%
<教科書>
池本信二・稲山貴代 編者(2011)「食事と健康の化学-食べること〈食育〉を考える-」建帛社 2,205円
<参考書>
授業内で紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
食育とは
「食」を様々な角度から考える。
2
健康・栄養問題の変遷
社会の視点から食べることを考える
3
人間栄養学の視点
ヒトの「健康・栄養」のアセスメント
4
生活習慣病予防と健康・栄養①
なぜ太るといけないのか?高血糖が続くとどうなるのか?
-肥満と糖代謝異常-
5
生活習慣病予防と健康・栄養②
高血圧続くとどうか、骨がもろくなるとは?
-高血圧症と骨の健康-
6
生体リズムと食事
食事管理の視点から考える
7
日本の食文化の伝統
世界一豊かな我が国の食文化の特徴
8
食べ方の基本
日本型食事パターンのすすめ
9
食育基本法の概要
法律制定の経緯・理念と内容
10
ライフステージ別の食育-乳幼児期-
乳児期・幼児期の栄養教育
11
ライフステージ別の食育-学童・思春期-
学童期・思春期の栄養教育
12
ライフステージ別の食育-成人期・妊娠期-
成人期・妊娠期の栄養教育
13
ライフステージ別の食育-高齢期-
自立維持のための食事の在り方
14
食の循環性と広がり
地域連携での食の効果
15
これからの食育推進活動について
食育の場における食育推進策
− 23 −
科目コード
12200
区 分
教養
授 業
科目名
数学
担当者名
木戸 和彦
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
大学の教養課程で学習する数学は、線形代数学と微分積分学が主なものであり、自然科学のみならず、社会科学、人文
科学などでもよく利用されている。本科目では、その中の微分積分学を学習する。まず基礎となる初等数学の確認を行っ
た後、関数論について解説する。その後、微分法と積分法の定義、計算法、公式、図形的意味等について解説・演習を行う。
その際、極限という重要な概念の理解が求められる。また、主にべき関数を扱うが、三角関数、指数関数、対数関数等
も含めた様々な関数の微分積分の計算が出来ることを目指す。
<授業の到達目標>
微積分の基本概念、図形的意味の理解と、代表的な関数の微積分計算が出来ること。また、実社会での活用法について
理解できることを目標とする。
<授業の方法>
教科書代わりのプリントを配付し、それに基づいて解説する。また講義の理解を助けるために、講義時間内に問題演習
を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト用プリントを講義前までに熟読すること。また、毎回の講義時に、演習問題を出題するので、次回講義開始時
までに自力で解答できるようにしておくこと。
<成績評価方法>
学習状況・受講態度 20%、定期試験 80%
<教科書>
特になし
<参考書>
和達三樹 著(1996)「理工系の数学入門コース1『微分積分』」岩波書店 2,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
数学の基礎(1)
数学の分野について
2
数学の基礎(2)
数の分類、数直線、絶対値、区間
3
数学の基礎(3)
数列、極限
4
関数論(1)
1次関数、2次関数、冪関数
5
関数論(2)
指数関数、対数関数
6
関数論(3)
三角関数
7
微分法(1)
接線、平均変化率、微分係数、微分の図形的意味
8
微分法(2)
導関数、微分の定義、ライプニッツ、ラグランジュ、ニュートンの記号
9
微分法(3)
微分法の公式、冪関数の微分
10
微分法(4)
合成関数の微分
11
微分法(5)
微分法のまとめ
12
積分法(1)
歪んだ図形の求積、区分求積法、積分の図形的意味
13
積分法(2)
不定積分の性質と公式
14
積分法(3)
部分積分法、置換積分法
15
積分法(4)
積分法のまとめ
− 24 −
科目コード
12201
区 分
教養
授 業
科目名
物理学
担当者名
木戸 和彦
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
物理学は数学の理解と一体になっている。そのため、数学の基礎知識が必要となる。それらを習得済みの人もその復習
をしておく必要がある。講義内でも数学的準備に少し時間を当てる予定だが、各自予習しておくこと。講義内容は、様々
な物理学的現象の仕組みを数値的に理解できるように進めていく。その中で、物理学が、日々体感できる、もっとも身
近な学問であるということが理解できるようになるだろう。
<授業の到達目標>
物理学的現象の仕組みを理解することで、新しいものへの創造力や発想力を身に付け、応用力や技術力を付けることを
目標とする。
<授業の方法>
教科書代わりのプリントを配付し、それに基づいて解説する。また講義の理解を助けるために、講義時間内に問題演習
を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト用プリントを講義前までに熟読すること。また、毎回の講義時に、演習問題を出題するので、次回講義開始時
までに自力で解答できるようにしておくこと。
<成績評価方法>
学習状況・受講態度 20%、定期試験 80%
<教科書>
特になし
<参考書>
阿部龍蔵・川村 清・佐々田博之 共著(2010)「新物理学ライブラリー1『物理学』[新訂版]」サイエンス社 1,838円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
数学的準備(物理学で登場する数学)
数の表記法、スカラー、ベクトル、行列
2
数学的準備(関数論)
三角関数、指数関数、複素数関数、極限、微分、積分
3
物理学的準備
SI単位、基本物理量、誤差、有効数字
4
力学(運動と速度)
質点の運動、等速運動、等加速度運動、相対速度
5
力学(鉛直方向、水平方向の運動)
重力、鉛直方向の運動、水平方向の運動
6
力学(運動量)
運動量、力積、運動量保存の法則
7
力学(エネルギー)
力学的エネルギー保存の法則、様々なエネルギー、原子力発電
8
力学(力の合成、力の分解)
力のつり合い、合力、力の分解
9
力学(宇宙物理学)
ニュートン、万有引力、ケプラーの法則、宇宙の法則、ブラックホール
10
力学(宇宙から地球への影響)
オーロラ現象
11
量子力学
原子核、中性子、電子、核融合、核分裂、光の粒子性
12
電磁気学(基礎)
電気素量、電流、電圧、電気量
13
電磁気学(法則)
オームの法則、電池、コンデンサー、電場
14
電磁気学(電気回路)
電気回路、キルヒホッフの法則
15
講義のまとめ
力学・量子力学・電磁気学に関する問題演習
− 25 −
科目コード
12203
区 分
教養
授 業
科目名
数学基礎Ⅰ
担当者名
松尾 健太郎
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業においては、幾何を主に学習する。
<授業の到達目標>
図形の性質をあらゆる角度から理解し、同値関係を理解する。例えば、三角形の合同条件や相似な関係は合同条件にあ
たる。
<授業の方法>
プリント学習を主に行い、ホワイトボードを使い授業を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業中に配るプリントが主な課題になる。これをもとに、復習をしっかりとすること。
<成績評価方法>
定期テスト 70%、レポート 30%とする。
<教科書>
指定しない。
<参考書>
指定しない。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
基礎テスト
2
三角形
三角形の定義について
3
合同条件
三角形の3つの合同条件について
4
相似条件
三角形の3つの相似条件について
5
直角三角形
直角三角形をはじめ、様々な三角形の性質について
6
n角形
n角形の角の性質等について
7
三角比
三角比の定義について
8
三角関数
三角比の概念の拡張について
9
中間試験
第8回目までの授業の確認
10
正弦定理
三角関数を用いて、円と三角形の関係を調べる
11
余弦定理
三角形の角と辺の関係を調べる
12
三角形の五心(重心・外心・内心)
三角形の五心のなかの3つを学ぶ
13
三角形の五心(垂心・傍心)
三角形の五心のなかの2つを学ぶ
14
オイラー線
外心・重心・垂心の関係からわかる性質について
15
九点円
三角形における、五心を含む9つの点と円の関係について
− 26 −
科目コード
12204
区 分
教養
授 業
科目名
数学基礎Ⅱ
担当者名
松尾 健太郎
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業においては、幾何を主に学習する。
<授業の到達目標>
この授業では平面図形におけるベクトルの概念を学び、ベクトルの演算の性質を理解し、平面図形の性質を学習する。
さらに平面図形の概念の拡張として、空間図形を扱う。
<授業の方法>
プリント学習を主に行い、ホワイトボードを使い授業を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業中に配るプリントが主な課題になる。これをもとに、復習をしっかりとすること。
<成績評価方法>
定期テスト 70%、レポート 30%とする。
<教科書>
指定しない。
<参考書>
指定しない。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
確認テストと授業説明
2
平面ベクトルの定義
ベクトルの概念について
3
平面ベクトルの演算
ベクトルの演算について
4
平面ベクトルの内積
平面ベクトルの内積における性質について
5
平面ベクトルの外積
平面ベクトルの外積における性質について
6
平面上の直線のベクトル表現
直線をベクトルで表す
7
円のベクトル表現
円をベクトルで表す
8
中間テスト
平面ベクトルの確認作業
9
空間ベクトルの定義
平面ベクトルの概念の拡張について
10
空間ベクトルの演算
空間ベクトルの演算について
11
空間ベクトルの内積
空間ベクトルの内積における性質について
12
空間ベクトルの外積
空間ベクトルの外積における性質について
13
空間上の直線のベクトル表現
空間上の直線をベクトルで表す
14
空間上の平面のベクトル表現
空間上の平面をベクトルで表す
15
球体のベクトル表現
球体をベクトルで表す
− 27 −
科目コード
12302
区 分
教養
授 業
科目名
地球環境と生活
担当者名
梶本佳照・池田満之
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業は、地球温暖化問題や持続可能な開発問題など、私たちの生活に密接に関わるリアルな地球環境問題を取り上げ
ます。授業の中にESD(持続可能な開発のための教育)を取り入れ、地球的な視野で考え、自らの問題として捉え、
身近なところから取り組める人材を育む授業を行います。グループワークや模擬裁判体験など参加体験型の学習手法を
用い、探究心を高める授業を行います。
<授業の到達目標>
わが国の第2期教育振興基本計画に示された「多様で変化の激しい社会を生き抜く力」の養成に力点をおき、地球環境
問題という現代的、社会的な課題に対して地球的な視野で考え、自らの問題として捉え、身近なところから取り組み、
持続可能な社会づくりの担い手となれるように、必要なESD(持続可能な開発のための教育)の基礎を身につけても
らうことを目標とします。
<授業の方法>
オムニバス形式で授業を行う。講義は、毎回、設定した課題について、講師の話や提供教材(情報)をもとに、受講者
全員で学び合い、最後に学んだことをふりかえり、レポートを提出してもらう。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時間に提示した参考図書や配布した資料について、指定した範囲を読むと共に、適宜調べ学習等も行い、提示する
課題について考えてくる。
<成績評価方法>
毎回の授業レポート 40%、受講態度・学習意欲 10%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業概要とESD・環境教育等についての基礎講義
2
地球環境問題認識度チェック
クイズ形式で地球環境問題の認識度をチェック
3
地球温暖化問題を通した学び(1)
地球温暖化問題についての導入の学習
4
地球温暖化問題を通した学び(2)
グループワークで学びを深める
5
地球温暖化問題を通した学び(3)
グループワークの成果を発表し合って学びを深める
6
地球温暖化問題を通した学び(4)
地球温暖化問題を通した学びのまとめ
7
社会的ジレンマについて考える
国内外での事例を通して社会的ジレンマを考える
8
地球環境と国際社会が歩んできた道と
地球環境と国際社会が歩んできた道をふりかえり、過去から学ぶと共に、
世界の食卓
世界の暮らしの共通点と相違点を世界の食卓から考える
9
持続可能な社会とは
「天国の階段」と「緑と水の道」、国内外の事例から持続可能な社会につ
いて考える
10
持続可能な開発を考える(1)
身近に起こり得る環境問題を例に、持続可能な開発を考える
11
持続可能な開発を考える(2)
持続可能な開発について、グループ学習を通して学びを深める
12
持続可能な開発を考える(3)
模擬裁判を通して、環境・開発問題と私たちの生活との折り合いをどう
つけていけば良いのかを考える
13
ESD・環境教育の理論と実践(1)
ESD・環境教育の重要ポイントを学ぶ
14
ESD・環境教育の理論と実践(2)
岡山市北区京山地区の実践事例等に学ぶ
15
まとめ
授業全体をふりかえり総括する
− 28 −
科目コード
13100
区 分
教養
授 業
科目名
フレッシュマンセミナー
担当者名
大橋 博
配当年次
1
配当学期
通年
2
単位数
講義
授業方法
卒業要件
必修
<授業の概要>
大学4年間の学生生活は、その後の人生に大きな影響を与える。この4年間をどのように生きるか、大学生活をどのよ
うに過ごすかを考え、学生一人ひとりが責任をもって、社会人として成長するための助言指導をおこなう。本授業では、
大学生として必要な基礎基本の学力、自己コントロールができる自主自律した学生の育成を目指し、努力することの必
要性を説き、体験させることで自分に自信を持ち、妥協しない進路選びの人間力の土台を作る。
<授業の到達目標>
自主自律した学生の育成を目指す。また読むこと、書くこと、聞くこと、伝えることの4つのスキルの獲得をねらい「新
しい自分を作り出そう!」をテーマとして、人間力の基礎を磨く。
<授業の方法>
初回授業時に通知する。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時に指示する。
<成績評価方法>
毎回のレポート、講義に対する取り組み方、各学期末の振り返りなどにおける記述力、傾聴力の高まりを総合的に評価
する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
本授業の目的・意義・建学の理念
理事長講義
2
IPUが育てる人材像、1年生として取り組むべきこと
学長講義
3
1年間の取り組み
初年次教育部長講義
4
チームIPU
体育会会長による講義(体育会入会式)
5
教育とスポーツの融合
アスリートによる講義
6
表現力を高めよう①
アナウンサーによる講義
7
表現力を高めよう②
スピーチコンテスト
8
前期を振り返り
理事長講話
9
後期を迎えて
理事長講話
10
企業が求める人間像
企業の方による講義
11
教員・公務員採用試験合格者・就職内定者の体験記
キャリアセンターによる講義
12
表現力を高めよう③
スピーチコンテスト
13
現代学生のへの性教育
外部講師による講義
14
自己分析・自己PR
履歴書作成方法
15
1年間を振り返り
理事長講義
− 29 −
科目コード
13101
区 分
教養
授 業
科目名
日本国憲法
担当者名
林 紀行
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
1947年5月3日に日本国憲法が施行されてから、すでに60年が経過した。戦後復興、経済発展、IT時代の到来など、
この半世紀で我々の生活は大きく変わった。しかし、憲法を取り巻く状況、憲法を支える状況が変化しているにもかか
わらず、日本国憲法は一度も改正されることなく現在に至っている。本講義では、そのような問題意識を持ちながら、
われわれの日常生活での具体的問題に照らしあわせ、21世紀の日本国憲法のあり方について考えていくこととしたい。
<授業の到達目標>
日本国憲法は、教職の必修科目である。まず、その意味を理解する必要がある。特に、憲法第3章と10章を理解するように、
努めていくこととする。次に、人権および国の統治機構の項目のうち、重要なものについて、テキストを併用しながら、
基礎的な知識の習得を目指すこととする。
<授業の方法>
講義を基本とするが、毎回、授業内レポートを課すこととする。
<準備学習等(予習・復習)>
テキストの必要な箇所について予習、復習をすることとする。また、講義のためのプリントを配布するので、必ず復習
をすること。また、日頃から、時事問題についての関心を持つこと。
<成績評価方法>
授業への参加状況・態度 20%、授業内レポート 20%、定期試験 60%により、総合的に評価する。なお、規定以上の
欠席回数がある場合および代筆レポートがあった場合には、一切、単位を認めないので、注意すること。
<教科書>
「新・テキストブック日本国憲法」嵯峨野書院
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
憲法とは何か
オリエンテーション 近代憲法の役割
2
日本国憲法の成立
日本国憲法の成立過程、憲法前文
3
天皇制
象徴天皇制 天皇の国事行為
4
平和主義(1)
憲法9条の解釈
5
平和主義(2)
自衛隊と国際貢献 集団的自衛権
6
基本的人権(1)
基本的人権の類型
7
基本的人権(2)
判例研究 新しい人権
8
国の統治機構(1)
国会の地位と権限
9
国の統治機構(2)
議院内閣制 内閣の権限
10
国の統治機構(3)
司法権 裁判所の権限
11
国の統治機構(4)
裁判員制度
12
地方自治(1)
地方自治の本旨
13
地方自治(2)
地方自治体の機構 二元代表制
14
憲法改正
憲法改正手続 新しい人権
15
講義の総括
日本国憲法の課題
− 30 −
科目コード
13102
区 分
教養
授 業
科目名
歴史学
担当者名
横田 伸敬
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
単に歴史の知識の習得におわるのではなく、さらにすすんで何か一つの主題を立てて主体的に学んでいく。現在のわれ
われと密接な関係がある近現代史を中心に日本の歩みを追っていく。鎖国から開国へ、そして近代化の道を進んでいく
過程を毎回項目別に学習する。
<授業の到達目標>
日本の歴史のみを学ぶのではなく、世界史との関連をも重視し、国際的な社会生活を進めいていく上での、ものの見方・
考え方を形成したい。また人間関係育成のためにも「頭に残る」は当然のこと、「心に残る」授業を目指して受講する
ことを願う。
<授業の方法>
板書を中心としたノート講義を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業の中で何が重要なのかを学び、覚えなくてはならない最低限の知識を徹底的に復習すること。
<成績評価方法>
出席参加率・授業態度 15%、レポート 15%、試験 70%で評価する。
<教科書>
教材・史資料などは必要に応じて配布するため、原則としては必要としない。
<参考書>
福井憲彦「歴史学入門」岩波書店 1,700円
司馬遼太郎「この国のかたち 1・2・3」文藝春秋 971円
それ以外、授業で必要に応じて紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
鎖国
時代把握・ヨーロッパ人の渡来・鎖国令・外国船に対する処置法令
2
開国
列強の渡来・不平等条約
3
条約改正
開国の影響・条約改正の歩み
4
明治政府と近代化政策
新政府の方針・旧制度撤廃・地租改正・近代的経済対策 etc
5
自由民権運動
不平士族の集団武力蜂起・自由民権運動
6
憲法制定・国会開設
内閣制度・大日本帝国憲法・初期議会
7
明治の内閣
明治の内閣総理大臣と主要事項・憲政党の誕生と変還
8
日清・日露戦争
下関条約・ポーツマス条約・明治初期の日朝関係
9
資本主義の発展
日本の産業革命・社会運動
10
大正の内閣
第一次護憲運動・第二次護憲運動
11
大正の国際情勢
二十一カ条の要求・パリ講和会議・ワシントン会議
12
昭和初期の政治
二大政党の対立・昭和の国際情勢
13
恐慌とファシズム
恐慌・金本位制確立の歴史・テロ事件
14
15年戦争
満州事変・日中戦争・戦時体制強化策・南進政策
15
戦後の情勢
連合国軍の日本管理機構・五大改革指令・民主化政策
− 31 −
科目コード
13103
区 分
教養
授 業
科目名
日本の伝統文化
担当者名
田村 綾子
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業は留学生が日本文化、特に日本の伝統文化を知り、日本についてより理解を深めるためのものです。伝統文化と
いっても単に古い昔の日本の文化を勉強するのではありません。現在の日本の習慣や日本人の行動の背景には必ず、伝
統的な考え方や文化があります。この授業では、現代の日本を形作っている伝統文化を知り、現代日本との関係を考え
ます。
<授業の到達目標>
①授業で取り上げた日本の伝統文化について、それがどのようなものであるか、日本語で説明できるようにする。
②授業で取り上げた伝統文化と現代の日本社会、日本人の行動にどのような関係があるか理解する。
③日本人の考え方や習慣を理解した上で、日本社会の慣習に沿った行動や言動が取れるようにする。
<授業の方法>
授業は講義形式で行うが、適宜映像を見る、文化体験をするなどの活動を行う。授業では短いレポートを課したり、調
べたことを発表したりしてもらう。
<準備学習等(予習・復習)>
授業の前に資料を渡すので、それに目を通し、わからない言葉を調べておいてください。予習をしたかどうかについて
はチェックし、成績に加味します。
<成績評価方法>
予習 20%、小レポート 20%、発表 20%、レポート 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
松藤 司(2012.8.1)「日本の「伝統・文化」再発見」学芸みらい社 2,000円
角 謙二「ニッポンの伝統芸能」枻出版社
<授業計画>
回
テーマ
1
オリエンテーション
2
3
4
5
6
7
8
9
文化と自然
四季と文化
信仰と文化①
信仰と文化②
信仰と文化③
茶道①
茶道②
着物
10
11
浴衣を着てみよう
歌舞伎①
12
歌舞伎②
13
おもてなし
14
15
日本の武道
まとめ
授 業 内 容
授業の進め方の説明 日本の伝統文化とは何か、この授業で取り上
げるモノについて説明
日本文化と日本の自然環境について考える。
伝統行事について。自然や四季の移り変わりとの関係を考える。
日本の宗教について①宗教と日本人の生活について考える。
日本の宗教について②お寺と神社の違いは何か知る。
民間信仰について考える。
茶道についてその成り立ちと、背景にある考え方について学ぶ。
茶道を実際に体験しよう。
日本の着物に触れよう。その歴史やどのような時に着られるかなど、
着物のルールについて学ぶ。
浴衣を体験してみよう。
歌舞伎の決まりを学ぶ。また、歌舞伎で取り上げられている物語を
知り、現代とのつながりを考える。
歌舞伎のDVDを鑑賞する。自国の伝統舞踊や伝統劇と比較し発表す
る。
「おもてなし」の例を映像や写真を見ながら学び、どうしてそのよ
うな行動をとるのか考える。
映像などで、日本の武道について概略を学ぶ。
日本の伝統文化について最も興味を持った事柄について発表する。
− 32 −
科目コード
13103
区 分
教養
授 業
科目名
日本の伝統文化
担当者名
大野 光二
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
「日本の伝統文化」と聞いて思い浮かべるものは様々であるが、それらの伝統文化の背景には、日本人が持つ「文化」が
存在する。本授業では、いくつかの具体的な日本の伝統文化と呼ばれるものを取り上げ、その文化の特徴や歴史につい
て学ぶ。そして、これらの授業で得た知識をもとに、日本の伝統文化の果たす役割について考えていく。
<授業の到達目標>
日本の伝統的な文化について理解を深めるとともに、その背景となる日本の風土や日本人の考え方に触れ、日本の伝統
文化を尊重しようとする態度を養えるようにする。
<授業の方法>
適宜資料を配付し、講義を行う。できる限り、映像や写真を見る、実物に触れるなどの体験を取り入れて、学習を進める。
また、具体的な事柄から文化を考えることができるように、テーマついて受講者の体験などを話し合ったり発表したり
する機会も設ける。
<準備学習(予習・復習等)>
授業の最後に次回のテーマについて調べる、簡単な課題を出す予定である。授業中に発表してもらうこともあるので、
しっかり調べて来てほしい。
<成績評価方法>
課題(予習)の提出 30%、発表 20%、定期試験 50%
<教科書>
資料を準備する
<参考書>
尾藤正英(2000.5.19)「日本文化の歴史」岩波書店 864円
ドナルド・キーン(2002.9.10)「果てしなく美しい日本」講談社 1,188円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
日本の伝統文化とは
授業の概要 各自が考える日本の伝統文化
2
季節を生かした行事(1)
太陽暦と太陰暦 1~6月までの年中行事とその背景
3
季節を生かした行事(2)
7~12月までの年中行事とその背景
4
日本の住まい
和風建築の特徴と快適に過ごす工夫
5
日本の着物
着物や和の小物と日常生活との関係
6
日本の食事 和食
和食の特徴と季節を取り入れる工夫
7
日本の食事 郷土料理
各地の郷土料理とその起源
8
昔からの遊び
日本の伝承遊びと生活との関係
9
日本の伝統芸能 能と狂言
能と狂言の歴史と他の伝統文化との関係
10
日本の伝統芸能 歌舞伎
歌舞伎の歴史と他の伝統文化との関係
11
日本の伝統文化 茶の湯(1)
茶の湯の歴史と他の伝統文化との関係
12
日本の伝統文化 茶の湯(2)
伝統を踏まえた 茶道の体験
13
日本の伝統文化 いけばな(1)
華道の歴史と他の伝統文化との関係
14
日本の伝統文化 いけばな(2)
伝統を踏まえた華道の体験
15
日本の伝統文化の果たす役割
日本文化論の紹介と日本文化の果たす役割
− 33 −
科目コード
13200
区 分
教養
授 業
科目名
キャリアデベロップメント
担当者名
大橋 博
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
演習
授業方法
卒業要件
必修
<授業の概要>
「就職」は、生活の安定や社会貢献など、豊かで人間らしい生活を送る上で大変重要な意義を持つ。本授業では、社会
人として、社会の中でどう生きていくのかを考えながら、求められるスキルについて分析し、そのスキルを身につけて
いく。教員およびゲストスピーカーによる「仕事」の意味、仕事の適正、求められる能力などの授業を受け、必要な社
会人基礎力について学んでいく。
<授業の到達目標>
次の進路に向けた「ビジョン」を明確にもち、実現に向けての具体的な課題を設定出来、
「自分の道を見定めよう。」をテー
マとして、将来に必要な力の磨き上げをおこなう。
<授業の方法>
初回、授業時に通知する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に指示する。
<成績評価方法>
毎回のレポート、講義に対する取り組み方、各学期末の振り返りなどにおける記述力、傾聴力の高まりを総合的に評価
する。
<教科書>
特になし
<参考書> 特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
本授業の目的・意義・建学の理念
理事長講義
2
IPUが育てる人材像、2年生として取り組むべき内容
学長講義
3
1年間の取り組み
キャリア教育部長講義
4
職業選択について~将来像の描き方~
キャリアセンター担当者からの講義
5
プレゼンテーション能力を高めよう①
プレゼンテーションコンテスト準備
6
プレゼンテーション能力を高めよう②
プレゼンテーションコンテスト
7
前期を振り返り
理事長講義
8
現代社会が求める人物像①
企業の方による講義
9
後期を迎えて
理事長講義
10
現代社会が求める人物像②
小・中・高教員経験者からの講義
11
教員・公務員採用試験合格者・就職内定者の体験記
キャリアセンター担当者からの講義
12
プレゼン能力を高めよう①
アナウンサーによる講義
13
プレゼン能力を高めよう②
プレゼンテーションコンテスト
14
自己分析、自己PR
履歴書作成
15
1年間を振り返り
理事長講話
− 34 −
科目コード
13201
区 分
教養
授 業
科目名
社会学
担当者名
鈴木 瞬
配当年次
2
配当学期
前期
2
単位数
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
社会学は、何気ない日常に目を留め、日常を疑い、日常に埋め込まれた様々な事実を再発見する思考技法の一つである。
この思考技法の習得は、変動著しい社会にあって、その潮流を冷静に見極め対処する上で極めて有用となる。本講義では、
我々が日常的に経験する様々な事象の成立や構造を理解するために、具体的な社会問題を事例としながら、
「ものの見方・
考え方」の習得を目指す。
<授業の到達目標>
「社会学」に関する基本的な知識を提供するとともに、私たちが生きている「社会」におけるさまざまな課題や問題を
考えていく。受講学生が、社会学的なものの見方・考え方を習得し、自らに関わる「社会」を問い直す足がかりとなる
ことを目指す。
<授業の方法>
主に講義形式で進めるが、具体的なテーマによってはグループワークを行うこともある。必要に応じて適宜資料を配布
する。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に翌週の講義内容で扱うテーマについて伝えるので、新聞や文献等を活用し、キーワードを確認しておく。また、
ただ聴講するのではでなく、授業中に紹介する文献などを積極的に読んで理解を深めるとともに、資料等の理解を踏ま
えて、テーマについて考察を深め、自身の考えを述べられるようにする。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、グループワーク等の学習状況 20%、最終レポート 50%
<教科書>
指定しない
<参考書>
長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志「社会学」有斐閣 3,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
講義概要(進め方、評価等)についての説明
2
概論:社会は実在するか
社会とは、社会学とは
3
親密性と公共性(1) 相互作用
社会の構成要素について考える
4
親密性と公共性(2) 公共空間
群衆・大衆・公衆について考える
5
社会学の基礎概念(1) 行為、社会的行為
社会と個人との関係について考える
6
社会学の基礎概念(2) 相互行為、地位―役割
役割について考える
7
社会学の基礎概念(3) 集団、組織、ネットワーク
ネットワークについて考える
8
日常の構成(1) 家族とは何か
家族の機能的側面について考える
9
日常の構成(2) 学校とは何か
学校の機能的側面について考える
10
各論(1) 共生社会
共に生きることの論理について考える
11
各論(2) 障害児教育
障害児教育場面における共生について考える
12
各論(3) 少子化・子育て
子育ての社会化場面における共生について考える
13
各論(4) 地域社会
地域社会における共生について考える
14
各論(5) 歴史認識
歴史認識の論理を理解し、多文化共生について考える
15
総括
これまでのまとめと総括
− 35 −
科目コード
13202
区 分
教養
授 業
科目名
政治・経済学
担当者名
林 紀行
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
政治とは、
「社会に対する価値の権威的配分」であるという定義は、アメリカの政治学者のD.イーストンの言葉である。
本講義では、このイーストンの考え方に基づき、社会にあるさまざまな利益が配分される過程を分析する視座を学ぶ。
また、政治や経済は、常に動いている。過去の出来事を学びながら、今後の日本と国際社会の行方を考えていくことと
したい。
<授業の到達目標>
政治と経済は、コインの裏表の関係にある。どちらも単独であるものではない。本講義では、55年体制以降の政治・経
済の構造の理解を目指す。次に、現在起きている様々な政治や経済の事象を読み解く視座を涵養するともに、国際社会
から見た日本について考える視点を養いたい。
<授業の方法>
講義を基本とするが、毎回、授業内レポートを課すこととする。
<準備学習等(予習・復習)>
講義のためのプリントを配布するので、必ず復習をすること。また、日頃から、時事問題についての関心を持つこと。
<成績評価方法>
授業への参加状況・態度 20%、授業内レポート 20%、定期試験 60%により、総合的に評価する。なお、規定以上の
欠席回数がある場合および代筆レポートがあった場合には、一切、単位を認めないので、注意すること。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業ガイダンス 政治、経済を読み解く視点
2
日本政治1
55年体制の確立と高度経済成長
3
日本政治2
小泉郵政改革 民主党政権の誕生 マニフェスト選挙
4
日本政治3
地方政治の仕組み 二元代表制 橋下徹市長と大阪都構想
5
日本経済1
プラザ合意とバブル経済 失われた20年
6
日本経済2
アベノミクス
7
日本経済3
企業経営:ビジョンとミッション
8
日本経済4
コンビニエンスストアの経営
9
日本経済5
スーパーマーケットの経営
10
日本経済6
ディズニーランドの経営
11
世界政治1
国連と日本
12
世界政治2
TPPと地域主義
13
世界経済1
多国籍企業の活動
14
世界経済2
資本主義経済 欧州金融危機 円高
15
講義総括
政治経済の問題
− 36 −
科目コード
13203
区 分
教養
授 業
科目名
時事教養Ⅰ
担当者名
岩田 清隆
2
配当年次
前期
配当学期
1
単位数
講義
授業方法
<授業の概要>
現代社会の情勢を新聞を通じて、知識として身につけていく。
新聞記事を使用し、その内容についてワークシートを利用しながら理解を深める。
新聞の記事に対して、自らの意見を発表できる力をつけるようにする。
知識の定着を図り、文章力をつけるためにコラムの書き写しを行う。
<授業の到達目標>
1.社会人として必要とされる社会的基礎や、一般常識を身につける。
2.社会的な視野を広げ、自分の考えを持てるようにする。
3.文章表現力を身につける。
<授業の方法>
授業は全体講義と、クラス別講義を併用する。
新聞記事を教材としてそれに関連するワークシートを用いて授業を進める。
外部講師として、山陽新聞社の記者の方の講義も実施する。
自ら新聞を題材としたプレゼンテーションも実施できるようにする。
<準備学習(予習・復習等)>
レポート等の提出
日々新聞を読んで、社会情勢について自分の意見を持つことを心がけること。
<成績評価方法>
授業への参加態度
「滴一滴書き写し学習帳」の提出
レポート・課題の提出
テスト
上記4点を総合的に評価
<教科書>
「滴一滴書き写し学習帳」山陽新聞社 100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
日
テーマ
授 業 内 容
1
4/7
オリエンテーション
教員紹介・授業目的・授業計画説明
2
4/14
新聞を知ろう
新聞の活用の仕方について
3
4/21
日本の社会を考える(1)
日本と国際社会(1)
4
4/28
日本の社会を考える(2)
日本と国際社会(2)
5
5/12
新聞とNIE
NIE入門
6
5/19
日本の社会を考える(3)
日本と国際社会(3)
7
5/26
日本の社会を考える(4)
日本と国際社会(4)
8
6/2
今までの復習
前半の復習と確認テスト
9
6/9
新聞活用法
コラムの文章
10
6/16
日本の教育を考える(1)
日本の教育の問題点
11
6/23
日本の教育を考える(2)
キャリア教育について
12
6/29
新聞の今を考える
マスメディアとネットメディア
13
7/7
新聞から読み取る(1)
最新の話題から(1)
14
7/14
新聞から読み取る(2)
最新の話題から(2)
15
7/21 「時事教養Ⅰ」まとめのテスト
「時事教養Ⅰ」のまとめとテスト
− 37 −
卒業要件
必修
科目コード
13204
区 分
教養
授 業
科目名
時事教養Ⅱ
担当者名
岩田 清隆
2
配当年次
後期
配当学期
1
単位数
講義
授業方法
<授業の概要>
時事教養Ⅰをさらに発展させレベルを上げる。
現代社会の情勢を新聞を通じて、知識として身につけ、自らの考えを持てるようにする。
新聞記事を利用しその内容についてワークシートを利用しながら理解を深める。
新聞の記事に対して、自らの意見を文章化できる力を身につける。
知識の定着を図り、文章力をつけるためにコラムの書き写しを行う。
<授業の到達目標>
1.社会人として必要とされる社会的基礎や、一般常識を身につける。
2.社会的な視野を広げ、自分の考えを持てるようにする。
3.文章表現力を身につける。
4.自分の意見や考えを他者に伝える力を身につける。
<授業の方法>
授業は全体講義と、クラス別講義を併用する。
新聞記事を教材として、それに関連するワークシートを用いて授業を進める。
外部講師として、山陽新聞社の記者の方の講義も実施する。
自ら新聞を題材としたプレゼンテーションも実施できるようにする。
<準備学習(予習・復習等)>
レポート等の提出
日々新聞を読んで、社会情勢について自分の意見を持つことを心がけること。
<成績評価方法>
授業への参加態度
「滴一滴書き写し学習帳」の提出
レポート・課題の提出
テスト
上記4点を総合的に評価
<教科書>
「滴一滴書き写し学習帳」山陽新聞社 100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
日
テーマ
授 業 内 容
1
9/15
新聞活用法(2)
就活に役立つ新聞活用法
2
9/29
国際社会を考える(1)
関連の新聞記事から
3
10/6
日本の社会を考える(4)
関連の新聞記事から
4
10/13
日本の社会を考える(5)
関連の新聞記事から
5
10/20
メディアリテラシー
山陽新聞社記者による講義
6
10/27
国際社会を考える(2)
関連の新聞記事から
7
11/10
日本の社会を考える(6)
関連の新聞記事から
8
11/17
日本の社会を考える(7)
関連の新聞記事から
9
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1/19 「時事教養Ⅱ」まとめのテスト
「時事教養Ⅱ」のまとめとテスト
− 38 −
卒業要件
必修
科目コード
13302
区 分
教養
授 業
科目名
地理学
担当者名
八木 達也
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
難解な地理学を目指すのではなく、高等学校で「地理」を履修しなかった者も興味の持てる題材を盛り込みながら、今日、
われわれの生活する社会を理解するうえで基礎・基本的な知識をみにつけることを目指す。
<授業の到達目標>
受講生が教養としての地理学全体への視野が広がり、自分たちの周囲にある各国・各地域についての基礎的知識を身に
つけること。
さらに、自ら興味関心を持って、深く理解しようとする意欲がわいてくること。
<授業の方法>
授業形態は、配付するレジュメについての説明など講義形式を基本とするが、プレゼンテーションも積極的に導入した
い。
<準備学習(予習・復習等)>
配布したレジュメ・資料などは整理して、参照できるようにしておくこと。
また、いつでも指示があれば提出できるように準備しておくこと。
<成績評価方法>
特に理由がない限り、講義に出席するのは当たり前のことである。出席状況・授業中の態度等 40%、発表 30%、レポー
ト 30%等により総合的に評価する。
そのため当然のこととして授業の欠席多数や授業中の態度(飲食の持ち込み・私語・居眠り・携帯メールの操作等)は
評価に大きく影響を与える。
<教科書>
別途、授業の中で指示をする。
<参考書>
必要に応じて授業中に紹介・指示をする。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要(目的・内容・方法など)
2
地図を読む
読図の基礎と応用
3
日本地誌1(北海道・東北)
自然と風土、農業、漁業、工業
4
日本地誌2(関東)
自然と風土、農業、漁業、工業、都市・環境問題
5
日本地誌3(北陸・中部)
自然と風土、農業、漁業、工業、都市・環境問題
6
日本地誌4(近畿)
自然と風土、農業、漁業、工業、文化景観、都市問題
7
日本地誌5(中国・四国)
自然と風土、農業、漁業、工業、地域的課題
8
日本地誌6(九州)
自然と風土、農業、漁業、工業、文化景観、地域的諸課題
9
日本地誌のまとめ
グローバル化と日本の諸課題
10
世界地誌1
アジア・オセアニア地域
11
世界地誌2
南北アメリカ地域
12
世界地誌3
ヨーロッパ地域
13
世界地誌4
アフリカ地域
14
世界地誌5
今日の国際関係に係る課題
15
「地理学」のまとめ
授業総括と「授業評価アンケート」の実施
− 39 −
科目コード
14000
区 分
教養
授 業
科目名
キャリアデザイン
担当者名
浅田 栄里子
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
キャリアデザインでは、将来の進路を選択し働くことの意義や自己理解を深める中で、選択した進路に進むために必要
な資質や能力を養い、将来の生き方について考えることを目的としている。前期及び後期を通して、一般企業志望コー
ス、公務員志望コース、小中高教員志望コース、幼保施設教職員志望コース、柔道整復師志望コースの5コースに分かれ、
それぞれのコースの特徴を生かした指導を実施する。
<授業の到達目標>
1.将来の進路を選択し、選択した進路に進むために必要な資質や能力を高める。
2.自己理解を深め、将来の生き方について考える。
<授業の方法>
それぞれのコースごとに、講義、グループワーク、演習等の形で実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
前回講義で学習した内容を見直して復習し、授業終了時に示す内容等を予習する。
<成績評価方法>
出席、受講態度等 30%、講義内での課題等 30%、定期考査、又は最終レポート 40%
<教科書>
特に指定しない
<参考書>
特に指定しない
<授業計画>
回
テーマ
1
2
各コース別オリエンテーション
就職活動の心構え~学長講話~
3
4
5
6
7
8
9
10
11
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20
21
22
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27
28
29
30
講義①
講義②
講義③
グループワーク・演習①
グループワーク・演習②
グループワーク・演習③
講義④
講義⑤
講義⑥
グループワーク・演習④
グループワーク・演習⑤
グループワーク・演習⑥
前期授業のまとめ
理事長講話
講義⑦
講義⑧
グループワーク・演習⑦
グループワーク・演習⑧
グループワーク・演習⑨
グループワーク・演習⑩
グループワーク・演習⑪
グループワーク・演習⑫
グループワーク・演習⑬
グループワーク・演習⑭
グループワーク・演習⑮
グループワーク・演習⑯
講義⑨
各コースにおけるまとめ
授 業 内 容
授業の目的とその概要について
働くことの意義と職業選択についての講義を聞き、就職活動に立ち向かう強
い気持ちと、今後のスケジュール管理について理解する。
情報の集め方、活用の仕方を知る。
やりたい仕事の方向性と仕事に対する価値観をつかむ。
自己分析から、自分の強みをつかみ、アピールできるようになる。
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
社会・仕事について、研究し理解する。1
社会と仕事について、研究し理解する。2
志望動機を完成させる。
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
前期の取り組みのまとめ
就職活動におけるIPUの強みについて
具体的エピソードから自己PRを考える。
社会人としてのマナーの基本を身につける。
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
各コースにおいて、必要とされるグループワーク・演習
採用試験合格に向けての最終スケジュールを確認する。
一年間のまとめ
− 40 −
科目コード
14001
区 分
教養
授 業
科目名
キャリアサポート
担当者名
浅田 栄里子
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
自分の希望進路へ進むための総仕上げの準備をし、各分野において即戦力として活躍できる力を養う。前学年での「キャ
リアデザイン」の授業を引き継ぎ、一般企業コース、公務員コース、小中高教員コース、幼保施設教職員コース、柔道
整復師コースの5コースに分かれ、それぞれのコースの特徴を生かした指導を実施する。
<授業の到達目標>
◆一般企業コース…業界研究を進めると同時に、社会の仕組みについて学びを深める。
◆公務員コース…公安系公務員の職務内容について理解し、行政の仕組みや地域活動のあり方について学びを深める。
◆小中高教員コース…教員の職務内容について理解し、論作文、面接、集団討論、模擬授業などを通して、学校現場で
の実践力を身に付ける。
◆幼保施設教職員コース…保育内容の振り返りを行い、保育実技(絵本・ピアノ・絵画・製作等)を中心とした授業から、
保育現場での実践力を身に付ける。
◆柔道整復師コース…国家試験合格に向けて基礎的な知識を確実に身につけるとともに、現場での実践力を高める。
<授業の方法>
それぞれのコースごとに、講義、グループワーク、演習等の形で実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
前回講義で学習した内容を見直して復習し、授業終了時に示す内容等を予習する。
<成績評価方法>
出席、受講態度等 30%、講義内での課題等 30%、定期考査、又は最終レポート 40%
<教科書>
特に指定しない
<参考書>
特に指定しない
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション学長講話
授 業 内 容
・授業の目的とその概要について
・進路決定に向けてのメッセージ
2
講義・グループワーク・演習①
採用試験提出書類の記入方法
3
講義・グループワーク・演習②
論作文演習等
4
講義・グループワーク・演習③
論作文演習等
5
講義・グループワーク・演習④
個人面接・集団面接対策
6
講義・グループワーク・演習⑤
個人面接・集団面接練習
7
講義・グループワーク・演習⑥
個人面接・集団面接練習
8
講義・グループワーク・演習⑦
模擬活動・模擬授業練習
9
講義・グループワーク・演習⑧
模擬活動・模擬授業練習
10
講義・グループワーク・演習⑨
グループディスカッション
11
講義・グループワーク・演習⑩
グループディスカッション
12
採用試験直前サポート①
採用試験の傾向と対策①
13
採用試験直前サポート②
採用試験の傾向と対策②
14
採用試験直前サポート③
採用試験の傾向と対策③
15
まとめ
採用試験での諸注意とアドバイス
− 41 −
科目コード
14100
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅠ
担当者名
田原 陽介
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学びの基礎を培うため、大学生活に対する基本的な心構えと知識を身につけ、自ら学ぶ力(自
主性)を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
①学生生活:よい生活習慣の確立
②人間性:自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・責任感のある人間の育成
③社会人基礎力:「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
④大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習等(予習・復習)>
テーマに即したレポート作成、スピーチの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、スピーチ、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション(クラス)
本授業の内容・方法の理解、クラス目標の設定、クラス内の相互理解
2
大学生活をデザインしよう!
卒業までの4年間の流れを確認
3
学びと将来の進路1
目標とする資格・免許、進路希望、学科での学びについて
4
コミュニケーションとは?
傾聴訓練、自己紹介1分間スピーチ
5
自己分析しよう。
自分について振り返り、将来に結び付けて考える。(スピーチコンテス
トに向けての準備)
6
自己アピールしよう。
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
7
大学生活を点検しよう。
前期の振り返りを行うとともに、夏休み中の目標設定
8
進路別就職実力テスト
教員採用試験・公務員試験・SPIの問題を実際に解く。
9
大学生としてのマナー
マナーの必要性、挨拶、言葉遣い、電話・メールのマナー等
10
学びと将来の進路2
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
11
学びと将来の進路3
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
12
自己アピールしよう!
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
13
ディスカッションをしよう!
課題に対して、グループで討論し、解決策を発表する。
14
プレゼンテーションしよう!
グループで考えた解決策をクラスでプレゼンテーションする。
15
1年間のまとめ
1年間を振り返り、残り3年間の大学生活を具体的に計画する
− 42 −
科目コード
14100
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅠ
担当者名
井上 聡
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学びの基礎を培うため、大学生活に対する基本的な心構えと知識を身につけ、自ら学ぶ力(自
主性)を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
①学生生活:よい生活習慣の確立
②人間性:自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・責任感のある人間の育成
③社会人基礎力:「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
④大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習等(予習・復習)>
テーマに即したレポート作成、スピーチの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、スピーチ、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション(クラス)
本授業の内容・方法の理解、クラス目標の設定、クラス内の相互理解
2
大学生活をデザインしよう!
卒業までの4年間の流れを確認
3
学びと将来の進路1
目標とする資格・免許、進路希望、学科での学びについて
4
コミュニケーションとは?
傾聴訓練、自己紹介1分間スピーチ
5
自己分析しよう。
自分について振り返り、将来に結び付けて考える。(スピーチコンテス
トに向けての準備)
6
自己アピールしよう。
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
7
大学生活を点検しよう。
前期の振り返りを行うとともに、夏休み中の目標設定
8
進路別就職実力テスト
教員採用試験・公務員試験・SPIの問題を実際に解く。
9
大学生としてのマナー
マナーの必要性、挨拶、言葉遣い、電話・メールのマナー等
10
学びと将来の進路2
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
11
学びと将来の進路3
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
12
自己アピールしよう!
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
13
ディスカッションをしよう!
課題に対して、グループで討論し、解決策を発表する。
14
プレゼンテーションしよう!
グループで考えた解決策をクラスでプレゼンテーションする。
15
1年間のまとめ
1年間を振り返り、残り3年間の大学生活を具体的に計画する。
− 43 −
科目コード
14100
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅠ
担当者名
林 紀行
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学びの基礎を培うため、大学生活に対する基本的な心構えと知識を身につけ、自ら学ぶ力(自
主性)を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
①学生生活:よい生活習慣の確立
②人間性:自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・責任感のある人間の育成
③社会人基礎力:「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
④大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習等(予習・復習)>
テーマに即したレポート作成、スピーチの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、スピーチ、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション(クラス)
本授業の内容・方法の理解、クラス目標の設定、クラス内の相互理解
2
大学生活をデザインしよう!
卒業までの4年間の流れを確認
3
学びと将来の進路1
目標とする資格・免許、進路希望、学科での学びについて
4
コミュニケーションとは?
傾聴訓練、自己紹介1分間スピーチ
5
自己分析しよう。
自分について振り返り、将来に結び付けて考える。(スピーチコンテス
トに向けての準備)
6
自己アピールしよう。
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
7
大学生活を点検しよう。
前期の振り返りを行うとともに、夏休み中の目標設定
8
進路別就職実力テスト
教員採用試験・公務員試験・SPIの問題を実際に解く。
9
大学生としてのマナー
マナーの必要性、挨拶、言葉遣い、電話・メールのマナー等
10
学びと将来の進路2
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
11
学びと将来の進路3
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
12
自己アピールしよう!
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
13
ディスカッションをしよう!
課題に対して、グループで討論し、解決策を発表する。
14
プレゼンテーションしよう!
グループで考えた解決策をクラスでプレゼンテーションする。
15
1年間のまとめ
1年間を振り返り、残り3年間の大学生活を具体的に計画する。
− 44 −
科目コード
14100
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅠ
担当者名
築山 依果
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学びの基礎を培うため、大学生活に対する基本的な心構えと知識を身につけ、自ら学ぶ力(自
主性)を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
①学生生活:よい生活習慣の確立
②人間性:自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・責任感のある人間の育成
③社会人基礎力:「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
④大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習等(予習・復習)>
テーマに即したレポート作成、スピーチの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、スピーチ、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション(クラス)
本授業の内容・方法の理解、クラス目標の設定、クラス内の相互理解
2
大学生活をデザインしよう!
卒業までの4年間の流れを確認
3
学びと将来の進路1
目標とする資格・免許、進路希望、学科での学びについて
4
コミュニケーションとは?
傾聴訓練、自己紹介1分間スピーチ
5
自己分析しよう。
自分について振り返り、将来に結び付けて考える。(スピーチコンテス
トに向けての準備)
6
自己アピールしよう。
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
7
大学生活を点検しよう。
前期の振り返りを行うとともに、夏休み中の目標設定
8
進路別就職実力テスト
教員採用試験・公務員試験・SPIの問題を実際に解く。
9
大学生としてのマナー
マナーの必要性、挨拶、言葉遣い、電話・メールのマナー等
10
学びと将来の進路2
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
11
学びと将来の進路3
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
12
自己アピールしよう!
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
13
ディスカッションをしよう!
課題に対して、グループで討論し、解決策を発表する。
14
プレゼンテーションしよう!
グループで考えた解決策をクラスでプレゼンテーションする。
15
1年間のまとめ
1年間を振り返り、残り3年間の大学生活を具体的に計画する。
− 45 −
科目コード
14100
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅠ
担当者名
三瀬 貴生
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学びの基礎を培うため、大学生活に対する基本的な心構えと知識を身につけ、自ら学ぶ力(自
主性)を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
①学生生活:よい生活習慣の確立
②人間性:自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・責任感のある人間の育成
③社会人基礎力:「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
④大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習等(予習・復習)>
テーマに即したレポート作成、スピーチの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、スピーチ、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション(クラス)
本授業の内容・方法の理解、クラス目標の設定、クラス内の相互理解
2
大学生活をデザインしよう!
卒業までの4年間の流れを確認
3
学びと将来の進路1
目標とする資格・免許、進路希望、学科での学びについて
4
コミュニケーションとは?
傾聴訓練、自己紹介1分間スピーチ
5
自己分析しよう。
自分について振り返り、将来に結び付けて考える。(スピーチコンテス
トに向けての準備)
6
自己アピールしよう。
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
7
大学生活を点検しよう。
前期の振り返りを行うとともに、夏休み中の目標設定
8
進路別就職実力テスト
教員採用試験・公務員試験・SPIの問題を実際に解く。
9
大学生としてのマナー
マナーの必要性、挨拶、言葉遣い、電話・メールのマナー等
10
学びと将来の進路2
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
11
学びと将来の進路3
希望進路について調べたことをまとめ、発表する。
12
自己アピールしよう!
クラス内でのスピーチコンテスト(クラス代表の選出)
13
ディスカッションをしよう!
課題に対して、グループで討論し、解決策を発表する。
14
プレゼンテーションしよう!
グループで考えた解決策をクラスでプレゼンテーションする。
15
1年間のまとめ
1年間を振り返り、残り3年間の大学生活を具体的に計画する。
− 46 −
科目コード
14101
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅡ
担当者名
西口 聡
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学び及びキャリアデザインの基礎を培うため、大学でのスタディスキルの向上と、明確な将来
像の獲得及びそこへ近づくための行動力を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
①人間性:「自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・ 責任感」のある人間の育成
②社会人基礎力::「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
③大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
④キャリア形成:明確な将来像の獲得及び職業人となる基礎力の育成
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習(予習・復習等)>
テーマに即したレポート作成、プレゼンテーションの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
受講態度(積極性・協調性・相互促進性など)50%、プレゼンテーション、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション
授 業 内 容
本授業の内容・方法の理解、クラス目標の設定、相互理解、履修確認 取得資格・免許の確認、クラス内の相互理解
2
大学生活をパワーアップしよう
受講態度の自己点検、タイムマネジメント力を身につける。
3
学びと将来の進路
大学での履修科目と進路や社会とのつながりを理解する。
4
自分の強みを伸ばす
自分の強みや課題を整理し、今後の目標を設定し、行動計画をまとめる。
5
私のキャリアデザイン
行動計画をもとにプレゼンテーションの準備 プレゼンテーションコン
テストに向けてのクラス予選
6
プレゼンテーションしよう!1
プレゼンテーションコンテストに向けてのクラス予選
7
大学生活を点検しよう
前期の振り返りを行うとともに、夏休み中の目標設定
8
進路別就職実力テスト
教員採用試験・公務員試験・SPIの問題を実際に解く。前期の振り返り
9
社会人としてのマナー1
後期の履修確認と目標設定
10
ディベートに挑戦しよう!
体育祭に向けてのクラスの目標設定や準備
11
効果的なプレゼンテーションとは?
効果的なプレゼンテーションについて理解する。
12
プレゼンテーションしよう!2
プレゼンテーションコンテストに向けてのクラス予選
13
社会人としてのマナー2
手紙等についてのマナーを身につける。
14
エントリーシートにチャレンジしよう
現時点での自分を文章化してみることで、今後の目標を明確にする。
15
1年間のまとめ
1年間を振り返り、残り2年間の大学生活を具体的に計画する。
− 47 −
科目コード
14101
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅡ
担当者名
村田 久
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学び及びキャリアデザインの基礎を培うため、大学でのスタディスキルの向上と、明確な将来
像の獲得及びそこへ近づくための行動力を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
①人間性:「自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・責任感」のある人間の育成
②社会人基礎力::「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
③大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
④キャリア形成:明確な将来像の獲得及び職業人となる基礎力の育成
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習(予習・復習等)>
テーマに即したレポート作成、プレゼンテーションの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、プレゼンテーション、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション
授 業 内 容
本授業の内容・方法の理解、クラス目標の設定、相互理解、履修確認
取得資格・免許の確認、クラス内の相互理解.。
2
大学生活をパワーアップしよう
受講態度の自己点検、タイムマネジメント力を身につける。
3
学びと将来の進路1
大学での履修科目と進路や社会とのつながりを理解する。
4
自分の強みを伸ばす
自分の強みや課題を整理し、今後の目標を設定し、行動計画をまと
める。
5
私のキャリアデザイン
行動計画をもとにプレゼンテーションの準備
6
プレゼンテーションしよう!1
プレゼンテーションコンテストに向けてのクラス予選
7
大学生活を点検しよう。
前期の振り返りを行うとともに、夏休み中の目標設定
8
進路別就職実力テスト
教員採用試験・公務員試験・SPIの問題を実際に解く。前期の振
り返り
9
社会人としてのマナー1
後期の履修確認と目標設定
10
ディベートに挑戦しよう!
体育祭に向けてのクラスの目標設定や準備
11
効果的なプレゼンテーションとは?
効果的なプレゼンテーションについて理解する。
12
プレゼンテーションしよう!2
プレゼンテーションコンテストに向けてのクラス予選
13
社会人としてのマナー2
手紙等についてのマナーを身につける。
14
エントリーシートにチャレンジしよう
現時点での自分を文章化してみることで、今後の目標を明確にする。
15
1年間のまとめ
1年間を振り返り、残り2年間の大学生活を具体的に計画する。
− 48 −
科目コード
14101
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅡ
担当者名
早田 剛
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学び及びキャリアデザインの基礎を培うため、大学でのスタディスキルの向上と、明確な将来
像の獲得及びそこへ近づくための行動力を身につけることを目的とする。更に国家試験合格に向けて、今まで学習した
内容を確認しながら、知識の定着を図る。
<授業の到達目標>
①人間性:「自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・責任感」のある人間の育成
②社会人基礎力:「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
③大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
④キャリア形成:明確な将来像の獲得及び職業人となる基礎力の育成
⑤2年生までに学習した医学知識の確認し、苦手科目を克服する。
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習(予習・復習等)>
テーマに即したレポート作成、プレゼンテーションの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加・レポート 30%、実力試験 60%授業態度 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション、実力試験1
今後の予定確認及び、実力試験_柔道整復学・解剖学・生理学
2
科目別解説1
解剖学解説(正当率の低い問題)
3
科目別解説2
生理学解説(正当率の低い問題)
4
科目別解説3
柔道整復学解説(正当率の低い問題)
5
実力試験2
最近の柔道整復師の動向及び、実力試験_柔道整復学・解剖学・生理学
6
科目別解説4
解剖学解説(正当率の低い問題)
7
科目別解説5
生理学解説(正当率の低い問題)
8
科目別解説6
柔道整復学解説(正当率の低い問題)
9
実力試験3
最近の柔道整復師の動向及び、実力試験_柔道整復学・解剖学・生理学
10
科目別解説7
学生による解剖学解説(正当率の低い問題)
11
科目別解説8
学生による生理学解説(正当率の低い問題)
12
科目別解説9
学生による柔道整復学解説(正当率の低い問題)
13
実力試験4
最近の柔道整復師の動向及び、実力試験_柔道整復学・解剖学・生理学
14
科目別解説10
学生による解剖学解説(正当率の低い問題)
15
科目別解説11
学生による生理学解説(正当率の低い問題)
− 49 −
科目コード
14101
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅡ
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
This class will be held every 2nd consecutive week with Career Development. Fundamentally, the class has been
divided up, with the top students from 2nd year in the International Department coming together. Inasmuch, the
group has been calculated according to the students TOEIC scores which also reflect their academic endeavour.
Student’s attending this class can expect to develop cooperative skills as well as to develop as higher educated
students with international perspectives.
<授業の到達目標>
The aim of this class is to achieve confidence in social dealing with education and business authorities. Through higher
levels of thought, students will become more thoughtful and responsible young adults, with the idea of joining an
elite level of employment on graduating. Social development will be taught along with training in general knowledge
to improve overall working ability. Being leaders in the community will assist in gaining self respect and trust both
within themselves as well as from their peers and teachers.
<授業の方法>
Every second week, students will answer questionnaires while participating in individual and group activities. This
includes discussion and group activities.
<準備学習(予習・復習等)>
Students will be required to perform some activities in their own time, yet the majority of tasked with be classroom
based.
<成績評価方法>
Attendance and participant is essential to receiving a satisfactory grade.
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Introduction
Second year overview
2
TOEIC
Grouping
3
Presentation
Event practice 1
4
Presentation 2
Group presentations
5
Interviews
Job applications and interviews
6
Behaviour in school
Greetings and respect
7
Social behavious
Leaders in the community
8
Employment opportunities
Designing career options.
9
The Law
Evaluating justice systems
10
Marketing and promotion
Sales,statistics and figures.
11
Personal and group needs
Organizational behaviour
12
Health and well being
Routines
13
Time management
Organizing daily activities.
14
Reaching full potential
Goal setting to achieve happiness
15
Review
Summering issues over the year and preparing for 3rd year.
− 50 −
科目コード
14101
区 分
教養
授 業
科目名
基礎ゼミナールⅡ
担当者名
梶本 佳照
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、大学における学び及びキャリアデザインの基礎を培うため、大学でのスタディスキルの向上と、明確な将来
像の獲得及びそこへ近づくための行動力を身につけることを目的とする。
<授業の到達目標>
①人間性:「自立性・自律性、やさしさ・思いやり、倫理観・責任感」のある人間の育成
②社会人基礎力::「アクション力」、「コミュニケーション力」、「チームワーク力」等の社会人基礎力の育成
③大学における学び:学部・学科における学びの基礎力の育成
④キャリア形成:明確な将来像の獲得及び職業人となる基礎力の育成
<授業の方法>
原則としてクラス単位で行い、講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習(予習・復習等)>
テーマに即したレポート作成、プレゼンテーションの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、プレゼンテーション、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション
授 業 内 容
本授業の内容・方法の理解、クラス目標の設定、相互理解、履修確認
取得資格・免許の確認、クラス内の相互理解
2
大学生活をパワーアップしよう。
受講態度の自己点検、タイムマネジメント力を身につける。
3
学びと将来の進路1
大学での履修科目と進路や社会とのつながりを理解する。
4
自分の強みを伸ばす
自分の強みや課題を整理し、今後の目標を設定し、行動計画をまと
める。
5
私のキャリアデザイン
行動計画をもとにプレゼンテーションの準備
6
プレゼンテーションをしよう(1)
プレゼンテーションコンテストに向けてのクラス予選
7
大学生活を点検しよう。
前期の振り返りを行うとともに、夏休み中の目標設定
8
進路別就職過去問研究
教員採用試験・公務員試験・SPIの過去問を実際に解く。前期の
振り返り
9
社会人としてのマナー(1)
後期の履修確認と目標設定
10
ディベートに挑戦しよう。
ワークシートに従ってディベートに挑戦してみる。
11
効果的なプレゼンテーションの条件
効果的なプレゼンテーションについて理解する。
12
プレゼンテーションをしよう(2)
プレゼンテーションコンテストに向けてのクラス予選
13
社会人としてのマナー(2)
手紙等についてのマナーを身につける。
14
エントリーシートにチャレンジしよう。
現時点での自分を文章化してみることで、今後の目標を明確にする。
15
1年間のまとめ
1年間を振り返り、残り2年間の大学生活を具体的に計画する。
− 51 −
科目コード
20304
区 分
専門基礎
授 業
科目名
次世代教育学総論
担当者名
住本 克彦
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
教育相談とは、子ども達の自立や自己実現を促す指導や援助のことである。教師は、常にカウンセリング・マインドを持っ
て子どもに接することが求められている。本授業では、教育相談の理論と方法(カウンセリングを含む)の基礎的知識
について理解することを目標とする。
<授業の到達目標>
必要に応じてプリントを配布。教育相談の意義と実際について、具体的な事例等から学び、カウンセリングの理論や技
法等についても紹介する。また、教育相談計画も作成する。
<授業の方法>
必要に応じてプリントを配布。具体的な事例等から学び、最新のクラス経営方法や幼保・小の連携等についても紹介し、
適宜、質疑応答しながら、教員と学生が双方向で授業展開したい。
<準備学習(予習・復習等)>
毎時間ごとに、復習課題と予習課題を伝えるので、その課題についての問題意識をもって出席してほしい。
また、各自で、授業時間に配布されたり、提示されたりした資料や参考図書等に目を通し、授業内容の理解を深めてほ
しい。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価等で「知識・理解」70%、両方を総括し、評価する。
<教科書>
工藤・高井・上田・菅原(2004)「基礎から学ぶ教育心理学」八千代出版 2,200円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
次世代保育・教育学とは何か
次世代保育・教育学の概念について理解する。
2
保育・教育実践と教育心理学
教育心理学を生かした保育・教育実践について理解する。
3
子ども達の問題行動の予防という視点
いじめ、不登校、不登園等の予防についての視点について理解する。
4
乳幼児期の発達
乳幼児期の発達について理解する。
5
児童期の発達
児童期の発達について理解する。
6
乳幼児・児童の学び
乳幼児・児童の学び(学習)について理解する。
7
乳幼児・児童の学びへの支援(1)
乳幼児・児童の学びへの支援(教育方法)について理解する(1)
8
乳幼児・児童の学びへの支援(2)
乳幼児・児童の学びへの支援(教育評価)について理解する(2)
9
乳幼児・児童のクラス経営(1)
乳幼児・児童のクラス経営(集団:居場所づくり)について理解する(1)
10
乳幼児・児童のクラス経営(2)
乳幼児・児童のクラス経営(集団:絆づくり)について理解する(2)
11
乳幼児・児童の性格(1)
乳幼児・児童の性格(パーソナリティとは)について理解する(1)
12
乳幼児・児童の性格(2)
乳幼児・児童の性格(パーソナリティ理解の方法)について理解する(2)
13
発達障がいについて
発達障がいの特性とその支援の在り方について理解する。
14
幼保・小の連携について
幼保・小の連携について理解する。
15
到達度確認とまとめ
授業の総括をする。
− 52 −
科目コード
20302
区 分
専門基礎
授 業
科目名
家庭・地域間 コミュニケーション論
担当者名
村田 久
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
今日の課題の一つは、子どもを育成する家庭・地域間のコミュニケーションの質が低下してきていることである。次世
代教育を担う教育者・保育者は、学校や園内のコミュニケーションの量や質を高めるだけでなく、学校や園を取り囲む
家庭や地域コミュニティに属する人々との人間関係を密にする能力が切実に求められている。保護者や子ども・教師や
保育者が体験する人間関係のトラブルの例を紹介しながら、家庭・地域間コミュニケーションを考えてみる。
<授業の方法>
講義形式を中心として、適宜討論、グループワークを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
前回講義で学習した内容を見直し、理解不十分の点を見つけ、次回講義の際に質問すること。
<成績評価方法>
授業態度 40%、定期試験 50%、レポート 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の意義と学ぶ内容についての概論
2
地域社会とは何か
地域あるいは地域社会という言葉の定義を確認し、その意味内容を
確定する
3
地域に生きる集団とネットワーク
地域を空間的に枠づけている制度について考える
4
地域における家族という視点
地域の中の子育て支援システムを考える
5
地域の教育力・子育て力の現状と課題
コミュニティ崩壊と再生への取り組みについて、「児童虐待」、「不
登校、いじめ」の事例等から考える
6
小括
事例についてのディスカッション
7
子どもの成育環境としての地域
地域の多様性と子どもの人間形成
8
学校と地域
就学期の子どもを持つ家庭にとっての学校と地域という問題を取り
上げる
9
高齢化と地域社会
高齢者のライフスタイルの変容と地域社会のあり方の変化
10
エスニック集団と地域社会
同じ地域社会で暮らす日本人と外国人はどのような関係を築くこと
ができるのかを考える
11
小括
事例についてのディスカッション
12
家庭の中のコミュニケーション
虐待、DVなどの家族間の問題とコミュニケーションを考える
13
家庭と地域のコミュニケーション
家庭と地域のコミュニケーションの現状とこれからの課題・展望
14
家庭と地域をつなぐ制度と組織
既存のコミュニティ行政の限界と新しいコミュニティ形成
15
総括
まとめ
− 53 −
科目コード
20400
区 分
コア
授 業
科目名
保育・教育実践学総論
担当者名
大野 鈴子
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業は、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭としての実践的指導力育成のために必要な現代の教育課題を抽出し、それ
らを解決するための保育・教育内容の計画及び指導方法の創出を試みます。就学前教育と義務教育との連携、諸外国の
就学前教育との比較、家庭や地域の教育力についても考えます。
<授業の到達目標>
本学次世代教育学部の中核理念である教育への実践力の育成に資するための科目のひとつです。保育士として、幼稚園
教諭として、小学校教諭として、保育や教育現場に臨む時、どのように子どもの発達や生活、教育内容を理解し、子ど
もと向き合っていけばよいのかについて実践を通して学ぶことを目的としています。
<授業の方法>
この授業は、1人の保育者・教育者として現場に出るために必要な実践力を育成するための、受講者参加型の講義です。
実践的な思考方法を訓練します。
<準備学習(予習・復習等)>
毎回の講義内容を確実にするため、授業中に配布された資料は、必ず目を通しておきましょう。
予習のための課題や、授業で学んだことをまとめたレポートなどの提出があります。
<成績評価方法>
定期試験、課題レポート提出、授業態度などにより総合的に評価します。
<教科書>
神田伸生(2013.12.24)「演習 保育内容総論「子どもの生活・環境・遊びに向き合う」」萌文書林 1,800円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
担当者より授業の進め方の説明
2
子どもの発達と保育内容
発達年齢に応じた絵本・手遊び・製作活動
3
子どもを見る目と子どもの理解
実践事例から学ぶ子どもの内面の育ち
4
保育所・幼稚園・小学校のそれぞれの概要
制度からみる幼保小の保育・教育の特徴の理解
5
幼稚園や保育所の指導案の作成
具体的な指導案からみる幼稚園と保育所の特徴
6
様々な遊びと活動の実践
遊び環境と活動実践
7
模擬保育
模擬保育みるに幼児の活動と環境構成、保育者の留意点
8
保幼小の連携と小1プロブレム
幼児教育から小学校教育への滑らかな移行
9
幼少連携の具体的授業
生活科の中にみる幼小連携の実際
10
子どもの遊びの変遷
子どもを取り巻く環境の変化と遊びの変化
11
メディアと子ども
子どもに対する放送メディアの影響
12
指導形態とカリキュラム
カリキュラム組織図からみた指導形態とカリキュラムの関係
13
環境を通して行う保育
保育室の物理的な環境を構成する
14
日本の幼児教育の仕組みの変遷
幼児教育の仕組みと保育の多様な展開
15
まとめ
講義内容のふり返りとまとめ
− 54 −
科目コード
21100
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(こども発達学科生用)
教職入門
担当者名
久田 孝
1
配当年次
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
教師と言う仕事は、成長途上にある無限の可能性を秘めた子どもたちを相手に教え、育み、そして自分も学び育んでいくひじょうにや
りがいのある職業である。しかしながら誰でもがすぐにできる仕事ではない。「教職入門」では、教師を目指す君たちの入り口となる
科目です。この授業科目は、漠然と教師になりたいと考えている学生に対し、教職の難しさ、厳しさそして遣り甲斐を現場での実践、
実例をもとに学ぶ立場から、教える立場に立って実感してもらいます。
<授業の到達目標>
君たちが将来教師となって教壇に立った時、その時の教師としての資質・能力、即戦力として通用する基本的な力を育てていくと共に、
自分は本当に教師に向いているのかなどの適性についても自らを振り返りながら、明らかにしていく。
<授業の方法>
授業の方法は、教科書「次世代教育の教職入門」をもとに各章のテーマごとに沿って講義形式で行っていくと共に適時プリントを配布
し補完していく。
<準備学習等(予習・復習)>
講義終了後、本時の講義についてのまとめと次の講義にて学ぶヶ所について事前学習を行いレポート課題とする。レポート課題は自宅
で行い、次回の授業の最初に必ず提出とし、理解、確認、意欲を身に着ける。
<成績評価方法>
講義に臨む意欲・姿勢・態度 50%、試験 40%、レポート 10%により総合的判断にて評価する。意欲・姿勢・態度については教員、
社会人にとって求められる決定的な資質・能力である。「教職入門」、においては各自の意欲・姿勢・態度を出欠と講義中における姿勢
によって評価する。遅刻、居眠り、私語、講義の学習に不必要な行動や注意を受けた後の態度、行動は評価に大きな影響を与える。
<教科書>
中田正浩 編著(2015.4)「人間教育を視点とした教職入門」大学教育出版 3,240円
<参考書>
梶田叡一・加藤明 編著(2010.8)「改訂 実践教育評価辞典」文溪堂 2,592円
梶田叡一 編著(2012.10)「教育フォーラム50<やる気>を育てる」金子書房 2,592円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
教職への道
本授業の目的、目標、計画、概要、講義の学習内容、指導方法、ルールについて理解と信頼関係を結ぶ。
何故自分は教職を選んだのか?私がなりたい幼稚園教諭、保育士像をイメージしながら「私たちの思い出に残っている先生たち」
との題材を下にその気持ちを分析、先生が自分にとって適職なのかも含め、私がなりたい先生像からならなくてはならない幼保教
員像を解明していく。
日本の教育の歴史やシステムにおける学校教育の役割と位置づけ教師の社会的役割や使命感について学び考えてみる。
日本の教育制度の発展
教員養成制度と教員の身分と 大学の教職課程での学びは21世紀に生きる子どもたちの教育を担う重要な使命が課されていることを自覚し刻々と変わる社会の変
化に柔軟に対応できる資質能力を身に着ける。その上で学校教育法で定められる学習指導要領や学校管理規則等を知り、教員とし
服務
ての様々なな服務規定について学ぶ。
教員を巡る現代社会の厳しい状況と、だからこそ今求められる資質と能力について、教員の「使命感」
「職務遂行能力」を高めるた
教員の資質向上と研修
めに計画的でかつ継続的な研修が必要であることを法的な根拠に基づきながら明らかにしていく。また社会的な問題となった指導
力不足している教員のための研修及びその研修の在り方についても職務専念義務と関係付けながら考えていく。
幼稚園教諭、保育園教員とい 幼稚園、保育園の先生の役割は園児に勉強を教えることだけではありません。0歳~5歳の間は人格形成に大きな影響を与える時期
です。この時期こそ個性を伸ばし、人間性豊かに育つように指導をすることが大切です。母親以外の人間に初めて触れる幼稚園教諭、
う仕事
保育士は子どもに対して非常に大きな影響を与える存在でその責任の大きさについて具体的な職務内容から明らかにしていく。
教師という仕事は子どもの夢、人生に毎日関わるのですからとてもたいへんな仕事です。しかし、たいへんな仕事ほど見返りは大
校種別 教員の仕事
きく、子どもたちが成長する姿を目の当たりにできること、また卒業して社会に羽ばたいていく瞬間に立ち会えることこそが、教
師にとって最高の喜びであり、それを子どもの発達段階に分けた校種別にどのように子どもたちの成長にかかわっていくのかを明
らかにし校種同士の連携について考えていく。
「教育は子ども理解に始まり、子ども理解に終わる」言っても過言でない。授業や学級経営すべてにおいて基本となるのが子どもを
子ども理解
わかることであり、
それを知る上で人間理解、
自己理解、
他者理解について学んでいく。子どもを理解するために教師がやるべきこと、
しなければならないこと、必要なことについて明らかにしていく。
学級は、児童が教師や友達と心を通い合わせながら、
「出会い」
「触れ合い」
「育ち合い」を通して一緒に生活をつくり上げていくと
学級経営
ころです。学級経営の大きなねらいは集団の中での児童の成長過程での環境づくりについて学校での生活環境の構成並びに運営の
仕方について考え学びます。
幼稚園、保育園また小学校の現場で実際に起こるっている問題行動、その問題行動の事例から児童等の発達段階における特徴と規
生徒指導
範意識の育成を関連付け、保・幼・小・中・高連携に焦点を当てた指導の手法や工夫を学ぶ。また幼保段階における規範意識の醸
成を促す児童指導の在り方や保護者に対する関わり方や対応の仕方など実際の事例を基に学んでいく。
今、社会的問題にもなっている「教員の不祥事」
。交通違反、体罰、わいせつ行為、また教科指導力や生徒指導力に著しく欠如して
教員の不祥事と不適切教員
いるなど、指導力が不足している教員に対し実際の事件や資料を基に「問題教員」の実態やこれからの教員改革についても考えて
みる。
幼稚園、保育園にて実際に勤務している先生をゲストティーチャーとして招聘、現場での教育実習は学校、園現場における教育の
教育実習の意義と心得
実際を研究し実践する場である。実習生は、教育を行っていく大切な「知識・技術・態度」を学びとらなければならない。また、
実習生であれどもその間は教育者として児童の人格形成に甚大な影響を及ぼすことになる。教師の役割と責任の重大さを知り、教
育実習生として、児童はもちろん、実習園に対しての責任を十分に果たすことを明らかにしていく。
ここでは教員採用試験とは、どんなものなのかから、合格までの極意、7つの心構え、1.仲間と切磋琢磨する 2.短所を克服
教員採用試験
と共に長所をさらに伸ばす 3.自分の頭で考える 4.色々な先生にアドバイスをもらう 5.いつも大きな夢を抱く 6.す
べては、自分の責任として受け止める 7.人生の中で一番「がんばる」時とする。を紹介する。そして「折れない心」を学ぶ。
今実際に社会的問題となっている、教育現場の問題事案を紹介。これまでに学んできた知識から、問題を分析し解決まで導く。
「教
現代の教育問題を考える
員はチームで行う仕事」を各グループ毎に問題を与えそれぞれを考えていく。チームの大切さを知る。
14回目の講義でのまとめを各グループごと発表、その内容について意見交換しより精度の高いものを作り上げていく。
グループワーク発表
− 55 −
科目コード
21100
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(教育経営学科生用)
教職入門
担当者名
久田 孝
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
教師と言う仕事は、成長途上にある無限の可能性を秘めた子どもたちを相手に教え、育み、そして自分も学び育んでいくひじょうにや
りがいのある職業である。しかしながら誰でもがすぐにできる仕事ではない。「教職入門」では、教師を目指す君たちの入り口となる
科目です。
この授業科目は、漠然と教師になりたいと考えている学生に対し、教職の難しさ、厳しさそして遣り甲斐を現場での実践、実例をもと
に学ぶ立場から、教える立場に立って実感してもらいます。君たちが将来教師となって教壇に立った時、その時の教師としての資質・
能力、即戦力として通用する基本的な力を育てていくと共に、自分は本当に教師に向いているのかなどの適性についても自らを振り返
りながら、明らかにしていく。
<授業の方法>
授業の方法は、教科書「次世代教育の教職入門」をもとに各章のテーマごとに沿って講義形式で行っていくと共に適時プリントを配布
し補完していく。
<学習課題(予習・復習)>
講義終了後、本時の講義についてのまとめと次の講義にて学ぶヶ所について事前学習を行いレポート課題とする。レポート課題は自宅
で行い、次回の授業の最初に必ず提出とし、理解、確認、意欲を身に着ける。
<成績評価方法>
講義に臨む意欲・姿勢・態度 50%、試験 40%、レポート 10%により総合的判断にて評価する。意欲・姿勢・態度については教員、社
会人にとって求められる決定的な資質・能力である。「教職入門」、においては各自の意欲・姿勢・態度を出欠と講義中における姿勢によっ
て評価する。遅刻、居眠り、私語、講義の学習に不必要な行動や注意を受けた後の態度、行動は評価に大きな影響を与える。
<教科書>
中田正浩 編著(2011.5.20)「次世代の教職入門」大学教育出版 2,800円+税
<参考書>
梶田叡一・加藤 明 編著(2010.8)「改定 実践教育評価辞典」文溪堂 2,400円+税
梶田叡一 編著(2012.10)「教育フォーラム50 <やる気>を引き出す・<やる気>を育てる」金子書房 2,400円+税
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
教職への道
本授業の目的、目標、計画、概要、講義の学習内容、指導方法、ルールについて理解と信頼関係を結ぶ。
何故自分は教職を選んだのか?私がなりたい小学校教師像をイメージしながら「私たちの思い出に残っている教師たち」
との題材を下にその気持ちを分析、教師が自分にとって適職なのかも含め、私がなりたい教師像からならなくてはなら
ない小学校教師像を解明していく。
日本の教育制度と教員養成の歴史 日本の教育の歴史やシステムにおける学校教育の役割と位置づけ教師の社会的役割や使命感について学び考えてみる。
刻々と変化する社会状況の中、教員に求められる「使命感」
「職務遂行能力」
「指導力の向上」など、学部での教員養成
教員の資質向上と研修
時における小学生に対する教科指導や生徒指導に関する最小限身につけなくてはいけない資質と能力について、明らか
にしていく。
教育現場では、21世紀の新しい時代に対応できる高い資質と能力を持った教員が求められる。小学校教諭の特色と意義
教員という仕事
を理解する上で、実際に現場で行われていることを知り、自分が教壇に立った時に困らない実践的指導力をここでは明
らかにしていく。
小学校で実際に勤務している先生をゲストティーチャーとして招聘、現場で実際に行われている教育事情や教育手法を
現場の先生に聞いてみる①
聞き学ぶ。
「教育は子ども理解に始まり、子ども理解に終わる」言っても過言でない。授業や学級経営すべてにおいて基本となる
子ども理解
のが子どもをわかることであり、それを知る上で人間理解、自己理解、他者理解について学んでいく。子どもを理解す
るために教師がやるべきこと、しなければならないこと、必要なことについて明らかにしていく。
小学校現場で実際に起こるっている問題行動、その問題行動の事例から児童生徒等の発達段階における特徴と規範意識
生徒指導
の育成を関連付け、保・幼・小・中・高連携に焦点を当てた指導の手法や工夫を学ぶ。また小学段階における規範意識
の醸成を促す生徒指導の在り方や保護者に対する関わり方や対応の仕方など実際の事例を基に学んでいく。
学級は、児童が教師や友達と心を通い合わせながら、
「出会い」
「触れ合い」
「育ち合い」を通して一緒に生活をつくり
学級経営
上げていくところです。学級経営の大きなねらいは集団の中での児童の成長過程での環境づくりについて学校での生活
環境の構成並びに運営の仕方について考え学びます。
。交通違反、体罰、わいせつ行為、また教科指導力や生徒指導力に著
「教員の不祥事」と「指導が不適 今、社会的問題にもなっている「教員の不祥事」
しく欠如しているなど、指導力が不足している教員に対し実際の事件や資料を基に「問題教員」の実態やこれからの教
切な教員」
員改革についても考えてみる。
社会の大きな変化に伴い、教員に課せられる期待や責任は日々重くなり、その結果教師自身がメンタルヘルスに影響を
教員のメンタルヘルスについて
及ぼし病気になる教師が年々増加傾向にある。
昨今、教員採用試験に合格、1年待たないで退職する教員が後を絶たない、この事実から実態を知り、解決法を見い出
現場の先生に聞いてみる②
し「教師として生き抜く力」を身に着けることを学ぶ。
小学校に実際に勤務している主幹教諭や教頭クラスの先生をゲストティーチャーとして招聘、現場で初任の教育実習は
教育実習の意義
学校現場における教育の実際を研究し実践する場である。実習生は、教育を行っていく大切な「知識・技術・態度」を
学びとらなければならない。また、実習生であれどもその間は教育者として児童の人格形成に甚大な影響を及ぼすこと
になる。教師の役割と責任の重大さを知り、教育実習生として、児童はもちろん、実習校に対しての責任を十分に果た
すことを明らかにしていく。
ここでは教員採用試験とは、どんなものなのかから、合格までの極意、7つの心構え、1.仲間と切磋琢磨する 2.
教員採用試験
短所を克服と共に長所をさらに伸ばす 3.自分の頭で考える 4.色々な先生にアドバイスをもらう 5.いつも大
きな夢を抱く 6.すべては、自分の責任として受け止める 7.人生の中で一番「がんばる」時とする。を紹介する。
教職を考える上で核となる教育の概念やその本質的な見方や教師が実際に生きている日常の姿や起こる事例を交え紹介
総括
してきた。
「教職とは何か」を深みをもって今一度振り返る機会とし、教職が自分に適しているのかも含め考える機会
とする。
− 56 −
科目コード
21100
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(体育学部生用)
教職入門
担当者名
久田 孝
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
教師と言う仕事は、成長途上にある無限の可能性を秘めた子どもたちを相手に教え、育み、そして自分も学び育んでいくひじょうにや
りがいのある職業である。しかしながら誰でもがすぐにできる仕事ではない。「教職入門」では、教師を目指す君たちの入り口となる
科目です。
この授業科目は、漠然と教師になりたいと考えている学生に対し、教職のむつかしさ、厳しさそして遣り甲斐を現場での実例をもとに
学ぶ立場から教える立場に立って実感してもらいます。君たちが将来、保健体育科の教師となって教壇やグランドに立った時、その時
の教師としての資質・能力、即戦力として通用する基本的な力を育てていくと共に、自分は本当に保健体育科教師に向いているのかな
どの適性についても自らを振り返りながら、明らかにしていく。
<授業の方法>
授業の方法は、教科書「次世代教育の教職入門」をもとに各章のテーマごとに沿って講義形式で行っていくと共に適時プリントを配布
し補完していく。
<学習課題(予習・復習)>
講義終了後、本時の講義についてのまとめと次の講義にて学ぶヶ所について事前学習を行いレポート課題とする。レポート課題は自宅
で行い、次回の授業の最初に必ず提出とし、理解、確認、意欲を身に着ける。
<成績評価方法>
講義に臨む意欲・姿勢・態度 50%、試験 40%、レポート 10%により総合的判断にて評価する。意欲・姿勢・態度については教員、社
会人にとって求められる決定的な資質・能力である。「教職入門」、においては各自の意欲・姿勢・態度を出欠と講義中における姿勢によっ
て評価する。遅刻、居眠り、私語、講義の学習に不必要な行動や注意を受けた後の態度、行動は評価に大きな影響を与える。
<教科書>
中田正浩 編著(2011.5.20)「次世代の教職入門」大学教育出版 2,800円+税
<参考書>
梶田叡一・加藤 明 編著(2010.8)「改定 実践教育評価辞典」文溪堂 2,400円+税
梶田叡一 編著(2012.10)「教育フォーラム50 <やる気>を引き出す・<やる気>を育てる」金子書房 2,400円+税
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
教職への道
本授業の目的、目標、計画、概要、講義の学習内容、指導方法について理解と信頼関係を結ぶ。
情熱だけでは教師になれない。また運動が得意だけでは保健体育の教師にはなれない。何故自分は保健体育の教師として教
職を選んだのか?私がなりたい教師像をイメージしながら「私たちの思い出に残っている教師たち」との題材を下にその気
持ちを分析、教師が自分にとって適職なのかも含め、私がなりたい保健体育教師像から、こでなくてはならない保健体育教
師像を解明していく。
日本の教育制度と教員養成の歴史 日本の教育の歴史やシステムにおける学校教育の役割と位置づけ教師の社会的役割について考えてみる。その中でも保健体
育教師とは何か。について探求していく。
刻々と変化する社会状況の中、教員に求められる「使命感」
「職務遂行能力」
「指導力の向上」など、学部での教員養成時に
教員の資質向上と研修
おける教科指導や生徒指導に関する最小限身につけなくてはいけない資質と能力について、明らかにしていく。
教育現場では、21世紀の新しい時代に対応できる高い資質と能力を持った教員が求められる。保健体育科教員の特色と意義
保健体育科教員という仕事
を理解する上で、現場で行われていることを実際に知り、自分が教壇に立った時に困らない実践的指導力をここでは明らか
にしていくと共に改めて保健体育科教員の地位と役割について理解と覚悟を持つ機会とする。
現在中学校で実際に勤務している保健体育の先生をゲストティーチャーとして招聘、現場で実際に行われている教育を聞く。
現場の先生に聞いてみる①
「教育は生徒の理解に始まり、生徒の理解に終わる」言っても過言でない。授業や学級経営すべてにおいて基本となるのが生
生徒理解
徒をわかることであり、それを知る上で人間理解、自己理解、他者理解について学んでいき、生徒を理解するために教師が
しなければならないこと、必要なことについて明らかにしていく。
学校現場で実際に起こるっている問題行動、
その問題行動を生徒の発達段階における特徴と規範・規律意識の育成を関連付け、
生徒指導
小・中・高連携に焦点を当てた指導の手法や工夫を学ぶ。また中高生段階における規範・規律意識の醸成を促す生徒指導の
在り方や問題行動に対する対処、対応、保護者に対する関わり方なども実例を通じて学んでいく。
学級は、生徒が教師や友達と心を通い合わせながら、
「出会い」
「触れ合い」
「育ち合い」を通して一緒に生活をつくり上げて
学級経営
いくところです。学級経営の大きなねらいは集団の中での幼児の成長過程で環境づくりについて学校生活環境の構成につい
て考えていきます。また、保健体育科教員として体育を通じての学級づくりも学びます。
「教員の不祥事」と「指導が不適 今、社会的問題にもなっている「教員の不祥事」。交通違反、体罰、わいせつ行為、また教科指導力や生徒指導力に著しく欠
如しているなど、指導力が不足している教員に対し実際の事件や資料を基に「問題教員」の実態から今行われている教員改
切な教員」
革についても考えてみる。
社会の大きな変化に伴い、教員に課せられる期待や責任は日々重くなり、結果教師自身がメンタルヘルスに影響を及ぼし病
教員のメンタルヘルスについて
気になる教師が年々増加傾向にある。この事実から実態を知り、解決法を見出し、負けない心、打たれ強い教師、生き抜く
力を身に着けることを学ぶ。
高等学校で実際に保健体育課教員とし勤務している主幹教諭や体育主任クラスの先生をゲストティーチャーとして招聘、現
現場の先生に聞いてみる②
場で求められている保健体育科の教員や初任の先生に求められていることなどを聞き、改めて振り返りと覚悟の機会とする。
教育実習は学校現場における教育の実際を研究し実践する場である。実習生は、教育を行っていく大切な「知識・技術・態度」
教育実習の意義と心得
を学びとらなければならない。また、実習生であれどもその間は教育者として生徒の人格形成に甚大な影響を及ぼすことに
なる。教師の役割と責任の重大さを知り、教育実習生として、生徒はもちろん、実習校に対しての責任を十分に果たすこと
を明らかにし確認していく機会とする。
ここでは教員採用試験とは、どんなものなのかから、合格までの極意、7つの心構え、1.仲間と切磋琢磨する 2.短所
教員採用試験
を克服と共に長所をさらに伸ばす 3.自分の頭で考える 4.色々な先生にアドバイスをもらう 5.いつも大きな夢を
抱く 6.すべては、自分の責任として受け止める 7.人生の中で一番「がんばる」時とする。を紹介する。
教職を考える上で核となる教育の概念やその本質的な見方や教師が実際に生きている日常の姿や起こる事例を交え紹介して
総括
きた。
「教職とは何か」を深みをもって今一度振り返る機会とし、教職が自分に適しているのかも含め考える機会とする。特
に保健体育教員と言う特殊な教科から過去14回の講義を振り返り覚悟と決意をもとめる機会とする。
− 57 −
科目コード
21103
区 分
コア
授 業
科目名
教育経営学
担当者名
佐々木 正治
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
前期
単位数
2
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育経営の基本原理(特殊性、能率性、協働性の原理)を踏まえて、幼稚園・保育所、小・中学校等の教育目標を達成
するための人的・物的条件を整備し、子どもの成長・発達をマクシマムにする手立てを探求していく。
<授業の到達目標>
本講義では、それぞれの教育機関・施設の経営や学年経営、校務分掌、職員会議、PTAなどの意味や学年編成、クラス
編成、クラス経営の仕方、学校管理及び家庭や地域との連携などについて子どもの視点に立った教育経営の在り方を理
解し、認識を深める。
<授業の方法>
必要に応じプリントを活用して講義を展開。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書を予め読んでおき(予習)、授業後には復習を繰り返すこと。
<成績評価方法>
出席 30%、レポート 20%、小テスト 20%、定期試験 30%
<教科書>
佐々木正治 他 編著(2009)「新教育経営制度論」福村出版 2,200円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
教育経営の意義
社会の変化と教育、教育経営の概念
2
教育経営の展開
開かれた学校、国・地方公共団体の教育経営
3
学級の経営
学級経営のコンセプト、学級経営の計画・実践・評価・改善
4
学校の経営
学校経営施策の動向、学校経営の組織
5
教師の職務と制度
教職員の種類と職務、教職員の身分と服務
6
カリキュラムマネジメント
カリキュラムをめぐる概念の整理とカリキュラムマネジネント
7
学校の危機管理
危機管理の定義、危機管理の校内体制づくり
8
学校の危機管理プロセス
危機管理の資質・能力、危機管理の課題
9
学校の評価
学校評価とは何か、学校評価導入の経緯
10
教育行財政
教育行政の基本原理、国・地方の教育行政
11
学校教育の制度
学校の定義と公教育制度の組織原理、わが国における教育制度の発展
12
社会教育の機会
社会教育のコンセプト、戦前・戦後の社会教育
13
生涯学習とリカレント教育
生涯学習のコンセプト、生涯学習体系への移行
14
諸外国の教育経営・制度
アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ、現代的動向と課題
15
教育経営・制度の現代的課題
学校と家庭・地域の連携、教育の私事化、公教育の課題
− 58 −
科目コード
21106
区 分
専門基礎
授 業
科目名
保育原理
担当者名
林 基子
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
保育原理は、保育士資格となる他の科目の基本的考え方を包括するものである。また保育に関する内容の拠り所となる
意見、主張、解釈、認識が含まれている。子どもと関わる保育士として、保育原理は学びや実践をより深く幅広く総合
的にとらえるための基礎知識である。したがって、保育の意義や目標について「根拠を持った論述」を学び理解するこ
とと、子ども概念や子どものおかれている状況、子ども観の変遷などについて学ぶ。また保育という職務の基本的な考
え方を習得する。
<授業の到達目標>
保育の意義や目標について、根拠を持った専門的学びをすることによって、保育士資格取得に対する自覚を持つ。
<授業の方法>
教科書に基づいて講義を進める。また、必要に応じて資料を配布するとともに講義胚葉に関するレポートを課す。
<準備学習等(予習・復習)>
教科書、資料配布、新聞記事に関する内容について理解する。
<成績評価方法>
定期試験 70%、レポート及び提出物 20%、その他講義への積極的参加態度などを総合的に評価する
<教科書>
「なぜからはじめる保育原理」建帛社 1,890円
「保育所保育指針解説書」厚労省 200円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
保育の理念と概念
2
保育対象としての子ども
3
4
5
6
7
福祉としての保育
保育の思想史
日本の保育の思想史(戦前)
日本の保育の制度史(戦後)
保育所保育指針の考え方
8
発達過程に応じた保育と子ども
9
10
11
12
13
14
保育実践の構成原理
保育のねらいと内容
遊びと環境構成
保育実践のPDCAサイクル
保育における地域連携
保護者支援における保育士の役割
15
保育職務の全体像
授 業 内 容
なぜ保育という言葉が生まれたのか?子どもの権利と保育、養護と教育
の一体とは
なぜ子どもを保育するのか?子どもの概念と子ども理解子ども観と社会
的背景
なぜ保育所は必要なのか?保育所と児童福祉法、保育所へのニーズ
なぜフレーベルは幼稚園を作ったのか?子どもの発見、保育思想の展開
世界の保育史と日本の保育史 比較すると?
なぜ日本には保育所と幼稚園があるのか?幼保一元化と認定こども園
なぜ保育所では教科書を用いないのか?保育所の保育、保育士の子ども
への関わり、保育所の社会的責任
なぜ子どもの発達理解は大切ななのか?子どもの「発達段階」に関する
理論、保育と発達に関わる課題
なぜ保育実践が成り立つのか?保育実践例の重要性
なぜごっこ遊びをするのか・子どもの姿から生まれる保育
なぜ保育所には遊具があるのか?「環境構成と保育者の専門性
なぜ保育士は記録を取るのか?知と省察、PDACサイクル
なぜ保育所に地域の人は来るのか?「子育ち、子育て支援策」
なぜ保育士は保護者に声をかけるのか?保護者支援施策の展開、さまざ
まな保護者支援
あなたはなぜ保育士になりたいのか?保育の職務と専門性、労働者とし
ての保育士の姿勢
− 59 −
科目コード
21107
区 分
専門基礎
授 業
科目名
保育者論
担当者名
林 基子
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
保育所は、保育に欠ける子どもの保育を行ない、その健全な発達を図ることを目的とする。また子どもの最善の利益を
考えるにふさわしい生活の場でなければならない。さらに幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要な
ものである。大人はすべて、子どもの育ちに何らかの意味でかかわり、そのかかわりに責任を持つことになる。
保育者はこのかかわりにおいて、倫理観に裏付けられた専門的知識、技術及び判断をもって子どもの保育・教育するこ
とを求められる。また、子どもの保護者に対する支援や、家庭や地域における幼児期の教育の支援に努めることも求め
られている。
したがって、保育者論の学びは必然的に自分自身を省察する学びとなる。
<授業の到達目標>
保育者論の学びは、免許や資格の取得によってではなく、一個の人間として子どもたちへの直接的かかわり方を学ぶと
ともに、保育者としての人間性を育むことを目標とする。
<授業の方法>
教科書に基づいて講義を進める。また必要に応じて資料を配布するとともに授業内容に関するレポートを課す。
<準備学習等(予習・復習)>
講義内容について私信(自分の考え)を発表するとともに、他者の思いや考えを傾聴し応答する。またこれらに関する
レポートを提出する。
<成績評価方法>
定期試験 60%、レポート及び提出物 20%、出席他講義に対する積極的参加態度 20%などを総合的に評価する。
<教科書>
汐見稔幸(2010.4)「最新保育講座2 保育者論」ミネルヴァ書房 2,200円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
保育者とは幼稚園教諭と保育士、免許と資格について
「保育者になる」ということ
「保育者」になりたいと思って理由、保育者って何だろう
「保育者」の一日
保育者と子ども-具体的な仕事の流れに見える保育者のまなざし-
子どもの思いや育ちを理解する仕事
子どもをわかる、子どもが育つ、子どもを読み解くということとは
子どもと一緒に心と体を動かす仕事
幼稚園と保育園の場
豊かな文化や自然との出会いをつなぐ仕事 0.1.2歳児における保育者の役割
絵本を通して豊かな生活を生み出す保育者
豊かな文化や自然との出会いをつなぐ仕事 子どもと豊かに生活をするための保育者の個性
保育者や家庭と一緒に歩む仕事
なぜ、子育て支援(保護者への支援)が必要か
子ども理解を深め、子育てがおもしろくなる支援を!
保育者や家庭と一緒に歩む仕事
個人面談や相談の必要性
地域における子育て支援
まなび合う保育者
保育者の専門性と省察
-保育の場における保育者の成長と同僚関係-
まなび合う保育者
「話し合い」「語り合い」「学び会う」ために
保育者の専門性とは
専門性の意味
保育者の専門性とは
かかわり方の専門性-安心感、信頼感-
保育者の専門性とは
文化と文明の違い、文化的実践の大事さ
幼稚園と保育所の変遷
幼稚園・保育所に関わる近年の動きと法令、国の審議会の報告、関
係するデーター
認定こども園
幼稚園・保育所・認定こども園と保育者
− 60 −
21108
科目コード
授 業
科目名
教育の思想と原理A(初等)
配当年次
1
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
森川 直
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
教育とは何か、また教育はいかにあるべきかについて根本的に問いかけ、人間形成としての広義の教育の意味やその必
要性を理解するとともに、子どもの成長・発達と教育、社会・文化と教育、人格と教育の観点から、教育活動の本質に
ついての見方・考え方の基礎を養う。さらに学校教育の目的、内容、方法および教師に関わる基本的な問題について原
理的観点から考察し、学校、子ども、教師に対する理解を深める。
<授業の到達目標>
・教育の意義及び本質に関する基礎的知識を身につける。
・教育の思想と歴史についての見方・考え方を養う。
・学校教育の目的、内容、方法上の基本的問題について認識を深め、教職の専門教養を身につける。
教育問題に関心をもち、主体的に考え、解決しようとする態度を身につける。
<授業の方法>
授業は講義形式で行い、折々に学生に問いかけ、応答することも考えている。各時間の最後に、本時のまとめの意味で
コメントを書いてもらう。
<準備学習等(予習・復習)>
授業前学習:前回の授業をノートやプリントを見ながら振り返るとともに、プリントに目を通しておく.教育に関する
問題意識を深めるために、教育の概説書や雑誌や新聞等を読んでおく。
<成績評価方法>
受講態度(各時間のコメント、出席点を含む)30%、最終試験 70%を基本に総合的に評価する。
<教科書>
「教育の思想と原理」のテキストを作成中。間に合わなければ自作資料(授業の最初に配布)
<参考書>
安彦忠彦 編「よくわかる教育原論」ミネルヴァ書房
文部科学省「小学校学習指導要領解説 総則編」ぎようせい
古橋和夫 編「子どもの教育原理」萌文書林
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
教育の思想・原理を学ぶ意味と必要性、授業のガイダンス
2
教育の意義と人間形成
教育のことばの意味、人間形成としての教育、素質と環境
3
教育の必要性
生物学的、社会学的、価値論的観点からの証明
4
教育活動の本質①成長・発達と教育
子どもの成長・発達の<援助>の観点から教育活動を考える。
5
教育活動の本質②社会・文化と教育
社会化と文化伝達の観点から教育活動を考える。
6
教育活動の本質③人格と教育
人格化の観点から価値実現としての教育活動を考える。
7
教育の思想と歴史
教育の古典的人物の思想、とくに近代以降
8
教育の目的と制度①
明治以降のわが国教育目的の歴史的変遷
9
教育の目的と制度②
義務教育の目的と制度について諸外国と比較しながら考える。
10
教育の内容と教育課程①
11
教育の内容と教育課程②
教育課程の新動向 「生きる力」と学力形成
12
教育の方法と授業①
教授・学習過程の構造
13
教育の方法と授業②
学校教育の現状と授業改革の新動向
14
教師論①
教育学の古典に表れた教師論
15
教師論② 授業のまとめ
これからの教師に求められる資質能力と役割 授業の総括
「学習指導要領」の改訂をめぐるわが国のカリキュラム改革
− 61 −
21108
科目コード
授 業
科目名
教育の思想と原理A(初等)
配当年次
1
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
佐々木 正治
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
本講義では、初等教育の基礎を踏まえ、
「教育の本質と目的」
「教育内容・方法」
「カリキュラムの原理」
「教育の制度と経営」
「教師の資質」などについて学習していく。その際、特に、自ら能動的に学びを進める自己主導的学習を重視していきたい。
<授業の到達目標>
教育の本質と初等教育の西洋・日本における歴史的歩みを捉え、それらを踏まえて初等教育のカリキュラムや実践方法、
学級経営などの在り方についての理解を深める。
<授業の方法>
適宜、学校が抱える現実の問題についての事例発表を組み込みながら講義を行う。
<準備学習等(予習・復習)>
教科書を予め読んでおき(予習)、授業後には復習を繰り返すこと。
<成績評価方法>
出席 30%、小テスト 20%、定期試験 50%
<教科書>
佐々木正治 編著(2014)「新初等教育原理」福村出版 2,500円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
教育の意味と本質
教育の意味、教育の本質
2
教育の可能性と初等教育の目的
発達を規定するもの、教育可能性概念、初等教育の目的
3
西洋の初等教育史
初等教育と基礎教育、教会による教育、職業教育、子どもの発見
4
日本の初等教育史
国民教育の進展、大正・戦時体制下の教育、民主主義の教育と改革
5
初等教育のカリキュラム
カリキュラムの概念・類型、学習指導要領の変遷、今日的課題
6
初等教育の方法と評価
教育の方法と評価、「自分の頭で考える」子どもの育成
7
小学生のための生徒指導
生徒指導の意義と目的、生徒理解と「受容」、指導の領域・態様
8
特別活動と学校行事
特別活動とは、学校行事、特別活動を生かすために
9
初等教育の学級経営
学級の意義、学級経営の意義と方法、学年経営
10
初等教育の経営
初等教育の学校経営、学校の組織と運営、校長のリーダーシップ
11
初等教育の制度
初等教育の目的と目標、学習権保障のための法制、初等教育の現況、
欧米主要国の初等教育制度
12
生涯学習と家庭教育・社会教育
生涯学習と学校教育・家庭教育・社会教育
13
教育行政と教育内容行政
教育行政とは、国の教育行政、地方の教育行政、教育課程行政
14
初等教育教師の採用と職務
求められる実践的指導力、採用、職務
15
これからの初等教師
初等教師の資質、教師の専門性、初等学校の教師とは
− 62 −
21109
科目コード
授 業
科目名
教育の思想と原理B(中等)
配当年次
1
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
佐々木 正治
単位数
2
授業方法
講義
必修
卒業要件
<授業の概要>
現代的課題を含め、今日、中等教育が抱えている教育課題は少なくない。本講義では、中等教育の現状を踏まえながら、
教育に関する諸問題・課題を原理的、構造的に解き明かし、教育の本質と原理について集中的、系統的に考え、認識を
深めていく。
<授業の到達目標>
教育の本質と中等教育の目的、内容、方法さらには生徒指導、特別活動などの意義と実践の手立てについて理解する。
<授業の方法>
適宜、学校が抱える現実の問題についての事例発表を組み込みながら講義を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書を予め読んでおき(予習)、授業後には復習を繰り返すこと。
<成績評価方法>
出席 30%、小テスト 20%、定期試験 50%
<教科書>
佐々木正治 編著(2010)「新中等教育原理」福村出版 2,200円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
中等教育の現代的課題
青年期の教育問題、青年像の転換
2
教育の本質と中等教育の目的
教育の本質、中等教育の目的
3
中等教育の内容とカリキュラム
教育の内容と教育課程、カリキュラム改革の歴史、カリキュラムの編成
4
中等教育の方法(その1)
教育方法の歴史、教育方法の特質、教育方法の類型
5
中等教育の方法(その2)
授業の構造と指導原則、これからの教育方法の課題
6
学級・ホームルーム経営
学級・ホームルームの意義、物的環境の経営および人的運営的領域
7
生徒指導とキャリア教育
生徒指導の意義・領域、生徒指導の展開、進路指導とキャリア教育
8
特別活動と部活動
特別活動とは、特別活動の目標と内容、部活動の位置づけと意義
9
中等教育の経営
中等教育の学校経営、中等教育の学校の組織と運営、学校経営の過程
10
中等教育の制度
わが国における中等教育制度の発展、欧米主要国の中等教育の制度
11
生涯学習と社会教育
生涯学習の概念、生涯学習と社会教育の現状と課題
12
教育行政と教育内容行政
教育行政の基本原理、国・地方の教育行政、教育課程行政
13
中等教員の採用と職務
中等教員の採用、職務内容
14
これからの中等教師
教師論の変遷と教員の資質、教師の専門性、これからの教師
15
教育原理(中等)のまとめ
14回の講義の復習と総括
− 63 −
21109
科目コード
授 業
科目名
教育の思想と原理B(初等)
配当年次
1
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
森川 直
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
教育とは何か、また教育はいかにあるべきかについて根本的に問いかけ、人間形成としての広義の教育の意味やその必
要性を理解するとともに、子どもの成長・発達と教育、社会・文化と教育、人格と教育の観点から、教育活動の本質に
ついての見方・考え方の基礎を養う。さらに学校教育の目的、内容、方法および教師に関わる基本的な問題について原
理的観点から考察し、学校、子ども、教師に対する理解を深める。
<授業の到達目標>
・教育の意義及び本質に関する基礎的知識を身につける。
・教育の思想と歴史についての見方・考え方を養う。
・学校教育の目的、内容、方法上の基本的問題について認識を深め、教職の専門教養を身につける。
・教育問題に関心をもち、主体的に考え、解決しようとする態度を身につける。
<授業の方法>
授業は講義形式で行い、折々に学生に問いかけ、応答することも考えている。各時間の最後に、本時のまとめの意味で
コメントを書いてもらう。
<準備学習等(予習・復習)>
授業前学習:前回の授業をノートやプリントを見ながら振り返るとともに、プリントに目を通しておく。教育に関する
問題意識を深めるために、教育の概説書や雑誌や新聞等を読んでおく。
<成績評価方法>
受講態度(各時間のコメント、出席点を含む)30%、最終試験 70%を基本に総合的に評価する。
<教科書>
「教育の思想と原理」のテキストを作成中。間に合わなければ自作資料(授業の最初に配布)
<参考書>
安彦忠彦 編「よくわかる教育原論」ミネルヴァ書房
文部科学省「小学校学習指導要領解説 総則編」ぎようせい
古橋和夫 編「子どもの教育原理」萌文書林
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
教育の思想・原理を学ぶ意味と必要性、授業のガイダンス
2
教育の意義と人間形成
人間形成としての教育の意味、素質と環境の関係
3
学習・教育の必要性
生物学的、社会学的、価値論的観点からの証明
4
教育活動の本質①成長・発達と教育
子どもの成長・発達の援助の観点から教育活動を考える。
5
教育活動の本質②社会・文化と教育
社会化と文化伝達の観点から教育活動を考える。
6
教育活動の本質③人格と教育
人格化の観点から価値実現としての教育活動を考える。
7
教育の思想と歴史
教育の古典的人物の思想、とくに近代以降
8
わが国の教育目的の変遷
明治以降のわが国の教育目的の歴史的変遷
9
中等教育の目的と制度
中等教育の目的と制度について諸外国と比較しながら考える。
10
中等教育の内容と教育課程①
学習指導要領の改訂をめぐるわが国のカリキュラム改革
11
中等教育の内容と教育課程②
教育課程の新動向、「生きる力」と学力形成
12
中等教育の方法と授業①
教授・学習過程の構造
13
中等教育の方法と授業②
学校教育の現状と授業改革の新動向
14
教師論①
教育学の古典に表れた教師論
15
教師論② 授業のまとめ
これからの教師に求められる資質能力と役割 授業の総括
− 64 −
21200
科目コード
授 業
科目名
特別活動の指導法A(初等)
配当年次
2
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
浅田 栄里子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
特別活動の意義や内容、指導法についての理解を深め、併せて、特別活動の現状や課題を踏まえて、活性化の具体的な
提案を行う実践的指導力の育成を目指す。
<授業の到達目標>
1 特別活動の全体目標を歴史的・現代的視点から理解する。
2 学級活動、児童会活動、クラブ活動、学校行事それぞれにおける目標と内容、実践例について理解する。
3 指導案を書き模擬授業を行うことにより実践的指導力を養う。
<授業の方法>
テキストを中心とし、必要に応じて資料プリントを配布しそれに基づいて授業を進める。
講義内や課題として、レポートを課す。
講義形式だけではなく、後半は、模擬授業やグループワークを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
テキストの指定された箇所を読んでおくこと。
また、小テストの準備として、重要語句を覚える。
<成績評価方法>
受講態度・意欲 40%、定期試験、レポート 60%
<教科書>
文部科学省「小学校学習指導要領」東洋館出版社 138円
<参考書>
田中智志ら(2013)「特別活動論」一芸社 2,200円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
特別活動の今日的意義について
指導要領改訂の要点を中心として、特別活動の意義を理解する。
2
特別活動の変遷
戦後の特別活動の変遷について考察する。
3
特別活動の目標と基本的性格
特別活動の目標・内容・特質などの基本的性格について考察する。
4
望ましい集団の形成について
望ましい集団形成と集団活動の進め方を理解する。
5
特別活動の指導と実践(1)―学級活動―
学級会活動の内容と、話し合い活動の進め方を理解する。
6
特別活動の指導と実践(2)―児童会―
児童会活動の内容と、その進め方を理解する。
7
特別活動の指導と実践(3)―クラブ活動―
クラブ活動の内容とその進め方を理解する。
8
特別活動の指導と実践(4)―学校行事1―
学校行事の内容と、その進め方を理解する。
9
特別活動の指導と実践(5)―学校行事2―
学校行事の内容と、その進め方を理解する。
10
特別活動と教育課程について
特別活動と各教科・道徳・外国語活動・総合的な学習の時間との
関連を理解する。
11
特別活動と生徒指導について
特別活動と生徒指導との関係について考える。
12
特別活動と人間関係形成能力について
人減関係形成能力の育成について、その実践課題を考える。
13
特別活動の指導と実践(6)―指導案―
具体的な指導場面を設定し、それぞれが指導案を作成する。
14
特別活動の指導と実践(7)―模擬授業―
グループで模擬授業を実践発表する。
15
特別活動の指導と実践(8)―模擬授業―
グループで模擬授業を実践発表する。
− 65 −
21201
科目コード
授 業
科目名
特別活動の指導法B(中等)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
浅田 栄里子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
特別活動の意義や内容、指導法についての理解を深め、併せて、特別活動の現状や課題を踏まえて、活性化の具体的な
提案を行う実践的指導力の育成を目指す。
<授業の到達目標>
1 特別活動の全体目標を歴史的・現代的視点から理解する。
2 ホームルーム活動、生徒会活動、学校行事それぞれにおける目標と内容、実践例について理解する。
3 指導案を書き模擬授業を行うこと により実践的指導力を養う。
<授業の方法>
テキストを中心とし、必要に応じて資料プリントを配布しそれに基づいて授業を進める。
講義内や課題として、レポートを課す。
講義形式だけではなく、後半は、模擬授業やグループワークを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
テキストの指定された箇所を読んでおくこと。
また、小テストの準備として、重要語句を覚える。
<成績評価方法>
受講態度・意欲 40%、定期試験、レポート 60%
<教科書>
文部科学省「中学校学習指導要領解説 特別活動編」ぎょうせい 138円
<参考書>
田中智志ら(2013)「特別活動論」一芸社 2,200円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
特別活動の今日的意義について
指導要領改訂の要点を中心として、特別活動の意義を理解する。
2
特別活動の変遷
戦後の特別活動の変遷について考察する。
3
特別活動の目標と基本的性格
特別活動の目標・内容・特質などの基本的性格について考察する。
4
望ましい集団の形成について
望ましい集団形成と集団活動の進め方を理解する。
5
特別活動の指導と実践(1)
ホームルーム活動の内容と、話し合い活動の進め方を理解する。
―ホームルーム活動―
6
特別活動の指導と実践(2)―生徒会―
生徒会活動の内容と、その進め方を理解する。
7
特別活動の指導と実践(3)―学校行事1―
学校行事の内容とその進め方を理解する。
8
特別活動の指導と実践(4)―学校行事2―
学校行事の内容と、その進め方を理解する。
9
特別活動と教育課程1
特別活動と各教科と関係について考察する。
10
特別活動と教育課程2
特別活動と道徳・総合的な学習の時間との関連を理解する。
11
特別活動と生徒指導について
特別活動と生徒指導との関係について考える。
12
特別活動と人間関係形成能力について
人減関係形成能力の育成について、その実践課題を考える。
13
特別活動の指導と実践(5)―指導案―
具体的な指導場面を設定し、それぞれが指導案を作成する。
14
特別活動の指導と実践(6)―模擬授業―
グループで模擬授業を実践発表する。
15
特別活動の指導と実践(7)―模擬授業―
グループで模擬授業を実践発表する。
− 66 −
21202
科目コード
授 業
科目名
生徒指導・進路指導論A(初等)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
浅田 栄里子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
学校の中での生徒指導・進路指導は、教科指導と並んで教師の行う教育活動において重要な位置を占める。本講義では
学校内での生徒指導・進路指導の位置づけから歴史、目的・目標設定、実際の指導体制に至るまでを、考察する。
<授業の到達目標>
1 生徒指導の意義と課題を理解する。
2 学校教育における生徒指導の位置づけ等を理解する。
3 児童の心理と児童理解の基本を理解する。
4 学校における生徒指導の在り方について理解する。
<授業の方法>
テキストを中心として必要に応じて資料プリントを配布し、それらに基づいて進める講義内において、授業レポートを
作成し提出することを課す。授業形態として後半はプロジェクト学習を行い、調査研究と発表、評価を行う。グループ
での調査研究と発表を行うため、講義は原則欠席しないこと。
<準備学習(予習・復習等)>
テキストの指定箇所を読んでくることを予習として課す。また、適宜小テストを実施するので、復習をしっかり行って
おくこと。
<成績評価方法>
出席状況・受講態度 30%、授業レポート、小テスト 30%、定期考査 40%
<教科書>
文部科学省(2010)「生徒指導提要」教育図書 290円
<参考書>
特に指定しない
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進め方と、生徒指導の意義について
2
生徒指導の今日的課題について
時代の変化により複雑化・多様化する児童をめぐる様々な課題につ
いて考察し、生徒指導の重要性を理解する。
3
学校教育と生徒指導
学校教育の中での生徒指導の位置づけと目的・目標設定について考
察する。
4
児童の発達観と指導観について
生徒指導の前提となる発達観と指導観について考察する。
5
集団指導と個別指導について
集団指導と個別指導の指導原理と、そのバランスについて考察する。
6
児童理解の基本について
生徒指導における児童理解の重要性について考察する。
7
児童期の心理と発達について
児童期における発達の特徴と発達障害について理解する。
8
生徒指導体制の基本について
学校における生徒指導耐性の基本的事項についての理解を深める。
9
教育相談の意義と体制について
生徒指導と教育相談の関係や、校内体制、外部との連携等について
考察する。
10
小学校におけるキャリア教育について
小学校におけるキャリア教育の重要性について考察する。
11
小中連携について
生徒指導、キャリア教育における小中連携の取組について、先進的
12
生徒指導のあり方、進め方①
生徒指導についてのプロジェクト学習①
13
生徒指導のあり方、進め方②
生徒指導についてのプロジェクト学習②
14
生徒指導のあり方、進め方③
生徒指導についてのプロジェクト学習③
15
まとめ
全体のまとめ
取り組みを中心に考察する。
− 67 −
21203
科目コード
授 業
科目名
生徒指導・進路指導論B(中等)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
浅田 栄里子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
中・高の中等教育段階では、生徒の抱える課題もより複雑化、多様化する。教師は生徒の心の状態を日常的に理解し、
将来のキャリア形成に資する助言を適切に行えるよう配慮せねばならない。本講義では、学校・学級を形成・維持して
行く上で思春期の生徒をどう理解すればいいのか。また、生徒の自己実現に向けたサポートのあり方などについて考察
する。
<授業の到達目標>
1 中等教育段階における生徒指導の意義と課題を理解する。
2 思春期の心理と生徒理解の基本を理解する。
3 学校における生徒指導の在り方について理解する。
4 様々な個別の課題を抱える生徒への指導について考察する。
<授業の方法>
テキストを中心として必要に応じて資料プリントを配布し、それらに基づいて進める講義内において、授業レポートを
作成し提出することを課す。授業形態として後半はプロジェクト学習を行い、調査研究と発表、評価を行う。グループ
での調査研究と発表を行うため、講義は原則欠席しないこと。
<準備学習(予習・復習等)>
テキストの指定箇所を読んでくることを予習として課す。また、適宜小テストを実施するので、復習をしっかり行って
おくこと。
<成績評価方法>
出席状況・受講態度 30%、授業レポート、小テスト 30%、定期考査 40%
<教科書>
文部科学省(2010)「生徒指導提要」教育図書 290円
<参考書>
特に指定しない
<授業計画>
回
テーマ
1
2
オリエンテーション
生徒指導の今日的課題について
3
学校教育と生徒指導
4
5
6
7
8
9
思春期の発達観と指導観について
集団指導と個別指導について
生徒理解の基本について
思春期の心理と発達について
生徒指導体制の基本について
教育相談の意義と体制について
10
11
中高校におけるキャリア教育について
中高大の連携について
12
13
14
15
生徒指導のあり方、進め方①
生徒指導のあり方、進め方②
生徒指導のあり方、進め方③
まとめ
授 業 内 容
授業の進め方と、生徒指導の意義について
時代の変化により複雑化・多様化する生徒をめぐる様々な課題につ
いて考察し、中等教育期における生徒指導の重要性を理解する。
学校教育の中での生徒指導の位置づけと目的・目標設定について考
察する。
生徒指導の前提となる発達観と指導観について考察する。
集団指導と個別指導の指導原理と、そのバランスについて考察する。
生徒指導における生徒理解の重要性について考察する。
思春期における発達の特徴と発達障害について理解する。
学校における生徒指導耐性の基本的事項についての理解を深める。
生徒指導と教育相談の関係や、校内体制、外部との連携等について
考察する。
中高校におけるキャリア教育の重要性について考察する。
生徒指導、キャリア教育における中高大連携の取組について、先進
的取り組みを中心に考察する。
生徒指導についてのプロジェクト学習①
生徒指導についてのプロジェクト学習②
生徒指導についてのプロジェクト学習③
全体のまとめ
− 68 −
21204
科目コード
授 業
科目名
配当年次
英語科教育法Ⅰ(基礎)
2
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
井上 聡
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業の目的は、次世代を担う英語教師を目指すうえで必要となる、英語教育知識の理解を深めるとともに、授業実
践の初歩を学ぶことです。前期の授業では理論講義が中心となりますが、質疑や討論を通して、自分のことばで語れる
レベルまで落とし込んでください。
<授業の到達目標>
(1)最新の英語教育知識に対する理解
(2)模擬授業(の初歩)
<授業の方法>
復習テスト、輪読、討論、模擬授業
<準備学習(予習・復習等)>
復習テストや模擬授業の準備
<成績評価方法>
参加意欲 20%、模擬授業 20%、復習テスト 30%、定期テスト 30%
<教科書>
JACET教育問題研究会(2013)「新しい時代の英語科教育の基礎と実践」三修社 2,600円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
シラバス、方針の説明
2
日本の英語教育と世界
小テスト、輪読、討論
3
英語教育課程
小テスト、輪読、討論
4
言語習得と教授法
小テスト、輪読、討論
5
学習者論
小テスト、輪読、討論
6
教師論
小テスト、輪読、討論
7
音声と文字の指導
小テスト、輪読、討論
8
リスニング指導
小テスト、輪読、討論
9
スピーキング指導
小テスト、輪読、討論
10
リーディング指導
小テスト、輪読、討論、模擬授業
11
ライティング指導
小テスト、輪読、討論、模擬授業
12
文法指導
小テスト、輪読、討論、模擬授業
13
語彙と辞書指導
小テスト、輪読、討論、模擬授業
14
まとめ(1)
小テスト、輪読、討論、模擬授業
15
まとめ(2)
小テスト、輪読、討論、模擬授業
− 69 −
21205
科目コード
授 業
科目名
配当年次
英語科教育法Ⅱ(応用)
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
井上 聡
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業の目標は、教科教育法Ⅰで身につけた理論の確認、および、理論を実践に移し替えることです。教育知識の定
着を図るための確認テストを行うとともに、文法項目ごとに自然な導入(オーラルイントロダクション)と簡潔な文法
説明の練習を重ねます。
<授業の到達目標>
(1)英語科教育の知識の定着
(2)英語中心の導入授業
(3)簡潔な文法説明
<授業の方法>
知識確認テストと模擬授業
<準備学習(予習・復習等)>
前期教材の復習と模擬授業の準備
<成績評価方法>
確認テスト 30%、模擬授業 30%、定期テスト 40%
<教科書>
JACET教育問題研究会(2013)「新しい時代の英語科教育の基礎と実践」三修社 2,600円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業の準備と計画
輪読、討論
2
教育実習
確認テスト、輪読、討論
3
授業実践(1) 中1
確認テスト、模擬授業、フィードバック
4
授業実践(2) 中1
確認テスト、模擬授業、フィードバック
5
授業実践(3) 中1
確認テスト、模擬授業、フィードバック
6
授業実践(4) 中2
確認テスト、模擬授業、フィードバック
7
授業実践(5) 中2
確認テスト、模擬授業、フィードバック
8
授業実践(6) 中2
確認テスト、模擬授業、フィードバック
9
授業実践(7) 中3
確認テスト、模擬授業、フィードバック
10
授業実践(8) 中3
確認テスト、模擬授業、フィードバック
11
授業実践(9) 中3
確認テスト、模擬授業、フィードバック
12
授業実践(10) 高1
確認テスト、模擬授業、フィードバック
13
授業実践(11) 高1
確認テスト、模擬授業、フィードバック
14
導入授業まとめ(1)
模擬授業、フィードバック
15
導入授業まとめ(2)
確認テスト、模擬授業、フィードバック
− 70 −
科目コード
21207
区 分
専門基礎
授 業
科目名
社会的養護
担当者名
村田 久
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
<授業の到達目標>
現代社会における社会的養護の意義と歴史変遷を踏まえた上で、社会的養護の制度や実施体系の理解を進める。また、
社会的養護における児童の権利についても学び、権利擁護や自立支援の在り方について理解することを目標とする。
<授業の方法>
講義
<準備学習(予習・復習等)>
受講前には必ずテキストを熟読、受講後は講義内容を整理すること。
<成績評価方法>
評価は、授業態度 40%、定期試験 50%、レポート 10%の総合評価。
<教科書>
伊達悦子・辰己 隆(2012.3)「保育士をめざす人の社会的養護」みらい 2,100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
社会的養護の意義
社会的養護の理念と概念
2
社会的養護の実践課題
児童家庭福祉の一分野としての社会的養護
3
社会的養護の歴史的変遷
児童養護の成立ち、戦前・戦後の児童養護
4
権利擁護と社会的養護
子どもの権利を守る取り組み、国際的動向
5
社会的養護の制度と実施体系(1)
児童養護の体系、施設養護の種類と内容
6
社会的養護の制度と実施体系(2)
社会的養護の仕組みと実施体系
7
社会的養護の制度と実施体系(3)
社会的養護の専門職・実施者
8
施設養護における援助・支援(1)
施設養護の目標、施設養護の過程
9
施設養護における援助・支援(2)
日常生活の支援、心理的援助・支援、自立支援計画の策定
10
家庭への支援
家庭と社会的養護、ファミリーケースワーク
11
施設と関係機関
施設と児童相談所、施設と地域社会
12
社会的養護の現状と課題(1)
施設の組織と管理、施設運営今後の課題
13
社会的養護の現状と課題(2)
援助者の資質と倫理
14
社会的養護の現状と課題(3)
被虐待児童等の虐待防止
15
社会的養護のまとめ
ポイントの整理
− 71 −
科目コード
21300
区 分
専門基礎
授 業
科目名
教育行政学
担当者名
高瀬 淳
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
今日に至る学校を中心とする近代の公教育は、近代の国民国家―国民社会において、国家・公権力が「国民」を形成す
ることを目的として展開されてきたが、ここにおける国家・公権力の国民への働きかけ、
「誰が」、
「どのような内実」を、
「い
かなる方法」で、
「どのような経費」を使って「国民」を形成するかの作用が「教育行(財)政」である。本科目においては、
公教育と教育行政の関係を踏まえ、日本の教育と教育行政がいかなる特質を構築してきたのか、それによる現在の日本
の教育課題がいかなるものかを整理する。
<授業の到達目標>
教職を志望する受講生が、公教育を担う教員の「職務」が位置づけられるシステムを理解し、今日の日本における公教育、
学校教育がどのような問題を抱え、それをいかなる課題として捉え、どのように改革すべきかについて理解できること
を目標としている。
<授業の方法>
原則として、講義の形式により行う。
<準備学習等(予習・復習等)>
教育の時事的問題を毎時間扱うので、どのような教育問題がいかなる課題として問われているのかについて、新聞等で
常にキャッチアップしておくこと。
<成績評価方法>
期末試験 70%と授業中の意欲・態度 30%で評価する。
<教科書>
堀内 孜 編著「現代公教育経営学」学術図書出版 2,600円
<参考書>
古賀一博 編著「教育行財政・学校経営」協同出版 2,200円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業概要、諸概念の整理、受講上の諸注意
2
公教育の成立と教育行政①
教育の近代化と公教育の成立過程
3
公教育の成立と教育行政②
国民国家の成立と公教育の本質
4
日本の教育行政①
戦前の教育と教育行政
5
日本の教育行政②
戦後改革と教育行政
6
日本の教育行政③
戦後体制の転換と地教行法体制
7
日本の教育行政④
高度経済成長と教育課題
8
日本の教育行政⑤
国民社会の転換と公教育の再編
9
日本の教育行政組織
文科省と教育委員会
10
教育行政の相互関係
国―地方、都道府県―市町村、首長―教育委員会
11
人事行政と教職員管理
教職員制度―県費負担制度と国庫負担制度、教職員管理制度
12
指導行政と教育課程行政
教育課程と教育課程行政・経営、指導主事と指導行政、教科書制度・行政
13
公教育財政と学校予算
教育の無償性と教育費の負担、公教育費と国・地方関係、学校予算と学校
経営
14
教育行政と学校
教育委員会と学校、教育行政と学校経営
15
まとめ
現代の教育改革と教育行政制度改革
− 72 −
科目コード
21301
区 分
専門基礎
授 業
科目名
教育法制論
担当者名
高瀬 淳
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
戦後日本の教育原理の一つに「教育の法律主義」がある。公教育、学校教育は全て法律に基づいて実施されねばならない。
当然に公教育を担当する教職員は、その身分、資格、職務が法定されており、その十分な理解なく、適正な職務遂行は
できない。だが教育そのものは、「法」に基づいて成立っているわけではなく、教育の内在的な論理によって展開され
るものである。本講義では、この教育と法、法律の接点に留意しながら、教育法の体系と基本法規の概要を整理する。
<授業の到達目標>
教職を志望する受講生が、実際の学校教育で問われる諸問題がどのような法的課題として捉えられるべきかを理解する
ことを目標とする。
<授業の方法>
原則として講義の形式で行う。
<準備学習等(予習・復習)>
講義課題について、事前に該当する法規を調べておくことが望ましい。
<成績評価方法>
期末試験 70%、授業中の意欲 30%で評価する。
<教科書>
特に、使用しない。
<参考書>
適宜、授業中に提示する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
講義概要、受講上の諸注意
2
学校教育・教育実践と教育法規
教育における「法律主義」と公教育、教員と教育法規
3
法規の一般原則と教育法規の全体構造
法規の一般原則、教育権と教育法規、教育法規の体系
4
重要教育法規とその論点①
日本国憲法
5
重要教育法規とその論点②
教育基本法
6
重要教育法規とその論点③
学校教育法1
7
重要教育法規とその論点④
学校教育法2
8
重要教育法規とその論点⑤
学校教育法施行規則
9
重要教育法規とその論点⑥
地方教育行政の組織及び運営に関する法律1
10
重要教育法規とその論点⑦
地方教育行政の組織及び運営に関する法律2
11
重要教育法規とその論点⑧
教育公務員特例法
12
学校教育課題と教育法規①
教育課程、教育内容・<教科書>
13
学校教育課題と教育法規②
生徒指導、学校事故
14
学校教育課題と教育法規③
組織運営、教職員人事
15
まとめ
教員にとっての教育法規
− 73 −
21304
科目コード
授 業
科目名
教育方法・技術論A(初等)
配当年次
3
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
長谷 浩也
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
学習指導要領においては、児童・生徒に「生きる力」をはぐくむこと、つまり、基礎的・基本的な知識と技能の確実な習得と、
それらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の育成が各教科で目標とされた。その基盤と
なるのは「言葉の力」である。
<授業の到達目標>
本講義では、新学習指導要領における改善事項の第一に取り上げられている「言語活動の充実」を主軸に、各教科での
言語活動を充実させるための小学校における授業設計(立案)ができることを目指す。実際の授業場面において必要と
なる子どもとの対応技術や教師の支援技術を身に付けるため、受講者による授業プランの作成とその特徴等に関する意
見交流を行う。
<授業の方法>
単なる一方的な講義ではなく、授業への参画と討論、さらに受講者の模擬授業やプレゼンテーションによる演習を中心
とする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配付された資料を読みまとめる。「言語活動の充実」を具体化する授業プランを作成し、必要な教育方法・技
術について理解を深め技能を高める。
<成績評価方法>
定期試験 30%、レポート・授業中の小テスト 30%、受講生による学習態度と模擬授業や意見交流 40%などを総合的に
評価する。学生の積極的な話題提供や意見発表は、成績に加算する。
<教科書>
特になし
<参考書>
平沢 茂「改訂版 教育の方法と技術」図書文化 2,000円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
これまでの学校教育とこれからの学校教育
2
言語活動の充実
新学習指導要領における改善事項の中核となる「言語活動の充実」
3
言語活動の具体化
各教科・領域において求められる言語活動の具体化
4
グループワーク1
各教科における授業計画、授業プラン作りと特徴分析(1)
5
グループワーク2
各教科における授業計画、授業プラン作りと特徴分析(2)
6
演習1
授業プランの発表と受講者による意見交流(1)
7
演習2
授業プランの発表と受講者による意見交流(2)
8
演習3
授業プランの発表と受講者による意見交流(3)
9
演習4
授業プランの発表と受講者による意見交流(4)
10
演習5
授業プランの発表と受講者による意見交流(5)
11
演習6
授業プランの発表と受講者による意見交流(6)
12
教育方法・技術の具体化1
単元構想、本時の構想
13
教育方法・技術の具体化2
本時の展開(1)発問・活動を中心に
14
教育方法・技術の具体化3
本時の展開(2)発問・活動を中心に
15
今後の展望
これまでのまとめと今後の展望
− 74 −
21304
科目コード
授 業
科目名
教育方法・技術論A(初等)
配当年次
3
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
中道 美鶴
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼稚園教育は、幼稚園教育要領に明記されているように、「適切な環境を構成し」「幼児期にふさわしい生活(遊び)を
展開することによって」「総合的に」「生きる力を育む」教育である。そのことを教師がどのように理解するかによって
保育の質が左右される。この授業では、この幼児教育の基本を理解し、保育の様々な場面に対応できる知識と技能を習
得することによって実践力をつけることを目指す。また、実際の指導において必要となる子どもへの対応や援助の技術
を身に付けるため、受講者による保育プランの作成と模擬保育、意見交流を行う。
<授業の到達目標>
①幼児教育及び保育の方法と技術に関する基本を理解し、幼児の発達を考慮した指導方法を身に着ける。
②幼児教育及び保育実践に役立つ教材研究のあり方と指導技術を習得する。
③幼児教育及び保育活動における情報機器の活用技術と知識を習得する。
<授業の方法>
まず受講生個々の課題達成目標を設定し、自主的に取り組むことを重視する。そして、具体的な保育技術の例示と繰り
返しの練習、教材研究、教材作製により実践力の習得を図る。また、「各領域のねらい」を具体化する保育プランの作
成と模擬保育、意見交換で、必要な教育方法・技術について理解を深め、技能を高める。
<準備学習(予習・復習等)>
配布された資料や印刷物、指導案、教材研究記録をファイル等に整理してまとめ、折に触れて読み返したり、練習した
りできるようにすることも保育の技術である。各自の工夫を期待する。
<成績評価方法>
課題への取り組み 40%、レポート・指導案 30%、受講者による模擬授業や意見交流 30%などを総合的に評価する。
積極的な話題提供や意見発表は、成績に加算される。
<教科書>
特になし
<参考書>
文部科学省(2008)「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 190円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
幼稚園教育要領の基本の理解、目標と課題の明確化・設定
2
情報機器の活用と保育
ワープロによる指導案や通信の作成
3
指導者の役割の理解
幼児の言動の読み取りと援助、活動の導入から展開、まとめまで
4
指導者の役割と活動の展開(1)
歌、手遊び、リズム遊び、楽器遊び
5
指導者の役割と活動の展開(2)
絵本、ペープサート、紙芝居、大型絵本
6
指導者の役割と活動の展開(3)
絵画・製作活動
7
指導者の役割と活動の展開(4)
情報機器や周辺機器を活用した教育環境
8
幼稚園における指導の実際(1)
指導案立案から環境準備、指導の手順、配慮・援助の検討
9
幼稚園における指導の実際(2)
教材研究、保育の日常に役立つ小物教材の作成
10
幼稚園における指導の実際(3)
保育プランの作成、教材の利用、指導法の工夫
11
保育プランの発表と受講者による意見交流(1) リズム遊び、歌、楽器遊び
12
保育プランの発表と受講者による意見交流(2) 絵画・製作
13
保育プランの発表と受講者による意見交流(3) 言葉遊び、腕人形、劇遊び
14
保育プランの発表と受講者による意見交流(4) 運動遊び、鬼ごっこ、集団遊び
15
総括
各担当グループによるまとめの発表と意見交流
− 75 −
21305
科目コード
授 業
科目名
教育方法・技術論B(中等)
配当年次
3
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
梶本 佳照
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
新学習指導要領の基本的な考え方を理解するとともに「言語活動」を取り入れた学習プランの作成方法、教科指導にお
けるICTの活用方法を理解する。
教えるために必要な「教える技術」「授業デザイン力」「クラス運営力」について理解するとともに、板書方法や発問、
説明の工夫について知る。
<授業の到達目標>
新学習指導要領の基本的な六つの特徴を説明することができる。
言語活動を取り入れた授業案を作成することができる。
ICTを活用した授業ができるようになる。
板書の役目とチョークの使い方を具体的に述べることができる。
「教える技術」「授業デザイン力」「クラス運営力」の具体的な内容を説明することができる。
<授業の方法>
講義と意見交換、さらに受講者による授業構想の発表(含むICTを活用した授業)やプレゼンテーションを交えていく。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書の関係するところを読んで授業に臨むこと。また、授業中に配布したプリントをもとに教科書を参考にしながら
授業を振り返っておくこと。
<成績評価方法>
出席状況と授業中の態度・受講生による授業構想発表や意見交流・提出物・小テスト 60%、定期試験 40%
<教科書>
小野賢太郎 他(2012.4.16)「教師を目指す人のための教育方法・技術論」学芸図書株式会社 2,520円
<参考書>
文部科学省(2008.10)「中学校学習指導要領解説 総則編」ぎょうせい 140円
文部科学省(2010.11)「教育の情報化に関する手引」開隆堂出版 393円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進め方、新学習指導要領のポイント、改訂の趣旨
2
習得と活用
学習指導要領の変遷とそれぞれの特徴、習得と活用の具体例
3
言語活動の具体化
英語科と保健体育科、領域において求められる言語活動の具体的事例
4
教授学習理論
教授学習理論の変遷と現在の教授学習理論
5
教授方法の基本
板書の役割と方法、発問、指示
6
教育方法の歩み
教育方法と教育課程・教育評価の関係
7
教科指導へのICT活用
各種ICT機器の特徴、教科指導におけるICT活用の考え方
8
教科指導へのICT活用の具体化
教科指導へのICTの活用の具体的な方法や場面
9
学力論の展開
10
授業プラン作り
保健体育科と英語科の授業計画、授業プラン作りと特徴分析
11
具体的授業例(保健体育)
保健体育の具体的授業を通した意見交換
12
具体的授業例(外国語)
外国語の具体的授業を通した意見交換
13
中学校での教育活動の理解・実践
中学校教育の特徴、授業づくり、教育課程、学修指導計画
14
教員の資質能力と研修
初任者研修を通して、教員の資質能力と研修
15
まとめ
授業をふり返って、教育方法や教育技術のまとめ
「見える学力」「見えない学力」
− 76 −
21306
科目コード
授 業
科目名
配当年次
英語科教育法Ⅲ(発展)
3
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
井上 聡
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業の目的は、英語科教育法Ⅰ・Ⅱで習得した知識を内在化・自動化して人前で語れるようになること、および、
文法授業の応用力を高めることです。新たな教材の読み込みに加え、文法授業の流れの確立が最終目標になります。
<授業の到達目標>
(1)英語科教育知識の定着
(2)言語活動を取り入れた授業実践力の深化
<授業の方法>
輪読、模擬授業、指導案
<準備学習(予習・復習等)>
確認テストや模擬授業の準備
<成績評価方法>
参加意欲 20%、確認テスト 20%、模擬授業 30%、定期テスト30 %
<教科書>
土屋澄男(2011)「新編英語科教育法入門」研究社 2,500円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
討論
2
英語を学ぶこと、教えること
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
3
英語の指導目標と内容
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
4
学習者の要因
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
5
教師の役割と良い教師の条件
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
6
言語習得の理論上の諸問題
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
7
英語指導の原理
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
8
発音の指導
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
9
文字と綴り字の指導
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
10
語彙の指導
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
11
文法の指導
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
12
リスニングの指導
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
13
スピーキングの指導
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
14
リーディングの指導
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
15
ライティングの指導
確認テスト、輪読、討論、模擬授業
− 77 −
21307
科目コード
授 業
科目名
配当年次
英語科教育法Ⅳ(実践)
3
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
井上 聡
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業の目的は、英語科教育の知識の理解を深めることと同時に、授業実践力を発展させることです。英語科教育法
Ⅲの内容を引き続き修得するとともに、教科書本文を用いた授業実践に取り組みます。
<授業の到達目標>
(1)英語科教育知識の深化
(2)教科書を用いた授業実践力の強化
<授業の方法>
輪読、復習テスト、模擬授業
<準備学習(予習・復習等)>
確認テストや模擬授業の準備
<成績評価方法>
参加意欲 20%、復習テスト 20%、模擬授業 30%、定期テスト 30%
<教科書>
土屋澄男(2011)「新編英語科教育入門」研究社 2,500円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
言語技能を統合した授業
輪読、討論
2
教材研究と授業の準備
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
3
授業案の作成と授業の進め方
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
4
教材と機器の活用
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
5
ネイティヴ・スピーカーの活用
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
6
テストと評価
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
7
小学校の英語教育
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
8
これからの英語教育
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
9
指導案の作成
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
10
小学校学習指導要領:外国語活動
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
11
中学校学習指導要領:外国語(英語)
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
12
高等学校学習指導要領:外国語(英語)
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
13
英語教育用語(1)
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
14
英語教育用語(2)
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
15
まとめ
復習テスト、輪読、模擬授業、評価
− 78 −
21308
科目コード
授 業
科目名
配当年次
教育課程論A(初等)
3
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
髙瀬 淳
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
学校は、国や地域で共通に必要な知識・技能や経験を意図的・計画的・組織的に伝達する場であり、所定の教育目的・
目標の達成を図る教育内容を児童の心身の発達状況や授業時数等との関連において適切に選択・配列・組織した教育課
程が編成されることが重要である。こうした観点から、本授業では、初等教育における教育課程の意義や特色・留意点
について具体的に講義する。
<授業の到達目標>
教育課程の意義や類型、教育課程を編成するための基本原理、学習指導要領を中心とした教育課程の基準などについて
学ぶことを通じて、児童の発達段階を踏まえつつ、教員が主体となって教育課程を編成することの必要性とその意味を
理解する。
<授業の方法>
授業中に配付する資料などを用いながら、教育課程に関する基礎的・実践的な事項等について、子どもの発達段階や学
校の教育活動の全体像に着目した講義を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
日頃より、教員としてどのように「生きる力」をはぐくむ教育実践に取り組んでいくかを意識し、教育問題を取り上げ
た新聞記事やニュースに目を通しておくことが必要となる。特に、復習に際しては、既習事項が、どのように実際の教
育問題や授業実践に結びつくかを考え、自分の言葉で説明できるようにしておくことが求められる。
<成績評価方法>
定期試験 60%、レポート 20%、授業中の意欲・態度 20%で総合的に評価する。
<教科書>
指定しない
<参考書>
必要に応じて授業中に紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
学校の意義と役割
学校教育の目的・公の性質、教員の専門職性
2
教育課程の定義
教育課程編成上の一般原則・三層構造
3
教育課程の構成要件
目的・目標、教育内容、授業時数
4
教育課程の法的基準
学校教育法施行規則、学習指導要領の位置づけ
5
小学校教育課程の構成(1)領域
各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動、外国語活動
6
小学校教育課程の構成(2)系統
系統学習、生活経験学習
7
小学校教育課程の構成(3)総合化
カリキュラムの伝統的類型
8
現行学習指導要領の特色
教育理念としての「生きる力」、主たる改訂の内容
9
知識基盤社会における学力
PISA型学力、思考力・判断力・表現力・学習意欲
10
各教科の指導
各教科の目的・目標、教科書の意義と使用義務
11
道徳・特別活動の指導
道徳・特別活動の目的・目標、市民教育
12
総合的な学習の時間・外国語活動の指導
総合的な学習の時間・外国語活動の目的・・目標、高次の目標設定、新
しい教育課題
13
教育課程の編成主体
組織としての学校、教職員の協働性
14
教材の選択
主教材、副教材、補助教材
15
カリキュラム・マネジメント
教育課程からカリキュラムへの転換
− 79 −
21309
科目コード
授 業
科目名
配当年次
教育課程論B(中等)
3
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
髙瀬 淳
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
学校は、国や地域で共通に必要な知識・技能や経験を意図的・計画的・組織的に伝達する場であり、所定の教育目的・
目標の達成を図る教育内容を児童の心身の発達状況や授業時数等との関連において適切に選択・配列・組織した教育課
程が編成されることが重要である。本授業では、中等教育における教育課程の意義や特色について講義する。
<授業の到達目標>
教育課程の意義や類型、教育課程を編成するための基本原理、学習指導要領を中心とした教育課程の基準などについて
学ぶことを通じて、生徒の発達段階を踏まえつつ、教員が主体となって教育課程を編成することの必要性とその意味を
理解する。
<授業の方法>
授業中に配付する資料などを用いながら、教育課程に関する基礎的・実践的な事項等について、子どもの発達段階や学
校の教育活動の全体像に着目した講義を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
日頃より、教員としてどのように「生きる力」をはぐくむ教育実践に取り組んでいくかを意識し、教育問題を取り上げ
た新聞記事やニュースに目を通しておくことが必要となる。特に、復習に際しては、既習事項が、どのように実際の教
育問題や授業実践に結びつくかを考え、自分の言葉で説明できるようにしておくことが求められる。
<成績評価方法>
定期試験 60%、レポート 20%、授業中の意欲・態度 20%で総合的に評価する。
<教科書>
指定しない
<参考書>
必要に応じて授業中に紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
学校の意義と役割
学校教育の目的・公の性質、教員の専門職性
2
教育課程の定義
教育課程編成上の一般原則・三層構造
3
教育課程の構成要件
目的・目標、教育内容、授業時数
4
教育課程の法的基準
学校教育法施行規則、学習指導要領の位置づけ
5
中学校・高等学校の教育課程(1)領域
各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動
6
中学校・高等学校の教育課程(2)系統
系統学習、生活経験学習
7
中学校・高等学校の教育課程(3)総合化
カリキュラムの伝統的類型
8
現行学習指導要領の特色
教育理念としての「生きる力」、主たる改訂の内容
9
知識基盤社会における学力
PISA型学力、思考力・判断力・表現力・学習意欲
10
各教科の指導
各教科の目的・目標、教科書の意義と使用義務
11
道徳・特別活動の指導
道徳・特別活動の目的・目標、市民教育
12
総合的な学習の時間の指導
総合的な学習の時間の目的・目標、高次の目標設定
13
教育課程の編成主体
組織としての学校、教職員の協働性
14
教材の選択
主教材、副教材、補助教材
15
カリキュラム・マネジメント
教育課程からカリキュラムへの転換
− 80 −
科目コード
21310
区 分
専門基礎
授 業
科目名
小学校外国語活動の指導法
担当者名
江原 智子
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
将来の学級担任には、高度な英語指導力を備えた人材が求められており、その現状を踏まえ、これからの小学校教員と
して必要な授業の指針や指導案の書き方、英語での授業実践の方法など、多岐にわたる内容を含む。英語力、教材研究・
開発力、コミュニケーション・授業力などの実践力を養うことを目的とする。具体的には小学校外国語活動の意義・目
的に触れながら、早期英語教育理論とその実践(英語での模擬授業)までを取り扱い、学校現場で実際に活躍できる人
材の育成を図っていく。
<授業の到達目標>
平成23年度より、全国の小学校で5・6年生を対象に週1回、年35回の「外国語活動」が必修化され、更に平成25年度
には「グローバル化に対応した英語教育改革案」が提示され、5・6年生での時数増加と教科化、3・4年生での「外
国語活動」の必修化と、現場は多くの課題を含み対応を必要としている。全3回の「外国語活動の指導法」授業は系統立っ
ており、これらを順を追って履修していくことで、高度な英語指導力を持った小学校教員としての知識と実践の力を養
成する。
<授業の方法>
学生参加型授業であり、ペア・ワークやグループ・ワークへの積極的な取り組みが強く要求される。また、クラス全員
の前で英語を話し、英語で授業する、という模擬授業の指導案作成と実践が受講者全員に課される。
<準備学習(予習・復習等)>
自発的・自律的に英語力、英語知識とコミュニケーション力を磨くことが求められる。授業で扱う理論編については授
業外で予復習を必ず行うこと。折々にレポートなどの課題提出が求められることがある。さらに実践編では全員が実践
することを意識して、指導案作成など英語での模擬授業の入念な準備・練習が必要である。
<成績評価方法>
積極的な授業参加 10%、課題・発表(準備を含む)50%、定期試験 40%
<教科書>
樋口忠彦・加賀田哲也・泉惠美子・衣笠知子(2013)「小学校英語教育法入門」研究社 2,000円
文部科学省(2008)「小学校学習指導要領解説 外国語活動編」東洋館出版社 72円
東京書籍(2012)「Hi, Friends !(1)/(2)」東京書籍 各100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
テーマ
授 業 内 容
小学校外国語活動の目的と目標
小学校外国語活動の経緯と理念、外国語教育における小学校の役割
小学校外国語活動の意義と方向性
母語習得と第2言語習得、発達心理学と学習者要因、異文化理解とコミュニケーション
指導者の役割と求められる資質・能力
指導者と指導形態、指導者の役割、指導者に求められる資質と能力
教材・テキストの構成と内容
教材・テキストの役割と使用法、日本で使用されているテキストの構成と内容
指導目標・年間指導計画
指導目標・年間指導計画の設定、指導目標・年間指導計画の立て方
言語材料と4技能の指導
外国語活動の題材と言語材料、4技能の指導
教材研究①
望ましい活動の条件と活動の選択・開発、活動の具体例
教材研究②
望ましい活動の条件と改善・開発、創意工夫、英語を生き生きと使う活動
指導法と指導技術
外国語活動で活用できる指導法と指導技術、児童に合った指導法、指導形態に応じた
授業実践
10
11
12
13
14
15
教材・教具の活用法
教材・教具の選定、教材・教具・機器の活用法と作成方法・留意点
評価のあり方、授業の進め方
評価とは、評価の観点と評価方法、評価の活かし方と留意点
授業過程と学習指導案の作り方
授業課程、学習指導案の構成と作り方、指導案の活用
授業計画
授業計画(授業前の準備、授業中の留意点、授業後の振り返り)
外国語活動の成果、課題と今後の展望
外国語活動の成果と課題、課題克服に向けて、今後の展望(領域から教科の違い)
総括
模擬授業を中心に総復習
− 81 −
21311
科目コード
授 業
科目名
道徳教育の指導法A(初等)
配当年次
3
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
大野 光二
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
現在、児童の自制心や規範意識の希薄化、生活習慣の確立が不十分であることなど、児童に道徳性が十分身についてい
ないことが指摘されている。こうした点からも小学校における道徳教育はきわめて重要であり、豊かな人間性を育成す
るための指導力の向上は不可欠のものである。本授業では、小学校における道徳教育の内容や指導法について理解し、
小学校の教員として確実に道徳教育の実践を行うために必要な指導力を育成することをめざす。
<授業の到達目標>
道徳の時間を要として学校全体を通じて行う道徳教育の意義と目標を踏まえ、道徳の時間における道徳授業の内容と方
法について基礎的な知識を学ぶだけでなく、学習指導案の作成や模擬授業の実施等に取り組むことによって実践的指導
力を培うことができるようにする。
<授業の方法>
講義形式であるが、理解を深め実践的指導力の向上を図るために演習を大幅に取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に講義内容の概要を自分なりに把握する努力を行うと同時に、疑問点等を探っておくこと。授業後にはその日の授
業内容を振り返り、理解しにくかった点等については次の時間に質問を行う準備をしておくこと。
<成績評価方法>
受講態度・レポート 30%、指導案・模擬授業等 30%、期末テスト 40%
<教科書>
文部科学省(2008.8.31)「小学校学習指導要領解説 道徳編」東洋館出版社 131円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
学校における道徳教育
学校における道徳教育の意義と課題
2
道徳教育の歴史
戦前・戦後における道徳教育の変遷
3
道徳教育の目標
教育活動全体を通じて行う道徳教育の目標と道徳の時間の目標
4
道徳教育の内容
道徳教育の指導内容と発達に即した内容の系統
5
道徳教育の全体計画
道徳教育の全体計画の意義と内容
6
道徳の時間の年間指導計画
道徳の時間の年間指導計画の意義と内容
7
道徳の授業の実際
道徳の授業の視聴と授業分析
8
道徳の授業の組み立て方(1)
道徳の授業の構想、実態に基づく資料分析とねらいの設定
9
道徳の授業の組み立て方(2)
道徳の授業の指導過程と発問の組み立て方
10
学習指導案の作成(1)
道徳の授業の指導案の作成
11
学習指導案の作成(2)
作成した指導案の発表
12
模擬授業の実施
指導案に基づく模擬授業の実施と評価
13
全教育活動における道徳教育
教育活動全体を通じて行う道徳教育の内容と活動の具体
14
家庭・地域との連携
道徳教育における家庭・地域との連携の内容と活動の具体
15
児童理解に基づく道徳教育の評価
道徳教育における評価の方法と内容
− 82 −
21312
科目コード
授 業
科目名
道徳教育の指導法B(中等)
配当年次
3
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
大野 光二
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
現代社会は価値多元化社会とも呼ばれ、自分の生き方や他者との関係の在り方等がきわめて不明確となりやすい。それ
だけに中学校における道徳教育はきわめて重要な課題である。本授業では、中学校の道徳教育の内容や指導法について
理解し、中学校の教員として道徳教育に確実に取り 組むために必要な指導力を育成することをめざす。
<授業の到達目標>
道徳の時間を要として学校全体を通じて行う道徳教育の意義と目標を踏まえ、道徳の時間における道徳授業の内容と方
法について基礎的な知識を学ぶだけでなく、学習指導案の作成や模擬授業の実施等に取り組むことによって実践的指導
力を培うことができるようにする。
<授業の方法>
講義形式であるが、理解を深め実践的指導力の向上を図るために演習を大幅に取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に講義内容の概要を自分なりに把握する努力を行うと同時に、疑問点等を探っておくこと。授業後にはその日の授
業内容を振り返り、理解しにくかった点等については次の時間に質問を行う準備をしておくこと。
<成績評価方法>
受講態度・レポート 30%、指導案・模擬授業等 30%、期末テスト 40%
<教科書>
文部科学省(2008.9.25)「中学校学習指導要領解説 道徳編」日本文教出版 143円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
学校における道徳教育
学校における道徳教育の意義と課題
2
道徳教育の歴史
戦前・戦後における道徳教育の変遷
3
道徳教育の目標
教育活動全体を通じて行う道徳教育の目標と道徳の時間の目標
4
道徳教育の内容
道徳教育の指導内容と発達に即した内容の系統
5
道徳教育の全体計画
道徳教育の全体計画の意義と内容
6
道徳の時間の年間指導計画
道徳の時間の年間指導計画の意義と内容
7
道徳の授業の実際
道徳の授業の視聴と授業分析
8
道徳の授業の組み立て方(1)
道徳の授業の構想、実態に基づく資料分析とねらいの設定
9
道徳の授業の組み立て方(2)
道徳の授業の指導過程と発問の組み立て方
10
学習指導案の作成(1)
道徳の授業の指導案の作成
11
学習指導案の作成(2)
作成した指導案の発表
12
模擬授業の実施
指導案に基づく模擬授業の実施と評価
13
全教育活動における道徳教育
教育活動全体を通じて行う道徳教育の内容と活動の具体
14
家庭・地域との連携
道徳教育における家庭・地域との連携の内容と活動の具体
15
生徒理解に基づく道徳教育の評価
道徳教育における評価の方法と内容
− 83 −
科目コード
21400
区 分
専門基礎
授 業
科目名
器楽演習Ⅰ
担当者名
髙﨑 展好・中家 淳悟
室町さやか 配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
<授業の概要>
ピアノ演奏とピアノを用いた弾き歌いを中心に学習する。
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭に必要なピアノを中心とした器楽演奏の基礎技術を身につける。
<授業の到達目標>
バイエル70番程度のピアノ演奏能力を身につける。
<授業の方法>
グループレッスンと個人レッスンの併用で行う。
<準備学習等(予習・復習)>
必ず予習・復習を行うこと。
<成績評価方法>
授業中の意欲・態度 10%、合格曲数 30%、確認テスト 20%、定期テスト 40%
<教科書>
「標準バイエルピアノ教則本」全音楽譜出版社
小林美実 監修、井戸和秀 編「こどものうた100」チャイルド本社 *こども発達学科のみ
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と課題の説明、楽典
2
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
3
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
4
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
5
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
6
確認テスト
実技テスト
7
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
8
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
9
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
10
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
11
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
12
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
13
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
14
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
15
定期テスト
実技テスト
− 84 −
選択
科目コード
21401
区 分
専門基礎
授 業
科目名
器楽演習Ⅱ
担当者名
髙﨑 展好・中家 淳悟
室町さやか 配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
<授業の概要>
ピアノ演奏とピアノを用いた弾き歌いを中心に学習する。
器楽演習Ⅰの内容を発展させバイエル終了程度の演奏力を身につけることを目指す。
<授業の到達目標>
バイエル終了程度の演奏能力を身につける。
<授業の方法>
グループレッスンと個人レッスンの併用で行う。
<準備学習等(予習・復習)>
必ず予習・復習を行うこと。
<成績評価方法>
授業中の意欲・態度 10%、合格曲数 30%、確認テスト 20%、定期テスト 40%
<教科書>
「標準バイエルピアノ教則本」全音楽譜出版社
小林美実 監修、井戸和秀 編「こどものうた100」チャイルド本社 *こども発達学科のみ
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と課題の説明
2
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
3
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
4
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
5
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
6
確認テスト
実技テスト
7
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
8
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
9
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
10
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
11
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
12
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
13
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
14
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
15
定期テスト
実技テスト
− 85 −
選択
科目コード
21402
区 分
専門基礎
授 業
科目名
器楽演習Ⅲ
担当者名
中家 淳悟・室町さやか
髙﨑 展好 配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
器楽演習Ⅰ・Ⅱで習得した「ピアノ演奏」と「ピアノを用いた弾き歌い」の内容を発展・強化することを目的とする。保育者・
小学校教諭に必要とされるピアノ演奏(ピアノを用いた弾き歌いを含む)技術と能力を強化するために、ソルフェージュ
を取り入れ、個人レッスンを中心とした授業をおこなう。
<授業の到達目標>
ピアノ弾き歌いに関する知識と技術の習得。
ピアノによる弾き歌いができるようにする。
初めての曲(初見)でも楽譜があれば弾き歌い出来るようにする。
<授業の方法>
グループレッスンと個人レッスンを併用する。
<準備学習(予習・復習等)>
演奏力を伸ばすためには、予習・復習などの自習が必要であり、授業は予習を前提としておこなう。
<成績評価方法>
授業中の意欲・態度 30%、合格曲数 30%、実技テスト 40%
<教科書>
「標準バイエルピアノ教則本」全音楽譜出版社 900円+税
「ブルグミュラー25の練習曲」全音楽譜出版社 700円+税
小林美実 監修、井戸和秀 編「こどものうた100」チャイルド本社 1,600円+税
<参考書>
「ソナチネ アルバム(1)〔標準版〕」全音楽譜出版社 1,100円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と課題の説明、楽典
2
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
3
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
4
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
5
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
6
確認テスト
実技テスト
7
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
8
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
9
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
10
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
11
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
12
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
13
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
14
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
15
定期テスト
実技テスト
− 86 −
科目コード
21403
区 分
専門基礎
授 業
科目名
器楽演習Ⅳ
担当者名
中家 淳悟・室町さやか
髙﨑 展好 配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
器楽演習Ⅰ~Ⅲで習得したピアノ演奏(ピアノを用いた弾き歌いを含む)技術をもとに、「器楽演習」のまとめとして
演奏能力の拡大を図ることを目的とする。保育者・小学校教諭に必要とされる即応性のある演奏能力と、指導に必要な
表現能力を身につけるために、個人レッスンを中心とした授業をおこなう。
<授業の到達目標>
ピアノ弾き歌いに関する知識と技術の習得。
ピアノによる弾き歌いができるようにする。
初めての曲(初見)でも楽譜があれば弾き歌い出来るようにする。
豊かな感性や創造性を伸ばし、表現することの楽しさを味わい、自己表現力を高める。
<授業の方法>
グループレッスンと個人レッスンを併用する。
<準備学習(予習・復習等)>
演奏力を伸ばすためには、予習・復習などの自習が必要であり、授業は予習を前提としておこなう。
<成績評価方法>
授業中の意欲・態度 30%、合格曲数 30%、実技テスト 40%
<教科書>
「ブルグミュラー25の練習曲」全音楽譜出版社 700円+税
「ソナチネ アルバム(1)〔標準版〕」全音楽譜出版社 1,100円+税
小林美実 監修、井戸和秀 編「こどものうた100」チャイルド本社 1,600円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と課題の説明
2
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
3
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
4
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
5
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
6
確認テスト
実技テスト
7
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
8
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
9
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
10
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
11
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
12
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
13
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
14
レッスン
ピアノ曲・ピアノを用いた弾き歌い曲の練習、レッスン
15
定期テスト
実技テスト
− 87 −
科目コード
22102
区 分
専門基礎
授 業
科目名
衣・食・住の理解
担当者名
岡 礼子
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義・演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
学習指導要領に示されている小学校家庭科の目標は、「衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、日常生活に必要な基礎的・
基本的な知識及び技能を身に付けるとともに、家庭生活を大切にする心情を育み、家族の一員として生活をよりよくしようとする実践
的な態度を育てる」ことである。そこで、小学校家庭科を指導するに当たって、必要とされる衣食住や家庭生活及び家族に関する基礎的・
基本的な知識及び技能について学ぶ。
<授業の到達目標>
小学校家庭科は、家庭生活の基礎となる能力と実践的な態度を育成する視点から、中学校技術・家庭科との体系化が図られ、「A家庭
生活と家族」「B日常の食事と調理の基礎」「C快適な衣服と住まい」「D身近な消費生活と環境」の4つの内容で構成されている。そ
れぞれの内容が、中学校へどう接続されているか、自分だったらどのような題材を使って、どのような授業を展開したいか考えながら、
小学校で取り扱う内容の実践を通して子どもと教師の両方の思い、立場で創意工夫した授業構想が立てられる。
<授業の方法>
小学校で指導する衣食住や家族、家庭生活に関する基礎的・基本的事項をしっかり身に付けさせるために、針を用いての基礎縫いやフェ
ルトの小物作り、ミシンを使ってのエコバッグ作り等の実技や実験実習、演習、インターネットを活用しての食事バランスのチェック
や五大栄養素の学習等,教師として必要な素養をしっかり身に付ける。
<準備学習等(予習・復習)>
家庭科の新学習指導要領の目標及び内容や指導すべき具体的事項を確実に習得するために、事前に配布された参考資料や参考図書を
しっかり読んでくる。特に、小学校・中学校の教科書はよく読んで内容を理解した上で授業を受ける。また、重要な題材については、
実社会・実生活でも実践して習熟を図る。
<成績評価方法>
実技製作(基礎縫い・小物・エコバッグ)30%、定期試験(レポートを含む)70%
<教科書>
文部科学省(2008年)「小学校学習指導要領解説 家庭編」 東洋館出版社 95円
櫻井純子 他(2015年)「わたしたちの家庭科」開隆堂267円
佐藤文子・金子佳代子他(2012年)「新編 新しい技術・家庭 家庭分野」 東京書籍 628円
<参考書>
安彦忠彦・内野紀子編著(2008年)「学習指導要領の解説と展開 家庭編」 教育出版 1,600円
池崎喜美子編(2009年)「新訂 小学校 家庭科授業研究」 教育出版 2,100円
その他、必要に応じて講義中に紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
家庭科教育の目標と内容
家庭科学習と新学習指導要領の趣旨と各領域の目標・内容について
2
A 家庭生活と家族(1)
家庭生活と仕事 生活時間の工夫
3
B 日常の食事と調理の基礎(1)
五大栄養素とその働き(コンピューター活用)
4
B 日常の食事と調理の基礎(2)
調理の基礎と実験実習(ゆで卵と人参の実験実習、味噌団子作り)
5
C 快適な衣服と住まい(1)
小学校で指導する基礎縫いとボタンのつけ方
6
C 快適な衣服と住まい(2)
小学校で指導するフェルトの縫い方
7
C 快適な衣服と住まい(3)
生活に役立つ物の製作① 手縫い(フェルトの小物作り)
8
C 快適な衣服と住まい(4)
生活に役立つ物の製作② 手縫い(フェルトの小物作り)
9
C 快適な衣服と住まい(5)
快適な住まい方 実験実習(通風・換気実験)
10
A 家庭生活と家族(2)
自分の成長と家族 家族や近隣の人々とのかかわり
11
B 日常の食事と調理の基礎(3)
栄養を考えた食事 朝食作り(ご飯とみそ汁ともう一品)
12
D 身近な消費生活と環境(1)
生活に役立つ物の製作③ ミシン縫い(エコバッグの製作)
13
D 身近な消費生活と環境(2)
生活に役立つ物の製作④ ミシン縫い(エコバッグの製作)
14
D 身近な消費生活と環境(3)
生活に役立つ物の製作⑤ ミシン縫い(エコバッグの製作)
15
小学校家庭科の総括
小学校家庭科のまとめ
− 88 −
科目コード
22103
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(教育経営学科生用)
美術の理解
担当者名
村上 尚徳
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育現場においては、学校や子どもの実態に即して適切な題材を設定し、子どもの多様な造形性に応えながら授業を展
開していくことができる実践的な実技指導力が求められている。そのためには、基礎的な教養として、美術の意義や役
割、素材や技法などについて理解しておく必要がある。また、現代の美術と子どもの美術、美術教育とを互いに関 連
付けながら把握することも重要である。そこで、本授業では、学生の美的経験を拡充し、美術への理解を深めるとともに、
造形指導能力の育成を目的とする。
<授業の到達目標>
基礎的な教養として、美術の意義 や役割、素材や技法などについて理解するとともに、学校や子どもの実態に即して、
子どもの多様な造形性に応えながら授業を展開していくことができる実践的な実技指導力の基礎を身に付ける。
<授業の方法>
作品鑑賞、資料の読解、作品の試作及び発表などによって授業を進め、学生の美的体験を拡充し、美術への理解を深め
ていきたい。
<準備学習等(予習・復習)>
指示された授業の準備物(資料、材料、用具等)を準備すること。授業内に課題が完成しなかった場合は、次回までに
完成させること。
<成績評価方法>
定期試験 40%、作品及びレポート 40%、出席状況および授業への積極的参加態度 20%
<教科書>
配布資料により授業を進める。
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
美術とは何か、美術を学ぶ意義
2
in put と out put
見る力と表現する力
3
形と色彩による表現①
造形の理解(色彩、構成美の要素)
4
形と色彩による表現②
絵の具の扱い(太い線と細い線、色相環の作成)
5
形と色彩による表現③
モダンテクニック①(技法の理解)
6
形と色彩による表現④
モダンテクニック②(感情をテーマにした作品の制作)
7
演習①
人物を描く
8
演習②
絵の具で描く
9
演習③
作品制作①
10
演習④
作品制作②
11
様々な美術①
伝達のデザイン(ビジュアルコミュニケーション)
12
様々な美術②
生活の中のデザイン(用と美の調和)
13
様々な美術③
西洋美術の流れ(中世から現代)
14
様々な美術④
西洋美術の流れ(中世から現代)
15
まとめ
日本の美術(屏風絵、浮世絵版画)
− 89 −
科目コード
22103
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(こども発達学科生用)
美術の理解
担当者名
村上 尚徳
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育現場においては、学校や子どもの実態に即して適切な題材を設定し、子どもの多様な造形性に応えながら授業を展
開していくことができる実践的な実技指導力が求められている。そのためには、基礎的な教養として、美術の意義や役
割、素材や技法などについて理解しておく必要がある。また、現代の美術と子どもの美術、美術教育とを互いに関連付
けながら把握することも重要である。そこで、本授業では、学生の美的経験を拡充し、美術への理解を深めるとともに、
造形指導能力の育成を目的とする。
<授業の到達目標>
基礎的な教養として、美術の意義や役割、素材や技法などについて理解するとともに、学校や子どもの実態に即して、
子どもの多様な造形性に応えながら授業を展開していくことができる実践的な実技指導力の基礎を身に付ける。
<授業の方法>
作品鑑賞、資料の読解、作品の試作及び発表などによって授業を進め、学生の美的体験を拡充し、美術への理解を深め
ていきたい。
<準備学習等(予習・復習)>
指示された授業の準備物(資料、材料、用具等)を準備すること。授業内に課題が完成しなかった場合は、次回までに
完成させること。
<成績評価方法>
定期試験 40%、作品及びレポート 40%、出席状況および授業への積極的参加態度 20%
<教科書>
配布資料により授業を進める。
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
美術とは何か、美術を学ぶ意義
2
in putとout put
見る力と表現する力
3
形と色彩による表現①
造形の理解(色彩、構成美の要素)
4
形と色彩による表現②
絵の具の扱い(太い線と細い線、色相環の作成)
5
形と色彩による表現③
モダンテクニック①(技法の理解)
6
形と色彩による表現④
モダンテクニック②(感情をテーマにした作品の制作)
7
演習①
人物を描く
8
演習②
絵の具で描く
9
演習③
作品制作①
10
演習④
作品制作②
11
様々な美術①
伝達のデザイン(ビジュアルコミュニケーション)
12
様々な美術②
生活の中のデザイン(用と美の調和)
13
様々な美術③
西洋美術の流れ(中世から現代)
14
様々な美術④
西洋美術の流れ(中世から現代)
15
まとめ
日本の美術(屏風絵、浮世絵版画)
− 90 −
科目コード
22104
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(教育経営学科生用)
音楽の理解
担当者名
中家 淳悟
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
音程・リズム・音色といった音楽の要素を出発点として、記譜法、音高表記法、長音階と短音階、音程、和音、コードなど、
授業に必要な楽典に関する理解を深める。教材としては学習指導要領にある共通教材を中心に実際の授業に即したもの
を用いる。
達成目標としては、以下の3点を目指す。
①音符、リズムを理解でき楽譜を読めるようにする。
②楽典の基礎を理解する。
③コードネームを理解する。
<授業の到達目標>
授業の到達目標
達成目標としては、以下の3点を目指す。
①音符、リズムを理解でき楽譜を読めるようにする。
②楽典の基礎を理解する。
③コードネームを理解する。
<授業の方法>
授業の前半は講義として、楽典を学ぶ。後半は視唱を始めとしたソルフェージュ演習を行う。なお受講にはピアニカが
必要。
<準備学習等(予習・復習)>
授業の内容を必ず復習すること。
<成績評価方法>
定期試験 70%、授業態度(授業態度、授業貢献度)30%
<教科書>
(2011.2.10)小谷野謙一「よくわかる楽典の教科書」株式会社ヤマハミュージックメディア 1,600円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進め方の確認、音楽の理解について
2
音の長さ
音符、休符
3
拍子、連符
いろいろな連符、いろいろな拍子
4
音の高さ
五線、加線、音部記号、譜表
5
音名
音名、変化記号、幹音と派生音
6
楽譜の書き方
記譜法について
7
記号
強弱記号、速度記号、奏法に関する用語と記号
8
音程①
2、3、6、7度の音程
9
音程②
1、4、5、8度の音程
10
音階
長音階と短音階
11
和音
三和音、和音の種類、七の和音
12
コードネーム
コードネームについて理解する
13
コードネーム演習
コードネームを使った伴奏法
14
楽典まとめ
楽典の総括
15
総括
音楽の理解について総括
− 91 −
科目コード
22104
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(こども発達学科生用)
音楽の理解
担当者名
室町 さやか
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
音楽の基礎理論を学ぶ。楽譜の読み方、書き方から、長・短調、音程、和音、コードなどの楽典を演習をまじえながら
講義していく。保育や教育の場で必要とされる楽典の知識を身に着け、伴奏付けなどに生かせるようにする。
<授業の到達目標>
本講義の ねらいは以下の通りである。
①楽譜の読み書きを問題なくできるようにする
②基礎的な楽典の知識を身に着ける
③コードネームを用いて簡単な伴奏付けをできるようにする
<授業の方法>
講義内で配布する資料を用いて楽典を学び、その内容に基づいて練習問題や歌唱、器楽演奏を行う。講義用ファイルを
用意し、配布されたプリン トをまとめて常に持参すること。
<準備学習等(予習・復習)>
講義で学んだ楽典の内容は必ず復習すること。
<成績評価方法>
出席 40%、試験(小テストを含む)50%、受講態度・意欲 10%
講義内で複数回小テストを行う。各テストの成績が満点の60%に満たない者は再試を行い、学習状況によって補習を実
施する。これらの小テスト、再試、補習は専門知識を身に付けるために欠かせないものであり、やむをえない理由なく
欠席した場合は単位の修得を認めない。
<教科書>
特になし
<参考書>
㈱ヤマハミュージックメディア(2006.2.1)「大人のための音楽ワーク テキスト」(株)ヤマハミュージックメディア 1,100円
㈱ヤマハミュージックメディア(2006.2.1)
「大人のための音楽ワーク ドリル」
(株)ヤマハミュージックメディア 1,100円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス、楽譜の仕組み①
音名と音部記号
2
楽譜の仕組み②
色々な音符
3
楽譜の仕組み③
二、三、四拍子とリズム
4
楽譜の仕組み④
複合拍子とリズム
5
楽譜の仕組み⑤
色々な記号
6
楽譜の仕組み⑥
強弱記号
7
全音と半音
全音と半音、♯と♭
8
調と調合①
長音階
9
調と調合②
短音階
10
調と調合③
移調
11
和音①
三和音
12
和音②
コードネーム
13
伴奏付け①
コードネームを用いて伴奏付けを行う
14
伴奏付け②
伴奏付けの応用
15
まとめと試験
まとめと試験を行う
− 92 −
科目コード
22105
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(教育経営学科・こども発達学科生用)
数の理解
担当者名
松尾 健太郎
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業は、幼児教育や小学校教育の指導者に求められる、算数・数学の基礎的・基本的な知識や考え方等の習得を到達
目標とする。そのために、数量、図形、関数・統計・確率について、数学的考察、認知的考察、身の回りにおける活用
等の観点から講義をし、併せて適宜演習的な課題を課す。
<授業の到達目標>
身の回りの数量・図形を考察し、算数・数学がどのように利用されているのかを理解する。また、数学を通して、「論
理的思考力」の向上を目標とする。
<授業の方法>
主にホワイトボードでプリント資料等に基づいて講義をし、適宜、演習的な課題を課す。
<準備学習等(予習・復習)>
授業で出す、課題・レポートにしっかり取り組んで下さい。
<成績評価方法>
定期テスト 70%、レポート 30%
<教科書>
すべての内容を含むものがありませんので、教科書は使用しません。
<参考書>
指定なし。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
本講義の目標・概要、チェックテスト
2
数量の数学的考察(1)
自然数とその表記の数学的考察
3
数量の数学的考察(2)
整数・有理数・実数の数学的考察
4
数量の認知的考察(1)
量の認知・理解に関する考察
5
数量の認知的考察(2)
数の認知・理解に関する考察
6
身の回りの回りの数量
身の回りで活用されている数量とその考察
7
図形の数学的考察(1)
平面図形の数学的考察
8
図形の数学的考察(2)
立体図形の数学的考察
9
図形の認知的考察
図形概念の認知・理解に関する考察
10
身の回りの形
身の回りで活用されている図形とその考察
11
関数・確率・統計の数学的考察(1)
関数の数学的考察
12
関数・確率・統計の数学的考察(2)
統計・確率の数学的考察
13
身の回りの関数・確率・統計
身の回りの関数・統計・確率とその考察
14
幼児の数量的・図形的活動(1)
幼児の図形的活動の事例とその考察
15
幼児の数量的・図形的活動(2)
幼児の数量的活動の事例とその考察
− 93 −
科目コード
22200
区 分
専門基礎
授 業
科目名
言葉の理解
担当者名
長谷 浩也
配当年次
2
配当学期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
言葉は知的活動(論理や思考)、コミュニケーションや感性・情緒の基盤であるとともに、文化の創造や継承、豊かな
心を育む上でも言葉に関する能力を高めることは重要です。また、思考力や判断力、表現力等を育むとともに、主体的
に学習に取り組む態度を養うためには、言語活動の充実を図ることが大切です。
<授業の到達目標>
本授業では、国語科教育の立場から、その言葉が持つ機能や、「話す・聞く、読む、書く」といった「言語活動」につ
いて理解を深めていきます。なお、3年次の「国語科教育法」を履修する者は、本授業を受け、「言葉の理解」の基礎
をおさえておくようにしてください。
<授業の方法>
国語科の授業で行う「話す・聞く、読む、書く」の行為を実践してもらいます。実際にそれぞれの言語活動を経験する
ことを通して、言語行為を自覚的に行うための言葉の力を身に付けます。また、基盤となる「言葉の力」を育む国語科
指導のあり方についても経験してもらいます。個人やグループによる体験学習を多く採り入れて、日本語の特徴、言語
活動の楽しさやおもしろさを実感してもらいます。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に提示するレジュメに予め目を通して、予習ジャーナルを作成する。
<成績評価方法>
毎回の授業時に提出するミニ・レポート 40%、定期試験 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の目的と概要
2
言葉について(1)
言葉の機能
3
言葉について(2)
文の成立
