平成27年7月7日 スポーツ施設天井脱落対策等事業プロポーザル審査

平成27年7月7日
スポーツ施設天井脱落対策等事業プロポーザル審査結果
平成27年6月25日に行われたスポーツ施設天井脱落対策等事業プロポ
ーザルに関する審査会の結果を報告する。
1.審査結果
天井脱落対策等事業プロポーザル審査委員会(以下「審査委員会」という)
は、スポーツ施設天井脱落対策等事業プロポーザルにおける審査を厳正かつ公
平に行った結果、次の者を優先交渉権者に選定した。
優先交渉権者:
得 点
:
鴻池ビルテクノ・愛知工務店・浦野設計共同企業体
76.00 点
2.審査内容
(1)実績・資格審査(20点)
実績等の評価では、委員会において次に掲げる評価項目により以下の通り採
点した。
評価項目
分類
配点
得点
12
6
ア
実績評価
1)特定天井の改修工事
2)耐震改修工事実績
3)市内企業の成績評定
イ
設計業務の実施体制評価
1)管理技術者の経験年数
2)管理技術者の設計実績
4
4
改修工事の実施体制評価
1)監理技術者の資格
2)監理技術者の経験年数
3)監理技術者の施工実績
4
2
20
12
ウ
計
(2)技術提案審査(70点)
①技術提案及び提案金額の確認
平成27年6月19日に技術提案書の内容が、本事業の実施要領、仕
様書等の要件を満たしている事の確認を行った。
②基礎的事項の確認
技術提案書に記載された内容が、次に揚げる基礎的事項を満たしてい
ることを確認した。
審査項目
審査内容
提出書類の確認
提出を求めている書類が全て揃っている
か。また、必要事項が記載されているか
提案内容の不整合
技術提案書全体において、同一事項に関す
る提案に不整合がないか。
③業務仕様の確認
各応募者の技術提案が、業務仕様書に適合していることの確認を行っ
た。
④技術提案の評価項目と配点(70点)
技術提案審査では、委員会において応募者にヒアリングを行い、下記
の評価項目により評価及び採点した。なお、審査基準6頁、イ 工期短
縮案の採点は各項目の得点(5点満点)に25/20を乗じて計算した。
評価項目
配点
得点
施工方法
・施設の性能を理解した提案になっているか。
・本事業の求められる要求を考慮しつつ、安
全性を確保する提案になっているか。
・利用者の安全に配慮した計画となっている 35
か。
・設備機器のメンテナンスに配慮した計画に
なっているか。
26.34
イ
工期短縮案
・工期の短縮が図られているか。
・無理のない工程になっているか。
・工事中の利用について考慮された工程にな
っているか。
25
22.30
ウ
・既存仕上げの改修について検討しているか。
・文化施設天井脱落対策等事業との同時受注
その他の提案
10
に関する提案が可能か。
・地元企業への配慮がされているか。
8.00
ア
評価の視点
計
70
56.00
(3)提案金額の評価(10点)
応募者の提案金額について、下記に基づいて評点する。
(少数点以下第
2位まで)
評価項目
算出方法
配点
得点
10
10
提案金額の総額(税抜き)について、次の計
算式に基づいて算出する。
提案金額の総額
(税抜き)
最低の提案金額
(175,280,000)
評点=配点(10点)×
提案金額
(175,280,000)
(4)総合計
評価項目
配点
得点
(1)実績・資格審査
20
10.00
(2)技術提案審査
70
56.00
(3)提案価格審査
10
10.00
総合計
100
76.00
3.審査委員コメント
・グラスウールボードの防水対策が必要。
・LED照度の確認を。
・空調設備の風量調整が機械室で行える提案が良い。
・エントランスロビーの改修時に内部階段が通行できないのであれば、2階諸
室の利用を中止することも含めて利用者の安全について充分に検討が必要。
・利用者用のトンネル通路に万が一の事態に備えた対応をお願いしたい。
(非常
電源による照明など。)
・動線への看板、駐輪場からの動線の確保が必要。
・工事関係者駐車場の仮囲い範囲の調整が必要。
・適所にガードマンの配置をするように。