1-2 はじめに(PDF文書)

は じ め に
東日本大震災から5年が経過いたしました。
本市は、本年、市制施行 50 周年の節目を迎えるとともに、復興の新たなステー
ジとなる復興・創生期間の幕開けの年となりますことから、「ふるさといわきの力
強い復興の実現」、「更なる 50 年に向けた魅力あふれるいわきの創生」、「明るく元
気ないわきの発信」の 3 点を市政運営の柱に位置づけ、様々な施策を展開しており
ます。
このような中、近年、消費者を取り巻く社会経済情勢は、急激に変化しており、
また、悪質業者等の手口がますます巧妙化している状況にあることから、行政はも
とより、消費者である市民の皆様においても、消費生活の問題への的確な対応が求
められていると認識しております。
このようなことから、本市においては、市民生活の安全・安心の確保を目指し、
“消費者あんしんサポート”として、市民の皆様自らが消費者被害を未然に防止で
きる環境を整えるため、学校、地域、家庭、職域等の様々な場において、消費者教
育を受けることができる機会を関係機関等と連携を図りながら創出するなど、消費
生活に関する支援策を充実したところであります。
今後におきましても、本市の消費者教育を市民の皆様と一体となって推進し、
「明
るく元気ないわき市」の創造に向け、全力で取り組んで参りますので、皆様には、
なお一層の御支援と御協力をお願い申し上げます。
市民の皆様には、本計画を契機といたしまして、消費者の権利として提供される
消費者教育の機会を最大限に活用いただければ幸いに存じます。
結びに、本計画の策定に当たり、御尽力いただきました、「いわき市消費生活対
策会議」委員の皆様に心から御礼申し上げます。
平 成 28 年 3 月
いわき市長
清水 敏男