4
言葉について(3)
文章の特質
5
言葉のコミュニケーション(1)
対話について
6
言葉のコミュニケーション(2)
スピーチについて
7
読むこと(1)
文学的文章を読む
8
読むこと(2)
説明的文章を読む
9
読むこと(3)
批判的に読む
10
書くこと(1)
生活作文を書く
11
書くこと(2)
意見文書く(1)
12
書くこと(3)
意見文書く(2)
13
言語活動の充実
国語科と他教科との関連
14
言葉の変化
敬語表現など
15
子どもの言葉の力
子どもの言葉の実態と今後の展望
− 94 −
科目コード
22201
区 分
専門基礎
授 業
科目名
自然の理解
担当者名
平松 茂
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
ゾウリムシの観察、ミツバチの言葉、目や耳の不思議、キャンパスで見かける植物、化石の秘密、星の観察と冬の星座、
カモなどの冬の野鳥の観察等々、身の回りの自然に目を向ける。そして、自然の事物・現象の不思議さや巧妙さに着目
しながら、小学校で理科教育を進める上で役立つ知識を習得する。また、小学校学習指導要領解説理科編を教科書にして、
小学校理科のねらいや考え方を理解する。
<授業の到達目標>
講座の到達目標の一つは、自然の不思議さ巧妙さを知り、自然を好きになり、理科を学習する意義を実感することである。
身近な科学に目を向けよう。もう一つは、学習指導要領の内容を大きくつかむことである。各学年では、比較(3年)、
関係づけ(4年)、条件制御(5年)、推論(6年)等々の問題解決の方法が、発達段階に合わせて示されている。科学
ということの意味、実感を伴う理解という小学校理科で大切にすべき事柄を体験を通して理解する。
<授業の方法>
事前にプリントの課題に目を通し、自分の考えをまとめて授業に臨み、解説を聞く。授業では、観察実験を行いながら
授業ノートを作成する。観察実験では、実物に触れながら、体験的に自然の不思議さや巧妙さ、面白さを学んでいく。
<準備学習(予習・復習等)>
課題プリントにより、予習で小学校学習指導要領解説理科編を少しずつ概観する。復習では、何を見て何を考えたかなど、
自分の気持ちの変化を振り返る。また、身近な自然に目を向け、復習と発展の意味から自主レポートの作成にも挑戦する。
<成績評価方法>
出席 15%、授業態度 15%、課題プリント・授業ノート 20%、定期考査 50%、自主レポート等で総合的に評価する。
<教科書>
文部科学省(2008.8.31.)「小学校学習指導要領解説理科編」大日本図書 65円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
ゾウリムシの生態と遺伝
ゾウリムシの観察:肉眼、ルーペでの観察、顕微鏡の操作と観察
授 業 内 容
2
ゾウリムシの接合とその意義
ゾウリムシの接合:観察・スケッチの技能
3
ミツバチの行動学
フリッシュのミツバチの研究:感覚、ことば、8の字ダンス
4
ジバチの仲間の不思議な行動
本能による行動 学習との違い
5
視覚の科学
目の不思議、光の作用と目のしくみ
6
音と聴覚の科学
音の伝播、聴覚、音の出るおもちゃ
7
キャンパスに見られる植物
キャンパス内の植物とその生態、秋を探そう
8
カルメ焼きの科学
カルメ焼きに挑戦、熱分解とその応用
9
岩石と化石
中国・四国地方の岩石、化石で見る地球の歴史
10
天気のしくみ
前線と天気の変化、天気図の知識と技術
11
天気図の秘密
ラジオの気象通報から天気図を作ろう
12
冬の野鳥(カモの仲間)の生
岡山県内の池や河川で見られるカモの仲間10種
13
星空に親しむ
星座早見盤と冬の星座、星座と神話の世界
14
小学生の科学研究 -分析と評価-
岡山県科学研究発表会選抜作品の分析と考察
15
講義のまとめ
「自然の理解」を受講して 自然の見方の変化
− 95 −
科目コード
22201
区 分
専門基礎
授 業
科目名
自然の理解
担当者名
梶本 佳照
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼児教育の中で理科教育につながる科学的思考や知識の芽生えは、幼児が体験するどのような場面にあるのかをいろい
ろな体験活動を通して理解し、実際の指導に活かす力をつける。また、理科教育と自然科学の関係、理科の授業は「何
のために」あり「何を」子どもに獲得させるのか理科教育の成り立ちや仕組みを通して理解する。
<授業の到達目標>
幼児期の体験が生活科や理科の内容にどのようにつながっているのかを説明することができる。
理科教育と自然科学の関係を説明することができる。
理科教育は、子どもにどのような力をつけようとしているのか説明することができる。
<授業の方法>
配布したワークシートを使用して体験的に授業を進める。体験した感想を交流し授業を振り返る。
<準備学習(予習・復習等)>
予習については、必要な時に具体的に伝える。復習としては授業中に使用したワークシートで授業の振り返りを行う。
<成績評価方法>
出席状況と実践活動、授業への積極性、意見発表、提出物、小テスト 60%、定期試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
文部科学省(2008.8.31)「小学校学習指導要領解説 理科編」大日本図書 67円
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
オリエンテーション
自然科学と理科は何が違うのか
理科の学習内容区分のしくみ
4
5
6
月と地球、太陽の動きモデルをつくろう
月の満ち欠けのしくみを知ろう
いろいろな道具でしゃぼん玉をつくる
7
しゃぼん玉のひみつをみつけよう
8
9
コイルや電磁石をつくろう
コイルや電磁石のはたらきを調べよう
10
レモン電池のしくみを探ろう
11
縮むシュリンクシートの性質を知ろう
12
13
折り染めの仕組みを探ろう
モビール作りをしよう
14
15
モビールの仕組みを探ろう
まとめ
授 業 内 容
授業の目的および内容説明、授業の進め方、成績評価について
自然科学と理科教育の違いを考える
理科の学習内容区分の根拠は何か知る 理科の学習内容構成の基本
的な考え方を知る
月と地球、太陽の動きを知るためのモデルを作成する
月と地球、太陽の動きモデルを通して月の満ち欠けを理解する
いろいろな道具でしゃぼん玉づくりを行ってどんなしゃぼんだまが
でるのか確かめる
しゃぼん玉をつくる体験を通して子どもが感じる科学の芽について
知る
コイルと電磁石を作成することによりその作りと違いを知る
コイルと電磁石の性質を調べることを通してコイルや電磁石の仕組
みを理解する
レモンで電池を作ることを通してその不思議さを体験し、電流が流
れる仕組みに興味を持つ
熱で縮まる性質をもったプラスチックシートでキーホルダー等を作
る体験を通して、物事の法則性に気付いていく子どもの活動の意味
づけを知る
折り染めを作成する体験を通して物の特性に気付く
モビール作成を通して、てんびんやてこの原理につながる科学を体
感する
モビールとてんびんやてこの原理のつながりを考える
全体をふりかえり、各授業で体験を中心に行ってきた意味について
再度考える
− 96 −
科目コード
22202
区 分
専門基礎
授 業
科目名
社会の理解
担当者名
八木 達也
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
小学校社会科の成立の歴史・目的・内容・方法の概要及び、小学校における教員(社会科授業者)として授業を行うた
めの基本的技術・知識を体得する。
2年後期の『社会科教育法』に生かされるので、両講義とも受講することが望ましい。
<授業の到達目標>
小学校社会科の成立の歴史・目的・内容・方法に関する基礎的知識・能力を養うこと。
小学校における教員(社会科授業者)として授業を行うための基礎基本的技術・知識を体得すること。
<授業の方法>
指定した教科書及び配付するレジュメを活用しながら、双方向(担当者と学生)の授業を目指す。
また発表などをとおしてプレゼンテーション能力の向上を目指す。
<準備学習(予習・復習等)>
授業計画に従って配付するレジュメを熟読し、そこから生じてくる疑問点など課題意識をもって授業に臨むこと。
<成績評価方法>
特別な理由(公欠・病欠等)がない限り、講義に出席するのは当然のことである。よって試験 50%、発表 20%、レポー
ト 30%により総合的に評価する。なお、授業の欠席多数の場合や授業中の態度(飲食の持ち込み・私語・居眠り・携帯
メール操作など)は評価に大きく影響する。
<教科書>
「小学校学習指導要領解説 社会編」東洋館出版社 121円(税込)
<参考書>
資料及び参考文献については、講義の中で必要に応じて紹介及び指示をする。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要(目的・内容・方法など)
2
初等社会科教育の意義
日本国憲法・教育基本法・学校教育法・学習指導要領等
3
初等社会科教育の発展
戦後の新教科『社会科』の誕生
4
初等社会科教育の目的(1)
学習指導要領の変遷と社会科の性格
5
初等社会科教育の目的(2)
学習指導要領における教科目標と学年目標・内容
6
初等社会科の内容
教科課程・指導計画
7
初等社会科の方法
学習形態・教材教具
8
初等社会科の授業構成(1)
指導内容の研究
9
初等社会科の授業構成(2)
指導方法の研究
10
初等社会科の評価(1)
社会科教育における評価の意義と今日の教育評価の動向
11
初等社会科の評価(2)
社会科における評価項目と方法・社会科の評価技術
12
初等社会科の学習指導(1)
授業指導略案の作成
13
初等社会科の学習指導(2)
授業指導略案の作成・発表
14
初等社会科の学習指導(3)
授業指導略案の作成・発表
15
「社会の理解」まとめ
授業の総括及び「授業評価アンケート」の実施
− 97 −
科目コード
22203
区 分
専門基礎
授 業
科目名
生活の理解
担当者名
梶本 佳照
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義・演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
自分の回りを取り巻く人々の人的環境及び組織、慣習、公共施設などの社会環境、そして自然環境やその四季を通じた
移り変わりなどの対象となる素材について体験したり、調べたり、考えたりしたことを整理し、まとめることを通して
体感した主体的な「気付き」を通して理解できるようになる。
<授業の到達目標>
身の回りにある人的環境及び自然環境や社会環境について具体例を3つ以上説明することができる。
身近な物を使った遊びや栽培活動、飼育活動について説明することができる。
体験したり調べたり考えたりした素材について教材としての活用できるようになる。
<授業の方法>
子どもを取り巻く人的環境や自然環境、社会環境についてワークシートを用いて体験的に調べる。内容に応じて宿題と
し、後日提出しそれをもとに授業時に協議する。場合に応じてグループ学習を取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書の該当するところを読んでおくこと。授業内容に応じて体験してほしい内容をワークシートで宿題として課す。
<成績評価方法>
出席状況と実践活動、授業中の態度、授業中の意見交流の様子、提出物 60%、定期試験 40%
<教科書>
無藤 隆 監修(2007.1.1)「事例で学ぶ保育内容 領域 環境」萌文書林 2,160円
<参考書>
文部科学省(2008.8)「小学校学習指導要領解説 生活編」日本文教出版 101円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の目的および内容説明、授業方法、成績評価について
2
生活科新設の経緯と歴史的背景
子どもを取り巻く社会情勢の変化
3
子どもの遊びの意義
子どもにとっての遊びとは何か
4
自然とふれあい感動する
フィールドビンゴをつくってみよう
5
環境や生き物の様子に気付く
サウンドマップをつくってみよう
6
季節感を味わう
キャンパス自然マップをつくろう
7
自然を取り入れて遊ぶ
木の実や木の葉で何ができるかな
8
生命の営み 栽培活動・季節感を味わう
花と野菜の栽培カレンダーをつくろう 夏野菜レシピ
9
生命の営み 飼育活動
身近な生き物の飼い方を調べてみよう
10
身の周りの物に愛着をもつ
絵皿でアートをしよう
11
科学を体験する
重力を体験する
12
身近な情報や施設を生かし生活を豊かにする
地域マップをつくろう
13
標識や文字の必要感を育む
身近にある標識やマークをみつけよう
14
子どもと地域の役割
地域の人々や様々な場所とかかわる活動の意義
15
生活の理解の振り返りとまとめ
子どもを取り巻く「環境」についてのふり返り
− 98 −
科目コード
22204
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(教育経営学科生用)
運動・健康の理解
担当者名
久田 孝
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
後期
2
単位数
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
運動と健康には深い関連がある。近代化によって運動不足が問題視される現代社会では、生涯にわたって心身ともに健
康に過ごすためにも運動がより重要なものとなっている。そのため、学習指導要領に示された各領域や、その特性や楽
しみ方について学習する。
<授業の到達目標>
本講義では、小学校学習指導要領における「運動に親しむし資質や能力の育成」、「健康の保持増進、「体力の向上」の
関連を理解し、「生涯にわたり学習する基盤が培われるようにする」力を養うことを目標とした体育授業を構成してい
くための知識・技術を獲得することを目的としている。
<授業の方法>
テーマに沿って理論と実技を並行して行う。
<準備学習等(予習・復習)>
各回の授業時に、次回の課題等について提示する。
<成績評価方法>
受講態度 30%、実技試験 50%、課題レポート 20%
<教科書>
文部科学省「小学校学習指導要領解説体育編」東洋館出版社 124円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業概要・展開、小学校学習指導要領について、現代社会と運
2
体つくり運動-体ほぐしの運動-
体ほぐしの運動
3
体つくり運動-体力を高める運動-
体力を高める運動
4
ボールゲーム・鬼ごっこ
低学年のボールゲーム、鬼ごっこ、基礎技能の学習
5
ボール運動-ゴール型-
ドリルゲーム(ゴール型)、タスクゲーム(ゴール型)、バスケッ
動不足、運動の効果など
トボール
6
ボール運動-ネット型-
ドリルゲーム(ネット型)、タスクゲーム(ネット型)、プレル
ボール、キャッチバレー
7
器械運動-マット運動-
ネコちゃん体操、前転、後転、倒立、側方倒立回転
8
体つくり運動-持久走-
折り返し持久走
9
陸上運動-短距離走・リレー-
短距離走、リレー(バトンパス、ダッシュマーク)
10
中間振り返り
中間まとめ
11
表現運動-フォークダンス・用具を使った表現-
新聞紙を使った表現、フォークダンス
12
表現運動-リズムダンス基礎ステップ・簡単な ダンスステップ、リズムジャンプ、簡単なフォークダンス
フォークダンス-
13
表現運動-リズムダンス即興・日常を表現するダ
即興活動
ンス-
14
保健体育科における教材の理解および考察
典型的教材の特色の理解および考察
15
まとめ
講義の総括
− 99 −
科目コード
22204
区 分
専門基礎
授 業
科目名
(こども発達学科生用)
運動・健康の理解
担当者名
古田 康生
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
後期
2
単位数
演習
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼児期のダイナミックな身体活動は心身の発育発達を促す重要な役割を果たす。幼児期の運動遊びや体育的活動、スポー
ツ活動は、身体的な発育発達に適切な刺激を与えるだけでなく感性を刺激し、心・精神の成長や仲間集団との活動によ
り社会性の発達にも寄与する。そのため、本授業では、「幼児期運動指針」の内容を運動遊びの実践により理解し、そ
の指導法を模擬指導を通して修得する。
<授業の到達目標>
幼児期の子どもを対象に“安全”で“効果的”に運動遊び指導ができる能力を身に付ける。これは、保育士と幼稚園教
諭といった保育者に限らず、幼児体育指導者や幼児スポーツ指導員、運動遊びボランティア等様々な形で幼児期の子ど
もに関わる全ての人がで身に付けなければならない。具体的には、子どもが夢中になって取り組むことができる「集団
での運動遊び指導案」の作成とその指導法を身に付ける。
<授業の方法>
幼児を対象とした集団での運動遊び指導に関する指導理論理論と実技を並行して学習し、実践を通して学習する。短時
間の運動遊びの模擬指導を実施する。
<準備学習等(予習・復習)>
予習:保育所保育指針と幼稚園教育要領の領域「健康」を熟読する。また、「幼児期運動指針」(文部科学省)も合わせ
て理解する。
復習:指導方法について日々の体育的活動の中でジュニア期以上の指導方法と比較して学習する
<成績評価方法>
授業態度・授業における役割遂行 30%、課題レポート 20%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
授業ガイダンス
IPU講義ルールの確認、実技授業ルールの確認、学習内容と
授業方法、到達目標の理解
2
幼児期の身体の発育発達
形体の発育の特徴と動作発達の理解
3
運動遊びの意義
幼児期の運動遊びの意義と身体の発達との関連
4
運動遊び①(走動作を含む遊び)
鬼ごっこ(追いかけっこ、集団での鬼ごっこ)、リレー遊び
5
運動遊び②(操作系の遊び・投動作を含む遊び)
ボールなどを使った運動遊び(集団での遊び)
6
運動遊び③(操作系の遊び・転がす動作を含む遊び) ボールや輪を使った遊び
7
運動遊び④(移動系・跳ぶ動作を含む遊び)
縄(短縄・長縄)を使った遊び
8
運動遊び⑤(移動系・転がる動作を含む遊び)
大型遊具(マット)を使った遊び
9
運動遊び⑥(移動系・渡る動作を含む遊び)
大型遊具(平均台)と縄・輪を使った遊び
10
運動遊び⑦組み合わせの遊び)
サーキット遊びの計画
11
運動遊び⑧(組み合わせの遊び)
サーキット遊びの実践
12
運動遊び指導案の作成
指導法に留意した模擬指導案の作成
13
運動遊び模擬指導の実践①
運動遊び模擬指導(集団遊び)
14
運動遊び模擬指導の実践②
運動遊び模擬指導(遊具を使った遊び)
15
模擬指導のふりかえり
模擬指導の学生による相互評価
− 100 −
科目コード
23100
区 分
コア
授 業
科目名
(こども発達学科生用)
発達心理学
担当者名
勝田 麻津子
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
私たちの発達には共通性だけでなく、個別生がある。一人ひとりが生まれもった資質は異なることに加え、発達上のある状態に至るまで、
どのような人に出会い、どのような体験をしてきたかは、人によって異なり、その一つひとつの出来事が、その人の発達を形作ってい
るといえる。本授業では、発達とはどのような現状であるのか、また、人は生涯をとおして、どのようなメカニズムのもとに、どのよ
うな発達を遂げていくのかを学んでいく。
<授業の到達目標>
(1)「知らない」「わからない」といことは、人に不安させる。身近にいる幼い子どもに意識をして注意を向け、子どもの行動と研究知
見を照らして、子どもの行動理解ができるようになる。
(2)教職・保育職・福祉職を志す学生が、発達のメカニズムや、発達の「共通性」と「個別性」を理解することを目指す。
<授業の方法>
テキストを中心とした講義形式
<準備学習等(予習・復習)>
予習として、教科書・ノートで学習内容を予習して、テキスト掲載の「質問」の答えを考えておくこと。復習として時間の終わりに実
施する復習テスト、レポート内容を理解すること。
<成績評価方法>
①定期テスト、②毎時間提出するレポート、③毎時間実施する小テスト、を総合的に評価する。
<教科書>
坂上裕子 他(2015.12.25)「問いからはじめる発達心理学-生涯にわたる育ちの科学-」有斐閣ストゥディア 1,800円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
テーマ
オリエンテーション
「発達」するとはどういうことか
生命の芽生えから誕生まで
「赤ちゃんがとらえる世界」への理解
5
コミュニケーションと人間関係の発達
6
言語と遊びの発達
7
関わりの中で育まれる自己
8
仲間の中での育ち
9
学校での学び
10
子どもからの卒業
11
大人になるために
12
関わりの中で成熟する
13
人生を振り返る
14
発達におけるつまずきをどう理解し支えるか
15
まとめ
授 業 内 容
(1)<授業の概要>と到達目標、<成績評価方法>、授業の進め方につ
いて説明する。
(2)ヒトの発達課題、発達区分についてのガイダンス
(1)生涯発達心理学の理論的枠組について学ぶ
(2)遺伝と環境について理解する
(1)胎児期からはじまる親子関係のコミュニケーション
(2)出生をめぐる現代的な問題(出生前診断を巡って)
(1)ピアジェの発達段階の理解
(2)「心の理論」の理解
(1)乳児-養育者間の初期のコミュニケーションを学ぶ
(2)コミュニケーションの中で育くまれるアタッチメントの発達への理解
(1)内的世界を支える表象と象徴機能についての理解
(2)幼児期の言語発達過程への理解
(3)遊びが広げる子どもの世界への理解
(1)幼児は自己をどのようにとらえているか
(2)自己制御の発達過程についての理解
(1)心の状態の理解と「心の理論」にもとずく社会性の発達への理解
(2)仲間関係での育ちと攻撃性についての理解
(1)思考の深まりについて
記憶の発達・動機づけ・思考の深まりへの理解
(1)青年期の発達的変化(自己に関わる認知変化)
(2)青年期の親子関係への変化を理解する
(1)アイデンティティの発達への理解
(2)成人期を生きることの意味
(1)親としての発達すことの意味
(2)老親の介護や看取りにおける発達への理解
(1)パーソナリティの発達への理解
(2)発達を支える家族や社会のネットワークの在り方
(1)児童虐待をアタッチメントの障害について
(2)つまずきの理解と支援に求められる発達的観点
全体をとおして、生涯発達理論をエリクソンとピアジェの理論に基づい
てまとめる
− 101 −
科目コード
23100
区 分
コア
授 業
科目名
(教育経営学科生用)
発達心理学
担当者名
吉澤 英里
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
発達心理学では、ヒトの誕生から死に至るまでの様々な変化や特徴を科学的に明らかにすることを目的としている。特
に、教育現場では子どもの発達の状況にあわせた支援が求められている。
<授業の到達目標>
本講義では、以下の二点を到達目標とする。
1.人間の発達に伴う身体的、心理的特徴を理解する。
2.発達心理学の知見をもとに子どもへの支援の方法について考察ができるようになる。
<授業の方法>
授業は講義形式で行われる。資料は適宜配布する。
<準備学習等(予習・復習)>
授業中のノートテイクはもちろんのこと、授業後の復習もしっかりと行ってほしい。
<成績評価方法>
定期試験で評価する。
<教科書>
浜崎隆司・田村隆宏(2011.3.1)「やさしく学ぶ発達心理学 出会いと別れの心理学」ナカニシヤ出版 2,500円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション/発達心理学とは
講義の進め方・評価の説明/発達心理学の歴史的背景について
2
胎児期
胎児期の発達、性の分化
3
新生児期
新生児の認知的特徴
4
乳児期
乳児期の発達の特徴
5
幼児期①
幼児期の認知的発達
6
幼児期②
幼児期の心理的発達
7
児童期①
児童期の認知的発達
8
児童期②
仲間関係の変化・心理的発達
9
ここまでのまとめ
胎児期~児童期の振り返り
10
青年期①
青年期の身体的・心理的変化
11
青年期②
青年期の社会的発達
12
成人期
成人期の発達課題
13
中年期
中年期の危機
14
老年期
老年期の心身的発達
15
まとめと総括
これまでの内容を振り返る
− 102 −
科目コード
23100
区 分
コア
授 業
科目名
(体育学科生・国際教育学科生用)
発達心理学
担当者名
吉澤 英里
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
発達心理学では、ヒトの誕生から死に至るまでの様々な変化や特徴を科学的に明らかにすることを目的としている。特
に、教育現場では子どもの発達の状況にあわせた支援が求められている。
<授業の到達目標>
本講義では、以下の二点を到達目標とする。
1.人間の発達に伴う身体的、心理的特徴を理解する。
2.発達心理学の知見をもとに子どもへの支援の方法について考察ができるようになる。
<授業の方法>
授業は講義形式で行われる。資料は適宜配布する。
<準備学習等(予習・復習)>
授業中のノートテイクはもちろんのこと、授業後の復習もしっかりと行ってほしい。
<成績評価方法>
定期試験で評価する。
<教科書>
浜崎隆司・田村隆宏(2011.3.1)「やさしく学ぶ発達心理学 出会いと別れの心理学」ナカニシヤ出版 2,500円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション/発達心理学とは
講義の進め方・評価の説明/発達心理学の歴史的背景について
2
胎児期
胎児期の発達、性の分化
3
新生児期
新生児の認知的特徴
4
乳児期
乳児期の発達の特徴
5
幼児期①
幼児期の認知的発達
6
幼児期②
幼児期の心理的発達
7
児童期①
児童期の認知的発達
8
児童期②
仲間関係の変化・心理的発達
9
ここまでのまとめ
胎児期~児童期の振り返り
10
青年期①
青年期の身体的・心理的変化
11
青年期②
青年期の社会的発達
12
成人期
成人期の発達課題
13
中年期
中年期の危機
14
老年期
老年期の心身的発達
15
まとめと総括
これまでの内容を振り返る
− 103 −
科目コード
23103
区 分
コア
授 業
科目名
臨床心理学
担当者名
三木 澄代
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義・演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
少子高齢化・高度情報化・都市化等の社会変化の中で人の生涯発達の過程で生じる様々な不適応行動(反社会的行動・
非社会的行動)や心身の症状等の現状を把握し、それらの背景・要因について理解を深める。
また、臨床心理学の発展・動向や諸理論・技法の特徴を理解するとともに、子どもの育ちを支える大人(保育・教育者、
養育者等)となる自身の自己理解を深め、心の問題への的確な理解と対応のための基礎的専門知識ならびに基本的スキ
ルを身に付けられるようにする。
<授業の到達目標>
①臨床心理学の意義・概念を理解する。
②臨床心理学の歴史と動向を把握する。
③各ライフステージの発達課題と生じやすい問題を把握する。
④アセスメントと診断の異同を理解する。
⑤代表的な心理療法の理論と実際(基本的スキル)を学ぶ。
⑥自己理解を深め自己成長と専門スキルの基本を学ぶ。
<授業の方法>
理論に関する講義、それを踏まえたワーク・演習を適宜行う。また、具体的事例の検討や各種課題の解決に向けたディ
スカッションやグループワークを通して実践的に学習をすすめる。
<準備学習等(予習・復習)>
*予習:教科書を通読し難解な用語・内容について自学して授業に備える。
*復習:各授業の教材・資料を整理し要点を再確認する。指示した課題(レポート等)を作成し学習を深める。
<成績評価方法>
授業への意欲・態度 15%、提出物 35%、定期考査 50%
<教科書>
小林芳郎 編(2013)「生きる力を育てる臨床心理学」教育情報出版 2,318円+税
<参考書>
下山晴彦(2009)「よくわかる臨床心理学 改訂新版」ミネルヴァ書房 3,000円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
臨床心理学を学ぶにあたって
生きる力を支える性格形成
生きるための欲求と環境への適応
心理臨床における問題の理解(アセスメント)
(1)
心理臨床における問題の理解(アセスメント)
(2)
心理臨床における問題の理解(アセスメント)
(3)
7
8
9
10
問題への介入(1)
精神分析理論の活用
問題への介入(2)
非支持的アプローチの実際
11
12
13
14
問題への介入(3)
絵画療法の実際
箱庭療法の理論と実際
問題への介入(4)
15
まとめ
授業の進め方、臨床心理学の定義、目的・方法、臨床心理学の歴史
性格とは、性格理論、性格形成と発達段階、環境と性格形成
欲求の意味・種類・階層、欲求不満とストレス、適応と不適応
アセスメントとは、データ収集・分析の方法、異常心理
個人の発達と心理的問題、家族の発達と心理的問題
発達過程で生じる障がいや問題(知的障害・広汎性発達障害・LD・
AD/HD・いじめ・飛行・ひきこもり・自殺等)
精神力動的心理療法(精神分析・分析心理学)
エゴグラム・交流分析の理論と実際
クライエント中心療法、クライエントのパーソナリティ変容の条件
積極的傾聴と応答(受容・繰り返し・承認・非支持的リード・感情の反
射・感情の明確化)
芸術療法の意味、種類・事例
樹木画、スクイグル、風景構成法、コラージュ等
箱庭療法とは、グループ箱庭演習・ディスカッション
遊戯療法とは、遊ぶことの意味、遊びを通した問題解決、アクスライ
ンの8原則
臨床心理学の視点に基づく子ども理解と支援に向けた自己課題と学
びの活かし方
− 104 −
23200
科目コード
授 業
科目名
配当年次
教育心理学A(初等)
2
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
勝田 麻津子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
初めて教育心理学を学ぶ学生が、教育現場の課題について理論的背景を確認するために、「幼児、児童、生徒の心身の
発達及び学習課程(障害のある幼児、児童、生徒の心身の発達学習の過程を含む)」を学ぶ。教育活動や教育支援の学
習へと発展するための基礎固めを目指し、発達・学習・障害の観点から発達・学習の心理学を学ぶ。
<授業の到達目標>
(1)幼児、児童、生徒の心身の発達及び学習課程(障害のある幼児、児童、生徒の心身の発達学習の過程を含む)を学ぶ。
(2)発達・学習・障害の観点から発達・学習の心理学を学ぶ。
<授業の方法>
テキストによる講義
<準備学習(予習・復習等)>
予習として、教科書・ノートで学習内容を予習しておくこと。復習として時間の終わりに実施する復習テスト、レポー
ト内容を理解すること。
<成績評価方法>
①定期テスト、②毎時間提出するレポート、③毎時間実施する小テスト、を総合的に評価する。
<教科書>
柏崎秀子 編著(2010.4.10)「教職ベーシック 発達・学習の心理学」北樹出版 1,900円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
(1)授業胚葉、到達目標、評価方法、進め方等説明
教育心理学を学ぶ意義
(2)教育心理学を学ぶ意義について
2
発達の原理
発達の定義、発達の要因、発達の過程について、ピアジェのよる認知発達機能の
3
乳児期の発達
4
幼児期の発達
5
児童期の発達
6
青年期の発達
身体的発達、認知的発達、青年期の対人関係、自己形成のプロセスについて学ぶ
7
発達と教育
発達課題(ハヴィガースト、エリクソン)への理解、発達の促しへの理解、文化
発達段階を理解する
身体・運動機能の発達、認知能力の発達、対人関係の発達、言葉とコミュニケーショ
ンの発達について理解する
身体・運動機能の発達、知的能力の発達、社会性・人とのかかわり発達について
理解する
身体と運動機能の発達、知的能力の発達、人間関係の発達、道徳性の発達につい
て理解する
と発達について考える
8
学習理論について
9
効果的な学習方法について
「学習」の意味を考え、古典的条件付けとオペラント条件付けについて学ぶ
学習の認知説を理解し、効果的な学習を行う方略を考える
10
学習と記憶
さまざまな記憶の種類を理解し、上手に覚えること、思い出す方法について学ぶ
11
動機づけについて
動機づけのメカニズムを理解し、内発的動機づけと外発的動機づけについて学ぶ
12
学力と知能につて
知能の根幹としてのメタ認知について理解し、創造性とは何かを考える
13
特別支援教育について
ICFもでるによる障害理解、特殊教育から特別支援教育への変化について学ぶ
14
発達障害の理解と支援
発達障害の概念を理解し、よりよい支援・教育の在り方について考える
15
まとめ
発達・学習・障害の3領域から統合的に子どもを育む在り方についての理論的過
程をまとめる
− 105 −
23201
科目コード
授 業
科目名
配当年次
教育心理学B(中等)
2
配当学期
前期
区 分
専門基礎/コア
担当者名
吉澤 英里
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、教育心理学分野の理論や知見を踏まえ、子どもをよりよく理解し支援することについて学ぶことを目的と
する。教育には様々な心理的側面が複雑に関係している。本講義では、特に発達・学習・評価と測定などのテーマを扱う。
<授業の到達目標>
教育心理学に関する知識を得るだけでなく、その知識を整理し、論述ができるようになることを目指す。
<授業の方法>
授業は講義形式で行われる。授業の最後には課題を実施し、講義内容の定着を図る。なお、教科書は使用しない。適宜、
資料を配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業の内容をただ理解するだけでなく、自分なりに情報を整理し、アウトプットする作業が求められる。そのため、出
席する"だけ"では単位の取得は非常に困難であろう。授業中のノートテイクはもちろんのこと、授業後の復習も必須で
ある。
<成績評価方法>
定期試験で評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
西村純一・井森澄江(2010.5.10)「教育心理学エッセンシャルズ」ナカニシヤ出版 2,200円+税
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション/教育心理学の概説
授 業 内 容
講義の進め方・評価についての説明/教育心理学で扱われるテーマ
の紹介
2
発達の基礎
“氏か育ちか”をめぐる理論について
3
発達段階とその特徴
乳児期~青年期の発達的特徴
4
認知的発達
Piajetの発達理論について
5
学習の理論①
連合説に関する諸理論について
6
学習の理論②
認知説に関する諸理論について
7
学習法
心理学から生まれた学習法について
8
評価
教育評価の方法について
9
知能のとらえ方
知能のとらえ方と測定方法
10
パーソナリティ理論①
パーソナリティ理論に関わる理論家とその内容
11
パーソナリティ理論②
類型論について
12
パーソナリティ理論③
特性論について
13
パーソナリティの測定法
質問紙法/投影法/作業検査法の特徴について
14
防衛機制の理論
欲求と防衛機制の諸理論について
15
まとめと総括
これまでの内容を振り返る
− 106 −
科目コード
23202
区 分
専門基礎/コア
授 業
科目名
教育社会学
担当者名
鈴木 瞬
配当年次
2
配当学期
前期
2
単位数
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育社会学は社会学の立場から「教育」をながめる学問である。通常、「教育」と聞けば真っ先に「学校」が思い浮か
ぶであろう。しかし、「教育」という現象は「学校生活」の限られた空間・時間だけでなく、家庭や身近な大人たちと
の関わりの中で日常的に発生する、不断の社会的営為である。本講義では、教育にまつわる様々な事象を社会との関係
性において捉え、そうした観点から受講生がこれまで過ごして来た学校生活を振り返り、また「教師になるとは何を意
味するのか?」という根源的な問いも含めて幅広く理解して行くことを目的とする。
<授業の到達目標>
教育と社会との関係について基本的な知識を提供するとともに、私たちが生きている「社会」におけるさまざまな教育
課題や教育的事象を考えていく。受講生が,自らに関わる「教育」や「社会」を問い直す力を身に付け、主体的・再帰
的に自らが教師を目指す意味を問う姿勢を持つことを目的とする。
<授業の方法>
主に講義形式で進めるが、具体的なテーマによってはグループワークを行うこともある。必要に応じて適宜資料を配布
する。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に翌週の講義内容で扱うテーマについて伝えるので、新聞や文献等を活用し、キーワードを確認しておく。また、
ただ聴講するのではなく、授業中に紹介する文献などを積極的に読んで理解を深めるとともに、資料等の理解を踏まえ
て、テーマについて考察を深め、自身の考えを述べられるようにする。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、グループワーク等の学習状況 20%、最終レポート 50%
<教科書>
指定しない
<参考書>
耳塚寛明編(2014)「教育格差の社会学」有斐閣アルマ 1,900円
広田照幸(2011)「教育論議の作法-教育の日常を懐疑的に読み解く-」時事通信社 1,600円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
講義概要(進め方、評価等)についての説明
2
教育と社会(1) 教育社会学についての概説
教育社会学についての説明
3
教育と社会(2) 「教える」と「学ぶ」の非対称性
教える-学ぶ関係の非対称性
4
学校と社会(1) 学校的社会化
授業や学校生活を通した学校的社会化の特徴
5
学校と社会(2) 学校の組織的特徴
組織、社会システム、意思決定、協働
6
教師の社会学(1) 教師の職務特性
再帰性、不確実性、無境界性、多忙感
7
教師の社会学(2) 現代的課題
職務環境、メンタルヘルス
8
学校生活の社会学(1) 児童生徒の意識
小・中学生の生活と意識調査の実態
9
学校生活の社会学(2) 学級経営
スクールカースト、いじめ
10
教育格差の社会学(1) 学力格差
学力格差と要因、文化的再生産
11
教育格差の社会学(2) 子どもの貧困
子どもの貧困対策
12
教育福祉の社会学(1) 幼保一元化
認定子ども園における教育と養護
13
教育福祉の社会学(2) 子どもの放課後支援
縦割り行政とその越境
14
教育問題の社会学
若者論
15
総括
これまでのまとめと総括
− 107 −
科目コード
23203
区 分
コア
授 業
科目名
地域社会学
担当者名
鈴木 瞬
配当年次
2
後期
配当学期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
地域社会学は、人と社会の関係を「地域」という生活空間における諸様相から解明する領域である。わが国では、明治
期の産業近代化の進行および戦後の高度成長期に加速した都市部への人口集中が、地方の地域社会の変容・衰退を加速
させた。また、かつては都市部の下町にすら存在していた地域社会も匿名性の中に埋もれ、今や地方においても同様の
事態が起きている。本講義では、地方に残る伝統的地域の様子や、都市部における地域再生の取り組み、若者のU/Iター
ン現象の背景などを考えつつ、現代社会における人間疎外への視点を軸に「人々のつながり」として地域を考える。
<授業の到達目標>
「地域社会学」に関する基本的な知識を理解するとともに、私たちが生きている「地域社会」におけるさまざまな課題
や問題を考えることができる素養を身につける。また、本学と身近な地域社会に目を向け具体的な課題について考える
作業を通して、身近な生活とかかわった地域社会が内包する課題や問題に主体的にかかわることができるようになるこ
とを目指す。
<授業の方法>
主に講義形式で進めるが、具体的なテーマによってはグループワークを行うこともある。必要に応じて適宜資料を配布
する。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に翌週の講義内容で扱うテーマについて伝えるので、新聞や文献等を活用し、キーワードを確認しておく。また、
ただ聴講するのではなく、授業中に紹介する文献などを積極的に読んで理解を深めるとともに、資料等の理解を踏まえ
て、テーマについて考察を深め、自身の考えを述べられるようにする。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、グループワーク等の学習状況 20%、最終レポート 50%
<教科書>
指定しない
<参考書>
森岡清志編(2008)「地域の社会学」有斐閣アルマ 1,900円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
2
地域を考える(1) 〈地域〉
〈地域〉の多義性、多重性
講義概要(進め方、評価等)についての説明
3
地域を考える(2) 〈地域社会〉
〈地域社会〉とコミュニティ概念の整理
4
地域を考える(3) 地域の集団とネットワーク
ネットワークと地域、集団、階層
5
地域を考える(4) 地域社会における共生
新住民と旧住民との共生関係
6
地域社会と大学(1) 大学と地域のつながりの課題
KJ法を用いたグループワーク
7
地域社会と大学(2) 大学と地域のつながりを促進するシステム
グループワークの結果の発表と討議
8
子育てと地域社会(1) 基礎的概念
都市化、家族形態と育児環境の変化
9
子育てと地域社会(2) 地域社会と子どもの発達
子どもの発達における地域社会の影響
10
子育てと地域社会(3) 子育ての社会化と地域的支援
子育て支援の進展と衰退
11
フィールドワーク
地域主体の子育て支援活動への参画
12
地域社会と学校(1) 基礎的概念
教育行政と地方自治体、学校と地域の関係
13
地域社会と学校(2) 地域による学校支援
学校支援ボランティア、学校運営協議会
14
地域社会と学校(3) 教育内容としての地域
フィールドワークを通した地域との連携実践
15
総括
これまでのまとめと総括
− 108 −
科目コード
23300
区 分
専門基礎
授 業
科目名
教育相談の理解
担当者名
住本 克彦
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育相談とは、子ども達の自立や自己実現を促す指導や援助のことで、教師は、常にカウンセリング・マインドを持っ
て子どもに接することが求められている。本授業では、教育相談の理論と方法(カウンセリングを含む)の基礎的知識
について学習を進め、年間教育相談計画も作成し、実践的な学習もする。
<授業の到達目標>
教育相談とは、子ども達の自立や自己実現を促す指導や援助のことである。本授業では、そうした具体的事例への対応力、
予防教育力とともに、教育相談の理論と方法(カウンセリングを含む)の基礎的知識について理解することを目標とする。
<授業の方法>
必要に応じてプリントを配布。教育相談の意義と実際について、具体的な事例等から学び、カウンセリングの理論や技
法等についても紹介し、教育相談計画も作成する。また、学内に留まらず研究会・学会等への参加も積極的に行うこと
とする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布されたり、提示されたりした資料や参考図書等に目を通し、授業の理解を深める。また、毎時間予習課
題と復習課題は提示する。
<成績評価方法>
出席状況、課題提出、授業態度等で「関心・意欲・態度」30%、レポート内容、到達度評価等で「知識・理解」70%、
両方を総括し、評価する。
<教科書>
特になし。
<参考書>
國分康孝「カウンセリングの理論」誠信書房 2,300円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
教育相談の意義
教育相談の意義と課題について理解する。
2
教師のカウンセリング・マインド
カウンセリング・マインドの内容について理解する。
3
事例から考える(1)
不登校やいじめ等の事例から、支援のあり方の基本を探る。
4
事例から考える(2)
学級崩壊や児童虐待等の事例から、支援のあり方の基本を探る。
5
カウンセリングの原理
カウンセリングの特質について理解する。
6
カウンセリングの理論(1)
精神分析理論の基礎を理解する。
7
カウンセリングの理論(2)
自己理論の基礎を理解する。
8
カウンセリングの技法(1)
個別対応の技法の基礎について理解する。
9
カウンセリングの技法(2)
グループアプローチの技法の基礎(1)を理解する。
10
カウンセリングの技法(3)
グループアプローチの技法の基礎(2)を理解する。
11
教育相談計画の作成(1)
教育相談活動の実際(1)について理解する。
12
教育相談計画の作成(2)
教育相談活動の実際(2)について理解する。
13
スクールカウンセラーとの連携
スクールカウンセラー制度の成果と課題について理解する。
14
教師のメンタルヘルス
ストレスマネジメント教育の実際について理解する。
15
到達度確認とまとめ
授業の総括をする。
− 109 −
科目コード
23300
区 分
コア
授 業
科目名
教育相談の理解
担当者名
浅田 栄里子
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
いじめの問題や不登校生徒、暴力、ネット犯罪など、生徒に関わる問題は益々多様化・深刻化している。こうした生徒
指導上の問題に教師か適切に取り組むことができるよう、学校における教育相談体制の充実が求められている。「カウ
ンセリングマインド」をもって生徒に接することができるよう、教育相談の理論と方法の基礎を学ぶことを目的とする。
<授業の到達目標>
1 教育相談の理論と方法(カウンセリングを含む)の基礎的知識を理解する。
2 教育相談に関する実践力やコミュニケーション力を身につける。
<授業の方法>
資料プリントを配布し、それに基づいて講義を進める。講義内においてレポートを作成し提出することを、出席確認と
しても扱う。
授業形態は、個別支援や集団支援の実際の場を想定したロールプレイ等を含んでいるので、講義形式だけではなく演習
形式等の様々な形式を取り入れた講義を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
配布される資料プリントを読み、授業の理解を深めること。また、適宜小テストを実施するので、復習をしっかり行っ
ておくこと。
<成績評価方法>
出席状況・受講態度 30%、授業レポート、小テスト 30%、定期考査 40%
<教科書>
特に指定しない
<参考書>
特に指定しない
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進め方などについてのガイダンス 教育相談についての
2
教育相談の意義について
教育相談の意義と課題について理解する。
3
事例から考える(1)-不登校・いじめ-
不登校やいじめの事例から、支援のあり方を考える。
4
事例から考える(2)-学級崩壊・児童虐待-
学級崩壊や児童虐待の事例から、支援のあり方を考える。
5
カウンセリングの基本
カウンセリングの基本的知識を理解する。
6
カウンセリング理論(1)-自己理論-
自己理論の基礎を学ぶ。
7
カウンセリング理論(2)-精神分析-
精神分析理論の基礎を学ぶ。
8
カウンセリング理論(3)-行動療法-
行動療法の基礎を学ぶ。
9
カウンセリング技法(1)-個別面接-
個別面接の基礎を学ぶ。
10
カウンセリング技法(2)-エンカウンタ-
集団への対応の基礎として、構成的グループエンカウンターに
11
カウンセリング技法(3)-SST-
集団への対応の基礎として、SSTについて学ぶ。
12
教育相談の組織について
学校における教育相談活動の実際について理解する。
13
教育相談の連携について
スクールカウンセラーや外部機関等との連携について学ぶ。
14
教師のメンタルヘルスについて
バーンアウト(燃え尽き症候群)等精神疾患での休職率の高さ
理解
ついて学ぶ。
など日本の教師を巡る諸問題について考える。
15
まとめ
まとめ
− 110 −
科目コード
24102
区 分
専門基礎
授 業
科目名
時事英語
担当者名
アンソニー ウォルシュ
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
This class will provide an overview of current events occurring around the world. Through identifying
places of interest, students will be encouraged to research activities and events in various regions.
<授業の到達目標>
The goal of this class is for students to develop an interest in lifestyles of different cultures as well as
grasp a perspective of foreign culture through acting as a tour guide.
<授業の方法>
Students will engage in class activities, research on the PC as well as make presentations in small groups.
This is a very practice class, so expect to learn from peers as well as from the teacher.
<準備学習等(予習・復習)>
The world is a small place, yet students will be encouraged to make decisions about the activities they
are interested in doing abroad in the future.
<成績評価方法>
WebQuest 40%,Final exam 40% and Quizs 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Introduction
Ice-breaker activities
2
TV shows
Frequency words
3
Everyday activities
Likes and dislikes
4
Entertainment
What to do in Japan ?
5
Making a plan
Cherry Blossom Party
6
Intro to WebQuest
Internet research
7
Continue WebQuest
Continue
8
Peer Review
Discussion on WebQuest Designs
9
Presentation
Debriefing session
10
Teaching issues in Japan
Learning theories
11
Personality test
Assessment of personality traits.
12
Global comparisions
Compare and contrast
13
Leadership styles
Scenarios and choosing a leadership style
14
Aboriginal issues
Story telling
15
Revision
Exam review
− 111 −
科目コード
24103
区 分
教養
授 業
科目名
時事問題
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
時事問題はとは、現在起きている政治、経済、国際、社会一般における様々な現象、事件、問題等の総称であり、その
範囲は非常に広い。時事問題として取り上げられている事象を理解するためには、その背景となる知識が必要であり、
それを理解した上で、関連する事柄を論理的に結びつける作業が必要となる。
<授業の到達目標>
この科目では、いくつかの時事問題を取り上げ、その背景知識を学ぶとともに、現在の日本や世界の情勢について理解
を深め、国際的な見方や考え方を養う。学習によって得られた知識を論理的に組み立て、自分なりの意見が持てるよう
にする。
<授業の方法>
教科書と配布する資料で授業を行う。時事問題という科目の性格上、様々なメディアで取り上げられたニュースを授業
で取り上げていくが、授業で学ぶ中心はその背景知識である。ニュースとその背景となる事柄を関連付けながら学んで
いこう。
<準備学習(予習・復習等)>
テーマごとに、現状を調べる課題を出す。新聞、インターネット等のニュースに注目してほしい。
<成績評価方法>
課題 40%、定期試験 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
時事問題とは
時事問題とは何か。この授業で何を学ぶのか。
2
消費税率UP
消費税の仕組みと税率アップの理由と背景について
3
日本の政治(1)
日本の政治の仕組みと選挙について
4
日本の政治(2)
外交問題(貿易、領土問題等)について
5
世界情勢(1)
今、世界で起こっている対立や紛争とその背景について
6
世界情勢(2)
日本と世界各国との関係。対立や協定について
7
世界情勢(3)
経済やエネルギー問題等の国際間の協力について
8
世界情勢(4)
国際社会における今後の課題について
9
環境問題(1)
地球規模の環境問題と世界各国の協力について
10
環境問題(2)
地球規模の環境問題と世界各国の協力について
11
災害
近年被害規模が大きくなっている災害についてとその対策など
12
教育問題(1)
日本の教育の仕組み。現在、日本が抱える教育の問題について
13
教育問題(2)
世界の教育事情と日本の教育
14
日本メディア、海外メディアの実態
NHKとBBCの比較など
15
まとめ
− 112 −
科目コード
24104
区 分
コア
授 業
科目名
異文化コミュニケーション論
担当者名
田村 綾子
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
グローバル化が進む現在、異文化を背景として持つ相手と接触する機会も増えている。この授業は、まず自分を知り、
次に相手の文化を理解し尊重する態度を身につけることを目的とする。授業では、様々な事例を読んだり、ゲ-ムをした
りしながら、異文化理解の方法とコミュニケーションの方法を学んでいく。
<授業の到達目標>
①自分の持っている価値観、それを支える背景的文化を知る。
②相手の文化を知り、それを尊重する態度を学ぶ。
③異なる文化背景を持つ人々と協力できる関係をどのようにすれば築けるか知る。
<授業の方法>
授業では様々なエクササイズをする。積極的に参加してほしい。エクササイズによっては発表をしてもらう場合もある。
<準備学習(予習・復習等)>
授業後に、毎回学んだことを簡単にまとめて提出してもらうので、きちんと提出してほしい。
<成績評価方法>
授業時の発表 10%、毎回提出する課題 40%、最終レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
原沢伊都夫(2013.7.1)「異文化理解入門」研究社 2,200円
<授業計画>
回
テーマ
1
イントロダクション
2
3
4
文化とは①
文化とは②
異文化適応①
5
異文化適応②
6
7
視点を変える
ステレオタイプ
8
9
差別と異文化理解
世界の価値観
10
11
12
異文化トレーニング
異文化受容
自分を知る
13
非言語コミュニケーション
14
コミュニケーションスタイル
15
まとめ
授 業 内 容
授業の進め方とこの授業で目指すものについて説明する。異文化理解の意義に
ついて考える。
文化の定義について学び、自分の文化を振り返る。
私たちが属している文化について考え、そこから異文化とは何か考える。
私たちが異文化の中におかれた時、どのように適応していったか、自分の体験
を振り返る。また、異文化適応の理論を学ぶ。
ゲームを行い、異文化に接触したときの疑似体験をする。その体験から感じた
ことを話し合う。
いくつかの活動を通じて、視点を変えてみる練習をする。
自分が持っている固定観念に気付く活動を行う。また、固定観念を持つ理由を
学ぶ。
DVDを見て、差別が起こる原因について考える。
様々な価値観について知り、それについて考える。最後に、意見交換を行い、
自分の価値観と他者の価値観を比較する。
異文化を理解するトレーニングを一つ体験し、異文化理解の方法を知る。
異文化を受け入れるプロセスを学び、自分の異文化受容度を内省する。
自分を知るための簡単なテストや活動を行う。授業の最後に今日知った自分に
ついて発表してもらう。
非言語コミュニケーションにはどのようなものがあるか学び、自分はどのよう
な非言語コミュニケーションをしているか内省する。
自分のコミュニケーションスタイルを知る。また、
相手を尊重するコミュニケー
ションの方法を考える。
大学にも様々な文化を持つ人たちがいます。自分も含め様々な文化を持つ人た
ちが大学生活を安心して送るにはどのように大学が変わればよいか、グループ
で話し合い、発表する。
− 113 −
科目コード
24105
区 分
専門基礎
授 業
科目名
英米文学
担当者名
中村 仁美
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業の目的は、イギリスやアメリカの文学作品を通して英語に親しむことである。様々な時代に、様々な場所で、様々
なひとに向けて書かれた作品に触れながら、豊かな英語表現や人間の普遍的経験について考える。ジャンルとしては主
に絵本、児童文学、民謡、詩を取り上げる。課外活動やブックトークも取り入れるため、受講生には積極的な参加としっ
かりとした予習が必要とされる授業である。
<授業の到達目標>
・新たな語彙や英語表現の習得
・まとまった量の英文(初級レベル)を正確に聴き/読み、内容理解に基づく問題に正答できる
・取り上げられる作品の社会的・文化的背景についての知識の習得
<授業の方法>
毎回各自が予習をしてきたプリントに取り組む。授業時には必ず英和辞書を携行すること。
<準備学習等(予習・復習)>
毎回テクストからの抜粋をプリントで配布するので、丁寧に辞書を引いて読んでくること。
予習をしていない学生の授業への参加は認めない。
<成績評価方法>
受講態度 20%、予習の出来 20%、中間試験(Mid-Term Test)30%、最終試験(Final Test)30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
英米文学への誘い
イギリス・アメリカの成り立ち、英語史
2
英米文学の世界
図書館にてブックトークの準備
3
英米絵本 (1)
絵本をかじる Ian Falconer,“Olivia”Olivia
4
英米絵本 (2)
絵本をかじる Maurice Sendak,“Where the Wild Things Are”
5
英米童話 (1)
名作をかじる A. A. Milne,“Winnie-the-Pooh”
6
英米童話 (2)
名作をかじる Lewis Carroll“Alice's Adventures in Wonderland”
7
英米童話 (3)
名作をかじる Lewis Carroll,“Alice's Adventures in Wonderland”
8
Mid-Term Test
中間試験
9
英米詩 (1)
懐かしい調べ British and Irish Folk Songs
10
英米詩 (2)
新しい調べ American Folk Songs
11
英米詩 (3)
恋とは、愛とは Love Poems
12
英米詩 (4)
生とは、死とは Poems about Life and Death
13
英米詩 (5)
これって詩? Modern Poems
14
英米詩 (6)
英詩を作る Blackout Poems, Acrostic Poems
15
総復習
総復習
− 114 −
科目コード
24106
区 分
専門基礎
授 業
科目名
英米文学史
担当者名
中村 仁美
配当年次
1
後期
配当学期
単位数
2
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
『ガリヴァー旅行記』、『不思議の国のアリス』、『フランケンシュタイン』…一度でも耳にしたことがあるという人には、
すでに本授業への扉は開けている。この授業では英米(主としてイギリス)の文学史を概観し、今日まで名を残す作家
や作品の魅力について考える。イギリスの文学には私たちになじみあるものが多いうえ、その歴史は英語の歴史とも密
接に関わっている。読書を楽しむための素養と、国際人に求められる教養を身につけることを目指す。
<授業の到達目標>
・イギリス文学の代表的作品、およびその社会的・思想的背景を説明できるようになること。
・プレゼンテーションや小レポートを通じ、自分の考えを発信する力を身につけること。
<授業の方法>
毎回「グループ発表 → 質疑応答と評価 → 担当者による補足的講義」の流れで進める。配布資料を中心に、関連する映
像や音響教材を使用したり、実際にテキストを読んだりしながら進める。
<準備学習等(予習・復習)>
毎回復習クイズを行うので、準備してくること。
<成績評価方法>
受講態度(プレゼン含む)30%、小レポート 30%、最終試験(Final Test)40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業ガイダンス
自己紹介、お茶の間のイギリス文学
2
イギリス文学への招待
英語史-石は何を語る?
3
チョーサーの時代-14・15世紀の文学-
英詩はいかに生まれたか
4
シェイクスピアの時代-16世紀の文学-
泣く子も黙るシェイクスピア
5
ミルトンの時代-17世紀の文学-
宗教革命のなかの詩人たち
6
ドライデンとポウプの時代-王政復古~18世紀前半の文学-
古典主義とジャーナリズムの誕生
7
ジョンソンの時代-18世紀後半の文学-
ロマン主義前夜
8
ワーズワスの時代-19世紀初期の文学-
ロマン主義の世界
9
テニソンの時代-19世紀中期の文学-
小説の黄金時代 ヴィクトリア朝
10
ハーディの時代-19世紀後期~20世紀初期の文学-
11
ジョイスの時代-現代の文学-
12
【特別編】英米児童文学の歴史
13
【特別編】英米絵本の歴史
「世紀末」のおののきとアイルランド独立
モダニズム-文学は進化し続ける
子ども部屋の異変-イギリスの児童文学
「子ども」とは誰か-絵本を考える
14
小レポート発表会、補足など
各自のテーマに沿ったレポート発表
15
総復習
総復習
− 115 −
科目コード
24200
区 分
専門基礎
授 業
科目名
英語文法
担当者名
井上 聡
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
「英文法はコミュニケーションを支える基礎である」という前提をふまえ、文法項目ごとの知識を整理するだけでなく、
意味・形式・機能の関係から、英文に含意されるニュアンスの違いについて指導を行います。海外留学経験を通して得
たインプットを磨く上で最適の機会となるでしょう。
<授業の到達目標>
(1)文法知識の整理
(2)明示的説明
(3)状況に応じた適切な産出
<授業の方法>
英語による導入、演習、説明、質疑、課題
<準備学習(予習・復習等)>
課題(レポートと演習)
<成績評価方法>
参加意欲 30%、課題提出 30%、定期テスト 40%
<教科書>
萩野俊哉(2008)「英文法指導Q&A」大修館書店 1,944円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Sentence pattern
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
2
Tense & Aspect(1)
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
3
Tense & Aspect(2)
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
4
Modal verb
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
5
Subjunctive
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
6
To infinitive
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
7
Gerund
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
8
Participle
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
9
Relative pronoun(1)
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
10
Relative pronoun(2)
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
11
Comparative(1)
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
12
Comparative(2)
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
13
Preposition(1)
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
14
Preposition(2)
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
15
Summary
Drill,Explanation,Discussion,Assignment
− 116 −
科目コード
24201
区 分
専門基礎
授 業
科目名
比較文化論
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
基本的にはこの授業で「文化」とは何かを学びます。これまで皆さんが自然に身についている文化とはどういう物なの
かを考え、それを元に世界に存在する様々な文化を考察し、比較をしていく。グローバル化の進む日本社会や国際社会
を多角的な視点で捉える知識を身につける。
<授業の到達目標>
世界の文化の様々な事例を基に「文化」に対する理解を深め、グローバル社会に求められる文化アイデンティティ、異
文化理解の知識を身に付ける。
<授業の方法>
毎回プリントを配布し、それに基づいて講義する。この授業は理論だけでなく学生による意見交換やグループ発表も行
います。授業は基本的に日本語で行います。
<準備学習(予習・復習等)>
配布したプリントをよく読んで復習し、シラバスでテーマや授業内容を調べて予習すること。
<成績評価方法>
授業への取り組み、発表を平等に評価 20%、レポート 30%、定期発表 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と展開。比較文化に関する小アンケート調査を行う。
2
比較文化論 序論
比較文化論とはなにか
3
異文化理解と多文化共生
多文化国家と移民の関係
4
ヨーロッパ文化
ヨーロッパの現代文化、キリスト教文化
5
アメリカ文化
アメリカの現代文化
6
ラテンアメリカ文化
ラテンアメリカの現代文化
7
世界の原住民
原住民の実態
8
学生によるプレゼンテーション
グループ発表
9
アジアの文化
アジアの現在
10
日本の文化
日本の現代文化
11
世界の日系人
日本からの移民と文化
12
世界が見る日本
日本のイメージとその変化
13
日本に暮らす外国人
在住外国人の現状と文化
14
日本の多文化
多文化共生社会と日本
15
授業のまとめ
まとめ
− 117 −
科目コード
24202
区 分
コア
授 業
科目名
国際関係論
担当者名
高橋 利弘
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
現在、世界はグローバル化している。つまり他国との関係、依存が強まる一方であると考えられている。たとえば日本
の場合、アメリカや中国との経済関係が欠かせない。このように政治、経済、環境、文化などは国際関係がなければ平
和で安定した国民生活を送ることはできない。現在、日本と外国の関係がどのようになりたっているか、社会に出る前
に知っておきたい国際関係論の基礎を学ぶ。国際関係が実際にどう発展してきたのかを知るため、特に冷戦終結後の世
界史を概観する。
<授業の到達目標>
私たちが世界と密接に結びつき合っているということを知ることによって、世界を多様に見る眼を養うことがこの科目
の目標である。このことにより国際社会に生きる日本人として、世界の人々と協調し、国際交流などを積極的に行って
いける資質・能力を養う。
<授業の方法>
毎回プリントを配布し、それに基づいて講義する。
<準備学習(予習・復習等)>
配布したプリントをよく読んで復習し、シラバスでテーマや授業内容を調べて予習すること。
<成績評価方法>
授業への取り組み、発表を平等に評価 20%、レポート 30%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
国際関係論紹介
講義の概要と展開
2
国際関係論の基礎(1)
国際関係論とは何か
3
国際関係論の基礎(2)
戦争と平和
4
国際関係論の基礎(3)
国際政治とはなにか
5
国際関係論の基礎(4)
安全保障と国際関係
6
国際関係論の基礎(5)
グローバリゼーションとはなにか
7
国際関係論の基礎(6)
国際社会における異文化の特徴
8
国際関係論の基礎(7)
多文化国家と多文化共生
9
日本の現状(1)
第二次大戦後の日本
10
日本の現状(2)
経済大国勢
11
日本の現状(3)
中国、韓国と日本の関係
12
世界における環境問題(1)
京都議定書の実態
13
世界における環境問題(2)
発展途上国の環境破壊
14
世界における移民問題
アメリカとヨーロッパの実態
15
まとめ
授業の復習
− 118 −
24301
科目コード
授 業
科目名
配当年次
上級英語A(TOEIC)
3
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
江原 智子
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講座では、リスニング・リーディング両セクションでTOEIC問題の傾向を理解し、スコアアップへつなげる。授業で
は文法詳細の説明以外は英語で進めたい。これは受講者全員の現状や意向を勘案し決定する。受講者は活発に発言し積
極的に参加するよう期待される。TOEIC高得点を目指すには普段からの自律学習の習慣・工夫が必須である。なお、期
間中に実施されるTOEIC(IP)テストは、必ず受検すること。
<授業の到達目標>
本授業ではTOEICでの700点以上のスコア取得および相当する運用力の獲得を目標とする。そのため受講者は取得ス
コアの目標値・期限を設定しており、受検の機会は全て活用する意識・姿勢が必要である。TOEICの試験は通常は
Listening/Readingのみであるが、授業ではTOEIC SWテストの手法も交え、4技能としての力の養成を含む。
<授業の方法>
本講座では指定の教科書・配布物を使い、事前学習を課す。授業では教科書を使用した予習の内容から基礎事項の確認
を、配布プリントで解き方(速読・速聴)や時間配分・応用問題演習に取り組む。ほぼ毎回、小テストおよび課題があり、
最終成績に含まれる。
<準備学習(予習・復習等)>
必ずその日の単元内容を事前学習の上、授業に参加すること。授業はその前提で進める。ほぼ毎時、前回の内容につい
ての復習テストがある。課題等が出された場合、常に次回の授業日が提出締め切りとなる。演習形式で進めるので、電
子辞書もしくは英和辞典、課題・ワークシートを管理するファイルを常備すること。
<成績評価方法>
授業参加・貢献度 10%、課題・事前学習 30%、小テスト 20%、定期テスト 40%
<教科書>
安河内哲也(2010)「新TOEIC TEST 英文法・語彙 スピードマスター」Jリサーチ出版 1,400円
松本恵美子(2012)「TOEIC TEST リスニング スピードマスター」Jリサーチ出版 1,600円
<参考書>
成重 寿(2012)「TOEIC TEST リーディング スピードマスター」Jリサーチ出版 1,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業ガイダンス・Listening section
事前テスト、受講規定の確認、リスニングセクションの特徴
2
リスニングと語彙問題①
Part 1(写真描写問題)・語彙問題(頻出語彙)
3
リスニングと語彙問題②
Part 2(応答問題)・語彙問題(品詞・接頭・接尾辞)
4
リスニングと語彙問題③
Part 3(会話問題①)・語彙問題(類語・反意語・派生語)
5
リスニングと語彙問題④
Part 3(会話問題②)・語彙問題(会話表現・熟語)
6
リスニングと語彙問題⑤
Part 4(説明文問題①)・語彙問題(連語・イディオム)
7
リスニングと語彙問題⑥
Part 4(説明文問題②)・語彙問題(ビジネス用語・表現)
8
Listening/vocabulary section 総復習、
復習テスト、リーディング・セクションの特徴と解き方
reading section
9
文法問題の解き方①
Part 5(文法問題①)、基本文法の見直し
10
文法問題の解き方②
Part 6(文法問題②)、文書の中の文法問題
11
読解問題①
Part 7(Single Passage ①:広告文・告知文)
12
読解問題②
Part 7(Single Passage ②:説明書・記事)
13
読解問題③
Part 7(Double Passage ①:手紙・email)
14
読解問題④
Part 7(Double Passage ②:求人・採用)
15
総復習
復習テスト、総括と振り返り
− 119 −
24302
科目コード
授 業
科目名
配当年次
上級英語B(言語理解)
3
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
井上 聡
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業では、オーセンティックな英文テキストを用い、英語を英語らしく読み、英語のまま理解する力を養うことを
目的としています。速く正確に読むための読解スキルを身につけましょう
<授業の到達目標>
(1)一定量の英文を早く正確に読む
(2)質の高い英文を理解し使う
(3)4技能を統合する
<授業の方法>
確認テスト、事前予習、演習、解説
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト内の予習コーナー
<成績評価方法>
参加意欲 30%、予習課題 20%、確認テスト 50%
<教科書>
Jim Knudsen(2014)PRACTICAL PSYCHOLOGY 南雲堂 1,800円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Never Fail
予習、解説、演習、課題
2
FYI
予習、解説、演習、課題
3
Kick it !
予習、解説、演習、課題
4
Mind over Matter
予習、解説、演習、課題
5
The Artist in You
予習、解説、演習、課題
6
Don't Worry !
予習、解説、演習、課題
7
Best Behavior
予習、解説、演習、課題
8
About Face
予習、解説、演習、課題
9
Mars or Venus ?
予習、解説、演習、課題
10
Good Job!
予習、解説、演習、課題
11
True or False ?
予習、解説、演習、課題
12
What a Jerk !
予習、解説、演習、課題
13
So Sad
予習、解説、演習、課題
14
Color Blind
予習、解説、演習、課題
15
For the Children's Sake
予習、解説、演習、課題
− 120 −
科目コード
24303
区 分
専門基礎
授 業
科目名
上級英語文法
担当者名
井上 聡
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業の目的は、(1)難度の高い問題演習を通して英文法への理解を深化させること、(2)実際の授業で生徒からの
質問に簡潔、明快に応えることのできる論理思考力を形成すること、の2点である。英語教員を目指す人だけでなく、
高度な英語力を身につけたいと思う人にとって絶好の機会となるであろう。
<授業の方法>
事前課題の提出→解説&討論
<学習課題(予習・復習)>
テキストの指定範囲を事前に解き、自己採点のうえ提出
<成績評価方法>
事前課題 30%、参加意欲 30%、定期テスト 40%
<教科書>
瓜生 豊・篠田重晃(2012)「大学受験スーパーゼミ 頻出英文法・語法問題1000」桐原書店 1,380円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
時制(1)
演習・解説・討論
2
時制(2)、態
課題提出・解説・討論
3
助動詞、仮定法
課題提出・解説・討論
4
不定詞、動名詞、分詞
課題提出・解説・討論
5
動詞
課題提出・解説・討論
6
形容詞
課題提出・解説・討論
7
副詞
課題提出・解説・討論
8
比較
課題提出・解説・討論
9
名詞
課題提出・解説・討論
10
代名詞
課題提出・解説・討論
11
関係詞
課題提出・解説・討論
12
接続詞
課題提出・解説・討論
13
前置詞
課題提出・解説・討論
14
一致・強調・省略・倒置
課題提出・解説・討論
15
まとめ
質問対応
− 121 −
科目コード
24304
区 分
専門基礎
授 業
科目名
上級オーラルコミュニケーションⅠ
(発展)
担当者名
中村 仁美
配当年次
3
後期
配当学期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
【概要】
本授業では、より良い英語によるオーラルコミュニケーションを目指して、主にスピーキングスキルの養成を行う。内
容としては、個人によるスピーチ/Microsoft Power Pointファイルを用いたプレゼンテーションや、グループによるディ
スカッションやアクティビティが中心である。しっかりとした準備とスピーキングに対する強い向上心が求められ、評
価においては相互評価制を取り入れる。
<授業の到達目標>
・聴こえてくる英文を瞬時に理解し、長い会話ができるようになること
・英語構文や適切なレスポンスの仕方等についての知識の増強
・学んだ内容を基に、英語で高度なプレゼンテーションやグループワークができるようになること
<授業の方法>
毎回、様々なトピックや課題に対して個人もしくはグループで取り組む。授業はAll Englishで行う。
<準備学習(予習・復習等)>
予習・復習、ならびに自主的な練習が不可欠である。内容については授業内で指示する。
<成績評価方法>
受講態度(プレゼンテーションを含む)100%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
Introduction
My Aim in This Class Tips for a Good Speech / Presentation
3
4
Conversation Practice (Role Play) English Bibliobattle
Conversation Practice (What's This Story?)
English Bibliobattle
Conversation Practice (Good Advice)
Best Advisor (My Favorite Quote)
Conversation Practice (Out on the Town)
Best Holiday Plan
Conversation Practice (Restaurant Owner)
My Favorite Restaurant
Conversation Practice (Travel Agent)
Places to See Before You Die
Conversation Practice (Job Seeker) My Dream Job
Conversation Practice (Shop Owner) My Favorite Item
Conversation Practice (Inventor) My Dream Invention
Conversation Practice (Older People)
Interview with Older People
Listening Quiz Our Favorite Scene
Listening Quiz Our Favorite Scene
Listening Quiz Final Speech
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
授 業 内 容
− 122 −
自己紹介、授業に関する説明
この授業への意気込み
よいスピーチ/プレゼンの極意
ビブリオバトル
ビブリオバトル
心に残る助言
最高の休日とは
お気に入りの飲食店
死ぬまでに行くべきところ
夢の仕事
お気に入りのアイテム
あったらいいな、こんなもの
尊敬する年上のひと
上級オーラルシアター
上級オーラルシアター
最終スピーチ
科目コード
24305
区 分
専門基礎
授 業
科目名
アジア太平洋文化と文学
担当者名
小迫 勝
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アジア太平洋地域の文化についての解説と文学作品の鑑賞を通して、人間としての生き方、家族、社会のありかたなど、
異文化と自文化について理解を得ていただきます。とくに、ニュージーランド、オーストラリア、中国、韓国、そして
日本の文化・文学について、政治的、歴史的観点も含めて概説します。
<授業の到達目標>
豊かな人間性、価値観、社会人としてのモラルなどに関して、アジア太平洋地域における古今の知識人・文人たちが現
代に伝える多様なメッセージを理解していただきます。そうして、異文化と自国文化の伝統について理解を深め、共生
力を育む基礎的知識と実践力を習得していただきます。
<授業の方法>
テキストを朗読させ、その内容について適宜、解説します。とくに英語圏における文学作品は、読解演習をとおして精
読します。
<準備学習(予習・復習等)>
とくに英語の文学作品読解にあたっては、辞書を引いて、発音と文脈に即した意味を予習しておいてください。復習と
して、自分の将来のキャリアに有効な知見として身につけたい内容について、参考書、インターネットなどを参照し、
自分のコメントを加えて、課題(レポート)として提出することが求められます。
<成績評価方法>
意欲的な受講・プレゼンテーション 20%、課題(レポート)40%、定期試験 40%。
<教科書>
ハンドアウト「アジア太平洋文化と文学」を配布します。
<参考書>
資料や参考文献は、テキストおよび授業の中で示します。
<授業計画>
回
テーマ
1
ニュージーランドの文化
ニュージーランドの歴史と文化素描
授 業 内 容
2
ニュージーランドの文学(1)
マンスフィールドとその後継者たちについて解説
3
ニュージーランドの文学(2)
マンスフィールドの短編小説『前奏曲』冒頭部読解演習
4
オーストラリアの文化
21世紀のオーストラリア文化とその表象について解説
5
オーストラリアの文学(1)
Louis Essonの詩鑑賞
6
オーストラリアの文学(2)
Robert Grayの詩鑑賞
7
アジアの文化
東洋のこころについて解説
8
中国の文化
中国文化の特色について解説
9
中国の文学(1)
中国の名詩鑑賞
10
中国の文学(2)
中国の名文鑑賞
11
韓国の文化
韓国人のしくみについて解説
12
韓国の文学
13
日本の文化
14
日本の文学(1)
『源氏物語』紅葉賀鑑賞
15
日本の文学(2)
『日本の詩歌』秀歌鑑賞
『つつじの花』を中心とする韓国文学素描
日本文化の歴史素描
− 123 −
科目コード
24400
区 分
専門基礎
授 業
科目名
上級オーラルコミュニケーションⅡ
(実践)
担当者名
岩中 貴裕
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
【概要】
この授業を通して、コミュニケーションのためのツールとして英語を使用する能力を習得する。「英語について知って
いる状態」から「英語を使える状態」へと移行するためには、意味のやり取りを目的として英語を使用する機会が必要
である。日常会話のレベルではなく、教育や社会が抱える様々な問題を題材とし、英語で自分の意見を述べる能力の習
得を目指す。
<授業の到達目標>
下記の3点の到達目標が達成できていることを、受講終了時に確認すること。
1.抽象度の高いテーマを題材として英語で自分の考えを論理的に述べることができる。
2.言語資源の不足をコミュニケーション方略で補いながら、英語でのコミュニケーションを持続することができる。
3.英語をコミュニケーションのためのツールとして使用し、
積極的にコミュニケーションを取ろうとすることができる。
<授業の方法>
プレゼンテーションやロールプレイを取り入れた授業を行う。ペア、グループでの話し合いが授業活動の中心となる。
<準備学習(予習・復習等)>
下記の授業計画を確認し、教科書の当該箇所を予習しておくこと。
<成績評価方法>
授業での貢献 30%、グループワーク 20%、授業内ミニレポート 20%
プレゼンテーション(グループ)10%、プレゼンテーション(個人)20%
<教科書>
Chase, B.(2013)Pathways 1: Listening, Speaking, and Critical Thinking. Cengage Learning. 2,800円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業の進め方・予習方法についての説明
2
Academic Track(1)
Listening to an Interview / Doing an Interview
3
Academic Track(2)
Doing an interview / Listening to an Informal Conversation
4
Academic Track(3)
Giving a Short Presentation about Yourself
5
Good Times, Good Feelings(1)
Listening to a Lecture / Discussing Celebrations and Holidays
6
Good Times, Good Feelings(2)
Listening to a Talk with Questions and Answers
7
Good Times, Good Feelings(3)
Giving a Presentation for a Small Group
8
Treasures from the Past(1)
Listening to a Talk about an Ancient City
9
Treasures from the Past(2)
Talking about the Past
10
Treasures from the Past(3)
Using Notes in a Presentation
11
Weather and Climate(1)
Listening to a Radio Show / Planning an Itinerary
12
Weather and Climate(2)
Listening to a Conversation among Friends
13
Weather and Climate(3)
Discussing Ways to Reduce Greenhouse Gasses
14
Focus on Food(1)
Listening to a Talk by an Anthropologist Professor
15
Focus on Food(2)
Creating a Description with Interesting Details
− 124 −
科目コード
24401
区 分
専門基礎
授 業
科目名
国際語としての英語
担当者名
アンソニー ウォルシュ
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
This class will introduce you to negotiating and finding solutions to major issues occurring around the world. Through
conflict resolution students will conceptualize the conundrums our world leaders are facing now and will need to act
upon in the near future. This class will also address ethical reasoning on why decisions are made.
<授業の到達目標>
The goal of this class is for students to understand the complexities of decision making and to work as a group to find
solutions.
<授業の方法>
Class discussions will be prominent, although individual efforts are what count. Each person can make a difference
and it is hoped the participants can be professional and cooperative.
<準備学習(予習・復習等)>
Have a basic understanding of world issues, therefore read the newspaper, everyday.
<成績評価方法>
Presentation 40%,Final Review 40% and in class Quiz 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Chaos Theory
Cause and effect
2
Africa
UN Development Goals
3
Populations
One Child Policy
4
Populations 2
Negative effects of having a One Child Policy
5
UN Delegates
Security Council
6
Demographics
Where,what,who,
7
General Assembly
The girl who silenced the world in 6 minutes
8
Presentations
African Bloc meeting
9
Debate
Standard Debate
10
Ethics
Looking out for Number One !
11
Ethics 2
What's best for the greatest number of people.
12
Ethics 3
the right thing to do.
13
Closing factories to save money
Moving business to 3rd world countries.
14
Discussion
Class overview
15
In class test.
Questions and Answers
− 125 −
科目コード
24402
区 分
専門基礎
授 業
科目名
人類と言語
担当者名
小迫 勝
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
人類が他の生物に比類ないほどに発達させた表現手段としての言語について、さまざまな側面を俯瞰します。さらに、
人間が自己の経験内容、行動様式、思考様式を伝える手段として使う言語について、その有効性と危険性などを含めて、
学術的考察を概説します
<授業の到達目標>
人類と言語に関するさまざまな角度からの知見が、豊かな人間性、協調性、社会的モラル、国際性、共生力を備えた社
会人として育てる中等教育に、いかに有効であるのかについて理解を深めます。
<授業の方法>
講義、演習、ディスカッション。
<準備学習(予習・復習等)>
ハンドアウトの内容について予習しておいてください。復習として、将来の自分のキャリアに活用したい授業内容を、
インターネットや参考書等を参照して理解を深め、自分のコメントを加えて課題(レポート)として提出していただき
ます。
<成績評価方法>
意欲的な受講・プレゼンテーション 20%、課題(レポート)40%、定期試験 40%。
<教科書>
著者(発行年月日)
ハンドアウト「人類と言語」を配布します。
<参考書>
参考文献は授業のなかで適宜指示します。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
言語と動物
動物のコミュニケーション
2
言語観の歴史
過去にことばはどのように考えられたか
3
人類と言語
ことばの本性
4
言語とこども
ことばの学習とその発達
5
言語相対性理論
サビア・ウオーフの仮説
6
言語と記号
ことばの記号性
7
言語と抽象
抽象のはしご
8
言語と行動
ことばが行動に与える影響
9
言語と思考
ことばが思考に与える影響
10
言語と意味
外在的意味と内在的意味
11
言語と文化
ことばの構造・文化の構造
12
言語と社会
方言と標準語
13
言語と芸術
言語芸術としての文学
14
マスコミとことば
マスコミのことばの社会的影響力
15
言語の科学
言語を科学する方法
− 126 −
科目コード
24404
区 分
専門基礎
授 業
科目名
英語で理解する日本社会の問題
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
近頃、日本とは何かを問う「日本人論」関係の本が多く出版されている。その多くは外国の文化との違いを比較し、自
分の文化を知ることの重要さが挙げられている。その理由の一つは英語で話しができても日本について話ができない若
者が増えているからだと考えられる。異文化を理解するためには自分の文化を知ることが求められる。
<授業の到達目標>
この授業では日本の社会や日本人の生活についての基本的な事柄を英語でどう表現するかを学ぶ。
<授業の方法>
日本の社会や日本人の生活について基本的な事柄を説明しそれを英語でどう表現するかを教授し、英語で説明できる能
力を身につけるよう指導していく。そして、日本の社会や日本人の生活を外国と比較し、国際社会という枠組みの中で
これらの問題を見つめ直し、理解を深め、国際的な見方や考え方、プレゼンテーション能力などを培っていく。毎回プ
リントを配布し、それに基づいて講義する。
<準備学習(予習・復習等)>
配布したプリントをよく読んで復習し、シラバスでテーマや授業内容を調べて予習すること。
<成績評価方法>
授業への取り組み、発表を平等に評価 20%、レポート 30%、定期発表 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
講義の概要と展開
2
日本の季節
The seasons in Japan
3
日本の年中行事
Holidays around the year
4
日本の文化(1)
From traditional music to Jpop
5
日本の文化(2)
Japanese Cuisine
6
日本のスポーツ
Sports in Japan
7
日本人の社会(1)
Society after the war
8
日本人の社会(2)
Life in Japanese companies
9
日本人の生活
Japan's countryside lifestyle
10
日本の教育
Japanese education system
11
日本の経済
Japanese economy after the war
12
日本のテレビ
Japanese media
13
日本の歴史
History before and after the war
14
日本の政治
Past prime ministers of Japan
15
授業のまとめ
まとめ
− 127 −
科目コード
25100
区 分
専門基礎
授 業
科目名
体育原理
担当者名
髙橋 徹
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業では、体育学を学ぶ上での基礎的知識となる体育・スポーツに関連する用語、概念、歴史的変遷などを概観しつつ、
それに加え、体育・スポーツが抱える現在的諸問題などについての解説を行う。また、授業を通して「体育とは何か?」
「スポーツとは何か?」という原理的な問いに向き合わせることで、体育・スポーツに携わる人間としてのアイデンティ
ティの確立や、体育・スポーツに関わる倫理的諸問題について思考する能力を高めるための機会を提供する。
<授業の到達目標>
本授業を受講することを通して、大学4年間を通じて体育学を学ぶ上での基礎的知識、思考力、課題発見能力などの習
得を期待する。特に、将来、体育教師やスポーツ指導者を含め、何らかの形で体育・スポーツに関わっていく際に、考
え方や判断のより所となる基礎的能力を得ることを到達目標とする。
<授業の方法>
講義形式を基本とするが、適宜、レポート課題や小テストに取り組みつつ授業をすすめる。
<準備学習等(予習・復習)>
授業後に講義内容の整理を行うこと。また、毎授業終了時に次回の授業予定を発表するので、参考書等の対応箇所に目
を通すなどして予習をすること。
<成績評価方法>
小テスト・レポート課題 50%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
友添秀則・岡出実則編(2005)「教養としての体育原理-現代の体育・スポーツを考えるために」大修館書店 1,800円
近藤良享(2012)「スポーツ倫理」大修館書店 1,600円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の内容と進め方、評価方法
2
体育原理の基礎理論
体育原理とは何か、なぜ体育原理を学ぶのか
3
体育の概念
「体育」という言葉の由来とその意味
4
体育とスポーツの概念
「体育」と「スポーツ」の違いについて
5
体育学の変遷
体育学の歴史、体育学の研究領域
6
体育と教育
体育における人間形成について
7
体育の意義
体育の存在意義について
8
体育・スポーツの指導者
体育教師とスポーツコーチの違いについて
9
体育・スポーツの教育環境
アフォーダンスの視点からみる体育・スポーツ
10
スポーツと身体
身体の捉え方、こころとからだを一体として捉えることの意味
11
スポーツと遊び
スポーツと遊びの関係
12
スポーツと教育
スポーツをする・できる・わかる・教えることの違いについて
13
スポーツとオリンピズム
オリンピズムとは何か、オリンピックの目指すもの
14
スポーツの倫理
スポーツでの体罰・暴力問題、ドーピング問題、フェアプレイ
15
まとめ
授業内容の総括、体育とは何か、スポーツとは何かを考える
− 128 −
科目コード
25101
区 分
専門基礎
授 業
科目名
健康科学概論
担当者名
吉岡 利貢
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
本講義では、現代社会における健康諸問題と健康阻害要因について探求する。すなわち、各ライフステージにおける健
康課題について掌握し、健康な生活習慣の形成、また健康を維持増進する方法やその課題について学修する。
<授業の到達目標>
各ライフステージにおける健康課題について掌握し、健康な生活習慣の形成、また健康を維持増進する方法やその課題
について知ることを目標とする。
<授業の方法>
各単元ごとに資料を配布し、その資料に基づき解説講義を行う。また、各単元終了ごとにチェックテストを実施し、理
解度を深める。
<準備学習等(予習・復習)>
各テーマに関して、参考書や資料などに目を通し、予備知識を得ておくと理解し易い。
<成績評価方法>
授業態度(小テスト等)30%、中間テスト 20%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
健康とは何か
2
我が国の健康状態
人口構造、疾病構造および国民医療費について
3
健康とは
WHOの健康の定義、ヘルスプロモーションの考え方
4
健康日本21
健康日本21が目指したものとその成果
5
生活習慣病
成人病と生活習慣病、生活習慣病予防
6
糖尿病
糖尿病の発症機序とその予防
7
メタボリックシンドローム
メタボリックシンドロームの診断基準とその予防
8
前半のまとめ
前半の復習と確認テスト
9
肥満
肥満の定義とその予防
10
サルコペニア
サルコぺニアの発症機序とその予防
11
ロコモティブシンドローム
ロコモティブシンドロームの発症機序とその予防
12
喫煙と健康
喫煙による健康被害
13
飲酒と健康
飲酒の効用と健康被害
14
薬物と健康
薬物の種類と健康への影響
15
精神的ストレスと運動
精神的ストレスが身体の健康に及ぼす影響
− 129 −
科目コード
25102
区 分
専門基礎
授 業
科目名
体育心理学
担当者名
崔 回淑
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ活動に対して意欲的であったり、運動技能の学習で優れたり、あるいは安定した競技パフォーマンスを発揮す
る人には、さまざまな原因が考えられるが、その1つに心理的側面を考慮する必要がある。本講義では、身体活動にお
いて原因と結果として作用する心理面について、体育心理学の理論を踏まえながら概説する。具体的には、身体運動の
心理的特性、運動学習理論、パーソナリティ及び動機づけを中心に取り上げて解説し、体育・スポーツの実践や指導場
面で役立つ体育心理学の基本事項について理解を深めることをねらいとする。
<授業の到達目標>
身体運動の心理的特性、運動学習理論、パーソナリティ及び動機づけ理論など、体育・スポーツの実践や指導場面で役
立つ体育心理学の基本事項について理解を深め、実践場面で応用できるようになることを目指す。
<授業の方法>
各テーマに沿った内容を資料やパワーポイントを用いて解説する。
<準備学習等(予習・復習)>
参考書及び参考資料を読んで事前に予習し、次回の講義に備える。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 30%、レポート作成・小テスト 40%、定期試験 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
杉原 隆 他 編著「スポーツ心理学の世界」福村出版 2,730円
中込四郎 他 編著「よくわかるスポーツ心理学」ミネルヴァ書房 2,520円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
<授業の概要>と進め方
2
運動の学習と指導(1)
運動学習の理論、学習はどのように進行するか
3
運動の学習と指導(2)
効果的なフィードバック
4
運動と心の健康(1)
つながっている「こころ」と「身体」
5
運動と心の健康(2)
運動の心理的効果
6
スポーツとやる気(1)
スポーツにおける動機づけ
7
スポーツとやる気(2)
スポーツにおける目標設定
8
スポーツとやる気(3)
スポーツ参加・継続・離脱
9
スポーツとパーソナリティ
スポーツとパーソナリティ形成、スポーツマン性格
10
スポーツと集団
集団凝集性、リーダーシップ
11
競技の心理(1)
12
競技の心理(2)
スポーツ選手のバーンアウト
13
競技の心理(3)
メンタルトレーニング
14
競技の心理(4)
スポーツ傷害、スポーツカウンセリング
15
まとめ
授業の振り返り
“あがる”心理とその対策
− 130 −
科目コード
25103
区 分
専門基礎
授 業
科目名
発育と発達
担当者名
安田 従生
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、ヒトの一生(受精から、胎生期、新生児期、乳児期、幼児期、少年期、思春期、青年期)について、身体
の形態や機能が変容していくライフステージの発育・発達について、また、高齢期の衰退について基礎的知識を習得す
ることを目的とする。
<授業の到達目標>
発育・発達の観点から、年齢に応じた運動・栄養等の生活様式、また、遺伝や環境についての知識獲得を目指す。
<授業の方法>
各テーマに沿った内容を資料やパワーポイントを用いて解説する。
<準備学習等(予習・復習)>
参考図書・参考資料に目を通し、授業で提示される各テーマに沿って、人間の身体の発育・発達における基本的理解を
深める。
<成績評価方法>
出席・授業態度・提出物及び定期試験に基づき、総合的に成績を評価する。
<教科書>
教科書は使用しないが、各単元ごとに資料を配布する。
<参考書>
太田裕造・太田賀月「データによる日本人の体格体型」大学教育出版 2,940円
松浦義行「統計的発育発達学」不昧堂 5,040円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
2
ライフスパンと発育・発達
ライフステージにおける発育・発達
3
発育・発達パターンと特徴
スキャモンの発育発達曲線について
4
運動機能の発達
ライフステージにおける運動機能の発達
5
発育・発達とホルモン
発育・発達に関わるホルモンについて
6
発育・発達と反射
発育・発達に伴い認められる反射について
7
加齢変位と老化
中高年期の発達と衰退
8
発育・発達の性差と個人差
発育・発達における性差と個人差について
9
遺伝と発育・発達
遺伝と発育・発達との関係について
10
自分の体格を知る(実習)
体組成を評価する方法について
11
運動と発育・発達
年齢に応じた運動と運動方法について
12
発育と体力
年齢に応じた体力と運動内容について
13
発育と食事
年齢に応じた栄養素と食生活について
14
発育・発達と生活習慣
生活習慣と疾病について
15
まとめ
総括及び質疑応答
− 131 −
科目コード
25200
区 分
コア
授 業
科目名
体育行政学
担当者名
山本 孔一
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
体育行政組織について、具体的には、中央では文部科学省について、地方では都道府県および市町村教育委員会の保健
体育関連部局の現状を把握するとともに体育・スポーツの振興基本計画についても理解する。
<授業の到達目標>
体育行政の理論と実際について理解し、望ましい体育行政を実現するための基本原理や性格をはじめとして、体育行政
の任務や組織・制度さらには体育行政についても理解を深めることを目標とする。
<授業の方法>
講義は、適宜、教科書や参考図書および授業前に配布するプリントを使用しながら進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
レポートおよび定期試験の結果に出席状況と受講態度を考慮して総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
諏訪伸夫・井上洋一・出雲輝彦・齊藤健司 編著「スポーツ政策の現代的課題」日本評論社 2,600円
佐藤良男・畑 攻・斎藤隆志 編「指導者のための体育・スポーツ行政」ぎょうせい 2,800円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
体育行政の意義
福祉国家・福祉社会の平和・安全・健康について
2
体育行政の対象と領域
体育・スポーツと政治・政策・行政・財政・法規
3
体育行政の性格と基本原理(1)
助長・給付的、手段的・技術的及び民主的性格
4
体育行政の性格と基本原理(2)
法律主義、地方分権主義、民主行政主義及び自主管理主義とは
5
体育行政と法規
体育関係法の意義、スポーツ振興法等について
6
体育行政と財政
国と地方の体育関係予算とスポーツ振興くじ
7
中央と地方の体育行政組織(1)
国の組織:文部科学省、日本オリンピック委員会及び日本体育協会
等について
8
中央と地方の体育行政組織(2)
地方の組織:都道府県・市町村教育委員会の保健体育関連部局等に
ついて
9
体育の内容(課程)行政
教育課程・学習指導要領の意義及び変遷
10
体育行政と施設・設備
学校体育と社会体育の施設・設備について
11
体育行政と指導者の養成
体育教師及び社会体育指導者の養成について
12
諸外国の体育行政
先進国:アメリカ、ドイツ、オーストラリア等
13
体育行政の現代的課題(1)
運動部活動をめぐる勝利至上主義やしごき・体罰及び児童・生徒の
健康・体力問題等
14
体育行政の現代的課題(2)
運動部活動をめぐる勝利至上主義やしごき・体罰及び児童・生徒の
健康・体力問題等
15
体育行政学の課題
2巡目に入った国民体育大会をめぐる問題
− 132 −
科目コード
25201
区 分
専門基礎
授 業
科目名
体育社会学
担当者名
山本 孔一
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
現在、スポーツは多様な場面で展開され、もはやそれの存在しない社会や文化が考えられないほど、強大な社会現象と
なっている。こうした現代におけるスポーツのあり方やそこから派生する諸問題などについて、どのように捉え、どの
ように理解するかは、種々のスポーツ指導者を目指す者にとって、専門性にかかわる基礎的教養として重要な意味をもっ
ている。
<授業の到達目標>
本講義では現代スポーツの文化的側面を主として社会学的な視点から検討できる能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
毎時のテーマに沿って講義をする。また、必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて解説する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、小テスト・レポート・定期試験で総合的に評価
<教科書>
特になし
<参考書>
森川・佐伯 編著「スポーツ社会学講義」大修館書店 1,995円
池田 勝・守能信次 編「講座・スポーツの社会学」杏林書院 2,625円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ社会学の必要性
スポーツ指導の専門性とスポーツ社会学の必要性
2
スポーツの社会学的理解
スポーツをどのようにとらえ、考えるか
3
スポーツの文化システム
スポーツに対する文化的偏見
4
スポーツの社会システム
スポーツ集団の社会システム
5
スポーツと政治・経済
スポーツは誰のものか
6
日本人のスポーツ観
スポーツ観の分析の四つのアプローチ
7
日本的スポーツ集団の形成とその性格
多様な地域のスポーツ集団の状況と問題
8
日本的スポーツ組織の歴史的・社会的性格
スポーツ組織について
9
生涯スポーツ、コミュニティスポーツを考える
社会教育からコミュニティスポーツへ
10
日本のスポーツ政策
日本のスポーツ政策の問題点
11
スポーツとコマーシャリズム
選手は走る広告塔なのか
12
スポーツと社会化
スポーツ的役割を学んでいくとはどういうことか
13
体育の社会的構造と機能
体育はなぜ存在するか
14
体育の学習指導過程
体育の学習はどのように進められるか
15
スポーツ社会学の課題
身近な旬な話題から課題発見
− 133 −
科目コード
25203
区 分
専門基礎
授 業
科目名
スポーツ栄養学
担当者名
前村 公彦
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツを行う者において、栄養は、トレーニングや休息とともに、競技力を向上させる重要なファクターです。から
だづくりやスタミナ作り、疲労回復など、スポーツ行う上で必要となる食品(サプリメント)・栄養素ならびにそれら
の摂取方法について概説します。また、スポーツ現場や学生生活ですぐに活用できる食事法やサポートの実例なども紹
介します。
<授業の到達目標>
本講義では、「スポーツにおける栄養の重要性」についての正しい理解を得ることを目的とします。
<授業の方法>
パワーポイントによる講義です。教科書は必要ありません。必要に応じて資料を配布します。
<準備学習(予習・復習等)>
参考図書を熟読の上、授業に参加してください。授業の開始10分間で小テストを行います。
<成績評価方法>
定期試験 80%(中間 40%、期末 40%)、受講態度(課題提出状況など)20%
<教科書>
特になし
<参考書>
石川三知「トップアスリートになるための食事と栄養学」日本文芸社 1,360円
鈴木正成「スポーツの栄養・食事学」同文書院 1,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
2
スポーツ活動と栄養・食事学
五大栄養素、エネルギー所要量、理想の食事
3
からだづくりの栄養・食事学①
筋肉づくり、タンパク質、アミノ酸
4
からだづくりの栄養・食事学②
骨づくり、カルシウム、ビタミンD、コラーゲン
5
スタミナづくりの栄養・食事学①
糖・脂質代謝 -動の強度と時間との関係-
6
スタミナづくりの栄養・食事学②
スタミナの決め手 -グリコーゲン-
7
疲労回復の栄養・食事学
疲労物質(乳酸・アンモニア)、ビタミンC
8
中間試験
7回目までの授業の復習
9
ウエートコントロールの栄養・食事学
体脂肪の貯蔵・放出メカニズム、太る・減量の食事
10
サプリメントとの正しい付き合い方
ドーピング、クレアチン、アミノ酸、カルノシン
11
現場で活かせるスポーツ栄養学①
練習、試合、合宿時の食事・水分補給
12
現場で活かせるスポーツ栄養学②
コンビニ活用術、金欠時のピンチメニュー
13
スポーツ栄養学の活用法①
各競技でのスポーツ栄養サポートの実際①
14
スポーツ栄養学の活用法②
各競技でのスポーツ栄養サポートの実際②
15
まとめ
これまでの復習
− 134 −
科目コード
25204
区 分
専門基礎
授 業
科目名
スポーツバイオメカニクスⅠ
(基礎)
担当者名
藤井 宏明
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツバイオメカニクスは力学、生理学、解剖学などの基礎知識を応用して身体運動の仕組みをよりよく理解するた
めの応用学である。本授業においては、スポーツバイオメカニクスの基礎知識を深め、人間が動く仕組みを理解し、スポー
ツパフォーマンス向上のために現場で応用できる知識を獲得することを目的とする。
<授業の到達目標>
身体の構造の理解とスポーツを力学的にとらえることができるようになることを目標とする。
<授業の方法>
主にパワーポイントを使用した講義形式です。必要に応じて資料を配布します。
<準備学習(予習・復習等)>
予習・復習は特に必要ありません。
<成績評価方法>
授業時に行う小レポートと最終レポートの結果を総合して評価します。評価配点は、授業態度 30%、レポート 70%、
<教科書>
特になし
<参考書>
阿江通良・藤井範久「スポーツバイオメカニクス20講」朝倉書店 3,000円
金子公宥「スポーツバイオメカニクス入門-絵で見る講義ノート」杏林書院 2,520円
深代千之 他「スポーツ動作の科学」東京大学出版会 2,400円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツバイオメカニクスとは?
スポーツバイオメカニクス概論
2
人体の生力学的特性(筋)
筋の構造、筋収縮の仕組みと特性について理解する
3
人体の生力学的特性(上肢・体幹)
上肢の骨格系と関節運動について理解する
4
人体の生力学的特性(下肢)
下肢の骨格系と関節運動について理解する
5
運動を数値化する
座標系・ベクトル・スカラーについて理解する
6
身体重心とは?
身体重心の概念とその測定法について理解する
7
運動と力
人間・用具に作用する力と動きとの関係について理解する
8
運動量と力積
動と運動量と力積との関係性について理解する
9
飛距離の決定要素
自由落下運動、放物線運動等について理解する
10
運動におけるエネルギー
エネルギー・仕事・パワーの概念について理解する
11
運動と力のモーメント
運動と力のモーメントについて理解する
12
動きにおける“回転の勢い”を評価する
運動と角運動量の関係性について理解する
13
運動と流体力学との関係性
ボールや水泳を例に運動と流体力学との関係について理解する
14
運動を効率よく行うためには?
反動動作・振込動作・緩衝動作について理解する
15
運動の効率を評価する
運動における効率・経済性・有効性について理解する
− 135 −
科目コード
25205
区 分
専門基礎
授 業
科目名
体育史
担当者名
近藤 剛
配当年次
2
配当学期
後期
2
単位数
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義は、近代の公教育における身体教育の成立と展開について、特に明治期から現代にいたるまでの日本の学校教育
における体育活動を中心として、体育が近現代の社会的要求に応える形でどのように変遷し、現在の取り組みに至った
のかを体系的に学ぶ。また、こうした日本体育史のより広範な理解を進めるため、欧米を中心とした諸外国の体育の発
展の歴史と、オリンピックを含むスポーツに関する歴史的内容を取り上げ、身体教育の歴史に関わる包括的な学習を行
う。
<授業の到達目標>
現在の日本の学校での体育・スポーツ活動で導入されている制度や学習目標、指導法などが、どのような社会的背景(要
求)をもとに何を目的として採用されているのかを、これまでの歴史的展開をもとに理解を深める。そして、よりよい
学校体育・スポーツ活動を目指す中で、現状の取り組みに常に課題意識を持って向かい合い、批判的検討を加えるため
の基本的知識の獲得を目指す。
<授業の方法>
講義形式によって授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
復習として、授業中の板書や配布資料をもとに授業内容の整理を毎回行うこと。また、次回の授業に関する学習課題を
提示するので、各自が事前に参考書などをもとに予習をすること。そして、常日頃より体育・スポーツ活動に関心を払い、
単に勝敗や結果にのみとどまるのではなく、経過や因果関係と内包する問題点などを見出す取り組みを行って授業に臨
んでもらいたい。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 20%、定期試験 80%
<教科書>
指定しない。参考資料については適宜、配布する。
<参考書>
授業の中で紹介する。
<授業計画>
回
1
2
テーマ
ガイダンス
「体育」「スポーツ」の概念について
授 業 内 容
授業内容と予定、評価に関する説明
それぞれの言葉の由来と意味について
3
明治期の学校体育①
学校教育への導入
4
明治期の学校体育②
兵式体操について
5
大正期の学校体育①
学校体操教授要目の成立
6
大正期の学校体育②
大正自由教育下での取り組み
7
昭和期の学校体育①
軍国主義とのかかわり
8
昭和期の学校体育②
9
昭和期の学校体育③
10
日本に影響を与えた外国体育
欧米の体育活動
11
近代スポーツの成立と展開①
近代スポーツの誕生と普及
12
近代スポーツの成立と展開②
日本への伝播と国内普及
13
近代オリンピックの成立と展開①
クーベルタンのオリンピズム
14
近代オリンピックの成立と展開②
日本人選手の活躍
15
まとめ
近代体育・スポーツ史を総括して
戦後の「民主体育」
「生涯スポーツ」という考え方
− 136 −
科目コード
25300
区 分
専門基礎
授 業
科目名
スポーツ法学
担当者名
林 紀行
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ法とは、スポーツまたはそれに関連する事業について定めた固有の法体系を意味し、スポーツ法という個別の
法が存在するわけではない。本講義では、スポーツ実定法の他、スポーツ・ルール、スポーツ団体規約、スポーツ精神(条
理)等のスポーツ慣習法、スポーツ判例法、スポーツ条理法などを取り扱い、その総合的理解を図ることを目的とする。
<授業の到達目標>
本講義では、15回の授業を通じて、スポーツを法的観点から思考する能力の習得を目指す。そのために、全ての回の授
業において、1週間のスポーツニュースをふりかえり、今、スポーツの世界で起きていることを知るとともに、その事
象を法的に考える習慣を身につけることとしたい。
<授業の方法>
講義を基本とする。毎回、授業内レポートを課すこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
講義のためのプリントを配布するので、必ず復習をすること。また、日頃から、時事問題についての関心を持つこと。
<成績評価方法>
授業への参加状況・態度 20%、授業内レポート 20%、定期試験 60%により、総合的に評価する。なお、規定以上の欠
席回数がある場合および代筆レポートがあった場合には、一切、単位を認めないので、注意すること。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ法学の基礎
導入 スポーツの定義
2
スポーツ法の体系
スポーツ実定法 スポーツ固有法 スポーツ国際法
3
スポーツ基本法とスポーツ権
スポーツ基本法 権利としてのスポーツ
4
スポーツと平等
女性とスポーツ 障がい者とスポーツ スポーツと国籍
5
スポーツと教育
学校スポーツ 社会スポーツ 生涯スポーツ
6
スポーツと団体
スポーツ団体と法人
7
スポーツ事故その1
民事責任 刑事責任 行政責任 損害賠償
8
スポーツ事故その2
スポーツ事故の法理 指導者の責任
9
オリンピック・パラリンピック
オリンピック・パラリンピックの歴史 オリンピック憲章
10
競技者の人権
権利の擁護 肖像権 パブリシティー権
11
スポーツビジネス
スポンサーシップ 選手契約とエージェント
12
ドーピング
ドーピング規制 ドーピングの方法と処分
13
プロスポーツ
プロスポーツ選手の法的地位 企業スポーツ
14
企業スポーツとビジネス
企業スポーツと権利 スポーツビジネス
15
講義の総括
講義の総括 スポーツ法学の展望
− 137 −
25302
科目コード
授 業
科目名
配当年次
運動生理学Ⅰ(基礎)
2
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
安田 従生
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
運動生理学は、運動によって身体にどのような応答および適応が生じるのか、その現象としくみを研究する学問である。
本講義では、筋の形態的・機能的な特徴の把握、運動時の代謝調節、ホルモン分泌や呼吸・循環調節等、様々な観点か
ら運動時の生理的な調節機序の理解を目指す。
<授業の到達目標>
身体活動及び運動トレーニングによる身体への生理学的応答について理解を深める。
<授業の方法>
各テーマに沿った内容を資料やパワーポイントを用いて解説する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業の講義内容及び講義スケジュールに基づき、取り組む学習課題を整理し、運動生理学の基礎的知識の理解に努める。
<成績評価方法>
出席・授業態度・提出物および定期試験に基づき、総合的に成績を評価する。
<教科書>
教科書は使用しないが、各単元ごとに資料を配布する。
<参考書>
勝田 茂「入門運動生理学 第3版」杏林書院 2,310円
宮下充正・石井喜八「新訂運動生理学概論」大修館書店 2,060円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
2
筋収縮とエネルギー供給系
骨格筋の構造と機能の理解、エネルギー供給システム
3
筋線維の種類と特徴
骨格筋線維の種類と組成
4
神経系による運動の調節
神経系の構造と機能、運動単位の特性、反射
5
筋の収縮様式と筋力
筋の収縮機序とトレーニング適応変化
6
運動と循環
運動による循環調節、スポーツ心臓
7
運動と呼吸
運動による呼吸調節、酸素摂取量
8
運動とホルモン
運動時のホルモン分泌、運動適応とホルモン作用
9
身体組成と肥満
身体組成評価方法、肥満の定義とタイプ
10
運動処方
健康と体力、運動基準・運動指針
11
運動と生活習慣病
生活習慣病の特徴と運動効果
12
トップアスリートの特性
各種目のアスリートの骨格筋、呼吸・循環、遺伝的特性
13
筋疲労の要因
神経系機能の変化と筋線維内の変化
14
加齢と運動
加齢による各臓器の変化とトレーニング効果
15
運動と栄養
運動に必要な栄養素
− 138 −
科目コード
25303
区 分
専門基礎
授 業
科目名
スポーツ文化論
担当者名
近藤 剛
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
20世紀はスポーツの世紀と呼ばれるほどに、近代スポーツは誕生から150年ほどで瞬く間に全世界に普及していった。そ
の過程で、スポーツは人々の余暇や友好的交流、健康や教育活動などに多大なる貢献を果たしてきた一方で、行き過ぎ
た民族主義や暴力、勝利至上主義や金銭にまつわる不祥事など様々な問題も含んできた。本講義では、こうしたスポー
ツの功罪を中心に、現代社会とスポーツ文化との因果関係について理解を深める。
<授業の到達目標>
スポーツを愛し、スポーツを学びたいという学生は、往々にして、スポーツとは清廉潔白で清々しいものと考え、メディ
アなどを介して明らかになる各種不祥事を自身とは無関係なものと捉える傾向にある。しかし、本講義の学習を通して、
こうしたスポーツ万能主義からは脱皮し、スポーツ文化を支える当事者としてスポーツに対して常に問題意識を持って
向き合う姿勢と課題解決のための基礎的知識を身に付けてもらいたい。
<授業の方法>
講義形式によって授業を進めるが、受講者数の状況によっては学生にも積極的発言を求める参加型の形式にする。
<準備学習(予習・復習等)>
復習として、授業中の板書や配布資料をもとに授業内容の整理を毎回行うこと。また、次回の授業に関する学習課題を
提示するので、各自が事前に参考書などをもとに予習をすること。そして、テレビや新聞、インターネットなどのメディ
アを介して発信されるスポーツ関連の情報については常日頃から関心を払い、毎時間、自身の課題意識のもとで情報に
対する意見や考えを述べることができるように準備しておくこと。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 30%、定期試験 70%
<教科書>
指定しない。参考資料については適宜、配布する。
<参考書>
授業の中で紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業内容と予定、評価に関する説明
2
近代スポーツの成立と展開
近代スポーツの成り立ちとその後の普及
3
スポーツとメディア①
イベント化したスポーツ
4
スポーツとメディア②
スポーツ・イベントと放送権
5
スポーツとメディア③
ロサンゼルス五輪とその後
6
スポーツと政治①
ナショナリズムの高揚と植民地政策
7
スポーツと政治②
五輪の利用
8
スポーツとジェンダー
性差と男性中心主義
9
スポーツと教育①
日本の学校の教科体育と部活動の特徴
10
スポーツと教育②
スポーツマンシップとフェアプレー
11
スポーツと地域社会①
総合型地域スポーツクラブと「生涯スポーツ」
12
スポーツと地域社会②
地域密着型のプロスポーツチームの運営
13
スポーツと日本
スポーツ観の比較
14
スポーツの諸問題
ドーピング、ギャンブル、暴力など
15
まとめ
現代社会のスポーツ課題を総括して
− 139 −
科目コード
26100
区 分
専門基礎
授 業
科目名
日本語会話Ⅰ
担当者名
長野 真澄
配当年次
1
前期
配当学期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
第二言語である日本語で言語コミュニケーションを円滑に行うためには、語彙や表現を知識として蓄えるだけでなく、
状況に応じて知識を選択し、素早く発話と理解をする必要がある。この授業では、日本語の口語表現に慣れ、自然な発
話ができるようになることを目標とする。すでに知識として定着している語彙や表現を会話の中で自然に使えるように
し、さらに使用語彙や表現を増やしていくために、ペアワークやロールプレイ、スピーチなどを行う。
<授業の到達目標>
授業の目的は、口頭で使用できる語彙や表現を増やしつつ、場面や状況に合った発話ができるようになることである。
また、ある程度まとまった談話が発せられるように練習をする。
<授業の方法>
ペアワーク、グループワーク、学生による発表が中心となる。
<準備学習等(予習・復習)>
語彙や表現の予習・復習が必須である。
<成績評価方法>
毎時の課題の評価 40%+期末課題①(スピーチ)30%+期末課題②(会話テスト)30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
授業の概要と評価方法に関する説明
ラポールづくり
授業履修者間の自己紹介アクティビティ
2
ロールプレイ:初対面の人と話す(1)
初対面の人と失礼にならないように話す
3
ロールプレイ:初対面の人と話す(2)
初対面の人と共通の話題を見つける
スピーチレベルシフト(敬体から常体へ)
4
ロールプレイ:料理の作り方を教える
/感想を言う
手順の説明の仕方
感想の言い方や褒め方
5
ロールプレイ:誘う
目上の人を誘う/友達を誘う
6
ロールプレイ:断る
目上の人からの誘いを失礼にならないように断る
7
ロールプレイ:慰める
相手の気持ちを理解してなぐさめたりはげましたりする
8
フィードバック
ここまでの授業のビデオを見ながら振り返り、言語・非言語表現や
ストラテジーについて学ぶ
9
ロールプレイ:伝言を頼む
電話で正確にわかりやすく伝言を頼む
10
ロールプレイ:医者に症状を伝える
自分の症状を正確に伝え、医者の指示や説明を理解する
11
ロールプレイ:部屋探し
不動産に関する表現を学び、不動産屋で自分の希望を伝えたり、条
件に合うアパートを探す
12
ロールプレイ:アルバイト応募
アルバイトに応募し、面接の約束を取り付ける
13
会話テスト
会話テスト及び相互評価・フィードバック
14
スピーチ(1)
テーマ選択、スピーチ原稿作成
15
スピーチ(2)
スピーチ発表会
− 140 −
科目コード
26101
区 分
専門基礎
授 業
科目名
日本語会話Ⅱ
担当者名
長野 真澄
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ペアまたはグループでのインタビュープロジェクトを2回行う。1回目はペアで特定の人物にインタビューをし、その
内容をパワーポイントにまとめ、発表する。2回目はグループでテーマを設定し、そのテーマについてできるだけ多く
の人を対象にインタビューを実施し、データを収集したのち、その結果をパワーポイントにまとめ、発表する。
また、実践活動として、15回目の授業で小学校を訪問し、国紹介やグループワークを実施する。
<授業の到達目標>
到達目標は以下の3点である。
1.インタビューを行うために必要な表現を学び、使用できるようになる。
2.パワーポイントを用いて発表するときに必要な表現を学び、使用できるようになる。
3.ペアやグループで協働を通して、母語の異なる他者と日本語でコミュニケーションをとり、意見をまとめていく体
験をする
<授業の方法>
学生による議論と発表が中心となる。そのために必要な材料やモデルは教員が提示する。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時間外でインタビューを実施したり、発表準備をしたりする必要がある。
<成績評価方法>
2回のインタビュープロジェクトにおける貢献度、発表内容と発表技術 80%、小学校訪問における参加態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
授業の概要と評価方法
ラポールづくり
ラポールづくりのためのアクティビティ
2
インタビュープロジェクト1(1)
説明、モデル発表提示、ペア決定及びインタビューの対象者決定
3
インタビュープロジェクト1(2)
インタビュー準備、質問作成、インタビュー依頼のロールプレイ、
インタビューの練習
4
インタビュープロジェクト1(3)
インタビューの実施及びPPTと発表原稿の作成
5
インタビュープロジェクト1(4)
PPT・発表原稿作成 発表リハーサル
6
インタビュープロジェクト1(5)
発表会・相互評価
7
インタビュープロジェクト1(6)
フィードバック、振り返り
8
インタビュープロジェクト2(1)
説明、モデル発表提示、グループ分け、テーマ決定
9
インタビュープロジェクト2(2)
インタビュー準備、質問作成、練習
10
インタビュープロジェクト2(3)
インタビューの実施 データ整理、PPT作成
11
インタビュープロジェクト2(4)
PPTと発表原稿作成、発表リハーサル
12
インタビュープロジェクト2(5)
発表会、相互評価
13
インタビュープロジェクト2(6)
フィードバック、振り返り
14
小学校訪問準備
役割分担、プレゼン準備
15
小学校訪問
小学生との交流会(国に関するプレゼン、グループワーク)
− 141 −
科目コード
26200
区 分
専門基礎
授 業
科目名
ビジネス英語Ⅰ
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
ビジネス英語Ⅰでは、様々なビジネスの場面で必要となる基礎的な英語表現と語彙を身に付け、慣行やマナーを理解し
た上で、比較的簡単な会話を聞き取る力を身につける。
<授業の方法>
リスニング、会話演習、スキットを用いたロールプレーイングを通して、基礎的な英語表現と語彙を紹介し、ビジネス
場面を想定した基本的な会話を演習する。
<準備学習(予習・復習等)>
受講者の各自の英語力に応じて自主学習した上で、毎回の授業に臨むことが重要である。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 20%、クラス内課題 20%、中間課題 20%、期末課題 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
シラバスの説明、英語力の測定
2
自己をPRする(1)
同僚に自分を知ってもらう
3
自己をPRする(2)
上司に自分の強みを知ってもらう
4
自己をPRする(3)
上司と期待をすり合わせる
5
自己をPRする(4)
仕事以外の話しから人間関係を培う
6
仕事に必要な情報を手に入れる(1)
仕事に必要な情報を手に入れる
7
仕事に必要な情報を手に入れる(2)
同僚に情報や協力を求める
8
仕事に必要な情報を手に入れる(3)
お客様から意見を聞く
9
仕事に必要な情報を手に入れる(4)
メールや電話のやりとりで情報をもらう
10
仕事に必要な情報を手に入れる(5)
ネットワークで情報交換する
11
誤解を解消する(1)
誤解の原因を究明する
12
誤解を解消する(2)
誤解を解く
13
誤解を解消する(3)
考え方の違いに建設的に向き合う
14
誤解を解消する(4)
考え方の違いに適切に対処する
15
まとめ
− 142 −
科目コード
26201
区 分
専門基礎
授 業
科目名
日本語会話Ⅲ
担当者名
長野 真澄
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
大学では、調査結果をまとめ、人前で発表したり、反対に他者の発表を聞いたりする機会が多々ある。この授業は日本
語を第二言語とする学生たちを対象として、そうした発表で用いられる表現や技術の習得を目指すものである。
<授業の到達目標>
この授業の到達目標は以下の三つである。
1.調査発表・研究発表で用いられる定型表現を身に付け、使えるようになる。
2.基本的な発表の構成について学ぶ。
3.聞き手にとってわかりやすい発表の仕方や構成について考え、実践する。
<授業の方法>
まずモデルを提示し、それを聞き取り、表現を確認し、実際にその表現を用いて練習する、という流れの繰り返しで行う。
<準備学習(予習・復習等)>
毎回の語彙、表現の予習・復習が求められる。
<成績評価方法>
授業参加態度 60%、期末課題 40%で評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
犬飼康弘(2007)「アカデミック・スキルを身に付ける聴解・発表ワークブック」スリーエーネットワーク 2,500円
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
授業の概要と評価方法
授業に入る前に
発表を聞いている際のメモの取り方、一般的な発表の流れ
2
発表の流れ 発表の基本的な表現(1)
聞き取り練習 表現の確認
3
発表の流れ 発表の基本的な表現(2)
実践練習
4
背景説明と問題提起(1)
聞き取り練習 表現の確認
5
背景説明と問題提起(2)
実践練習
6
本論に至るまでの流れ
聞き取り練習 表現の確認
背景説明におけるデータ提示(1)
7
本論に至るまでの流れ
実践練習
背景説明におけるデータ提示(2)
8
データの提示と説明(1)
聞き取り練習 表現の確認
9
データの提示と説明(2)
実践練習
10
データの比較(1)
聞き取り練習 表現の確認
11
データの比較(2)
実践練習
12
結論の提示 まとめと今後の課題(1)
聞き取り練習 表現の確認
13
結論の提示 まとめと今後の課題(2)
実践練習
14
発表準備
発表資料作成、最終確認、練習
15
発表会
各自の発表、相互評価
− 143 −
科目コード
26202
区 分
専門基礎
授 業
科目名
英語学概論
担当者名
井上 聡
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業の目的は、英語という言語の輪郭と背景についての理解を深めることです。指導内容は、英語史、言語研究、
現代英語の意味と構造、人と言語の関わりなどが中心になります。英語教員として知っておくべき基礎知識を固めましょ
う。
<授業の到達目標>
(1)史的観点から見た英語の変遷
(2)英語研究法の種類
(3)意味・形式・機能の関係
(4)言語習得
<授業の方法>
プレゼンテーション、輪読、討論、レポート提出
<準備学習(予習・復習等)>
プレゼンテーションの準備、レポートの提出
<成績評価方法>
参加意欲 20%、プレゼンテーション 30%、課題 20%、定期テスト 30%
<教科書>
八木克正(編)(2012)「新英語学概論」英宝社 2,400円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
英語前史
講義、演習
2
英語の歴史
プレゼンテーション、演習、課題
3
ブリテン島の英語から世界の英語へ
プレゼンテーション、演習、課題
4
規範文法から科学へ
プレゼンテーション、演習、課題
5
歴史主義kら構造主義へ
プレゼンテーション、演習、課題
6
言語能力の解明としての言語学
プレゼンテーション、演習、課題
7
認知と言語
プレゼンテーション、演習、課題
8
文を越えた文法
プレゼンテーション、演習、課題
9
コーパス言語学
プレゼンテーション、演習、課題
10
日本の英語研究
プレゼンテーション、演習、課題
11
文と文を構成する諸要素
プレゼンテーション、演習、課題
12
品詞とその機能
プレゼンテーション、演習、課題
13
現代英語の音声と音韻
プレゼンテーション、演習、課題
14
語彙、イディオム、成句表現
プレゼンテーション、演習、課題
15
人はいかにして言語を獲得するか
プレゼンテーション、演習、課題
− 144 −
26203
科目コード
授 業
科目名
配当年次
社会言語学(英語)
2
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
井上 聡
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
社会言語学とは、社会における英語の使われ方について考察を深める学問である。この授業では、コーパス言語学の観
点をふまえ、変種、年代、使用域によって異なる言語使用の諸相について理解を深めると同時に、受講者個々の興味・
関心を反映したテーマに基づいて研究発表を行う。
<授業の到達目標>
(1)コーパス言語学への理解
(2)研究スキルの習得
(3)研究発表
<授業の方法>
講義、PC演習、プレゼンテーション
<準備学習(予習・復習等)>
授業内容のプレゼンとコーパス演習課題
<成績評価方法>
参加意欲 20%、課題(プレゼンテーション込み)40%、最終レポート 40%
<教科書>
石川慎一郎(2012)「ベーシックコーパス言語学」ひつじ書房 1,700円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
コーパス言語学への招待
オリエンテーション、輪読
2
コーパスとはなにか
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
3
さまざまなコーパス
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
4
コーパスの作成
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
5
コーパス検索の技術
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
6
コーパス頻度の処理
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
7
コーパスと語彙
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
8
コーパスと語法
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
9
コーパスと文法
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
10
コーパスと学習者
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
11
プロジェクト学習(1)
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
12
プロジェクト学習(2)
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
13
プロジェクト学習(3)
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
14
研究発表(1)
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
15
研究発表(2)
確認テスト、プレゼンテーション、コーパス演習
− 145 −
科目コード
26300
区 分
専門基礎
授 業
科目名
中国語会話Ⅰ
担当者名
尹 帥
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
日中交流が日々深まれる社会背景の中で中国語をゼロから学ぶ。中国語の基礎となる発音、語彙・文法を学習し、実用
的な会話を中心に取り上げ、講義内容をマスターしていくうちに中国語で旅先や日常会話ができる程度の中国語を身に
つける。
<授業の到達目標>
中国語で簡単な日常会話や旅先でのやりとりができる程度の会話力を身につける。
<授業の方法>
講義の前半は(復習)語彙及び文法の導入、後半は会話の導入及び学習者を中心とした会話練習。
<準備学習(予習・復習等)>
予習項目:新語彙の意味及び発音の確認
復習項目:語彙の発音、文法ポイントの復習
持参するもの:テキスト、ノート、提出課題など
<成績評価方法>
講義中小テスト等 30%、出席・課題提出 30%、受講態度・学習意欲 20%、定期試験 20%から総合的に判断する。
<教科書>
岩井伸子・胡興智(2015)「できる・つたわるコミュニケーション中国語」白水社 本体2,300円+税
<参考書>
相原 茂・石田知子・戸沼市子(1996)「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」同学社 本体2,500円+税
荒川清秀(2013)「NHK出版CDブック 基礎徹底マスター! 中国語練習ドリル」NHK出版 本体1600円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
中国語イントロダクション
中国・中国語に関する基本知識
2
中国語の発音(1)
母音の種類及び発音
3
中国語の発音(2)
子音の種類及び発音(1)子音・有気音/無気音
4
中国語の発音(3)
子音の種類及び発音(2)鼻音・軽声・環境による発音の変化
5
中国語会話Ⅰ(1)
挨拶する
6
中国語会話Ⅰ(2)
名前を尋ねる
7
中国語会話Ⅰ(3)
食べたいものを尋ねる
8
中国語会話Ⅰ(4)
近況を尋ねる
9
中国語会話Ⅰ(5)
復習Ⅰ(1)発音・第1~4課
10
中国語会話Ⅰ(6)
予定を尋ねる
11
中国語会話Ⅰ(7)
場所を尋ねる
12
中国語会話Ⅰ(8)
注文する
13
中国語会話Ⅰ(9)
値段の交渉をする
14
中国語会話Ⅰ(10)
復習Ⅰ(2)第5~8課
15
中国語会話Ⅰ(11)
総合復習第1~8課
− 146 −
科目コード
26301
区 分
専門基礎
授 業
科目名
中国語会話Ⅱ
担当者名
尹 帥
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
日中交流が日々深まれる社会背景の中で中国語をゼロから学ぶ。中国語の基礎と語彙・文法及び表現を学習し、実用的
な会話を中心に取り上げ、日常中国語会話ネイティブ表現や交渉のやり方などより高いコミュニケーション能力を身に
つける。
<授業の到達目標>
中国語で実用的な日常会話や基礎的な文法力、語彙力、リスニング力を身につける。
<授業の方法>
講義の前半は(復習)語彙及び文法の導入、後半は会話の導入及び学習者を中心とした会話練習。
<準備学習(予習・復習等)>
予習項目:新語彙の意味及び発音の確認
復習項目:語彙の発音、文法ポイントの復習
持参するもの:テキスト、ノート、提出課題など
<成績評価方法>
講義中小テスト等 30%、出席・課題提出 30%、受講態度・学習意欲 20%、定期試験 20%から総合的に判断する。
<教科書>
岩井伸子・胡興智(2015)「できる・つたわるコミュニケーション中国語」白水社 本体2,300円+税
<参考書>
相原 茂・石田知子、戸沼市子(1996)「Why?にこたえるはじめての中国語の文法書」同学社 本体2,500円+税
荒川清秀(2013)「NHK出版CDブック 基礎徹底マスター! 中国語練習ドリル」NHK出版 本体1,600円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
中国語会話Ⅱ(1)
出来事を尋ねる(1)連動文
2
中国語会話Ⅱ(2)
出来事を尋ねる(2)状態補語
3
中国語会話Ⅱ(3)
希望を尋ねる(1)助動詞
4
中国語会話Ⅱ(4)
希望を尋ねる(2)前置詞“在”
5
中国語会話Ⅱ(5)
行き方を尋ねる(1)選択疑問文
6
中国語会話Ⅱ(6)
行き方を尋ねる(2)前置詞“給”
7
中国語会話Ⅱ(7)
経験を尋ねる(1)時量補語
8
中国語会話Ⅱ(8)
経験を尋ねる(2)二重目的語構文
9
中国語会話Ⅱ(9)
復習Ⅱ(1)第9~13課
10
中国語会話Ⅱ(10)
相手の都合を尋ねる
11
中国語会話Ⅱ(11)
比較する
12
中国語会話Ⅱ(12)
条件・情報を尋ねる
13
中国語会話Ⅱ(13)
進行状況を尋ねる
14
中国語会話Ⅱ(14)
別れを告げる
15
中国語会話Ⅱ(15)
復習Ⅱ(2)第14~18課
− 147 −
科目コード
26302
区 分
専門基礎
授 業
科目名
スペイン語会話Ⅰ
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
世界に存在する言語の中でスペイン語は国際語的に4番目に使われている。英語と同じくアルファベットを利用し、文
法的にも共通点がたくさんあります。英語を学んだ経験があればスペイン語は習得しやすいと言える。また、スペイン
語を学んでいくことで英語やその他の外国語の理解が深まることが期待できる。
<授業の到達目標>
「スペイン語会話Ⅰ」では基本的な発音から会話まで扱う初級レベルです。また、言語だけでなく20か国以上が共通と
して持つラテンアメリカの文化について触れながら英語と異なった世界についても学びます。
<授業の方法>
毎回プリントを配布し、それに基づいて授業を行います。
<準備学習(予習・復習等)>
配布したプリントをよく読んで復習し、シラバスでテーマや授業内容を調べて予習すること。
<成績評価方法>
授業への取り組み、発表を平等に評価 20%、ミニテスト 30%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と展開。
2
スペイン語の文字と発音
El Alfabeto
3
主語について
yo,tu,el,etc.
4
名詞と定冠詞
un,unos.
5
動詞と冠詞の変化
用法について。
6
否定や疑問文
7
形容詞の変化
変化について。
8
復習とミニテストの実施
口頭によるミニテスト
9
規則動詞
ser,estar動詞について。
10
規則動詞
指示詞などについて。
11
間接目的語の人称代名詞
gustar型構文などについて。
12
直接目的語の人称代名詞
命令文などについて。
13
再帰動詞
再起動詞の表現と用法
14
過去分詞
現在完了などについて。
15
授業のまとめ
授業のまとめ
「なに」「誰」「どこ」の使い方。
− 148 −
科目コード
26303
区 分
専門基礎
授 業
科目名
ビジネス英語Ⅱ
担当者名
小嶋 隆宏
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
ビジネス英語Ⅱでは、ビジネス英語Ⅰで学んだ内容を発展させる。
<授業の到達目標>
ビジネス場面におけるより高度な英語表現と語彙を身につけ、慣行やマナーを理解した上で、状況に応じて適切なコミュ
ニケーションが取れる力を身につける。
<授業の方法>
リスニングとリーディングを通して新しい英語表現と語彙を紹介し、実際のビジネス場面を想定したコミュニケーショ
ンを練習する。またケーススタディーを通して学んだ内容を応用、発展させる。
<準備学習(予習・復習等)>
毎回の授業を次の授業へとつなげるためにも、毎授業後に語彙や表現を復習し、自分のものとしていくことが重要であ
る。
<成績評価方法>
授業参加度 20%、中間試験 40%、期末試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Working Life
Describing work and responsibilities
2
Projects
Updating and delegating tasks
3
Services and Systems
Explaining how something works
4
Customers
Talking about customer service and managing customer feedback
5
Working Together
Presenting and discussing plans
6
Logistics
Placing and handling orders and dealing with problems
7
Facilities
Making suggestions and recommendations
8
Mid-Term Test
Reviewing main points covered in the first seven lessons
9
Decisions
Participating in a discussion and decision-making process
10
Innovation
Talking about ideas and giving a formal presentation
11
Breakdown
Discussing problems and offering solutions
12
Processes
Talking about processes and procedures
13
Performance
Appraising performance and setting objectives
14
Success
Talking about achievements and reporting back
15
Review
Reviewing main points of all the unites of the course
− 149 −
科目コード
26304
区 分
専門基礎
授 業
科目名
ビジネス英語Ⅲ
担当者名
小嶋 隆宏
配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
ビジネス英語の実例集をもとに、Eメールやビジネス通信文を短時間で作成することが出来るようにする。
<授業の到達目標>
文書によるビジネス通信のマナーや慣行を理解し、目的に応じて適切な表現を使い、簡潔明瞭なコミュニケーションが
出来る。
<授業の方法>
よく使われる単語、フレーズ、パターンを目的別に学び練習する。その上で、目的別に書かれた手紙やEメールの実例
を参考にしながらその構成と単語、フレーズ、パターンの使い方を学び、同じような手紙を書く練習をする。ある程度
決まったパターンを使いながらも、内容に応じて独自の手紙やEメールが書けるようにする。
<準備学習(予習・復習等)>
ビジネスで使われる単語やフレーズ、文章のパターンは特有の意味を持つものも多いので、毎回の授業で学んだことを
確実に使えるようにすることが大切である。
<成績評価方法>
授業参加度 20%、中間試験 40%、期末試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Introduction to the Course
コースの概要説明
2
Business Letters and E-Mails : Formats
英文ビジネスレターとEメールの構成について
3
Common Phrases and Patterns I
コース前半のテーマでよく使われるフレーズとパターンの使い方
4
Passing on Information and Making a Request 通知とリクエスト
5
Introducing Yourself and Expressing Thanks
取引先への紹介とお礼
6
Establishing a Business Relationship
取引先を探す
7
Product Purchasing
買い付けをする
8
Mid-Term Test
中間試験
9
Common Phrases and PatternsⅡ
コース前半のテーマでよく使われるフレーズとパターンの使い方
10
Responding to an Inquiry
引き合いへの返答
11
How to Sell a Product
商品の売り込み
12
Negotiating a Price Reduction
値段の交渉
13
Orders and Payments
受注と支払い
14
Negotiating and Informing a Delivery Date
納期日の交渉と連絡
15
Review
コース全般の復習
− 150 −
科目コード
26400
区 分
専門基礎
授 業
科目名
スペイン語会話Ⅱ
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
世界に存在する言語の中でスペイン語は国際語的に4番目に使われている。英語と同じくアルファベットを利用し、文
法的にも共通点がたくさんあります。英語を学んだ経験があればスペイン語は習得しやすいと言える。また、スペイン
語を学んでいくことで英語やその他の外国語の理解が深まることが期待できる。
<授業の到達目標>
「スペイン語会話Ⅱ」では「スペイン語会話Ⅰ]で身に付けた知識を基に初級レベルのスペイン語能力をめざす。また、
言語だけでなく20か国以上が共通として持つラテンアメリカの文化について触れながら英語と異なった世界についても
学びます。
<授業の方法>
毎回プリントを配布し、それに基づいて授業を行います。
<準備学習(予習・復習等)>
配布したプリントをよく読んで復習し、シラバスでテーマや授業内容を調べて予習すること。
<成績評価方法>
授業への取り組み、発表を平等に評価 20%、ミニテスト 30%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
復習ミニテスト
復習ミニテスト
2
スペイン語総合復習1
「スペイン語会話Ⅰ」の復習
3
スペイン語総合復習2
「スペイン語会話Ⅰ」の復習
4
動詞tener
動詞tener,estarについて
5
間接目的語の人称代名詞
gustar型構文などについて
6
直接目的語の人称代名詞
命令文などについて
7
再帰動詞
再起動詞の表現と用法
8
中間テスト
中間テスト
9
過去分詞
現在完了などについて。
10
直説法点過去
完了過去について。
11
直説法線過去
不完了過去について
12
無主語文について
-mente副詞の使い方など。
13
直接法未来
活用と用法
14
接続法の活用
活用と用法
15
授業のまとめ
授業のまとめ
− 151 −
科目コード
27100
区 分
コア
授 業
科目名
解剖学Ⅰ
担当者名
西谷 耕二
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ医科学、柔道整復学習得のためには解剖学の知識が必須である。解剖学では人体を構成する骨格系、筋系、消
化器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、内分泌系、感覚器系、神経系、脈管系の各器官の正常構造について系統的に
学習する。また人体が、この10種類の器官系が立体的に配置することによって形成されていることを学習する。解剖学
Ⅰではこのうち骨格系、筋系、消化器系、呼吸器系について学習する。
<授業の到達目標>
1)運動に関して頭蓋骨、椎骨、胸郭の骨、上肢骨、下肢骨の形態とそれらを連結する関節 靭帯の構造と働きを説明
できる。
2)運動に関して頭部の筋、頚部の筋、胸部の筋、腹部の筋、背部の筋、上肢筋、下肢筋の形態と働きを説明できる。
3)運動を支持する栄養に関して口腔、咽頭、食道、胃、小腸、大腸と大唾液腺、肝臓、膵臓の形態と働きを説明する。
4)運動を支持する呼吸に関して鼻腔、喉頭、気管、気管支、肺の形態と働きを理解する。
<授業の方法>
教科書に沿って講義する。(各項目については講義進行上、部分的に入れ替えることがある)適宜プリントを配布し補
完する。
<準備学習等(予習・復習)>
講義予定範囲を教科書で予習してくること。また講義で習った事項をその日のうちに、すでに学習した知識と有機的に
関連つけて復習すること。解剖学は名称や構造など覚えることが非常に多くて挫けそうになりがちですが、知識が増え
てくると、次第に記憶や理解が容易になり面白くなるので、それまで努力を続けてください。
<成績評価方法>
定期試験(1回)45%、中間試験(3回)45%により評価する。また学習に取り組む姿勢(受講態度、積極的な質問など)
10%を評価に加える。
<教科書>
岸 清・石塚 寛 編「解剖学」医歯薬出版 7,800円
<参考書>
坂井建夫・大谷 修 著「プロメテウス解剖学アトラス(解剖学総論・運動器系)」医学書院
坂井建夫・大谷 修 著「プロメテウス解剖学アトラス(頭部・神経解剖)」医学書院
坂井建夫・大谷 修 著「プロメテウス解剖学アトラス(頚部・胸部・腹部・骨盤部)」医学書院
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
解剖学概論1
解剖学用語、身体の区分、身体の基準線
2
解剖学概論2
細胞、組織、器官
3
骨学総論
骨組織とその発生、骨の一般形状、骨格と骨連結の種類
4
骨学各論1
脊柱(椎骨)胸郭(肋骨、胸骨)の構造と連結
5
骨学各論2
上肢骨(肩甲骨、鎖骨、上腕骨橈骨、尺骨、手の骨)の構造と連結
6
骨学各論3
下肢骨(骨盤、大腿骨、脛骨、足の骨)の構造と連結
7
骨学各論4
頭蓋骨(脳頭蓋、顔面頭蓋)の構造と連結
8
筋学総論
骨格筋の一般形態、筋の作用、筋の補助装置
9
筋学各論1
頭部の筋、頚部の筋の形態と機能
10
筋学各論2
胸部の筋、腹部の筋 背部の筋の形態と機能
11
筋学各論3
上肢の筋の形態と機能
12
筋学各論4
下肢の筋の形態と機能
13
消化器1
消化管(口腔、咽頭、食道、胃、小腸)の形態
14
消化器2
消化管(大腸)、消化腺(肝臓、膵臓)の形態
15
呼吸器
鼻腔、喉頭、気管、気管支、肺の形態の形態
− 152 −
科目コード
27101
区 分
専門基礎
授 業
科目名
生理学Ⅰ
担当者名
佐藤 良子
配当年次
1
配当学期
前期
2
単位数
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
生理学は生命の理(ことわり)-どのように機能しているか-を学ぶ学問である。生理学Ⅰでは、生命の基本単位であ
る細胞についてまず学ぶ。そして、外界の刺激に対応するための機能-神経、筋肉、感覚などについて学ぶ。日頃意識
することなく行っている、見て、聞いて、考えて、行動することについてのメカニズムを理解する。
<授業の到達目標>
細胞はどのような構造と機能をもつかを理解する。
ニューロンや筋のはたらきを理解する。
脳のはたらきについて理解する。
感覚を受容する感覚器について理解し、感覚の成立について理解する。
体温調節や血液のはたらきについて理解する。
国家試験問題についても、ただ正しいものを選択できるようになるのではなく、「なぜ正しいか/どこが誤っているか」
答えられるようになることを目標とする。
<授業の方法>
教科書の順とは異なるが、内容は教科書に沿って講義する。理解を深めるため、プリントを配布する。当日の講義の内
容に関連する柔道整復師国家試験の生理学分野の過去問題についても解説する。講義の終わりに、その日の講義内容の
確認の小テストを行う(ノートを見てよい)。
<準備学習等(予習・復習)>
事前に教科書を読んでおくことを勧める。講義の終わりに、その日の講義内容の確認の小テストを行う。講義中に重要
であると言ったこと・小テスト・国家試験過去問題などを復習するとよい。
<成績評価方法>
定期試験の結果に、出席状況や小テストの結果を加味し、総合評価とする。
<教科書>
公益社団法人全国柔道整復学校協会 監修、根来英雄・貴邑冨久子 著「生理学 改定第3版」南江堂 6,600円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
生理学の基礎(1)
細胞を構成する物質、細胞と細胞小器官(1章)
2
生理学の基礎(2)、栄養と代謝
DNA、膜の性質(1章)、栄養と代謝(6章)
3
神経の基本的機能(1)-静止電位と活動電位
静止電位と活動電位(13章)
4
神経の基本的機能(2)-興奮の伝導と伝達
興奮の伝導と伝達(13章)
5
筋肉の機能(1)-骨格筋の構造と筋収縮
筋の種類、骨格筋の構造と筋収縮(15章)
6
筋肉の機能(2)-平滑筋と心筋
筋収縮の特徴、平滑筋、心筋(15章)
7
神経系の機能(1)-神経系
神経系の分類、自律神経系(14章)
8
神経系の機能(2)-運動の調節
行動や運動の調節、反射(14章)
9
神経系の機能(3)-脳幹
脊髄・脳幹・大脳の機能(14章)
10
神経系の機能(4)-高次機能
高次機能(14章)
11
感覚の生理学(1)-皮膚感覚、視覚
感覚の種類、皮膚感覚、内臓感覚、視覚(16章)
12
感覚の生理学(2)-嗅覚と味覚、聴覚、前庭感覚
嗅覚と味覚、聴覚、前庭感覚(16章)
13
体温とその調節
体温、熱放散(7章)
14
血液の生理学
血液の組成とはたらき(2章)
15
まとめ
前期の講義内容について、確認する
− 153 −
科目コード
27102
区 分
専門基礎
授 業
科目名
公衆衛生学Ⅰ
担当者名
松村 智弘
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
公衆衛生とは「地域社会の組織的な努力によって疾病を予防し、寿命の延長を図り、身体的ならびに精神的能力を増進
するための科学である」と定義される。健康に関わるいろいろな現象を疫学的に把握し、人間を取り巻く環境、社会的
要因(制度、組織など)などと人の健康増進、疾患予防などとの関係を講義する。
<授業の到達目標>
1 健康の概念とその管理について理解する。
1 自然および生活環境の中で疾病と健康の関連を習得する。
1 母子関係とその支援機構を理解する。
<授業の方法>
パワー・ポイントを使用し、視覚も重視して講義形式ですすめる。
<学習課題(予習・復習)>
次回予定の章について読んでおくこと。環境、医療、福祉などのニュースに興味をもってもらいたい。
講義の3~4回終了時に適宜小テストを実施するので、復習をしておくこと。
<成績評価方法>
平常小テスト 20%、定期試験 80%
<教科書>
社団法人全国柔道整復学校協会 監修、鈴木庄亮・小川正行・横山和仁・黒沢美智子・大谷哲也 著「衛生学・公衆衛生
学(改訂第5版)」南光堂 5,000円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
衛生学・公衆衛生学について
公衆衛生学の意義と目的、歴史
2
健康の概念
健康の定義、健康阻害因子、健康指標
3
疾病予防と健康管理
疾病の自然史と予防、生活習慣と疾病
4
感染症の予防 1
感染症とは、ウイルス性・細菌性感染症
5
感染症の予防 2
感染症の動向、感染症対策
6
消毒 1
消毒の概念と消毒方法
7
消毒 2
消毒法の応用、院内感染対策と消毒
8
環境衛生(環境保健)1
環境とは、非生物学的環境と生物学的環境
9
環境衛生(環境保健)2
環境問題、物理的環境要因
10
環境衛生(環境保健)3
化学的環境要因、生物学的環境要因
11
環境衛生(環境保健)4
公害、空気の衛生と大気汚染
12
生活環境・食品衛生活動 1
水の衛生、衣服・住居と健康
13
生活環境・食品衛生活動 2
食品と健康、廃棄物の処理
14
母子保健
ライフサイクルと母子保健、母子保健の指標
15
まとめ
まとめ
− 154 −
27103
科目コード
授 業
科目名
配当年次
基礎柔道整復学Ⅰ(総論)
1
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
飯出 一秀
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復師は、業務として柔道整復を行うことができる国家資格、あるいはその国家資格を持つ者で、柔道整復師法に
おいては「厚生労働大臣の免許を受けて、柔道整復を業とする者」と定義される。
<授業の到達目標>
柔道整復術は日本古来固有の伝統医療、代替医療であり、柔道整復師は日本国でのみ認められている日本固有の国家資
格である。その成り立ちを理解し、各組織の損傷や評価、治療法を理解する事を目的とした。
<授業の方法>
教科書に沿って講義を行い、必要に応じて資料を配付する。それらを基に解説を行う。また、各種整復法などの実技が
ともなう。
<準備学習等(予習・復習)>
テキスト内容の自分が分からないところ(=授業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握す
る」、そのことによって、授業での記憶定着の効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習、定期テスト前の勉強
を兼ねた復習を心がける。
<成績評価方法>
出席、小テスト、課題プロジェクト、定期試験などを総合的に判断する。
<教科書>
全国柔道整復学校協会(2011.12.20)「柔道整復学・理論編」南江堂 7,665円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
概説
柔道整復師の沿革と業務範囲、倫理綱領
2
総論
人体に加わる力・損傷に関する身体の基礎的条件、損傷時に加わる力
3
各組織の損傷-骨-
骨の損傷
4
各組織の損傷-筋・腱-
筋・健の損傷
5
各組織の損傷-靱帯-
靭帯の損傷
6
各組織の損傷-神経-
神経の損傷
7
各組織の損傷-皮膚-
皮膚の損傷
8
各組織の損傷-血管-
血管の損傷
9
評価
末梢神経、血管系、リンパ系、皮膚の損傷
10
治療法-整復-
評価の信頼性、妥当性、確実性
11
治療法-固定-
整復法
12
治療法-後療-
固定法
13
治療法-指導-
後療法
14
治療法-管理-
指導管理(1)
15
まとめ
指導管理(2)総合
− 155 −
27104
科目コード
授 業
科目名
配当年次
基礎柔道整復学Ⅱ(骨折)
1
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
古山 喜一
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
臨床で必要な骨折について発生機序、症状、整復法、固定法、合併症等について学ぶと共に保存療法の限界に関する知
識を修得する。各骨折の発生メカニズムを詳細に理解する事が症状、整復法、固定法、合併症等を合理的に理解するこ
とになる。この講義では頭部顔面骨折・胸骨骨折・肋骨骨折・脊椎骨折・手根骨骨折・中手骨骨折・指骨骨折について
学習する。
<授業の到達目標>
各骨折の発生機序、症状、整復法、固定法、合併症等について理解する
各骨折における保存療法の限界について理解する。
<授業の方法>
教科書を中心に講義するが最新の知見についても紹介する。
<準備学習等(予習・復習)>
特に復習が重要である。講義で書き留めたノートを帰宅後まとめる作業が重要である。
<成績評価方法>
定期試験で評価する。
<教科書>
全国柔道整復学校協会監修「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円(税別)
全国柔道整復学校協会監修「柔道整復学・実技編」南江堂 7,200円(税別)
目崎 登 監修「運動器疾患ワークブック」医歯薬出版 4,000円(税別)
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
頭部・顔面骨折
頭蓋骨骨折 眼窩底破裂骨折
2
頭部・顔面骨折
上顎骨骨折 頬骨および頬骨弓骨折
3
頭部・顔面骨折
鼻骨骨折・鼻軟骨骨折及び下顎骨骨折
4
胸骨骨折
胸骨骨折(胸骨柄部・体部・剣状突起部)
5
肋骨骨折
肋骨骨折及び肋軟骨骨折
6
脊椎骨折
頸椎骨折
7
前腕遠位端部骨折
コーレス骨折 スミス骨折
8
前腕遠位端部骨折
バートン骨折
ショーファー骨折
9
手根骨骨折
その他の手根骨骨折
10
中手骨骨折
中手骨近位端部骨折 中手骨骨幹部骨折
11
中手骨骨折
中手骨骨幹部骨折
12
指骨骨折
基節j骨骨折
13
指骨骨折
中節骨骨折
14
指骨骨折
末節骨骨折
15
まとめ
総復習
− 156 −
科目コード
27200
区 分
専門基礎
授 業
科目名
病理学Ⅰ
担当者名
松村 智弘
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
正常人体構造をベースに疾病の原因、経過、本態など病的状態における細胞・組織・臓器などの変化を形態学的・病態
生理学的に探求する学問である。肉眼的・顕微鏡的形態変化を基盤に疾病の本態、発症メカニズム、経過などについて
理解し、内的・外的因子の影響などについて学習する。
<授業の到達目標>
1 病理学の役目を理解する。
1 臓器・組織・細胞の退行性・進行性病病変を習得する。
1 充血、うっ血。梗塞などの循環障害が理解できる。
1 炎症・免疫の本態と疾患が理解できる。
<授業の方法>
病理標本を実際に見ることが理解の出発点であると考えるので、パワー・ポイントを使用して視覚的に講義をすすめる。
<準備学習(予習・復習等)>
シラバスに沿って、講義当日の項目内容を予習しておくこと
講義の3~4回終了時に適宜小テストを実施するので、復習をしておくこと。
<成績評価方法>
平常小テスト 20%、定期試験 80%
<教科書>
社団法人全国柔道整復学協会 監修、関根一郎 著「病理学概論 改訂第3版」医歯薬出版株式会社 3,800円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
病理学とは
病理学とは何か、病理学における観察方法
2
疾病の一般
疾病・症候の意義と分類、疾病の経過
3
細胞障害(退行性病変)Ⅰ
萎縮と変性
4
細胞障害(退行性病変)Ⅱ
代謝障害と疾病
5
細胞障害(退行性病変)Ⅲ
壊死、死
6
循環障害 I
血液の循環障害
7
循環障害 Ⅱ
血栓症・塞栓症
8
循環障害 Ⅲ
リンパ液の循環障害、高血圧症
9
進行性病変 I
肥大、過形成、化生
10
進行性病変 Ⅱ
創傷治癒、移植
11
炎症 I
炎症の一般
12
炎症 Ⅱ
炎症の分類
13
免疫、アレルギー Ⅰ
免疫の仕組み
14
免疫、アレルギー Ⅱ
免疫不全・自己免疫疾患
15
免疫、アレルギー Ⅲ
アレルギーの分類
− 157 −
科目コード
27201
区 分
専門基礎
授 業
科目名
運動学特論A
担当者名
早田 剛
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
運動学は、人間の身体運動の構造や性質を、諸原理から選択して、系統的に応用する科学的研究領域である。つまり、
解剖学、生理学、生化学で学んだ人体の構造と機能、働きを理解した上で、身体運動の発現が効率良く連携する仕組み
を学習するものである。また、身体の成長・発達および加齢に伴い変化する運動の様相を観察し、正常な動きを理解し
た上で異常運動を学習する。本講義では、柔道整復師国家試験出題基準に沿って、運動学の目的から四肢と体幹の運動
までを学習する。
<授業の到達目標>
運動学の領域と目的を理解し、身体(骨・関節・筋・神経)の構造や機能についての基本的な知識を復習しながら、身
体運動の分析や解析ができるようになることを目標としている。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布し、講義を進めていく。また、時にグループディスカッションや発表を用いな
がら理解を深めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を熟読し、授業の理解を深める。また小テストや宿題については、教科書だけでなく、関連する解剖学や
生理学の書籍を参考にしながら、理解を深める。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、小テスト・宿題 20%、定期試験 50%
<教科書>
斎藤宏(1993.3)「運動学 第3版」医歯薬出版株式会社 4,200円+税
<参考書>
中島雅美・中島喜代彦 編(2002.7)「PT・OT 基礎から学ぶ運動学ノート」医歯薬出版株式会社 3,800円+税
<授業計画>
回
1
テーマ
1 運動学の目的・2 運動の表し方
授 業 内 容
1_A運動学とは B運動学の領域と目的 C運動のとらえ方、2_
A運動の表示 B関節運動の表示
2
3 身体運動と力学
A身体運動に関する力 B人体における単一機械構造 C運動の法
則 D仕事と力学的エネルギー
3
4 運動器の構造と機能
A骨の構造と機能 B関節の構造と機能 C骨格筋の構造と機能
4
5 神経の構造と機能
A神経細胞 B末梢神経 C中枢神経
5
6 運動感覚
A感覚と知覚 B運動感覚と運動の制御機構
6
7 反射と随意運動
A反射 B連合運動と共同運動 C随意運動
7
8 四肢と体幹の運動(1)
A上肢帯の運動
8
8 四肢と体幹の運動(2)
B肩関節の運動
9
8 四肢と体幹の運動(3)
C肘関節と前腕の運動
10
8 四肢と体幹の運動(4)
D手関節と手の運動1
11
8 四肢と体幹の運動(5)
D手関節と手の運動2
12
8 四肢と体幹の運動(6)
E股関節の運動
13
8 四肢と体幹の運動(7)
F膝関節の運動
14
8 四肢と体幹の運動(8)
G足関節の運動1
15
8 四肢と体幹の運動(9)
G足関節の運動2
− 158 −
27202
科目コード
授 業
科目名
配当年次
基礎柔道整復学Ⅲ(脱臼)
2
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
飯出 一秀
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
脱臼という用語は「正常な関節面相互の解剖学的位置関係を失っている状態」を表している。基本的には関節構成組織
損傷で関節が脱臼状態にある場合には、骨と骨の位置的異常のみにとらわれるのではなく、損傷されている組織検索に
重きを置く事が重要である。
<授業の到達目標>
この授業では解剖学的位置関係を失っている「脱臼」状態について解説し、各組織の損傷や評価、治療法を理解する事
を目的とした。
<授業の方法>
教科書に沿って講義を行い、必要に応じて資料を配付する。それらを基に解説を行う。また、各種整復法などの実技が
ともなう。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト内容の自分が分からないところ(=授業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握す
る」、そのことによって、授業での記憶定着の効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習、定期テスト前の勉強
を兼ねた復習を心がける。
<成績評価方法>
出席、小テスト、課題プロジェクト、定期試験などを総合的に判断する
<教科書>
全国柔道整復学校協会(2011.12.20)「柔道整復学・理論編」南江堂 7,665円
<参考書>
目崎 登(2012.4.10)「運動器疾患ワークブック」医歯薬出版 4,200円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
脱臼総論
定義と概説
2
顎関節脱臼
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
3
頸椎脱臼
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
4
胸椎脱臼
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
5
肩鎖関節脱臼
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
6
肩関節脱臼-前方・後方-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
7
肩関節脱臼-下方・上方-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
8
肘関節脱臼-両骨-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
9
肘関節脱臼-単独・肘内障-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
10
手関節脱臼-関節-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
11
手関節脱臼-手根骨-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
12
手指脱臼-CM関節-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
13
手指脱臼-MP-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
14
手指脱臼-DIP・PIP-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
15
まとめ
総説
− 159 −
27203
科目コード
授 業
科目名
配当年次
基礎柔道整復学Ⅳ(捻挫)
2
配当学期
後期
区 分
専門基礎
担当者名
小玉 京士朗
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
捻挫における発生機序、症状、治癒形態といった概要について機能解剖学、生理学、運動学的視点より学修する。各論
においては顎関節、頚部(胸部も含む)、腰部で生じる捻挫について学修をする。
<授業の到達目標>
捻挫は臨床現場で関わることが多い運動器疾患の一つである。捻挫を生じる組織の種類、症状、治癒機序等について機
能解剖学、生理学、運動学的視点より理解し、論理的思考を習塾させることを目標とする。
<授業の方法>
指定教科書内容に沿った配布プリント、パワーポイントを使用し実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
本講義受講前には必ず解剖学、生理学(骨、筋肉、神経)に関する予習を実施すること。また次回の講義前に確認テス
トを実施し復習を兼ねる。
<成績評価方法>
受講態度・小テスト等 20%、定期試験 80%
<教科書>
全国柔道整復学校協会「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円
全国柔道整復学校協会「柔道整復学・実技編」南江堂 7,000円
<参考書>
全国柔道整復学校協会「整形外科学」南江堂 5,600円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
関節構成組織(1)
関節構成組織と機能について
2
関節構成組織(2)
関節構成組織の修復機序について
3
関節損傷
関節損傷の分類、症状、処置方法、治癒機序について
4
頭部、顔面捻挫
頭部、顔面を構成する組織、外傷性顎関節損傷、顎関節症について
5
頚部捻挫(1)
頚部周囲組織(骨、筋)について
6
頚部捻挫(2)
頚部周囲組織(神経)について
7
頚部捻挫(3)
寝違え、むちうち損傷について
8
頸椎部の神経損傷(1)
外傷性腕神経叢麻痺、副神経麻痺について
9
頸椎部の神経損傷(2)
長胸神経、分娩麻痺、頸髄損傷(総論)について
10
頚部の疾患(1)
頸椎症、頸椎椎間板ヘルニアについて
11
頚部の疾患(2)
胸郭出口症候群について
12
腰部捻挫(1)
腰部を構成する骨、筋、神経、いわゆる腰痛症について
13
腰部捻挫(2)
腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離すべり症について
14
腰部捻挫(3)
変形性脊椎症(腰部脊柱管狭窄症)、梨状筋症候群について
15
総復習
頭部、顔面捻挫、頚部捻挫、腰部捻挫について
− 160 −
科目コード
27300
区 分
専門基礎
授 業
科目名
運動学特論B
担当者名
早田 剛
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
運動学は、人間の身体運動の構造や性質を、諸原理から選択して、系統的に応用する科学的研究領域である。つまり、
解剖学、生理学、生化学で学んだ人体の構造と機能、働きを理解した上で、身体運動の発現が効率良く連携する仕組み
を学習するものである。また、身体の成長・発達および加齢に伴い変化する運動の様相を観察し、正常な動きを理解し
た上で異常運動を学習する。本講義では、柔道整復師国家試験出題基準に沿って、四肢と体幹の運動から運動学習まで
を学習する。
<授業の到達目標>
運動学の領域と目的を理解し、身体(骨・関節・筋・神経)の構造や機能についての基本的な知識を復習しながら、身
体運動の分析や運動発達・学習について修得することを目標としている。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布し、講義を進めていく。また、時にグループディスカッションや発表を用いな
がら理解を深めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を熟読し、授業の理解を深める。また小テストや宿題については、教科書だけでなく、関連する解剖学や
生理学の書籍を参考にしながら、理解を深める。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、小テスト・宿題 20%、定期試験 50%
<教科書>
斎藤宏(1993.3)「運動学 第3版」医歯薬出版株式会社 4,200円+税
<参考書>
中島雅美・中島喜代彦 編(2002.7)「PT・OT 基礎から学ぶ運動学ノート」医歯薬出版株式会社 3,800円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
1 運動学の目的・2 運動の表し
1_A運動学とは B運動学の領域と目的 C運動のとらえ方、2_A運動
方
の表示 B関節運動の表示
2
8 四肢と体幹の運動(10)
H体幹と脊柱の運動
3
8 四肢と体幹の運動(11)
I頸椎の運動
4
8 四肢と体幹の運動(12)
J胸郭と胸椎の運動
5
8 四肢と体幹の運動(13)
K腰椎、仙椎および骨盤運動
6
8 四肢と体幹の運動(14)
L顔面および頭部の運動
7
9 姿勢(1)
A姿勢の分類 B重心 C立位姿勢
8
9 姿勢(2)
D立位姿勢の制御 E機能肢位
9
10 歩行(1)
A歩行周期 B歩行の運動学的分析
10
10 歩行(2)
C歩行の運動力学的分析 D歩行時の筋活動 E歩行のエネルギー代謝
11
10 歩行(3)
F走行 G異常歩行
12
11 運動発達(1)
A神経組織の成熟
13
11 運動発達(2)
B乳幼児期の運動発達
14
12 運動学習(1)
学習~学習曲線
15
12 運動学習(2)
動機づけ~記憶
− 161 −
27301
科目コード
授 業
科目名
基礎柔道整復学Ⅴ(軟部組織)
配当年次
3
配当学期
前期
区 分
専門基礎
担当者名
三瀬 貴生
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、筋、腱、神経、血管、皮膚の損傷に関する基礎的な理論および基礎理論に基づくスポーツ外傷・障害につ
いて講義する。それぞれの組織の形態や機能、損傷のメカニズムと分類、損傷後の治癒過程について理解し、軟部組織
損傷における柔道整復学の基礎を学習する。さらに、それらの基礎をもとにスポーツなどの運動における軟部組織損傷
について学習する。
<授業の到達目標>
柔道整復学の軟部組織損傷に関する基礎の理解および運動時における損傷の発生機序の理解を目標とする。
<授業の方法>
配布資料とKeynoteによるプレゼンテーションをもとに学習する。
<準備学習(予習・復習等)>
解剖学(筋系、骨系、神経系)、生理学(筋、神経)を復習しておくこと。
<成績評価方法>
定期試験の点数をもとに出席状況、授業態度などを考慮して評価する。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「柔道整復学・理論編」南江堂
<参考書>
臨床スポーツ医学編集委員会「予防としてのスポーツ医学」文光堂
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業概要、成績評価の説明
2
筋の損傷
筋損傷の総論
3
筋の損傷(肉離れ)
肉離れの発生機序と予防方法
4
筋の損傷(腰椎捻挫;ぎっくり腰)
腰椎捻挫(ぎっくり腰)の発生機序と予防方法
5
筋の損傷(シンスプリント)
シンスプリントの発生機序と予防方法
6
腱の損傷
腱損傷の総論
7
腱の損傷(テニス肘)
テニス肘の発生機序と予防方法
8
腱の損傷(アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎)
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の発生機序と予防方法
9
腱の損傷(腱板炎;インピンジメント症候群)
インピンジメント症候群の発生機序と予防方法
10
神経の損傷
神経損傷の総論
11
神経の損傷(バーナー症候群)
バーナー症候群の発生機序と予防方法
12
頭部外傷
頭部外傷・脳震盪
13
皮膚の損傷(1)
皮膚損傷の総論、創傷
14
皮膚の損傷(2)
熱傷、凍傷
15
まとめ
総合学習
− 162 −
科目コード
31109
区 分
コア
授 業
科目名
「しなやかな心・折れない心」
レジリエンス教育演習
担当者名
大橋 節子
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
講義/演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
レジリエンスとは、「しなやかな心・折れない心」と言い表せるでしょう。人として生まれ育っていく過程には、様々
な困難な出来事に遭遇します。そんな時、どのように困難に立ち向かうのが良いでしょうか。自分自身の学びのなかから、
教師として子ども達に向き合った際に、子ども達の「しなやかに折れない心」を育てるレジリエンスについて演習を行
います。また人生をよりよく生きるために大学生の間にやっておくべき事を自らの目で、耳で、手で確認する、生き方
の「みえる化」とも言うべき演習にしたいと考えます。
<授業の到達目標>
「静と動の活動」でしなやかな心・折れない心を体感することを目標とします。またこの授業のもう一つの重要な目標
は自らが生活のなかで疑問や気になっていることを見つけだすリサーチ力と、それを人に伝えるプレゼンテーション力
を身に付けることです。人に伝える難しさ、人に伝わる心地よさ、「思いを表現する力」も身につけ就職にも備えます。
<授業の方法>
ワークショップ形式参加型授業です。「読み・書き・話す」や感性を磨く表現教育にも取り組みます。
<準備学習等(予習・復習)>
必要な予習・復習はもちろんですが、生活管理表の記載でQOL(生活の質)向上に取り組んでいきます。
<成績評価方法>
出席 20%、授業参加度 20%、リサーチ 20%、プレゼンテーション 20%、まとめレポート 20%
<教科書・参考図書>
テキスト:森 信三 著「人生二度なし」致知出版
参考図書:適宜配布します。
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション
授 業 内 容
「わたし」を語ってもらい、自分の素質について考えます。
自分を分析して紹介する
2
生活習慣について
日ごろの良い習慣・悪い習慣の見直しを検討します。
3
社会性について
社会の一員としてどうあるべきかをみつめます。
4
時間と人生について(1)
時間管理の良し悪しが人生の良し悪しにつながることを学びます。
5
時間と人生について(2)
6
人生と職業(1)
何のために、どのように職業を決めその職に就くことが出来るのか
7
人生と職業(2) を考えます。
8
インプロビゼーション(1)
即興。即興演奏や即興演劇のことで、教育のなかでも大きな注目を
9
インプロビゼーション(2)
集めるメソッドです。
10
挑戦と創造(1)
新しい自分に出会う時間を創作します。
11
挑戦と創造(2)
12
友達とのかかわり「交友」(1)
人は一人では決して生きてはいけないもの、一生の友人について考
13
友達とのかかわり「交友」(2)
えます。
14
レジリエンス「生きる力」(1)
しなやかに生きるについて考えます。
15
レジリエンス「生きる力」(2)
− 163 −
31200
科目コード
授 業
科目名
学級経営実践問題A(不登校)
配当年次
2
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
大塚 敏弘
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
不登校への対応や学校の取り組みは重要な課題であり、その要因や背景は年々多様化複雑化している。本授業では、不
登校に関する施策の変遷を踏まえ、現在の不登校対応について理解を深めるとともに、教師として生徒の状況把握、適
切な取り組みはどうあるべきか、について理解することを目的とする。
<授業の到達目標>
①不登校に関する基本的知識の習得
②教師の不登校生徒への基本的対応の理解
<授業の方法>
原則、講義形式で行う。
<準備学習(予習・復習等)>
あらかじめ配布された資料等を読み込んで参加すること。
毎時授業のまとめとしてレポート課題を課す。
また、定期的に理解確認のための小テストを実施する。
<成績評価方法>
授業態度(関心・意欲・態度)40%、レポート課題及び小テスト 60%を総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
授業中に適宜紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
なぜ不登校を学ぶのかについて、共通理解を図る。
2
不登校の現状と課題について
不登校について基本的知識を学ぶ
3
不登校とは何か
不登校の要因とその背景について学ぶ
4
不登校への基本的対応(1)
状況把握とアセスメントについて学ぶ
5
不登校の基本的対応(2)
担任の役割と校内連携について学ぶ
6
不登校の基本的対応(3)
外部機関との連携について学ぶ
7
不登校の支援方法(1)
発達障害を持つ児童・生徒への不登校支援について学ぶ
8
不登校の支援方法(2)
いじめによる不登校支援について学ぶ
9
不登校の支援方法(3)
家庭支援について学ぶ
10
事例検討(1)
発達障害等
11
事例検討(2)
いじめ等
12
民間不登校支援施設の現場
特色ある不登校支援施設の取り組みについて学ぶ
13
不登校とキャリア・進路指導
不登校生徒の進路について学ぶ
14
魅力ある学校づくりの取り組み
不登校を生み出さない工夫について学ぶ
15
まとめと総括
授業のまとめ
− 164 −
31202
科目コード
授 業
科目名
配当年次
学級経営実践問題C(非行)
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
久田 孝
単位数
2
授業方法
講義・演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
思春期の青少年の逸脱・不適応行動は、犯罪や非行をはじめとして、いじめ、不登校、家庭内暴力、引きこもり、援助交際、親の虐待、
放置など多くの社会病理現象として顕在化する。本講義では、特に少年非行に焦点を当てて実際に発生した事案を基に非行理論に照ら
し合わせ実践と理論の理解を中心に学習し、問題解決する手法を学ぶ。また司法福祉の取組み等も理解、保護・矯正等の関係機関の在
り方、その取組みの現状、課題について行政機関との連携、協働の在り方について理解を深めていく。
<授業の到達目標>
本授業の目標は、学級経営において教師の意図的・計画的な指導により、自治的に活動できる児童・生徒の育成を目指すものである。
その為に、過去の歴史的背景から見た生徒指導問題を今学校現場で問題になっている生徒指導上の課題について理解し、生徒指導に関
する専門的知識と実践的指導力を身につけていく。
<授業の方法>
授業では具体的事例の検討を通して、「教師と児童の信頼関係の構築・児童同士の信頼関係の構築・集団意識の向上」という場面で集
団規範の共有、自主的・実践的態度、望ましい人間関係に分類、生徒指導の現状と課題の把握、生徒指導の方法、および教育相談の考
え方とすすめ方についての理解を深める。
<準備学習(予習・復習等)>
予習は、次時に講義される章について、教科書やあらかじめ適宜配布された資料を積極的に熟読、理解を深めておく。復習は、本時の
授業内容を自分の意見も含め、レポートにてまとめ、次時に提出する。
<成績評価方法>
授業に対する意欲・態度 40%、レポート課題にて到達度評価 60%を統括し総合的に評価する。
<教科書>
文部科学省(2010.4)「生徒指導提要」教育図書株式会社 298円
<参考書>
福島 章 著(1994.6)「非行心理学入門」中央公論社 713円
大村英昭 著(2002.5)「非行のリアリティ」世界思想社 2,160円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
オリエンテーションとして、目標、計画、内容、授業内容等の理解を深め、授業が円滑
に進めるようにする。
非行の歴史と理論
非行は時代と共に様相も変化している。また非行の構造について時代の背景と共に理論
(素因論・文化学習論・アミノー論・副次文化論・ドリフト理論・社会的絆の理論・ラベ
リング論等)別に考えてみる。
いじめ
「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことに
より、精神的な苦痛を感じているもの」と定義される「いじめ問題」について実際に起こっ
た事例と共に考えていく。
暴力
年々増加傾向にある暴力行為。その暴力行為の増加の要因について調査、研究し、集団
の中で如何に暴力をなくすことが出来るか実際に起こった事例と共に考えていく。
不登校
全国の小学生不登校数約24,000人(平成25年度)の現実を踏まえ、不登校の原因と対策を
学び実際に起こった事例と共に考えていく。
発達障害
発達障害について理解を深め、児童の行動観察からその児童がどんなことができて、何
が苦手なのか、どんな魅力があるのかといった「児童」に目を向ける。そして、その児
童に合った支援を行うべく実際に起こった事例と共に学んでいく。
学校教育と家庭教育、地域との連携 ここでは学校教育と家庭教育との住み分けを重点に各責任の所在を明確にまた学校、家
庭の共通理解を学び協働の教育の推進に向け事例と共に親子関係についても学んでいく。
また、地域連携(地域の力)についても組織的な取り組みなども併せて明らかにしていく。
教育実践記録の検討(1)
教育実践記録を基にグループ毎、話し合い、まとめ発表していく。
教育実践記録の検討(2)
教育実践記録を基にグループ毎、話し合い、まとめ発表していく。
問題行動の理解と生徒指導
現象としての問題行動と種別及び法的処置や、学校における指導の限界、行政諸機関と
の連携について事例を基に学ぶ。
問題行動の対応演習(1)
問題行動の発生と要因、対処など事例を基にグループ毎、話し合い、まとめ発表し、考
えていく。
問題行動の対応演習(2)
問題行動の発生と要因、対処など事例を基にグループ毎、話し合い、まとめ発表し、考
えていく。
心の教育と道徳教育の推進
今学校は、子どもたちのかかわる様々な事件に追われている。中でも、子どもたちの心
情に起因する、いじめや不登校、凶悪事件や自殺問題は、教育の根幹を揺るがすことと
して、改めて"教育とは何か"を問題提起している。このような教育の現状を見つめ、その
解決への一助として、「道徳教育」の可能性に的を絞って考えていく。
相談活動の進め方
これからの相談活動はプライバシーや個人の情報の管理の重要視しながら教員が組織的
に教育相談に携わることが重要となる。その際、実際に教育相談活動を進めるにあたり、
教育的アセスメント(認知面・情緒面・心理面・行動面・社会面等)について学ぶ。
まとめ(心の学級経営)
学級経営は教科指導と生徒指導の両輪です。どちらかがつまずけば「学級の新しい荒れ」
を生み出す原因となります。いま、「規範感覚」の崩れが問題になっている時、新しい学
級経営を通して「心」を育てる基盤づくりをどう展開するか事例を基にグループ毎、話
し合い、考えていく。
− 165 −
科目コード
31205
区 分
コア
授 業
科目名
子どもを開く遊びと自然
担当者名
梶本 佳照
配当年次
2
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
講義・実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
遊びは子どもの生活そのものであり、遊びを通して子どもは成長していく。子どもは実物と物とのあいだに何らかの共
通性をみつけて遊ぶことを楽しむ。これがごっこ遊びであり子どもの発達に非常に大切な遊びである。ごっこ遊びを通
して社会の仕組みや文化を知り、他者の立場から自分を見たりすることができようになっていくからである。
<授業の到達目標>
子どもにとっての遊びの意味を説明することができる。
自分の子どものころの遊び環境を図に書いて説明することができる。
子どもの遊びを支援する取り組みについて説明することができる。
子どもの遊びを支援することができる。
<授業の方法>
必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて講義をすすめる。実習は、おかやまプレーパークに行き実際に子ども
との遊び体験を通して学ぶ。
<準備学習(予習・復習等)>
予習としては自分が子どもの頃にどのような場所でどのような遊びをしていたのかを思い出しておくこと。復習として
は実習終了後に、活動振り返りシートに記入すること。
<成績評価方法>
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
子どもの発達と遊び
子どもが育つためになぜ「遊び」が必要なのか
2
自然観察
キャンパス自然マップ、身近な動植物などの自然と遊び
3
自然を使ったあそび
フィールドビンゴをつくろう
4
自然を取り入れて遊ぶ
木の実や木の葉で何ができるかな
5
昔の遊び
昭和時代の子どもを取り巻く環境と遊び
6
現代的の遊び
テレビゲーム、スマホゲーム
7
遊びの支援
プレーパーク(冒険遊び場)活動・公民館・児童観・学童保育
8
遊びと自然体験
遊びの中にひそむ「自然科学」、科学おもちゃ
9
遊びの体験(1)
おかやまプレーパークでの遊び環境づくり体験(遊び場の様子の観察)
10
遊びの体験(2)
おかやまプレーパークでの遊び環境づくり体験(子どもの様子を観察)
11
遊びの体験(3)
おかやまプレーパークでの遊び環境づくり体験(子どもと作りだす遊び)
12
遊びの体験(4)
おかやまプレーパークでの遊び環境づくり体験(大人が仕掛ける遊び)
13
遊びの体験(5)
おかやまプレーパークでの遊び環境づくり体験(遊具の工夫)
14
遊びの体験(6)
おかやまプレーパークでの遊び環境づくり体験(空間のデザイン)
15
まとめ
子どものころの遊びと環境、子どもの遊びを支援する取り組みのまとめ
− 166 −
科目コード
31208
区 分
コア
授 業
科目名
映画とテレビの英語
担当者名
LUC GOUGEON
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
テレビや映画は生きた言葉の宝庫であり、英語習得のための有効な教材の一つである。テレビ番組や映画に使われてい
る英語を分析、習得し、語彙力を伸ばし、文法や様々な表現方法の理解を深め、応用する力を身につける。
<授業の到達目標>
映画やテレビドラマ、バラエティー、ニュース、コマーシャルなど様々なジャンルで使われる英語表現を理解し、適切
に運用ができる。
<授業の方法>
映像を見ながらディクテーション、専門的な言葉を学習など様々なタスクを行う。自分たちで台本を作成し発表する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業で発表する課題の作成、授業の復習が必要である。その他に、自分が好きなジャンルで使われている英語を利用して、
自発的に英語に触れていくことが求められる。
<成績評価方法>
積極的な授業参加 15%、定期試験 35%、ディスカッションやプレゼンテーション 50%を総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
メディアと英語
有効な活用法
2
テレビの英語(1)
コマーシャルから学ぶイギリス英語
3
テレビの英語(2)
コマーシャルから学ぶアメリカ英語
4
テレビの英語(3)
コマーシャルに登場する人物と英語表現の関係
5
テレビの英語(4)
ニュース英語に触れる
6
テレビの英語(5)
ニュースに登場する人物と英語表現の関係
7
テレビの英語(6)
ドラマ英語の特徴
8
テレビの英語(7)
ドラマに見る年代別の英語
9
映画の英語(1)
映画英語の種類
10
映画の英語(2)
文脈から判断する英語表現
11
映画の英語(3)
ニュージーランドの英語表現
12
映画の英語(4)
オーストラリアの英語表現と発音(アメリカ、イギリスとの違い)
13
表現演習(1)
ニュース・ドラマ台本作り
14
表現演習(2)
ニュース・ドラマ実演練習
15
表現演習(3)
発表
− 167 −
科目コード
31209
区 分
コア
授 業
科目名
英語のリズムとイントネーション
担当者名
岩中 貴裕
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本語の音声と対照することによって国際社会で通用する英語発音を身に付ける。英語教師として相応しい発音を身に
付けるために授業時間のかなりの部分を発音練習に費やす。さらに小学生や中学生を対象とした効果的な発音指導につ
いても理解を深める。
<授業の到達目標>
下記の4点の到達目標が達成できていることを、受講終了時に確認すること。
1.英語の調音音声学に関する理論を理解することができる。
2.国際社会で通じる英語発音で英語を話すことができる。
3.日本人英語学習者を対象として効果的に音声指導をすることができる。
4.アルファベットと音の関係を体系的に説明することができる。
<授業の方法>
グループ単位の活動が授業の中心となる。他の学生と力を合わせて課題を解決するスキルを習得する。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書の当該箇所を理解した上で授業に臨むこと。復習の内容は授業内で指示する。
<成績評価方法>
授業での貢献 30%、グループワーク 15%、授業内ミニレポート 15%、課題発表 20%、筆記試験 20%
<教科書>
竹林 滋・斉藤弘子・清水あつこ(2013)「改定新版 初級英語音声学」大修館書店 2,592円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業の進め方・予習方法についての説明
2
IPA
国際音声記号と発音
3
音声器官
それぞれの名称と役割
4
英語と日本語のアクセント
ストレスアクセントとピッチアクセント
5
音声面における英語らしさ
英語らしい発音を生み出す要因
6
母音と子音
調音点と調音法
7
アルファベットと発音
アルファベットが担う音
8
日本語母語話者の英語発音
日本人英語の音声的特徴
9
英語における等時性
等時感覚の習得
10
ローマ字読みを避ける方略
正しい発音の習得
11
強音節と弱音節
母音の弱化
12
コミュニケーションにおける発音の重要性
発音トレーニング
13
日本語母語話者のための発音指導
日本語の特徴を考慮に入れた効果的な発音指導
14
課題発表(前半)
授業内で指示された課題を発表
15
課題発表(後半)
授業内で指示された課題を発表
− 168 −
科目コード
31210
区 分
専門基礎
授 業
科目名
英語思考法
担当者名
岩中 貴裕
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業を通して、日本語と英語の背後にある発想・思考の違いについて理解し、「英語らしさ」を生み出す要因につ
いて理解を深める。日本語母語話者はMy recommend movie is Spirited Away .のように日本語の発想に基づいて英語を
生成する傾向がある。どうすればそのような文の生成を避けることができるのかについて検討を加える。
<授業の到達目標>
下記の3点の到達目標が達成できていることを、受講終了時に確認すること。
1.日本語と英語の発想の違いを説明することができる。
2.日本語母語話者が生成する英語の特徴を説明することができる。
3.日本人英語学習者のために効果的な英語指導方法を検討することができる。
<授業の方法>
グループ単位でのプレゼンテーションを取り入れた授業を行う。ペア、グループでの話し合いと課題解決が授業活動の
中心となる。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内で配布された資料に目を通し、質問がある場合は翌週必ず授業担当者に確認すること。予習の方法は授業内で指
示する。
<成績評価方法>
授業での貢献 30%、グループワーク 20%、小テスト 30%、グループ・プレゼンテーション 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
デイビッド・パーカー(2010)「日本人にありがちな英語の落とし穴」BTB Press 1,900円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業の進め方・予習方法についての説明
2
日英慣用表現
動物をめぐる慣用句の意味のずれ
3
語彙
日本人のための英単語学習法
4
文法
文法に反映された日英発想の違い
5
発想と表現
第2回から第4回までのまとめ・小テスト
6
ことわざ(1)
日英ことわざと背景文化の比較
7
ことわざ(2)
外国から日本に入ったことわざ表現
8
文芸(1)
異文化をどう翻訳するのか
9
文芸(2)
映画の中の表現と文化
10
ことわざと文化
第6回から第9回までのまとめ・小テスト
11
音声(1)
音声面における英語らしさと日本語らしさ
12
音声(2)
日本語話者に適当な英語の発音
13
教育(1)
日本人の英語発音の弱点
14
教育(2)
日本人の英文発想とライティング指導
15
音声と教育
第11回から第14回までのまとめ・小テスト
− 169 −
31211
科目コード
授 業
科目名
英語科教授法特論Ⅰ(発展)
配当年次
3
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
岩中 貴裕
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業を通して「フォーカス・オン・フォーム」と呼ばれる指導方法に対する理解を深め、それを実際の授業場面に
どのように応用するかを検討します。また生徒の学習意欲を向上させるための手段として「自己決定理論」に着目し、
この理論を教室場面で応用する方策を検討します。科学的理論を理解した上で、中学校・高等学校における英語指導技
術の習得を目指します。
<授業の到達目標>
下記の4点の到達目標が達成できていることを、受講終了時に確認すること。
1.フォーカス・オン・フォームについて説明することができる。
2.自己決定理論について説明することができる。
3.英語学習におけるインプットの重要性について説明することができる。
4.英語学習において文法が果たす役割について説明することができる。
<授業の方法>
アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた授業を行う。受講生は積極的に授業に貢献することが求められる。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内で配布された資料に目を通し、質問がある場合は翌週必ず授業担当者に確認すること。授業外で行う学習活動(予
習を含める)については授業内で指示する。
<成績評価方法>
授業での貢献(意見発表・質問)30%、グループワーク 20%、発表(模擬授業・プレゼンテーション)30%、レポート
課題 20%
<教科書>
和泉伸一(2009)「フォーカス・オン・フォームを取り入れた新しい英語教育」大修館書店 2,200円
<参考書>
授業内でプリントを配布する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業の進め方・予習方法についての説明
2
小学校における外国語活動(1)
その目的と教師に求められるスキル
3
小学校における外国語活動(2)
文字指導と発音指導
4
中学校における英語授業(1)
新文型の導入と定着を促す活動
5
中学校における英語授業(2)
本文理解と音読指導
6
中学校における英語授業(3)
アウトプット活動の指導
7
高等学校の英語授業(1)
多読が英語学習において果たす役割
8
高等学校の英語授業(2)
英語で英語を教える授業
9
高等学校の英語授業(3)
作文指導・スピーチ指導
10
高等学校の英語授業(4)
ディベート指導
11
高等学校の英語授業(5)
文法知識が英語学習において果たす役割
12
フォーカス・オン・フォーム(1)
フォーカス・オン・フォームの理論的根拠
13
フォーカス・オン・フォーム(1)
フォーカス・オン・フォームを取り入れた授業
14
自己決定理論(1)
自己決定理論が想定する三つの心理的欲求
15
自己決定理論(2)
自己決定理論と英語教育
− 170 −
31212
科目コード
授 業
科目名
英語科教授法特論Ⅱ(実践)
配当年次
4
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
岩中 貴裕
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
教師はその職に就いてからも自己研鑽と成長が求められる。教師として成長を続けるためには、自分自身の教育実践を
振り返り、改善を続けなくてはならない。この授業は英語の授業力を向上させるために必要な情報を提供し、その知識
の定着を図る。
<授業の到達目標>
下記の4点の到達目標が達成できていることを、受講終了時に確認すること。
1.英語の授業の流れを理解し学習者のコミュニケーション能力を促す授業を実施することができる。
2.学習者を飽きさせない様々な音読活動を授業に取り入れることができる。
3.自分の授業に意味のやり取りを目的としたコミュニケーション活動を取り入れることができる。
4.自分の授業に協同学習の技法(ペアワーク・グループワーク)を取り入れることができる。
<授業の方法>
アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた授業を行う。受講生は積極的に授業に貢献することが求められる。必ずこ
の授業専用のノートを準備すること。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内で配布された資料に目を通し、質問がある場合は翌週必ず授業担当者に確認すること。授業外で行う学習活動(予
習を含める)については授業内で指示する。
<成績評価方法>
授業での貢献 30%、グループワーク 20%、レポート課題 30%、ノート提出 20%
<教科書>
プリント教材を配布する。
<参考書>
Long, M.,& Doughty, C.(2011). The Handbook of Language Teaching . Blackwell Publishing Ltd.
