① はじめに

は
じ
め
に
わが国は今、障がい福祉にとって大きな転換期を迎えてお
ります。
平成25年4月の「障害者の日常生活及び社会生活を総合
的に支援するための法律(障害者総合支援法)」の施行を経て、
国際条約である「障害者の権利に関する条約」が平成26年2月に効力を発しまし
た。さらに今後は、平成28年の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法
律(障害者差別解消法)」及び「障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促
進法)」の改正法の施行が予定されています。
また、茨城県においては、国に先駆けて、平成27年4月から「障害のある人も
ない人もともに歩み幸せに暮らすための茨城県づくり条例」が施行されます。
このように、障がい者をとりまく状況が変わる中、このたび、本市においては「第
4期障がい福祉計画」を策定するとともに、
「障がい者計画」を含む「障がい者プラ
ン」全体の見直しを実施したところです。
先に挙げた各法律において、根底に据えられた共通の理念は、障がい者の権利や
尊厳を尊重すること、障がいによる差別を禁じること、障がい者にとっての社会的
障壁を取り除くための合理的配慮を怠らないこと、そして、障がい者が社会に参加
し包容されることです。これらの理念は、これまでも本市の障がい者プランにおい
て一貫して掲げてきた「ともに暮らし ともに輝くために」の理念の実現に明確な
道しるべを示すものであり、今後、障害福祉を推進するうえで大きな力となること
でしょう。
本市は、
“「一人ひとりが輝くまち」
「未来に夢がもてるまち」那珂市の実現”を目
指し、市民が安心してくらせるまちづくりのため、市政運営を進めております。障
がい福祉の分野におきましても、今回改定した新しいプランに基づき、障がいの有
無にかかわらず地域の誰もがかけがえのない個人として尊重されながら、自立と自
己決定により社会に参加・参画することができるよう、そして、地域で安心して暮
らしていけるよう、適切なサービスの提供に努めてまいります。今後とも引き続き、
関係各位および市民の皆様には、市政運営のパートナーとして、ご理解とご支援、
ご協力を心からお願い申し上げます。
結びに、本プランの策定にあたり、慎重なるご審議を賜りました障がい者プラン
推進委員会委員各位をはじめ、アンケート調査に貴重なご意見をお寄せくださいま
した市民の皆様に深く感謝申し上げます。
平成27年3月
那 珂 市 長
◇本市においては、平成 24 年度から法令等の名称を除き、
「障害」の表
記は「障がい」としており、本プランにおいても、法令等の名称及び引
用条項部分を除き、「障がい」と表記しています。