基礎資料編 - JAグループ茨城

JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
基礎資料編
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JAしおさい REPORT
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JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
ごあいさつ
平素より当組合に対しまして、格別のご支援をいただき
心より厚くお礼申し上げます。
当組合の事業内容・活動状況などについて、
まとめたディ
スクロージャー誌を作成いたしました。皆様が取引金融機
関を選択する際の判断材料としてまた、当JAの事業をさ
らにご利用いただくための一助として、ご高覧いただけれ
ば幸いに存じます。
さて、国内情勢を見ますと、第二次安倍内閣による「ア
ベノミクス」によるデフレ脱却への期待が高まる中、円安
や株価の上昇により景気回復の兆しは見え始めましたが、
平素より当組合に対しまして、格別のご支援をいただき心より厚くお礼申し上げま
昨年4月の消費増税以降、個人消費が冷え込む一方で、大
す。
胆な金融緩和は物価の上昇を招き、実質的には労働者の所
当組合の事業内容・活動状況などについて、まとめたディスクロージャー誌を作成い
たしました。皆様が取引金融機関を選択する際の判断材料としてまた、当JAの事業を
得を減少させる結果となりました。差し当たって私達国民の家計が圧迫され、格差社会など
さらにご利用いただくための一助として、ご高覧いただければ幸いに存じます。
の問題に拍車をかけることにならないかと大変危惧しているところであります。また、農業
さて、国内情勢を見ますと、第二次安倍内閣による「アベノミクス」によるデフレ脱
におきましてもTPP問題は未だに先行きの見えない不透明な状況は続いている中で、昨年
却への期待が高まる中、円安や株価の上昇により景気回復の兆しは見え始めましたが、
は史上稀に見る低迷した米価となりました。そうした折、
昨年6月に政府より突如として
「規
昨年4月の消費増税以降、個人消費が冷え込む一方で、大胆な金融緩和は物価の上昇を
制改革実施計画」が発表され、そのひとつとして農業の成長産業化に向けた農協・農業委員
招き、実質的には労働者の所得を減少させる結果となりました。差し当たって私達国民
会等の改革の推進「規制改革実施計画」が閣議決定されました。その後 12 月に行われた衆
の家計が圧迫され、格差社会などの問題に拍車をかけることにならないかと大変危惧し
議院議員総選挙では与党自民党が圧勝し、安倍政権の改革に拍車がかかることとなり、結果
ているところであります。また、農業におきましてもTPP問題は未だに先行きの見え
として今年2月に全国農業協同組合中央会の組織体制を抜本的に見直し、一般社団法人への
ない不透明な状況は続いている中で、昨年は史上稀に見る低迷した米価となりました。
転換と監査権限の撤廃が決定されました。しかし、その実態は新自由主義の名の下、JAの
そうした折、昨年6月に政府より突如として「規制改革実施計画」が発表され、そのひ
とつとして農業の成長産業化に向けた農協・農業委員会等の改革の推進「規制改革実施
組織・事業の弱体化を狙ったものにほかならず、このままでは組合員の営農・くらしや地域
計画」が閣議決定されました。その後12月に行われた衆議院議員総選挙では与党自民党
に大きな影響を及ぼしかねません。このように農業を取り巻く環境は、今まさに誰しもがか
が圧勝し、安倍政権の改革に拍車がかかることとなり、結果として今年2月に全国農業
つて経験したことのない大転換期を迎えており、当組合といたしましても時代の変化を恐れ
協同組合中央会の組織体制を抜本的に見直し、一般社団法人への転換と監査権限の撤廃
ず、組合員の皆様のご助言を賜わりながら、全力を尽くして自己改革に取り組む所存でござ
が決定されました。しかし、その実態は新自由主義の名の下、JAの組織・事業の弱体
います。
化を狙ったものにほかならず、このままでは組合員の営農・くらしや地域に大きな影響
JAしおさいの事業概況につきましては、事業利益で3千3百万円を計上することができ
を及ぼしかねません。このように農業を取り巻く環境は、今まさに誰しもがかつて経験
ました。今後も引き続き財務の健全性維持に努めて参ります。また、今年度は第26回JA
したことのない大転換期を迎えており、当組合といたしましても時代の変化を恐れず、
大会で決議された「次代につなぐ地域農業・地域協同の実践運動 ~10年後のビジョンの
組合員の皆様のご助言を賜わりながら、全力を尽くして自己改革に取り組む所存でござ
実現を目指して~」の10年後のビジョン実現に向けた第1ステージとして位置づける向こ
います。
う3ヵ年の最終年次となります。これまでと同様に事業管理費の圧縮、経営基盤の強化と諸
JAしおさいの事業概況につきましては、事業利益で3千3百万円を計上することが
できました。今後も引き続き財務の健全性維持に努めて参ります。また、今年度は第2
比率の改善に取組みながら事業利益の確保に努めて参ります。
6回JA大会で決議された「次代につなぐ地域農業・地域協同の実践運動 ~10年後
結びに、おかげさまで当JAは、昨年8月に合併20年を迎えることが出来ました。今後
のビジョンの実現を目指して~」の10年後のビジョン実現に向けた第1ステージとし
も農協を取り巻く環境は厳しさを増すかと思いますが、役職員一丸となって、みなさまの身
て位置づける向こう3ヵ年の最終年次となります。これまでと同様に事業管理費の圧
近で地域と生活と営農に密着した金融業務から経済事業まで幅広く、かつ、質の高いサービ
縮、経営基盤の強化と諸比率の改善に取組みながら事業利益の確保に努めて参ります。
スを提供する協同組合を創り上げてまいりますので、今後ともなお一層のご支援ご協力を宜
結びに、おかげさまで当JAは、昨年8月に合併20年を迎えることが出来ました。今
しくお願い申し上げます。
後も農協を取り巻く環境は厳しさを増すかと思いますが、役職員一丸となって、みなさ
まの身近で地域と生活と営農に密着した金融業務から経済事業まで幅広く、かつ、質の
平成 27 年5月 高いサービスを提供する協同組合を創り上げてまいりますので、今後とも、なお一層の
しおさい農業協同組合 ご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。
平成27年5月
代表理事組合長 野口 嘉德
しおさい農業協同組合
代表理事組合長 野口 嘉德 3
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JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
経営理念
経営の健全性の向上と強靱な経営体質づくりを基本に事業体制の整備を進めております
◇基本理念
組合員との絆を大切にして、地域に根ざした農業と食文化を守り、地域住民に愛され