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業の進め方・予習方法についての説明
2
授業構成(1)
PPPの流れによる授業構成
3
授業構成(2)
PCPPの流れによる授業構成
4
授業構成(3)
タスクを取り入れた授業構成
5
文型指導
日本語を使用しない新文型の導入
6
本文理解
平易な英語を用いた本文の要約
7
音読指導(1)
様々な音読活動
8
音読指導(2)
音読から暗唱へ
9
ペアワーク
英語の授業で用いられる様々なペア活動
10
グループワーク(1)
グループワークを導入する際に気をつけること
11
グループワーク(2)
話し合いの技法(ラウンド・ロビン、シンク・ペア・シェア)
12
教室英語
授業で使用される定型表現
13
教室運営(1)
英語が苦手な学習者への対応
14
教室運営(2)
コーチングを取り入れた指導
15
英語教育の変遷
これからの英語教育に求められること
− 171 −
科目コード
31213
区 分
コア
授 業
科目名
英語教材開発
担当者名
小迫 勝
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
「どうすれば英語のコミュニケーション能力をより効果的に伸ばすことができるのか」、という課題の解決にむけて本授
業は総合的に取り組む試みのなかで、とくに読む力を伸ばすための教材として、様々な英語の素材や知見の中から適切
なものを選択して提示します。
<授業の到達目標>
おもに中学校・高等学校の教育現場において、必須の知識・技能を伸ばすために、どのような英語の素材が教材として
適切であるのかについて理解を深めます。さらに、異文化理解を促す教材を含めて、適切に選ばれた教材を有効に活用
する実践力を習得します。
<授業の方法>
提示された教材の英語について深く理解するために解説し、それらがどのように有効な教材となりうるのか、演習的に
習得させます。
<準備学習(予習・復習等)>
提示された英語教材の発音と文脈に即した意味について、辞書を参照して充分に予習しておいて下さい。復習として、
授業で扱った教材を繰り返し音読し、どの教材をどのように教育実践の場で生かすことができるのかについてレポート
していただきます。
<成績評価方法>
学習意欲・プレゼンテーション 20%、課題(レポート)40%、定期試験 40%
<教科書>
小迫 勝 他 編著(2010)「英語教育への新たな挑戦―英語教師の視点から」英宝社 3,000円+税
ハンドアウトは配布予定
<参考書>
資料や参考文献は、授業の中で適宜指示。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
中学校教師の視点(1)
英語教育とアルファベット(教科書 5頁~)
2
中学校教師の視点(2)
ナーサリ・ライム読解演習(教科書 17頁~)
3
中学校教師の視点(3)
ナーサリ・ライムを教材とするための背景知識
4
中学校教師の視点(4)
ナーサリ・ライムを教材とする教育実践
5
中学校教師の視点(5)
英語史を通して学ぶ異文化・自文化理解(教科書 45頁~)
6
高等学校教師の視点(1)
英語史に見出す現代英語の不思議を解く鍵(ハンドアウト)
7
高等学校教師の視点(2)
ヘミングウエイの短編読解演習(ハンドアウト)
8
高等学校教師の視点(3)
ヘミングウエイの短編を教材とするための背景知識
9
高等学校教師の視点(4)
ヘミングウエイの短編を教材とする教育実践
10
高等学校教師の視点(5)
教育的文体論に基づいた英語読解演習(教科書 77頁~)
11
高等学校教師の視点(6)
教育的文体論に基づいた教育実践
12
高等学校教師の視点(7)
ワーズワスの詩読解演習(教科書 90頁~)
13
高等学校教師の視点(8)
ワーズワスの詩を教材とする教育実践(教科書 90頁~)
14
高等学校教師の視点(9)
ダールの短編を教材として(教科書 130頁~)
15
高等学校教師の視点(10)
真のコミュニケーション能力の育成(教科書 171頁~)
− 172 −
31300
科目コード
授 業
科目名
学級経営実践問題B(特別支援)
配当年次
2
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
浅田 栄里子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
特別支援教育への理解と実践力の獲得は、全ての教員に必須となった今、教員の特別支援教育に関する専門性の向上が
不可欠である。特別な支援の必要な児童生徒が、円滑に学習や学校生活を行うことができるよう、必要な配慮を行うこ
とが一人一人の教員に要求される。そこで、できるだけ具体的な理解が進むよう、ロールプレイなど演習を多く取り入
れて進める。
<授業の到達目標>
1 発達障害についての基礎知識を理解し、個々の児童生徒への関わり方について場面に合わせた個別の支援をするこ
とができる。
2 心理学的アプローチの応用行動分析の手法を理解し、行動変容のメカニズムが理解できる。
3 特別支援教育の視点を取り入れた学級経営について、基礎知識の獲得と実践方法が理解できる。
<授業の方法>
資料プリントを配布し、それに基づいて講義を進める。講義内においてレポートを作成し提出することを、出席確認と
しても扱う。
授業形態は、個別支援や集団支援の実際の場を想定したロールプレイ等を含んでいるので、講義形式だけではなく演習
形式等の様々な形式を取り入れた講義を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
配布される資料プリントを読んでくることを予習として課す。また、適宜小テストを実施するので、復習をしっかり行っ
ておくこと。
<成績評価方法>
出席状況・受講態度 30%、授業レポート、小テスト 30%、定期考査 40%
<教科書>
特に指定しない
<参考書>
特に指定しない
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
授業の進め方などについてのガイダンス 特別支援教育についての理解
LD傾向のある児童生徒の行動傾向と心理的傾向についての理解
LD傾向のある児童生徒への具体的サポートについて考察する。
AD/HD傾向のある児童生徒の行動傾向と心理的傾向についての理解
AD/HD傾向のある児童生徒への具体的サポートについて考察する。
アスペルガー傾向のある児童生徒の行動傾向と心理的傾向についての理解
アスペルガー傾向のある児童生徒への支援のあり方について考察する。
授業場面での個別支援体制について考察する。
授業場面での学級全体のサポート体制について考察する。
人間関係のトラブル・パニックヘの対応について考察する。
個別支援、学級集団づくりについて考察する。
コミュニケーション教育のあり方について、グループ発表する。
14
オリエンテーション
学習障害①-障がいの基本的理解
学習障害②-支援のあり方について
AD/HD①-障がいの基本的理解
AD/HD②-支援のあり方について
アスペルガー症候群①-障がいの基本的理解
アスペルガー症候群②-支援の在り方について
授業面のサポート(1)-個別支援-
授業面のサポート(2)-ユニバーサルデザイン
生徒指導面のサポート(1)-トラブルヘの対応
生徒指導面のサポート(2)-支援方法-
グループ発表(1)-LD(学習障害)-
対人関係づくりサポート
グループ発表(2)-AD/HD-
校内調整とカンファレンス
関係機関との連携
15
学級経営の手法
13
特別な支援の必要な児童生徒を支えるための学校体制づくりについて、グ
ループ発表する。
特別な支援の必要な児童生徒を支えるための外部機関との連携について考
察する。
特別支援教育の考え方を取り入れた学級づくりについて考察する。
− 173 −
科目コード
31301
区 分
コア
授 業
科目名
学力と評価
担当者名
前田 一誠
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、学力観、教育目標や評価法の特徴を理解するとともに、確かな学力を育成する指導法、評価法を理解する
ことを目的とする。具体的には、次の内容について主として学ぶ。①指導と評価の一体化、PDCAサイクル②教育目
標の分類体系(タキソノミー)③教育目標の3分類④目標分析⑤マスタリーラーニング⑥診断的評価、形成的評価、総
括的評価
<授業の到達目標>
①指導と評価の一体化、PDCAサイクル
②教育目標の分類体系(タキソノミー)
③教育目標の3分類
④目標分析
⑤マスタリーラーニング
⑥診断的評価、形成的評価、総括的評価
以上六つのことから、学力と評価の意義、意味、それぞれの関係について理解することを目指している。
<授業の方法>
①与えられたテーマに対して自分の意見を簡潔に記述する。
②グループに分かれディスカッションを行い、そのまとめを全体の前で発表する。
③各自が、授業で学べた意見を、レポートでまとめる。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書の指定された箇所、授業中に配布するプリントをあらかじめ読んで参加する。
<成績評価方法>
意欲・態度 30%、レポート・小テスト 30%、試験 40%により総合的に評価をする。
意欲・態度は、出席状況と授業中の参加態度によって評価する。
<教科書>
(2010)「改訂 実践教育評価事典」文溪堂 2,400円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の目的、概要、学習ルールとマナー、参考文献の紹介等
2
教育評価の意義
教育評価の目的
3
教育評価の意義
診断的評価、形成的評価、総括的評価
4
学力観
教育目標の分類体系(タキソノミー)
5
学力観
学習指導要領と生きる力
6
学力観
学習指導要領と生きる力
7
学力観
確かな学力
8
子どもたちを育てる(1)
指導と評価の一体化、PDCAサイクル
9
子どもたちを育てる(1)
指導と評価の一体化、PDCAサイクル
10
子どもたちを育てる(2)
目標分析、マスタリーラーニング
11
子どもたちを育てる(2)
目標分析、マスタリーラーニング
12
子どもたちを育てる(2)
目標分析、マスタリーラーニング
13
評価方法
他者評価、自己評価、相対評価、絶対評価、到達度評価、個人内評価
14
評価方法
ポートフォリオ、ルーブリック、パフォーマンス評価
15
まとめと総括
授業のまとめと総括
− 174 −
科目コード
31400
区 分
コア
授 業
科目名
学校経営と学校図書館
担当者名
浅田 栄里子
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育目標(ねらい)を達成するために、司書教諭が、子どもたちの読書力向上の取り組みの推進力として活動するあり
方や方法を学ぶ。
<授業の到達目標>
司書教諭が、学びのネットワークの中心として活動する際の役割や、学習活動へ支援、学校図書館の経営、学校全体で
取り組むべき読書活動の在り方について学ぶ。
<授業の方法>
前半はテキストを中心に講義を進めるが、必要に応じてプリントを配布する。後半は、グループによるプランの作成と
その発表、その後それを各自でレポートにまとめる。グループで進めていくので、協力し合うことが必須。
<準備学習(予習・復習等)>
テキストの指定された箇所を読んでくることを予習とする。
また、授業中に配布された資料に目を通し、授業の理解を深めることを復習とする。
後半は、グループワークが中心となるため、話し合いや発表準備が時間内に終わらない場合などは課外の活動で補う必
要がある。
<成績評価方法>
受講態度、意欲 30%、演習、グループワークへの参加 30%、レポート課題、最終試験 40%
<教科書>
全国学校図書館協議会(2006)「学校経営と学校図書館」全国学校図書館協議会 1,400円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
これからの学校図書館の在り方
学校図書館の意義と課題について理解する。
2
教育行政と学校図書館
学校図書館の法的意味づけと、学校図書館の活動について理解する。
3
学校図書館の経営
学校経営組織における位置づけと、学校図書館の組織とその運営に
ついて理解する。
4
司書教諭の任務と役割
司書教諭の任務と役割について理解する。
5
司書教諭の基本的業務内容
司書教諭が行う基本的業務について理解する。
6
学校図書館活動の在り方
学校図書館の基本的活動について理解する。
7
学校図書館メディアとは
学校図書館におけるメディアセンターとしての役割について理解する。
8
学校図書館メディアの選択・収集と管理
学校図書館メディアをどう集め、どのように管理・利用するかにつ
いて理解する。
9
先進的な取り組み事例から学ぶ。
先進的な取り組み事例から、司書教諭の活動について考える。
10
先進的な取り組み事例から学ぶ。
先進的な取り組み事例から、司書教諭の活動について考える。
11
具体的な支援プランの作成
グループで具体的な支援プランを検討し、提案としてまとめる。
12
作成した支援プランのプレゼンテーション
グループで発表する。
13
ブックトークプランの作成
グループでブックトークプランを考える。
14
ブックトークの発表
ブックトークの発表
15
まとめ
読書活動についての自分の考え方を明確にする。
− 175 −
科目コード
31401
区 分
コア
授 業
科目名
学校図書館メディアの構成
担当者名
長谷 浩也
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
学校図書館は、児童・生徒の学習活動を促進し教員の教育活動を支援する。学校図書館がその機能を十分発揮するため
に、学校図書館メディア構成に関して、その収集、組織化、保存、提供などについて学ぶ。この授業は学校図書館メディ
アの構成に関する理解及実務能力の育成を図ることを目的とする。
<授業の到達目標>
①学校図書館メディアの種類と特性を理解する。②学校図書館メディアの選択と収集・構築について理解する。③学校
図書館メディアの組織化を理解する。
<授業の方法>
基本的には講義形式であるが、「日本十進分類法」「日本目録規則」などは演習形式にて授業を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内容を重視するので、授業への参加は必須である。レポートは期日までに提出すること。
<成績評価方法>
最終試験の他に、レポートなどの提出物、授業参加姿勢・態度など総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
志村尚夫 編著「学校図書館メディアの構成とその組織化 改訂版」青弓社
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
学校図書館メディアの意義
講義ガイダンスを含む
2
学校図書館メディアについて
学校図書館メディアの種類と特性
3
学校図書館メディアについて
学校図書館メディアの選択と情報源(資料の選択、資料収集の方針)
4
学校図書館メディアについて
学校図書館メディアの選択と情報源(収集のための情報源)
5
メディアコレクションの形成
蔵書構築、蔵書評価について
6
学校図書館の責務について
学校図書館の役割について
7
学校図書館メディアの組織化
分類の意義と機能
8
学校図書館メディアの組織化
日本十進分類法について
9
学校図書館メディアの組織化
件名標目表について
10
学校図書館メディアの組織化
日本目録規則について
11
学校図書館メディアの組織化
目録の機械化について
12
学校図書館メディアの組織化
分類と件名作業の実際
13
多様な学習環境とメディアの配置
学校図書館メディアの配置の意義
14
多様な学習環境とメディアの配置
学校図書館メディアの配置の演習
15
まとめ
学校図書館メディアの構成の展望
− 176 −
科目コード
31402
区 分
コア
授 業
科目名
学習指導と学校図書館
担当者名
長谷 浩也
配当年次
4
配当学期
後期
2
単位数
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
これからの学校図書館は、学校の学習・情報センターの役割を積極的に果たしていくことが望まれる。そのため司書教
諭には、児童・生徒に対して図書及び図書資料・情報メディアを十分活用できる能力を身につけさせるための知識と指
導する技量が求められる。また、教育課程の展開に応じた図書館資料の充実やそれらを利用できる体制を作らなければ
ならない。
<授業の到達目標>
到達目標は、学校の教育機関として学校図書館の機能を十分に発揮し、児童・生徒のメディア活用能力の育成を図る指
導の方法と技量の取得である。
<授業の方法>
基本的には講義形式であるが、司書教諭の意欲的・創造的な活動を促す授業内容となるため演習形式の授業も行う。グ
ループ討議や計画立案作業などを行いつつ、授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内容を重視するので、授業への参加は必須である。課題レポートは期日までに提出すること。
<成績評価方法>
最終試験の他に、レポートなどの提出物、授業参加姿勢・態度など総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
図書館教育研究会「新学校図書館通論」学芸図書
全国学校図書館協議会「学校図書館の活用名人になる」国土社
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
教育課程と学校図書館
講義ガイダンスを含む
2
教育課程と学校図書館
教育課程の中の学校図書館の位置
3
発達段階に応じた学校図書館メディアの選択
発達段階とメディアの関係について
4
学習過程における学校図書館メディア活用の実際
学校図書館メディア活用の実際(小学校)
5
学習過程における学校図書館メディア活用の実際
学校図書館メディア活用の実際(中学校)
6
学習過程における学校図書館メディア活用の実際
学校図書館メディア活用計画案の作成
7
児童生徒の学校図書館メディア活用能力の育成
情報活用能力について
8
児童生徒の学校図書館メディア活用能力の育成
情報活用能力を育成するための指導計画案作成
9
学習指導における学校図書館の活用
学校図書館活用の実際(国語)
10
学習指導における学校図書館の活用
学校図書館活用の実際(理科・社会)
11
学習指導における学校図書館の活用
学校図書館活用の実際(その他)
12
学習指導における学校図書館の活用
学校図書館活用の実際(その他)
13
情報サービス
レファレンスについて
14
情報サービス
レファレンスについて
15
教師の支援と働きかけ
教職員の協力体制と共通理解
− 177 −
科目コード
31403
区 分
コア
授 業
科目名
読書と豊かな人間性
担当者名
長谷 浩也
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
読書は人間形成において重要な意味を持つものであり、思考力の育成、豊かな心の育み、人間性の発達にかけがえのな
い営みである。読書という活動は、学習者自身の主体性の有無によって成立する。そのために校内の読書センターと積
極的な読書推進活動の展開により児童・生徒の読書の活性化を図る必要がある。児童・生徒の発達段階に応じた読書指
導の在り方と司書教諭の任務について考察し、基本的な指導方法の体得を目指す。
<授業の到達目標>
到達目標は、「児童・生徒の読書の意義や読書活動の在り方などの基本事項について理解し、家庭・地域・公共図書館
と連携して読書環境の充実に努めることへの認識を深める」ことである。
<授業の方法>
基本的には講義形式であるが、司書教諭の意欲的・創造的な活動を促す授業内容となるため演習形式の授業も行う。グ
ループ討議や計画立案作業などを行いつつ、授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内容を重視するので、授業への参加は必須である。課題レポートは期日までに提出すること。
<成績評価方法>
最終試験の他に、レポートなどの提出物、授業参加姿勢・態度など総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
図書館教育研究会「新学校図書館通論」学芸図書
岩辺泰吏「はじめてのアニマシオン」柏書房
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
読書の意義と目的
講義ガイダンスを含む
2
読書と心の教育
読書と人間形成、読書の習慣形成など
3
読書と心の教育
読書能力と読書趣味
4
発達段階に応じた読書の指導と計画
発達段階に応じた読書指導の在り方(小学校)
5
発達段階に応じた読書の指導と計画
発達段階に応じた読書指導の在り方(中学校)
6
発達段階に応じた読書の指導と計画
集団読書指導について
7
児童・生徒向け図書の種類と活用
児童・生徒向けの図書の種類について
8
児童・生徒向け図書の種類と活用
児童・生徒向け図書の活用についての演習
9
読書の指導方法
ストーリーテリングについて
10
読書の指導方法
ブックトークについて
11
読書の指導方法
読み聞かせについて
12
読書の指導方法
読書推進指導と教員の責務について
13
家庭・地域・公共図書館等との連携
学習指導、学習指導と家庭、地域教育との関係
14
学校図書館の効果的な利用
学校図書館司書教諭の役割
15
まとめ
読書と豊かな人間性について
− 178 −
科目コード
31404
区 分
コア
授 業
科目名
情報メディアの活用
担当者名
木戸 和彦
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
現在の学校教育は、旧来の受動的な学習から、教科を超えた「総合的学習」や児童・生徒自身が情報資料やコンピュー
タを用いて、あるテーマについて調べて発表する「調べ学習」などの能動的な学習へと移行してきている。そのよう
な現場において、学校図書館は、図書や逐次刊行物を収集、整理し、提供するという従来の機能だけではなく、CDや
DVDなどの視聴覚メディア、インターネットやコンピュータなどの情報機器を利用した授業・自習を進めるための総合
的なメディアセンターとしての機能も果たすこととなる。それに伴い司書教諭自身も、単なる読書指導の専門家として
だけではなく、様々な情報メディアについての専門家としての役割を期待されている。
<授業の到達目標>
本講義では、情報メディアを用いた学校教育支援のために、情報機器や情報メディアについての基礎的な知識と技能を身
につけることを目的とし、インターネット等の利用を通して情報メディアとは何かを考えていく。また、学校における情
報メディアセンターとしての図書館の機能及び司書教諭に求められる能力・役割について理解することを目標とする。
<授業の方法>
印刷教材等で単に知識を得るだけではなく、PCを利用して基礎知識を確認しながら進める。また、講義時に、課題の作
成を求めるので、限られた時間内に課題を作成する技術も身に付ける。更に、PCの周辺装置、情報機器、携帯・スマー
トフォンとの連携等の関連知識とその具体的方法についても合わせて学習していく。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト用プリントを講義前までに熟読すること。また、毎回の講義時に、演習問題を出題するので、次回講義開始時
までに自力で解答できるようにしておくこと。
<成績評価方法>
学習状況・受講態度 20%、レポート試験 80%
<教科書>
特になし
<参考書>
「シリーズ学校図書館学」編集委員会(2010)「シリーズ学校図書館学 第5巻 情報メディアの活用」全国学校図書館
協議会 1,575円
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
情報メディアとは何か
情報メディアの教育的利用Ⅰ
情報メディアの教育的利用Ⅱ
情報メディアの教育的利用Ⅲ
情報メディアの教育的利用Ⅳ
情報メディアと児童生徒の保護・支援Ⅰ
7
情報メディアと児童生徒の保護・支援Ⅱ
8
9
中間試験
WEBページ作成の準備Ⅰ
10
11
12
13
14
15
WEBページ作成の準備Ⅱ
WEBページ作成の準備Ⅲ
WEBページ作成Ⅰ
WEBページ作成Ⅱ
WEBページ作成Ⅲ
期末試験
授 業 内 容
PC動作確認、PC環境設定、USBメモリー確認
PCの内部構造
ハードウェア
ソフトウェア
図書館での周辺装置
個人情報保護法、知的財産権、著作権法、マナー(ネチケット)、情
報モラル
学校図書館における法律(学校図書館法第2条)、学校における例
外規定、具体的な事例
コンピュータ概要について
情報検索、学校図書館のHP閲覧、全国学校図書館協議会HP評価規準、
イメージ作成
HP作成手順説明
HP作成準備
オリジナルHPの資料収集
オリジナルHPの構成
HPの作成
レポート試験(HP作品)
− 179 −
科目コード
32300
区 分
コア
授 業
科目名
算数科教育法
担当者名
前田 一誠
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業は、小学校算数科の指導をする際に求められる様々な能力のなかで、算数科の授業づくりや評価及びそれらの実
践に関わる基礎的・基本的な力を身につけることを到達目標とする。そのために、算数教育の目的・目標、算数教育の
方法、「数と計算」「亮と測定」「図形」「数量関係」という四つの領域ごとの内容とその指導法、算数教育の評価につい
て講義をする。併せて適宜、算数授業のビデオを用いて授業実践力の理解と育成を目指す。
<授業の到達目標>
①教科書をはじめとする既存教材の意図や展開を把握することができる。
②子どもの発達に応じて教材を工夫し、子どもがどのような反応を示すかを具体的に想定した授業を構想し、それらが
見えるような指導案を作成することができる。
③作成した指導案に基づいて授業を実践する力(評価も含む)基礎的な力を身に付ける。
<授業の方法>
授業の具体を示す資料等(プロジェクター、プリント、授業VTR)に基づいて講義を進める。適宜、演習的な課題を課す。
課題・レポート(指導案作成など)も課す。
<準備学習(予習・復習等)>
教材分析、指導案作成、模擬授業などの演習的な課題を課す。
<成績評価方法>
応答などの意欲的な受講 20%、レポート・小テスト 20%、定期試験 60%
<教科書>
中原忠男 他「新しい学びを拓く算数科授業の理論と実践」ミネルヴァ書房 2,520円
<参考書>
文部科学省「小学校学習指導要領解説 算数編」東洋館出版社 250円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
算数教育の今日的課題
学力問題、興味・関心・意欲の向上等
2
算数教育の目的・目標
算数教育の目的・目標の視点と今日の目標
3
算数科の授業づくり(1)
問題解決的な授業づくりの基本と学習指導案
4
算数科の授業づくり(2)
算数的活動のある授業づくり
5
数と計算の指導(1)
整数とその加法・減法の指導、授業のビデオ
6
数と計算の指導(2)
小数とその乗法・除法の指導
7
数と計算の指導(3)
分数とその計算の指導
8
数と計算の指導(4)
数と計算の模擬授業
9
量と測定の指導(1)
長さ、重さ、かさ等の指導
10
量と測定の指導(2)
面積、体積、割合等の指導
11
図形の指導(1)
平面図形、空間図形等の指導
12
図形の指導(2)
量と測定、図形の模擬授業
13
数量関係の指導
式、表、グラフ等の指導
14
算数教育の評価
算数科における評価の目的と方法
15
算数教育の特徴ある授業づくり
構成主義的な授業、オープンエンドな授業等
− 180 −
科目コード
32301
区 分
コア
授 業
科目名
社会科教育法
担当者名
小川 正人
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
「社会科教育法」においては「社会の理解」の学習成果を生かし、小学校社会科における目標、内容、授業実践につい
て考察し、小学校社会科の授業設計と授業分析の実践的能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
本講義においては、小学校社会科の実践編として授業設計(教材研究および学習指導案の作成)、模擬授業に重点をお
いた内容によって、社会科授業構成能力と授業実践力の向上を図れるような講義づくりをすすめる。
<準備学習(予習・復習等)>
予習課題として小学校各学年(3年~6年)の学習指導案を作成する。そのために小学校社会科教科書と「小学校学習
指導要領解説 社会編」を熟読し、教材研究することを課す。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 20%、クラス内課題 10%、模擬授業 30%、期末試験 40%
<教科書>
北 俊夫 他 編(2014)「新編 新しい社会 3・4・5・6年」東京書籍 2,465円
文部科学省(2013)「小学校学習指導要領解説 社会編」東洋館出版社 121円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要(目的・内容・方法など)
2
社会科の授業設計の理論(1)
社会科授業設計論の重要性(1)
3
社会科の授業設計の理論(2)
社会科授業設計論の重要性(2)
4
社会科の授業設計の理論(3)
学習指導案の立て方・活かし方(1)
5
社会科の授業設計の理論(4)
学習指導案の立て方・活かし方(2)
6
社会科の授業設計の理論(5)
学習指導案の立て方・活かし方(3)
7
模擬授業・評価と分析
小グループによる授業設計と模擬授業
8
模擬授業・評価と分析
小グループによる授業設計と模擬授業
9
模擬授業・評価と分析
小グループによる授業設計と模擬授業
10
模擬授業・評価と分析
小グループによる授業設計と模擬授業
11
模擬授業・評価と分析
小グループによる授業設計と模擬授業
12
模擬授業・評価と分析
小グループによる授業設計と模擬授業
13
模擬授業・評価と分析
小グループによる授業設計と模擬授業
14
模擬授業・評価と分析
小グループによる授業設計と模擬授業
15
まとめ
授業の総括
− 181 −
科目コード
32302
区 分
コア
授 業
科目名
図工科教育法
担当者名
村上 尚徳
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
子どもの表現の意味を理解し、子ども主体の図画工作科の学習をつくり出すことが望まれている。そこで、本授業では、
図画工作科の目標・内容及び指導法について理解するとともに、子どもの視点に立った教材開発・カリキュラム編成の
理論と方法を習得する。また、子どもと教育の現状について、指導方法の定型化といった今日の図画工作科教育の課題
等に対しても検討を加え、学生の問題意識を高める。
<授業の到達目標>
図画工作科の目標・内容及び指導法について理解するとともに、子どもの視点に立った教材開発・カリキュラム編成の
理論と方法を習得する。
<授業の方法>
実技及び資料に基づく講義・発表を中心に行い、学生の造形経験の質を深めるとともに、主体的な問題解決の姿勢を培
うこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
指示された授業の準備物(資料、材料、用具等)を準備すること。授業内に課題が完成しなかった場合は、次回までに
完成させること。
<成績評価方法>
定期試験 40%、作品及びレポート 40%、出席状況および授業への積極的参加態度 20%
<教科書>
文部科学省(2008.8.31)「小学校学習指導要領解説図画工作編」日本文教出版 85円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
図画工作科の意義
図画工作科の意義と課題
2
教科の目標と内容の概要
学習指導要領の構成と内容の理解
3
材料をもとにした造形遊び①
4
材料をもとにした造形遊び②
5
絵や立体、工作に表す①
6
絵や立体、工作に表す②
作品製作①
7
絵や立体、工作に表す③
作品製作②
8
鑑賞
9
カリキュラムと授業の構想、評価
指導計画の作成と評価
10
学習指導案の作成
学習指導案の書き方
11
教材研究
題材開発と学習指導案の作成
12
模擬授業①
模擬授業の実施と協議①
13
模擬授業②
模擬授業の実施と協議②
14
模擬授業③
模擬授業の実施と協議③
15
まとめ
「材料をもとにした造形遊び」の理解
グループ製作
「絵や立体、工作に表す」の理解(子どもの発達と絵)
「鑑賞」の理解と言語活動
− 182 −
科目コード
32303
区 分
コア
授 業
科目名
音楽科教育法
担当者名
室町 さやか
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
小学校音楽科の学習内容を理解し、指導法を学ぶ。歌唱、器楽、鑑賞などの様々な教材についての知識を実践を通じて
深める。受講生は自身の演奏技術を磨き、模擬授業を行うことで今後の音楽科授業実践の土台作りを行う。楽譜が読め
ることを前提に講義するため、楽譜が読めない学生は事前に学習しておくこと。楽譜が読めない場合は音楽科で扱われ
る教材を理解することが不可能であるため、単位の修得が難しいことが考えられる。
<授業の到達目標>
本講義のねらいは以下の通りである。
①小学校音楽科指導に必要な知識を身に着ける
②教材への理解を深め、歌唱・演奏・創作する能力を身に着ける
③指導の計画を立て、授業を行えるようにする
<授業の方法>
演習と講義を通じて授業力を身につける。鍵盤ハーモニカおよびソプラノリコーダー(100円ショップのものは不可)を
持参すること。
<準備学習(予習・復習等)>
講義内容を復習し、出された課題は期限までに提出すること。また模擬授業の事前指導を受けること。教科書および教
具は持参し、受講に支障のないよう努めること。
<成績評価方法>
出席 40%、模擬授業 25%、実技 15%、レポートなどの課題 10%、授業態度・意欲 10%
模擬授業、実技テスト、定期テストの点数がそれぞれ最低水準に満たない場合は単位修得を認めない。
<教科書>
初等科音楽教育研究会(2011)「最新初等科音楽教育法[改訂版]」音楽之友社 1,900円+税
文部科学省(2008)「小学校学習指導要領解説 音楽編」教育芸術社 61円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
講義の内容、音楽科教育法学習にあたっての心構えのガイダンス
2
低学年の音楽①
体の動きを伴う低学年の教材
3
低学年の音楽②
小学校低学年の音楽と指導法(歌唱・器楽)
4
中学年の音楽①
小学校中学年の音楽と指導法(歌唱・器楽)
5
中学年の音楽②
小学校中学年の音楽と指導法(鑑賞・創作)
6
学習指導要領
学習指導要領解説
7
学習指導案
学習指導案の書き方解説
8
高学年の音楽①
小学校高学年の音楽と指導法(歌唱・器楽)
9
高学年の音楽②
小学校高学年の音楽と指導法(鑑賞・創作)
10
模擬授業①
受講生による模擬授業と討議(低学年)
11
模擬授業②
受講生による模擬授業と討議(低~中学年)
12
模擬授業③
受講生による模擬授業と討議(中学年)
13
模擬授業④
受講生による模擬授業と討議(中~高学年)
14
模擬授業⑤
受講生による模擬授業と討議(高学年)
15
総括
全体のまとめ
− 183 −
科目コード
32304
区 分
コア
授 業
科目名
国語科教育法
担当者名
長谷 浩也
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業においては、新しい学習指導要領に基づいた確かで豊かなことばの力を育む国語科授業のあり方と単元指導計画
作成のあり方、及びそれらの方法について学ぶ。国語科教育法を履修するものは、2年次配当科目「言葉の理解」を必
ず事前に履修しておかなければならない。
<授業の到達目標>
本授業では、小学校教員として求められる国語科学習指導案を作成し、単元の展開方法、1時間の授業の進め方、それ
らの基盤となる教材研究の重要性とその方法を理解することを目標とする。
<授業の方法>
前半は教科書に基づく解説とレポート交流、後半は実際に学習指導案を作成し、模擬授業等を行い、その問題点等を検
討し、国語科教育指導力の育成を図る。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書を読み、国語の授業のありようとその構想の仕方についてまとめる。「言葉の力」を育成する授業プランを作成し、
その特質について説明する。
<成績評価方法>
模擬授業及び意見発表、参画姿勢、指導案 70%、期末試験 30%などを総合的に評価します。
<教科書>
特になし
<参考書>
文部科学省「小学校学習指導要領解説 国語編」
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の目標と概観
2
求められるもの1
学習指導要領の変遷
3
求められるもの2
全国学力学習状況調査から見えること
4
読むこと1
教材研究1
5
読むこと2
教材研究2
6
読むこと3
授業デザインと発問との関係について
7
読むこと4
授業設計と評価及び指導案について
8
書くこと1
教材研究
9
書くこと2
子どもの書く力の現状
10
書くこと3
授業設計と評価及び指導案について
11
国語における補助教材について
国語科のおける系統性
12
話すこと・聞くこと1
教材研究
13
話すこと・聞くこと2
授業設計と評価及び指導案について
14
伝統的な言語文化と国語の特質に関する事
教材と指導法
項について
15
まとめ
今後の展望と模擬授業から見た課題について
− 184 −
科目コード
32305
区 分
コア
授 業
科目名
理科教育法
担当者名
平松 茂
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
はじめに小学校理科の指導と評価の方法を理解し、理科の学習指導案の作成法を学ぶ。具体的には、教科書と学習指導
要領解説理科編を見ながら、観察実験を伴う理科の授業を設計して、授業の実施方法や留意点を習得する。後半は、4
~5人のグループに分かれて、準備した指導案や細案を使いながら観察・実験を伴う模擬授業行い、評価したり、改善
案を考えたりしながら理科の授業実践のための基礎的な知識や技能を身につける。
<授業の到達目標>
理科の指導と評価の方法を理解し、実際に理科の学習指導案を作成して、授業を行う知識や技能を身に付ける。指導案
の「児童の学習活動」、
「指導上の留意点及び教師の支援」、
「準備物や評価」などの欄に記述する知識・技能を身に付ける。
また、実験・観察を伴う模擬授業の準備や実施、評価を通して、理科の授業実践のための基礎的な知識や技能を身につ
ける。以上により、小学校で理科の授業を準備、デザインし、授業が実施できる知識技能を習得する。
<授業の方法>
理科の授業の展開方法と学習指導案作成の基礎を知り、実際に理科学習指導案を作成する。予備実験をして授業の見通
しを立てた後、作成した学習指導案に基づいて実験・観察を伴う授業リハーサルを経て、学生を児童に見立てて模擬授
業を行う。そして、模擬授業後には、相互評価したり、改善点を議論したりして、児童の理科的な表現力を育成しなが
ら観察・実験を進める授業展開のための知識や技術を身に付ける。
<準備学習(予習・復習等)>
小学校理科の教科書「新しい理科」(東京書籍)5、6年の中から単元を選び、児童が観察実験する具体的な学習内容
を把握する。次に、小学校学習指導要領解説理科編を見ながら、学習の目標、学習内容、活動のねらいや留意点を把握
して学習指導案を作成する。4~5名のグループで授業の準備に当たるが、分担された作業をするとともに、予備実験
や模擬授業のリハーサルには全員で当たり、誰が指名されても授業を担当できる状態まで練習することが望ましい。
<成績評価方法>
授業態度・意欲 10%、実験・観察の技能 10%、模擬授業への取り組み 10%、レポート(学習指導案)20%、定期考査
50%により総合的に評価する。
<教科書>
毛利 衛・黒田玲子 他(2015)「新編 新しい理科5」東京書籍 定価未定
毛利 衛・黒田玲子 他(2015)「新編 新しい理科6」東京書籍 定価未定
文部科学省(2008.8.31)「小学校学習指導要領解説理科編」大日本図書 65円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
小学校学習指導要領理科の概要
2
実感を伴う理解のための授業と安全指導
観察実験を伴う授業と安全指導
3
理科における評価の方法
具体的な授業を評価するためのルーブリックの作成と活用
4
学習指導案の構造と作成方法
学習指導案の構造の理解と作成の手順
5
学習指導案の作成
学習指導案作成の実際 予備実験とワークシート
6
模擬授業の方法
学習指導案に基づいた授業展開の方法
7
模擬授業1(2グループ)
学生による模擬授業「小学校理科5年・生命領域」
8
模擬授業2(2グループ)
学生による模擬授業「小学校理科6年・生命領域」
9
模擬授業3(2グループ)
学生による模擬授業「小学校理科5年・地球領域」
10
模擬授業4(2グループ)
学生による模擬授業「小学校理科6年・地球領域」
11
模擬授業5(2グループ)
学生による模擬授業「小学校理科5年・物質領域」
12
模擬授業6(2グループ)
学生による模擬授業「小学校理科6年・物質領域
13
模擬授業7(2グループ)
学生による模擬授業「小学校理科5年・エネルギー領域」
14
模擬授業8(2グループ)
学生による模擬授業「小学校理科6年・エネルギー領域」
15
まとめ
理科教育の今後の課題
− 185 −
科目コード
32306
区 分
コア
授 業
科目名
家庭科教育法
担当者名
岡 礼子
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義・演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
家庭科教育の歴史と現状について知り、家庭科教育の意義について理解するとともに、指導案の作成と模擬授業の実施
を通して、家庭科の指導を行うための知識、技能、態度などを身に付ける。具体的には教材観,児童観,教材の系統観,
指導観について理解し、新学習指導要領で求められている適切な題材の設定ができる力を養い、児童の学習活動や教師
の支援について具体的な計画を立て、評価の観点を明らかにする力を養うなど、模擬授業を通して教師としての資質を
高め、自ら立てた指導案がより適切であったかについて探求していく。
<授業の到達目標>
母校の小学校の教育目標や目指す子ども像を参考に仮想の小学校を想定して、教育目標や目指す子ども像を設定して五
つの題材目標を定め、題材全体の指導を通してどのような子どもを育成したいのか、子どもたちにどんな力を付けてや
りたいか考えて指導案を書くことができる。そして、その指導案で模擬授業を行い、模擬授業についての考察と改善が
図れる。
<授業の方法>
家庭科の指導案を書いて模擬授業を実施するに当たって必要な年間指導計画・題材指導計画の立て方や家庭科学習指導
案の書き方、細案の書き方等をパワーポイントで説明した後、実際の指導案を使って細案を書かせて代表者による模擬
授業を実施し、模擬授業のイメージをしっかり持たせる。その後、数人のグループに分けて指導案を書かせ、全員に模
擬授業を課す。
<準備学習(予習・復習等)>
グループで仮想の学校及び児童の実態を想定して題材を決め、家庭科指導案を考える。指導案が完成したら、それを基
にグループで必要な教材・教具を作って模擬授業の練習を行ったり、使用するワークシートを作ったりする。
<成績評価方法>
小テスト 20%、模擬授業 20%、定期試験 60%
<教科書>
文部科学省(2008)「小学校学習指導要領解説 家庭編」東洋館出版社 95円
櫻井純子他(2015)「わたしたちの家庭科」開隆堂 267円
佐藤文子・金子佳代子 他(2012)「新編 新しい技術・家庭 家庭分野」東京書籍 628円
<参考書>
安彦忠彦・内野紀子 編著(2008)「学習指導要領の解説と展開」教育出版 1,600円
池崎喜美子 編(2009)「新訂 小学校 家庭科授業研究」教育出版 2,000円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
家庭科教育の現状と課題
家庭科教育の歴史と現状
2
指導案の立て方(1)
年間指導計画と題材指導計画
3
指導案の立て方(2)
家庭科学習指導案の書き方
4
指導案の立て方(3)
家庭科学習指導案を基に細案を作成
5
指導案の作成(1)
小学校5年生を対象とした内容の指導案作成
6
模擬授業と評価(1)
A 家庭生活と家族(5年生)
7
模擬授業と評価(2)
B 日常の食事と調理の基礎(5年生)
8
模擬授業と評価(3)
C 快適な衣服と住まい(5年生)
9
模擬授業と評価(4)
D 身近な消費生活と環境(5年生)
10
指導案の作成(2)
小学校6年生を対象とした内容の指導案作成
11
模擬授業と評価(5)
A 家庭生活と家族(6年生)
12
模擬授業と評価(6)
B 日常の食事と調理の基礎(6年生)
13
模擬授業と評価(7)
C 快適な衣服と住まい(6年生)
14
模擬授業と評価(8)
D 身近な消費生活と環境(6年生)
15
家庭科の授業づくりと採用試験対策
模擬授業の考察と採用試験の出題傾向と対策について
− 186 −
科目コード
32307
区 分
コア
授 業
科目名
生活科教育法
担当者名
梶本 佳照
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
生活科の性格、目標、方法といった教科を構成する原理について学ぶ。社会、自然、人々とのかかわりの認識を通して、
自立への基礎を養う教科として生活科をとらえ、生活科の基礎理論の習得及び授業実践の分析、授業計画作成の方法を
理解する。
<授業の到達目標>
生活科の教科の目標と概要を述べることができる。
生活科の気付きを高める授業の仕方について説明することができる。
生活科の学習計画を立案するとともに評価の方法などを説明することができる。
<授業の方法>
教科書と授業中に配布するプリントを使用して授業を進める。グループで授業計画を発表する。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書の関係するところを読んで授業に臨むこと。また、授業中に配布したプリントをもとに教科書を参考にしながら
授業を振り返っておくこと。
<成績評価方法>
出席状況と授業中の態度・受講生による授業構想発表や意見交流・提出物・小テスト 60%、定期試験 40%
<教科書>
原田信之 他(2011.3)「気付きの質を高める 生活科指導法」東洋館出版社 2,310円
<参考書>
文部科学省(2008.8.30)「小学校学習指導要領解説 生活編」日本文教出版 101円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進めた方、評価方法、生活科の教科目標について
2
生活科の授業の実際
生活科の教科の特徴と授業イメージを理解する
3
生活科が生まれた背景や過程
生活科が作られた理由について理解する
4
生活科の目的や内容、単元構成
生活科の目的や視点・学習対象・内容、単元構成について理解する
5
低学年の児童像と生活科
小1プロブレムを軽減する上での生活科の役割について理解する
6
生活科学習指導案の作成
生活科学習指導案の作成方法について基本的な事項を理解する
7
生活科における評価
生活科の評価(評価規準、評価基準)とその方法について理解する
8
生活科の授業 学校と生活
生活科の授業づくり ―がっこうだいすき―スタートカリキュラム
9
生活科の授業 公共物や公共施設の利用
生活科の授業づくり ―たのしいな こうえん としょかん―
10
生活科の授業 季節の変化と生活
生活科の授業づくり ―きせつをみつけよう―
11
生活科の授業 自然や物を使った遊び
生活科の授業づくり ―おもちゃを作って遊ぼう―
12
生活科の授業 動植物の飼育・栽培
生活科の授業づくり ―いきものずかんをつくろう―
13
生活科の授業計画案の作成
評価規準や評価方法を入れた生活科の授業計画案を作成する
14
生活科の授業計画案の発表
評価規準や評価方法を入れた生活科の授業計画案を発表する
15
まとめ
生活科の性格、目標、方法といった基本原理について総括する
− 187 −
科目コード
32308
区 分
コア
授 業
科目名
体育科教育法
担当者名
中尾 道子
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
自分の経験を振り返り、体育という教科に対する思い込みの枠組みを崩しながら、これからの体育のあり方について探
求していく。
特に、体育の授業を行う教師に必要なことを、体育は何をめざすのか(目標論)、体育は何を教えるのか(内容論)、体
育ではいかに教えるのか(方法論)の大きく三つの領域に分けて捉え解説していく。
<授業の到達目標>
「体育科」の意義や目標を理解し、小学校の体育授業を構成する基礎的知識や基本的な考え方を身に付け、これからの
体育科の在り方について考え、実践できる能力を養う。
<授業の方法>
配付資料や提示資料をもとに講義し、毎時間講義内容についてのレポートを書くことで、理解の定着を図る。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内容を重視するので、授業への参加は必須である。ノートを作成し、配布プリントやレポートは、必ずノートに貼り、
修正加筆するとともに、重要語句等は各自で調べ、まとめておくこと。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲(ノート含)20%、毎回のミニレポート 40%、定期試験 40%
<教科書>
文部科学省(2008.8)「小学校学習指導要領解説体育編」東洋館出版定価 124円
<参考書>
高橋健夫・野津有司 編著「小学校学習指導要領の解説と展開」教育出版 1,600円
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション
授 業 内 容
授業の概要と授業の進め方
2
「体育」とはどのような教科か
体育の特異性と体育教師に必要なもの
3
「学習指導要領」の変遷
学習指導要領の歴史的変遷と社会的背景
4
体育科の現代的課題
体力低下の要因とその影響
5
体育科の目標及び内容
体育科の究極の目標と各領域の内容
6
体育の学習指導のベース①
児童の発育発達と決定的時期
7
体育の学習指導のベース②
運動の特性と楽しさ
8
各領域の特性と授業作りのポイント①
体つくり運動領域、ボール運動領域
9
各領域の特性と授業作りのポイント②
陸上運動領域、器械運動領域、表現運動領域、水泳領域
10
教材・教具とは
教材作りの視点と教具の役割
11
教材作りの実際
典型教材に学ぶ
12
よい体育授業とは
よい体育授業の基礎的条件と内容的条件
13
指導計画作成の意義と方法
授業を構想する
14
学習指導案の検討
指導案の発表と改善
15
まとめ
これからの「体育」を考える
− 188 −
科目コード
32400
区 分
コア
授 業
科目名
授業指導実践演習
担当者名
長谷 浩也
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、現在学校現場で問題となっているのは、「教師が教えて学ぶ」のか、「子供が自ら考え学ぶ」のかというこ
とである。教科の基礎・基本の学習と、考える学習を別のこととはとらえていない。学力差がある現実の教室で、どの
子にも確かな理解・定着・参加が生まれる授業をどう創るかを問題としている。一人ひとりを支援し、確かな学力を保
障する今後の授業研究の出発点として、授業をどう考え、どう研究するかについて学ぶ。
<授業の到達目標>
一人ひとりを支援し、確かな学力を保障する今後の授業研究の出発点として、授業を捉え、それらを具現化した授業が
できることを目標とする。
<授業の方法>
基本的に講義を中心として、授業づくりに関する演習を随時入れていく。
<準備学習(予習・復習等)>
1.講義に向かうに当たって、事前に渡した資料を熟読して重要部分をチェックしておくこと。
2.講義の最後に毎回書く振り返りを次回に返却する。それを再読し、習得できた内容を確認する。
3.他者の振り返りを読むことによって、多様な考え方を取り入れる。
<成績評価方法>
授業中に行う小レポートと課題レポートを中心に評価し、授業に対する理解度をチェックする 70%。さらに学期末テス
トにおいて総合的な理解を確認する 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
野口芳宏「国語科授業の教科書」さくら社 1,800円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
講義全体の見通し
2
授業づくりの基礎・基本
授業の要素について(資質能力を中心に)
3
授業づくりの基礎・基本
授業の要素を学ぶ-方法・技術-
4
授業づくりの基礎・基本
授業の要素を学ぶ-教材研究・単元構想-
5
授業づくりのポイント
確かな授業を保障する授業のポイント
6
授業づくりのポイント
確かな授業を保障する授業のポイント
7
授業づくりのポイント
確かな授業を保障する授業のポイント
8
授業実践観察
実際の授業と鑑賞・分析
9
授業実践観察
実際の授業と鑑賞・分析
10
授業実践観察
実際の授業と鑑賞・分析
11
模擬授業づくりと実践ワーク
模擬授業とグループ討議
12
模擬授業づくりと実践ワーク
模擬授業とグループ討議
13
模擬授業づくりと実践ワーク
模擬授業とグループ討議
14
模擬授業づくりと実践ワーク
模擬授業とグループ討議
15
総括とまとめ
講義のまとめ-これから求められる教師の資質・能力-
− 189 −
科目コード
32401
区 分
コア
授 業
科目名
器楽・歌唱の指導法
担当者名
中家 淳悟
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
器楽・歌唱・音楽に関する理解を深めることにより、音楽科における器楽・歌唱の授業を実践するために必要な知識を
高め、専門技術を習得する。そのために器楽・歌唱・音楽の歴史を学び歴史の中での音楽の役割から、音楽教育の歴史
的背景を考察することにより器楽・歌唱の教育的役割を認識する。また編曲法・指揮法を学ぶことにより対象児童の音
楽的レベルに合わせた教材を提供することができ、指揮により音楽を演奏する楽しみを導き出すことができる指導法を
学習する。
<授業の到達目標>
①音楽史の理解を深める。
②編曲法の基礎知識を身につける。
③指揮法の基礎知識を身につける。
<授業の方法>
講義を中心とし講義の内容から演習を行う。必要に応じて資料を配布しそれらを用いて講義・演習を実施する
<準備学習(予習・復習等)>
授業内容を必ず復習し次回授業に不明点を持ち越さないこと。予習をしてから授業にのぞむこと。
<成績評価方法>
課題・作品提出・作品内容 30%、定期試験 50%、授業態度(態度・貢献度・出席)20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
器楽・歌唱の指導法とは
2
音楽の歴史について
音楽史
3
歌唱の歴史について
歌唱史
4
器楽の歴史について
器楽史
5
器楽・歌唱・音楽の歴史まとめ
器楽・歌唱・音楽の歴史まとめ
6
編曲法(基礎)
器楽・歌唱のための編曲基礎講義
7
編曲法(実践演習)
器楽・歌唱のための編曲実践演習
8
指揮法(基礎)
器楽・歌唱のための指揮法基礎講義
9
指揮法(実践演習)
器楽・歌唱のための指揮法実践演習
10
編曲法・指揮法まとめ
編曲法・指揮法まとめ、応用
11
器楽の指導法(指導案)
器楽の年間指導計画、学習指導案の作成
12
器楽の指導法(模擬授業)
器楽の模擬授業の実践
13
歌唱の指導法(指導案)
歌唱の年間指導計画、学習指導案の作成
14
歌唱の指導法(模擬授業)
歌唱の模擬授業の実践
15
総括
器楽・歌唱の指導法の総括
− 190 −
科目コード
32402
区 分
コア
授 業
科目名
体育実技の指導法
担当者名
久田 孝
3
配当年次
配当学期
後期
2
単位数
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
小学校体育の授業で「体育とは何か」また「体育と言う授業を通して子どもたちに何を教えれば良いのか」を学習。そのことを踏まえ、
その「何」を体育科の目標、内容に基づきどのような形で伝えるのかを具体的に体育教材を使い、どのような方法で教えれば良いのか、
そのための知識ややり方、指導のテクニックなど、それぞれの内容について授業を展開。
<授業の到達目標>
指導計画に基づいて各テーマ毎、具体的に学習、即現場で対応出来るよう、まずは教師として手本を見せられる技術を習得、出来ると
ころから指導出来る技術を身に付けていきます。
<授業の方法>
文部科学省「学習指導要領」に基づいた教科内容について講義をし、指導内容、教材、教育方法、授業づくりなどについての理解、理
論に基づいた実践を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業の進行に伴い、教科書、参考書を熟読、各領域の学習指導内容に対する理解と共に行えるようにすること。
<成績評価方法>
毎時の実技テスト 50%、試験 50%にて総合的に判断の下、評価する。
<教科書>
文部科学省(2008.8)「小学校学習指導要領解説 体育編」東洋館出版社 124円
<参考書>
宇土正彦 監修(1995.7)「学校体育授業辞典」大修館書店 11,880円
小林 篤 著(2000.2)「体育の授業づくりと授業研究」大修館書 2.376円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
体育科の目標
第1回は本授業のオリエンテーションとし、目標、計画、内容、指導方法等の理解を深める。
「学習指導要領」に基づき小学校体育科の目標である「運動に親しむ資質や能力の育成」
「健康保持増進」
「体力の向上」の三つの具体的目標が相互的に
密接に関連していることを理解し、実践へと結びつける。
体育科の内容
運動領域の内容「技能(運動)
」
、
「態度」
、
「思考・判断」について身に付けさせたい内容を明確にすることを学ぶ。保健領域の内容「毎日の生活と健康」
、
「育ちゆく体とわたし」
、
「心の健康」
、
「けがの防止」及び病気の予防」について身近な生活の中から健康・安全に関する基礎的な内容を学ぶ。以上両領域
の内容について学年別に学習内容を理解する。
教育内容①体づくり運動・ 体づくりの基礎として核となる易しい運動を幅広く行い、基本的な動きを身に付けていく。また、仲間同士のかかわりや、動きを工夫したりしながら運
ラジオ体操
動遊びや運動の楽しさを理解、高学年以降につながる運動やスポーツの基本となる動きや意欲の育成、体力の養成を段階的に「体づくり運動」から「体
ほぐしの運動」そして「体力を高める運動」へとつなげていくことを学ぶ。
(習得実技)ケンパ・Sケン・相撲・昔遊びなど
教育内容②ゲーム
「ゲーム及びボール運動」
領域では、
特定の運動種目ではなく、
攻守の特徴や
「型」
に共通する動きや技能を系統的に身につけるという視点から種目を整理し、
「ゴール型」
「ネット型」
「ベースボール型」として示す。それぞれの運動の特性や魅力に触れ、発達段階に応じた指導を学び、これらの領域の指導の基
本的な考え方や具体的な実践例を学ぶ。集団運動としてのボールあそびから「バスケットボール・サッカー・ベースボール」型へ。
(習得実技)並びっこベースボール・鬼ごっこ・卵わりゲーム・ひよこゲームなど
教育内容③器械運動
器械運動系の領域としての授業を自ら問い直し、創り出すことができるようになることを考え、常識的と思われる知識や見方の誤りに気づかせて器械運
動に対する意識を改革し、達成の喜びを体験させることにより指導の基盤を養い、さらに、技の指導に必要な基本的知識や技能を習得させることを学ぶ。
マット・鉄棒・とび箱など機材、器具を使う運動のそれぞれに特異な運動技術の発達。
(習得実技)スモールステップ・アナロゴンなど
教育内容④陸上運動
陸上運動系の領域として、低学年を「走・跳の運動遊び」
、中学年を「走・跳の運動」
、高学年を「陸上運動」で構成している。走ったり跳んだりする動
き自体の面白さ・心地よさを引き出す指導を基本にしながら、どのような力をもった児童においても競走(争)に勝つことができたり、意欲的に運動に
取り組むことができたりするように楽しい活動の仕方や場の工夫を学ぶ。全身運動の基礎である走・跳運動による挑戦心の向上と記録の達成。
(習得実技)輪送り円形追いかけリレー・セパレートリレーなど
教育内容⑤水泳
水泳運動の領域としては、一人一人の児童が自己の能力に応じた課題について、練習を計画的に進め、水泳の楽しさを体感させるよう。技能面については、
呼吸の仕方と、手・足・呼吸の調和のとれた泳ぎ方を身につけること課題。水あそび・水馴れからいろいろの泳法へと水泳の楽しさとよろこびを体験。
(習得実技)水中感覚・目開き・伏せ浮き・けのび・呼吸法・泳法など
教育内容⑥ボール運動
ボール運動系の領域としてはゲームを行うことが特徴である。ゲームの学習指導では、仲間と協力してゲームを楽しくするために規則を工夫したり作戦
を立てたりすることを学ぶ。また、公正に行動する態度、特に勝敗の結果をめぐって正しい態度や行動がとれるようにする指導法も学ぶ。ボール運動系
の領域の特性を活かし、指導内容を明確にした上で6年間を見通した計画を立て効果的且つ効率的な評価の在り方について基礎的理解を深め、ボール運
動の実技を通して実践的指導力の向上を図る。
「ゲーム」の発展としての各種ボール運動による体づくりと社会性の発達。
(習得実技)キャッチバレー・タグラグビー・グリッドサッカーなど
教育内容⑦表現運動
表現運動系の領域としては生徒一人一人がこれらの踊りの楽しさや喜びに十分に触れていくことがねらいである。そのためには、子どもの能力やその違
いを生かせるような題材や音楽を選択と共に多様な活動や場を工夫して、一人一人の課題の解決に向けた創意工夫ができるようにしていくことを学ぶ。
イメージや想いをリズムダンス・フォークダンスなどでの運動表現。
(習得実技)型のないダンス・表現など
保健領域(1)低・中学年
保健領域の低・中学年では身近な生活を通じ元気なこと具合の悪いところがないことなどの状態があることや怪我や病気の予防について身に付けさせる
ことが課題である。また発育・発達の時期に個人差や男女差があることを理解させる。また、健康の保持増進については生活の仕方が重要を知り、食事・
運動・休養・睡眠の必要性を理解させる。
“育ちゆく体”
“こころの健康”
“健康の保持増進”など、心と体の相関関係と心身の健康についてについて。
(重点項目)性教育など
保健領域(2)高学年
保健領域の高学年では事故や怪我は人の行動の仕方と回りの環境がかかわり合って起こることを理解し、防止の為危険に早く気づき的確な判断の下、安
全に行動する能力を身に付けさせる。また犯罪被害の防止についてもそのプロセスを理解させ危険回避について学ぶ。また、安全・衛生の面から生活を
見直すことを通し健康に良い生活の仕方を実践する意欲や整えることが必要であることを理解する。
“生活と健康”身近な生活における健康安全に関す
る事項など保健衛生事項。
(重点項目)エイズなど
学習指導案の作成
学習指導案の作成については、単元に含まれる、教材観・生徒観・指導観を明確化し単元の目標を設定する。それに伴い単元の指導計画と評価規準を定
め指導の構想を練る。目標達成のため計画的な学習指導案の作成。年間計画や単元ごとの指導表の作成の仕方を学び実際に作成する。
体育科における評価法
評価の必要、対象、方法について体育・保健分野のそれぞれの目標、体育・保健分野の評価の観点の趣旨を理解、児童の学習成果と教師の教育内容・方
法など両側面からの評価法について学ぶ。
総括
最終回は本授業を振り返り成果と課題について反省、実践と原理の両面から体育実技の指導法について各自が得た「学び」を確認、その学びを言語化。
その為「将来小学校教師として行いたい体育授業」と言う論題で小論文を作成。将来的な展望を実践に結び付ける。
− 191 −
科目コード
32403
区 分
コア
授 業
科目名
理科実験の指導法
担当者名
平松 茂
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
小学校理科では、物理、化学、生物、地学の広範囲な内容を扱う。観察実験を行って「実感を伴う理解」を進めること
が重要である。また、比較(3年)、関係付け(4年)、条件制御(5年)、推論(6年)等々の問題解決の方法が発達
段階に合わせて示されている。授業では、児童の興味・関心を引き出しながら、安全に観察実験を行うための知識や技
能を体験的に習得する。「理科教育法」の履修と前後して履修することが望ましい。
<授業の到達目標>
一つは、試験管やビーカー、器具や薬品を準備して、観察実験を行い、片付けるまでを自分一人の力で実施できる知識
や技能を身に付ける。もう一つは、安全に観察実験を遂行できるとともに、ポイントを的確に示しながら実験を意味あ
るものにする方法を学ぶ。小学校の教壇に立った時、学習指導要領や教科書を参考にしながら観察実験を伴う授業がで
きるようになるのが到達目標である。
<授業の方法>
小学校で扱う観察実験を取り上げて、準備から片付けまで一人で行うための知識と技能を体験を通して習得する。小グ
ループの単位で、様々な観察実験を取り上げて、実験を進めながら、観察のポイントや指導上の留意点を理解する。履
修の成果として、本学の学園祭では「おもしろ理科実験室」を開設して、小学生をはじめとする来場者に理科実験を楽
しんでいただく。
<準備学習(予習・復習等)>
各グループが担当する観察・実験について、第5、6学年が使用する小学校理科の教科書と小学校学習指導要領解説理
科編を参考に予習し、受講後にレポートをまとめる。
<成績評価方法>
出席 20%、受講態度 40%、観察・実験への取り組み 20%、レポート 20%により、総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
毛利 衛・黒田玲子 他(2015)「新編 新しい理科5」東京書籍 定価未定
毛利 衛・黒田玲子 他(2015)「新編 新しい理科6」東京書籍 定価未定
加藤尚裕・引間和彦(2011.8.22)「安全な小学校理科実験」東洋館出版社 3,600円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
小学校理科実験のねらい 洗う、ぬらす、乾かす、計測
2
デンプンの種類とヨウ素反応
日光の当たり方と光合成 例:ジャガイモ、インゲンマメ
3
温度による空気の体積変化
空気や水の性質 温度や圧力の変化と空気の体積
4
ガラス細工と浮沈子
ガスバーナー、アルコールランプ、ガラス細工
5
アルコールの蒸留 花の観察とスケッチ
加熱、冷却、蒸留 植物の観察とスケッチ
6
ゾウリムシの観察
飼育・栽培 観察とスケッチ
7
水溶液と金属の反応
うすい塩酸とスチールウール、アルミニウム ムラサキキャベツ
8
電気を扱う実験
電池、豆電球、電磁石、ニクロム線の発熱
9
飼育栽培に関する実験 溶解と再結晶
観察に向けた準備 飼育・栽培 飽和と再結晶 例:ミョウバン
10
教室環境の整備 水のはたらき
川の働きをモデルで再現
11
物の燃え方と空気
マッチ、ろうそく、線香、底なし広口ビン等の扱い方
12
子供が楽しめる理科実験 -実験の選択-
理科実験、科学遊びの企画
13
子供が楽しめる理科実験 -実験の実施-
予備実験の実施と安全への配慮
14
子供が楽しめる理科実験 -実験の評価- 「おもしろ理科実験室」の実施に向けて 実験の相互評価
15
まとめと報告
講義の振り返りと報告書作成
− 192 −
科目コード
33200
区 分
コア
授 業
科目名
子育て論
担当者名
中道 美鶴
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
地域社会の現状と子育てにおける「親の問題」「子どもの問題」について、教育・福祉・社会学・臨床心理学等の様々
な領域の「子育てのあり方」について広く学ぶ。さらには、親が、不安を抱えながらも「子育てに喜びを感じることの
できる親」として成長していく過程を理解する。
<授業の到達目標>
①現代の子育てにおける「親の問題」「子どもの問題」について実態を知る。
②昔の子育てとの違いから考察し、子育てに必要な価値観や規範・行動様式を明らかにする。
③地域社会の中で子育て支援にかかわる者として必要な知識や態度を理解する。
<授業の方法>
教科書を中心に、必要に応じてプリントを配布する。講義はグループ討議を多く取り入れ、また、外部講師を招聘し、
子育ての問題に関する様々な考え方に触れることで自分なりの考えを持つようにする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業中の課題は必ず完了させ、要点を理解しておくこと。配布した資料、討議のまとめ等をファイルしておくこと。
<成績評価方法>
受講態度・意欲 20%、小レポート 20%、定期試験 60%
<教科書>
住田正樹(2010.8.10)「子どもと家族」学文社 2,000円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
子育て「困難」のさまざま
子育てをめぐるさまざまな思い、母性愛神話、3歳児神話
2
母親の育児不安
育児不安とその影響、背景要因、育児不安と今後の子育て支援
3
父親の不在
子どもの社会化と父親の役割、父親の役割と協同的活動
4
今どきの親たち
父親・母親の生活と子育て事情、生活環境、子育て支援活動
5
子どもにとっての離婚
離婚の動向、要因、子どもへの影響、離婚後の子どもを支えるもの
6
ドメスティック・バイオレンス
DVとは、DVの社会的対応、家族への対応
7
虐待のメカニズム
児童虐待のメカニズム、親への対応、子どもへの対応
8
しつけをめぐる混乱
家族としつけ、しつけをめぐる不安と混乱、しつけに悩む親
9
事例から考える(1) 子育てとは
自我とたくましさ、人とかかわる力・生きる力を育む子育て
10
事例から考える(2) 育て方の是非
叱るかほめるか、自由か干渉か、早期教育、育児情報の影響
11
事例から考える(3) 発達としつけ
子どもの心の発達特性、発達課題、子どもの自立とわがまま
12
事例から考える(4) 共働き家庭の子育て
女性の生き方、ワークライフバランス、共働き両親の課題
13
親になる過程
ライフコースの変化と親役割、子どもをもつこと、親になること
14
育児モデルとなる伝承の育児法
あやし唄、わらべ唄、おばあさんの子育て経験
15
これからの子育て
子育てを通して成長する親、親業、親の自尊感情と子育て
− 193 −
科目コード
33300
区 分
コア
授 業
科目名
(乳幼児発達心理学)
子どものこころ
担当者名
勝田 麻津子
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
ヒトの誕生から小学校入学までの6年間の発達について、発達過程・発達領域の領域に焦点化させて、乳幼児の姿を理
解し、人間の発達の可塑性について理解する。将来、幼児教育の仕事に従事するにあたって、乳幼児期の内的世界、認
知言語、社会性、の観点から発達理論を学ぶ。
<授業の到達目標>
乳時期から小学校入学までの子どもの発達過程および発達領域について、内的世界の育み、認知言語発達の過程、社会
性の各領域での質的な変化について、理論的・実証的に子どもの姿を理解する。
<授業の方法>
テキストの講義、レポート発表、ディスカッション
<準備学習(予習・復習等)>
テキストの予習、レポート紹介の準備、授業で学んだ内容の課題レポート
<成績評価方法>
レポート発表の内容、課題レポートの評価
<教科書>
内田伸子 編(2008.1.15)「よくわかる乳幼児心理学」ミネルヴァ書房 2,400円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
授業目的、授業評価方法、授業の進め方等を説明し、各自がレポー
トする内容を分担する
赤ちゃんの能力につて
早期の養育の在り方、親子のコミュニケーションの重要性、親子の
情動調律について学ぶ
母子相互作用について
愛着関係の成立と重要性について事例をとおして考える
外界の認識について
「図鑑型」の子ども、「物語型」の子どもの違い、運動発達と環境理
解の関連について
個性の育ち
気質・自己意識・社会性・情動というような個性の育ち、個性の測
定について考える
象徴機能の成立と言語発達
指さしや共同注視の持つ意味を考え、子どもが言葉を獲得し意味世
界を生きる発達過程を学ぶ
言葉の機能と会話の発達
ことばと認識の発達、心の中の言葉の発達、会話の成立過程につい
て考える
記憶し想起する心の発達
エピソード記憶の発達をさせるもの、子どもが「うそ」をつく意味
について考える
心の理論の成立・自己と他者の理解について 自己認識の発達過程の理解、自尊感情を育む育て方について考える
遊びの発達と遊びからの学び
友だちとの関わり遊びを楽しむ心の成立過程、社会ルール獲得の過
程を学ぶ
科学する心の芽生え
数の規則性を楽しむ心、概念形成の過程について理論的に学ぶ
生活政界から学びの世界へ
知的好奇心を育む教育的な環境について、早期教育の是非を考える
育ちの偏りが気になる子どもへの理解
発達支援的な育みについて事例から考える(多動のこども、自閉的
傾向のこども)
虐待が子どもの発達にもたらす影響
二次的要因として虐待が子どもにもたらす発達的な弊害について事
例から考える
まとめの討議
テキストおよびレポート発表から学んだ点、そこから見えてきた現
代的課題について子どもの育ちの観点から考える
− 194 −
科目コード
33400
区 分
コア
授 業
科目名
家族心理学
担当者名
三木 澄代
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義・演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
近年の少子高齢化や都市化等の社会変化の中で生じている家族の形態・機能の変化を理解し、子どもの育ちへの影響に
ついて考察を深める。そのうえで、家庭のあり方や家族関係を背景とする児童虐待・DV(ドメスティックバイオレンス)
・
不登校・ひきこもり等の問題を、家族のライフサイクルや家族関係の視点から多面的に理解し、問題解決に向けた適切
な対応の選択や子ども・保護者・家族への支援の基本に学ぶ。
<授業の到達目標>
①家族の定義、家族・家族関係の動向と現代的特徴を理解する。
②家族の健康、家族・家族関係の発達について理解する。
③子どもが育つ場としての家族に求められる用件、システムづくりを把握する。
④社会変化と家族・家族関係の問題との関係や問題解決への方策について考察する。
⑤家族理解・支援のための基本的理論・技法を具体的に学ぶ。
⑥自己の家族観を確認・再構成して自己課題を整理する。
<授業の方法>
教科書を中心に家族理解・支援に要する理論についての講義と、家族に関する各テーマについてのディスカッション、
家族理解・支援のためのワーク・演習等を適宜苦に合わせて進める。
<準備学習(予習・復習等)>
*予習:家族・家族関係に関連する時事に関心を持ち、考えや疑問点などをまとめておく。
*復習:配布資料・ワークシート等をファイルし、随時参照できるように持参する。
<成績評価方法>
授業への意欲・態度 15%、提出物(レポート等)35%、定期考査 50%
<教科書>
平木典子・中釜洋子(2006)「家族の心理」サイエンス社 1,600円+税
<参考書>
適宜紹介する。
<授業計画>
回
1
テーマ
家族心理学を学ぶ意義
授 業 内 容
授業の進め方、家族・家族関係をめぐる問題の現状、家族理解・支
援の必要性について
2
家族とは何か
家族の定義、家族の機能、家族という関係の特殊性
3
家族の健康とは
健康な家族とは、家族の発達とライフサイクル
4
家族づくりの準備
人の発達と家族づくりの準備、思春期・青年期と家族
5
夫婦の発達とは
夫婦の絆とコミュニケーション、子どもをもつ決心と夫婦関係
6
子どもが育つ場としての家族(1)
養育のためのシステムづくり
7
子どもが育つ場としての家族(2)
養育のためのシステムが頓挫した場合
8
子どもが育つ場としての家族(3)
親子関係の変容
9
変化する社会の中の家族
システムとしての家族、文化社会の変動と家族
10
家族理解に役立つ臨床理論
家族心理の理解に役立つ家族療法の概念
11
家族の変化に役立つ臨床的援助技法
12
家族への臨床的アプローチの実際(1)
家族への心理的援助の携帯
13
家族への臨床的アプローチの実際(2)
家族間暴力・家族喪失への心理的援助、家族のリジリエンス
14
家族をめぐる心理学の課題と展望
家族のあり方の多様性への理解、自己の家族観について
15
まとめ
子どもの育ちを支える家族への理解と支援のあり方について
「ジョイニング」「リフレーミング」ほか
− 195 −
科目コード
33401
区 分
コア
授 業
科目名
保育の心理学
担当者名
勝田 麻津子
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
「教育心理学」「発達心理学」では、子どもの発達過程や学習理論を学んでいく。さらに本授業では発達心理学と教育心
理学を統合した演習科目として、子どもの遊びや友だちとの関わりを実際の観察や事例を通して、子ども理解と発達援
助の在り方を実践的に学ぶことを目的とする。
<授業の到達目標>
(1)子どもの遊びや友だちとの関わりを実際の観察や事例を通して、子ども理解と発達援助の在り方を実践的に学ぶこ
とを目的とする。
(2)年齢に応じた子どもの姿を、精神発達的観点、認知発達的観点から理解する
<授業の方法>
講義と観察学習、実践学習
<準備学習(予習・復習等)>
(1)自分に実践課題をレポートにまとまる
(2)授業中に提示される演習課題に取り組むこと
(3)復習レポート課題に取り組む
<成績評価方法>
(1)提出レポート之評価
(2)プレゼンテーション評価
<教科書>
柳生崇志・梅崎高行(2013.4.10)「保育の心理学Ⅱ」大学図書出版 1,800円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
オリエンテーション
子ども理解における発達の把握
発達と個人差に応じた保育
4
5
身体感覚を伴う多様な体験
友だちとの関わり
6
生きる力のとしての主体性
7
自己主張と自己統制
8
子ども集団と保育
9
10
11
生活の中の学び
遊びの中の学び
全体(グループ)討議
12
発達課題に応じた援助と関わり
13
14
地域のなかの発達
子どもの姿と育ち(0~2歳児)
15
子どもの姿と育ち(3歳~5歳)
授 業 内 容
授業の目的・概要、授業の進め方について説明し、実践方法を分担する
身体・知能・社会性の発達を年齢別に観察して違いをレポートする
個人差と早期発見・早期対応、スクリーニングの方法について心理検査、
発達検査の実際を学ぶ
身体関係と環境構成、相互作用について年齢別に事例をとおして検討する
4歳児を中心にして、社会的スキル、モデリング、関係性の欲求について
発達を理解する
1歳児を中心にして、主体性、基本的信頼感の獲得及び愛着関係の成立を
学ぶ
2歳児を中心に、自己調整、自己主張、自己抑制の獲得につて母子関係を
観察しながら考える
5歳児を中心に、友だちとの遊び、共同性の獲得、ルールといざこざの交
渉過程を観察しながら考える
保育園における食生活について、「食育」「生活」の観察実習から考える
年齢別にグループで分かれて、保育園へ「遊び」を通した参加実習から学ぶ
学習した内容の整理、課題や疑問の確認、観察・参加実習の全体まとめを
する
事例をとおして、発達が気になる子どものアセスメント、発達支援の在り
方を考える
子育て支援の実際「遊びの広場」等の実践からの学び
各自が観察実習対象児を中心に、その姿と育ちの過程をまとめ,優秀レポー
トについてプレゼンテーションを実施する
各自が観察実習対象児を中心に、その姿と育ちの過程をまとめ、優秀レポー
トについてプレゼンテーションを実施する
− 196 −
科目コード
34100
区 分
コア
授 業
科目名
保育課程総論
担当者名
横松 友義
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
まず、幼稚園教育課程及び保育課程の概念について解説する。続いて、幼稚園教育課程及び保育課程を構成・実践する
上で必要な専門的基礎知識を教授する。その上で、幼稚園教育課程の開発(構成→実践→評価→改善)のあり方につい
て論じると共に、幼稚園における3年間の年間指導計画作成上のポイントを説明する。さらに、そのことを踏まえて、
保育園の保育課程及び日案の特徴について論じる。
<授業の到達目標>
幼稚園教育課程及び保育課程の概念と、幼稚園教育課程及び保育課程の構成・実践・評価・改善の原理及び方法を理解し、
幼稚園教育課程及び保育課程の開発者としての基礎的力量を身につける。
<授業の方法>
パワーポイントあるいは板書の内容に沿って説明する。間に、バズ・セッションを入れる。また、ビデオ視聴も取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
授業終了後、講義ノートを整理すると共に、配付資料の要点を確認する。
授業には、前回までの講義ノートと配付資料を必ず持参すること。
幼稚園教育も保育園保育も、目的は、人格の完成へ至るための基礎を培うことである。したがって、幼稚園教育や保育
園保育について理解を深めるために、人間理解を深めるための読書や体験を求めてほしい。
<成績評価方法>
小テスト(2回)40%、小レポート(3回)15%、定期試験 45%
<教科書>
使用しない。
<参考書>
適宜紹介する
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
教育の目的と幼稚園教育課程及び保育課程
教育の目的を実現するための幼稚園教育課程及び保育課程
2
乳幼児の発達課題と保育内容
乳幼児の発達課題を実現する保育内容
3
乳幼児期の教育・保育に関する国の基準
幼稚園教育要領・保育所保育指針等のとらえ方
4
幼児教育から小学校教育へ
5領域の保育内容と小学校教育内容との関連の概説
5
教育の目的から指導へ至るプロセス
教育の目的から幼稚園及び小学校の指導へ至るプロセスの共通性
6
幼稚園教育課程の構成から指導計画作成へ
幼稚園教育課程の構成から実際の指導へ至る流れ
7
幼稚園教育課程の改善に向けて
幼稚園教育課程の実践と評価と改善
8
3歳児クラス前半の年間指導計画
3歳児クラスの年間指導計画(前半)作成のポイント
9
3歳児クラス後半の年間指導計画
3歳児クラスの年間指導計画(後半)作成のポイント
10
4歳児クラスの年間指導計画
4歳児クラスの年間指導計画作成のポイント
11
5歳児クラスの年間指導計画
5歳児クラスの年間指導計画作成のポイント
12
保育の計画から見た保育園保育の特徴
保育園保育課程及び日案の幼稚園教育課程及び日案との違い
13
各園での保育目標明確化の重要性
各園での保育目標及び目指す子ども像の明確化の重要性
14
保育園での保育目標明確化例
保育園における保育目標とそれに対応する保育実践の明確化例
15
まとめ
授業内容の振り返りと整理
− 197 −
科目コード
34101
区 分
コア
授 業
科目名
保育内容総論
担当者名
大野 鈴子
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
保育所保育指針・幼稚園教育要領における領域別の保育内容を、相互的、総合的に理解し、保育の全体構想の中で捉える。
保育の目標、子どもの発達、
「遊び」や「生活」、
「環境」などから捉える保育の内容、歴史的変遷、今日的な課題などを学び、
保育所・幼稚園において展開される保育や教育への実践力を高めていく手立てを考察する。また、実際の指導にあたっ
ての指導案の作成についても学ぶ機会とする。
<授業の到達目標>
保育に携わる当事者としての意識を培い、保育内容を総合的に理解し、保育の全体構想の中で捉えた実践力を身につけ
ることを目標としている。
<授業の方法>
教科書に沿って講義と演習を行う。配布資料による事例検討と指導案の作成も取り入れていく。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書や配布された資料を熟読し、理解しておくこと。課題ごとのレポートを提出すること。
<成績評価方法>
定期試験の成績 60%、課題レポートの提出や授業への積極的参加態度 40%で総合評価する。
<教科書>
金澤妙子・佐伯一弥(2009.3.5)「演習 保育内容総論」建帛社 1,470円
<参考書>
文部科学省(2008.10.1)「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 200円
厚生労働省(2008.5.13)「保育所保育指針解説書」フレーベル館 200円
<授業計画>
回
テーマ
1
保育所保育指針・幼稚園教育要領に基づく
授 業 内 容
授業の概要、保育所保育指針・幼稚園教育」要領の理解
保育の基本
2
保育の全体構想と保育内容
保育内容の所在、子ども理解の要素、事例から理解
3
保育内容の歴史的変遷
歴史的変遷からの学び、現在の課題の理解
4
遊びから捉える保育内容と子ども理解
遊びの観察記録から理解
5
生活から捉える保育内容と子ども理解
一日の生活の記録から保育内容の理解と指導案の作成
6
環境から捉える保育内容と子ども理解
環境と環境構成の理解
7
発達から捉える保育内容と子ども理解
身体的発達の過程や個と集団の発達の理解
8
幼稚園と保育所の保育内容の展開
養護と教育が一体的に展開する保育と指導案の作成
9
環境を通して行う保育
環境の展開と保育内容の展開
10
遊びによる総合的な保育
遊びを総合的に捉えた保育内容の展開
11
生活や発達の連続性に考慮した保育
連続性を考慮した保育内容の展開と指導案の作成
12
家庭、地域、小学校との連携を踏まえた保育
連携教育による保育内容の展開
13
保護者のニーズ等による多様な保育の展開
乳児保育、長時間保育、預かり保育等の理解
支援を必要とする子どもの保育、多文化共
個々の子どもの実態に応じて支える保育の理解
14
生保育の理解
15
今日的課題を踏まえた保育とまとめ
保育内容の展開、保育の理解
− 198 −
科目コード
34102
区 分
コア
授 業
科目名
子どもと人間関係
担当者名
中道 美鶴
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
地域社会の変化の中で人とかかわる機会が減少し、家族の形や人間関係も変化してきている。このような状況を背景に、
子どもの「人とかかわる力」が育ちにくくなっていることが指摘され、保育所や幼稚園が子どもたちのコミュニケーショ
ンの場として期待されている。従ってこの授業では、子どもが日々の保育の中で人とかかわる力を育むために保育者は
どのような役割を果たせばよいのかを、多くの事例を通して学んでいく。また子どもは、周囲の大人を人との関わり方
の手本として大きな影響を受ける。保育者を目指す者として、自分の人間関係の傾向を知るためのワークも行う。
<授業の到達目標>
「人間関係」は、「保育の内容・方法に関する科目」の系列に位置づけられ、幼稚園教育要領や保育所保育指針で設定さ
れた保育内容5領域の1つである。子どもが周囲の人々に温かく見守られながら人に対する信頼感をもち、そのことを
基盤に、社会の中で他の人々と共に生きていくための自立心や人とかかわる力を獲得していく過程を、事例を通して理
解する。同時に、各年齢の発達課題を踏み固めることの重要性と、子どもの発達段階に応じた保育者の役割を学んでいく。
そして、保育者として子どもに大きく影響を与える自分自身の人間関係の傾向について気付くことを目指す。
<授業の方法>
教科書にそって講義と演習。必要に応じてプリントを配布。事例検討・討議・ワークをできるだけ多くもつ。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前に教科書を一読しておくこと。配布した資料、討議のまとめなどをファイルし、毎回の要点を理解しておくこと。
<成績評価方法>
受講態度・積極性 20%、演習レポート 20%、定期試験 60%
<教科書>
田宮 縁「体験する・調べる・考える 領域 人間関係」萌文書林 1,900円+税
<参考書>
文部科学省(2008)「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 190円+税
厚生労働省(2008)「保育所保育指針解説書」フレーベル館 200円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
領域「人間関係」の基本的な考え方、人とかかわる力とは
2
自己理解と自己概念
自己の存在を確かにする他者、自分を知る(Who am I ? )
3
社会・文化に生きる子ども
生態学的環境としての関係、「システム」という見方
4
領域「人間関係」が目指すもの
幼稚園教育要領・保育所保育指針の基本、砂場で学ぶことは?
5
領域「人間関係」の基礎知識
乳幼児期の発達課題、人の中で育つ自我、社会性・道徳性の育ち
6
0・1・2歳児の保育所における人間関係
アタッチメントの形成、心の安全基地、しつけのはじまり
7
3歳児 保育者が居場所
ものを「欲張る」意味、友達とつながる、こだわりの遊び
8
4歳児 自己主張と自己抑制
幼児期の「なかよし」、けんかときずな、ソシオグラム
9
5歳児 園生活の充実感を支えるもの
充実感の内実、自分の力で行動する、共通の目的をもつ
10
かけがいのない一人一人の存在
個の育ちと共同性の育ち、K男の育ちを追って
11
保護者とのかかわり
保育者の専門性を生かす、保護者との信頼関係を築くには
12
保育者同士のかかわり
共通理解を図るために、失敗と帰属意識、つながる日常会話
13
かかわりの育ちを「みる」
子どもを「みる」とは、エピソードによる子ども理解
14
親しい人との体験と生きる原動力
つながりで生きる力を得る、保育者として・一人の人として
15
さらなる学びに向けて:まとめ
演習の振り返りと課題、子どもと共に育つ保育者に
− 199 −
科目コード
34103
区 分
コア
授 業
科目名
子どもと言葉
担当者名
大野 鈴子
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本演習では、乳幼児期の子どもの言葉の発達が、将来の自立した人間形成とどのように関わるかを考えていく。言葉の
獲得と拡充が人間の知的発達だけでなく、感情・意欲・想像性の発達と社会性の確立などといかに深く関わり、人格(人
間らしさ)を支えひとと理解を深め、保育現場ではどのように幼児を指導・支援すればよいのかについて、絵本の読み
聞かせ実践を織り込みながら取り組んでいく。
<授業の到達目標>
乳幼児期の子どもの言葉の発達過程を理解するとともに、言葉の獲得と拡充が、感情・意欲・想像性の発達と社会性の
確立に深く関わり、将来の人格形成の基礎となることを学ぶことを目標とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義と演習を行う。事例についての検討や絵本の読み聞かせ実践を取り入れながら進める。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書や配布資料を熟読すること。課題レポートを提出すること。多数の絵本を読み、読み聞かせの模擬保育に取り組
むこと。
<成績評価方法>
定期試験の成績 60%、課題レポート提出や模擬保育、授業の参加態度など 40%により総合的に評価する。
<教科書>
戸田雅美(2009.3.5)「演習 保育内容 言葉」建帛社 1,470円
<参考書>
文部科学省(2008.10.1)「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 200円
厚生労働省(2008.5.13)「保育所保育指針解説書」フレーベル館 200円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
領域「言葉」の学習目的と内容
領域「言葉」のねらいと内容、絵本の読み聞かせ
2
言葉の獲得
「言葉の獲得以前の子ども」と絵本の読み聞かせ
3
生活の中で育つ言葉
「言葉を覚え始める子ども」と絵本の読み聞かせ実践
4
言葉を育てる環境
「言葉の意味がわかり始める子ども」と絵本の読み聞かせ実践
5
人とつながる言葉
「言葉で人とかかわろうとする子ども」と絵本の読み聞かせ実践
6
楽しんで使う言葉
「言葉でものを考え始める子ども」と絵本の読み聞かせ実践
7
話し合う言葉
「考えたことを言葉にして伝える子ども」と絵本の読み聞かせ実践
8
領域「言葉」と教科「国語」
幼稚園・保育所の領域「言葉」と小学校の教科「国語」との関連
9
児童文化財で広がる世界
保育の中の児童文化財、様々な児童文化財
10
発達を支える絵本
発達に応じた絵本の選書
11
子どもの言葉に心を寄せて
子どもの言葉を聞き取る力と援助
12
言葉の指導の指導案
指導案作成のポイント
13
演習(1)模擬保育
指導案による模擬保育(1)絵本の読み聞かせ
14
演習(2)模擬保育
指導案による模擬保育(2)パネルシアター
15
子どもの言葉と絵本の可能性
言葉の発達段階の理解と言葉の育ちを支える絵本
− 200 −
科目コード
34104
区 分
コア
授 業
科目名
子どもと健康
担当者名
古田 康生
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼稚園教育要領と保育所保育指針の領域「健康」を学ぶ。つまり、「健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつ
くり出す力を養う」を指標として、基本的な生活習慣(身辺の清潔、規則正しい生活リズム、自立した生活行動、危険
回避など)に関する知識と指導・援助方法を学ぶ。また心身の健康を促す運動あそび、心身の健康や成長・発達に影響
する環境的要因との関連なども学習する。
さらに、全面的な発達を促す指導法や行事としての運動会を理解する。
<授業の到達目標>
「健康」の基礎となる基本的生活習慣や清潔、身体活動等の基本的知識を理解するとともに、現在の幼児教育の現場で
実践されている教育・指導方法を演習により体験的に理解する。つまり、体験を通して保育者として実践できるように
専門知識を習得し、保育現場にて健康教育ができるようになる。
<授業の方法>
講義形式で行う。双方向授業にて参加型授業を展開する。また、必要に応じて演習形式を取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
予習:保育所保育指針と幼稚園教育要領の領域「健康」を熟読して理解する。
復習:日々の生活の中で幼児期に身に付けなければならない基本的生活習慣を確実に実践し、その指導方法を常に考え
る習慣を実践する。
<成績評価方法>
授業態度・授業における役割遂行 30%、課題レポート 20%、定期試験 50%
<教科書>
民秋 言 編集(2010.3.10)「保育内容「健康」」北大路書房 1,700円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業ガイダンス 保育内容「健康」
IPU講義ルールの確認、学習内容と授業方法の確認
2
保育所保育指針・幼稚園養育要領 領域「健康」 領域「健康」のねらいと内容(それを達成するための具体的方策)
の理解、幼児期における健康の定義
3
基本的生活習慣の獲得①
生活リズム(早寝早起き朝ごはん運動・文部科学省)
4
基本的生活習慣の獲得②
排泄と食事の習慣についての理想と現実
5
基本的生活習慣の獲得③
身辺の清潔の獲得の現実と獲得援助
6
幼児の発達理解
乳幼児期の運動機能の発達とその評価方法
7
幼児の遊びの発達と健康
幼児期の遊び、遊びを豊かにする保育者の役割
8
幼児の体格と・運動能力の現状と課題
幼児の体格(形態)計測と運動能力の測定評価
9
幼児の安全管理と安全教育
幼児期における負傷の特徴と事故原因
10
応急処置法
けがの手当て、心肺蘇生法、AEDの活用
11
体育的行事(運動会)
保育園と幼稚園の運動会の内容と役割
12
体育的行事(保護者参観・季節を感じる行事)
参観日における体育的行事の内容と役割、水遊びの役割
13
模擬指導案の作成
運動遊び部分指導の模擬指導案の作成
14
保育実習で役立つ伝承遊び
戸外遊びが活性化する伝承遊び・集団遊びの指導法
15
まとめ
幼児の身体的発育発達を促す保育者の役割、客観的把握方法
− 201 −
科目コード
34105
区 分
コア
授 業
科目名
子どもとマルチメディア
担当者名
本庄 慶樹
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育に情報機器を活用することは当然の事となり、特にコンピューターと基本的なソフトを活用できる資質は必須なも
のである。また、子どもを取り巻くインターネットを含む情報や情報機器の環境は年々変化しており、現状の変化への
感受性も教育者の資質といえよう。そういった資質を磨くために子どもに何かを伝える工夫と、今後の情報機器の利用
のあり方を考えていく。
<授業の到達目標>
具体的には、保護者への情報発信の工夫と子どもの教育への情報機器の利用を実践的な課題に取り組み教育の場で活用
できる技術と問題解決能力を育む。また、コンピューターを活用したメディアでの芸術的な技術力、表現力を磨く。
<授業の方法>
コンピューターを実際に操作する演習形式。Microsoft社製のOfficeを使用して学習を進める。自他の作品についても考
察し、自己能力の向上に努める学習状況を評価の対象とする。教育現場で即戦力となる文書や資料の作成を授業内課題
とし、その課題提出をもって成績評価とする。
<準備学習(予習・復習等)>
Microsoft社製のOfficeのWord・PowerPointを使用するので、操作については学習しておくことを推奨する。
<成績評価方法>
提出課題の完成度 30%、提出課題の取り組み 30%、講義内学習発表状況 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
Eメールとクラウドの活用
授 業 内 容
Eメールやクラウドについての知識の再確認と、現在の子どもを取り巻く問
題点と課題を考える。
2
Wordでの描画
ポスター作成を通してWordの描画についての機能と操作を再確認する。
3
レイアウトと、素材利用
レイアウトを工夫して行事のしおり作成をする。また素材利用について考える。
4
画像素材の利用とコラージュ
フリーウェアを使用して画像処理について学ぶ。画像素材を利用してコラー
ジュで園便りを作成する。
5
HTML基礎
HTMLの基礎知識(HTML 5、CSS 3)最新の制作事情を知る。
6
Webサイト作成-1
ライブラリーの利用と、Webの今後の動向について考える。
7
Webサイト作成-2
Web版園だよりを制作する。
8
パワーポイントでの動画作成
折り紙のアニメーション作成を通して,パワーポイントでの動画作成の基本
9
動画作成についての考察
素材を利用しての物語作品制作を通して、留意点を考察する。
10
ベクター画像の描画
ベクターデータでの描画の基本操作を学ぶ。
11
絵本のビデオ化
パワーポイントを利用してビデオ書き出しを行う。絵本から構成を学ぶ。
12
ビデオ編集
ビデオ編集基礎知識と、ムービーメーカーの基本操作を学びビデオ編集を行う。
13
スライドショー制作-1
テーマ、目的を明確にして自由制作を行う。
14
スライドショー制作-2
制作の続きと発表を行う。
15
総括
子ども達を取り巻く環境の変化と情報機器利用の未来について考える。
操作を学ぶ。
− 202 −
科目コード
34107
区 分
コア
授 業
科目名
社会福祉学
担当者名
村田 久
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
核家族化や、急速な少子・高齢化の進展、さらには人権意識の向上などを背景に、生活困窮者や児童、病弱者、障害者、
高齢者などの尊厳と自立、社会参加を支援する活動の重要性が高まっている。本講義では、社会福祉の意義・理念を理
解したうえで、法体系や制度、福祉サービス体系における公私の役割活動について学習します。
<授業の方法>
講義
<準備学習等(予習・復習)>
受講前には必ずテキストを熟読、受講後は講義内容を整理すること。
<成績評価方法>
評価は、授業態度 40%、定期試験 50%、レポート 10%の総合評価。
<教科書>
相澤譲治(2012.3)「保育士をめざす人の社会福祉」みらい 2,100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
社会福祉を学ぶ視点
社会福祉の概念、少子高齢化と社会福祉
2
社会福祉の歴史
戦後を中心とした社会福祉の歴史
3
社会福祉の範囲と法体系
社会福祉の存在意義、社会福祉法、福祉6法
4
社会福祉の実施体制
社会福祉における国と地方公共団体の役割
5
社会福祉サービスの種類と財源
社会保険の種類と
6
社会保障制度(1)
社会的養護の仕組みと実施体系
7
社会保障制度(2)
生活保護制度の意味と
8
子どもと家族の福祉
児童福祉の概要、少子化と次世代育成支援
9
障害をもつ人の福祉
障害の捉え方と定義、障害者福祉サービスと施策
10
高齢者の福祉
高齢者の生活課題と福祉ニーズ、高齢者の福祉・保健サービス
11
地域福祉
地域福祉とは、福祉のまちづくり
12
社会福祉専門職と倫理
社会福祉の職種と職場、求められる倫理
13
ソーシャルワークの原理と機能
ソーシャルワークとは、ソーシャルワークの種類
14
権利擁護とサービスの質
権利擁護とは、サービスの指導監査と第3者評価
15
社会福祉のまとめ
ポイントの整理
− 203 −
科目コード
34108
区 分
コア
授 業
科目名
乳児保育
担当者名
中道 美鶴
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、乳児についての理解を深め乳児保育の基本を学ぶとともに、演習を交えながら乳児保育の実践的な力量を
養う。
<授業の到達目標>
1.乳児保育の理念と歴史的変遷及び役割等について学ぶ
2.保育所、乳児院等における乳児保育の現状と課題について理解する
3.3歳未満児の発育・発達について学び、健やかな成長を支える3歳未満児の生活と遊びについて理解する
4.乳児保育の計画を作成し、保育の内容や方法、環境構成や観察・記録等について学ぶ
5.乳児保育における保護者や関係機関との連携について学ぶ
<授業の方法>
教科書と配布資料に基づく講義と、おもちゃ作りや乳児保育の実践など演習をおりまぜながら行う。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書や配布資料を熟読し理解すること。普段から乳児保育関連の書籍や雑誌に目を通すようにすること。
<成績評価方法>
定期試験の成績、提出課題及び授業への参加態度を総合評価する。
<教科書>
志村聡子 外「はじめて学ぶ乳児保育」同文書院 2,000円+税
<参考書>
文部科学省(2008)「幼稚園教育要領」フレーベル館 100円+税
厚生労働省(2008)「保育所保育指針」フレーベル館 120円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
乳児保育の成り立ち
乳児保育の理念と歴史的変遷
2
乳児保育の役割と機能
社会的背景から見た役割と機能
3
乳児保育の現状と課題
保育所、乳児院、家庭的保育等における乳児保育、子育て支援
4
乳児保育に関する法律
児童福祉法、児童福祉施設最低基準、労働基準法、育児・介護休業法、
5
乳児の発達過程
0,1,2歳の発達過程
6
乳児のこころの発達
身近な人と絆を育む過程
7
乳児のことばの発達
ことばの獲得
8
乳児のからだの発育・成長
身体の発育、運動能力の発達
9
乳児の生活
0,1,2歳児のデイリープログラム
10
乳児保育の指導計画
保育課程に基づく指導計画の作成(観察、記録、環境構成、評価・
『保育所保育指針』
反省)、0,1,2歳児の保育に関する配慮事項
11
乳児保育における連携
保育者間の協働、連携、保護者、地域、専門機関との連携
12
乳児保育の実践(1)
乳児保育の安全管理と衛生管理
13
乳児保育の実践(2)
うたあそび、てあそび、絵本、乳児向けおもちゃの特徴と配慮点
14
乳児保育の実践(3)
抱き方、衣服の着脱、排泄、授乳等
15
総括
− 204 −
科目コード
34109
区 分
コア
授 業
科目名
保育相談支援
担当者名
中道 美鶴
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
保育機関における保護者支援は保育者の役割であることや、専門性を生かした子育て支援の必要性が幼稚園教育要領・
保育所保育指針にも明示されている。この授業では、保育相談支援の意義と原則、保護者支援の基本・内容、子育てを
めぐる保護者の不安や悩みに対応する具体的な方法・技術を学んでいく。また、児童福祉施設における保育相談支援、
子育てを支えるネットワーク、関係機関との連携、特別な対応を要する家庭への相談支援等についても学習する。
<授業の到達目標>
○保育相談支援の意義と原則について理解する。
○保育相談支援のための基本的姿勢や方法・技術を身に付け、専門機関との連携について学ぶ。
○保護者の悩みや子どもの発達等の問題の捉え方と、対応方法について学ぶ。
<授業の方法>
教科書を中心に、必要に応じてプリントを配布。講義に合わせワークショップや事例検討を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
配布した資料などはファイルし、いつでも参照できるようにしておくこと。提示された参考書に目を通しておく。
<成績評価方法>
受講態度・意欲 20%、演習レポート 20%、定期試験 60%
<教科書>
大嶋恭二・金子恵美・小原敏郎 外(2011)「保育相談支援」建帛社 1,800円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
保育相談支援とは
保育の専門職として行う保育相談支援、保育相談支援の定義
2
保育相談支援の意義
保護者に対する保育相談支援の意義、保育所保育指針での位置づけ
3
保育相談支援の基本(1)
子どもの人権と権利・保護者の権利、子どもの最善の利益
4
保育相談支援の基本(2)
保育所の特性を生かした支援、保護者との共感、養育力の向上
5
保育相談支援の基本(3)
信頼関係を築くために求められる姿勢と技術、プライバシーの保護
6
保育相談支援の基本(4)
地域の資源の活用、関係機関との連携・協力
7
保育相談支援の実際(1)
保護者支援において求められる保育者の役割・専門性
8
保育相談支援の実際(2)
保育所の特性を生かした保護者支援、家庭との緊密な連携
9
保育相談支援の実際(3)
保護者支援の方法と技術、ピアサポート、コンサルテーション
10
保育相談支援の実際(4)
保護者支援の計画、記録、評価、カンファレンス
11
児童福祉施設における保育相談支援(1)
保育所における保育相談支援の実際
12
児童福祉施設における保育相談支援(2)
保育所における特別な対応を要する家庭への支援
13
児童福祉施設における保育相談支援(3)
児童養護施設等要保護児童の家庭に対する支援
14
児童福祉施設における保育相談支援(4)
障害児施設・母子生活支援施設における保育相談支援
15
演習の振り返りとまとめ
保育者に求められる保育相談支援
− 205 −
科目コード
34200
区 分
コア
授 業
科目名
子どもと環境
担当者名
高橋 多美子
配当年次
2
配当学期
前期
2
単位数
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼稚園教育要領や保育所保育指針における保育内容「環境」の位置付けや内容、幼稚園や保育園での幼児教育実践や保
育実践も考慮に入れつつ理解を深める。また、乳幼児期の発達の観点から環境の持つ意味や子どもと環境のかかわりに
ついても考える。
<授業の到達目標>
保育内容「環境」のねらい・内容を理解する。
保育に関わる植物、動物、土などの自然物について理解を深め、保育方法を習得する。
<授業の方法>
作成したプロントを基に、教科書を参照しながら、講義あるいは演習を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業の中で指示する。
<成績評価方法>
定期試験 50%、小テスト 20%、受講態度 20%、ノート 10%
<教科書>
文部科学省(2008)「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 205円
厚生労働省(2008)「保育所保育指針解説」フレーベル館 205円
<参考書>
適宜 講義中に紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の目的および内容説明、成績評価について
2
保育内容「環境」の意義
環境を通して行う教育、保育内容「環境」のねらい
3
好奇心・探究心を育てる保育
子どもの好奇心・探究心を育てる環境構成や保育方法
4
思考力を育てる保育
幼児期における思考の発達を踏まえた保育
5
人的環境と物的環境
人的環境である保育士、物的環境である園内環境の在り方
6
地域・行事とのかかわり
行事と自然との関連性や行事の意義
7
日常生活の中の数量・図形等の興味や関心
保育における数量・図形・標識・文字の扱い
8
石・砂・泥に関わる保育
砂・土・泥を利用した遊び
9
植物に関わる保育
四季に応じた植物に関する遊び
10
動物に関わる保育
身近な小動物や昆虫
11
身の回りの素材を生かした教材と指導案の作成
身の回りのものを利用した教材とその指導案を作成する
12
自然物を利用した教材研究
葉や木の実を利用した教材を思案する。
13
保育内容「環境」に関連した教材研究
保育に活用できる教材を自作し、発表する。
14
先進的な諸外国の保育
ドイツ・スウェーデン・イタリアの保育を概観する
15
保育内容「環境」における課題とまとめ
保育内容「環境」からみた実践的な課題
− 206 −
34201
科目コード
授 業
科目名
配当年次
表現A(造形表現)
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
村上 尚徳
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼児教育の現場では、幼児の造形表現が人間形成の一環であるということを理解し、幼児がよりよく活動できるように、
造形環境を整えるとともに、個々の幼児の内面世界に寄り添いながら、活動を支援していく必要がある。本授業では、
幼児の造形表現の意味や意義について、主に製作を通して理解するとともに、幼児の造形指導を行うにあたって最低必
要な実技力及び技法や素材に関する知識を身につけることを目的とする。また、幼児の造形作品・造形行為から内面を
理解するために必要な基礎的な知識と態度を養う。
<授業の到達目標>
幼児の造形表現の意味や意義について理解するとともに、幼児の造形指導を行うにあたって必要な基礎的な実技力及び
技法や素材に関する知識を身につけ、子どもの視点に立った教材開発・カリキュラム編成の理論と方法を習得する。
<授業の方法>
作品鑑賞、資料の読解、作品の試作及び発表などによって授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
指示された授業の準備物(資料、材料、用具等)を準備すること。授業内に課題が完成しなかった場合は、次回までに
完成させること。
<成績評価方法>
定期試験 40%、作品及びレポート 40%、出席状況および授業への積極的参加態度 20%
<教科書>
文部科学省「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 190円+税
出版社
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
造形表現の意義
子どもの造形表現
2
材料や行為を基にした活動
新聞を使った造形遊び
3
発達段階の理解
子どもの発達と絵の表現
4
絵画表現の基礎①
絵の描き方
5
絵画表現の基礎②
楽しく描く
6
ペープサートの製作①
グループによるペープサートの製作①
7
ペープサートの製作②
グループによるペープサートの製作②
8
ペープサート劇の実施
ペープサート劇のグループ発表
9
教材研究・作品製作①
変身する絵
10
教材研究・作品製作②
紙コップ工作
11
模擬授業の準備と実施①
指導案の作成
12
模擬授業の準備と実施②
教材製作
13
模擬授業の準備と実施③
模擬授業の実施と協議①
14
模擬授業の準備と実施④
模擬授業の実施と協議②
15
まとめ
− 207 −
34202
科目コード
授 業
科目名
配当年次
表現B(音楽表現)
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
室町 さやか
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
実践を通して幼児期における音楽教育の意義を考え、多様な音楽表現とその指導法を学ぶ。音楽表現のレパートリーを
増やし、子どもの現場で活用できるようにする。
<授業の到達目標>
本講義のねらいは以下の通りである。
①リズムおよび歌唱表現を高める
②様々なジャンルの音楽表現および教育法を学ぶ
③わらべうた等の日本の伝統的な音楽とその指導法を学ぶ
④実習などで音楽を用いた表現指導をできるようにする
<授業の方法>
演習形式で様々な音楽表現を身に着ける。動きやすい服装で授業に臨むこと。
<準備学習(予習・復習等)>
講義で学んだ楽曲や表現方法を復習し、自分のレパートリーとすること。B4サイズ以上のノートを一冊用意して持参
すること。
<成績評価方法>
出席 40%、実技 30%、レポート等 20%、授業態度・意欲 10%;レポート等が未提出であったり実技小テスト等を受け
ていない場合、その他の成績に関わりなく不可とする場合がある。
<教科書>
文部科学省(2008.10.1)「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 200円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
講義についてのガイダンス
2
幼児と音楽教育
幼児期における音楽教育について
3
4~5歳児の音楽
4~5歳児の音楽と指導法
4
乳児~1歳児の音楽
乳児~1歳児の音楽と指導法
5
1~2歳児の音楽
1~2歳児の音楽と指導法
6
3~4歳児の音楽
3~4歳児の音楽と指導法
7
ボディパーカッシヨン
身体を用いた音楽表現
8
言葉とリズム
言葉とリズムの音楽表現
9
創作①
言葉とリズムを用いて創作を行い、発表する
10
創作②
音楽づくりを行う
11
幼稚園教育要領
幼稚園教育要領解説
12
オペレッタ①
オペレッタの楽曲を学ぶ
13
オペレッタ②
身体表現と音楽
14
オペレッタ③
オペレッタを仕上げる
15
総括
まとめと試験
− 208 −
34203
科目コード
授 業
科目名
配当年次
表現C(身体表現)
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
小澤 尚子
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼児期における身体表現は豊かな感性を養い、創造力を高め、情緒の安定につながる。指導者は、音楽やリズムに乗っ
て幼児がのびのびと自由に体で表現できるように、まずは指導者が豊かな感性を養い、リズムに合わせて自由に表現で
きることが必要である。
<授業の到達目標>
本稿では豊かなリズム表現ができる身体作りと歓声を養っていく事を目的とする。また、幼児が身体表現の楽しさを体
感できるような指導方法援助方法についても学んでいく。
<授業の方法>
それぞれのテーマに沿って理論と実技を並行して行う。
<準備学習等(予習・復習)>
毎回の授業時に適宜連絡する。
<成績評価方法>
受講態度 30%、課題 20%、実技試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進め方、身体表現とは
2
身体表現へ向けての身体つくり
アイスブレイク、ストレッチ、体であそぼう、コミュニケーショ
ンゲーム
3
既成作品の模倣
振り覚え、振りがため、隊形
4
既成作品発表会
発表会の運営方法
5
幼児と身体表現
幼児期の発育発達と身体表現について、身体表現力の発達
6
指導案について
指導案の作成方法、計画
7
素材を使った運動遊び・表現
新聞紙、リボン、バルーン他
8
模擬保育1 素材を使った運動・遊び
素材を使った模擬保育
9
伝承遊び
なべなべそこぬけ、あんたがたどこさ、鬼ごっこ
10
模擬保育2 伝承遊び
伝承遊びを使った模擬保育
11
リズムダンス
リズムダンスの基本、応用
12
模擬保育3 リズムダンス
リズムダンスを使った模擬保育
13
イメージをもとにした表現遊び
詩、絵画他
14
模擬保育4 イメージ
イメージをもとにした表現遊び
15
まとめ
講義の総括
− 209 −
科目コード
34207
区 分
コア
授 業
科目名
相談援助
担当者名
村田 久
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
保育のさまざまな実践場面に相談援助は深くかかわっている。相談援助を行うためには、発達援助や環境構成といった
専門性に加えて、ソーシャルワークの技術や視点の活用が求められる。本講義では、相談援助の理論・知識・技術等を
学習し、相談援助の事例分析を通して相談援助の技術習得を目指す。
<授業の方法>
テキストに沿った理論の理解及び事例等を用いた演習を併用する。
<準備学習(予習・復習等)>
受講前には必ずテキストを熟読、受講後は講義内容を整理すること。
<成績評価方法>
評価は、授業態度 30%、定期試験 50%、レポート 20%の総合評価。
<教科書>
前田敏雄 監修、佐藤伸隆・中西遍彦 編集(2012.3)「演習・保育と相談援助」みらい 2,000円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
保育と相談援助
保育と相談援助のかかわりやその役割について理解をすすめる
2
相談援助の意味と視点
相談援助の考え方、相談援助の視点
3
相談援助の機能と方法
相談援助とソーシャルワーク、ソーシャルワークの機能
4
相談援助の進め方
相談援助の対象と過程、相談援助の技術・アプローチ
5
関係機関・専門職との連携
連携の必要性、チームアプローチ、ネットワークの種類
6
相談援助者の自己知覚
自己知覚とは、ワーク:私を知る、ワーク:私の価値観
7
相談援助者の他者理解
共感的理解とは、ワーク:共感の体験
8
保育におけるコミュニケーション
非言語的コミュニケーション、言語的コミュニケーション
9
保育における記録
記録の目的と意味、記録の種類、記述のスタイル
10
社会資源の理解と活用
社会資源とは、社会資源の種類、活用と開発
11
事例検討の意義と方法
保育士が事例検討を行う意義、事例検討の方法
12
児童虐待への対応事例
早期発見のてがかり、児童虐待の予防
13
児童養護施設の事例
施設入所に伴う子どもの変化と不安、対応方法
14
障がい受容の事例
障がい受容とは、配慮と援助方法
15
フィールドワークとロールプレイ
フィールドワークとは、創作事例によるロールプレイ
− 210 −
科目コード
34208
区 分
コア
授 業
科目名
児童家庭福祉学
担当者名
林 基子
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
児童福祉法第18条に規定する保育士は、「倫理観」「専門的知識」「技術及び判断」を持つことによって保育を行なうこ
とができるのである。
児童家庭福祉学は「児童の最善の利益」「健全な育成」を目的とし、専門職者が家庭や地域社会でそれを具現化するた
めの基礎的学びである。
さらに共働き家庭やひとり親家庭の援助・支援はもとより、専業主婦の子育て支援、児童虐待の顕在化とその動向等、
児童を取り巻く様々な課題について理解を深め、福祉の専門職としての責務を学び考える。
<授業の到達目標>
児童福祉法の学びと理解、児童と社会地域についての現状を把握しその問題点について省察することがでいる能力・資
質を身に付ける。
<授業の方法>
教科書の理解(専門用語はもちろんそれらに示されるキーワードの解釈をする)中心に講義内容の記述を課す。また児
童に関する社会的問題を検証する。
<準備学習等(予習・復習)>
教科書の理解(専門用語はもちろんそれらに示されるキーワードの解釈をする)
講義内容の記述、課題レポートの作成・考察をする。
<成績評価方法>
定期試験 70%、レポートの提出 20%、出席・講義受講態度 等を総合的に評価する
<教科書>
新保育ライブラリー「児童家庭福祉」北大路書房 1,700円+税
<参考書>
「児童福祉六法」中央法規
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
児童家庭福祉の視点
児童家庭福祉を学ぶことの意義
2
児童家庭福祉の視点
児童家庭福祉に必要な基本的視点と援助の考え方
3
子どもの権利保障の歴史的展開とその意義
子どもの人権・権利
4
子どもの権利保障の歴史的展開とその意義
子どもの権利の立法化、児童の権利に関する条約と国内法
5
呉どもの福祉に関する法と制度
児童福祉法の展開と関係法令
6
児童家庭福祉に関する法と制度
社会福祉法と児童家庭福祉の関わりや関係事業
7
児童家庭福祉の実際
保育に関する動向と福祉サービス
8
児童家庭福祉の実際
児童健全育成に関する動向と福祉サービス
9
児童家庭福祉の実際
障害のある子どもの福祉に関する動向と動向サービス
10
児童家庭福祉の実際
子ども自立支援に関する動向と福祉サービス
11
児童家庭福祉の実際
ひとり親家庭に関する動向と福祉サービス
12
児童家庭福祉の実際
児童虐待に関する動向と対策
13
子育て支援施策の動向
子どもと家庭、子育ての状況
14
子育て支援施策の動向
少子化の現状と子育て支援対策の充実
15
子どもの福祉を考える
児童家庭福祉と保育士の専門性
− 211 −
科目コード
34209
区 分
コア
授 業
科目名
社会的養護内容
担当者名
林 基子
配当年次
2
配当学期
前期
2
単位数
演習
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
近年、児童養護施は、家庭機能の代替としての役割が重要になってきた。親がいても養育に欠ける児童、あるいは知的
障害、重複障害、情緒障害、非行などのために親や家庭では養育でいない専門的知識と技術による援助・支援が必要で
ある。そのためにも保育士等の倫理・責務の基本理念を理解し、児童の権利擁護、児童養護の特性や実際についての知
識を得ることと、児童のこころの理解と対応について社会的養護を学ぶ。また援助者となるために、児童「生きる力」
を支え育てる力」を養う。
<授業の到達目標>
児童とその権利擁護を支援するために、援助者としての倫理とその基本的理念を理解する。また、それにふさわしい専
門知識と技術を身に付ける。
<授業の方法>
教科書に基づいて、社会的養護内容に関する専門知識を理解し、その内容についてグループで話し合いをする。またそ
れぞれのレポートを作成する。
<準備学習(予習・復習等)>
講義の事前に、社会的養護内容に関する記事を検索する。
<成績評価方法>
定期試験 70%、事前・事後のまとめやレポート 20%、出欠席・講義受講態度等 10%
<教科書>
(2012.3.20)「新保育ライブラリー「社会的養護内容」」北大路書房 1,700円+税
<参考書>
(2015.3.20)「施設実習の手引き」岡山県保育士養成協議会
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
児童福祉施設の援助者
援助者の種類と役割、援助者に求められる基本
2
児童福祉施設における児童の社会的養護
児衝福祉施設入所の意義、児童福祉施設における社会的
養護
3
児童福祉施設における社会的養護の理念
児童養護の方法の基本的な考え方、子どもの成長・発達
の保障
4
児童福祉施設における社会的養護の内容
基本的な日常生活に関する社会的養護や心理治療的援助
の内容
5
社会的養護における専門的援助・支援
社会的養護における専門的援助・支援
6
各児童福祉施設における具体的な社会的養護の内容
乳児院、母子生活支援施設、盲ろうあ児童施設
7
各児童福祉施設における具体的な社会的養護の内容
児童養護施設
8
各児童福祉施設における具体的な社会的養護内容
知的障害児施設、肢体不自由児施設、児童自立支援施設
9
各児童福祉施設における具体的な社会的養護内容
重症心身障害児施設、情緒障害児短期治療施設
10
児童福祉施設における子どもの心の理解
児童福祉施設における子どもの心の理解
11
児童福祉施設における子どもの心の理解
子どもの心の問題の構造ー問題の進展経過を中心に
12
児童福祉施設における社会的養護の課題
虐待を受けた子どもへの援助
13
児童福祉施設における社会的養護の課題
施設内虐待を防ぐ施設運営、青年期の自立支援
14
家庭支援の基本とその内容
家庭支援の基本、施設入所児童の状況による家庭支援、
15
子どもの「生きる力」とは
児童養護施設入所児童の心を理解した援助
援助者の倫理と責務・専門性の考察
− 212 −
科目コード
34301
区 分
コア
授 業
科目名
障害児保育
担当者名
中道 美鶴
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
障害児保育の理念と、基礎的・専門的な知識を理解するため、主に下記の点について学習する。
○我が国と世界の発達保障・障害児保育の歴史
○障害の定義・特性、障害乳幼児の保育と発達
○障害乳幼児の保育をめぐる計画、援助、環境構成、教材、連携、保護者支援
○障害児の今後
<授業の到達目標>
○子どもの権利の尊重と関連法・発達支援制度、障害児保育の現状と課題を理解する。
○子どもの発達と障害の定義、障害児保育・統合保育の実際について、知識を習得し現状を知る。
○障害の特性と発達支援、援助方法、環境構成のあり方、保育計画への位置づけを学ぶ。
○保護者支援、専門機関との連携、地域の支援活動、就学支援について知識を広げ、深める。
○保育の質と専門家としての実践力を高める具体的な援助法・教材について知り、身に付ける。
<授業の方法>
教科書を中心に、必要に応じてプリントを配布する。保育観、障害観など保育者の基本的な視点となるものについては
討議方式を取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
授業に関連する教科書の章や提示された参考書に目を通しておくこと。配布した資料などはファイルし、いつでも参照
できるようにしておくこと。
<成績評価方法>
受講態度・意欲 20%、演習レポート 20%、定期試験 60%
<教科書>
近藤直子・白石正久・中村尚子(2014.3.1)
「保育者のためのテキスト「障害児保育」」全国障害者問題研究会出版部 2,000
円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
障害のある子どもの保育
私たちに求められること、障害児保育の目的と内容、方法
2
障害の基礎知識と保育(1)
神遅滞、発達年齢・精神年齢、発達検査、保育上の援助
3
障害の基礎知識と保育(2)
発達障害(LD・AD/HD)高機能自閉症
4
障害の基礎知識と保育(3)
自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)
5
障害の基礎知識と保育(4)
聴覚障害・言語障害、脳性まひ
6
障害児保育の現状と課題(1)
療育・相談・保育援助、専門機関との連携
7
障害児保育の現状と課題(2)
保育所における障害児保育の現状、入所のしくみ、制度
8
障害児保育の現状と課題(3)
障害乳幼児のための保育・療育施設
9
保育実践の展開
専門施設と保育所の違い、保育計画、生活の展開、職員の連携
10
家族への援助
保護者・きょうだいへの援助、仲間づくり
11
障害児の就学
障害児の就学、就学手続きをめぐる現行制度と動向
12
障害のある子どもの保育の実際(1)
発達障害(集団の中で気になる子)
13
障害のある子どもの保育の実際(2)
不器用・多動性などに見られる感覚・運動課題の理解と支援、活動例
14
障害のある子どもの保育の実際(3)
子どもを育てる教材の工夫、仲間づくりを促進する学級経営
15
障害のある子どもの保育の実際(4)
保育所で出会う障害児と保育の実情、これからの障害児保育
− 213 −
34307
科目コード
授 業
科目名
配当年次
子どもの保健A(総論)
1
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
古田 康生
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業では、子どもの「身体的発育・発達」や「保育現場における衛生管理(手洗いや排泄など)」、
「安全教育・安全管理」
等の保健課題を扱う。現在の子どもを取り巻く諸課題を考慮すると、専門職である保育士にとって、保健知識の理解は
欠かせない。子ども(乳幼児)の生活環境が発育・発達に大きく影響を与えることを認識し、子どもの心身の健康の保
持増進が図れる能力を養う。子どもの健康の理解の基本として、小児各期の身体発育、生理機能・精神運動機能の発達
について基礎知識を習得する。また子どもの発育・発達が母体の健康や生活環境と深く関わっていることなどを理解す
る。
<授業の到達目標>
保育士や幼稚園教諭といった保育者だけでなく、子どもの保護者として「子どもの命を守る」責任ある大人として責任
ある適切な行動ができるよう専門知識と技能を身に付ける。衛生管理や事後を未然に防ぐ技術や万が一の場合の適切な
処置ができるよう実践を交えて修得する。
<授業の方法>
双方向の参加型の講義形式で授業する。但し、必要に応じて演習を取り入れる。
<準備学習等(予習・復習)>
予習:シラバスにて予告された学習内容を教科書にて事前に熟読する。
復習:授業で学習した内容を日常生活の中で実践し、保育者として援助できるようになるまでにしておく。
<成績評価方法>
授業態度 30%、課題レポート 20%、定期試験 50%
<教科書>
全国社会福祉校議会編集(2011.2.11.)「子どもの保健」全国社会福祉協議会 1,900円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授業ガイダンス
授 業 内 容
IPU講義ルールの確認、この授業で学ぶ内容と授業方法の理解(双
方向参加型授業憲明)
2
保育における子どもの保健
子どもの特徴の理解(身体的・精神的特徴)と保健
3
子どもの身体発達と保健(1)
身体発達の概念・体格の計測と評価(肥満・やせ)
4
子どもの身体発達と保健(2)
身体機能の発達(スキャモンの発育発達曲線)
5
子どもの生理機能の発達(1)
臓器と機能の発達(脳・歯・骨)
6
子どもの生理機能の発達(2)
臓器と機能発達(消火器・循環器など)
7
子どもの生理機能の発達(3)
体温調節、自律神経の働き(交感神経・副交感神経)
8
子どもの運動機能の発達
姿勢の発達、運動・感覚機能の発達
9
子どもの運動機能の発達(反射)
種々の原始反射とその消失
10
子どもの精神機能の発達
乳幼児期から児童期にかけての精神機能の発達
11
子どもの精神・運動機能の関連
精神機能と社会性、運動機能の発達における関連性
12
安全対策・危機管理
保育現場における安全対策と危機管理における保育者の役割
13
子どもの健康指標・各種統計の理解
14
子どもの健康増進とその実践
文部科学省「早寝、早起き、朝ごはん運動」の理解と実態把握
15
授業のまとめ
乳幼児期における命を守る危険予知トレーニング
「人口動態時計」の理解、健康の概念(WHO)
− 214 −
34308
科目コード
授 業
科目名
配当年次
子どもの保健B(各論)
1
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
新沼 正子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
子ども、特に乳幼児の保健を理解することは子どもの生命を守る上で不可欠である。保育士は専門職であり、種々のア
レルギー疾患や疾病等の医学的知識の理解は、子どもの命を守ることにつながることを自覚し、その習得に努める。
<授業の到達目標>
子どもの特性として機能の未熟性は、種々の病気や事故の大きな原因となっている。子どもの病気や事故等は発育の過
程で起こることを理解し、子どもの疾病の特徴、感染症、事故の予防、保健対策等について理解する。
<授業の方法>
教科書、プリントなどによる講義形式が中心。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時間に指示された講義内容について、教科書で予習・復習をして授業の理解を深める。
<成績評価方法>
平常点(受講態度等)15%、確認テストとミニレポート 25%、定期試験 60%
<教科書>
全国社会福祉協議会 編:新保育士養成講座編纂委員会(2011.5.11)「新保育士養成講座 子どもの保健 第7巻」全国
社会福祉協議会出版部 1,995円
<参考書>
特になし、授業の中で紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
子どもの保健(各論)ガイダンス
後期授業の内容説明
2
子どもの健康と保健の意義
健康の定義、健康を保つ保健
3
子どもの発育・発達と保健1
子どもの身体発育や生理機能
4
子どもの発育・発達と保健2
運動機能、精神機能の発達と保健
5
子どもの疾病と保育
疾病の概要、健康状態の評価
6
子どもの精神保健
心の健康とは(子どもの心身症、精神疾患)
7
環境および衛生管理ならびに安全管理
保育現場の環境整備、衛生管理の方法
8
健康および安全の実施体制
職員間の組織的連携と家庭・専門機関・地域との連携
9
保健活動の計画および評価
保健計画作成の手順と評価の方法
10
子どもの保健と環境
保育士の役割、子どもの健康づくりと保育
11
子どもの疾病と適切な対応1
疾病の特徴と種類
12
子どもの疾病と適切な対応2
乳幼児期に起こりやすい疾患と障害への対応
13
事故防止および健康安全管理
安全管理の方法、組織的な取り組み
14
心と身体の健康問題と地域保健活動
子どもの地域における養育環境とその対策や制度
15
子どもの保健(各論)のまとめ
後期授業のまとめ
− 215 −
科目コード
34309
区 分
コア
授 業
科目名
子どもの保健演習
担当者名
新沼 正子
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
保育の場で保健という視点から日常的な諸問題に対応できる能力を養う。小児の心身の発達を十分理解するとともに、
発育の養護、事故発生防止のための保育環境を整え、異常の早期発見、感染の予防、病気やけがの応急処置などの知識
と技術を演習を通して学ぶ。
<授業の到達目標>
乳児期はほとんど受身であるが、幼児期は生活習慣の自立に向け、子ども自身が身を守る方法を身につけるよう援助し、
その指導ができるように技術を習熟する。
<授業の方法>
教科書、プリント、DVDなどによる。演習は、グループで協力し、積極的な姿勢で望む。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に指示された演習内容について、教科書で予習・復習をして授業の理解を深める。
<成績評価方法>
平常点(受講態度等)15%、確認テストとミニレポート 25%、定期試験(実技を含む)60%で総合評価をする。
<教科書>
白野幸子 著「子どもの保健Ⅱ」医歯薬出版 2,200円+税
<参考書>
特になし、授業の中で紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
実習ガイダンス
実習の目的、内容の説明、グループ分け
2
保健活動の計画及び評価
保健計画作成の実際と留意点
3
保健活動の記録と評価
健康状態の観察、身体発育の測定の実際
4
子どもの保健と環境
養護とは、教育とは、その一体性とバランス
5
健康増進と保育環境
保育環境の影響とその整備
6
子どもの養護技術
赤ちゃん人形で養護技術実習
7
子どもの生活習慣と心身の健康
赤ちゃん人形を用いて沐浴等の実習
8
子どもの疾病と適切な対応
薬の与え方、罨法、症状への看護技術
9
感染症の予防と対策
子どもの感染症の対応、予防接種
10
子どもの事故防止と安全教育
事故の現状と予防、安全教育
11
救急処置の方法
事故の応急処置(傷の処置、止血法)
12
救急時の看護技術
包帯法等の実習
13
救急蘇生法の実際
心肺蘇生術、AEDの使い方等
14
心身の健康問題と地域保健活動
子どもの養育環境、健康づくり活動
15
子どもの保健演習のまとめ
演習のまとめ
− 216 −
科目コード
34310
区 分
コア
授 業
科目名
子どもの食と栄養
担当者名
築山 依果
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
成長・発達の著しい小児期にとって、栄養・食生活は重要である。小児期の各発達段階を理解し、各段階における栄養・
食生活の役割を習熟し、保育の立場から具体的な関わり合い方を身につける。また、生活習慣病や食物アレルギーなど
食に関する問題を持つことも多い小児への対応も習得する。さらに、個々の発達段階にあった食品の選択や調理法、食
事の与え方など判断できる能力を養う。
<授業の到達目標>
本授業の到達目標は以下のとおりである。
①子どもの心身の健康と食生活について学ぶ。
②栄養に関する基礎知識を得る。
③妊娠期・授乳期の栄養・食生活について学ぶ。
④乳児期の栄養法・離乳の進め方は実習を通して身につける。
⑤学童期・思春期の栄養・食生活について学ぶ。
⑥小児の疾病・障がいのある小児の食生活について学ぶ。
<授業の方法>
講義および実習形式で進め、毎回ワークシートを配布する。また、必要に応じて資料の配布や教材を使用する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布するワークシートを各自でまとめ理解を深めること。
<成績評価方法>
平常点(授業態度)15%、小テスト 35%、定期試験 50%
<教科書>
林ちはる・土井正子 編著「子育て・子育ちを支援する子供の食と栄養」萌文書林 2,400円(税抜)
<参考書>
適宜紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
子どもの健康と食生活の意義
子どもの食と栄養で学ぶ範囲と目的
2
子どもの心身の健康と食生活
子どもの発育・発達について
3
栄養に関する基礎知識
食物と栄養素、食事摂取基準
4
妊娠期(胎児期)の食生活
妊娠期・授乳期の栄養・食生活
5
乳児期の栄養法
乳汁栄養(母乳栄養・人工乳栄養)
6
乳児期の食生活の実際
7
離乳の意義
8
離乳食の進め方
9
幼児期の食生活
幼児期の身体的特徴および食生活
10
保育所における食
保育所給食、間食の意義
11
幼児期における間食の役割
12
学童期・思春期の食生活
心身の特徴と食生活、学校給食
13
小児期の疾病と食生活
貧血、食物アレルギー、生活習慣病などの疾患と食事
14
障がいのある小児の食生活
障がいの原因となる疾患、食べる機能障がい
15
まとめ
本講義のまとめ
[実習1] 調乳
離乳食の栄養と食事
[実習2] 離乳食の調理
[実習3] 間食:手作りおやつ
− 217 −
科目コード
34311
区 分
コア
授 業
科目名
家族支援論
担当者名
村田 久
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
少子高齢社会の到来とともに、わが国においても家族のあり方が大きく変化してきている。本講義では家族とは何か、
また現代家族はどのような状況に置かれているのか踏まえた上で、家族援助の原理・原則について理解し、その展開過
程について学習する。
<授業の方法>
講義形式を中心として、適宜討論、グループワークを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
受講前には必ずテキストを熟読、受講後は講義内容を整理すること。
<成績評価方法>
授業態度 40%、定期試験 50%、レポート 10%
<教科書>
山田勝美・鈴木 力 編著(2003)「子ども家族援助論」川島書店 2,000円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
現代社会と家族
変容する家族関係、現代における家族機能の特徴
2
人口と世帯
人口と世帯でみる家族
3
家族援助・子育て支援の必要性
少子化の進行と子育て、子どもを取り巻く環境
4
家族援助の枠組み
家族の抱えるニーズとその出現過程
5
地域子育て支援とその方法
子育て支援の誕生、家庭養護及び社会的養護と子育て支援
6
家族援助の各論(1)
保育所における子育て支援
7
家族援助の各論(2)
障害を抱える子どもとその家族への援助
8
家族援助の各論(3)
子どもに「問題行動」がみられる家族への援助
9
家族援助の各論(4)
子ども虐待と家族、制度的対応
10
家族援助の各論(5)
子ども虐待への援助
11
家族援助の各論(6)
施設を利用する子どもとその親への援助
12
家族援助の各論(7)
里親家庭への支援
13
家族援助の事例検討(1)
障害者と家族、保育所における家族援助の実際
14
家族援助の事例検討(2)
施設入所児童とその親への援助の実際、里親家庭への支援の実際
15
家族援助論のまとめ
ポイントの整理
− 218 −
科目コード
34400
区 分
コア
授 業
科目名
子育て支援実践演習Ⅰ
担当者名
勝田 麻津子
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業では、子どもや親子を対象とした事業(イベント・講座等)を授業の中で実際に企画し、地域の子どもやその保護者を大学に
招き、運動会や学園祭での広場活動等の、運営し、実践力を身につける。地域のニーズを適切にアセスメントする力、企画・運営する力、
事業評価ができる力を実践的に養成する。
こども発達学科の「IPU・子育て支援プロジェクト」が主催する活動に主体的に参画し、次の力を身に付ける。
<授業の到達目標>
遊びの達人として、特に運動遊びの指導・支援能力と不特定多数の参加者のアイスブレイク実践力を修得する。査定は実践指導できる
指導技術の模擬授業を実施する。
所定の単位を取得者で、希望者は(公財)こども教育支援財団認定「子育て支援プロジェクトリーダー」資格が取得できる。
<授業の方法>
グループ演習と実践活動
<準備学習(予習・復習等)>
復習として授業時に配布した資料を読み返し、理解を深める。また、理解したものは実際に集団を対象に実践する。そこで生じた課題
を予習としてまとめ次の授業時までに備える。
<成績評価方法>
実技指導の模擬授業評価
実践活動の実践力
レポート課題
<教科書>
特になし
<参考書>
適宜配布
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
実践内容についてのグループ討議
企画案の作成
遊び指導法1
グループ別事業の企画立案1
グループ別事業の企画立案2
事業企画の準備
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(1)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(2)
【事業Ⅲ】の準備(1)
事業運営の実践1
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(3)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(4)
事業運営の実践2
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(5)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(6)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(7)
事業運営の実践3
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(8)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(9)
事業運営の実践4
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(10)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(11)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(12)
事業運営の実践5
事業の評価(1)
事業の評価(2)
事業の評価(3)
事業評価と事業計画
定期試験
授 業 内 容
授業内容、評価方法、実践活動内容について説明する
IPUわくわく運動会、学園祭遊びの広場等の、実践内容を決定する
実施グループ別の活動
種々の遊び指導法の理解と安全管理
事業内容とスタッフが担う役割の理解
事業企画の立案
事業企画の準備と確認
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】準備と確認1(事業運営に必要な役割とその具体的な内容の理解)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】準備と確認(事業運営における最終確認ポイントの理解)
【事業Ⅲ】準備と確認(未就園児を対象とした遊びと安全管理)
【事業Ⅲ】の運営1(役割遂行における連携穂方法)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の運営準備(3)(効果的な企画内容のプレゼンテーション方法)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備と確認(事業運営における最
【事業Ⅲ】の運営2(未就園児の発達に適した遊びの理解)
運動遊びの広場の準備と確認(親子を対象とした集団遊びの指導法)
事業における遊び指導のふりかえりと課題の明確化
子育てルームの準備と確認(保護者との関わり方)
事業Ⅲの運営3(未就園児を対象とした言葉遊び:絵本)
子どもを対象とした運動会の企画・運営の実際
遊びの広場の企画立案(親子を対象とした事業の注意点)
【事業Ⅰ】の運営(運動会)
効果的な広報と参加者募集の方法
雨天準備等の配慮事項について(屋外事業の注意点と雨天時のプログラムの立案方法)
遊びの広場の準備と確認(未就園児を対象とした魅力的な製作遊び)
【事業Ⅲ】の実践(遊びの広場)
事業評価の観点1(年間計画と事業内容)
スタッフとしての役割遂行の内容と評価
事業参加者(地域の親子)の意見の分析
事業評価を反映させた事業計画の立案方法
レポート試験
− 219 −
科目コード
34401
区 分
コア
授 業
科目名
子育て支援実践演習Ⅱ
担当者名
勝田 麻津子
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業では、子どもや親子を対象とした事業(イベント・講座等)を授業の中で実際に企画し、地域の子どもやその保護者を大学に
招き、運動会や学園祭での広場活動等の、運営し、実践力を身につける。地域のニーズを適切にアセスメントする力、企画・運営する力、
事業評価ができる力を実践的に養成する。
こども発達学科の「IPU・子育て支援プロジェクト」が主催する活動に主体的に参画し、次の力を身に付ける。
<授業の到達目標>
遊びの達人として、特に運動遊びの指導・支援能力と不特定多数の参加者のアイスブレイク実践力を修得する。査定は実践指導できる
指導技術の模擬授業を実施する。実践事業の企画、運営、指導ができる実践力を技能を身につける。
所定の単位を取得者で、希望者は(公財)こども教育支援財団認定「子育て支援プロジェクトリーダー」資格が取得できる。
<授業の方法>
実践事業の企画・運営・指導を実践事業をとおして実施
指導技術の演習
<準備学習(予習・復習等)>
復習として授業時に配布した資料を読み返し、理解を深める。また、理解したものは実際に集団を対象に実践する。そこで生じた課題
を予習としてまとめ次の授業時までに備える。
事業企画運営計画書の立案
<成績評価方法>
実技指導の模擬授業評価
実践活動の企画・運営・実践力
レポート課題
<教科書>
特になし
<参考書>
適宜配布
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
遊び指導法1
実践事業の企画案作成
実践事業内容についてのグループ討議
グループ別企画立案(1)
事業の準備
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(1)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(2)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(3)
【事業Ⅲ】の準備(1)
事業運営の実践1
【事業Ⅲ】の準備(2)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(4)
事業運営の実践2
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(5)
【事業Ⅲ】の準備(3)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(6)
事業運営の実践3
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(7)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(8)
事業運営の実践4
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(9)
【事業Ⅲ】の準備(4)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(10)
事業運営の実践5
事業の評価(1)
事業の評価(2)
事業の評価(3)
事業評価と事業計画
定期試験
授 業 内 容
授業内容、評価方法、実践事業についての説明
運動遊びの指導法の理解と実践
実践事業の企画立案
実践事業を決定し、担当グループわけをして企画立案をする
事業内容の企画書、予算書、役割分担、スケジュール表の作成
備品の準備、指導内容の検討、2年生の指導
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(スケジュールの確認、内容の具体的検討)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(園に出向いて課題内容を実践的に演習する)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(実践に基づき内容の修正、備品の調整)
【事業Ⅲ】の準備(未満児対象の遊びの内容の検討と実践)
【事業Ⅲ】の実施(運営・指導・まとめ)
【事業Ⅲ】の準備(未満児対象の運動遊びの内容の検討と実践)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(園に出向いて課題内容を実践的に演習する)
【事業Ⅲ】の実施(運営・指導・まとめ)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(園に出向いて課題内容を実践的に演習する)
【事業Ⅲ】の準備(未満児対象の絵本読み聞かせ内容の検討と実践)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(園に出向いて課題内容を実践的に演習する)
【事業Ⅲ】の実施(未満児対象の遊びの広場活動の実践・まとめ)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(実践に基づき内容の修正、備品の調整)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(進行表・役員表の作成)
【事業Ⅰ】の実施(運営・指導・まとめ)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(部門別打ち合わせ)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(進行表・役員表の基づきリハーサル)
【事業Ⅰ】【事業Ⅱ】の準備(全体役員会よ参加者確認、雨天対応)
【事業Ⅱ】の実施(運営・指導・まとめ)
事業評価(年間計画と内容)
役割遂行の自己評価・他者評価
参加者アンケートの分析
次年度の計画立案、プレゼンテーション
レポート試験
− 220 −
科目コード
35100
区 分
コア
授 業
科目名
運動学
担当者名
水口 潔・朝岡 正雄
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
運動学とは、1960年にクルト・マイネルによって上梓された「スポーツ運動学」がその基礎であり、指導の現場に役立
つ統合的な理論として認識されている。人間のスポーツ運動を、自然科学的側面から分析するのではなく、学習者の主
観的な立場を受け入れる人間学的側面から分析、統合する理論体系である。
<授業の到達目標>
この授業では、指導の現場では必ず必要となる運動学的な考察方法などについて理解を深めることを目指します。
<授業の方法>
講義形式で授業は進める
<準備学習(予習・復習等)>
予習:次回の予定について、参考文献などから自分の専門種目との対比を個人的にまとめておくこと。
復習:授業で説明した内容を、映像や資料を通して、自分の専門種目の練習の方法と対比して考えてみること。
<成績評価方法>
定期試験を受けられる出席数と、定期試験で、総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
金子明友・朝岡正雄 編「運動学講義」大修館書店 2,100円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ運動学について
ガイダンス
2
人間の運動と機械の運動(1)
学習理論の展開と初期の運動学習研究
3
人間の運動と機械の運動(2)
サイバネティクス的運動理論
4
人間の運動と機械の運動(3)
人間の運動とロボットの運動
5
人間の運動学習(1)
人間と動物の違い
6
人間の運動学習(2)
新しい運動の獲得
7
人間の運動学習(3)
メンタルプラクティス
8
運動の形成位相(1)
位相理論について
9
運動の形成位相(2)
探索位相
10
運動の形成位相(3)
形態化位相
11
運動の形成位相(4)
自在位相
12
運動の指導(1)
身体知について
13
運動の指導(2)
運動感覚意識について(受動的構成)
14
運動の指導(3)
運動感覚意識について(能動的構成)
15
運動の指導(4)
実技授業の意義(学びなおす)
− 221 −
科目コード
35101
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
矢野 智彦
1
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
国際大会などのVTRや教材ビデオ等を通じて、個人スポーツに関わる多くの局面(個人スポーツの特異性、競技におけ
る動きの特異性、個人の技能・技術と適応性等)について観察し、考察を加えるとともに、文献、資料などから個人スポー
ツに関する基礎的な知識を得る。その上で、現場において指導を行うという観点から、競技特性や選手の競技能力に対
応できうる実践的な指導法について理解を深めることを目的として授業を展開する。ここでは、柔道を用いて指導する。
<授業の到達目標>
礼儀正しい態度で関心を持って学ぶことができる
礼法などの伝統的な行動の仕方を身に付けている
柔道の歴史や特性、礼法の重要性を理解している
<授業の方法>
教師の師範、板書や資料などを示し、動作や技術の方法を理解させる。教材に関わる情報として参考書や国際大会で収
集した資料を適宜配布する。
<準備学習等(予習・復習)>
参考書を用いて柔道の技の仕組みを理解する。また、柔道大会等を積極的に観戦する。
<成績評価方法>
授業態度 70%、実技試験 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
柏崎克彦「柔道上達のプロセス」 1,496円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進め方、受講の態度、柔道の歴史・原理などについて概説
2
受け身、基本動作(1)
立技と寝技の体捌き、運足法、組み方、姿勢
3
受け身、基本動作(2)
基本動作(投げ技)、対人的技能
4~6
基礎技術(1)
投げ技(投げ技・連絡技)
7~9
基礎技術(2)
固め技(抑技・絞技・変化技)
10~12
基礎技術(3)
固め技(関節技・変化技)
13~15
基礎技術(4)
中間動作(手・腕の使用、腰・帯の使用、足・踵の使用)
16~19
対人的技能(1)
約束練習(投げ技)
20~23
対人的技能(2)
自由練習(固め技)
24・25
応用技術(1)
連絡変化技・対応の変化技
26・27
応用技術(2)
投げ技~固め技
28・29
応用技術(3)
固め技~投げ技
まとめ
総括
30
− 222 −
科目コード
35101
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
嘉戸 洋
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
個人スポーツ(レスリング)に関わるさまざまな局面(個人スポーツの特異性、競技における動きの特異性、個人の技能・
技術と適応性等)について、VTRや教材ビデオ等を用いて観察し、考察を加えるとともに、文献、資料などから個人スポー
ツ(レスリング)に関する基礎的な知識を得る。
<授業の到達目標>
現場において指導を行うという観点から、競技特性や選手の競技能力に対応できうる実践的な指導法について理解を深
めることを目的とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、ビデオや文献、資料等も活用し、多面的に授業を進める。
<準備学習等(予習・復習)>
参考書やビデオを用いてレスリング競技を理解する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 80%、実技技能 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
佐藤 満(2006)「レスリング入門」ベースボールマガジン社 2,100円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
イントロダクション
導入
基本運動(1)
基本運動(2)
基本運動(3)
基本動作(1)
基本動作(2)
基本動作(3)
基本動作(4)
基本動作(5)
基本動作(6)
基本動作(7)
基本動作(8)
基本動作・実践(1)
基本動作・実践(2)
オリジナルトレーニング(1)
オリジナルトレーニング(2)
オリジナルトレーニング(3)
オリジナルトレーニング(4)
ビデオ研究(1)
ビデオ研究(2)
ビデオ研究(3)
ビデオ研究(4)
基本動作の応用(1)
基本動作の応用(2)
基本動作の応用(3)
基本動作の応用(4)
コンディショニング(1)
コンディショニング(2)
コンディショニング(3)
授 業 内 容
レスリング競技の歴史、特性
国際レスリング連盟の定めるルールについて
専門ウォーミングアップ(軽運動=一人の場合)
専門ウォーミングアップ(軽運動=複数人の場合)
専門ウォーミングアップ(ゲーム形式)
立ち技の基本技術(構え、移動、組み手、崩し)
立ち技の基本技術(両足タックル)
立ち技の基本技術(片足タックル)
立ち技の基本技術(タックルに対する防御)
立ち技の基本技術(投げ技)
寝技の基本技術(タックルからの連続技)
寝技の基本技術(がぶり技、返し技)
寝技の基本技術(その他の寝技)
簡易ゲーム
練習試合(スパーリング)
器具を用いたトレーニング方法・基礎①
器具を用いたトレーニング方法・基礎②
パートナーを用いたトレーニング方法・基礎①
パートナーを用いたトレーニング方法・基礎②
ビデオによる研究(基礎の技術①)
ビデオによる研究(基礎の技術②)
ビデオによる研究(基礎の戦術)
ビデオによる研究(グレコローマンスタイル)
立ち技の応用技術①
立ち技の応用技術②
寝技の応用技術①
寝技の応用技術②
レスリング競技におけるコンディショニング(増量)
レスリング競技におけるコンディショニング(減量)
レスリング競技におけるコンディショニング(試合に向けて)
− 223 −
科目コード
35101
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
前村 公彦
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義(基礎編)では、まず、自分の能力(基礎的体力、専門的体力、専門的スキル)を把握し、それに応じた目標や
課題を設定し、合理的なトレーニングを実践できるようにします。
<授業の到達目標>
個人スポーツ指導理論・実習では、陸上競技の基本的な運動種目(短距離走、長距離走、障害走、跳躍種目、投擲種目)
の技能を高めるとともに、その効果的なトレーニング手段の理解と実践、陸上競技の指導法・研究法を学ぶことを目的
とします。
<授業の方法>
実技実習を中心に展開していきますが、配布資料を用いた理論説明のための講義も行います。
<準備学習等(予習・復習)>
参考図書(陸上競技入門)およびルールブックを熟読の上、授業に参加してください。また、トレーニング日記をつけ
ることを義務づけします。
<成績評価方法>
技能レベル 50%、レポート 20%、受講態度 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
尾縣 貢「ぐんぐん強くなる!陸上競技」ベースボールマガジン社 1,200円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
コントロールテスト(1)
コントロールテスト(2)
基礎的体力(講義)
基礎的体力の養成(1)
基礎的体力の養成(2)
基礎的体力の養成(3)
基礎的体力の養成(4)
基礎的体力の養成(5)
専門的体力(講義)
専門的体力の養成(1)
専門的体力の養成(2)
専門的体力の養成(3)
専門的体力の養成(4)
専門的体力の養成(5)
前期の復習
コントロールテスト(3)
コントロールテスト(4)
専門的スキル(講義)
専門的スキルの養成(1)
専門的スキルの養成(2)
専門的スキルの養成(3)
専門的スキルの養成(4)
専門的スキルの養成(5)
専門的スキルの養成(6)
専門的スキルの養成(7)
後期の復習
コントロールテスト(5)
コントロールテスト(6)
コントロールテスト(7)
授 業 内 容
受講上の注意、授業の進め方、評価について
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力の評価(走能力、跳能力など)
陸上競技に必要とされる基礎的体力についての講義
筋力トレーニング(1)バルクアップ手段
筋力トレーニング(2)パワーアップ手段
サーキットトレーニング(1)ステーションサーキット
サーキットトレーニング(2)スーパーサーキット
瞬発力、敏捷性のトレーニング(ラダートレーニングなど)
陸上競技に必要とされる専門的体力についての講義
エネルギー系体力(1)ATP-PC系 最大疾走能力の獲得
エネルギー系体力(2)解糖系 筋持久能力の獲得
エネルギー系体力(3)O2系 全身性持久能力の獲得
ばねを高める(1)伸張-短縮性サイクル(SSC)
ばねを高める(2)予備緊張、姿勢
前期学習内容の確認と復習
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力の評価(走能力、跳能力など)
陸上競技に必要とされる専門的スキルについての講義
走スキル(1)スプリントドリル
走スキル(2)スタートドリル
走スキル(3)最大疾走能力、最大加速能力
走スキル(4)レペティション、インターバルトレーニング
ハードルスキル ハードルドリル、インターバルランニング
跳スキル(1)助走スキル
跳スキル(2)踏切動作、空中動作、着地動作
後期学習内容の確認と復習
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力・スキルの評価(走能力、跳能力など)
1年を通じてのコントロールテストの分析・解釈
− 224 −
科目コード
35101
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
平田 佳弘
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、全日本剣道連盟の試合及び審判規則に則った正しい剣道について理解を深め、基本練習や応用的な練習を
行う。そのなかで、基本技術を練磨し、指導者となった時に理論だけでなく、立派な示範もできたり、技術レベルに応
じた段階的な指導ができる実践力を養うことを目的とする。
<授業の到達目標>
剣道指導者として、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人に対して、またそれぞれの年齢の初心者、中級者、熟練
者に対して、その集団の技量に応じた段階的な指導を、理論的に実践的にできるようになることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に進める。
<準備学習等(予習・復習)>
剣道指導要領(全日本剣道連盟)を熟読しておくこと。
<成績評価方法>
受講態度 40%、実技試験 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
全日本剣道連盟(2012.1.1)「剣道指導要領」財団法人全日本剣道連盟 2,800円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
授業内容の説明
基本動作(1)
基本動作(2)
基本動作(3)
基本動作(4)
基本動作(5)
基本動作(6)
応用技能(1)
応用技能(2)
応用技能(3)
応用技能(4)
試合(1)
試合(2)
試合(3)
試合(4)
試合(5)
試合(6)
試合(7)
試合(8)
日本剣道形(1)
日本剣道形(2)
日本剣道形(3)
日本剣道形(4)
日本剣道形(5)
日本剣道形(6)
日本剣道形(7)
日本剣道形(8)
総括(1)
総括(2)
総括(3)
授 業 内 容
授業全般の説明と注意
姿勢と中段の構え
足さばき
素振り(上下振り、正面素振り、左右面素振り)
基本打突(面、胴、小手、突き)
切り返しを行う時の留意点
切り返しの打ち方受け方
しかけ技、出ばな技、引き技
二、三段の技、かつぎ技、捲き技
すり上げ技、打ち落とし技
返し技、抜き技
試合の必要性、試合に対する心構え
試合規則・審判法
試合者及び審判の実践、実際に試合を行う
試合進行上の留意点
さまざまな形式で試合を行う、個人試合
団体試合
勝ち抜き試合
紅白試合
日本剣道形一本目
日本剣道形二~三本目
日本剣道形四本目~五本目
日本剣道形六本目~七本目
日本剣道形(小太刀)一本目
日本剣道形(小太刀)二本目
日本剣道形(小太刀)三本目
日本剣道形のまとめ
総合練習1
総合練習2
総合練習3
− 225 −
科目コード
35101
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
小澤 尚子
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
基礎ステップやリズム練習、即興表現を通してダンスの基礎的な技能を習得する。また、グループでの小作品づくり、
観賞を通して、自己表現の可能性を拡げ、ダンスの要素である「踊る、創る、観る」力をバランス良く養う。
<授業の到達目標>
ダンスの概念について学び、理解する。その意識をベースにして、身体の構造を理解しながら、ダンスの基礎動作のステッ
プ、バランス、ジャンプ、ターンなどの技能を習得し、身体への意識を高める。
<授業の方法>
実技を中心に展開していく。
<準備学習等(予習・復習)>
毎回の授業時に適宜連絡する。
<成績評価方法>
授業態度 50%、毎時の授業記録と技能 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
適宜、資料を配布する。
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
ダンスの概念1(ジャンル)
ダンスの概念2(映像)
身体練習1 基礎技術の確認
身体練習2 コンビネーション(脚上げ)
身体練習3 コンビネーション(ターン)
身体練習4 コンビネーション(ジャンプ)
身体練習5 コンビネーション(その他)
習作 グループワーク1(モチーフ)
習作 グループワーク2(フレーズ)
習作 グループワーク3(イメージ)
発表・再検討
グループワーク・踊り込み練習
発表・評価
ビデオ鑑賞、前期の感想、反省等
舞踊の種類と運動の特性1(前期振り返り)
舞踊の種類と運動の特性2(身体練習)
表現体としての身体とそのメカニズム
ダンス作品の創作・振付1(モチーフ)
ダンス作品の創作・振付2(フレーズ)
ダンス作品の創作・振付3(イメージ)
ソロ作品を創作(1)
ソロ作品を創作(2)
ソロ作品を創作(3)
ソロ作品を創作(4)
踊り込み・吟味
作品の発表・合評1
作品の発表・合評2
作品の発表・合評3
今後の課題と構想
授 業 内 容
講義のルール、概要の説明など
パフォーミングアーツとしてのダンスについて
ダンス作品を映像で鑑賞
床に正しく立つこと、歩くことの基礎技術
脚上げの基礎技術
ターン系の基礎技術
ジャンプ系の基礎技術
その他の動きの基礎技術
グループに分かれ、動きを考案
グループに分かれ、動きをつなげる
グループに分かれ、動きを通して表現性を創発
改善する箇所を相談し、修正する
複数回練習し、考案したフレーズをよりスムーズにする
発表、評価を通して、動きの習熟度を確認
ビデオ鑑賞、前期の感想、反省等を通して動きの習熟度を確認
とりあげる舞踊運動から運動の特性やメカニズムを説明
とりあげる舞踊運動から運動の特性やメカニズムを説明
表現体としての踊るからだのメカニズムについて確認
ダンス作品の創作・振付としてのモチーフの概要
ダンス作品の創作・振付としてのフレーズの概要
ダンス作品の創作・振付としてのイメージの概要
ソロ作品を創作し、動きと作品性について深める
ソロ作品を創作し、動きと作品性について深める
ソロ作品を創作し、動きと作品性について深める
ソロ作品を創作し、動きと作品性について深める
踊り込みをおこない、より作品性を問う
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
今後の課題を発見し、実現するための構想を練る
− 226 −
科目コード
35102
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
山本 孔一
1
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの換作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。
<授業の到達目標>
ソフトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作り
を行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努め
ることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドにて実習し、バッティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
指導者のあり方(ガイダンス)
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
2
ソフトボールの歴史
ソフトボールの誕生・発展、ソフトボール情勢
ソフトボールの技術と指導法
投球の基礎技術 投球モーションのフォームと特徴
3~14
守備の基礎技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
守備の基礎技術 ポジション別の技術
打撃の基礎技術
バントの基礎技術
走塁の基礎技術
15~18
集団技能の理解(1)
試合形式で守備側の実践練習
19~21
集団技能の理解(2)
試合形式で攻撃側の実践練習
22~26
総合的ゲーム展開
ゲームの中でチームおよび個人の課題発見
27・28
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
29~30
守備系実技テスト
試合形式でポジション別テスト
− 227 −
科目コード
35102
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
西村 信紀
1
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの換作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。
<授業の到達目標>
ソフトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作り
を行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努め
ることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドにて実習し、バッティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
指導者のあり方(ガイダンス)
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
2
ソフトボールの歴史
ソフトボールの誕生・発展、ソフトボール情勢
ソフトボールの技術と指導法
投球の基礎技術 投球モーションのフォームと特徴
3~14
投球の基礎技術 投球モーションのフォームと特徴
守備の基礎技術 ポジション別の技術
守備の基礎技術 ポジション別の技術
バントの基礎技術
走塁の基礎技術
15~18
集団技能の理解(1)
試合形式で守備側の実践練習
19~21
集団技能の理解(2)
試合形式で攻撃側の実践練習
22~26
総合的ゲーム展開
ゲームの中でチームおよび個人の課題発見
27・28
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
29~30
守備系実技テスト
試合形式でポジション別テスト
− 228 −
科目コード
35102
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
野村 昭彦
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
チームスポーツに関わる多くの局面について観察し、文献・資料などからチームスポーツに関わる基礎的な知識を得る。
その上で、現場において指導を行うという観点から、基礎体力を身につけ、基礎的な実技習得も含め、実践的な指導法
について学習する。
<授業の到達目標>
反復練習により必要な基礎体力、基本的な技術力、ゲーム力を身につけ、技術練習の方法、種類を知り、実施する。またチー
ム練習により集団行動を行う事で協調性を養う。
<授業の方法>
実習形式で行う。講義、映像教材を用いての分析・解説も行う。
<準備学習等(予習・復習)>
各自の課題解決に取り組む。
<成績評価方法>
クラブ活動の参加、練習態度などを総合的に判断して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
西大立目 永(1995.12.10)「必携野球の審判法」大修館書店 2,600円
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
オリエンテーション
チームスポーツの特性
ウォーミングアップ
ウォーミングアップ
基礎技術1
基礎技術1
基礎技術2
基礎技術2
基礎技術3
基本技術3
基礎技術4
基礎技術4
基礎技術5
基礎技術5
基礎技術6
基礎技術6
基礎技術6
基礎技術7
基礎技術7
基礎技術8
基礎技術8
基礎技術8
基礎技術8
審判法
ゲーム形式1
ゲーム形式2
リーグ戦
トーナメント戦
到達度の確認
総括
授 業 内 容
服装、心構え、評価などの説明
授業内容の説明、映像教材視聴
ストレッチ、ボディコントロール
ランニング、体幹トレーニング
キャッチボール(捕球)
キャッチボール(スローイング)
ゴロ捕球(基本姿勢、グラブの扱い方)
ゴロ捕球(捕球~スローイング、足の使い方)
フライ捕球(基本姿勢、グラブの扱い方)
フライ捕球(捕球~スローイング、足の使い方)
投手の技術(下半身の使い方)
投手の技術(腕の使い方)
捕手の技術(キャッチング)
捕手の技術(スローイング)
内野手の技術(ポジショニング)
内野手の技術(カバーリング)
内野手の技術(サインプレイ)
外野手の技術(ポジショニング)
外野手の技術(カバーリング)
走塁(第1リード)
走塁(第2リード)
走塁(スタート)
走塁(スライディング)
ルール・審判講習
試合(シートバッティング)
試合(紅白戦)
試合・運営方法の学習
試合・運営方法の学習
レポート作成
ルール、技術、指導理論、審判法
− 229 −
科目コード
35102
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
西口 聡
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講座においては、ラグビーのルールやパス・キック・スクラム・ラインアウト・モール・ラックなどの基本技術、ラグビー
の起源や歴史を学び、その後個人的技能のスキルアップから集団プレーの習得へと展開する。さらに初歩的な段階から
順次レベルアップを図る。
<授業の到達目標>
ラグビーのルールや基本的技術、また、その起源や歴史を学び、その後個人的技術のスキルアップから集団プレーの習
得へと展開する。
さらに初歩的な段階から順次レベルアップを図りつつ、最終的にはゲーム形式でラグビーを実施することを目的とする。
<授業の方法>
実技学習ではグループに分け、(1)グリッドシステム(2)チャンネルシステム(3)視聴覚機器(4)講義を取り入れ
て学習する。
<準備学習等(予習・復習)>
適宜紹介及び配布したテキストの熟読並びに理解を促す。
<成績評価方法>
受講態度(積極性・協調性・相互促進性など)30%、基本的技能の発達 40%、実技テスト 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
ガイダンス
個人スキル練習(1)
個人スキル練習(2)
個人スキル練習(3)
個人スキル練習(Ⅰ)
個人スキル練習(Ⅱ)
個人スキル練習(Ⅲ)
スキルテスト(1)(ランニング)
9
スキルテスト(2)(ハンドリング)
10
スキルテスト(3)(キック)
11
12
13
14
15
16
17
18
19
ゲームを楽しむ(1)
ゲームを楽しむ(2)
ゲームを楽しむ(3)
コンタクトスキル(1)
コンタクトスキル(2)
コンタクトスキル(3)
グリッド練習(1)
グリッド練習(2)
グリッド練習(3)
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
ユニットスキル(1)
ユニットスキル(2)
ユニットスキル(3)
ユニットスキル(Ⅰ)
ユニットスキル(Ⅱ)
ユニットスキル(Ⅲ)
ユニット練習(1)
ユニット練習(2)
ミニゲーム(Ⅰ)
ミニゲーム(Ⅱ)
ミニゲーム(Ⅲ)
授 業 内 容
授業のねらいと評価方法や履修にあたっての諸注意
ランニングスキルの実践と説明
ハンドリングスキルの実践と説明
ランニング・ハンドリングの実践と説明(まとめ)
キッキングスキルの実践と説明
コンタクトスキルの実践と説明
ボディコントロールの実践と説明
スピードや方向をコントロールできるか(サイドステップ・スワーブ・チェンジオブ
ペース等)
ロングパス・ショートパス・浮かすパスの使い分けができるか(場面に応じたパスがで
きる)
各種のキックができるか(グラバーキック・ハイパント・ショートパント・ドロップキッ
ク・プレースキック等)
ランニング・ハンドリングだけを用いたゲームを行わせる(タグラグビー)
ランニング・ハンドリングだけを用いたゲームを行わせる(タッチフットボール)
ランニング・ハンドリングだけを用いたゲームを行わせる(タックルゲーム)
コンタクトプレーの練習(タックル)
コンタクトプレーの練習(当たり等)
コンタクトプレーの練習(タックル・当たり等)※まとめ
グループに分かれグリッド方式による練習を行わせる(ラウンドパス)
グループに分かれグリッド方式による練習を行わせる(ラウンドパス・パスカット)
グループに分かれグリッド方式による練習を行わせる(ラウンドパス・パスカット・2
対1・3対2等)
モールの基本動作を身につける
ラックの基本動作を身につける
モール・ラックの基本動作を身につける(まとめ)
スクラムの仕組み、ルール(抜粋)、キーファクター
ラインアウトの仕組み、ルール(抜粋)、キーファクター
スクラム・ラインアウトの仕組み、ルール(抜粋)、キーファクター ※まとめ
実践練習(バリエーションの組み立て)
相手をつけての実践練習(バリエーションを組み立ボールの奪い合い)
個人スキル、ユニットスキルを活かした実践ゲーム(7対7)※タックルプレーなし
個人スキル、ユニットスキルを活かした実践ゲーム(7対7)※タックルプレーあり
個人スキル、ユニットスキルを活かした実践ゲーム(7対7、9対9)※フルコンタクト
− 230 −
科目コード
35102
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
降屋 丞
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
サッカーは世界で一番盛んなスポーツと言われている。それは、ボール1つあれば「いつでも・どこでも・誰とでも」プレー
ができる極めてシンプルなスポーツだからである。そのサッカーに対する理解を深めていく。
<授業の到達目標>
サッカーの技術・戦術の練習法を学び、またその指導法についても学ぶ。ルールやゲーム分析についても学び、サッカー
に対する総合的な理解を深める。
<授業の方法>
主に実技を中心に進めるが、資料・映像等も活用し講義授業も行う。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時に紹介するサッカーの技術・戦術・指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。
<成績評価方法>
技術・戦術・ゲーム理解度 80%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
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14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
サッカーの特性と歴史
現代サッカーの特徴
コーチングの基礎(1)
コーチングの基礎(2)
コーチングプラン(1)
コーチングプラン(2)
コーチングプラン(3)
コーチングプラン(4)
コーチングプラン(5)
コーチングプラン(6)
コーチングプラン(7)
テクニックの指導(1)
テクニックの指導(2)
テクニックの指導(3)
ボールポゼッションの指導(1)
ボールポゼッションの指導(2)
個人戦術の指導(1)
個人戦術の指導(2)
グループ戦術の指導(1)
グループ戦術の指導(2)
グループ戦術の指導(3)
戦術の指導(1)
戦術の指導(2)
ゲームのコーチング(1)
ゲームのコーチング(2)
ゲームのコーチング(3)
選手の評価
コーチングの評価(1)
コーチングの評価(2)
授 業 内 容
授業内容の説明、導入
サッカーの概要と歴史、ルールの変革
世界のサッカーの傾向と特徴
選手とのコミュニケーション
選手のモチベーションを高める
シーズン全体のプランニング
シーズンに向けてのプランニング
シーズン中の中期的プランニング
シーズン中の月間プランニング
シーズン中の週間プランニング
トレーニングプラン
オフシーズン中のプランニング
ボールタッチ、ボールコントロールの指導
各種キック、トラップの指導
ドリブル、フェイントの指導
3対1、4対1、4対2などのボールポゼッションの指導
6対4、7対4などのボールポゼッションの指導
個人の守備戦術の指導
個人の攻撃戦術の指導
2対1、2対2の指導
3対2、3対3の指導
4対3、5対4の指導
守備戦術の指導
攻撃戦術の指導
ゲームの準備
ゲーム中の状況分析
映像を使ったゲーム分析
選手を評価する項目
プログラムの評価
指導実践の評価
− 231 −
科目コード
35102
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
佐藤 正敏・前田 誠一
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義は、ハンドボールの持つ特徴、すなわち、様々な運動形態を含み、かつ手軽に行えるボールゲームとしての特徴と、チームスポー
ツとしての教育的な特徴を十分に活かした指導をするための基礎的な能力、専門的知識と実践力を養成する事を狙いとする。
<授業の到達目標>
ハンドボールの成り立ちやゲーム特性、及びこの競技に特有の技術・戦術を、実践を通して理解する。
これらの理解をもとに、ハンドボール競技の指導法について学習することを目標とする。
<授業の方法>
基本的に実習形式で行うが、理論説明の為の講義、ビデオを用いての分析・解説を行う。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時に紹介するハンドボール指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。
また、授業ノートを作り、その日に行ったこと、ポイント、感想などを記入していく。なお、授業ノートは定期的に集め、内容をチェッ
クする。
<成績評価方法>
授業態度 50%、技術・戦術遂行能力・運動学習能力 30%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
笹倉清則(2003)「Tactics of Handball in The World」財団法人ハンドボール協会 2,100円
酒巻清治(2012)「基本が身につく ハンドボール 練習メニュー200」池田書店 1,620円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
競技特性
ゲームとルール
ゲームの局面構造(1)
ゲームの局面構造(2)
