いじめ防止対策基本方針

掛川市立原野谷中学校いじめ防止基本方針
平成26年8月策定
1 いじめ問題の基本認識
いじめの定義
いじめとは当該生徒が一定の人間関係のある者に、心理的、物理的な影響を与え
る行為であり、対象となった生徒が精神的、肉体的に苦痛を感じるものをいう。(学
校内外を問わず、ネット関係のものも含む)
基本方針
「いじめはどの学校にもどの子にも起こり得るものである」「いじめは決して許さ
れないことである」全ての教職員が共通認識し、教育活動に取り組む必要がある。
一人ひとりを大切にする人権教育を基盤とし、「いじめはさせない、許さない」を
合い言葉に、報徳の教えや道徳教育の充実を図り、やさしい思いやりの心をもった
生徒の育成に努める。
2 いじめに防止のための取組
いじめ防止対策組織
校長
教頭
PTA役員
保護者
<いじめ防止対策委員会>
校長 教頭 教務 生徒指導主事 学年主任
保健主事 関係学級担任 部活顧問
スクールカウンセラー
全職員
教育委員会
児童相談所
市福祉課
主任児童委員
民政児童委員
掛川警察署
生徒
いじめ防止対策
人権教育の充実
・全教育活動を通して人権を重んじる教育を行う。
・いじめゼロ強化週間の取組をする。
・違いを認め、互いに助け合う学習集団をつくる。
・ネット上のいじめへの指導の充実を図る。
道徳教育の充実
・報徳・かけがわ道徳を年間計画に位置づけ学校全体で取り組む。
・年間3回の全校道徳を設置し、共通テーマで学年を超える取組をする。
学級経営の充実
・人間関係づくりプログラムの計画的実施により、居心地の良い学習集団をつくる。
・スピーチ活動等を取り入れ、自分の思いを伝える、相手の思いを聞く態度の育成
をする。
授業改善
・全員参加の授業づくりをする。
・自分の言葉でまとめる活動を通して自己表現力の育成を図る。
・小集団活動を活用し、人権教育の推進を図る。
生徒会活動
・縦割り取り入れた活動を通して、互いに助け合う風土をつくる。
・生徒会の本部や委員会の活動に力を入れる。
家庭地域との連携
・社会参加活動や防災活動、相互のボランティア活動を通して、社会性や自己存在
感の育成を図る。
早期発見
・情報収集や情報交換を行う。(生活ノート、アンケート調査、生徒の会話等)
・教育相談の充実を図る。(担任による教育相談、スクールカウンセラーとの個人面
談、希望面談)
早期対応
・聞き取り調査。
・情報集約をし、対策委員会を開き組織で対応する。
・いじめを受けた生徒の保護を第一に考え、いじめた生徒や周辺生徒への対応をす
る。
・保護者への連絡、その他必要に応じて関係諸機関への連絡を行う。
・記録に残す。
3 重大事態への対応
重大事態の定義
・いじめにより生命の危険がある場合、長期の欠席を要する疑いのある場合
・心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがある場合
・その他校長が重大と判断した場合
重大事態への対応
・事実を確認し、緊急の対策委員会を開く
・教育委員会へ報告する。
・教育委員会の指示を仰ぎながら速やかな対応を行う。
・いじめを受けた生徒及び保護者へ可能な限りの情報を提供する。
関係諸機関との連携
・市教育委員会
0537-21-1156
・児童相談所
0537-37-2854
・市福祉課
0537-21-1144
・掛川警察署
0537-22-0110
・中東遠総合病院 0537-21-5555