茅 ヶ 崎 市 記 者 発 表 資 料 平成28年10月27日 市 民 安 全 部 防 災 対 策 課 危機管理担当課長 菊池 修 茅ヶ崎市危機管理指針を策定しました 市民に影響のある事態、影響を及ぼす可能性のある事態、また、行政の信頼を損なう事態といった危 機事態に対して、迅速かつ組織的な対応が求められることから、危機事態にかかる統一的な組織の在り 方や全庁的な対応方針を示すため、平成28年10月に「茅ヶ崎市危機管理指針」を策定しました。 1 危機管理とは 危機の発生を予測・予知し、その危機を未然防止、回避または被害の軽減を図ることにより危機を 収拾し、同様の危機の再発を防止する取り組みを指します。 同指針を策定することで、各部局における危機管理の概念や対処の方法に統一性を持たせ、市とし て組織的な危機管理を行っていきます。 (1)目的 危機から、市民の生命、身体や財産を保護し、市民生活の安全・安心や行政に対する信頼を確保 すること。 (2)対象 ①災害 異常な自然現象、大規模な火事や爆発、その他被害の程度がこれらに類するもの。 ②武力攻撃事態等及び緊急対処事態 武力攻撃事態等:武力攻撃が発生した事態または武力攻撃が発生する明白な危険が切迫して いると認められるに至った事態および武力攻撃には至っていないが、事態 が緊迫し無力攻撃が予測されるに至った事態等。 緊急対処事態 :武力攻撃の手段に準ずる手段を用いて多数の人を殺傷する行為が発生した 事態または当該行為が発生する明白な危険が切迫していると認められるに 至った事態で緊急に対処することが必要なもの。 ③緊急事態等 ①②以外で、市民生活の安全・安心に重大な影響を及ぼす事態、行政の信頼を損なう事態。 (3)内容 ①市の有するすべての機能を十分に発揮し、危機にかかる対策を総合的に推進するため、危機管 理監(危機管理所管の副市長)統括のもと、危機管理体制を構築。対応フロー図を記載し、指 揮系統を明確にすることで迅速かつ組織的な対応を行う。 ②危機の発生防止や被害拡大防止を目的として、平常時からの事前対策や危機発生時の応急対策、 危機事態収拾後の事後対策について明記。 2 3 今後の流れ 平成29年3月までに、各部局で指針に基づく個別計画や想定される危機に係る対応マニュアルを 整備し、危機管理体制の充実を図ります。また、危機を想定した訓練や職員研修を実施し、マニュア ル等の検証を行います。 その他 茅ヶ崎市危機管理指針の全容は市ホームページに掲載。 http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/bosai/1020341/1019545.html
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