攻撃の個人技術(1)
攻撃の個人技術(2)
防御の個人技術(1)
防御の個人技術(2)
対人技術・戦術(1)
対人技術・戦術(2)
攻撃の基礎戦術システム(1)
攻撃の基礎戦術システム(2)
防御の基礎戦術システム(1)
防御の基礎戦術システム(2)
速攻の基礎戦術システム(1)
速攻の基礎戦術システム(2)
戻りの防御の基礎戦術システム(1)
戻りの防御の基礎戦術システム(2)
攻撃コンビネーション(1)
攻撃コンビネーション(2)
防御コンビーション(1)
防御コンビーション(2)
攻撃トレーニング(1)
攻撃トレーニング(2)
防御トレーニング(1)
防御トレーニング(2)
速攻トレーニング
戻りの防御トレーニング
総まとめ
授 業 内 容
授業のねらいと評価方法や履修にあたっての諸注意
競技の成り立ちの説明と原始的なゲームや簡易ゲーム
ルールの理念及びルールからみた競技特性
セットの攻撃⇒戻りの防御⇒セットの防御⇒速攻の理解(1)
セットの攻撃⇒戻りの防御⇒セットの防御⇒速攻の理解(2)
パス、シュート、フェイント(1)
パス、シュート、フェイント(2)
タックル、キャッチ&ウォーク、シュートブロック(1)
タックル、キャッチ&ウォーク、シュートブロック(2)
1対1状況での攻撃及び防御(1)
1対1状況での攻撃及び防御(2)
ポジションプレー、ポジション・システムチェンジプレー(1)
ポジションプレー、ポジション・システムチェンジプレー(2)
6・0防御、5・1防御、3・2・1防御(1)
6・0防御、5・1防御、3・2・1防御(2)
1次速攻、2次速攻、3次速(1)
1次速攻、2次速攻、3次速攻(2)
相手の速攻に対する防御システム(1)
相手の速攻に対する防御システム(2)
2対1、2対2、3対2、3対3、4対3、4対4(1)
2対1、2対2、3対2、3対3、4対3、4対4(2)
1対2、2対2、2対3、3対3、3対4、4対4(1)
1対2、2対2、2対3、3対3、3対4、4対4(2)
攻撃テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て(1)
攻撃テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て(2)
防御テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て(1)
防御テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て(2)
速攻テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て
戻りの防御テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て
各局面での組み立てを意識したゲーム
− 232 −
科目コード
35102
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
村田 昭三
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
バレーボールの合理的実践を通して、自らの技術及び技能を伸長させるとともに、身体や身体運動について学ぶ。その
上で、現場において指導を行うという観点から、バレーボールの競技特性を踏まえ、選手の競技能力に対応できうる実
践的な指導法について学習することを目的として授業を展開する。
<授業の到達目標>
バレーボールのチームつくりと試合運営ができると同時に人材育成に必要な知識の習得を目標とする
<授業の方法>
基本的に実習形式で行うが、理論説明の為の講義、ビデオ等を用いての分析・解説を行う。
<準備学習等(予習・復習)>
DVD「バレーボール,ベースアップトレーニングから必ず伸ばせる基本技術」をみる。ルールブックを熟読する。
<成績評価方法>
技能(到達度・進歩度)50%、筆記試験(技術、ルール、身体運動の理論等)30%、受講態度(積極性、協調性、相互
促進性など)20%
<教科書>
特になし
<参考書>
井上和昭 著(2014.11)「バレーボール基本と技術」実業之日本社 1,350円
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
ガイダンス
体力診断テスト
トレーニング理論・指導法
初動負荷トレーニング(1)
初動負荷トレーニング(2)
個人技能(1)
7
8
9
個人技能(2)
個人技能(3)
チーム練習(1)
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
チーム練習(2)
チーム練習(3)
チーム対抗戦Ⅰ(1)
チーム対抗戦Ⅰ(2)
スキルチェックⅠ(1)
スキルチェックⅠ(2)
個人技能(1)
個人技能(2)
個人技能(3)
フォーメーション練習(1)
フォーメーション練習(2)
フォーメーション練習(3)
コンビネーション練習(1)
コンビネーション練習(2)
コンビネーション練習(3)
チーム対抗戦Ⅱ(1)
チーム対抗戦Ⅱ(2)
チーム対抗戦Ⅱ(3)
スキルチェッツクⅡ(1)
スキルチェッツクⅡ(2)
ゲーム
授 業 内 容
授業のねらいと評価法や履修にあたっての諸注意
バレーボールの技能に関わる瞬発力・敏捷性・柔軟性等の測定
初動負荷トレーニング理論の解説、および、その指導法について
初動負荷トレーニング理論を用いたバレーボールの基本的な動き・スキル練習
松葉式トレーニングを用いたバレーボールの基本的な動きについて
各種パス、パスの応用とパスゲーム、サービスおよびサーブレシーブ、スパイク(助走・
踏切・空中動作・タイミング・ミートなど)
サーブ及びサーブレシーブの反復練習
スパイク(助走・踏切・空中動作・タイミング)の習得練習
2対2、スリーメン、サーブレシーブ、連係プレー・コミュニケーション、レシーブから
のフォーメーション練習
台上からの強打レシーブの正面カット練習
サーブレシーブからのトス練習
4対4ラリーポイント25点制
6対6のラリーポイント25点制
パス・レシーブ(スタート時と比べて進歩しているか
スパイク、サーブ(スタート時と比べて進歩しているか)
ブロック練習、クイック練習
スパイクにおけるAクイック、Bクイック練習
スパイクにおけるCワイド、Dワイド、バックアタック練習
サーブレシーブフォーメーション、レシーブフォーメーションとブロックカバー
スパイクレシーブフォーメーション
ブロックフォローフォーメーション
コンビネーションプレー・サインプレー
BクイックとライトDのコンビネーション練習
三ヶ所同時によるコンビネーション練習
チームの特色を考える、チームの特色を生かす、勝つための戦術を考える
コンビネーションを取り入れたチーム作り
勝つための戦術を考え取り入れたチーム作り
パス、レシーブ(前期と比べて進歩しているか)
スパイク、サーブ(スタート時と比べて進歩しているか)
ゲームの実施と審判の実践
− 233 −
科目コード
35102
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ
(基礎)
担当者名
知花 武彦
配当年次
1
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
国内外の大会やビデオ教材等を通じ、チームスポーツに関わる多くの局面について情報を収集。チームスポーツの捉え方や人材育成に
つながる手法・手段を学ぶ。
<授業の到達目標>
基礎的ルールおよびスポーツそのものが持つ意義、安全と楽しみを共有し、自他共に展開できる。
<授業の方法>
実習形式が基本。映像解説や他競技とのベンチマークを織り交ぜて展開。年間を通じPDCAのサイクルを導入する。
<準備学習等(予習・復習)>
バスケットボールの基礎的ルールの把握。ファンダメンタルの自主考察。
<成績評価方法>
技能 60%、レポート 20%、受講態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
授 業 内 容
授業内容の説明と導入
学生競技における計画立案
準備期
実行
年間計画と目的意識の明確化
ピリオターゼーションの導入
チームリソーセスの現状把握とあるべき姿の明確化
課題の洗い出しと目標の設定 実施事項の優先順位づけ。大会に向けてのプランニン
グ。
大会前後、期間中の取組み
大会や遠征の段取り 遠征に関わるリスクマネジメント。大会におけるパフォーマン
スの考察。
点検
大会後の反省と点検 計画に対する実行とその評価。改善分野、事項の洗い出しと絞
り込み。行動力を生みだすモチベーションについて。
組織的課題と個人の課題
組織的課題と個人的課題の区分けとアプローチ
対策立案
対処と対策の違い。有効性、期待効果の予測について。
団体・組織の団結について
「個」ではなく「チーム」を考える。
チーム一丸となった行動
対策立案を大きな力で動かす。
意欲と日々の変化
体調や心の変化を観察し、バーンアウトのトラブルを避ける。
リフレッシュのタイミング
リフレッシュの必要性と効果的な取り方について。
ベンチマーク
他競技と自クラブの比較 ベンチマークの必要性について。
理想像とのベンチマーク
心技体の各要素をトップチームと比較する。
アンダーカテゴリーとの交流
中高生、小学ミニといった競技者との接し方について ニーズの汲み取り方、指導内
容の伝え方を工夫する。
コミュニケーション
コミュニケーションの必要性について。
コミュニケーションスキル
コーチング手法の有用性について。
競技外環境
生活習慣、学内生活との関連について。
競技を通した人間形成・育成について
生活信条・規範の定め 体育会、五訓の取組みについて。
障害と傷害
怪我、病気、慢性的なトラブルについて 食生活、睡眠、ストレス、コンディション
グを考察。
ストレングス
ウエイトトレーニングの必要性について 考え方と実践。
競技特性に応じたトレーニング
筋肥大、筋持久力、瞬発力、跳躍力、心肺機能の強化について 現状把握の取り方お
よび到達目標の定め方。内容構成、実施時期、質量設定を考える。
補助的トレーニング
アウターマッスルとインナーマッスルの違いと役割について。
バスケットボールにおけるファンダメンタル シュートについて。入るシュート、使えるシュートを定義づける。
ファンダメンタル②
ドリブルの有用性・必要性について 移動する、抜く、守るを使い分ける。
ファンダメンタル③
パスの有用性と必要性について パスの種類やタイミング、受けてと出し手の関係を
理解する。
チームでの攻撃
ファンダメンタルの積み重ねと展開がチームの攻撃につながることを理解する。
攻撃に工夫を凝らす
スペーシング(位置)とスクリーンについて 考え方とメリット・デメリットを理解
する。
防御(ディフェンス)
オンボールの守り方 オフボールの守り方 ディフェンス原則をチームでつくる。
ゲームを通して
競技を通して何を学ぶか 競技そのものの魅力、人間関係、挑戦する過程での困難。
日常生活との関連、将来への紐付けとして考える。
− 234 −
科目コード
35201
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツメンタルトレーニング論
担当者名
崔 回淑
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、競技力向上及び実力発揮を目的としたメンタルトレーニングの技法を紹介し、トレーニングプログラム作
成における基本事項について解説する。さらに、リラクセーションやイメージトレーニング、試合前の心理的準備といっ
たメンタルトレーニングにおける主な技法の実習を行うことで体験的な理解を図っていく。本授業を通して、受講生は
実践に即した理論と知識を幅広く身につけるとともに、スポーツメンタルトレーニングを競技場面でどのように実践的
に取り入れていくかについて理解を深め、独自のトレーニングプログラムを創出する力を養うことを目標とする。
<授業の到達目標>
スポーツメンタルトレーニングの基本知識や技法を習得する。また、実践に即した技法を幅広く身につけて、部活動や
教育活動の中で独自のトレーニングプログラムを創出できることを目標とする。
<授業の方法>
講義及び実習によって進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布した資料を読んでくる。また、講義で紹介した技法を自宅で練習し、ワークシートへの記入を行う。
<成績評価方法>
受講態度・グループワーク発表 30%、レポート作成 30%、定期試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
中込四郎「メンタルトレーニングワークブック」道和書院 2,415円
日本スポーツ心理学会 編「スポーツメンタルトレーニング教本」大修館書店 2,310円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
メンタルトレーニングとは
技法、構成要素、理論的背景
2
トレーニングプログラムの概観
心理適性、トレーニングプログラム
3
アセスメントの方法
心理テスト、面接
4
リラクセーション技法
呼吸法、筋弛緩法、自律訓練法
5
ピークパフォーマンス分析
ピークパフォーマンス、クラスタリング
6
目標設定
目標設定の原則、長期・短期目標
7
イメージ技法(1)
イメージトレーニングの基礎、構成要素
8
イメージ技法(2)
イメージトレーニングの応用、イメージの深まり
9
認知情動の再構成法
積極的思考、セルフコントロール
10
メンタルリハーサル
試合前の心理的準備、メンタルペースメーカー
11
メンタル・コンディショニング
自己モニタリングとセルフコントロール
12
ソーシャルサポート
自己理解、ネットワーク図、キーパーソン
13
メンタルトレーニングの実践例(1)
アスリートへの心理サポート①
14
メンタルトレーニングの実践例(2)
アスリートへの心理サポート②
15
まとめ
授業の振り返り
− 235 −
科目コード
35202
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
矢野 智彦
2
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
様々な教材を用いて、個人スポーツに関わる多くの局面(個人スポーツの特異性、競技における動きの特異性、個人の
技能・技術と適応性等)について観察し、それぞれの事象について考察、ディスカッション等をおこなうことを通じて
個人スポーツに関する実践的な知識を得る。そして、その獲得した知識を現場における指導にいかすために指導法につ
いて検討・討議を行い、選手の能力を引き出すための専門的な理論および技術を得ることを目的に授業を行う。ここでは、
柔道を用いて指導する。
<授業の到達目標>
礼儀正しい態度で関心を持って学ぶことができる
投げる動作を通じて、体さばきや受け身などの基本動作を身に付けている。
固め技の基本動作を身に付けている。
<授業の方法>
教師の師範、板書や資料などを示し、動作や技術の方法を理解させる。教材に関わる情報として参考書や国際大会で収
集した資料を適宜配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書を用いて柔道の技の仕組みを理解する。また、柔道大会等を積極的に観戦する。
<成績評価方法>
授業態度 70%、実技試験 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
柏崎克彦「柔道上達のプロセス」 1,496円
<授業計画>
回
テーマ
1
オリエンテーション
授業の進め方、受講の態度、礼法
2~3
基礎技術(1)
立技(投技・変化技・捨身技)
4~5
基礎技術(2)
寝技(抑技・絞技・変化技)
6~7
基礎技術(3)
寝技(関節技・変化技)
8~9
対人的技能(1)
約束練習(投技)
10~12
対人的技能(2)
自由練習(寝技)
13~14
応用技術(1)
連絡変化技・対応の変化技
15~16
応用技術(2)
立技~寝技、寝技~立技
17~18
総合練習(1)
乱取・投の形練習
19~20
総合練習(2)
乱取・固めの形練習
21~22
総合練習(3)
乱取・投の形・固の形練習
23~24
試合
国内国際審判法 主審と副審のジェスチャー
25~26
柔道の形総合練習
投の形・固の形・審判法
27~29
試合、形の試験
紅白試合・形の試験
まとめ
総括
30
授 業 内 容
− 236 −
科目コード
35202
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
嘉戸 洋
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
様々な教材を用いて、個人スポーツ(レスリング)に関わる多くの局面(個人スポーツの特異性、競技における動きの特異性、個人の
技能・技術と適応性等)について観察し、それぞれの事象について考察、ディスカッション等を行うことを通じて個人スポーツに関す
る実践的な知識を得る。
<授業の到達目標>
本時で獲得した知識を現場における指導に生かすための指導法について検討・討議を行い、選手の能力を引き出すための専門的な理論
および技術を得ることを目的とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、ビデオや文献、資料等も活用し、多面的に授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書やビデオを用いてレスリング競技を理解する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 80%、実技技能 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
佐藤 満(2006)「レスリング入門」ベースボールマガジン社 2,100円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
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23
24
25
26
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28
29
30
テーマ
イントロダクション
導入
レスリングの種類(1)
レスリングの種類(2)
レスリングの種類(3)
レスリングの種類(4)
レスリングの種類(5)
レスリングの種類(6)
レスリングの種類(7)
実技指導法・実践(1)
実技指導法・実践(2)
実技指導法・実践(3)
実技指導法・実践(4)
審判法・実践(1)
審判法・実践(2)
オリジナルトレーニング(1)
オリジナルトレーニング(2)
オリジナルトレーニング(3)
オリジナルトレーニング(4)
ビデオ研究(1)
ビデオ研究(2)
ビデオ研究(3)
ビデオ研究(4)
技術練習(1)
技術練習(2)
技術練習(3)
技術練習(4)
総合練習・実践(1)
総合練習・実践(2)
まとめ
授 業 内 容
レスリング競技の歴史、特性、ルールについて
日本におけるレスリング競技の現状
少年レスリングについて
中学レスリングについて
高校レスリングについて
学生レスリングについて
女子レスリングについて
社会人レスリングについて
マスターズレスリングについて
トレーニング場および器具の使用方法等
ウォーミングアップの指導法
技術練習の指導法
高度な技術の指導法
審判法①(レフリー)
審判法②(ジャッジ、チェアマン)
器具を用いたトレーニング方法・応用①
器具を用いたトレーニング方法・応用②
パートナーを用いたトレーニング方法・応用①
パートナーを用いたトレーニング方法・応用②
国際大会のビデオによる研究(高度な技術①)
国際大会のビデオによる研究(高度な技術②)
国際大会のビデオによる研究(高度な戦術)
国際大会のビデオによる研究(グレコローマンスタイル)
立ち技の技術練習①
立ち技の技術練習②
寝技の技術練習①
寝技の技術練習②
模擬試合および審判
模擬試合および審判
レスリング競技全般に関するディスカッション
− 237 −
科目コード
35202
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
前村 公彦
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義(応用編)では、各種体力要因を効果的に高めるトレーニング手段や、その実施手順、トレーニング計画を作成する上での留意
点など、実際のトレーニング現場を念頭に置いた実践的なトレーニング法、指導法についての理解を深めます。
<授業の到達目標>
個人スポーツ指導理論・実習では、陸上競技の基本的な運動種目(短距離走、長距離走、障害走、跳躍種目、投擲種目)の技能を高め
るとともに、その効果的なトレーニング手段の理解と実践、陸上競技の指導法・研究法を学ぶことを目的とします。
<授業の方法>
実技実習を中心に展開していきますが、配布資料を用いた理論説明のための講義も行います。
<準備学習(予習・復習等)>
参考図書(陸上競技入門)およびルールブックを熟読の上、授業に参加してください。また、トレーニング日記をつけることを義務づ
けします。
<成績評価方法>
技能レベル 50%、レポート 20%、受講態度 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
尾縣 貢「ぐんぐん強くなる!陸上競技」ベースボールマガジン社 1,200円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
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24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
コントロールテスト(1)
コントロールテスト(2)
トレーニング理論(1)
トレーニング理論(2)
走の技術(1)
走の指導法(1)
走の技術(2)
走の指導法(2)
走の技術(3)
走の指導法(3)
跳の技術(1)
跳の指導(1)
跳躍の技術(2)
跳躍の指導(2)
前期の復習
トレーニング理論(3)
トレーニング理論(4)
投の技術(1)
投の指導(1)
投の技術(2)
投の指導(2)
混成競技の技術
混成競技の指導
トレーニング理論(5)
トレーニング理論(6)
後期の復習
コントロールテスト(3)
コントロールテスト(4)
コントロールテスト(5)
授 業 内 容
受講上の注意、授業の進め方、評価について
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力の評価(走能力、跳能力など)
トレーニングの基本的課題と方法に関する講義
トレーニングの実施手順に関する講義
短距離走における合理的な技術の検討
短距離走における効果的な指導の検討
障害走における合理的な技術の検討
障害走における効果的な指導の検討
中・長距離走における合理的な技術の検討
中・長距離走における効果的な指導の検討
水平種目(走幅跳・三段跳)における合理的な技術の検討
水平種目(走幅跳・三段跳)における効果的な指導の検討
垂直種目(走高跳・棒高跳)における合理的な技術の検討
垂直種目(走高跳・棒高跳)における合理的な指導の検討
前期学習内容の確認と復習
トレーニング周期の原理に関する講義
トレーニング計画の立て方に関する講義
サークル種目(砲丸投・円盤投)における合理的な技術の検討
サークル種目(砲丸投・円盤投)における効果的な指導の検討
やり投げにおける合理的な技術の検討
やり投げにおける効果的な指導の検討
混成競技における合理的な技術の検討
混成競技における効果的な指導の検討
陸上競技におけるタレント発掘のあり方に関する講義
ジュニア競技の育成に関する講義
後期学習内容の確認と復習
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力の評価(走能力、跳能力など)
1年を通じてのコントロールテストの分析・解釈
− 238 −
科目コード
35202
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
平田 佳弘
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、全日本剣道連盟の試合及び審判規則に則った正しい剣道について理解を深め、基本練習や応用的な練習を行う。そのなかで、
基本技術を練磨し、指導者となった時に理論だけでなく、立派な示範もできたり、技術レベルに応じた段階的な指導ができる実践力を
養うことを目的とする。
<授業の到達目標>
剣道指導者として、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人に対して、またそれぞれの年齢の初心者、中級者、熟練者に対して、そ
の集団の技量に応じた段階的な指導を、理論的に実践的にできるようになることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に進める。
<準備学習(予習・復習等)>
剣道指導要領(全日本剣道連盟)を熟読しておくこと。
<成績評価方法>
受講態度 40%、実技試験 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
全日本剣道連盟(2012.1.1)「剣道指導要領」財団法人全日本剣道連盟 2,800円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
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22
23
24
25
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28
29
30
テーマ
授業内容の説明
基本動作(1)
基本動作(2)
基本動作(3)
基本動作(4)
基本動作(5)
基本動作(6)
応用技能(1)
応用技能(2)
応用技能(3)
応用技能(4)
試合(1)
試合(2)
試合(3)
試合(4)
試合(5)
試合(6)
試合(7)
試合(8)
日本剣道形(1)
日本剣道形(2)
日本剣道形(3)
日本剣道形(4)
日本剣道形(5)
日本剣道形(6)
日本剣道形(7)
日本剣道形(8)
総括(1)
総括(2)
総括(3)
授 業 内 容
授業全般の説明と注意
姿勢と中段の構え
足さばき
素振り(上下振り、正面素振り、左右面素振り)
基本打突(面、胴、小手、突き)
切り返しを行う時の留意点
切り返しの打ち方受け方
しかけ技、出ばな技、引き技
二、三段の技、かつぎ技、捲き技
すり上げ技、打ち落とし技
返し技、抜き技
試合の必要性、試合に対する心構え
試合規則・審判法
試合者及び審判の実践、実際に試合を行う
試合進行上の留意点
さまざまな形式で試合を行う、個人試合
団体試合
勝ち抜き試合
紅白試合
日本剣道形一本目
日本剣道形二~三本目
日本剣道形四本目~五本目
日本剣道形六本目~七本目
日本剣道形(小太刀)一本目
日本剣道形(小太刀)二本目
日本剣道形(小太刀)三本目
日本剣道形のまとめ
総合練習1
総合練習2
総合練習3
− 239 −
科目コード
35202
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
小澤 尚子
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
基礎ステップやリズム練習、即興表現を通してダンスの基礎的な技能を習得する。また、グループでの小作品づくり、観賞を通して、
自己表現の可能性を拡げ、ダンスの要素である「踊る、創る、観る」力をバランス良く養う。また、舞台を上演するための制作的な仕
事について理解、習得することを目的とする。
<授業の到達目標>
作品創作の実践を通して、テクニカル的な要素(照明、音響、舞台美術等)、制作的な作業を含めた総合芸術としての舞踊作品を成立
させるために必要なプロセス、要素を検証し、総合芸術としての舞踊作品を上演するために必要な職業的知見を獲得することを到達目
標とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していく。
<準備学習(予習・復習等)>
毎回の授業時に適宜連絡する。
<成績評価方法>
授業態度 50%、毎時の授業記録と技能 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
適宜、資料を配布する。
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
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19
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22
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26
27
28
29
30
オリエンテーション
制作について
テクニカルシートの書き方(照明、音響プラン)
身体練習1 基礎技術の確認
身体練習2 コンビネーション(脚上げ)
身体練習3 コンビネーション(ターン)
身体練習4 コンビネーション(ジャンプ)
身体練習5 コンビネーション(その他)
習作 グループワーク1(モチーフ)
習作 グループワーク2(フレーズ)
習作 グループワーク3(イメージ)
発表・再検討
グループワーク・踊り込み練習
発表・評価
ビデオ鑑賞、前期の感想、反省等
舞踊の種類と運動の特性1(前期振り返り)
舞踊の種類と運動の特性2(身体練習)
表現体としての身体とそのメカニズム
ダンス作品の創作・振付1(モチーフ)
ダンス作品の創作・振付2(フレーズ)
ダンス作品の創作・振付3(イメージ)
ソロ作品を創作(1)
ソロ作品を創作(2)
ソロ作品を創作(3)
ソロ作品を創作(4)
踊り込み・吟味
作品の発表・合評1
作品の発表・合評2
作品の発表・合評3
今後の課題と構想
授 業 内 容
講義のルール、概要の説明など
舞台上演法の授業の進め方について
テクニカルシートの書き方(照明、音響プラン)
基礎技術
脚上げの基礎技術
ターン系の基礎技術
ジャンプ系の基礎技術
その他の動きの基礎技術
グループに分かれ、動きを考案(モチーフ)
グループに分かれ、動きを考案(フレーズ)
グループに分かれ、動きを考案(モチーフ)
改善する箇所を相談し、修正する
複数回練習し、考案したフレーズをよりスムーズにする
発表、評価を通して、動きの習熟度を確認
ビデオ鑑賞、前期の感想、反省等を通して動きの習熟度を確認
とりあげる舞踊運動から運動の特性やメカニズムを説明
とりあげる舞踊運動から運動の特性やメカニズムを説明
表現体としての踊るからだのメカニズムについて確認
ダンス作品の創作・振付としてのモチーフの概要
ダンス作品の創作・振付としてのフレーズの概要
ダンス作品の創作・振付としてのイメージの概要
ソロ作品を創作し、動きと作品性について深める
ソロ作品を創作し、動きと作品性について深める
ソロ作品を創作し、動きと作品性について深める
ソロ作品を創作し、動きと作品性について深める
踊り込みをおこない、より作品性を問う
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
今後の課題を発見し、実現するための構想を練る
− 240 −
科目コード
35203
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
山本 孔一
2
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの操作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。
<授業の到達目標>
ソフトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作り
を行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努め
ることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドにて実習し、バティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
1~10
テーマ
ソフトボールの技術と指導法
授 業 内 容
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
(応用編 中級レベル)
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
投球の応用技術 投球モーションのフォームと特徴
投球の応用技術 投球モーションのフォームと特徴
守備の応用技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
守備の応用技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
打撃の応用技術
打撃の応用技術
バントの応用技術
バントの応用技術
11~20
集団技能の理解
試合形式で守備・攻撃側の技術確認
21~26
総合的ゲーム展開
ゲームの中で課題を見つけ、それを克服するための練習方法を考察
27~28
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
29~30
守備系実技テスト
試合形式でポジション別テスト
− 241 −
科目コード
35203
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
西村 信紀
2
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの操作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。
<授業の到達目標>
ソフトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作り
を行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努め
ることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドにて実習し、バティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
1~10
テーマ
ソフトボールの技術と指導法
(応用編 中級レベル)
授 業 内 容
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
〃
投球の応用技術 投球モーションのフォームと特徴
〃
守備の応用技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
〃
打撃の応用技術
〃
バントの応用技術
〃
走塁の応用技術
11~20
ソフトボールの技術と指導法
試合形式で守備・攻撃側の技術確認
21~26
総合的ゲーム展開
ゲームの中で課題を見つけ、それを克服するための練習方法を考察
27~28
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
29~30
守備系実技テスト
試合形式でポジション別テスト
− 242 −
科目コード
35203
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
野村 昭彦
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
チームスポーツに関わる多くの局面について観察し、文献・資料などからチームスポーツに関わる基礎的な知識を得る。その上で、現
場において指導を行うという観点から、基礎体力を身につけ、応用的な実技習得も含め、実践的な指導法について学習する。
<授業の到達目標>
反復練習により必要な基礎体力、応用的な技術力、ゲーム力を身につけ技術練習の方法、種類を知り、実施する。またチーム練習によ
り連携・情報伝達を円滑に行い、チームとしての協調性を養う。
<授業の方法>
実習形式で行う。講義、映像教材を用いての分析・解説も行う。
<準備学習(予習・復習等)>
各自の課題解決に取り組む。
<成績評価方法>
クラブ活動の参加、練習態度などを総合的に判断して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
西大立目 永(1995.12.10)「必携野球の審判法」大修館書店 2,600円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
チームスポーツの特性
ウォーミングアップ
ウォーミングアップ
基礎技術1
基礎技術1
基礎技術2
基礎技術2
基礎技術3
基礎技術3
基礎技術4
基礎技術4
基礎技術5
基礎技術5
基礎技術6
基礎技術6
基礎技術6
基礎技術7
基礎技術7
基礎技術8
基礎技術8
基礎技術8
基礎技術9
審判法
ゲーム形式1
ゲーム形式2
リーグ戦
トーナメント戦
到達度の確認
総括
授 業 内 容
服装、心構え、評価などの説明
授業内容、映像教材視聴
ストレッチ、ボディコントロール
ランニング、体幹トレーニング
キャッチボール(スナップスロー)
キャッチボール(ランニングスロー)
ゴロ捕球(基本姿勢、ハンドリング)
ゴロ捕球(逆シングル)
フライ捕球(基本姿勢、ハンドリング)
フライ捕球(ランニングキャッチ)
投手の技術(ストレート)
投手の技術(変化球)
捕手の技術(ワンバン捕球)
捕手の技術(バント処理)
内野手の技術(牽制)
内野手の技術(ダブルプレー)
内野手の技術(バント処理)
外野手の技術(中継へのスローイング)
外野手の技術(ダイレクト返球)
走塁(バントのケース)
走塁(ヒットエンドランのケース)
走塁(スチール)
ベースコーチ(判断・指示)
ルール・審判講習
試合(シートバッティング)
試合(紅白戦)
試合・運営方法の学習
試合・運営方法の学習
レポート作成
ルール、技術、指導理論、審判法
− 243 −
科目コード
35203
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
西口 聡
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義においては、ラグビーのルールやハンドリング・キッキング・モール・ラック・スクラム・ラインアウトなどの基本技術(テクニッ
ク・スキル)やフィットネスの幅広い知識を教授するとともに、個人的技能のスキルアップからユニットスキル・チームスキルの習得
へと展開する。
<授業の到達目標>
最終的にはゲーム形式でラグビーを実施することを目的とし、その上で現場において指導を行うという観点から、競技の特性や選手の
能力、安全対策、戦略の実践指導について理解を深めさせることを目的とする。
<授業の方法>
実技学習ではグループに分け、(1)グリッドシステム(2)チャンネルシステム(3)視聴覚機器(4)講義を取り入れて学習する。
<準備学習(予習・復習等)>
適宜紹介及び配布したテキストの熟読並びに理解を促す。
<成績評価方法>
受講態度(積極性・協調性・相互促進性など)30%、基本的技能の発達 40%、実技テスト 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
ガイダンス
フィットネス(1)
フィットネス(2)
個人スキル(パス・ハンドリング) ①
個人スキル(パス・ハンドリング) ②
個人スキル(パス・ハンドリング) ③
個人スキル(キッキング・練習・指導法)Ⅰ
個人スキル(キッキング・練習・指導法)Ⅱ
個人スキル(キッキング・練習・指導法)Ⅲ
コンタクトプレー(1)
11
コンタクトプレー(2)
12
コンタクトプレー(3)
13
コンタクトプレー Ⅰ
14
コンタクトプレー Ⅱ
15
コンタクトプレー Ⅲ
16
ミニゲーム(1)
17
ミニゲーム(2)
18
ミニゲーム(3)
19
スクラムの組み方(FW) Ⅰ
20
スクラムの組み方(FW) Ⅱ
21
スクラムの組み方(FW) Ⅲ
22
23
24
25
26
27
28
29
30
ラインアウト(FW) Ⅰ
ラインアウト(FW) Ⅱ
ラインアウト(FW) Ⅲ
ユニットスキル(1)
ユニットスキル(2)
ユニットスキル(3)
ゲームを楽しむ Ⅰ
ゲームを楽しむ Ⅱ
ゲームを楽しむ Ⅲ
授業のねらいと評価方法や履修にあたっての諸注意
サーキットトレーニング
ウエイトトレーニング(ボディーバランス)
フラットパス・スピンパス
ホップパス・ガットパス
スクリーンパス(ハンドリングの役目とキーファクター・指導法)
プレースキック・ドロップキック
パントキック・グラバーキック
ドリブル(キックの目的と種類・指導法)
コンタクトプレーにおいての重要性・危険性・安全対策を理解させ個人のスキルアッ
プを図る(タックル)
コンタクトプレーにおいての重要性・危険性・安全対策を理解させ個人のスキルアッ
プを図る(クラッシュ)
コンタクトプレーにおいての重要性・危険性・安全対策を理解させ個人のスキルアッ
プを図る(ボディーコントロール)
グリッドを使いモールの基本体系・構造を理解させ練習(モールにおけるキーファク
ター)
グリッドを使いラックの基本体系・構造を理解させ練習(ラックにおけるキーファク
ター)
グリッドを使いモール、ラックの基本体系・構造を理解させ練習(モール・ラックにお
けるキーファクター)※まとめ
ミニゲームを通じ個人スキル・ユニットスキルの確認、分析、対策、戦略をディスカッ
ションさせる (1)
ミニゲームを通じ個人スキル・ユニットスキルの確認、分析、対策、戦略をディスカッ
ションさせる (2)
ミニゲームを通じ個人スキル・ユニットスキルの確認、分析、対策、戦略をディスカッ
ションさせる (3)
スクラムの正しい組み方・構造を理解させる(キーファクター)フット・ポジション、ス
ナップショブ、ロッキング、メカニック・安全 Ⅰ
スクラムの正しい組み方・構造を理解させる(キーファクター)フット・ポジション、ス
ナップショブ、ロッキング、メカニック・安全 Ⅱ
スクラムの正しい組み方・構造を理解させる(キーファクター)フット・ポジション、ス
ナップショブ、ロッキング、メカニック・安全 Ⅲ
ラインアウトの仕組みを理解させる(キーファクター)
スローイング・キャッチ・リフトアップ・ジャンパー練習
サポートプレー・バリエーションを考える(実践練習)
各チームにさまざまなバリエーションプレーを考えさせ練習させる (1)
各チームにさまざまなバリエーションプレーを考えさせ練習させる (2)
各チームにさまざまなバリエーションプレーを考えさせ練習させる (3)
チームの練習成果を試す(個人スキル・ユニットスキル・チームスキル)Ⅰ
チームの練習成果を試す(個人スキル・ユニットスキル・チームスキル)Ⅱ
チームの練習成果を試す(個人スキル・ユニットスキル・チームスキル)Ⅲ ※まとめ
− 244 −
科目コード
35203
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
降屋 丞
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
サッカーは世界で一番盛んなスポーツと言われている。それは、ボール1つあれば「いつでも・どこでも・誰とでも」プレーができる
極めてシンプルなスポーツだからである。そのサッカーに対する理解を深めていく。
<授業の到達目標>
サッカーの技術・戦術の練習法を学び、またその指導法についても学ぶ。ルールやゲーム分析についても学び、サッカーに対する総合
的な理解を深める。
<授業の方法>
主に実技を中心に進めるが、資料・映像等も活用し講義授業も行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に紹介するサッカーの技術・戦術・指導に関する書籍・DVDを参照し予習・復習にあてる。
<成績評価方法>
技術・戦術・ゲーム理解度 80%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
サッカーの特性と歴史
現代サッカーの特徴
コーチングの基礎(1)
コーチングの基礎(2)
コーチングプラン(1)
コーチングプラン(2)
コーチングプラン(3)
コーチングプラン(4)
コーチングプラン(5)
コーチングプラン(6)
コーチングプラン(7)
テクニックの指導(1)
テクニックの指導(2)
テクニックの指導(3)
ボールポゼッションの指導(1)
ボールポゼッションの指導(2)
個人戦術の指導(1)
個人戦術の指導(2)
グループ戦術の指導(1)
グループ戦術の指導(2)
グループ戦術の指導(3)
戦術の指導(1)
戦術の指導(2)
ゲームのコーチング(1)
ゲームのコーチング(2)
ゲームのコーチング(3)
選手の評価
コーチングの評価(1)
コーチングの評価(2)
授 業 内 容
授業内容の説明、導入
サッカーの概要と歴史、ルールの変革
世界のサッカーの傾向と特徴
選手とのコミュニケーション
選手のモチベーションを高める
シーズン全体のプランニング
シーズンに向けてのプランニング
シーズン中の中期的プランニング
シーズン中の月間プランニング
シーズン中の週間プランニング
トレーニングプラン
オフシーズン中のプランニング
ボールタッチ、ボールコントロールの指導
各種キック、トラップの指導
ドリブル、フェイントの指導
3対1、4対1、4対2などのボールポゼッションの指導
6対4、7対4などのボールポゼッションの指導
個人の守備戦術の指導
個人の攻撃戦術の指導
2対1、2対2の指導
3対2、3対3の指導
4対3、5対4の指導
守備戦術の指導
攻撃戦術の指導
ゲームの準備
ゲーム中の状況分析
映像を使ったゲーム分析
選手を評価する項目
プログラムの評価
指導実践の評価
− 245 −
科目コード
35203
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
佐藤 正敏・前田 誠一
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義は、非常にスピーディーで、より戦略的な現代ハンドボールの特徴を踏まえ、専門的知識と実践力を身につけた指導者の養成を
行う。
<授業の到達目標>
現代のハンドボールにおいて必要となるより発展的な技術・戦術、ゲームのあらゆる局面における様々な戦術システム、及びゲームに
おけるその戦術的な活用について理解すること
<授業の方法>
理論説明の為の講義、ビデオを用いての分析・解説、及び実技の実習形式で行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に紹介するハンドボール指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。
授業ノートを作り、その日に行ったこと、ポイント、感想などを記入していく。なお、授業ノートは定期的に集め、内容をチェックする。
<成績評価方法>
授業態度 50%、技術・戦術遂行能力・運動学習能力 30%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
笹倉清則(2003)「Tactics of Handball in The World」財団法人ハンドボール協会 2,100円
酒巻清治(2012)「基本が身につく ハンドボール 練習メニュー200」池田書店 1,620円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
ガイダンス
競技特性
ゲームとルール
ゲームの局面構造(1)
ゲームの局面構造(2)
攻撃の個人技術(1)
攻撃の個人技術(2)
防御の個人技術(1)
防御の個人技術(2)
対人技術・戦術(1)
対人技術・戦術(2)
攻撃の基礎戦術システム(1)
攻撃の基礎戦術システム(2)
防御の基礎戦術システム(1)
防御の基礎戦術システム(2)
速攻の基礎戦術システム(1)
速攻の基礎戦術システム(2)
戻りの防御の基礎戦術システム(1)
戻りの防御の基礎戦術システム(2)
攻撃コンビネーション(1)
攻撃コンビネーション(2)
防御コンビーション(1)
防御コンビーション(2)
攻撃トレーニング(1)
攻撃トレーニング(2)
授業のねらいと評価方法や履修にあたっての諸注意
競技の成り立ちの説明と原始的なゲームや簡易ゲーム
ルールの理念及びルールからみた競技特性
セットの攻撃⇒戻りの防御⇒セットの防御⇒速攻の理解(1)
セットの攻撃⇒戻りの防御⇒セットの防御⇒速攻の理解(2)
パス、シュート、フェイント(1)
パス、シュート、フェイント(2)
タックル、キャッチ&ウォーク、シュートブロック(1)
タックル、キャッチ&ウォーク、シュートブロック(2)
1対1状況での攻撃及び防御(1)
1対1状況での攻撃及び防御(2)
ポジションプレー、ポジション・システムチェンジプレー(1)
ポジションプレー、ポジション・システムチェンジプレー(2)
6・0防御、5・1防御、3・2・1防御(1)
6・0防御、5・1防御、3・2・1防御(2)
1次速攻、2次速攻、3次速攻(1)
1次速攻、2次速攻、3次速攻(2)
相手の速攻に対する防御システム(1)
相手の速攻に対する防御システム(2)
2対1、2対2、3対2、3対3、4対3、4対4(1)
2対1、2対2、3対2、3対3、4対3、4対4(2)
1対2、2対2、2対3、3対3、3対4、4対4(1)
1対2、2対2、2対3、3対3、3対4、4対4(2)
攻撃テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て(1)
攻撃テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て(2)
26
27
28
29
30
防御トレーニング(1)
防御トレーニング(2)
速攻トレーニング
戻りの防御トレーニング
総まとめ
防御テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て(1)
防御テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て(2)
速攻テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て
戻りの防御テーマに基づく個人技術からシステムまでの組み立て
各局面での組み立てを意識したゲーム
− 246 −
科目コード
35203
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
村田 昭三
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
バレーボールの合理的実践を通して、身体や身体運動についての幅広い知識を獲得するとともに、バレーボールに関わる多くの局面(バ
レーボールの特異性、ゲームにおけるポジショニングの技術と適応性等)について観察し、それぞれの事象について考察、ディスカッ
ション等をおこなうことを通じてバレーボールに関する実践的な知識を得る。その上で、現場において指導を行うという観点から、競
技特性や選手の競技能力に対応できうる実践的な指導・研究法について理解を深めることを目的として授業を展開する。
<授業の到達目標>
応用練習を繰り返し、各ポジションの役割を果たし、個々の技能やチームプレーの向上を図りながら、バレーボールの特性を理解しつ
つ自発的に授業を運営する資質や社会性を身に着けることを目標とする。
<授業の方法>
基本的に実習形式で行うが、理論説明の為の講義、ビデオ等を用いての分析・解説を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
DVD一柳昇のバレーボールスタイルを見る。ルールブックを熟読する。
<成績評価方法>
技能(到達度・進歩度)50%、筆記試験(技術、ルール、身体運動の理論等)30%、受講態度(積極性、協調性、相互 促進性など)
20%
<教科書>
特になし
<参考書>
米山一朋 著(2010.1)「考える力を身に着けるバレーボール練習法」池田書店 1,620円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
運動能力テスト
バレーボールのトレーニング法(1)
バレーボールのトレーニング法(2)
基本技能(1)
基本技能(2)
集団での動きづくり(1)
集団での動きづくり(2)
フォーメーション(1)
フォーメーション(2)
コンビネーション(1)
コンビネーション(2)
コンビネーション(3)
コンビネーション(4)
コンビネーション(5)
コンビネーション(6)
コンビネーション(7)
コンビネーション(8)
チーム対抗戦Ⅰ(1)
チーム対抗戦Ⅰ(2)
チーム対抗戦Ⅰ(3)
チーム対抗戦Ⅰ(4)
ゲーム分析・研究
チーム練習(1)
チーム練習(2)
チーム練習(3)
チーム練習(4)
チーム対抗戦Ⅱ(1)
チーム対抗戦Ⅱ(2)
チーム対抗戦Ⅱ(3)
授 業 内 容
履修上の諸注意
運動能力テスト・バレーボールの技能に関わる体力診断テスト
初動負荷を用いたトレーニングおよびその指導法
バレーコートを利用したトレーニング及びその指導法
1対1のレシーブ、スパイク練習、パスコントロール、スパイク、ブロック
センターセミを利用したスパイク、ブロック練習
集団としてのレシーブ、スパイク・4人による6人制の動きづくり
4人による6人制フォーメーションの動きづくり
ゲームづくりとフォーメーションの説明、フォーメーション定着練
フォーメーションの定着練習
チーム(集団)による攻防と守備練習、コンビネーション攻撃とサインプレイ
スパイクボールからのコンビネーション、センター・レフト練習
チャンスボールからのコンビネーション、センター・ライト練習
スパイクボールからのコンビネーション、センター・ライト練習
チャンスボールからのコンビネーション、レフト・ライト練習
スパイクボールからのコンビネーション、レフト・ライト練習
チャンスボールからのコンビネーション、三ヶ所同時練習
スパイクボールからのコンビネーション、三ヶ所同時練習
コンビネーション、クイック・平衡だけを用いた対抗戦(4対4)
コンビネーション、クイック・平衡だけを用いた対抗戦(6対6)
三ヶ所コンビネーションを用いた対抗戦(4対4)
三ヶ所コンビネーションを用いた対抗戦(6対6)
ビデオ等を用いてチーム対抗戦におけるゲーム分析・討論
ゲーム分析の結果を踏まえてのチーム練習
ビデオ分析の結果を踏まえたコンビネーション練習
ビデオ分析の結果を踏まえたサーブ反復練習
ビデオ分析の結果を踏まえた,4対4確認練習
パス、トス、(スタート時と比べて進歩しているか)
スパイク、ブロック、サーブ(スタート時と比べて進歩しているか)
公式試合形式にての対抗戦
− 247 −
科目コード
35203
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅱ
(応用)
担当者名
知花 武彦
配当年次
2
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
国内外の大会やビデオ教材等を通じ、チームスポーツに関わる多くの局面について情報を収集。
チームスポーツの捉え方や人材育成につながる手法・手段を学ぶ。
<授業の到達目標>
基礎的ルールおよびスポーツそのものが持つ意義、安全と楽しみを共有し、自他共に展開できる。
<授業の方法>
実習形式が基本。
映像解説や他競技とのベンチマークを織り交ぜて展開。
年間を通じPDCAのサイクルを導入する。
<準備学習(予習・復習等)>
バスケットボールの基礎的ルールの把握。
ファンダメンタルの自主考察。
<成績評価方法>
技能 60%、レポート 20%、受講態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
授 業 内 容
授業内容の説明と導入
学生競技における計画立案
準備期
実行
年間計画と目的意識の明確化
ピリオターゼーションの導入
チームリソーセスの現状把握とあるべき姿の明確化
課題の洗い出しと目標の設定 実施事項の優先順位づけ。 大会に向けてのプ
ランニング。
大会前後、期間中の取組み
大会や遠征の段取り 遠征に関わるリスクマネジメント。 大会におけるパ
フォーマンスの考察。
点検
大会後の反省と点検 計画に対する実行とその評価。 改善分野、事項の洗い
出しと絞り込み。 行動力を生みだすモチベーションについて。
組織的課題と個人の課題
組織的課題と個人的課題の区分けとアプローチ
対策立案
対処と対策の違い。 有効性、期待効果の予測について。
団体・組織の団結について
「個」ではなく「チーム」を考える。
チーム一丸となった行動
対策立案を大きな力で動かす。
意欲と日々の変化
体調や心の変化を観察し、バーンアウトのトラブルを避ける。
リフレッシュのタイミング
リフレッシュの必要性と効果的な取り方について。
ベンチマーク
他競技と自クラブの比較。 ベンチマークの必要性について。
理想像とのベンチマーク
心技体の各要素をトップチームと比較する
アンダーカテゴリーとの交流
中高生、小学ミニといった競技者との接し方について ニーズの汲み取り方、
指導内容の伝え方を工夫する。
コミュニケーション
コミュニケーションの必要性について
コミュニケーションスキル
コーチング手法の有用性について
競技外環境
生活習慣、学内生活との関連について
競技を通した人間形成・育成について
生活信条・規範の定め。 体育会、五訓の取組みについて。
障害と傷害
怪我、病気、慢性的なトラブルについて。 食生活、睡眠、ストレス、コンディ
ショングを考察。
ストレングス
ウエイトトレーニングの必要性について 考え方と実践。
競技特性に応じたトレーニング
筋肥大、筋持久力、瞬発力、跳躍力、心肺機能の強化について 現状把握の取
り方および到達目標の定め方。 内容構成、実施時期、質量設定を考える。
補助的トレーニング
アウターマッスルとインナーマッスルの違いと役割について
バスケットボールにおけるファンダメンタル シュートについて 入るシュート、使えるシュートを定義づける。
ファンダメンタル②
ドリブルの有用性・必要性について 移動する、抜く、守るを使い分ける。
ファンダメンタル③
パスの有用性と必要性について パスの種類やタイミング、受けてと出し手の
関係を理解する。
チームでの攻撃
ファンダメンタルの積み重ねと展開がチームの攻撃につながることを理解する。
攻撃に工夫を凝らす
スペーシング(位置)とスクリーンについて 考え方とメリット・デメリット
を理解する。
防御(ディフェンス)
オンボールの守り方 オフボールの守り方 ディフェンス原則をチームでつくる。
ゲームを通して
競技を通して何を学ぶか 競技そのものの魅力、人間関係、挑戦する過程での
困難。 日常生活との関連、将来への紐付けとして考える。
− 248 −
35204
科目コード
授 業
科目名
配当年次
トレーニング論Ⅰ(基礎)
2
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
前村 公彦
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、各種体力要因を効果的に高めるためのトレーニング手段や、その実施手順、作成上の留意点など、実際の
トレーニング現場を念頭においた実践的な体力トレーニング法について説明します。
<授業の到達目標>
本講義では、トレーニングの原理原則を理解し、各種体力要因(持久力、筋力、筋パワーなど)を効果的に高めるため
のトレーニング理論や方法論について知識を深め、さらに、トレーニング効果の評価法や自らのトレーニングをマネー
ジメント(計画・実践・評価)する能力の育成を目的とします。
<授業の方法>
パワーポイントによる講義です。教科書は必要ありません。必要に応じて資料を配布します。
<準備学習(予習・復習等)>
参考図書(トレーニングの科学的基礎)を熟読の上、授業に参加してください。授業の開始10分間で小テストを行います。
<成績評価方法>
定期試験 80%(中間 40%、期末 40%)、受講態度(課題提出状況など)20%
<教科書>
特になし
<参考書>
宮下充正「トレーニングの科学的基礎」ブックハウスHD 2,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
2
トレーニングの基礎的概念①
トレーニングの原理・原則、超回復、期分け
3
トレーニングの基礎的概念②
トレーニングの負荷条件、運動強度の漸増
4
力強さ・ねばり強さとは?
筋線維組成、遺伝、呼吸循環能力、酸素摂取量
5
力強さを鍛える①
筋の収縮様式、筋肥大のメカニズム
6
力強さを鍛える②
ウエイトトレーニング、プライオメトリクス、SSC能力
7
ねばり強さを鍛える①
酸素摂取量、酸素負債量、血中乳酸濃度、運動持続時間
8
ねばり強さを鍛える②
インターバル・サーキット・高所トレーニング
9
中間テスト
8回目までの復習
10
トレーニングの評価①
トレーニング効果の評価法、コントロールテスト
11
トレーニングの評価②
トレーニング効果の評価法、新体力テスト
12
トレーニングマネージメント①
トレーニング計画、長期、中期、短期、期分け
13
トレーニングマネージメント②
自分の年間トレーニング計画を作成しよう!(発表)
14
トレーニングマネージメント③
自分の年間トレーニング計画を作成しよう!(発表)
15
まとめ
これまでの復習
− 249 −
35205
科目コード
授 業
科目名
配当年次
トレーニング論Ⅱ(応用)
3
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
吉岡 利貢
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、トレーニングの基礎的概念をベースに、各種体力(筋力、パワー、持久力など)を効果的に高めるためのトレー
ニング計画を立てる能力を養います。また、トレーニングの成否を判断するための体力の評価法についても学習します。
<授業の到達目標>
各々の課題に応じたトレーニングを計画し、トレーニングの成否を評価する能力を養うことを目標とする。
<授業の方法>
パワーポイントによる講義と受講者による発表・討論を行います。
<準備学習(予習・復習等)>
参考図書(トレーニングの科学的基礎)を熟読の上、授業に参加してください。
<成績評価方法>
レポート 70%、受講態度(課題提出状況など)30%
<教科書>
特になし
<参考書>
宮下充正「トレーニングの科学的基礎」ブックハウスHD 2,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
2
トレーニングの基礎的概念①
トレーニングの原理・原則、量・強度・質のとらえ方
3
トレーニングの基礎的概念②
トレーニングの分類、負荷特性
4
力強さを高めるためのトレーニング
最大筋力、筋肥大、レジスタンストレーニング
5
力強さを持続するためのトレーニング
筋持久力、サーキット・トレーニング
6
ねばり強さを高めるためのトレーニング
最大酸素摂取量、LT、インターバル・トレーニング
7
トレーニングの順序・組み合わせ
コンカレント・トレーニング、クロス・トレーニング
8
トレーニングと環境
寒冷、暑熱、高地
9
トレーニングと栄養補給
スポーツライフマネジメント、三大栄養素
10
コンディショニングの理論と方法
疲労と体力の関係性、オーバートレーニング症候群
11
トレーニング効果の評価方法(1)ラボテスト
最大酸素摂取量、最大筋力、各種跳躍能力の測定と評価
12
トレーニング効果の評価方法(2)フィールド
筋力、パワーおよび跳躍能力の測定と評価
テスト
13
トレーニング計画の作成(1)陸上競技
課題設定と達成のための計画づくり
14
トレーニング計画の作成(2)球技
課題設定と達成のための計画づくり
15
トレーニング計画の作成(3)武道
課題設定と達成のための計画づくり
− 250 −
科目コード
35206
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツバイオメカニクスⅡ
(応用)
担当者名
藤井 宏明
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツバイオメカニクスは力学、生理学、解剖学などの基礎知識を応用して身体運動の仕組みをよりよく理解するた
めの応用学である。本授業においては、スポーツバイオメカニクスⅠ(基礎)で勉強した知識をもとに、競技スポーツ
や発育発達のバイオメカニクスを題材として、運動力学的な観点から動作を評価する方法および指導への介入方法に関
するテーマを中心に取り上げる。そして、実際に動作を分析・評価することで、スポーツパフォーマンスを向上させる
ためのバイオメカニクス的な基礎知識を深めることを目的とする。
<授業の到達目標>
スポーツ現場でバイオメカニクス的な評価方法を用いて、実際の選手の動きを分析・評価できるようになることを目標
とする
<授業の方法>
主にパワーポイントを使用した講義形式です。必要に応じて資料を配布します。なお、パソコンを使用することがある
ため、ノートパソコンを持っていることが望ましい。
<準備学習(予習・復習等)>
予習の必要はありません。学習内容を、教科書・参考書によって復習すること。
<成績評価方法>
授業時に行う小レポートと最終レポートの結果を総合して評価します。評価配点は、授業態度 30%、レポート 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
阿江通良・藤井範久「スポーツバイオメカニクス20講」朝倉書店 3,000円
金子公宥「スポーツバイオメカニクス入門-絵で見る講義ノート」杏林書院 2,520円
深代千之 他「スポーツ動作の科学」東京大学出版会 2,400円
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
スポーツバイオメカニクスとスポーツパ スポーツバイオメカニクスと動きの評価との関係性について
フォーマンス
2
力学の基礎(キネマティクス)
並進・回転運動について
3
力学の基礎(キネティクス)
関節にかかる力・トルクに関して
4
データの収集方法(時間の計測)
画像から時間を計測する方法
5
データの収集方法(動作分析の方法)
2次元・3次元動作分析について
6
データの収集方法(筋活動)
EMGについて
7
“動き”と骨格筋
身体運動からみた骨格筋の役割について
8
歩行・走動作(歩・走の仕組み)
運動力学的にみた歩行と走動作について
9
歩行・走動作(一流アスリート走動作)
速く走るための動作技術について
10
歩行・走動作(発育と走動作)
発育発達からみた歩行および走動作について
11
跳躍動作(跳ぶ仕組み)
12
跳躍動作(発育と跳躍動作)
発育発達からみた跳躍動作について
13
投動作(投げる仕組み)
ボール速度を高めるための動作技術について
14
投動作(発育と投動作)
発育発達からみた投動作について
15
定量的データを用いた運動の評価と指導法
これからのスポーツバイメカニクスにおける研究課題
“高く”“遠く”に跳ぶための動作技術について
− 251 −
科目コード
35207
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ心理学
担当者名
崔 回淑
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ活動には、種々の側面から心の関与が認められる。そのことからスポーツ心理学の研究領域ではスポーツ活動
で生じる現象を対象に、心理学的手法によりそのメカニズムの解明を行っている。本講義では、スポーツ心理学に関す
る基礎知識とともにスポーツ心理学の代表的な理論やトピックスについて解説する。なお、スポーツの現場で直面する
問題と関連させながら、実践に役立つ知見を最新の研究動向を交えて講義することで、受講生が今後の競技活動や教育
活動に活用できることをねらいとする。
<授業の到達目標>
スポーツ心理学の基礎的な理論と実践・応用の仕方を理解し、スポーツ場面で起こる心理的な問題に対処できる。
<授業の方法>
各テーマに沿った内容を資料やパワーポイントを用いて解説する。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時間に配布する資料や参考書などを熟読し、授業の理解を深める。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 30%、レポート作成 30%、定期試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
海保博之 監修「ポジティブマインド」新曜社 2,100円
中込四郎他 共著「スポーツ心理学-からだ・運動と心の接点-」培風館 2,520円
中込四郎他 編著「よくわかるスポーツ心理学」ミネルヴァ書房 2,520円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ心理学とは
研究対象と方法、心と身体
2
運動の学習と指導
運動学習のメカニズム、効率の良い運動指導
3
スポーツと動機づけ
動機づけ、原因帰属、自己効力感、達成目標
4
競技の心理(1)
あがる心理とその対策
5
競技の心理(2)
青年期とスポーツ
6
競技の心理(3)
タレント発掘
7
競技の心理(4)
アスリートの心理サポート
8
メンタルトレーニング(1)
メンタルトレーニングの理論と実際①
9
メンタルトレーニング(2)
メンタルトレーニングの理論と実際②
10
スポーツ臨床(1)
スポーツカウンセリング
11
スポーツ臨床(2)
スポーツ傷害と心理
12
スポーツ臨床(3)
心因性動作失調
13
スポーツ臨床(4)
アスリートのバーンアウト
14
スポーツと指導者
リーダーシップ、コーチングの心理、指導者の葛藤
15
まとめ
授業の振り返り
− 252 −
科目コード
35208
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ情報戦略論
担当者名
大塚 敏弘
2
配当年次
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
情報化社会と呼ばれる今日、新聞、雑誌、書籍、テレビ等多くのメディアから様々な情報が発信されている。その中か
ら必要な情報を探し出し、分析を行い、現場で活用をするためにはどのようにすればよいのか。このことは、スポーツ
に界においても同様であろう。本講義ではスポーツにおける「情報」について取り上げ、スポーツ現場における情報の
収集・加工・分析の方法論、また競技力向上のための「情報」の活用法について学ぶことで、情報をスポーツフィール
ドに還元できる「スポーツ・アナリスト」の養成を目指す。
<授業の到達目標>
スポーツをキーワードとして、現場で動きや戦術を分析するできるようになることと、その知見を選手にわかりやすく
説明するための資料作成ができるようになることを目標とする
<授業の方法>
主にパワーポイントを用いた講義だが、題材に関するグループディスカッションも行う。なお、パソコンを使用するこ
とがあるため、ノートパソコンを持っていることが望ましい。
<準備学習(予習・復習等)>
予習の必要はない。学習内容を配布された資料を用いて復習すること。
<成績評価方法>
レポートの結果を総合して評価する。評価配点は、出席 60%、レポート(平常点)40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
受講上の注意、評価方法、講義の概要
2
スポーツ情報戦略とは?
歴史的変遷や定義、本質について
3
なぜ今「スポーツ情報戦略」が必要なのか?
スポーツ情報の必要性・原則について
4
スポーツ情報を有効に活用するためには?
スポーツ情報戦略を行うための資質と能力について考える
情報を“収集”する
スポーツフィールドにおける情報の獲得-運動を“計測・撮影”
5~6
する技術について考える。
7~9
情報を“加工”する
撮影した画像・動画を“加工・編集”する技術について学び、
運動の評価法について考える
10~11
情報を“伝える”
獲得した“スポーツ情報”を競技力向上のためにどのように活
用するべきか考える
12~15
情報戦略活動の実際
個人スポーツ・球技スポーツを通じた情報戦略の紹介
− 253 −
科目コード
35209
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ施設・用器具論
担当者名
藤井 宏明
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ活動において欠かすことのできない用器具・施設について、スポーツ種目特性からの活用法を把握し、その機能・
効果に関する知識を深め、スポーツ施設の有効利用と運営管理をするための基礎知識を学習していく。
<授業の到達目標>
スポーツ施設および用器具の特性を理解し、正しい利用法を理解することを目標とする。
<授業の方法>
主にパワーポイントを使用した講義形式です。必要に応じて資料を配布します。
<準備学習(予習・復習等)>
予習の必要はありません。学習内容を配布資料を参考に復習すること。
<成績評価方法>
授業時に行う小レポートと最終レポートの結果を総合して評価します。評価配点は、授業態度 30%、レポート(平常点)
70%
<教科書>
特になし
<参考書>
(財)日本体育施設「屋外体育施設の建設指針」(財)日本体育施設協会
(財)日本体育施設「屋外体育施設のルール」(財)日本体育施設協会
(財)日本体育施設「スポーツ器具の正しい使い方と安全点検の手引き」(財)日本体育施設
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
我が国の体育・スポーツ施設
2
スポーツ事故と用器具・施設
スポーツ事故の発生との関係性について
3
スポーツ用具の歴史
ラケット・バットの歴史
4
スポーツ器具の正しい使い方と安全点検(屋内スポーツ)
器具の点検方法、点検項目について
5
スポーツ器具の正しい使い方と安全点検(屋外スポーツ)
器具の点検方法、点検項目について
6
スポーツ用具の開発(シューズ開発の例)
スポーツシューズ開発の流れについて理解する
7
スポーツ用具の開発(バット・グラブ開発の例)
バット・グラブの開発の流れについて理解する
8
スポーツ現場における環境と整備
スポーツ現場における環境・整備に関する課題
9
スポーツ施設の点検と安全管理(屋内スポーツ)
フロアの管理
10
スポーツ施設の点検と安全管理(屋外スポーツ)
用器具の保管・安全管理、芝の育成・管理
11
フィットネス施設の安全管理(フィットネス機器)
フィットネス機器の正しい使い方と安全点検
12
フィットネス施設の安全管理(フィットネス機器)
フィットネス機器の配置と安全点検
13
教育現場における用器具・施設管理とその現状
高校・中学における用器具管理の実情とその課題
14
スポーツ施設環境の活用と課題(民間スポーツ施設)
施設利用実用例より活用法と課題について学ぶ
15
スポーツ施設環境の活用と課題(公共スポーツ施設)
施設利用実用例より活用法と課題について学ぶ
− 254 −
科目コード
35210
区 分
専門基礎
授 業
科目名
スポーツ装具論
担当者名
早田 剛
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
運動学は、人間の身体運動の構造や性質を、諸原理から選択して、系統的に応用する科学的研究領域である。つまり、
解剖学、生理学、生化学で学んだ人体の構造と機能、働きを理解した上で、身体運動の発現が効率良く連携する仕組み
を学習するものである。また、身体の成長・発達および加齢に伴い変化する運動の様相を観察し、正常な動きを理解し
た上で異常運動を学習する。本講義では、柔道整復師国家試験出題基準に沿って、運動学の目的から四肢と体幹の運動
までを学習する。
<授業の到達目標>
運動学の領域と目的を理解し、身体(骨・関節・筋・神経)の構造や機能についての基本的な知識を復習しながら、身
体運動の分析や解析ができるようになることを目標としている。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布し、講義を進めていく。また、時にグループディスカッションや発表を用いな
がら理解を深めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を熟読し、授業の理解を深める。また小テストや宿題については、教科書だけでなく、関連する解剖学や
生理学の書籍を参考にしながら、理解を深める。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、小テスト・宿題 20%、定期試験 50%
<教科書>
斎藤宏(1993.3)「運動学 第3版」医歯薬出版株式会社 4,200円+税
<参考書>
中島雅美・中島喜代彦 編(2002.7)「PT・OT 基礎から学ぶ運動学ノート」医歯薬出版株式会社 3,800円+税
<授業計画>
回
テーマ
1
1 運動学の目的・2 運動の表し方
2
3 身体運動と力学
授 業 内 容
1_A運動学とは B運動学の領域と目的 C運動のとらえ方、2_
A運動の表示 B関節運動の表示
A身体運動に関する力 B人体における単一機械構造 C運動の法
則 D仕事と力学的エネルギー
3
4 運動器の構造と機能
A骨の構造と機能 B関節の構造と機能 C骨格筋の構造と機能
4
5 神経の構造と機能
A神経細胞 B末梢神経 C中枢神経
5
6 運動感覚
A感覚と知覚 B運動感覚と運動の制御機構
6
7 反射と随意運動
A反射 B連合運動と共同運動 C随意運動
7
8 四肢と体幹の運動(1)
A上肢帯の運動
8
8 四肢と体幹の運動(2)
B肩関節の運動
9
8 四肢と体幹の運動(3)
C肘関節と前腕の運動
10
8 四肢と体幹の運動(4)
D手関節と手の運動1
11
8 四肢と体幹の運動(5)
D手関節と手の運動2
12
8 四肢と体幹の運動(6)
E股関節の運動
13
8 四肢と体幹の運動(7)
F膝関節の運動
14
8 四肢と体幹の運動(8)
G足関節の運動1
15
8 四肢と体幹の運動(9)
G足関節の運動2
− 255 −
科目コード
35301
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
矢野 智彦
3
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
個人スポーツ指導理論・実習Ⅰ~Ⅱで学んだ事をもとに、それぞれの事象についてさらに深く考察を加える。また、自
ら個人スポーツに関わる技術を高める実践を通して、新たな視点に立った指導法について多角的に検討し、個の目的に
応じた指導の実践技能を身につける。同時に、生涯スポーツとの関わりも視野に入れ、自己教育力を高めるための効果
的な指導のあり方について議論を重ね、併せて評価方法についての理解を深めることを目的とした授業を展開する。こ
こでは、柔道を用いて指導する。
<授業の到達目標>
基本となる技を身に付けて柔道を楽しむことができる。
投げる動作を通じて、体さばきや受け身などの基本動作を身に付けている。
固め技の基本動作を身に付けている。
いくつかの基本となる技を身に付けている。
<授業の方法>
教師の師範、板書や資料などを示し、動作や技術の方法を理解させる。教材に関わる情報として参考書や国際大会で収
集した資料を適宜配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書を用いて柔道の技の仕組みを理解する。また、柔道大会等を積極的に観戦する。
<成績評価方法>
授業態度 70%、実技試験 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
柏崎克彦「柔道上達のプロセス」 1,496円
<授業計画>
回
1~2
テーマ
得意技の選び方
授 業 内 容
色々な技の打ち込み方法
(一人打ち込み、二人打ち込み、三人打ち込み、移動打ち込み)
3~10
連絡技
連絡技の掛け
(自分の技から自分の技へ、相手の技から自分の技へ)
11~12
巴投げ
巴投げ、捨て身技の修得
13~14
連絡技
投げ技から抑え技へ
15~20
固め技
下からの攻め方、仰向けの相手の攻め方
21~24
固め技
関節技(腕ひしぎ十字固め、腕がらみ)
25~26
一本背負い
一本背負い(右組から左の技へ)
27~28
そで釣り込み腰
そで釣り込み腰(右組から左の技へ)
29
返し技
つばめ返し、大内返し
30
柔道指導法
柔道のトレーニング法、総括
− 256 −
科目コード
35301
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
嘉戸 洋
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
個人スポーツ指導理論・実習I~Ⅱで学んだ事をもとに、それぞれの事象についてさらに深く考察を加える。同時に、生涯スポーツと
の関わりも視野に入れ、自己教育力を高めるための効果的な指導のあり方について議論を重ね、併せて評価方法についての理解を深め
ることを目的とした授業を展開する。
<授業の到達目標>
自らの個人スポーツ(レスリング)における競技力を高めるために、実践を通して新たな視点に立った指導法について多面的に検討し、
個の目的に応じた実際の指導現場における実践技能を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、ビデオや文献、資料等も活用し、多面的に授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書やビデオを用いてレスリング競技を理解する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 80%、実技技能 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
佐藤 満(2006)「レスリング入門」ベースボールマガジン社 2,100円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
イントロダクション
基本運動
基本動作(1)
応用動作(1)
基本動作(2)
応用動作(2)
基本動作(3)
実践
ビデオ研究(1)
応用技術(1)
応用技術(2)
ビデオ研究(2)
応用技術(3)
応用技術(4)
レスリング競技全般について
専門ウォーミングアップ
立ち技の基本技術
立ち技の応用技術
寝技の基本技術
寝技の応用技術
総合技術
模擬試合(スパーリング)
世界トップ選手の技術を学ぶ(1)
世界トップ選手の技術を実践する(1)
世界トップ選手の技術を実践する(2)
世界トップ選手の技術を学ぶ(2)
世界トップ選手の技術を実践する(3)
世界トップ選手の技術を実践する(4)
15
16
17
18
19
20
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27
28
29
30
実技指導法(1)
レスリングの知識(1)
レスリングの知識(2)
レスリングの知識(3)
レスリングの知識(4)
レスリングの知識(5)
レスリングの知識(6)
レスリングの知識(7)
実技指導法(2)
実技指導法(3)
実技指導法(4)
実技指導法・実践(1)
実技指導法・実践(2)
実技指導法・実践(3)
実技指導法(5)
まとめ
実技指導における留意点等に関するディスカッション
世界のレスリングについて
レスリング競技における傷害について(1)
レスリング競技における傷害について(2)
コンディショニングについて(1)
コンディショニングについて(2)
アンチドーピングについて
レスリング競技全般に関して
実技の指導方法、留意点等について
短期(1回の練習)の指導内容について
長期の指導計画(内容)について
初心者(幼年・小学生)に対する指導法
中級者(中学生・高校生)に対する指導法
上級者(大学生~)に対する指導法
実技指導における留意点等に関するディスカッション
レスリング競技全般に関するディスカッション
− 257 −
科目コード
35301
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
前村 公彦
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義(発展編)では、バイオメカニクス的・運動生理学的手法を用いて、自分の特性(動き、代謝特性など)を把握・改善する能力
を養い、科学的視点を持った競技者さらには、指導者の育成を目的とする。
<授業の到達目標>
人スポーツ指導理論・実習では、陸上競技の基本的な運動種目(短距離走、長距離走、障害走、跳躍種目、投擲種目)の技能を高める
とともに、その効果的なトレーニング手段の理解と実践、陸上競技の指導法・研究法を学ぶことを目的とする。
<授業の方法>
実技実習、配布資料を用いた理論説明、ビデオや分析機器を用いた分析・解析を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
参考図書およびルールブックを熟読の上、授業に参加してください。また、トレーニング日記をつけることを義務づけします。
<成績評価方法>
技能レベル 50%、レポート 20%、受講態度 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
日本陸上競技連盟「陸上競技指導教本」大修館書店 2,100円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
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29
30
テーマ
ガイダンス
コントロールテスト(1)
コントロールテスト(2)
陸上競技を科学する(1)
陸上競技を科学する(2)
測定:短距離種目(1)
測定:短距離種目(2)
測定:中距離種目(1)
測定:中距離種目(2)
測定:長距離種目(1)
測定:長距離種目(2)
分析と評価
陸上競技を科学する(3)
陸上競技を科学する(4)
陸上競技を科学する(5)
前期の復習
測定:短距離種目(1)
測定:短距離種目(2)
測定:障害走(1)
測定:障害走(2)
測定:長距離種目
測定:跳躍種目(1)
測定:跳躍種目(2)
測定:投擲種目
分析と評価(1)
分析と評価(2)
後期の復習
コントロールテスト(3)
コントロールテスト(4)
コントロールテスト(5)
授 業 内 容
受講上の注意、授業の進め方、評価について
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力の評価(走能力、跳能力など)
各種目における生理学的特性に関する講義
測定項目の選定とその測定方法に関する講義と実習
血中乳酸濃度の測定(100m、200m)
血中乳酸濃度の測定(400m)
血中乳酸濃度の測定(800m)
血中乳酸濃度の測定(1500m)
血中乳酸濃度の測定(5000m)
最大酸素摂取量の測定
エネルギー動態からみた各種目における自己能力の分析と評価
各種目に必要とされる「動き」に関する講義
陸上競技とバイオメカニクスに関する講義
バイオメカニクス的手法に関する講義と実習
前期学習内容の確認と復習(レポートの提出)
ビデオを用いての疾走動作の測定と分析(100m)
ビデオを用いての疾走動作の測定と分析(400m)
ビデオを用いての疾走動作の測定(110mH)
ビデオを用いての疾走動作の測定と分析(400mH)
ビデオを用いての疾走動作の測定と分析(5000m)
ビデオを用いての助走・踏切・跳躍動作の測定と分析(走幅跳)
ビデオを用いての助走・踏切・跳躍動作の測定と分析(走高跳)
ビデオを用いての投動作の測定と分析(やり投、砲丸投)
「動き」からみた走種目における自己動作の分析と評価
「動き」からみた跳躍種目における自己動作の分析と評価
後期学習内容の確認と復習(レポートの提出)
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力の評価(走能力、跳能力など)
1年を通じてのコントロールテストの分析・解釈
− 258 −
科目コード
35301
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
平田 佳弘
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、全日本剣道連盟の試合及び審判規則に則った正しい剣道について理解を深め、基本練習や応用的な練習を行う。そのなかで、
基本技術を練磨し、指導者となった時に理論だけでなく、立派な示範もできたり、技術レベルに応じた段階的な指導ができる実践力を
養うことを目的とする。
<授業の到達目標>
剣道指導者として、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人に対して、またそれぞれの年齢の初心者、中級者、熟練者に対して、そ
の集団の技量に応じた段階的な指導を、理論的に実践的にできるようになることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に進める。
<準備学習(予習・復習等)>
剣道指導要領(全日本剣道連盟)を熟読しておくこと。
<成績評価方法>
受講態度 40%、実技試験 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
全日本剣道連盟(2012.1.1)「剣道指導要領」財団法人全日本剣道連盟 2,800円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
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28
29
30
テーマ
剣道稽古の目的と心構え
基本技術の復習(1)
基本技術の復習(2)
基本技術の復習(3)
基本的打突 面・胴・小手・突き(1)
基本的打突 面・胴・小手・突き(2)
基本的打突 面・胴・小手・突き(3)
応用技能(1)
応用技能(2)
応用技能(3)
打ちこみ稽古
振りかぶりを小さく鋭く打ち込む
体当たりを入れて打ち込みを行う
追い込み稽古(1)
追い込み稽古(2)
追い込み稽古(3)
互角稽古(1)
互角稽古(2)
互角稽古(3)
互角稽古(4)
互角稽古(5)
引き立て稽古(1)
引き立て稽古(2)
引き立て稽古(3)
引き立て稽古(4)
引き立て稽古(5)
試合稽古(1)
試合稽古(2)
試合稽古(3)
試合稽古(4)
授 業 内 容
授業内容の説明・オリエンテーション
切り返しについて(1)
切り返しについて(2)
切り返しについて(3)
気・剣・体の一致した技の練習
気・剣・体の一致した技の練習
気・剣・体の一致した技の練習
出ばな技、応じ技(1)
出ばな技、応じ技(2)
出ばな技、応じ技(3)
打ちこみ稽古(大きく面、大きく小手面など)
小さい振りかぶりからの技練習
体当たりで相手を崩しての技練習
基本技術を中心に追い込みを行う(1)
基本技術を中心に追い込みを行う(2)
基本技術を中心に追い込みを行う(3)
互角稽古及び区分稽古を行う(1)
互角稽古及び区分稽古を行う(2)
互角稽古及び区分稽古を行う(3)
互角稽古及び区分稽古を行う(4)
互角稽古及び区分稽古を行う(5)
高段者や有段者に稽古をもらう(1)
高段者や有段者に稽古をもらう(2)
高段者や有段者に稽古をもらう(3)
高段者や有段者に稽古をもらう(4)
高段者や有段者に稽古をもらう(5)
学生主体で試合を運営する(1)
学生主体で試合を運営する(2)
学生主体で試合を運営する(3)
学生主体で試合を運営する(4)
− 259 −
科目コード
35301
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
小澤 尚子
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
基礎ステップやリズム練習、即興表現を通してダンスの基礎的な技能を習得する。また、グループでの小作品づくり、観賞を通して、
自己表現の可能性を拡げ、ダンスの要素である「踊る、創る、観る」力をバランス良く養う。また、作品と音楽、照明の特徴、関連性
について、過去の作品を例に検証しながら、舞台上演の効果についての理解を深めることを目的とする。
<授業の到達目標>
作品創作過程を通して、舞台上演に必要不可欠である衣裳と舞台メークを中心に、役柄との関わり、舞台空間との関わり、照明との関
わりの重要性を理解し、舞踊の舞台で統一のとれた効果的な装いの方法を学ぶことが到達目標である。
<授業の方法>
実技を中心に展開していく。
<準備学習(予習・復習等)>
毎回の授業時に適宜連絡する。
<成績評価方法>
授業態度 50%、毎時の授業記録と技能 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
適宜、資料を配布する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
オリエンテーション
舞踊作品における音響、照明の特徴
舞踊作品における音響、照明の効果
身体練習1 基礎技術の確認
身体練習2 コンビネーション(脚上げ)
身体練習3 コンビネーション(ターン)
身体練習4 コンビネーション(ジャンプ)
身体練習5 コンビネーション(その他)
習作 グループワーク1(モチーフ)
習作 グループワーク2(フレーズ)
習作 グループワーク3(イメージ)
発表・再検討
グループワーク・踊り込み練習
発表・評価
講義のルール、概要の説明など
過去の作品を例に検証
過去の作品を例に検証
基礎技術
脚上げの基礎技術
ターン系の基礎技術
ジャンプ系の基礎技術
その他の動きの基礎技術
グループに分かれ、動きを考案
グループに分かれ、動きを考案
グループに分かれ、動きを確認
改善する箇所を相談し、修正する
複数回練習し、考案したフレーズをよりスムーズにする
発表、評価を通して、動きの習熟度を確認
15
16
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18
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20
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29
30
ビデオ鑑賞、前期の感想、反省等
舞踊の種類と運動の特性1(前期振り返り)
舞踊の種類と運動の特性2(身体練習)
表現体としての身体とそのメカニズム
ダンス作品の創作・振付1(モチーフ)
ダンス作品の創作・振付2(フレーズ)
ダンス作品の創作・振付3(イメージ)
ソロ作品を創作(1)
ソロ作品を創作(2)
ソロ作品を創作(3)
ソロ作品を創作(4)
踊り込み・吟味
作品の発表・合評1
作品の発表・合評2
作品の発表・合評3
今後の課題と構想
ビデオ鑑賞、前期の感想、反省等を通して動きの習熟度を確認
とりあげる舞踊運動から運動の特性やメカニズムを説明
とりあげる舞踊運動から運動の特性やメカニズムを説明
表現体としての踊るからだのメカニズムについて確認
ダンス作品の創作・振付としてのモチーフの概要
ダンス作品の創作・振付としてのフレーズの概要
ダンス作品の創作・振付としてのイメージの概要
舞台上演を想定した動きと作品性について
舞台上演を想定した動きと作品性について
舞台上演を想定した動きと作品性について
舞台上演を想定した動きと作品性について
踊り込みをおこない、より作品性を問う
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
今後の課題を発見し、実現するための構想を練る
− 260 −
科目コード
35302
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
山本 孔一
3
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの換作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。
<授業の到達目標>
フトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作りを
行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努める
ことが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドにて実習し、バティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
1~14
2
テーマ
ソフトボールの技術と指導法
(発展編 上級者レベル)
授 業 内 容
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
3
投球の上級技術 投球モーションのフォームと特徴
4
投球の上級技術 投球モーションのフォームと特徴
5
守備の上級技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
6
守備の上級技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
7
守備の上級技術 ポジション別の技術
8
守備の上級技術 ポジション別の技術
9
打撃の上級技術
10
打撃の上級技術
11
バントの上級技術
12
バントの上級技術
13
走塁の上級技術
14
走塁の上級技術
15~20
集団技能の理解
試合形式の中で守備・攻撃面の技能の確認
21~26
総合的ゲーム展開
ゲームの中で個人技術の課題を見つけ、克服する練習方法を考察
27~28
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
29~30
守備系実技テスト
試合形式でポジション別テスト
− 261 −
科目コード
35302
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
西村 信紀
3
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの換作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。
<授業の到達目標>
ソフトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作り
を行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努め
ることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドにて実習し、バティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
1~14
2
テーマ
ソフトボールの技術と指導法
(発展編 上級者レベル)
授 業 内 容
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
〃
3
投球の上級技術 投球モーションのフォームと特徴
4
〃
5
守備の上級技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
6
〃
7
守備の上級技術 ポジション別の技術
8
〃
9
打撃の上級技術
10
〃
11
バントの上級技術
12
〃
13
走塁の上級技術
14
〃
15~20
集団技能の理解
試合形式の中で守備・攻撃面の技能の確認
21~26
総合的ゲーム展開
ゲームの中で個人技術の課題を見つけ、克服する練習方法を考察
27・28
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
29・30
守備系実技テスト
試合形式でポジション別テスト
− 262 −
科目コード
35302
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
野村 昭彦
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ~Ⅱで学習したことをもとに、さらに深く考察を加え、発展させていく。そして、実践の中でチームスポー
ツに関わる技術を高め、指導法について多角的に検討し、目標やテーマに応じた指導を行うことができる実践的技能を身につける。
<授業の到達目標>
技術力を高めるための効果的な指導のあり方、および評価方法についての理解を深めると同時に、ミーティングにより最終的な目標や
方針など理解し、実戦的指導力を高める。
<授業の方法>
実習形式で行う。講義、映像教材を用いての分析・解説も行う。
<準備学習(予習・復習等)>
各自の課題解決に取り組む。
<成績評価方法>
クラブ活動の参加、練習態度などを総合的に判断して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
チームスポーツの特性
ウォーミングアップ
打撃理論1
打撃理論2
打撃理論3
打撃理論4
打撃理論5
打撃理論6
打撃理論7
打撃理論8
打撃理論9
打撃理論10
投球理論1
投球理論2
投球理論3
投球理論4
投球理論5
投球理論6
投球理論7
投球理論8
投球理論9
投球理論10
投球理論11
投球理論12
リーグ戦
トーナメント戦
発表
到達度の確認
総括
授 業 内 容
服装、心構え、評価などの説明
授業内容の説明、映像教材視聴
ランニング、ストレッチ、体幹トレーニング
構え方・スタンス
スイング
タイミングの取り方
正しいティー打撃・トス打撃
変化球の打撃
実戦による打撃(シートバッティング)
実戦による打撃(ケースバッティング)
犠打(送りバント)
犠打(スクイズバント)
作戦(ヒットエンドラン・ランエンドヒット)
ワインドアップ
リフトアップ
ステップ(ヒップファースト~踏み足の着地)
テイクバック~バックトップ~トップ
リリース(腕の回旋・グラブの使い方)
フォロースルー
ストレートの投げ方
変化球の投げ方・重要性
フィールディング・牽制の重要性
打者心理・配球について
実戦による投球(シートバッティング)
実戦による投球(ケースバッテイング)
試合・運営方法の学習
試合・運営方法の学習
プレゼンテーション
レポート作成
ルール、技術、指導理論、審判法
− 263 −
科目コード
35302
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
西口 聡
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義においては、ラグビーのルールやハンドリング・キッキング・モール・ラック・スクラム・ラインアウトなどの基本技術(テクニッ
ク・スキル)やフィットネスの幅広い知識を教授するとともに、個人的技能のスキルアップからユニットスキル・チームスキルの習得
へと展開する。
<授業の到達目標>
最終的にはゲーム形式でラグビーを実施することを目的とし、その上で現場において指導を行うという観点から、競技の特性や選手の
能力、安全対策、戦略の実践指導について理解を深めさせることを目的とする。
<授業の方法>
実技学習ではグループに分け、(1)グリッドシステム(2)チャンネルシステム(3)視聴覚機器(4)講義を取り入れて学習する。
<準備学習(予習・復習等)>
適宜紹介及び配布したテキストの熟読並びに理解を促す。
<成績評価方法>
受講態度(積極性・協調性・相互促進性など)30%、基本的技能の発達 40%、実技テスト 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
授業中に適宜紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
ガイダンス
個人スキル練習(グリッド) Ⅰ
個人スキル練習(グリッド) Ⅱ
個人スキル練習(グリッド) Ⅲ
個人スキルテスト(1)
個人スキルテスト(2)
個人スキルテスト(3)
BKプレーについての講義
BKプレーの練習(オフェンス) Ⅰ
BKプレーの練習(オフェンス) Ⅱ
BKプレーの練習(オフェンス) Ⅲ
12
13
14
BKプレーの練習(ディフェンス) Ⅰ
BKプレーの練習(ディフェンス) Ⅱ
BKプレーの練習(ディフェンス) Ⅲ
15
バリエーションプレー(BK) Ⅰ
16
バリエーションプレー(BK) Ⅱ
17
バリエーションプレー(BK) Ⅲ
18
19
20
21
22
23
オープンゲーム(実践) Ⅰ
オープンゲーム(実践) Ⅱ
オープンゲーム(実践) Ⅲ
FWプレーの練習(オフェンス) Ⅰ
FWプレーの練習(オフェンス) Ⅱ
FWプレーの練習(オフェンス) Ⅲ
24
25
26
FWプレーの練習(ディフェンス) Ⅰ
FWプレーの練習(ディフェンス) Ⅱ
FWプレーの練習(ディフェンス) Ⅲ
27
28
29
30
ゲーム(実践) Ⅰ
ゲーム(実践) Ⅱ
ゲーム(実践) Ⅲ
ゲーム(実践) Ⅳ
授 業 内 容
授業のねらいと評価方法や履修にあたっての諸注意
ハンドリング・キッキング
ランニング・タックル・コンタクト
ハンドリング・キッキング・ランニング・タックル・コンタクト等 ※まとめ
ハンドリング・キッキング
ランニング・タックル・コンタクト
コンタクト(タックル・ヒットプレー)
ビデオ鑑賞をさせBKプレーについての役割、仕組み等について
BKラインの構成、ラインの作り方(オープンパス攻撃)
BKラインの構成、ラインの作り方(センタースイッチプレイ・とばしパス攻撃等)
BKラインの構成、ラインの作り方(オープンパス攻撃・センタースイッチプレイ・とばし
パス攻撃・FBのライン参加攻撃等) ※まとめ
ディフェンスにおける基本理念や種類を理解させる(マンツーマンDF)
ディフェンスにおける基本理念や種類を理解させる(マンツーマン、ドリフトDF)
ディフェンスにおける基本理念や種類を理解させる(マンツーマン、ドリフト、ツメDF
等) ※まとめ
チームごとに分析・討論させバリエーションを考えさせる(ゲームの組み立て、地域戦
略、サインプレー等) Ⅰ
チームごとに分析・討論させバリエーションを考えさせる(ゲームの組み立て、地域戦
略、サインプレー等) Ⅱ
チームごとに分析・討論させバリエーションを考えさせる(ゲームの組み立て、地域戦
略、サインプレー等) Ⅲ
ゲームを通じBKプレーの構成、役割、責任を理解させる Ⅰ
ゲームを通じBKプレーの構成、役割、責任を理解させる Ⅱ
ゲームを通じBKプレーの構成、役割、責任を理解させる Ⅲ ※まとめ
セットプレーからの攻撃(スクラム・ラインアウト・ペナルティー)
モール・ラックからの攻撃(プラットホーム・ドライビングモール等)
セットプレーからの攻撃(スクラム・ラインアウト・ペナルティー)モール・ラックからの
攻撃(プラットホーム・ドライビングモール等) ※まとめ
セットプレーからの各ポジションの役割を理解させる
ラック・モールの防御法
セットプレーからの各ポジションの役割を理解させる ラック・モールの防御法 ※ま
とめ
FWのユニットスキルの成果を試す
BKのユニットスキの成果を試す
チームスキルの成果を試す
FWユニット・BKユニット・チームスキルの成果を試す ※まとめ
− 264 −
科目コード
35302
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
桂 秀樹
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
チームスポーツ指導理論・Ⅰ(基礎)~Ⅱ(応用)で学んだことをもとに、各内容についてより深く考察し発展させていく。そして、
実践を通してチームスポーツに必要な心技体を獲得させると共に、指導法について多角的に検討し、目的やテーマに応じた指導ができ
るよう、実践的技能を習得していくことを目的とし授業を行う。
<授業の方法>
主に実技を中心に展開するが資料、映像等を必要に応じて活用し講義授業をすすめていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に紹介するサッカー指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。
<成績評価方法>
出席と授業態度、発達度を総合的に判断して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
ガイダンス
サッカーの特性と歴史の発展
現代サッカーの特徴
パス&コントロール(1)
パス&コントロール(2)
ポゼッション(1)
ポゼッション(2)
プレーの原則
1対1の守備
1対1の攻撃
オフザボールの動き(1)
オフザボールの動き(2)
コーチング法
守備の改善(1)
受講上の諸注意、授業の進め方、内容の説明、評価について
サッカーの歴史と変遷
世界と日本のサッカーの比較
止まった状態でのパス&コントロール
動きながらのパス&コントロール
サポートの距離、角度、タイミング
ボールを保持して前に進める
攻守における原則の理解
1対1の守備(ボールあり、ボールなし)
1対1の攻撃(スペースがある時、スペースがない時)
オフザボールの動き(良い準備)
オフザボールの動き(サポート)
チームの統率と指導、コーチの役割
守備の改善(チャレンジ&カバー)
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
守備の改善(2)
アタッキングサードでの突破(1)
アタッキングサードでの突破(2)
攻守における戦術
守備の改善(3)
コミュニケーション
コンディショニング
GK指導法
クロスからのフィニッシュ
クロスに対する守備
フィニッシュの改善(1)
フィニッシュの改善(2)
ゲーム分析
到達度の確認と評価(1)
到達度の確認と評価(2)
総括
守備の改善(2ライン 厚み)
中央からの突破
サイドからの突破
攻守における戦術の理解(個人)
守備の改善(ゴール前での守備)
コミュニケーションスキルの向上
サッカーにおけるコンディショニングの理解
ゴールキーパーの基本技術、動作
クロスからのフィニッシュの改善
クロスに対する守備の改善
プレッシャーの中でのシュート(個人)
プレッシャーの中でのシュート(グループ)
自チームと相手チームのゲーム分析(何を見るか)
ゲーム形式の実践(11対11)守備
ゲーム形式の実践(11対11)攻撃
授業内容の振り返りと総括
− 265 −
科目コード
35302
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
佐藤 正敏・前田 誠一
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ハンドボールは運動の3要素といわれる走・跳・投がすべて入っているダイナミックでスピード感のあるチームボールゲームである。
また攻撃した後、すぐ防御する必要があり攻防の激しさと個人技術、個人戦術をどのタイミングで駆使していくかその使い分け判断力
が要求される競技である。ハンドボールに関する専門的知識と実践力を養成する。
<授業の到達目標>
ゲームに必要なトレーニングをはじめ基礎技術(攻防)、チーム戦術の立て方等などの指導法を実戦を通して学習することを目的とする。
<授業の方法>
主に実技を中心に展開するが資料、映像等を必要に応じて活用し講義授業をすすめていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に紹介するハンドボール指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。また、授業ノートを作り、その日に行ったこと、
ポイント、感想などを記入していく。なお、授業ノートは定期的に集め、内容をチェックする。
<成績評価方法>
授業態度 50%、技術・戦術遂行能力・運動学習能力 30%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
笹倉清則(2003)「Tactics of Handball in The World」財団法人ハンドボール協会 2,100円
酒巻清治(2012)「基本が身につく ハンドボール 練習メニュー200」池田書店 1,620円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンスと復習
基礎技術・オフェンス(1)
基礎技術・オフェンス(2)
基礎技術・オフェンス(3)
基礎技術・ディフェンス(1)
基礎技術・ディフェンス(2)
基礎技術・ゴールキーパー
攻撃戦術(1)指導方法
攻撃戦術(2)指導方法
攻撃戦術(3)指導方法
攻撃戦術(4)指導方法
攻撃戦術(5)指導方法
防御戦術(1)指導方法
防御戦術(2)指導方法
防御戦術(3)指導方法
防御戦術(4)指導方法
防御戦術(5)指導方法
防御戦術(6)指導方法
指導者養成の考え方
指導者の役割
ハンドボールの一貫指導(1)
ハンドボールの一貫指導(2)
ハンドボール指導計画(1)
ハンドボール指導計画(2)
スキル評価と実際(1)
スキル評価と実際(2)
スキル評価と実際(3)
ゲームとレフエリング(1)
ゲームとレフエリング(2)
まとめ
授 業 内 容
授業の内容、すすめ方説明、ハンドボールの攻防とは
攻防の技術(動作)づくり
個人攻撃技術(状況判断、間合い、スタンス他)
個人攻撃技術(ストップ、フェイク、ドリブル、シュート)
個人技術(詰めのタイムング、方向の読み、位置取り)
個人技術(ボールプレシャー、シュートカット、ブロック)
ゴールキーパーの特性とゴールキーピングの技術、動作
防御体型に対する攻撃.指導法、集団的機能
第1局面~第2局面への展開、集団的機能
第3局面(攻撃のきっかけづくり)、集団的機能
第4局面(各種戦術の使い分け)。集団的機能
数的状況における攻撃(数的優勢、数的劣勢)、集団的機能
各種攻撃スタイルに対する防御戦術.指導法
第1局面 帰陣(速攻に対する防御)、集団的機能
第2局面 臨時ゾーンの防御、集団的機能
第3局面 防御の組み立て、集団的機能
第4局面 防御のシステム、集団的機能
数的状況における防御(数的優勢、数的劣勢)、集団的機能
ジュニアー期から発達段階に応じての組織的プログラムの計画
指導者の在り方、指導者像
競技者育成プログラムとスポーツ指導者養成
スポーツ振興基本計画と指導システムの構築
指導計画の立案(個人・集団指導)
練習計画の実施。評価
ゲーム実施。課題と修正(個人スキル、チーム評価)(1)
ゲーム実施。課題と修正(個人スキル、チーム評価)(2)
ゲーム実施.課題と修正(個人スキル、チーム評価)(3)
ゲームの実施。審判の実践と審判員の任務(1)
ゲームの実施。審判の実践と審判員の任務(2)
ハンドボールの攻防総括
− 266 −
科目コード
35302
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
村田 昭三
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
勝利を追及するバレーボール、努力の過程を大切にする教育としてのバレーボール、体力の向上や仲間づくりを大切にする楽しむバレー
ボール、これらひとつひとつの指導を指導者は要求される。段階によって要求に対応できる幅広い学習を目的として授業を展開する。
<授業の到達目標>
基本的に実習形式で行うが、理論説明の為の講義、ビデオ等を用いての分析・解説を行う。
<授業の方法>
基本的に実習形式で行うが、理論説明の為の講義、ビデオ等を用いての分析・解説を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
DVD荻野正二「バレーボール上達テクニック」を見、ルールブックを熟読する。
<成績評価方法>
技能(到達度・進歩度)50%、筆記試験(技術、ルール、身体運動の理論等)30%、受講態度(積極性、協調性、相互促進性など)
20%
<教科書>
特になし
<参考書>
成田明彦 著(2008.10)「バレーボール上達のコツ50」メイツ出版 1,404円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
トスの結合練習
レシーブの結合練習
マッハレシーブの結合練習
レシーブとトスの複合練習
スパイクの結合練習
レシーブ、トス、スパイクの複合練習
ブロッキングの結合練習
ブロッキングを加えた複合練習
サーブレシーブの結合練習
サーブレシーブからの複合練習
高度のフォーメーション(1)
高度のフォーメーション(2)
高度のフォーメーション(3)
高度のフォーメーション(4)
高度のフォーメーション(5)
高度のフォーメーション(6)
ゲーム練習(1)
ゲーム練習(2)
ゲーム練習(3)
ゲーム練習(4)
ゲーム練習(5)
ゲーム練習(6)
ゲーム練習(7)
戦力分析結果による練習(1)
戦力分析結果による練習(2)
ゲーム練習(8)
ゲーム練習(9)
ゲーム練習(10)
総まとめ
授 業 内 容
授業のねらいと評価法や履修にあたっての諸注意
左右6箇所移動連続トス
1人5~6本連続レシーブ
台上、壁打ちマッハレシーブ
前後左右移動レシーブ、トス
1歩、2歩、3歩助走スパイク
2、3、4人でのレシーブ、トス、スパイク
バンチリード、スプレットコミットブロック
ブロッキングからスパイクまで
クロス、ストレート連続サーブレシーブ
3人、6人サーブレシーブから攻撃
レシーブフォーメーション
サーブレシーブフォーメーション
ブロックフォーメーション
ブロックホローフォーメーション
スパイクレシーブフォーメーション
ネットから離れた攻撃のフォーメーション
サーブレシーブの安定
スパイクレシーブの確立
トス、二段トスの正確性
スパイクコンビの確立
ブロックホローからの攻撃の確立
サーブとブロックの関係を確立
スカウティングと戦力分析
弱点強化
チームの特色を考える①
チームの特色を考える②
勝つための戦術を考える①
勝つための戦術を考える②
1~29回までを振り返り、自分自身を評価する。
− 267 −
科目コード
35302
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅲ
(発展)
担当者名
知花 武彦
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
国内外の大会やビデオ教材等を通じ、チームスポーツに関わる多くの局面について情報を収集。
チームスポーツの捉え方や人材育成につながる手法・手段を学ぶ。
<授業の到達目標>
基礎的ルールおよびスポーツそのものが持つ意義、安全と楽しみを共有し、自他共に展開できる。
<授業の方法>
実習形式が基本。
映像解説や他競技とのベンチマークを織り交ぜて展開。
年間を通じPDCAのサイクルを導入する。
<準備学習(予習・復習等)>
バスケットボールの基礎的ルールの把握。
ファンダメンタルの自主考察。
<成績評価方法>
技能 60%、レポート 20%、受講態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
授業内容の説明と導入
学生競技における計画立案
準備期
実行
5
大会前後、期間中の取組み
6
点検
7
8
9
10
11
12
13
14
15
組織的課題と個人の課題
対策立案
団体・組織の団結について
チーム一丸となった行動
意欲と日々の変化
リフレッシュのタイミング
ベンチマーク
理想像とのベンチマーク
アンダーカテゴリーとの交流
16
17
18
19
20
コミュニケーション
コミュニケーションスキル
競技外環境
競技を通した人間形成・育成について
障害と傷害
21
22
ストレングス
競技特性に応じたトレーニング
23
24
25
26
補助的トレーニング
バスケットボールにおけるファンダメンタル
ファンダメンタル②
ファンダメンタル③
27
チームでの攻撃
28
攻撃に工夫を凝らす
29
防御(ディフェンス)
30
ゲームを通して
授 業 内 容
年間計画と目的意識の明確化
ピリオターゼーションの導入
チームリソーセスの現状把握とあるべき姿の明確化
課題の洗い出しと目標の設定 実施事項の優先順位づけ。 大会に向けての
プランニング。
大会や遠征の段取り 遠征に関わるリスクマネジメント。 大会におけるパ
フォーマンスの考察。
大会後の反省と点検 計画に対する実行とその評価。 改善分野、事項の洗
い出しと絞り込み。 行動力を生みだすモチベーションについて。
組織的課題と個人的課題の区分けとアプローチ
対処と対策の違い。 有効性、期待効果の予測について。
「個」ではなく「チーム」を考える。
対策立案を大きな力で動かす。
体調や心の変化を観察し、バーンアウトのトラブルを避ける。
リフレッシュの必要性と効果的な取り方について。
他競技と自クラブの比較。 ベンチマークの必要性について。
心技体の各要素をトップチームと比較する。
中高生、小学ミニといった競技者との接し方について ニーズの汲み取り方、
指導内容の伝え方を工夫する。
コミュニケーションの必要性について
コーチング手法の有用性について
生活習慣、学内生活との関連について
生活信条・規範の定め。 体育会、五訓の取組みについて。
怪我、病気、慢性的なトラブルについて。 食生活、睡眠、ストレス、コンディ
ショングを考察。
ウエイトトレーニングの必要性について 考え方と実践。
筋肥大、筋持久力、瞬発力、跳躍力、心肺機能の強化について 現状把握の
取り方および到達目標の定め方。 内容構成、実施時期、質量設定を考える。
アウターマッスルとインナーマッスルの違いと役割について
シュートについて 入るシュート、使えるシュートを定義づける。
ドリブルの有用性・必要性について 移動する、抜く、守るを使い分ける。
パスの有用性と必要性について パスの種類やタイミング、受けてと出し手
の関係を理解する。
ファンダメンタルの積み重ねと展開が チームの攻撃につながることを理解
する。
スペーシング(位置)とスクリーンについて 考え方とメリット・デメリッ
トを理解する。
オンボールの守り方 オフボールの守り方 ディフェンス原則をチームでつ
くる。
競技を通して何を学ぶか 競技そのものの魅力、人間関係、挑戦する過程で
の困難。 日常生活との関連、将来への紐付けとして考える。
− 268 −
科目コード
35400
区 分
コア
授 業
科目名
コーチング論
担当者名
嘉戸 洋
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、指導哲学、指導目的などの「スポーツ・コーチングの原則」や、選手とのコミュニケーション、選手のモ
チベーションの向上といった「行動の原則」、そしてより専門的で実践的である生理学的知見を含んだ「フィジカルトレー
ニングの原則」に至るまで、スポーツ・コーチングにおける基本理念を幅広く捉え、それらを正しく理解する。
<授業の到達目標>
スポーツ・コーチング基本理念を幅広く捉え、それらを正しく理解することを目的とする。また、指導理念と実際の指
導現場における相違点等を学生自らが出し合い、それを基に討議し、改善策等を探求することによって、体育教員・スポー
ツ指導者としての力量を高める。
<授業の方法>
講義を中心に進めるが、実際の指導現場の映像等を用いるなど、より実践的なものとする。また、必要に応じてグルー
プワーキングやプレゼンテーションも取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
次回の授業テーマについて、参考書および各種資料等を用い、自身の体験等も踏まえて事前学習を行う。また、実際に
自身が選手として、または指導者として参加しているスポーツ現場において、本授業で学んだことを振り返り、思考を
巡らす(復習)。
<成績評価方法>
定期試験 50%、レポート・小テスト 30%、受講態度・学習意欲 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
レイナー・マートン(2013)「スポーツ・コーチング学」西村書店 3,900円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業概要、授業の進め方、受講上の諸注意
2
スポーツ・コーチングの原則(1)
指導哲学の確立
3
スポーツ・コーチングの原則(2)
指導目的の設定
4
スポーツ・コーチングの原則(3)
コーチングスタイルの選択
5
スポーツ・コーチングの原則(4)
人格の指導
6
行動の原則(1)
選手とのコミュニケーション
7
行動の原則(2)
選手のモチベーションの向上
8
指導の原則(1)
ゲーム形式のコーチング方法
9
指導の原則(2)
技術的および戦術的スキルの指導
10
指導の原則(3)
指導のための計画
11
フィジカルトレーニングの原則(1)
トレーニングの基礎
12
フィジカルトレーニングの原則(2)
エネルギーフィットネスおよび筋フィットネスのトレーニング
13
マネジメントの原則(1)
チームのマネジメント
14
マネジメントの原則(2)
人間関係およびリスクのマネジメント
15
まとめ
スポーツ・コーチング全般について
− 269 −
科目コード
35401
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
矢野 智彦
4
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
個人スポーツ指導理論・実習Ⅰ~Ⅱで学んだ事をもとに、それぞれの事象についてさらに深く考察を加える。また、自
ら個人スポーツに関わる技術を高める実践を通して、新たな視点に立った指導法について多角的に検討し、個の目的に
応じた指導の実践技能を身につける。同時に、生涯スポーツとの関わりも視野に入れ、自己教育力を高めるための効果
的な指導のあり方について議論を重ね、併せて評価方法についての理解を深めることを目的とした授業を展開する。こ
こでは、柔道を用いて指導する。
<授業の到達目標>
礼儀正しい公正な態度で、簡易な試合を楽しむことが出来る。
簡易な試合で使うことができる基本となる技を身に付けている。
簡易な試合でのルールや審判法を理解している。
<授業の方法>
教師の師範、板書や資料などを示し、動作や技術の方法を理解させる。教材に関わる情報として参考書や国際大会で収
集した資料を適宜配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書を用いて柔道の技の仕組みを理解する。また、柔道大会等を積極的に観戦する。
<成績評価方法>
授業態度 70%、実技試験 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
柏崎克彦「柔道上達のプロセス」1,496円
<授業計画>
回
1~2
テーマ
得意技の選び方
授 業 内 容
色々な技の打ち込み方法
(一人打ち込み、二人打ち込み、三人打ち込み、移動打ち込み)
3~10
連絡技
連絡技の掛け方
(自分の技から自分の技へ、相手の技から自分の技へ)
11~12
巴投げ
巴投げ、捨て身技の修得
13~14
連絡技
投げ技から抑え技へ
15~20
固め技
下からの攻め方、仰向けの相手の攻め方
21~24
固め技
関節技(腕ひしぎ十字固め、腕がらみ)
25~26
一本背負い
一本背負い(右組から左の技へ)
27~28
そで釣り込み腰
そで釣り込み腰(右組から左の技へ)
29
返し技
つばめ返し、大内返し
30
柔道指導法
柔道のトレーニング法、総括
− 270 −
科目コード
35401
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
嘉戸 洋
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
個人スポーツ指導理論・実習I~Ⅲで学んだ事をもとに、それぞれの事象についてさらに深く考察を加える。同時に、生涯スポーツと
の関わりも視野に入れ、自己教育力を高めるための効果的な指導のあり方について議論を重ね、併せて評価方法についての理解を深め
ることを目的とした授業を展開する。
<授業の到達目標>
自らの個人スポーツ(レスリング)における競技力を高めるために、実践を通して新たな視点に立った指導法について多面的に検討し、
個の目的に応じた実際の指導現場における実践技能を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、ビデオや文献、資料等も活用し、多面的に授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書やビデオを用いてレスリング競技を理解する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 80%、実技技能 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
佐藤 満(2006)「レスリング入門」ベースボールマガジン社 2,100円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
イントロダクション
基本運動
基本動作(1)
応用動作(1)
基本動作(2)
応用動作(2)
基本動作(3)
実践
ビデオ研究(1)
応用技術(1)
応用技術(2)
ビデオ研究(2)
応用技術(3)
応用技術(4)
実技指導法(1)
レスリングの知識(1)
レスリングの知識(2)
レスリングの知識(3)
レスリングの知識(4)
レスリングの知識(5)
レスリングの知識(6)
レスリングの知識(7)
実技指導法(2)
実技指導法(3)
実技指導法(4)
実技指導法・実践(1)
実技指導法・実践(2)
実技指導法・実践(3)
実技指導法(5)
まとめ
授 業 内 容
レスリング競技全般について
専門ウォーミングアップ
立ち技の基本技術
立ち技の応用技術
寝技の基本技術
寝技の応用技術
総合技術
模擬試合(スパーリング)
世界トップ選手の技術を学ぶ(1)
世界トップ選手の技術を実践する(1)
世界トップ選手の技術を実践する(2)
世界トップ選手の技術を学ぶ(2)
世界トップ選手の技術を実践する(3)
世界トップ選手の技術を実践する(4)
実技指導における留意点等に関するディスカッション
世界のレスリングについて
レスリング競技における傷害について(1)
レスリング競技における傷害について(2)
コンディショニングについて(1)
コンディショニングについて(2)
アンチドーピングについて
レスリング競技全般に関して
実技の指導方法、留意点等について
短期(1回の練習)の指導内容について
長期の指導計画(内容)について
初心者(幼年・小学生)に対する指導法
中級者(中学生・高校生)に対する指導法
上級者(大学生~)に対する指導法
実技指導における留意点等に関するディスカッション
レスリング競技全般に関するディスカッション
− 271 −
科目コード
35401
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
前村 公彦
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
個人スポーツ指導理論・実習では、陸上競技の基本的な運動種目(短距離走、長距離走、障害走、跳躍種目、投擲種目)の技能を高め
るとともに、その効果的なトレーニング手段の理解と実践、陸上競技の指導法・研究法を学ぶことを目的とする。
<授業の到達目標>
発展編では、バイオメカニクス的・運動生理学的手法を用いて、自分の特性(動き、代謝特性など)を把握・改善する能力を養い、科
学的視点を持った競技者さらには、指導者の育成を目的とする。
<授業の方法>
実技実習、配布資料を用いた理論説明、ビデオや分析機器を用いた分析・解析を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
参考図書およびルールブックを熟読の上、授業に参加してください。また、トレーニング日記をつけることを義務づけします。
<成績評価方法>
技能レベル 50%、レポート 20%、受講態度 30%
<教科書>
日本陸上競技連盟「陸上競技指導教本」大修館書店 2,100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
コントロールテスト(1)
コントロールテスト(2)
陸上競技を科学する(1)
陸上競技を科学する(2)
測定:短距離種目(1)
測定:短距離種目(2)
測定:中距離種目(1)
測定:中距離種目(2)
測定:長距離種目(1)
測定:長距離種目(2)
分析と評価
陸上競技を科学する(3)
陸上競技を科学する(4)
陸上競技を科学する(5)
前期の復習
測定:短距離種目(1)
測定:短距離種目(2)
測定:障害走(1)
測定:障害走(2)
測定:長距離種目
測定:跳躍種目(1)
測定:跳躍種目(2)
測定:投擲種目
分析と評価(1)
分析と評価(2)
後期の復習
コントロールテスト(3)
コントロールテスト(4)
コントロールテスト(5)
授 業 内 容
受講上の注意、授業の進め方、評価について
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力の評価(走能力、跳能力など)
各種目における生理学的特性に関する講義
測定項目の選定とその測定方法に関する講義と実習
血中乳酸濃度の測定(100m、200m)
血中乳酸濃度の測定(400m)
血中乳酸濃度の測定(800m)
血中乳酸濃度の測定(1500m)
血中乳酸濃度の測定(5000m)
最大酸素摂取量の測定
エネルギー動態からみた各種目における自己能力の分析と評価
各種目に必要とされる「動き」に関する講義
陸上競技とバイオメカニクスに関する講義
バイオメカニクス的手法に関する講義と実習
前期学習内容の確認と復習(レポートの提出)
ビデオを用いての疾走動作の測定と分析(100m)
ビデオを用いての疾走動作の測定と分析(400m)
ビデオを用いての疾走動作の測定(110mH)
ビデオを用いての疾走動作の測定と分析(400mH)
ビデオを用いての疾走動作の測定と分析(5000m)
ビデオを用いての助走・踏切・跳躍動作の測定と分析(走幅跳)
ビデオを用いての助走・踏切・跳躍動作の測定と分析(走高跳)
ビデオを用いての投動作の測定と分析(やり投、砲丸投)
「動き」からみた走種目における自己動作の分析と評価
「動き」からみた跳躍種目における自己動作の分析と評価
後期学習内容の確認と復習(レポートの提出)
基礎的体力の評価(最大筋力、瞬発力、敏捷性など)
専門的体力の評価(走能力、跳能力など)
1年を通じてのコントロールテストの分析・解釈
− 272 −
科目コード
35401
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
平田 佳弘
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、全日本剣道連盟の試合及び審判規則に則った正しい剣道について理解を深め、基本練習や応用的な練習を行う。そのなかで、
基本技術を練磨し、指導者となった時に理論だけでなく、立派な示範もできたり、技術レベルに応じた段階的な指導ができる実践力を
養うことを目的とする。
<授業の到達目標>
剣道指導者として、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人に対して、またそれぞれの年齢の初心者、中級者、熟練者に対して、そ
の集団の技量に応じた段階的な指導を、理論的に実践的にできるようになることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に進める。
<準備学習(予習・復習等)>
剣道指導要領(全日本剣道連盟)を熟読しておくこと。
<成績評価方法>
受講態度 40%、実技試験 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
全日本剣道連盟「剣道指導要領」財団法人全日本剣道連盟 2,800円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
剣道稽古の心構えと留意事項
基本稽古(1)
基本稽古(2)
基本稽古(3)
基本打突(1)
基本打突(2)
基本打突(3)
応用技術(1)
応用技術(2)
応用技術(3)
打ち込み稽古(1)
打ち込み稽古(2)
打ち込み稽古(3)
追い込み稽古(1)
授業内容の説明・オリエンテーション
切り返し(1)
切り返し(2)
切り返し(3)
気・剣・体の一致した面・小手・胴・突き技(1)
気・剣・体の一致した面・小手・胴・突き技(2)
気・剣・体の一致した面・小手・胴・突き技(3)
払い技、すりあげ技、捲き技(1)
払い技、すりあげ技、捲き技(2)
払い技、すりあげ技、捲き技(3)
打ち込みを行う(1)
打ち込みを行う(2)
打ち込みを行う(3)
追い込みを行う(1)
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
追い込み稽古(2)
追い込み稽古(3)
互角稽古(1)
互角稽古(2)
互角稽古(3)
互角稽古(4)
互角稽古(5)
元立ち稽古(1)
元立ち稽古(2)
元立ち稽古(3)
元立ち稽古(4)
元立ち稽古(5)
試合稽古(1)
試合稽古(2)
試合稽古(3)
試合稽古(4)
追い込みを行う(2)
追い込みを行う(3)
まわり稽古・区分稽古(1)
まわり稽古・区分稽古(2)
まわり稽古・区分稽古(3)
まわり稽古・区分稽古(4)
まわり稽古・区分稽古(5)
元立ち稽古を行う(1)
元立ち稽古を行う(2)
元立ち稽古を行う(3)
元立ち稽古を行う(4)
元立ち稽古を行う(5)
学生主体で試合を運営していく(1)
学生主体で試合を運営していく(2)
学生主体で試合を運営していく(3)
学生主体で試合を運営していく(4)
− 273 −
科目コード
35401
区 分
コア
授 業
科目名
個人スポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
小澤 尚子
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
基礎ステップやリズム練習、即興表現を通してダンスの基礎的な技能を習得する。また、グループでの小作品づくり、観賞を通して、
自己表現の可能性を拡げ、ダンスの要素である「踊る、創る、観る」力をバランス良く養う。また、リサーチなどを通して、作品を創作、
演出、上演という一連の「制作」過程を実際に体験し、そこから得られた情報・考察・体験を元にレポートをまとめ、パフォーミングアー
ツとしての舞踊について理解を深めることを目的としている。
<授業の到達目標>
制作にあたり、日々の生活の中においても感受性を高めることで題材を見極め、創造力を豊かにすることより、その題材を芸術作品に
昇華していくことに、積極性を持って取り組む必要がある。また感覚的な思考だけに頼らず、総合的な演出の面から論理的に考察する。
<授業の方法>
実技を中心に展開していく。
<準備学習(予習・復習等)>
毎回の授業時に適宜連絡する。
<成績評価方法>
授業態度 50%、毎時の授業記録と技能 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
適宜、資料を配布する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
オリエンテーション
作品創作法研究(1)
作品創作法研究(2)
過去の作品の振付・様式・演出の研究
主題・構成・展開の検討(1)
主題・構成・展開の検討(2)
主題・構成・展開の検討(3)
演出の研究(1)
演出の研究(2)
ダンス作品の創作・振付1(モチーフ)
ダンス作品の創作・振付2(フレーズ)
ダンス作品の創作・振付3(イメージ)
経過発表・評価
ビデオ鑑賞、前期の感想
講義のルール、概要の説明など
舞踊作品制作の土台となる基礎理論
舞踊作品制作の土台となる基礎理論
過去の作品の振付・様式・演出を研究し、制作テーマを決定
作品構築のための主題・構成・展開の全体像を定める
作品構築のための主題・構成・展開の全体像を定める
作品構築のための主題・構成・展開の全体像を定める
演出方法の可能性をリサーチし、分析、考察する
演出方法の可能性をリサーチし、分析、考察する
ダンス作品の創作・振付としてのモチーフの概要
ダンス作品の創作・振付としてのフレーズの概要
ダンス作品の創作・振付としてのイメージの概要
発表、評価を通して、動きの習熟度を確認
ビデオ鑑賞、前期の感想、反省等を通して動きの習熟度を確認
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
舞踊の種類と運動の特性1(前期振り返り)
舞踊の種類と運動の特性2(身体練習)
表現体としての身体とそのメカニズム
ダンス作品の創作・振付1(モチーフ)
ダンス作品の創作・振付2(フレーズ)
ダンス作品の創作・振付3(イメージ)
ソロ作品を創作(1)
ソロ作品を創作(2)
ソロ作品を創作(3)
ソロ作品を創作(4)
踊り込み・吟味
作品の発表・合評1
作品の発表・合評2
作品の発表・合評3
まとめ・総評
とりあげる舞踊運動から運動の特性やメカニズムを説明
とりあげる舞踊運動から運動の特性やメカニズムを説明
表現体としての踊るからだのメカニズムについて確認
ダンス作品の創作・振付としてのモチーフの概要
ダンス作品の創作・振付としてのフレーズの概要
ダンス作品の創作・振付としてのイメージの概要
ソロ作品を創作し、動きと作品性について
ソロ作品を創作し、動きと作品性について
ソロ作品を創作し、動きと作品性について
ソロ作品を創作し、動きと作品性について
踊り込みをおこない、より作品性を問う
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
作品の発表し、批評を受ける、感想を述べあう
まとめ、総評レポート提出
− 274 −
科目コード
35402
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
山本 孔一
4
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの換作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。
<授業の到達目標>
ソフトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作り
を行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努め
ることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドで実習し、バティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
1~14
テーマ
授 業 内 容
指導者のあり方(監督として)
監督としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
2
ソフトボールの情勢
監督としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
3
ソフトボールの技術と指導法
投球の上級技術 投球モーションのフォームと特徴
4
(発展編 上級者レベル)
投球の上級技術 投球モーションのフォームと特徴
5
守備の上級技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
6
守備の上級技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
7
守備の上級技術 ポジション別の技術
8
守備の上級技術 ポジション別の技術
9
打撃の上級技術
10
打撃の上級技術
11
バントの上級技術
12
バントの上級技術
13
走塁の上級技術
14
走塁の上級技術
15~20
集団技能の理解
試合形式の中でケースフィールディングやケースバッティングなど
で技能のチェックを行う
21~26
総合的ゲーム展開
ゲームの中で個人技術の課題を見つけ、克服する練習方法を考察
27~28
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
29~30
守備系実技テスト
試合形式でポジション別テスト
− 275 −
科目コード
35402
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
西村 信紀
4
配当年次
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの換作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。
<授業の到達目標>
ソフトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作り
を行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努め
ることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドで実習し、バティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
1~14
テーマ
授 業 内 容
指導者のあり方(監督として)
監督としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
2
ソフトボールの情勢
〃
3
ソフトボールの技術と指導法
投球の上級技術 投球モーションのフォームと特徴
4
(発展編 上級者レベル)
〃
5
守備の上級技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
6
〃
7
守備の上級技術 ポジション別の技術
8
〃
9
打撃の上級技術
10
〃
11
バントの上級技術
12
〃
13
走塁の上級技術
14
〃
15~20
集団技能の理解
試合形式の中でケースフィールディングやケースバッティングなど
で技能のチェックを行う
16
〃
21~26
総合的ゲーム展開
ゲームの中で個人技術の課題を見つけ、克服する練習方法を考察
27・28
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
29・30
守備系実技テスト
試合形式でポジション別テスト
− 276 −
科目コード
35402
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
野村 昭彦
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
チームスポーツ指導理論・実習Ⅰ~Ⅲで学習したことをもとに、さらに深く考察を加え、発展させる。そして、実戦の中でチームスポー
ツに関わる技術を高め、指導法について多角的に検討し、目標やテーマに応じた指導を行うことができる実践的技能を身につける。
<授業の到達目標>
技術力を高めるための効果的な指導のあり方、および評価方法についての理解を深めると同時に、競技者の力を引き出せるように、実
戦的指導力を高める。
<授業の方法>
実習形式で行う。講義、映像教材を用いての分析・解説も行う。
<準備学習(予習・復習等)>
各自の課題解決に取り組む。
<成績評価方法>
クラブ活動の参加、練習態度などを総合的に判断して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
チームスポーツの特性
ウォーミングアップ
打撃理論1
打撃理論2
打撃理論3
打撃理論4
打撃理論5
打撃理論6
打撃理論7
打撃理論8
打撃理論9
打撃理論10
投球理論1
投球理論2
投球理論3
投球理論4
投球理論5
投球理論6
投球理論7
投球理論8
投球理論9
投球理論10
投球理論11
投球理論12
リーグ戦
トーナメント戦
発表
到達度の確認
総括
授 業 内 容
服装、心構え、評価などの説明
授業内容の説明、映像教材視聴
ランニング、ストレッチ、体幹トレーニング
構え方・スタンス
スイングの軌道
タイミングの取り方
正しいティー打撃・トス打撃
変化球の打撃
実戦による打撃(シートバッティング)
実戦による打撃(ケースバッティング)
犠打(送りバント)
犠打(スクイズバント)
作戦(ヒットエンドラン・ランエンドヒット)
ワインドアップ
リフトアップ
ステップアップ(ヒップファースト~踏み足の着地)
テイクバック~バックトップ~トップ
リリース(腕の回旋・グラブの使い方)
フォロースルー
ストレートの投げ方
変化球の投げ方・重要性
フィールディング・牽制の重要性
打者心理・配球について
実戦による投球(シートバッティング)
実戦による投球(紅白戦)
試合・運営方法の学習
試合・運営方法の確認
プレゼンテーション
レポート作成
ルール、技術、指導理論、審判法
− 277 −
科目コード
35402
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
西口 聡
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義においては、ラグビーのルールやハンドリング・キッキング・モール・ラック・スクラム・ラインアウトなどの基本技術(テクニッ
ク・スキル)やフィットネスの幅広い知識を教授するとともに、個人的技能のスキルアップからユニットスキル・チームスキルの習得
から総合的なまとめとする。
<授業の到達目標>
最終的にはゲーム形式でラグビーを実施することを目的とし、その上で現場において指導を行うという観点から、競技の特性や選手の
能力、安全対策、戦略の実践指導について理解を深めさせることを目的とする。
<授業の方法>
実技学習ではグループに分け、(1)グリッドシステム(2)チャンネルシステム(3)視聴覚機器(4)講義を取り入れて学習する。
<準備学習(予習・復習等)>
適宜紹介及び配布したテキストの熟読並びに理解を促す。
<成績評価方法>
受講態度(積極性・協調性・相互促進性など)30%、基本的技能の発達 40%、実技テスト 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
授業中に適宜紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
ガイダンス
個人スキル練習(1)
個人スキル練習(2)
個人スキル練習(3)
個人スキルテスト(1)
個人スキルテスト(2)
個人スキルテスト(3)
FWプレーについての講義
FWプレーの練習(1)
FWプレーの練習(2)
FWプレーの練習(3)
FWプレーの練習(4)
FWプレーのテスト(1)
FWプレーのテスト(2)
FWプレーのテスト(3)
FWプレーのテスト(4)
BKプレーについての講義
BKプレーの練習(1)
BKプレーの練習(2)
BKプレーの練習(3)
BKプレーの練習(4)
BKプレーの練習(5)
バリエーションプレー(BK) Ⅰ
24
バリエーションプレー(BK) Ⅱ
25
26
27
28
29
30
オープンゲーム(実践) Ⅰ
オープンゲーム(実践) Ⅱ
ゲーム(実践) Ⅰ
ゲーム(実践) Ⅱ
ゲーム(実践) Ⅲ
ゲーム(実践) Ⅳ
授 業 内 容
授業のねらいと評価方法や履修にあたっての諸注意
ハンドリング(パスの種類を考えさせる)
キッキング・ランニング(地域によっての使い分けを考えさせる)
タックル・コンタクト(タックルの方法を使い分ける)
ストレートパス・スピンパスの使い分け
キックの種類の使い分け(ロングキック・ハイパウント等)
タックルの使い分け(フロントタックル・サイドタックル等)
ビデオ鑑賞をさせBKプレーについての役割、仕組み等について
スクラム(1対1・3対3・5対5・8対8)
ラインアウト(4人・5人・8人)
モール(ドライビングモールの方法等)
ラック(強く正しいブレイクダウンの方法)
スクラム(強さ・姿勢等)
ラインアウト(スロアー・ジャンパーリフター等)
モール(バインド・姿勢等)
ラック(ブレイクダウン)
ビデオ鑑賞をさせBKプレーについての役割、仕組み等について
BKラインの構成、ラインの作り方
BKラインの構成、攻撃方法
BKラインのバリエーションを考える
BKラインのディフェンス方法を考える
ディフェンス法(マンツーマン・詰め・ドリフトDF等)
チームごとに分析・討論させバリエーションを考えさせる(ゲームの組み立て、地域戦略、サ
インプレー等)Ⅰ
チームごとに分析・討論させバリエーションを考えさせる(ゲームの組み立て、地域戦略、サ
インプレー等)Ⅱ
ゲームを通じBKプレーの構成、役割、責任を理解させるⅠ
ゲームを通じBKプレーの構成、役割、責任を理解させるⅡ
FW・BKのユニットスキル、
チームスキルの成果を試すⅠ
(チームごとに分析・討論をさせる)
FW・BKのユニットスキル、
チームスキルの成果を試すⅡ
(チームごとに分析・討論をさせる)
FW・BKのユニットスキル、
チームスキルの成果を試すⅢ
(チームごとに分析・討論をさせる)
FW・BKのユニットスキル、チームスキルⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳの成果を総合的に判断する
− 278 −
科目コード
35402
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
桂 秀樹
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
チームスポーツ指導理論・Ⅰ(基礎)~Ⅲ(発展)で学んだことをもとに、各内容についてより深く考察し発展させていく。そして実
践を通してチームスポーツに必要な心技体を獲得させると共に、指導法について多角的に検討し、目的やテーマに応じた指導ができる
よう、実践的技能を習得していくことを目的とし授業を行う。
<授業の方法>
主に実技を中心に展開するが、資料、映像等を必要に応じて活用し講義授業を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に紹介するサッカー指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。
<成績評価方法>
出席と授業態度、発達度を総合的に判断して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
ガイダンス
サッカーの特性と歴史
現代サッカーの特徴
システム、戦術の変遷
育成年代の指導
コミュニケーション
コーチング法
プレーの原則
審判法
女子のサッカー
GK指導法
コーチングプラン(1)
コーチングプラン(2)
コンディショニング
受講上の諸注意、授業の進め方、内容の説明、評価について
サッカーの歴史と変遷について
世界と日本のサッカーの比較
世界のシステム、戦術の変遷について
育成年代の指導について
コミュニケーションスキルの向上について
チームの統率と指導、コーチの役割
攻撃の原則、守備の原則
最新のルールと審判について
女子のサッカーについて
現代サッカーにおけるGKの役割
シーズンに向けてのプランニング
練習計画と練習の管理
サッカーにおけるコンディショニングの理解
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テクニックの改善
攻撃の改善(1)
攻撃の改善(2)
攻撃の改善(3)
守備の改善(1)
守備の改善(2)
守備の改善(3)
ゲーム分析
暴力根絶
試合のコーチング(1)
試合のコーチング(2)
コーチングの評価(1)
コーチングの評価(2)
到達度の確認と評価(1)
到達度の確認と評価(2)
総括
テクニックの改善について
オフザボールの動き(準備とサポート)
攻撃の組み立て(ビルドアップ)
突破とフィニッシュ(中央とサイドから)
チャレンジ&カバー
2ライン 厚み
ゴール前での守備
自チームと相手チームのゲーム分析(何を見るか)
暴力根絶について
試合の準備
試合での状況
選手の評価
プログラムの評価
ゲーム実施、課題と修正(攻撃)
ゲーム実施、課題と修正(守備)
授業内容の振り返りと総括
− 279 −
科目コード
35402
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
佐藤 正敏・前田 誠一
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
ハンドボールは運動の3要素といわれる走・跳・投がすべて入っているダイナミックでスピード感のあるチームボールゲームである。
また攻撃した後、すぐ防御する必要があり攻防の激しさと個人技術、個人戦術をどのタイミングで駆使していくかその使い分け判断力
が要求される競技である。
ハンドボールに関する専門的知識と実践力を養成する。
<授業の到達目標>
ゲームに必要なトレーニングをはじめ基礎技術(攻防)、チーム戦術の立て方等などの指導法を実戦を通して学習することを目的とする。
<授業の方法>
主に実技を中心に展開するが資料、映像等を必要に応じて活用し講義授業をすすめていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に紹介するハンドボール指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。また、授業ノートを作り、その日に行ったこと、
ポイント、感想などを記入していく。なお、授業ノートは定期的に集め、内容をチェックする。
<成績評価方法>
授業態度 50%、技術・戦術遂行能力・運動学習能力 30%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
笹倉清則(2003)「Tactics of Handball in The World」財団法人ハンドボール協会 2,100円
酒巻清治(2012)「基本が身につく ハンドボール 練習メニュー200」池田書店 1,620円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンスと復習
基礎技術・オフェンス(1)
基礎技術・オフェンス(2)
基礎技術・オフェンス(3)
基礎技術・ディフェンス(1)
基礎技術・ディフェンス(2)
基礎技術・ゴールキーパー
攻撃戦術(1)指導方法
攻撃戦術(2)指導方法
攻撃戦術(3)指導方法
攻撃戦術(4)指導方法
攻撃戦術(5)指導方法
防御戦術(1)指導方法
防御戦術(2)指導方法
防御戦術(3)指導方法
防御戦術(4)指導方法
防御戦術(5)指導方法
防御戦術(6)指導方法
指導者養成の考え方
指導者の役割
ハンドボールの一貫指導(1)
ハンドボールの一貫指導(2)
ハンドボール指導計画(1)
ハンドボール指導計画(2)
スキル評価と実際(1)
スキル評価と実際(2)
スキル評価と実際(3)
ゲームとレフエリング(1)
ゲームとレフエリング(2)
まとめ
授 業 内 容
授業の内容、すすめ方説明、ハンドボールの攻防とは
攻防の技術(動作)づくり
個人攻撃技術(状況判断、間合い、スタンス他)
個人攻撃技術(ストップ、フェイク、ドリブル、シュート)
個人技術(詰めのタイムング、方向の読み、位置取り)
個人技術(ボールプレシャー、シュートカット、ブロック)
ゴールキーパーの特性とゴールキーピングの技術、動作
防御体型に対する攻撃.指導法、集団的機能
第1局面~第2局面への展開、集団的機能
第3局面(攻撃のきっかけづくり)、集団的機能
第4局面(各種戦術の使い分け)、集団的機能
数的状況における攻撃(数的優勢、数的劣勢)、集団的機能
各種攻撃スタイルに対する防御戦術.指導法
第1局面 帰陣(速攻に対する防御)、集団的機能
第2局面 臨時ゾーンの防御、集団的機能
第3局面 防御の組み立て、集団的機能
第4局面 防御のシステム、集団的機能
数的状況における防御(数的優勢、数的劣勢)、集団的機能
ジュニアー期から発達段階に応じての組織的プログラムの計画
指導者の在り方、指導者像
競技者育成プログラムとスポーツ指導者養成
スポーツ振興基本計画と指導システムの構築
指導計画の立案(個人・集団指導)
練習計画の実施。評価
ゲーム実施。課題と修正(個人スキル、チーム評価)(1)
ゲーム実施。課題と修正(個人スキル、チーム評価)(2)
ゲーム実施。課題と修正(個人スキル、チーム評価)(3)
ゲームの実施。審判の実践と審判員の任務(1)
ゲームの実施。審判の実践と審判員の任務(2)
ハンドボールの攻防総括
− 280 −
科目コード
35402
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
村田 昭三
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
勝利を追及するバレーボール、努力の過程を大切にする教育としてのバレーボール、体力の向上や仲間づくりを大切にする楽しむバレー
ボール、これらひとつひとつの指導を指導者は要求される。段階によって要求に対応できる幅広い学習を目的として授業を展開する。
<授業の到達目標>
戦術、戦略を練りそれに合わせた高度なスキルを研究し、ゲーム展開での駆け引きを楽しみながらハイレベルな試合ができるように戦
術の選択能力、相手に対応する判断力などを身に着けさせることを目標とする。
<授業の方法>
基本的に実習形式で行うが、理論説明の為の講義、ビデオ等を用いての分析・解説を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
DVD「斉藤利の「バレーボール上達の秘訣」」を見、ルールブックを熟読する。
<成績評価方法>
技能(到達度・進歩度)50%、筆記試験(技術、ルール、身体運動の理論等)25%、受講態度(積極性、協調性、相互促進性など)
20%
<教科書>
特になし
<参考書>
塚本哲也 著(2013.3)「勝つ部活動で健全な学生を育てる」斐明書房 2,160円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
トスの結合練習
レシーブの結合練習
マッハレシーブの結合練習
レシーブとトスの複合練習
スパイクの結合練習
レシーブ、トス、スパイクの複合練習
ブロッキングの結合練習
ブロッキングを加えた複合練習
サーブレシーブの結合練習
サーブレシーブからの複合練習
高度のフォーメーション(1)
高度のフォーメーション(2)
高度のフォーメーション(3)
高度のフォーメーション(4)
高度のフォーメーション(5)
高度のフォーメーション(6)
ゲーム練習(1)
ゲーム練習(2)
ゲーム練習(3)
ゲーム練習(4)
ゲーム練習(5)
ゲーム練習(6)
ゲーム練習(7)
戦力分析結果による練習(1)
戦力分析結果による練習(2)
ゲーム練習(8)
ゲーム練習(9)
ゲーム練習(10)
総まとめ
授 業 内 容
授業のねらいと評価法や履修にあたっての諸注意
左右6箇所移動連続トス
1人5~6本連続レシーブ
台上、壁打ちマッハレシーブ
前後左右移動レシーブ、トス
1歩、2歩、3歩助走スパイク
2、3、4人でのレシーブ、トス、スパイク
バンチリード、スプレットコミットブロック
ブロッキングからスパイクまで
クロス、ストレート連続サーブレシーブ
3人、6人サーブレシーブから攻撃
レシーブフォーメーション
サーブレシーブフォーメーション
ブロックフォーメーション
ブロックホローフォーメーション
スパイクレシーブフォーメーション
ネットから離れた攻撃のフォーメーション
サーブレシーブの安定
スパイクレシーブの確立
トス、二段トスの正確性
スパイクコンビの確立
ブロックホローからの攻撃の確立
サーブとブロックの関係を確立
スカウティングと戦力分析
弱点強化
チームの特色を考える①
チームの特色を考える②
勝つための戦術を考える①
勝つための戦術を考える②
Ⅰ(基礎)~Ⅳ(発展)までを振り返り総合的に自己評価する
− 281 −
科目コード
35402
区 分
コア
授 業
科目名
チームスポーツ指導理論・実習Ⅳ
(実践)
担当者名
知花 武彦
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
国内外の大会やビデオ教材等を通じ、チームスポーツに関わる多くの局面について情報を収集。
チームスポーツの捉え方や人材育成につながる手法・手段を学ぶ。
<授業の到達目標>
基礎的ルールおよびスポーツそのものが持つ意義、安全と楽しみを共有し、自他共に展開できる。
<授業の方法>
実習形式が基本。
映像解説や他競技とのベンチマークを織り交ぜて展開。
年間を通じPDCAのサイクルを導入する。
<準備学習(予習・復習等)>
バスケットボールの基礎的ルールの把握。
ファンダメンタルの自主考察。
<成績評価方法>
技能 60%、レポート 20%、受講態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
授業内容の説明と導入
学生競技における計画立案
準備期
実行
5
大会前後、期間中の取組み
6
内容
7
8
9
10
11
12
13
14
15
組織的課題と個人の課題
対策立案
団体・組織の団結について
チーム一丸となった行動
意欲と日々の変化
リフレッシュのタイミング
ベンチマーク
理想像とのベンチマーク
アンダーカテゴリーとの交流
16
17
18
19
20
コミュニケーション
コミュニケーションスキル
競技外環境
競技を通した人間形成・育成について
障害と傷害
21
22
ストレングス
競技特性に応じたトレーニング
23
24
25
26
補助的トレーニング
バスケットボールにおけるファンダメンタル
ファンダメンタル②
ファンダメンタル③
27
28
チームでの攻撃
攻撃に工夫を凝らす
29
防御(ディフェンス)
30
ゲームを通して
授 業 内 容
年間計画と目的意識の明確化
ピリオターゼーションの導入
チームリソーセスの現状把握とあるべき姿の明確化
課題の洗い出しと目標の設定 実施事項の優先順位づけ。 大会に向けての
プランニング。
大会や遠征の段取り 遠征に関わるリスクマネジメント。 大会におけるパ
フォーマンスの考察。
大会後の反省と点検 計画に対する実行とその評価。 改善分野、事項の洗
い出しと絞り込み。 行動力を生みだすモチベーションについて。
組織的課題と個人的課題の区分けとアプローチ
対処と対策の違い。 有効性、期待効果の予測について。
「個」ではなく「チーム」を考える。
対策立案を大きな力で動かす。
体調や心の変化を観察し、バーンアウトのトラブルを避ける。
リフレッシュの必要性と効果的な取り方について。
他競技と自クラブの比較。 ベンチマークの必要性について。
心技体の各要素をトップチームと比較する。
中高生、小学ミニといった競技者との接し方について ニーズの汲み取り方、
指導内容の伝え方を工夫する。
コミュニケーションの必要性について
コーチング手法の有用性について
生活習慣、学内生活との関連について
生活信条・規範の定め。 体育会、五訓の取組みについて。
怪我、病気、慢性的なトラブルについて。 食生活、睡眠、ストレス、コンディ
ショングを考察。
ウエイトトレーニングの必要性について 考え方と実践。
筋肥大、筋持久力、瞬発力、跳躍力、心肺機能の強化について 現状把握の
取り方および到達目標の定め方。 内容構成、実施時期、質量設定を考える。
アウターマッスルとインナーマッスルの違いと役割について
シュートについて 入るシュート、使えるシュートを定義づける。
ドリブルの有用性・必要性について 移動する、抜く、守るを使い分ける。
パスの有用性と必要性について パスの種類やタイミング、受けてと出し手
の関係を理解する。
ファンダメンタルの積み重ねと展開がチームの攻撃につながることを理解する。
スペーシング(位置)とスクリーンについて 考え方とメリット・デメリッ
トを理解する。
オンボールの守り方 オフボールの守り方 ディフェンス原則をチームでつ
くる。
競技を通して何を学ぶか 競技そのものの魅力、人間関係、挑戦する過程で
の困難。 日常生活との関連、将来への紐付けとして考える。
− 282 −
科目コード
36100
区 分
コア
授 業
科目名
トレーナー論
担当者名
青木 謙介
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
競技スポーツではトレーナーが必要とされており、トレーナーとの関わり方次第で競技力の向上やスポーツ外傷・障害
の発生頻度は少なくなる可能性がある。トレーナーの仕事を理解し、各自の競技に応用できるトレーナーの基礎的知識
や技術を紹介する。
<授業の到達目標>
競技スポーツではトレーナーが必要とされており、トレーナーとの関わり方次第で競技力の向上やスポーツ外傷・障害
の発生頻度は少なくなる可能性がある。トレーナーの仕事を理解し、各自の競技に応用できるトレーナーの基礎的知識
や技術を紹介する。
<授業の方法>
パワーポイントによる講義とアンケート調査、メディカルチェックなどを行う。
<準備学習等(予習・復習)>
授業内で配布された資料を復習すること。
<成績評価方法>
受講態度(課題出席状況)30%と定期試験 70%で評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト アスレティックトレーナーの役割」
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
受講上の注意、評価方法の確認、講義の概要
2
アスレティックトレーナーの役割
アスレティックトレーナーの7つの役割について
3
応急処置の方法①
Emergncy action planについて
4
応急処置の方法②
CPR+AEDについて
5
応急処置の方法③
RINCE処置について
6
検査・測定と評価とは
検査・測定と評価の意義、測定の種類
7
メディカルチェック①
メディカルチェック(整形外科学的)について
8
メディカルチェック②
体力測定について
9
セルフコンディショニングとは
セルフコンディショニングの種類と方法
10
セルフコンディショニング①
ストレッチングおよびマッサージの種類と方法について
11
セルフコンディショニング②
器具を用いたコンディショニング方法について
12
セルフコンディショニング③
内科疾患を予防するためのコンディショニング方法について
13
アスレティックリハビリテーション
各種スポーツ外傷・障害における基本的なアスリハの知識について
14
ドーピングコントロール
ドーピングコントロールの基礎知識について
− 283 −
科目コード
36101
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティック リハビリテーション論
担当者名
青木 謙介
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ競技に復帰するためのリハビリテーションをアスレティックリハビリテーションといい、スポーツ外傷・障害
から復帰するためには重要である。本講義では、アスリート及び指導者に必要なアスレティックリハビリテーションの
基礎知識を習得し、内容や方法を理解して現場での練習や選手指導に役立てることを目的とする。
<授業の到達目標>
スポーツ競技に復帰するためのリハビリテーションをアスレティックリハビリテーションといい、スポーツ外傷・障害
から復帰するためには重要である。本講義では、アスリート及び指導者に必要なアスレティックリハビリテーションの
基礎知識を習得し、内容や方法を理解して現場での練習や選手指導に役立てることを目的とする。
<授業の方法>
教科書に沿って、パワーポイントを使用して講義を進める。
<準備学習等(予習・復習)>
解剖学の知識が必要になるので、受講前には必ず骨、筋肉、神経などの予習をすること。
<成績評価方法>
受講態度、レポート 30%、定期試験 70%(持ち込み不可)で評価する。
<教科書>
日本体育協会「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト アスレティックリハビリテーション」文光堂 3,100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
講義の内容、評価方法、受講態度について
2
アスレティックリハビリテーション総論①
アスレティックリハビリテーションとメディカルリハビリテー
ションの違い
3
アスレティックリハビリテーション総論②
アスレティックリハビリテーションの基礎知識
4
アスレティックリハビリテーション総論③
運動療法について
5
アスレティックリハビリテーション総論④
物理療法について
6
アスレティックリハビリテーション各論①
頭頸部のアスレティックリハビリテーション
7
アスレティックリハビリテーション各論②
腰部のアスレティックリハビリテーション
8
アスレティックリハビリテーション各論③
肩関節のアスレティックリハビリテーション
9
アスレティックリハビリテーション各論④
肘関節のアスレティックリハビリテーション
10
アスレティックリハビリテーション各論⑤
手関節のアスレティックリハビリテーション
11
アスレティックリハビリテーション各論⑥
大腿部のアスレティックリハビリテーション
12
アスレティックリハビリテーション各論⑦
膝関節のアスレティックリハビリテーション
13
アスレティックリハビリテーション各論⑧
下腿部のアスレティックリハビリテーション
14
アスレティックリハビリテーション各論⑨
足関節のアスレティックリハビリテーション
15
まとめ
総復習
− 284 −
科目コード
36102
区 分
コア
授 業
科目名
健康管理概論
担当者名
河合 洋二郎
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
生物学の基本的事項からはじまり、医学的な理解を深め、他の関連する授業の足がかりとなるよう講義する。また、自
分自身の健康状態を把握し、よりいっそうの健康に関心を抱き、健康管理概論のベースを理解することを目的とする。
医学は大きく分けて、病気の人と対峙し、病気の治療を目的としている臨床医学、生物学を基礎に、病気の病因・病態
を解明することを目的としている基礎医学、「集団としてのヒト」を対象にした社会医学からなる。
<授業の到達目標>
臨床医学、基礎医学、社会医学の3つの分野について講義するとともに今日的なトピック的事項を勉強する。
<授業の方法>
教科書と共に必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて解説する。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時に随時通知する予定。
<成績評価方法>
定期試験 100%
<教科書>
入江由香子・中村栄太郎 編集(2006.7)「健康運動指導のための健康管理概論」杏林書院 2,310円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
序論
医事法規
2
からだの成り立ち(1)
細胞学、組織について
3
からだの成り立ち(2)
器官、系について
4
健康の概念
健康とは何か、体力とは何か、健康と体力の関連
5
現代社会と健康(1)
健康障害とはどのように発生するか、日本人の平均寿命、少子高齢化
6
現代社会と健康(2)
高齢社会の抱える問題、疾病構造の変化、生活習慣病
7
健康づくり施策概論
世界のあゆみ、日本のあゆみ、健康運動指導士と健康運動実践指導
者の役割
8
健康状態をどのように評価するか
個人の健康度、集団の健康度
9
健康増進のための方法論(1)
健康と栄養、肥満とその予防
10
健康増進のための方法論(2)
健康と運動、休養
11
ライフステージからみた健康管理
成長期の運動、老年期の運動
12
メディカルチェック(1)
メディカルチェック(1)
13
メディカルチェック(2)
メディカルチェック(2)
14
障害者と運動(1)
障害とは、障害の種類、リハビリテーション
15
障害者と運動(2)
レクリエーションとしての運動、障害者のスポーツ
− 285 −
科目コード
36200
区 分
コア
授 業
科目名
公衆衛生学
担当者名
築山 依果
2
配当年次
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
公衆衛生学は、地域社会さらには国民全体の健康増進、疾病予防のための学問でもある。一次予防、二次予防および三
次予防の理論が基づき、環境諸要因が健康あるいは社会全体に及ぼす影響について理解を深め、疾病予防や健康増進へ
のアプローチの方法等、健康予防、医療に関する知識を習得する。
<授業の到達目標>
公衆衛生の意義を認識し、その方法論を習熟する。さらに保健、医療、福祉等について基礎的な理解をすることにある。
<授業の方法>
講義形式で進め、毎回ワークシートを配布する。また必要に応じて資料や教材を使用して解説する。
<準備学習(予習・復習等)>
予習としては事前に教科書の範囲を読んで授業に出席することが望ましい。復習としては、授業時間内に配布した資料
は必ず目を通しておくこと。授業内に配布するワークシートは各自でまとめて理解を深めること。不明の点があれば授
業時間に提示する参考図書・参考資料を用いて調べておくこと。
<成績評価方法>
平常点(受講態度)15%、小テスト 35%、定期試験 50%
<教科書>
内藤通孝(2014)「公衆衛生学入門」昭和堂 2,400円+税
<参考書>
必要に応じて紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
公衆衛生の定義
公衆衛生学の意義と目的
2
環境と健康
環境汚染と健康
3
健康、疾病、行動に関わる統計資料
人口静態統計、人口動態統計
4
保健衛生統計
生命表、傷病統計、その他の保健統計
5
疫学の概念
疫学の定義、対象や領域
6
疾病の測定と評価
エビデンスに基づいた保健対策
7
情報社会におけるコミュニケーション
情報収集の方法、健康情報管理
8
ライフスタイルの現状と対策
健康に関する行動と社会、食生活と食環境
9
生活習慣病の現状と対策
禁煙行動、飲酒行動、休養、歯科保健活動など
10
主要疾患の対策と予防
生活習慣病の概念
11
我が国の医療・保健制度
母子保健、学校保健、産業保健、高齢者保健、地域保健
12
感染症
感染症の対策と動向
13
食品と健康
食中毒とその予防
14
衛生法規の概要
衛生法規、一般衛生法規
15
まとめ
本講義のまとめ
− 286 −
科目コード
36201
区 分
コア
授 業
科目名
解剖学
担当者名
石原 和泰
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
正常人体について、主としてハードウェアの面から理解を深め、他の教科の基礎となる世にすることを目的とする。マ
クロ解剖学を中心に一部ミクロ解剖学にも触れ、体育学部の学生にふさわしい知識を身につけられるよう授業を行う。
<授業の到達目標>
正常状態の理解には生理学、生化学とならび解剖学を学ぶことは必要不可欠である。後の学年で学ぶ病理学、スポーツ
生理学等の理解に資する基礎的な知識の習得を到達目標とする。
<授業の方法>
スライドを使用し、概ね教科書に沿って行う。
スライドのレジュメは各授業の開始時に配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書の授業テーマに該当する部分にあらかじめ目を通しておくこと。
4単元終了ごとに小テストを行うので、授業内容の復習を行ってまとめのノートを製作すること。テストには、自作ノー
トの持ち込みは可とする。
<成績評価方法>
定期試験 70点、出席点 30点、合計 100点満点で評価する。
公欠の場合、当該授業に関連したレポートを提出すること(内容は任意)。レポートの提出により出席点を与える。
<教科書>
坂本建雄(2010)「ぜんぶわかる人体解剖図」成美堂出版 1,900円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
細胞生物学
動物細胞の細胞構造、細胞内小器官、体細胞分裂について
2
組織学
上皮組織、支持組織、軟骨組織、神経組織について
3
解剖学総論
体表解剖、体腔、骨格、関節の構造について
4
解剖学各論1
全身の骨格と関節について
5
小テスト
単元1~4、ペーパーテスト及び解説
6
解剖学各論2
循環器の解剖について
7
解剖学各論3
呼吸器の解剖について
8
解剖学各論4
消化器の解剖について
9
解剖学各論5
泌尿器の解剖について
10
小テスト
単元6~9、ペーパーテスト及び解説
11
解剖学各論6
内分泌器の解剖について
12
解剖学各論7
感覚器の解剖について
13
解剖学各論8
中枢神経系の解剖について
14
解剖学各論9
末梢神経系の解剖について
15
小テスト
単元11~14、ペーパーテスト及び解説
− 287 −
科目コード
36202
区 分
コア
授 業
科目名
生理学
担当者名
黒川 隆志
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
人の生理機能の基礎的なしくみについて学習する。また、発育発達期、成人期、老齢期における体力や生理機能の特徴
と運動の効果について学習する。さらに水中や高所という特殊な環境における生理的応答やその環境が身体機能に及ぼ
す影響について学習する。
<授業の到達目標>
人の生理機能の基礎的なしくみ及び身体活動が生理機能に及ぼす効果について理解できる。
<授業の方法>
講義
<準備学習(予習・復習等)>
第1回
講義内容を確認し、課題を再認し、参考文献表にしたがい、参考文献の所在を確認し、推薦図書を読む。
第2回-第15回
講義内容を確認し、課題を再認する。各回の講義内容の教科書における該当個所は、第1回目に配布するプリントに示
しているので、それを参考にする。
第16回
期末試験結果を検討し、自己の学習課題を確認し、問題点を克服する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 20%、小テスト等 20%、定期試験 60%
<教科書>
黒川隆志・山崎昌廣 他(2000)「健康スポーツ科学」技報堂出版 2,300円
<参考書>
オストランド、ラダール、浅野 訳(1995)「運動生理学」大修館書店 7,560円
宮下充正(2007)「トレーニングの科学的基礎」Book House HD 2,700円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
講義概要の解説
「生理学」の目的、現代生活における運動の必要性を解説。
2
運動とエネルギー代謝
人のエネルギー供給機構に基づき、運動を発現させる理論的背景。
3
運動と酸素
運動中の酸素摂取動態、最大酸素摂取量、無酸素性作業閾値
4
運動と無酸素能力
無酸素能力の働きと運動の関係
5
運動と呼吸器系
運動中の呼吸器系の働きと運動の効果
6
運動と循環器系
運動中の循環器系の働きと運動の効果
7
運動と筋系
運動中の筋系の働きと運動の効果
8
運動と神経系
運動中の神経系の働きと運動の効果
9
運動と消化・内分泌系
運動中の消化・内分泌系の働きと運動の効果
10
運動と健康・体力
運動と健康・体力の関係
11
運動と成長
成長に伴う体力・生理機能の発達の特徴と運動の効果
12
運動と成人
成人の体力・生理機能の特徴と運動の効果
13
運動と老化
加齢に伴う体力・生理機能の低下と運動による予防策
14
運動と環境(水中)
水中環境での生理的応答、水中トレーニング
15
運動と環境(高所)
高所環境での生理的応答、高所トレーニング
− 288 −
科目コード
36300
区 分
コア
授 業
科目名
病理学
担当者名
石原 和泰
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
解剖学、生理学で学んだ正常人体の構造、機能の理解のうえに病的状態における形態変化及び病態生理を講義する。講
義前半は疾病により出現する種々の病理現象を総論として解説、後半は各臓器ごとに代表的な疾患を取り上げ、その形
態変化、病態生理を解説する。
<授業の到達目標>
将来、人の健康保持、増進に関与していく可能性のある学生に対して、炎症、アレルギーなどの基本的な病理現象のメ
カニズムについて理解してもらうとともに、各臓器の代表的な疾患に対するより専門的な知識を習得してもらうことを
目標とする。
<授業の方法>
概ねスライドを使って講義する。スライドのレジュメは各回授業の最初に配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に授業テーマに該当する部分を参考書を読んで予習しておくこと。
配布されたレジュメを基にまとめノートを作製すること。試験には自作のノートの持ち込みを可とする。
<成績評価方法>
定期試験 70点、出席点 30点、合計 100点満点で評価する。
公欠の場合、当該授業に関連したレポートを提出すること(内容は任意)。
レポートの提出により出席点を与える。
<教科書>
<参考書>
小西 登 編「イラストとエッセンス わかる病理学」恒心社出版 3,150円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
序論
病理学とは
2
病理学総論(1)
細胞・組織とその障害
3
病理学総論(2)
再生と修復、退行性病変
4
病理学総論(3)
循環障害
5
病理学総論(4)
炎症
6
病理学総論(5)
免疫とアレルギー
7
病理学総論(6)
代謝異常
8
病理学総論(7)
腫瘍
9
病理学各論(1)
循環器系の病理
10
病理学各論(2)
呼吸器系の病理
11
病理学各論(3)
内分泌系・造血器系の病理
12
病理学各論(4)
腎・尿路系の病理
13
病理学各論(5)
生殖器系の病理
14
病理学各論(6)
運動器系および脳・神経系の病理
15
まとめ
− 289 −
科目コード
36301
区 分
専門基礎
授 業
科目名
解剖・生理学実習
担当者名
古山 喜一・早田 剛
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
この実習では解剖学、生理学、運動学の講義で習った、正常な身体構造と機能を、実際に自分の目で観察を通して理解
することを目的とする。本実習は解剖学分野、生理学分野、運動学分野に区別される。解剖学分野では、骨・筋を立体
的にイメージしていくことで、人体の支柱となる骨格、骨を連結する関節とその関節の運動に関与する筋を中心に理解
を深める。生理学分野では、呼吸循環機能・ストレス・筋電図の測定を通して、実際に生理学の知識を理解する。運動
学分野では重心動揺、地面反力、歩行を測定することにより、運動学の知識を定量的に理解する。
<授業の到達目標>
実習を通して解剖学、生理学、運動学の講義で習った身体構造と機能を理解し、表現できるようになることを目標とする。
<授業の方法>
各授業で、テーマに沿って実習を行い、スケッチ又はレポートを提出する。
<準備学習(予習・復習等)>
プリントに記された実習内容に関する項目について、解剖学や生理学及び運動学で習った事を復習しておく。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、提出物 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
骨学実習(1)
骨のスケッチ(椎骨・脊柱)
2
骨学実習(2)
骨のスケッチ(肩甲骨・上肢の骨)
3
骨学実習(3)
骨のスケッチ(骨盤・下肢の骨)
4
骨学実習(4)
骨のスケッチ(下肢の骨)
5
筋学実習(1)
筋をフェルトで作成しよう(上肢の筋)
6
筋学実習(2)
筋をフェルトで作成しよう(下肢の筋)
7
骨格・筋解剖実習
鳥の骨格・筋解剖実習
8
自律神経系と内分泌系実習
ストレスを唾液アミラーゼで測定する
9
呼吸器系実習
呼吸機能をスパイロメトリーで測定する
10
運動器系実習(1)
重心動揺を測定する
11
運動器系実習(2)
地面反力を測定する
12
運動器系実習(3)
歩行を測定する
13
末梢神経系実習(1)
筋電図を測定する
14
末梢神経系実習(2)
神経伝導検査を測定する
15
心臓・循環器系実習
心電図を測定する
− 290 −
科目コード
