大麦栽培管理情報(第3号)

大麦栽培管理情報(第3号)
平 成
2 7 年
2 月
アルプス農協管内農業技術者協議会
排水溝の点検・手直しを実施して停滞水を排除し、根の活力を高めましょう。
また、分施体系で栽培している場合は、
この時期の排水対策と追肥が収
量に大きく影響します!
追肥は遅れずに施用しましょう。
生育の回復と穂数の確保のため、遅れずに
追肥を行いましょう。
1 排水溝の点検・手直し
ほ場内に水が停滞すると、湿害で根が傷みます。
そのため、下葉が枯れ上がるなど葉色が低下して、穂数が
少なくなります。
うねや枕地などから停滞水を排除するため、
停滞水が流れるように
排水溝を確実に連結して下さい。
排水溝がつぶれている場合は手直しして
手直し!
下さい。
2 消雪後追肥(分施体系のみ)
消雪後の追肥は、葉色を維持し茎数の減少抑
える重要な管理技術です。
今後、一時的な積雪が予想されても、消雪したほ場から速やかに追肥を
行って下さい。
施用時期
肥料名
施用量
消雪後
(2月末~3月上旬)
硫 安
20kg/10a
注)肥効調節型(基肥一発)肥料を施用したほ場は、基本的には追肥の必要はあ
りませんが、葉色が淡い場合は各営農指導員等にご相談下さい。