信頼されるJAを目指します。
◇基本目標
販売シェア拡大をめざした農業・地域・JAづくり
1.消費者との連携による茨城農業の躍進<食料・農業>
(1)生産力強化のための実践策
(2)販売力強化のための実践策
(3)茨城農業の躍進を支えるJA指導力の強化
2.「JAくらしの活動」による地域の活性化<くらし・地域>
(1)「JAくらしの活動」の展開と体制整備
(2)「食と農」を軸とした地域活性化
3.協同を支えるJA経営の変革<組織・経営>
◇「次代につなぐ地域農業・地域協同の実践運動 ~10年後のビジョン実現を目指し
て~」3ヵ年計画
第26回茨城県JA大会の決議に基づく運動(次代につなぐ地域農業・地域協同の実践
運動 ~10年後のビジョン実現を目指して~)に取り組み、販売シェアの拡大を最大の
課題として、JA信頼度・参加度を示す指標の改善を通じて組織・事業・経営の活性化を
図って参ります。
また、組合員サービスの向上ならびにJA経営の高位平準化を図るため、地区別組織再
編・事業連携に取り組みます。
これらの取り組みを柱に、組合員の事業利用の拡大と組織の活性化を進め、組合員、消
費者、地域住民に信頼されるJAをめざして運動を展開して参ります。
◇地域における当組合の役割
組合員と地域住民の暮らしを守り、向上させるため、JAの活動と役割が重要になってき
ております。そのため組合員と地域住民の心身共に健康で豊かな生活をするための「ゆと
りとうるおいあるJA」を創造して参ります。
◇自己資本の増強
資産自己査定、金融商品時価会計、退職給付会計導入により、費用あるいは損失額の増
加・自己資本比率低下が見込まれることから、適正な利益計画を策定し、自主ルールの中
でも自己資本比率は主要な基準となっております。増資と収益向上による自己資本増強を
基本として取り組みます。
◇資産の健全性確保
信用事業を行う全てのJAは「早期是正措置」が導入され、JAの全ての資産をJA
自らが査定し、適正な償却・引当を実施し、財務諸表に実態に即した内容により表示する
とともに、自己資本比率を算定することになっています。
当JAにおいても、更に精度の高い資産の自己査定を行い、適正な償却・引当を実施
し、資産の健全性の確保に努めています。
今後も、金融機関を取り巻く健全性・透明性の確立のため社会的要請にも応えて参りま
す。
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JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
経営方針
◇農業振興と地域社会への貢献
農業をめぐる環境は農業従事者の高齢化等極めて厳しい状況になっています。JAに
は、地域農業の特性を活かした基本目標を設定し、これらの実践を通じて農家所得の向上、
地域の活性化等が求められます。当JAは、「夢と活力ある農業・地域社会」の実現のた
め、地域特性を活かした農業振興と心のゆたかさを実感できる生活環境の提供に努めます。
◇組合員と消費者の満足度向上
JAは日常生活のあらゆる場面に密着した事業を営んでいます。各種商品やサービスが多
様化・高度化するなかで、利用者のニーズは安全、安心でかつ健康志向になってきており、
またゆとりを重視する傾向が見られます。当JAは、JAが提供するサービスの質を高め、
組合員と消費者のニーズに応えた、真心のこもった商品・サービスの提供に努めます。
◇信頼と期待に応える経営
信用・共済事業依存型の収支構造からの脱却と、より効率的・効果的な事業運営を徹底
し、合併メリットを具体的に感じることができる事業運営の確立が必要です。当JAは、
「強靱な経営体質」と「透明感のある組織運営」を構築するため、財務体質の健全性向上に
努め、リスク管理態勢の確立とコンプライアンスを重視した職場づくりに取り組みます。
◇営農・経済事業部門
地域の環境と実態に即した農業振興に努め、多様な担い手づくりと多彩な産地づくり、消
費者の視点に立った安全・安心な農畜産物の生産と提供に取り組みます。当JAでは、農業
者の育成及び健全な農家経営の推進を図ります。
さらに、販売力の強化と営農指導渉外員の活動の充実、流通コストの低減等に取り組み、
農家所得の向上を図ります。
◇信用事業部門
組合員・利用者の満足度向上を目的とした事業展開を図り、「農業と地域に貢献できる地
域金融機関」として、より「便利」でより「安心」なJAバンクをめざします。この目標の
達成に向け、信頼されるJAを徹底的に追求した活動を展開し、収益力の向上と顧客基盤の
拡充を図るとともに、事業推進体制の強化に取り組みます。
◇共済事業部門
JA共済は、地域に根ざした農業協同組合の共済事業として、組合員等利用者一人ひとり
のライフサイクルやライフスタイルに応じた「ひと、いえ、くるま」の生活総合保障を提供
し、地域における満足度・利用度NO.1をめざします。
経営管理体制
◇経営執行体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代
会」の決定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が業
務執行を行っています。また、総代会で選任された監事が理事会の決定や理事の業務執行全
般の監査を行っています。
組合の業務執行を行う理事には、組合員の各層の意思反映を行うため、生産部会などから
理事の登用を行っています。また、専任担当の理事を置くとともに、農業協同組合法第30条
に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。
□経営管理体制の構造(機構図はP25に掲載しています)
総
代
会
監
事
会
理
事
会
各 理 事 委 員 会
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JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
事 業 の 概 況 ( 平成26年度 )
◇経営環境と平成26年度の業況・事業実績・損益状況の概要
国内の農業をめぐる情勢は、農業者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増大等、深刻な問
題が山積しております。また、昨今は消費者の「食の安全・安心」への関心や食料自給率向上
への期待は非常に高まっており、引き続き当JAでは特別栽培米コシヒカリの学校給食米納入
に積極的に取り組んでおり、管内(鹿嶋市・神栖市)の子供たちに安全・安心で美味しいお米
を提供することができました。また各関係機関と当JAで構成する鹿嶋市・神栖市地域農業振
興協議会において地域レベルで農産物の生産・販売体制の整備や情報収集・提供・PR活動等
の事業を行っていきます。
主な事業の実績については、信用事業は定期貯金・定期積金の合併20周年記念金利上乗せ
キャンペーンや年金相談会等を中心に展開しましたが、貯金残高が前年対比97.0%にとど
まりました。また、貸出金については昨年4月より新たに融資渉外を設置し住宅ローンや農業