36400
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ障害論
担当者名
青木 謙介
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ現場で発症しやすい急性外傷および慢性障害を学び、予防、応急処置、リハビリテーションなども講義する。
スポーツ指導者になった際に、医療機関に搬送するまでの応急処置や判断、その後のトレーニング指導能力などを学ぶ。
講義を受けるには身体の構造(解剖学)と身体の機能(運動学)についての基本的な知識があることが前提となる。
<授業の到達目標>
スポーツ外傷・障害における疾患名と発生機序を理解する。
スポーツ外傷・障害の予防、応急処置、リハビリテーションなどを中心に理解することを目的とする。
各自の専門種目に関する外傷・障害やリハビリテーションを説明できるようになる。
<授業の方法>
自作のプリントを中心に講義を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
授業の最後に確認レポートを行う。
<成績評価方法>
定期試験および授業レポートで評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ外傷・障害について
スポーツ外傷・障害の受傷機転を理解する。
2
スポーツ外傷・障害 総論1
身体の構造(解剖学)と身体の機能(運動学)を理解する。
3
スポーツ外傷・障害 総論2
スポーツ外傷・障害の応急処置、リハビリテーションを理解する。
4
スポーツ外傷・障害 総論3
総論のまとめを行う。
5
スポーツ外傷・障害 各論 頭部
頭部のスポーツ外傷・障害と応急処置方法を理解する。
6
スポーツ外傷・障害 各論 心臓
心臓の外傷・障害と応急処置方法を理解する。
7
スポーツ外傷・障害 各論 体幹1
体幹のスポーツ外傷・障害を理解する。
8
スポーツ外傷・障害 各論 体幹2
体幹のスポーツ外傷・障害のリハビリテーションを理解する。
9
スポーツ外傷・障害 各論 足関節・足部
足関節・足部のスポーツ外傷・障害とリハビリテーションを理解する。
10
スポーツ外傷・障害 各論 下腿部
下腿部のスポーツ外傷・障害とリハビリテーションを理解する。
11
スポーツ外傷・障害 各論 膝関節
膝関節のスポーツ外傷・障害とリハビリテーションを理解する。
12
スポーツ外傷・障害 各論 股関節
股関節のスポーツ外傷・障害とリハビリテーションを理解する。
13
スポーツ外傷・障害 各論 肩関節
肩関節のスポーツ外傷・障害とリハビリテーションを理解する。
14
スポーツ外傷・障害 各論 肘関節
肘関節のスポーツ外傷・障害とリハビリテーションを理解する。
15
まとめ
授業の総復習を行う
− 291 −
36500
科目コード
授 業
科目名
配当年次
運動生理学Ⅱ(応用)
3
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
黒川 隆志
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
人間の生活行動やスポーツ活動中に働く身体の生理的メカニズム及びそれらの活動が身体機能に及ぼす影響について学
修する。また、発育発達期、成人期、老齢期における体力や生理機能の特徴と運動の効果について学修する。さらに水
中や高所という特殊な環境における生理的応答やその環境が身体機能に及ぼす影響について学修する。
<授業の到達目標>
人間の生活行動やスポーツ活動中に働く身体の生理的メカニズム及びそれらの活動が身体機能に及ぼすトレーニング効
果について理解できる。
<授業の方法>
講義
<準備学習(予習・復習等)>
第1回
講義内容を確認し、課題を再認し、参考文献表にしたがい、参考文献の所在を確認し、推薦図書を読む。
第2回-第15回
講義内容を確認し、課題を再認する。各回の講義内容の教科書における該当個所は、第1回目に配布するプリントに示
しているので、それを参考にする。
第16回
期末試験結果を検討し、自己の学習課題を確認し、問題点を克服する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 20%、小テスト等 20%、定期試験 60%
<教科書>
黒川隆志・山崎昌廣 他(2000)「健康スポーツ科学」技報堂出版 2,300円
<参考書>
オストランド、ラダール、浅野 訳(1995)「運動生理学」大修館書店 7,560円
宮下充正(2007)
「トレーニングの科学的基礎」Book House HD 2,700円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
講義概要の解説
「運動生理学Ⅱ」の目的、現代生活における運動の必要性を解説
2
運動とエネルギー代謝
人のエネルギー供給機構に基づき、運動を発現させる理論的背景。
3
運動と酸素
運動中の酸素摂取動態、最大酸素摂取量、無酸素性作業閾値
4
運動と無酸素能力
無酸素能力の働きと運動の関係
5
運動と呼吸器系
運動中の呼吸器系の働きと運動の効果
6
運動と循環器系
運動中の循環器系の働きと運動の効果
7
運動と筋系
運動中の筋系の働きと運動の効果
8
運動と神経系
運動中の神経系の働きと運動の効果
9
運動と消化・内分泌系
運動中の消化・内分泌系の働きと運動の効果
10
運動と健康・体力
運動と健康・体力の関係
11
運動と成長
成長に伴う体力・生理機能の発達の特徴と運動の効果
12
運動と成人
成人の体力・生理機能の特徴と運動の効果
13
運動と老化
加齢に伴う体力・生理機能の低下と運動による予防策
14
運動と環境(水中)
水中環境での生理的応答、水中トレーニング
15
運動と環境(高所)
高所環境での生理的応答、高所トレーニング
− 292 −
科目コード
36501
区 分
コア
授 業
科目名
運動器の解剖と機能Ⅰ
担当者名
石田 裕子
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーが行う、スポーツ傷害の評価、運動学的観察、アスレティックリハビリテーションなどのト
レーナー活動に必要な人体の構造と機能について理解する。
<授業の到達目標>
人体の解剖と機能を正確に把握し理解することで、スポーツ現場において選手が直面している問題を把握し適切な対処
ができるようになる。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布し講義を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
事前・事後に教科書を熟読し授業の理解を深める。
<成績評価方法>
定期試験 40%、小テスト 40%、受講態度・学習意欲 20%
<教科書>
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト② 運動器の解剖と機能」(公財)日本体育協会
<参考書>
特に指定なし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
体表の区分
人体の区分・全身の骨格と筋
2
運動の表し方
基本姿勢・運動の面と軸・基本的な関節運動
3
骨の構造と機能
骨の肉眼的構造・微細構造・循環系・神経系・骨細胞・骨基質
4
関節の構造と機能
関節の基本的構造・種類・関節軟骨
5
靭帯の構造と機能
靭帯の基本的構造と機能
6
体幹の基礎解剖
脊柱の骨格・脊柱の関節・脊柱の弯曲
7
頚椎・胸椎・腰椎・仙椎・骨盤
脊椎の各部位の骨格・関節構造
8
肩関節の構造と機能
肩関節の骨格・関節構造
9
肘関節・手関節の構造と機能
肘関節と手関節の骨格・関節構造
10
股関節の構造と機能
股関節の骨格・関節構造
11
膝関節の構造と機能
膝関節の骨格・関節構造
12
足関節・足部の構造と機能
足関節と足部の骨格・関節構造
13
全身
全身の復習
14
筆記テスト
授業内容のまとめ
15
総括授業
筆記テストの解説と授業の総括
− 293 −
科目コード
36502
区 分
コア
授 業
科目名
運動器の解剖と機能Ⅱ
担当者名
石田 裕子
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーが行う、スポーツ傷害の評価、運動学的観察、アスレティックリハビリテーションなどのト
レーナー活動に必要な人体の構造と機能について理解する。
<授業の到達目標>
人体の解剖と機能を正確に把握し理解することで、スポーツ現場において選手が直面している問題を把握し適切な対処
ができるようになる。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布し講義を進める。
<学習課題(予習・復習)>
事前・事後に教科書を熟読し授業の理解を深める。
<成績評価方法>
定期試験 40%、小テスト 40%、受講態度・学習意欲 20%
<教科書>
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト② 運動器の解剖と機能」(公財)日本体育協会
<参考書>
特に指定なし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
全身の骨格
全身の骨格の復習
2
筋・腱の構造と機能(1)
骨格筋の構造、筋と骨との連結、骨格筋の収縮メカニズム
3
筋・腱の構造と機能(2)
エネルギー供給系、骨格筋線維のタイプ分類
4
筋・腱の構造と機能(3)
筋収縮様式、筋―腱複合体、筋収縮と張力、筋の形状
5
脊柱の筋
脊柱の筋・血管・神経・運動
6
肩関節の筋
肩関節の筋・血管・神経・運動
7
肘関節の筋
肘関節の筋・血管・神経・運動
8
手関節・手部の筋
手関節・手部の筋・血管・神経・運動
9
上半身の運動
上半身の筋と運動のまとめ
10
股関節の機能解剖と筋
股関節の筋・血管・神経・運動
11
膝関節の筋
膝関節の筋・血管・神経・運動
12
足関節・足部の筋
足関節・足部の筋・血管・神経・運動
13
下半身の運動
下半身の筋と運動のまとめ
14
筆記テスト
授業内容のまとめ
15
総括授業
筆記テストの解説と授業の総括
− 294 −
科目コード
36503
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ外傷・障害の基礎知識Ⅰ
担当者名
濱浪 一則
配当年次
2
配当学期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーが活動を行う上で必要なスポーツ外傷・障害の基礎知識について理解する。そのために、上肢・
下肢・体幹の主となるスポーツ外傷の病態、評価方法および重篤な外傷・年齢・性差によるスポーツ外傷の特徴の習得
することをねらいとする。
<授業の到達目標>
日本体育協会アスレティックトレーナー試験に合格できるよう知識を修得すること。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布して講義を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書、配布資料を用いて予習し、授業中に行う小テストに備える。
授業で学んだ内容を復習し、期末テストに備える。
<成績評価方法>
定期試験 60%、レポート・小テスト 40%
公欠の場合は、当該授業の要旨をレポート用紙5枚にまとめ(手書き)提出すること。
提出のない場合は欠席扱いとする。
<教科書>
日本体育協会「スポーツ外傷・障害の基礎知識」
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ外傷・障害総論(1)
整形外科的メディカルチェック スポーツ外傷・障害の特徴
2
上肢のスポーツ外傷・障害(1)
肩関節脱臼
3
上肢のスポーツ外傷・障害(2)
肩腱板断裂
4
上肢のスポーツ外傷・障害(3)
肘MCL損傷
5
上肢のスポーツ外傷・障害(4)
肘外側・内側上顆炎
6
上肢のスポーツ外傷・障害(5)
肘その他の外傷、障害
7
上肢のスポーツ外傷・障害(6)
手関節捻挫
8
上肢のスポーツ外傷・障害(7)
TFCC損傷
9
上肢のスポーツ外傷・障害(8)
手指その他の外傷・障害
10
体幹のスポーツ外傷・障害(1)
体幹のスポーツ外傷・障害についての病態、発生機転、診断法、徒
手的検査、頚椎捻挫、頚椎椎椎間板ヘルニア、バーナー症候群
11
体幹のスポーツ外傷・障害(2)
腰椎椎間板ヘルニア
12
体幹のスポーツ外傷・障害(3)
腰椎分離症
13
下肢のスポーツ外傷・障害(1)
鼠径部痛症候群
14
下肢のスポーツ外傷・障害(2)
大腿部
15
下肢のスポーツ外傷・障害(3)
膝ACL損傷
− 295 −
科目コード
36504
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ外傷・障害の基礎知識Ⅱ
担当者名
濱浪 一則
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーが活動を行う上で必要なスポーツ外傷・障害の基礎知識について理解する。そのために、上肢・
下肢・体幹の主となるスポーツ外傷の病態、評価方法および重篤な外傷・年齢・性差によるスポーツ外傷の特徴の習得
することをねらいとする。
<授業の到達目標>
日本体育協会アスレティックトレーナー試験に合格できるよう知識を修得すること。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布して講義を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書、配布資料を用いて予習し、授業中に行う小テストに備える。
授業で学んだ内容を復習し、期末テストに備える。
<成績評価方法>
定期試験 60%、レポート・小テスト 40%
公欠の場合は、当該授業の要旨をレポート用紙5枚にまとめ(手書き)提出すること。
提出のない場合は欠席扱いとする。
<教科書>
日本体育協会「スポーツ外傷・障害の基礎知識」
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
下肢のスポーツ外傷・障害(4)
膝PCL損傷
2
下肢のスポーツ外傷・障害(5)
膝MCL損傷
3
下肢のスポーツ外傷・障害(6)
膝軟骨損傷
4
下肢のスポーツ外傷・障害(7)
腸痙靭帯炎
5
下肢のスポーツ外傷・障害(8)
下腿部
6
下肢のスポーツ外傷・障害(9)
足関節、足部
7
下肢のスポーツ外傷・障害(10)
疲労骨折
8
下肢のスポーツ外傷・障害(11)
足その他の外傷
9
重篤な外傷(1)
重篤な外傷の病態、発生機転、診断法、徒手的検査の解説、頭蓋骨
骨折
10
重篤な外傷(2)
脳損傷
11
重篤な外傷(3)
脊髄損傷
12
重篤な外傷(4)
大出血
13
その他の外傷(1)
顔面
14
年齢・性別によるスポーツ外傷・傷害の特
年齢・性別によるスポーツ外傷・障害の特徴(女性、高齢者、発育期)
徴
の解説
成長期に特徴的なスポーツ障害、スポーツ
成長期のスポーツ外傷・障害の特徴、メディカルチェック
15
メディカルチェック
− 296 −
科目コード
36505
区 分
コア
授 業
科目名
検査・測定と評価Ⅰ
担当者名
三瀬 貴生
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となる検査測定手技について、その目的と意義を理解し、具体的に
実技できるまでの能力を習得することをねらいとする。アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となるス
ポーツ動作の観察・分析について、その目的と意義を理解し、六つの基本動作についてそのバイオメカニクス、動作に
影響をあたえる機能的と体力的要因を説明できる能力を習得することを目的とする。
<授業の到達目標>
アスレティックトレーナーに必要とされる評価についてその意義と考え方を学び、具体的な評価による問題点の抽出ま
でのプロセスを理解し、実践できる能力を習得することをねらいとする。
<授業の方法>
予習を重視する。予習用の資料を配布し、教科書を基に予習をおこなった上で授業・実習等を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
予習として、次の授業内容の範囲まで教科書を読んでくること。また、テキスト内容の自分が分からないところ(=授
業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握する」、そのことによって、授業での記憶定着の
効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習すること。
<成績評価方法>
出席、口述試験、定期試験より総合的に評価する。
<教科書>
日本体育協会(2007.9.30)
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑤・検査・測定と評価」日本体育協会 2,800円
<参考書>
Helen J. Hislop 著、Dale Avers 著、Marybeth Brown 著、津山直一 翻訳、中村耕三 翻訳(2014.3.8)「新・徒手筋力検
査法 第9版」協同医書出版社 8,100円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業概要、授業の進め方、成績評価等の説明
2
ATに必要な評価(1)
ATによる評価の目的、意義および役割、機能評価のプロセス
3
ATに必要な評価(2)
機能評価に基づくアスレティックリハビリテーションおよびコンディ
ショニングの目標設定、プログラム立案
4
ATに必要な検査・測定の手法(1)
姿勢・身体アライメント、筋委縮の観察、計測の目的と意義、計測方法
5
ATに必要な検査・測定の手法(2)
関節弛緩性検査の目的と意義およびその検査測定
6
ATに必要な検査・測定の手法(3)
関節可動域測定の目的と意義および測定方法
7
ATに必要な検査・測定の手法(4)
筋タイトネスの検査測定方法
8
ATに必要な検査・測定の手法(5)
徒手的筋力検査の目的と意義およびその検査方法
9
ATに必要な検査・測定の手法(6)
機器を用いた筋力、筋パワーおよび筋持久力の検査測定の目的と意義
およびその検査測定方法
10
ATに必要な検査・測定の手法(7)
全身持久力の検査測定の目的と意義およびその具体的手法と測定指標
11
ATに必要な検査・測定の手法(8)
敏捷性および協調性の検査測定の目的と意義およびその具体的手法
12
ATに必要な検査・測定の手法(9)
身体組成の検査測定の目的と意義およびその具体的手法
13
ATに必要な検査・測定の手法(10)
一般的な体力測定の検査項目とその目的と概要
14
まとめ(1)
総合学習
15
まとめ(2)
ATに必要な検査・測定に関する口述説明の試験
− 297 −
科目コード
36506
区 分
コア
授 業
科目名
検査・測定と評価Ⅱ
担当者名
三瀬 貴生
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、評価におけるスポーツ動作の観察・分析の目的と意義、六つのスポーツ動作(歩行動作、走動作、ストップ・
方向転換動作、跳躍動作、投動作、あたり動作)に関するそれぞれのバイオメカニクスおよび動作に影響をあたえる機
能的と体力的要因、さらに外傷・障害の発生機転となるスポーツ動作の特徴とメカニズムについて学習する。
<授業の到達目標>
アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となるスポーツ動作の観察・分析について、その目的と意義を理解
し、六つの基本動作についてそのバイオメカニクス、動作に影響をあたえる機能的と体力的要因を説明できる能力を習
得すること。
<授業の方法>
予習を重視する。予習用の資料を配布し、教科書を基に予習をおこなった上で授業・実習等を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
予習として、次の授業内容の範囲まで教科書を読んでくること。また、テキスト内容の自分が分からないところ(=授
業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握する」、そのことによって、授業での記憶定着の
効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習すること。
<成績評価方法>
出席、口述試験、定期試験より総合的に評価する。
<教科書>
日本体育協会(2007.9.30)
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑤・検査・測定と評価」日本体育協会 2,800円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ動作の観察と分析(1)
評価におけるスポーツ動作の観察・分析の目的と意義
2
スポーツ動作の観察と分析(2)
歩行動作のバイオメカニクス
3
スポーツ動作の観察と分析(3)
歩行動作に影響する要因
4
スポーツ動作の観察と分析(4)
走動作のバイオメカニクス
5
スポーツ動作の観察と分析(5)
走動作に影響を与える機能的、体力的要因 外傷の発生機転となる
6
スポーツ動作の観察と分析(6)
ストップ・方向転換動作のバイオメカニクス
7
スポーツ動作の観察と分析(7)
ストップ・方向転換動作に影響をあたえる機能的、体力的要因 外
ような走動作の特徴とメカニズム
傷の発生機転となるようなストップ・方向転換動作の特徴とメカニ
ズム
8
スポーツ動作の観察と分析(8)
跳動作のバイオメカニクス
9
スポーツ動作の観察と分析(9)
跳動作に影響をあたえる機能的、体力的要因 外傷の発生機転とな
るような跳動作の特徴とメカニズム
10
スポーツ動作の観察と分析(10)
投動作のバイオメカニクス
11
スポーツ動作の観察と分析(11)
投動作に影響をあたえる機能的、体力的要因 外傷の発生機転とな
12
スポーツ動作の観察と分析(12)
あたり動作のバイオメカニクス
13
スポーツ動作の観察と分析(13)
あたり動作に影響をあたえる機能的、体力的要因 外傷の発生機転
るような投動作の特徴とメカニズム
となるようなあたり動作の特徴とメカニズム
14
まとめ(1)
総合学習
15
まとめ(2)
スポーツ動作の観察・分析に関する口述説明の試験
− 298 −
科目コード
36507
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティック リハビリテーションⅠ
担当者名
飯出 一秀
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックリハビリテーションは、①筋力回復および筋力増強、②関節可動域回復、③神経筋協調性、⑤全身持久
力回復、⑥身体組成の管理、⑦再発予防および外傷予防を主な目的としている。
<授業の到達目標>
本講義では、「アスレティックリハビリテーション基礎」からの内容を深め、特に上肢および体幹を中心とした外傷ご
とのリスク管理に基づいたアスレティックリハビリテーションプログラム作成と実際に実践できる知識と技術の習得を
目的とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義を行い、必要に応じて補足資料を配布する。また必要に応じて実技指導も行う。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト内容の自分が分からないところ(=授業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握す
る」、そのことによって、授業での記憶定着の効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習、定期テスト前の勉強
を兼ねた復習。
<成績評価方法>
出席、小テスト、課題プロジェクト、定期試験を総合的に判断する。
<教科書>
日本体育協会(2009.9.30)「日本体育協会アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑦・アスレティックリハビリテー
ション」日本体育協会 3,100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
スポーツ外傷・傷害総論
スポーツ現場における上肢・体幹の外傷と障害の特徴について理解
授 業 内 容
2
肩関節のリハビリテーション
肩関節の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
3
肩関節のリハビリテーション
評価に必要な検査および測定方法の理解、患部のリスク管理
4
肩関節のリハビリテーション
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習
5
肘関節のリハビリテーション
肘関節の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
6
肘関節のリハビリテーション
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習手
7
手首・指関節のリハビリテーション
手首・指関節の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
8
手首・指関節のリハビリテーション
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習
9
腰部のリハビリテーション
腰部の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
10
腰部のリハビリテーション
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習
11
頸部のリハビリテーション
頸部の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
12
頸部のリハビリテーション
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習
13
コンディショニング実習-上肢-
上肢および体幹を中心としたコンディショニング方法の実習
14
コンディショニング実習-下肢-
下肢および体幹を中心としたコンディショニング方法の実習
15
コンディショニング実習-体幹-
体幹を中心としたコンディショニング方法の実習
− 299 −
科目コード
36508
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティック リハビリテーションⅡ
担当者名
飯出 一秀
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックリハビリテーションは、①筋力回復および筋力増強、②関節可動域回復、③神経筋協調性、⑤全身持久
力回復、⑥身体組成の管理、⑦再発予防および外傷予防を主な目的としている。
<授業の到達目標>
本講義では、「アスレティックリハビリテーション基礎」からの内容を深め、特に上肢および体幹を中心とした外傷ご
とのリスク管理に基づいたアスレティックリハビリテーションプログラム作成と実際に実践できる知識と技術の習得を
目的とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義を行い、必要に応じて補足資料を配布する。また必要に応じて実技指導も行う。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト内容の自分が分からないところ(=授業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握す
る」、そのことによって、授業での記憶定着の効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習、定期テスト前の勉強
を兼ねた復習。
<成績評価方法>
出席、小テスト、課題プロジェクト、定期試験を総合的に判断する
<教科書>
日本体育協会(2009.9.30)「日本体育協会アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑦・アスレティックリハビリテー
ション」日本体育協会 3,100円
<授業計画>
回
テーマ
1
スポーツ外傷・傷害総論
授 業 内 容
スポーツ現場における下肢・競技(種目別)外傷と障害の特徴につい
て理解
2
足・足関節のリハビリテーション 足指
足関節の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
3
足・足関節のリハビリテーション 足関節
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習
4
下腿部のリハビリテーション-前部-
膝関節の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
5
下腿部のリハビリテーション-後部-
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習
6
膝関節のリハビリテーション-捻挫-
大腿部の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
7
膝関節のリハビリテーション-ACL-
評価に必要な検査および測定方法の理解、患部のリスク管理
8
膝関節のリハビリテーション-MCL-
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習
9
大腿部のリハビリテーション-前部-
肢関節の機能解剖、怪我のメカニズム、医学的情報の理解
10
大腿部のリハビリテーション-後部-
症例検討、具体的なプログラムの作成、リハビリ演習
11
股関節のリハビリテーション-前部-
競技(種目)特性に基づいたアスレティックリハビリテーションのプ
ログラミング(-球技-)
12
股関節のリハビリテーション-後部-
競技(種目)特性に基づいたアスレティックリハビリテーションのプ
ログラミング(-格闘技-)
13
競技
(種目)
特性に基づいたアスレティックリハ 競技種目特性、競技種目の動作特性、体力特性、外傷発生機転
ビリテーションのプログラミング
(-球技-)
14
まとめ
スポーツ復帰のための機能的、体力的到達目標
15
まとめ
競技種目ごとのアスレティックリハビリテーションのプログラミング
− 300 −
科目コード
36509
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティックトレーナー
現場実習Ⅰ 担当者名
青木 謙介
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーに必要とされる評価についての意義と考え方を学び、具体的な評価による問題点抽出までの
プロセスを理解し、実践できる能力を習得することをねらいとする。アスレティックトレーニングルームにおいて見学
実習することにより必要な知識や技術を身につける。
<授業の到達目標>
HOPSを見学して理解する。
アスレティックリハビリテーションを見学して理解する。
応急処置を見学して理解する。
ストレッチング、テーピングを見学して理解する。
<授業の方法>
実習はトレーニングセンターでおこなう。必要に応じて資料を配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
「アスレティックトレーナーテキスト⑤検査・測定と評価」と機能解剖学を学習しておくこと。
<成績評価方法>
実技試験 50%および定期試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑤ 検査・測定と評価」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版株式会社
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
アスレティックトレーニングルーム見学実習①
問診の方法を見学して理解する。
2
アスレティックトレーニングルーム見学実習②
視診の方法を見学して理解する。
3
アスレティックトレーニングルーム見学実習③
触診の方法を見学して理解する。
4
アスレティックトレーニングルーム見学実習④
関節可動域方法を見学して理解する。
5
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑤
徒手筋力検査方法を見学して理解する。
6
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑥
アライメント検査方法を見学して理解する。
7
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑦
スペシャルテストを見学して理解する。
8
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑧
関節弛緩性検査を見学して理解する。
9
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑨
上肢のスポーツ外傷・障害の選手におけるアスレティックリハビ
リテーションを見学して理解する。
10
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑩
下肢のスポーツ外傷・障害の選手におけるアスレティックリハビ
リテーションを見学して理解する。
11
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑪
体幹のスポーツ外傷・障害の選手におけるアスレティックリハビ
リテーションを見学して理解する。
12
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑫
応急処置方法を見学して理解する。
13
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑬
テーピング法を見学して理解する。
14
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑭
ストレッチングを見学して理解する。
15
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑮
総合見学実習
− 301 −
科目コード
36510
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティックトレーナー
現場実習Ⅱ 担当者名
青木 謙介
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となる検査測定について、その目的と意義を理解して具体的に実践
できるまでの能力を習得することを目的とする。
<授業の到達目標>
関節可動域測定法を理解して測定法を習得する。
徒手筋力検査法を理解して測定法を習得する。
スポーツ動作を分析できるようにする。
<授業の方法>
アスレティックトレーニングルーム内で講義・実習を進めていく。必要に応じてVTRや復習テストなどを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前にテキストを読み、機能解剖学の復習をして授業を受講すること。
各自、日本赤十字協会救急法救急員の取得をしておくこと。
<成績評価方法>
実技試験 50%、筆記試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑤ 検査・測定と評価」
全国柔道整復学校協会運動学医歯薬出版株式会社 4,200円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ATに必要な評価
ATによる評価の目的、意義および役割
2
ATに必要な検査・測定の手法①
姿勢・アライメントの観察、計測方法
3
ATに必要な検査・測定の手法②
関節弛緩性に関する検査方法
4
ATに必要な検査・測定の手法③
関節可動域の検査方法
5
ATに必要な検査・測定の手法④
筋タイトネスの検査方法
6
ATに必要な検査・測定の手法⑤
筋委縮や筋肥大の測定方法
7
ATに必要な検査・測定の手法⑥
徒手筋力検査の測定方法
8
ATに必要な検査・測定の手法⑦
機器を用いた筋力および筋持久力の測定方法
9
ATに必要な検査・測定の手法⑧
全身持久力の測定方法
10
ATに必要な検査・測定の手法⑨
身体組成の測定方法
11
ATに必要な検査・測定の手法⑩
各測定方法のまとめ
12
スポーツ動作の観察・分析①
歩行動作、走動作の分析方法
13
スポーツ動作の観察・分析②
投動作の分析方法
14
スポーツ動作の観察・分析③
ストップ、方向転換動作の分析方法
15
まとめ
検査・測定と評価における総合実習
− 302 −
科目コード
36511
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティックトレーナー
現場実習Ⅲ 担当者名
青木 謙介
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーに必要なストレッチング、外傷・障害に対する応急処置、テーピングなどを実習を通して習
得する。実際にスポーツの現場で行い、競技特性を理解してコンディショニング方法を学ぶ。
<授業の到達目標>
各種疾患に対するストレッチング、応急処置、テーピングの技術を習得する。
<授業の方法>
実際のスポーツ現場で実習する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前にテキストを読んで準備する。
各自、日本赤十字協会救急法救急員の取得をしておくこと。
<成績評価方法>
筆記試験 50%と実技試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト 予防とコンディショニング」
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト アスレティックリハビリテーション」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版社
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ現場実習(IPU付属鍼灸整骨院)
2
スポーツ現場実習(トレーニングセンター) ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
3
スポーツ現場実習(柔道)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
4
スポーツ現場実習(剣道)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
5
スポーツ現場実習(レスリング)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
6
スポーツ現場実習(ダンス)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
7
スポーツ現場実習(陸上競技)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
8
スポーツ現場実習(駅伝・長距離)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
9
スポーツ現場実習(ラグビー)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
10
スポーツ現場実習(バスケットボール)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
11
スポーツ現場実習(ハンドボール)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
12
スポーツ現場実習(サッカー)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
13
スポーツ現場実習(バレーボール)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
14
スポーツ現場実習(野球)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
15
スポーツ現場実習(ソフトボール)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
− 303 −
科目コード
36512
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティックトレーナー
現場実習Ⅳ 担当者名
青木 謙介
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックリハビリテーションの概念と定義を理解し、運動療法、物理療法と捕装具の使用に関する基礎知識を持っ
て、アスレティックリハビリテーションプログラムを作成したものを実践し習得していくことを目的とする。また、競
技特性に基づいたアスレティックリハビリテーションのプログラムの作成したものを実践し習得する。
<授業の到達目標>
各種疾患、各種競技におけるアスレティックリハビリテーションプログラムを作成できるようにする。
<授業の方法>
トレーニングセンターにて実習を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前にテキストを読んで準備する。
各自、日本赤十字協会救急法救急員の取得をしておくこと。
<成績評価方法>
筆記試験 50%と実技試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト 予防とコンディショニング」
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト アスレティックリハビリテーション」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版社
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
アスレティックリハビリテーション実習①
柔道選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
2
アスレティックリハビリテーション実習②
剣道選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
3
アスレティックリハビリテーション実習③
レスリング選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
4
アスレティックリハビリテーション実習④
ダンス選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
5
アスレティックリハビリテーション実習⑤
陸上短距離選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
6
アスレティックリハビリテーション実習⑥
陸上長距離選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
7
アスレティックリハビリテーション実習⑦
陸上投擲選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
8
アスレティックリハビリテーション実習⑧
ラグビー選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
9
アスレティックリハビリテーション実習⑨
バスケットボール選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
10
アスレティックリハビリテーション実習⑩
ハンドボール選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
11
アスレティックリハビリテーション実習⑪
サッカー選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
12
アスレティックリハビリテーション実習⑫
バレーボール選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
13
アスレティックリハビリテーション実習⑬
野球選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
14
アスレティックリハビリテーション実習⑭
ソフトボール選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
15
アスレティックリハビリテーション実習⑮
自転車競技選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実施
− 304 −
科目コード
36513
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティックトレーナー
現場実習Ⅴ 担当者名
青木 謙介
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーの役割、スポーツ科学、運動器の解剖と機能、健康管理とスポーツ医学、検査・測定と評価、
予防とコンディショニング、アスレティックリハビリテーション、救急処置、スポーツと栄養についての基礎知識と現
場実習をもとに総合的に実践し習得していくことを目的とする。
<授業の到達目標>
トレーナーの仕事を理解して、様々な現場に対応できる力を身につける。
<授業の方法>
トレーニングセンターで実習する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前にテキストを読んで準備する。また、選手へのアスリハの種目などを準備して授業に臨むこと。
各自、日本赤十字協会救急法救急員の取得をしておくこと。
<成績評価方法>
総合実技テスト 50%と筆記試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト 予防とコンディショニング」
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト アスレティックリハビリテーション」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版株式会社
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
総合実習①
総合実習②
総合実習③
総合実習④
総合実習⑤
総合実習⑥
総合実習⑦
総合実習⑧
総合実習⑨
総合実習⑩
総合実習⑪
総合実習⑫
総合実習⑬
総合実習⑭
総合実習⑮
総合実習⑯
総合実習⑰
総合実習⑱
総合実習⑲
総合実習⑳
総合実習21
総合実習22
総合実習23
総合実習24
総合実習25
総合実習26
総合実習27
総合実習28
総合実習29
総合実習30
授 業 内 容
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動①
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動②
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動③
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動④
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動⑤
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動①
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動②
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動③
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動④
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑤
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑥
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑦
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑧
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑨
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑩
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定①
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定②
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定③
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定④
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定⑤
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定⑥
グループを対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導①
グループを対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導②
グループを対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導③
グループを対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導④
個人を対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導①
個人を対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導②
個人を対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導③
個人を対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導④
現場実習のまとめ
− 305 −
科目コード
36514
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ健康実習
担当者名
早田 剛
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
今般の医療制度改革においては,生活習慣病予防が生涯を通じた個人の健康づくりだけでなく,中長期的な医療費適正
化対策の柱の一つとして位置づけられており,今後展開される本格的な生活習慣病対策においては,一次予防に留まら
ず二次予防も含めた健康づくりのための運動を指導する専門家の必要性が増している。本講義においては、スポーツ健
康論で修得した内容を踏まえ、「個々人の身体状況に応じた安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成
と指導」、「生活習慣病にかかる可能性のある“ハイリスク者”への個別指導・健康支援」に関する実践、実習を行なう。
<授業の到達目標>
運動プログラムの基本的な考え方を理解し、対象特性に合わせた包括的な運動プログラムの作成し、運動指導の実践を
行なえるようになることを目標としている。
<授業の方法>
教科書を基に、実習を中心とした授業を展開する。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を熟読し、実際に運動プログラムを作成し、授業内で実践し、指導する側、指導される側になることで、
授業の理解を深める。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、運動プログラム指導 20%、定期試験 50%
<教科書>
公益財団法人健康・体力づくり事業財団(2014.3)「健康運動指導士養成講習会テキスト(上・下)」南江堂 16,500円
<参考書>
公益財団法人健康・体力づくり事業財団(2009.4)「健康運動実践指導者養成用テキスト」南江堂 4,900円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
身体活動量の定量法とその実際
身体活動量の測定法の実際
2
身体組成の測定法
身体組成の測定
3
運動負荷試験実習(1)
正常心電図
4
運動負荷試験実習(2)
負荷心電図
5
運動負荷試験実習(3)
呼気ガス分析、乳酸値
6
運動負荷試験実習(4)
最大酸素摂取量の測定
7
高齢者の体力測定法(1)
高齢者の体力測定法の実習(全身持久力)
8
高齢者の体力測定法(2)
高齢者の体力測定法の実習(筋力等)
9
運動行動変容の実際
行動変容プログラムの実習
10
運動療法(1)
生活習慣病に対する包括的な運動療法
11
運動療法(2)
過体重・肥満症に対する運動療法
12
運動療法(3)
高血糖・糖尿病に対する運動療法
13
運動療法(4)
高血圧に対する運動療法
14
運動療法(5)
脂質異常症に対する運動療法
15
運動療法(6)
ロコモティブシンドロームに対する運動療法
− 306 −
科目コード
37100
区 分
コア
授 業
科目名
障害者スポーツ論
担当者名
小玉 京士朗
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
障害者スポーツは、障害という「ハンディ」を施設や用具・ルールの工夫、人の援助等で補うことにより、一見不可能
に思えるスポーツが可能となり実践されている。本科目では障害者の親しんでいるスポーツ・レクリエーションの現状
を理解し、身近な障害者へのスポーツ活動の支援に役立てることを目的とする。
<授業の到達目標>
本科目を通じて障害についての基本的な知識や、障害者のスポーツの捉え方、歴史、組織、競技・種目、ルール等を理解し、
障害者のスポーツ活動等を通して、社会のあり方について考え行動に移すことができる人材育成を目標とする。
<授業の方法>
日本障害者スポーツ協会の公認障害者スポーツ指導員(初級・中級)カリキュラムに準じ、教科書、必要に応じて資料
を配布し実施する。
<準備学習等(予習・復習)>
講義実施内容部分について事前に読み込み予習すること。
<成績評価方法>
授業態度・レポート等 30%、定期試験 70%
※初級障害者スポーツ指導員を申請する者は、①本科目の全出席、②吉備高原車いすふれあいロードレース、岡山県障
害者スポーツ大会ボランティアに1回以上参加すること(事前ガイダンス受講及び事後レポート提出)が条件となる。
<教科書>
(財)日本障害者スポーツ協会「障害者スポーツ教本(初級・中級)」ぎょうせい 2,381円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
障害者福祉施策と障害者スポーツ(1)
障害者福祉施策と障害者スポーツ(2)
ボランティア論(1)
ボランティア論(2)
障害者スポーツの意義
障害者スポーツの理念
安全管理
障害の理解とスポーツ(1)
障害者福祉施策の体系、サービス体系
障害者福祉施策・今後の動向と障害者スポーツの関連性
ボランティア精神
ボランティア活動の基本的姿勢
障害者スポーツの基本理念、用語の理解
障害者スポーツの意義および社会的効果
スポーツ実施する際における安全管理の基本的項目、内容
身体障害の特性を学び、その特性に配慮しながら安全にスポーツを
実施させるために必要な最小限の知識身体障害(内部障害を含む)
障害の理解とスポーツ(2)
知的障害の特性を学び、その特性に配慮しながら安全にスポーツを
実施させるために必要な最小限の知識
障害の理解とスポーツ(3)
精神障害の特性を学び、その特性に配慮しながら安全にスポーツを
実施させるために必要な最小限の知識
障害の理解とスポーツ(4)
重度の障害(身体障害(内部障害を含む)、知的障害、精神障害)の
特性を学び、その特性に配慮しながら安全にスポーツを実施させる
ために必要な最小限の知識
(公財)日本障害者スポーツ協会公認障害 (公財)日本障害者スポーツ協会・公認障害者スポーツ指導者制度
者スポーツ指導者制度
における障害者スポーツ指導員の役割や組織について
全国障害者スポーツ大会の概要
全国障害者スポーツ大会の目的、実施内容について
障害に応じたスポーツの工夫・実施(1)
実際に行われているスポーツを体験し障害に応じての工夫(陸上競
技、フライングデスク)
障害に応じたスポーツの工夫・実施(2)
実際に行われているスポーツを体験し障害に応じての工夫(ボッ
チャ、サイドテーブルテニス)
− 307 −
科目コード
37200
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツイベント論
担当者名
山本 孔一
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
国際、国内、地域、各レベルにおけるスポーツイベントの事例を取り上げ、その社会的な構造と機能を理解しながら課
題を講述する。またスポーツイベントにかかわる先行研究を取り上げ、その課題を講述する。
<授業の到達目標>
本授業はスポーツイベントの理念と意義を理解するとともに、スポーツイベントと地域形成、現代社会におけるスポー
ツイベント政策、プロフェッショナルスポーツの発展過程などについて、その歴史的・社会的な意味や現代的機能を探
求する能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
毎時テーマに沿って講義するが、必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて解説する。
<準備学習(予習・復習等)>
スポーツイベントに関心のある人のみ受講することができる。受講する人はスポーツイベントに関する新聞記事等を読
んでおくこと。
<成績評価方法>
受講態度・出席とプレゼンテーション・小テストで総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツと地域社会をめぐって
スポーツイベントと地域社会
2
スポーツイベントの社会的構造分析
スポーツイベントと社会構造
3
現在のスポーツイベント
現在行われているスポーツイベント
4
スポーツイベントと地域形成の課題
スポーツイベントと地域形成
5
イベント企画・立案の方法と実際
イベントの意義
6
↓
イベント企画の立て方
7
↓
PRとスポンサーの獲得
8
↓
スケジュールと予算計画の立て方
9
↓
運営計画の立て方
10
↓
イベントの評価とその方法
11
イベント立案企画書作成
12
↓
13
イベント企画プレゼンテーション
14
↓
15
イベント企画書完成・提出
− 308 −
科目コード
37400
区 分
コア
授 業
科目名
コミュニティスポーツ論
担当者名
山本 孔一
配当年次
4
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
特にコミュニティスポーツにおける総合型地域スポーツクラブの重要性を中心的テーマとして取り扱い、その設立背景・
経緯、形成発展過程を辿っていく。講義をとおして学生には、地域社会におけるスポーツ指導者にとって必要な資質が
何であるかを考えてほしい。
<授業の到達目標>
健康や運動に対する関心の高まり、それに伴う地域におけるスポーツ振興など、現代ではスポーツは人々の暮らしと密
接な繋がりを持っている。本授業では地域で展開されるスポーツ活動の基本的な考え方やその必要性について検討でき
る能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
毎時テーマに沿って講義するが、必要に応じてプリントを配付し、それに基づいて解説する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
定期試験の成績、演習の成績及び出席・受講態度を総合評価するが、定期試験の成績を重視する。
<教科書>
特になし
<参考書>
森川貞夫 編著「地域スポーツ活動入門」大修館書店 1,890円
日本体育・スポーツ経営学会 編「テキスト総合型地域スポーツクラブ」大修館書店 1,785円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
地域スポーツの目指すもの
「社会体育」の今日的課題、地域スポーツの創造
2
地域スポーツに求められる豊かな活動
地域スポーツの豊かな活動とは
3
楽しく豊かなスポーツ指導
みんなの期待と願いに応える指導とは
4
地域スポーツ発展の「とりで」自主クラブ
自主クラブとは何か、自主クラブの発展過程における活動
5
地域スポーツを推し進める人たち
指導者に今、求められているもの
6
地域スポーツ活動の拠点としての施設
施設づくりに求められる視点および実践
7
みんなでつくる地域スポーツ組織
地域スポーツ組織の活動の実際
8
みんなでつくる地域スポーツ振興計画
地域スポーツ振興計画づくりの実際
9
豊かなスポーツ活動を保障する実務活動
総括の仕方、記録の残し方・生かし方、会計
10
地域スポーツ行政のしくみとその仕事(1) 地域スポーツと行政の役割・仕事
11
地域スポーツ行政のしくみとその仕事(2) 地域スポーツを発展させる財政の確立と効果的運用
12
総合型地域スポーツクラブの基礎理論(1) 我が国のスポーツシステムについて
13
総合型地域スポーツクラブの基礎理論(2) 総合型地域スポーツクラブが求められる社会背景
14
総合型地域スポーツクラブの基礎理論(3) 総合型地域スポーツクラブの事例研究
15
課題研究
身近な旬な話題から課題研究をしよう
− 309 −
科目コード
37402
区 分
コア
授 業
科目名
生涯体育教育総論
担当者名
黒川 隆志
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義・実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
平成23年に公布された「スポーツ基本法」では、
「生涯体育」
(生涯スポーツ)が重要な施策の一つとなっている。本授業は、
ジュニア期(5~8歳)や高齢期の体育を念頭におきながら、生涯体育の在り方に関する理論と実践に関する知識と技
能を修得する。
<授業の到達目標>
ジュニア期(5~8歳)や高齢期の運動プログラムを立案するとともに、それを実践・指導することができる。
<授業の方法>
講義、グループワーク、実習
<準備学習(予習・復習等)>
ガイダンスの際に配付される「講義予定」に基づいて、各時間の授業内容に関する予習をすること。また、各時間に配
付される資料に基づいて、授業内容の復習をすること。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 30%、グループワーク 30%、レポート 40%
<教科書>
黒川隆志・山崎昌廣 他(2000)「健康スポーツ科学」技報堂出版 2,300円
<参考書>
オストランド、ラダール、浅野 訳(1995)「運動生理学」大修館書店 7,560円
宮下充正(2007)「トレーニングの科学的基礎」Book House HD 2,700円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
講義概要の解説
授業の内容と進め方および評価
2
現代社会における運動の意義
現代社会の特徴と運動やスポーツの必要性
3
ジュニア期の発育発達特性
ジュニア期の発育発達特性と運動トレーニングの考え方
4
児童前期:移動系の運動スキル(1)
移動系の運動スキルを獲得する運動プログラムの立案
5
児童前期:移動系の運動スキル(2)
移動系の運動スキルを獲得する運動プログラムの実習
6
児童前期:平衡系の運動スキル(1)
平衡系の運動スキルを獲得する運動プログラムの立案
7
児童前期:平衡系の運動スキル(2)
平衡系の運動スキルを獲得する運動プログラムの実習
8
児童前期:操作系の運動スキル(1)
操作系の運動スキルを獲得する運動プログラムの立案
9
児童前期:操作系の運動スキル(2)
操作系の運動スキルを獲得する運動プログラムの実習
10
児童前期:運動組み合わせ(1)
上記の3つの系の運動を組み合わせるプログラムの立案
11
児童前期:運動組み合わせ(2)
上記の3つの系の運動を組み合わせるプログラムの実習
12
高齢期における体力の特徴
高齢期における体力の特徴と運動トレーニングの考え方
13
アメリカにおける高齢者の運動処方
アメリカにおける高齢者の運動処方の紹介
14
高齢者の運動処方の実習
高齢者の運動プログラムの立案と実習
15
総括
本授業に関するまとめ
− 310 −
科目コード
37403
区 分
コア
授 業
科目名
幼児スポーツ論
担当者名
古田 康生
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼児期の運動指針(文部科学省)を理解し、幼児期に必要とされる身体活動を量と質の両面から考慮された指導ができ
る能力を身に付ける。特に、幼児期におけるコーディネーショントレーニングの活用方法を修得する。児童期・青年期
のスポーツ活動を幼児に応用して指導するのではなく、幼児に必要とされる身体活動量の確保の根拠と幼児期に発達さ
せるべき運動機能を理解し、“遊び”として指導できる理論的知識を実技を通して修得する。
<授業の到達目標>
幼児期に活用できるコーディネーショントレーニングの指導能力を身に付ける。学生相互の模擬指導による演習を繰り
返してその能力を身に付ける。
<授業の方法>
講義及び演習により授業を展開する。
<準備学習(予習・復習等)>
復習:学習した内容を日々の体育的活動の中で実践して、反復して学習を深める。
<成績評価方法>
授業態度 30%、課題レポート 20%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授業ガイダンス
授 業 内 容
IPU講義受講ルールの確認、学習内容と授業方法の理解、実技授業
のルールの確認
2
コーディネーション能力を高める理論
コーディネーション能力を高める必要性
3
コーディネーション能力を高める運動1
用具を使わないコーディネーション運動(ジャンプ動作)
4
コーディネーション能力を高める運動2
用具を使わないコーディネーション運動(スキップ動作)
5
コーディネーション能力を高める運動3
用具を使わないコーディネーション運動(タッチ動作)
6
コーディネーション能力を高める運動4
マットを使ったコーディネーション運動
7
コーディネーション能力を高める運動5
平均台を使ったコーディネーション運動
8
コーディネーション能力を高める運動6
ボールを使ったコーディネーション運動
9
コーディネーション能力を高める運動7
ゲーム形式のコーディネーション運動
10
コーディネーション能力を高める運動8
バレーボール競技で活かすコーディネーション運動
11
コーディネーション能力を高める運動9
バスケットボール競技に活用できるコーディネーション運動
12
コーディネーション能力を高める運動10
テニス競技で活用できるコーディネーション運動
13
コーディネーション能力を高める運動11
サッカー競技で活用できるコーディネーション運動
14
コーディネーション能力を高める運動12
野球で活用できるコーディネーション運動
15
幼児期のコーディネーション運動の活用
幼児期のコーディネーション実践例とプログラム作成
− 311 −
科目コード
37500
区 分
コア
授 業
科目名
国際スポーツ論
担当者名
髙橋 徹
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツがグローバルな現象であることは間違いなく、人々の生活に深く浸透している。特にオリンピックなどの国際
イベントへの関心は高いが、そこにはいろいろな問題が生じている。例えば、オリンピック招致、ドーピング、スポー
ツの政治利用、スポーツによる経済効果、スポーツ選手への体罰・暴力、といった問題については、その賛否論が渦巻き、
解決の方向性がつかめない状況にある。そこには個々人の価値観が大きく関与し、問題解決を複雑化させる。本授業では、
このようなグローバルな現象であるスポーツが抱える課題について詳細に解説をすすめる。
<授業の到達目標>
グローバルなスポーツ問題について、授業内容を基礎としつつ、互いの価値観を交換・交流しながら、理解を深めるこ
とを目的とする。各自が特定の問題に対して、自分自身の主体的な意見が持てるようになることを目標とする。
<授業の方法>
講義形式を基本とするが、適宜、特定の課題について数名でのグループ議論を交え、その結果を全体で討論するという
形も取り入れつつ授業をすすめる。
<準備学習(予習・復習等)>
授業の中で引き出された特定の課題について、図書館やインターネットをはじめ、新聞、専門雑誌、著書などから多く
の情報を収集し、授業時のグループ議論で発表すること。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 20%、レポート 30%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
井上 俊・菊 幸一 編著(2012)「よくわかるスポーツ文化論」ミネルヴァ書房 2,500円
井上 俊・亀山佳明 編(1999)「スポーツ文化を学ぶ人のために」世界思想社 2,300円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の内容と進め方、評価方法について
2
スポーツの特徴
イギリス、アメリカ、オセアニア、アジアのスポーツの特徴
3
スポーツの国際化
グローバルな現象であるスポーツの抱える課題について
4
スポーツとオリンピック
オリンピックの沿革とそこでの諸問題について
5
スポーツとアマチュアリズム
アマチュアリズムの視点から現在のスポーツを考える
6
オリンピックとオリンピズム
オリンピズムの視点から現在のオリンピックを考える
7
スポーツとナショナリズム
ナショナリズムの視点から現在のスポーツを考える
8
スポーツの伝統と近代化
伝統を守ることと近代化を進めることの相違を考える
9
スポーツとメディア
メディアの発達がもたらすスポーツへの影響を考える
10
スポーツとジャーナリズム
スポーツジャーナリズムが伝えるスポーツを考える
11
スポーツとドーピング
ドーピングに対する価値観の相違を議論する
12
スポーツ選手への体罰・暴力
スポーツでの体罰・暴力に対する価値観の相違を考える
13
スポーツマンシップとフェアプレイ
真のスポーツマンシップとフェアプレイを考える
14
各国のスポーツ教育
諸外国のスポーツ教育の動向について
15
まとめ
グローバルなスポーツ問題を総括する
− 312 −
科目コード
37501
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ経営学
担当者名
田原 陽介
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
人間世界の様々な部分に経営管理が存在することを理解し、スポーツの世界にも経営管理が存在することを理解する。
さらに、その経営管理の立場から「豊かなスポーツ生活」の実現をするためにその理念と方法を学習することに重きを
置く。
特に、運動者の立場に立った体育経営管理の考え方を重視するとともに、現代スポーツ社会における諸問題を中心に、
具体的な実践につながるような授業を展開していく。
<授業の到達目標>
学校体育や地域等のスポーツ振興に必要となる体育・スポーツ経営の基礎理論及び実践的方法論を学習する。特に体育・
スポーツ経営の諸問題を参考にしながら、経営学的な考え方をできるようにする。
<授業の方法>
資料を中心とした一斉授業と少人数でのグループワークを中心に展開していく。
<準備学習等(予習・復習)>
次回の授業テーマについて資料を読み事前学習を行うこと。次回授業でプレゼンテーションがある場合は必ずグループ
で準備すること。
<成績評価方法>
毎時のレポート課題 20%、グループプレゼンテーション 20%、定期試験 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
八代 勉・中村 平 編著(2002)「体育・スポーツ経営学講義」大修館書店 2,310円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
スポーツ振興について
スポーツとの関わり方
スポーツ経営学独自のものの見方・考え方
経営とは何か。体育・スポーツ経営の概念
スポーツ生活と運動生活
体育・スポーツ事業
体育・スポーツ事業のマネジメント
8
9
10
体育・スポーツ経営資源
体育・スポーツ経営資源のマネジメント
体育・スポーツサービスの概念と特性
11
体育・スポーツサービスのマネジメント
12
マネジメントサイクル
13
14
体育・スポーツ経営体
体育・スポーツ経営の条件
15
体育・スポーツ経営の課題
文化としてのスポーツとその振興の意義について解説する
人とスポーツとの「3つ」の関わり方について解説する。
多様な運動の捉え方とスポーツの捉え方の違いについて解説する。
体育・スポーツ経営の構造とその条件について解説する。
豊かなスポーツ生活とはなにか。運動者行動論の立場から説明を行う。
体育・スポーツ事業の概念について解説し分類方法を説明する。
体育・スポーツ事業を実際にどのように運営していけばよいのかを
解説する。
体育組織やスポーツ組織に必要な経営資源について解説を行う。
体育・スポーツ経営資源をどのように整え、活用するかを解説する。
体育・スポーツサービスにはどのようなものなのか、またその特性
はなにかを解説する。
体育・スポーツサービスはどのように実際に運営されているのかを
解説する。
体育・スポーツ組織の内部システムであるマネジメントサイクルを
説明する。
体育スポーツ経営体の成立条件とその領域について解説する。
体育・スポーツの経営評価について解説し、その留意点について説
明する。
体育・スポーツ経営にはどのような現代的課題があるか解説する。
− 313 −
科目コード
37502
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツビジネス論
担当者名
田原 陽介
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、スポーツへの経済学的・経営学的・社会学的な理解を深め、社会科学の方法論の基礎、論理的な思考と戦
略策定、およびプレゼンテーションの基礎を身に着けることを目的としています。
<授業の到達目標>
1)スポーツビジネス成立の歴史について説明できる。
2)スポーツマーケティングの知識を習得し、現在のスポーツ現象の説明ができる。
3)現状のスポーツビジネスのレビューを行い、具体的な改善策をプレゼンテーションすることができる。
<授業の方法>
授業資料を中心とした一斉授業と少人数でのグループワークを中心に展開していく。
<準備学習(予習・復習等)>
次回の授業テーマについて資料や新聞記事等で事前学習を行うこと。
<成績評価方法>
毎時の授業課題 20%、グループワーク評価 20%、レポート課題 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
原田宗彦・小笠原悦子(2008.11.10)「スポーツマネジメント」大修館書店 1,995円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツの概念①
スポーツの意味と語源、スポーツの多様性について解説する。
2
スポーツの概念②
スポーツの国際性や意味の拡大、生涯スポーツの概念について解説する。
3
現代社会のスポーツビジネス①
社会変化とスポーツについて、現代社会におけるスポーツ需要について
4
現代社会のスポーツビジネス②
現代スポーツと政治・経済とスポーツビジネス概念について解説する。
5
スポーツとメディアの関係
みるスポーツとしてのスポーツの特徴と戦略的スポーツコミュニケー
解説する。
ションモデルについて解説する。
6
スポーツと人的資源の関係
スポーツ組織における人的資源とその実践に必要な要素について解説する。
7
スポーツビジネスと法①
契約の分類や知的財産権の保護について解説する。
8
スポーツビジネスと法②
商品化権と肖像権・パブリシティ権、スポンサー権について解説する。
9
スポーツリーグ産業①
スポーツリーグ産業の構造・特質と公共性の問題について解説する。
10
スポーツリーグ産業②
スポーツリーグ産業の経営戦略と事業特性について解説する。
11
プロスポーツチームのビジネス①
チーム・クラブ運営事業のビジネスプロセスとチームの営利性・非営利
12
プロスポーツチームのビジネス②
13
トップスポーツ選手のマネジメント
14
スポーツ組織のマネジメント
15
本講義のまとめ
性について解説する。
チーム・クラブ運営事業の概念的枠組みについて解説し、そこから導か
れる課題についてグループワークを行う。
選手の発掘・育成と指導者の育成、選手マネジメントの実際について解
説する。
国際競技連盟のマネジメントと国内スポーツ統括団体の組織運営につい
て解説し、そこから導かれる課題についてグループワークを行う。
本講義で解説を行った概念のまとめと復習、グループワークのまとめを
行う。
− 314 −
科目コード
37503
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツメディア論
担当者名
田原 陽介
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツはメディアにとって重要なコンテンツであり、特にテレビ、近年ではインターネットに欠かせない存在である。
と同時にスポーツもメディアなしでは、進化、普及はない。スポーツメディアは、プロ、アマを含めたスポーツと読者、
視聴者を結ぶ重要な媒体となっている。本講義では、スポーツイベントとメディアがどのような関係にあるのか、スポー
ツ番組がどのように構成されているのか、視聴者や読者がどの様な状況に置かれているのかといった問題を、スポーツ
文化それ自体の特性(メディア性)をふまえて考察していく。
<授業の到達目標>
報道(放映)されたスポーツを自らの視点で分析、他者に伝えられるようになりたい。メディアを見る目、逆に自身が
メディアサイドに立ってスポーツを見る、考える力を養いたい。
<授業の方法>
講義だけにとどまらず、DVDやビデオ、新聞記事(OHP)などをバランスよく利用、
“退屈”しない授業にする。新
聞では最新の出来事、ビデオ・DVDなどではドキュメント等を使用する。
<準備学習(予習・復習等)>
1日、10分でも20分でもよいので、新聞を読む習慣をつける。出来れば、スタジアムなどを見学したり、生のスポーツ
を観戦するなどのスポーツ観戦経験を授業前にしておくとなおよい。
<成績評価方法>
授業内態度 20%、授業内課題 20%、レポート課題 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
授 業 内 容
はじめに(授業の進め方)
オリエンテーション、スポーツとメディアの関係、
「メディアスポー
ツ」をどの様に考えるか?
マスコミとスポーツ(新聞・一般紙)
マスコミとスポーツとの関係について新聞、一般紙の視点から解説
する。
マスコミとスポーツ(スポーツ紙・通信社) マスコミとスポーツとの関係についてスポーツ新聞、通信社の視点
から解説する。
マスコミとスポーツ(テレビ・ラジオ、イ マスコミとスポーツとの関係についてテレビ、ラジオ、インターネッ
ンターネット)
トの視点から解説する。
スポーツ中継映像の構成原理を考える(1) スポーツ種目・特性による違いについて解説する。
スポーツ中継映像の構成原理を考える(2) 空間と時間の処理特性について解説する。
スポーツ番組のプロデュースとは何か
誰に向けて、何が、どの様に作られるのか?その原理を解説する。
メディアがつくる物語(1)
スポーツメディアの「解釈と評価」について解説する。
メディアがつくる物語(2)
問題の「補強と脚色」、提示と修正について解説する。
メディアイベント論とスポーツ(1)
メディアイベントとは何か、新聞の企業化と学生野球の言説、劇場
化について解説する。
メディアイベント論とスポーツ(2)
社会的意味の創造におけるメディアの役割について解説する。
オリンピック報道を考える(1)
メディアとオリンピックを巡る問題について、メディア側から解説
する。
オリンピック報道を考える(2)
メディアとオリンピックを巡る問題について、オリンピック開催側
から解説する。
マスコミとアスリート
近年のアスリートとメディアの結びつきについて解説する。
まとめ
本授業のまとめを行う。
− 315 −
科目コード
37504
区 分
コア
授 業
科目名
レクリエーション論
担当者名
山本 孔一
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講座を通じて、楽しさや心地よさを活用して人々を支援するための基礎的な考え方を学びます。本講座はレクリエー
ション・インストラクター資格取得のための必須科目である。
<授業の到達目標>
本講座を通じて、レクリエーション 支援方法・コミュニケーション力に焦点を置き、学習し、現代社会において求め
られているレクリエーション像を多角的に捉えることのできる能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義するが、必要に応じてプリントを配付し、それに基づいて解説する。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
定期試験の成績、演習の成績及び出席状況を総合評価するが、定期試験の成績を重視する。
<教科書>
(財)日本レクリエーション協会「レクリエーション支援の基礎」(財)日本レクリエーション協会 2,100円
<参考書>
(財)日本レクリエーション協会「レジャー・カウンセリング」大修館書店 2,500円
(財)日本レクリエーション協会「レクリエーション・マネジメント」大修館書店 2,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
レクリエーション基礎理論
オリエンテーション
2
レクリエーション基礎理論
レクリエーションの意義
3
レクリエーション基礎理論
レクリエーション運動を支える制度
4
レクリエーション基礎理論
レクリエーションインストラクターの役割
5
レクリエーション基礎理論
ライフスタイルとレクリエーション
6
レクリエーション支援論
高齢社会の課題とレクリエーション
7
レクリエーション支援論
少子化の課題とレクリエーション
8
レクリエーション支援論
地域とレクリエーション
9
レクリエーション支援論
レクリエーション事業とは
10
レクリエーション事業論
事業計画Ⅰ
11
レクリエーション事業論
事業計画Ⅱ
12
レクリエーション事業論
レクリエーション活動の安全管理
13
レクリエーション事業論
コミュニケーション・ワークⅠ
14
コミュニケーション・ワーク
コミュニケーション・ワークⅡ
15
コミュニケーション・ワーク
目的・対象に合わせたレクリエーション・ワーク
− 316 −
科目コード
37505
区 分
コア
授 業
科目名
ボランティア活動論
担当者名
田原 陽介
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
ボランティアは、なぜ必要とされるのか。ボランティアを必要とする人たち、またボランティア活動をする人たちは、
どのような人たちか。どのような活動が望まれているか。ボランティア団体は、どのように運営されているか。この授
業では、ボランティアを必要とする人たちから見た今日のボランティア活動、ボランティアに参加する人たち、ボラン
ティアを取り巻く社会的状況を理解し、互いが満足するボランティア活動を実現するための方法を考えていく。
<授業の到達目標>
具体的な目標は、ボランティアとして自ら考え、活動するための知識と行動力を養い、ボランティアの自己満足になら
ないためにも、相手の立場で考えるための視点を会得することである。また、現場での実習を行うことにより、実際の
運営の仕方等を学習することを目標としている。
<授業の方法>
講義形式の一斉授業の中に、テーマごとにグループワークの時間を設ける。また、現場実習①~⑦では、実際のスポー
ツボランティア現場(プロスポーツクラブ等)に行き、実習を行う。
<準備学習等(予習・復習)>
授業内容に関連する参考図書、参考資料等に目を通し、課題意識を持って授業に参加すること。
<成績評価方法>
授業への参加態度 20%、ボランティア先での行動 20%、レポート 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
山口泰雄 編(2004)「スポーツ・ボランティアへの招待-新しいスポーツ文化の可能性」世界思想社 2,415円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ボランティアの定義
ボランティアの現代的意味について解説する。
2
ボランティア活動の展開過程
ボランティア活動にはどのような展開過程があるのか解説する。
3
ボランティア活動を担う組織
ボランティア活動を担う組織はどのような形態があるか解説する。
4
ボランティア活動を担う人
ボランティア活動を担う人の条件について解説する。
5
NPO、NGO
NPOやNGO等のボランティア組織について概要を解説する。
6
スポーツボランティア活動組織
スポーツボランティアに関する活動組織について解説する。
7
スポーツボランティアの実例
スポーツボランティアの実践について例を挙げ解説する。
8
現場実習①
スポーツ現場で実際にボランティアに関わり、運営実習を行う。
9
現場実習②
スポーツ現場で実際にボランティアに関わり、運営実習を行う。
10
現場実習③
スポーツ現場で実際にボランティアに関わり、運営実習を行う。
11
現場実習④
スポーツ現場で実際にボランティアに関わり、運営実習を行う。
12
現場実習⑤
スポーツ現場で実際にボランティアに関わり、運営実習を行う。
13
現場実習⑥
スポーツ現場で実際にボランティアに関わり、運営実習を行う。
14
現場実習⑦
スポーツ現場で実際にボランティアに関わり、運営実習を行う。
15
授業のまとめ
本授業のまとめを行う。
− 317 −
38200
科目コード
授 業
科目名
保健体育科指導法Ⅰ(基礎)
配当年次
2
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
中尾道子・平田佳弘・米村耕平
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本科目は、中学校・高等学校の普通免許状(保健体育)の取得要件として設定されている専門科目である。従って、教
員免許状取得だけにとどまらず、将来教職に就くことをめざすものが履修する科目である。
そこで、本講義では、ⅠからⅣへの繋がりを踏まえて、保健体育科教員として必要な資質や能力の基礎を培うことを目
標とし、学習指導要領の理解を中心に学びながら、保健体育科とはどのような教科なのか、保健体育科教員に求められ
ているものは何かを探求していく。
また、本科目は、体育学部生用の科目であり、時間割で組指定されている。他学部生は他学部生用の同科目があるので
そちらを履修すること。
<授業の到達目標>
保健体育科の基礎的知識を習得し、保健体育科の意義や目標・内容を理解するとともに、これからの保健体育科のあり
方について考えることが出来るようになる。
<授業の方法>
配付資料や提示資料をもとに講義し、毎時間講義内容についてのレポートを書くことで、理解の定着を図る。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内容を重視するので、授業への参加は必須である。ノートを作成し、配布プリントやレポートは、必ずノートに貼り、
修正加筆するとともに、重要語句等は各自で調べ、まとめておくこと。また、講義内容については、教科書を熟読して
おくこと。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲(ノート含)20%、毎回のミニレポート 40%、定期試験 40%
<教科書>
文科省(2008.9)「中学校学習指導要領解説-保健体育編-」東山書房 386円
<参考書>
今関豊一・品田 龍 編著「中学校新学習指導要領の展開 保健体育科編」明治図書 1,700円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と進め方
2
授業の構造と教師の役割
教師に求められる資質と能力
3
保健体育科の現状と課題
保健体育科とはどのような教科なのか
4
保健体育科の制度的条件
保健体育科教育に関連する教育制度
5
保健体育科の変遷
学習指導要領にみる学校体育の歴史的変遷と社会的背景
6
現代社会における子ども
子どもの実態と今日的課題
7
保健体育科の目標①
体育の社会的役割と目標
8
保健体育科の目標②
保健の社会的役割と目標
9
保健体育科の内容
学習内容とカリキュラム
10
運動の特性と分類
生涯スポーツと運動の楽しさ
11
学力と評価
評価と評定
12
スポーツとは何か
楽しさとプレイ
13
学習者と運動
学習者の欲求と運動の楽しみ方の分類
14
運動部活動の指導
部活動の位置づけとねらい
15
まとめ
これからの保健体育科を考える
− 318 −
38201
科目コード
授 業
科目名
保健体育科指導法Ⅱ(応用)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
中尾 道子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本科目は、中学校・高等学校の普通免許状(保健体育)の取得要件として設定されている専門科目である。従って、教
員免許状取得だけにとどまらず、将来教職に就くことをめざすものが履修する科目である。
そこで、本科目は、教員養成を目的とし、特に授業実践力の基礎を培うものとして、よい授業とはどのような授業なの
かを考えながら、授業づくりのための基本的な考え方や授業計画の立案の仕方を学ぶ。
また、本科目は、「保健体育科指導法Ⅰ(基礎)」の内容を踏まえて構成されているため、本科目の履修は「保健体育科
指導法Ⅰ(基礎)」を履修したものに限る。履修に関しては、組指定に基づいて履修すること。
<授業の到達目標>
「保健体育科」という教科は、「何のために」「何を」「どのように」学習者に提供すればいいのか、よい授業を構成する
要素を理解し、具体的に授業計画が立案できるようになる。
<授業の方法>
配付資料や提示資料をもとに講義していくが、自分たちの受けてきた経験をもとに、改善すべき点を明確にしながら、
めざす授業のイメージを描き、授業づくりが出来るように、随時グループ活動を取り入れながら学習していく。また、
毎時間講義内容についてのレポートを書くことで、理解の定着を図る。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内容を重視するので、授業への参加は必須である。ノートを作成し、配付資料やレポートは必ずノートに貼り、修
正加筆し講義内容をまとめておくこと。また、教科書を熟読するとともに、参考書や体育関係の本をあたり、よい授業
や教材・教具の事例をできる限りたくさん探しておくこと。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲(ノート含)20%、毎回のミニレポート 40%、定期試験 40%
<教科書>
文科省(2008.9)「中学校学習指導要領解説-保健体育編-」東山書房 386円
<参考書>
今関豊一・品田 龍 編著「中学校新学習指導要領の展開 保健体育科編」明治図書 1,700円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と進め方
2
よい授業とは
体育授業の構造と授業づくり
3
教材・教具とは
教材づくり・教具づくりの意義と方法
4
各領域の特性と教材づくり①
体つくり運動及びダンスの特性と教材づくり
5
各領域の特性と教材づくり②
球技の特性と教材づくり
6
各領域の特性と教材づくり③
陸上運動の特性と教材づくり
7
各領域の特性と教材づくり④
器械運動の特性と教材づくり
8
各領域の特性と教材づくり⑤
武道の特性と教材づくり
9
各領域の特性と教材づくり⑥
体育理論の教材づくり
10
保健分野の特性と教材づくり
保健の教材づくり
11
体育授業における教師行動
4大教師行動
12
指導計画の作成の意義と方法
単元構想の視点と方法
13
指導計画の作成①
単元計画の作成
14
指導計画の作成②
単位時間計画の作成
15
まとめ
保健体育科教師の役割
− 319 −
科目コード
38202
区 分
コア
授 業
科目名
学校保健
担当者名
山本 玲菜
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、まず学校保健の意義、行政等について学び、ヘルスプロモーション、児童・生徒の発育発達、疾病・異常
及び感染症について必要な知識を習得する。次いで、精神の健康と、障害のある児童・生徒への健康上の支援について
学び、健康観察、健康相談、健康診断等に関する知識の獲得をはかる。加えて、喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育につい
ての理解を深め、学校環境衛生、食育、学校安全、応急手当、保健学習等について詳しく学ぶ。
<授業の到達目標>
本講義では、学校保健の役割とその実際を理解することを目指す。学校保健とは学校における児童・生徒の健康及び安
全を推進する活動である。本講義では、児童・生徒の基本的な心身の機能や発育について認識すると同時に、彼らを取
り巻く社会環境(運動の機会、食生活、友人や家族とのコミュニケーション、安全事情等)の今日的課題を察知し、今
の子どもたちに必要な学校保健の方策について、各自が理解を深め、実践できる力を養う。
<授業の方法>
テキスト及び関連資料に基づく講義
<準備学習(予習・復習等)>
3~14回目の講義まで全12回の小テストを実施する。前回の講義内容についてのテストであるため、そのつど復習し、
自分の理解度をチェックすること。テストは、基本的な問題であるが、毎回の講義を真剣に聞いておく必要がある。授
業時間に配布された資料、講義のテーマとなった教科書の範囲は、必ず読んでおくこと。この講義専用のファイルをつ
くり講義資料をまとめ、講義には筆記用具、教科書、ノート、ファイルを持参すること。
<成績評価方法>
受講態度 30%、小テスト 30%、定期試験 40%
<教科書>
教員養成系大学保健協議会(2014)「学校保健ハンドブック(第6次改訂)」ぎょうせい 本体3,100円
<参考書>
必要に応じて授業の中で紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
学校保健とは①
学校保健の意義、行政、教職員等の責任
2
学校保健とは②
ヘルスプロモーションの考え方
3
児童・生徒の発育発達
児童・生徒の発育発達の特徴、体力の現状と課題
4
児童・生徒の健康障害
児童・生徒における疾病・異常及び感染症の予防と対応
5
こころの健康と課題
児童・生徒の心の問題への対応、いじめの防止対策
6
障害のある児童・生徒への健康上の支援
特別支援教育、障害の考え方と障害のある児童・生徒への支援
7
児童・生徒の健康状態の把握
健康観察、健康相談、健康診断、保健調査の内容
8
現代の健康教育
性教育、喫煙・飲酒・薬物乱用防止教育
9
学校環境衛生
学校環境衛生の考え方と管理方法
10
学校における食育
現代の子どもにおける食の役割と重要性
11
学校安全
事故・災害・犯罪被害の防止と発生時の対応
12
応急処置
応急手当と心肺蘇生法
13
保健学習
学習指導要領に基づく保健学習、及びその指導と評価
14
学校保健経営
学校保健の組織活動、学校保健計画及び学校安全計画の意義と策定
15
まとめ
− 320 −
38300
科目コード
授 業
科目名
保健体育科指導法Ⅲ(発展)
配当年次
3
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
米村 耕平
2
単位数
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
保健体育科指導法Ⅲでは、3年次4年次で行われる教育現場での教育実習に対する具体的準備を行っていく。学習指導
要領に記載されている各領域の学習内容について確認するとともに、具体的な授業イメージをつかむために授業VTRを
視聴する。また後半では、体育授業の構造および授業つくりの方法を理解し、模擬授業の立案・実施・反省の活動を行う。
<授業の到達目標>
(1)教師として高い使命を持って授業に取り組む姿勢を理解する。
(2)各領域における授業づくり・教材づくりの基本的な考え方を理解する。
(3)教師のよりよい指導法や子どもとの関わり方について理解する。
(4)授業評価の基本的な理解にたって、教師としての力量形成のあり方について理解を深める。
<授業の方法>
教科書を基にした配布資料に沿って講義するが、必要に応じてDVD等の授業映像を活用し、それに基づいて解説する。
また、授業の後半では、模擬授業の立案・実施・反省の活動を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間前までに、教科書の担当箇所を読んでくる。くわえて、授業後、授業時間に配布された資料および提示された
参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
授業中の提出物 20%、ミニレポート 30%、レポート 50%
<教科書>
高橋健夫 編著(2010)「新版体育科教育学入門」大修館書店 2,400円+税
<参考書>
文部科学省(2008)「中学校学習指導要領解説保健体育編」東山書房 368円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業内容の説明・導入
保健体育科指導法を学ぶ意義、体育科の目標構造
2
よい体育授業とは
よい体育授業の構造と教材つくりの考え方
3
体育の授業づくりの構造、指導計画の作成と手順
体育授業のつくり方と指導計画の立て方
4
体つくり運動、陸上運動・陸上競技
特性とねらい、学習内容、指導のポイント、評価(1)
5
器械運動、水泳
特性とねらい、学習内容、指導のポイント、評価(2)
6
ボール運動・球技
特性とねらい、学習内容、指導のポイント、評価(3)
7
武道、表現運動・ダンス
特性とねらい、学習内容、指導のポイント、評価(4)
8
体育理論、保健の授業
特性とねらい、学習内容、指導のポイント、評価(5)
9
体育授業の研究・分析法
形成的授業評価と組織的観察法
10
模擬授業の準備
グルーピング、役割分担、授業内容の決定
11
模擬授業の立案
模擬授業つくり(指導案作成)
12
模擬授業(1)
模擬授業の実施、評価、分析(1)
13
模擬授業(2)
模擬授業の実施、評価、分析(2)
14
模擬授業(3)
模擬授業の実施、評価、分析(3)
15
模擬授業の反省および教育実習での心構え
模擬授業をデータから振り返る、教育実習へ向けて
− 321 −
38301
科目コード
授 業
科目名
保健体育科指導法Ⅳ(実践)
配当年次
3
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
米村 耕平
2
単位数
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
保健体育科教育指導法Ⅳでは、保健体育科指導法Ⅲの模擬授業や教育実習での体験を下に、「さらにどうすればより効
果的な体育授業を進めることができるか」を探求していく。特に教授技術に焦点化した講義を行い、より効果的な教授
技術のあり方について検討する。また、模擬授業や教育実習の成果と課題を基にした2回の模擬授業の立案・実施・反
省を行う。
<授業の到達目標>
(1)教師として高い使命を持って授業に取り組む姿勢を理解する。
(2)効果的な教授技術のあり方について基本的な考え方を理解する。
(3)授業評価の基本的な理解にたって、次時の授業の改善策を立案できる。
(4)2回の模擬授業を通して教師の実践的指導力形成のあり方について理解する。
<授業の方法>
模擬授業や教育実習での課題と成果について明らかにする。また、それらの課題解決に向けた授業つくり、特に効果的
な教授技術を行うために必要なことの理解を通して2回の模擬授業を立案・実施・反省を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間内に提示された課題を次時の授業までに解決し、不明な点などを明らかにしておく。くわえて、授業後、授業
時間に配布された資料および提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
授業中の提出物 20%、ミニレポート 30%、レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
高橋健夫 編著(2010)「新版体育科教育学入門」大修館書店 2,400円+税
文部科学省(2008)「中学校学習指導要領解説保健体育編」東山書房 368円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業内容の説明・模擬授業・教育実習の成果と課題の
心がまえと準備、グルーピング、模擬授業・教育実習
検討
の成果と課題の検討
2
模擬授業・教育実習の成果と課題のまとめ
教模擬授業・育実習の成果と課題についてまとめ
3
課題解決に向けた授業つくり(理論)
効果的な教授技術のあり方について検討
4
課題解決に向けた授業つくり(実践)
効果的な教授技術向上にむけた課題の検討
5
模擬授業のねらいと授業観察の方法
模擬授業の意義、授業観察の方法
6
教育実習の成果と課題を基にした模擬授業①の準備
役割分担、授業内容の決定
7
模擬授業①の指導案作成と検討
模擬授業①の指導案つくり
8
模擬授業①(1)
授業の実施、評価、分析(1)
9
模擬授業①(2)
授業の実施、評価、分析(2)
10
模擬授業①の反省
模擬授業をデータから振り返る
11
教育実習の成果と課題を基にした模擬授業②の準備
役割分担、授業内容の決定
12
模擬授業②の指導案作成と検討
模擬授業②の指導案つくり
13
模擬授業②(3)
授業の実施、評価、分析(3)
14
模擬授業②(4)
授業の実施、評価、分析(4)
15
模擬授業②の反省と授業のまとめ
模擬授業②をデータから振り返る、授業のまとめ
− 322 −
科目コード
38302
区 分
コア
授 業
科目名
体育測定・評価
担当者名
安田 従生
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
「体育測定評価」は体育専門領域における目標(生理的・心理的・社会的)に対していかなる教育内容をどのような計画
で実践し、いかにそれが達成されたか評価することである。形態の発育や運動機能の発達、感情制御・情緒の発達、主導性・
協同性及び社会性の発達について測定を実施し、その結果の解釈・評価法を学ぶ。
<授業の到達目標>
測定評価で得られるデータを定性的・定量的分析法によって具体化し、体育・スポーツ現場への応用を考える。
<授業の方法>
各単元ごとに資料を配布し、その資料に基づき解説講義を行う。また、各単元終了ごとにチェックテストを実施し、理
解度を深める。
<準備学習(予習・復習等)>
配布資料、授業ノート、チェックテスト及びその他の参考図書等を利用して、内容の理解に努める。
<成績評価方法>
出席・授業態度・提出物および定期試験に基づき、総合的に成績を評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
文部科学省「新体力テスト-有意義な活用のために-」ぎょうせい 1,680円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
体育科の目標とその達成
体育科教育の目標とその教育方法について
2
体育における“測定・評価”の内容
測定・評価の目的、測定・評価の内容と方法について
3
生理学的評価項目とその測定(1)
体育における生理学的目標とその達成方法について
4
生理学的評価項目とその測定(2)
同上目標の評価法について
5
心理学的評価項目とその測定(1)
体育における心理学的目標とその達成方法について
6
心理学的評価項目とその測定(2)
同上目標の評価法について
7
社会学的評価項目とその測定(1)
体育における社会学的目標とその達成方法について
8
社会学的評価項目とその測定(2)
同上目標の評価法について
9
体力・運動機能の測定実習(1)
体力・運動機能の測定法と評価法についての実習①
10
体力・運動機能の測定実習(2)
体力・運動機能の測定法と評価法についての実習②
11
評価のための統計学実習(1)
評価法としての基礎統計実習
12
評価のための統計学実習(2)
評価法としての統計解析実習
13
総合的項目の測定実習とその評価
健康度評価のための測定項目についての実習
14
資料作成(まとめ)と発表(1)
各自の課題から資料の作成、発表(1)
15
資料作成(まとめ)と発表(2)
各自の課題から資料の作成、発表(2)
− 323 −
科目コード
38400
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツのリスクマネジメント
担当者名
水口 潔・山本孔一・嘉戸 洋・矢野智彦
西口 聡・林 紀行・藤井宏明・降屋 丞
浅野哲郎・平田佳弘 配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
スポーツの大衆化と高度化の進展に伴い、スポーツ活動が活発となり隆盛をみるにつれ、いわゆるスポーツ事故もまた
増加傾向を示し、さらに近年の国民の権利意識の高まりと共に事故責任の追及も厳しくなってきている。本講義におい
てスポーツ活動のいわば副産物たるスポーツ事故の近年の傾向を把握し、事故の原因や事故対策について考察し、有効
な事故防止策について理解する。また各競技種目の事故例をあげ、詳しく講述する。
<授業の方法>
講義は、プリントを使用しながら進める。
<準備学習(予習・復習等)>
新聞、インターネット等でスポーツ事故に関する話題を予習してくること。
<成績評価方法>
定期試験の結果を重視する。
<教科書>
特になし
<参考書>
小笠原 他(2009.9.30)「スポーツのリスクマネージメント」ぎょうせい 2,857円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
体育・スポーツ事故の状況
わが国における体育・スポーツ事故の状況
2
事故の判例とその解説(1)
事故を取り巻く状況の解説
3
事故の判例とその解説(2)
事故そのものの理解とその対処方法
4
大学一般体育における事故の状況
授業中における事故の例とその対処について
5
水泳における事故の状況
授業やクラブ活動での問題点について
6
サッカーにおける事故の状況
授業やクラブ活動での問題点について
7
レスリングにおける事故の状況
授業やクラブ活動での問題点について
8
柔道における事故の状況(1)
授業やクラブ活動での問題点について
9
柔道における事故の状況(2)
授業やクラブ活動での問題点について
10
陸上競技における事故の状況(1)
授業やクラブ活動での問題点について
11
陸上競技における事故の状況(2)
授業やクラブ活動での問題点について
12
中学校における事故の状況
授業中における事故の例とその対処について
13
高校における事故の状況
授業中における事故の例とその対処について
14
ラグビーにおける事故の状況
授業やクラブ活動での問題点について
15
ソフトボールにおける事故の状況
授業やクラブ活動での問題点について
− 324 −
科目コード
38401
区 分
コア
授 業
科目名
武道指導論
担当者名
矢野 智彦・平田 佳弘
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、講道館柔道と剣道について論ずる。講道館柔道は、嘉納治五郎の手によって日本の伝統的武術である柔術
に安全性と教育的効果を求めて創始された運動文化である。嘉納は、はじめ天神真楊流、次いで起倒流の柔術を学び、
これらの柔術が青少年の教育に大いに役立つものであることを知る。これを基礎として、欧米のスポーツ的側面を取り
入れながら新しい体育、修心の考えに立った柔術を柔道命名し明治15年講道館柔道を創始した。この授業では、その講
道館柔道を指導する者の心構えや、有るべき姿、さらには、これからの社会にはたすべき武道教育の役割について論ず
る。教科体育における柔道指導に関しては、現行の学習指導要領の主旨を十分に生かした柔道の指導方法について学ぶ。
また、少年から高齢者にいたるまで、その目的、年齢、性差に応じた効果的な柔道指導法について国内外の例を比較し
ながら検証し論ずる。
<授業の到達目標>
歴史、特性、礼法などの基本知識を得て、武道(柔道・剣道)から何を学ぶのか、自分の課題を意識することができる。
武道(柔道・剣道)の歴史や特性、礼法の重要性を理解している。
<授業の方法>
主に講義を中心に展開する。
<準備学習(予習・復習等)>
柔道及び剣道に関する書籍を読んでおくこと。
<成績評価方法>
受講態度 30%、実技試験 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
武道教育はなぜ必要か(武道教育のはたす役割)
2
柔道の歴史
柔道の歴史について学ぶ
3
柔道の国際化①
柔道は何故世界に受け入れられたか
4
柔道の国際化②
海外における柔道指導の現状と問題点
5
柔道の指導法①
現代社会が求める柔道指導者とは
6
柔道の指導法②
中学校における強化体育の柔道指導の在り方
7
柔道の指導法③
高等学校における教科教育の柔道指導の在り方
8
柔道の指導法④
柔道の競技化と強化策
9
剣道の歴史(1)
剣道の歴史について学習する。(平安時代-明治時代)
10
剣道の歴史(2)
剣道の歴史について学習する。(大正時代-現代)
11
中学校における剣道指導
中学校学習指導要領保健体育編を参考に進める。
12
高等学校における剣道指導
高等学校学習指導要領保健体育編を参考に進める。
13
剣道指導上の安全管理
剣道競技において多発する外傷と怪我の予防策について学習する。
14
剣道授業の実践
剣道授業の学習指導案作成。模擬授業。
15
武道指導の総括
武道指導の留意点を学習する。これまでの総括を行う。
− 325 −
科目コード
39100
区 分
コア
授 業
科目名
日本語総合Ⅰ
担当者名
長野 真澄
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業では、日本事情や社会問題などのテーマを取り上げて、各テーマに関する日本語の語彙や表現を身に付けなが
ら、
「読む、聞く、書く、話す」の4技能の向上を目指す。各テーマに関して文章を読み、知識を獲得した上で、そのテー
マについて文章を書いたり発表したりする活動を行う。インターアクションの中で各テーマに関する各自の意見を形成
し、それを日本語で表現できる力を身に付けることが目標である。
<授業の到達目標>
授業の到達目標は次の二つである。
1.各テーマに関する語彙や表現を身につける
2.各テーマについて自分の意見を日本語で表現できるようになる
<授業の方法>
文章を読み、問題に答えるほか、グループでの討議、発表を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
語彙・表現の予習と復習が必須である。
<成績評価方法>
授業参加態度 30%、中間試験 30%、期末試験 40%で評価する
<教科書>
宮原 彬「留学生のための時代を読み解く上級日本語 第2版」スリーエーネットワーク 2,000円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
授業の進め方と評価方法についての説明 家庭学習の方法について
1.働く女性
の説明 1課の大意取り
2
1.働く女性(2)
1課精読、問題解答、グループ討議、文型の確認
3
2.遠距離結婚(1)
大意取り、精読、問題回答、文型確認
4
2.遠距離結婚(2)
文型確認、グループ討議、発表
5
3.未婚男性の急増(1)
大意取り、問題解答、精読、文型確認
6
3.未婚男性の急増(2)
文型確認、グループ討議、発表
7
中間テスト
1~3課の復習テスト
8
4.一人暮らし(1)
大意取り、問題解答、精読、文型確認
9
4.一人暮らし(2)
グループ討議、発表
10
5.生活音トラブル(1)
大意取り、問題解答、精読、文型確認
11
5.生活音トラブル(2)
グループ討議、発表
12
6.少子化(1)
大意取り、問題解答、精読、文型確認
13
6.少子化(2)
グループ討議、発表
14
7.ノーマライゼーション(1)
大意取り、問題解答、精読、文型確認
15
ノーマライゼーション(2)
グループ討議、発表
− 326 −
科目コード
39101
区 分
コア
授 業
科目名
日本語総合Ⅱ
担当者名
長野 真澄
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業では、日本社会に関する様々なテーマの文章を読み、それに基づいて自分の意見を形成し、日本語で表現する
活動を行う。
<授業の到達目標>
目標は次の三つである。
1.日本社会についての知識を増やす
2.各テーマに関する語彙や表現を身に付ける
3.各テーマについて自分の意見を日本語で表明できるようになる
<授業の方法>
文章を読み、問題を解き、語彙や文型を確認するほか、グループでの討議や発表を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
語彙や表現の予習・復習が必須である。また、各テーマについてのレポートを家庭学習として課す。
<成績評価方法>
授業参加 30%、中間試験 30%、期末試験 40%で評価する。
<教科書>
宮原 彬「留学生のための時代を読み解く上級日本語 第2版」スリーエーネットワーク 2,000円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
授業の概要と評価方法についての説明 第8課 大意取り、問題回
8.買い物難民
答、精読、文型確認
2
8.買い物難民(2)
要約 グループ討議、発表
3
9.野菜産地の悩み(1)
大意取り、問題回答、精読、文型確認
4
9.野菜産地の悩み(2)
要約 グループ討議、発表
5
10.高齢社会(1)
大意取り、問題回答、精読、文型確認
6
10.高齢社会(2)
要約 グループ討議、発表
7
中間試験
8~10課の復習試験
8
11.教育危機(1)
大意取り、問題回答、精読、文型確認
9
11.教育危機(2)
要約 グループ討議、発表
10
12.問われる学力観(1)
大意取り、問題回答、精読、文型確認
11
12.問われる学力観(2)
要約 グループ討議、発表
12
13.学力とは別のものさし(1)
大意取り、問題回答、精読、文型確認
13
13.学力とは別のものさし(2)
要約 グループ討議、発表
14
14.メディア機器・IT機器の影響(1)
大意取り、問題回答、精読、文型確認
15
14.メディア機器・IT機器の影響(2)
要約 グループ討議、発表
− 327 −
科目コード
39102
区 分
コア
授 業
科目名
日本語教育概論
担当者名
長野 真澄
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
近年、日本語教育の現場と日本語学習者の多様化は著しく進んでおり、日本語教師には幅広い知識と、その知識をもと
にそれぞれの現場に柔軟に対応する力が求められる。授業では、国内と海外の日本語教育の現状、日本語教育史、日本
語教師の資質、多様な日本語学習者など、日本語教育を取り巻く様々な情報を資料やデータに基づいて概説する。また、
講義内容をもとに各自が調べ学習をすることにより、理解を深める。
<授業の到達目標>
到達目標は以下の3点である。
1.日本語教育を取り巻く様々な情報を整理し、全体像を把握する
2.日本語教師に求められる資質について考え、日本語教師になる心構えを作る
3.日本語教師になるために大学生活をどう過ごし、いつ何をすべきかについて考える
<授業の方法>
基本的にハンドアウトを用いて講義形式で行うが、適宜グループ討議や学生によるプレゼンテーションなど、学生主体
の活動を取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
復習を重視し、毎時後、授業内容に関する小レポートを課す。また、適宜、学生による調査・発表を担当させるので、
その際には図書館等で資料にあたり、発表準備をすることが求められる。
<成績評価方法>
授業参加態度 30%、担当時の発表 40%、期末課題 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
オリエンテーション 日本語教育の概況
2
日本語教師の資質 日本語教育能力検定試
験
日本語教師として働くには
日本語教師海外派遣プログラム
3
4
5
6
7
日本国内の日本語教育事情
年少者に対する日本語教育 日本の外国籍
住民
日本語の試験のいろいろ(1)
8
9
10
11
12
日本語の試験のいろいろ(2)
日本語教育史(1)
日本語教育史(2)
第二言語習得(1)
第二言語習得(2)
13
第二言語習得(3)
14
15
日本語教師の役割(1)
日本語教師の役割(2)
授 業 内 容
授業の概要と評価方法 日本語学習者とは?日本語教師とは? 国
語教育や英語教育との違い
日本語教育施策にみられる「日本語教師の資質」とは 日本語教育
能力検定試験の概要と内容の変遷
学生による調査発表:日本語教員の募集状況
青年海外協力隊、日系社会青年ボランティア、日本語パートナーズ
などの各種プログラムの紹介、体験談
日本の留学生施策 多様化する日本語学習者
年少者に対する日本語教育の方法や問題点 バイリンガリズム 多
文化共生社会
学生による調査発表:日本語能力試験、BJT日本語ビジネステスト、
J.TEST
学生による調査・発表:日本留学試験、OPI
戦前・戦中の日本語教育史(台湾、朝鮮半島、中国を中心に)
戦後の日本語教育の変遷
コミュニケーションとは 学習ストラテジー 言語適性
第二言語習得研究の流れ(1) 誤用分析、中間言語仮説、発達順序
仮説
第二言語習得研究の流れ(2) モニター理論、アウトプット仮説、
インターアクション仮説
学習者支援 学習者オートノミーの育成
日本語教師の業務
− 328 −
39103
科目コード
授 業
科目名
配当年次
日本語表現A(音声)
1
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
長野 真澄
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本語教師に必要な音声学の基本的な知識を身に付けるとともに、日本語音声の特徴や日本語学習者に対する音声の指
導方法について学ぶ。日本語教育能力検定試験を視野に入れ、用語の理解と記憶、音声の特徴の判定のための練習を行う。
<授業の到達目標>
授業の到達目標は以下の3点である。
1.音声学の基礎知識を身につけ、実際に音声を聞いてその音声の特徴を掴むことができるようになる
2.日本語の音声の特徴を理解する
3.音声の指導方法について学ぶ
<授業の方法>
基本的にハンドアウトを用いて講義形式で行う。適宜、実際の音声を用いた音の判定の練習や発音指導の体験を取り入
れる。
<準備学習等(予習・復習)>
記憶すべき用語が多いため、復習を重視し、毎回、前回の授業内容に関する小テストを実施する。予習は特に求めないが、
日本語教育能力検定試験を受験する者は自主的に学習を進めていくことが望ましい。その場合の教材は紹介する。
<成績評価方法>
小テスト 40%、期末試験 60%
第2~15回の授業で、前回の授業の復習のための小テストを実施する。その合計得点を40%とし、期末試験の内容を
60%とし、成績を算出する。期末試験は聴解問題を含む。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
オリエンテーション
2
言語音を作るしくみ
3
日本語の母音
子音の調音(1)
子音の調音(2)
音素
拍と音節
4
5
6
7
8
9
10
子音の分類(1)
子音の分類(2)
五十音図とその発音(1)
五十音図とその発音(2)
五十音図とその発音(3)
11
12
特殊音素
環境による音声変化
アクセント(1)
13
アクセント(2)
14
イントネーション
15
音声の指導法と音声教材
復習
授 業 内 容
授業の概要と評価方法
音声を教えるとは
発声と調音
母音と子音
調音器官
母音の音の違いをもたらすもの
調音点
調音法
音素と異音
日本語の音素
拍と音節の違いとは
鼻音、破裂音、摩擦音
破擦音、弾き音、震え音、接近音
ア行~サ・ザ行の異音
タ・ダ行~ラ行の異音
ワ・オ・ン、拗音
口腔断面図の見方
特殊音素(撥音・促音・長音)の異音
母音の無声化、鼻濁音、拗音の直音化、長母音の短母音化
アクセントとは
日本語(東京方言)のアクセントの特徴
アクセントの機能
アクセントの型
名詞、動詞、形容詞のアクセント
イントネーションとアクセントの関係
文のフォーカス
文末イントネーション
音声の指導法や教材の紹介
これまでの授業の復習
− 329 −
39104
科目コード
授 業
科目名
日本語表現B(語彙・意味)
配当年次
1
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
西山 令子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では「語構成」、「語の意味」、「語彙と社会との関係」を中心に、語彙史も含めた語彙に関する基本的な知識を学
習する。語は社会や文化との関係も深く、変化のスピードも速い。さまざまな領域と関連しているので、全体像をとら
えることは容易ではないが、語学教師に語彙の基礎的知識があれば学習者の労力軽減が可能であり、能率的に学習指導
が行える。日本語教育現場での語彙指導にも役立つ授業を目指す。
<授業の到達目標>
1.日本語の語彙体系と語彙指導に関する基礎知識を学ぶ。
2.語の意味、用法を分析する力を養う。
3.語彙指導方法について、考える。
<授業の方法>
毎回、ハンダウトを配布し、講義j形式で授業を進めていくが、適宜発表の課題を課す。その場合、各自選んだテーマに
よって発表する。
<準備学習等(予習・復習)>
予習は必要ないが、適宜、各自がテーマを選んで、意見を述べなければならない。日本語教育能力検定試験を受験する
ものは、基本的な用語を復習することが大切である。
<成績評価方法>
授業参加態度(聴講態度、発表内容、授業内レポート)70%、期末レポート 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
講義の進め方、評価方法、参考図書紹介
2
語彙と語彙量
語彙とは、語彙の量、基礎語彙と基本語彙
3
語と語形
語の認定、語形のゆれ、語形と表記
4
語種
和語、漢語、外来語、混種語
5
語構成
単純語、合成語、複合語、畳語、派生語
6
語の意味
単義語と多義語、同音語、類義語、反義語
7
日本語の歴史(1)
音韻史
8
日本語の歴史(2)
表記史
9
語の変化
意味変化の原因、方向性
10
語彙と社会
位相、地域差、敬語、話し言葉、流行語
11
辞書
古代から現代までの辞書、語彙資料
12
語彙の教え方(1)
語彙の導入、意味の教え方、語彙教材
13
語彙の教え方(2)
語彙の授業例
14
語彙の教え方(3)
課題テーマについての発表
15
まとめ
ディスカッション
− 330 −
科目コード
39105
区 分
コア
授 業
科目名
日本の伝統文化教育概論
担当者名
大野 光二
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
国際社会で活躍する人材の育成を図るため、我が国や郷土の伝統や文化についての理解を深め、そのよさを継承・発展
させるための教育を充実させることが必要とされている。我が国や郷土の伝統や文化についての理解を深め、それらを
尊重する態度を身に付けてこそ、グローバルな国際社会の中で自分とは異なる文化や歴史に敬意を払い、これらに立脚
する人々と共存することができる。本授業では、日本の伝統文化がどのような形で学校教育に取り入れられ、どのよう
な活動が行われているかを概観する。
<授業の到達目標>
日本の伝統文化についての理解を深めるとともに、それらがどのようなねらいのもとにどのような形で学校教育に取り
入れられているか調べたり体験したりすることを通して、日本の伝統文化教育の果たす役割について考えることができ
るようにする。
<授業の方法>
講義形式であるが、理解を深めるため伝統文化について指導する模擬活動等も取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に我が国の伝統文化等について予習する努力を行うこと。また、授業後にはその日の授業内容を振り返り、定着を
図ること。
<成績評価方法>
授業態度 30%、模擬活動・レポート 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
日本の伝統文化とは
日本の伝統文化の特質と概要
2
伝統文化の意義と果たす役割①(茶道)
茶道の歴史と時代に果たした役割、現代の生活への位置づけ
3
伝統文化の意義と果たす役割②(華道)
華道の歴史と時代に果たした役割、現代の生活への位置づけ
4
伝統文化の意義と果たす役割③(能・狂言) 能・狂言の歴史と時代に果たした役割、現代の生活への位置づけ
5
伝統文化の意義と果たす役割④(書道)
書道の歴史と時代に果たした役割、現代の生活への位置づけ
6
伝統文化の意義と果たす役割⑤(陶芸)
陶芸の歴史と時代に果たした役割、現代の生活への位置づけ
7
伝統文化の意義と果たす役割⑥(日本画)
日本画の歴史と時代に果たした役割、現代の生活への位置づけ
8
日本の伝統文化の教育への位置づけ
伝統文化の教育的意義と学校教育への位置づけ方
9
伝統文化教育の具体的な取り組み①
社会科の体験学習としての茶道 実践例
10
伝統文化教育の具体的な取り組み②
社会科の体験験学習としての華道 実践例
11
伝統文化教育の具体的な取り組み③
総合的な学習の時間の取り組みとしての能・狂言 実践例
12
伝統文化教育の具体的な取り組み④
国語の時間の取り組みとしての書道 実践例
13
伝統文化教育の具体的な取り組み⑤
社会科の体験学習としての陶芸 実践例
14
伝統文化教育の具体的な取り組み⑥
美術の時間の取り組みとしての日本画 実践例
15
日本の伝統文化教育のまとめ
日本の伝統文化の学校教育に果たす役割と課題
− 331 −
科目コード
39200
区 分
コア
授 業
科目名
日本語総合Ⅲ
担当者名
長野 真澄
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業では、日本社会に関する様々なテーマの文を読みながら、そのテーマに関する表現や語彙を身につけ、そのテー
マについて自分の意見を表現する活動を行う。
<授業の到達目標>
目標は次の三つである。
1.日本社会についての知識を増やす
2.各テーマに関する語彙や表現を身に付ける
3.各テーマについて自分の意見を日本語で表明できるようになる
<授業の方法>
文章を読み、問題に答え、語彙や文型を確認するほか、要約したりグループでそのテーマについて話し合ったり発表し
たりする。
<準備学習(予習・復習等)>
各課の語彙や表現の予習・復習は必須である。また、各課終了後に、その課のテーマに関するレポート作成を課す。
<成績評価方法>
授業参加態度 30%、中間試験 30%、期末試験 40%で評価する。
<教科書>
宮原 彬「留学生のための時代を読み解く上級日本語 第二版」スリーエーネットワーク 2,000円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション
授 業 内 容
授業の概要と評価方法 大意取り、問題解答、精読、文型確認
15.日本型雇用システム
2
15.日本型雇用システム(2)
要約 グループ討議、発表
3
16.日本型雇用システム②(1)
大意取り、問題解答 精読、文型確認
4
16.日本型雇用システム②(2)
要約 グループ討議、発表
5
17.在宅勤務(1)
大意取り、問題解答 精読、文型確認
6
17.在宅勤務(2)
要約 グループ討議、発表
7
18.父親の育児参加(1)
大意取り、問題解答 精読、文型確認
8
18.父親の育児参加(2)
要約 グループ討議、発表
9
中間試験
15~18課の復習試験
10
19.新卒外国人が変える日本(1)
大意取り、問題解答 精読、文型確認
11
19.新卒外国人が変える日本(2)
要約 グループ討議、発表
12
20.インターネットの隆盛(1)
大意取り、問題解答 精読、文型確認
13
20.インターネットの隆盛(2)
要約 グループ討議、発表
14
21.ネット依存と人間関係(1)
大意取り、問題解答 精読、文型確認
15
21.ネット依存と人間関係(2)
要約 グループ討議、発表
− 332 −
39201
科目コード
授 業
科目名
日本語表現C(文法・文体)
配当年次
2
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
西山 令子
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本語学習者は文法理論を学習するのではなく、コミュニケーションのために日本語を学ぶのであるが、教える側に文
法知識があれば、わかりやすく、学習内容を忘れにくい方法で教えられる。しかし、私たちが国語で学んできた「学校
文法」は日本語を第一言語としない学習者に日本語を教える際には、あまり役に立たない。本講義では「日本語を教え
る時、何が問題か」という観点から、日本語の規則性を解明していく。共に考える授業を行いたい。
<授業の到達目標>
1.日本語にどのような規則性があるか理解する
2.個々の表現の機能について分析する
3.日本語の指導方法について考察する
<授業の方法>
ハンドアウトを用いて、講義形式で行う。ただし、常にそれぞれの分析、考察の発表を求める。
<準備学習(予習・復習等)>
配布プリントの復習と毎回、自分なりの考察を短いレポートにすることを課する。
<成績評価方法>
毎時の授業参加態度(発表内容、宿題レポート内容)70%、期末レポート 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
講義の進め方と評価方法について 参考図書の紹介
2
品詞(1)
名詞、形容詞、動詞
3
品詞(2)
動詞活用、副詞、擬態語
4
品詞(3)
数量詞、接辞、指示詞、疑問詞
5
品詞(4)
助詞(取り立て助詞「は」と「が」含む)
6
ヴォイス(1)
受動態、可能表現
7
ヴォイス(2)
使役表現
8
テンスとアスペクト
時制、アスペクト、変化表現
9
モダリティ(1)
命題とモダリティ
10
モダリティ(2)
話し手の気持ちをあらわすさまざまな表現
11
複文(1)
埋め込み表現、名詞修飾、副詞節
12
複文(2)
理由、目的、条件、逆接、従属度
13
基本的構文、文体
基本的構文(存在文、ウナギ文、「は~が~」構文、他)文体、省略など
14
敬語
さまざまな敬語
15
まとめ
総復習と発表
− 333 −
39202
科目コード
授 業
科目名
日本語表現D(文字・表記)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
長野 真澄
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本語は平仮名、片仮名、漢字、及びローマ字など複数の文字を表記に用いる。現代日本語の表記の基準になるものと
して、「現代仮名遣い」「外来語の表記」「送り仮名のつけ方」「常用漢字表」などの内閣告示・訓令がある。授業では、
これらの内容を整理するとともに、日本語学習者に対する文字の指導方法や教材についても学ぶ。また、最後の3回の
授業では作文指導の方法や留意点について触れる。
<授業の到達目標>
授業の到達目標は以下の3点である。
1.日本語教師として必要な、日本語の文字及び表記に関する基礎知識を身に付ける。
2.文字指導の方法や留意点について学ぶ。
3.作文指導時の留意点や添削のやり方について考える。
<授業の方法>
ハンドアウトを用いて行う講義形式と、学生による調査発表を組み合わせて行う。
<準備学習(予習・復習等)>
各学生に発表の担当を割り振るので、自身の担当の際は事前に関連資料を読みこみ、レジュメを作成すること。また、
日本語教育能力検定試験の受験予定者は、用語を記憶するために毎回の復習が求められる。
<成績評価方法>
授業参加態度 30%+課題 70%
講義形式や他の学生発表時にも積極的に発言・質問をすることを求め、それを各回の授業参加態度として評価する
(30%)。15回の授業のうち、各学生に3回の課題(レポートまたは発表)を課す。はじめの2つの課題は20点満点で評価し、
最終課題は30点満点で評価する(計70%)。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
オリエンテーション
現代仮名遣い
外来語の表記
4
送り仮名のつけ方
5
常用漢字
6
漢字
7
8
9
10
11
縦書きと横書き ローマ字
かなの指導
漢字の指導(1)
漢字の指導(2)
漢字指導(3)
12
漢字指導(4)
13
書くことの指導(1)
14
書くことの指導(2)
15
書くことの指導(3)
授 業 内 容
授業の概要と評価方法 日本語の文字の特徴
学生による発表:内閣告示「現代仮名遣い」 講義:現代仮名遣い
と歴史的仮名遣い、直音と拗音、特殊音
学生による発表:内閣告示「外来語の表記」について 講義:外来
語とは、外来語のタイプ
学生による発表:内閣告示「送り仮名のつけ方」について 講義:
送り仮名のつけ方の原則、漢字と送り仮名の関係
学生による発表:内閣告示「常用漢字表」について 講義:現在の
常用漢字に至るまで、常用漢字表の字体
漢字字体の成り立ち 漢字の読み方の基本
縦書きと横書きの特徴 ローマ字のつづり方(ヘボン式と訓令式)
日本語学習者に対するかなと指導方法を学ぶ。
レベルに応じた漢字指導の方法について学ぶ。
学生による発表:漢字教材の紹介(1)(日本語学習者向けの漢字教
材の中から一つ選び、内容や特徴をまとめて発表する)
学生による発表:漢字教材の紹介(2)(日本語学習者向けの漢字教
材の中から一つ選び、内容や特徴をまとめて発表する)
学生による発表:漢字教材の紹介(3)(日本語学習者向けの漢字教
材の中から一つ選び、内容や特徴をまとめて発表する)
書くという行為とは 話しことばと書きことば、段落・まとまり、
構成、推敲
書くための活動と授業デザイン
作文添削と評価
− 334 −
科目コード
39203
区 分
コア
授 業
科目名
日本事情
担当者名
田村 綾子
配当年次
2
後期
配当学期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本とはどのような国なのか概略を知るために、日本の国土、文化、歴史、政治等様々な側面から日本について学ぶ。
授業では幅広い話題を提供するが、その中で一つテーマを選び、レポートを書いてもらう。
<授業の到達目標>
①日本について様々な知識を得る。
②日本について、自分で決めたテーマでレポートが書ける。
<授業の方法>
プリント、資料を毎回配る。資料は日本についての様々なデータが含まれている。また、できる限り映像による資料も
準備するつもりである。これらの資料を見ながら、プリントを読み、意見を交換しながら、日本について理解を深めて
いく。
<準備学習(予習・復習等)>
できるだけプリントや資料は使う前に配るので、あらかじめ目を通しておいてほしい。
<成績評価方法>
授業での発表 50%、レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の進め方、評価について説明する。日本の国土について説明。
2
伝統行事
日本の伝統行事について説明する。
3
日本料理
日本料理の特色について学ぶ。
4
住宅事情
日本の住宅事情について学び、母国と比較する。
5
女性の社会進出
日本で女性が置かれている現状について学び、母国と比較する。
6
高齢化社会
日本で急速に進む高齢化と、その対応について学び、母国と比較する。
7
教育制度
日本の教育制度について学び、教育現場が抱える問題点や今後の展望について学ぶ。
8
伝統芸術
伝統芸術のDVD鑑賞を行う。また、簡単に種類や鑑賞ポイントを学ぶ。
9
日本的経営
これまで「日本的経営」と呼ばれてきた経営スタイルと、グローバル化により変わっ
てきた点について学ぶ。
10
日本人の労働観
日本人の労働観について、過去と現在の普遍的な部分と変化した部分について学ぶ。
11
日本で就活
日本での就職活動について学び、これから必要な準備を考える。
12
集団意識と肩書き
日本人の集団意識と、肩書きを大切にする行動について学ぶ。
13
政治の仕組み
日本の政治の仕組みについて学ぶ。
14
日本の歴史①
江戸時代までの日本の歴史を簡単に学ぶ。
15
日本の歴史②
幕末から現代までの日本の歴史を学ぶ。
− 335 −
科目コード
39203
区 分
コア
授 業
科目名
日本事情
担当者名
横田 伸敬
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
「温故知新」。昔のことを学んで、新しい知識・方法を得ること。そのために重要なことが昔の歴史を正しく学ぶことで
ある。毎回独立したテーマ、文化・政治・経済などを中心に、日本の状況・事情などを考察し、それらを現代社会との
関係で把握する。
<授業の到達目標>
外国・日本人を問わず、日本のことが話題になるとそれに答える知識があると場が楽しくなり盛り上がる。学んだテー
マの一つでもよいから、自分の興味あるものを見出してもらうと次の学習ステップとなる。将来よい社会を建設するた
めにも過去を正しく理解することである。
<授業の方法>
板書を中心としたノート講義を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
新鮮な感覚で授業を受ける方が効果があると思われるため、あえて予習を必要としない。復習重視。理解が高まると、
自ら深い研究をするとよい。
<成績評価方法>
出席・授業態度 15%、レポート 15%、試験 70%で評価する。
<教科書>
教材・史資料などは必要に応じて配布するため、原則として必要としない。
<参考書>
ドナルド・キーン「果てしなく美しい日本」講談社学術文庫 1,100円
ブルーノ・タウト「ニッポン」講談社学術文庫
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
日本の起源
原始時代・日本列島と日本人
2
国家形成と大陸交渉
史書にみる日本
3
大和政権の成立
古墳文化・氏姓制度・渡来人
4
仏教文化
仏教伝来・寺院・彫刻・絵画
5
法制
律律・格式
6
土地制度
奈良時代の土地政策・荘園制
7
古代の政争
藤原氏の成長
8
国風文化
就航・美術・書道・文学
9
宗教革命
鎌倉時代の新仏教・旧仏教の復興
10
産業・経済
鎌倉時代と室町時代の比較
11
外交
室町時代の日中・日朝関係
12
農業
近世の農民・農具・農書
13
貨幣・交通
貨幣の変還・江戸時代の交通と商品流通
14
教育
学校・学問
15
女性・外国人
日本に影響を与えた女性・外国人史
− 336 −
科目コード
39204
区 分
コア
授 業
科目名
茶道・華道で教える
日本の伝統文化 担当者名
大野 光二
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
国際社会で活躍するには、互いの国の文化や伝統を理解し尊重しようとする姿勢が大切である。長年に渡って培われて
きた我が国の伝統や文化を理解することで、日本のよさを理解し自信と誇りを持って外国の人と接することができる。
また自国の伝統や文化のよさが分かりそれらを尊重しようとする気持ちがあれは、他国にも日本と同じようにその国が
大切にしてきた伝統や文化があり、それらに誇りを持って生きていることを理解することができる。そして、物の感じ
方や考え方、生活習慣などが違っても、同じ人間として尊重しようとする態度を培っていくことができる。本授業では、
そうした態度を育成していくため、茶道や華道の体験を通して日本の伝統文化の良さについて学ぶ。
<授業の到達目標>
茶道、華道という日本の代表的な伝統文化を学ぶことで、日本の伝統文化のよさを理解したり尊重したりしようとする
態度を養っていけるよう、作法に沿ってお茶を点てたり、伝統的な生け方で花を生けたりする体験を通して、茶道・華
道の精神を体得できるようにする。
<授業の方法>
講義形式であるが、理解を深めるため茶道・茶道の実習を大幅に取り入れる。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に講義内容の概要を自分なりに把握する努力を行うこと。また、授業後にはその日の授業内容を振り返り、自己の
生活の中に生かすようにすること。
<成績評価方法>
授業態度 30%、実習・レポート 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
日本の伝統文化と茶道・華道
日本の伝統文化における茶道・華道の位置づけ
2
茶道の歴史
茶道の歴史と時代に果たした役割
3
茶のいただき方と客の心得
茶道における客の心得と抹茶のいただき方 実習
4
作法に沿った茶の点て方(1)
茶を点てる手順と帛紗のさばき方 実習
5
作法に沿った茶の点て方(2)
茶を点てる手順と道具の扱い方 実習
6
茶道の精神と亭主の心得
盆点てによる茶会の体験と亭主の心得 実習
7
現代における茶の楽しみ方
伝統文化を生かした現代における茶の楽しみ方
8
茶道に学ぶ伝統文化のよさ
茶道の精神と生活への活かし方
9
華道の歴史
華道の歴史と時代に果たした役割
10
生け花の種類と鑑賞の仕方
立華・生花・自由花の違いと作品の見どころ 実習
11
昔から伝わる伝統の生け方(1)
生花の形と役枝の働き、生け方のポイント(1) 実習
12
昔から伝わる伝統の生け方(2)
生花の形と役枝の動き、生け方のポイント(2) 実習
13
現代の生け方と花の楽しみ方
自由花の形と生け方のポイント 実習
14
華道に学ぶ伝統文化のよさ
華道の精神と生活への生かし方
15
茶道・華道の国際社会で果たす役割
茶道と華道の文化の違いと国際社会で果たす役割
− 337 −
科目コード
39205
区 分
コア
授 業
科目名
武道で教える日本の伝統文化
担当者名
平田 佳弘
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本古来の伝統文化、武道(柔道・剣道)を通して、そこに存在する日本人の精神世界を学ぶことを目的とする。世界
的に広がったJUDO、KENDOを題材にし、それらの歴史を武道の歴史として総合的に学び、さらに実践も行う。その実
践(武道の体験)から、「道」に込められた日本人の自己を鍛える価値観を考察し、武道の本質と言われる「心・技・体」
の錬成が人間形成に及ぼす影響を武道の実践を通して体験的に学ぶ。
<授業の到達目標>
日本の伝統文化である武道とは何か、柔道や剣道とは何かが説明できるようになり、その中に存在する日本人特有の精
神性(価値観、人生観、世界観)を発見することによって、国際理解を深める。またその実践を通して、「心・技・体」
の錬成を自分自身で行い、国際社会で活躍できる資質を養うことを目的とする。
<授業の方法>
主に講義を中心に展開する。
<準備学習(予習・復習等)>
<成績評価方法>
定期試験 60%、レポート 30%、受講態度 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
武道教育の必要性について
2
柔道の歴史①
柔道の歴史について学ぶ
3
柔道の歴史②
柔道の歴史について学ぶ
4
柔道の歴史③
柔道の歴史について学ぶ
5
柔道の国際化①
JUDO国際化を考える
6
柔道の国際化②
JUDO国際化を考える
7
柔道の国際化③
JUDO国際化を考える
8
柔道のまとめ
柔道における武道教育の役割
9
剣道の歴史①
剣道の歴史について学ぶ
10
剣道の歴史②
剣道の歴史について学ぶ
11
剣道の歴史③
剣道の歴史について学ぶ
12
剣道の武道とスポーツの二面性①
目に見えるところと、目に見えないところを学ぶ
13
剣道の武道とスポーツの二面性②
目に見えるところと、目に見えないところを学ぶ
14
剣道の武道とスポーツの二面性③
目に見えるところと、目に見えないところを学ぶ
15
剣道のまとめ
剣道における武道教育の役割
− 338 −
40100
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ダンスⅠ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
福武 幸世
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業は主にリズム、音楽、イメージに合わせてダンスを踊ること、創ることを学習する。具体的な内容は中学校・高
等学校学習指導要領のダンス領域を構成する創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンスとし、くわえてダ
ンス分野に関連がある体つくり運動の領域についても取り入れていく。
<授業の到達目標>
ダンスの基本的な知識と技能を身につけ、多様なテーマから表したいイメージをとらえ、自己の身体表現ができること
を目標とする。
またグループでの創作活動において、仲間の表現や動きを認め合い協調性と安全意識をもって課題に取り組むことを目
標とする。
<授業の方法>
創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンスの学習内容から主なものについて実技を通して体験し、指導の
ポイントをとらえていく。定期試験は個人の技能評価のためのリズムダンスと創作ダンスを組み合わせた試験課題を実
施する。
<準備学習等(予習・復習)>
授業で学んだダンスエクササイズやステップ等をフィードバックして繰り返し練習をしておく。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、技能と毎時の学習記録 40%、定期試験 30%
<教科書>
必要に応じて資料を配布する。
<参考書>
文部科学省(2008)「中学校学習指導要領解説 保健体育編」
文部科学省(2009)「高等学校学習指導要領解説 保健体育編・体育編」
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
オリエンテーション
体つくり運動
フォークダンス(1)外国編
フォークダンス(2)日本編
創作ダンス(1)
創作ダンス(2)
創作ダンス(3)
創作ダンス(4)
現代的なリズムのダンス(1)
現代的なリズムのダンス(2)
現代的なリズムのダンス(3)
グループでの創作活動(1)
13
グループでの創作活動(2)
14
グループでの創作活動(3)
15
グループ発表 定期試験について
授 業 内 容
授業概要、評価方法、講義ルール等の説明、ウォームアップ
ウォームアップ、体ほぐしの運動
ハーモニカ、エース・オブ・ダイヤモンド、オクラホマミクサー他
ソーラン節、阿波踊り他
もの(小道具)を手がかりにした表現の導入(布、紙を用いて)
言葉のイメージを手がかりにした表現の導入(オノマトペダンス)
日常動作を手がかりにした表現の導入(美術館編、スポーツ編)
対極の動き、群の動きを生かした表現の導入(対決編、自然編)
基本ステップの習得(アップとダウンのリズム)
上半身の動きの習得(アイソレーション、ウェーブ他)
変化のある動きを組み合わせたステップの習得、ダンスバトル
リズムダンスと創作ダンスを組み合わせたダンス作品づくり
(テーマ別にグルーピング、導入)
リズムダンスと創作ダンスを組み合わせたダンス作品づくり
(作品の展開 はじめ-なか-おわり)
リズムダンスと創作ダンスを組み合わせたダンス作品づくり
(表したいテーマを強調する動きの工夫)
課題のリズムダンスと創作ダンス作品の発表、評価
定期試験についての説明
− 339 −
40101
科目コード
授 業
科目名
配当年次
バスケットボールⅠ(基礎)
1
配当学期
通年
区 分
コア
担当者名
知花 武彦
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
国内外の大会やビデオ教材等を通じ、チームスポーツに関わる多くの局面について情報を収集。
チームスポーツの捉え方や人材育成につながる手法・手段を学ぶ。
<授業の到達目標>
基礎的ルールおよびスポーツそのものが持つ意義、安全と楽しみを共有し、自他共に展開できる。
<授業の方法>
実習形式が基本。
映像解説や他競技とのベンチマークを織り交ぜて展開。
年間を通じPDCAのサイクルを導入する。
<準備学習(予習・復習等)>
バスケットボールの基礎的ルールの把握。
ファンダメンタルの自主考察。
<成績評価方法>
技能 60%、レポート 20%、受講態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
授業内容の説明と導入
学生競技における計画立案
準備期
実行
5
大会前後、期間中の取組み
6
点検
7
8
9
10
11
12
13
14
15
組織的課題と個人の課題
対策立案
団体・組織の団結について
チーム一丸となった行動
意欲と日々の変化
リフレッシュのタイミング
ベンチマーク
理想像とのベンチマーク
アンダーカテゴリーとの交流
16
17
18
19
20
コミュニケーション
コミュニケーションスキル
競技外環境
競技を通した人間形成・育成について
障害と傷害
21
22
ストレングス
競技特性に応じたトレーニング
23
24
25
26
補助的トレーニング
バスケットボールにおけるファンダメンタル
ファンダメンタル②
ファンダメンタル③
27
28
チームでの攻撃
攻撃に工夫を凝らす
29
30
防御(ディフェンス)
ゲームを通して
授 業 内 容
年間計画と目的意識の明確化
ピリオターゼーションの導入
チームリソーセスの現状把握とあるべき姿の明確化
課題の洗い出しと目標の設定 実施事項の優先順位づけ。 大会に向けてのプラ
ンニング。
大会や遠征の段取り 遠征に関わるリスクマネジメント。 大会におけるパフォー
マンスの考察。
大会後の反省と点検 計画に対する実行とその評価。 改善分野、事項の洗い出
しと絞り込み。 行動力を生みだすモチベーションについて。
組織的課題と個人的課題の区分けとアプローチ
対処と対策の違い。 有効性、期待効果の予測について。
「個」ではなく「チーム」を考える。
対策立案を大きな力で動かす。
体調や心の変化を観察し、バーンアウトのトラブルを避ける。
リフレッシュの必要性と効果的な取り方について。
他競技と自クラブの比較。 ベンチマークの必要性について。
心技体の各要素をトップチームと比較する。
中高生、小学ミニといった競技者との接し方について ニーズの汲み取り方、指
導内容の伝え方を工夫する。
コミュニケーションの必要性について
コーチング手法の有用性について
生活習慣、学内生活との関連について
生活信条・規範の定め。 体育会、五訓の取組みについて。
怪我、病気、慢性的なトラブルについて。 食生活、睡眠、ストレス、コンディショ
ングを考察。
ウエイトトレーニングの必要性について 考え方と実践。
筋肥大、筋持久力、瞬発力、跳躍力、心肺機能の強化について 現状把握の取り
方および到達目標の定め方。 内容構成、実施時期、質量設定を考える。
アウターマッスルとインナーマッスルの違いと役割について
シュートについて 入るシュート、使えるシュートを定義づける。
ドリブルの有用性・必要性について 移動する、抜く、守るを使い分ける。
パスの有用性と必要性について パスの種類やタイミング、受けてと出し手の関
係を理解する。
ファンダメンタルの積み重ねと展開が チームの攻撃につながることを理解する。
スペーシング(位置)とスクリーンについて 考え方とメリット・デメリットを
理解する。
オンボールの守り方 オフボールの守り方 ディフェンス原則をチームでつくる。
競技を通して何を学ぶか 競技そのものの魅力、人間関係、挑戦する過程での困難。
日常生活との関連、将来への紐付けとして考える。
− 340 −
40102
科目コード
授 業
科目名
配当年次
バレーボールⅠ(基礎)
1
配当学期
前期
区 分
体育実技
担当者名
村田 昭三
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
バレーボールは、簡単なパスゲームから高度なコンビネーションプレイまで、プレイする人の能力に応じた多彩なバリ
エーションを展開することができる。また、バレーボールでは同じ人が続けて2度以上ボールに触れてはいけないと言
う構造的特性上、プレイヤー相互の協力と信頼が不可欠である。本授業では、基本的な個人技術、ルール、フォーメーショ
ン等についての理解を深めると共に、基本的な個人技能を高め、ゲームにおける相互の連係プレイを成功させることに
より、仲間と喜びを分かち合うバレーボールの持つ楽しさを味わう。
<授業の到達目標>
パスの基本、トスの基本、スパイクの基本を習得させ、3回使ってのゲーム形式が展開出来ることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じて資料を配付活用し授業を進めていく。
<準備学習等(予習・復習)>
ルールブックを熟読する。
<成績評価方法>
受講態度 40%、実技テスト 40%、リーグ戦の成績 20%を総合して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
吉田清司(2002.10)「基本から戦術までのバレーボール」日東書院本社 1,188円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業内容の説明と導入
ウォーミングアップ、軽運動
2
基礎技能練習(1)
ボールコントロール(2人1組によるパス等)・簡易ゲーム
3
基礎技能練習(2)
ボールコントロール(3人1組・円陣パス等)・簡易ゲーム
4
基礎技能練習(3)
スパイク・簡易ゲーム
5
基礎技能練習(4)
サーブ(アンダー・オーバーハンドサーブ)・簡易ゲーム
6
基礎技能練習(5)
サーブレシーブ・レシーブ・簡易ゲーム
7
チーム練習(1)
チーム編成・戦術練習(サーブおよびスパイクレシーブ)
8
チーム練習(2)
戦術練習(サーブおよびスパイクレシーブからの攻撃)
9
チーム練習(3)
審判法、ゲームライクドリル
10
リーグ戦・順位決定戦(1)
6チームによるリーグ戦および順位決定戦の実施審判の実践(1)
11
リーグ戦・順位決定戦(2)
6チームによるリーグ戦および順位決定戦の実施審判の実践(2)
12
リーグ戦・順位決定戦(3)
6チームによるリーグ戦および順位決定戦の実施審判の実践(3)
13
リーグ戦・順位決定戦(4)
6チームによるリーグ戦および順位決定戦の実施審判の実践(4)
14
リーグ戦・順位決定戦(5)
6チームによるリーグ戦および順位決定戦の実施審判の実践(5)
15
まとめ
総合学習
− 341 −
40103
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ソフトボールⅠ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
西村 信紀
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
ソフトボールの用具や競技施設、ルール、運動の特性、競技の特性を理解し、ソフトボールの基本的な技術(例えば、ボー
ルの持ち方、投げ方、バットの握り方、グラブの操作方法など)を学ぶ。また、守備の基本(投球、守備)から攻撃の
基本(打撃、走塁)などの個人技術の習得を目指し、その後、ゲーム形式でソフトボールを実施する。本授業は履修人
数制限を設けています。履修者が制限を超えた場合は抽選となります。
<授業の到達目標>
ソフトボールというチームスポーツを通して、たくさんの人たちと交流する機会を持ちながら、自ら率先して仲間作り
を行うことができるような態度を身につける。それとともに、生涯にわたって積極的に健康の管理や体力の維持に努め
ることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドで実践指導、バッティングなど理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
指導者のあり方(ガイダンス)
指導者としての心得、指導の実際、環境整備、安全管理
2
ソフトボールの歴史
ソフトボールの誕生・発展、ソフトボール情勢
3
ソフトボールの技術と指導法
投球の基礎技術 投球モーションのフォームと特徴
4
〃
守備の基礎技術 送球・捕球、守備位置と守備範囲
5
〃
守備の基礎技術 ポジション別の技術
6
〃
打撃の基礎技術
7
〃
バントの基礎技術
8
〃
走塁の基礎技術
9
集団技能の理解(1)
ポジション別守備練習
10
集団技能の理解(2)
試合形式シートバッティング
11
総合的ゲーム展開(1)
紅白戦で実践練習(1)
12
総合的ゲーム展開(2)
紅白戦で実践練習(2)
13
総合的ゲーム展開(3)
紅白戦で実践練習(3)
14
打撃系実技テスト
試合形式でバッティングテスト
15
守備系実技テスト
試合形式でポジション別守備テスト
− 342 −
40104
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ハンドボールⅠ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
佐藤 正敏・前田 誠一
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
ハンドボールは、ヨーロッパで発展した、スピーディーでダイナミックなプレーが人気のボールゲームである。
走・跳・投という基本的な運動要素がバランスよく含まれており、発達段階にある子供に対しても有用な教材として学
習指導要領にも取り上げられている。本講義では、ハンドボールの基礎、専門的運動技能と実技指導能力を学修する。
<授業の到達目標>
ハンドボールのルールと競技特性を理解し、ゲームを楽しむことができること、ボールゲームとしてのハンドボールの
成り立ちに着目した上で、ゲームに必要な基礎的技術、戦術を学修することを目的とする。
<授業の方法>
実技を通して、ハンドボールを学習し、随時その理論的背景を説明する。
また、資料、映像等を必要に応じて活用し講義授業をすすめていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に紹介するハンドボール指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。また、授業ノートを作り、そ
の日に行ったこと、ポイント、感想などを記入していく。なお、授業ノートは定期的に集め、内容をチェックする。
<成績評価方>
授業態度 50%、技術・戦術遂行能力・運動学習能力 30%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
笹倉清則(2003)「Tactics of Handball in The World」財団法人ハンドボール協会 2,100円
酒巻清治(2012)「基本が身につく ハンドボール 練習メニュー200」池田書店 1,620
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業の説明、ルール説明
2
攻撃の個人技術(1)
ゲームに必要な個人の攻撃技術
3
攻撃の個人技術(2)
シュートに着目した個人の攻撃技術
4
原始的ゲーム
基本的ルールの説明、少人数での速攻ゲーム
5
対人的技術・戦術(1)
1対1状況における攻撃と防御の基礎スキル、少人数ゲーム(1)
6
対人的技術・戦術(2)
1対1状況における攻撃と防御の応用スキル、少人数ゲーム(2)
7
グループ戦術(1)
2対2状況における攻撃と防御の基礎スキル、ゲーム(1)
8
グループ戦術(2)
2対2状況における攻撃と防御の応用スキル、ゲーム(2)
9
ゲーム(1)
ゲーム実施およびその運営
10
ゲーム(2)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(1)
11
ゲーム(3)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(2)
12
ゲーム(4)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(3)
13
ゲーム(5)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(4)
14
ゲーム(6)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(5)
15
ゲーム(7)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(6)
− 343 −
40105
科目コード
授 業
科目名
配当年次
陸上Ⅰ(基礎)
1
配当学期
前期
区 分
体育実技
担当者名
前村 公彦
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
陸上競技は、走・跳・投・歩の運動から構成され、内容的には体力的・技術的・精神的な多くの要素を含んでおり、競
技や練習を行う上で多面性を要求され、計画的・継続的に行う必要がある種目です。本授業では、特に教員採用試験で
出題されるであろう基礎的な種目に照準をあて、五種競技を中心に授業を進めます。
<授業の到達目標>
本授業では、各走種目、各跳躍種目、各投てき種目の運動学習を通じて、技術の向上をはかり、トレーニング法・技術、
更に陸上競技取り扱い方などについて基礎的な学習をします。
<授業の方法>
実技のため教科書は使用しませんが、雨天時では必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて解説します。
<準備学習等(予習・復習)>
参考図書(陸上競技入門)およびルールブックを熟読の上、授業に参加してください。
<成績評価方法>
実技試験 70%、受講態度 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
関岡康雄「陸上競技入門」ベースボールマガジン社 1,529円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス、陸上競技の概要
受講上の注意、陸上競技の歴史、特性、トレーニング法
2
短距離走①
スタート、加速走
3
短距離走②
フィニッシュ、全体のペース
4
短距離走③
ピッチとストライドの関係
5
ハードル走①
ハードルクリアランス、インターバル
6
ハードル走②
アプローチ、スタートからゴール
7
中長距離走
持久力の理解、ペース配分
8
走高跳①
助走、踏切準備、踏切
9
走高跳②
空間動作、着地動作
10
走幅跳①
助走、踏切準備、踏切
11
走幅跳②
空間動作、着地動作
12
砲丸投①
持ち方、ステップ投法
13
砲丸投②
オブライエン投法
14
競技会形式で五種競技①
記録測定
15
競技会形式で五種競技②
記録測定
− 344 −
科目コード
40106
区 分
体育実技
授 業
科目名
器械運動
担当者名
水口 潔
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
器械運動に関する、基礎的な動きから基礎技術までを学習し、指導者としての素養を育むことを目標とする。
<授業の方法>
指導を受けると同時に、各自で教えあいながらそれぞれの技術を伸ばしていく。
<準備学習等(予習・復習)>
予習としては、これまでに受けてきた実技の授業について個人的にまとめておくこと。復習として、できない実技種目
については、出来るようになるまで日頃から繰り返し練習をすること。
<成績評価方法>
出席の条件を満たした者のみが実技テストを行う。いくつかの検定種目をすべてクリアすることが単位取得の条件にな
る。
<教科書>
特になし
<参考書>
三木四郎・加藤澤男・本村清人 編著「中・高校器械運動の授業つくり」大修館書店 2,835円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーションと実技
安全教育と実技の基本
2
マット運動
前転と伸膝前転
3
マット運動
前転と伸膝前転
4
マット運動
前転と倒立前転
5
マット運動
後転と伸膝後転
6
マット運動
後転と伸膝後転
7
マット運動
後転と後転倒立
8
マット運動
側転と前方倒立転
9
マット運動
側転と前方倒立転
10
とび箱運動
かかえこみとび、屈伸とび
11
とび箱運動
かかえこみとび、屈伸とび
12
鉄棒運動
逆上がり、後方支持転
13
鉄棒運動
前方連続転
14
鉄棒運動
後方連続転
15
実技テスト
到達度を確認するための実技テストを行う。
− 345 −
40107
科目コード
授 業
科目名
柔道Ⅰ(基礎)
1
配当年次
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
矢野 智彦
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本が発祥の地である柔道は、オリンピックの正式種目に採用されて以来、世界の柔道として発展・拡大してきた。柔
道の技術は投げ技、固め技から構成されている。これらの技術を習得・向上させるためには、柔道の基本動作、基礎技
術をしっかりと身に付けることが大切である。本授業においては柔道の基本的動作と基礎技術を身につけると同時に、
柔道指導における安全性や管理方法についても理解を深めることを目的とする。
<授業の到達目標>
礼儀正しい態度で関心を持って学ぶことができる
礼法などの伝統的な行動の仕方を身に付けている
柔道の歴史や特性、礼法の重要性を理解している
いくつかの基本となる技を身に付けている
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じてビデオや資料等の教材を活用し授業を進めていく。
<準備学習等(予習・復習)>
参考書を用いて柔道の技の仕組みを理解する。また、柔道大会等を積極的に観戦する。
<成績評価方法>
授業態度 70%、実技試験 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2・3
テーマ
基礎知識
基本動作
4
大腰、送り足払い
5
大腰(横移動)、払い腰
6
体落し、けさ固め
7
上四方固め、横四方固め、たて四方固め
8・9
10
11
12
13・14
15
固め技(攻撃の仕方)
小内刈り、支え釣り込み足、ひざ車
固め技の復習
投げ技の復習
乱取り
まとめ
授 業 内 容
柔道の歴史、柔道衣の名称、柔道衣の着方と帯の色
礼法(立礼・座礼)、柔道の姿勢(自然体・自護体)、組み方崩し(八
方崩し)、歩き方、体さばき、後ろ受け身・横受け身・前回り受け身、
方ひざをついての前回り受け身→立ち姿勢からの前回り受け身、前
受け身、技の分類
大腰、移動しながらの大腰、送り足払い、足払いの一人練習、送り
足払いの約束練習
体さばきの一人練習、大腰(横移動)の約束練習、払い腰、払い腰
の約束練習
体落し、横移動の体落し、後退しながらの体落し、約束乱取り、け
さ固め、崩れけさ固め、肩固め、けさ固め・肩固めの入り方、約束
抑え込み
上四方固め、崩れ上四方固め、横四方固め、崩れ横四方固め、たて
四方固め、崩れたて四方固め、約束抑え込み
四つんばいの相手の攻め方、腹ばいの相手の攻め方、四つんばいの
相手の返し方の研究発表、約束抑え込み、乱取り(自由練習)
小内刈り、相手の動きに合わせた小内刈り、支え釣り込み足、相手
を崩しての支え釣り込み足、ひざ車、相手を崩してのひざ車
今まで練習した固め技すべてを復習
今まで練習した投げ技すべてを復習
固め技・投げ技の乱取り(自由練習)
乱取りの反省と技の研究、総括
− 346 −
40108
科目コード
授 業
科目名
配当年次
剣道Ⅰ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
平田 佳弘
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本の伝統文化である剣道は、
「剣の理法の修練による人間形成」ということを目的としている。すなわち、剣道を通し
て礼節を学び、心身を鍛え、社会で活躍できる立派な人間になるということである。剣道は、今や日本のみならず、世
界中の様々なところで愛好者を増やし続けている。剣道の技術は打つ、突く、かわすの三種類に分類されており、これ
らの技術習得には、基礎・基本動作を正しく身につけることが重要である。本授業では、剣道の礼法や基本動作を身に
つけること、また、剣道を指導する際の留意点や安全性について理解することを目的とする。
<授業の到達目標>
平成24年度完全実施の中学校学習指導要領では、武道(剣道、柔道、相撲)が必修化され、中学校保健体育教員になれば、
武道専門家でなくても武道の授業を担当しなければならないこととなった。従って、この授業では、剣道の基礎・基本、
さらに技能をしっかり身につけながら、受講者が剣道が出来るようになることだけでなく、中学校での剣道授業を実施
する(教えられる)ことがが出来るようになることとする。
<授業の方法>
実技を中心に進める。
<準備学習等(予習・復習)>
中学校・高等学校学習指導要領(保健体育編)箇所、武道の部分、剣道指導要領等、剣道に関する書籍を読んでおくこと。
<成績評価方法>
受講態度・意欲 30%、実技試験 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
文部科学省「中学校学習指導要領解説 保健体育編」(株)東山書房 397円
全日本剣道連盟「剣道指導要領」
<授業計画>
回
テーマ
1
授業に対する心構え、準備物、授業内容の
授 業 内 容
剣道学習の留意点、剣道技術・技能の学び方
説明等のオリエンテーション
2
剣道授業での服装、竹刀・防具について(1) 服装(剣道着・袴)の着装法、剣道防具の着装法と収納法
3
剣道授業での服装、竹刀・防具について(2) 竹刀・規格・手入れと安全、防具の扱いについて
4
礼法について
姿勢(自然体)、礼の仕方(立礼・座礼)、正座の仕方(座り方・立ち方)
5
基本動作(1)
竹刀の構え方と納め方、足さばきと素振り
6
基本動作(2)
基本の打突と受け方、面打ち・小手打ちの練習
7
基本動作(3)
基本の打突(面・小手)と受け方、胴打ち・突きの練習
8
基本動作(4)
体当たり・鍔ぜり合いの仕方と練習
9
基本動作(5)
切り返しのねらいと打ち方
10
基本動作(6)
切り返しの打ち方・受け方・呼吸法
11
基本動作(7)
気・剣・体の一致した基本動作の練習、有効打突となる技の練習
12
互角稽古・試合(1)
剣道の「理合い」を知る。打つべき好機とは?。有効打突となる条
13
互角稽古・試合(2)
14
互角稽古・試合(3)
試合の方法を知る。審判法について学ぶ。
15
互角稽古・試合(4)
実際に試合を行う。実技試験
件について
剣道試合規則を知る。剣道の「理合い」を考える。三つの好機を打
つ練習をする。
− 347 −
40109
科目コード
授 業
科目名
配当年次
レスリングⅠ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
嘉戸 洋
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
レスリング競技における歴史やルール、競技特性などの基礎的知識を理解すると共に、実践を通して基本動作および応
用動作の技術を段階的に学ぶ。それらに関連して、レスリング競技者のトレーニング方法等を実践することにより、体力、
精神力の向上を図る。また、審判法や指導法についても知識を深め、指導的、管理的立場としての能力を習得するため
の理論と実践を行う。
<授業の到達目標>
レスリング競技を通して、身体の動きやトレーニング方法等の理論の理解と実践を体験することで、将来の指導現場に
おけるスキルを身につける。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じてビデオや資料等の教材を活用し授業を進める。
<準備学習等(予習・復習)>
参考書やビデオを用いてレスリング競技を理解する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 70%、実技試験 20%、レポート 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
佐藤 満(2006)「レスリング入門」ベースボールマガジン社 2,100円
佐藤 満(2007)「佐藤満 レスリング入門 vol.1(DVD)」株式会社クエスト 5,880円
佐藤 満(2007)「佐藤満 レスリング入門 vol.2(DVD)」株式会社クエスト 5,880円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
レスリング競技の歴史、特性、ルール
2
導入
レスリング競技特有の運動
3
基本動作(1)
立ち技の基本動作(構え、移動、組み手、崩し)
4
基本動作(2)
立ち技の基本技術(両足タックル)
5
基本動作(3)
立ち技の基本技術(片足タックル)
6
基本動作(4)
立ち技の基本技術(タックルに対する防御)
7
基本動作(5)
立ち技の基本技術(投げ技①)
8
基本動作(6)
立ち技の基本技術(投げ技②)
9
基本動作(7)
寝技の基本技術(タックルからの連続技)
10
基本動作(8)
寝技の基本技術(がぶり技、返し技)
11
基本動作(9)
寝技の基本技術(寝技①)
12
基本動作(10)
寝技の基本技術(寝技②)
13
基本動作・実践(1)
約束練習、簡易ゲーム
14
基本動作・実践(2)
練習試合(スパーリング)
15
総合学習
総合学習
− 348 −
40110
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ラグビーⅠ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
西口 聡
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
ラグビーとは、ひとつの楕円のボールを15人の選手が追い、相手のゴールラインへとボールをつなぎながら運ぶ球技で
ある。そのポジションは大きく分けてFW(フォワード)とBK(バックス)のふたつである。またラグビーは味方を信
頼し、相手を尊重し、ルールを守る事が重要である。
<授業の到達目標>
本授業においては、ルールやパス・キック・スクラム・ラインアウト・モール・ラックなどの基本技術、ラグビーの起
源や歴史を学び、その後個人的技能のスキルアップから集団プレーの習得へと展開することとする。さらに、初歩的な
段階から順次レベルアップをはかりつつ、最終的にはゲーム形式でラグビーを実施することを目的とする。
<授業の方法>
実技学習ではグループに分け、(1)グリットシステム(2)チャンネルシステム(3)視聴覚機器(4)講義を取り入れ
て学習する。
<準備学習等(予習・復習)>
適宜紹介及び配布したテキストの熟読並びに理解を促す。
<成績評価方法>
受講態度(積極性・協調性・相互促進性など)30%、基本的技能の発達 40%、実技テスト 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業内容の説明・導入
ラグビーの授業展開計画と基本注意事項
2
個人技能(1)
ハンドリング、ボディコントロールの説明と実践
3
個人技能(2)
ハンドリング、サポートの説明と実践
4
ゲーム(1)
ルールの説明と実践(1)
5
個人技能(3)
キッキングの説明と実践
6
個人技能(4)
コンタクトプレー(タックル・セービング)の説明と実践
7
ゲーム(2)
ルールの説明と実践(2)
8
集団技能(1)
スクラム、ラインアウトの説明と実践
9
集団技能(2)
フォワード(モール・ラック)、バックスプレーの説明と実践
10
ゲーム(3)
ルール説明と実践(3)
11
集団技能(3)
チームプレーの説明と実践
12
ゲーム(4)
ルール説明と実践(4)
13
ゲーム(5)
ルール説明と実践(5)
14
ゲーム(6)
ルール説明と実践(6)
15
総合学習
総合学習
− 349 −
40111
科目コード
授 業
科目名
配当年次
サッカーⅠ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
降屋 丞
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
サッカーは世界で最も親しまれているスポーツであり、ルールも非常に単純で、ボールとゴールさえあればできるスポー
ツである。しかし、主に足でボールを扱うことから経験者と未経験者との技術の差が大きく表れるスポーツでもある。
この授業では、ボールを扱う技術を高める練習法を学び、少しでも高められるようにし、ゲームを楽しめるようにする。
そして、サッカーというスポーツに対する理解を深める。
<授業の到達目標>
サッカーの技術を習得する練習法を学び、自らも技術を上達させる。また、戦術面の練習も行い、サッカーへの理解を
深める。そして、ゲームの中でルールも学び、サッカーのゲームを楽しめるようにする。
<授業の方法>
幅広くコミュニケーションが取れるように、授業ごとにグループを編成し、授業の最後にはゲームを行う。
<準備学習等(予習・復習)>
予習としては、サッカーを見る機会を増やすこと。
復習としては、授業で行った練習の確認と、リフティングの回数を増やすこと。
<成績評価方法>
授業態度 50%、実技テスト 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進め方、ビデオ学習
2
基礎技術のトレーニング(1)
ボールフィーリング、ボールタッチの練習
3
基礎技術のトレーニング(2)
ドリブルの練習
4
基礎技術のトレーニング(3)
各種キックの練習
5
基礎技術のトレーニング(4)
パス、トラップの練習
6
応用技術のトレーニング(1)
ターン、ボールキープの練習
7
応用技術のトレーニング(2)
フェイントの練習
8
ボールポゼッション(1)
少人数でのボールポゼッションの練習
9
ボールポゼッション(2)
多人数でのボールポゼッションの練習
10
個人戦術
1対1の練習
11
グループ戦術(1)
2対1、2対2の練習
12
グループ戦術(2)
3対2、3対3の練習
13
グループ戦術(3)
4対3、5対4の練習
14
リーグ戦
リーグ戦の進め方
15
トーナメント戦
トーナメント戦の進め方
− 350 −
40112
科目コード
授 業
科目名
配当年次
水泳Ⅰ(基礎)
1
配当学期
前期
区 分
体育実技
担当者名
水口 潔
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択(体育学
部は必修)
<授業の概要>
<授業の到達目標>
水泳は陸上運動とは違い、水という特殊な環境下において行われる運動である。また、水は衝撃を吸収するクッション
効果を持つ反面、水中運動時には粘性抵抗として働き、水中運動を陸上運動に比べて効率の悪いものにするという側面
を持つ。そこで、本実習においては、水中での身体の変化、水の特性、および、水泳の基礎的な理論を十分に理解する
と共に、水中でリラクゼーションできる呼吸法を学習の中核として捉え、4泳法(クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳)
を含んだ水中での運動能力を高めることを目標にする。さらに、海(オープンウォーター)の特性を理解し一定時間泳
ぐことなどを通して、水との関係を深めていくことを目的とします。
<授業の方法>
個人の記録を毎回記入し、距離や時間を媒介として、身体と水との関係について認識を深めていく。7月中旬に、児島
マリンプールでの屋外プール、また、沙美海水浴場を利用して、5日間の日帰りで行う予定である。
<準備学習等(予習・復習)>
予習としては、これまでに受けてきた実技の授業について個人的にまとめておくこと。復習として、できない実技種目
については、出来るようになるまで日頃から繰り返し練習をすること。
<成績評価方法>
授業態度及び実技テスト 80%、レポート 20%で評価をする。いくつかの検定種目をすべてクリアすることが単位取得
の条件になる。
<教科書>
特になし
<参考書>
日本水泳連盟 編「新水泳指導教本」大修館書店 2,520円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
安全教育
2
リラクゼーションによる泳法への導入
浮き身と呼吸法
3
リラクゼーションによる泳法への確立
浮き身と呼吸法
4
クロールの実践
クロールの実践
5
クロールの実践
クロールの実践・長距離泳
6
クロールの実践
クロールの実践・長距離泳
7
平泳ぎの実践
平泳ぎの基礎の確認
8
平泳ぎの実践
平泳ぎの基礎の確認
9
平泳ぎの実践
平泳ぎの実践・長距離泳法
10
平泳ぎの実践
平泳ぎの実践・長距離泳法
11
泳法のテスト
タイムトライアル
12
海浜実習
海での泳法の確立
13
海浜実習
遠泳
14
海浜実習
遠泳
15
まとめ
まとめ
− 351 −
40115
科目コード
授 業
科目名
配当年次
整復学実技Ⅰ(包帯法Ⅰ)
1
配当学期
前期
区 分
柔道整復実技
担当者名
三瀬 貴生・飯出 一秀
単位数
2
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復師の技術として必要な包帯法の基礎を学びます。
受講態度は柔道整復師としてふさわしいものを求めます。
特に時間を守ることと正しい服装については学習意欲の表れとして評価します。
<授業の到達目標>
柔道整復師の技術として必要な基本包帯法に関する知識および技術の習得を目標とする。
<授業の方法>
実技の習得には反復することが求められますので、授業内では実技の練習を繰り返しおこないます。
また、実技の習得確認のための試験を複数回実施します。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内の筆記試験および実技試験の対策として予習と復習をしっかり行ってください。
<成績評価方法>
筆記試験 50%、実技試験 50%
(*受講態度・学習意欲も考慮する)
<教科書>
全国柔道整復学校協会(2003)「包帯固定学」南江堂 2,625円
全国柔道整復学校協会(2012)「柔道整復学・実技編 改訂第2版」南江堂 7,350円
全国柔道整復学校協会(2009)「柔道整復学・理論編 改訂第5版」南江堂 7,665円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
オリエンテーション-授業内容の説明-
オリエンテーション-成績評価の説明-
基本包帯法練習①-包帯の種類-
基本包帯法練習①-包帯の扱い方-
基本包帯法練習②-環行帯-
基本包帯法練習②-折転帯-
基本包帯法練習③-前腕部環行帯-
基本包帯法練習③-前腕部折転帯-
基本包帯法練習④-亀甲帯-
基本包帯法練習④-肘関節亀甲帯-
基本包帯法練習④-麦穂帯-
基本包帯法練習④-手関節麦穂帯-
基本包帯法練習⑤-前腕部下行-
基本包帯法練習⑤-前腕部上行-
基本包帯法実技テスト-前腕部・手関節-
基本包帯法実技テスト-前腕部・肘関節-
基本包帯法実技テスト-フィードバック-
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
部位別包帯法練習①-肩関節理論-
部位別包帯法練習①-肩関節実技-
部位別包帯法練習②-肘関節理論-
部位別包帯法練習②-肘関節実技-
部位別包帯法練習③-股関節・大腿部理論-
部位別包帯法練習③-股関節・大腿部実技-
部位別包帯法練習④-下腿部・足関節理論-
部位別包帯法練習④-下腿部・足関節実技-
部位別包帯法練習⑤-下腿部実技-
部位別包帯法練習④-足関節実技-
まとめ
包帯法筆記試験
包帯法実技試験
授 業 内 容
授業内容を説明する。
成績評価の方法を説明する。
包帯の種類を説明する。
包帯の扱い方を説明する。
環行帯の巻き方を説明する。
折転帯の巻き方を説明する。
前腕部における環行帯の巻き方を説明する。
前腕部における折転帯の巻き方を説明する。
亀甲帯の巻き方を説明する。
肘関節における亀甲帯の巻き方を説明する。
麦穂帯の巻き方を説明する。
手関節における麦穂帯の巻き方を説明する。
前腕部環行帯と手関節麦穂帯の巻き方を説明する。
前腕部折転帯と肘関節亀甲帯の巻き方を説明する。
前腕部環行帯と手関節麦穂帯のテストをする。
前腕部折転帯と肘関節亀甲帯のテストをする。
前腕部環行帯、手関節麦穂帯、前腕部折転帯、肘関節亀甲帯のテストのフィー
ドバックをする。
肩関節外傷の理論について説明する。
肩関節外傷の包帯法について説明する。
肘関節外傷の理論について説明する。
肘関節外傷の包帯法について説明する。
股関節・大腿部外傷の理論について説明する。
股関節・大腿部外傷の包帯法について説明する。
下腿部・足関節外傷の理論について説明する。
下腿部・足関節外傷の包帯法について説明する。
下腿部の包帯法について説明する。
足関節の包帯法について説明する。
総合復習
包帯法の筆記試験をおこなう。
包帯法の実技試験をおこなう。
− 352 −
40116
科目コード
授 業
科目名
配当年次
整復学実技Ⅱ(包帯法Ⅱ)
1
配当学期
後期
区 分
柔道整復実技
担当者名
三瀬 貴生・飯出 一秀
2
単位数
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復師の技術として必要な包帯法の基礎を学びます。
受講態度は柔道整復師としてふさわしいものを求めます。
特に時間を守ることと正しい服装については学習意欲の表れとして評価します。
<授業の到達目標>
柔道整復師の技術として必要な冠名包帯、固定材料に関する知識および技術の習得を目標とする。
<授業の方法>
