しばらないはちまき

No.6
1 教材・教具名
しばらないはちまき
2 教科・領域
体育科
3 指導目標、内容、指導方法
○はちまきをつけて、運動会の練習や運動会に参加することができる。
・「しばらないはちまき」をつけて運動会の練習や本番に参加する。
・あらかじめ、場面を限定し、はちまきを頭に着けることを話しておく。
・はちまきを巻く時間を短い時間(数分間)から設定して練習する。できたことを褒め、成功体
験をもたせながら、本人に負担にならないよう徐々に時間帯を長くしていく。
・はちまきを外した場合でも、外したことを指摘せず、教師がかぶせて取り付ける。終了後、最
後まで着け続けたことを認めて褒める。
4 工夫点、おすすめポイント
・ゴムの長さで頭の締め付けの強度を加減することができる。
・大きな結び目を作らないことで結び目がヘッドレストに当たる違和感を軽減することができる。
・通常では、はちまきの後ろの結び目がヘッドレストに当たったり、落ちないように頭部をある
程度きつくしばりがちになったりする。しかし、このはちまきを使用すると結ぶ必要がなく、
頭部にかぶせるだけですぐに装着できるため、教員、児童ともにそれぞれの心理的な負担が少
ない。そのため、失敗体験を味わわせることが少ない。
・ヘッドレストに結び目が当たらないよう児童の頭部の横ではちまきをしばると、見栄えが悪い。
このはちまきを装着することで、見栄えが良くなる。
5 作成
① 材料
・市販のはちまき1本
・ゴムひも(白)1本(10~20㎝)
② 使用道具
はさみ、ひも等
③ 作り方
1
あらかじめ児童の頭の大きさを紐などで、計っておく。
2
ひもの長さと、ゴムの長さ(3~4㎝)を調整して、はちまきの端の長さを同じ長さにな
るよう調節し、輪になるようにしばる。