資金の伸長に努めましたが、貸出金残高は前年対比88.9%の実績にとどまりました。不良
債権については積極的な回収・保全・系統サービサー(系統債権管理回収機構)への債権譲渡
等に取り組みました。共済事業は長期共済保有契約高については依然として満期や解約等によ
る減少に歯止めがかからず、前期末と比べ44億93百万円減少しました。販売事業は春物・
秋物ともに青果物全般の販売価格が好調だった昨年度に比べ基幹作物であるピーマンは66億
21百万円の販売実績にとなり、前年対比89.3%の実績にとどまりました。購買事業は肥
料や農薬等の生産資材の供給高が前年対比93.6%にとどまりましたが、生活物資の供給高
はメガソーラーの供給が増加したことが主な要因として前年対比199.2%の実績を挙げる
ことができました。利用事業についても取扱高は前年対比105.8%の実績を挙げることが
できました。
この結果、当事業年度の業績は、事業総利益10億20百万円(前年対比99.0%)、事
業利益33百万円(前年対比64.4%)、経常利益56百万円(前年対比71.8%)、当期
剰余金51百万円となりました。自己資本比率は12.44%(前年対比0.45ポイント増)
となり、不良債権比率は7.15%(前年対比0.55ポイント減)となりました。
◇決算概況をふまえ対処すべき組合の課題
継続的な健全経営を実現するためには、自己資本の増強及び自己資本比率の安定維持が大き
な課題となっております。これについては、役職員が一丸となって増資運動に取り組んで参り
ます。不良債権の処理促進については、積極的な回収及び流動化対策、系統サービサーの有効
利用等による貸倒引当金の圧縮に努めるとともに、保全管理の徹底により新たな不良債権の発
生を抑制するよう努めて参ります。
経済事業改革への取り組みについては、営農指導事業の強化を基本として購買事業と販売事
業が一体となり、総合事業のメリットを最大限に活かせる事業展開に努めて参ります。
◇平成26年度決算の概要と主要業務の概況
□ 財務の状況
総資産については446億44百万円(前年度459億35百万円)と前年と比べ12億9
1百万円減少し、負債についても430億44百万円(前年度443億74百万円)と前年よ
り13億30百万円減少いたしました。また、組合員の皆様よりお預りしている出資金等を含
む純資産については15億99百万円(前年度15億60百万円)と前年より10百万円減少
いたしました。当期剰余金については、51百万円となりました。
□信用事業
JAバンク茨城中期戦略(平成25年~平成27年)を基本に、貯金については合併20周
年記念キャンペーンや年金相談会等を中心に展開した結果、貯金残高413億円(前年度42
6億円)、前年対比97.0%の実績にとどまりました。貸出金についても昨年と同様に各種
ローン(住宅ローン・マイカーローン)の休日相談会を実施し、新たに融資渉外を新設するな
ど伸長に努めましたが、貸出金残高70億99百万円(前年度79億89百万円)、前年対比
88.9%の実績にとどまりました。
□共済事業
長期共済推進については、役職員が一丸となって取り組んだ結果、昨年に引き続き新契約目
標を達成することができました。しかしながら、長期共済保有契約高については、依然として
満期や解約等による減少に歯止めがかからず、前期末と比べて約44億円の減少は共済事業収
益に大きく影響するものであります。保有契約高の純増対策は今後も大きな課題であり、「あ
んしんチェック」をはじめサービスの向上等による解約の防止に全力で取り組みます。
短期共済については、新契約共済掛金2億00百万円(前年度1億81百万円)、前年対比
110.4%の実績を挙げることができました。
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JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
□購買事業
農業分野における生産資材の供給をめぐる環境は、当JA管内においても商系業者、農業資
材専門店、ホームセンター等との競争が熾烈化しており、それに加え規制緩和の進展、情報、
技術の改革等の社会情勢の変化に伴い益々厳しい状況となっております。また、肥料をはじめ
生産資材の値上げが農業経営を圧迫している状況であります。このような状況の中、生産資材
については、前年対比93.6%の実績にとどまり、生活物資については前年対比199.2%
の実績を挙げることができ、全体では購買品供給高22億41百万円(前年度21億75百万
円)、前年対比103.0%の実績を挙げることができました。
□販売事業
国内の農業については、低価格な農産物が次々と輸入されることにより、米をはじめとした
農産物価格の低迷が続いております。このような状況の中、当JAでは、安全・安心・安定
(3A)を基本理念とした、消費者ニーズに応える環境に優しい農業への取り組みを積極的に
行いました。しかしながらその結果、春物・秋物が順調に推移した昨年度に比べ、販売品販売
高79億86百万円(前年度87億48百万円)、前年対比91.2%の実績にとどまりまし
た。また、当JAの基幹作物であるピーマンの販売実績についても、66億21百万円(前年
度74億12百万円)、前年対比89.3%の実績にとどまりました。また、地産地消にも積
極的に取り組み、昨年度に引き続き継続的に鹿嶋市、神栖市の学校給食に特別栽培米コシヒカ
リを提供しております。
□その他事業
指導事業については、GAP(生産工程管理手法)の導入やトレーサビリティーの徹底、燃
油高騰対策事業等に積極的に取り組みました。各関係機関と当JAで構成する鹿嶋市・神栖市
地域農業振興協議会にて農産物の生産・販売体制の整備や情報収集・提供・PR活動等の事業
を行っていく予定です。
利用事業については、取扱実績1億88百万円(前年度1億78百万円)、前年対比10
5.8%の実績を挙げることができました。
また、「JAしおさい鹿嶋農産物直売所」の売り上げは84百万円の実績となりました。
今後も新鮮で安全・安心な農産物を提供するとともに、消費者と生産者のコミュニケーショ
ンの場としての役割を果たしていきます。
□当組合の財務及び損益の状況の推移
(単位:百万円)
区 分
財 務
信 用 事 業
共 済 事 業
購 買 事 業
販 売 事 業
農業倉庫事業
利 用 事 業
項
目
事
業
利
益
経
常
利
益
当期剰余金(▲当期損失金)
総
資
産
純
資
産
単 体自 己 資 本 比 率(%)
貯
金
預
金
貸
出
金
有
価
証
券
国
債
長期共済(保 障)保有高
短 期 共 済 新契約掛金
購 買 品
供 給 高
販 売 品
販 売 高
取
扱
高
取
扱
高
平成24年度
55
74
▲117
41,620
1,441
11.92
38,293
29,024
8,806
663
663
176,590
174
2,260
7,244
2
196
平成25年度
52
78
98
45,935
1,560
11.99
42,603
34,373
7,989
527