実技の習得には反復することが求められますので、授業内では実技の練習を繰り返しおこないます。
また、実技の習得確認のための試験を複数回実施します。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内の筆記試験および実技試験の対策として予習と復習をしっかり行ってください。
<成績評価方法>
筆記試験 50%、実技試験 50%
(*受講態度・学習意欲も考慮する)
<教科書>
全国柔道整復学校協会(2003)「包帯固定学」南江堂 2,625円
全国柔道整復学校協会(2012)「柔道整復学・実技編 改訂第2版」南江堂 7,350円
全国柔道整復学校協会(2009)「柔道整復学・理論編 改訂第5版」南江堂 7,665円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
オリエンテーション-授業内容の説明-
オリエンテーション-成績評価の説明-
部位別包帯法練習①-上肢-
部位別包帯法練習①-下肢-
部位別包帯法練習②-手部・指部理論-
部位別包帯法練習②-手部・指部実技-
部位別包帯法練習③-足部・指部理論-
部位別包帯法練習③-足部・指部実技-
冠名包帯法練習①-ヴェルポー包帯法-
冠名包帯法練習①-ジュール包帯法-
冠名包帯法練習②-デゾー包帯法-
冠名包帯法練習②-ヴェルポー包帯法練習-
冠名包帯法練習③-ジュール包帯法練習-
冠名包帯法練習③-デゾー包帯法練習-
冠名包帯法実技試験-ヴェルポー包帯法・ジュール包帯法-
冠名包帯法実技試験-デゾー包帯法-
硬性材料を用いた固定法①-厚紙副子作成-
硬性材料を用いた固定法①-厚紙副子固定-
硬性材料を用いた固定法②-すだれ副子作成-
硬性材料を用いた固定法②-すだれ副子固定-
硬性材料を用いた固定法③-金属副子作成-
硬性材料を用いた固定法③-金属副子固定-
硬性材料を用いた固定法④-アルミ副子作成-
硬性材料を用いた固定法④-アルミ副子固定-
ギプスを用いた固定法①-ギプスの巻き方-
ギプスを用いた固定法①-ギプス固定-
キャストを用いた固定法①-キャストの巻き方-
キャストを用いた固定法①-キャスト固定-
包帯法筆記試験
包帯法実技試験
授 業 内 容
授業内容を説明する。
成績評価の方法を説明する。
上肢の包帯法について説明する。
下肢の包帯法について説明する。
手部・指部外傷の理論について説明する。
手部・指部外傷の包帯法について説明する。
足部・指部外傷の理論について説明する。
足部・指部外傷の包帯法について説明する。
ヴェルポー包帯法の巻き方を説明する。
ジュール包帯法の巻き方を説明する。
デゾー包帯法の巻き方を説明する。
ヴェルポー包帯法の巻き方を練習する。
ジュール包帯法の巻き方を練習する。
デゾー包帯法の巻き方を練習する。
ヴェルポー包帯法・ジュール包帯法の巻き方を試験する。
デゾー包帯法の巻き方を試験する。
厚紙副子の作り方を説明する。
厚紙副子を用いた固定法を説明する。
すだれ副子の作り方を説明する。
すだれ副子を用いた固定法を説明する。
金属(クラーメル)副子の作り方を説明する。
金属(クラーメル)副子を用いた固定法を説明する。
アルミ副子(アルフェンス)の作り方を説明する。
アルミ副子(アルフェンス)を用いた固定法を説明する。
ギプスの巻き方を説明する。
ギプスを用いた固定法を説明する。
キャストの巻き方を説明する。
キャストを用いた固定法を説明する。
後期授業内容の筆記試験をおこなう。
後期授業内容の実技試験をおこなう。
− 353 −
40200
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ダンスⅡ(応用)
2
配当学期
前期
区 分
体育実技
担当者名
小澤 尚子
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業は、ダンスを創作するための発想のトレーニング、さらにバレエ、ヒップホップ、ジャズダンス、モダンダンス、
即興(インプロヴィゼーション)、など様々なムーブメントやエクササイズから身体の多様な動きの可能性を探求する
授業である。
<授業の到達目標>
ダンスⅠ(基礎)で学んだ上で、ダンスの授業を計画し、実践できる資質と能力を育成し、仲間とのダンスコミュニケー
ション力を向上させることが到達目標である。
<授業の方法>
授業の前半は、基本的なダンスのストレッチとエクササイズを説明し、それらを実際に通してウォームアップする。授
業の後半は、授業のテーマに添ってグループで創作活動を行ったり、ダンスの授業を組み立てたりする。グループごと
に創作発表を行い、受講者同士でディスカッションをする。最後に所定のカードに授業のまとめを記入し提出をする。
実技試験では、創作ダンスの発表と鑑賞を実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
ストレッチをしておく。新聞やネットのトピックスなど様々な事柄に関心をもち、ダンスの題材を探す。復習:授業で
配布した資料をファイリングする。授業で行ったダンスのウォームアップと振付等をフィードバックし、次回の授業ま
でに覚えておく。
<成績評価方法>
出席状況を含めた授業態度(積極性、協調性など)30%、技能(上達度含む)と毎時間提出する授業記録 40%、実技試
験 30%。ただし欠席が3分の1以上の場合は不可とする。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業内容の説明、導入
授業計画、授業展開、授業でのルール等の説明。体ほぐし運動
2
コミュニケーションと表現(1)
体ほぐし運動。レクリエーションダンス。現代的なリズムのダンス
3
コミュニケーションと表現(2)
体ほぐし運動。即興ダンス(インプロヴィゼーション)
4
現代的なリズムのダンス(1)
課題①オリジナルのウォーミングアップをつくろう(体のしくみ)
5
現代的なリズムのダンス(2)
生徒たちの心をつかむウォーミングアップ(選曲、ステップ)
6
現代的なリズムのダンス(3)
オリジナルウォーミングアップの完成、発表、評価
7
創作ダンス(1)
ヨガとストレッチポールのエクササイズ。ジャズ、モダンの振付①
8
創作ダンス(2)
ヨガとストレッチポールのエクササイズ。ヒップホップの振付②
9
創作ダンス(3)
コンタクトインプロビゼーションを使って創作ダンスをつくろう
10
創作ダンス(4)
もの(小道具)を使って創作ダンスをつくろう
11
創作ダンス(5)
グループワーク 課題②創作ダンスをつくろう(テーマから動きへ)
12
創作ダンス(6)
グループワーク(選曲、作品展開の仕方)
13
創作ダンス(7)
グループワーク(空間や方向の使い方)
14
試験課題
創作ダンスの発表について(舞台演出、トップガンの装置を使って)
15
実技試験課題の練習
グループごとに創作ダンス作品を徹底的に練習する
− 354 −
40201
科目コード
授 業
科目名
バスケットボールⅡ(応用)
配当年次
2
配当学期
通年
区 分
コア
担当者名
知花 武彦
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
国内外の大会やビデオ教材等を通じ、チームスポーツに関わる多くの局面について情報を収集。
チームスポーツの捉え方や人材育成につながる手法・手段を学ぶ。
<授業の到達目標>
基礎的ルールおよびスポーツそのものが持つ意義、安全と楽しみを共有し、自他共に展開できる。
<授業の方法>
実習形式が基本。
映像解説や他競技とのベンチマークを織り交ぜて展開。
年間を通じPDCAのサイクルを導入する。
<準備学習(予習・復習等)>
バスケットボールの基礎的ルールの把握。
ファンダメンタルの自主考察。
<成績評価方法>
技能 60%、レポート 20%、受講態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
授業内容の説明と導入
学生競技における計画立案
準備期
実行
大会前後、期間中の取組み
6
点検
7
8
9
10
11
12
13
14
15
組織的課題と個人の課題
対策立案
団体・組織の団結について
チーム一丸となった行動
意欲と日々の変化
リフレッシュのタイミング
ベンチマーク
理想像とのベンチマーク
アンダーカテゴリーとの交流
16
17
18
19
20
コミュニケーション
コミュニケーションスキル
競技外環境
競技を通した人間形成・育成について
障害と傷害
21
22
ストレングス
競技特性に応じたトレーニング
23
24
25
26
補助的トレーニング
バスケットボールにおけるファンダメンタル
ファンダメンタル②
ファンダメンタル③
27
28
29
30
チームでの攻撃
攻撃に工夫を凝らす
防御(ディフェンス)
ゲームを通して
授 業 内 容
年間計画と目的意識の明確化
ピリオターゼーションの導入
チームリソーセスの現状把握とあるべき姿の明確化
課題の洗い出しと目標の設定 実施事項の優先順位づけ。 大会に向けてのプランニング。
大会や遠征の段取り 遠征に関わるリスクマネジメント。 大会におけるパフォーマン
スの考察
大会後の反省と点検 計画に対する実行とその評価。 改善分野、事項の洗い出しと絞
り込み。 行動力を生みだすモチベーションについて。
組織的課題と個人的課題の区分けとアプローチ
対処と対策の違い。 有効性、期待効果の予測について。
「個」ではなく「チーム」を考える。
対策立案を大きな力で動かす。
体調や心の変化を観察し、バーンアウトのトラブルを避ける。
リフレッシュの必要性と効果的な取り方について。
他競技と自クラブの比較。 ベンチマークの必要性について。
心技体の各要素をトップチームと比較する。
中高生、小学ミニといった競技者との接し方について ニーズの汲み取り方、指導内容
の伝え方を工夫する。
コミュニケーションの必要性について
コーチング手法の有用性について
生活習慣、学内生活との関連について
生活信条・規範の定め。 体育会、五訓の取組みについて。
怪我、病気、慢性的なトラブルについて。 食生活、睡眠、ストレス、コンディション
グを考察。
ウエイトトレーニングの必要性について 考え方と実践。
筋肥大、筋持久力、瞬発力、跳躍力、心肺機能の強化について 現状把握の取り方およ
び到達目標の定め方。 内容構成、実施時期、質量設定を考える。
アウターマッスルとインナーマッスルの違いと役割について
シュートについて 入るシュート、使えるシュートを定義づける。
ドリブルの有用性・必要性について 移動する、抜く、守るを使い分ける。
パスの有用性と必要性について パスの種類やタイミング、受けてと出し手の関係を理
解する。
ファンダメンタルの積み重ねと展開がチームの攻撃につながることを理解する。
スペーシング(位置)とスクリーンについて 考え方とメリット・デメリットを理解する。
オンボールの守り方 オフボールの守り方 ディフェンス原則をチームでつくる。
競技を通して何を学ぶか 競技そのものの魅力、人間関係、挑戦する過程での困難。日
常生活との関連、将来への紐付けとして考える。
− 355 −
40202
科目コード
授 業
科目名
配当年次
バレーボールⅡ(応用)
2
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
村田 昭三
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
バレーボールは集団のスポーツであり、集団による協力が重要である。球技種目履修の意義は、球技種目における個人
技術の向上、技術、戦術の理解や、体力トレーニングの方法を学ぶだけでなく、この集団による協力の重要性を、ゲー
ムを通して肌で感じることにある。また単に技術向上をねらいとするだけではなく、将来指導者、教員を目指すること
を想定し、指導法についても講義する。
<授業の到達目標>
スパイク技術、レシーブ技術、ブロック技術、サーブ技術を向上させると同時にそれらの指導ができる学生を育成する
ことを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じて資料を配付活用し授業を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
DVD一柳昇のバレーボールスタイルを見る。ルールブックを熟読する。
<成績評価方法>
受講態度 40%、実技テスト 40%、リーグ戦の成績 20%を総合して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
大山加奈 著(2010.12)「バレーボール上達テクニック」実業之日本社 1,629円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スパイクレシーブ(1)
ストレートレシーブ、クロスレシーブ、軟打レシーブ
2
スパイクレシーブ(2)
3人シフトレシーブ、4人シフトレシーブ
3
サーブレシーブ(1)
フローターサーブレシーブ、ジャンピングサーブレシーブ
4
サーブレシーブ(2)
2、3人シフトサーブレシーブ、ダブルシフトサーブレシーブ
5
二段トス、コンビトス(1)
6人1組によるトス(レフト、ライト)、二段トス
6
二段トス、コンビトス(2)
6人1組によるトス(レフト、センター、ライト)、二段トス
7
コンビスパイク(1)
6人1組でスパイク(レフト、センター、ライト)
8
コンビスパイク(2)
セッターのトスによるコンビスパイク
9
ブロックシステム、サーブ
バンチリード、スプレットコミットブロックシステム
10
サーブレシーブから攻撃(1)
チャンスサーブからのコンビスパイク
11
サーブレシーブから攻撃(2)
6人サーブレシーブからのコンビスパイク
12
リーグ戦(1)
6チームによるリーグ戦の実施と審判の実践(1)
13
リーグ戦(2)
6チームによるリーグ戦の実施と審判の実践(2)
14
リーグ戦(3)
6チームによるリーグ戦の実施と審判の実践(3)
15
まとめ
総合学習
− 356 −
40203
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ソフトボールⅡ(応用)
2
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
西村 信紀
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
集団技能を理解し、
「ソフトボールI(基礎)」で学んだ基本技能を発展させ、応用実践(例えば、防御法:シフト、ベー
スカバー、バックアップ、カットプレー/攻撃法:バント、スクイズ、エンドラン)を通して組織的なゲーム展開がで
きるようにする。さらには、さまざまなソフトボールの戦術やテクニック、トレーニング方法、ゲームの分析法なども
学び実践し、より高度なゲームを展開することが出来るようにする。本科目を履修する場合は、
「ソフトボールⅠ(基礎)」
を必ず修得済みであること。本授業は履修人数制限を設けています。履修者が制限を超えた場合は抽選となります。
<授業の到達目標>
「ソフトボールI(基礎)」を学んだ後、さらに高度なソフトボールの個人技能や集団技能を学ぶとともに、より積極的
に生涯にわたって健康の管理や体力の維持に努めることが出来るような能力を身につけることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心にグランドにて実習し、理論が必要なときは随時説明をする。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実技テストによる総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
財団法人日本ソフトボール協会「ソフトボール指導者教本」日本体育社株式会社 2,500円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ソフトボールの練習法(1)
投球技術の練習法 イメージ形成、フォームチェック
2
〃
投球技術の練習法 変化球の習得
3
〃
投球技術の練習法 投手のための主なトレーニング
4
ソフトボールの練習法(2)
守備技術の練習法 正しい送球・捕球動作の習得
5
〃
守備技術の練習法 いろいろなキャッチボール
6
〃
守備技術の練習法 ノックの技術習得
7
ソフトボールの練習法(3)
打撃技術の練習法 バットコントロールの習得
8
〃
打撃技術の練習法 いろいろなバッティング練習
9
ソフトボールの戦術と指導法
ヘッドワーク(配球を考える・打者席内の位置を変える)
10
〃
ソフトボールの特性から見た戦術
11
総合的ゲーム展開(1)
ゲーム中に実技テストをおこなう(雨の場合はトレーニング)
12
総合的ゲーム展開(2)
ゲーム中に実技テストをおこなう(雨の場合はトレーニング)
13
総合的ゲーム展開(3)
ゲーム中に実技テストをおこなう(雨の場合はトレーニング)
14
総合的ゲーム展開(4)
ゲーム中に実技テストをおこなう(雨の場合はトレーニング)
15
総合的ゲーム展開(5)
ゲーム中に実技テストをおこなう(雨の場合はトレーニング)
− 357 −
40204
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ハンドボールⅡ(応用)
2
配当学期
前期
区 分
体育実技
担当者名
佐藤 正敏・前田 誠一
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
ハンドボールは、ヨーロッパで発展した、スピーディーでダイナミックなプレーが人気のボールゲームである。
走・跳・投という基本的な運動要素がバランスよく含まれており、発達段階にある子供に対しても有用な教材として学
習指導要領にも取り上げられている。本講義では、ハンドボールの基礎、専門的運動技能と実技指導能力を学修する。
本科目を履修する場合は、「ハンドボールⅠ(基礎)」を必ず修得済みであること。
<授業の到達目標>
ハンドボールのルールと競技特性を理解し、ゲームを楽しむことができること、ボールゲームとしてのハンドボールの
成り立ちに着目した上で、ゲームに必要な基礎的技術、戦術を学修することを目的とする。
<授業の方法>
実技を通して、ハンドボールを学習し、随時その理論的背景を説明する。
また、資料、映像等を必要に応じて活用し講義授業をすすめていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に紹介するハンドボール指導に関する書籍・DVDを参照し、予習・復習にあてる。また、授業ノートを作り、そ
の日に行ったこと、ポイント、感想などを記入していく。なお、授業ノートは定期的に集め、内容をチェックする。
<成績評価方法>
授業態度 50%、技術・戦術遂行能力・運動学習能力 30%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
笹倉清則(2003)「Tactics of Handball in The World」財団法人ハンドボール協会 2,100円
酒巻清治(2012)「基本が身につく ハンドボール 練習メニュー200」池田書店 1,620円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業の説明
2
攻撃の個人技術(1)
ゲームに必要な個人の攻撃技術
3
攻撃の個人技術(2)
シュートに着目した個人の攻撃技術
4
原始的ゲーム
基本的ルールの説明、少人数での速攻ゲーム
5
対人的技術・戦術(1)
1対1状況における攻撃と防御の基礎スキル、少人数ゲーム(1)
6
対人的技術・戦術(2)
1対1状況における攻撃と防御の応用スキル、少人数ゲーム(2)
7
グループ戦術(1)
2対2状況における攻撃と防御の基礎スキル、ゲーム(1)
8
グループ戦術(2)
2対2状況における攻撃と防御の応用スキル、ゲーム(2)
9
ゲーム(1)
ゲーム実施およびその運営
10
ゲーム(2)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(1)
11
ゲーム(3)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(2)
12
ゲーム(4)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(3)
13
ゲーム(5)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(4)
14
ゲーム(6)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(5)
15
ゲーム(7)
課題抽出とその修正、ゲーム実施およびその運営(6)
− 358 −
40205
科目コード
授 業
科目名
配当年次
陸上Ⅱ(応用)
2
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
前村公彦・藤井宏明
田原陽介・吉岡利貢
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
陸上競技は、走・跳・投・歩の運動から構成され、内容的には体力的・技術的・精神的な多くの要素を含んでおり、競
技や練習を行う上で多面性を要求され、計画的・継続的に行う必要がある種目です。本授業では、陸上Ⅰで行わなかっ
た種目に加え、現場で即応できる競技会などのマネジメント能力、指導法等を身につけさせることを目標に授業を進め
ます。
<授業の到達目標>
本授業では、「陸上競技Ⅰ(基礎)」で学習した各走種目、各跳躍種目、各投てき種目について、技術の向上をはかり、
陸上競技の規則、陸上競技の審判法、陸上競技会の運営、指導法などについて学習します。
<授業の方法>
実技のため教科書は使用しませんが、雨天時では必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて解説します。また、
指導法に関する授業では学生が作成した指導案をもとに授業を展開していきます。
<準備学習(予習・復習等)>
参考図書(陸上競技入門)およびルールブック、学習指導要領を熟読の上、授業に参加してください。
<成績評価方法>
実技試験 70%、受講態度 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
関岡康雄「陸上競技入門」ベースボールマガジン社 1,529円
日本陸上競技連盟「陸上競技のルールブック」あい出版 2,400円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
陸上競技の規則
陸上競技の規則の概要
2
短距離走①
200mの走り方
3
短距離走②
400mの走り方
4
中距離走
ペース走
5
長距離走
ペース走
6
陸上競技の審判法
陸上競技の審判法の概要
7
跳躍①
三段跳の行い方
8
跳躍②
棒高跳の行い方
9
跳躍③
棒高跳の行い方
10
投てき①
円盤投の行い方
11
投てき②
やり投の行い方
12
投てき③
ハンマー投の行い方
13
陸上競技会の運営
各班で計画
14
陸上競技の指導法①
指導案の作成、模擬授業①
15
陸上競技の指導法②
指導案の作成、模擬授業②
− 359 −
40206
科目コード
授 業
科目名
柔道Ⅱ(応用)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
矢野 智彦
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
「柔道Ⅰ」においては、柔道の基本的動作と基礎技術を身につけると同時に、柔道指導における安全性や管理方法につ
いても理解を深めることを目的として授業が行われたが、「柔道Ⅱ(応用)」においては、「柔道Ⅰ(基礎)」において体
得した柔道の基本動作、基礎技術をさらに習熟させると同時に、掛かり稽古・試合等を通して応用技術を習得する。また、
実技能力を向上させるのみならず、柔道指導における安全・管理および審判法を学び、教育現場で指導できるように履
修者の資質を高めることを目的とする。
<授業の到達目標>
礼儀正しい公正な態度で、簡易な試合を楽しむことができる。
簡易な試合で使うことができる基本となる技を身に付けている。
簡易な試合でのルールや審判法を理解している。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じてビデオや資料等の教材を活用し授業を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書を用いて柔道の技の仕組みを理解する。また、柔道大会等を積極的に観戦する。
<成績評価方法>
授業態度 70%、実技試験 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
一本背負い投げ
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
2
双手背負い投げ
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
3
釣り込み腰
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
4
体落し、払い腰
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
5
送り足払い
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
6
大内刈り
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
7
大外刈り
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
8
小外刈り
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
9
内股
投げ込み、打ち込み、相手を崩しての投げ、乱取り(自由練習)
10~12 固め技の基本動作
固め技の基本姿勢、体さばき、攻撃方法の研究、四つんばいの相手
の攻撃方法、あお向けの相手の攻撃方法、絞め技、活法、上体の決
め方、足の抜き方
13・14 試合
15
まとめ
試合の反省と技の研究、総括
− 360 −
40207
科目コード
授 業
科目名
配当年次
剣道Ⅱ(応用)
2
配当学期
前期
区 分
体育実技
担当者名
平田 佳弘
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
剣道Ⅱ(応用)」では、「剣道Ⅰ(基礎)」で学習した基礎・基本動作を習熟させ、互格稽古や試合などを通して応用技
術を学習する。また、技術の向上だけではなく、剣道指導上の留意点及び試合規則や審判法を学習し、教育現場で実際
に指導できるように、専門的な知識と実践力を身につけることを目的とする。
※履修条件…剣道Ⅰ(基礎)の単位修得済みの学生に限る。
<授業の到達目標>
剣道指導者として、中学校・高等学校等の教育現場での授業、課外活動指導は当然のことながら、社会体育の中でも剣
道を志す方々を指導できるような剣道専門指導者としての知識、技量、人間性を身に付けることを目標とする。
<授業の方法>
剣道実技を中心に進めるが、剣道理論学習も実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
剣道試合・審判規則を理解し、剣道指導要領等、剣道全般に関する書籍を読んでおくこと。
<成績評価方法>
受講態度・意欲 30%、実技試験 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
全日本剣道連盟「剣道指導要領」2,800円
全日本剣道連盟「剣道試合・審判規則、同細則」350円
全日本剣道連盟「日本剣道形解説書」200円
<授業計画>
回
テーマ
1
準備するもの、授業への心構え、授業内容
授 業 内 容
準備物、授業の進め方についての説明
の説明等、オリエンテーション
2
「剣道Ⅰ(基礎)」の授業の復習(1)
剣道Ⅰ(基礎)の復習、用具・礼法について
3
「剣道Ⅰ(基礎)」の授業の復習(2)
足さばき・面・胴・小手打ち・突きの基本打突について
4
「剣道Ⅰ(基礎)」の授業の復習(3)
正しい切り返し、鍔競り合い、体当たりについて
5
応用動作(1)
相手の構えを崩す技術の練習。竹刀を払う・押さえる。
6
応用動作(2)
相手の構えを崩す技術の練習。竹刀を打ち落とす・捲く。
7
応用動作(3)
いろいろな打突部位を攻める。面を攻める。小手を攻める。
8
応用動作(4)
打突部位を攻める。突きを攻める。
9
応用動作(5)
相手の打突に応じて技を出す。応じ技(面返し胴・面すりあげ面)
の練習
10
応用動作(6)
相手の打突に応じて技を出す。応じ技(小手すりあげ面・小手抜き面)
の練習
11
互角稽古(1)
応用練習で学習した技術を生かし、稽古を行う。
12
互角稽古(2)
応用練習で学習した技術を生かし、稽古を行う。
13
日本剣道形(1)
大太刀1本目~7本目
14
日本剣道形(2)
小太刀1本目から3本目
15
日本剣道形(3)
日本剣道形の試験
− 361 −
40208
科目コード
授 業
科目名
配当年次
レスリングⅡ(応用)
2
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
嘉戸 洋
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
「レスリングI(基礎)」で得た知識と技術を基に、実際に試合形式を行うことにより、レスリング競技の特性や戦術、
技術の理解を深めると共に審判法についてもより高度なものを追求する。また、競技特性に関連するコンディショニン
グ(主に減量)やトレーニング方法等の理論を習得するなど、レスリング競技を多面的に理解する。
本科目を履修する場合は、「レスリングⅠ(基礎)」を必ず修得済みであること。
<授業の到達目標>
「レスリングI(基礎)」で得た知識と技術を基に、さらに理論と実践を通してそれらをより高度なものにすることにより、
実際の指導現場におけるスキルをより深めることを目標とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じてビデオや資料等の教材を活用し授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
参考書やビデオを用いてレスリング競技を理解する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 70%、実技試験 20%、レポート 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
佐藤 満(2006)「レスリング入門」ベースボールマガジン社 2,100円
佐藤 満(2007)「佐藤満 レスリング入門 vol.1(DVD)」株式会社クエスト 5,880円
佐藤 満(2007)「佐藤満 レスリング入門 vol.2(DVD)」株式会社クエスト 5,880円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
ウォーミングアップ、基本技術の理解と復習
2
基本動作(1)
基本技術の復習と反復(1)
3
基本動作(2)
基本技術の復習と反復(2)
4
ビデオ研究
ビデオによる応用技術の研究
5
基本動作の応用(1)
立ち技の応用技術(タックル)
6
基本動作の応用(2)
立ち技の応用技術(投げ)
7
基本動作の応用(3)
寝技の応用技術(1)
8
基本動作の応用(4)
寝技の応用技術(2)
9
基本動作・実践(1)
グループ練習
10
実践(1)
簡易ゲーム
11
実践(2)
試合(スパーリング①)
12
実践(3)
試合(スパーリング②)
13
基本動作・実践(2)
審判法
14
知識・実践
レスリング競技におけるコンディショニングおよびトレーニング法
15
総合学習
総合学習
− 362 −
40209
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ラグビーⅡ(応用)
2
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
西口 聡
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
「ラグビーI(基礎)」の学習過程をふまえて基本的技能を復習し、チームとして組織的活動を学習する。また、ラグビー
についての専門的知識と理論、指導方法を学習する。
<授業の到達目標>
「ラグビーI(基礎)」の学習過程や基本的技能、チームとしての組織的活動を復習したうえでラグビーについての専門
的知識と理論の指導ができることを目的とする。
<授業の方法>
実技学習ではグループに分け、(1)タグラグビー(タッチフット)(2)ミニゲーム(3)視聴覚機器(4)講義を取り入
れて学習する。
<準備学習(予習・復習等)>
適宜紹介及び配布したテキストの熟読並びに理解を促す。
<成績評価方法>
受講態度(積極性・協調性・相互促進性など)30%、基本的技能の発達 40%、実技テスト 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業内容の説明・導入
ラグビーの授業展開計画と基本注意事項
2
授業内容の説明・導入
ハンドリング、ボディコントロールの説明と実践
3
個人技能(2)
ハンドリング、サポートの説明と実践
4
ゲーム(1)
ルールの説明と実践(1)
5
個人技能(3)
キッキングの説明と実践
6
個人技能(4)
コンタクトプレー(タックル・セービング)の説明と実践
7
ゲーム(2)
ルールの説明と実践(2)
8
集団技能(1)
スクラム、ラインアウトの説明と実践
9
集団技能(2)
フォワード(モール・ラック)、バックスプレーの説明と実践
10
ゲーム(3)
ルール説明と実践(3)
11
集団技能(3)
チームプレーの説明と実践
12
ゲーム(4)
ルール説明と実践(4)
13
ゲーム(5)
ルール説明と実践(5)
14
ゲーム(6)
ルール説明と実践(6)
15
総合学習
総合学習(まとめ)
− 363 −
40210
科目コード
授 業
科目名
配当年次
サッカーⅡ(応用)
2
配当学期
後期
区 分
体育実技
担当者名
桂 秀樹
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
「サッカーⅡ(応用)」においては、受講者個々人がサッカーの基礎・応用技術、基本戦術を習得するとともに、ルール
を正しく理解し、チームを編成しゲームができるようになることを念頭に授業を展開する。そして、チームプレーを学び、
各ポジションごとの特性を理解し、ゲームプランを考えた質の高いサッカーを行うことと、そのための指導法を学ぶこ
とを目的とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じて映像や資料などの教材を活用し授業を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
書籍や映像等を用いてサッカー競技についての理解を深める。基本技術の予習・復習をしておく。
<成績評価方法>
出席と授業態度、実技の発達度を総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
コースガイダンス
授業内容の説明と導入
2
基本技術や動作の確認
パス&コントロール、ドリブル
3
審判法、ルール解釈
ルールの解説と実技実践
4
GK指導法、女子サッカー
GKの実技実践、女子サッカーの現状
5
練習計画と管理
練習の重点と原則
6
攻撃の技術・戦術(1)
ゴールを奪う
7
攻撃の技術・戦術(2)
ボールを保持する。突破する。
8
守備の技術・戦術(1)
ボールを奪う
9
守備の技術・戦術(2)
ゴールを守る
10
プレーの原則(1)
攻撃の原則(個人、グループ)
11
プレーの原則(2)
守備の原則(個人、グループ)
12
コーチング法
ミーティング、ゲームフリーズ、シンクロコーチング
13
ゲーム分析
ビデオ学習
14
テストマッチ
これまでの学習の成果を確認し、チームを編成しゲームを行う
15
総括
授業内容の振り返りと総括
− 364 −
40211
科目コード
授 業
科目名
配当年次
水泳Ⅱ(応用)
2
配当学期
集中
区 分
体育実技
担当者名
水口 潔
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
水泳は陸上運動とは違い、水という特殊な環境下において行われる運動である。また、水は衝撃を吸収するクッション
効果を持つ反面、水中運動時には粘性抵抗として働き、水中運動を陸上運動に比べて効率の悪いものにするという側面
を持つ。そこで、本実習においては、水中での身体の変化、水の特性、および、水泳の基礎的な理論を十分に理解する
と共に、水中でリラクゼーションできる呼吸法を学習の中核として捉え、4泳法(クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳)
を含んだ水中での運動能力を高めることを目標にする。さらに、海(オープンウォーター)の特性を理解し一定時間泳
ぐことなどを通して、水との関係を深めていくことを目的とします。
<授業の方法>
距離や時間を媒介として、身体と水との関係について認識を深めていく。9月初旬に、プールで実習と、瀬戸内海の海
において1泊2日で海浜実習をする。実習費として約10,000円程度の予定である。
<準備学習(予習・復習等)>
予習としては、これまでに受けてきた実技の授業について個人的にまとめておくこと。復習として、できない実技種目
については、出来るようになるまで日頃から繰り返し練習をすること。
<成績評価方法>
授業態度及び実技テスト 80%、レポート 20%で評価をする。
<教科書>
特になし
<参考書>
日本水泳連盟「編新水泳指導教本」大修館書店 2,520円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
安全教育
2
リラクゼーションによる泳法への導入
浮き身と呼吸法
3
リラクゼーションによる泳法への確立
浮き身と呼吸法
4
クロールの実践
クロールの実践
5
クロールの実践
クロールの実践・長距離泳
6
クロールの実践
クロールの実践・長距離泳
7
平泳ぎの実践
平泳ぎの基礎の確認
8
平泳ぎの実践
平泳ぎの基礎の確認
9
平泳ぎの実践
平泳ぎの実践・長距離泳法
10
平泳ぎの実践
平泳ぎの実践・長距離泳法
11
泳法のテスト
タイムトライアル
12
海浜実習
海での泳法の確立
13
海浜実習
遠泳
14
海浜実習
遠泳
15
まとめ
まとめ
− 365 −
40212
科目コード
授 業
科目名
整復学実技Ⅲ(上肢・固定法Ⅰ)
配当年次
2
配当学期
前期
区 分
柔道整復実技
担当者名
三瀬 貴生・飯出 一秀
単位数
2
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復師の技術として必要な上肢の骨折に対する整復・固定法を学びます。
受講態度は柔道整復師としてふさわしいものを求めます。
特に時間厳守と服装については学習意欲の表れとして評価します。
<授業の到達目標>
柔道整復師の技術として必要な上肢の骨折に関する口頭説明能力および整復・固定法の習得を目標とする。
<授業の方法>
柔道整復学理論で学んだ知識をもとに整復・固定法の実技を学習します。
実技の習得には反復することが求められますので、授業内では実技の練習を繰り返しおこないます。
また、実技の習得確認のための試験を複数回実施します。
<準備学習(予習・復習等)>
予習として、柔道整復学理論の復習することを望みます。加えて、授業内の実技試験の対策として予習と復習をしっかり行ってください。
<成績評価方法>
筆記試験 50%、実技試験 50%
(*受講態度・学習意欲も考慮する)
<教科書>
全国柔道整復学校協会(2012)「柔道整復学・実技編 改訂第2版」南江堂 7,350円
全国柔道整復学校協会(2003)「包帯固定学」南江堂 2,625円
全国柔道整復学校協会(2009)「柔道整復学・理論編 改訂第5版」南江堂 7,665円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
オリエンテーション(1)
オリエンテーション(2)
上肢骨折固定法①-鎖骨骨折理論-
上肢骨折固定法①-鎖骨骨折実技-
上肢骨折固定法②-上腕骨外科頸骨折理論-
上肢骨折固定法②-上腕骨外科頸骨折実技-
上肢骨折固定法③-上腕骨骨幹部骨折理論-
上肢骨折固定法③-上腕骨骨幹部骨折実技-
上肢骨折固定法④-上腕骨顆上骨折理論-
上肢骨折固定法④-上腕骨顆上骨折実技-
上肢骨折固定法⑤-橈骨近位端部骨折理論-
上肢骨折固定法⑤-橈骨近位端部骨折実技-
上肢骨折固定法⑥-橈骨遠位端部骨折理論-
上肢骨折固定法⑥-橈骨遠位端部骨折実技-
上肢骨折固定法試験①-上腕骨・橈骨整復法-
上肢骨折固定法試験①-上腕骨・橈骨固定法-
上肢骨折固定法⑦-肘頭骨折理論-
上肢骨折固定法⑦-肘頭骨折実技-
上肢骨折固定法⑧-モンテギア骨折理論-
上肢骨折固定法⑧-モンテギア骨折実技-
上肢骨折固定法⑨-舟状骨骨折理論-
上肢骨折固定法⑨-舟状骨骨折実技-
上肢骨折固定法⑩-ベネット骨折理論-
上肢骨折固定法⑩-ベネット骨折実技-
上肢骨折固定法⑪-中手骨骨折理論-
上肢骨折固定法⑪-中手骨骨折実技-
上肢骨折固定法⑫-指骨骨折理論-
上肢骨折固定法⑫-指骨骨折実技-
上肢骨折整復・固定法総合試験(1)
上肢骨折整復・固定法総合試験(2)
授 業 内 容
授業内容と成績評価の方法を説明する。
授業の進め方と予定について説明する。
鎖骨骨折の理論について説明する。
鎖骨骨折の実技について説明する。
上腕骨外科頸骨折の理論について説明する。
上腕骨外科頸骨折の実技について説明する。
上腕骨骨幹部骨折の理論について説明する。
上腕骨骨幹部骨折の実技について説明する。
上腕骨顆上骨折の理論について説明する。
上腕骨顆上骨折の実技について説明する。
橈骨近位端部骨折の理論について説明する。
橈骨近位端部骨折の実技について説明する。
橈骨遠位端部骨折の理論について説明する。
橈骨遠位端部骨折の実技について説明する。
上腕骨骨折・橈骨骨折の整復法を試験する。
上腕骨骨折・橈骨骨折の固定法を試験する。
肘頭骨折の理論について説明する。
肘頭骨折の実技について説明する。
モンテギア骨折の理論について説明する。
モンテギア骨折の実技について説明する。
舟状骨骨折の理論について説明する。
舟状骨骨折の実技について説明する。
ベネット骨折の理論について説明する。
ベネット骨折の実技について説明する。
中手骨骨折の理論について説明する。
中手骨骨折の実技について説明する。
指骨骨折の理論について説明する。
指骨骨折の実技について説明する。
上肢の骨折における口述能力を試験する。
上肢の骨折における整復・固定能力を試験する。
− 366 −
40213
科目コード
授 業
科目名
整復学実技Ⅳ(上肢・固定法Ⅱ)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
柔道整復実技
担当者名
三瀬 貴生・飯出 一秀
単位数
2
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復師の技術として必要な上肢の脱臼に対する整復・固定法を学びます。
受講態度は柔道整復師としてふさわしいものを求めます。
特に時間厳守と服装については学習意欲の表れとして評価します。
<授業の到達目標>
柔道整復師の技術として必要な上肢の脱臼に関する口頭説明能力および整復・固定法の習得を目標とする。
<授業の方法>
柔道整復学理論で学んだ知識をもとに整復・固定法の実技を学習します。
実技の習得には反復することが求められますので、授業内では実技の練習を繰り返しおこないます。
また、実技の習得確認のための試験を複数回実施します。
<準備学習(予習・復習等)>
予習として、柔道整復学理論の復習することを望みます。加えて、授業内の実技試験の対策として予習と復習をしっかり行ってください。
<成績評価方法>
筆記試験 50%、実技試験 50%
(*受講態度・学習意欲も考慮する)
<教科書>
全国柔道整復学校協会(2012)「柔道整復学・実技編 改訂第2版」南江堂 7,350円
全国柔道整復学校協会(2003)「包帯固定学」南江堂 2,625円
全国柔道整復学校協会(2009)「柔道整復学・理論編 改訂第5版」南江堂 7,665円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
オリエンテーション(1)
オリエンテーション(2)
上肢脱臼固定法①-肩鎖関節脱臼理論-
上肢脱臼固定法①-肩鎖関節脱臼整復法-
上肢脱臼固定法②-肩鎖関節脱臼固定法-
上肢脱臼固定法②-肩鎖関節脱臼後療法-
上肢脱臼固定法③-肩関節脱臼理論-
上肢脱臼固定法③-肩関節脱臼整復法-
上肢脱臼固定法④-肩関節脱臼固定法-
上肢脱臼固定法④-肩関節脱臼後療法-
上肢脱臼固定法⑤-肘関節脱臼理論-
上肢脱臼固定法⑤-肘関節脱臼整復法-
上肢脱臼固定法⑥-肘関節脱臼固定法-
上肢脱臼固定法⑥-肘関節脱臼後療法-
上肢脱臼整復・固定法試験(1)
上肢脱臼整復・固定法試験(2)
上肢脱臼固定法⑦-肘内障理論-
上肢骨折固定法⑦-肘内障整復法-
上肢脱臼固定法⑧-肘内障固定法-
上肢脱臼固定法⑧-肘内障後療法-
上肢脱臼固定法⑨-PIP関節脱臼理論-
上肢脱臼固定法⑨-PIP関節脱臼整復法-
上肢脱臼固定法⑩-PIP関節脱臼固定法-
上肢脱臼固定法⑩-PIP関節脱臼後療法-
上肢脱臼固定法⑪-第1指MP関節脱臼理論-
上肢脱臼固定法⑪-第1指MP関節脱臼整復法-
上肢脱臼固定法⑫-第1指MP関節脱臼固定法-
上肢脱臼固定法⑫-第1指MP関節脱臼後療法-
上肢整復・脱臼法総合試験(1)
上肢整復・脱臼法総合試験(2)
授 業 内 容
授業内容と成績評価の方法を説明する。
授業の進め方と予定について説明する。
肩鎖関節脱臼の理論について説明する。
肩鎖関節脱臼の整復法について説明する。
肩鎖関節脱臼の固定法について説明する。
肩鎖関節脱臼の後療法について説明する。
肩関節脱臼の理論について説明する。
肩関節脱臼の整復法について説明する。
肩関節脱臼の固定法について説明する。
肩関節脱臼の後療法について説明する。
肘関節脱臼の理論について説明する。
肘関節脱臼の整復法について説明する。
肘関節脱臼の固定法について説明する。
肘関節脱臼の後療法について説明する。
肩関節脱臼の整復法を試験する。
肩関節脱臼の固定法を試験する。
肘内障の理論について説明する。
肘内障の整復法について説明する。
肘内障の固定法について説明する。
肘内障の後療法について説明する。
PIP関節脱臼の理論について説明する。
PIP関節脱臼の整復法について説明する。
PIP関節脱臼の固定法について説明する。
PIP関節脱臼の後療法について説明する。
第1指MP関節脱臼の理論について説明する。
第1指MP関節脱臼の整復法について説明する。
第1指MP関節脱臼の固定法について説明する。
第1指MP関節脱臼の後療法について説明する。
上肢の脱臼における口述能力を試験する。
上肢の脱臼における整復・固定能力を試験する。
− 367 −
科目コード
40300
区 分
体育実技
授 業
科目名
集団行動
担当者名
西口 聡・降屋 丞・藤井宏明
高橋 徹・小澤尚子・常浦光希
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
必修
<授業の概要>
地球上のすべての生物は、集団をなして生きている。いつの時代にも仲間が必要である。私たち人間も集団の中から多
くのことを学び、生きていくための価値を身に着けてきました。きまりや約束を守る態度だけでなく、他人を思いやる
気持ち。仲間意識や共通意識、さらには自ら率先して行動しようとする心。そして、これらの精神を身につける最高の
教材が集団行動である。
<授業の到達目標>
きまりや約束事を守るだけではなく、他人を思いやる気持ちや仲間意識・共通意識、さらには自らが率先して行動しよ
うとする心や精神を身に着けさせることを目的とする。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じて資料を配布、ビデオを活用し授業を進めていく。
<準備学習等(予習・復習)>
毎回の授業内容や、次回の授業内容を明確に伝え、その内容を全員に理解させる。
また、その内容を受講者全員が理解・確認することが重要である。
<成績評価方法>
受講態度(積極性・協調性・相互促進性等)45%、実践演技 55%による評価
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
集団行動とは、基本説明
集団行動の概要、メンバー・リーダーを決める
2
基本姿勢、集合・整列・番号
気をつけ・休め・礼の姿勢、横隊の整列、番号
3
方向転換/列の増減
右・左・後への方向転換/2列横隊~3・4列縦隊~2列横隊
4
開列と集合
両手・片手距離間隔の開列、密集・元の隊列に集合
5
歩行と停止
歩行は左足から、停止は①足を止める②足をそろえる
6
歩行中の方向転換
歩行中に、先頭から順番に右・左へ方向転換
7
歩行の組み合わせ
4列縦隊の歩行中2グループに分かれ、元に戻る
8
歩行の組み合わせ
4列縦隊の歩行中2グループに分かれ、さらに4グループに分かれる
9
注目隊形
全員が注目できる隊形
10
走(1)
駆け足、その場駆け足、駆け足から停止
11
走(2)
歩行からの駆け足、駆け足からの歩行
12
列を崩しての歩行
あえて列を崩しての歩行
13
列の増減(応用)
2列横隊から5列縦隊
14
円を描く
2列または3列の円を描く
15
まとめ
実践演技
− 368 −
40301
科目コード
授 業
科目名
整復学実技Ⅴ(下肢・固定法Ⅰ)
配当年次
3
配当学期
前期
区 分
柔道整復実技
担当者名
小玉 京士朗
単位数
2
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
固定とは一定期間患部をある肢位に保持し、運動を制限することにより、損傷組織を良好な治癒環境に導くものである。整復学実技Ⅵ
では股関節、大腿骨、膝蓋骨の外傷(骨折、脱臼、軟部組織損傷)に対する病態把握の習熟、固定法や理学検査を中心に実技実習を行
ない学修する。
<授業の到達目標>
下肢に生じる外傷(骨折、脱臼、軟部組織損傷)は、手術適応となる疾患もあるが、急性期の骨折、脱臼、軟部組織損傷を取り扱う柔
道整復業務において病態、種類、症状、治療法、固定法に至るまでの知識および技術の習得は必須である。本科目は一連の下肢(股関
節~膝蓋骨)までの外傷に対する病態把握、治療実施方法の習得をさせることを目標とする。
<授業の方法>
指定教科書内容に沿った配布プリント、パワーポイントを使用し実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
本講義受講前には必ず疾患に関する予習を実施すること。また次回の講義前に確認テストを実施し復習を兼ねる。
<成績評価方法>
実技試験 50%、定期試験 50%
<教科書>
全国柔道整復学校協会「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円
全国柔道整復学校協会「柔道整復学・実技編」南江堂 7,000円
<参考書>
全国柔道整復学校協会「柔道整復学・包帯固定学」南江堂 2,500円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
固定法
大腿骨頚部骨折(1)
大腿骨頚部骨折(2)
大腿骨頚部骨折(3)
股関節脱臼(1)
股関節脱臼(2)
股関節脱臼(3)
股関節の軟部組織損傷(1)
股関節の軟部組織損傷(2)
股関節の軟部組織損傷(3)
股関節の軟部組織損傷(4)
股関節の軟部組織損傷(5)
股関節の軟部組織損傷(6)
大腿骨骨幹部骨折(1)
大腿骨骨幹部骨折(2)
大腿骨骨幹部骨折(3)
大腿四頭筋肉離れ(1)
大腿四頭筋肉離れ(2)
大腿二頭筋肉離れ(1)
大腿二頭筋肉離れ(2)
膝蓋骨骨折(1)
膝蓋骨骨折(2)
膝蓋骨骨折(3)
膝蓋骨脱臼(1)
膝蓋骨脱臼(2)
大腿部周囲の傷害(1)
大腿部周囲の傷害(2)
総復習(1)
総復習(2)
授 業 内 容
講義の内容、評価方法、受講態度について
固定法に対する指導管理、固定の理解と指導について
大腿骨頚部骨折における概要について
大腿骨頚部骨折における整復法について
大腿骨頚部骨折における固定法(クラーメル固定)について
股関節後方脱臼における概要について
股関節後方脱臼における整復動作について
股関節後方脱臼における固定法(クラーメル固定)について
鼠径部痛症候群における種類、概要について
梨状筋症候群における概要、理学検査について
ペルテス病、大腿骨頭すべり症における概要、理学検査について
股関節の拘縮の概要、種類、理学検査について
股関節の拘縮における運動療法(ストレッチ)について
股関節の拘縮における運動療法(筋力強化)について
大腿骨骨幹部骨折における概要について
大腿骨骨幹部骨折における整復動作について
大腿骨骨幹部骨折における固定法(副木、クラーメル固定)について
大腿四頭筋肉離れにおける概要、理学検査について
大腿四頭筋肉離れにおける固定法(テーピング)について
大腿二頭筋(ハムストリングス)肉離れにおける概要、理学検査について
大腿二頭筋(ハムストリングス)肉離れにおける固定法(テーピング)について
膝蓋骨骨折における概要、理学検査について
膝蓋骨骨折における固定法(ギプス固定)について
膝蓋骨骨折における固定法(リング副子)について
膝蓋骨脱臼における概要、理学検査について
膝蓋骨脱臼における固定法(クラーメル固定)について
大腿部周囲の傷害に対する運動療法(ストレッチ)について
大腿部周囲の傷害に対する運動療法(筋力強化)について
大腿骨頚部骨折、股関節脱臼、股関節の軟部組織損傷について
大腿骨骨幹部骨折、大腿部の軟部組織損傷、膝蓋骨骨折、脱臼について
− 369 −
40302
科目コード
授 業
科目名
整復学実技Ⅵ(下肢・固定法Ⅱ)
配当年次
3
配当学期
後期
区 分
柔道整復実技
担当者名
河野 儀久・飯出 一秀
単位数
2
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復師の行う整復は非観血的な無麻酔下での手技であり、整復操作の大きな障害となる筋の緊張を緩め、二次的損傷を与えること
なく完了する事を目的としている。
一方、固定法は一定期間患部を良好な肢位に保持し、運動を制限することにより、外傷の治療を企図するものである。
<授業の到達目標>
この講義では整復手技、固定手技を中心に検査、測定、評価法を取り入れ柔道整復術を有機的に結びつけた実技実習とする。
<授業の方法>
理論を修得した上で実習を中心とした授業を展開する。
<準備学習(予習・復習等)>
実習を行うに当たり、柔道整復理論を予習しておく事。
<成績評価方法>
テーマごとに筆記及び実技試験を行う。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円(税別)
全国柔道整復学校協会 監修「柔道整復学・実技編」南江堂 7,200円(税別)
全国柔道整復学校協会 監修「包帯固定学」南江堂 2,500円(税別)
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
膝部の整復固定実技
下腿部の整復固定実技
下腿部の整復固定実技
下腿部の整復固定実技
下腿部の整復固定実技
下腿部の整復固定実技
下腿部の整復固定実技
下腿部の整復固定実技
足関節及び足部の整復固定実技
足関節及び足部の整復固定実技
足関節及び足部の整復固定実技
足関節及び足部の整復固定実技
足関節及び足部の整復固定実技
足関節及び足部の整復固定実技
足関節及び足部の整復固定実技
まとめ1
まとめ2
まとめ3
まとめ4
授 業 内 容
膝蓋骨骨折及び脱臼の理論実技
膝蓋骨骨折の固定実技1
膝蓋骨骨折の固定実技2
膝蓋骨骨折の固定実技3
膝蓋骨脱臼の実技1
膝蓋骨脱臼の実技2
側副靭帯損傷の理論実技1
側副靭帯損傷の理論実技2
十字靭帯損傷の理論実技1
十字靭帯損傷の理論実技2
半月板損傷の理論実技1
半月板損傷の理論実技2
コンパートメント症候群の理論実技
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の理論実技
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の実技1
アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎の実技2
腓骨筋腱脱臼の整復理論実技
下腿部のスポーツ障害の整復理論実技
下腿部のスポーツ障害の実技
足関節・足部の靭帯損傷の整復理論実技1
足関節・足部の靭帯損傷の整復理論実技2
偏平足障害の整復理論実技1
偏平足障害の整復理論実技2
関節性障害の理論実技
筋・筋膜性障害の理論実技1
筋・筋膜性障害の理論実技2
総復習1
総復習2
総復習3
総復習4
− 370 −
40303
科目コード
授 業
科目名
配当年次
整復学実技Ⅶ(総合)
3
配当学期
通年
区 分
柔道整復実技
担当者名
小玉 京士朗・古山 喜一
単位数
2
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
本科目では、整復学実技Ⅰ~Ⅵで学習した整復法及び固定法を中心に、整復前の検査から整復、固定までの実際の臨床現場を想定した
実技能力の習得を目標とする。骨折及び脱臼、軟部組織損傷の処置を行う際のリスクマネジメントの方法から整復法、固定法への臨床
現場における一連の流れについて、実技実習を中心に行い、臨床現場における骨折及び脱臼、軟部組織損傷の処置を行う際のリスク管
理とその後の処置について学習する。
<授業の到達目標>
臨床現場で多く関わることがある代表的な運動器疾患(骨折、脱臼、軟部組織損傷)に対する疾患概念の理解および把握、治療形態(整
復、固定、運動療法)に対する実施動作の習得を目標とする。
<授業の方法>
グループに分かれて実習形態で学習する。
<準備学習(予習・復習等)>
各運動器疾患(骨折、脱臼、軟部組織損傷)における理論、実技(整復法、固定法)については予め復習し、授業に臨むものとする。
<成績評価方法>
実技試験 50%、定期試験 50%
<教科書>
全国柔道整復学校協会「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円
全国柔道整復学校協会「柔道整復学・実技編」南江堂 7,000円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
鎖骨骨折(1)
鎖骨骨折(2)
肩甲胸郭に対する運動療法
肩関節脱臼(1)
肩関節脱臼(2)
肩関節脱臼(3)
肩甲上腕関節周囲に対する運動療法
上腕骨骨折(1)
上腕骨骨折(2)
肘関節脱臼(1)
肘関節脱臼(2)
肘関節周囲の運動療法
前腕骨骨折(1)
前腕骨骨折(2)
手関節周囲に対する運動療法
股関節脱臼(1)
股関節脱臼(2)
股関節周囲軟部組織損傷
股関節周囲に対する運動療法
大腿部周囲の軟部組織損傷
膝蓋骨脱臼(1)
膝蓋骨脱臼(2)
膝関節周囲の軟部組織損傷(1)
24
膝関節周囲の軟部組織損傷(2)
25
26
膝関節周囲に対する運動療法
下腿部の軟部組織損傷(1)
27
下腿部の軟部組織損傷(2)
28
足部周囲の軟部組織損傷(1)
29
30
足部周囲の軟部組織損傷(2)
下腿部、足部に対する運動療法
鎖骨骨折の発生要因、症状の口頭試問及び整復前検査法について
鎖骨骨折の整復法から固定法までの一連の実技
肩甲胸郭周囲の可動域訓練、筋力強化訓練
肩関節脱臼の発生要因、症状の口頭試問及び整復前検査法について
肩関節脱臼の整復法から固定法までの一連の実技
肩関節脱臼の後療法(運動療法)における実技
肩甲上腕関節周囲の可動域訓練、筋力強化訓練
上腕骨骨折における発生要因、症状の口頭試問及び整復前検査法について
上腕骨骨折の整復法から固定法までの一連の実技
肘関節脱臼における発生要因、症状の口頭試問及び整復前検査法について
肘関節脱臼の整復法から固定法までの一連の実技
肘関節周囲の可動域訓練、筋力強化訓練
前腕骨骨折における発生要因、症状の口頭試問及び整復前検査法について
前腕骨骨折の整復法から固定法までの一連の実技
手関節周囲の可動域訓練、筋力強化訓練
股関節脱臼における発生要因、症状の口頭試問及び整復前検査法について
股関節脱臼の整復法から固定法までの一連の実技
股関節周囲軟部組織損傷における発生要因、症状の口頭試問及び検査法について
股関節周囲の可動域訓練、筋力強化訓練
大腿部周囲軟部組織損傷における発生要因、症状の口頭試問及び検査法について
膝蓋骨脱臼における発生要因、症状の口頭試問及び整復前検査法について
膝蓋骨脱臼の整復法から固定法までの一連の実技
膝関節周囲軟部組織損傷(関節包外靱帯)における発生要因、症状の口頭試問及び検査
法について
膝関節周囲軟部組織損傷(関節包内靱帯)における発生要因、症状の口頭試問及び検査
法について
膝関節周囲の可動域訓練、筋力強化訓練
下腿部周囲軟部組織損傷(下腿三頭筋肉離れ)における発生要因、症状の口頭試問及び
検査法、固定法について
下腿部周囲軟部組織損傷(アキレス腱断裂)における発生要因、症状の口頭試問及び検
査法、固定法について
足関節周囲軟部組織損傷(足関節捻挫)における発生要因、症状の口頭試問及び検査法
について
足関節捻挫の固定法実技
下腿から足部周囲の可動域訓練、筋力強化訓練
− 371 −
科目コード
40400
区 分
体育実習
授 業
科目名
雪上スポーツ
担当者名
安田 従生・水口 潔
嘉戸 洋 配当年次
カリキュラ
ムにより異
なります。
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
必修
<授業の概要>
多様な雪上スポーツの中で、世界中で最も多くの人々が楽しんでいるアルペンスキーについて総合的に学習する。詳細
には、アルペンスキーにおける技術練習及び理論修得を段階的に実施し、スキーを雪面で安全にコントロールしながら
滑走するための基本を学ぶ。
<授業の到達目標>
①プルークボーゲン、②斜滑降、③シュテムターン、④パラレルターン(ロングターン)、⑤ウェーデルン(ショートター
ン)の技術及び理論修得
<授業の方法>
資料や視覚教材(DVD)等を用いてスキー理論を学び、イメージをつかむ。雪上では実技を通じて基本的動作を学ぶ。
<準備学習等(予習・復習)>
雪上スポーツにおける予備的な知識を事前に獲得し、イメージを作っておく。
<成績評価方法>
実習参加・実習態度・実技試験により、総合的に成績を評価する。
<教科書>
特に定めない。
<参考書>
(財)全日本スキー連盟「自然で楽なスキーのすすめ」スキージャーナル社 2,520円
<授業計画>
回
テーマ
1
授業内容の説明・導入
2
3
4
5
6
基礎技術
スピード・コントロール(1)
スピード・コントロール(2)
スピード・コントロール(3)
ターン・コントロール(1)
7
8
ターン・コントロール(2)
ターン・コントロール(3)
9
アドバンス練習
10
アドバンス練習
11
アドバンス練習
12
アドバンス練習
13
アドバンス練習
14
実技テスト(1)
15
実技テスト(2)
授 業 内 容
スキー場におけるマナー、安全にスキーを楽しむためのスキー用具の概念、そ
の取り扱い方、チューナップ等の用具の手入れについて
ウォームアップ、歩行、登行、転び方、立ち上がり方について
スピードコントロールの練習及びプルークによるハの字型滑走
プルークによるハの字型滑走
山回り、横滑り、左右のプルークターンの練習
斜滑降、シュテムターンを基本に置き、スキーを段階的に平行にしてターン(パ
ラレルターン)する練習
緩やかな斜面でのゆっくりしたスピードでのパラレルターン
滑走斜度を緩斜面から中斜面へと段階的に変えていき、大回りのターンにより
ゆっくり滑走する。※ここまではスキーの経験有無に関わらず、雪上での安全
性を基本とし、スキー操作の向上に努める。
スキーコースを技術の能力に応じて(各班の指導員の先導により)ロングラン
のスキー滑走を繰り返す。
スキーコースを技術の能力に応じて(各班の指導員の先導により)ロングラン
のスキー滑走を繰り返す。
スキーコースを技術の能力に応じて(各班の指導員の先導により)ロングラン
のスキー滑走を繰り返す。
スキーコースを技術の能力に応じて(各班の指導員の先導により)ロングラン
のスキー滑走を繰り返す。
スキーコースを技術の能力に応じて(各班の指導員の先導により)ロングラン
のスキー滑走を繰り返す。
全日本スキー連盟(SAJ)及び日本職業スキー教師連盟(SIA)に準ずる技術
到達度テスト
全日本スキー連盟(SAJ)及び日本職業スキー教師連盟(SIA)に準ずる技術
到達度テスト
− 372 −
科目コード
51007
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
介護等体験実習
担当者名
村田 久
2
配当年次
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
介護等体験実習は教員免許取得のための必須科目です。社会福祉施設や特別支援学校に合計7日間行き様々な活動体験
をさせていただきます。また、そのための事前指導では、介護等体験の意義や目的、方法などについて学習します。社
会福祉施設の利用者や特別支援学校に通う子どもに触れることで、教員としての視野を広げ、幅広い人権意識を身に付
けることが、目的です。
<授業の方法>
オリエンテーションでの「ガイダンス」、社会福祉施設と特別支援学校それぞれの事前指導に参加し、各自が施設にて
体験をしたのち、報告書などの提出をする。
<準備学習(予習・復習等)>
介護等体験の手引きを読み自分が行く施設の種類に応じた参考書にも目を通しておくこと。
<成績評価方法>
ガイダンス、事前指導等への参加状況(遅刻やスーツでない等は減点もしくはその時点で参加取りやめとなります)、書
類や各種の手続きの閉め切り遵守の状況、事後のお礼状や報告書の提出状況、日誌の書き方などを総合的に評価します。
<教科書>
「介護等体験の手引き」
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
事前指導(1)
介護等体験の概要、意義、手続きについて
2
事前指導(2)
社会福祉施設での実習について
3
事前指導(3)
特別支援学校での実習について
実習
社会福祉施設、特別支援学校での実習
4~15
− 373 −
科目コード
51008
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
教育実習事前・事後指導
(幼稚園)
担当者名
大野 鈴子・横山 昌子
配当年次
3
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
幼稚園教育実習に照準を合わせての事前指導と、実習後の振り返りの事後指導からなる授業である。事前指導では、教
育実習の意義や実習に必要な心構えや、実習を通して何を学ぶのかについて理解を深める。また、指導実習を想定して、
指導案を作成し模擬保育を実施するなど、実践的な準備も進めていく。事後指導では、教育実習を通して学んだことを
確認・評価し、自己の課題を分析し、幼稚園教諭としての自覚と問題意識を高める。
<授業の到達目標>
幼稚園実習の意義を理解し、実践的な準備課題を習得して実習に臨むとともに、実習後、自己課題を分析し、幼稚園教
諭としての自覚の高揚を図ることを目標としている。
<授業の方法>
「実習の手引き」と教科書「指導計画の作成と保育の展開」に沿いながら、講義・指導案作成・模擬保育・教材研究・個
別面談等を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
「実習の手引き」と教科書「指導計画の作成と保育の展開」を熟読すること。指導案作成資料や教材資料集、幼児教育
関係図書、保育雑誌に目を通すこと。教材研究に努めること。
<成績評価方法>
課題提出レポート、小テスト、受講態度などで総合的に評価する。学生の積極的な態度は、成績に加算される。
<教科書>
文部科学省(2013.7)「指導計画の作成と保育の展開」フレーベル館 250円+税
<参考書>
文部科学省(2008.10.1)「幼稚園教育要領解説」フレーベル館 200円
<授業計画>
回
1
テーマ
幼稚園実習の理解
授 業 内 容
①教育実習の意義と目的 ②教育実習の目標と自己課題 ③実習の
段階と計画
2
保育者の資質と幼児理解
①保育者の役割 ②保育者の資質 ③発達の理解
3
実習の準備
①実習の心得 ②実習の流れ ③実習の具体的準備
4
実習の姿
①ビデオ視聴「保育者の役割」 ②保育者の姿の読み取り
5
実習日誌の形式と書き方
実習日誌の具体的な書き方とポイント
6
指導案の書き方とポイント
指導計画案の立て方の手順と書き方
7
指導案の書き方と模擬保育(1)
指導案の作成(部分保育)と模擬保育
8
指導案の書き方と模擬保育(2)
指導案の作成(半日実習)と模擬保育
9
指導案の書き方と模擬保育(3)
指導案の作成(全日実習)と模擬保育
10
模擬保育の実施と評価(1)
模擬保育の実施と評価(部分実習)、実習日誌の記入の仕方
11
模擬保育の実施と評価(2)
模擬保育の実施と評価(全日指導)、実習日誌の記入の仕方
12
幼児の理解と援助
気になる幼児の理解と援助
13
実習直前指導
幼稚園オリエンテーション、実習関連書類の作成と諸注意
14
教育実習のまとめ
実習報告・お礼状の作成
15
総括・個別面談
実習評価のフィードバックと今後の課題の明確化
− 374 −
科目コード
51010
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
教育実習事前・事後指導
(英語)
担当者名
井上 聡
配当年次
3
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育実習では、これまで得た教育知識をもとに、実際に教育活動を実施し、教職として、また英語教師として必要な資質・
能力を高めなければなりません。よって、事前指導では、教材研究、指導案の作成、模擬授業等を通して学校活動への
理解を深め、事後指導では、実習報告と討論を通して、課題発見と克服に取り組むことになります。
<授業の到達目標>
(1)英語教育の知識の整理
(2)理論の実践
(3)実習の振り返り
<授業の方法>
講義、演習(模擬授業を含む)
<準備学習(予習・復習等)>
模擬授業の準備、指導案の作成
<成績評価方法>
参加意欲 10%、指導案 20%、模擬授業 20%、実習校での評価 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
事前指導(1) 心構え
講義、演習
2
事前指導(2) 指導案の作成
講義、演習
3
事前指導(3) 授業の組み立て
講義、演習
4
事前指導(4) 模擬授業
模擬授業、評価
5
事前指導(5) 模擬授業
模擬授業、評価
6
事前指導(6) 模擬授業
模擬授業、評価
7
事前指導(7) 模擬授業
模擬授業、評価
8
事前指導(8) 模擬授業
模擬授業、評価
9
事前指導(9) 模擬授業
模擬授業、評価
10
事前指導(10) 模擬授業
模擬授業、評価
11
事後指導(1) ふりかえり
模擬授業、評価
12
事後指導(2) ふりかえり
模擬授業、評価
13
事後指導(3) ふりかえり
模擬授業、評価
14
事後指導(4) ふりかえり
模擬授業、評価
15
事後指導(5) ふりかえり
模擬授業、評価
− 375 −
科目コード
51011
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
教育実習事前・事後指導
(保健体育)
担当者名
平田佳弘・降屋 丞・吉岡利貢・山本孔一・水口 潔
嘉戸 洋・前村公彦・安田従生・西口 聡・田原陽介
大西 努・淺野哲郎・崔 回淑・佐藤正敏・髙橋 徹
配当年次
3
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育実習の意義と目的について理解を深め、教育実習生としての心構えを養うとともに、教育実習の成果を自己評価し、
教職に就く者として資質の向上を図る。
<授業の到達目標>
教育実習の意義と目的について理解を深め、教育実習生としての心構えを養うとともに、教育実習の成果を自己評価し、
教職に就く者として資質の向上を図ることを目標とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義するが、必要に応じてプリントを配付し、それに基づいて解説する。すべての講義において教育実
習に行く服装(スーツ)・頭髪・容姿で受講すること。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
教育実習報告書の作成、演習の成績及び出席状況を総合評価するが、教育実習報告書を重視する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
教育実習の意義と心構え(1)
教育実習の意義
2
教育実習の意義と心構え(2)
教育実習を成功させる準備と心得
3
教育実習の意義と心構え(3)
道徳・特別活動・総合学習時間の指導
4
教育実習の方法と技術(1)
学校経営と学級経営、方針とねらい、教職員の職務と役割
5
教育実習の方法と技術(2)
教師と生徒との人間関係、問題を持つ生徒の個別指導
6
保健体育教科の指導
学習指導のあり方、学習指導計画の意義・ねらいと立案
7
研究授業(模擬授業)の方法(1)
中学校・高等学校に分け、また、県別に分け、模擬授業を行う
8
研究授業(模擬授業)の方法(2)
学習指導案のねらい・内容と書き方
9
研究授業(模擬授業)の方法(3)
教材研究のすすめ方、教科書・補助教材の扱い方、板書の工夫
10
研究授業(模擬授業)の方法(4)
教師の言葉遣い・話し方・聞き方、机間指導・個別指導
11
研究授業(模擬授業)の方法(5)
個別学習・グループ学習の進め方
12
研究授業(模擬授業)の方法(6)
学習評価とその活用法
13
研究授業(模擬授業)の方法(7)
研究授業の実際~過去の実習生の事例~
14
教育実習報告会
教育実習の反省会および報告会
15
教育実習報告書作成
教育実習記録をもとに作成
− 376 −
科目コード
51014
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
日本語教育実習事前・事後指導
担当者名
長野 真澄
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
教育実習は、これまで得てきた知識を基にして実際に教育活動を体験し、教師として必要とされる資質・能力を高める
ことを目的としている。教育実習中は授業を任され、授業以外の日本語教師の業務も一部体験することとなる。それは
自身が教育実習生として関わる留学生に対して一定の責任を負うということである。そこで、事前指導では、授業見学、
教材研究、教案作成、マイクロ・ティーチング、模擬授業等を通して準備を行う。また、事後指導では、各自が実践報
告を行い、実習で学んだことを共有し、各自の問題点の改善策を考える。
<授業の到達目標>
授業の到達目標は次の二つである。
(1)教材研究、模擬授業を通して、実際の現場に立つための土台を作る
(2)実践報告や実習の振り返りを通して、日本語教師としての自覚を養う。
<授業の方法>
講義及び実習活動(模擬授業等)を組み合わせて行う。
<準備学習(予習・復習等)>
教材分析や教案の土台作り、模擬授業の練習などは、授業外で各自が進める必要がある。積極的に教員に質問し、自主
的に進めていく姿勢が求められる。
<成績評価方法>
授業参加態度 70%、教育実習報告書 30%
授業参加態度は、教材分析、授業見学、模擬授業等におけるレポートや取組によって評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
教育実習先機関の理解 教育実習の意義と目的
2
教育実習に関する説明
教育実習の目標と課題 教育実習上の注意
3
授業観察
初級日本語の授業観察
4
教材分析とマイクロティーチング(1)
初級文型導入に関するマイクロ・ティーチングとフィードバック(1)
5
教材分析とマイクロティーチング(2)
初級文型導入に関するマイクロティーチングとフィードバック(2)
6
教材分析とマイクロティーチング(3)
初級文型の練習方法に関するマイクロティーチングとフィードバック
7
模擬授業(1)
初級文型の模擬授業(1) フィードバック
8
模擬授業(2)
前回のフィードバックを踏まえ改善した模擬授業(2)
フィードバック
9
教材分析とマイクロティーチング(4)
中級文型指導に関するマイクロティーチング フィードバック
10
教材分析とマイクロティーチング(5)
中級会話指導のマイクロティーチング フィードバック
11
中級読解とマイクロティーチング(6)
中級読解指導に関するマイクロティーチング フィードバック
12
模擬授業(3)
中級学習者対象の模擬授業(1) フィードバック
13
模擬授業(4)
前回のフィードバックを踏まえ、改善された模擬授業 フィードバック
14
教育実習実践報告会
教育実習の報告及び意見交換
15
ふりかえり
フィードバック及び今後の課題の確認
− 377 −
52002
科目コード
授 業
科目名
配当年次
保育実習Ⅱ(保育所)
3
配当学期
集中
区 分
キャリア形成
担当者名
三木 澄代
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
保育実習ⅠA(保育所)による保育現場での体験的学習と専門科目の学習を統合し、保育現場において求められる的確
で高度な子ども理解の力と高度な実践的保育技能の習得をめさした演習を中心に進める。
また、新制度における就学前保育・教育の動向をふまえて、保護者への支援や地域の子ども・子育て支援において果た
す保育所保育(保育者)の役割についての理解を深め、多様な保育ニーズに対応するためのスキルを養っていく。
<授業の到達目標>
<授業の方法>
講義・演習(指導計画作成・保育技術)、グループワーク、各領域の模擬保育および相互評価、個別指導等を適宜組み
合わせて進める。また、必要に応じて上級生(保育実習Ⅱ既習者)等をゲストに迎えて模擬保育等の演習を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
*保育実習ⅠA(事前指導)で使用した「実習の手引き」、配布資料・教材等を熟読する。
*保育実習ⅠA(保育所)における指導担当保育士による指導・助言に基づいて課題を整理しクリアするよう努める。
*保育実践に必要なスキルU(器楽演奏・弾き歌い・各種遊びの指導、絵本の読み聞かせ等)の反復練習を継続して行う。
*指導計画案を迅速かつ的確に作成し、それに基づく模擬保育実践の練習・リハーサルを行うなど予習をする。
*指導計画案添削後あるいは模擬保育実践後に修正箇所を改善し実践力を高める。
*自己課題を整理し課題の克服に努める。
<成績評価方法>
授業への意欲・態度 20%、課題(レポート・指導計画案等)提出 40%、保育技能実技・模擬保育実践 40%
<教科書>
岡山県保育士養成協議会(2015)「保育実習の手引き」
<参考書>
適宜指示します。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
保育実習Ⅱの目的と意義
保育実習Ⅱと保育実習ⅠAとの相違点、実習の意義とねらい
2
保育の理解
保育の基本、保育内容と方法、障がいのある子どもの保育
3
保育実技指導(1)
絵本の読み聞かせ、手遊び、造形遊び等の指導
4
保育実技指導(2)
弾き歌い、集団遊び、運動遊びの指導
5
模擬保育(1)
学生による模擬保育の実践・相互評価(音楽遊び)
6
模擬保育(2)
学生による模擬保育の実践・相互評価(運動遊び)
7
模擬保育(3)
学生による模擬保育の実践・相互評価(造形遊び)
8
模擬保育(4)
学生による模擬保育の実践・相互評価(言葉遊び)
9
実習指導計画案と実習日誌
各年齢における子どもの姿・保育のねらい・環境構成・保育者の援
助等各項目のよりよい記入の仕方
10
実習自己課題の明確化
保育実習ⅠAの反省・改善点を踏まえた保育実習Ⅱにおける自己課
題の設定
11
実習に向けた諸準備
12
実習日誌の記入の仕方
13
実習における留意事項
実習関連書類(実習生自己紹介書等)の適切な書き方、実習園での
オリエンテーションの受け方等
環境構成・子どもの活動・保育士の援助等の適切な書き方と考察の
深め方
− 378 −
52005
科目コード
授 業
科目名
保育実習指導ⅠA(保育所)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
キャリア形成
担当者名
築山 依果
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
1.保育所実習の意義・目的を理解する
2.保育所実習の内容を理解し、自己課題を明確にする
3.保育所における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守秘義務について理解する
<授業の到達目標>
1.保育の観察、記録、実習の計画、実践、評価の方法や内容について具体的に理解する
2.実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、新たな課題や学習目標を明確にする
<授業の方法>
講義、演習、個別指導、グループワーク
<準備学習(予習・復習等)>
事前に実習の手引きを熟読して授業に臨むこと。配布資料をファイルし、授業後に内容を確認し整理すること。
<成績評価方法>
授業態度、提出課題等を総合的に評価する。
<教科書>
「保育の手引き」岡山県保育士養成協議会
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
実習の基本的理解
保育実習の意義・目的/実習の概要
2
保育所実習の内容(1)
保育の基本/保育の内容.方法
3
保育所実習の内容(2)
障がい児保育/子どもの健康及び安全
4
保育所実習の内容(3)
保育所実習の実際
5
指導計画の作成(1)
保育課程と指導計画/模擬保育見学
6
指導計画の作成(2)
指導案作成の手順・留意事項/模擬保育見学
7
指導計画の作成(3)
指導案作成①/模擬保育見学
8
指導計画の作成(4)
指導案作成②・模擬保育見学
9
実習課題の明確化
自己課題の持ち方
10
指導案に基づく模擬保育
指導案に基づく模擬保育の実践
11
実習の準備(1)
実習関連書類の作成
12
実習の準備(2)
実習日誌の形式と記入の仕方/実習園でのオリエンテーション
13
実習の留意点と事前指導の総括
守秘義務と子ども・保護者の人権擁護/実習生としての心構え
14
事後指導(1)
実習成果や新たな課題の共有と健闘
15
事後指導(2)
実習総括/自己評価・課題の整理・学習目標の明確化
− 379 −
52006
科目コード
授 業
科目名
配当年次
保育実習指導ⅠB(施設)
2
配当学期
前期
区 分
キャリア形成
担当者名
村田 久
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
実習に向けての児童福祉施設の目的と内容についての基本を理解し、実習を円滑に進めていくための実際的知識や心構
えを得る。自らの課題を明確にし、実践を通して保育士として必要な資質・能力・技術の習得を目指す。
<授業の方法>
講義、グループワーク、個別指導
<準備学習(予習・復習等)>
事前に手引きをよく読んでおくこと。配布された資料をファイルし、授業後に内容を整理すること。
<成績評価方法>
授業態度 50%、レポート 50%
<教科書>
岡山県保育士養成協議会(2013.3)「施設実習の手引き」
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
実習の基本的理解
保育実習の意義、目的、実習の概要
2
保育実習の内容と課題の明確化(1)
施設の種類とその特徴
3
保育実習の内容と課題の明確化(2)
施設での生活とその援助のあり方
4
保育実習の内容と課題の明確化(3)
施設における保育士の役割
5
保育実習の内容と課題の明確化(4)
実習課題のもち方
6
実習の計画と記録(1)
施設の指導案について
7
実習の計画と記録(2)
実習日誌の記録の仕方
8
実習に際しての留意事項(1)
子どもの人権と最善の利益の考慮
9
実習に際しての留意事項(2)
プライバシーの保護と守秘義務
10
実習に際しての留意事項(3)
実習の心構え
11
事前指導の総括
事前指導のまとめ
12
事後指導(1)
実習の総括と自己評価
13
事後指導(2)
課題の明確化
14
事後指導(3)
グループディスカッション
15
まとめ
保育実習全体のふり返り
− 380 −
52009
科目コード
授 業
科目名
配当年次
保育実習指導Ⅱ(保育所)
3
配当学期
後期
区 分
キャリア形成
担当者名
三木 澄代
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
保育実習ⅠA(保育所)による保育現場での体験的学習と専門科目の学習を統合し、保育現場において求められる的確で高度な子ども
理解の力と高度な実践的保育技能の習得をめさした演習を中心に進める。
また、新制度における就学前保育・教育の動向をふまえて、保護者への支援や地域の子ども・子育て支援において果たす保育所保育(保
育者)の役割についての理解を深め、多様な保育ニーズに対応するためのスキルを養っていく。
<授業の到達目標>
①的確な子ども理解とそれに即した指導・援助のあり方を学ぶ。
②各領域における教材作成と発達に即した保育技能・保育実践力を高める。
③年齢に応じた指導計画を立案する力を身に付ける。
④実習日誌への適切な記入の仕方を習得する。
⑤実習関係書類の作成やオリエンテーション等、実習に向けた諸準備を適切に行う。
⑥自己課題を明確化して事前準備をすすめ、実習後は課題の達成度や成果・改善点を整理する。
<授業の方法>
講義・演習(指導計画作成・保育技術)、グループワーク、各領域の模擬保育および相互評価、個別指導等を適宜組み合わせて進める。
また、必要に応じて上級生(保育実習Ⅱ既習者)等をゲストに迎えて模擬保育等の演習を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
*保育実習ⅠA(事前指導)で使用した「実習の手引き」、配布資料・教材等を熟読する。
*保育実習ⅠA(保育所)における指導担当保育士による指導・助言に基づいて課題を整理しクリアするよう努める。
*保育実践に必要なスキルU(器楽演奏・弾き歌い・各種遊びの指導、絵本の読み聞かせ等)の反復練習を継続して行う。
*指導計画案を迅速かつ的確に作成し、それに基づく模擬保育実践の練習・リハーサルを行うなど予習をする。
*指導計画案添削後あるいは模擬保育実践後に修正箇所を改善し実践力を高める。
*自己課題を整理し課題の克服に努める。
<成績評価方法>
授業への意欲・態度 20%、課題(レポート・指導計画案等)提出 40%、保育技能実技・模擬保育実践 40%
<教科書>
岡山県保育士養成協議会(2015)「保育実習の手引き」
<参考書>
適宜指示します
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
保育実習Ⅱの目的と意義
保育実習Ⅱと保育実習ⅠAの相違点、実習の意義とねらい
2
保育の理解
保育の基本、保育内容と方法、障がいのある子どもの理解
3
保育実技指導(1)
絵本の読み聞かせ、手遊び、造形遊び等
4
保育実技指導(2)
弾き歌い、集団遊び、運動遊び等
5
模擬保育(1)
学生による模擬保育の実践・相互評価(音楽遊び)
6
模擬保育(2)
学生による模擬保育の実践・相互評価(運動遊び)
7
模擬保育(3)
学生による模擬保育の実践・相互評価(造形遊び)
8
模擬保育(4)
学生による模擬保育の実践・相互評価(言葉遊び)
9
実習指導計画案と実習日誌
各年齢における子どもの姿・ねらい・環境構成・保育者の援助等各項目のより
よい記入の仕方
10
実習自己課題の明確化
保育実習ⅠAの反省・改善点を踏まえた保育実習Ⅱにおける自己課題の設定
11
実習に向けた諸準備
実習関連書類(実習生自己紹介書等)の適切な書き方、実習園でのオリエンテー
12
実習日誌の記入の仕方
環境構成・子どもの活動・保育士の援助等の適切な書き方と考察の深め方
13
実習における留意事項
守秘義務、子どもの生命・安全確保、人権と最善の利益、個人情報保護等につ
14
実習事前指導総括
実習生の心構え、実習におけるマナー・留意事項等について
15
実習事後指導・まとめ
実習自己評価、実習のふり返り(グループディスカッション)、実習のまとめ
ションの受け方等
いて
− 381 −
52010
科目コード
授 業
科目名
配当年次
保育実習指導Ⅲ(施設)
3
配当学期
後期
区 分
キャリア形成
担当者名
村田 久
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
保育実習の意義と目的を理解し、保育について総合的に学ぶ。具体的には、実習や既習の教科の内容やその関連性を踏
まえ、保育実践力を培い、保育の観察、記録及び自己評価等を踏まえた保育の改善について実践や事例を通して学ぶ。
また、実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、保育に対する課題や認識を明確にすることを目指す。
<授業の方法>
講義、グループワーク、個別指導
<準備学習(予習・復習等)>
事前に手引きをよく読んでおくこと。配布された資料をファイルし、授業後に内容を整理すること。
<成績評価方法>
授業態度 50%、レポート 50%
<教科書>
岡山県保育士養成協議会(2013.3)「施設実習の手引き」
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
保育実習Ⅲの意義
保育実習の意義と目的の理解、概習教科との関連性
2
保育実習Ⅰの振り返り(1)
保育実習Ⅰ振り返りシートの作成
3
保育実習Ⅰの振り返り(2)
振り返りシートも用いた発表、討議
4
実習の心得、事前準備(1)
子どもの最善の利益を考慮した保育の理解
5
実習の心得、事前準備(2)
子どもの保育と保護者支援
6
施設保育者の役割(1)
子どもの状態に応じた適切なかかわり
7
施設保育者の役割(2)
保育の表現技術を活かした保育実践
8
実習日誌の書き方(1)
実習日誌の意義の理解
9
実習日誌の書き方(2)
全体計画に基づく実践計画、実習課題の作成
10
実習日誌の書き方(3)
保育の観察、記録、自己評価
11
実習の諸注意
保育士の専門性と職業倫理
12
施設オリエンテーション
施設オリエンテーション報告会
13
事後指導(1)
実習報告書の作成、お礼状
14
事後指導(2)
施設実習報告会
15
実習の総括
実習の総括と自己評価、課題の明確化
− 382 −
科目コード
53000
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
海外研修
担当者名
アンソニー ウォルシュ
配当年次
1
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
短い6週間の滞在のための準備、3ヶ月~6ヶ月の滞在やニュージーランドのIPC英語研修の大学で1年間の滞在
<授業の到達目標>
国際化時代の今日においては、海外で語学力を磨き、異文化体験を積むことは、視野を世界に広げるきっかけとなり、
その後の人生において大きな財産となる。従って、次代を担う若者達にとっては必要かつ望ましい体験の中の一つであ
ると考えられる。本研修は、実際に海外において生活し、異文化コミュニケーションを実践することを通じて、他国の
文化・習慣などを学び、理解することにより、受講者の国際的視野を高めることを目的に行われる。
<授業の方法>
事前研修・現地研修・事後学習から成り、実習形式で行われる。
<準備学習等(予習・復習)>
新聞を読んで、英語のtelevisonを見る
<成績評価方法>
事前学習での学習状況・研修に対する準備状況 25%、研修先での指導者の評価 25%、研修中の取り組み方、課題の評
価 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
事前学習
出発前オリエンテーション
現地オリエンテーション
NZにおける現地実習
5
NZにおける現地実習
6
NZにおける現地実習
7
8
NZにおける現地実習
NZにおける現地実習
9
NZにおける現地実習
10
NZにおける現地実習
11
NZにおける現地実習
12
NZにおける現地実習
13
NZにおける現地実習
14
NZにおける現地実習
15
事後学習
授 業 内 容
研修先(国・領域)に関連する基礎知識を事前に学習し、個人の研修課題を設定する。
現地における生活に順応するためにそれぞれの国の文化・習慣に関する知識を得る。
事前学習を踏まえ、現地でそれぞれの国の文化・習慣を実体験する。
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
NZにおける現地実習
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
英語学習・目的別学習(受講者の参加目的により、スポーツディプロマプログラム受講、
スポーツ実習、地元幼稚園、小学校の訪問などを行う)及びフィールドワーク(様々
な企画・交流イベントへの参加)
報告書作成等
− 383 −
科目コード
53005
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
スポーツイベント運営実習
担当者名
嘉戸 洋・山本 孔一
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
体育祭、学園祭(スポーツフェスティバル)をテーマに企画・運営を行う。また、後半は、岡山県レクリエーション協
会や教育委員会とタイアップ事業をグループごとに企画・運営を行い、スポーツイベントのマネジメント能力を養成す
る。
<授業の到達目標>
華やかに開催されている各種スポーツのイベントであっても、裏方にまわると様々な問題が山積みしている。本授業に
おいては、イベントを開催できるまでの諸問題に触れ、その具体的中身の課題を解決できる能力を身につけることを目
標とする。
<授業の方法>
体育祭、学園祭(スポーツ・レクリエーションフェスティバル)の時期に合わせるため、9月(夏休み後半)に集中で
8回分行う。班分けにより、各グループでの課題解決を目指す。必要に応じてプリントを配布し、それに基づきながら
グループ討議、全体討議を進め、グループで口頭発表を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
スポーツイベントにすごく興味がある学生、また、レクリエーションコーディネーターを目指す学生が受講することが
望ましい。宿題が多いため、これに耐えられる人。各種イベントについて新聞や雑誌等をよく読んでおくこと。
<成績評価方法>
授業における課題などのレポート 40%、授業における諸活動 40%、定期試験 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
(財)日本レクリエーション協会 編「レクリエーション・マネジメント」大修館書店
(財)日本レクリエーション協会 編「レジャー・カウンセリング」大修館書店
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の進め方、今までの企画運営実習について
2
企画・運営
体育祭、学園祭(スポ・レクフェスティバル)の企画(プログラム)
3
体育祭、学園祭(スポ・レクフェスティバル)の行程表の作成方法
4
体育祭、学園祭(スポ・レクフェスティバル)運営組織
5
体育祭の運営(準備段階)
6
体育祭の運営(当日) 学園祭(スポ・レクフェスティバル)の運営(準備段階)
7
学園祭(スポ・レクフェスティバル)の運営(当日)
8
体育祭の反省会
9
イベント運営実習総括(1)
学園祭(スポーツフェスティバル)反省会
10
イベント運営実習総括(2)
学園祭(スポーツフェスティバル)反省会
11
イベント運営実習(1)
岡山県レク協会、吉井町スポレククラブなどとタイアップ事業
12
イベント運営実習(2)
岡山県レク協会、吉井町スポレククラブなどとタイアップ事業
13
イベント運営実習(3)
岡山県レク協会、吉井町スポレククラブなどとタイアップ事業
14
授業のまとめ(1)
イベント運営実習報告会(グループごと)
15
授業のまとめ(2)
イベント運営実習報告会(グループごと)
− 384 −
53008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
国際交流実習Ⅰ(基礎)
1
配当学期
後期
区 分
キャリア形成
担当者名
アンソニー ウォルシュ
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
海外研修には事前準備が不可欠である。本授業では、各自が研修先の歴史や文化、さらには社会システムから日常生活
に関する常識・マナー・ルールに至るまで、事前に身に着けられる知識の獲得を目的とする。さらに旅行・留学・ホー
ムステイに関する英語を学び、インターネットを利用した情報収集や英語学習の方法を学ぶ。異文化体験を積むことは、
研修先だけではなくすでに事前に始まっていることを銘記し、できる限りの準備を行っていただきたい。
<授業の到達目標>
生きると留学する自信を開発する。
<授業の方法>
学生の事前学習の発表、旅行・留学・ホームステイの英語学習、留学経験者とのディスカッション
<準備学習等(予習・復習)>
自発的に英語力を磨くことが望まれる。また、担当教員から指示された課題をコンピュータ等でリサーチし、発表する
準備などが必要となる。
<成績評価方法>
授業参加度 20%、ミニクイズ 40%、定期試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業目的・授業内容・教科書・成績評価方法についての説明
2
ニュージーランドの歴史と文化(1)
歴史 旅行の英語 (1)
3
ニュージーランドの歴史と文化(2)
歴史 旅行の英語 (2)
4
ニュージーランドの歴史と文化(3)
歴史 旅行の英語 (3)
5
ニュージーランドの歴史と文化(4)
文化 ホームステイの英語 (1)
6
ニュージーランドの歴史と文化(5)
文化 ホームステイの英語 (2)
7
ニュージーランドの歴史と文化(6)
文化 ホームステイの英語 (3)
8
ディスカッション
歴史と文化に関するディスカッション
9
リサーチ(1)
インターネットから情報収集する様々な手段を扱う
10
リサーチ(2)
インターネットを英語データベースとして扱う (1)
11
リサーチ(3)
インターネットを英語データベースとして扱う (2)
12
ニュージーランドの社会生活(1)
社会生活 留学の英語 (1)
13
ニュージーランドの社会生活(2)
社会生活 留学の英語 (2)
14
ニュージーランドの社会生活(3)
社会生活 留学経験者とのディスカッション
15
まとめ
まとめ
− 385 −
53009
科目コード
授 業
科目名
配当年次
国際交流実習Ⅱ(応用)
1
配当学期
集中
区 分
キャリア形成
担当者名
アンソニー ウォルシュ
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
次世代の教育を担う国際人として視野を広げ、異文化を理解するための知識、技能、態度を身に付ける。
具体的には、海外研修期間中にニュージーランドの文化・歴史・教育等の分野の授業を聴講し、
1.講義の内容について自分で整理ができる。
2.講義の内容について自分の意見を表現できる。
3.様々な国籍の人と討論を行いながら良好な関係を構築することができる。
以上3点を到達目標とする。
<授業の到達目標>
目標は第二言語(英語)で記述することができる一方で国際感覚になることです。
<授業の方法>
研修先より指導教員に定期的にレポートを提出し、帰国後に報告会を行い、全体の最終報告書を提出する。
<準備学習等(予習・復習)>
研修先において、本授業レポートを提出するための準備等が必要である。
<成績評価方法>
出席 10%、授業参加度 10%、ミニクイズ 40%、定期試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Introduction
Expectations/ Experiences
2
Transportation
Bus, Trains, Ferries, Air travel, Car .....
3
Choices/ Decision making
Cultural differences
4
Presentation
Small group activity
5
Health and Safety
How to take good care
6
Facts and figures
Overview of the economic situation in NZ
7
Lifestyles in NZ
How do people enjoy themselves in NZ ?
8
Presentation
Individual
9
Volunteering
How to become involved in the community.
10
Joining a Circle
What activities are you interested in joining ?
11
Photography
Taking pictures and making short movies.
12
Social media
Becoming active in expressing an opinion.
13
Independent study
Methods of learning without help from teachers.
14
Research on NZ
Internet research of newspapers and tourist information on
New Zealand.
15
Review
Discussion
− 386 −
53010
科目コード
授 業
科目名
保育・教職実践演習(幼稚園)
配当年次
4
配当学期
後期
区 分
キャリア形成
担当者名
勝田麻津子・大野鈴子
中道 美鶴・林 基子
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
学んできた教育・保育の理論や技術、教育実習や保育実習で得た学びを個別の「履修カルテ」を通して振り返り、自己
課題と学習内容を明確にする。また、保育者に共通して求められる資質能力、保育活動における指導力が確かなものと
なるよう、各自が事例分析やグループディスカッションを通して保育者としての意識の向上を図る。
<授業の到達目標>
次の4点の学びを到達目標とする。
①学んできた専門知識を総合的に表現するとともに、子どもを理解した学級運営 ②今日的課題を認識した保育活動の
計画・運営 ③使命や職務について理解し、責務を果たそうとする姿勢 ④保護者との連携や個々の子どもへの保育支
援
<授業の方法>
視聴覚教材の利用や、事例をもとにした分析やディスカッションを通して、課題意識をもったり自分の考えを整理して
発表したりする演習を中心とする。
<準備学習(予習・復習等)>
配布した資料や事例を熟読し、予習として課題に沿ったレポートを提出すること。授業後、レポートを再読し整理する
こと。新聞や保育雑誌を通して、教育や保育の今日的課題を認識すること。
<成績評価方法>
授業にかかわる提出物40%、試験30%、授業における諸活動30% 特別な理由がない限り、全出席とすること
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
授業の目的、概要、進め方
履修カルテに基づく振り返り、自己課題の抽出
2
教育の本質の理解(1)
保育実践にみる子どもの姿の理解、グループディスカッション(遊び)
3
教育の本質の理解(2)
保育実践にみる子どもの姿の理解、グループディスカッション(生活習慣)
4
教育の本質の理解(3)
保育実践にみる子どもの姿の理解、グループディスカッション(行事)
5
保育内容の理解(1)
教育実習日誌の1ページより(生活習慣)、理論と実践の融合を求めて
6
保育内容の理解(2)
教育実習日誌の1ページより(行事)、理論と実践の融合を求めて
7
保育内容の理解(3)
教育実習日誌の1ページより(造形活動)、理論と実践の融合を求めて
8
発達障がいの理解と指導(1)
事例をもとにグループディスカッション(自閉症スペクトラム)
9
発達障がいの理解と指導(2)
事例をもとにグループディスカッション(気になる子ども)
10
保護者支援と保護者対応(1)
事例をもとにグループディスカッション(保護者啓発)、保護者の願いとは
11
保護者支援と保護者対応(2)
事例をもとにグループディスカッション(クレーム対応)、保護者の願いとは
12
幼稚園業務の実際
幼稚園の一日の理解と対応、スケジュール表作成
13
保育園業務の実際
保育園の一日の理解と対応、スケジュール表作成
14
まとめ(1)
履修カルテの振り返りと最終チェック
15
まとめ(2)
全体を通しての質疑応答、自己課題の解決
− 387 −
53011
科目コード
授 業
科目名
配当年次
教職実践演習(小学校)
4
配当学期
後期
区 分
キャリア形成
担当者名
長谷 浩也
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本科目は、教職課程等での講義及び介護体験・教育実習等で身につけた力を総合し、教師に求められる使命感や教育的
愛情・人権感覚などの人間性を一層培うために、教職に就く学生の最終授業である。 授業概要としては、教員に求め
られる共通的な資質能力及び実践的指導力の向上を図る。そのために現在までに学んだ教育理論や実習体験等を整理し、
履修カルテを最大限に活用することで自分自身の弱点を補完することを目標とした授業であるので、全ての授業に参加
することが最低の目標でもある。
<授業の到達目標>
児童に深い愛情を持ち適切な人間関係を築くことができるコミュニケーション能力、発達段階に応じた各教科及び領域
の指導力、生徒指導力を最終学年において確かなものとすることを到達目標とする。
<授業の方法>
講義やロールプレイ、小グループでの討論に時間をかけ、実践的指導力の向上を図るために、演習形式による学生と教
員の双方向での授業展開を行いたい。
<準備学習(予習・復習等)>
理解度を深めるために、授業計画のテーマに基づき、1年から4年前期までに使用した教科書・レジメ・実習ノートな
どを活用して、自分の考えをまとめておくこと。
<成績評価方法>
出席、活動・学習の状況、課題等を総合評価する。欠席は特別な理由がない限り認めない。公欠も含めて事前に欠席に
連絡をすること。ルールに違反した場合は、単位の修得ができず、免許を取得できなくなる。
<教科書>
特になし
<参考書>
文部科学省「小学校学習指導要領」東京書籍 238円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要(目的・内容・方法など)の説明
2
教員に求められる資質とは
介護等体験・教育実習の経験を踏まえた討論
3
開かれた人間関係づくり
解決のための事例検討とワークショップ
4
子どもについての理解1
解決のための事例検討とロールプレイ
5
子どもについての理解2
解決のための事例検討とロールプレイ
6
他者との協力とコミュニケーション1 気持ちにより添う場面指導
7
他者との協力とコミュニケーション2 保護者対応の在り方
8
ノート指導と板書方法
教科の特性や目的に応じた板書指導・ノート指導
9
言語活動と授業デザイン
言語活動の在り方と授業における活用方法
10
学校教育について
学校運営・学年運営について
11
学級経営について
学習集団づくりと学級開きについて
12
模擬授業1
学級開きにおける効果的な関わり方
13
模擬授業2
目標と指導と評価の一体化を基盤とした学習指導案
14
模擬授業3
見通し・振り返り意識した授業に必要なこと
15
まとめ(教員の資質能力を備えるには) これまでの総括及び今後の展望
− 388 −
科目コード
53012
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
(中学校・高等学校)
教職実践演習
担当者名
平田 佳弘
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本学の学びの集大成として履修カルテを作成し、今まで履修してきた教養科目、専門科目、教職科目、教育実習等を振
り返り、将来、教員になる上で、自己にとって何が課題であるのかを自覚し、必要に応じて不足している知識や技能等
を補い、その定着を図ることにより、教職生活をより円滑にスタートできる力、教育実践力を身につけることが目的で
ある。
<授業の到達目標>
教育に対する使命感や情熱を持ち、さまざまな子どもに対しての理解力、学級経営力、生徒指導力、学習指導力等、教
育現場で必要な教育実践力を身につけ、またその力で、教育現場でのさまざまな課題に対し、主体的、積極的に取り組
む態度を身につける。
<授業の方法>
講義、模擬授業、討論等
<準備学習(予習・復習等)>
事前に調べておく課題、準備する資料などあり。
<成績評価方法>
授業における課題等のレポート 40%、授業における諸活動 40%、定期試験 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
文部科学省「中学校学習指導要領解説 保健体育編」
文部科学省「高等学校学習指導要領解説 保健体育編」
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション
授 業 内 容
授業概要説明、履修カルテの記入方法、教育実習の反省(グループ
討議)
2
教育現場の現状
生徒指導、道徳、ホームルーム指導、学校組織
3
教育課程と履修カルテ
履修カルテの完成、教育現場における諸問題
4
実技指導の留意点(1)
器械運動、水泳、学校行事(水泳・スキー実習、体育祭)の運営
5
実技指導の留意点(2)
武道(剣道、柔道、相撲)
6
体育科の役割と体育教師としての責務
学習指導要領における保健体育科の内容 高校教育現場の現状
7
実技指導の留意点(3)
陸上競技、保健、体育理論の指導における留意点
8
学校体育と地域スポーツ
学校体育と地域スポーツの連携と課題
9
実技指導(球技)の留意点(4)
球技(サッカー、バレー、バスケ)
10
学校体育と生涯スポーツとの連携と課題
学校体育とクラブチームの連携と諸課題
11
実技指導の留意点(5)
陸上競技、スポーツテスト、体つくり運動
12
学校事故の現状と対処法
学校事故の現状、課題、対処法
13
教員の資質、役割、使命感
教職実践演習のまとめ
14
教職実践演習評価(課題試験)
課題テスト、レポート発表
15
社会人としての責務
大学での学びの集大成
− 389 −
科目コード
53012
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
(中学校・高等学校)
教職実践演習
担当者名
井上 聡
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業の目的は、英語教職課程の締めくくりとして、実習を含むこれまでの学びを振り返り、理想的な英語教師像を
目指すための土台を創りあげることです。事例研究や模擬授業を通して、教育現場で必要とされる学級経営力、生徒指
導力、教育実践力を磨き、教師としての資質・適性の見極めを行います。
<授業の到達目標>
(1)英語教育知識の整理
(2)授業力の完成
(3)教壇に立つための最終調整
<授業の方法>
プレゼンテーション、討論、レポート作成
<準備学習(予習・復習等)>
プレゼンテーションの準備、レポートの提出
<成績評価方法>
参加意欲 30%、プレゼンテーション 40%、レポート内容 30%
<教科書>
金谷 憲(2012)「英語授業ハンドブック<中学校編>」大修館書店 3,600円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
教師に求められる資質と能力
講義、演習
2
入門期の指導
プレゼンテーション、討論、課題レポート
3
1レッスンを1時間で扱う授業
プレゼンテーション、討論、課題レポート
4
文法導入を中心とした授業
プレゼンテーション、討論、課題レポート
5
リーディングを中心とした授業
プレゼンテーション、討論、課題レポート
6
指導技術(全般、発音・文字)
プレゼンテーション、討論、課題レポート
7
指導技術(語彙、文法)
プレゼンテーション、討論、課題レポート
8
リスニング
プレゼンテーション、討論、課題レポート
9
スピーキング
プレゼンテーション、討論、課題レポート
10
リーディング
プレゼンテーション、討論、課題レポート
11
ライティング
プレゼンテーション、討論、課題レポート
12
文法指導のアプローチ
プレゼンテーション、討論、課題レポート
13
評価
プレゼンテーション、討論、課題レポート
14
教材・教具
プレゼンテーション、討論、課題レポート
15
クラスルーム・マネージメント
プレゼンテーション、討論、課題レポート
− 390 −
科目コード
53013
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
学校支援ボランティア
担当者名
大野 光二
配当年次
1
配当学期
前期・後期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
学校支援ボランティアとは、学校の教育活動について地域の教育力を生かすため、保護者や地域の人々等がボランティ
アとして学校をサポートする取り組みであり、近年は学校支援ボランティアとして学生も学校に入り、学習支援等を行っ
ている。ここでは、小・中学校等で行われている学校支援ボランティアの様子を紹介したり、地域の小・中学校に学校
支援ボランティアとして入り活動を行ったりすることで、学校支援ボランティアの実際について学ぶ。
<授業の到達目標>
学校支援ボランティアに必要な知識や技能、態度などを身につけ、将来教師として子どもにかかわるための指導力を培
うことができるようにする。
<授業の方法>
この授業は、前期および後期の年2回開講し、いずれかを履修することができる。学校支援ボランティアについての講
義と、期間中に5回以上延べ15時間の学校支援ボランティアに赴く。ボランティア活動は、通常の授業時間ではなく、
学校と都合のよい時間帯を相談の上実施する。活動の記録を日誌として残し、成果と課題をレポートにまとめて最後に
発表する。
<準備学習等(予習・復習)>
ボランティアの募集説明会に参加すること、所定の時間ボランティアに行くことが単位取得の必須条件である。事前に
学校と十分打ち合わせをした上でボランティアに臨むこと。
<成績評価方法>
出席状況、学校でのボランティア活動の取り組み、レポートなどをもとに総合的に判断する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
学校支援ボランティアとは
ボランティア論、学校支援ボランティアの目的、活動内容等
2
学校支援ボランティア募集について
岡山市等の学校支援ボランティアの募集説明会、申し込み手続き等
3
学校支援ボランティアの実際
学校支援ボランティアの具体例、先輩の体験発表等
4
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
5
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
6
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
7
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
8
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
9
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
10
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
11
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
12
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
13
学校支援ボランティアの実習
近隣の小・中学校等でのボランティア体験
14
学校支援ボランティアのまとめ
各自のレポート発表(1)
15
学校支援ボランティアのまとめ
各自のレポート発表(2)
− 391 −
科目コード
53014
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
インターンシップ
担当者名
浅田 栄里子
配当年次
3
配当学期
集中
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
就業体験(インターンシップ)を通して、「仕事観、人生観を醸成する」「残りの学生生活ですべきことを明確にする」
ことを目的とする。
<授業の到達目標>
1 社会人として働くための心構えやマナーを身に付ける。
2 就職活動に必要な書類を知り、作成できる。
3 卒業後のキャリアビジョンについて説明ができる。
<授業の方法>
講義及びグループワークによる演習を行う。必要があれば個別面談等も行う。
インターンシップのスケジュール
<準備学習(予習・復習等)>
事前学習として、インターンシップの申し込み、登録を行う。
事後学習として、実習報告書等を作成する。
<成績評価方法>
事前事後学習における課題への取り組み 50%、就業先での評価 50%
<教科書>
特に指定しない
<参考書>
渡辺三枝子(2011)「はじめてのインターンシップ」アルテスパブリッシング 1,600円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
インターンシップの目的と心構えについて
2
事前指導(1)
インターンシップ希望登録のシステムについて
3
事前指導(2)
先輩の体験談を聞く
4
事前指導(3)
エントリーシートの作成
5
事前指導(4)
エントリーシートの作成
6
事前指導(5)
外部講師によるビジネスマナー講習
7
インターンシップ1日目
就業先でのオリエンテーション
8
インターンシップ2日目
担当業務への従事、日記の作成
9
インターンシップ3日目
担当業務への従事、日誌の作成
10
インターンシップ4日目
担当業務への従事、日誌の作成
11
インターンシップ5日目
インターンシップ受け入れ担当者からの講評とまとめ
12
インターンシップのまとめ
受入れ先へのお礼状、体験報告書の作成
13
事後指導(1)
インターンシップ報告会(1)
14
事後指導(2)
インターンシップ報告会(1)
15
まとめ
実習報告書の作成、レポート作成
− 392 −
科目コード
53015
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
キャンプ実習
担当者名
山本 孔一
配当年次
2
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
キャンプとは何か、キャンプの価値や重要性についての考え方を学び、社会の変化に対応したキャンプを作っていくこ
とが大切であることを理解する。また、人や自然に優しいキャンプづくりを目指すには、ルールやマナーに目を向けて
いくことが必要であることを理解できるような実習です。
<授業の到達目標>
野外におけるレクリエーション支援の実際を企画・実施・評価を通じて学ぶとともに、実践技術の習得ができる能力を
身につけることを目標とする。
<授業の方法>
2年時のレクリエーションスポーツの中で企画から準備までを行い、9月に集中講義(2泊3日)でキャンプ実習を施
する
<準備学習(予習・復習等)>
授業時間に配布された資料を読んでくる。授業時間に提示された参考図書・参考資料に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、実習後の報告書で総合評価
<教科書>
特になし
<参考書>
日本野外教育研究会「キャンプテキスト」杏林書院 2,600円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
キャンプを理解するために
キャンプの意義と目的・歴史・環境教育
2
キャンプを理解するために
キャンプとマナー、キャンプの計画と組織、キャンプの指導者の役割
3
キャンプを理解するために
キャンプの安全管理、キャンプでの調査と評価
4
対象に応じたキャンプ
オートキャンプ
5
対象に応じたキャンプ
組織キャンプ
6
対象に応じたキャンプ
学校キャンプ
7
キャンプの生活技術
天候変化の予測方法、キャンプ用具とその使い方
8
キャンプの生活技術
野外炊事、テント、ロープワーク
9
キャンプの生活技術
キャンプにおける安全対策と応急処置の方法
10
キャンプのプログラム
レクリエーションゲーム
11
キャンプのプログラム
自然に親しむゲーム、環境プログラム
12
キャンプのプログラム
天候に応じたプログラム、体験プログラム
13
キャンプファイアーの理論と実際
キャンプファイアーの種類とねらい
14
キャンプファイアーの理論と実際
キャンドルファイアーの特徴・準備・バリエーション
15
キャンプファイアーの理論と実際
キャンプファイアーのプログラム・作成上の留意点
− 393 −
科目コード
53016
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
健康運動実習
担当者名
早田 剛
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
今般の医療制度改革においては、生活習慣病予防が生涯を通じた個人の健康づくりだけでなく、中長期的な医療費適正
化対策の柱の一つとして位置づけられており、今後展開される本格的な生活習慣病対策においては、一次予防に留まら
ず二次予防も含めた健康づくりのための運動を指導する専門家の必要性が増している。本実習においては、学内教育で
習得した知識や技術を実際の現場で対象者を見ながら統合させ、実践力・応用力・創造力を身につけ、対象者に対する
個別運動プログラムや運動の指導案を積極的に作成し、健康課題へのアプローチ方法について実習を通して理解するも
のである。学外の健康増進施設で10日間の実習を行ない、全出席を原則とする。なお、実習を開始するにあたって事前
にガイダンスを行なう。
<授業の到達目標>
健康運動を指導するための専門的な知識・技術を実際の現場で学習し、さまざまなケースに対応できる実践指導能力を
習得する。また対象者に対する実際の運動指導現場にふれることで、個別ケースへの対応法について学び、健康運動指
導(介護予防を含む)の理解に役立てる。また、実務能力を身に付けることにより、健康運動指導士としての活動現場
における役割等を体験し、理解することを目標としている。
<授業の方法>
教科書を基に、現場実習を行なう。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を熟読し、現場での運動指導に関する予習を行い、実習に臨む。この実習を積極的に体験することで、授
業の理解を深める。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 40%、実践運動指導 30%、個別対応理解 30%
<教科書>
公益財団法人 健康・体力づくり事業財団(2014.3)健康運動指導士養成講習会テキスト(上・下)南江堂 16,500円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
利用者サポート
一般利用者への接遇・顧客管理・個人情報保護・個別対応
2
施設管理(1)
救急法の資格の必要性・救急時対応・施設連絡網の確認・安全確保手順
3
施設管理(2)
避難経路の確認と誘導・救急対応の範囲、救急器具、消火器、消火装置の確認
4
施設管理(3)
機器の基本的な使用法・調整法・メンテナンス・衛生管理
5
健康評価と体力測定(1)
運動参加に関する医学的状況の把握・運動参加の禁忌、条件付参加
6
健康評価と体力測定(2)
説明と同意 安静時血圧・心拍数等の把握技術 形態測定技術・リスク・評価
7
運動プログラム提供(1)
実際の運動機器を使った有酸素トレーニングの効果と説明、注意点
8
運動プログラム提供(2)
実際の運動機器を使った筋力トレーニングの効果と説明、注意点
9
運動プログラム提供(3)
運動時の循環器、代謝、整形外科系への配慮(高齢、腰痛、肥満等)
10
運動プログラム提供(4)
適切な負荷の提供・記録の重要性・運動開始前の評価
11
運動プログラム提供(5)
プログラムの進め方・運動処方の説明
12
運動プログラム提供(6)
具体的方法、プログラミング
13
総合応用(1)
運動指導実践1(受付業務、顧客管理業務)
14
総合応用(2)
運動指導実践2(個人レッスン)
15
総合応用(3)
運動指導実践3(グループレッスン)
− 394 −
科目コード
53017
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
キャンプ指導者実習
担当者名
古田 康生・梶本 佳照
配当年次
2
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
社団法人日本キャンプ協会公認指導者資格キャンプインストラクター養成カリキュラムに準拠した授業内容である。
なお、希望者は、日本キャンプ協会公認指導者資格が取得できる。小学校教諭免許を取得し、小学校教育現場でその責
務を果たすためには、児童に最も不足している「集団生活」「実体験」「原体験」といった経験を効果的に積ませる必要
がある。集団生活における規律と社会性はだけでなく、自然体験活動により子どもの情緒が豊かに成長できる機会を安
全に提供できる企画運営能力を習得します。授業は、2泊3日の集中講義にて実施し、岡山県内の自然体験活動が可能
な施設にて実施する。資格取得には、別途資格申請費が必要となる。
<授業の到達目標>
小学校や中学校、高等画稿での自然体験活動やキャンプ実習の中心的役割が担える指導能力を身に付ける。野外炊事や
テント泊等キャンプに必要な技術を実践的に身に付け、日本キャンプ協会が公認するキャンプインストラクターが身に
付けなければならない技術を身に付ける。
<授業の方法>
演習と宿泊実習二より授業を展開する。
<準備学習(予習・復習等)>
常日頃から自然体験活動に関する新聞等の記事を世実自然体験やキャンプに関する胸囲興味関心を高めておく。植物や
小動物、昆虫に対する抵抗感をなくすよう努力する。
<成績評価方法>
授講態度・役割遂行 30%、課題レポート・ノート提出 20%、定期試験 50%
<教科書>
(2006.6.31)「キャンプ指導者入門」日本キャンプ協会 2,000円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
受講ガイダンス
授業概要・授業の進め方、IPU講義受講ルールの確認
2
キャンプの特性(講義)キャンプの安全(講義) 教育現場における野外活動の目的(小学校での安全管理)
3
キャンプの特性(講義)キャンプの安全(講義) 教育現場における野外活動の目的(中学校などでの安全管理)
4
キャンプの特性(講義)キャンプの安全(講義) 組織キャンプの目的と方法、キャンプにおけるマナーとルール
5
キャンプの安全(実技)
6
キャンプの安全管理と対象者の特徴(講義)1
応急処置法、熱中症予防法と処置、火傷の処置
7
キャンプの対象(講義)2
人間の理解(子どもの集団生活・自然環境における人間関係づ
(事例研究)危険予知トレーニング実践①野外炊事、クラフト
くりの理解)
8
キャンプの生活技術(実技)1
テント設営と撤収の方法と指導法
9
キャンプの生活技術(実技)2
野外炊事(衛生管理と野外における食育の実践)、工具・道具
10
キャンプの生活技術(実技)3
天体観測指導法、気象予報、ネイチャーゲーム
11
キャンプの指導(理論)
キャンプインストラクターの役割、キャンパーの観察、カウン
12
さまざまなアクティビティー(実技)1
13
さまざまなアクティビティー(実技)2
大集団の指導法(ウォークラリー、登山)
14
さまざまなアクティビティー(実技)3
自然を活用した活動の安全管理
15
まとめ・試験(資格認定試験も含む)
まとめ・資格認定試験
の使用法
セリングの実際
野外ゲームの指導、キャンプファイヤーの演出法、クラフト、
自然観察、ハイキング
− 395 −
科目コード
53018
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
国際交流実習Ⅰ
担当者名
アンソニー ウォルシュ
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
海外研修には事前準備が不可欠である。本授業では、各自が研修先の歴史や文化、さらには社会システムから日常生活
に関する常識・マナー・ルールに至るまで、事前に身に着けられる知識の獲得を目的とする。さらに旅行・留学・ホー
ムステイに関する英語を学び、インターネットを利用した情報収集や英語学習の方法を学ぶ。異文化体験を積むことは、
研修先だけではなくすでに事前に始まっていることを銘記し、できる限りの準備を行っていただきたい。
<授業の到達目標>
目標は第二言語(英語)で記述することができる一方で国際感覚になることです。
<授業の方法>
学生の事前学習の発表、旅行・留学・ホームステイの英語学習、留学経験者とのディスカッション
<準備学習等(予習・復習)>
自発的に英語力を磨くことが望まれる。また、担当教員から指示された課題をコンピュータ等でリサーチし、発表する
準備などが必要となる。
<成績評価方法>
授業参加度 20%、ミニクイズ 40%、定期試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Introduction
Greetings and Goodbyes
2
Recommendations
What, When, Why, Where Questions.
3
Making Plans
Going to in the future
4
Sports
comparing abilities
5
Prices
Adjectives
6
Understanding rules
Should and Can't
7
Making plans 2
Do you want to ...... ?
8
Presentation
Speaking test
9
Studying
Things you have to do.
10
Talking about the recent past.
Places and activities
11
Getting help when you're lost.
Addresses and Phone Numbers.
12
Talking about the past.
When, because, but
13
Polite requests
Asking for permission.
14
Education and future
Life's expectations.
15
Review
Overview of the course.
− 396 −
科目コード
53019
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
国際交流実習Ⅱ
担当者名
アンソニー ウォルシュ
配当年次
1
配当学期
集中
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
次世代の教育を担う国際人として視野を広げ、異文化を理解するための知識、技能、態度を身に付ける。
具体的には、海外研修期間中にニュージーランドの文化・歴史・教育等の分野の授業を聴講し、
1.講義の内容について自分で整理ができる。
2.講義の内容について自分の意見を表現できる。
3.様々な国籍の人と討論を行いながら良好な関係を構築することができる。
以上3点を到達目標とする。
<授業の到達目標>
目標は第二言語(英語)で記述することができる一方で国際感覚になることです。
<授業の方法>
研修先より指導教員に定期的にレポートを提出し、帰国後に報告会を行い、全体の最終報告書を提出する。
<準備学習等(予習・復習)>
研修先において、本授業レポートを提出するための準備等が必要である。
<成績評価方法>
出席 10%、授業参加度 10%、ミニクイズ 40%、定期試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Introduction
Expectations/ Experiences
2
Transportation
Bus, Trains, Ferries, Air travel, Car .....
3
Choices/ Decision making
Cultural differences
4
Presentation
Small group activity
5
Health and Safety
How to take good care
6
Facts and figures
Overview of the economic situation in NZ
7
Lifestyles in NZ
How do people enjoy themselves in NZ ?
8
Presentation
Individual
9
Volunteering
How to become involved in the community.
10
Joining a Circle
What activities are you interested in joining ?
11
Photography
Taking pictures and making short movies.
12
Social media
Becoming active in expressing an opinion.
13
Independent study
Methods of learning without help from teachers.
14
Research on NZ
Internet research of newspapers and tourist information on New Zealand.
15
Review
Discussion
− 397 −
科目コード
53021
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
インターンシップB
担当者名
小川 正人
配当年次
2
配当学期
前期
2
単位数
演習
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
「実際の職場で働く」体験をとおして、「働く」こと、「仕事をする」こと、さらには大学を卒業して「社会人」になる
ことなどに対する理解を深める事を目的・目標とする。
<授業の方法>
実際の職場体験において観察し感じた内容に対して、講議、演習、個別面談をとおして教員が指導・助言を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
職場体験は遅刻・欠席をせず真面目に取り組み、レポートの提出期限は厳守する事。職場において、問題や悩みが発生
した場合は、即時に教員に相談する事。職場体験は受け入れ企業・団体によって夏休みになる可能性があることも理解
すること。
<成績評価方法>
職場体験先からの評価 50%、職場体験レポート 40%、職場体験レポート発表 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
働くってどんなこと?
働く事の本質を考える
2
日本の就職事情
大学生としてやっておくべきことは何か
3
インターンシップとは(1)
インターンシップのメリットとデメリット
4
インターンシップとは(2)
インターンシップを経験した先輩学生の体験談
5
なぜ企業・団体はインターンシップを受入れるのか
企業・団体からみたインターンシップのメリット
6
インターンシップのマナー
インターンシップに必要なマナー
7
業界・企業研究(1)
インターンシップ受け入れ先の研究
8
業界・企業研究(2)
インターンシップ受け入れ先の研究
9
業界・企業研究(3)
インターンシップ受け入れ先の研究
10
業界・企業研究(4)
インターンシップ受け入れ先の研究
11
個別面談
インターンシップに関する個別面談
12
個別面談
インターンシップに関する個別面談
13
個別面談
インターンシップに関する個別面談
14
個別面談
インターンシップに関する個別面談
15
まとめ
− 398 −
科目コード
53022
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
インターンシップC
担当者名
小川 正人
配当年次
3
配当学期
前期・後期
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
インターンシップを通して、「働くこと」の意義を理解し、企業文化についての生の体験をすることで、卒業後の進路
の参考とする。
<授業の方法>
インターンシップ開始前に、心構えなどのブリーフィングを行い、終了後に報告会を実施する。インターンシップ期間
中は、担当教官が適宣コーチングを実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
インターンシップを希望する業界・企業研究をすること。中間報告と最終報告レポートを提出すること。
<成績評価方法>
インターン実習先からの評価 50%、職場体験レポート 30%、体験発表 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
インターンシップの目的
心構えと効果的なコミュニケーションについて
2
エントリーの指導
希望先へのエントリー
3
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
4
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
5
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
6
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
7
中間報告
続ける行動、ストップする行動、新たにとる行動に焦点をあてる
8
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
9
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
10
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
11
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
12
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
13
インターンシップ実習
実際の職場におけるインターンシップ体験
14
最終報告
実際の職場におけるインターンシップ体験の最終報告
15
職場体験レポート発表
レポートの提出と発表
− 399 −
科目コード
53023
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
特別演習A
担当者名
高橋 利弘
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
現在のわが国は、
「内向き志向」の人材が増えつつあることが一般に指摘されている。しかし、刻々と変化する世界情勢
や政府の外交方針をみても、国際社会で活躍できる人材が必要であることは言うまでもない。本演習では、「演習」の
特徴をいかし、学生によるプレゼンテーションとディスカッションを中心として進めていくこととする。
<授業の到達目標>
英語力の向上を図るとともに、国際人として必要とされるコミュニケーション能力の養成を図ることとしたい。
<授業の方法>
まず、日本語と英語による講義スタイルの授業を通して、基礎知識の習得を図る。続いて、習得した知識を基礎として、
時事問題を題材としながら、英語でのプレゼンテーション、ディスカッションを行い、国際社会における諸課題につい
て検討していく。
<準備学習(予習・復習等)>
配付する資料をよく読み、理解すること。また、ニュースなどで見る国際問題に関心を持ち、これに対する自分の考え
をまとめ、それを表現する習慣を身につけておくこと。
<成績評価方法>
授業への参加態度 50%、レポート 50%によって総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
オリエンテーション、授業の進め方
2
国際社会と外交
国際社会の定義、外交の基本方針
3
問題演習(1)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(1)
4
問題演習(2)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(2)
5
問題演習(3)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(3)
6
問題演習(4)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(4)
7
問題演習(5)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(5)
8
中間小活
国際社会と外交についての小括、今後の展望
9
国際社会における交渉
国際社会と日本、交渉の基本
10
問題演習(6)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(6)
11
問題演習(7)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(7)
12
問題演習(8)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(8)
13
問題演習(9)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(9)
14
問題演習(10)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(10)
15
講義総括
国際問題を読み解く視点
− 400 −
科目コード
53023
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
特別演習A
担当者名
佐藤 香里
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
就職活動成功の訓練や仕事で成功するためのスキル等を身に付ける研修がよく行われている。しかし社会に貢献でき、自分も周囲も幸
せにできる人物になるためには、自分が何者か(何が好きで、どんなことに鼓舞されるか)、そしてこの人生で何をしたいかという本
質的なことをまず知ることが不可欠である。この授業では、講師のこれまでの社会人経験を通じて、役に立つと認めたこれらを知る作
業を個人、グループ形式で行う。
<授業の到達目標>
目標は「自分を知る」、「自分を好きになる」、「自分に自信を持つ」。具体的には以下の通り。
○自分が何が好きで、どんな時に力を発揮できるか、自分の信念、モットー、価値観などを演習を通じて知る。
○自分が仕事を通して実現したいこと、自分の強み、自分がうまく仕事を進められる成功パターンを演習を通じて知る。
また、
○社会で働く上で必要な態度やコミュニケーション能力を身に付ける。
<授業の方法>
「自分を知る」、
「成功パターンを知る」、
「創造力を鍛える」、
「コミュニケーション、態度を腑に落ちて理解する」ための演習を個人、グルー
プ形式で行う。講師からの一方的な講義はほとんど行わず、生徒自身の作業(書く、発表、ディスカッション、グループワーク)
<準備学習(予習・復習等)>
○持ってくるもの:筆記用具、手帳は必ず毎回持ってくる。プレゼンテーションや演習によって持ってきてほしいものがあれば、その
前の授業で伝える。
○予習:毎回、授業の最後に課題を設定するので、次回の授業までに行ってくる。
○復習:授業の最後にその日の授業で得た気づき、学びを考える時間をとる。
○その他:講師への要望、授業に関する改善案、その他課題を提出してもらう。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 80%、定期試験 20%
<教科書>
適宜、プリントを配布する。
<参考書>
特になし。
<授業計画> 計画はあくまで目安であり、学生の皆さんのニーズや状況に応じて進臨機応変に変更する。
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の説明と自己紹介
2
自分が好きな事を知ろう
自分を知ることがなぜ大切か考える、自分の好きな事を知る演習
3
自分にとっての「成功」「幸せ」
自分にとっての「成功」「幸せ」とは何かを考える演習
4
自分の価値観、モットー
自分の価値観、モットーを知ることがなぜ大切か、何か考える演習
5
なりたい人物像を考える
憧れの人は誰?その人と比べて自分に足りないものは何か考える。
6
行動の重要性
行き詰った時、決断できない時にどんな行動とれば前に進めるか考える。
7
傾聴と態度の重要性
仕事をする上で傾聴と態度がなぜ重要か腑に落ちて理解する
8
モチベーションを知ろう
自分はどんな時にどんなパワーが出るか考える演習
9
良い案の浮かび方
答えが見つからない時、名案が欲しい時、どうすればよいか考える。
10
人を動かすにはどうすればよいか
人を動かすには、どうすればよいか自分のスタイルを探る。
11
どんな世界にしたいか考える
自分が理想とする世界はどんなものか考える。
12
感動・与えることの大切さ
人を感動させるとはどういうことが考え、実践する。
13
カラを破る
自分が怖いと思っていることに挑戦すると何が起きるかを検証する。
14
自然体とリラックスの重要性
自然体とリラックスがどうして大切かを理解する。
15
学期末試験
− 401 −
科目コード
53024
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
特別演習B
担当者名
高橋 利弘
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
現在のわが国は、
「内向き志向」の人材が増えつつあることが一般に指摘されている。しかし、刻々と変化する世界情勢
や政府の外交方針をみても、国際社会で活躍できる人材が必要であることは言うまでもない。本演習では、「演習」の
特徴をいかし、学生によるプレゼンテーションとディスカッションを中心として進めていくこととする。
<授業の到達目標>
英語力の向上を図るとともに、国際人として必要とされるコミュニケーション能力の養成を図ることとしたい。
<授業の方法>
まず、日本語と英語による講義スタイルの授業を通して、基礎知識の習得を図る。続いて、習得した知識を基礎として、
時事問題を題材としながら、英語でのプレゼンテーション、ディスカッションを行い、国際社会における諸課題につい
て検討していく。
<準備学習(予習・復習等)>
配付する資料をよく読み、理解すること。また、ニュースなどで見る国際問題に関心を持ち、これに対する自分の考え
をまとめ、それを表現する習慣を身につけておくこと。
<成績評価方法>
授業への参加態度 50%、レポート 50%によって総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
オリエンテーション、授業の進め方
2
国際社会と外交
国際社会の定義、外交の基本方針
3
問題演習(1)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(1)
4
問題演習(2)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(2)
5
問題演習(3)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(3)
6
問題演習(4)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(4)
7
問題演習(5)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(5)
8
中間小活
国際社会と外交についての小括、今後の展望
9
国際社会における交渉
国際社会と日本、交渉の基本
10
問題演習(6)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(6)
11
問題演習(7)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(7)
12
問題演習(8)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(8)
13
問題演習(9)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(9)
14
問題演習(10)
受講者によるプレゼンテーションとディスカッション(10)
15
講義総括
国際問題を読み解く視点
− 402 −
科目コード
53025
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
アスレティックトレーナー実習Ⅰ
担当者名
青木 謙介
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーに必要とされる評価についての意義と考え方を学び、具体的な評価による問題点抽出までの
プロセスを理解し、実践できる能力を習得することをねらいとする。アスレティックトレーニングルームにおいて見学
実習することにより必要な知識や技術を身につける。
<授業の到達目標>
HOPSを見学して理解する。
アスレティックリハビリテーションを見学して理解する。
応急処置を見学して理解する。
ストレッチング、テーピングを見学して理解する。
<授業の方法>
実習はトレーニングセンターでおこなう。必要に応じて資料を配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
「アスレティックトレーナーテキスト⑤検査・測定と評価」と機能解剖学を学習しておくこと。
<成績評価方法>
実技試験 50%および定期試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑤ 検査・測定と評価」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版株式会社
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
アスレティックトレーニングルーム見学実習①
問診の方法を見学して理解する。
2
アスレティックトレーニングルーム見学実習②
視診の方法を見学して理解する。
3
アスレティックトレーニングルーム見学実習③
触診の方法を見学して理解する。
4
アスレティックトレーニングルーム見学実習④
関節可動域方法を見学して理解する。
5
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑤
徒手筋力検査方法を見学して理解する。
6
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑥
アライメント検査方法を見学して理解する。
7
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑦
スペシャルテストを見学して理解する。
8
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑧
関節弛緩性検査を見学して理解する。
9
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑨
上肢のスポーツ外傷・障害の選手におけるアスレティックリハ
ビリテーションを見学して理解する。
10
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑩
下肢のスポーツ外傷・障害の選手におけるアスレティックリハ
ビリテーションを見学して理解する。
11
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑪
体幹のスポーツ外傷・障害の選手におけるアスレティックリハ
ビリテーションを見学して理解する。
12
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑫
応急処置方法を見学して理解する。
13
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑬
テーピング法を見学して理解する。
14
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑭
ストレッチングを見学して理解する。
15
アスレティックトレーニングルーム見学実習⑮
総合見学実習
− 403 −
科目コード
53026
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
アスレティックトレーナー実習Ⅱ
担当者名
青木 謙介
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーが評価を進める上で必要となる検査測定について、その目的と意義を理解して具体的に実践
できるまでの能力を習得することを目的とする。
<授業の到達目標>
関節可動域測定法を理解して測定法を習得する。
徒手筋力検査法を理解して測定法を習得する。
スポーツ動作を分析できるようにする。
<授業の方法>
アスレティックトレーニングルーム内で講義・実習を進めていく。必要に応じてVTRや復習テストなどを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前にテキストを読み、機能解剖学の復習をして授業を受講すること。
各自、日本赤十字協会救急法救急員の取得をしておくこと。
<成績評価方法>
実技試験 50%、筆記試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑤ 検査・測定と評価」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版株式会社 4,200円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ATに必要な評価
ATによる評価の目的、意義および役割
2
ATに必要な検査・測定の手法①
姿勢・アライメントの観察、計測方法
3
ATに必要な検査・測定の手法②
関節弛緩性に関する検査方法
4
ATに必要な検査・測定の手法③
関節可動域の検査方法
5
ATに必要な検査・測定の手法④
筋タイトネスの検査方法
6
ATに必要な検査・測定の手法⑤
筋委縮や筋肥大の測定方法
7
ATに必要な検査・測定の手法⑥
徒手筋力検査の測定方法
8
ATに必要な検査・測定の手法⑦
機器を用いた筋力および筋持久力の測定方法
9
ATに必要な検査・測定の手法⑧
全身持久力の測定方法
10
ATに必要な検査・測定の手法⑨
身体組成の測定方法
11
ATに必要な検査・測定の手法⑩
各測定方法のまとめ
12
スポーツ動作の観察・分析①
歩行動作、走動作の分析方法
13
スポーツ動作の観察・分析②
投動作の分析方法
14
スポーツ動作の観察・分析③
ストップ、方向転換動作の分析方法
15
まとめ
検査・測定と評価における総合実習
− 404 −
科目コード
53027
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
アスレティックトレーナー実習Ⅲ
担当者名
青木 謙介
配当年次
3
配当学期
前期
1
単位数
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーに必要なストレッチング、外傷・障害に対する応急処置、テーピングなどを実習を通して習
得する。実際にスポーツの現場で行い、競技特性を理解してコンディショニング方法を学ぶ。
<授業の到達目標>
各種疾患に対するストレッチング、応急処置、テーピングの技術を習得する。
<授業の方法>
実際のスポーツ現場で実習する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前にテキストを読んで準備する。
各自、日本赤十字協会救急法救急員の取得をしておくこと。
<成績評価方法>
筆記試験 50%と実技試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト 予防とコンディショニング」
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト アスレティックリハビリテーション」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版社
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
スポーツ現場実習(IPU付属鍼灸整骨院)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
2
スポーツ現場実習(トレーニングセンター)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
3
スポーツ現場実習(柔道)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
4
スポーツ現場実習(剣道)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
5
スポーツ現場実習(レスリング)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
6
スポーツ現場実習(ダンス)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
7
スポーツ現場実習(陸上競技)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
8
スポーツ現場実習(駅伝・長距離)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
9
スポーツ現場実習(ラグビー)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
10
スポーツ現場実習(バスケットボール)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
11
スポーツ現場実習(ハンドボール)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
12
スポーツ現場実習(サッカー)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
13
スポーツ現場実習(バレーボール)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
14
スポーツ現場実習(野球)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
15
スポーツ現場実習(ソフトボール)
ストレッチング、テーピング、応急処置を実践する。
− 405 −
科目コード
53028
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
アスレティックトレーナー実習Ⅳ
担当者名
青木 謙介
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックリハビリテーションの概念と定義を理解し、運動療法、物理療法と捕装具の使用に関する基礎知識を持っ
て、アスレティックリハビリテーションプログラムを作成したものを実践し習得していくことを目的とする。また、競
技特性に基づいたアスレティックリハビリテーションのプログラムの作成したものを実践し習得する。
<授業の到達目標>
各種疾患、各種競技におけるアスレティックリハビリテーションプログラムを作成できるようにする。
<授業の方法>
トレーニングセンターにて実習を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前にテキストを読んで準備する。
各自、日本赤十字協会救急法救急員の取得をしておくこと。
<成績評価方法>
筆記試験 50%と実技試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト 予防とコンディショニング」
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト アスレティックリハビリテーション」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版社
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
アスレティックリハビリテーション実習①
2
アスレティックリハビリテーション実習②
3
アスレティックリハビリテーション実習③
4
アスレティックリハビリテーション実習④
5
アスレティックリハビリテーション実習⑤
6
アスレティックリハビリテーション実習⑥
7
アスレティックリハビリテーション実習⑦
8
アスレティックリハビリテーション実習⑧
9
アスレティックリハビリテーション実習⑨
10
アスレティックリハビリテーション実習⑩
11
アスレティックリハビリテーション実習⑪
12
アスレティックリハビリテーション実習⑫
13
アスレティックリハビリテーション実習⑬
14
アスレティックリハビリテーション実習⑭
15
アスレティックリハビリテーション実習⑮
柔道選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実
施
剣道選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実
施
レスリング選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作
成、実施
ダンス選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、
実施
陸上短距離選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作
成、実施
陸上長距離選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作
成、実施
陸上投擲選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作
成、実施
ラグビー選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作
成、実施
バスケットボール選手のアスレティックリハビリテーションプログ
ラム作成、実施
ハンドボール選手のアスレティックリハビリテーションプログラム
作成、実施
サッカー選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作
成、実施
バレーボール選手のアスレティックリハビリテーションプログラム
作成、実施
野球選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作成、実
施
ソフトボール選手のアスレティックリハビリテーションプログラム
作成、実施
自転車競技選手のアスレティックリハビリテーションプログラム作
成、実施
− 406 −
科目コード
53029
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
アスレティックトレーナー実習Ⅴ
担当者名
青木 謙介
配当年次
4
前期
配当学期
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスレティックトレーナーの役割、スポーツ科学、運動器の解剖と機能、健康管理とスポーツ医学、検査・測定と評価、
予防とコンディショニング、アスレティックリハビリテーション、救急処置、スポーツと栄養についての基礎知識と現
場実習をもとに総合的に実践し習得していくことを目的とする。
<授業の到達目標>
トレーナーの仕事を理解して、様々な現場に対応できる力を身につける。
<授業の方法>
トレーニングセンターで実習する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業前にテキストを読んで準備する。また、選手へのアスリハの種目などを準備して授業に臨むこと。
各自、日本赤十字協会救急法救急員の取得をしておくこと。
<成績評価方法>
総合実技テスト 50%と筆記試験 50%で評価する。
<教科書>
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト 予防とコンディショニング」
日本体育協会「アスレティックトレーナー専門科目テキスト アスレティックリハビリテーション」
全国柔道整復学校協会「運動学」医歯薬出版株式会社
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
総合実習①
総合実習②
総合実習③
総合実習④
総合実習⑤
総合実習⑥
総合実習⑦
総合実習⑧
総合実習⑨
総合実習⑩
総合実習⑪
総合実習⑫
総合実習⑬
総合実習⑭
総合実習⑮
総合実習⑯
総合実習⑰
総合実習⑱
総合実習⑲
総合実習⑳
総合実習㉑
総合実習㉒
総合実習㉓
総合実習㉔
総合実習㉕
総合実習㉖
総合実習㉗
総合実習㉘
総合実習㉙
総合実習㉚
授 業 内 容
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動①
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動②
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動③
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動④
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナー活動⑤
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動①
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動②
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動③
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動④
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑤
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑥
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑦
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑧
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑨
トレーニングルームにおけるアスレティックトレーナー活動⑩
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定①
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定②
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定③
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定④
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定⑤
各運動部に対するメディカルチェックおよび体力測定⑥
グループを対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導①
グループを対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導②
グループを対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導③
グループを対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導④
個人を対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導①
個人を対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導②
個人を対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導③
個人を対象としたスポーツ外傷・障害予防トレーニングのプログラミングと指導④
現場実習のまとめ
− 407 −
科目コード
53030
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
整復臨床実習Ⅰ
担当者名
古山 喜一・河野 儀久
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
3年次において実際に患者様と接する臨床実習が大学附属接骨院で開始されるが、その臨床実習を開始するにあたり過不足の無い内容
を実習を通して学ぶ。その為には、国民から必要とされている接骨院がどの様な機能を果たせば良いのか、あるいは安価で質の良い医
療を提供する為に我々はどの様な社会的基盤づくりが必要なのかといった柔道整復術に関わる方策問題に始まり、実際に患者様から痛
みの原因を患者様の背景を含めて探り出す医療面接技法に到るまでを学習する。
<授業の到達目標>
患者に寄り添った施術を理解する。
病態情報が的確に評価できる。
<授業の方法>
少人数制のグループ単位を基本とし、実技・実習形態で行う。
<準備学習(予習・復習等)>
随時、接骨院見学等も行って行く。
<成績評価方法>
課題の内容(実技)及び定期試験で評価する。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「運動学」医歯薬出版 4,600円(税別)
<参考書>
ヘレン・J.ヒスロップ、ジャクリーン・モントゴメリー「新・徒手筋力検査法」協同医書出版社 7,500円(税別)
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
ガイダンス
身体計測
関節可動域測定法
関節可動域測定法
関節可動域測定法
関節可動域測定法
関節可動域測定法
徒手筋力検査(MMT)
徒手筋力検査(MMT)
徒手筋力検査(MMT)
徒手筋力検査(MMT)
徒手筋力検査(MMT)
神経学的検査法
柔道整復師の保険施術について、施術協定、保
険外診療など
接骨院の受付、施術者、スタッフの心掛けルール
施術
施術
施術
施術
施術
施術
物理療法
物理療法
診察技法実習
診察技法実習
診察技法実習
診察技法実習
診察技法実習
診察技法実習
まとめ
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
授 業 内 容
実習内容の説明 グループ決め
肢長・周囲径等
人体の面と線及び運動
上肢の計測
体幹及び下肢の計測
総合1
総合2
上肢の徒手筋力検査(MMT)
下肢の徒手筋力検査(MMT)
体幹の徒手筋力検査(MMT)
総合1
総合2
上肢・下肢・体幹の神経学的検査法
保険で使用する傷病名、保険給付の仕組み
接骨院での服装、挨拶、言葉使い、患者の立場になって、リスク管理等
上肢の手技療法1(stretching)
上肢の手技療法2(massage)
上肢の運動療法
下肢・体幹の手技療法1(stretching)
下肢・体幹の手技療法2(massage)
下肢・体幹の運動療法
物理療法機器の適応と禁忌及び実際の取り扱い1
物理療法機器の適応と禁忌及び実際の取り扱い2
問診に必要な技法と態度
臨床における施術録(カルテ)の書き方
紹介状・お礼状の書き方・問診のシュミレーション
問診・視診・触診・理学検査の実際(ロールプレイ)1
問診・視診・触診・理学検査の実際(ロールプレイ)2
問診・視診・触診・理学検査の実際(ロールプレイ)3
総復習
− 408 −
科目コード
53031
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
整復臨床実習Ⅱ
担当者名
古山喜一・三瀬貴生・小玉京士朗
稲川史人・河野儀久 配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業では柔道整復師に必要な教養や判断力、技術などの習得を目標とし総合的な臨床能力を養う。
ケーススタディー実習
・附属臨床実習施設の患者情報を元に傷病は何であるか、さらに今後の施術方針などを検討する。
接骨院見学実習
・附属臨床実習施設の患者の施術を見学する。また、掃除、洗濯、湿布作りなどの各種業務を行う。
ロールプレー実習
・附属臨床実習施設の患者情報を元に、患者様入室から施術開始までの流れを柔道整復師役、患者役に分けてそれぞれ実施する。
<授業の到達目標>
柔道整復師として必要条件となる接骨院での評価、評価に基づく患者様への説明、施術の組み立てが出来る。
整復・固定・施療とともに後療法をプログラミングし、リスクマネージメントが実行できる。
<授業の方法>
基本的に接骨院で実習するが、導入講義等は講義室・実技室を使用する。
・白衣の乱れ、服装、頭髪、装飾品など患者様から見て不適切な印象を与えると思われる場合には実習の参加を認めないことがある。
・また、実習中の態度が悪く患者様に迷惑をかける恐れがある場合は実習を中止することがある。
<準備学習(予習・復習等)>
実習中に担当する患者の疾患について、事前、事後を含め、詳細に把握し理解する。
<成績評価方法>
毎回の課題に対するレポートおよび実習現場での発言、態度で評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
テーマ
オリエンテーション
柔道整復師の施術
施術所について
接骨院見学実習
接骨院見学実習
接骨院見学実習
後療法について
研究課題についてのロールプレー
接骨院見学実習
接骨院見学実習
接骨院見学実習
接骨院見学実習
接骨院見学実習
研究課題によるケーススタディー
前期のまとめ
接骨院見学実習
接骨院見学実習
接骨院見学実習
接骨院見学実習
接骨院見学実習
研究課題についてのロールプレー
研究課題についてのロールプレー
まとめ
授 業 内 容
臨床実習のガイダンス
業務範囲について
関係法規に記載されている施術所を理解
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施施術から課題抽出
施術者としてチェックポイントをクリアしているか1
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施施術から課題抽出
グループで研究課題を決めロールプレーを行う
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
本学臨床実習施設内で実施
グループで研究課題を決めロールプレーを行う
グループで研究課題を決めロールプレーを行う
施術者としてチェックポイントをクリアしているか2
− 409 −
科目コード
53032
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
特別演習C
担当者名
佐藤 香里
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
就職活動成功の訓練や仕事で成功するためのスキル等を身に付ける研修がよく行われている。しかし社会に貢献でき、
自分も周囲も幸せにできる人物になるためには、自分が何者か(何が好きで、どんなことに鼓舞されるか)、そしてこ
の人生で何をしたいかという本質的なことをまず知ることが不可欠である。この授業では、講師のこれまでの社会人経
験を通じて、役に立つと認めたこれらを知る作業を個人、グループ形式で行う。
<授業の到達目標>
目標は「自分を知る」、「自分を好きになる」、「自分に自信を持つ」。具体的には以下の通り。
○自分が何が好きで、どんな時に力を発揮できるか、自分の信念、モットー、価値観などを演習を通じて知る。
○自分が仕事を通して実現したいこと、自分の強み、自分がうまく仕事を進められる成功パターンを演習を通じて知る。
また、
○社会で働く上で必要な態度やコミュニケーション能力を身に付ける。
<授業の方法>
「自分を知る」、「成功パターンを知る」、「創造力を鍛える」、「コミュニケーション、態度を腑に落ちて理解する」ため
の演習を個人、グループ形式で行う。講師からの一方的な講義はほとんど行わず、生徒自身の作業(書く、発表、ディ
スカッション、グループワーク)
<準備学習(予習・復習等)>
○持ってくるもの:筆記用具、手帳は必ず毎回持ってくる。プレゼンテーションや演習によって持ってきてほしいもの
があれば、その前の授業で伝える。
○予習:毎回、授業の最後に課題を設定するので、次回の授業までに行ってくる。
○復習:授業の最後にその日の授業で得た気づき、学びを考える時間をとる。
○その他:講師への要望、授業に関する改善案、その他課題を提出してもらう。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 80%、定期試験 20%
<教科書>
適宜、プリントを配布する。
<参考書>
特になし。
<授業計画>
計画はあくまで目安であり、学生の皆さんのニーズや状況に応じて進臨機応変に変更する。
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
テーマ
イントロダクション
自分が好きな事を知ろう
自分にとっての「成功」「幸せ」
自分の価値観、モットー
なりたい人物像を考える
行動の重要性
傾聴と態度の重要性
モチベーションを知ろう
良い案の浮かび方
人を動かすにはどうすればよいか
どんな世界にしたいか考える
感動・与えることの大切さ
カラを破る
自然体とリラックスの重要性
学期末試験
授 業 内 容
授業の説明と自己紹介
自分を知ることがなぜ大切か考える、自分の好きな事を知る演習
自分にとっての「成功」「幸せ」とは何かを考える演習
自分の価値観、モットーを知ることがなぜ大切か、何か考える演習
憧れの人は誰?その人と比べて自分に足りないものは何か考える。
行き詰った時、決断できない時にどんな行動とれば前に進めるか考える。
仕事をする上で傾聴と態度がなぜ重要か腑に落ちて理解する
自分はどんな時にどんなパワーが出るか考える演習
答えが見つからない時、名案が欲しい時、どうすればよいか考える。
人を動かすには、どうすればよいか自分のスタイルを探る。
自分が理想とする世界はどんなものか考える。
人を感動させるとはどういうことが考え、実践する。
自分が怖いと思っていることに挑戦すると何が起きるかを検証する。
自然体とリラックスがどうして大切かを理解する。
− 410 −
科目コード
53033
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
特別演習D
担当者名
佐藤 香里
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
これから社会に出ていく学生に必要な力は内定を取る力だろうか?グローバル化し、より自由なライフスタイルを求め
る人が増えている中、自分の好きな場所で好きな仕事をすることを希望する若者も増えていくのではないだろうか?こ
の講義では起業、フリーランス、海外で仕事をするなど既成概念にとらわれない新しい働き方について、世界の潮流を
見ながら、幸福度、経済面、キャリアパス、リスクなど様々な面から議論を行う。
<授業の到達目標>
○様々な働き方があることを知り、その上で自分がどのような職業人生を行いたいかを真剣に考える。
○自分の好きな仕事、ライフスタイルを築くために必要な資質が何かを自分なりの意見を持つ。
○仕事を考える上で大切にしたい価値観、優先順位について真剣に考える。
<授業の方法>
<準備学習(予習・復習等)>
○持ってくるもの:筆記用具、手帳は必ず毎回持ってくる。プレゼンテーションや演習によって持ってきてほしいもの
があれば、その前の授業で伝える。
○予習:毎回、授業の最後に課題を設定するので、次回の授業までに行ってくる。
○復習:授業の最後にその日の授業で得た気づき、学びを考える時間をとる。
○その他:講師への要望、授業に関する改善案、その他課題を提出してもらう。
<成績評価方法>
出席、発言など授業態度 40%、ミニレポート 40%、学期末試験 20%
<教科書>
特になし。適宜、プリントを配布する。
<参考書>
リンダ・グラットン 著「ワークシフト」プレジデント社
<授業計画>
計画はあくまで目安であり、学生の皆さんのニーズや状況に応じて進臨機応変に変更する。
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の説明と自己紹介
2
2025年はどんな世界?
2025年の世界はどんな社会で、どんな職業、働き方があるかディスカッション
3
企業人の生活を考える
企業で働く人の生活、仕事の仕方についてディスカッション
4
フリーランサー
フリーランスで働く人の生活、仕事の仕方についてディスカッション
5
海外で働くには(1)
海外で働くにはどのような選択肢があるのかディスカッション
6
起業(1)
起業人生についてディスカッション
7
半農半X
兼業農家の未来版についてディスカッション
8
お金の話
どれほどお金がいるのか?どれだけあれば幸福か考える。
9
ゲストスピーカー
県外の人で県内に移住してきた人から話を聞く。
10
田舎 VS 都会
田舎と都会に住むそれぞれのメリット・デメリットを考える
11
情緒的資本
これからの職業人生に必要な心の在り方について考える
12
起業(2)
社会的起業についてディスカッション
13
政治について考える
どんな制度が今後必要になってくるか考える。
14
ゲストスピーカー
15
学期末試験
起業家を読んで話を聞く。
「私が希望する職業人生と私生活」について
− 411 −
科目コード
53034
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
KIDS ENGLISH Ⅰ
担当者名
アンソニー ウォルシュ
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
This class is an absolute beginner level introduction to instructing an English environment for young
children.
<授業の到達目標>
This class is a practical training session in English with students encouraged to participate in as well as
lead activities. Additionally, students will be trained in language dialogues to expand their speaking ability.
It’
s a fun class and enthuses is on participation.
<授業の方法>
Reading stories, playing games, singing and dancing to rhythmical English content while developing
classroom management will be the main task for people taking this class.
<準備学習等(予習・復習)>
The best way to prepare for this class is by listening to children’
s music in both English and Japanese.
Most games and activities can be translated into both languages, making it easy to understand the context
of language.
<成績評価方法>
Presentation 40% , Final exam 40% and quiz 20% .
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Introduction
Outline of semester
2
Warm up games
Active activities for catching attention
3
Ice-breakers
Numbers, colours, Animals and Songs
4
Classroom Leadership
Vocabulary building and classroom language
5
Storybook Reading
Reading big books in front of groups.
6
Encouragement and Motivation
Key phrases and expressions that can reward and encourage.
7
Lesson Designs and Plans
Activities and timing
8
Mid Term
Presentations
9
Routines
Daily activities
10
Drama
Role plays
11
Group activities
Working in teams
12
Classroom management
Finding ways to engage students into activities
13
Team teaching
Working with partners is more than having a translator.
