企画ワークショップ③ テーマ:自閉症スペクトラム児の療育プログラム開発-遊び活動に着目した発達支援- 企画者:荒木穂積(立命館大学大学院応用人間科学研究科) 司会:荒木穂積(立命館大学大学院応用人間科学研究科) ・竹内謙彰(立命館大学産業社会学部) 報告者: 竹内謙彰(立命館大学産業社会学部): 「療育プログラムに遊び活動を採り入れることの意義」 荒木穂積(立命館大学大学院応用人間科学研究科) 「遊びの発達に着目したセラピー」 金山好美(立命館大学心理・教育相談センター) 「集団活動に遊びを採り入れた SST プログラムの開発」 今泉祥子(京都府立宇治支援学校) 「特別支援学校における遊び活動を採り入れた授業の工夫」 指定討論 徳田完二(立命館大学大学院応用人間科学研究科) 目黒朋(大阪健康福祉短期大学) 【企画要旨】 自閉症スペクトラム児は、「三つ組みの障害」と関わって遊びの苦手な子どもが多いといわれ ている。子どもにとっての遊び活動は、幼児期のみならず学童期およびそれ以後の時期において も子どもの発達をうながす原動力となる重要な活動である。自閉症スペクトラム児も、遊びが嫌 いだったり、苦手だったりするわけではなく、テーマや関わり方に工夫をすれば遊び活動をダイ ナミックに展開することができる。 本ワークショップでは、自閉症スペクトラム児の療育プログラム開発やプレイセラピー、授業 において遊び活動がどのように位置づけられているかを報告していただき、遊び活動を採り入れ たプログラムの有効性とその意義について討論していきたい。また、その過程で自閉症スペクト ラム児が遊び活動にどのように興味や関心を寄せていくのか、具体的な事例をもとに検討してい きたい。
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