527
174,149
181
2,175
8,748
2
178
平成26年度
33
56
51
44,644
1,599
12.44
41,324
34,301
7,099
312
312
169,655
200
2,241
7,986
2
188
1.自己資本比率は平成19年度以降、新BIS基準で算定しております。
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JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
◇業績について
出資金・自己資本比率の推移
経常利益・当期剰余金の推移
※平成19年度より新BIS基準で算出しています。
経常利益
百万円
当期剰余金
出資金
自己資本比率
百万円
200
800
(左軸は出資金・右軸は自己資本比率)
20%
150
15%
100
750
10%
50
5%
0
700
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
0%
22年度
23年度
貯金・貸出金残高の推移
貯 金
億円
24年度
25年度
26年度
長期共済実績の推移
貸出金
保有高
億円
2,500
500
400
新契約高
億円
(左軸は保有高・右軸は新契約高)
200
2,250
150
2,000
100
1,750
50
300
200
100
1,500
0
22年度
23年度
24年度
25年度
0
22年度 23年度
26年度
購買・販売実績の推移
購買品供給高
24年度
25年度 26年度
組合員数の推移
正組合員
販売品販売高
億円
准組合員
人
80
8,000
60
6,000
40
4,000
20
2,000
0
0
22年度
23年度
24年度
25年度
21年度
26年度
8
8
22年度
23年度
25年度
26年度
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
事 業 活 動 の ト ピ ッ ク ス( 平成26年度 )
◇JAしおさい鹿嶋農産物直売所、各催しを開催
当JAでは新鮮で安心・安全な農産物や加工品等を消費者に直接供給すると同時に、農を通
じて生産者と消費者の交流の場づくりを進めるため鹿嶋農産物直売所を設置・運営しておりま
す。同直売所では年間を通して旬の農産物フェアなどの催しを開催しており、利用者より大変
好評を得ております。
平成26年度の主な催し
平成26年6月7~8日 メロン祭り
平成26年9月27~28日 新米祭り
平成26年12月20~21日 6周年記念感謝祭
(写真) 6周年記念感謝祭の
◇JAしおさい年金友の会 第8回JAしおさい年金友の会グラウンド・ゴルフ大会開催
第8回JAしおさい年金友の会グラウンド・ゴルフ大会が、10月24日鹿嶋市
卜伝の郷運動公園において、選手約160名の参加をいただき盛況のなか開催しまし
た。
この大会は会員間の親睦を図る目的で毎年開催しており、昨年で8回目を迎えまし
た。選手達は日ごろの練習の成果を発揮しようと懸命にスイング。好プレーやホール
インワンが出るたび歓声が上がり、今年も白熱した試合展開となりました。
優 勝 井 関 憲 市 さん(大野地区)
準優勝 安 藤 紘 行 さん(波崎地区)
第3位 坂 本 輝 魔 さん(神栖地区)
◇年金相談会の開催
10月8日大野・神栖支店、10月9日まごころプラ
ザ支店・波崎支店にて年金相談会を開催しました。
年金のしくみから具体的な手続、疑問点まで、専門家
の社会保険労務士が、親切・丁寧にわかりやすく、ご相
談に応じてくださいました。今年度も年金相談会を実施
いたしますので、お気軽にご相談下さい。
【開催日予定日】 平成27年10月7日 大野支店
平成27年10月7日 神栖支店 平成27年10月8日 まごころプラザ支店 平成27年10月8日 波崎支店 9
9
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
◇JAローン休日相談会の開催
平日、忙しくて窓口にご来店いただけないお客様のために各種ローンのご相談を開催しまし
た。今年度もローン相談会を実施いたしますので、お気軽にご相談下さい。
【開催予定日】平成27年 5月24日 大野支店・まごころプラザ支店
平成27年 8月23日 神栖支店・波崎支店
平成27年10月25日 大野支店・まごころプラザ支店
平成28年 1月24日 神栖支店・波崎支店
◇積み立て旅行の実施
JAしおさいでは、定期積立貯金による旅行を実施しています。積立て方式はラクラク1年
間で、お客様のご都合により参加されない場合は満期金全額をお客様がお受取りいただけま
す。
本年度は11月上旬に「プロが選ぶ日本の旅館100選
31年連続1位の『加賀屋』と秋
の北陸3日間の旅」を予定しています。
◇懸賞品付・上乗せ金利定期貯金キャンペーンの実施
お預かり期間1年以上の定期貯金に対し、当JA基準金利(店頭基準金利)から金利上乗せ
キャンペーンを実施予定です。
◇平成26年度における事業の経過
月
日
2 月
名 称
月
日
8 月
3 下期棚卸監査
12 波崎千両部会総会
18 波崎トマト部会総会
21 第1回理事会
21 第1回監事会
24~26 JA全国監査機構監査
3 月
3 JAしおさい青果物生産部会総会
12~14 下期監事監査
25 波崎菊部会総会
28 波崎青販部会総会
31 第2回理事会
31 第2回監事会
4 月
名 称
1 上期棚卸監査
1 波崎メロン部会総会
24 休日ローン相談会
(大野・神栖支店)
28 第7回理事会
28 第6回監事会
9月
11~12、16
27~28
29
27
10月
8
上期監事監査
新米祭り
第8回理事会
第7回監事会
年金相談会
(大野・神栖支店)
26 第20回通常総代会
26 第3回理事会
9 年金相談会
(まごころプラザ・神栖支店)
26 第3回監事会
24
5 月
第8回グラウンド・ゴルフ大
会
26 休日ローン相談会
25 休日ローン相談会
(まごころプラザ・波崎支店)
27 第9回理事会
27 第8回監事会
(鹿嶋・波崎支店)
27 第4回理事会
27 第4回監事会
11月
16~18 JAしおさい積立旅行
28 第10回理事会
12月
合併20周年記念記念誌発
1
行
18 第11回理事会
18 第9回監事会
20~21 直売所6周年記念感謝祭
6 月
7~8 直売所メロン祭り
26 第5回理事会
27 第5回監事会
7 月
1~4 JA全国監査機構監査
14~18、22、
茨城県常例検査
24
24 第6回理事会
1 月
19~21 JA全国監査機構監査
26 休日ローン相談会
(大野・神栖支店)
27 第12回理事会
27 第10回監事会
10
10
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
農業振興活動
◇地産地消への貢献
地産地消とは
地域で生産された農産物を、その地域で消費するという活動です。地域で生産、地域で
消費するという事です。当JAでは、特別栽培米コシヒカリの学校給食米納入に積極的に