14
Rhythm and intonation
Finding your voice in the English classroom
15
Revision
Review and prepare for the final test
− 412 −
科目コード
53038
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
幼児スポーツイベント運営実習Ⅰ
担当者名
古田 康生
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業は、幼児期の体育的活動の指導力を実践的に身に付ける連続性のある科目である。つまり、Ⅰ(1年次前期)
では幼児期の代表的な体育活動の器械体操(鉄棒やマット運動など)、Ⅱ(1年次後期)では遊具を使った活動、Ⅲ(2
年次前期)では親子を対象とした親子体操、Ⅳ(2年次後期)では体育的行事の企画運営を実践的に習得する。Ⅰでは、
跳び箱や巧技台、平均台といった日常的に保育現場で活用されている移動遊具を適切に使用し、安全に子どもたちが夢
中になって取り組める指導ができるように模擬指導を繰り返しす。また、保育現場での実践を学ぶためゲストティー
チャーを招いたり、保育現場に見学に行く機会もある。
<授業の到達目標>
幼児期の体操が適切で安全に指導できる能力を身に付ける。鉄棒やマット、跳び箱、巧技台といった移動遊具を使った
体操指導、活動を安全に進行させるための安全管理、デモンストレーションなどを活用した指導技術を実践的に学び修
得する。なお、単位修得のためには14、15回目の授業で実施する模擬指導の査定を受け、合格しなければならない。
<授業の方法>
実技形式で展開し、学生相互による模擬指導を頻繁に実施する。
<準備学習等(予習・復習)>
予習:授業ごとに配布する次の授業で実施する活動の内容を熟読してくる。
復習:活動内容の指導の留意点を正しく理解し、日常の体育的の中で実践する。
<成績評価方法>
授業態度 30%、模擬指導 20%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
授業ガイダンス
2
3
4
移動遊具を使っての運動遊び1
移動遊具を使っての運動遊び2
移動遊具を使っての運動遊び3
5
6
7
移動遊具を使っての運動遊び4
移動遊具を使っての運動遊び5
移動遊具を使っての運動遊び6
8
9
10
移動遊具を使っての運動遊び7
移動遊具を使っての運動遊び8
移動遊具を使っての運動遊び9
11
12
移動遊具を使っての運動遊び10
移動遊具を使っての運動遊び11
13
14
15
移動遊具・固定遊具を使った運動遊び指導
模擬指導による指導技術の査定1
模擬指導による指導技術の査定2
授 業 内 容
IPU講義受講ルールの確認、授業内容とその方法、指導技術査定の
理解、他の授業(Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ殿関連・連続性)
幼児期の鉄棒を使った運動遊び(指導の留意点と安全確保)
幼児期の鉄棒を使った運動遊び(模擬指導の実践・VTR撮影)
幼児期の鉄棒を使った運動遊び(模擬指導のふりかえり・保育者の
助言)
幼児期のマットを使った運動遊び(指導の留意点と安全確保)
幼児期のマットを使った運動遊び(模擬指導の実践・VTR撮影)
幼児期のマットを使った運動遊び(模擬指導のふりかえり・保育者
の助言)
幼児期の跳び箱を使った運動遊び(指導の留意点と安全確保)
幼児期の跳び箱を使った運動遊び(模擬指導の実践・VTR撮影)
幼児期の跳び箱マットを使った運動遊び(模擬指導のふりかえり・
保育者の助言)
平均台・巧技台を使った運動遊びの指導留意点と安全確保
移動遊具を使った活動の指導留意点と安全確保のまとめ(指導技術
査定の対策)
移動遊具・固定遊具を使った体育的活動の模擬指導の実践
学生相互での模擬指導での指導技術の査定1
学生相互での模擬指導での指導技術の査定2及び講評
− 413 −
科目コード
53039
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
幼児スポーツイベント運営実習Ⅱ
担当者名
古田 康生
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
この授業は、幼児期の体育的活動の指導力を実践的に身に付ける連続性のある科目である。つまり、Ⅰ(1年次前期)
では幼児期の代表的な体育活動の器械体操(鉄棒やマット運動など)、Ⅱ(1年次後期)では遊具を使った活動、Ⅲ(2
年次前期)では親子を対象とした親子体操、Ⅳ(2年次後期)では体育的行事の企画運営を実践的に習得する。Ⅱでは、
ボールや輪、縄といった小型遊具を使った運動遊びの指導技術修得を目的としており、頻繁に保育現場で実施される遊
びの一つである。それらを使った運動遊びが安全に展開でき、子どもたちが遊びを通して確実に技術習得できるような
指導技術を習得する。
保育現場での実践を学ぶためゲストティーチャーを招いたり、保育現場に見学に行く機会もある。
<授業の到達目標>
幼児期の小型遊具を使った運動遊びが安全で確実に技術習得ができる指導技術を身に付ける。つまり、ボールやフープ
(輪b)、縄といった小型遊具を使い幼児期に経験させたい・獲得させたい運動機能の修得が無理なく獲得できる活動が
展開できる指導能力を習得する。
そのために、活動が安全に進行できる安全管理、デモンストレーションなどを活用した指導技術を実践的に学び修得す
る。なお、単位修得のためには14、15回目の授業で実施する模擬指導の査定を受け、合格しなければならない。
<授業の方法>
実技形式で展開し、学生相互による模擬指導を頻繁に実施する。
<準備学習等(予習・復習)>
予習:授業ごとに配布する次の授業で実施する活動の内容を熟読してくる。
復習:活動内容の指導の留意点を正しく理解し、日常の体育的の中で実践する。
<成績評価方法>
授業態度 30%、模擬指導 20%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
授業ガイダンス
2
3
4
小型遊具を使っての運動遊び1
小型遊具を使っての運動遊び2
小型遊具を使っての運動遊び3
5
6
7
小型遊具を使っての運動遊び4
小型遊具を使っての運動遊び5
小型遊具を使っての運動遊び6
8
9
10
小型遊具を使っての運動遊び7
小型遊具を使っての運動遊び8
小型遊具を使っての運動遊び9
11
12
13
小型遊具を使っての運動遊び10
小型遊具を使っての運動遊び11
小型遊具を使った運動遊び指導の留意点
14
15
模擬指導による指導技術の査定1
模擬指導による指導技術の査定2
授 業 内 容
IPU講義受講ルールの確認、学習兄用とその授業方法の理解、実技
授業での注意点
幼児期のボールを使った運動遊び(指導の留意点と安全確保)
幼児期のボールを使った運動遊び(模擬指導の実践・VTR撮影)
幼児期のボールを使った運動遊び(模擬指導のふりかえり・保育者
の助言
幼児期の輪・フープを使った運動遊び(指導の留意点と安全確保)
幼児期の輪・フープを使った運動遊び(模擬指導の実践・VTR撮影)
幼児期の輪・フープを使った運動遊び(模擬指導のふりかえり・保
育者の助言
幼児期の縄を使った運動遊び(指導の留意点と安全確保)
幼児期の縄を使った運動遊び(模擬指導の実践・VTR撮影)
幼児期の縄を使った運動遊び(模擬指導のふりかえり・保育者の助
言
縄と輪・フープを活用した集団遊びの指導
ボールを使った集団遊びの留意点
小型遊具を使った体育的活動の模擬指導の実践と指導の留意点、安
全管理
学生相互での模擬指導での指導技術の査定1
学生相互での模擬指導での指導技術の査定2及び講評
− 414 −
科目コード
53108
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
国際交流実習Ⅰ
担当者名
田村 綾子
配当年次
1・2
配当学期
前期
単位数
1
授業方法
実習
卒業要件
選択
<授業の概要>
留学生が日本を理解し日本語を適切に使う能力を身につけるには、教室の座学だけでは不十分である。この授業は、日
本人との交流を目的とした授業である。実際の交流は数回であるが、この授業では交流活動を行うための準備と交流活
動後の振り返りを行い、一つの交流活動から多くを学び、日本人や日本文化への理解を深めるものである。
<授業の到達目標>
①交流活動を行うパフォーマンス力と日本語能力を身につける。
②一つ一つの交流活動を振り返り、次の交流に生かす内省ができるようになる。
<授業の方法>
この授業ではいくつかの交流会を経験する。交流会の準備、交流会の体験、交流会を振り返る、という三つの活動を繰
り返すことにより、より確かな日本語能力を身につけていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業外の時間に交流活動に参加する場合もある。また、準備は授業時間外で行わなければならないこともある。
<成績評価方法>
準備活動 40%、交流活動参加 30%、振り返りレポート 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の進め方の説明 交流会の日程説明 交流会で何ができるか話し合い
2
第1回交流会に向けて
交流会に向けて発表準備を行う。
3
交流会①
瀬戸町で実際に交流会に参加する。
4
振り返り①
交流会のDVDを見ながら振り返る。(レポート提出)
5
エコナイトに向けて準備①
エコナイトで何ができるか話し合い、まとめる。
6
エコナイトに向けて準備②
エコナイトで行うことを企画書に書き、準備を進める。
7
エコナイトに向けて準備③
エコナイトの準備を進める。
8
第2回交流会に向けて
第2回交流会に向けて準備を行う。並行してエコナイトの準備も進める。
9
第2回交流会
第2回交流会に参加する。
10
第2回交流会の振り返り
第2回交流会の振り返りを行う(レポート提出)。並行してエコナイトの
準備を行う。
11
エコナイトに向けて準備④
エコナイト参加の最終確認と準備を行う。
12
エコナイト参加
エコナイトに参加する。
13
エコナイトの振り返り
エコナイトについて振り返る(レポート提出)。
14
地域の方と交流
地域の方に来ていただいて、盆踊りを習う。
15
地域行事に参加
地域の盆踊りに参加する。
− 415 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
朝岡 正雄
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミの目的は中学校・高等学校保健体育科教員を目指す者の意識を啓発し、教員に求められる基礎的知識と専門的知識の修得を行う
とともに、各自の保健体育教員としての適性や課題を見極め、教員としての問題意識を形成し、課題解決への糸口を見出すことにある。
前期は基礎的知識の整理、後期は各自の設定した課題に関する研究報告が中心的な課題となる。また、別時間帯において、一般教養や
専門教養の勉強会および模擬授業の研究会などを設定する予定である。
<授業の到達目標>
ゼミにおける学習を通して教員に求められる一般教養ならびに専門教養の学力を身につける。また、学習指導要領の学習と模擬授業を
通して保健体育科教員としての授業力を修得する。
<授業の方法>
課題発表、討論
<準備学習(予習・復習等)>
毎時間課される課題について次週の授業で報告を行う。
<成績評価方法>
授業における報告内容 30%、参加意欲 30%、レポート 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
定価
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
オリエンテーション
テーマの設定
調査結果の発表(1)
調査結果の発表(2)
調査結果の発表(3)
調査結果の発表(4)
調査結果の発表(5)
全体のまとめ
新たなテーマの設定
調査結果の発表(6)
調査結果の発表(7)
調査結果の発表(8)
調査結果の発表(9)
調査結果の発表(10)
全体のまとめ
テーマの設定
調査結果の発表(1)
調査結果の発表(2)
調査結果の発表(3)
調査結果の発表(4)
調査結果の発表(5)
全体のまとめ
新たなテーマの設定
調査結果の発表(6)
調査結果の発表(7)
調査結果の発表(8)
調査結果の発表(9)
調査結果の発表(10)
全体のまとめ
春休みの課題および次年
度に向けた課題の確認
ゼミナールの目的と進め方
各自の課題を明確化し、課題解決に向けた調査項目を整理する。
第1グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、2回目の発表にむけた問題点および改善点を全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、2回目の発表にむけた問題点および改善点を全体で討議する。
全員の報告内容について総括し、2回目の発表に向けた改善点を確認する。
1回目の発表の問題点および改善点を踏まえて、各自で新たなテーマを設定する。
第1グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
2回の発表の総括を行い、夏休みの課題を決め、後期の進め方について検討する。
新たなテーマを設定し、調査の手順と方法を決定する。
第1グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
全員の発表内容について総括し、2回目の発表に向けた改善点を確認する。
新たなテーマを設定し、調査の手順と方法を決定する。
第1グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
2回の発表の総括を行い、問題点と改善点を確認する。
1年間を通して各自の発表内容を総括し、次年度の進路を明確にして、春休みの課題を決定する。
− 416 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
飯出 一秀
単位数
4
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。卒業研究へ結びつく研究
課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の
研究を支援する。
<授業の到達目標>
本ゼミナールは卒業研究へ結びつく研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むこと
が出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援する。したがって本ゼミナールは3年次段階で実施することから、
学生の研究方向の拡散や広範囲な興味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極
的な支援体制を取る。
<授業の方法>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を、文献研究、測定実習、測定実習の結果をもとにした討論などを
通して身につける。
<準備学習(予習・復習等)>
自分が興味関心のある分野のジャーナル(雑誌)および研究論文集などから情報を収集すること。
<成績評価方法>
受講態度、課題研究、出席点を総合的に判断する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
文献研究-探し方-
文献研究-読み方-
文献研究-抄読-
測定実習-超音波-
討 論- 〃 -
測定実習-近赤外線-
討 論- 〃 -
測定実習-CIBEX-
討 論- 〃 -
測定実習-バランス能-
討論
測定実習-体力測定-
討 論- 〃 -
測定実習-整形外テスト-
討 論- 〃 -
測定実習-メディカルチェック-
討 論- 〃 -
測定実習-筋力測定-
討 論- 〃 -
課題研究-計画書作成・基礎-
課題研究- 〃 応用-
課題研究- 〃 発展-
課題研究-計画書に基づく測定-
課題研究- 〃 評価-
課題研究-中間発表会-
課題研究- 〃 修正-
課題研究-個別指導-
課題研究-発表会-
課題研究-討論-
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
文献研究-探し方・読み方-
論文抄読(和文)
論文抄読(英文)
超音波診断器の測定実習(1)
測定結果にもとづく討論
超音波診断器の測定実習(2)
測定結果にもとづく討論
等速性筋力測定
測定結果にもとづく討論
測定実習-バランス能測定実習-
測定結果にもとづく討論
体力測定実習
測定結果にもとづく討論
-整形外テスト-測定実習
測定結果にもとづく討論
整形外科診断学 整形外科治療法
測定結果にもとづく討論
-筋力測定- 測定実習
測定結果にもとづく討論
研究計画の作成(1)
研究計画の作成(2)
課題研究の遂行と個別指導(1)
課題研究の遂行と個別指導(2)
課題研究の遂行と個別指導(3)
中間報告(1)
中間報告(2)
課題研究の遂行と個別指導(1)
課題研究発表会(1)
課題研究発表会(2)
− 417 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャアリア形成
担当者名
勝田 麻津子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
マを検討し、調査研究を進めレポートにまとめる。とりわけ、育ちが気になる子どもへの「発達促進な援助」や「子育て支援」実践の
領域で、以下の実践の場をとおして学びを深めていきたい。
1.地域保健所主催の発達支援が必要な親子への1年間のサポート広場への関わり
2.本学で実施予定の「心理教育相談」への補助的な関わり
3.本学で実施する「子育て広場」活動への主体的な関わり
ゼミナールⅠにおいては、大学構内展開する「わくわく広場」「わくわく子育てルーム」を更に発展的に展開した新たな「子どもを育
むプロジェクト」の試みに着手する。
<授業の到達目標>
1.地域保健所主催の発達支援が必要な親子への1年間のサポート広場への関わり
2.本学で実施予定の「心理教育相談」への補助的な関わり
3.本学で実施する「子育て広場」活動への主体的な関わり
からの課題獲得
<授業の方法>
大学内で実施事業の企画立案・実施運営に取り組む
アンケート調査の実施と分析
<準備学習(予習・復習等)>
実践課題の立案(予習)
実施内容の記録・振り返り(復習)
<成績評価方法>
実践活動への参画態度、ゼミレポート
<教科書>
特になし
<参考書>
適宜配布
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
ゼミナールの目的と方法
実践活動の目的と方法について学ぶ
実践内容の検討協議
実践活動の企画立案
企画事業の実施準備
企画事業の実施
実施事業内容の反省と課題について検討
第2回目の実施事業の企画準備
第2回目の実施事業の実施
第2回目実施事業の振り返り
第3回目の実施事業の企画準備
第3回目の実施事業の実施
第2回目実施事業の振り返り
前期活動の反省と後期に向けての課題検討
調査分析と前期まとめ
第4回目の実施事業の企画準備
第4回目の実施事業の実施
第4回目実施事業の振り返り
第5回目の実施事業の企画準備
第5回目の実施事業の実施
第5回目実施事業の振り返り
第6回目の実施事業の企画準備
第6回目の実施事業の実施
第6回目実施事業の振り返り
第7回目の実施事業の企画準備
第7回目の実施事業の実施
第7回目実施事業の振り返り
実践活動の成果今後の課題の検討
29
30
ゼミレポートの作成指導
ゼミナールⅠの報告会
実践活動の目的と方法について学ぶ
各自が興味関心がある活動内容について調べ、研究テーマを検討する
ゼミナールのグループ活動として取り組む内容について協議し、活動方針を決める
年間スケジュールに応じた実践活動のスケジュールを立案する
役割分担を決めて、活動準備をする
子育て関連・運動遊び関連・コミュニケーション関連等の活動を実施運営する
実施内容の反省点と今後の課題を検討、参加者アンケートの分析
改善点をふまえて活動の運営準備を進める
子育て関連・運動遊び関連・コミュニケーション関連等の活動を実施運営する
実施内容の反省点と今後の課題を検討、参加者アンケートの分析
改善点をふまえて活動の運営準備を進める
子育て関連・運動遊び関連・コミュニケーション関連等の活動を実施運営する
実施内容の反省点と今後の課題を検討、参加者アンケートの分析
先行実践例や文献やデータ分析を踏まえながら実践活動内容を検証する
ディスカッションを通して実践内容の総括と課題について共有する
改善点をふまえて活動の運営準備を進める
子育て関連・運動遊び関連・コミュニケーション関連等の活動を実施運営する
実施内容の反省点と今後の課題を検討、参加者アンケートの分析
改善点をふまえて活動の運営準備を進める
子育て関連・運動遊び関連・コミュニケーション関連等の活動を実施運営する
実施内容の反省点と今後の課題を検討、参加者アンケートの分析
改善点をふまえて活動の運営準備を進める
子育て関連・運動遊び関連・コミュニケーション関連等の活動を実施運営する
実施内容の反省点と今後の課題を検討、参加者アンケートの分析
改善点をふまえて活動の運営準備を進める
子育て関連・運動遊び関連・コミュニケーション関連等の活動を実施運営する
実施内容の反省点と今後の課題を検討、参加者アンケートの分析
ディスカッションを通して実践内容の総括と課題について共有し、現代的課題を
検証する
個人の興味関心を明確にし、レポートの書き方を学ぶ
実践活動内容の報告会の実施(対象は1・2年生)
− 418 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
通年
配当学期
区 分
キャリア形成
担当者名
黒川 隆志
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミの目的は中学校・高等学校保健体育科教員を目指す者の意識を啓発し、教員に求められる基礎的知識と専門的知
識の修得を行うとともに、各自の保健体育教員としての適性や課題を見極め、教員としての問題意識を形成し、課題解
決への糸口を見出すことにある。前期は基礎的知識の整理、後期は各自の設定した課題に関する研究報告が中心的な課
題となる。また、別時間帯において、一般教養や専門教養の勉強会および模擬授業の研究会などを設定する予定である。
<授業の到達目標>
ゼミにおける学習を通して教員に求められる一般教養ならびに専門教養の学力を身につける。また、学習指導要領の学
習と模擬授業を通して保健体育科教員としての授業力を修得する。
<授業の方法>
課題発表、討論
<準備学習(予習・復習等)>
毎時間課される課題について次週の授業で報告を行う。
<成績評価方法>
授業における報告内容 30%、参加意欲 30%、レポート 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
オリエンテーション
テーマの設定
調査結果の発表(1)
調査結果の発表(2)
調査結果の発表(3)
調査結果の発表(4)
調査結果の発表(5)
全体のまとめ
新たなテーマの設定
調査結果の発表(6)
調査結果の発表(7)
調査結果の発表(8)
調査結果の発表(9)
調査結果の発表(10)
全体のまとめ
テーマの設定
調査結果の発表(1)
調査結果の発表(2)
調査結果の発表(3)
調査結果の発表(4)
調査結果の発表(5)
全体のまとめ
新たなテーマの設定
調査結果の発表(6)
調査結果の発表(7)
調査結果の発表(8)
調査結果の発表(9)
調査結果の発表(10)
全体のまとめ
春休みの課題および次年度
に向けた課題の確認
ゼミナールの目的と進め方
各自の課題を明確化し、課題解決に向けた調査項目を整理する。
第1グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、2回目の発表にむけた問題点および改善点を全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、2回目の発表にむけた問題点および改善点を全体で討議する。
全員の報告内容について総括し、2回目の発表に向けた改善点を確認する。
1回目の発表の問題点および改善点を踏まえて、各自で新たなテーマを設定する。
第1グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
2回の発表の総括を行い、夏休みの課題を決め、後期の進め方について検討する。
新たなテーマを設定し、調査の手順と方法を決定する。
第1グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点および改善点を全体で討議する。
全員の発表内容について総括し、2回目の発表に向けた改善点を確認する。
新たなテーマを設定し、調査の手順と方法を決定する。
第1グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、発表の問題点および改善点について全体で討議する。
2回の発表の総括を行い、問題点と改善点を確認する。
1年間を通して各自の発表内容を総括し、次年度の進路を明確にして、春休みの課題を決定する。
− 419 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
山本 孔一
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
ゼミナールは、下記にあげるキーワードをもとに受講者が研究課題を設定できるようなさまざまなアドバイスをし、ま
た、フィールドサーベイやボランティア活動にも積極的に参加できる受講者を求む。
キーワード:「総合型地域スポーツクラブ」「地域レクリエーション」「スポーツビジネス」「マーケティング」「スポー
ツ教室」
「スポーツボランティア」
「レクリエーションコーディネータ」
「クラブマネージャー」
「クラブアシスタント」
「ス
ポーツ少年団」
*レクリエーションコーディネーターおよびクラブアシスタントの資格取得を目指す学生は必ず受講しなさい。
<授業の到達目標>
受講者が研究課題を見つけられる能力および調査を通してその結果をプレゼンテーションできるスキルを身につけるこ
とを目標とする。
<授業の方法>
解説講義と調査研究。教科書は必要ありません。必要に応じて資料を配布します。
<準備学習(予習・復習等)>
講義時に配布された資料や参考図書・参考資料に目を通して講義の理解を深める。
<成績評価方法>
出席と受講態度、レポートで総合評価。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
オリエンテーション
↓
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
各協会とのタイアップ
↓
↓
各協会の組織・運営企画参加実習(1)
↓
各協会の組織・運営企画参加実習(2)
↓
各協会の組織・運営企画参加実習(3)
↓
各協会の組織・運営企画参加実習(4)
↓
各協会の組織・運営企画参加実習(5)
企画運営実習のプレゼンテーション
企画運営実習レポート作成
研究分野の決定
研究分野の先行研究紹介
調査研究の方法
研究テーマの設定
フィールドワーク・フィールドサーベイ
↓
↓
↓
調査発表中間報告
↓
↓
↓
調査研究発表会
調査研究レポート作成
授 業 内 容
地域ボランティア実習の説明
レクリエーションインストラクター、レクリエーションコーディネーター、
アシスタントマネージャーなどの資格取得の方法説明。
イベント企画運営実習・地域ボランティア実習選択
− 420 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
平田 佳弘
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは卒業研究に結びつく研究課題を、学生が自主的に発見し、興味と関心を持って研究に取り組むことができる力を養うこ
とを目的とする。本ゼミナールは3年次段階で実施するので、学生の関心が広範囲の問題に及びように多様な問題を取り上げる。具体
的には、体育・スポーツを取り巻く諸問題を取り上げた文献・雑誌の講読を行い、受講者が研究課題を設定できるようにさまざまなア
ドバイスや討論を行い、さらに調査を通してその結果を発表する能力を高められるようにする。
<授業の到達目標>
レポートとは何か、論文とは何かについて説明できるようにし、さらに研究とは何か、体育学とは何か、スポーツ科学とは何かを、自
ら興味・意欲を持って追求しようとする態度を養う。体育・スポーツに関する情報を分析したり、剣道に関する情報を身に付け、科学
的指導に結びつけることができるようにする。自分の興味・関心を持つ課題に対してゼミ論文を完成させる。
<授業の方法>
基本的には文献の内容を抄録としてまとめる作業を通して理解を深め、討論を通して自らの意見を発表できるようにし、さらに授業外
での調査を通して自身の問題として発展させ、この作業を繰り返すことを通して第一段階としてゼミ論文を制作させる。第二段階では、
個別指導を通してこのゼミ論文を卒業研究に発展させる。
<準備学習(予習・復習等)>
ワードを使用して文章をまとめられるようにする。エクセルを使って分析できるようにする。パワーポイントを使って発表できるよう
にする。
<成績評価方法>
レポート 40%、ゼミ論文 30%、発表(発表の仕方、発表資料)30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
授 業 内 容
授業についてのガイダンス
授業の進め方、準備物、評価方法等の説明
研究とは何か、体育学、スポーツ科学 「研究とは?体育学とは?、スポーツ科学とは?」について調べ、自分の興味、関心
とは何かを知る。
のある分野を探していく。
自分の研究テーマを決めていくための 論文検索の仕方を知り、興味のある論文を探して読む。
情報のつかみ方を知る。
体育・スポーツに関する最新情報
各自の興味関心に基づく文献を発表させ、内容について検討する。
体育・スポーツに関する最新情報
各自の興味関心に基づく文献を発表させ、内容について検討する。
体育・スポーツに関する最新情報
各自の興味関心に基づく文献を発表させ、内容について検討する。
体育・スポーツに関する最新情報
今までの発表内容に関してディスカッションする。どういう内容であったかまとめる。
武道に関する最新情報
武道に関する各自の興味関心がある文献を探し、まとめ、発表していく。
武道に関する最新情報
武道に関する各自の興味関心がある文献を探し、まとめ、発表していく。
武道に関する最新情報
武道に関する各自の興味関心がある文献を探し、まとめ、発表していく。
武道に関する最新情報
武道に関する今までの発表した論文・文献についてディスカッションし、まとめる。
剣道に関する最新情報
剣道に関する各自の興味関心がある文献を探し、まとめ、発表していく。
剣道に関する最新情報
剣道に関する各自の興味関心がある文献を探し、まとめ、発表していく。
剣道に関する最新情報
剣道に関する各自の興味関心がある文献を探し、まとめ、発表していく。
剣道に関する最新情報
剣道に関する今までの発表した論文・文献についてディスカッションし、まとめる。
後期授業ガイダンス
ゼミ論文作成の進め方・計画について
ゼミ論文の作成計画
各自の研究テーマ・研究計画を発表しそれについて全体討論を行う。
ゼミ論文作成計画の発表
各自の研究テーマ・研究計画を発表しそれについて全体討論を行う。
ゼミ論文作成計画の発表
各自の研究テーマ・研究計画を発表しそれについて全体討論を行う。
ゼミ論文作成計画の発表
各自の研究テーマ・研究計画を発表しそれについて全体討論を行う。
ゼミ論文作成計画の発表
各自の研究テーマ・研究計画を発表しそれについて全体討論を行う。
ゼミ論文についての個別指導
ゼミ論文の内容・構成・体裁等の指導
ゼミ論文についての個別指導
ゼミ論文の内容・構成・体裁等の指導
ゼミ論文についての個別指導
ゼミ論文の内容・構成・体裁等の指導
ゼミ論文についての個別指導
ゼミ論文の内容・構成・体裁等の指導
ゼミ論文についての個別指導
ゼミ論文の内容・構成・体裁等の指導
ゼミ論文発表会についての指導
パワーポイント資料の作成、発表準備をする。
ゼミ論文発表会
定期試験を兼ねた発表会(自己評価、他者評価)
ゼミ論文発表会
定期試験を兼ねた発表会(自己評価、他者評価)
ゼミ論文発表会
定期試験を兼ねた発表会(自己評価、他者評価)
− 421 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
水口 潔
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは卒業研究へ結びつく研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むこと
が出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援する。具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できる
よう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。
<授業の到達目標>
学生の研究方向の拡散や広範囲な興味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極
的な支援体制を取る。これらの学問を推し進めて、体育学の専門性を学ぶことを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナール形式で実施する
<準備学習(予習・復習等)>
予習:次回の予定について、参考文献などから自分の専門種目との対比を個人的にまとめておくこと。
復習:授業で説明した内容を、映像や資料を通して、自分の専門種目の練習の方法と対比して考えてみること。
<成績評価方法>
レポート課題と日頃からの活動態度を含めて、総合的に判断をする。
<教科書>
特になし
<参考書>
金子 明友「身体知の構造」明和出版 3670円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
前期のまとめ
運動学習の実践例
運動学習の実践例
運動学習の実践例
運動学習の実践例
運動学習の実践例
運動学習の実践例
学習位相について
学習位相について
学習位相について
学習位相について
学生によるレポート発表
学生によるレポート発表
学生によるレポート発表
学生によるレポート発表
まとめ
授 業 内 容
身体知の概要
具体的な種目における運動技術を考察する。
具体的な種目における運動技術を考察する。
具体的な種目における運動技術を考察する。
テニスの実践的指導方法の学習
テニスの実践的指導方法の学習
テニスの実践的指導方法の学習
テニスの実践的指導方法の学習
テニスの実践的指導方法の学習
テニスの実践的指導方法の学習
テニスの実践的指導方法の学習
テニスの実践的指導方法の学習
テニスの実践的指導方法の学習
飛び板飛び込みの実践的指導方法の学習
まとめ
ゴルフの実践的指導方法の学習
ゴルフの実践的指導方法の学習
ゴルフの実践的指導方法の学習
ゴルフの実践的指導方法の学習
ゴルフの実践的指導方法の学習
テニスの指導方法における映像の検証
テニスの指導方法における映像の検証
テニスの指導方法における映像の検証
ゴルフの指導方法における映像の検証
ゴルフの指導方法における映像の検証
まとめとしての発表
まとめとしての発表
まとめとしての発表
まとめとしての発表
まとめ
− 422 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
安田 従生
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
運動生理学やバイオメカニクスを含む人間工学の観点から、競技能力の向上や健康・体力の維持増進を目的としたトレーニング法や運
動処方による効果などについて検討し、各自の興味ある研究へと発展させていくことを目的とする。
<授業の到達目標>
スポーツ医科学分野における研究テーマに沿った抄読会や発表などを通して、質問や意見交換をしながら議論することで、科学的アプ
ローチを習得する素養を身につけていく。
<授業の方法>
個人の研究テーマ設定や発表資料作成においては、進捗状況に応じて個別に指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
提示された資料や文献に目を通し、スポーツ医科学分野の科学的アプローチを学びながら研究テーマの仮設定を行い、4年次へと繋げ
る。
<成績評価方法>
出席・発表・提出物によって総合的に評価する。
<教科書>
特定の教科書は使用しないが、必要に応じて文献や資料を配布し提示する。
<参考書>
必要に応じて紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
1
2
ガイダンス
スポーツ医科学文献の講読(A)
3
スポーツ医科学文献の講読(B)
4
スポーツ医科学文献の講読(C)
5
スポーツ医科学文献の講読(D)
6
スポーツ医科学文献の講読(E)
7
スポーツ医科学文献の講読(F)
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
研究テーマの選定
研究テーマの選定
研究テーマに関連した先行研究の収集
研究テーマに関連した先行研究の収集
先行研究の抄読会(A)
先行研究の抄読会(B)
先行研究の抄読会(C)
先行研究の抄読会(D)
先行研究の抄読会(E)
先行研究の抄読会(F)
研究テーマの方向性の再検討
研究テーマの方向性の再検討
基礎的研究・調査や資料収集(A)
基礎的研究・調査や資料収集(B)
基礎的研究・調査や資料収集(C)
基礎的研究・調査や資料収集(D)
基礎的研究・調査や資料収集(E)
基礎的研究・調査や資料収集(F)
発表資料作成
発表資料作成
発表会
発表会
まとめ
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
各自の興味のある研究テーマを捻出
各自の興味のある研究テーマを捻出
必要とする文献をインターネットや図書館等で入手
必要とする文献をインターネットや図書館等で入手
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
4年次へと繋げる研究テーマの仮設定
4年次へと繋げる研究テーマの仮設定
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
ワード、エクセル及びパワーポイントの使用を基本とした統計処理・図表の作成
ワード、エクセル及びパワーポイントの使用を基本とした統計処理・図表の作成
研究報告及び質疑応答
研究報告及び質疑応答
総括
− 423 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
崔 回淑
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは卒業研究に結びつく研究課題を学生が自主的に絞り込み、興味と関心を持って研究に取り組むことがで
きるような条件整備を行い、学生の研究を支援する。本ゼミナールは3年次段階で実施することから、学生の研究方向
の拡散や広範囲な興味・関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援体制を
取る。具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや討議を取り入れたゼミナー
ル形式とする。
<授業の到達目標>
文献抄読を通して、専門的な知識や心理学的考察の方法を実践的に学び、基本的な学術的発表能力を身につける。
<授業の方法>
体育・スポーツ心理学関連の学術雑誌から関心のある文献を受講生自らが探し出し、所定の書式に従って抄録を作成し
て発表を行う。発表される研究内容についての理解と全体討議、さらにそれと並行して卒業研究に繋がるよう各自の研
究課題を具体化する作業を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
文献検索を適宜行い、自分の興味関心のある分野の雑誌や研究論文集などから情報を収集する。
<成績評価方法>
授業への参加態度 30%、発表内容 30%、課題研究 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
ガイダンス
研究とは
3
研究とは
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
研究テーマに関する文献検索の方法
研究テーマに関する文献検索の方法
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
体育・スポーツ心理学に関する文献研究
総括
ガイダンス
ゼミ論文の作成計画の発表
ゼミ論文の作成計画の発表
ゼミ論文の作成計画の発表
ゼミ論文の作成計画の発表
ゼミ論文の作成計画の発表
個別指導
個別指導
個別指導
個別指導
個別指導
発表会
発表会
発表会
授 業 内 容
授業の概要と進め方
研究とはいかなるものなのかについて解説する:研究の性質、問題解決の
方法、研究の種類
研究とはいかなるものなのかについて解説する:研究の過程、論文の構成
など
体育・スポーツ心理学における研究テーマ及び文献収集方法の紹介
体育・スポーツ心理学における研究テーマ及び文献収集方法の紹介
各自の文献のまとめを発表させその内容について検討
各自の文献のまとめを発表させその内容について検討
内容に関する討議とまとめ
各自の文献のまとめを発表させその内容について検討
各自の文献のまとめを発表させその内容について検討
内容に関する討議とまとめ
各自の文献のまとめを発表させその内容について検討
各自の文献のまとめを発表させその内容について検討
各自の文献のまとめを発表させその内容について検討
内容に関する討議とまとめ
体育・スポーツ心理学に関わる今日的問題の総括
ゼミ論文作成の手順
個人の研究テーマ・研究計画を発表し、それについて全体討議を行う
個人の研究テーマ・研究計画を発表し、それについて全体討議を行う
個人の研究テーマ・研究計画を発表し、それについて全体討議を行う
個人の研究テーマ・研究計画を発表し、それについて全体討議を行う
個人の研究テーマ・研究計画を発表し、それについて全体討議を行う
論文の内容・構成・体裁等の指導
論文の内容・構成・体裁等の指導
論文の内容・構成・体裁等の指導
論文の内容・構成・体裁等の指導
論文の内容・構成・体裁等の指導
定期試験を兼ねた発表会
定期試験を兼ねた発表会
定期試験を兼ねた発表会
− 424 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
嘉戸 洋
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
スポーツ・体育分野における「体力」、
「トレーニング」、
「コーチング」等をキーワードとした研究課題に学生自らが興味・
関心を持つとともに、それらについて競技力向上を目的としたトレーニング方法・手段等について学術的に取り組むこ
とを目的とする。
<授業の到達目標>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を、文献研究、測定実習、測定実習の結果をもとにした討論などを
通して身につける。
<授業の方法>
文献研究をはじめ、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とす
る。
<準備学習(予習・復習等)>
日常のクラブ活動や興味のあるスポーツにおいて、疑問や課題を発見し、文献やジャーナル(雑誌)などから情報を収
集する。
<成績評価方法>
課題研究 30%、受講態度・学習意欲 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
イントロダクション
文献研究(1)
文献研究(2)
文献研究(3)
測定実習(1)
討論(1)
測定実習(2)
討論(2)
測定実習(3)
測定実習(4)
討論(3)
測定実習(5)
討論(4)
測定実習(6)
討論(5)
測定実習(7)
討論(6)
測定実習(8)
討論(7)
課題研究(1)
課題研究(2)
課題研究(3)
課題研究(4)
課題研究(5)
課題研究(6)
課題研究(7)
課題研究(8)
課題研究(9)
課題研究発表会(1)
課題研究発表会(2)
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
文献検索方法、読み方
論文抄読
論文抄読
無気的パワーの測定実習
測定結果にもとづく討論(1)
無気的持久力の測定実習
測定結果にもとづく討論(2)
有気的持久力の測定実習(1)
有気的持久力の測定実習(2)
測定結果にもとづく討論(3)
最大筋力の測定実習
測定結果にもとづく討論(4)
筋持久力の測定実習
測定結果にもとづく討論(5)
SSC能力の測定実習
測定結果にもとづく討論(6)
瞬発・調整力の測定実習
測定結果にもとづく討論(7)
研究計画の作成(1)
研究計画の作成(2)
研究計画の作成(3)
課題研究の遂行と個別指導(1)
課題研究の遂行と個別指導(2)
課題研究の遂行と個別指導(3)
課題研究の遂行と個別指導(4)
課題研究の遂行と個別指導(5)
課題研究の遂行と個別指導(6)
課題研究発表(1)
課題研究発表(2)
− 425 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
前村 公彦
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは、運動生理学、バイオメカニクス、心理学などの手法を用いて、陸上競技のトレーニングやパフォーマ
ンスの向上に関する測定技術の習得や科学的なデータを読み解く能力の育成を目的とし、陸上競技に必要とされる各種
体力要因の測定や陸上競技に関係する文献の抄読会を中心に授業を展開する。
<授業の到達目標>
本ゼミナールは、運動生理学、バイオメカニクス、心理学などの手法を用いて、陸上競技のトレーニングやパフォーマ
ンスの向上に関する側的技術の習得や科学的なデータを読み解く能力の育成を目的とする。また、これらの測定を通し
て自分の特性(動き、代謝特性)を把握・改善する能力を養い、科学的視点を持った競技者・研究者の育成を目的とする。
<授業の方法>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を、文献研究、測定実習、測定実習の結果をもとにした討論などを
通して身に着ける。
<準備学習(予習・復習等)>
自分が興味関心のある分野のジャーナル(雑誌)および研究論文集などから情報を収集してください。
<成績評価方法>
課題研究 70%、受講態度 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
文献研究①
文献研究②
文献研究③
測定実習①
討論
測定実習②
討論
測定実習③
測定実習③
討論
測定実習④
討論
測定実習⑤
討論
測定実習⑥
討論
測定実習⑦
討論
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
中間報告
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究発表会
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、ゼミの概要説明
文献の探し方、読み方
論文抄読(和文)
論文抄読(英文)
無気的パワーの測定実習
測定結果に基づく討論
無気的持久力の測定実習
測定結果にもとづく討論
有酸素的持久力の測定実習
有酸素的持久力の測定実習
測定結果にもとづく討論
最大筋力の測定実習
測定結果にもとづく討論
筋持久力の測定実習
測定結果にもとづく討論
SSC能力の測定実習
測定結果にもとづく討論
瞬発・調整力の測定実習
測定結果にもとづく討論
研究計画の作成(1)
研究計画の作成(2)
課題研究の遂行と個別指導①
課題研究の遂行と個別指導②
課題研究の遂行と個別指導③
各自の課題研究の中間報告
課題研究の遂行と個別指導④
課題研究の遂行と個別指導⑤
課題研究の遂行と個別指導⑥
課題研究の遂行と個別指導⑦
各自の課題研究を発表
− 426 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
吉岡 利貢
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールでは、運動生理学やバイオメカニクスの手法を用いて、スポーツパフォーマンスを構成する要素について
測定・評価し、論文にまとめる能力を養う。また、これらの演習を通して、卒業研究へ結びつく研究課題を、自主的に
絞り込むことを目的とする。
<授業の到達目標>
運動生理学およびバイオメカニクスの知識を身につけたうえで、測定結果を評価できる能力を養う。
<授業の方法>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を、文献研究、測定実習、測定実習の結果をもとにした討論などを
通して身につける。
<準備学習(予習・復習等)>
配布する資料を精読する。
<成績評価方法>
研究遂行能力 80%、受講態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2~12
テーマ
授 業 内 容
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
文献研究
11週に渡って、陸上競技およびサッカーのパフォーマンスに関係す
る論文の抄読を行う。
13
測定・計測実習(1)
形態の計測(上肢)
14
測定・計測実習(2)
形態の計測(下肢)
15
測定・計測実習(3)
形態の計測(足部)
16
測定・計測実習(4)
最大筋力の測定
17
測定・計測実習(5)
SSC能力の測定
18
測定・計測実習(6)
筋電図の測定
19
測定・計測実習(7)
持久力の測定(乳酸値)
20
測定・計測実習(8)
新体力テスト
21
測定・計測実習(9)
映像解析
課題研究の進捗状況報告
課題研究の進捗状況を毎週報告する。また、適宜、統計解析につい
22~27
ての実習を行う。
28~30
課題研究のまとめ
研究成果のプレゼンテーションを行う
− 427 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
藤井 宏明
4
単位数
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは卒業研究へ結びつく研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むこと
が出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援する。したがって本ゼミナールは3年次段階で実施することから、
学生の研究方向の拡散や広範囲な興味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極
的な支援体制を取る。具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を
取り入れたゼミナール形式とする。
<授業の到達目標>
卒業研究にむけて、動作分析に関する基礎的な方法論を理解し、実践できるようになることを目標とする
<授業の方法>
動作分析を行うための基礎知識を学んだ後、実際に基礎実験を計画・実行し、得られた結果をもとに討論することで研
究の進め方を理解する。
<準備学習(予習・復習等)>
自分が興味関心のある分野のジャーナル(雑誌)および研究論文集などから情報を収集し、自らが希望する研究につい
て考えておくこと。また、自己の運動経験や指導経験、運動の観察、実践での疑問から得たことを題材としても構いま
せん。
<成績評価方法>
受講態度 50%、課題研究 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
ガイダンス
運動力学の基礎的知識(並進運動)
運動力学の基礎的知識(回転運動)
運動力学の基礎的知識(動きと力)
運動力学の基礎的知識(運動効率)
スポーツバイオメカニクスに関する文献研究
スポーツバイオメカニクスに関する文献研究(歩く・走る)
スポーツバイオメカニクスに関する文献研究(跳ぶ)
スポーツバイオメカニクスに関する文献研究(投げる)
スポーツバイオメカニクスに関する文献研究(打つ)
スポーツバイオメカニクスに関する文献研究(泳ぐ)
研究計画について(研究計画書の書き方)
研究計画について(文献調査)
ミニ課題研究について
ミニ課題研究計画案 発表
動作の計測法について
動作の計測および分析について(2次元動作分析)
動作の計測および分析について(2次元パンニング法)
データ処理(デジタイズ作業)
データ処理(キネマティクスパラメータの算出)
データ処理(キネティクスパラメータの算出)
データから動きを評価する(2次元動作分析)
動作の計測および分析について(3次元動作分析)
データ処理(デジタイズ作業)
データ処理(キネマティクスパラメータの算出)
データ処理(キネティクスパラメータの算出)
データから動きを評価する(3次元動作分析)
筋力測定(体幹・下肢の筋力測定)
・データ処理
筋力測定 データ処理・考察
ミニ課題研究発表
受講上の注意、評価方法、講義の概要
キネマティクス的変数についての基礎 並進運動と回転運動
キネマティクス的変数についての基礎
キネティクス的変数についての基礎(1)
キネティクス的変数についての基礎(2)
文献の探し方、読み方
論文抄読を通じて、歩・走における力学的メカニズムを理解する
論文抄読を通じて、跳ぶにおける力学的メカニズムを理解する
論文抄読を通じて、投げるにおける力学的メカニズムを理解する
論文抄読を通じて、打つにおける力学的メカニズムを理解する
論文抄読を通じて、泳ぐにおける力学的メカニズムを理解する
研究課題をもとに、研究計画書の書き方を理解する
文献レビューを通じて、研究課題を発見する方法について理解する
ミニ課題研究(2次元・3次元動作分析・筋力測定)の説明、研究計画の作成
ミニ課題研究計画についての発表・討議を行う
動作の撮影方法、映像編集、動作時間の分析についての概要
2次元動作分析(実長換算法)
2次元動作分析(パンニング、2次元DLT法)
撮影した画像を数値化するためのデジタイズ作業を行う
デジタイズしたデータから実空間データへの変換とキネマティクスの算出
デジタイズしたデータから実空間データへの変換とキネティクスの算出
算出データからの考察を行う
3次元動作分析(3次元DLT、3次元パンニングDLT法)
撮影した画像を数値化するためのデジタイズ作業を行う
デジタイズしたデータから実空間データへの変換とキネマティクスの算出
デジタイズしたデータから実空間データへの変換とキネティクスの算出
算出データからの考察を行う。
Cybexを利用した筋力測定について学ぶ
Cybexから得られたデータの処理方法を学び、データの考察を行う
ミニ課題研究発表
− 428 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
髙橋 徹
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールでは、体育・スポーツ哲学領域の文献研究を主としつつ、体育・スポーツの人文・社会学領域に関わる研
究方法について学ぶ機会を提供する。具体的には、文献講読を通して自ら研究テーマを設定し、そのテーマに沿った研
究レポートをまとめ、研究内容を発表するという一連の研究の手続きを経験する。そこから、知的な探求を行うことの
面白さや、文献講読を通して新たな知識を発見することの醍醐味を味わい、研究意欲や研究能力を高めることをねらい
とする。
<授業の到達目標>
本ゼミナールでは、論文作成や研究を進めていく上での基礎的能力、課題設定能力、課題解決能力などの向上を目指す
こととする。その中でも特に、体育・スポーツ哲学領域の文献研究を主としつつ、体育・スポーツの人文・社会学領域
に関わる研究方法の習得を到達目標とする。
<授業の方法>
ゼミ活動の導入段階では、文献を読み込みながら、現代の体育・スポーツが抱える様々な課題について議論・検討する。
次の段階では、各自が研究テーマを具体化し、テーマに沿った文献の収集・発表を行うことで研究を深めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
発表分担に応じてレジュメを用意する。研究テーマに関連する書籍に日常的に目を通すという読書習慣を確立すること
が、本ゼミナールの活動の予習・復習となる。
<成績評価方法>
受講意欲・学習態度 30%、レポート・発表の内容 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
文献講読の方法
体育哲学の研究内容
スポーツ哲学の研究内容
体育・スポーツ哲学の研究課題
体育・スポーツ哲学の研究方法
研究テーマの設定
国内文献の収集方法
国内の書籍の調査・収集
国内の論文の調査・収集
海外文献の収集方法
海外の書籍の調査・収集
海外の論文の調査・収集
文献リストの作成
中間まとめ(研究テーマの検討)
国内文献の内容報告
海外文献の内容報告
研究計画の立案
研究テーマの発表
研究レポートの作成方法
研究テーマに沿った文献の収集
研究テーマに沿った文献の講読
研究テーマに沿った文献の検討
研究レポートの個別指導
研究レポートの作成
研究発表の個別指導
研究発表の準備
研究発表会
発表内容の評価
総括
授 業 内 容
授業の概要と進め方
発表担当箇所の振り分け、レジュメの書き方・発表方法の説明
体育哲学の研究内容に関する文献の講読
スポーツ哲学の研究内容に関する文献の講読
体育・スポーツ哲学の研究課題に関する文献の講読
体育・スポーツ哲学の研究方法に関する文献の講読
各自が関心を持った研究テーマの発表
図書館とインターネットを利用した国内文献の検索
国内書籍の発表、ディスカッション
国内論文の発表、ディスカッション
図書館とインターネットを利用した海外文献の検索
海外書籍の発表、ディスカッション
海外論文の発表、ディスカッション
研究テーマに関わる文献リストの作成・提出
各自の研究テーマに関する全体でのディスカッション
国内文献の内容の発表、ディスカッション
海外文献の内容の発表、ディスカッション
研究レポート作成に向けた計画の立案
研究レポートを作成する上でのテーマの発表
研究レポートの書き方・研究発表の方法の説明
研究テーマに沿った国内外の文献を収集する
研究テーマに沿った国内外の文献を講読する
研究テーマに沿った国内外の文献の内容を検討する
研究レポートの内容・構成・体裁の指導
研究レポートの内容確認
研究発表の内容・構成・体裁の指導
研究発表の内容確認
研究内容の発表
研究内容についての全体でのディスカッション
研究レポートの提出
− 429 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
青木 謙介
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは卒業研究に結び付く研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心を持って研究に取り組むことが
できるようにな条件整備を行い、学生の研究を支援する。したがって本ゼミナールは3年次段階で実施することから、
学生の研究方向の拡散や広範囲な興味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極
的な支援体制を取る。具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を
取り入れたゼミナール形式とする。
<授業の到達目標>
先行研究をまとめて文章を書く能力を身につける。
先行研究をまとめてプレゼンテーションする能力を身につける。
各自課題を見つけて調査し、解析する能力を身につける。
<授業の方法>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を、文献研究、調査研究、測定研究などの結果をもとにした討論な
どを通じて身につける。
<準備学習(予習・復習等)>
自分が興味関心のあるジャーナルに目を通して情報を収集する。
<成績評価方法>
定期的に行うプレゼンテーションや提出資料によって総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
スポーツ医学文献研究①
スポーツ医学文献研究②
スポーツ医学文献研究③
スポーツ医学文献研究④
スポーツ医学文献研究⑤
スポーツ医学文献研究⑥
スポーツ医学文献研究⑦
研究テーマについて
ミニ課題研究について①
ミニ課題研究について②
ミニ課題研究について③
ミニ課題研究について④
ミニ課題研究について⑤
ミニ課題研究計画発表会
データ収集方法①
データ収集方法②
データ収集方法③
データ収集方法④
データ収集方法⑤
データ収集方法⑥
データ処理方法①
データ処理方法②
データ処理方法③
発表資料作成①
発表資料作成②
発表資料作成③
発表会①
発表会②
まとめ
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
文献の探し方、読み方、まとめ方
興味のある論文をまとめて発表および内容の検討
興味のある論文をまとめて発表および内容の検討
興味のある論文をまとめて発表および内容の検討
興味のある論文をまとめて発表および内容の検討
興味のある論文をまとめて発表および内容の検討
興味のある論文をまとめて発表および内容の検討
4年次につなげる研究テーマの仮設定
興味のある分野の論文抄読、発表資料作成
興味のある分野の論文抄読、発表資料作成
興味のある分野の論文抄読、発表資料作成
興味のある分野の論文抄読、発表資料作成
興味のある分野の論文抄読、発表資料作成
ミニ課題研究計画についての発表・討論
計画に基づいたデータ収集
計画に基づいたデータ収集
計画に基づいたデータ収集
計画に基づいたデータ収集
計画に基づいたデータ収集
計画に基づいたデータ収集
収集したデータの解析方法
データ解析
データ解析
パワーポイントを使用した発表資料作成
パワーポイントを使用した発表資料作成
パワーポイントを使用した発表資料作成
ミニ課題研究の発表会
ミニ課題研究の発表会
総括
− 430 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
田原 陽介
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは卒業研究に結びつく研究課題を、学生が主体的に発見し、興味や関心を持って研究に取り組むことができる力を育むよ
うな条件整備を行い、学生の研究を支援する。したがって、本ゼミナールは3年次段階で実施することから、まず広く学生が興味を持
ちやすいテーマについて共同で学習し、そのテーマが抱える問題点について議論をし、理解を深めていく。さらに、スポーツ経営分野
で活躍した人物や現場の人を積極的に招き、身近に感じることにより、学習意欲を高める。
<授業の到達目標>
①スポーツ経営学及びスポーツビジネス論の基礎知識を復習し、その概要が理解できる
②スポーツ経営学分野の諸領域(学校経営、地域スポーツ経営、プロスポーツ経営、民間スポーツ経営)について、その概要と問題点
を理解できる。
③日本全体のスポーツ振興について、何が問題か、構造的な問題について理解し、議論する力を身につける。
<授業の方法>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を得るために、文献研究、ヒアリング、新聞や雑誌などの情報をもとにした討論を
中心に展開する。
<準備学習(予習・復習等)>
プロスポーツやスポーツ振興に関わるテレビや新聞などには常に触れるように心がけること。
<成績評価方法>
受講態度(質疑への参加状況)35%、テーマに応じた課題 65%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
ガイダンス
学校体育経営論①
3
4
5
学校体育経営論②
学校体育経営論③
学校体育経営論④
6
7
学校体育経営論⑤
プロスポーツ経営論①
8
9
10
11
12
プロスポーツ経営論②
プロスポーツ経営論③
プロスポーツ経営論④
プロスポーツ経営論⑤
地域スポーツ経営論①
13
14
15
16
17
地域スポーツ経営論②
地域スポーツ経営論③
地域スポーツ経営論④
地域スポーツ経営論⑤
民間スポーツ経営論①
18
19
20
21
22
民間スポーツ経営論②
民間スポーツ経営論③
民間スポーツ経営論④
民間スポーツ経営論⑤
課題研究のテーマ設定①
23
24
25
26
27
28
29
30
課題研究のテーマ設定②
課題研究のケーススタディ①
課題研究のケーススタディ②
課題研究のケーススタディ③
課題別グループの発表と討議①
課題別グループの発表と討議②
課題別グループの発表と討議③
本授業のまとめ
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
学校運動部の現代的在り方を討議するに必要な基礎的知識を諸資料(中央
教育審議会答申、旧保健体育審議会答申、各種統計資料)に基づき理解する。
同上
同上
全体討議(運動部をめぐる問題のリストアップと問題の構造化-本質的問
題と派生的問題の整理-)
同上
プロスポーツ経営の将来像を討議するための基礎知識・情報を理解し、テー
マの選択及びグルーピングを行う。
同上
プロスポーツ経営に関するテーマについて、ディベートを行う。
同上
同上
地域のスポーツ経営の諸問題と総合型地域スポーツクラブの在り方を討議
するに必要な基礎的知識を諸資料に基づき理解する。
同上
全体討議(地域スポーツクラブをめぐる問題のリストアップの構造化)
同上
同上
民間スポーツ経営(主にフィットネスクラブ)の在り方を討議するに必要
な基礎的知識を諸資料に基づき理解する。
同上
全体討議(フィットネスクラブをめぐる問題のリストアップの構造化)
同上
同上
個別の研究課題の抽出とグルーピング:個別に関心のある研究課題を整理
し、類似課題のグルーピングを行う。
同上
研究課題の討議に相応しいスポーツ組織を選択し、ケーススタディを行う。
同上
同上
グループ別のまとめを発表し、課題解決について討議する。
同上
同上
本授業のまとめを行うとともに、次年度に向けての課題の提出
− 431 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
早田 剛
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。卒業研究へ結びつく研究
課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の
研究を支援する。
具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール
形式とする。①情報整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③実験計画、④実験の実施、⑤実験結果に対する考察の基
礎を学ぶ。
<授業の到達目標>
研究論文の構成を理解すること。論文検索ができるようになり、その内容を精査できるようになることを目標としてい
る。更に理解した内容を人に分かりやすくプレゼンテーションができるようになることを目標としている。
<授業の方法>
グループにて興味関心のある分野に関連する情報を収集し、分かりやすいプレゼンテーションを検討する。
<準備学習(予習・復習等)>
研究課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し、研究仮説を立てること。
<成績評価方法>
課題達成度 100%
<教科書>
特になし
<参考書>
鍵和田京子(2001.11)「よくわかる卒論・修論のための統計処理の選び方」東京図書 2,500円+税
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス(1)
研究論文の構成
研究論文の読み方
文献検索(1)
文献検索(2)
抄読発表(1)
抄読発表(2)
抄読発表(3)
抄読発表(4)
抄読発表(5)
抄読発表(6)
抄読発表(7)
抄読発表(8)
抄読発表(9)
抄読発表(10)
筋力測定(1)
筋力測定(2)
筋力測定(3)
筋電図測定(1)
筋電図測定(2)
筋電図測定(3)
筋エコー測定(1)
筋エコー測定(2)
筋エコー測定(3)
動作解析(1)
動作解析(2)
動作解析(3)
動作解析(4)
動作解析(5)
まとめ
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
論文の構成、統計について学ぶ
研究論文の読み方について学ぶ
論文検索方法、採択方法について学ぶ
興味のある研究テーマについて、文献検索を行なう。
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(1)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(2)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(3)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(4)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(5)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(6)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(7)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(8)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(9)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(10)
筋力測定の実習(1)
筋力測定の実習(2)
筋力測定の実習(3)
筋電図測定の実習(1)
筋電図測定の実習(2)
筋電図測定の実習(3)
筋エコー測定の実習(1)
筋エコー測定の実習(2)
筋エコー測定の実習(3)
動作解析の実習(1)
動作解析の実習(2)
動作解析の実習(3)
動作解析の実習(4)
動作解析の実習(4)
まとめ・4年次の研究テーマ設定
− 432 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
新井 啓之
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。卒業研究へ結びつく研究
課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の
研究を支援する。
具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール
形式とする。①情報整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③実験計画、④実験の実施、⑤実験結果に対する考察の基
礎を学ぶ。
<授業の到達目標>
研究論文の構成を理解すること。論文検索ができるようになり、その内容を精査できるようになることを目標としてい
る。更に理解した内容を人に分かりやすくプレゼンテーションができるようになることを目標としている。
<授業の方法>
グループにて興味関心のある分野に関連する情報を収集し、分かりやすいプレゼンテーションを検討する。
<準備学習(予習・復習等)>
研究課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し、研究仮説を立てること。
<成績評価方法>
課題達成度 100%
<教科書>
特になし
<参考書>
鍵和田京子(2001.11)「よくわかる卒論・修論のための統計処理の選び方」東京図書 2,500円+税
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス(1)
研究論文の構成
研究論文の読み方
文献検索(1)
文献検索(2)
抄読発表(1)
抄読発表(2)
抄読発表(3)
抄読発表(4)
抄読発表(5)
抄読発表(6)
抄読発表(7)
抄読発表(8)
抄読発表(9)
抄読発表(10)
病理検査(1)
病理検査(2)
病理検査(3)
衛生学・公衆衛生調査(1)
衛生学・公衆衛生調査(2)
衛生学・公衆衛生調査(3)
接骨院マーケティング調査(1)
接骨院マーケティング調査(2)
接骨院マーケティング調査(3)
接骨院経営調査(1)
接骨院経営調査(2)
接骨院経営調査(3)
接骨院経営調査(4)
接骨院経営調査(5)
まとめ
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
論文の構成、統計について学ぶ
研究論文の読み方について学ぶ
論文検索方法、採択方法について学ぶ
興味のある研究テーマについて、文献検索を行なう。
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(1)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(2)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(3)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(4)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(5)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(6)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(7)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(8)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(9)
文献検索した論文の抄読発表を順番に行なう(10)
病理学検査の実習(1)
病理学検査の実習(2)
病理学検査の実習(3)
衛生学・公衆衛生学調査の実習(1)
衛生学・公衆衛生学調査の実習(2)
衛生学・公衆衛生学調査の実習(3)
マーケティング事例研究(1)
マーケティング事例研究(2)
マーケティング事例研究(3)
接骨院経営事例研究(1)
接骨院経営事例研究(2)
接骨院経営事例研究(3)
接骨院経営事例研究(4)
接骨院経営事例研究(4)
まとめ・4年次の研究テーマ設定
− 433 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
小玉 京士朗
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。卒業研究へ結びつく研究
課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の
研究を支援する。
また、健康科学科の教育方針及びカリキュラムを理解し、医療従事者として相応しい人物になれるよう、また自立した
一社会人となれるよう演習形式で実施する。
<授業の到達目標>
学部、学科の教育方針に準じた医療従事者として自立性・自律性、優しさ、責任感の人間育成、知識、技術の習得。
<授業の方法>
テーマに沿った講義、演習等で実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
毎回実施するテーマに即した課題の提出、レポートの作成
<成績評価方法>
課題達成度 100%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
医療(1)
医療(2)
医療(3)
医療(4)
医療(5)
測定と評価(1)
測定と評価(2)
測定と評価(3)
測定と評価(4)
測定と評価(5)
測定と評価(6)
計測(1)
計測(2)
中間まとめ
運動器疾患(1)
運動器疾患(2)
運動器疾患(3)
運動器疾患(4)
リハビリテーション(1)
リハビリテーション(2)
リハビリテーション(3)
リハビリテーション(4)
リハビリテーション(5)
リハビリテーション(6)
リハビリテーション(7)
リハビリテーション(8)
リハビリテーション(9)
リハビリテーション(10)
総まとめ
授 業 内 容
ゼミナールⅠにおける年間の進行方法について
理想の医療について
人から情報を仕入れる方法について(問診)
人から情報を仕入れる方法について(視診)
人から情報を仕入れる方法について(触診)
人から情報を仕入れる方法について(理学検査)
体格について
筋力について
傷害における評価方法(関節可動域)について
傷害における評価方法(徒手筋力検査)について
競技における傷害の特徴について
傷害調査方法について
検査・測定演習(1)
検査・測定演習(2)
測定結果からみる競技特性について
運動器疾患について
運動器疾患(骨疾患)について
運動器疾患(筋疾患)について
運動器疾患(神経疾患、その他疾患)について
リハビリテーションについて
リハビリテーションプログラムについて
リハビリテーションにおける手法(物理療法)について
リハビリテーションにおける手法(運動療法、ROM)について
リハビリテーションにおける手法(運動療法、M/S)について
リハビリテーションにおける手法(運動療法、手技療法)について
リハビリテーションにおける評価について
競技による傷害者に対するリハビリテーション演習(1)
競技による傷害者に対するリハビリテーション演習(2)
競技による傷害者に対するリハビリテーション演習評価
運動器疾患とリハビリテーションについて
− 434 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
三瀬 貴生
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。卒業研究へ結びつく研究課題を、学生が
自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援する。したがって本
ゼミナールは3年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を
一定程度に特定できるよう積極的な支援体制を取る。
具体的にはスポーツ外傷・障害に対するリハビリテーション活動やスポーツの現場における実際の活動を通して研究課題の探究を支援
する。また、外傷・障害に対する検査・測定によるデータの収集とその方法、解析方法の基礎を学びます。
<授業の到達目標>
研究課題の抽出から研究計画を立案して実行し、その結果について考察・ディスカッションできることを目標とする。
<授業の方法>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を、文献研究、測定実習、測定実習の結果をもとにした討論などを通して身につける。
<準備学習(予習・復習等)>
自分が興味関心のある分野のジャーナル(雑誌)および研究論文集などから情報を収集すること。
<成績評価方法>
受講態度、出席状況、課題の内容(課題研究、レポートなど)を総合的に判断する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
ガイダンス
文献研究-探し方-
文献研究-読み方-
文献研究-抄読-
疫学調査-概要-
疫学調査-先行研究-
疫学調査-質問紙の作成-
疫学調査-質問紙法の実施-
疫学調査-データの収集と解析-
10
疫学調査-結果の考察とディスカッション-
11
12
13
14
15
16
17
18
メディカルチェック-概要-
メディカルチェック-先行研究-
測定実習-関節弛緩性の検査-
測定結果の考察とディスカッション-関節弛緩性-
測定実習-筋タイトネスの検査-
測定結果の考察とディスカッション-筋タイトネス-
測定実習-周囲径・アライメントの計測-
測定結果の考察とディスカッション
-周囲径・アライメント-
測定実習-関節可動域測定-
測定結果の考察とディスカッション-関節可動域-
課題研究-計画書作成・基礎-
課題研究- 〃 応用-
課題研究- 〃 発展-
課題研究-計画書に基づく測定-
課題研究- 〃 評価-
課題研究-中間発表会-
課題研究- 〃 修正-
課題研究-個別指導-
課題研究-発表会-
課題研究-ディスカッション-
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
文献の探し方について、ネット、アプリを用いた検索方法を紹介する。
文献の読み方について学習する。
探してきた文献を読み、その内容を発表する。
疫学調査の概要について学習する。
疫学調査の先行研究について学ぶ。
質問紙(アンケート)の作成について学ぶ。
作成した質問紙(アンケート)を対象者に実施することを学ぶ。
質問紙(アンケート)から得られたデータの管理方法と解析方法について
学ぶ。
質問紙(アンケート)から得られたデータ解析の結果について、考察する
ことを学ぶ。また、その結果をもとにディスカッションすることを学ぶ。
メディカルチェックの概要について学習する。
メディカルチェックの先行研究について学ぶ。
関節弛緩性の検査を実施し、データを取る。
測定結果にもとづくディスカッション
筋タイトネスの検査を実施し、データを取る。
測定結果にもとづくディスカッション
周囲径・アライメントの計測を実施し、データを取る。
測定結果にもとづくディスカッション
関節可動域測定を実施し、データを取る。
測定結果にもとづくディスカッション
研究計画の作成(1)
研究計画の作成(2)
課題研究の遂行と個別指導(1)
課題研究の遂行と個別指導(2)
課題研究の遂行と個別指導(3)
中間報告(1)
中間報告(2)
課題研究の遂行と個別指導(4)
課題研究発表会(1)
課題研究発表会(2)
− 435 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
河野 儀久
単位数
4
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
スポーツ選手の体力トレーニング(特に筋力トレーニング)について、エクササイズテクニック、年間トレーニング計
画の作成法、各期のトレーニングプログラムの作成法、体力測定および評価についての基礎および指導法を体系的に学
び、実践力を身につけてゆく。
<授業の到達目標>
1.各種エクササイズを正しく実践できる
2.目的に応じたトレーニングプログラムを作成できる
3.各種エクササイズテクニックの指導ができる
<授業の方法>
実技および講義
<準備学習(予習・復習等)>
授業で行ったエクササイズについて日常的に継続することが望ましい。
<成績評価方法>
出席 25%、レポート作成 75%
<教科書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
オリエンテーション
オリエンテーション
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
エクササイズテクニック
測定・評価1
測定・評価2
筋肥大のトレーニング負荷設定
筋力アップの負荷設定
パワーアップの負荷設定
ピリオダイゼーション1
ピリオダイゼーション2
ケーススタディ(具体的なスポーツ種目別トレー
ニングプログラム作成)
ケーススタディ2(具体的なスポーツ種目別トレー
ニングプログラム作成)
ケーススタディ3(具体的スポーツ種目別トレー
ニングプログラム作成)
プレゼンテーション
予備日
予備日
予備日
予備日
24
25
26
27
28
29
30
授 業 内 容
個人面談
授業計画の説明
パワークリーン
パワースナッチ
クリーンおよびスナッチのテクニック評価
ベンチプレスおよびスクワット
ベンチプレスおよびスクワット2
上肢の種目
下肢の種目
体幹の種目
プライオメトリックトレーニング(初級)
プライオメトリックトレーニング(中級)
プライオメトリックトレーニング(上級)
ダイナミックストレッチング SAQトレーニング
SAQトレーニング2
− 436 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
古山 喜一
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
「柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。卒業研究へ結びつく研
究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生
の研究を支援する。」
したがって本ゼミナールは、学生の研究方向の拡散や広範囲な興味関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定
程度に特定できるよう積極的な支援体制を取る。
具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール
形式とする。ゼミナールⅠ(基礎)での学習①学んだ情報整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③関連文献収集、④
課題確認を発展させる。
テーマ領域 1)柔道整復師に必要な知識と技術の実践的な研究
2)健康運動が身体に及ぼす実践的な研究
3)認知予防に関する挑戦的研究
4)ウインタースポーツ(スキー、スノーボード)に関する傷害調査
<授業の到達目標>
柔道整復師に必要な幅広い知識や技術に関して科学的思考を用いことによりアプローチが出来るように、各種の研究手
法を学びながら研究テーマを設定し、研究を通して柔道整復師としての役割と責任を再確認し、専門家への資質を培う
と共に、科学的研究思考を修得することを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、調査・実験しながら柔道整復師に必要な知識の確認を行う。
基本的には学生自身の発表と共同討議による演習形式で進めていくが、進捗状況によっては個別指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
研究課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し分析する。
<成績評価方法>
課題達成度 100%で評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
2~10
文献研究(2)~(10)
研究分野の論文抄読
11〜15
研究計画の作成(11)~(15)
各自の研究テーマ・研究計画の立案
16〜20
研究の実施(16)~(20)
各自の研究テーマについて実験・調査の実施
21~27
共同討議(21)~(27)
各自の研究内容について発表し共同討議する
28
総括
定期試験を兼ねた発表会
29
総括
定期試験を兼ねた発表会
30
総括
定期試験を兼ねた発表会
− 437 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
小川 正人
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは、国際社会および地域社会が直面している研究テーマに対して、調査し、文章にまとめ、他者に伝える
能力を養う。
<授業の到達目標>
一連の研究活動を通して、計画立案、交渉、論理的思考そしてプレゼンテーションといった広範な能力を身につける。
<授業の方法>
はじめに研究計画を発表させ、その内容について全体で討議し、より良い調査へと導く。また、研究結果は、再度発表
することとし、内容について討議する。
<準備学習(予習・復習等)>
調査計画、結果の報告準備を行う。
<成績評価方法>
研究への姿勢 70%、発表内容 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1~3
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
4~10
研究計画の立て方
研究計画を立案する行程について講義する
11~20
研究計画の報告
研究計画を発表および討議する
21~25
研究の進捗状況報告
研究の進捗状況を毎週報告する。また、適宜、統計解析についての
実習を行う
26~30
研究のまとめ
研究成果をプレゼンテーションし、全員で討議する
− 438 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
田村 綾子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
就職や卒業論文を書くための日本語能力を確実につけるためのゼミである。中級後半からの復習から始まり、新聞を読
み、意見を言い、レポートがかけるようになるまで練習する。後半は就職に向けてどのような活動をしなければならな
いか調べ、発表する。
<授業の到達目標>
①日本語の新聞を読んで内容が把握できる。
②社会問題について日本語で意見が言える。
③N2~N1レベルの日本語を目指す。
<授業の方法>
日本語の読み、書き、討論を行う。確実に日本語力を身につける。
<準備学習(予習・復習等)>
毎回、予習用の課題を出すので必ずしてくること。
<成績評価方法>
予習 30%、発表 30%、課題提出 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
イントロダクション
N2レベルの問題①
N2レベルの問題②
N2レベルの問題③
N2レベルの問題④
N2レベルの問題⑤
N2レベルの問題⑥
N2レベルの問題⑦
N2レベルの問題⑧
N1レベルの問題①
N1レベルの問題②
N 1レベルの問題③
N1レベルの問題④
N1レベルの問題⑤
N1レベルの問題⑥
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
発表練習①
N1レベルの問題⑦
N1レベルの問題⑧
N1レベルの問題⑨
N1レベルの問題⑩
N1レベルの問題⑪
N1レベルの問題⑫
N1レベルの問題⑬
N1レベルの問題⑭
振り返り
就職に向けて①
就職に向けて②
就職に向けて③
就職に向けて④
発表練習②
授 業 内 容
授業の進め方の説明。プレイスメントテストを行い、スタートのレベルを決める。
新聞記事を読んで要約。ディスカッション。N2レベルの問題をする。
新聞記事の事実文を読んで要約。ディスカッション。N2レベルの問題②をする。
新聞記事の意見文を読み要約。ディスカッション。N2レベルの問題をする。
新聞の長めの記事を読んで要約。ディスカッション。N2レベルの問題をする。
新聞の長めの記事を読んで要約。ディスカッション。N2レベルの問題をする。
日本語能力試験に向けて対策授業をする。
日本語能力試験に向けて対策授業を行う。聴解に重点を置く。
日本語能力試験に向けて対策授業を行う。文法を総復習する。
N1レベルの問題の傾向とN2との違いを説明し、問題を解く。
新聞のコラムを読んで要約する。N1レベルの問題をする。
新聞のコラムを読み、要約する。N1レベルの語彙問題をする。
新聞のコラムを読んで要約する。N1レベルの漢字の問題をする。
新聞のコラムを読んで要約する。N1レベルの文法問題をする。
新聞のコラム記事を読んで、それに対して意見を言い、文章にまとめる。N1の文法
問題をする。
夏休み中に読んだ新聞記事について発表する。
新聞の長めの記事を読んで、意見文を書く。N1の聴解問題をする。
新聞の長めの記事を読んで意見文を書く。N1レベルの語彙と漢字の問題をする。
新聞の社説を読み、内容を把握する。N1の文法問題をする。
新聞の社説を読み内容を把握する。N1の聴解問題をする。
文法と聴解を中心に日本語能力試験N1対策授業を行う。
N1の文法と読解中心に日本語能力試験対策授業を行う。
N1の語彙と文法を中心に、日本語能力試験対策問題を行う。
N1の聴解と読解を中心に日本語能力試験対策授業を行う。
日本語能力試験について振り返る。
将来就きたい仕事について考えるために、様々な職種について調べる。
自分が調べた仕事について発表する。
日本での就職活動についての記事を読む。
自分の将来について作文を書く。
自分の将来について発表を行い、これからの就職に向けて行わなければならない活動
について話し合う。
− 439 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
長野 真澄
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
この授業では、前期から10月にかけては日本語教育能力検定試験を視野に入れて日本語教師に求められる知識の定着を目指し、毎回、
担当者を決めて教員の指定した分野に関する資料購読と発表を行う。10月以降は、各自の興味のある分野に対する理解を深めるため、
学生自身が文献を選択し、レジュメ作成と発表を実施する。また、ゼミ活動の一環として本学の留学生との接触機会を多く設け、自身
の体験を通じて留学生教育・日本語教育に対する意識を高めていく。
<授業の到達目標>
授業の目的は次の3点である。
1.日本語教員として求められる基礎知識の定着
2.日本語教育分野における研究に対する理解深化
3.日本語教育・留学生教育に携わる者としての自覚の育成
<授業の方法>
学生によるレジュメ作成、発表及びそれに関する議論が中心となる。
<準備学習(予習・復習等)>
自身が担当となった際にはレジュメを作成すること。
自身の担当会でないときも、事前に示された資料はしっかりと読み込み、理解した上で議論に参加すること。
<成績評価方法>
毎回の授業参加態度をもとに評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション 文章の書き方について
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
日本語の文法
文字・表記
日本語史
教授法
異文化間教育・コミュニケーション教育
言語教育と情報
言語の獲得と理解
言語習得
音声学
聴解問題
12
社会言語学(1)
授業の概要と評価方法 日本語教育能力検定試験の記述問題を視野に入れた
文章の書き方のガイダンス
言語の構造や日本語文法の要点をまとめて発表
日本語の文字・表記の要点をまとめて発表・議論
日本語史の要点をまとめて発表・議論
教授法の要点をまとめて発表・議論
異文化間教育・コミュニケーション教育の要点をまとめて発表・議論
言語教育におけるリテラシーに関する要点をまとめて発表・議論
言語獲得と理解の過程の要点をまとめて発表・議論
言語習得や言語発達の要点をまとめて発表・議論
音声学の要点をまとめて発表・議論
日本語教育能力検定試験の聴解問題を実際に解きながら、用語や基礎知識を
復習する
コミュニケーション学や社会と言語の関わりについて文献購読をし、発表・
議論
待遇表現や言語変種についての論文を購読し、発表・議論
日本語教育の歴史をまとめ、発表・議論
異文化接触や異文化適応についてまとめ、発表・議論
模擬テストとフィードバック(1)
模擬テストとフィードバック(2)
テーマの絞り方 レジュメの作成方法
文献購読と発表、議論を通じたテーマの模索
テーマに関連した文献の購読及び発表、議論
1年の振り返り及び来年度の目標設定
13
14
15
16
17
18
19~22
23~29
30
社会言語学(2)
日本語教育史
異文化接触
日本語教育能力検定試験対策(1)
日本語教育能力検定試験対策(2)
今後のゼミの進め方についての説明
研究テーマの模索
文献購読
総括
− 440 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
井上 聡
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
英語に関わらず、教員を目指す学生にとって、問題意識を醸成させるための機会とする。したがって、授業内容は演習
形式となり、各人による発表、質疑応答が中心となる。
<授業の到達目標>
今後の教育改善に向けての問題意識を明確に持つとともに、改善のための手段を考案できること。
<授業の方法>
発表、討論、レポート
<準備学習(予習・復習等)>
月に1回の課題報告とレポート提出
<成績評価方法>
出席態度 30%、課題報告 40%、レポートの精度 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
問題提起(1)
問題提起(2)
問題提起(3)
先行研究(1)
先行研究(2)
先行研究(3)
先行研究(4)
先行研究(5)
研究課題報告(1)
研究課題報告(2)
研究課題報告(3)
研究課題報告(4)
研究課題報告(5)
まとめ
課題進捗状況報告(1)
課題進捗状況報告(2)
課題進捗状況報告(3)
課題進捗状況報告(4)
課題進捗状況報告(5)
課題進捗状況報告(6)
課題進捗状況報告(7)
課題進捗状況報告(8)
模擬授業(1)
模擬授業(2)
模擬授業(3)
模擬授業(4)
模擬授業(5)
模擬授業(6)
まとめ
授 業 内 容
ゼミナールの進め方
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
論文提出
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
発表→討論→要約
− 441 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
佐藤 典子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の到達目標と概要>
将来グルーバル企業で活躍する事を目標にする学生さんたちが、企業で求められる人材像を把握し、それに近づけるよ
うにする。
<授業の方法>
少人数での討論、プレゼンテーション、課題研究などを通して、お互いに切磋琢磨する環境を作る。
<学習課題(予習・復習)>
適宜課題を出す
<成績評価方法>
ゼミ中のパフォーマンス 50%、課題研究発表 50%
<教科書>
適宜配布物を配る
<参考書>
日経ビジネスなど
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
イントロダクション
討論とプレゼンテーションの基本
働くことの意味付け
学生と企業人の違い
就活の基本
自分さがし:私たちの夢は?
自分さがし:私の夢は?
自分をブランディングする
業界研究 (1)
業界研究 (2)
業界研究 (3)
業界研究 (4)
業界研究 (5)
業界研究 (6)
中間のレビュー
相手が納得するコミュニケーション
課題研究の設定
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究発表 前半
課題研究発表 後半
社会で成功するには 前半
社会で成功するには 後半
人生の意味を考える
ゼミのまとめ
授 業 内 容
自己紹介とチームづくり
ゼミでの進行にあたって、コミュニケーションの基本を学ぶ
なぜ働くのかついて討論とグループ・コーチング
若者を見る社会の目などについて討論とグループ・コーチング
企業探しと自分探しについて。先輩からのアドバイスを聞く
私たちはどんな世界を創りたいかについて討論
各自が達成したい夢についてドリームマップを作る
自分自身をプロデュースする方法を学ぶ
好きな業界についてインターネットや書籍で調べる
上記の結果を各自が発表する
先輩からのアドバイスを聞く
(3)で学んだことの復習
ゲストスピーカー(グローバル企業人事担当者)
(5)で学んだことの復習
ここまでの学びの総括
ビジネスマナーや交渉について
後半に各自が研究することを決める
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
各自が発表する
各自が発表する
ゲストスピーカー(「反学歴の成功法則」著者)
前の週の学びを復習
幸福とお金について討論する
各自が今後のアクション・プランを考え、発表する
− 442 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
アンソニー ウォルシュ
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
Looking at the overview of this class, this group will meet ever week to discuss individual academic development while focusing on
preparing them for future life in society. At this point of higher education, students will be becoming more professionally focused and
ready to engage into a career of their choice. This class will provide the support necessary to dreaming and reaching goals.
<授業の到達目標>
The goals of this class are to continue to work on the content established during first year seminar class and second year career
development class. Student’s will be required to form opinions and express viewpoints on a range of topics which effect society.
This will be complimented with an ethical stance on controversial topics. Above all, this class is conducted in English and therefore,
students will be expected to develop their communication ability particularly in their ability to express themselves verbally.
<授業の方法>
During class tim, students will use their mobile devices as well as read articles to form background information on weekly topics.
This will be complimented with group discussion.
<準備学習(予習・復習等)>
Students should have a mobile device and if necessary a translator as well as a dictionary. They will also be given articles to read
before classes.
<成績評価方法>
Attendance and participation is essential to receiving a high grade in this class.
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
Overview
Google
Education Background
Logo's
Travel
Honesty
Citzenship
Values and society
Learning styles
United Nations
Geography of Japan
History of Education
Economics
Controversial topics
Living abroad
Reflection of Summer
Motivation
Music
Food and nutrition
Living to 100
Human resources
Organizational change
Politics and power
Teamwork
Decision making
Communication and negotiation
Becoming a teacher
Leadership
Working with children
Revision
授 業 内 容
Introduction
Google Maps and features
Principles of teaching
Company philosophies
Pro's and Con's of travel
Lying on a resume
Global citizen
Maslow's Hierarchy of Needs
Gardner's Multi Intelligences
Millennium Development Goals
Living in different prefectures around Japan.
How learning has changed from the past
Making a budget
How to approach or avoid them.
Choosing a location that suits you.
General issues with returning to school
Keys to success
Helpful ways to work with stress
Eating well
Healthy lifestyle
Working with workplace conflict
Moving departments
Who makes decisions in the organization
Working in a team
Making the right choices
Avoiding conflict and dealing with conflict
Why teaching ?
Styles of leadership
Developmental stages
Overview of the past year of university study
− 443 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは、小学校算数科の指導をする際に求められる様々な能力について、「それ(求められるもの・大切なこと…)が一体どのよ
うなものか。」「どのように指導(授業づくり)をすればよいか。」といった、教師としての実践的な資質・能力を身に付けることを目
指しています。いわば「よい先生」になるためのゼミです。
<授業の到達目標>
学校現場で役立つことを前提とした実践的な研究を行い、教師としての実践的な資質・能力を身に付けることを目指しています。
<授業の方法>
ゼミ生が興味・関心を持ったテーマを、毎回1~2名ずつのレポート発表及びディスカッションをし、さらに指導教官がアドバイスを
行うことをくり返していきます。その成果を蓄積することによって、研究レポートへと集約させていきます。また、学内に留まらず研
究会・学会等への参加も積極的に行うことを求めます。
<準備学習(予習・復習等)>
算数科教育をはじめとする、学校現場における実践的な研究課題について、そのポイント、方略、方策等について事前に調べ、授業の
中で発表・討論することをとおして課題を明らかにしていきます。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で「知識・理解」70%、両方を総括し、評価します。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマの設定(1)
テーマの設定(2)
テーマの設定(3)
テーマの設定(4)
テーマの設定(5)
テーマの設定(6)
研究方法(1)
研究方法(2)
ゼミ(1)
ゼミ(2)
ゼミ(3)
ゼミ(4)
ゼミ(5)
ゼミ(6)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)、総括
授 業 内 容
本ゼミナールⅠ(基礎)の目的・内容等についての理解
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
研究論文・レポートの書き方等について理解する(1)
研究論文・レポートの書き方等について理解する(2)
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議、総括としての講評・講話
− 444 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
林 紀行
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本講義は、大学における学びの応用力を培うため、政治・経済を分析し、読み解く力を習得し、自ら学ぶ力(自主性)
を身につけることを目的とする。具体的な内容としては、専門書の輪読、PCを用いた分析、資料の収集方法、個人研究
の発表、論文の作成などとする。
<授業の到達目標>
①政治、経済を読み解く視点の育成
②マネジメントツールの利用方法
③問題発見、分析、解決に至る道筋をつくる力の分析
④レポート、論文を作成する能力の育成
<授業の方法>
講義・演習・実技等の形態をとる。
<準備学習(予習・復習等)>
テーマに即した輪読、レポート作成、スピーチの準備等、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、スピーチ、課題・レポート 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
専門書購読1
専門書購読2
専門書購読3
専門書購読4
専門書購読5
専門書購読6
専門書購読7
専門書購読8
専門書購読9
専門書購読10
ディスカッション1
ディスカッション2
ディスカッション3
前期のまとめ
オリエンテーション
テーマに沿って学生の発表と討論1
テーマに沿って学生の発表と討論2
テーマに沿って学生の発表と討論3
テーマに沿って学生の発表と討論4
テーマに沿って学生の発表と討論5
テーマに沿って学生の発表と討論6
テーマに沿って学生の発表と討論7
テーマに沿って学生の発表と討論8
テーマに沿って学生の発表と討論9
テーマに沿って学生の発表と討論10
プレゼンテーション1
プレゼンテーション2
プレゼンテーション3
後期のまとめ
授 業 内 容
本授業の内容・方法の理解、ゼミの目標設定、ゼミ生の相互理解
概要の発表と内容についての確認1
概要の発表と内容についての確認2
概要の発表と内容についての確認3
概要の発表と内容についての確認4
概要の発表と内容についての確認5
概要の発表と内容についての確認6
概要の発表と内容についての確認7
概要の発表と内容についての確認8
概要の発表と内容についての確認9
概要の発表と内容についての確認10
ディスカッションの手法1
ディスカッションの手法2
ディスカッションの手法3
前期を振り返り、後期の研究方針を具体的に計画する。
後期の活動方針 研究の方法
研究概要の発表と質疑応答1
研究概要の発表と質疑応答2
研究概要の発表と質疑応答3
研究概要の発表と質疑応答4
研究概要の発表と質疑応答5
研究課題の発表と質疑応答1
研究課題の発表と質疑応答2
研究課題の発表と質疑応答3
研究課題の発表と質疑応答4
研究課題の発表と質疑応答5
プレゼンテーションの手法と実践1
プレゼンテーションの手法と実践2
プレゼンテーションの手法と実践3
1年を振り返り、次年度の研究方針を具体的に計画する。
− 445 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
江原 智子
4
単位数
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
小学校外国語活動の理念と活動の内容を概観し、この分野を取り巻く課題について検討し、議論を深める。
個々の研究テーマを絞り込み、適切な作法での研究・論文執筆のための基礎知識を養成する。
<授業の到達目標>
小学校外国語活動の授業を中心に、これから求められる小学校教員としての英語授業の課題と目標を理解し指導力の高い小学校教員養
成を目標とする。本年度中に自分の研究テーマを絞り込み、適切な研究・調査の方法を選定し、卒業論文の形が概観できるまでの方向
付けをする。
<授業の方法>
前期は特に「小学校外国語活動」に関する知識・技術を身に着け、それぞれが課題と思う事項について知見を深める。研究会などへの
参加も推進し、この分野への理解を深める。
後期は教育実習などでの実践を元に、それぞれの研究テーマを絞り込む。論文作法などを組み入れ、卒業論文作成のための文献検索や
調査の方法について概観し、研究計画を作り上げる。
<準備学習(予習・復習等)>
指定テキストの各章を各自が担当し、毎回のゼミで発表する。全員でその内容の解釈と関連課題について話し合う。そのため、全員が
指定範囲の章を読み込んでくることと。発表者はレジュメやパワーポイントを作製して臨むことが期待される。
後期は論文指導が多いため、テーマを与えられた文章を書く作業が追加される。個別で卒業論文のテーマを絞り込むため、定期的な進
捗発表も必須となり、そのための準備が必要となる。
<成績評価方法>
毎回の担当箇所の発表と準備、ゼミでの積極的な発言や貢献、課題の提出などを総合して評価する。
<教科書>
樋口忠彦・加賀田哲也・泉惠美子・衣笠知子(2013.11.30)「小学校英語教育法入門」研究社 2,000円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
ゼミ ガイダンス
第1章 外国語活動の目的と目標
第1章 外国語活動の目的と目標
第2章 関連分野から見る外国語活動の意義と方向性
第2章 関連分野から見る外国語活動の意義と方向性
第3章 指導者の役割、資質と研修
第3章 指導者の役割、資質と研修
第4章 教材・テキストの構成と内容
第4章 教材・テキストの構成と内容
第5章 指導目標、年間計画の立て方と具体例
第5章 指導目標、年間計画の立て方と具体例
第6章 言語材料と4技能の指導
第7章 教材研究①
第7章 教材研究①
前期まとめ
後期ガイダンス
第8章 教材研究②
第9章 指導法と指導技術
第9章 指導法と指導技術
第10章 教材・教具の活用法
第11章 評価のあり方、進め方
第12章 授業課程と学習指導案の作り方
第13章 授業つくり
第14章 外国語活動の成果、課題と今後の展望
論文作成①
論文作成②
論文作成③
論文作成④
論文作成⑤
中間発表①
授 業 内 容
ゼミの目標・課題などを伝え、内容を概観する
外国語活動の経緯と目的、理念
小・中・高の外国語教育における小学校の役割
母語習得と第2言語習得
発達心理学と異文化間コミュニケーション
指導者と指導形態
指導者の役割
教材・テキストの役割と使用法
教材・テキスト作成の基本方針
学習指導要領の考え方・目標
年間指導計画の立て方
外国語活動の題材、言語材料
望ましい活動の条件と活動の選択
活動の具体例
前期の概観 文献研究の方法・探索法
課題の発表(文献紹介)
英語を使う活動
外国語活動で使用できる指導法
児童の目線・発達段階に合う指導法
教材・教具の選定の視点と留意点
評価方法と評価のあり方
授業課程と指導案の構成
授業前の準備・授業中の留意点・振り返り
外国語活動の成果と課題
テーマの選定・アウトラインの立て方
論文の形式と作法
論理と論証
参考文献と引用
様々な文
各自の卒業論文のテーマ、研究計画について発表
− 446 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
築山 依果
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
様々な角度から「子どもの食」の領域について、各自や調査研究テーマに沿って課題に取り組む。最終的な成果はレポー
トにまとめる。
<授業の到達目標>
調査研究または文献研究を通して、基礎的な研究手法などを身につける。
<授業の方法>
ゼミナール形式で授業を行う。グループ指導及び全体討議を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に研究テーマに沿った文献を検索しておくこと。
また調査研究について進捗をまとめておくこと。
<成績評価方法>
レポート15枚程度 50%、調査研究(アウトリーチ活動)への取り組み 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
梅野潤子(2013)「「研究ってなんだろう」はじめて取り組むあなたのためのノート」高菅出版 1,500円+税金
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
研究テーマの設定(1)
研究テーマの設定(2)
研究テーマの設定(3)
研究テーマの設定(4)
研究方法の決定(1)
研究方法の決定(2)
研究方法の決定(3)
課題研究の研究方法①
課題研究の研究手法②
課題研究の研究手法③
課題研究の研究手法④
中間発表①
中間発表②
先行研究の精査
先行研究の精査
先行研究の精査
先行研究の精査
先行研究の精査
先行研究の精査
先行研究の精査
疫学①
疫学②
疫学③
疫学④
研究指導①
研究指導②
研究指導③
ゼミナール総括①
ゼミナール総括②
授 業 内 容
授業の内容と進め方
問題設定について
問題設定の方法
問題設定の背景
問題設定の発表と討議
問題解決に適した研究法の検討①デザイン
問題解決に適した研究法の検討②仮説
問題解決に適した研究法③疫学
質問紙調査法①留め置き法
質問紙調査法②アンケート法
質問紙法③インタビュー法
質問紙調査の手順と分析法
研究課題の進捗状況把握および指導
研究課題の討論会
先行研究の検索(乳児の食)
先行研究の検索(幼児の食)
先行研究の検索(幼児期の食の問題点)
先行研究の検索(食教育指導)
先行研究の検索(保育所における食育)
先行研究の検索(年齢別食意識)
先行研究の発表および質疑応答
観察的研究について
介入研究について
コホート研究について
症例対象研究について
問題意識の交流
研究課題の方法
研究課題の討議および指導
基礎総括
総括
− 447 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
木戸 和彦
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは、コンピュータプログラミングにより実際の教育現場に提供できるオリジナル教材を作成する。その中で、
教育現場の現状をさらに深く学び、現場の諸問題と合わせて検討・論議していく。また、PC操作やプログラミング技術
を向上させることで、社会で必要とされる人材育成に取り組み、社会貢献できる若者の輩出を目指す。
<授業の到達目標>
論文読解能力とプログラミング能力を身に付け、社会貢献できる人材の育成を目標とする。
<授業の方法>
前期:プログラミング実習(C言語)。
後期:プログラミング実習(VB.net言語)。
<準備学習(予習・復習等)>
プログラミングを理解する上で、週1回のゼミだけでは到底不十分である。簡単な出来ることで構わないので、毎日プ
ログラミングに関わるようにすること。
<成績評価方法>
研究の進捗状況を踏まえ、総合的に判断する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
中間目標の確認、PC環境の確認
2
プログラミングの基礎
プログラミングの手法、大学での動作環境、C言語
プログラミングと課題作成
C言語プログラミング、課題の作成(面積や体積を求めるプログラム、
3~14
方程式の解法、自動販売機、カレンダー、HIT and BALLなど)
15
中間発表
各課題の進捗状況発表
16
ガイダンス
最終目標の確認、PC環境の確認
17
VB.net言語の基礎
VB.net言語のプログラミング手法、大学での動作環境確認
プログラミングと課題作成
VB.net言語プログラミング、課題の作成(じゃんけんプロラム、formデ
18~29
ザインなど)
30
最終発表
最終課題の進捗状況発表
− 448 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
古田 康生
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
保育内容(健康)、幼児の体力・運動能力、幼児体育指導法、子育て支援事業などの領域で、各自が興味のある調査研究テーマにそって、
自己課題に取り組み、最終的な成果をレポートとしてまとめる。
主なテーマ領域
□幼児の健康(食生活、生活習慣などの健康に関連ある項目との関連)
□幼児体育の指導法、教材開発
□幼児の体力・運動能力の測定評価
□子育て支援事業での身体運動・運動遊び領域での活動方法、保護者への健康教育支援
□幼児の運動動作の発達バイオメカニクス的研究
<授業の到達目標>
幼児の体育的活動や健康についての「課題発見」と「課題解決」ができる能力を身に付ける。これらの能力は保育現場での実践が伴い、
経験しないと身に付かない能力であるため実践的に身に付けていく。
<授業の方法>
研究テーマに合わせて、講義・集団討論の形式で行なう。
<準備学習(予習・復習等)>
受講生各自の調査研究テーマを明確にし、毎回の授業にてその進捗助教を口頭・文書にて発表して相互学生相互で確認する。
<成績評価方法>
レポート 50%、調査研究への取り組み態度 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ゼミナールの目的と方法1
ゼミナールの目的と方法2
研究テーマの設定について1
研究テーマの設定について2
研究テーマの位置づけ1
研究テーマの位置づけ2
研究の方法1
研究の方法2
研究調査の実施1
研究調査の実施2
学会論文抄録集輪読1
学会論文抄録集輪読2
学会論文抄録集輪読3
学会論文抄録集輪読4
学会論文抄録集輪読5
学会論文抄録集輪読6
学会論文抄録集輪読7
学会論文抄録集輪読8
研究課題と研究方法の討議1
研究課題と研究方法の討議2
研究調査の実施1
研究調査の実施2
研究調査の実施3
研究調査の実施4
研究調査の実施5
研究調査の実施6
個別研究課題中間発表1
個別研究課題中間発表2
個別研究課題中間発表3
まとめ・試験
授 業 内 容
ゼミナールⅠの意義と役割、IPU講義ルールの確認
専門領域における研究の意義
研究課題とは何か1 自己の研究課題発表
研究課題とは何か2 研究課題の見つけ方と位置づけ
研究課題と研究の進め方1 研究計画の立て方
研究課題と研究の進め方2 質問紙調査研究の事例
研究方法論の解説1 文献調査研究の方法・測定研究の方法
研究方法論の解説2 グループ・個別調査研究及び指導、統計学・平均値の意味
グループ・個別調査研究及び指導、統計学・標準偏差の意味
グループ・個別調査研究及び指導、統計学・相関関係とはなにか
グループ・個別調査研究及び指導、統計学・平均値有意差とは何か
幼児体育論文の輪読発表(走る動作発達)
幼児体育論文の輪読発表(跳ぶ動作発達)
幼児体育論文の輪読発表(投げる動作発達)
幼児体育論文の輪読発表(捕球動作発達)
幼児体育論文の輪読発表(蹴る動作発達)
幼児体育論文の輪読発表(発育発達曲線)
幼児体育論文の輪読発表(幼児の体格・身体組成)
幼児体育論文の輪読発表(幼児の運動組み合わせの
発達バイオメカニクス的研究方法の解説)
小学生の体つくり運動1 動きつくり運動
小学生の体つくり運動2 体ほぐしの運動
中学生の体つくり運動1 力試しの運動
中学生の体つくり運動2 多様な動きをつくる運動
中学生の体つくり運動3 体力を高める運動
中学生の体つくり運動4 筋力を高める運動
各自が取り組む研究テーマについてプレゼンテーション1(対象が幼児グループ)
各自が取り組む研究テーマについてプレゼンテーション1(対象が児童グループ)
各自が取り組む研究テーマについてプレゼンテーション1(対象が競技スポーツ選手グループ)
ゼミナールⅠの総括と試験
− 449 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
通年
配当学期
区 分
キャリア形成
担当者名
住本 克彦
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは、前半は、研究テーマの設定と焦点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、研究方法等の基礎的
事項について理解する。後半は、その成果を踏まえ、レポート発表及びディスカッション、指導教官の助言等を通し、
学級経営学に関する研究レポート・論文作成の基本を学ぶ。
<授業の到達目標>
本ゼミでは、「学校カウンセリング」「心の教育」等の視点から研究レポート作成を目指す。前半は、研究方法等の基礎
的事項について理解し、後半は、レポート発表を重ね、指導教官の助言等を通し、学級経営学に関する論文作成の基礎
基本を身に付けることを目標とする。
<授業の方法>
ゼミ生が興味・関心を持ったテーマを、毎回、レポート発表及びディスカッションをし、さらに指導教官がアドバイス
を行うことを継続し、その成果を蓄積することによって、研究レポートへと集約させる。また、学内に留まらず研究会・
学会等への参加も積極的に行うこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
学級経営に関する課題について、そのポイントや解決法等について事前に調べ、授業の中で発表・討論する。また、毎
時間予習課題と復習課題は提示する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で「知識・理解」70%、両方を総括し、評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
学級経営学ゼミナールⅠ(基礎)の目的・内容等について理解する。
2
テーマの設定(1)
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマを設定する(1)
3
テーマの設定(2)
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマを設定する(2)
4
研究方法(1)
文献検索の仕方など、研究論文・レポートの書き方の基礎的事項について理解する(1)
5
研究方法(2)
研究の構成作成など、研究論文・レポートの書き方等について理解する(2)
6
ゼミ発表・討論(1)
テーマに沿っての学生の発表と討論(1)主に学級経営全般のテーマについて
7
ゼミ発表・討論(2)
テーマに沿っての学生の発表と討論(2)主にいじめ防止教育のテーマについて
8
ゼミ発表・討論(3)
テーマに沿っての学生の発表と討論(3)主に不登校支援教育のテーマについて
9
ゼミ発表・討論(4)
テーマに沿っての学生の発表と討論(4)主に不登校防止教育のテーマについて
10
ゼミ発表・討論(5)
テーマに沿っての学生の発表と討論(5)主に学級崩壊防止教育のテーマについて
11~15
ゼミ発表・討論(6)
テーマに沿っての学生の発表と討論(6)その他の学級経営に関するテーマについて
16~18
研究指導(1)
各自の学級経営学に関する研究の現況における課題など、互いの課題意識の交流
19~30
研究指導(2)
今後の研究の方向性など、各学生の研究発表と討論(最終回は授業総括)
− 450 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
村田 久
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
<授業の到達目標>
少子高齢化の急速な進展とともに日本は2005年に史上初めて経験する「人口減少社会」に突入し、社会福祉を始めとし
た社会のあり方が大きく変わろうとしている。この変化の背景に何があるのか、この変化は我々に何をもたらそうとし
ているのか、そして我々は次世代の社会福祉をどのように構築していく必要があるのか、こうした現状と将来課題をみ
すえながら、各自が興味のある研究テーマを設定し、自己課題に取り組む。調査研究のアプローチの方法、思考の分析ツー
ルとして社会学的な学びを深める。さらに、文献調査、フィールドワーク、統計調査の技法の習得を目指す。
<研究テーマ領域>
□少子高齢化と政策対応
□就学前施設(保育所、幼稚園)の歴史的展開
□東アジアの家族観、子育て観の国際比較
□現代の若者
□晩婚化、未婚化
<授業の方法>
調査研究にそったグループ指導、全体ディスカッションをあわせる。
<準備学習(予習・復習等)>
調査研究テーマを明確にし、毎回の進度を確認する。
<成績評価方法>
レポート10枚程度 50%、調査研究への取り組み態度 50%。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1・2
ゼミナールの目的と方法
ゼミナールの意義と役割
3・4
研究テーマの設定について
研究課題とは何か
5・6
研究テーマの位置づけ
研究課題と卒業研究
7・8
研究の方法
研究方法論の解説
9・10
研究調査の実施
グループ・個別調査研究及び指導
11・12
↓
↓
13・14
↓
↓
15・16
↓
↓
17・18
研究課題と方法の討議
研究課題と方法の討議及び指導
19・20
研究調査の実施
グループ・個別調査研究及び指導
21・22
↓
↓
23・24
↓
↓
23・26
↓
↓
27・28
↓
↓
29・30
ゼミナールⅠ総括
総括と質疑応答
− 451 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
村上 尚徳
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
次の二つの視点から、学習をする。
1.美術を幅広く学び、美術に関する知識や考え方を広げるとともに、学校教育における美術教育の意義や役割につい
て理解をする。
2.小学校教育に関する知識や技能、意義や役割、課題等について理解し、教師になるための資質や能力を身につける。
<授業の到達目標>
1.美術に関する知識や考え方を広げ、学校教育における美術教育の意義や役割について理解をする。
2.小学校教育に対する理解を広げ、教師になるための資質や能力を身につける。
<授業の方法>
作品鑑賞、作品製作、資料の読解、レポート、討論など。
<準備学習(予習・復習等)>
指示された内容について、各授業の前後に予習・復習(レポートの作成や資料の収集等)を行うこと。
<成績評価方法>
出席及び学習に対する意欲や態度 20%、プレゼンテーション・レポート・作品等 80%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーションⅠ
小学校教育及び美術教育について
美術教育の現状と課題(以下、第5回まで)
学生の興味・関心のあるテーマを基に発表と討論、制作(以下15回まで)
オリエンテーションⅡ
学校教育の現状と課題(以下、第20回まで)
学生の興味・関心のあるテーマを基に発表と討論、制作(以下25回まで)
研究計画の立案
研究方法の検討
各学生の課題の交流
各学生の研究テーマの発表と検討
各学生の研究テーマの確定
− 452 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
高橋 多美子
単位数
4
授業方法
講義+演習
+実習
卒業要件
必修
<授業の概要>
近年、身近な自然の減少や外遊びの減少、治安の悪化、少子化による遊び相手の減少などによって、子どもの自然体験
が減少し、子どもの健やかな成長を阻害している。そのような状況を踏まえ、前期は、学生自身が自然体験を行い、自
然の教育効果を体得する。そして、1つのテーマの基、2~3人のグループごとに、異なった角度から、調査を行い、
論文作成の基礎を学ぶ。
後期は、各自の関心あるテーマに関して、前期の調査研究を活かして、論文作成を目指す。
<授業の到達目標>
学生自身も従来と比較し、自然体験が減少していることを踏まえ、ゼミナールの中で、学生自身が自然体験を行い、自
然のすばらしさ、不思議さ、心地よさ等を体感し、保育者となった時に、それらを子どもに伝えることができることを
ねらいとする。そして、子どもと自然との関わりの中で、各自が関心ある題材を設定し、文献研究・事例研究・アンケー
ト調査研究・インタビュー調査研究等の技法の習得を目指す。
<授業の方法>
学内での自然体験、研究方法・幼児教育についての講義、グループによる演習
<準備学習(予習・復習等)>
授業の中で提示する。
<成績評価方法>
授業態度 50%、レポート(論文)50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1・2
ゼミナールの目的と内容
ゼミナールの取組・年間計画について
3・4
自然体験
野菜の栽培(土作り)
5・6
自然体験
野菜の栽培(苗植え付け)
7・8
研究の方法
文献調査研究・事例研究・アンケート調査研究・インタビュー調査研究について
9・10
グループ調査研究
グループによる調査研究の方向付け
11・12
グループ調査研究
グループごとの取組発表・指導①
13・14
グループ調査研究
グループごとの取組発表・指導②
15・16
グループ調査研究
グループごとの取組発表・指導③
17・18
自然体験
土に関する教材研究①
19・20
自然体験
土に関する教材研究②
21・22
グループ調査研究
グループごとの取組発表・指導④
23・24
グループ調査研究
グループごとの取組発表・指導⑤
25・26
グループ調査研究
グループごとの取組発表・指導⑥
27・28
グループ調査研究
グループごとの取組発表・指導⑦
29・30
ゼミナールⅠ総括
総括と質疑応答
− 453 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
三木 澄代
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
ライフサイクルのなかで主として乳幼児期~青年期の心理・社会的側面の発達支援、保育・教育現場(保育所・幼稚園~大学)におけ
る現代的諸問題への対応(開発・予防・問題解決)、保護者・家族への支援ならびに保育者・教育者の抱える課題等の現状把握と各課
題への理解を深める。それらを踏まえ各自の関心に基づく研究テーマを設定し、主として学校心理学、家族心理学、臨床心理学の視点
から研究を進める。また、そのために必要な専門知識と研究のための基礎的スキルを実践的に培う。
<授業の到達目標>
①子どもの発達の道筋で生じている諸問題と現代社会の特徴の関係を理解を深める。
②各自の問題意識を明確にして研究テーマを設定する。
②文献・データ検索、講読ならびにテキストクリティーク、発表・討論等のスキル。
③研究計画・研究方法を検討し、主体的に論文作成に向けて研究活動に取り組む。
<授業の方法>
子どもの発達ならびにライフステージにおける発達上の課題についての資料・文献等に基づいてレポート作成し発表を行うとともに、
それらについてのディスカッション、ブレインストーミングを行う。また、傾聴応答訓練・アサーショントレーニング等コミュニケー
ションスキルの修得向けたワークを行うなど、実践的に進める。
<準備学習(予習・復習等)>
*共通課題・自己課題に関する資料検索・情報収集
*発表準備、レジュメ作成
*研究計画に沿った研究活動(PDCA)
<成績評価方法>
授業への意欲・態度 30%、レポート・レジュメ等の提出物 40%、発表・プレゼンテーション 30%
<教科書>
特になし
(適宜資料配布)
<参考書>
特になし
(適宜資料配布)
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
オリエンテーション
ゼミナールの意義・役割について①
ゼミナールの意義・役割について②
自分の関心を探る①
自分の関心を探る②
自分の関心を探る③
文献講読のしかた
レポーターのしかた
議論のしかた
文献講読・ディスカッション①
文献講読・ディスカッション②
文献講読・ディスカッション③
文献講読・ディスカッション④
研究テーマ・研究計画の設定
先行研究のレビューのしかた
中間発表①
17
18
中間発表②
調査の方法①-1
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
調査の方法①-2
課題研究の報告・発表とディスカッション①
課題研究の報告・発表とディスカッション②
課題研究の報告・発表とディスカッション③
課題研究の報告・発表とディスカッション④
課題研究の報告・発表とディスカッション⑤
課題研究の報告・発表とディスカッション⑥
課題研究の報告・発表とディスカッション⑦
課題研究の報告・発表とディスカッション⑧
中間発表②-1
中間発表②-2
ゼミナールⅠ(基礎)のふり返り
授 業 内 容
授業の目的、概要・計画、進め方
研究とは、研究を進めるための準備・方法について
研究計画の立て方について
これまでの体験・学習を通して
新聞講読を通して
書籍講読を通して
講読の基本、批判的な読み方、テキストクリティークについて
レポーターの役割、レジュメの書き方、報告のしかたについて
議論の目的・ルール、質疑応答のしかた、意見の出し方・統合のしかたについて
個々の関心に沿った文献の講読・レジュメの作成、発表とそれについての議論
〃
〃
〃
関心・問題の整理、研究テーマ・研究計画の検討
先行研究レビューの目的、論文検索・活用のしかた
テーマ設定の理由・問題の所在・研究目的・先行研究レビュー等のまとめにつ
いての発表と質疑応答
〃
調査の目的・対象・方法など(質問紙調査、インタビュー、フィールドワーク、行
動観察など)
〃
個々のテーマに沿った報告・発表内容についての検討
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
中間発表①につづく課題研究の取組についての発表とディスカッション
〃
研究成果・課題の整理、研究テーマ・研究方法・研究計画等の再検討・修正と研
究の見通しについて
− 454 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
中道 美鶴
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
子どもの発育・発達に関すること、保育の方法に関すること、保育内容(人間関係)(表現)に関すること、子育て支
援に関することで、各自が興味のある調査研究テーマに添って、自己課題に取り組み、最終的な成果をレポートとして
まとめる。例えば、テーマ領域として、
□子どもの人間関係、保育者の人間関係について
□子ども理解のあり方、指導援助に関する実践研究について
□子どもの発達、気になる子どもの保育について
□子どもの遊び、造形活動、保育環境について
□保育相談、子育て支援、親子関係形成に関する内容について
等がある。
<授業の到達目標>
保育現場での実践力に直結する、乳幼児への指導・援助に必要な知識や技術について調査研究を進めることを目標とする。
また、保育の現場で実践・観察したエピソードから学び合うことで、幼児観・保育観・発達観を確立させ、実践力をつ
けることも目指す。
<授業の方法>
保育内容に関する体験的研究、調査研究にそったグループ・個別指導、調査研究結果の報告、全体ディスカッション等
の方法で進める。
<準備学習(予習・復習等)>
調査研究テーマに関する文献・参考図書の検索、引用箇所に関する資料作成、研究調査の報告資料作成などの自主的な
取り組み。
<成績評価方法>
レポート10枚程度 50%、調査研究への取り組み態度 50%
<教科書>
テーマごとに適宜提示し資料を配布する。
<参考書>
テーマごとに適宜提示し資料を配布する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1~2
ゼミナールⅠ(基礎)の目的と方法
ゼミナールⅠ(基礎)の意義と役割、学び方
3~4
研究テーマの設定
研究課題とは何か、知りたいことを見つける方法
5~6
研究テーマの位置づけ
研究の進め方、テーマの深め方、研究方法の選び方
7~8
研究の方法、計画
研究方法論の解説、具体的方法の検討、研究の倫理
9~10
研究調査の準備と文献購読(1)
先行研究の検索、結果の記録、発表資料の作成
11~12
研究調査の準備と文献購読(2)
先行研究検索結果の発表、討議
13~15
研究調査の準備と文献購読(3)
研究方法の検討、準備
16~18
研究調査の進捗状況確認
課題研究進捗状況の発表と討議、方向性の修正及び指導
19~20
研究調査の実施(1)
調査研究への取り組みに対する個別指導
21~22
研究調査の実施(2)
調査結果の分析、考察
23~24
研究調査の実施(3)
調査結果レポートの作成
25~26
調査結果レポートの作成、発表準備
調査結果レポートと文献リストの作成
27~28
成果報告
成果報告と質疑応答、討議
29~30
ゼミナールⅡ(応用)へ向けて
成果報告と質疑応答、討議、ゼミナールⅡ(応用)への課題
− 455 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
長谷 浩也
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
今日の教育問題は、社会の変化により複雑化し、困難の一途をたどっている。学校の問題に目をむけても学力問題、い
じめ問題、学習意欲の問題など様々である。これらに対応するためには、目の前にある課題を多方面から分析し、より
よい方向に向かって対応する課題解決能力が必要とされる。
<授業の到達目標>
この課題解決能力をつけるために、前半は、研究テーマの設定と焦点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、
研究方法等の基本的事項について理解することを重視する。後半は、その成果を踏まえレポート発表及びディスカッショ
ン、指導教官の助言等を通し、研究レポート・論文作成の基礎的事項を身に付けることを目標とする。
<授業の方法>
ゼミ生が興味・関心を持ったテーマを、毎回、レポート発表及びディスカッションをし、さらに指導教官がアドバイス
を行うことを継続し、その成果を蓄積することによって、研究レポート・論文へと集約させる。また、学内に留まらず
研究会・学会等への参加も積極的に行うこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
課題について、そのポイントや解決法等について事前に調べ、授業の中で発表・討論する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で「知識・理解」70%、両方を総括し、評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマ設定
文献検索
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
研究指導
研究指導
研究指導
研究指導
研究指導
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
まとめ
まとめ
まとめ
まとめ
授 業 内 容
研究テーマの設定及び確認
教育課題について調査
文献検索の指導
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
4年生への展望
4年生への展望
4年生への展望
4年生への展望
− 456 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
梶本 佳照
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは、「教科指導へのICT活用」「情報教育」等の視点から研究レポート作成を目指す。前半は、研究テーマの設
定と焦点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、研究方法等の基礎的事項について理解する。後半は、その
成果を踏まえ、レポート発表及びディスカッション、指導教官の助言等を通し、教育の情報化に関する研究レポート・
論文作成の基本を身に付けることを目標とする。
<授業の到達目標>
研究テーマの設定とそれに関連した資料の検索・収集・分析等を行うことができるようになる。
レポート発表及びディスカッション、指導教官の助言等を通し、教育の情報化に関する研究レポート・論文作成の基本
を身に付けることができる。
<授業の方法>
指定した資料について毎回レポート発表及びディスカッションし、さらに指導教官がアドバイスを行う。その成果を蓄
積することによって、研究レポートへとつなげていく。
<準備学習(予習・復習等)>
ICTの教科指導への活用や情報モラル、授業指導に関する課題について、そのポイントや解決法等について事前に調べ、
授業の中で発表・討論する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)60%、レポート内容、到達度評価で「知識・理解」40%、両方を総括し、評価する。
<教科書>
必要に応じて授業中に紹介する。
<参考書>
必要に応じて授業中に紹介する。
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマの設定(1)
テーマの設定(2)
文献検索の方法
研究方法(1)
研究方法(2)
ゼミ(1)
ゼミ(2)
ゼミ(3)
ゼミ(4)
ゼミ(5)
ゼミ(6)
ゼミ(7)
ゼミ(8)
ゼミ(9)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
授 業 内 容
研究テーマの設定及び確認
教育課題について調査
文献検索の指導
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
4年生への展望
4年生への展望
4年生への展望
4年生への展望
− 457 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
浅田 栄里子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは、「教育心理学」「特別支援教育」等の視点から研究レポート作成を目指す。前半は、研究テーマの設定と焦
点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、研究方法等の基礎的事項について理解する。後半は、その成果を
踏まえ、レポート発表及びディスカッション、指導教官の助言等を通し、それぞれの研究テーマに関する研究レポート・
論文作成の基本を身に付けることを目標とする。
<授業の到達目標>
・研究テーマの設定ができる。
・関連資料の検索・収集・分析等を行い、研究方法等の基礎的事項について理解する。
・レポート発表及びディスカッションができる。
・研究レポート・論文作成の基本を身に付ける。
<授業の方法>
ゼミ生が興味・関心を持ったテーマについて、レポート発表及びディスカッションをする。そして、その成果を蓄積す
ることによって、研究レポートへと集約させる。また、学内に留まらず研究会・学会等への参加も積極的に行うことと
する。
<準備学習(予習・復習等)>
それぞれ自分の興味関心に沿った課題について文献検索を行い、、そのポイントや解決法等について事前にレポートと
してまとめ、授業の中で発表・討論する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で(知識・理解)70%、両方を総合し、評価する。
<教科書>
特に指定しない。
<参考書>
特に指定しない。
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5・6
オリエンテーション
研究方法について
研究方法について
研究方法について
先行研究文献を読む
7・8
先行研究文献を読む
9・10
先行研究文献を読む
11~14
テーマに沿った文献研究
15
16~20
前期のまとめ
テーマ設定
21~24
テーマの中間発表
25~29
テーマの再設定
30
まとめ
授 業 内 容
ゼミナールⅠ(基礎)の目的・内容・授業方法・評価の仕方等について理解する。
研究とは何かについて、その目的と意義、方法の概要について、理解する。
研究論文の書き方について理解する。
文献検索の方法について理解する。
「教育心理学」に関する先行研究を担当者が読み込み、他のメンバーへ発表、
質疑応答によって理解を深める。
「ストレスマネジメント」に関する先行研究を担当者が読み込み、他のメン
バーへ発表、質疑応答によって理解を深める。
「特別支援教育」に関する先行研究を担当者が読み込み、他のメンバーへ発表、
質疑応答によって理解を深める。
各自自分の興味関心に沿ったテーマを仮に設定し、文献研究をすすめ、順番
に発表、質疑応答により、理解を深める。
前期の授業内容をまとめ、理解を深める。
それぞれが自分の興味関心に沿ったテーマを設定し、「問題の所在と設定理
由」をレポートにまとめる。
各自がまとめたレポートに沿ってテーマを発表し、質疑応答により、その内
容について検討する。
それぞれが設定したテーマについて、検討会によって明らかとなった問題点
等を検討し、それぞれのテーマをよりよいものに再設定する。
研究について、1年間のまとめを行う。
− 458 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
吉澤 英里
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本講義では、心理学の諸テーマを題材として社会や教育にかかわる様々な問いを研究する。
<授業の到達目標>
学生それぞれが興味や関心のあるテーマを選択し、実験・調査・文献研究等を通して考察し、レポートとしてまとめる
ことを具体的な目標とする。
<授業の方法>
前期は主に教員が指定したテーマについて実験を行う。これを通して心理学の形式で学術論文が書けるようにトレーニ
ングする。後期はそれぞれが興味・関心のあるテーマについて研究計画を立て、実行し、レポート執筆を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
ゼミナールの時間だけでレポートを完成させるのは困難であるため、授業時間外の取り組みが求められる。先行研究を
読んだり、実験・調査を行ったりするなど、積極的に取り組んでほしい。
<成績評価方法>
前期に実施する実験のレポートと、後期に行う個人研究のレポートのできを総合的に評価する。
<教科書>
適宜紹介する
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
種目1(実施)
種目1(データ分析)
種目1(レポートの書き方)
文献の探し方
種目2(実施)
種目2(データ分析)
興味のあるテーマの発表(グループ1)
種目3(実施)
種目3(データ分析)
興味のあるテーマの発表(グループ2)
種目4(実施)
種目4(データ分析)
興味のあるテーマの発表(グループ3)
研究計画を立てる
研究計画の討論
研究計画の再考
研究計画の決定
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
中間報告
レポート執筆
レポート執筆
レポート執筆
レポート執筆
レポートの完成とまとめ
授 業 内 容
ゼミの進め方と心理学の研究について
先行研究の発表と議論(グループ1)
先行研究の発表と議論(グループ2)
先行研究の発表と議論(グループ3)
各自の興味のあるものから研究テーマを決める
調査・実験の手続きの決定および準備
調査・実験を行いデータを収集する
進捗状況の発表
収集したデータをもとにレポートを執筆する
個人研究レポートの完成および発表
− 459 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
松尾 健太郎
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
論理パズルを数学的に考察を行い、論理パズルの構造を知る。また、どのように教育現場で活用できるかを研究する。
<授業の到達目標>
論理パズルを数学的に考察することにより、論理的思考力を養う。探究心の向上および、問題解決能力の向上を目標と
する。また、考えたことを文章にする力を身に付ける。
<授業の方法>
興味のある課題を各自研究を行い、研究報告を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
研究に関わる情報収集を行うこと。また、適宜、課題を課す。
<成績評価方法>
受講態度・意欲およびレポート課題を総合的に判断します。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
研究テーマの設定(1)
研究テーマの設定(2)
研究テーマの設定(3)
研究テーマの設定(4)
研究テーマの設定(5)
論文の書き方について(1)
論文の書き方について(2)
論文の書き方について(3)
論文の書き方について(4)
論文の書き方について(5)
研究及び発表(1)
研究及び発表(2)
研究及び発表(3)
研究及び発表(4)
研究及び発表(5)
研究及び発表(6)
研究及び発表(7)
研究及び発表(8)
研究及び発表(9)
研究及び発表(10)
研究及び発表(11)
研究及び発表(12)
まとめ(1)
まとめ(2)
まとめ(3)
まとめ(4)
まとめ(5)
まとめ(6)
まとめ(7)
授 業 内 容
ゼミの在り方・意義について
論理パズルとその考察を行い、今後の研究テーマを決める(1)
論理パズルとその考察を行い、今後の研究テーマを決める(2)
論理パズルとその考察を行い、今後の研究テーマを決める(3)
論理パズルとその考察を行い、今後の研究テーマを決める(4)
論理パズルとその考察を行い、今後の研究テーマを決める(5)
TeXの使い方について(1)
TeXの使い方について(2)
TeXの使い方について(3)
emathの使い方について
論文の構成について
研究及び発表(1)
研究及び発表(2)
研究及び発表(3)
研究及び発表(4)
研究及び発表(5)
研究及び発表(6)
研究及び発表(7)
研究及び発表(8)
研究及び発表(9)
研究及び発表(10)
研究及び発表(11)
研究及び発表(12)
レポート作成(1)
レポート作成(2)
レポート作成(3)
レポート作成(4)
レポート作成(5)
レポート作成(6)
レポート作成(7)
− 460 −
55007
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
中村 仁美
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、卒業論文執筆に向けて研究の手法や作法について学び、かつ思考力や文章表現力を鍛えるゼミナールである。
前期は論文執筆のためのトレーニングを中心に行い、後期は受講生の関心のあるテーマに沿った研究発表に取り組む。
担当者の専門は英米文学(イギリスおよびアイルランドの詩、小説、演劇、童話、絵本など)であるが、3年生向けの
本授業では各受講生の関心を大切にしながら、卒業研究への発展を促すよう進める。
<授業の到達目標>
【到達目標】
・「研究」とは何か、「論文」とはどのように書くべきものか理解を深めること
・自分の考えを読み手にわかりやすく、かつ正確な日本語で書けるようになること
・他者の文章を診断できるようになること
・卒業研究への布石となるようなトピックを見つけること
<授業の方法>
前期は卒業研究のあり方や文章の書き方などに関して、ペア/グループワーク、講義、文章トレーニングなどを行う。
後期は受講生による研究発表とディスカッションに取り組む。
<準備学習(予習・復習等)>
自ら考え、自分の言葉で書く力を鍛えるため、前期は文章作成の課題に多く取り組む。後期は自らが関心を持ったテー
マについて調べ、研究ノートに基づいた発表を行う。
<成績評価方法>
受講態度と課題(研究ノート含む)50%、個人による研究発表 20%、最終レポート 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
ゼミナールに関する説明、自己紹介
2
個人面談
希望進路や履修計画について
3
卒業研究とは(1)
資料の収集と整理、図書館の利用法
4
卒業研究とは(2)
5
卒業研究とは(3)
6
論理的な文章を書こう(1)
7
論理的な文章を書こう(2)
話し言葉と書き言葉、誤字・脱字
8
論理的な文章を書こう(3)
表記と文体
「研究」「論文」とは何だろう
テーマの絞り方、引用と剽窃
「良い」文章とは
9
論理的な文章を書こう(4)
論理の構成、根拠や引用を示すには
10
文章を書いてみよう(1)
自分の文章を見つめ直す
11
文章を書いてみよう(2)
絵や写真を言葉にする
12
文章を書いてみよう(3)
おすすめする、説得する
13
文章を書いてみよう(4)
資料を読み取り、説明する
14
文章を書いてみよう(5)
主張する、賛成/反対する
15
文章を書いてみよう(6)
主張する、賛成/反対する
16
ガイダンス
研究ノートの提出、「良い」研究発表とは
17・18
研究発表へ向けた個人面談
希望進路や研究課題について
19・29
受講生による研究発表
研究発表を聞き、議論する
まとめ
本ゼミナールの総括
30
− 461 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
LUC GOUGEON
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
This seminar will explore the possibilities of creating a digital porte folio which will be useful for the future.
<授業の到達目標>
In this seminar we will explore the different digital tools you can use to create a positive and useful digital presence.
We will create different online profiles and learn how to use them.
We will also learn the way to create a basic blog and maintain it.
<授業の方法>
We will use different ICT tools to create a good digital profile.
<準備学習(予習・復習等)>
All the content will be available online.
<成績評価方法>
Discussion 30%、Online creation 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマの設定(1)
テーマの設定(2)
テーマの設定(3)
テーマの設定(4)
テーマの設定(5)
テーマの設定(6)
研究方法(1)
研究方法(2)
ゼミ(1)
ゼミ(2)
ゼミ(3)
ゼミ(4)
ゼミ(5)
ゼミ(6)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)、総括
授 業 内 容
本ゼミナールⅠ(基礎)の目的・内容等についての理解
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
研究論文・レポートの書き方等について理解する(1)
研究論文・レポートの書き方等について理解する(2)
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議、総括としての講評・講話
− 462 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
鈴木 瞬
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
前期は、「新聞」等で報道された「教育問題」「教育トピック」から、教育問題の把握・分析、解決策のシミュレーショ
ンを受講生の報告発表として行い、後期は、受講生が構想する研究課題を設定し、報告発表について検討議論する。
本ゼミを通じて、時事的問題の理解を中心に広く社会人として求められる教養、常識の涵養を図る。
<授業の到達目標>
本ゼミは、教育、学校教育の政策や制度、行政や経営といった「教育の組織化」に関する領域や社会における「教育と
その他の領域の輻輳化」に関する領域における諸問題をテーマに、受講生の研究能力―課題設定力、論理構想力、資料
文献検索力、文章力、発表・プレゼンテーション力を形成・向上させることを目標とする。
<授業の方法>
受講生の報告発表、討議による演習を基本とし、テーマに関する担当教員の講義も必要に応じて加える。
<準備学習(予習・復習等)>
発表分担に応じて、前期は新聞等から報告の対象とする問題について報告レジュメを用意する。また、後期も発表分担
により、「卒業研究」課題について報告レジュメを用意する。
<成績評価方法>
報告レジュメ及び報告内容について 60%、ゼミにおける討議参加について 40%を配分して総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
授業概要、オリエンテーション
発表テーマ設定に向けて
発表1
発表2
発表3
発表4
発表5
発表6
発表7
発表8
発表9
発表10
発表11
発表12
前期のまとめ
後期ゼミのオリエンテーション
発表1
発表2
発表3
発表4
発表5
発表6
発表7
発表8
発表9
発表10
発表11
発表12
後期のまとめ
論文作成に向けて
授 業 内 容
本ゼミ受講についての確認
講義:現在の教育問題、教育改革、発表分担
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(1)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(2)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(3)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(4)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(5)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(6)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(7)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(8)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(9)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(10)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(11)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(12)
前期報告の総括、後期課題の確認
卒業研究の課題設定、発表分担
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(1)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(2)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(3)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(4)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(5)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(6)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(7)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(8)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(9)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(10)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(11)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(12)
後期報告の総括
教員による講義・概説
− 463 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
岩中 貴裕
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
近年、心理学の分野で注目されている「やり抜く力」(grit)に焦点をあてる。「やり抜く力」が高い人は、困難な状況に直面しても、
粘り強く努力を継続することができる。教育の分野においても注目されているが、どうすれば「やり抜く力」を育むことができるのか
についてはまだ明らかにされていない。
本ゼミでは「やり抜く力」に対する理解を深め、どのようにすれば「やり抜く力」を育成することができるのかについて検討を加える。
<授業の到達目標>
下記の3点を本ゼミの到達目標とする。
(1)やり抜く力がどのようなものなのかを説明することができる。
(2)やり抜く力を育むための方法を検討することができる。
(3)Growth mindsetとFixed mindsetについて説明することができる。
<授業の方法>
学生による発表とディスカッションを中心とした授業を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内で資料(英語または日本語)を配布する。配布された資料は翌週までに必ず目を通して、その内容を理解しておくこと。
<成績評価方法>
以下のガイドラインに基づき総合的に判断する。
授業態度 30%、発表 30%、課題 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
やり抜く力(grit) その1
やり抜く力(grit) その2
自制心(self-control) その1
自制心(self-control) その2
データ収集準備
データ収集 その1
データ収集 その2
量的データの分析方法 前半
量的データの分析方法 後半
質的データの分析方法 前半
質的データの分析方法 後半
分析結果の発表 その1
分析結果の発表 その2
まとめ(前半)
NVivoの使い方 その1
NVivoの使い方 その2
NVivoの使い方 その3
NVivoの使い方 その4
NVivoの使い方 その5
分析結果の提示 その1
分析結果の提示 その2
スライド作成 その1
スライド作成 その2
スライド作成 その3
発表準備 その1
発表準備 その2
発表練習 前半
発表練習 後半
研究成果の報告
授 業 内 容
授業の進め方についての説明
資料(日本語)を読んで理解を深める。
資料(英語)を読んで理解を深める。
資料(日本語)を読んで理解を深める。
資料(英語)を読んで理解を深める。
調査参加者から収集するデータの種類を検討する。
調査参加者からデータを収集する。
調査参加者からデータを収集する。
統計処理について学ぶ。
ノンパラメトリック検定について学ぶ。
インタビューデータのコーディングについて学ぶ。
カテゴリー化について学ぶ。
量的データの分析結果を報告する。
質的データの分析結果を報告する。
前期の学習内容を振り返る。
質的データ分析ソフトの基本機能について理解する。
質的データ分析ソフトの基本機能について理解する。
質的データ分析ソフトを使って収集したデータを分析する。
質的データ分析ソフトを使って収集したデータを分析する。
質的データ分析ソフトを使って収集したデータを分析する。
分析結果の提示方法を検討する。
分析結果の提示をリハーサルする。
研究成果発表用のスライドを作成する。
研究成果発表用のスライドを作成する。
研究成果発表用のスライドを修正する。
研究成果報告の準備を行う。
研究成果報告の準備を完了する。
原稿を使用して発表のリハーサルを行う。
原稿を使用せずに発表のリハーサルを行う。
研究成果の報告を行う。
− 464 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
髙﨑 展好
単位数
4
授業方法
講義・演習
卒業要件
<授業の概要>
こどもの発達に音楽が果たす役割は非常に大きく重要です。
保育現場において音楽は生活の一部として取り入れられています。
多くの保育園、幼稚園では、歌うことを中心に音楽に親しみ、創造性を養い、豊かな情操を育てます。
このゼミナールで音楽の楽しさを一緒に学びませんか?
音楽はちょっとしたコツを掴めば短い練習時間でも上達します。
授業では一緒に楽しんでアンサンブルのノウハウを身に付けましょう。
<授業の到達目標>
様々な楽器を通してリズムの楽しさ、器楽合奏の面白さを体感し、実際に指導できるノウハウを身に付けます。
音楽は指導者の技量で良くもなれば悪くもなります。
音楽を楽しみ感性を養うこと、指導者としてのスキルを身につけることを目標とします。
<授業の方法>
講義・演習・実技等の形態をとる。
①簡単なリズム遊びから、楽譜の読み方をマスターします。
②様々な楽器を通して奏法を学ぶ。
③こどもが好みそうな選曲をおこない、編成を考えアレンジを行う。
④オリジナルの合奏曲を作ってみましょう
⑤発表の機会を設け、企画運営実習として積極的に活動に参加する。
<準備学習(予習・復習等)>
テーマに即したレポート作成、発表の準備・練習、各授業で指示
<成績評価方法>
積極的な授業参加 50%、課題・レポート 50%
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
音楽の基礎1
音楽の基礎2
音楽の基礎3
音楽の基礎4
表現
表現
演奏法
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
器楽演習
総括
授 業 内 容
授業概要(目的・内容・方法)研究テーマについて
楽譜の意義と必要性 楽譜について学ぶ
楽譜のメカニズム、読譜を学ぶ、リズム遊び
リズム遊び、リズムから学ぶ読譜法①
リズム遊び、リズムから学ぶ読譜法②
自己表現する。自分史プレゼンテーション①
自己表現する。自分史プレゼンテーション②
音を使った自己表現、演奏法について、生演奏を聴く
ミュージック・ベルの取り扱いと奏法
ミュージック・ベルで演奏する①
ミュージック・ベルで演奏する②
ミュージック・ベルで演奏する③
ミュージック・ベルで演奏する④
ミュージック・ベルで演奏する⑤
トーン・チャイムの取り扱いと奏法
トーン・チャイムで演奏する①
トーン・チャイムで演奏する②
トーン・チャイムで演奏する③
トーン・チャイムで演奏する④
トーン・チャイムで演奏する⑤
様々な楽器を使って合奏する①【楽器奏法の習得】
様々な楽器を使って合奏する②【プログラム案作成】
様々な楽器を使って合奏する③【企画・運営】
様々な楽器を使って合奏する④【企画・運営】
様々な楽器を使って合奏する⑤【アレンジの学習】
様々な楽器を使って合奏する⑥【アレンジの学習】
様々な楽器を使って合奏する⑦【上演実習】
様々な楽器を使って合奏する⑧【上演実習】
様々な楽器を使って合奏する⑨【映像収録・録音】
器楽の奏法、指導法のまとめ
− 465 −
必修
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
前田 一誠
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは、小学校算数科の指導をする際に求められる様々な能力について、「それ(求められるもの・大切なこと…)
が一体どのようなものか。」「どのように指導(授業づくり)をすればよいか。」といった、教師としての実践的な資質・
能力を身に付けることを目指しています。いわば「よい先生」になるためのゼミです。
<授業の到達目標>
学校現場で役立つことを前提とした実践的な研究を行い、教師としての実践的な資質・能力を身に付けることを目指し
ています。
<授業の方法>
ゼミ生が興味・関心を持ったテーマを、毎回1~2名ずつのレポート発表及びディスカッションをし、さらに指導教官
がアドバイスを行うことをくり返していきます。その成果を蓄積することによって、研究レポートへと集約させていき
ます。また、学内に留まらず研究会・学会等への参加も積極的に行うことを求めます。
<準備学習(予習・復習等)>
算数科教育をはじめとする、学校現場における実践的な研究課題について、そのポイント、方略、方策等について事前
に調べ、授業の中で発表・討論することをとおして課題を明らかにしていきます。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で「知識・理解」70%、両方を総括し、評価します。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマの設定(1)
テーマの設定(2)
テーマの設定(3)
テーマの設定(4)
テーマの設定(5)
テーマの設定(6)
研究方法(1)
研究方法(2)
ゼミ(1)
ゼミ(2)
ゼミ(3)
ゼミ(4)
ゼミ(5)
ゼミ(6)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)、総括
授 業 内 容
本ゼミナールⅠ(基礎)の目的・内容等についての理解
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
研究論文・レポートの書き方等について理解する(1)
研究論文・レポートの書き方等について理解する(2)
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議、総括としての講評・講話
− 466 −
55007
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅠ(基礎)
3
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
佐内 信之
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
「教科書教材を読むこと」「論理的・創造的な文章を書くこと」「一つのテーマに対して話すこと・聞くこと」などの学
習を進める。
<授業の到達目標>
実践的な国語科授業づくりの能力を高めること。
<授業の方法>
国語科授業づくりに関連して、ゼミ生が興味・関心をもったテーマを取り上げ、毎回、レポート発表及びディスカッショ
ンを行う。さらに、指導教官が先行文献をもとにしたアドバイスを行う。また、学内に留まらず、研究会・学会等への
参加も積極的に行う。
<準備学習(予習・復習等)>
関連資料の検索・収集・分析等を行い、研究レポートへと集約していく。
<成績評価方法>
意欲的な出席、途中経過発表、課題作成進捗状況等を考慮し、総合的に判断する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
話すこと・聞くこと(1)
話すこと・聞くこと(2)
話すこと・聞くこと(3)
話すこと・聞くこと(4)
話すこと・聞くこと(5)
話すこと・聞くこと(6)
読むこと(1)
読むこと(2)
読むこと(3)
読むこと(4)
読むこと(5)
読むこと(6)
研究プロット報告(1)
研究プロット報告(2)
研究レポート中間報告
書くこと(1)
書くこと(2)
書くこと(3)
書くこと(4)
書くこと(5)
書くこと(6)
模擬授業(1)
模擬授業(2)
模擬授業(3)
模擬授業(4)
模擬授業(5)
模擬授業(6)
研究レポート最終報告(1)
研究レポート最終報告(2)
授 業 内 容
自己紹介、ゼミの進め方
課題図書の検索、読書会
課題図書の検索、読書会
課題図書の検索、読書会
課題図書の検索、読書会
課題図書の検索、読書会
課題図書の検索、読書会
教科書教材の収集、分析
教科書教材の収集、分析
教科書教材の収集、分析
教科書教材の収集、分析
教科書教材の収集、分析
教科書教材の収集、分析
研究テーマの提案、検討
研究テーマの提案、検討
研究テーマの修正、決定
研究レポートの執筆、検討
研究レポートの執筆、検討
研究レポートの執筆、検討
研究レポートの執筆、検討
研究レポートの執筆、検討
研究レポートの執筆、検討
授業づくりの提案、検討
授業づくりの提案、検討
授業づくりの提案、検討
授業づくりの提案、検討
授業づくりの提案、検討
授業づくりの提案、検討
研究レポートの発表、検討
研究レポートの発表、検討
− 467 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
勝田 麻津子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
ゼミナールⅠで実践し、まとめた内容をもとに、さらに発展的に自己研究課題を明確にして、
1.地域支援実践活動を通した調査研究
2.子育て支援実践活動を通した研究
3.文献研究
4.アンケート調査研究 等の観点から各自の課題に取り組む
<授業の到達目標>
ゼミナールⅠで実践し、まとめた内容をもとに、各自の自己研究課題に応じて、
1.地域支援実践活動を通した調査研究
2.子育て支援実践活動を通した研究
3.文献研究
4.アンケート調査研究 等の観点からレポートを仕上げる
<授業の方法>
講義、ディスカッション、プレゼンテーション等の形式
<準備学習(予習・復習等)>
1.各自の研究テーマに添った文献収集
2.各自のテーマに添ったアンケー調査 等、個別に課題を出す
<成績評価方法>
1.年間を通したプレゼンテーション内容
2.ゼミレポート
により評価する
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
ゼミナールの目的と方法
研究テーマの設定について
研究テーマの位置づけ
研究の方法
研究テーマの位置づけ
研究調査の実施・実践
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
研究調査の課題抽出
研究調査内容の修正
修正研究調査の実施・実践(前半最終)
研究調査のまとめ(個人)
研究調査のまとめ(グループ討議)
中間報告会(前半グループ)
中間報告会(後半グループ)
バズセッション
前期の振り返り
実践活動および調査研究の実施
現在までの実践研究活動の経過報告および課題検
討(順次プレゼンテーション実施)
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ゼミレポートのまとめ(個人)
グループ討議(小グループ別)
グループ討議の課題抽出
グループ討議の課題整理および考察
ゼミレポート報告会(前半)
ゼミレポート報告会(後半)
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
授 業 内 容
ゼミナールの意義と役割
研究課題とは何か
研究テーマの位置づけ
研究方法論の解説と指導
研究調査の「ねらい」の設定につて先行研究を学ぶ
各自(もしくはグループ)のテーマに沿って研究調査の実施・実践計画と
おりに進める
実践をとおして見えてきた課題について検討する
課題を修正したテーマに沿った実践計画を立てる
課題を修正したテーマに沿った実践内容の振り返り
レポートの書き方の指導
テーマ内容に沿ってグループでのシェアリング
発表を受けて質問会
発表を受けて質問会
バズセッション
ゼミレポートにまとめる
テーマに沿った実践を実施
実践課題を振り返って実践内容の修正・指導
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
レポートの書き方の指導
テーマ内容に沿ってグループでのシェアリング
テーマに沿った実践内容の振り返り
課題を修正したテーマに沿った実践内容の振り返り
活動のまとめ
活動のまとめ
− 468 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
江原 智子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
3年次に培った研究の方法・理論をもとに、各自のテーマに沿った研究を深め、卒業論文の作成につなげる。
<授業の到達目標>
教育分野における各自のもっとも興味を持つ内容について研究を深め、必要な調査を開始する。最終的に卒業論文の形
にして集大成とする。
<授業の方法>
毎回、各自の研究の進捗を発表し、必要な情報の共有を図る。
研究手順が適切な方法でされているかを検証し、実践していく。
論文作法に則り、推敲を重ねて卒業論文を執筆する。
<準備学習(予習・復習等)>
論文執筆に係る、文献調査等の準備、発表準備。
定期的に論文を書き進め、推敲しては提出することを繰り返す。
<成績評価方法>
研究進捗の発表や情報共有、論文の進捗の報告と推敲・見直しの回数や内容、最終的な卒業論文の作成・提出など、総
合して評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
4年ゼミガイダンス
論文作成の基本①
論文作成の基本②
論文作成の基本③
論文作成の基本④
論文作法の基本⑥
論文作法の基本⑦
論文作法の基本⑧
中間発表2
研究進捗の報告①
研究進捗の報告②
研究進捗の報告③
研究進捗の報告④
研究進捗の報告⑤
中間発表3
4年後期ガイダンス
論文執筆①
論文執筆②
論文執筆③
論文執筆④
論文執筆⑤
中間発表③
論文執筆⑥
論文執筆⑦
論文執筆⑧
論文執筆⑨
論文執筆⑩
最終確認1
最終確認2
最終発表
授 業 内 容
年間の予定を概観し、年間計画を作成する
各自の研究テーマを再確認する
研究計画とアウトラインについての確認と議論
研究方法についての確認
論文作法についての確認
論理立ての確認と、章立ての基本
様々な文を考察する
文献検索と引用について(図書館講習)
担当者の発表と、それについての議論
担当者の発表と、それについての議論
担当者の発表と、それについての議論
担当者の発表と、それについての議論
担当者の発表と、それについての議論
卒業論文の執筆に向けての計画と留意事項
データ分析と執筆・推敲
データ分析と執筆・推敲
データ分析と執筆・推敲
データ分析と執筆・推敲
データ分析と執筆・推敲
論文執筆・推敲と全体の見直し
論文執筆・推敲と全体の見直し
論文執筆・推敲と全体の見直し
論文執筆・推敲と全体の見直し
論文執筆・推敲と全体の見直し
− 469 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
築山 依果
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
ゼミナールⅠ(基礎)にて検討してきた課題に沿って、学生が主体的に絞り込み興味や関心をもって研究に取り組むこ
とができるように支援する。
<授業の到達目標>
「子どもの食」を取り上げた文献の購読を行い、研究を通してその結果を発表する能力を高めることができることを目
標とする。
<授業の方法>
ゼミナール方式で授業を行う。グループ指導及び全体討議を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
調査研究テーマを明確にし、毎回の進度を確認する。
<成績評価方法>
ゼミ論文としてレポート20枚程度(8,000字)作成 50%、および調査研究(アウトリーチ活動)への取り組み態度 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
必要に応じて紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の内容と進め方
2
研究テーマの選択①
問題設定とは
3
研究テーマの選択②
問題設定の発表と討議
4
研究テーマの選択③
テーマの設定条件について
5
研究方法の設定①
研究テーマ発表
6
研究方法の決定②
研究方法の解説
7
研究方法の決定③
議論の仕方
8
研究方法の決定④
研究デザインの作成
9
課題研究の手法①
研究調査指導①質的調査のポイント
10
課題研究の手法②
研究調査指導②量的調査のポイント
11
課題研究の手法③
研究調査指導③6つの調査方法
12
中間発表
研究課題の発表および指導①
13
中間発表
研究課題の発表および指導②
14
中間発表
研究課題の発表および指導③
15
文献購読①
文献購読の手法①話し方
16
文献購読②
文献購読の手法②探し方
17
文献購読③
文献購読手法②理解の仕方
18
研究討議①
研究課題と方法①論文の組み立て
19
研究討議②
研究課題と方法②論文の表現
20
研究討議③
研究課題と方法③論文の文体
21
研究討議④
研究課題の方法④明晰な文章展開
22・27
研究執筆
論文作成
28・29
論文口頭発表予演
製本作成および予演
ゼミナール総括
総括
30
− 470 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
木戸 和彦
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは、ゼミナールⅠ(基礎)を受けて、すでに作成済みのオリジナル教材を実際の教育現場に提供し、モニタリ
ングすることでユーザインターフェースの改良を図る。その中で、教育現場の現状をさらに深く学び、現場の諸問題と
合わせて検討・論議していく。また、PC操作やプログラミング技術を向上させることで、社会で必要とされる人材育成
に取り組み、社会貢献できる若者の輩出を目指す。
<授業の到達目標>
論文作成能力と卒業研究に必要となるプログラミング能力を身に付け、社会貢献できる人材の育成を目標とする。
<授業の方法>
前期:プログラミング実習。学校教育現場におけるモニタリング。
後期:プログラミングにおける課題作成。
<準備学習(予習・復習等)>
プログラミングを理解する上で、週1回のゼミだけでは到底不十分である。簡単な出来ることで構わないので、毎日プ
ログラミングに関わるようにすること。
<成績評価方法>
研究の進捗状況を踏まえ、総合的に判断する。
<教科書>
特になし
<参考書>
(2011)「Visual Basic 2010 パーフェクトマスター」秀和システム 2,940円
<授業計画>
回
1
テーマ
授 業 内 容
ガイダンス
中間目標、最終目標の確認、PC環境の確認、卒業研究に関するガイダンスと
VB.netプログラミングⅠ
テーマ決定
モニタリングⅠ
オリジナル教材の改良
VB.netプログラミングⅡ
学校教育現場での使用テスト
モニタリングⅡ
使用テストの結果を踏まえ、ユーザインターフェースの追加と改良
11~13
中間発表
学校教育現場での最終調整
14~30
課題作成
研究進捗状況の確認とプレゼンテーション
2~5
6
7~9
10
− 471 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
古田 康生
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
ゼミナールⅡ(応用)では、卒業論文またはゼミナール論文を執筆し、4年間の万尾の集大成を創り上げる。そのため、
各人が保育や幼児教育に関連しゅる研究課題を設定して主体的に学ぶ。保育内容(健康)、幼児の体力・運動能力、幼
児体育指導法、子育て支援事業などの領域で、各自が興味のある調査研究テーマにそって、自己課題に取り組み、最終
的な成果をゼミ論文・卒業論文としてまとめる。
主なテーマ領域
□幼児の健康(食生活、生活習慣などの健康に関連ある項目との関連)
□幼児体育の指導法、教材開発
□幼児の体力・運動能力の測定評価
□子育て支援事業での身体運動・運動遊び領域での活動方法、保護者への健康教育支援
□幼児の運動動作の発達バイオメカニクス的研究
<授業の到達目標>
ゼミナールⅡでは、4年間の学びをまとめ上げるため、卒業論文またはゼミナール論文を執筆数る。その過程で、課題
発見能力、課題解決能力、プレゼンテーション能力等の社会で求められる基本的スキルを身に付ける。
<授業の方法>
講義・演習形式を中心として必要に応じて個別指導をする。
<準備学習(予習・復習等)>
履修学生各自が調査研究テーマを明確にそれに応じた必要な予習・復習を指示する。毎回のゼミナールでは調査研究の
進捗状況を履修者全員で確認する。
<成績評価方法>
レポート 50%、調査研究への取り組み態度 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1・2
3・4
5・6
7・8
9・10
11・12
13・14
15・16
17・18
19・20
21・22
23・24
25・26
27・28
29・30
テーマ
授 業 内 容
ゼミナールⅡの目的1と授業の進め方
ゼミナールⅡの研究目的の設定の意義と個別研究テーマ設定の意
義、IPU講義ルールの確認
事例で学ぶ研究論文の研究計画
関連論文による研究計画の立て方
研究テーマの設定について
幼児体育の関連研究分野の研究動 ①運動能力について
研究テーマの研究分野における位置づけ 幼児体育の関連研究分野の研究動 ②健康・生活リズムについて
各種研究方法あり方
質問紙研究・測定研究・動作観察研究の研究方法
研究調査の実施1
個別研究テーマにそった先行論文の抄読(幼児の運動能力)
研究調査の実施2
個別研究テーマにそった先行論文の抄読(幼児の動作発達)
研究調査の実施3
個別研究テーマにそった先行論文の抄読(幼児の運動遊び調査研究)
研究調査の実施4
個別研究テーマにそった先行論文の抄読(幼児の動作観察研究)
測定研究・調査研究の方法中間報告
各自の研究テーマに適した質問紙研究・測定研究・動作観察研究の研
究方法
研究調査の実施5
個別研究テーマにそった先行論文の抄読(幼児の運動遊びの運動能
力への効果)
研究調査の実施6
個別研究テーマにそった先行論文の抄読
(幼児の日常生活リズム研究)
関連研究論文の抄読(幼児体育)
各自が選択した先行研究論文の抄読(運動能力)
関連研究論文の抄読(小学校体育)と最 各自が選択した先行研究論文の抄読(小学校体育の授業)
新研究動向
子どもを対象とした体育的研究の最新動 関連研究分野の研究動向と総括・試験
向・試験
− 472 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
住本 克彦
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは、前半は、研究テーマの設定と焦点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、論文構成を考える。後半は、
その成果を踏まえ、レポート発表及びディスカッション、指導教官の助言等を通し、学級経営学に関する研究レポート・
論文作成の基礎的事項を理解し、その応用の仕方について学ぶ。
<授業の到達目標>
本ゼミでは、「学校カウンセリング」「心の教育」等の視点から研究レポート・論文作成を目指す。前半は、研究テーマ
の設定と焦点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、論文構成を作成する。後半は、その成果を踏まえ、研
究中間発表及びディスカッション、指導教官の助言等を通し、学級経営学に関する研究レポート・論文作成の基礎的事
項を理解し、その応用力を身に付けることを目標とする。
<授業の方法>
ゼミ生が興味・関心を持ったテーマを、毎回、レポート発表及びディスカッションをし、さらに指導教官がアドバイス
を行うことを継続し、その成果を蓄積することによって、研究レポート・論文へと集約させる。また、学内に留まらず
研究会・学会等への参加も積極的に行うこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
学級経営に関する課題について、そのポイントや解決法等について事前に調べ、授業の中で発表・討論する。また、毎
時間予習課題と復習課題は提示する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で「知識・理解」70%、両方を総括し、評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
オリエンテーション
テーマの設定
3
4
5
6
8
9
10
11~15
16~18
19~30
授 業 内 容
学級経営学ゼミナールⅡ(応用)の目的・内容等について理解する。
各自が昨年度まで進めてきた、学級経営学に関する関心のある教育課題に
沿って、研究テーマを設定する(1)
研究方法(1)-文献研究-
各自が昨年度まで進めてきた、文献検索をさらに広げ、卒業論文の構成を
より明確なものにする。
研究方法(2)-調査研究実施- 各自が進めている調査研究に向けて準備をし、調査研究を実施する。
研究方法(3)-調査研究集計- 調査研究集計結果についての分析・考察を進める。
ゼミ発表・討論(1)・卒業論文 テーマに沿っての学生の発表と討論(1)主にいじめ防止教育・不登校支援
初稿作成
教育のテーマについて
ゼミ発表・討論(2)・卒業論文 テーマに沿っての学生の発表と討論(2)主にいのちの教育・心の教育のテー
初稿作成
マについて
ゼミ発表・討論(3)・卒業論文 テーマに沿っての学生の発表と討論(5)その他の学級経営、学校カウンセ
初稿作成
リングに関するテーマについて
卒業論文初稿完成(1)
発表、討論、指導を踏まえて初稿完成に取り組む。
卒業論文初稿完成(2)
発表、討論、指導を踏まえて初稿を完成させる。今後の課題や問題提起、
倫理上の配慮等について充分検討する。
研究概要の交流と研究指導(1) 各自の学級経営学に関する卒業論文概要や、研究の現況における課題など、
互いの課題意識の交流
卒業論文完成・提出、ゼミ総括
今後の研究の方向性など、各学生の研究発表と討論、まとめ(最終回は授
業総括)
− 473 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
村田 久
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
<授業の到達目標>
少子高齢化の急速な進展とともに日本は2005年に史上初めて経験する「人口減少社会」に突入し、社会福祉を始めとし
た社会のあり方が大きく変わろうとしている。この変化の背景に何があるのか、この変化は我々に何をもたらそうとし
ているのか、そして我々は次世代の社会福祉をどのように構築していく必要があるのか、こうした現状と将来課題をみ
すえながら、各自が興味のある研究テーマを設定し、自己課題に取り組む。調査研究のアプローチの方法、思考の分析ツー
ルとして社会学的な学びを深める。さらに、文献調査、フィールドワーク、統計調査の技法の習得を目指す。
<研究テーマ領域>
□少子高齢化と政策対応
□就学前施設(保育所、幼稚園)の歴史的展開
□東アジアの家族観、子育て観の国際比較
□現代の若者
□晩婚化、未婚化
<授業の方法>
調査研究にそったグループ指導、全体ディスカッションをあわせる。
<準備学習(予習・復習等)>
調査研究テーマを明確にし、毎回の進度を確認する。
<成績評価方法>
レポート10枚程度 50%、調査研究への取り組み態度 50%。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1・2
ゼミナールの目的と方法
ゼミナールの意義と役割
3・4
研究テーマの設定について
研究課題とは何か
5・6
研究テーマの位置づけ
研究課題と卒業研究
7・8
研究の方法
研究方法論の解説
9・10
研究調査の実施
グループ・個別調査研究及び指導
11・12
↓
↓
13・14
↓
↓
15・16
↓
↓
17・18
研究課題と方法の討議
研究課題と方法の討議及び指導
19・20
研究調査の実施
グループ・個別調査研究及び指導
21・22
↓
↓
23・24
↓
↓
23・26
↓
↓
27・28
↓
↓
29・30
ゼミナールⅠ総括
総括と質疑応答
− 474 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
オチャンテ ムライ カルロス
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミでは日本における国際理解について考えます。日本に住んでいる外国人の実態を調べ、彼らの生活とその背景を
学びます。法務省によれば現在、200万人以上の外国人がいると言われており、今後も増加すると考えられます。外国
人との共生、「多文化共生」がこのゼミで取りあげたい課題のひとつです。国内と海外の文献を読んだり、メディアを
通して調査をしたりして本題にむけて進めて行きます。
<授業の到達目標>
実践的な研究を行うことで本ゼミナールへの理解を深める。また、多文化共生社会に関する知識を深めることで様々な
専門でより国際的、グロバル視野をもつことを目指す。
<授業の方法>
前期に主要文献の紹介した後、ゼミ生が関心を持った自身のテーマの決定。テーマについて、発表およびディスカッショ
ンを行い、問題意識の共有をはかる。後期から、指定したテーマ研究を進め、卒業論文の完成を目指していく。
<準備学習(予習・復習等)>
日本や世界のメディアをフォローすること。配布したプリントをよく読んで復習し、シラバスでテーマや授業内容を調
べて予習すること。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で「知識・理解」70%、両方を総括し、評価します。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマの設定(1)
テーマの設定(2)
テーマの設定(3)
テーマの設定(4)
テーマの設定(5)
テーマの設定(6)
研究方法(1)
研究方法(2)
ゼミ(1)
ゼミ(2)
ゼミ(3)
ゼミ(4)
ゼミ(5)
ゼミ(6)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)、総括
授 業 内 容
本ゼミナールⅠ(基礎)の目的・内容等についての理解
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
興味・関心のある教育課題に沿って、研究テーマの検討・設定
研究論文・レポートの書き方等について理解する(1)
研究論文・レポートの書き方等について理解する(2)
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
テーマに沿っての学生の発表と討論
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
個別指導、研究発表の計画と準備
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議
研究成果の発表と討議、総括としての講評・講話
− 475 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
林 紀行
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
<授業の到達目標>
この課題解決能力をつけるために、前半は、研究テーマの設定と焦点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、
研究方法等の基本的事項について理解することを重視する。後半は、その成果を踏まえレポート発表及びディスカッショ
ン、指導教官の助言等を通し、研究レポート・論文作成の基礎的事項を身に付けることを目標とする。
<授業の方法>
受講生生が関心を持ったテーマについて、レポート発表を行うと共に、受講者全員で論点を設定した上で、ディスカッ
ションを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
課題について、そのポイントや解決法等について事前に調べ、授業の中で発表・討論する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容 70%で総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマ設定
文献検索
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
研究指導
研究指導
研究指導
研究指導
研究指導
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
まとめ
まとめ
まとめ
まとめ
授 業 内 容
研究テーマの設定及び確認
教育課題について調査
文献検索の指導
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
研究テーマの交流と内容修正
4年生への展望
4年生への展望
4年生への展望
4年生への展望
− 476 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
村上 尚徳
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
<授業の概要>
次の二つの視点から、学習をする。
1.美術や美術学校教育に関する知識や考え方、意義や役割について理解を深める。
2.小学校教育に関する理解を深め、教師になるための資質や能力を高める。
<授業の到達目標>
1.美術や美術学校教育に関する知識や考え方、意義や役割について理解を深める。
2.小学校教育に関する理解を深め、教師になるための資質や能力を高める。
<授業の方法>
作品鑑賞、作品製作、資料の読解、レポート、討論など。
<準備学習(予習・復習等)>
指示された内容について、各授業の前後に予習・復習(レポートの作成や資料の収集等)を行うこと。
<成績評価方法>
出席及び学習に対する意欲や態度 20%、プレゼンテーション・レポート・作品等 80%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
授 業 内 容
オリエンテーション
研究テーマの検討(第6回まで)
調査・研究の実施(第15回まで)
卒業研究の指導(第29回まで)
− 477 −
必修
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
三木 澄代
4
単位数
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
人間の生涯における各ライフステージ(主として乳幼児期~青年期)において生じる心理・社会的問題・課題に対して子ども自身が主
体的に取り組みよりよく生きる力を身に付けていくために、保育・教育の場、家庭、地域においてどのような指導・支援が適切である
かについて、主として学校心理学・臨床心理学・家族心理学の視点から、個々の問題意識に沿った研究(文献研究・調査研究・実践研
究等)をすすめる。また、その過程のなかで研究・発表・論文作成のための力を高めていく。
<授業の到達目標>
①各調査結果をまとめ、分析・考察を行う。
②研究内容を整理し報告書・研究論文を作成する。
③研究成果について口頭発表する。
④研究成果にについてディスカッションを行う。
<授業の方法>
授業への参加意欲・態度 30%、報告書・論文等提出物 40%、研究成果の発表 30%
<準備学習(予習・復習等)>
*先行研究の検索とまとめ
*資料・文献検索等の情報収集、調査結果等の整理・分析
*文書・グラフィック等情報機器の技能習得
<成績評価方法>
授業への意欲・態度 30%、発表レジュメ・研究報告等の提出物(専門知識、記述・表記スキル等)40%、プレゼンテーション 30%
<教科書>
特になし
(適宜紹介・資料配布)
<参考書>
特になし
(適宜紹介・資料配布)
<授業計画>
回
テーマ
1
オリエンテーション
2
各調査結果等のまとめ・分析・考察について①
3
各調査結果等のまとめ・分析・考察について②
4
5
各調査結果等のまとめ・分析・考察について③
研究報告書・論文の書き方①
6
7
研究報告書・論文の書き方②
研究活動の成果等の報告・発表とディスカッション①
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
研究活動の成果等の報告・発表とディスカッション②
研究活動の成果等の報告・発表とディスカッション③
研究活動の成果等の報告・発表とディスカッション④
研究活動の成果等の報告・発表とディスカッション⑤
中間発表①
中間発表②
中間発表③
中間発表④
中間発表⑤
研究結果の吟味
論文構成のデザイン
研究活動の報告・発表とディスカッション①
研究活動の報告・発表とディスカッション②
研究活動の報告・発表とディスカッション③
研究活動の報告・発表とディスカッション④
研究活動の報告・発表とディスカッション⑤
研究のまとめ、発表準備①
研究のまとめ、発表準備②
研究のまとめ、発表準備③
研究のまとめ、発表準備④
研究発表①
研究発表②
まとめ
授 業 内 容
授業の進め方、研究テーマ・研究計画の再確認・修正、ゼミ・研究活
動の就職活動への活かし方等
文献・調査・実践等各研究をとおして得た数量・質的データ等の結果
のまとめ・分析・考察のしかたについて
先行研究の検索・まとめ、引用・参考文献の整理、研究テーマと結果・
考察の整合性について
〃
執筆時間の確保、文書の構成・展開のしかた、各項目(題目、序論・
問題の所在・目的・方法・結果・考察・結論、図表、謝辞、付録資料
等)について
〃
各研究内容の報告・発表およびディスカッション、中間発表の準備(レ
ジュメ・レポートの作成)
〃
〃
〃
〃
各研究活動の中間発表、質疑応答、課題の整理
〃
〃
〃
〃
研究活動の進捗状況の確認、内容・結果の分析、考察の吟味
報告書・論文の全体構想、目次の構成
報告書・論文作成に向けた発表・ディスカッション
〃
〃
〃
〃
発表資料、報告書・論文作成、プレゼンテーション準備
〃
〃
〃
各研究の口頭発表、質疑応答
〃
研究のふり返り、課題の整理
− 478 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
中道 美鶴
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
ゼミナールⅠ(基礎)から引き続き、子どもの発育・発達に関すること、保育の方法に関すること、保育内容(人間関係)
(表現)に関すること、子育て支援に関することで、各自が興味のある調査研究テーマに添って、自己課題に取り組み、
2年間の成果をまとめる。
ゼミナールⅠ(基礎)で取り組んだテーマの再検討をし、ゼミナールⅡ(応用)へ残された課題を修正・改善をしていく。
そして、さらに深めるために調査・研究を行い、2年間の取り組みの成果としてまとめる。
<授業の到達目標>
保育現場での実践力に直結する、乳幼児への指導・援助に必要な知識や技術について調査研究を進めることを目標とす
る。また、保育の現場で実践・観察したエピソードから学び合うことで、幼児観・保育観・発達観を確立させ、実践力
をつけることも目指す。
更に、自身の幼児観・保育観・発達観を他者に向けて表現することにも慣れ、そのための資料を工夫して作成できるよ
うになることを目指す。
そして、最終的には8,000字~12,000字以上のまとまった表現ができることを目標とする。
<授業の方法>
保育内容に関する体験的研究、調査研究にそったグループ・個別指導、調査研究結果の報告、全体ディスカッション等
の方法で進める。
<準備学習(予習・復習等)>
調査研究テーマに関する文献・参考図書の検索、引用箇所に関する資料作成、研究調査の報告資料作成などの自主的な
取り組み
<成績評価方法>
レポート8,000字~12,000字以上 50%、調査研究への取り組み態度 50%
<教科書>
テーマごとに適宜提示し、資料を配布する
<参考書>
テーマごとに適宜提示し、資料を配布する
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1~2
ゼミナールⅡ(応用)の目的と方法
ゼミナールⅡ(応用)の意義と学び方
3~4
研究テーマの再検討
ゼミナールⅠ(基礎)から残された課題を修正・改善
5~6
研究の方法、計画
テーマの深め方、研究方法の確認、具体的方法の検討
7~9
研究調査の準備と文献購読(1)
先行研究の検索、結果の記録、発表資料の作成
10~12
研究調査の準備と文献購読(2)
先行研究検索結果の発表、討議
13~15
研究調査の準備と文献購読(3)
研究方法の検討、準備、長期休業期間の課題確認
16~18
研究調査の進捗状況確認
課題研究進捗状況の発表と討議、方向性の修正及び指導
19~21
研究調査の実施(1)
調査研究への取り組みに対する個別指導
22~24
研究調査の実施(2)
調査結果の分析、考察
25~27
調査結果レポートの作成、発表準備
調査結果レポートと文献リストの作成
28~30
成果報告
成果報告と質疑応答、討議、まとめ
− 479 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
林 基子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
認定こども園の動向が具体的になりつつある。幼稚園教諭免許・保育士資格は、新たな保育教諭と称されその専門職とし
ての資質・能力の向上はこれまで以上に高めることを求められている。養護と教育を一体的に行い、生涯にわたる人間形
成の基礎を培うことが基本であり目的である。したがって保育者の責務を果たすための学びをすることを目標とする。
<授業の到達目標>
保育者の責務を果たすための学びをすることを目標とする。すなわち学生自らが選定したテーマにしたがて、担当教員
の指導を受けるとともに先行研究論文を読み、調査研究等を実施し自主的に取り組むこと、また年度末にはその成果を
論文として提出する。
<授業の方法>
専門職としての資質・能力に関する内容と学生自らが選択したテーマ内容に関する資料作成、発表、ディスカッション、
個別指導
<準備学習(予習・復習等)>
文献・参考図書、先行研究論文の検索とその読破、並びにレポートの作成、
<成績評価方法>
研究テーマに関する自発的・自主的学習と研究の取り組み姿勢 50%、論文の作成 40%、論文作成の進捗状況 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ゼミナールⅡの目的と方法
ゼミナールⅡの目的と方法
新聞記事とその重要性
新聞記事とその重要性
研究テーマについて
子どもに関する記事について
保育者の資質と能力、その専門性について
保育者の資質と能力、その専門性について
研究テーマに関する準備と修正
先行研究論文と研究著書の学び
先行研究論文と研究著書の学び
先行研究論文と研究著書の学び
研究の方法と計画
調査研究の方法
調査研究の方法
アンケート作成と予備調査
アンケート予備調査
アンケート調査表の作成
調査実施の準備
調査実施 課題研究の主旨説明発表
アンケート調査結果の集計・整理
アンケート調査結果の集計と整理
課題研究の遂行と個別指導
課題研究の遂行と個人指導
課題研究の遂行と個別指導
課題研究の進捗状況と内容の発表
課題論文のまとめと個人指導
課題論文のまとめと個人指導
ゼミナールⅡの総括
ゼミナールⅡの総括
授 業 内 容
ゼミナールⅡの目標・目的と意義
ゼミナールⅡの目標・目的と意義
子どもに関する記事について
子どもに関する記事について
研究テーマについての資料収集と検討
新聞記事と研究テーマ設定、方向づけ
保育者の資質と能力:幼稚園教育要領・保育所保育指針の再学習
認定こども園:教育・保育要領の学習
研究テーマに関する先行研究論文と研究書籍の検索
先行研究論文・研究著書内容についてレポート作成
先行研究論文・研究著書内容についてレポート作成
先行研究論文・研究著書内容についてレポート作成
各自の研究テーマと研究方法と研究計画について:他者への発表・討議
調査研究情報の収集と選択:アンケート項目について
調査研究情報の収集と選択:アンケート項目について
アンケート予備調査の実施
予備調査結果の集計と内容の分析
調査項目の妥当性の検討と修正:調査表作成
アンケート調査用紙の準備、調査依頼等準備
課題研究の主旨文の作成と発表・討議
回収アンケートの信憑性の検討と 調査内容の検討
アンケート調査の分析 内容分析の討議と指導
アンケート調査結果の分析と考察
アンケート調査結果の分析と考察 課題研究の先行研究論文の再学習
アンケート調査結果の分析と考察 課題研究の先行研究論文の再学習
課題論文作成と個人指導
課題論文の内容に関する検討と指導・修正
課題論文の内容関する検討と指導・修正
成果報告と質疑応答(パワーポイント発表)
提出論文に関する総括
− 480 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
長谷 浩也
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
今日の教育問題は、社会の変化により複雑化し、困難の一途をたどっている。学校の問題に目をむけても学力問題、い
じめ問題、学習意欲の問題など様々である。これらに対応するためには、目の前にある課題を多方面から分析し、より
よい方向に向かって対応する課題解決能力が必要とされる。その能力を養う。
<授業の到達目標>
この課題解決能力をつけるために、研究テーマの設定と焦点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、その成
果を踏まえレポート発表及びディスカッション、指導教官の助言等を通し、研究レポート・論文作成を行う。最終的に
ゼミ論文、卒業研究に発展させる。
<授業の方法>
論文のテーマを、毎回、レポート発表及びディスカッションをし、成果を蓄積することによって、研究レポート・論文
へと集約させる。また、学内に留まらず研究会・学会等への参加も積極的に行うこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
課題について、そのポイントや解決法等について事前に調べ、授業の中で発表・討論する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で「知識・理解」70%、両方を総括し、評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマ設定
文献検索
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
テーマ討論
研究指導
研究指導
研究指導
研究指導
研究指導
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
中間発表
まとめ
まとめ
まとめ
まとめ
授 業 内 容
研究テーマの設定及び確認
教育課題について調査
文献検索の指導
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
学生の発表と討論
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
問題意識の交流
論立てについて検討
論立てについて検討
論立てについて検討
ゼミ論文としての今後の展望
ゼミ論文としての今後の展望
ゼミ論文としての今後の展望
今後の展望
今後の展望
今後の展望
今後の展望
− 481 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
梶本 佳照
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
本ゼミでは、「教科指導へのICT活用」「情報教育」等の視点から研究レポート・論文作成を目指す。前半は、研究テー
マの設定と焦点化のため、関連資料の検索・収集・分析等を行い、論文構成を考える。後半は、その成果を踏まえ、レポー
ト発表及び討論し、研究論文の作成を行う。
<授業の到達目標>
指導教官の助言等を通し、教育の情報化レポート・論文作成の基礎的事項を理解し、その応用力を身に付け研究論文を
完成させることができる。
<授業の方法>
ゼミ生が興味・関心を持ったテーマを、毎回、レポート発表及びディスカッションをし、さらに指導教官がアドバイス
を行うことを継続し、その成果を蓄積することによって、研究レポート・論文へと集約させる。また、学内に留まらず
研究会・学会等への参加も積極的に行うこととする。
<準備学習(予習・復習等)>
学級経営に関する課題について、そのポイントや解決法等について事前に調べ、授業の中で発表・討論する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)40%、論文作成及びその内容の評価 60%、両方を総括し、評価する。
<教科書>
必要に応じて授業中に紹介する。
<参考書>
必要に応じて授業中に紹介する。
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
テーマの設定(1)
テーマの設定(2)
テーマの設定(3)
研究方法(1)
研究方法(2)
ゼミ(1)
ゼミ(2)
ゼミ(3)
ゼミ(4)
ゼミ(5)
ゼミ(6)
ゼミ(7)
ゼミ(8)
ゼミ(9)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(1)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
研究指導(2)
授 業 内 容
ゼミナールⅡ(応用)の目的・内容等について理解する。
研究テーマの最終決定
研究テーマの最終決定と研究方法の検討(1)
研究テーマの最終決定と研究方法の検討(2)
研究論文・レポートの書き方等について理解する(1)
研究論文・レポートの書き方等について理解する(2)
テーマに沿っての学生の発表と討論(1)
テーマに沿っての学生の発表と討論(2)
テーマに沿っての学生の発表と討論(3)
テーマに沿っての学生の発表と討論(4)
テーマに沿っての学生の発表と討論(5)
テーマに沿っての学生の発表と討論(6)
テーマに沿っての学生の発表と討論(7)
テーマに沿っての学生の発表と討論(8)
テーマに沿っての学生の発表と討論(9)
各学生の課題意識の交流
各学生の課題意識の交流
各学生の課題意識の交流
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
各学生の研究発表と討論
− 482 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
浅田 栄里子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールでは、学生が3年次にそれぞれ設定したテーマに沿って研究を進め、卒業論文として完成させることを目
指す。学生が興味と関心を持って研究に取り組むことができるように条件整備を行い、一人一人の研究をゼミナールの
構成員全体で支援する。
<授業の到達目標>
・関連資料の検索・収集・分析等を行い、研究方法等の基礎的事項について理解する。
・レポート発表及びディスカッションができる。
・研究レポート・論文作成の基本を身に付ける。
・研究を論文としてまとめ、その発表ができる。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、実際に調査や実験等を行い、論文としてまとめていく。基
本的に講義時間は学生による発表とその準備とするが、個人の研究テーマや発表資料の作成などにおいては、進捗状況
に応じて個別指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
それぞれ3年次に設定したテーマに沿って研究を進め、その進ちょく状況の報告を授業の中で発表・討論する。
<成績評価方法>
授業態度等(関心・意欲・態度)30%、レポート内容、到達度評価で(知識・理解)70%、両方を総合し、評価する。
<教科書>
特に指定しない。
<参考書>
特に指定しない。
<授業計画>
回
テーマ
1
オリエンテーション
授 業 内 容
ゼミナールⅡ(応用)の目的・内容・授業方法・評価の仕方等について理
解する。
2~4
研究テーマについて
3年次に設定したテーマの確認と、研究方法の検討を行う。
5・6
研究計画書の作成
確認したテーマと研究方法に沿って、研究計画書を各自でまとめる。
7~14
課題研究の遂行とその報告
各自自分の研究を進め、授業で研究の進ちょく状況を報告し、質疑応答に
より研究をよりよいものにする。
15
前期のまとめ
学生全員の進捗状況を確認し、夏休み中の計画及び後期の進め方について、
計画表の修正をする。
16~20
課題研究の遂行とその報告
各自自分の研究を進め、授業で研究の進ちょく状況を報告し、質疑応答に
より研究をよりよいものにする。
21~23
中間発表
それぞれの研究の中間発表を行い、お互いに検討し合うことで、より完成
形に近づけていく。
24~27
論文執筆
進めてきた研究を論文としての形にまとめていく作業をそれぞれで行い、
適宜アドバイスを行う。
28・29
30
最終確認
仕上がりつつある論文の最終の点検を学生同士で行う。
2年間のまとめ
ゼミナールⅠ、Ⅱにおける2年間の取り組みについてのまとめを行う。
− 483 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
室町 さやか
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
に幼児期における音楽教育について研究及び実践を行う。学内外での活動を通して社会人として自立する力を身に付け
る。
<授業の到達目標>
①専門的な音楽教育の知識と技術を身につける
②音楽に関連した企画の計画・実施を行う
③自分の興味にあることについて調べ、レポートを作成する
<授業の方法>
学生が主体となって音楽教育活動を行うためのイベントを企画し、実施する。これらの活動には各学生の意欲の高さが
必要とされる。
<準備学習(予習・復習等)>
企画の実施に差し支えないよう、準備や練習などの課題は必ずこなすこと。
<成績評価方法>
出席 30%、企画への取り組み 40%、レポート 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
企画の考案
音楽教材選択①
音楽教材選択②
音楽教材の理解
プログラム①
プログラム②
事前準備①
事前準備②
企画の実施
企画の振り返り①
企画の振り返り②
文献講読(1)
文献講読(2)
前期の総括
調査研究の実施(1)
調査研究の実施(2)
調査研究の実施(3)
調査研究の実施(4)
調査研究の実施(5)
調査研究の実施(6)
課題研究進捗状況確認
調査研究の実施(7)
調査研究の実施(8)
調査研究の実施(9)
調査研究の実施(10)
調査研究の実施(11)
課題研究の発表(1)
課題研究の発表(2)
総括
授 業 内 容
本講義のガイダンス
ゼミで実施する企画を考案する
企画で用いる音楽教材を見つける
企画で用いる音楽教材を選択する
企画で用いる音楽教材を理解する
企画のプログラムを考案する
企画のプログラムを作成する
おもちゃ等、事前に準備を行う
アンケート等の準備を行う
企画を実施する
企画を振り返る
企画を振り返り、レポートを作成する
文献講読とディスカッション(1)
文献講読とディスカッション(2)
前期のまとめ
調査研究の指導(1)
調査研究の指導(2)
調査研究の指導(3)
調査研究の指導(4)
調査研究の指導(5)
調査研究の指導(6)
課題研究の進捗状況確認と指導
調査研究の指導(7)
調査研究の指導(8)
調査研究の指導(9)
調査研究の指導(10)
調査研究の指導(11)
課題研究の発表とディスカッション(1)
課題研究の発表とディスカッション(2)
本講義のまとめ
− 484 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
吉澤 英里
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
ゼミナールⅡでは社会にかかわる様々な問いを心理学の研究手法を用いて明らかにする。
<授業の到達目標>
各自が興味のあるテーマを選び、調査や実験を通して検討をする。具体的な到達目標として卒業論文あるいはゼミレポー
トを執筆することを目指す。
<授業の方法>
ゼミナールⅡの開講時限で個別相談形式による指導を行う。その際、課題や宿題を出すこともある。その他、受講生の
進捗状況に合わせてグループディスカッションを取り入れることもある。
<準備学習(予習・復習等)>
ゼミナールの時間だけでは論文の執筆は困難である。そのため、各自が自主的に文献購読、調査、実験等を進めること
が求められる。
<成績評価方法>
提出された卒業論文もしくはゼミレポートの出来栄えをもとに評価する。
<教科書>
指定しない
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
先行研究を調べる
先行研究を調べる
先行研究を調べる
先行研究を調べる
先行研究を調べる
研究テーマの決定
研究テーマの決定
研究テーマの決定
研究計画の立案
研究計画の立案
中間発表
調査・実験の準備
調査・実験の準備
調査・実験の準備(予備調査・実験)
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
調査・実験の実施
卒業論文の執筆
卒業論文の執筆
中間発表2
卒業論文の修正
卒業論文の修正
卒業論文の完成およびまとめ
授 業 内 容
ゼミの進め方、卒業論文についての説明
先行研究のレビュー
研究テーマを決める
データ収集の方法の決定
研究計画の発表
調査・実験のための準備
調査や実験を通したデータ収集
データ分析
卒業論文・ゼミレポートの執筆
ここまでの進捗状況の発表
討論を踏まえての修正
卒業論文・ゼミレポートの完成とまとめ
− 485 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
松尾 健太郎
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
論理パズルを数学的に考察を行い、論理パズルの構造を知る。また、どのように教育現場で活用できるかを研究する。
<授業の到達目標>
論理パズルを数学的に考察することにより、論理的思考力を養う。探究心の向上および、問題解決能力の向上を目標と
する。また、考えたことを文章にする力を身に付ける。
<授業の方法>
討論およびレポート
<準備学習(予習・復習等)>
研究に関わる情報収集を行うこと。また、適宜、課題を課す。
<成績評価方法>
受講態度・意欲およびレポート課題を総合的に判断します。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
論文の書き方について(1)
論文の書き方について(2)
論文の書き方について(3)
論文の書き方について(4)
論文の書き方について(5)
研究及び発表(1)
研究及び発表(2)
研究及び発表(3)
研究及び発表(4)
研究及び発表(5)
研究及び発表(6)
研究及び発表(7)
研究及び発表(8)
研究及び発表(9)
研究及び発表(10)
研究及び発表(11)
研究及び発表(12)
研究及び発表(13)
研究及び発表(14)
課題作成(1)
課題作成(2)
課題作成(3)
課題作成(4)
課題作成(5)
課題作成(6)
課題作成(7)
課題作成(8)
課題作成(9)
課題作成(10)
授 業 内 容
前年度の復習と今後の方針について
TeXの使い方について(1)
TeXの使い方について(2)
TeXの使い方について(3)
emathの使い方について
論文の構成について
研究及び発表(1)
研究及び発表(2)
研究及び発表(3)
研究及び発表(4)
研究及び発表(5)
研究及び発表(6)
研究及び発表(7)
研究及び発表(8)
研究及び発表(9)
研究及び発表(10)
研究及び発表(11)
研究及び発表(12)
研究及び発表(13)
研究及び発表(14)
課題作成(1)
課題作成(2)
課題作成(3)
課題作成(4)
課題作成(5)
課題作成(6)
課題作成(7)
課題作成(8)
課題作成(9)
課題作成(10)
− 486 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
中村 仁美
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本授業は、卒業論文の完成に向けた通年のゼミナールである。担当者の専門は英米文学であるが、異文化理解や英語な
どに関心の高い受講生の研究も支援する。前期は「研究計画書」の作成、各受講生による研究テーマ発表、アブストラ
クト(要約)の提出を課題とする。後期は複数回にわたる論文指導を通し、卒業論文の執筆に徹する。
<授業の到達目標>
・「研究」や「論文」のあり方を正しく理解できること
・効果的なプレゼンテーション法や話し方を身に着けること
・わかりやすく説得力ある文章を書く力の向上
・卒業論文の完成
<授業の方法>
前期は「研究計画書」とアブストラクトの作成を行い、後期はそれに基づいた卒業論文の執筆に取り組む。
<準備学習(予習・復習等)>
授業内に適宜指示する。
<成績評価方法>
受講態度、研究計画書、アブストラクト、卒業論文 80%、個人による研究計画発表 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
ゼミナールⅡに関する説明
2
個人面談
研究テーマに関する相談
3
図書館ナビ
図書館にて資料の収集方法について今一度学ぶ
研究計画書の作成、資料収集
PC実習室にて研究計画書の作成
研究計画発表会
発表を聞き、議論する
4~6
7
8~14
アブストラクトの執筆
15
アブストラクト発表会
発表を聞き、議論する
16
ガイダンス
研究ノートの提出
17~29
30
卒業論文執筆指導、中間発表会
まとめ
本ゼミナールの総括
− 487 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
鈴木 瞬
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
前期、後期ともに、受講生が構想する研究課題を設定し、報告発表について検討議論する。本ゼミを通じて、時事的問題の理解を中心
に広く社会人として求められる教養、常識の涵養を図る。
<授業の到達目標>
本ゼミは、教育、学校教育の政策や制度、行政や経営といった「教育の組織化」に関する領域や社会における「教育とその他の領域の
輻輳化」に関する領域における諸問題をテーマに、受講生の研究能力―課題設定力、論理構想力、資料文献検索力、文章力、発表・プ
レゼンテーション力を形成・向上させることを目標とする。
<授業の方法>
受講生の報告発表、討議による演習を基本とし、テーマに関する担当教員の講義も必要に応じて加える。
<準備学習(予習・復習等)>
発表分担に応じて、前期は新聞等から報告の対象とする問題について報告レジュメを用意する。また、後期も発表分担により、
「卒業研究」
課題について報告レジュメを用意する。
<成績評価方法>
報告レジュメ及び報告内容について 60%、ゼミにおける討議参加について 40%を配分して総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
授業概要、オリエンテーション
発表テーマ設定に向けて
発表1
発表2
発表3
発表4
発表5
発表6
発表7
発表8
発表9
発表10
発表11
発表12
前期のまとめ
後期ゼミのオリエンテーション
発表1
発表2
発表3
発表4
発表5
発表6
発表7
発表8
発表9
発表10
発表11
発表12
後期のまとめ
卒業論文提出に向けて
授 業 内 容
本ゼミ受講についての確認
卒業研究テーマの決定、調査活動の計画、発表分担
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(1)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(2)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(3)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(4)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(5)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(6)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(7)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(8)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(9)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(10)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(11)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(12)
前期報告の総括、後期課題の確認
卒業研究の課題設定の妥当性について再検討、発表分担
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(1)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(2)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(3)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(4)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(5)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(6)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(7)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(8)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(9)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(10)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(11)
報告者の発表と受講生による討議、教員からの概説(12)
後期報告の総括
教員による講義・概説
− 488 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
朝岡 正雄
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールの目的は中学校・高等学校保健体育科教員を目指す上で自らが設定した問題意識に基づいて設定した課題を解決すること
にある。このために、3年次のゼミナールの終了時点で各自が設定したテーマにしたがって調査・研究を進め、その結果について全体
で討議し、修正を経て、課題報告をレポートとしてまとめる。
<授業の到達目標>
自らの教員としての資質に問いかけ、不足した能力について自己分析を行い、その欠点を補うための具体的な対策を行うことによって、
保健体育科の教員に求められる多面的な能力を身につける。
<授業の方法>
課題発表および集団討論
<準備学習(予習・復習等)>
発表の順番に従って年間4回の発表のための準備を行う。
<成績評価方法>
授業における報告内容 30%、参加意欲 30%、レポート 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
オリエンテーション
テーマの設定
調査結果の発表(1)
調査結果の発表(2)
調査結果の発表(3)
調査結果の発表(4)
調査結果の発表(5)
全体のまとめ
新たなテーマの設定
調査結果の発表(6)
調査結果の発表(7)
調査結果の発表(8)
調査結果の発表(9)
調査結果の発表(10)
全体のまとめ
テーマの設定
調査結果の発表(1)
調査結果の発表(2)
調査結果の発表(3)
調査結果の発表(4)
調査結果の発表(5)
全体のまとめ
新たなテーマの設定
調査結果の発表(6)
調査結果の発表(7)
調査結果の発表(8)
調査結果の発表(9)
調査結果の発表(10)
全体のまとめ(1)
全体のまとめ(2)
ゼミナールの目的と進め方
3年次の終了時に設定したテーマを確認して発表のグルーピングを行う。
第1グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
全員の発表内容について総括し、2回目の発表に受けた改善点を確認する。
1回目の発表の問題点および改善点を踏まえて、各自で新たなテーマを設定する。
第1グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
2回の発表の総括を行い、夏休みの課題を決め、後期の進め方について検討する。
新たなテーマを設定し、調査の手順と方法を決定する。
第1グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、2回目の発表に向けた問題点及び改善点について全体で討議する。
全員の発表内容について総括し、2回目の発表に向けた改善点について全体で討議する。
新たなテーマを設定し、調査の手順と方法を決定する。
第1グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第2グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第3グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第4グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第5グループの調査結果を発表し、発表の問題点及び改善点について全体で討議する。
第1グループから第3グループまでの報告の総括を行い、発表内容について全体で討議する。
第4グループと第5グループの報告の総括を行い、発表内容について全体で討議する。
− 489 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
飯出 一秀
単位数
4
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。3年次に引き続き、卒業研究へ結びつく
研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援
する。
したがって本ゼミナールは4年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興味関心を肯定的に受け止め、なおかつ
研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援体制を取る。
具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。ゼ
ミナールⅠ(基礎)での学習①学んだ情報整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③関連文献収集、④課題確認を発展させる。
<授業の到達目標>
柔道整復師に必要な幅広い知識や技術に関して科学的思考を用いことによりアプローチが出来るように、各種の研究手法を学びながら
研究テーマを設定し、研究を通して柔道整復師としての役割と責任を再確認し、専門家への資質を培うと共に、科学的研究思考を修得
することを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、調査・実験しながら柔道整復師に必要な知識の確認を行う。基本的には学
生自身の発表と共同討議による演習形式で進めていくが、進捗状況によっては個別指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
研究課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し分析する。
<成績評価方法>
課題達成度 100%で評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
柔道整復師に必要な知識の確認
文献の探し方、読み方
柔道整復師に必要な知識の確認
測定実習-超音波-
討 論- 〃 -
測定実習-近赤外線-
討 論- 〃 -
柔道整復師に必要な知識の確認
測定実習-バランス能-
測定実習-体力測定-
柔道整復師に必要な知識の確認
討 論- 〃 -
国家試験対策14
国家試験対策15
柔道整復師に必要な知識の確認
測定実習-メディカルチェック-
柔道整復師に必要な知識の確認
測定実習-筋力測定-
討 論- 〃 -
課題研究-計画書作成・基礎-
柔道整復師に必要な知識の確認
課題研究- 〃 発展-
課題研究-計画書に基づく測定-
柔道整復師に必要な知識の確認
課題研究-中間発表会-
課題研究- 〃 修正-
柔道整復師に必要な知識の確認
課題研究-発表会-
課題研究-討論-
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
専門領域確認調査1
論文抄読
専門領域確認調査2
超音波診断器の測定実習
測定結果にもとづく討論(1)
近赤外線診断器の測定実習
測定結果にもとづく討論(2)
専門領域確認調査3
バランス能の測定実習
等速性筋力の測定実習
専門領域確認調査4
測定結果にもとづく討論(1)
確認テスト1
確認テスト2
専門領域確認調査5
整形外科診断学 整形外科治療法
専門領域確認調査6
研究計画の作成(1)
研究計画の作成(2)
課題研究の遂行と個別指導(1)
ゼミ達成度調査1
課題研究の遂行と個別指導(2)
中間報告
ゼミ達成度調査2
課題研究の遂行と個別指導(1)
課題研究の遂行と個別指導(2)
ゼミ達成度調査3
課題研究発表会(1)
課題研究発表会(2)
− 490 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
大野 鈴子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
幼児教育全般、中でも保育内容(言葉)、コミュニケーション力、子どもと絵本などについて、各自が興味ある調査研究テー
マに沿って、自己課題に取り組んでいく。各自のテーマに合わせて、文献を読んだり、調査を実施したりしながら、自
ら探究に努め、論文作成を目指す。
<授業の到達目標>
4年間の集大成として、各自が興味ある調査研究テーマに沿って研究を進め、自ら探究する姿勢と論文作成の基本を身
につけることを目標とする。
<授業の方法>
個々の研究課題に応じた個別指導や、類似した研究課題のグループ指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
各自が調査研究テーマを明確にし、準備と整理をする。
<成績評価方法>
出席状況 20%、調査研究へ取り組む態度やレポート内容等 80%を総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
ゼミナールの進め方
2~5
研究テーマの見直し
研究課題の見直し
6~8
研究の方法
研究レポートの書き方の理解、研究調査の方法
9~13
研究課題の具体化
テーマに沿って学生の発表と討論、文献・資料の収集
14・15
中間発表
研究課題への取り組み状況の発表と討論
16~19
研究内容の改善
グループ・個別の調査研究及び分析
20・21
保育現場訪問と課題理解
実際の現場での課題の把握と改善
22~27
研究内容の指導
個別的な課題に関する指導、レポート執筆
28~30
ゼミナール総括
各学生の研究発表と討論
− 491 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
山本 孔一
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは卒業研究へ結びつく研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むこと
が出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援する。したがって本ゼミナールは3年次段階で実施することから、
学生の研究方向の拡散や広範囲な興味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極
的な支援体制を取る。具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を
取り入れたゼミナール形式とする。
<授業の到達目標>
研究方法、論文の書き方についての必要な知識を身につけ、文献研究、調査研究ができるまでの能力を身につけること
を目標とする。
<授業の方法>
解説講義と調査研究。教科書は必要ありません。必要に応じて資料を配布します。
<準備学習(予習・復習等)>
講義時間に配布した資料や提示された参考図書・参考資料に目を通し、講義の理解を深める。
<成績評価方法>
出席・受講態度とゼミ論文で総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
必要に応じて随時紹介。
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
研究計画書作成
ゼミ論文・卒業研究のための学習会
先行研究の学習会
研究課題発見方法の学習会
課題調査
↓
↓
↓
↓
↓
↓
調査報告書作成(検討会)
ゼミ論文作成開始
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
研究発表
↓
ゼミ論文修正指導
↓
ゼミ論文完成
授 業 内 容
作成方法指導
調査準備(アンケート作成)
↓
調査開始(アンケート配布)
↓
調査終了(アンケート回収)
↓
調査分析(アンケート分析)
↓
ゼミ論文作成・発表用パワーポイント作成
− 492 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
平田 佳弘
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは学生個々が興味を持った研究課題に学生が自主的に取り組み、どのようなテーマを、どのような方法で研究するのか、
研究結果からどのようなことが言えるのかについて検討し、その全体を文章としてまとめ、さらに口頭発表を行うことによって、物事
を論理的に捉え、それを他人に伝える能力を身につけさせることを目的とする。
<授業の到達目標>
学生が興味を持った研究課題について、探求する目的、探求する方法、探求した結果の分析・考察等が、論理的に説明でき、プレゼンテー
ションも行えるようになる。さらに4年間の学問の集大成として、物事を論理的に考えられる力を身に付け、さまざまな課題に対して
の解決能力を磨き、自分の生き方、あり方を考えることができる。
<授業の方法>
基本的には学生自身による発表を行わせ、その内容について全体で討議し、これに基づいて修正したものについて個別指導を行い、再
度発表させるという方法を繰り返す。
<準備学習(予習・復習等)>
自分の研究を、聞く人にどのように伝えるか、理解させることができるか、発表資料を含め、発表力の向上を目指す。
<成績評価方法>
研究意欲・姿勢 30%、発表内容・発表力 40%、完成したゼミ論文 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
授業についてのガイダンス
研究テーマの選択
研究テーマの選択
研究テーマの選択
研究方法の決定
研究方法の決定
研究方法の決定
研究論文の全体構成
研究論文の全体構成
研究論文の全体構成
研究動機、研究の背景、研究方法、結
論の概略発表をする。
研究動機、研究の背景、研究方法、結
論の概略発表をする。
研究動機、研究の背景、研究方法、結
論の概略発表をする。
研究動機、研究の背景、研究方法、結
論の概略発表をする。
論文の中間発表会
各個人研究の進捗状況の報告
各個人研究の進捗状況の報告
各個人研究の進捗状況の報告
各個人研究の進捗状況の報告
各個人研究の進捗状況の報告
個別指導、研究グループ別指導
個別指導、研究グループ別指導
個別指導、研究グループ別指導
個別指導、研究グループ別指導
個別指導、研究グループ別指導
個人研究発表会に向けての指導
個人研究発表会に向けての指導
研究発表会
研究発表会
研究発表会
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
授 業 内 容
授業についてのガイダンス
各自の課題設定・先行研究の発表と討議
各自の課題設定・先行研究の発表と討議
各自の課題設定・先行研究の発表と討議
課題解決に適した研究方法の検討
課題解決に適した研究方法の検討
課題解決に適した研究方法の検討
研究論文の構成について学び、自分の論文の目次、全体の構成を考え、発表する。
研究論文の構成について学び、自分の論文の目次、全体の構成を考え、発表する。
研究論文の構成について学び、自分の論文の目次、全体の構成を考え、発表する。
テーマ・研究方法・結果(仮説)・考察内容の概略発表
テーマ・研究方法・結果(仮説)・考察内容の概略発表
テーマ・研究方法・結果(仮説)・考察内容の概略発表
テーマ・研究方法・結果(仮説)・考察内容の概略発表
パワーポイントを使って発表する。
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
発表資料、発表準備物、発表練習等発表会での必要なことについて話し合う。
発表資料、発表準備物、発表練習等発表会での必要なことについて話し合う。
質疑応答と総括、全体討議(自己評価・他者評価)
質疑応答と総括、全体討議(自己評価・他者評価)
質疑応答と総括、全体討議(自己評価・他者評価)、ゼミナールのまとめをする。
− 493 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
水口 潔
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールはゼミ論や卒業研究へ結びつく研究課題に自主的に取り組むことが出来るような 条件整備を行い、学生
の研究を支援する。具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取
り入れたゼミナール形式とする。
<授業の到達目標>
学生の研究方向の拡散や広範囲な興味、関心を肯定的に受け止め、なおかつ研究分野を一定程度に特定できるよう積極
的な支援体制を取る。これらの学問を推し進めて、体育学の専門性を学ぶことを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナール形式で実施する
<準備学習(予習・復習等)>
予習:次回の予定について、参考文献などから自分の専門種目との対比を個人的にまとめておくこと。
復習:授業で説明した内容を、映像や資料を通して、自分の専門種目の練習の方法と対比して考えてみること。
<成績評価方法>
ゼミ論や卒業論文を踏まえて、総合的に判断をする。
<教科書>
特になし
<参考書>
金子 明友「身体知の構造」明和出版 3,670円
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知の分析について
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
身体知を用いた指導方法
前期のまとめ
運動学習の実践例
運動学習の実践例
運動学習の実践例
運動学習の実践例
運動学習の実践例
運動学習の実践例
学習位相について
学習位相について
学習位相について
学習位相について
学生によるレポート発表
学生によるレポート発表
学生によるレポート発表
学生によるレポート発表
まとめ
授 業 内 容
身体知の概要
具体的な種目における運動技術を考察する。
具体的な種目における運動技術を考察する。
具体的な種目における運動技術を考察する。
文献検索の方法と資料の集散
文献検索の方法と資料の集散
文献検索の方法と資料の集散
文献検索の方法と資料の集散
文献検索の方法と資料の集散
論文の構成について
論文の構成について
論文の構成について
論文の構成について
飛び板飛び込みの実践的指導方法の学習
まとめ
中間発表
中間発表
中間発表
論文の校正と検証
論文の校正と検証
論文の校正と検証
論文の校正と検証
論文の校正と検証
論文の校正と検証
論文の校正と検証
まとめとしての発表
まとめとしての発表
まとめとしての発表
まとめとしての発表
まとめ
− 494 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
安田 従生
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
運動生理学やバイオメカニクスを含む人間工学の観点から、競技能力の向上や健康・体力の維持増進を目的としたトレーニング法や運
動処方による効果などについて検討し、各自の興味ある研究へと発展させていくことを目的とする。
<授業の到達目標>
スポーツ医科学分野における研究テーマに沿った抄読会や発表などを通して、質問や意見交換をしながら議論することで、科学的アプ
ローチを習得する素養を身につけていく。
<授業の方法>
個人の研究テーマ設定や発表資料作成においては、進捗状況に応じて個別に指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
提示された資料や文献に目を通し、スポーツ医科学分野の科学的アプローチを学びながら研究テーマを設定し、ゼミ論・卒論作成を目
指す。
<成績評価方法>
出席・発表・提出物によって総合的に評価する。
<教科書>
特定の教科書は使用しないが、必要に応じて文献や資料を配布し提示する。
<参考書>
必要に応じて紹介する。
<授業計画>
回
テーマ
1
2
ガイダンス
スポーツ医科学文献の講読(A)
3
スポーツ医科学文献の講読(B)
4
スポーツ医科学文献の講読(C)
5
スポーツ医科学文献の講読(D)
6
スポーツ医科学文献の講読(E)
7
スポーツ医科学文献の講読(F)
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
研究テーマの選定
研究テーマの選定
研究テーマに関連した先行研究の収集
研究テーマに関連した先行研究の収集
先行研究の抄読会(A)
先行研究の抄読会(B)
先行研究の抄読会(C)
先行研究の抄読会(D)
先行研究の抄読会(E)
先行研究の抄読会(F)
研究テーマの方向性の再検討
研究テーマの方向性の再検討
基礎的研究・調査や資料収集(A)
基礎的研究・調査や資料収集(B)
基礎的研究・調査や資料収集(C)
基礎的研究・調査や資料収集(D)
基礎的研究・調査や資料収集(E)
基礎的研究・調査や資料収集(F)
発表資料作成
発表資料作成
発表会
発表会
まとめ
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
国内外における運動生理学・バイオメカニクスを中心としたスポーツ医科学関連の研
究雑誌の購読
各自の興味のある研究テーマを捻出
各自の興味のある研究テーマを捻出
必要とする文献をインターネットや図書館等で入手
必要とする文献をインターネットや図書館等で入手
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
研究手法の問題点・疑問点を探り、議論
卒論及びゼミ論へ繋げる研究テーマの仮設定
卒論及びゼミ論へ繋げる研究テーマの仮設定
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
基礎的研究・調査及び資料収集の実施
ワード、エクセル及びパワーポイントの使用を基本とした統計処理・図表の作成
ワード、エクセル及びパワーポイントの使用を基本とした統計処理・図表の作成
研究報告及び質疑応答
研究報告及び質疑応答
総括
− 495 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
崔 回淑
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールでは、卒業研究に結びつく研究課題に学生が自主的に取り組み、どのようなテーマを、どのような方法で
研究するか、研究の結果からどのようなことが言えるのかについて検討する。また、その全体を文章としてまとめ、さ
らに口頭発表を行うことによって、自律的な問題解決能力と論文のスタイルなど基本的な学術的発表能力を身につける
ことを目的とする。
<授業の到達目標>
自律的な問題解決能力と、論文のスタイルなど基本的な学術的発表能力を身につける。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、実際に調査や実験を行い、論文化へとつなげていく。基本
的には学生自身の発表と共同討議による演習形式で進めていくが、進捗状況に応じて個別に指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
文献検索を適宜行い、自分の興味関心のある分野の雑誌や研究論文集などから情報を収集する。
<成績評価方法>
受講態度・研究意欲 40%、課題研究 60%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
研究テーマの選択
研究テーマの選択
研究テーマの選択
研究方法の決定
研究方法の決定
研究方法の決定
卒論研究の全体構成
卒論研究の全体構成
卒論研究の全体構成
問題提起・研究方法・結論の概略の発表
問題提起・研究方法・結論の概略の発表
中間発表
中間発表
研究の進捗状況報告
研究の進捗状況報告
研究の進捗状況報告
研究の進捗状況報告
個別指導
個別指導
個別指導
中間発表
中間発表
中間発表
個別指導
個別指導
個別指導
個別指導
研究発表会
研究発表会
授 業 内 容
卒業研究作成の手順・留意事項について
問題設定の発表と討議
問題設定の発表と討議
問題設定の発表と討議
課題解決に適した研究法の検討
課題解決に適した研究法の検討
課題解決に適した研究法の検討
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
全体討議と個別指導
全体討議と個別指導
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
全体討議と個別指導
全体討議と個別指導
全体討議と個別指導
修正箇所と修正方法の具体的指示
修正箇所と修正方法の具体的指示
修正箇所と修正方法の具体的指示
修正箇所と修正方法の具体的指示
総括と質疑応答
総括と質疑応答
− 496 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
嘉戸 洋
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
3年次にゼミナールⅠ(基礎)において取り組んだ、スポーツ・体育分野における「体力」、
「トレーニング」、
「コーチング」
等をキーワードとした研究課題を、より専門的、かつ学術的に取り組むことを目的とする。
<授業の到達目標>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を、文献研究、測定実習、測定実習の結果をもとにした討論などを
通して身につける。
<授業の方法>
文献研究をはじめ、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とす
る。
<準備学習(予習・復習等)>
自分が興味関心のある分野のジャーナル(雑誌)および研究論文集などから情報を収集する。
<成績評価方法>
課題研究 50%、受講態度・学習意欲 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
イントロダクション
文献研究(1)
文献研究(2)
文献研究(3)
測定実習(1)
討論(1)
測定実習(2)
討論(2)
測定実習(3)
測定実習(4)
討論(3)
測定実習(5)
討論(4)
測定実習(6)
討論(5)
測定実習(7)
討論(6)
測定実習(8)
討論(7)
課題研究(1)
課題研究(2)
課題研究(3)
課題研究(4)
課題研究(5)
課題研究(6)
課題研究(7)
課題研究(8)
課題研究(9)
課題研究発表会(1)
課題研究発表会(2)
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
文献の探し方、読み方
論文抄読(和文)
論文抄読(英文)
無気的パワーの測定実習
測定結果にもとづく討論(1)
無気的持久力の測定実習
測定結果にもとづく討論(2)
有気的持久力の測定実習(1)
有気的持久力の測定実習(2)
測定結果にもとづく討論(3)
最大筋力の測定実習
測定結果にもとづく討論(4)
筋持久力の測定実習
測定結果にもとづく討論(5)
SSC能力の測定実習
測定結果にもとづく討論(6)
瞬発・調整力の測定実習
測定結果にもとづく討論(7)
研究計画の作成(1)
研究計画の作成(2)
課題研究の遂行と個別指導(1)
課題研究の遂行と個別指導(2)
課題研究の遂行と個別指導(3)
中間報告(1)
中間報告(2)
課題研究の遂行と個別指導(4)
課題研究の遂行と個別指導(5)
課題研究発表(1)
課題研究発表(2)
− 497 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
前村 公彦
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは、卒業研究へ結びつく研究課題を遂行するための能力を育成する。陸上競技および運動パフォーマンス
の向上に関するテーマを決定し、運動生理学、バイオメカニクス、社会学、心理学などの手法を用いて、実験・調査を
行い、その結果に対する考察・プレゼンテーションを行う。
<授業の到達目標>
研究の進め方、論文の書き方についての必要な知識を、文献研究、測定、結果の分析等を通して身に着けることを目的
とする。
<授業の方法>
基本的には、自らの課題に対して、個別に指導する形態をとる。
<準備学習(予習・復習等)>
自分が興味関心のある分野のジャーナル(雑誌)および研究論文集などから情報を収集してください。
<成績評価方法>
研究遂行能力 80%、受講態度 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
研究テーマの選択
研究テーマの選択
研究テーマの選択
研究方法の決定
研究方法の決定
研究方法の決定
卒業研究の全体構成
卒業研究の全体構成
卒業研究の全体構成
問題提起・研究方法・結論の概略発表
問題提起・研究方法・結論の概略発表
問題提起・研究方法・結論の概略発表
中間発表
中間発表
卒業研究の進捗状況の報告
卒業研究の進捗状況の報告
卒業研究の進捗状況の報告
卒業研究の進捗状況の報告
個別指導
個別指導
個別指導
中間発表
中間発表
個別指導
個別指導
個別指導
個別指導
発表会
発表会
授 業 内 容
卒業研究作成の手順・留意事項について
問題設定の発表と討議
問題設定の発表と討議
問題設定の発表と討議
課題解決に適した研究方法の検討
課題解決に適した研究方法の検討
課題解決に適した研究方法の検討
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
個人発表と全体討議
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
修正箇所と修正方法の具体的指示
修正箇所と修正方法の具体的指示
修正箇所と修正方法の具体的指示
修正箇所と修正方法の具体的指示
総括と質疑応答
総括と質疑応答
− 498 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
吉岡 利貢
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは、学生自身の競技生活、日常生活から導き出された研究テーマに対して、調査・実験し、文章にまとめ、
他者に伝える能力を養う。
<授業の到達目標>
一連の研究活動を通して、計画立案、交渉、論理的思考そしてプレゼンテーションといった広範な能力を身につける。
<授業の方法>
前半は、研究計画を発表させ、その内容について全体で討議し、より良い調査・実験へと導く。また、研究結果は、再
度発表することとし、内容について討議する。
<準備学習(予習・復習等)>
調査・実験計画、結果の報告準備を行う。
<成績評価方法>
研究への姿勢 70%、発表内容 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
2
研究計画の立て方
研究計画を立案する行程について講義する
3
研究計画の報告
研究計画を発表および討議する
研究の進捗状況報告
研究の進捗状況を毎週報告する。また、適宜、統計解析についての
4~27
実習を行う
28~30
研究のまとめ
研究成果をプレゼンテーションし、全員で討議する
− 499 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
藤井 宏明
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは研究課題に基づく卒業研究執筆を目的とする。執筆活動を行うことにより、何のために研究するのか、
どんな方法で研究するのか、得られた結果に信頼性はあるのか、結果をどのように考えるのか、また、結果から何が言
えるのか等の思考活動を通して大学卒業生としての研究的態度が育成される。そのため、学生が自主的に興味と関心を
もって研究に取り組むことが出来るよう、学生の研究を支援する。また、論文執筆活動を通して、物事を論理的にとら
え対処する社会人としての基本的態度が育成される。
<授業の到達目標>
実践的な動作分析を行い、選手に対してバイオメカニクス的な動きの評価・診断ができるようになることを目標とする
<授業の方法>
個々の研究課題に応じた個別指導や類似した研究課題でのグループ指導
<準備学習(予習・復習等)>
自分が興味関心のある分野のジャーナル(雑誌)および研究論文集などから情報を収集し、自らが希望する研究につい
て考えておくこと。また、自己の運動経験や指導経験、運動の観察、実践での疑問から得たことを題材としても構いま
せん。
<成績評価方法>
授業態度 30%、課題研究 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2~5
テーマ
授 業 内 容
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
課題研究の計画
研究計画の方法についての確認、研究テーマ決定のための文献調査
(和文・英文)、テーマに関する議論・討論
6~7
課題研究計画案の発表
作成した課題研究計画案の発表・討論
8~12
予備実験
予備実験データ収集、画像処理、デジタイズ、キネマティクス・キ
ネティクス変数の算出、データ考察、予備実験データ発表
13~14
15
16~24
課題研究の計画(修正)
予備実験から得られた結果から卒業論文の内容を練り直す。
課題論文計画 発表
課題研究計画案の発表・討論
課題論文実験・データ処理
実験データ収集、画像処理、デジタイズ、キネマティクス・キネティ
クス変数の算出、データ考察、実験データ発表
25
26~29
30
課題論文中間発表
課題研究まとめ
課題研究論文の執筆・課題研究に関する個別指導
課題研究論文発表会
− 500 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
髙橋 徹
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールでは、体育・スポーツ哲学領域の文献研究を主としつつ、体育・スポーツの人文・社会学領域に関わる研
究論文の作成方法について学ぶ機会を提供する。具体的には、自らが設定したテーマに沿って研究を進め、その成果を
もとに論文を作成し、研究結果を発表するという一連の研究の手続きを通して一つの研究成果を導き出すこととする。
<授業の到達目標>
本ゼミナールでは、論文作成を通じた研究遂行能力の習得を目標とする。その中でも特に、体育・スポーツ哲学領域の
文献研究を主としつつ、体育・スポーツの人文・社会学領域に関わる研究論文の作成を到達目標とする。
<授業の方法>
各自の研究の進捗状況に応じて文献の収集、文献の解読、論文作成を進めていくこととなるため、それに応じた指導を
行う。また、研究内容の深化を図るために、適宜、ゼミ内での議論・検討の場を設ける。
<準備学習(予習・復習等)>
各自の研究テーマに関連する書籍に日常的に目を通すという読書習慣を確立することが、本ゼミナールの活動の予習・
復習となる。
<成績評価方法>
論文の提出を最終課題とする。受講意欲・学習態度 30%、作成した論文の内容 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
研究計画の立案
研究テーマの発表
論文の作成方法
研究テーマに沿った文献の収集(1)
研究テーマに沿った文献の収集(2)
研究テーマに沿った文献の講読(1)
研究テーマに沿った文献の講読(2)
研究資料の整理
研究資料の検討(1)
研究資料の検討(2)
中間報告の準備(1)
中間報告の準備(2)
中間報告(研究テーマの検討)
中間報告(研究テーマの検討)
論文の作成(1)
論文の作成(2)
論文の作成(3)
論文の作成(4)
論文の作成(5)
論文作成の個別指導(1)
論文作成の個別指導(2)
論文作成の個別指導(3)
論文作成の個別指導(4)
論文の修正
研究報告会の準備
研究報告会の準備
研究報告会
研究内容の評価
総括
授 業 内 容
授業の概要と進め方
論文作成に向けた研究計画の立案
研究を進めるうえでのテーマの発表
研究論文の書き方・発表の方法の説明
研究テーマに沿った国内文献の収集
研究テーマに沿った海外文献の収集
研究テーマに沿った国内文献の講読
研究テーマに沿った海外文献の講読
収集・講読した研究資料の内容の整理
収集・講読した研究資料の内容の検討
収集・講読した研究資料の内容についてのディスカッション
中間報告用の抄録の作成
中間報告用の発表の準備
研究の進捗状況の報告
研究の進捗状況をまとめたレポートの提出
収集・講読した国内文献のレビュー
収集・講読した海外文献のレビュー
研究背景・研究目的・研究方法の整理
研究結果の整理
論文内容の校正
文献のレビュー内容についての指導
論文の内容についての指導
論文の構成についての指導
論文の体裁についての指導
指導内容をもとにした論文内容の修正
報告会用の抄録の作成
報告会用の発表の準備
研究結果の報告
報告内容についての全体でのディスカッション
論文の提出
− 501 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
早田 剛
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。3年次に引き続き、卒業研究へ結びつく
研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援
する。
したがって本ゼミナールは4年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興味関心を肯定的に受け止め、なおかつ
研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援体制を取る。
具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。ゼ
ミナールⅠ(基礎)での学習①学んだ情報整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③関連文献収集、④課題確認を発展させる。
<授業の到達目標>
柔道整復師に必要な幅広い知識や技術に関して科学的思考を用いことによりアプローチが出来るように、各種の研究手法を学びながら
研究テーマを設定し、研究を通して柔道整復師としての役割と責任を再確認し、専門家への資質を培うと共に、科学的研究思考を修得
することを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、調査・実験しながら柔道整復師に必要な知識の確認を行う。基本的には学
生自身の発表と共同討議による演習形式で進めていくが、進捗状況によっては個別指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
研究課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し、研究仮説を立てること。
<成績評価方法>
課題達成度 100%
<教科書>
特になし
<参考書>
鍵和田京子(2001.11)「よくわかる卒論・修論のための統計処理の選び方」東京図書 2,500円+税
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
柔道整復師に必要な知識の確認
研究テーマの設定
柔道整復師に必要な知識の確認
研究方法の決定(1)
研究方法の決定(2)
研究方法の決定(3)
研究方法の決定(4)
柔道整復師に必要な知識の確認
研究計画の立案(1)
研究計画の立案(2)
柔道整復師に必要な知識の確認
予備実験(1)
予備実験(2)
中間報告(1)
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導(1)
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導(2)
個別指導(3)
個別指導(4)
柔道整復師に必要な知識の確認
中間報告(2)
個別指導(5)
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導(6)
個別指導(7)
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導(8)
最終発表
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
専門領域確認調査1
研究テーマ発表と討議
専門領域確認調査2
研究方法の文献調査
研究方法の精査
結果の検討
統計処理の検討
専門領域確認調査3
実験スケジュール立案
実験被験者確保とヘルシンキ宣言に関する理解
専門領域確認調査4
予備実験(1)
予備実験(2)
中間報告(1)
専門領域確認調査5
課題研究の遂行と個別指導(1)
専門領域確認調査6
課題研究の遂行と個別指導(2)
課題研究の遂行と個別指導(3)
課題研究の遂行と個別指導(4)
ゼミ達成度調査1
中間発表(2)
課題研究の遂行と個別指導(5)
ゼミ達成度調査2
課題研究の遂行と個別指導(6)
課題研究の遂行と個別指導(7)
ゼミ達成度調査3
課題研究の遂行と個別指導(8)
口述試験とまとめ
− 502 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
新井 啓之
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。3年次に引き続き、卒業研究へ結びつく
研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援
する。
したがって本ゼミナールは4年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興味関心を肯定的に受け止め、なおかつ
研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援体制を取る。
具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。ゼ
ミナールⅠ(基礎)での学習①学んだ情報整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③関連文献収集、④課題確認を発展させる。
<授業の到達目標>
柔道整復師に必要な幅広い知識や技術に関して科学的思考を用いことによりアプローチが出来るように、各種の研究手法を学びながら
研究テーマを設定し、研究を通して柔道整復師としての役割と責任を再確認し、専門家への資質を培うと共に、科学的研究思考を修得
することを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、調査・実験しながら柔道整復師に必要な知識の確認を行う。基本的には学
生自身の発表と共同討議による演習形式で進めていくが、進捗状況によっては個別指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
研究課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し、研究仮説を立てること。
<成績評価方法>
課題達成度 100%
<教科書>
特になし
<参考書>
鍵和田京子(2001.11)「よくわかる卒論・修論のための統計処理の選び方」東京図書 2,500円+税
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
ガイダンス
柔道整復師に必要な知識の確認
研究テーマの設定
柔道整復師に必要な知識の確認
研究方法の決定(1)
研究方法の決定(2)
研究方法の決定(3)
研究方法の決定(4)
柔道整復師に必要な知識の確認
研究計画の立案(1)
研究計画の立案(2)
柔道整復師に必要な知識の確認
予備実験(1)
予備実験(2)
中間報告(1)
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導(1)
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導(2)
個別指導(3)
個別指導(4)
柔道整復師に必要な知識の確認
中間報告(2)
個別指導(5)
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導(6)
個別指導(7)
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導(8)
最終発表
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
専門領域確認調査1
研究テーマ発表と討議
専門領域確認調査2
研究方法の文献調査
研究方法の精査
結果の検討
統計処理の検討
専門領域確認調査3
実験スケジュール立案
実験被験者確保とヘルシンキ宣言に関する理解
専門領域確認調査4
予備実験(1)
予備実験(2)
中間報告(1)
専門領域確認調査5
課題研究の遂行と個別指導(1)
専門領域確認調査6
課題研究の遂行と個別指導(2)
課題研究の遂行と個別指導(3)
課題研究の遂行と個別指導(4)
ゼミ達成度調査1
中間発表(2)
課題研究の遂行と個別指導(5)
ゼミ達成度調査2
課題研究の遂行と個別指導(6)
課題研究の遂行と個別指導(7)
ゼミ達成度調査3
課題研究の遂行と個別指導(8)
口述試験とまとめ
− 503 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
小玉 京士朗
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。3年次に引き続き、卒業研究へ結びつく
研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援
する。
したがって本ゼミナールは4年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興味関心を肯定的に受け止め、なおかつ
研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援体制を取る。
具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。ゼ
ミナールⅠ(基礎)での学習①学んだ情報整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③関連文献収集、④課題確認を発展させる。
テーマ領域
1.柔道整復師に必要な知識と技術の実践的な研究
2.運動器疾患に対するリハビリテーション
<授業の到達目標>
柔道整復師に必要な幅広い知識や技術に関して科学的思考を用いことによりアプローチが出来るように、各種の研究手法を学びながら
研究テーマを設定し、研究を通して柔道整復師としての役割と責任を再確認し、専門家への資質を培うと共に、科学的研究思考を修得
することを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、調査・実験しながら柔道整復師に必要な知識の確認を行う。基本的には学
生自身の発表と共同討議による演習形式で進めていくが、進捗状況によっては個別指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し分析する。
<成績評価方法>
課題達成度 100%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
柔道整復師に必要な知識の確認
運動器疾患1
柔道整復師に必要な知識の確認
運動器疾患2
運動器疾患3
運動器疾患4
運動器疾患5
柔道整復師に必要な知識の確認
基礎医学1
基礎医学2
柔道整復師に必要な知識の確認
基礎医学3
基礎医学4
基礎医学5
柔道整復師に必要な知識の確認
基礎医学6
柔道整復師に必要な知識の確認
臨床医学1
臨床医学2
臨床医学3
柔道整復師に必要な知識の確認
臨床医学4
臨床医学5
柔道整復師に必要な知識の確認
臨床医学6
臨床医学7
柔道整復師に必要な知識の確認
まとめ1
まとめ2
授 業 内 容
年間スケジュールについて
専門領域確認調査1
運動器疾患(骨疾患)について
専門領域確認調査2
運動器疾患(筋疾患)について
運動器疾患(神経疾患)について
運動器疾患(内科疾患)について
運動器疾患(骨、筋、神経、内科疾患)の復習
専門領域確認調査3
人体の構造(解剖学)について
人体の構造(生理学)について
専門領域確認調査4
人体の構造(運動学)について
リハビリテーション(小児疾患)について
リハビリテーション(成人疾患)について
専門領域確認調査5
人体の構造、リハビリテーションの復習
専門領域確認調査6
整形外科疾患(小児)について
整形外科疾患(成人)について
整形外科疾患(高齢者)について
ゼミ達成度調査1
スポーツ傷害疾患について
スポーツ傷害疾患に対するリハビリテーションついて
ゼミ達成度調査2
スポーツ現場における救急処置について
介護現場における運動療法について
ゼミ達成度調査3
総復習(人体の構造、運動器疾患、リハビリテーション)
総復習(整形外科疾患、スポーツ傷害、救急処置)
− 504 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
三瀬 貴生
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。3年次に引き続き、卒業研究へ結びつく
研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援
する。
したがって本ゼミナールは4年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興味関心を肯定的に受け止め、なおかつ
研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援体制を取る。
具体的にはスポーツ外傷・障害に対するリハビリテーション活動やスポーツの現場における実際の活動を通して、受講者が研究課題を
設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。また、ゼミナールⅠ(基礎)での学習①学んだ情報
整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③関連文献収集、④課題確認を発展させる。
<授業の到達目標>
柔道整復師に必要な幅広い知識や技術に関して科学的思考を用いことによりアプローチが出来るように、各種の研究手法を学びながら
研究テーマを設定し、研究を通して柔道整復師としての役割と責任を再確認し、専門家への資質を培うと共に、科学的研究思考を修得
することを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、調査・実験しながら柔道整復師に必要な知識の確認を行う。基本的には学
生自身の発表と共同討議による演習形式で進めていくが、進捗状況によっては個別指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
研究課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し分析する。
<成績評価方法>
課題達成度 100%で評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
ガイダンス
柔道整復師に必要な知識の確認(1)
文献研究
柔道整復師に必要な知識の確認(2)
疫学調査-概要-
疫学調査-先行研究-
疫学調査-質問紙の作成-
疫学調査-質問紙法の実施-
疫学調査-データの収集と解析-
柔道整復師に必要な知識の確認(3)
メディカルチェック-概要、先行研究-
柔道整復師に必要な知識の確認(4)
測定実習-関節弛緩性の検査-
測定実習-筋タイトネスの検査-
測定結果の考察とディスカッション
-関節弛緩性、筋タイトネス-
柔道整復師に必要な知識の確認(5)
測定実習-周囲径・アライメントの計測-
柔道整復師に必要な知識の確認(6)
測定実習-関節可動域測定-
測定結果の考察とディスカッション
-周囲径・アライメント、関節可動域-
課題研究-計画書作成・基礎-
柔道整復師に必要な知識の確認(7)
課題研究-計画書作成・発展-
課題研究-計画書に基づく測定-
柔道整復師に必要な知識の確認(8)
課題研究-中間発表会-
課題研究- 〃 修正-
柔道整復師に必要な知識の確認(9)
課題研究-発表会-
課題研究-ディスカッション-
受講上の注意、評価方法、講義の概要
専門領域確認調査(1)
文献の探し方、読み方について学習する。
専門領域確認調査(2)
疫学調査の概要について学習する。
疫学調査の先行研究について学ぶ。
質問紙(アンケート)の作成について学ぶ。
作成した質問紙(アンケート)を対象者に実施することを学ぶ。
質問紙(アンケート)から得られたデータの管理方法と解析方法について学ぶ。
専門領域確認調査(3)
メディカルチェックの概要と先行研究について学習する。
専門領域確認調査(4)
関節弛緩性の検査を実施し、データを取る。
筋タイトネスの検査を実施し、データを取る。
測定結果にもとづくディスカッション
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
専門領域確認調査(5)
周囲径・アライメントの計測を実施し、データを取る。
専門領域確認調査(6)
関節可動域測定を実施し、データを取る。
測定結果にもとづくディスカッション
研究計画の作成(1)
ゼミ達成度調査(1)
課題研究の遂行と個別指導(1)
課題研究の遂行と個別指導(2)
ゼミ達成度調査(2)
中間報告(1)
中間報告(2)
ゼミ達成度調査(3)
課題研究発表会(1)
課題研究発表会(2)
− 505 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
ゼミナール
担当者名
古山 喜一
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
柔道整復師として必要な基礎知識の修得状況を踏まえて確認し、各自の研究課題に取り組む。3年次に引き続き、卒業研究へ結びつく
研究課題を、学生が自主的に絞り込み、興味と関心をもって学問的に取り組むことが出来るような条件整備を行い、学生の研究を支援
する。
したがって本ゼミナールは4年次段階で実施することから、学生の研究方向の拡散や広範囲な興味関心を肯定的に受け止め、なおかつ
研究分野を一定程度に特定できるよう積極的な支援体制を取る。
具体的には文献研究を始め、受講者が研究課題を設定できるよう様々なアドバイスや共同討議を取り入れたゼミナール形式とする。ゼ
ミナールⅠ(基礎)での学習①学んだ情報整理、②疑問・問題点の抽出及び整理、③関連文献収集、④課題確認を発展させる。
テーマ領域 1)柔道整復師に必要な知識と技術の実践的な研究
2)健康運動が身体に及ぼす実践的な研究
3)認知予防に関する挑戦的研究
4)ウインタースポーツ(スキー、スノーボード)に関する傷害調査
<授業の到達目標>
柔道整復師に必要な幅広い知識や技術に関して科学的思考を用いことによりアプローチが出来るように、各種の研究手法を学びながら
研究テーマを設定し、研究を通して柔道整復師としての役割と責任を再確認し、専門家への資質を培うと共に、科学的研究思考を修得
することを目標とする。
<授業の方法>
ゼミナールⅠにおいて明確化した各自の研究課題について、調査・実験しながら柔道整復師に必要な知識の確認を行う。基本的には学
生自身の発表と共同討議による演習形式で進めていくが、進捗状況によっては個別指導を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
研究課題に関する分野の文献検索を適宜実施しながら、情報を収集し分析する。
<成績評価方法>
課題達成度 100%で評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5〜8
9
10〜11
12〜14
15
16〜17
18
19〜21
22
23〜24
25
26〜27
28〜29
30
テーマ
ガイダンス
柔道整復師に必要な知識の確認
研究テーマの設定
柔道整復師に必要な知識の確認
研究方法の決定
柔道整復師に必要な知識の確認
課題研究の全体的構想
柔道整復師に必要な知識の確認
課題研究の進捗状況の発表
柔道整復師に必要な知識の確認
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導
柔道整復師に必要な知識の確認
個別指導
柔道整復師に必要な知識の確認
まとめ
授 業 内 容
受講上の注意、評価方法、講義の概要
専門領域確認調査1
問題設定の発表と討議
専門領域確認調査2
課題解決に適した研究方法の検討
専門領域確認調査3
個別発表と全体発表
専門領域確認調査4
個人発表と全体発表
専門領域確認調査5
専門領域確認調査6
研究全体の問題点の指摘と修正の指示
ゼミ達成度調査1
修正個所と修正方法の具体的指示
ゼミ達成度調査2
修正個所と修正方法の具体的指示
ゼミ達成度調査3
総括
− 506 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
小川 正人
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
本ゼミナールは、国際社会・地域社会が直面している研究テーマに対して、深く調査・検証し、文章にまとめ、他者に
伝える能力を養う。
<授業の到達目標>
一連の研究活動を通して、計画立案、交渉、論理的思考そしてプレゼンテーションといった広範な能力を身につける。
<授業の方法>
学生が立案した研究計画を発表させ、その内容についてゼミ全体で討議し、より良い調査・検証へと導く。また、研究
結果は、ポスターまたはパワーポイントで発表することとし、内容について深く討議する。
<準備学習(予習・復習等)>
調査・検証計画、結果の報告準備を行う。
<成績評価方法>
研究への姿勢 70%、発表内容 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1~3
ガイダンス
受講上の注意、評価方法、講義の概要
4~10
研究計画の立て方
研究計画を立案する行程について講義する
11~20
研究計画の報告
研究計画を発表および討議する
21~25
研究の進捗状況報告
研究の進捗状況を毎週報告する。また、適宜、統計解析についての
実習を行う
26~30
研究の最終発表
ゼミ全体に対して、プレゼンをおこなう。
− 507 −
55008
科目コード
授 業
科目名
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当年次
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
田村 綾子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の概要>
ゼミナールⅠで学んできた日本文化や異文化理解の理論をもとに、日本文化を日本の小中学校の生徒や外国人に対して紹介する場合、
どのように紹介するか、教材づくりや文化紹介の授業の組み立てを行う。
実際に外国人や子どもたちの前で文化紹介をし、フィードバックをもらい、よりわかりやすい教材づくり、授業づくりを目指す。
<授業の到達目標>
①日本文化紹介の授業を組み立てる。
②日本文化紹介のための教材を作ることができる。
<授業の方法>
各自の興味に合わせて分担を行い、話し合いながら授業を組み立てていく。また、授業を組み立てる上で必要な資料を探したり、教材
を集めるなどの作業を行う。授業を組み立てた後、何回か文化紹介を行い、反応塔を記録し、その過程を論文にしたい。
<準備学習(予習・復習等)>
各自、自分の分担部分は責任を持って完成させてほしい。また、この授業での活動は卒業論文にまとめるので、集めた資料や、データ、
実践の様子などはきちんと保管しておくこと。
<成績評価方法>
課題提出 50%、授業参加度 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
オリエンテーション
資料集め①
資料確認①
4
5
資料集め②
授業計画を書く①
6
7
8
9
10
11
12
13
14
模擬授業①
模擬授業②
振り返り①
授業計画と資料集め③
資料確認②
模擬授業③
模擬授業④
振り返り②
授業案づくり①
15
16
17
18
19
授業案づくり②
授業案づくり③
授業案づくり④
実践①
実践②
20
21
22
実践③
振り返り③
卒論を書くために①
23
24
25
26
27
28
29
30
卒論を書くために②
卒論を書くために③
卒論を書くために④
卒論の発表準備①
卒論の発表準備②
卒論発表
振り返り④
まとめ
授 業 内 容
授業の進め方について話し合う。外国人に対する文化紹介を行うが、その方針や内容、分担を決める。
分担に従って、文化紹介のための資料を集める。資料の出典は必ず記録する。
それぞれが集めた資料を持ち寄り、目標とする授業に合っているか検討する。必要な場合は計画を
再検討する。
確認した内容に従って、さらに資料を集め、授業を組み立てる。
各自の分担部分について、持ち時間を決め授業案を書く。全員の紹介が1時間以内で終わるように
時間を調整する。
ゼミ生同士でお互いの発表を見て授業の練習を行う。
実際に留学生の前で発表を行い、フィードバックをもらう。
留学生に対して行った発表とFBに対して振り返る。また、小学生用の授業の方針と分担を決める。
1時間の授業計画を書き、各自、分担に従って資料を集める。資料の出典は必ず記録する。
それぞれが集めた資料を持ち寄り、事業に適しているかどうか確認する。授業の最終調整を行う。
ゼミ生間で発表の練習を行う。
実際に小学生の前で1時間の文化紹介授業を行う。小学生には、アンケートを記入してもらう。
授業のビデオ、小学生のアンケートをもとに、自分の授業を振り返る。
1人30分の日本文化紹介授業を考える。対象者は、外国人、小学生、中学生の中から選択し、何を
教えるか計画を立てる。
30分の授業案を書き、必要な資料や教材を考える。夏休み中に素案を考える。
夏休み中につくった授業案を持ち寄り、話し合う。
授業案を完成させ、必要な教材をそろえる。
1人30分の授業を、順番に行う。まず、外国人が対象の授業は留学生に見てもらい、評価をもらう。
引き続き、授業を対象者に見てもらい、評価をもらう。対象が小中学生の場合は、できるだけ発表
の場を探し見てもらう。
実践の最終日。授業を行い評価をもらう。
内容 ビデオや受講者の評価をもとに、それぞれの授業について振り返りを行う。
論文の形式や構成について学び、卒論を書くにあたって必要な材料がそろっているかどうか確認す
る。
参考文献の使い方、記載の仕方について学ぶ。
データの分析の仕方や、見やすい表、グラフの作り方を学ぶ。
論理的な文章について学び、自分の論文の構成、文体のチェックを行う。
卒論を発表するためにパワーポイントにまとめる。
卒論の発表練習を行う。
卒業論文を発表する
卒論の発表について振り返る。
異文化理解と文化紹介について、学んだことを話し合う。
− 508 −
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
井上 聡
単位数
4
授業方法
演習
<授業の概要>
「教壇に立つ」という固い決意のもと、自身の教育力の向上を目指して、議論を重ねる。
<授業の到達目標>
教育の現状に関する問題意識の醸成と授業力の向上
<授業の方法>
参考文献の通読と模擬授業
<準備学習(予習・復習等)>
事前課題の報告と提出
<成績評価方法>
参加態度 30%、課題の精度 40%、最終レポート 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
オリエンテーション
教育実習の振り返り(1)
教育実習の振り返り(2)
教育実習の振り返り(3)
教育実習の振り返り(4)
教育実習の振り返り(5)
学級崩壊について(1)
学級崩壊について(2)
学級崩壊について(3)
学級崩壊について(4)
学級崩壊について(5)
シラバスを作る(1)
シラバスを作る(2)
シラバスを作る(3)
シラバスを作る(4)
シラバスを作る(5)
教育支援ボランティア(1)
教育支援ボランティア(2)
教育支援ボランティア(3)
教育支援ボランティア(4)
教育支援ボランティア(5)
模擬授業(1)
模擬授業(2)
模擬授業(3)
模擬授業(4)
模擬授業(5)
総合演習(1)
総合演習(2)
総合演習(3)
まとめ
授 業 内 容
ゼミナールの進め方
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
討論、要約、レポート
− 509 −
卒業要件
必修
55008
科目コード
授 業
科目名
配当年次
ゼミナールⅡ(応用)
4
配当学期
通年
区 分
キャリア形成
担当者名
佐藤 典子
単位数
4
授業方法
演習
卒業要件
必修
<授業の到達目標と概要>
将来グルーバル企業で活躍する事を目標にする学生さんたちが、企業で求められる人材像を把握し、希望の就職先に内
定が取れるように業界研究と自己探求を助ける
<授業の方法>
少人数での討論、プレゼンテーション、課題研究などを通して、お互いに切磋琢磨する環境を作る。
<学習課題(予習・復習等)>
適宜課題を出す
<成績評価方法>
ゼミ中のパフォーマンス 50%、課題研究発表 50%
<教科書>
適宜配布物を配る
<参考書>
日経ビジネスなど
<授業計画>
回
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
テーマ
イントロダクション
業界研究 (1)
働くことの意味付け
働くことの意味付け
就活の基本
業界研究 (2)
自分さがし:私の夢は?
