H27 校長会学校教育課長資料5月 - 埼玉県ふじみ野市教育委員会学校

5 月 学校教育課長資料
1 指示・伝達事項
1 自転車は、車道が原
則、歩道は例外
2 車道は左側を通行
3 歩道は歩行者優先で、
車道寄りを徐行
4 安全ルールを守る
・ 飲酒運転・二人乗
り・並進の禁止
・ 夜間はライトを点灯
・ 交差点での信号遵守
と一時停止・安全確認
5 子どもはヘルメット
を着用
◆春の交通安全運動〈5月 11 日(月)から 20 日(水)までの 10 日間〉
◎通学中の児童が死傷する交通事故が発生。道路における子供の安全指導の強化を。
•自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)。
•全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底。
•飲酒運転の根絶。
◆安全・安心な学校への再点検
・校舎内外の点検、安全指導、突風・竜巻・雷雨等急な天気の変化への対処。
◆児童・生徒の人間関係づくり
・一定の人間関係確立の時期、いじめ防止対策、不適応、不登校傾向児童・生徒への対処。
・不安定な家庭、保護者の状況、虐待の疑い等は市教委、関係機関との迅速な連携を。
◆教職員の健康管理・倫理確立
・日常の表情、言動の観察(五月病等)、教室、机回り、車の中等異変を察知。
◆ふじみんサタデイスクール実施にあたり
・保護者・地域との連携を図り生きる力を育む目的。安全対策(交通指導員への連絡等)。
◆全国及び埼玉県学力・学習状況調査結果の集約、公表について
◎教育改善の結果、各学校の教育指導の結果が表現された「教育の成果」が公表される
ことが望ましい。
①学校内の現状を点検する。
・学校で展開している教育指導・活動が、学校教育目標の達成に向けて機能しているか。
・学力テストが把握・観察・分析・評価できるか。
・評価結果に基づいて実践にフィードバックできるか。
・一連の PDCA サイクルを保護者や地域住民に対してわかりやすく提示できるか。
②教育活動を成果レベルで把握・観察して、分析する。
・教師集団が「がんばっている」だけでなく、教育の成果レベルでの質保障に結びつく
取り組みができるか。(例:過去の自分自身と比較することにより教育の成果を推し量る)
③客観的に把握、観察する。
・教育指導の改善に活用可能で、学校のあり方に関心を有する人々への説明責任を果た
すことができるか。⇒市として統一した形式で公表
2 情報提供
◆教育委員学校訪問を通して(4 月 17 日~4 月 28 日途中経過報告)
【大井中学校】『誠実・勤勉・協同』美しい歌声響く、活気溢れる学校
・委嘱研究、ユニバーサルデザインの手法を生かした授業の充実
【大井小学校】『美点凝視』基礎基本を大事にし、一事徹底を図る伝統校
・(た)高めあい助け合い(の)伸びようとする子(し)信頼する地域保護者(い)生きる力
【東原小学校】『ワクワクする学校』組織力を活かし、協働・創造し続ける学校
・授業改善 5 つのポイント⇒板書・ノート・発問、指示・まとめと評価・学習規律
【さぎの森小学校】『原動力教員寺子屋』チーム力を生かし人を大切にする学校
・教職員共通理解・共通行動⇒健康管理・子ども観・危機管理・ビジネスマナー
【駒西小学校】『継承と新たな開発』授業の充実を図り生きる力を育む学校
・「わかる授業」力育成を図るワンステップアップシートの活用
【福岡中学校】『情熱・意欲の炎を灯す』誠実・笑顔・バランスのある学校
・愛情・信念・情報共有を中核に美点凝視の育成感、褒める叱るバランスある指導感
【福岡小学校】『夢と感動を求め』一歩前進・半歩前進、継承と発展を目指す伝統校
・こつこつと繰り返し積み重ねる。4 つのあ⇒あいさつ・あんぜん・ありがとう・あんしん
【亀久保小学校】『信頼と可能性を重視』課題解決に着手するともに進む学校
・重点・・・わかる、できる授業・きめ細かな指導・開かれた学校・安心安全・小中連携
【大井東中学校】『子どものために夢とロマンを』凡事徹底、不滅の東魂の大規模校
・県委嘱「道徳推進モデル校」⇒心に響き、心を耕す教育の推進をめざす
【花の木中学校】『確かな力量・生きる力』改善・定着・創造と活力を目指す学校
・積極的な生徒指導・教育相談活動の充実⇒不登校解消・いじめゼロをめざす
3 今月の特集≪特別支援教育の考え方≫
①発達生涯の可能性のある子どもたちは、
「学習の仕方」や「刺激量」
「場が構造的であるか」などの状況に左右されやすい特質をもって
いる。そこで、状況を整えて困り感を減らす。
②子どもを包み込む全ての状況(地域、学校、学級環境、指導方法、
個別の配慮)を整える。
③「発達障害のある子にとって参加しやすい学校、わかりやすい授業は、他の全ての子にとっても、
参加しやすい学校であり、わかりやすい授業である」という「ユニバーサルデザイン」の考えを
取り入れ、学級経営や授業を工夫する。
【学級環境を整える】・・・学級の環境を落ち着いたわかりやすく温かいものにする。
≪場 の 構 造 化≫各自の持ち物、掃除用具、提出物、ボールやごみ類など見ればわかるよう
に整理整頓する。
≪刺激量の調整≫黒板周りの掲示物を極力無くし、視覚的刺激を減らす。また、机や椅子の脚に布
やテニスボール等を付けたり、起用しの話を簡潔明瞭にしたりして
音声刺激を制限する。
≪ルールの明確 化≫チャイム着席、話の聴き方等学校全体で工夫し、ルールの徹底によるトラ
ブルの回避、
「褒めるサイクル」の確立に努める。
【指導方法の工夫】・・・全ての子が理解し達成感をもてるように
≪相互理解の工 夫≫「わからない」
「ドンマイ」「いいねえ」と言え、どの子も安心して生活で
きる学級づくりに努める。
≪時間の構造化≫授業の流れを掲示したり、時間の区切りをタイマーや時計で表示したりして、見
通しを持たせ、メリハリのある授業へと改善を図る。
≪情報伝達の工 夫≫既習事項や視覚的教材、聴覚情報の表示、ICT 機器の効果的活用により
学びやすい工夫をする。
≪参 加 の 促 進≫授業の中でペアやグループ活動を取り入れたり、作業を取り入れた活動、
スモールステップ化した教材等で達成感を持たせる工夫をする。
≪展開の構造化≫課題把握・自力解決・集団の深め合い、まとめ等の学習過程を明確にした
り、カード等を使って板書を構造化したりして、授業の流れをわかりやす
くするよう努める。
【今月のことば】 「菜根譚」
~作者不明
①人目につく所でわざわいを受けないようにしたいと思ったら、まず人目につかない所で、罪を
犯さないように心がけるべきである。
②他人の過ちには寛大であれ。しかし、自分の過ちには、厳しくなければならない。
自分の苦しみには歯をくいしばれ。しかし、他人の苦しみを、見過ごしてはならない