取り組み、管内(鹿嶋市・神栖市)の子供たちに安全・安心で美味しいお米の提供を行っ
ています。また、当JAの地区生産のピーマン・キャベツ等の野菜類も鹿嶋市学校給食に
提供しており、地産地消の取り組みも進んでおります。
JAしおさい鹿嶋農産物直売所による地産池消促進
消 費 者 の 皆 様 に 旬 な 味 覚 を 提 供
地域のみなさまのおかげで、当JAの直
売所「しおさい鹿嶋農産物直売所」(鹿嶋
市)もオープンいたしまして、6年が経過
致しました。直売所では、地元の農家が生
産した新鮮で安心・安全な農産物の提供を
行っており、消費者のみなさまには大変好
評です。今後も各種イベントを実施し、生
産者と消費者の架け橋になれるよう、より
JAしおさい鹿嶋農産物直売所
一層努力していきます。
◇農産物の安全・安心への貢献
消費者に安心・安全な農産物の提供するための農産物
生産管理体制の構築と、食の安心・安全を脅かす原因を
最小限に抑えることを目的とした生産工程管理手法(G
AP)の導入、また当JAの基幹作物でもありますピー
マンの減化学農薬栽培の取り組みとして、天敵昆虫の導
入し養液土耕栽培の導入により肥料の使用量の節減、施
肥とかん水の合理化及び省力化、地下水への汚染などを
抑えた栽培が可能になります。今後もピーマンの安定生
産技術、環境保全型技術として普及拡大に取り組み消費
者の皆様より信頼される産地づくりを目指すとともに、
天
地域農業の振興に努めていきます。
11
11
敵
昆
虫
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
地域貢献活動
◇社会貢献活動及び地域貢献活動
◇全般に関する事項
当組合は、神栖市、鹿嶋市を事業区域として、農業者を中心とした地域住民の方々が
組合員となって、相互扶助(お互いに助け合い、お互いに発展していくこと)を共通の
理念として運営される協同組織であり、地域農業の活性化に資する地域金融機関です。
当組合の資金は、その大半が組合員の皆さまなどからお預かりした、大切な財産であ
る「貯金」を源泉としております。当組合では資金を必要とする組合員の皆さま方や、
地方公共団体などにもご利用いただいております。
当組合は、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、
事業活動を展開しています。
また、JAの総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地
域の協同組合として、農業や助けあいを通じた社会貢献に努めています。
◇地域からの資金調達状況
組合員をはじめ利用者皆さまよりお預かりした貯金の残高は、413億円となってお
ります。当JAでは、懸賞品付・上乗せ金利定期貯金キャンペーン等を行い、優遇金利
でのお預かりを実施しております。
◇地域への資金供給の状況
組合員をはじめ利用者皆さまへの貸出金残高は、70億99百万円となっておりま
す。当JAでは、組合員、地方公共団体等へ資金ニーズにあった貸付を行うとともに、
地域住民の方々へ直接的、間接的に資金供給を行っています。また、制度資金として、
長期、低利な農業近代化資金や農業経営の維持安定や生産物の拡大を図るための農業者
への支援資金として、農業経営拡大資金などがあります。
◇文化的・社会的貢献に関する事項
当組合は、組合員・利用者・地域の皆さまにご満足いただけるよう、きめ細やかなサー
ビスを提供するとともに、地域社会とのふれあいを大切に豊かな社会づくりを展開して
おります。
また、地域社会の一員としての責任を自覚し、各種の行事や催し物への参加や活動をと
おして、「人間と自然と産業の豊かな調和」「高齢化社会に対応した高齢者の健康増進」
「こころ豊かな生活の実現」「より美しい地域社会づくり」を目指した多彩な運動を展開
し、地域社会への発展にお役に立ちたいと考えております。
今後も、協同組合運動の理念のひとつである「一人は万人のために、万人は一人のため
に」を念頭に置き、よりよき地域社会人として、組合員の皆さまをはじめとする地域社会
の皆さまと歩んでいきたいと思っております。
当組合は、地域の高齢者や子ども達が安心して暮らせる地域作りに協力することを主
旨とした平成26年6月に鹿嶋市と「見守り活動への協力に関する協定書」に調印しまし
た。今後は当組合の職員が地域のパトロール隊員の一員として日常の業務と安心して暮
らせる地域づくりを兼ねて活動致します。
◇高齢者ネットワークづくり
当JAで年金をお受取の皆さまを対象に行っております、年金友の会では、グラウン
ド・ゴルフ大会、クロッケー・ゲートボール大会、輪投げ大会の開催や親睦旅行などの
活動を展開し、高齢者の健康と生きがいづくりに取り組んでいます。
◇交通安全を祈り黄色い帽子を贈っています
交通事故防止の一助として、管内の新小学生に帽子を寄贈しています。
◇情報提供活動
当JAでは広報誌刊行による組合員への情報提供や、ホームページを通じた
ベント・キャンペーン等の情報提供を行っております。
JAしおさいホームページ http://www.ib-ja.or.jp/ja/shiosai/
1212
各種イ
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
リスク管理の状況
◇リスク管理体制
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い
経営を確保し、信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく、
認識すべきリスクの種類や管理体制と仕組みなど、リスク管理の基本的な体系を整備して
おり、平成26年4月よりリスク管理担当部署として人事企画課を設置致しました。
また、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施などを通じてリスク管理
体勢の充実・強化に努めています。
① 信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含
む。)の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、
個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。
また、通常の貸出取引については、本店に融資審査部署を設置し各支店と連携を図りな
がら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどに
より償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判
定を行っています。
貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っ
ています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組ん
でいます。
