防火管理講習を受けましょう

(自分を守るために、そして地域の為に)
防火管理講習を受けましょう
10年前ですが 私の経験したことを参考に Q,A でまとめました。
特定多数又は不特定多数の人が集まる施設には消防法で防火管理責任者を置くよう決められています
過去に私の区でも計画されましたが途中で頓挫しました、消防法のさわりを説明します。
Q 平成OO年O月O日、 某地域の集会所の利用について理事会議事録に
『防火管理者を1名選任し、届け出る必要がある』 と書かれていますがこの意味は?
A 消防法第8条2項 に 『防火管理者を定めたとき 又は 変更したときは遅滞なく
所定の書式の『防火管理者選任(解任)届出書』 を提出する と定められています。
Q 誰が届けを出すのですか?
A 管理権原者 です。 (けんばらしゃと書いてけんげんしゃと読む)
Q 管理権原者とは誰ですか?
A 防火対象物について正当な管理権を有する者です。
社長や経営者、病院長、工場長、管理組合長、自治会長 等 が管理権原者と
呼ばれる人達です。
Q 防火管理はなぜ必要なのですか?
A 火災 の発生を防止し、かつ、万一火災が発生した場合でもその被害を最小限に
とどめます。また、建物内で突然の けがや病気 におそわれるか予測できません。
Q では防火管理の仕組みは?
A 管理権原者=防火管理の最終責任者です。
防火管理者=防火管理の推進責任者です。
防火担当責任者=任務分担に基ずく防火管理業務の実施者です。
Q 管理権原者はどのような人を選任するのですか?
A 甲種防火管理 の講習修了者から選びます。
Q 当時の管理権原者はなぜ選任して届出をしなかったのですか?
A わかりません、???(届け出を 出す 、 出さない は管理権原者の自由ですが)
Q もし集会場等で事故等が発生したら最終責任者は誰になりますか?
A 管理権原者です。災害発生時には自助の次は共助です。地元自治会と自主防災会が
中心となり地域別の体制作りが重要です。
各消防本部では救命講習や防火管理の講習を実施しています、
各消防署に問い合わせれば講習日の確認が出来ます、またインターネットでも確認でき
申込書もプリントアウトが出来ます、自分や家族の命を守るために講習に参加しましょう。
JMS 防災部 (24H/AED対応)