自分をブランディングする
業界研究 (3)
業界研究 (4)
業界研究 (5)
業界研究 (6)
業界研究 (7)
業界研究 (8)
中間のレビュー
相手が納得するコミュニケーション
課題研究の設定
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究
課題研究発表 前半
課題研究発表 後半
社会で成功するには 前半
社会で成功するには 後半
人生の意味を考える
ゼミのまとめ
授 業 内 容
チームづくりと年間の行動目標の設定
各自の活動シェアー
なぜ働くのかついて討論とグループ・コーチング
学生に求められるものは何か
企業探しと自分探しについて
各自発表
各自が達成したい夢についてドリームマップを作る
自分自身をプロデュースする方法を学ぶ
研究の共有
研究の共有
研究の共有
研究の共有
ゲストスピーカー(グローバル企業人事担当者)
(7)で学んだことの復習
ここまでの学びの総括
ビジネスマナーや交渉について
後半に各自が研究することを決める
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
進捗状況確認
各自が発表する
各自が発表する
ゲストスピーカー
前の週の学びを復習
幸福とお金について討論する
各自が今後のアクション・プランを考え、発表する
− 510 −
科目コード
55009
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
課題研究Ⅰ
担当者名
早田 剛
配当年次
3
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
医療人として社会に出るためには、これまでに学習してきた各専門基礎科目、専門科目を総合的に関連付け、体系的に
健康科学関連の理解を深める必要がある。根拠に基づいた医療(EBM)を見極めるために、先行研究を読み取る力・人
に説明できる力を養うことを目的とする。課題研究Ⅰでは、グループにおける興味のあるテーマを定め、一つの論文に
ついて抄読発表を行なう。そして、同テーマに関連する複数の論文から既知と未知の領域を明確にし、卒業研究を行な
うための準備を行なう。
<授業の到達目標>
研究論文の構成を理解すること。論文検索ができるようになり、その内容を精査できるようになることを目標としてい
る。更に理解した内容を人に分かりやすくプレゼンテーションができるようになることを目標としている。
<授業の方法>
グループにて興味関心のある分野に関連する情報を収集し、分かりやすいプレゼンテーションを検討する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業で教わったことを復習し、設定したテーマについて、興味関心を高め、ニュースや論文を参照できるように準備する。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 20%、発表内容 50%、定期テスト 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
鍵和田京子(2001.11)「よくわかる卒論・修論のための統計処理の選び方」東京図書 2,500円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス(1)
ガイダンス、テーマの設定
2
研究論文の構成
論文の構成、統計について学ぶ
3
研究論文の読み方
研究論文の読み方について学ぶ
4
文献検索
論文検索方法、採択方法について学ぶ
5
課題研究-テーマに関する検討-
課題研究テーマについて、グループディスカッションを行なう。
6
抄読発表(1)
グループ別抄読発表を行ない、質疑応答を行なう。
7
抄読発表(2)
グループ別抄読発表を聞き、質問を行なう。
8
抄読発表(3)
グループ別抄読発表を聞き、質問を行なう。
9
ガイダンス(2)
課題研究論文作成に関するガイダンス
10
研究テーマの再検討
テーマについて再検討をグループディスカッションを行なう。
11
参考文献検索
参考文献の検索方法を学ぶ
12
論文の書き方
論文の書き方を学ぶ
13
課題研究を論文にする(1)
背景・目的の書き方
14
課題研究を論文にする(2)
方法、結果の書き方
15
課題研究を論文にする(3)
考察、まとめ、参考文献の書き方
− 511 −
科目コード
55010
区 分
キャリア形成
授 業
科目名
課題研究Ⅱ
担当者名
早田 剛
配当年次
4
配当学期
通年
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
医療人として社会に出るためには、これまでに学習してきた各専門基礎科目、専門科目を総合的に関連付け、体系的に
健康科学関連の理解を深める必要がある。根拠に基づいた医療(EBM)を見極めるために、仮説を立てる企画力を養い、
科学的に検証することを目的とする。本講義では、グループにおいて、前半:調査・観測等の探索型研究を企画・立案・
実施し、結果を科学的に解釈して評価する、後半:実験・試験等の検証型研究を企画・立案・実施し、結果を科学的に
解釈し評価する。この過程を通じて、卒業研究を行なうための準備を行なう。
<授業の到達目標>
問題を提起して研究テーマを明確にし、科学的な理論やモデルを組み立て、仮説を設定することができるようになる。
そして検証型研究で用いる評価項目や評価指標、そしてその要約値(代表値)を選択するために、なるべく多くの候補
項目を観測できるようになる。データを要約するために、記述統計学的手法を用い、科学的に解釈し評価することがで
きるようになることを目標としている。
<授業の方法>
グループにて興味関心のあるテーマについてディスカッションを行ない、研究の企画から検証までを一通り行なう。最
終的に、その結果についてプレゼンテーションを行なう。
<準備学習(予習・復習等)>
授業で教わったことを復習し、設定したテーマについて、先行研究を読み解き、検証準備が自らできるようになっておく。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 20%、発表内容 40%×2回
<教科書>
特になし
<参考書>
鍵和田京子(2001.11)「よくわかる卒論・修論のための統計処理の選び方」東京図書 2,500円+税
酒井 聡樹(2006.4)「これから論文を書く若者のために 大改訂増補版」共立出版 2,600円+税
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス(1)
ガイダンス、グループ決め、テーマの設定
2
課題研究テーマ検討
定したテーマについて内容を発表、評価
3
検証方法の検討(1)
検証方法を検討する
4
検証方法の検討(2)
検討した検証方法を発表、評価
5
実験検証(1)
実験を行なう(被験者になる)
6
実験検証(2)
実験を行なう(検者になる)
7
結果のまとめ方
統計学的手法を用いて、結果をまとめる
8
課題研究発表
今までの課題研究をまとめ、発表する
9
ガイダンス(2)
ガイダンス、新グループ決め、新テーマの設定
10
研究テーマの再検討
設定したテーマについて内容を発表、評価
11
検証方法の検討(1)
検証方法を検討する
12
検証方法の検討(2)
検討した検証方法を発表、評価
13
実験検証
実験を行なう
14
結果まとめ
統計学的手法を用いて、結果をまとめる
15
課題研究発表
今までの課題研究をまとめ、発表する
− 512 −
科目コード
61001
区 分
コア
授 業
科目名
介護演習
担当者名
髙尾 肇
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
介護に関する基本的理念及び専門知識を修得し、介護展開理論を学ぶ。介護の対象となる人々についての理解を深め、
自己の介護観形成を図る。
<授業の到達目標>
介護援助理論を理解し、その応用方法について介護等の現場で展開されていることを見聞し、総合的理解を深める。講
義をもとに演習を行い、介護に関する基本的理念や専門知識、専門技術、倫理観を身に付ける。
<授業の方法>
講義と演習により実施する
グループでの演習(ワークショップ)を行うので、積極的な参加が必要である
<準備学習等(予習・復習等)>
指定教科書の中のあらかじめ指示した範囲に必ず目を通して授業にのぞむこと。
指示した課題について事前課題としてミニレポートの提出を求めることがある。
ミニテストの実施及びノート類の提出を求めることがある。
<成績評価方法>
受講態度・レポート・テストにより総合的に評価する。
<教科書>
川村匡由(2011)「介護福祉論」ミネルヴァ書房
<参考書>
事業において指示する
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
2
介護の目的
高齢者の自立支援
3
介護の領域
関係領域、関係職種との連携、介護の歴史
4
介護援助の原則
利用者本位、人権尊重、自己決定、自己選択、自立支援、生活支援
5
介護援助の関係
対人援助の技法、信頼関係の深め方
6
介護援助技術
観察、記録、ニーズ把握、コミュニケーション
7
介護の対象理解
利用者理解(認知症の高齢者)
8
介護の対象理解
利用者理解(障害者の特徴)
9
介護の計画
ケアプランの作り方
10
介護予防概論
介護予防に関する基本的理念を学ぶ
11
体力測定法とその評価1
介護予防に関連する体力測定法と評価法の理論
12
体力測定法とその評価2
介護予防に関連する体力測定法と評価法の実習
13
介護予防と運動1
介護現場の見学・演習1
14
介護予防と運動2
介護現場の見学・演習2
15
まとめ
− 513 −
科目コード
61002
区 分
コア
授 業
科目名
トレーニング演習
担当者名
青木 謙介
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
競技力向上のためにトップアスリートたちは継続的にトレーニングを実施している。一方で健康の維持増進を目的とし
た運動に対する関心も年々高まってきている。このような背景から、より専門的なエクササイズやトレーニング方法、
各種トレーニング機器の使用方法、測定・評価、安全管理などを正しく実践できる指導者が必要とされている。本講義
では、運動生理学、スポーツバイオメカニクス、トレーニング論、コーチング論などの専門科目をもとに、幅広いトレー
ニングに対応できる指導力の習得を目的とする。
<授業の到達目標>
各種トレーニングにおける目的と方法を学ぶ。
トレーニング種目の名前と筋肉名を学ぶ。
ベンチプレス、スクワット、ハングクリーンの技術を習得する。
<授業の方法>
実技を中心に展開していくが、必要に応じてVTR等を使用しながら補足指導も行う。
<準備学習(予習・復習等)>
実技中心の授業内容であるが、解剖学やトレーニング種目の名前などは各自で学んでおく。
<成績評価方法>
定期試験(持ち込み不可)100%
<教科書>
NSCAジャパン 編「ストレングス&コンディショニングⅡ」大修館書店 2,300円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
導入
トレーニングに関する知識の習得
2
ウォーミングアップ、クーリングダウン
ウォーミングアップ、クーリングダウンの方法
3
ストレッチング
各種ストレッチングの方法(静的・動的・PNF)
4
マシントレーニング①
上肢マシンの使用方法および実施上の留意点
5
マシントレーニング②
下肢マシンの使用方法および実施上の留意点
6
マシントレーニング③
体幹マシンの使用方法および実施上の留意点
フリーウェイトトレーニング①
オリンピックバー・ダンベル等を用いたトレーニング方法および実
7
施上の留意点①
フリーウェイトトレーニング②
8
オリンピックバー・ダンベル等を用いたトレーニング方法および実
施上の留意点②
フリーウェイトトレーニング③
9
オリンピックバー・ダンベル等を用いたトレーニング方法および実
施上の留意点③
10
フリーウェイトトレーニング④
トレーニングフォーム撮影および動作解析
11
有酸素トレーニング
ウォーキング、ジョギングの実施と留意点
12
その他のトレーニング①
マット上で行うエクササイズ
13
その他のトレーニング②
バランスボールを用いたエクササイズ
14
その他のトレーニング③
バランスマット、バランスディスク、ボスを用いたトレーニング
15
トレーニングメニューの作成
トレーニングメニューの作成方法とその留意点
− 514 −
科目コード
61003
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ健康論
担当者名
早田 剛
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
今般の医療制度改革においては,生活習慣病予防が生涯を通じた個人の健康づくりだけでなく,中長期的な医療費適正
化対策の柱の一つとして位置づけられており,今後展開される本格的な生活習慣病対策においては,一次予防に留まら
ず二次予防も含めた健康づくりのための運動を指導する専門家の必要性が増している。本講義においては、運動プログ
ラムの基本的な考え方を理解し、対象特性に合わせた包括的な運動プログラムの作成方法、運動行動変容の理論と実際
について学ぶ。
<授業の到達目標>
運動プログラムの基本的な考え方を理解し、対象特性に合わせた包括的な運動プログラムの作成できるようになること。
そして、成果をもたらすためには行動の継続が重要であることを理解し、行動変容を生じさせることを目的とした行動
変容理論・モデルおよび技法についての知識を習得することを目標としている。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布し、講義を進めていく。また、時に課題や発表を用いながら理解を深めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を熟読し、課題に対しては、参考図書・参考資料を参照しながら、授業の理解を深める。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 30%、小テスト等 20%、定期試験 50%
<教科書>
公益財団法人 健康・体力づくり事業財団(2014.3)「健康運動指導士養成講習会テキスト(上・下)」南江堂 16,500円
<参考書>
公益財団法人 健康・体力づくり事業財団(2009.4)「健康運動実践指導者養成用テキスト」南江堂 4,900円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
序論
スポーツと健康の関係についての概略
2
検診結果について(1)
検診結果の読み方
3
検診結果について(2)
検診結果による効果測定
4
運動のためのメディカルチェック
運動のための内科メディカルチェックについて
5
安静時心電図
安静時心電図の基本の理解
6
負荷心電図
運動負荷中における心電図の実際
7
運動負荷試験
運動負荷試験の実際
8
内科疾患のリハビリテーションと運動療法
呼吸器疾患、循環器疾患にに対する運動プログラム
9
身体活動量の定量法とその実際
身体活動量の測定法と評価方法
10
運動処方(1)
服薬者に対する運動療法プログラム
11
運動処方(2)
生活習慣病に対する運動療法プログラム(包括的プログラム)
12
運動処方(3)
生活習慣病に対する運動療法プログラム(過体重・肥満症と高血糖・
糖尿病)
13
運動行動変容の理論と実際(1)
行動変容の理論
14
運動行動変容と理論と実際(2)
行動変容理論の実践的適用
15
まとめ
まとめと今後の展望
− 515 −
科目コード
61005
区 分
コア
授 業
科目名
運動障害と予防および救急処置
担当者名
河合 洋二郎
配当年次
4
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
運動は、健康維持や増進に非常に貢献するが、その一方でそれ自身危険を伴う行為でもある。運動を契機に障害の発生
する場合がある。障害の発生機序を理解し、その予防を合わせて勉強する。
<授業の到達目標>
本講義は後の科目(スポーツ健康論など)の役に立つ講義を目指す。
<授業の方法>
教科書と共に必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて解説する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に随時通知する予定。
<成績評価方法>
定期試験 100%
<教科書>
「健康運動指導士養成講習会テキスト」財団法人 健康・体力づくり財団 16,500円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
序論
総論。障害とは、適応との違いとは
2
外科的障害(1)
上肢(上肢帯、上腕、肘、前腕、手)の障害
3
外科的障害(2)
下肢(下肢帯、大腿、膝、下腿、足)の障害
4
外科的障害(3)
脊髄の障害
5
外科的障害の予防
外科的外傷の予防法
6
外科的障害の治療(1)
外科的救急処置について(全身管理と局所管理)
7
外科的障害の治療(2)
実習:外科救急処置の実習(状態把握、冷却)
8
外科的障害の治療(3)
実習:外科的救急処置の実習(固定法、テーピング)
9
内科的障害(1)
内科的急性障害(突然死、熱中症)などの疫学、成因、病因、病態
生理
10
内科的障害(2)
内科的慢性障害(貧血、オーバートレーニング症候群など)の疫学、
成因、病因、病態生理
11
内科的障害の予防
内科的障害の予防法
12
内科的障害の治療(1)
救急蘇生法について、状態把握、胸痛の分類
13
内科的障害の治療(2)
実習:熱中症、過換気症候群の救急処置
14
内科的障害の治療(3)
実習:救急蘇生法、AED、CRP
15
特殊環境下における運動障害と予防
高山病、潜水病、寒冷地での低体温について
− 516 −
科目コード
62001
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティックトレーナーの役割
担当者名
三瀬 貴生
配当年次
1
配当学期
前期
2
単位数
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義では、まずスポーツ環境におけるアスレティックトレーナーの役割を具体的に示しながら、日本体育協会公認ア
スレティックトレーナー養成の歴史的背景や趣旨、設立に至った背景を紹介する。そのうえで、アスレティックトレー
ナー業務を組織的に運営していく方法、コーチ、スポーツドクターなど様々な分野の専門家と連携を取って選手をサポー
トしていく方法など、アスレティックトレーナーが現場で活動する上で必要な知識の養成を図る。
<授業の到達目標>
日本におけるアスレティックトレーナーの歴史とその役割、具体的な業務、さらにはアスレティックトレーナーを目指
す上で必要な知識や技術、資質について理解することをねらいとする。
<授業の方法>
予習を重視する。予習用の資料を配布し、教科書を基に予習をおこなった上で授業・実習等を進めていく。
<準備学習等(予習・復習)>
予習として、次の授業内容の範囲まで教科書を読んでくること。また、テキスト内容の自分が分からないところ(=授
業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握する」、そのことによって、授業での記憶定着の
効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習すること。
<成績評価方法>
出席、口述試験、定期試験より総合的に評価する。
<教科書>
財団法人日本体育協会(2007.3.31)
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト①」日本体育協会 2,800円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
オリエンテーション
アスレティックトレーナーとは-日本のAT-
3
4
5
アスレティックトレーナーとは-海外のAT-
アスレティックトレーナーの役割-任務と役割-
アスレティックトレーナーの役割-7つの業務-
6
アスレティックトレーナーの役割-実際の活動-
7
医科学スタッフとの連携・協力
-スタッフの構成と役割-
医科学スタッフとの連携・協力
-ドクター・コーチとの連携-
組織運営と管理-ATチームの組織と運営-
組織運営と管理-データ管理-
アスレティックトレーナーと倫理-ATの社会的立
場と秩序-
8
9
10
11
12
アスレティックトレーナーと倫理-医療関係法規-
13
アスレティックトレーナーと倫理-法的諸問題-
14
15
まとめ(1)
まとめ(2)
授業概要、授業の進め方、成績評価等の説明
アスレティックトレーナーの起源、歴史的背景から現在の
制度発足に至るまでの経緯
諸外国のトレーナー状況
アスレティックトレーナーの任務、役割、求められる資質
主な業務内容(スポーツ外傷・傷害の予防 、救急措置、
リハビリテーション、コンディショニング 、測定と評価、
組織運営、教育的指導)
日本におけるトレーナーの実情と問題点。競技別における
トレーナーの活動状況
サポートスタッフ構成の中でのアスレティックトレーナー
の役割
スポーツドクター、コーチ、他の医科学スタッフとの連携
協力
アスレティックトレーナーの組織作り、運営方法
アスレティックトレーナーが扱うデータの管理方法
アスレティックトレーナーとして知っておくべきATの社
会的立場。また、アスレティックトレーナーに求められる
倫理と社会の秩序
アスレティックトレーナーが関わる可能性のある医療関係
法規。また、海外におけるATの倫理
アスレティックトレーナーとして、留意すべき法的諸問題
と裁判事例
総合学習
アスレティックトレーナーの役割に関する口述説明の試験
− 517 −
科目コード
62008
区 分
コア
授 業
科目名
健康管理とスポーツ医学
担当者名
河合 洋二郎
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
アスリートにみられる内臓器官などの疾患では、疾患の病態、症状、対応策、処置、予防措置について理解させること。感染症に対す
る対応策では、スポーツ現場および海外遠征時に注意すべき感染症の種別、病態、症状、対応策、処置、予防策について理解させること。
<授業の到達目標>
アスリートにみられる病的現象では、病的現象(オーバートレーニング症候群、突然死、過換気症候群など)の病態、症状、原因など
を理解させるとともに、それらに対する対抗策、処置、予防措置について学ぶことをねらいとする。この他、スポーツ選手にみられる
摂食障害、減量障害、飲酒、喫煙などの問題点について学ぶことをねらいとする。特殊環境のスポーツ医学では、高所、低圧、高圧、
暑熱環境などでの運動時における生体反応、順応、そしてそれらの環境下での障害について学ぶことをねらいとする。年齢・性別によ
る特徴では、女性、高齢者、発育期の子供の生理的特徴、運動時に対する応答、特異的な障害について学習することをねらいとする。
内科的メディカルチェックでは、メディカルチェックの意義、必要性、その内容、実施方法などについて学習することをねらいとする。
ドーピングコントロールでは、アンチドーピングの目的、ドーピングの定義などをアスレティックトレーナーが理解するとともに、ス
ポーツ選手を指導することができるようになることをねらいとする。
<授業の方法>
教科書を基に、必要に応じて資料を配布して講義を進めていく。
<準備学習等(予習・復習)>
授業時に随時通知する予定。
<成績評価方法>
定期試験 100%
<教科書>
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト④ 健康管理とスポーツ医学」日本体育協会
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
アスリートにみられる内臓器官などの疾患(1)
2
アスリートにみられる内臓器官などの疾患(2)
3
アスリートにみられる内臓器官などの疾患(3)
4
感染症に対する対応策(1)
5
感染症に対する対応策(2)
6
感染症に対する対応策(3)
7
8
11
アスリートにみられる病的現象など(1)
アスリートにみられる病的現象など(2)
特殊環境のスポーツ医学
年齢・性別による特徴(1)
特殊環境のスポーツ医学
年齢・性別による特徴(2)
特殊環境のスポーツ医学
年齢・性別による特徴(3)
循環器系疾患(スポーツ心臓、不整脈、虚血性心疾患、Marfan症候群など
呼吸器系疾患(慢性肺疾患、運動誘発性喘息など)
消化器系疾患(運動時の腹痛、消化管出血、下痢、急性肝炎など)
血液疾患(貧血など) 皮膚疾患(胼胝腫、摩擦水疱、白癬など)
腎・泌尿器疾患(運動性蛋白尿、ヘモグロビン尿、ミオグロビン尿など)
代謝性疾患(糖質代謝異常、脂質代謝異常、糖尿病、肥満など)
呼吸器感染症(上気道感染症、インフルエンザ、伝染性単核球症、重症急性
呼吸器症候群など)
血液感染症(A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、HIV免疫不全ウイルスなど)
皮膚感染症(細菌感染症、真菌感染症、ウイルス感染症など)
ウイルス性結膜炎(咽頭結膜炎など)
海外遠征時に注意すべき感染症(SARS、マラリア、旅行者下痢症、デング
熱など)各競技別ルールにみられる感染症対策
オーバートレーニング症候群・突然死・過換気症候群
摂食障害・減量障害・飲酒・喫煙の問題点
12
内科的メディカルチェック(1)
13
内科的メディカルチェック(2)
14
ドーピングコントロール
15
まとめ
9
10
(生体の反応と順応、各環境でみられる障害とその処置、予防方法など)
時差(時差に対する反応と順応、時差に対する対策)
海外遠征時の諸問題(健康管理、環境管理、その他)
女性のスポーツ医学
高齢者のスポーツ医学
成長期のスポーツ医学
メディカルチェックの意義と必要性・対象別メディカルチェックの内容
メディカルチェックにおける検査項目
運動負荷試験の目的と方法・運動負荷試験の実際
運動負荷試験結果の判定基準
アンチドーピングの目的、ドーピングの定義、禁止される物質の種類
注意すべき市販薬、事前申告を必要とする薬物、ドーピング・コントロール・
ステーション同伴時の留意事項
まとめ
− 518 −
科目コード
62010
区 分
コア
授 業
科目名
予防とコンディショニングⅠ
担当者名
石田 裕子
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
公益財団法人日本体育協会公認アスレティックトレーナーの観点から、コンディショニングの要素である傷害発生要因
について理解し、その評価法やトレーニングに関する基礎知識を学び、プログラムを立案する上で必要な知識を身につ
ける。
<授業の到達目標>
テーピングやストレッチング、またトレーニングなどアスレティックトレーナーとしてコンディショニングに関わる基
礎知識と技術を理解する。
<授業の方法>
教科書に沿って講義や実技練習、小テストを行い、必要に応じて資料を配布する。講義内容等を基に、学生同志、また
は教員を含めてのディスカッションを積極的に行う。
<準備学習(予習・復習等)>
事前・事後に教科書を熟読し授業の理解を深める。
<成績評価方法>
小テスト 50%、実技テスト 20%、定期試験 20%、授業態度 10%
<教科書>
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥・予防とコンディショニング」(公財)日本体育協会
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の概要説明、注意事項
2
コンディショニングの基礎理論
コンディショニングの定義、目的、課題
3
コンディションの要素
身体的因子、環境的因子、心因的因子
4
コンディションの評価法①-身体的因子-
身体的因子の評価法
5
コンディションの評価法②
環境的因子と心因的因子の評価法
-環境的因子と心因的因子-
6
テーピングの基礎
テーピングの目的、効果、注意事項、方法
7
テーピング実技
各部位や傷害別のテーピングの実技練習
8
ストレッチングの基礎
ストレッチングの基礎知識、目的、種類、注意事項、方法
9
ストレッチング実技①-ペアストレッチ-
ペアストレッチの実技練習
10
ストレッチング実技②-セルフストレッチ-
セルフストレッチの実技練習
11
ストレッチング実技③-動的ストレッチ-
動的ストレッチの実技練習
12
トレーニングの基礎理論
超回復、エネルギー供給システム、筋線維タイプ、トレーニン
グの七つの原則
13
トレーニングプログラム
14
定期試験
15
総括授業
ピリオダイゼーション、プログラムの立案・設計
定期テストの解説と授業の総括
− 519 −
科目コード
62011
区 分
コア
授 業
科目名
予防とコンディショニングⅡ
担当者名
石田 裕子
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
公益財団法人日本体育協会公認アスレティックトレーナーの観点から、教科書の情報を基に、現在スポーツ現場にて実
施されているトレーニング方法について実際に体験しながら具体的に学ぶ。
<授業の到達目標>
さまざまなトレーニング方法について理解し、スポーツ現場において実践的に指導ができることを目標とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義や実技練習、小テストを行い、必要に応じて資料を配布する。自分が立案したウォーミングアップ
やクーリングダウンを模擬的に他の学生に指導したり、実際に様々なトレーニングを体験しながら理論と方法を習得す
る。
<準備学習(予習・復習等)>
事前・事後に教科書を熟読し授業の理解を深める。
<成績評価方法>
小テスト 20%、実技テスト 50%、定期試験 20%、受講態度・学習意欲 10%
<教科書>
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥・予防とコンディショニング」(公財)日本体育協会
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の概要説明、注意事項
2
ストレッチング①-ウォーミングアップ-
ウォーミングアップにおけるストレッチング
3
ストレッチング②-クーリングダウン-
クーリングダウンにおけるストレッチング
4
テーピング
上肢・下肢の傷害に対するテーピングの応用
5
いろいろなトレーニング(1)
コーディネーショントレーニング、スタビリティトレーニングなど
6
いろいろなトレーニング(2)
スプリントトレーニング、サーキットトレーニングなど
7
筋力トレーニング(1)
上肢の筋力トレーニングの概要と実践
8
筋力トレーニング(2)
下肢の筋力トレーニングの概要と実践
9
コンディショニング
疲労回復を目的とした方法と実践
10
フィットネスチェック
フィットネス(基礎体力)チェックの項目と実践
11
フィールドテスト
フィールド(専門体力)テストの項目と実践
12
実技テスト(1)
ウォーミングアップ、テーピング
13
実技テスト(2)
クーリングダウン、筋力トレーニング
14
定期試験
15
総括授業
定期テストの解説と授業の総括
− 520 −
科目コード
62012
区 分
コア
授 業
科目名
予防とコンディショニングⅢ
担当者名
石田 裕子
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
公益財団法人日本体育協会公認アスレティックトレーナーの観点から、スポーツ現場においてよく発生すると思われる
スポーツ外傷・障害を中心に、その評価方法や応急処置、アスレティックリハビリテーションの理論と方法を学ぶ。
<授業の到達目標>
比較的高い頻度で発生する外傷・障害について、スポーツ現場における評価方法や応急処置、安全に早期の競技復帰に
向けたアスレティックリハビリテーションが立案・指導できることを目標とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義や実技練習、小テストを行い、必要に応じて資料を配布する。学生がさまざまな傷害について発表し、
その内容を基に学生同志のディスカッションを積極的に行う。
<準備学習(予習・復習等)>
事前・事後に教科書を熟読し授業の理解を深める。
<成績評価方法>
小テスト 50%、実技テスト 20%、定期試験 20%、受講態度・学習意欲 10%
<教科書>
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥・予防とコンディショニング」(公財)日本体育協会
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
イントロダクション
授業の概要説明、注意事項
授 業 内 容
2
股関節の損傷
グロインペイン等の評価・応急処置・リハビリテーションから復帰まで
3
大腿部の損傷
肉離れ等の評価・応急処置・リハビリテーションから復帰まで
4
膝関節の損傷
靭帯損傷等の評価・応急処置・リハビリテーションから復帰まで
5
足関節の損傷
捻挫等の評価・応急処置・リハビリテーションから復帰まで
6
下腿部と足部の損傷
シンスプリント等の評価・応急処置・リハビリテーションから復帰まで
7
肩関節の損傷
脱臼等の評価・応急処置・リハビリテーションから復帰まで
8
上肢の損傷
投球障害肩等の評価・応急処置・リハビリテーションから復帰まで
9
体幹の損傷
腰痛等の評価・応急処置・リハビリテーションから復帰まで
10
冬季競技の特性
スキーやスケート等における傷害
11
記録系競技の特性
陸上や競泳等における傷害
12
球技系競技の特性
サッカーやラグビー等における傷害
13
採点競技・格技系競技の特性
器械体操や柔道等における傷害
14
定期試験
15
総括授業
定期テストの解説
− 521 −
科目コード
62013
区 分
コア
授 業
科目名
アスレティックリハビリテーション基礎
担当者名
飯出 一秀
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
リハビリテーション(以下、リハビリ)は‘全人間的復権’と理解され、失った機能を回復・代償させることで人間の「人
間らしくいきてゆく能力の回復」を目的とする。
‘スポーツ傷害’に対するリハビリは「スポーツ活動への復帰」を目的と
するためにアスレティック・リハビリテーションと呼ばれ、実際のスポーツ現場へ直接つなげる重要な役割を持つ。
<授業の到達目標>
本講義では、アスレティック・リハビリテーションの概念と定義、そして実践にあたって必要となる基礎的な知識の習
得を目的とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義を行い、必要に応じて補足資料を配布する。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト内容の自分が分からないところ(=授業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握す
る」、そのことによって、授業での記憶定着の効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習、定期テスト前の勉強
を兼ねた復習。
<成績評価方法>
出席、小テスト、課題プロジェクト、定期試験を総合的に判断する。
<教科書>
財団法人日本体育協会(2007.9.10)
「アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑦・アスレティック・リハビリテーション」財団法人日本体育協会 3,100円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
2
メディカルおよびアスレティック・リハビリテーションの概念と定義の理解
アスレティック・リハビリテーションの概要、目標、過程と流れに関する理解
4
イントロダクション
アスレティックリハビリテー
ション概論-目標-
アスレティックリハビリテー
ション概論-関係職種-
現場におけるATの実例
5
機能評価-目的・意義-
6
7
8
9
10
11
12
13
機能評価-アライメント-
機能評価-筋肉-
機能評価-持久力-
運動療法-目的・意義-
運動療法-ROM-
運動療法-身体組成-
物理療法
補助具
14
危機管理
15
まとめ
3
アスレティックトレーナーの関係職種(医療行為従事者)とその役割の理解、
スポーツ復帰に際して考慮すべき事項について
アスレティック・リハビリテーションの現場におけるアスレティックトレー
ナーの活動内容について
アスレティックトレーナーによる評価の目的、意義、役割および機能評価のプ
ロセスなどの理解
姿勢・身体アライメント、関節弛緩性、関節可動域に関する測定・評価方法
筋萎縮、筋肥大、筋持久力などに関する測定・評価方法
全身持久力、身体組成の測定・評価方法
運動療法の目的と禁忌、筋力回復と筋力増強のための基礎知識
関節可動域回復と神経筋協調性回復のための基礎知識
全身持久力、身体組織の管理、再発予防のための基礎知識
温熱療法、寒冷療法、各種電気療法、超音波療法、水療法の理解
補助具使用の適応と禁忌、装具の種類と使用目的、テーピング、松葉杖、足底
挿板などの理解
突発的な事故とその予防策、ATの配慮不足による事故とその予防策、患部の
禁忌、スポーツ復帰後の再発予防策の理解
突発的な事故とその予防策、ATの配慮不足による事故とその予防策、患部の
禁忌、スポーツ復帰後の再発予防策の理解
− 522 −
科目コード
62016
区 分
コア
授 業
科目名
救急処置
担当者名
石田 裕子
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
傷病者に対して的確な救急処置が実行されない場合、傷病者の生死に関わったり、後遺症を残す結 果となる。本講義
では、生命に関わる緊 急の事故あるいはスポーツ活動によって生じた傷害に対する救急処置の手順や具体的な対処法
について、教科書を中心とする講義とグループによる実践的な練習を行う。
<授業の到達目標>
救急処置の意義や方法を理論的にも実践的にも習得し、傷病者がいる状況に立ち会った場合に冷静に適切な救急処置を
実施することを目標とする。
<授業の方法>
教科書に沿って講義や実技練習、小テストを行い、必要に応じて資料を配布する。様々な救急処置の実技練習を体験・
練習しながら、他の学生や教員とのディスカッションを積極的に行う。
<準備学習(予習・復習等)>
事前・事後に教科書を熟読し授業の理解を深める。
<成績評価方法>
小テスト 30%、実技テスト 30%、定期試験 30%、受講態度・学習意欲 10%
<教科書>
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑧・救急処置」(公財)日本体育協会
<参考書>
特に指定なし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の概要説明、注意事項
2
救急処置の基本的知識
救急処置の重要性、救急処置実施者の心得、救急処置の基本的留意点
3
スポーツ現場における救急処置
スポーツ現場における救急処置を学ぶ意義、傷害の評価と緊急対応計画
4
外傷時の救急処置(1)
RICE処置、特殊な外傷の救急処置
5
外傷時の救急処置(2)
患部の固定法、運搬法の基礎的な理解
6
緊急時の救命処置(1)
心肺蘇生法の意義・必要性と基礎知識
7
緊急時の救命処置(2)
心肺蘇生法の実技練習
8
緊急時の救命処置(3)
自動体外式除細動器(AED)を含めた心肺蘇生法の実技練習
9
緊急時の救命処置(4)
頭部・脊椎外傷の救急処置
10
内科的疾患の応急処置(1)
暑熱による障害(熱中症)、寒冷による障害
11
内科的疾患の応急処置(2)
過換気状態、ショック、スポーツでよく見られる内科的疾患
12
現場における救急体制(1)
救急体制の重要性と計画立案
13
現場における救急体制(2)
事故発生時のフローチャート、各種救急処置器材に関する知識と利用法
14
実技テスト・定期試験
心肺蘇生法と筆記
15
総括授業
定期執権の解説と授業の総括
− 523 −
科目コード
62017
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツと食事
担当者名
築山 依果
配当年次
1
配当学期
前期
2
単位数
講義
授業方法
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義ではコンディションにおける食事・栄養摂取の重要性について理解し、競技特性の異なるアスリートの日常的な
栄養ケアができるようにする。また、栄養欠陥による疾病の予防や様々なトレーニング状況に応じた栄養ケアをできる
ようにする。
アスリートに対するサプリメントの正しい選び方と使用法について理解し、管理栄養士と連携した栄養ケアをできるよ
うにする。
<授業の到達目標>
本授業の到達目標は以下のとおりである。
①スポーツ栄養サポートについて学ぶ
②アスリートの身体組成、ウエイトコントロール、水分補給について学ぶ
③栄養欠陥に基づく疾病と対策について学ぶ
④期分けによる食事と栄養ケアについて学ぶ
⑤アスリートの栄養指導及び栄養教育の実施を知る
<授業の方法>
講義形式で進め、毎回ワークシートを配布する。また、必要に応じて資料や教材を使用して演習形式に進めていく。
<準備学習等(予習・復習)>
授業内に配布する資料は必ず目を通しておくこと。また、ワークシートは各自でまとめ理解を深めること。
<成績評価方法>
平常点(受講態度)15%、小テスト 35%、定期試験 50%
<教科書>
「公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト第9巻」財団法人日本体育協会
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
2
3
4
5
6
スポーツ栄養サポートとは
アスリートの身体組成、からだづくり
アスリートのウエイトコントロール
アスリートの栄養ケア・マネジメント
アスリートの水分補給
栄養欠陥に基づく疾病と対策①
-エネルギーと栄養素欠乏
栄養欠陥に基づく疾病と対策②
-月経障害・摂食障害・骨障害-
栄養欠陥に基づく疾病と対策③
-栄養素の過剰摂取-
期分けによる食事と栄養ケア①試合前・試合当日
期分けによる食事と栄養ケア②試合後・オフ期
期分けによる食事と栄養ケア③合宿・遠征時
サプリメント利用時の留意点①サプリメントの定義
と使用実態
サプリメント利用時の留意点②サプリメントを取り
巻く問題点
アスリートの栄養指導及び栄養教育の実際
まとめ
7
8
9
10
11
12
13
14
15
授 業 内 容
アスリートにおける栄養・食事摂取の意義
身体組成、筋肉づくり、骨づくりについて
増量と減量
栄養ケア・マネジメントとは
運動と体温調節、水分・電解質補給の実際
エネルギー不足、ビタミン不足、たんぱく質不足
各疾病の対策と食事指導
栄養素の種類、賞状、アセスメントと対策と食事指導
試合前・試合当日の食事状況など
試合後・オフ期の食事状況など
合宿・遠征時の食事状況など
サプリメントの目的や分類、使用実態
サプリメントと健康問題、状況に応じた選択方法
栄養教育の意義および実際について
まとめ
− 524 −
科目コード
63001
区 分
コア
授 業
科目名
フィットネスプログラム論
担当者名
青木 謙介
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
公認スポーツプログラマーの役割を理論的に理解し、対象者が運動を通じて健康状態を維持、有意義な生活を送ること
ができるように「手助け」を行う方法を学ぶ。小学生から高齢者まで幅広い年齢層で必要となるトレーニング知識を学び、
トレーニングプログラムが立案できるようにする。
<授業の到達目標>
スポーツプログラマーの役割を理解する。
様々な年代の身体の特徴を理解してトレーニングプログラムを立案できるようにする。
各種疾患を理解して、その疾患にあわせたトレーニングプログラムを立案できるようにする。
<授業の方法>
教科書を使い、講義形式で進める。授業の最後に確認レポートを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書に目を通して授業の理解を深める。
<成績評価方法>
<教科書>
財団法人 日本体育施設協会「公認スポーツプログラマー専門科目テキスト」
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
運動と健康
健康の定義、プログラマーの役割
2
運動処方について
運動を処方するための方法と注意点
3
体力測定①
各種体力測定の方法と意義
4
体力測定②
検査データの処理方法、フィードバック
5
フィットネスエクササイズ①
ウォーミングアップ、有酸素トレーニング
6
フィットネスエクササイズ②
マシントレーニング、フリーウェイトトレーニング
7
フィットネスエクササイズ③
マットトレーニング、各種器具を使用したトレーニング
8
フィットネスプログラムの実際①
基本的なプログラム
9
フィットネスプログラムの実際②
中高年を対象としたプログラム
10
フィットネスプログラムの実際③
高齢者を対象としたプログラム
11
フィットネスプログラムの実際④
子どもを対象としたプログラム
12
フィットネスプログラムの実際⑤
整形外科学的疾患者を対象としたプログラム
13
フィットネスプログラムの実際⑥
内科疾患者を対象としたプログラム①
14
フィットネスプログラムの実際⑦
内科疾患者を対象としたプログラム②
15
まとめ
各対象者に対するフィットネスプログラムのまとめ
− 525 −
科目コード
63002
区 分
コア
授 業
科目名
レクリエーションスポーツ
担当者名
古田 康生
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
1
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
競技スポーツ種目とレクリエーションスポーツ種目の違いやその目的、指導(支援)方法の差異を体験・実践を通して
理解する。その後、履修者自身の人生を豊かにするスポーツ活動の内容とその実践プランを考える。また、レクリエーショ
ンスポーツがジュニア期のスポーツ活動の導入に活用できることを実践的に学ぶ。
<授業の到達目標>
レクリエーションスポーツの指導(支援)能力を身に付ける。レクリエーションスポーツの種々の種目の誕生過程やそ
の目的、生涯スポーツでの活用方法、指導者・審判などの資格を主体的に学び、模擬指導(支援)演習を学生相互で実
施して指導(支援)能力を習得する。
<授業の方法>
実技により授業を展開する。なお、学生相互が指導者となる模擬指導を実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
予習:授業ごとに課されたレクリエーションスポーツ種目について調査する。
復讐:体験したレクリエーションスポーツ種目と関連する競技スポーツ種目の違いを日常的に考え、日々の体育活動に
取り組む。
<成績評価方法>
授業態度 30%、模擬指導(支援)演習 20%、定期試験 50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授業ガイダンス
授 業 内 容
IPU講義受講ルールの確認、授業内容とその実施方法及び実技に
おける受講ルールの確認
2
種目の体験①
ネット型スポーツ種目(ドヂボール・ドッヂビー)
3
種目の体験②
ネット型スポーツ種目(ドッヂビーの技術練習とゲーム運営)
4
種目の体験③
ゴール型スポーツ種目(チュックボールの技術練習)
5
種目の体験④
ゴール型スポーツ種目(チュックボールのゲーム運営)
6
種目の体験⑤
ベースボール型種目(Tボールの技術練習)
7
種目の体験⑥
ベースボール型種目(Tボールのゲーム運営
8
種目の体験⑦
複合型スポーツ(アルティメットの技術とゲームの運営)
9
種目の体験⑧
陸上競技型スポーツ(タイムウォーキング・スポーツ鬼ごっこ)
10
種目の体験⑨
対人型スポーツ(スポーツチャンバラ・スポーツテンカ)
11
種目の体験⑩
競技人口の多いレクリエーションスポーツ(インディアカ、ソフト
バレーボール、ふうせんバレーボール)
12
選択種目の調査研究
選択したレクリエーションスポーツの調査(誕生過程、協会の役割、
競技大会、資格など)
13
岡山発祥のレクスポーツ
ディスコンの作成、ゲームの運営
14
レクリエーションスポーツ模擬指導演習1
学生相互による模擬指導
15
レクリエーションスポーツ模擬指導演習2
模擬指導演習のふりかえり
− 526 −
科目コード
63003
区 分
コア
授 業
科目名
スポーツ相談の実際
担当者名
崔 回淑
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ心理相談とは、心理的課題や問題を抱えて来談したスポーツに関わっている人に対して、専門的な訓練を受け
た者が、臨床心理学の手法により援助を行うことである。本講義では、スポーツ心理相談に関する基礎的な理論を概観
し、スポーツ傷害や運動部活動での不適応などスポーツ競技者の相談事例を紹介しながら詳細について論じていく。ま
た、ロールプレイを通して、傾聴・共感といった基本姿勢の体験を図り、スポーツ心理相談の理論と技法の基礎を身に
つけることをねらいとする。
<授業の到達目標>
①スポーツ心理相談に関する基礎的知識を理解する。
②スポーツ傷害や運動部活動での不適応などスポーツ競技者の相談事例に関する最新のトピックスを知る。③ロールプ
レイ等を通して、傾聴・共感といった基本姿勢の体験を図り、スポーツ心理相談の理論と技法の基礎を身につける。
<授業の方法>
講義を中心としながら、カウンセリングに関する様々な実習や臨床事例に対するディスカッションを行う。なお、「相
談の実際」では、ジャーナルまたは著書などで報告されたスポーツ選手の心理相談事例を毎回提示し、検討していく。
<準備学習(予習・復習等)>
相談事例を紹介したり一部実習を取り入れたりするので、積極的に取り組めるレディネスを持って受講することが望ま
しい。参考書や配布資料などに目を通し、予習・復習を行うことが必要である。
<成績評価方法>
受講態度・討議への参加状況 40%、レポート作成 40%、小テスト 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
河合隼雄「カウンセリングの実際問題」誠心書房 2,100円
中込四郎「アスリートの心理臨床-スポーツカウンセリング-」道和書院 3,000円
鑪幹八郎「試行カウンセリング」誠信書房 4,200円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業の概要と進め方
2
スポーツ相談の立場と方法(1)
臨床スポーツ心理学の方法
3
スポーツ相談の立場と方法(2)
競技スポーツの心理世界
4
スポーツ相談の立場と方法(3)
アスリートの心と身体、訴えの特徴
5
スポーツ相談の立場と方法(4)
アスリートの心の強化
6
スポーツ相談の実際(1)
スポーツ選手の相談事例の検討(心因性動作失調)
7
スポーツ相談の実際(2)
スポーツ選手の相談事例の検討(バーンアウト)
8
スポーツ相談の実際(3)
スポーツ選手の相談事例の検討(ケガ)
9
スポーツ相談の実際(4)
スポーツ選手の相談事例の検討(アイデンティティ形成)
10
スポーツ相談の実際(5)
スポーツ選手の相談事例の検討(競技離脱)
11
スポーツ相談の実際(6)
スポーツ選手の相談事例の検討(コンディショニング)
12
スポーツ相談演習(1)
ロールプレイ(1)
13
スポーツ相談演習(2)
ロールプレイ(2)
14
資格認定制度について
MT指導士、スポーツカウンセラー
15
まとめ
授業の振り返り
− 527 −
科目コード
64001
区 分
コア
授 業
科目名
運動遊び・ゲームの実際
担当者名
古田 康生
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
実技
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本体躯巨魁のジュニアスポーツ指導員養成カリキュラムに準拠した授業内容である。多くのスポーツ活動は、
「あそび」
から始まり、やがてスポーツ、競技スポーツへと発展する。その一連の過程で、子どもが活動そのものに興味関心、面
白さ、楽しさを体感でき、夢中になって遊ぶことで、スムーズに多様なスキルが獲得できるようにならなければならない。
そのため、指導者(教員も含む)課せられた課題、つまり教材を工夫して提供することは重要である。反面、いかに安
全にスポーツスキルを獲得させるかも重要な課題である。本講は、学生が互いに指導者と子どもの役割を務める実践型
模擬授業形式をとり、実際の場面で必要な指導方法論を学んでいく。本年度は、コーディネーショントレーニングにつ
いても扱う。
<授業の到達目標>
ジュニア期の子どものスポーツに関する能力の発達につながる運動遊びプログラムが作成でき、それが指導できる能力
を身に付ける。そのため、模擬指導を繰り返し、学生自身が自らの指導方法の改善点が気づけるよう振り返りを実施する。
<授業の方法>
実技を通して理論を学習するが、必要に応じて演習と講義をする。
<準備学習(予習・復習等)>
日々のスポーツ活動をにおいて、自らが実践している練習内容をジュニア期の子どもに仮に実践させるとした場合に、
どのように内容をアレンジすれば有効な運動遊びプログラムになるかをシュミレーションする習慣を身に付ける。
<成績評価方法>
受講態度 30%、定期試験 40%、模擬指導実技試験 30%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授業ガイダンス
授 業 内 容
授業概要と進め方、IPU講義受講ルールの確認、幼少年期に必要と
される動き
2
乳幼児期のあそび・ゲームの実際(1)
親子でできるあそび・ゲーム(乳児期)
3
乳幼児期のあそび・ゲームの実際(2)
親子でできるあそび・ゲーム(幼児期)
4
乳幼児期のあそび・ゲームの実際(3)
集団・グループのあそび・ゲーム(幼少期)
5
児童前期のあそび・ゲームの実際(1)
運動あそび①(ごっこあそび、ゲーム)
6
児童前期のあそび・ゲームの実際(2)
運動あそび②(伝承的な運動あそび、スポーツ)
7
児童前期のあそび・ゲームの実際(3)
運動あそびやゲームの実際、動きを用いた運動の仕方
8
運動遊び・ゲームの模擬指導演習(1)
指定された運動遊び・ゲームの模擬指導:集団遊び(1)
9
運動遊び・ゲームの模擬指導演習(2)
指定された運動遊び・ゲームの模擬指導:運動遊び(2)
10
運動遊び・ゲームの模擬指導演習(3)
指定された運動遊び・ゲームの模擬指導:運動遊び(3)
11
コーディネーショントレーニング遊び(1) コーディネーショントレーニング遊び(1)(球技)
12
コーディネーショントレーニング遊び(2) コーディネーショントレーニング遊び(2)(陸上競技)
13
運動遊び・ゲームの模擬指導演習(1)
グループごとで運動遊び・ゲームの模擬指導(1)
14
運動遊び・ゲームの模擬指導演習(2)
グループごとで運動遊び・ゲームの模擬指導(2)
15
運動遊び・ゲームの模擬指導演習・試験
模擬指の学生相互による評価
− 528 −
科目コード
64002
区 分
コア
授 業
科目名
動きの発達とスキルの獲得
担当者名
古田 康生
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本体育協会ジュニアスポーツ指導員養成カリキュラムに準拠した授業を実施する。ジュニアスポーツの指導者は、そ
の対象となる幼児・児童・生徒の運動動作発達の過程を熟知する必要がある。それは円滑な技術習得(スキルの獲得)
の指導のためだけでなくスポーツ障害を未然に防ぐことにもなる。また、動作獲得のプロセスを学ぶことは、指導者に
とって重要な観察眼を養う事にもなる。本講では、発育発達段階に応じた動きの発達とスキルの獲得の過程を学ぶ。つ
まり、基礎的動作に始まり高度なスポーツスキルの獲得にいたるまでの運動学習について、年齢、スキルレベルに応じ
た運動・スポーツ指導の方法学び、指導者としての心構えを理解する。
<授業の到達目標>
ジュニア期の子どものスポーツに関連する基本的動作を観察評価できる能力を身に付ける。つまり、投げるや飛ぶ、走
るといった動作を観察して動作のつまずきを把握して、改善策を提供できる能力を身に付ける。
<授業の方法>
講義形式で進めるが、可能な限り演習を組み込み、相互にて運動動作指導の機会を設ける。
<準備学習(予習・復習等)>
各授業にて配布する資料を熟読し、各年齢で可能となる運動動作を理解しておく。指導者としての観察眼を養うため、
日々の関連する実技授業で他者の動作を分析的視点で観察・記録に努めること。
<成績評価方法>
受講態度 20%、課題提出 10%、定期試験 70%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
授業ガイダンス
授 業 内 容
授業概要・進め方、IPU講義受講ルールの確認、子どもの心身の発
育発達について
2
幼児期の動きの発達とスキルの獲得(1)
幼児の走動作の発達バイオメカニクスと運動遊び
3
幼児期の動きの発達とスキルの獲得(2)
幼児の投動作の発達バイオメカニクスと運動遊び
4
幼児期の動きの発達とスキルの獲得(3)
幼児の蹴動作の発達バイオメカニクスと運動遊び
5
幼児期の動きの発達とスキルの獲得(4)
幼児のまりつき動作の発達バイオメカニクスと運動遊び
6
幼児期の動きの発達とスキルの獲得(5)
幼児の打つ動作の発達バイオメカニクスと運動遊び
7
幼児期の動きの発達とスキルの獲得(6)
運動組み合わせ(捕投)の発達バイオメカニクスと運動遊び
8
幼児期の動きの発達とスキルの獲得(7)
運動組み合わせ(走蹴)の発達バイオメカニクスと運動遊び
9
児童後期の動きの発達とスキルの獲得(1) 空間的調節からなるスポーツスキルの獲得と運動遊び
10
児童後期の動きの発達とスキルの獲得(2) 時間調節・空間的調節からなるスポーツスキルの獲得と運動遊び;
ボールなどの遊具を使う遊び
11
児童後期の動きの発達とスキルの獲得(3) 力量的調節からなるスポーツスキルの獲得と運動遊び
12
動作を選択して調査・研究①
選択した動作についての概要調査
13
動作を選択して調査・研究②
選択した動作の経験的練習方法の分析
14
動作を選択して調査・研究③
選択した動作の練習方法の考案
15
まとめ、動作を選択して調査・研究④
選択した動作の概要と考案した練習方法の発表
− 529 −
65003
科目コード
授 業
科目名
キャリアマネジメント(公務員)
配当年次
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
岡 雅也
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
キャリア(職業人生)を考えていくには、まず公務員を目指す学生の場合、採用試験について十分理解しておく必要が
ある。本科目では体育学科の学生の中で警察官・消防士・刑務官など公安系公務員を目指す学生がそれぞれの職種につ
いて学び、公共の福祉に貢献する為の心構えを涵養する。また実際に出題される試験問題を解説し、実践力を身につけ
ることが出来ることを目的として開講する。
<授業の到達目標>
公安系公務員という職種を知り、働くことの意義を認識する。また採用試験における「頻出分野」の理解が出来るよう
になる。
<授業の方法>
板書、関連プリント
<準備学習(予習・復習等)>
予習は必要ありませんが、次回講義までに前回受けた講義内容の復習を行うこと。
<成績評価方法>
出席状況など取り組む姿勢 30%、定期試験の結果 70%により総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
試験資格研究会「スーパー過去問(数的)」実務教育出版 1,515円
試験資格研究会「スーパー過去問(判断)」実務教育出版 1,515円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
履修ガイダンス
講義の進め方について説明する。
2
公務員という仕事の理解
公務員全般について学ぶ。
3
公安系公務員の特徴(職種)
職種の理解と必要とされるスキルについて考える。
4
日本の試験制度について
変化する採用試験の時期と内容について詳細に学ぶ。
5
数的処理分野(1)
速さ(旅人算・通過算・時計算・流水算)
6
数的処理分野(2)
割合(比・売買算・仕事算・増減)
7
数的処理分野(3)
整数(記数法・整数・約数・倍数・剰余)
8
数的処理分野(4)
確率(場合の数・順列・組合せ)
9
数的処理分野(5)
図形(平面計量・円・多角形)
10
課題処理分野(1)
順序(定量的順序関係・定性的順序関係)
11
課題処理分野(2)
対応(二集合対応・多集合対応・組分け)
12
課題処理分野(3)
論理(三段論法と対偶・ドモルガンの法則)
13
課題処理分野(4)
位置(直線的・平面的・空間的位置関係)
14
課題処理分野(5)
試合(試合数・トーナメント・リーグ戦)
15
まとめ
重要事項の確認・試験の注意など
− 530 −
科目コード
3B100
区 分
コア
授 業
科目名
国際教育概論
担当者名
小川 正人
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
<授業の到達目標>
日本の国際化の課題から国際教育の重要性を明らかにし、国際教育の目的、意義、指導方法とその課題について学んで
いく。国際教育のあり方を語学力、異文化理解・共生力、伝統文化への理解、指導力の4つの視点から考えていく。『国
際教育概論』においては、4つの視点のうち特に異文化(多文化)共生に焦点をあてていく。
<授業の方法>
英語と日本語での講義とグループ討論を取り入れて授業をおこなう。
<準備学習等(予習・復習)>
英語と日本語による講義とディスカッションに積極的に参加するためにも、与えられた課題を事前に予習することで、
自分なりの意見を構築することが大切である。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 20%、ミニレポート 20%、学期末レポート 40%、学期末レポート・プレゼンテーション 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
グローバル化と多文化共生(1)
グローバル化とは
2
グローバル化と多文化共生(2)
グローバル化と社会変動
3
グローバル化と多文化共生(3)
多文化共生のパースペクティブ
4
多文化に生きる(1)
文化とは何か
5
多文化に生きる(2)
現実はつくられる
6
多文化に生きる(3)
外国人として生きる
7
多文化に生きる(4)
マイノリティーとマジョリティー
8
多文化に生きる(5)
多文化社会と社会統合のあり方
9
グローバル社会に生きる(1)
つながる社会
10
グローバル社会に生きる(2)
南北問題を考える
11
グローバル社会に生きる(3)
環境問題を考える
12
グローバル社会に生きる(4)
平和問題を考える
13
グローバル社会に生きる(5)
国際協力と開発
14
多文化共生社会をめざして(1)
日本社会と日本人
15
多文化共生社会をめざして(2)
未来をつくるために
− 531 −
3B101
科目コード
授 業
科目名
国際教育基礎A(文化・宗教)
配当年次
1
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
小川 正人
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
異文化・多文化理解のポイントとなる文化・宗教の基礎知識の獲得を目的とする。仏教、神道だけでなく、キリスト教、
イスラム教、ヒンズー教、ユダヤ教、儒教など様々な宗教を学ぶとともに、世界各地で起きている「宗教間の衝突」の
歴史的起因や現代社会や政治・経済における影響も考察する。
<授業の方法>
日本語と英語を使った講義とグループ討論を取り入れて授業をおこなう。
<準備学習等(予習・復習)>
講義とグループ討論に積極的に参加するためにも、事前に課題を理解したうえで自分なりの意見を構築することが必要
である。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 20%、ミニレポート 20%、学期末レポート 40%、学期末レポート・プレゼンテーション 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
文化とは何か(1)
文化とは、国際化された社会における文化とは
2
文化とは何か(2)
文化とは、国際化された社会における文化とは
3
文化とは何か(3)
文化とは、国際化された社会における文化とは
4
パーソナル・アイデンティティー
自分とは、自分の「再発見」
5
道徳心
道徳心とは何か、世界においてUniversal Valuesは存在するのか
6
宗教とは何か
文化としての宗教は何か
7
自らにとって宗教とは何か
自らの宗教観はなにか
8
日本の宗教(1)
日本における宗教は何か
9
日本の宗教(2)
日本における宗教は何か
10
世界の宗教(1)
世界にはどのような宗教があるのか
11
世界の宗教(2)
世界にはどのような宗教があるのか
12
宗教間の衝突(1)
なぜ宗教間で衝突が起きるのか
13
宗教間の衝突(2)
なぜ宗教間で衝突が起きるのか
14
期末レポート・プレゼンテーション(1)
「宗教」に関するレポートの英語もしくは日本語によるプレゼンテー
ション
15
期末レポート・プレゼンテーション(2)
「宗教」に関するレポートの英語もしくは日本語によるプレゼンテー
ション
− 532 −
3B110
科目コード
授 業
科目名
国際教育基礎B(政治・経済)
配当年次
1
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
高橋 利弘
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
経済の低迷に象徴されるように国際社会における日本の地位低下が続いている。この状況を脱却し、活力ある日本を再
生する上で、世界に通用する人材が今日ほど求められている時はない。本講義では、まず、国際教育に関する基礎知識
の習得を図る。続いて、習得した知識を基礎として、時事問題を題材としながら、英語でのプレゼンテーション、ディ
スカッションを行い、国際社会における諸課題について検討していくこととする。
<授業の到達目標>
語学力の強化を図りつつ、国際人として必要とされる基礎知識の習得を目指す。
<授業の方法>
日本語と英語による講義スタイルの授業を通して、基礎知識の習得を図る。続いて、習得した知識を基礎として、時事
問題を題材としながら、英語でのプレゼンテーション、ディスカッションを行い、国際社会における諸課題について検
討していく。
<準備学習等(予習・復習)>
配布したプリントをよく読んで復習し、シラバスでテーマや授業内容を調べて予習すること。
<成績評価方法>
授業への参加・自己表現 30%、レポート作成 30%、試験 40%によって総合的に評価する。
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
オリエンテーション、授業の進め方
2
文化・文明(1)
文化と文明
3
文化・文明(2)
国際社会に関する時事問題についての討議
4
国家(1)
国家・国力の定義、現状と課題
5
国家(2)
国家に関する時事問題についての討議
6
領土(1)
領土問題の現状と課題
7
領土(2)
領土問題に関する時事問題についての討議
8
安全保障(1)
安全保障・軍縮の現状と課題
9
安全保障(2)
安全保障と軍縮に関する時事問題についての討議
10
国際経済(1)
貿易と金融の現状と課題
11
国際経済(2)
貿易と金融に関する時事問題についての討議
12
国際経済(3)
エネルギーと環境問題の現状と課題
13
国際経済(4)
エネルギーと環境問題に関する時事問題についての討議
14
国際経済(5)
開発問題の現状と課題
15
国際経済(6)
開発問題に関する時事問題についての討議
− 533 −
科目コード
3B111
区 分
コア
授 業
科目名
異文化教育論
担当者名
田村 綾子
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
小中学校等で異文化教育を行う場合、何を目的として、どのような教育活動を行ッたらよいだろうか。本授業では、文
部科学省の学習指導要領や異文化教育、国際理解教育に関する指針を見ながら、どのような学習活動が良いか考え、実
際に活動内容を組み立てる。
<授業の到達目標>
①日本の小中学校が求めている異文化教育、国際理解教育を理解する。
②求められている異文化紹介の活動(文化紹介、ゲーム等)ができるようになる。
<授業の方法>
どのような文化紹介をしたらよいか、テーマや内容を考え、実際にプレゼンテーションを行います。プレゼンテーショ
ンは少なくとも2回はしてもらいます。
<準備学習(予習・復習等)>
文化紹介のためのパワーポイント等の作成が宿題として出されます。
<成績評価方法>
文化紹介のためのパワーポイント等の作成 40%、プレゼンテーション 40%、レポート 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の進め方と評価について。日本の異文化理解教育について説明。
2
いいプレゼンテーションとは
いくつかの文化紹介の様子を見て、どのようにすればわかりやすいプレゼンに
なるか考える。
3
テーマを考える
文化紹介のテーマを、探す。
4
第1回文化紹介①
文化紹介のためのパワーポイントを作る。
5
第1回文化紹介②
文化紹介のための原稿を作り、パワーポイントを完成させる。
6
第1回文化紹介③
発表と評価。順番に発表を行い、お互いに評価し合う。
7
第1回文化紹介④
発表の続きを行い、評価し合う。
8
第1回文化紹介⑤
全体のプレゼンテーションについて振り返る。 次の活動について説明を行う。
9
第2回文化紹介①
グループでいくつかの活動や発表を組み合わせたプログラムを作る。グループ
に分かれて内容を話し合う。
10
第2回文化紹介②
発表の資料作りをする。
11
第2回文化紹介③
グループごとに練習を行う。
12
第2回文化紹介④
発表①グループごとに発表し評価し合う。
13
第2回文化紹介⑤
発表②グループごとに発表し評価し合う。
14
日本人の前で発表する
日本人の前で発表(第1回、第2回で行ったもの)を行い、評価をもらい。発
表について話し合う。会場はいくつかに分ける予定。
15
まとめ
文化発表には何が大切か、気をつけなければならないことは何か意見交換を行
い、考えをまとめる。
− 534 −
科目コード
3B112
区 分
コア
授 業
科目名
国際環境教育
担当者名
小川 正人
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
本講議では、ESD(持続可能な発展のための教育)を学ぶことで、持続可能な社会の課題を知り、その原因と向き合う。
それらを解決するために出来る事を考え、実際に行動する。そのような経験を通して、国際社会の一員としての認識や
行動力を育成することを目標とする。
<授業の方法>
英語と日本語での講議とグループ討論を取り入れて授業をおこなう。
<準備学習(予習・復習等)>
英語と日本語による講議とディスカッションに積極的に参加するためにも、与えられた課題を事前に予習することで、
自分なりの意見を構築することが大切である。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 20%、ミニレポート 20%、期末レポート 40%、期末レポート・プレゼンテーション 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
オリエンテーション
授業概要の説明
2
ESDとは(1)
持続可能な未来への学び(1)
3
ESDとは(2)
持続可能な未来への学び(2)
4
ESDとは(3)
持続可能な未来への学び(3)
5
持続可能な開発を考える(1)
国際的な環境問題について討論し、持続可能な開発について考える(1)
6
持続可能な開発を考える(2)
国際的な環境問題について討論し、持続可能な開発について考える(2)
7
持続可能な開発を考える(3)
国際的な環境問題について討論し、持続可能な開発について考える(3)
8
持続可能な開発を考える(4)
国際的な環境問題について討論し、持続可能な開発について考える(4)
9
ESDの実践(1)
ESDの授業計画作成やボランティア参加によって、ESDについて理解を
10
ESDの実践(2)
11
ESDの実践(3)
12
ESDの実践(4)
13
地球市民として(1)
14
地球市民として(2)
15
まとめ
深める(1)
ESDの授業計画作成やボランティア参加によって、ESDについて理解を
深める(2)
ESDの授業計画作成やボランティア参加によって、ESDについて理解を
深める(3)
ESDの授業計画作成やボランティア参加によって、ESDについて理解を
深める(4)
地球市民として世界の環境問題解決に向け、どのように貢献出来るか考
える(1)
地球市民として世界の環境問題解決に向け、どのように貢献出来るか考
える(2)
授業の統括
− 535 −
科目コード
3B200
区 分
コア
授 業
科目名
異文化教育特論
担当者名
田村 綾子
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本授業では、まず、異文化教育の研究をまとめた教科書を読み、そこから異文化教育の現状、研究の枠組み、課題について、
知識を得ます。そして、その知識を自分の教育実践や研究につなげていくためにどうすればよいか考えます。
<授業の到達目標>
①異文化教育の現状、研究、課題について理解する。
②異文化教育の枠組みや研究方法を理解した上で、それを自分の教育実践や研究につなげていくための基礎を作る。
<授業の方法>
教科書とそれに関連した資料を基に授業を進めます。問題意識を持って授業に臨んでください。
<準備学習(予習・復習等)>
教科書、資料についてはあらかじめ読んでおいてください。
<成績評価方法>
提出課題 50%、最終レポート 50%
<教科書>
佐藤郡衛(2010.8.10)「異文化間教育-文化間移動と子どもの教育-」明石書店 2,500円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の進め方、評価の方法の説明。異文化間教育とは何か説明する。
2
異文化間教育とは
異文化間教育学の位置づけと課題についても説明する。
3
異文化教育のカテゴリー①
アメリカの教育を受けている子供を例に、「海外子女教育」につい
て学ぶ。
4
異文化教育のカテゴリー②
海外で生活する日本人の子どもに対して行われている日本人として
の教育について学ぶ。
5
異文化理解教育とアイデンティティ①
海外で学ぶ日本人の子ども達のアイデンティティについてアメリカ
での例を見ながら学ぶ。
6
異文化理解教育とアイデンティティ②
海外で学ぶ日本人の子ども達のアイデンティティに関する問題につ
いて学ぶ。
7
異文化教育と日本語教育①
日本国内で行われている日本語教育について学ぶ。
8
異文化間教育と日本語教育
異文化間教育と日本語教育の関係について学ぶ。
9
外国人に対する教育政策①
日本の外国人に対する教育政策について学ぶ。
10
外国人に対する教育政策②
日本の外国人に関する教育政策の問題点について学ぶ。
11
地域の取り組み①
地域で外国人の子ども達に行っている学習支援の例について学ぶ。
12
地域の取り組み②
外国人の子どもに対して行っている地域の取り組みの問題点を考える。
13
学校での多文化間教育①
日本の学校で外国人の子どもや帰国した日本人の子どもをどのよう
に受け入れているか学ぶ。
14
学校での多文化間教育②
異なる文化的背景を持つ子どもたちを日本の学校が受け入れるにあ
たって問題となっていることを考える。
15
まとめ
日本の異文化間教育の課題について話し合う。
− 536 −
科目コード
3B201
区 分
コア
授 業
科目名
異文化コミュニケーション特論
担当者名
田村 綾子
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
国際化が叫ばれる昨今、外国人とのコミュニケーションの機会は増えている。外国人に限らず、異なる文化背景を持つ
者同士のコミュニケーションは、時には新しい発見を、時には誤解から来る衝突を生む。この授業では自分を知り、異
文化を持つ相手と共生し、協働できる人間関係を築くにはどうしたらいいか考える。そのために、異文化コミュニケー
ションの理論を学び、様々なエクササイズや異文化トレーニングを体験してもらう。
<授業の到達目標>
①自文化と異文化を理解するための知識を身につける。
②異文化コミュニケーションの理論を理解する。
③異文化と折り合っていく方策を学ぶ。
<授業の方法>
この授業では、様々なエクササイズを通して、自文化に気づき、異文化を理解する方法について考える。エクササイズ
には積極的に参加し、エクササイズの後の振り返りでも積極的に意見を出してほしい。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に授業のキーワードを知らせるので、意味をしらべてきてほしい。
<成績評価方法>
課題提出 20%、発表 30%、試験50%
<教科書>
八代京子 他(2001.9.20)異文化コミュニケーション・ワークブック三修社 2,800円
<参考書>
八嶋智子・久保田真弓(2012.10.20)「異文化コミュニケーション論」松柏社 2,400円
<授業計画>
回
テーマ
1
2
イントロダクション
文化とコミュニケーション
3
異文化コミュニケーションゲーム
4
言語コミュニケーション①
5
言語コミュニケーション②
6
非言語コミュニケーション①
7
非言語コミュニケーション②
8
9
非言語コミュニケーション③
価値観
10
エンパシー
11
D.I.E.メソッド
12
13
アサーティブ・コミュニケーション①
アサーティブ・コミュニケーション②
14
事例を分析する
15
まとめ
授 業 内 容
授業の進め方と評価について。この授業で目指すものについて。
文化、コミュニケーションについて定義を知る。異文化コミュニケー
ションとは何か考える。
異文化コミュニケーションを実感するゲームを体験する。ゲーム終
了後、感想や意見を発表する。
「褒める」「叱る」のロールプレイを行う。そこから気づいたことを
話し合う。「褒め方」
「叱り方」に見られる文化の違いについて学ぶ。
いろいろな国の「謝り方」を比較し、そこから気づいたことを話し
合う。また、「自己紹介」「誘い方と断り方」に見られる文化の違い
について学ぶ。
「アイコンタクト」のゲームを行い、アイコンタクトの個人差、文
化による違いを体験する。また、「表情」について学ぶ。
「しぐさとジェスチャー」
「タッチング」について学ぶ。「タッチング」
内省し、他の学生と結果を比較する。
「空間と対人距離」「時間の感覚」について学ぶ。
「ことわざ」から価値観について考える。
「異文化ケース・スタディー」
を読んで、価値観の違いがどのように行動に表れるか学ぶ
コミュニケーションをしている相手に、自分はどのような態度を
取っているか知る。また、エンパシーによるコミュニケーション方
法について学ぶ。
異文化を理解する方法の一つである、D.I.E.メソッドについて学び、
実際に分析する。
アサーティブ・コミュニケーションの方法を学び、練習を行う。
アサーティブ・コミュニケーションの総合エクササイズを行い、お
互いの様子を見て意見交換する。
いくつかの事例を見て、どのような問題が起きているか、どのよう
に対処すればよかったか、考え、話し合い、発表する。
異文化を背景として持つ人々とどのように人間関係築いていったら
よいか、まとめる。
− 537 −
科目コード
3B300
区 分
コア
授 業
科目名
学校で教える国際理解教育
担当者名
小川 正人
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
学校で教える国際理解教育の狙いや指導の在り方を理解し、学習指導案を作成などをして授業を行うことなどができる
ようになる。
<授業の到達目標>
学校で教える国際理解教育では、第一に、「異文化を理解し尊重する態度、共に生きる資質や能力」の育成が求められ
ていること、また、その指導は総合的な学習の時間に行われるのが望ましいことなどを、中央教育審議会の答申や学習
指導要領などから読み取る。また、自ら学び考える問題解決的な学習指導のための学習指導案の在り方を検討し、具体
的な題材に基づいて学習指導案を作成し、模擬授業や授業研究を行う。
<授業の方法>
献や資料等から学校で教える国際理解教育の在り方を把握させる。学習指導案のモデル的なフォーマットを参考にして
学習指導案を作成し、模擬授業(授業研究)を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に与えられた課題についてプレゼン(模擬授業)ができるように準備する。プレゼン(授業)後、プレゼン資料(学
習指導案)をより良いものに修正する。
<成績評価方法>
受講態度・学習意欲 10%、プレゼン資料(学習指導案)20%、プレゼン(模擬授業)10%、小テスト 10%、定期試験
50%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
国際化時代の教育の在り方
国際化時代の教育で配慮すべきことがら
2
国際理解教育のねらい
学校で教える国際理解教育のねらい
3
国際理解教育の時間(1)
各教科、道徳、特別活動の時間を使った国際理解教育
4
国際理解教育の授業(2)
総合的な学習の時間を使った国際理解教育
5
学習指導案
学習指導案のモデル的フォーマット
6
国際理解教育の授業(1)
授業形式の国際理解教育の留意点
7
国際理解教育の授業(2)
講義形式の国際理解教育の留意点
8
学習指導案の作成(1)
課題の選択及び学習指導案の略案の作成
9
学習指導案の作成(2)
学習指導案の完成
10
模擬授業の実施(1)
模擬授業と授業研究(異文化の理解)
11
模擬授業の実施(2)
模擬授業と授業研究(異文化の尊重)
12
模擬授業の実施(3)
模擬授業と授業研究(異文化との共生)
13
模擬授業の実施(4)
模擬授業と授業研究(国内における異文化理解)
14
模擬授業の実施(5)
模擬授業と授業研究(世界とのつながり)
15
まとめ
重要ポイントの再確認と疑問点の解決
− 538 −
科目コード
3B301
区 分
コア
授 業
科目名
国際教育指導法
担当者名
佐藤 典子
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
グローバル人材となるためにはどんなスキルや考え方が必要かを多角的に検討する。自己理解、国際情勢の理解(特に
途上国の現状)を深めることで、自分なりのグローバル指標を作成し、各自が到達目標を明確にする。
<授業の到達目標>
前期の開始時と終了時に各自の成長が測れるようなクライテリアを個別に設定して、その数値を上げることを到達目標
とする。
<授業の方法>
講義、討論、発表、ゲストスピーカーによる講演など。
<準備学習(予習・復習等)>
テキストを読んでおくことや、授業で得たことを自分の人生に活かすためにアクションプランを設定、実行してもらう。
<成績評価方法>
授業中の貢献度(意見発表)、課題プレゼンテーション、最終レポートで評価する。
<教科書>
石井光太「ぼくたちはなぜ学校へ行くのか」ポプラ社 1,500円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
自己紹介と各自受講の目的を明確にして、目標設定をする
2
自己・他者認識力を高める
チーム作りのための演習
3
行動スタイル分析
4
私たちはなぜ学ぶのか(1)
教科書「ぼくたちはなぜ学校に行くのか」を使い、グループ討論
5
私たちはなぜ学ぶのか(2)
受講学生によるプレゼンテーション
6
私たちはなぜ学ぶのか(3)
受講学生によるプレゼンテーション
7
世界で起きていること
ゲストスピーカー
8
中間レビュー
受講者面談
9
グローバル・コンピテンシー(1)
世界で通用するスキルセットについて・ゲストスピーカー(国連も
「風林火山」に行動スタイルをたとえて、チーム作りに活かす
しくは、AMDA関係者による)
10
グローバル・コンピテンシー(2)
グループ討論
11
世界が持つ日本人のイメージ(1)
留学生との交流計画
12
世界が持つ日本人のイメージ(2)
留学生との交流実施
13
アンコール授業
もう一度学びたいテーマについて復習
14
私が目指すグローバル・パーソン
各自の成長度合いを測り、発表する
15
講義のまとめ
各自が前期の学習成果を発表する
− 539 −
科目コード
3B302
区 分
コア
授 業
科目名
国際教育指導特論
担当者名
佐藤 典子
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
国際教育指導法では、グローバル・マインドについて多角的に検討したが、国際教育指導法特論においては、グローバル・
マインドを前提として、グローバル企業で活躍するために必要とされるスキルに焦点をあてて演習を重ねて行く。
<授業の到達目標>
前期の開始時と終了時に各自の成長が測れるようなクライテリアを個別に設定して、その数値を上げることを到達目標
とする。
<授業の方法>
講義、グループ討論、プレゼンテーション、ゲストスピーカーによる講演など
<準備学習(予習・復習等)>
テキストを読んでおくことや、授業で得たことを自分の人生に活かすためにアクションプランを設定、実行してもらう。
<成績評価方法>
授業中の貢献度(意見発表)、課題プレゼンテーション、最終レポートで評価する
<教科書>
倉本由香利「グローバルエリートの時代」講談社 1,800円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
グローバルに通用するスキルセット自己評価
2
自己・他者認識力を高める
性格分析(MBTI)
3
グローバル企業で働くこと
ゲストスピーカーを招待
4
グローバルエリートとは(1)
教科書を使い、グループ討論
5
グローバルエリートとは(2)
教科書を使い、グループ討論
6
グローバルエリートとは(3)
受講学生によるプレゼンテーション
7
グローバルエリートとは(4)
受講学生によるプレゼンテーション
8
中間レビュー
受講学生との面談
9
グローバル・コンピテンシー(1)
世界で通用するスキルセットについて・ゲストスピーカー(国連も
しくは、AMDA関係者による)
10
グローバル・コンピテンシー(2)
グループ討論
11
グローバル・コンピテンシー(3)
アサーティブネス、ボディランゲージ、自己との対話
12
グローバル・コンピテンシー(4)
ディベート
13
アンコール授業
もう一度学びたいテーマについて復習
14
私が目指すグローバル・パーソン
各自の成長度合いを測り、発表する
15
講義のまとめ
各自が前期の学習成果を発表する
− 540 −
科目コード
3B303
区 分
コア
授 業
科目名
国際ボランティア論
担当者名
佐藤 香里
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
後期
卒業要件
選択
<授業の概要>
国際NGOや国際機関、国際協力分野での就職を希望する若者は多いが、様々な機関があり、活動内容、業種、待遇や
労働環境、私生活との両立の点など機関、分野、業種携帯により大きく異なる。この講義では、国際ボランティア、国
際協力におけるプレーヤー、活動内容や求められる資質などを理解し、学生が国際ボランティアとどう関わりたいか、
また実際にこの分野で働いていたら、どのような活動を推進したいかを主体的に考えることを行う。
<授業の到達目標>
○国際ボランティア・国際協力分野の機関、活動内容を把握する。
○国際ボランティア・国際協力分野で求められる資質、適正を考える。
○国際ボランティア・国際協力分野の今後の方向性について考える、大局を見る目を養う。
○自分と国際ボランティア・国際協力の関わり方について自分の考えを持つ。
○実際に働いている立場になり「自分だったら、どうするか」考える習慣を持つ。
<授業の方法>
講義、ディスカッション、発表(個人、グループ)を取り入れ行う。
<準備学習(予習・復習等)>
○持ってくるもの:プレゼンテーションや演習によって持ってきてほしいものがあれば、その前の授業で伝える。
○予習:毎回、授業の最後に課題を設けるので、次回の授業までに行ってくる。
○復習:授業の最後にその日の授業で得た気づき、学びを振り返る時間をとる。
○その他:講師への要望、授業に関する改善案、その他課題を提出してもらう。
<成績評価方法>
出席・発言内容など学習意欲 30%、学期中の発表 20%、学期中の中間試験 20%、学期末プレゼンテーション 30%
<教科書>
特になし。適宜プリントを配布。
<参考書>
著者(発行年月日)
特になし。
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
国際ボランティアはなぜ必要かディスカッション
2
プレーヤーの把握
この分野のプレーヤーを理解する 講義・ディスカッション
3
国際NGO 講義
国際NGOの主な機関、活動内容などを理解する講義
4
国際NGO プレゼンテーション
生徒が課題対する考えを発表する
5
国際機関 講義
国際機関主な機関、活動内容などを理解する講義
6
国際機関 プレゼンテーション
生徒が課題に対する考えを発表する
7
国際協力 日本のODA
日本のODAの特徴、現状、活動内容を理解する講義
8
国際協力 プレゼンテーション
生徒が課題に対する考えを発表する
9
中間筆記試験
この時点で考えるどう関わりたいのかについて
10
ゲストスピーカー
11
キャリアパス・私生活面を考える
実際のケースを見ながらこの面について把握する。
12
必要な資質について考える
実施のケースを見ながらこの面について考える。
13
今後の方向性
世界の潮流と今後の方向性を考える。
14
プレゼン 自主企画
「私がしたい活動」についてプレゼン
15
プレゼン 自主企画
「私がしたい活動」についてプレゼン
− 541 −
科目コード
3B304
区 分
コア
授 業
科目名
国際メディア教育論
担当者名
小川 正人
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
<授業の到達目標>
グローバル化された社会においては、Twitter,Facebook等の相互交流的なSNSが日常のツールとなる中、テレビ・新
聞などのマスメディアの「受け手」であると同時に誰もが情報の「送り手」となる環境が生まれている。世界のメディ
アを理解すると同時に、メディアで表現し、個人が主体的に社会と関わっていくための素養が重要となっている。この
授業では、メディアリテラシーの取り組みを知るだけでなく、自分自身が「受け手」「送り手」双方の力を身につける
事を目指し、世界のメディアの特性や仕組みを学んでいく。講義だけでなく、映像や討論なども取り入れ、授業を進め
ていく。
<授業の方法>
講義だけでなく、映像や討論なども積極的に取り入れ、双方向型授業を進めていく。
<準備学習(予習・復習等)>
授業での討論や活動に備えて、決められた課題を事前に調べ、勉強しておくこと。
<成績評価方法>
授業態度・学習意欲 20%、ミニレポート 20%、学期末レポート 40%、学期末レポート・プレゼンテーション 20%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
メディアリテラシーとは
メディアリテラシーとは
授 業 内 容
2
メディアリテラシー入門
テレビ
3
メディアリテラシー入門
テレビ
4
メディアリテラシー入門
テレビ
5
メディアリテラシー入門
テレビ
6
メディアリテラシー入門
新聞
7
メディアリテラシー入門
新聞
8
メディアリテラシー入門
新聞
9
メディアリテラシー入門
新聞
10
メディアリテラシー入門
広告代理店
11
メディアリテラシー入門
インターネット
12
メディアリテラシー入門
インターネット
13
国際メディア
海外ニュース報道
14
国際メディア
海外メディア報道
15
プレゼンテーション
− 542 −
科目コード
3B305
区 分
コア
授 業
科目名
英語メディアと英語教育
担当者名
LUC GOUGEON
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
News is everywhere and it never stops. Exploring English media is the best way to learn current English.
<授業の到達目標>
The purpose of this class is to increase your knowledge of English through various type of medias. You will learn
look for information and become critical. We will use many online sources and use ICT in class.
<授業の方法>
We will study different sources of news.
Learn how to identify a news source and analyse it.
Learn how to search.
<準備学習(予習・復習等)>
Read the handout in advance which will be available online.
<成績評価方法>
Class participation 20%,Mid term exam 30%,Homework 10%,Final exam 40%
<教科書>
Copies will be provided in class.
<参考書>
All material will be available online.
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
Intro to news/ English
We will introduce the class
2
History of the press and media
Background informations
3
Newspaper 1
Read traditional newspaper
4
Newspaper 2
Further read newspaper
5
Magazine 1
Different types of magazine
6
Magazine 2
Analyse magazines
7
Online news 1
Intro
8
Online news 2
Type of sources
9
Online news 3
Search
10
Television news
Real TV news
11
Online TV news
Sources
12
Radio
Online radio news
13
Podcast
Finding a great podcast
14
Analysing the news
Critical view of the news
15
The future
We will talk about the future of media
− 543 −
科目コード
3C200
区 分
コア
授 業
科目名
言語学概論
担当者名
田村 綾子
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
15回の授業を通じて、言語学の基本的な考え方を掴むことを目的とする。具体的には、
「形態論」「統語論」「意味論」「語
用論」等の各分野の基礎知識を身に付け、日本語の特徴を相対化して捉えられるようにしたい。
<授業の到達目標>
言語学について基本的なことを理解し、用語を正確に覚える。
<授業の方法>
テキストを使い、問題を解きながら理解を深める。
<準備学習(予習・復習等)>
テキストについている問題の他に、日本語教育能力検定試験に出題される形式の問題を宿題として出す。
<成績評価方法>
課題 30%、定期試験 70%
<教科書>
町田 健・籾山洋介(1995.11.10)「よくわかる言語学入門 解説と演習」バベル・プレス 2,376円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
イントロダクション
授 業 内 容
授業の進め方と評価について説明する。言語学とは何か、この授業
で何を学ぶか説明する。
2
言語と言語学①
言語の恣意性 ラングとパロール 言語の構造
3
言語と言語学②
言語の共時性と通時性 言語研究の方法と言語学の諸分野
4
形態論①
形態素とは何か 異形態 異形態の現れ方
5
形態素②
形態素の分類 語形成
6
統語論
統語論とは何か
7
言語原理①
構造主義言語学について
8
言語原理②
生成文法の基本的な考え方
9
言語原理③
生成文法の枠組み 変形規則の導入
10
意味論①
意味論・語用論とは何か。
11
意味論②
意義素 語と語の意味関係 類義語の分析
12
意味論③
多義語と同音異義語 比喩 連語と慣用句
13
語用論
語用論とは何か 協調の原理
14
比較言語学①
言語の変化 語族
15
比較言語学②
比較言語学とは何か 類型論
− 544 −
科目コード
3C300
区 分
コア
授 業
科目名
日本語教授法
担当者名
長野 真澄
配当年次
3
前期
配当学期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
時代ごとの学習観や学習理論を学び、それらを背景とした外国語教授法の変遷についての知識を身に付ける。また、コー
スデザインや授業での指導法、評価についても実例を通して理解を深める。
<授業の到達目標>
授業の到達目標は以下の2点である。
1.各教授法の特徴や理論的背景を知る
2.コースデザインや指導法など、実際の現場で活用できる知識を身に付ける
<授業の方法>
基本的にハンドアウトやDVDを用いて講義形式で行う。適宜、学生に調査発表を課す。
<準備学習(予習・復習等)>
用語を復習し、定着を図ることが求められる。発表担当時には、事前に入念な調査をすること。
<成績評価方法>
授業参加 30%(小テストの結果を含む)、中間試験 30、期末試験 40%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
1
テーマ
オリエンテーション
授 業 内 容
授業の概要と評価方法 これまで自身が受けた外国語教育を振り返る
アイスブレーキング
2
学習観の変遷とその背景と
行動主義から認知主義を経て構成主義へ 行動心理学/認知心理学/状況的学習の
なる理論
基本的考え方
3
外国語教授法(1)
文法訳読法 ナチュラルメソッド ダイレクトメソッド
4
外国語教授法(2)
コミュニカティブアプローチ TBLT
5
外国語教授法(3)
ナチュラルアプローチ サイレントウェイ、CLL、TPR、サジェストペディア
6
外国語教授法(4)
外国語教授法とその理論的背景のまとめ
7
中間試験
外国語教授法と理論的背景に関する試験
8
コースデザイン(1)
シラバスデザインとカリキュラムデザイン
9
コースデザイン(2)
コースデザイン課題の発表と意見交換
10
授業実施のサイクル(1)
授業計画と組み立て
11
授業実施のサイクル(2)
授業見学
12
授業実施のサイクル(3)
教案作成と添削
13
授業実施のサイクル(4)
マイクロ・ティーチングの実施
14
指導法・指導技術
各技能の指導方法の確認
15
評価
テストの種類と評価方法 いいテストの条件
− 545 −
科目コード
3C301
区 分
コア
授 業
科目名
日本語教材・教具評価法
担当者名
田村 綾子
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
日本語を教えるには様々な教材を使う。この授業では、まず、教授理論と結びつけながら様々な教材を概観する。次に、
テストについて作り方や様々な評価法、分析の仕方を学ぶ。最後に、初級の文法項目をいくつか取り上げ、それを教え
るための教材を作る。教材はテキストタイプのもの、導入に使う絵教材等、練習教材、テストを作る予定である。
<授業の到達目標>
①教材を見てその用途、どのような教授理論の下に作られたかわかるようになる。
②テストの理論を理解する。
③テスト結果の分析方法を理解する。
<授業の方法>
理論を学ぶとともに、実際に教材やテストを分析したり、作ったりする。また、テストの分析では、実際のデータを分
析する。このように、この授業では理論的な知識と具体的な作業の両方を行う。
<準備学習(予習・復習等)>
実際に教材やテストを作る課題を出すことがある。必ず作ってほしい。
<成績評価方法>
次の課題の提出で成績をつける。①テキスト教材 30% ②導入用教材 10% ③練習用教材 30% ④テスト 20% ⑤テ
スト分析 10%
<教科書>
特になし
<参考書>
石田敏子(1922.12.20)「入門日本語テスト法」大修館書店 1,600円
小野塚若菜・島田めぐみ(2008.5.30)
「日本語教師のためのExcelでできるテスト分析入門」スリーエーネットワーク 1,900
円
佐久間勝彦他(1999.3.12)「教科書を作ろう せつめい編」国際交流基金 非売品
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
イントロダクション
授業の進め方と評価の説明。教材とは何か、またどのような種類があるか説明する。
2
教材を概観する
日本語の教授理論と、教材の関係について知る。
3
教材の種類
様々な教材を見ながら、その教材の目的や使い方を学ぶ。
4
テスト①
テストの種類や形式を学ぶ。また、妥当性と信頼性を高める条件を学ぶ。
5
テスト②
様々な形式のテストを概観し、テストの目的と形式の関係を学ぶ。
6
文法を教える教材①
初級の文法項目を使って、それを教えるテキストを作成する。
7
文法を教える教材②
文法を教える教材を作りながら、導入用の教材を考える。
8
導入用の教材
それぞれの学生が作っている文法を教えるテキストタイプの教材に合う導入教材を
考える。
9
練習用の教材①
文法項目を定着させるための練習用教材の形式を学び、実際に作成する。
10
練習用の教材②
ターゲットとなる文法項目を含んだ会話練習教材の作り方を学び、実際に作成する。
11
練習用教材③
ターゲットとなる文法項目を含んだ読解教材の作り方を学び、実際に作成する。
12
練習用教材④
ターゲットとなる文法項目を含んだ聴解教材の作り方を学び、実際に作成する。
13
テストを作る
テストの作り方を学び、自分が作ったテキストのテストを作成する。
14
テスト分析
テストの分析方法を学び、実際に分析する。
15
まとめ
教材、教材の作り方、テストの分析方法についてまとめ、作成した教材についてお
互いに評価する。
− 546 −
科目コード
3F100
区 分
コア
授 業
科目名
医学・柔道整復の歴史
担当者名
古山 喜一
配当年次
1
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
人類の始まりとともに医療の歴史は始まったが、16世紀のルネッサンス以降に医学は大きく飛躍し現代医学の幕開けと
なった。この時代にはヴェサリウスにより名著ファブリカが世に出され、近代生理学の父、ウイリアム・ハーヴェイに
より血液循環説が発見された。
この講義では保存療法としての柔道整復術の歴史的独自性を理解し、近代医療における柔道整復は、運動器の損傷や障
害に対して、人体に加わるカ、身体の基礎的状態、損傷時のカの加わり方などに対し、急性損傷と亜急性損傷があるこ
とを学び、保存療法を行う上で、人体の構造や生命徴候といった解剖生理学分野が合理的に捉えられている事を知る。
<授業の到達目標>
医の起源・発展について理解する。
それぞれの項目において、医の発展のきっかけとなった事象を時代背景や技術水準および宗教などより探ることより、
発展の経緯を多面的に理解する。
<授業の方法>
教科書及び配布資料による講義及びグループ学習形式で進める。
<準備学習等(予習・復習)>
特に復習が重要である。講義で書き留めたノートを帰宅後まとめる作業が重要である。
<成績評価方法>
定期試験で評価する。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円(税別)
目崎 登 監修「生理学ワークブック」医歯薬出版 4,000円(税別)
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
医療の起源
世界の伝統医学について
2
柔道整復の基本概念
柔道整復の沿革
3
解剖学の夜明け
ヴェサリウスとファブリカ
4
解剖学の夜明け
杉田玄白とターヘル・アナトミアとの出会い
5
解剖学の夜明け
杉田玄白と解体新書
6
血液循環の発見
近代生理学の父 ウイリアム・ハーヴェイ
7
血液循環の発見
血液は流れてこそ
8
血液循環の発見
拍動は心臓の動きが伝わったもの 毛細血管の発見
9
細胞の発見
レーウェンフックの顕微鏡
10
細胞の発見
核は細胞の中心
11
古典的柔道整復
評価の理論
12
古典的柔道整復
治療の理論
13
古典的柔道整復
治療の理論説明
14
古典的柔道整復
指導・管理の理論
15
まとめ
総復習
− 547 −
科目コード
3F101
区 分
コア
授 業
科目名
解剖学Ⅱ
担当者名
西谷 耕二
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
スポーツ医科学、柔道整復学習得のためには解剖学の知識が必須である。解剖学では人体を構成する骨格系、筋系、消
化器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、内分泌系、感覚器系、神経系、脈管系の各器官の正常構造について系統的に
学習する。また人体が、この10種類の器官系が立体的に配置することによって形成されていることを学習する。解剖学
Ⅱではこのうち泌尿器系、生殖器系、感覚器系、神経系、内分泌系脈管系について学習する。
<授業の到達目標>
1)泌尿器系では 腎臓、尿管、膀胱、尿道の構造を説明できる。
2)生殖器系は 精巣、精巣上体、精管、陰茎と精嚢、前立腺、および卵巣、卵管、子宮、膣の形態を説明できる。
3)感覚器系では 運動に関して視覚器、平衡聴覚器、嗅覚器、味覚器、皮膚の形態を説明できる。
4)神経系では 運動に関して中枢神経(大脳、間脳、中脳、小脳、橋、延髄)と末梢神経(自律神経、脳神経、脊髄神経)
の形態と機能を 説明できる。
5)内分泌系では 下垂体、松果体、甲状腺、上皮小体、副腎などの形態を説明できる。
6)脈管系では 運動に関して心臓、動脈、静脈、毛細血管の形態を説明できる。
<準備学習等(予習・復習)>
講義予定範囲を教科書で予習してくること。また講義で習った事項をその日のうちに、すでに学習した知識と有機的に
関連つけて復習すること。解剖学は名称や構造など覚えることが非常に多くて挫けそうになりがちですが、知識が増え
てくると、次第に記憶 や理解が容易になり面白くなるので、それまで努力を続けてください。
<成績評価方法>
定期試験(1回)45%、中間試験(3回)45%により評価する。また学習に取り組む姿勢(受講態度、積極的な質問など)
10%を評価に加える。
<教科書>
岸 清・石塚 寛 編「解剖学」医歯薬出版 7,800円
<参考書>
坂井建夫・大谷 修 著「プロメテウス解剖学アトラス(解剖学総論・運動器系)」医学書院
坂井建夫・大谷 修 著「プロメテウス解剖学アトラス(頭部・神経解剖)」医学書院
坂井建夫・大谷 修 著「プロメテウス解剖学アトラス(頚部・胸部・腹部・骨盤部)」医学書院
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
泌尿器系1
腎臓
2
泌尿器系2
尿管 膀胱 尿道
3
生殖器1
男性生殖器(精巣 精巣上体 精管 陰茎と精嚢)
4
生殖器2
女性生殖器(卵巣 卵管 子宮 膣)
5
感覚器1
視覚器
6
感覚器2
平衡聴覚器 嗅覚器 味覚器 皮膚
7
中枢神経1
大脳 間脳 中脳 小脳 橋 延髄
8
中枢神経2
脊髄
9
末梢神経1
脳神経
10
末梢神経2
脊髄神経
11
末梢神経3
自律神経(交感神経 副交感神経)
12
内分泌器
下垂体 松果体 甲状腺 上皮小体 副腎など
13
脈管系1
血液循環 心臓
14
脈管系2
大動脈とその枝
15
脈管系3
上大静脈 下大静脈とその根 リンパ管
− 548 −
科目コード
3F102
区 分
コア
授 業
科目名
生理学Ⅱ
担当者名
佐藤 良子
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
生理学は生命の理(ことわり)-どのように機能しているか-を学ぶ学問である。生理学Ⅱでは、生命維持に関する機
能について学ぶ。循環、呼吸、消化、内分泌など、無意識のうちに調節されている機能について理解する。
<授業の到達目標>
循環や呼吸がどのように調節されているか理解する。
物質ごとの消化吸収がどにように行われているか、また消化酵素のはたらきについて理解する。
ホルモンの作用とその調節について理解する。
生殖、腎臓のはたらき、骨、体液について、はたらきとホルモンによる調節を理解する。
国家試験問題についても、ただ正しいものを選択できるようになるのではなく、「なぜ正しいか/どこが誤っているか」
答えられるようになることを目標とする。
<授業の方法>
教科書の順とは異なるが、内容は教科書に沿って講義する。理解を深めるため、プリントを配布する。当日の講義の内
容に関連する柔道整復師国家試験の生理学分野の過去問題についても解説する。講義の終わりに、その日の講義内容の
確認の小テストを行う(ノートを見てよい)。
<準備学習等(予習・復習)>
事前に教科書を読んでおくことを勧める。講義の終わりに、その日の講義内容の確認の小テストを行う。講義中に重要
であると言ったこと・小テスト・国家試験過去問題などを復習するとよい。
<成績評価方法>
定期試験の結果に、出席状況や小テストの結果を加味し、総合評価とする。
<教科書>
公益社団法人全国柔道整復学校協会 監修、根来英雄・貴邑冨久子 著「生理学 改定第3版」南江堂 6,600円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
循環の生理学(1)-心臓と血管系
心臓の機能、心電図、血管系(3章)
2
循環の生理(2)-局所循環
循環の調節、局所循環(3章)
3
呼吸の生理学(1)-呼吸機能
呼吸器の構造、換気(4章)
4
呼吸の生理学(2)-呼吸の調節
酸素の運搬、呼吸の調節(4章)
5
消化と吸収(1)-消化
消化器系のはたらき(5章)
6
消化と吸収(2)-吸収
吸収、消化管ホルモン、肝臓(5章)
7
内分泌系の機能(1)-内分泌腺
内分泌腺、ホルモンの種類、視床下部ホルモン(9章)
8
内分泌系の機能(2)-下垂体
下垂体・甲状腺・副腎皮質・副腎髄質ホルモン(9章)
9
内分泌系の機能(3)-生殖腺
膵臓・精巣・卵巣ホルモン(9章)
10
生殖(1)-性分化
性分化、生殖器の構成とはたらき、卵の成熟とホルモン(10章)
11
生殖(2)-妊娠と分娩、尿の生成と排泄(1) 妊娠と分娩(10章)、腎臓の構造と機能(8章)
-腎臓の機能
12
尿の生成と排泄(2)-尿の生成
尿の生成、排尿(8章)
13
骨の生理学
骨の構造と形成、上皮小体ホルモン(11章)
14
体液の生理学
体液の酸塩基平衡(12章)
15
まとめ
後期の講義内容について、確認する
− 549 −
科目コード
3F103
区 分
コア
授 業
科目名
公衆衛生学Ⅱ
担当者名
松村 智弘
配当年次
1
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
公衆衛生とは「地域社会の組織的な努力によって疾病を予防し、寿命の延長を図り、身体的ならびに精神的能力を増進
するための科学である」と定義される。健康に関わるいろいろな現象を疫学的に把握し、人間を取り巻く環境、社会的
要因(制度、組織など)などと人の健康増進、疾患予防などとの関係を講義する
<授業の到達目標>
1 学校および労働者の健康管理に対する考え方を理解する。
1 成人の健康管理と生活習慣病について習得する。
1 行政と健康管理および医の安全に関する機構を理解する。
1 疫学的手法を理解し、疫学的な判断ができる。
<授業の方法>
パワー・ポイントを使用し、視覚も重視して講義形式ですすめる。
<学習課題(予習・復習)>
次回予定の章について読んでおくこと。環境、医療、福祉などのニュースに興味をもってもらいたい。
講義の3~4回終了時に適宜小テストを実施するので、復習をしておくこと。
<成績評価方法>
平常小テスト 20%、定期試験 80%
<教科書>
社団法人全国柔道整復学校協会 監修、鈴木庄亮・小川正行・横山和仁・黒沢美智子・大谷哲也 著「衛生学・公衆衛生
学(改訂第5版)」南光堂 5,000円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
学校保健
学校保健の意味、学校における保健教育
2
産業保健 1
働く人の健康問題と職業病
3
産業保健 2
職場における健康管理とその対策
4
成人・高齢者保健 1
成人・高齢者の病態の特徴と動向
5
成人・高齢者保健 2
高齢者の生活と保健・福祉対策
6
精神保健
精神の病気と精神保健活動
7
地域保健と国際保健 1
地域における保健活動の捉え方と特徴
8
地域保健と国際保健 2
保健に関する国際協力と世界保健機関
9
衛生行政と保健医療制度 1
衛生行政の概要と医療保険制度
10
衛生行政と保健医療制度 2
国民医療費の動向
11
医療の倫理と安全の確保 1
医療および公衆衛生活動
12
医療の倫理と安全の確保 2
医療事故の防止、医療訴訟
13
疫学 1
疫学の意義とその手法
14
疫学 2
調査方法とその解釈・評価
15
まとめ
まとめ
− 550 −
3F104
科目コード
授 業
科目名
臨床柔道整復学Ⅰ(骨折Ⅰ)
配当年次
1
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
小玉 京士朗
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
前期に修得する基礎柔道整復学Ⅰ(総論)を踏まえ、上肢骨折における発生機序、症状、治療法について機能解剖学、
生理学、運動学的視点より学修する。講義を実施する部位は鎖骨、肩甲骨、上腕骨、前腕骨に生じる骨折とする。
<授業の到達目標>
骨折は臨床現場で関わることが多い運動器疾患の一つである。特に上肢骨折は、幅広い年齢層で生じ、発生頻度も高い。
よって急性期の骨折、脱臼、軟部組織損傷を取り扱う柔道整復業務において上肢骨折の種類、症状、治療形態等につい
ての病態把握の修得は必須である。本科目では一連の上肢骨折の病態について機能解剖学、生理学、運動学的視点より
理解し、論理的思考を習熟させることを目標とする。
<授業の方法>
指定教科書内容に沿った配布プリント、パワーポイントを使用し実施する。
<準備学習等(予習・復習)>
本講義受講前には必ず柔道整復学(総論)および解剖学(骨、筋肉、神経)に関する予習および復習を実施すること。
また次回の講義前に確認テストを実施し 復習を兼ねる。
<成績評価方法>
受講態度・小テスト等 20%、定期試験 80%
<教科書>
全国柔道整復学校協会「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
鎖骨骨折(1)
鎖骨骨折における概要、発生機序、転位について
2
鎖骨骨折(2)
鎖骨骨折における症状、合併症、整復法、固定法について
3
肩甲骨骨折
肩甲骨骨折における概要、分類、発生機序、症状、合併症、治療法について
4
上腕骨近位端部骨折(1)
結節上骨折(上腕骨骨頭骨折、解剖頸骨折)における概要、発生機序、症状、合併
症、治療法について
5
上腕骨近位端部骨折(2)
結節下骨折(外科頸骨折、大結節骨折、小結節骨折、結節部貫通骨折)、骨端線離開
における概要、発生機序、症状、合併症、治療法について
6
上腕骨骨幹部骨折(1)
上腕骨骨幹部骨折における概要、発生機序、転位について
7
上腕骨骨幹部骨折(2)
上腕骨骨幹部骨折における症状、合併症、整復法、固定法について
8
上腕骨遠位端部骨折(1)
上腕骨顆上骨折における概要、発生機序、症状、合併症、治療法について
9
上腕骨遠位端部骨折(2)
上腕骨外顆骨折、上腕骨内側上顆骨折における概要、発生機序、症状、合併症、治
10
前腕骨近位端部骨折(1)
橈骨近位端部骨折における概要、発生機序、症状、合併症、治療法について
11
前腕骨近位端部骨折(2)
肘頭骨折における概要、発生機序、症状、合併症、治療法について
12
前腕骨近位端部骨折(3)
橈・尺両骨近位端部骨折における概要、発生機序、症状、合併症、治療法について
13
前腕骨骨幹部骨折(1)
橈骨骨幹部骨折、尺骨骨幹部骨折における概要、発生機序、症状、合併症、治療法
療法について
について
14
前腕骨骨幹部骨折(2)
橈・尺両骨骨幹部骨折における概要、発生機序、症状、合併症、治療法について
15
総まとめ
鎖骨骨折、肩甲骨骨折、上腕骨骨折、前腕骨骨折について
− 551 −
科目コード
3F200
区 分
コア
授 業
科目名
外科学Ⅰ
担当者名
相澤 徹
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義は、外科学総論にあたる部分である.すなわち、外科学の概念、損傷、炎症、感染症、腫瘍、ショック、輸血、輸液、
消毒と滅菌、手術、麻酔、移植と免疫、出血と止血と柔道整復学との関連性について学習する。
<授業の到達目標>
健康の保持・増進、競技力向上を科学的に考える上で不可欠な医科学的な分野(特に外科的分野)についての知識を身
に付ける。そして医師をはじめとするメディカル・コメディカルスタッフ、コーチ、トレーナーと共通の認識、共通の
言語をもって話しが出来ることを目標とする。
<授業の方法>
教科書にそって授業を進めて行く。視聴覚資料等を用いて適宜補完していく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を読んでおく事、また、授業の後は講義でとったノートを参照しながら再度教科書を読んで復習する事を
勧める。
<成績評価方法>
定期試験期間中に筆記試験(80点満点)を行なう。さらに授業時のレポートと出欠状況を総合して平常点(20点満点)
を算出。これらの合計点(100点満点)で評価を行なう。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「外科学概論」南江堂 5,700円
<参考書>
北島政樹 監修「標準外科学」医学書院 8,925円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
外科学とは
外科学の歴史 外科医の立場 現在の外科医療
2
損傷(1)
損傷の分類 診断 治療 交通外傷 ドライバー外傷
3
損傷(2)
特殊な損傷 凍傷 びらんと潰瘍 瘻孔 裂傷 壊死・壊疽
4
損傷(3)
創と傷 熱傷 電撃傷 低温熱傷 化学熱傷
5
炎症と外科感染症
炎症(定義 分類 病態) 外科感染症
6
腫瘍
概念 組織 成因 分類 診断 治療
7
ショック
ショックの病態と分類 緊急処置
8
輸血 輸液
輸血 一般輸液 高カロリー輸液
9
消毒と滅菌
消毒薬の特徴 皮膚の消毒 機器・器材・環境の消毒 滅菌
10
手術
手術の分類 各種手術法 止血術 結紮・縫合術 穿刺術
11
麻酔
概要 麻酔の歴史 麻酔の種類 全身麻酔法 局所麻酔法 緩和ケ
アとがん性疼痛治療法
12
移植と免疫
移植の用語 移植の現状 各種臓器移植
13
出血と止血
出血とは 出血の種類 止血の仕組み 外出血 内出血 止血法
14
心肺蘇生法
倒れた人の評価法 心肺蘇生法の実際 人工呼吸法 AED
15
まとめ
まとめ
− 552 −
科目コード
3F201
区 分
コア
授 業
科目名
外科学Ⅱ
担当者名
相澤 徹
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
外科学は極めて広範囲である。本講義では、各論的にそれぞれの項目を学習する。脳神経外科疾患、甲状腺・頸部疾患、
胸壁・呼吸器疾患、心臓・脈管疾患、乳腺疾患、腹部外科疾患と柔道整復学の関連について理解する。
<授業の到達目標>
健康の保持・増進、競技力向上を科学的に考える上で不可欠な医科学的な分野(特に外科的分野)についての知識を身
に付ける。そして医師をはじめとするメディカル・コメディカルスタッフ、コーチ、トレーナーと共通の認識、共通の
言語をもって話しが出来ることを目標とする。
<授業の方法>
教科書にそって授業を進めて行く。視聴覚資料等を用いて適宜補完していく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を読んでおく事、また、授業の後は講義でとったノートを参照しながら再度教科書を読んで復習する事を
勧める。
<成績評価方法>
定期試験期間中に筆記試験(80点満点)を行なう。さらに授業時のレポートと出欠状況を総合して平常点(20点満点)
を算出。これらの合計点(100点満点)で評価を行なう。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「外科学概論」南江堂 5,700円
<参考書>
北島政樹 監修「標準外科学」医学書院 8,925円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
前期の復習(1)
損傷 炎症と外科感染症 腫瘍 ショック
2
前期の復習(2)
輸血、輸液 消毒と滅菌 手術 麻酔 移植と免疫
3
前期の復習(3)
救急蘇生法 出血と止血
4
脳神経外科疾患(1)
脳・神経疾患の腫瘍徴候 中枢性疾患に特有な病態 画像検査 主な脳・神経
疾患
5
脳神経外科疾患(2)
脳・神経疾患の腫瘍徴候 中枢性疾患に特有な病態 画像検査 主な脳・神経
疾患
6
甲状腺・頸部疾患
甲状腺疾患 頸部疾患
7
胸壁・呼吸器疾患(1)
胸郭・肺の検査 手術 胸腔ドレナージ 肺疾患 胸膜疾患 胸部損傷
8
胸壁・呼吸器疾患(2)
胸郭・肺の検査 手術 胸腔ドレナージ 肺疾患 胸膜疾患 胸部損傷
9
心臓・脈管疾患(1)
心臓疾患 脈管疾患
10
心臓・脈管疾患(2)
心臓疾患 脈管疾患
11
乳腺疾患
診断 乳腺疾患
12
腹部外科疾患(1)
腹部外科疾患の主な症状 消化器疾患における主な検査 代表的腹部外科疾患
13
腹部外科疾患(2)
腹部外科疾患の主な症状 消化器疾患における主な検査 代表的腹部外科疾患
14
腹部外科疾患(3)
腹部外科疾患の主な症状 消化器疾患における主な検査 代表的腹部外科疾患
15
まとめ
まとめ
− 553 −
科目コード
3F202
区 分
コア
授 業
科目名
内科学Ⅰ
担当者名
河合 洋二郎
配当年次
2
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
<授業の概要>
医療従事者(柔道整復師)として、基礎的な医療知識を教科書を中心に取り組む。
<授業の到達目標>
医療従事者として、総合的な医療知識を身に受ける。
基本的な医療用語を確実に理解する。
<授業の方法>
教科書と共に必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて講義する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に随時通知する予定。
<成績評価方法>
定期試験 100%
<教科書>
「一般臨床医学」医歯薬出版株式会社
<参考書>
河合作成プリント
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
診察の意義
問診(主訴・現病歴既往歴)
2
視診
不随意運動
3
視診
歩行障害
4
視診
胸郭・腹部 四肢
5
聴診
異常呼吸音
6
触診
筋トーヌス
7
触診
筋委縮
8
打診
鼓音
9
総論
バイタルサイン
10
総論
検査
11
総論
主症状
12
総論
主症状
13
各論
呼吸器
14
各論
呼吸器
15
各論
循環器
− 554 −
卒業要件
選択
科目コード
3F203
区 分
コア
授 業
科目名
内科学Ⅱ
担当者名
河合 洋二郎
配当年次
2
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
<授業の概要>
医療従事者(柔道整復師)として、基礎的な医療知識を教科書を中心に取り組む。
<授業の到達目標>
医療従事者として、総合的な医療知識を身に受ける。
基本的な医療用語を確実に理解する。
<授業の方法>
教科書と共に必要に応じてプリントを配布し、それに基づいて講義する。
<準備学習(予習・復習等)>
授業時に随時通知する予定。
<成績評価方法>
定期試験 100%
<教科書>
「一般臨床医学」医歯薬出版株式会社
<参考書>
河合作成プリント
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
各論
循環器
2
各論
消化器
3
各論
消化器
4
各論
肝・胆・膵
5
各論
肝・胆・膵
6
各論
代謝疾患(糖尿病・脂質異常症)
7
各論
内分泌
8
各論
内分泌
9
各論
血液
10
各論
神経
11
各論
神経
12
各論
腎臓
13
各論
腎臓
14
各論
感染症
15
各論
感染症
− 555 −
卒業要件
選択
3F204
科目コード
授 業
科目名
臨床柔道整復学Ⅱ(骨折Ⅱ)
配当年次
2
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
小玉 京士朗
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
下肢はヒトとしての特徴である2本足で移動するという点で、社会生活上、重要な支持組織である。下肢骨折の発生機序、
整復、固定法、治療法、後療法について講義し外傷を取り扱う柔道整復師として受傷から後療法に至るまでのプロセス
を組めるように学修する。
<授業の到達目標>
骨折は臨床現場で関わることが多い運動器疾患の一つである。下肢骨折の中には手術適応となる疾患もあるが、急性期
の骨折、脱臼、軟部組織損傷を取り扱う柔道整復業務において下肢骨折の種類、症状、治療形態等についての病態把握
の修得は必須である。本科目では一連の下肢骨折の病態について機能解剖学、生理学、運動学的視点より理解し、論理
的思考を習熟させることを目標とする。
<授業の方法>
指定教科書内容に沿った配布プリント、パワーポイントを使用し実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
本講義受講前には必ず疾患に関する予習を実施すること。また次回の講義前に確認テストを実施し復習を兼ねる。
<成績評価方法>
受講態度・小テスト等 20%、定期試験 80%
<教科書>
柔道整復学校協会「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
1
骨盤骨単独骨折(1)
2
骨盤骨単独骨折(2)
3
4
骨盤骨輪骨折
大腿骨近位端骨折(1)
5
大腿骨近位端骨折(2)
6
大腿骨骨幹部骨折
7
大腿骨遠位端部骨折(1)
8
大腿骨遠位端部骨折(2)
9
10
膝蓋骨骨折
下腿骨近位端骨折
11
下腿骨幹部骨折
12
下腿骨遠位端骨折
13
足根骨骨折
14
15
足趾骨骨折
総まとめ
授 業 内 容
腸骨翼単独骨折、恥骨単独骨折、坐骨単独骨折、仙骨単独骨折、尾骨単独骨折
における概要、発生機転、症状、治療法について
腸骨稜裂離骨折、上前腸骨棘裂離骨折、下前腸骨棘裂離骨折における概要、発
生機転、症状、治療法について
骨盤骨輪骨折における概要、発生機転、症状、治療法について
大腿骨骨頭骨折、大腿骨頚部骨折における概要、発生機転、症状、治療法につ
いて
大腿骨大転子単独骨折、大腿骨小転子単独骨折における特徴、発生機転、症状、
治療法について
大腿骨骨幹部骨折(上1/ 3、中1/ 3、下1/ 3)における特徴、発生機転、症状、
治療法について
大腿骨顆上骨折、大腿骨遠位骨端線離解における概要、発生機転、症状、治療
法について
大腿骨顆部骨折、内側側副靭帯付着部剥離骨折における特徴、発生機転、症状、
治療法について
膝蓋骨骨折、分裂膝蓋骨における特徴、発生機転、症状、治療法について
脛骨顆部骨折、脛骨顆間隆起骨折、脛骨粗面骨折、腓骨頭単独骨折における特徴、
発生機転、症状、治療法について
脛骨単独骨折、脛腓両骨骨折、腓骨骨幹部単独骨折、下腿骨果上骨折、下腿疲
労骨折における特徴、発生機転、症状、治療法について
下腿骨果部骨折、足関節脱臼骨折における特徴、発生機転、症状、治療法につ
いて
距骨骨折、踵骨骨折、舟状骨骨折、立方骨骨折、楔状骨骨折における特徴、発
生機転、症状、治療法について
中足骨骨折、他の足趾骨骨折における特徴、発生機転、症状、治療法について
骨盤骨骨折、大腿骨骨折、膝蓋骨骨折、下腿骨骨折、足根骨骨折、足趾骨骨折
について
− 556 −
3F205
科目コード
授 業
科目名
配当年次
臨床柔道整復学Ⅲ(脱臼)
2
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
飯出 一秀
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
脱臼という用語は「正常な関節面相互の解剖学的位置関係を失っている状態」を表している。基本的には関節構成組織
損傷で関節が脱臼状態にある場合には、骨と骨の位置的異常のみにとらわれるのではなく、損傷されている組織検索に
重きを置く事が重要である。
<授業の到達目標>
この授業では解剖学的位置関係を失っている「脱臼」状態について解説し、各組織の損傷や評価、治療法を理解する事
を目的とした。
<授業の方法>
教科書に沿って講義を行い、必要に応じて資料を配付する。それらを基に解説を行う。また、各種整復法などの実技が
ともなう。
<準備学習(予習・復習等)>
テキスト内容の自分が分からないところ(=授業において自分がしっかり聞いておかないといけないところ)を把握す
る」、そのことによって、授業での記憶定着の効率を上げる。授業を受けたその日のうちの復習、定期テスト前の勉強
を兼ねた復習を心がける。
<成績評価方法>
出席、小テスト、課題プロジェクト、定期試験などを総合的に判断する。
<教科書>
全国柔道整復学校協会(2011.12.20)「柔道整復学・理論編」南江堂 7,665円
<参考書>
目崎 登(2012.4.10)「運動器疾患ワークブック」医歯薬出版 4,200円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
下肢脱臼総論
定義と概説
2
股関節脱臼-後方一
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
3
股関節脱臼-前方-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
4
股関節脱臼-中心性-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
5
膝外骨脱臼
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
6
膝外骨脱臼-側方-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
7
膝関節脱臼
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
8
膝関節脱臼-外傷性膝関節脱臼-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
9
足部脱臼
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
10
足部脱臼-ショパール関節-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
11
足趾脱臼
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
12
足趾脱臼-中足-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
13
足趾脱臼-CM・MP-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
14
足趾脱臼-DIP・PIP-
発生機序、転位、症状、整復法、固定法、合併症・後遺症など
15
まとめ
総説
− 557 −
科目コード
3F300
区 分
コア
授 業
科目名
病理学Ⅱ
担当者名
松村 智弘
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
必修
<授業の概要>
正常人体構造をベースに疾病の原因、経過、本態など病的状態における細胞・組織・臓器などの変化を形態学的・病態
生理学的に探求する学問である。肉眼的・顕微鏡的形態変化を基盤に疾病の本態、発症メカニズム、経過などについて
理解し、内的・外的因子の影響などについて学習する。
<授業の到達目標>
1 腫瘍の本態、発生原因、分類。治療の概略を習得する。
1 奇形を含む先天性異常の発生原因と種類が理解できる。
1 内因・外因を含め病因を知り、その対処方法が理解できる。
<授業の方法>
病理標本を実際に見ることが理解の出発点であると考えるので、パワー・ポイントを使用して視覚的に講義をすすめる。
<準備学習(予習・復習等)>
シラバスに沿って、講義当日の項目内容を予習しておくこと。
講義の3~4回終了時に適宜小テストを実施するので、復習をしておくこと。
<成績評価方法>
平常小テスト 20%、定期試験 80%
<教科書>
社団法人全国柔道整復学協会 監修、関根一郎 著「病理学概論 改訂第3版」医歯薬出版株式会社 3,800円+税
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
腫瘍 Ⅰ
腫瘍とは
2
腫瘍 Ⅱ
腫瘍細胞とは
3
腫瘍 Ⅲ
腫瘍の生体への影響、癌の診断と治療
4
腫瘍 Ⅳ
腫瘍の分類
5
腫瘍 Ⅴ
主要な癌
6
先天性異常 Ⅰ
先天性異常総論、遺伝形式
7
先天性異常 Ⅱ
奇形の原因、奇形の種類
8
病因 Ⅰ
病因の一般
9
病因 Ⅱ
外因
10
病因 Ⅲ
物理的原因
11
病因 Ⅳ
化学的原因
12
病因 Ⅴ
生物学的原因
13
運動器の病理 Ⅰ
感染性の疾患
14
運動器の病理 Ⅱ
非感染性疾患
15
運動器の病理 Ⅲ
全身性の骨・軟部疾患
− 558 −
科目コード
3F301
区 分
コア
授 業
科目名
整形外科学Ⅰ
担当者名
相澤 徹
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義は、整形外科学総論にあたる部分である.すなわち、整形外科の意義と歴史、運動器の基礎知識、整形外科診察法、
整形外科検査法、整形外科的治療法、骨・関節損傷総論、スポーツ整形外科総論、リハビリテーション総論と柔道整復
学との関連性について学習する。
<授業の到達目標>
健康の保持・増進、競技力向上を科学的に考える上で不可欠な医科学的な分野(特に整形外科的分野)についての知識
を身に付ける。そして医師をはじめとするメディカル・コメディカルスタッフ、コーチ、トレーナーと共通の認識、共
通の言語をもって話しが出来ることを目標とする。
<授業の方法>
教科書にそって授業を進めて行く。視聴覚資料等を用いて適宜補完していく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を読んでおく事、また、授業の後は講義でとったノートを参照しながら再度教科書を読んで復習する事を
勧める。
<成績評価方法>
定期試験期間中に筆記試験(80点満点)を行なう。さらに授業時のレポートと出欠状況を総合して平常点(20点満点)
を算出。これらの合計点(100点満点)で評価を行なう。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「整形外科学」南江堂 5,600円
<参考書>
内田淳正 監修「標準整形外科学」医学書院 9,870円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
整形外科とは
整形外科の意義と内容、整形外科の歴史
2
運動器の基礎知識(1)
骨の基礎知識、関節の基礎知識、筋・靭帯・腱の基礎知識
3
運動器の基礎知識(2)
運動器の科学
4
整形外科診察法(1)
姿勢、体幹と四肢のバランス、上・下肢長、周径、跛行
5
整形外科診察法(2)
関節拘縮と強直、徒手筋力テスト、知覚の診断、反射
6
整形外科検査法
画像検査、関節鏡検査、超音波検査、骨密度測定、電気生理学検査
7
整形外科的治療法
保存療法、観血的治療
8
骨・関節損傷総論
骨折総論、関節の損傷
9
スポーツ整形外科総論
位置付け、代表的スポーツ種目と特徴的な怪我、学校での重症外傷
10
リハビリテーション総論
変形(拘縮)、術後、上肢、スポーツとリハビリテーション
11
疾患別各論(1)
感染性疾患、骨および軟部腫瘍、非感染性軟部・骨関節疾患
12
疾患別各論(2)
全身性の骨・軟部疾患、骨端症
13
疾患別各論(3)
四肢循環障害
14
疾患別各論(4)
神経・筋疾患
15
まとめ
まとめ
− 559 −
科目コード
3F302
区 分
コア
授 業
科目名
整形外科学Ⅱ
担当者名
相澤 徹
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義は、整形外科学各論にあたる部分である.すなわち、整形外科身体部位別各論と柔道整復学との関連性について学
習する。
<授業の到達目標>
健康の保持・増進、競技力向上を科学的に考える上で不可欠な医科学的な分野(特に整形外科的分野)についての知識
を身に付ける。そして医師をはじめとするメディカル・コメディカルスタッフ、コーチ、トレーナーと共通の認識、共
通の言語をもって話しが出来ることを目標とする。
<授業の方法>
教科書にそって授業を進めて行く。視聴覚資料等を用いて適宜補完していく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を読んでおく事、また、授業の後は講義でとったノートを参照しながら再度教科書を読んで復習する事を
勧める。
<成績評価方法>
定期試験期間中に筆記試験(80点満点)を行なう。さらに授業時のレポートと出欠状況を総合して平常点(20点満点)
を算出。これらの合計点(100点満点)で評価を行なう。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「整形外科学」南江堂 5,600円
<参考書>
内田淳正 監修「標準整形外科学」医学書院 9,870円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
身体部位別各論(1)
頸部(1)
2
身体部位別各論(2)
頸部(2)
3
身体部位別各論(3)
胸部
4
身体部位別各論(4)
腰部(1)
5
身体部位別各論(5)
腰部(2)
6
身体部位別各論(6)
肩・肩甲帯
7
身体部位別各論(7)
上腕・肘関節
8
身体部位別各論(8)
前腕
9
身体部位別各論(9)
手関節
10
身体部位別各論(10)
手・手指
11
身体部位別各論(11)
骨盤・股関節
12
身体部位別各論(12)
大腿・膝関節
13
身体部位別各論(13)
下腿・足関節
14
身体部位別各論(14)
足・足趾
15
まとめ
まとめ
− 560 −
科目コード
3F303
区 分
コア
授 業
科目名
リハビリテーション医学Ⅰ
担当者名
相澤 徹
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義は、リハビリテーション医学総論にあたる部分である.すなわちリハビリテーションの概念と歴史、リハビリテー
ション医学、リハビリテーション医学の基礎医学、リハビリテーション医学の評価と診断、リハビリテーションの治療、
リハビリテーション医学と関連職種と柔道整復学との関連性について学習する。
<授業の到達目標>
健康の保持・増進、競技力向上を科学的に考える上で不可欠な医科学的な分野(特にリハビリテーション医学分野)に
ついての知識を身に付ける。そして医師をはじめとするメディカル・コメディカルスタッフ、コーチ、トレーナーと共
通の認識、共通の言語をもって話しが出来ることを目標とする。
<授業の方法>
教科書にそって授業を進めて行く。視聴覚資料等を用いて適宜補完していく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を読んでおく事、また、授業の後は講義でとったノートを参照しながら再度教科書を読んで復習する事を
勧める。
<成績評価方法>
定期試験期間中に筆記試験(80点満点)を行なう。さらに授業時のレポートと出欠状況を総合して平常点(20点満点)
を算出。これらの合計点(100点満点)で評価を行なう。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「リハビリテーション医学」南江堂 5,000円
<参考書>
上田 敏 監修「標準リハビリテーション医学」医学書院 7,350円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
リハビリテーションの概念と歴史(1)
リハビリテーションの概念
2
リハビリテーションの概念と歴史(2)
リハビリテーションの歴史
3
リハビリテーション医学(1)
リハビリテーションと医学的リハビリテーション
4
リハビリテーション医学(2)
医学的リハビリテーションとリハビリテーション医学
5
リハビリテーション医学(3)
リハビリテーション医学の対象
6
リハビリテーション医学の基礎医学(1)
運動学と機能解剖
7
リハビリテーション医学の基礎医学(2)
障害学
8
リハビリテーション医学の基礎医学(3)
治療学
9
リハビリテーション医学の評価と診断(1) 患者のとらえ方、身体計測、関節可動域測定法、徒手筋力テスト
10
リハビリテーション医学の評価と診断(2) 中枢性運動障害の評価法、痙縮の評価法、小児運動発達の評価法、協
調性テスト
11
リハビリテーション医学の評価と診断(3) 失認と失行の評価法 心理評価、日常生活動作の評価、電気生理学的
診断法、画像診断
12
リハビリテーションの治療(1)
理学療法、作業療法
13
リハビリテーションの治療(2)
補装具、言語治療
14
リハビリテーション医学と関連職種
リハビリテーション医、理学療法士、作業療法士、リハビリテーション
看護師、
言語聴覚士、
臨床心理士、
ソーシャルワーカー 義肢装具士
15
まとめ
まとめ
− 561 −
科目コード
3F304
区 分
コア
授 業
科目名
リハビリテーション医学Ⅱ
担当者名
相澤 徹
配当年次
3
配当学期
後期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
本講義は、リハビリテーション医学各論にあたる部分である.すなわちリハビリテーションの実際、リハビリテーション
と福祉と柔道整復学との関連性について学習する。
<授業の到達目標>
健康の保持・増進、競技力向上を科学的に考える上で不可欠な医科学的な分野(特にリハビリテーション医学分野)に
ついての知識を身に付ける。そして医師をはじめとするメディカル・コメディカルスタッフ、コーチ、トレーナーと共
通の認識、共通の言語をもって話しが出来ることを目標とする。
<授業の方法>
教科書にそって授業を進めて行く。視聴覚資料等を用いて適宜補完していく。
<準備学習(予習・復習等)>
事前に教科書を読んでおく事、また、授業の後は講義でとったノートを参照しながら再度教科書を読んで復習する事を
勧める。
<成績評価方法>
定期試験期間中に筆記試験(80点満点)を行なう。さらに授業時のレポートと出欠状況を総合して平常点(20点満点)
を算出。これらの合計点(100点満点)で評価を行なう。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「リハビリテーション医学」南江堂 5,000円
<参考書>
上田 敏 監修「標準リハビリテーション医学」医学書院 7,350円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
リハビリテーションの実際(1)
脳卒中
2
リハビリテーションの実際(2)
脊髄損傷(1)
3
リハビリテーションの実際(3)
脊髄損傷(2)
4
リハビリテーションの実際(4)
小児疾患(1)
5
リハビリテーションの実際(5)
小児疾患(2)
6
リハビリテーションの実際(6)
切断
7
リハビリテーションの実際(7)
末梢神経損傷
8
リハビリテーションの実際(8)
関節リウマチ
9
リハビリテーションの実際(9)
整形外科疾患(1)
10
リハビリテーションの実際(10)
整形外科疾患(2)
11
リハビリテーションの実際(11)
心疾患
12
リハビリテーションの実際(12)
呼吸器疾患
13
リハビリテーションの実際(13)
老人のリハビリテーション
14
リハビリテーションと福祉
社会福祉法、身体障害者福祉法、児童福祉法、老人福祉法、介護保険
15
まとめ
まとめ
− 562 −
科目コード
3F305
区 分
コア
授 業
科目名
関係法規
担当者名
河野 儀久
配当年次
3
配当学期
前期
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復師国家試験問題に十分に対応できるようになることを前提とし、
「患者中心の医療」および「良質な医療を提供」
がこれからの医療のスローガンであり、医療の質を問うだけでなく、医療従事者自身の技術や倫理観のレベルを問うも
のとなっていること等を学んでゆく。
<授業の到達目標>
法の意義、体系について理解し、柔道整復師法および医療従事者の資格法、医療法およびその他の関係法規等について
の基礎を理解する。
<授業の方法>
テキストに沿って解説をし、国家試験問題を解きながら理解を深めて行く。
単元ごとに小テストを行う。
<準備学習(予習・復習等)>
テキストに沿って解説をし、国家試験問題を解きながら理解を深めて行く。
単元ごとに小テストを行う。
<成績評価方法>
定期テスト 75%、小テスト 20%、出席 5%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
ガイダンス
授業進行上の注意事項説明
2
憲法と法制度
法の体系、憲法
3
柔道整復師関連事項
柔道整復師及び柔道整復に関する事項、患者の権利
4
柔道整復師法第1章 総論
柔道整復師法の目的、定義
5
第2章 免許・第3章 国家試験
柔道整復師免許、名簿、柔道整復師国家試験
6
第4章 業務・第5章 施術所
業務、施術所に関する事項
7
第6章 雑則・第7章 罰則
柔道整復師雑則、罰則(1)
8
第8章 指定登録機関、他
罰則(2)、指定登録機関、指定試験機関、附則
9
柔道整復師法のまとめ
まとめ、柔道整復師法小テスト
10
医療従事者の身分法(1)
医師法、歯科医師法
11
医療従事者の身分法(2)
保健師助産師看護師法、診療放射線技師法
12
医療従事者の資格法(3)、その他
臨床検査技師法、薬剤師法、他
13
医療法(1)
医療法
14
医療法(2)
医療法施行令、他
15
社会福祉関係法規、他
社会福祉関係法規、社会保険関係法規、他
− 563 −
3F306
科目コード
授 業
科目名
配当年次
臨床柔道整復学Ⅳ(捻挫)
3
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
河野 儀久
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
捻挫(特に)に対する治療法(パートナーストレッチング、セルフ筋膜リリース、モビリゼーション、各種矯正テクニッ
ク等)について、解剖・生理学的根拠を押さえながら実技を通して学んでゆく。
<授業の到達目標>
筋の起始・停止および神経の走行を理解した上で、ターゲットとする部位に適切な刺激を与えて、患部およびその周辺
環境を良好な状態に導くことができる。
<授業の方法>
各種手技療法について実技を中心に学んでゆく。そして、筋の解剖についても確認しながら授業を進める。
<準備学習(予習・復習等)>
筋の機能解剖について予習しておくことが望ましい。
<成績評価方法>
実技試験 75%、筆記試験(小テスト)20%、出席 5%
<教科書>
特になし
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
パートナーストレッチング1
下肢のパートナーストレッチング
2
パートナーストレッチング2
体幹のパートナーストレッチング
3
パートナーストレッチング3
上肢のパートナーストレッチング
4
パートナーストレッチング4
実技テスト1(パートナーストレッチング)
5
セルフリリース1
フォームローラーを利用したベーシック種目
6
セルフリリース2
下肢のセルフリリース
7
セルフリリース3
体幹のセルフリリース
8
セルフリリース4
実技テスト2(セルフリリース)
9
徒手矯正1
骨盤に対するアプローチ
10
徒手矯正2
腰部に対するアプローチ
11
徒手矯正3
胸部~頸部に対するアプローチ
12
徒手矯正4
徒手矯正まとめ
13
徒手矯正5
症例別問題解決アプローチ1
14
ケーススタディ1
症例別問題解決アプローチ2
− 564 −
3F307
科目コード
授 業
科目名
臨床柔道整復学Ⅴ(軟部組織Ⅰ)
配当年次
3
配当学期
前期
区 分
コア
担当者名
古山 喜一
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復業務において軟部組織損傷を扱う頻度は近年高くなっており、業務において重要な位置づけとなっている。本
講義では上肢の軟部組織損傷を大きく肩及び上腕部、肘及び前腕部、手関節及び手指部に分類し、それぞれの部位にお
いて機能解剖を学習した上で損傷のメカニズム、症状、合併症、治療法、保存療法の限界、後療法等について学習する。
<授業の到達目標>
各損傷のメカニズム、症状、合併症、治療法、保存療法の限界、後療法等について説明ができる。
<授業の方法>
教科書を中心に講義するが最新の知見についても紹介する。
<準備学習(予習・復習等)>
特に復習が重要である。講義で書き留めたノートを帰宅後まとめる作業が重要である。
<成績評価方法>
定期試験で評価する。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円(税別)
全国柔道整復学校協会 監修「柔道整復学・実技編」南江堂 7,200円(税別)
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
肩部及び上腕部の軟部組織損傷
筋、腱の損傷
2
肩部及び上腕部の軟部組織損傷
スポーツ損傷
3
肩部及び上腕部の軟部組織損傷
不安定症
4
肩部及び上腕部の軟部組織損傷
末梢神経障害
5
肩部及び上腕部の軟部組織損傷
その他の疾患
6
肘部及び前腕部の軟部組織損傷
筋、腱の損傷
7
肘部及び前腕部の軟部組織損傷
スポーツ損傷
8
肘部及び前腕部の軟部組織損傷
不安定症
9
肘部及び前腕部の軟部組織損傷
末梢神経障害
10
肘部及び前腕部の軟部組織損傷
その他の疾患
11
手関節及び手指部の軟部組織損傷
筋、腱の損傷
12
手関節及び手指部の軟部組織損傷
末梢神経障害
13
手関節及び手指部の軟部組織損傷
その他の疾患
14
手関節及び手指部の軟部組織損傷
その他の手関節・手指部の変形及び損傷
15
まとめ
総復習
− 565 −
3F308
科目コード
授 業
科目名
臨床柔道整復学Ⅵ(軟部組織Ⅱ)
配当年次
3
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
古山 喜一
単位数
2
授業方法
講義
卒業要件
選択
<授業の概要>
柔道整復業務において軟部組織損傷を扱う頻度は近年益々高くなっており、業務において重要な位置づけとなっている。
本講義では下肢の軟部組織損傷を大きく股関節部、大腿部、膝部、下腿部、足関節部、足部に分類し、それぞれの部位
において機能解剖を学習した上で損傷のメカニズム、症状、合併症、治療法、保存療法の限界、後療法等について学習
する。
<授業の到達目標>
各損傷のメカニズム、症状、合併症、治療法、保存療法の限界、後療法等について説明ができる。
<授業の方法>
教科書を中心に講義するが最新の知見についても紹介する。
<準備学習(予習・復習等)>
特に復習が重要である。授業後には講義でノートに書き留めた内容を改めて整理することで確実な知識とすることが必
要である。
<成績評価方法>
定期試験で評価する。
<教科書>
全国柔道整復学校協会 監修「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円(税別)
全国柔道整復学校協会 監修「柔道整復学・実技編」南江堂 7,200円(税別)
<参考書>
特になし
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
股関節の軟部組織損傷
筋・腱の損傷及びスポーツ障害
2
股関節の軟部組織損傷
成長期の障害及び加齢による障害
3
股関節の軟部組織損傷
その他の障害
4
大腿部の軟部組織損傷
筋・腱の損傷及びスポーツ障害
5
膝関節部の軟部組織障害
発育期の障害
6
膝関節部の軟部組織障害
靭帯損傷
7
膝関節部の軟部組織障害
半月板損傷
8
膝関節部の軟部組織障害
関節周囲の損傷
9
膝関節部の軟部組織障害
変形性膝関節症
10
膝関節部の軟部組織障害
その他の膝の損傷及び障害
11
下腿部の軟部組織損傷
筋・腱の損傷及び障害
12
足部の軟部組織損傷
靭帯損傷
13
足部の軟部組織損傷
足部の有痛性疾患
14
足部の軟部組織損傷
変形及び末梢神経障害
15
まとめ
総復習
− 566 −
3F309
科目コード
授 業
科目名
臨床柔道整復学Ⅶ(臨床応用)
配当年次
3
配当学期
後期
区 分
コア
担当者名
小玉 京士朗
単位数
2
授業方法
演習
卒業要件
選択
<授業の概要>
近年、超高齢化社会に伴い臨床現場で多くの高齢者を対象とすることがある。高齢者の多くは様々な基礎疾患を持って
いる事が多いため、骨折や脱臼、軟部組織損傷といった運動器疾患のみならず内科的疾患を把握する事は必須である。
本科目は、臨床現場における診察(問診、視診、触診、生命徴候、感覚検査、反射検査など)による病態の絞り込み、
鑑別の注意点、全身状態を把握する方法について学修する。
<授業の到達目標>
柔道整復師は基本運動器疾患に対するアプローチをする職業であるが超高齢化社会である現在、患者様がどの様な基礎
疾患を持っているかは分からない。本科目では、臨床現場における病態の絞り込み等といった診察現場における知識、
実技の修得および基礎疾患(内科的疾患)に対する知識の習熟を目標とする。
<授業の方法>
教科書に沿った配布資料およびスライドで実施する。
<準備学習(予習・復習等)>
臨床現場における診察方法および内科学で学修する講義内容について復習すること。
<成績評価方法>
受講態度・小テスト等 20%、定期試験 80%
<教科書>
全国柔道整復学校協会
「柔道整復学・理論編」南江堂 7,300円
<参考書>
全国柔道整復学校協会「一般臨床医学」南江堂 5,800円
<授業計画>
回
テーマ
授 業 内 容
1
病態観察(1)
問診、視診について
2
病態観察(2)
姿勢、異常運動、歩行について
3
病態観察(3)
打診、聴診の定義、実施方法について
4
病態観察(4)
打診、聴診の実施
5
病態観察(5)
触診、身体測定について
6
病態観察(6)
身体のランドマークの触診、身体計測の実施
7
病態観察(7)
感覚検査、反射検査の定義、症状、疾患について
8
病態観察(8)
感覚検査、反射検査の実施
9
生命徴候(1)
生命徴候(バイタルサイン)について
10
生命徴候(2)
生命徴候(バイタルサイン)の測定実施
11
臨床症状と代表的疾患(1)
発熱、出血傾向を伴う疾患について
12
臨床症状と代表的疾患(2)
意識障害、チアノーゼを伴う疾患について
13
臨床症状と代表的疾患(3)
浮腫、肥満、やせを伴う疾患について
14
臨床症状と代表的疾患(4)
関節症状を伴う疾患について
15
総復習
病態観察、生命徴候、臨床症状と代表的疾患について
− 567 −