また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当基準」に基づき
必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
② 市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動によ
り、資産・負債(オフ・バランスを含む。)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負
債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクのことです。主に金利リスク、価格変
動リスクなどをいいます。
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミ
スマッチが存在している中で金利が変動することにより、利益が低下ないし損失を被るリ
スクをいいます。また、価格変動リスクとは、有価証券等の価格の変動に伴って資産価格
が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールす
ることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と
収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを
実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。とり
わけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの
保有有価証券ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定
めるとともに、経営層で構成するALM委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及
び意思決定を行っています。
運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM委員会で決定された方針などに基づ
き、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリ
スク管理部門が適切な執行を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行
い経営層に報告しています。
③ 流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金
確保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることに
より損失を被るリスク(資金繰りリスク)及び市場の混乱等により市場において取引がで
きないため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被
るリスク(市場流動性リスク)のことです。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成
し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判
断を行う上での重要な要素と位置づけ、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したう
えで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
13
13
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
④ オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適
切であること又は外生的な事象による損失を被るリスクのことです。
当JAでは、収益発生を意図し能動的な要因により発生する信用リスクや市場リスク及
び流動性リスク以外のリスクで、受動的に発生する事務、システム、法務などについて事
務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスクと定義しています。事務リスク、シ
ステムリスクなどについて、事務手続にかかる各種規程を理事会で定め、その有効性につ
いて内部監査や監事監査の対象とするとともに、事故・事務ミスが発生した場合は速やか
に状況を把握して理事会に報告する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅
速・正確に反映ができるよう努めています。
⑤ 事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことによ
り金融機関が損失を被るリスクのことです。
当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な事務処理を行うため事務
マニュアルを整備するとともに、自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めて
います。また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るととも
に、内部監査により重点的なチェックを行い、再発防止策を実施しています。
⑥ システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備に
伴い金融機関が損失を被るリスク、さらにコンピュータが不正に使用されることにより金
融機関が損失を被るリスクのことです。
当JAでは、コンピュータシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めると
ともに、システムの万一の災害・障害等に備え、「JA事業継続計画(BCP)」を策定
しています。
◇法令遵守体制
〔コンプライアンス基本方針〕
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳し
い批判に鑑みれば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し、透明性
の高い経営を行うことがますます重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつとして位置づ
け、この徹底こそが不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋がるとの観点
にたち、コンプライアンスを重視した経営に取り組みます。
〔コンプライアンス運営態勢〕
コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、代表理事組合長を委員長と
するコンプライアンス委員会を設置するとともに、コンプライアンスの推進を行うため、
本店各部門・各支店にコンプライアンス担当者を設置しています。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を策
定し、研修会を行い全役職員に徹底しています。
Z毎年度コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に努めるとともに、統括
部署を設置し、その進捗管理を行っています。また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯
に捉え、前向きに事業に反映するため、苦情・相談等の専門窓口を設置しています。
◇ 金融ADR体制への対応
①苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備の
うえ、その内容をホームページ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク
相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切な対応に努め、苦情等の
解決を図ります。
当JAの苦情等受付窓口
電 話:0299-93-5511
受付時間:午前9時~午後5時(金融機関の休業日を除く)
②紛争解決措置の内容
当JAでは、紛争解決措置として、次の外部機関を利用しています。
・信用事業
東京弁護士会紛争解決センター
電 話:03-3581-0031
受付時間:午前9時30分~午後3時(正午~午後1時を除く)
月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)
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14
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
第一東京弁護士会仲裁センター
電 話:03-3595-8588
受付時間:午前10時~午後4時(正午~午後1時を除く)
月曜日~金曜日(祝祭日・年末年始を除く)
第二東京弁護士会仲裁センター
電 話:03-3581-2249
受付時間:午前9時30分~午後5時(正午~午後1時を除く)
月曜日~金曜日(祝祭日・年末年始を除く)
①の窓口または茨城県JAバンク相談所(電話:029-232-2021・
受付時間:午前9時~午後5時(金融機関の休業日を除く))にお申し出
ください。
なお,上記弁護士会には、直接紛争解決をお申し立ていただくことも
可能です。
また、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会(以下
「東京三弁護士会」という)の仲裁センター等では、東京以外の地域の
方々からの申立について、当事者の希望を聞いたうえで、アクセスに
便利な地域で手続を進める方法があります。
①現地調停:東京の弁護士会のあっせん人と東京以外の弁護士会の
あっせん人が、弁護士会所在地と東京を結ぶテレビ会議
システム等により、共同して解決に当ります。
②移管調停:東京以外の弁護士会の仲裁センター等に事件を移管します。
※ 現地調停、移管調停は全国の全ての弁護士会で行える訳ではありま
せん。具体的内容は茨城県JAバンク相談所または東京三弁護士会仲
裁センター等にお問合せください。
・共済事業
㈳日本共済協会 共済相談所(電話:03-5368-5757)
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構(電話:本部03-5296-5031)
㈶日弁連交通事故相談センター(電話:本部03-3581-4724)
㈶交通事故紛争処理センター(電話:東京本部03-3346-1756)
最寄りの連絡先については、上記または①の窓口にお問い合わせ
下さい。
◇ 内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及
び各部門の業務の遂行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、
改善事項の勧告などを通じて業務運営の適切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計
画に基づき実施しています。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部
門に通知され、定期的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。ま
た、監査結果の概要を定期的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項に
ついては、直ちに理事会、代表理事組合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じて
います。
15
15
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
自己資本の状況
◇自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、
財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債
権処理及び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成26年1月末における自己資本比率は、1
2.44%となりました。
◇経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○ 普通出資による資本調達額 項 目
発行主体
資本調達手段の種類
内 容
しおさい農業協同組合
普通出資
コア資本に係る基礎項目に算入した額 1,606百万円
当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を
算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに
対応した十分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努
めています。
系統セーフティーネット( 貯金者保護の取り組み )
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である
「貯金保険制度(農水産業協同組合貯金保険制度)」との2重のセーフティネットで守られてい
ます。
◇「JAバンクシステム」の仕組み
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグループの名
称です。組合員・利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけるよう、JA
バンク会員の総力を結集し、実質的にひとつの金融機関として活動する「JAバンクシステム」
を運営しています。
「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を2つの柱として
います。
◇「破綻未然防止システム」の機能
「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。
JAバンク法(農林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法
律)に基づき、「JAバンク基本方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期改善の
ため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク独自の自主ルール基準(達成すべき自己資本比率
の水準、体制整備など)を設定しています。
また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改善指導
を行います。
◇「一体的な事業推進」の実施
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、共
同運営システムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取り組み
をしています。
◇貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯
金者を保護し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的と
する制度で、銀行、信金、信組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度です。
16
15
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
事 業 の ご 案 内( 信 用 事 業 )
信用事業は、貯金、融資、為替などいわゆる銀行業務といわれる内容の業務をおこなっていま
す。
この信用事業は、JA・信連・農林中金という3段階の組織が有機的に結びつき、「JAバン
ク」として大きな力を発揮しています。
また、万が一JAの経営基盤が弱くなった場合でも、JA系統金融は独自の信用事業相互援助
制度や貯金保険機構を通じ、貯金者の皆様のご迷惑を最大限回避する仕組みが整っています。
◇貯金業務
組合員の方はもちろん、地域住民の皆さまや事業主の皆さまからの貯金をお預かりしていま
す。普通貯金、当座貯金、定期貯金、定期積金、総合口座などの各種貯金を目的・期間・金額に
あわせてご利用いただいています。
また、公共料金、都道府県税、市町村税、各種料金のお支払い、年金のお受け取り、給与振込
等もご利用いただけます。
□当組合の主な取扱商品
(平成27年5月1日現在)
種 類
特 色
預入期間
預入単位等
1,000万円からの大口貯蓄。
1 ヵ 月 以 上
1,000万円以上
5
年
以
内
大口余裕資金に最適です。
自由金利時代の資金運用の決定版。
1 ヵ 月 以 上
スーパー定期 市場情勢に応じた高利回りな運用が可能で
1円以上
5
年
以
内
す。
1年複利、利息が利息を生んで大変お得な定 1
年
以
上
スーパー期日
1円以上
期貯金です。
最
長
3
年
金利が6ヶ月ごとに変動する定期貯金。
1
年
以
上
変動金利定期
1円以上
3
年
以
内
金利動向により有利に利用できます。
大口資金の短期運用に最適。
2 週 間 以 上
譲渡性貯金
5,000万円以上
2
年
以
内
裏書譲渡により第三者に譲渡できます。
目標額にあわせて、毎月指定日に積み立てる 6 ヵ 月 以 上
5,000円以上
定期積金
貯金です。
5
年
以
内
1円以上
一冊の通帳に普通貯金と定期貯金をセット。 普通貯金:出し入れ自由
総合口座
定期貯金を担保に自動融資が受けられます。 定期貯金(大口定期除く)1~5年
1円以上
自動振替・自動受取と幅広いサービスでおサ
出 し 入 れ 自 由
1円以上
普通貯金
イフがわりにご利用ください。
増やしながら、いつでも使える貯金で、利率
出 し 入 れ 自 由
1円以上
貯蓄貯金
は普通貯金より有利です。
お引き出しには、小切手をご利用いただき、
当座貯金
出 し 入 れ 自 由
1円以上
安全で能率的なお取引ができます。
短期の資金運用に最適。
7
日
以
上
5万円以上
通知貯金
解約は、2日前にご通知ください。
定期積立と自動積立の方法があり、定期貯金
1
年
以
上
1,000円以上
積立定期貯金
を積み立てていく貯金です。
サラリーマンの方におすすめします。
財形貯蓄
3
年
以
上
1,000円以上
お給料やボーナスからの天引き貯金です。
大口定期
(注)金利はいずれも店頭に表示されています。
ご貯金やご融資などの商品やサービスにつきましては、それぞれの商品やサービス
内容についてお問い合わせいただくなど、ご確認のうえご利用ください。
17
17
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
◇融資業務
農業専門金融機関として、農業の振興を図るための農業関連資金はもとより、組合員の皆さ
まの生活を豊かにするための生活改善資金等を融資しています。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資金や、地方公共団
体、農業関連産業・地元企業等、農業以外の事業へも必要な資金を貸し出し、農業の振興はも
とより、地域社会の発展のために貢献しています。
さらに、株式会社日本政策金融公庫をはじめとする政府系金融機関等の代理貸付、個人向け
ローンも取り扱っています。
□当組合の主な取扱商品
(平成27年5月1日現在)
種 類
住
宅
ロ
ー
ン
リフォームローン・
無担保借換住宅型
暮
ら
ご 融 資 額
ご 融 資 期 間
50万円以上
3 年 以 上
5,000万円
3 5 年 以 内
以内
住宅の増改築
10万円~1,500万円
1
他金融機関からの借換
10万円~2,000万円
1 5 年 以 内
使いみち自由。
カードローン
し
資
金
使
途
住宅の新築・増改築や宅地・住宅・
マンションの購入資金、その他付帯
施設費用。
カード1枚で、スピーディーロー
ン。
年
以
上
契約日から2年
50万円以内 後の応当日の属
する月の10日
10万円以上 6 ヵ 月 以 上
フ リ ー ロ ー ン 生活資金として使いみち自由。
300万円以内
5 年 以 内
の
ロ
マイカーローン
自動車・バイクのことなら
使いみち自由。
10万円以上 6 ヵ 月 以 上
500万円以内
7 年 以 内
ー
教 育 ロ ー ン
入学金、授業料等のほか下宿代等に
もご利用できます。
え
農業施設、資材、機械機具等の取
得、農業施設の拡充に必要な資金。
ン
農
業
営 農 ロ ー ン
資
金
ッ
ネ
農業経営拡大資金
10万円以上 6 ヵ 月 以 上
300万円以内
5 年 以 内
300万円以内
1 年 以 内
農舎、畜舎の造成取得、家畜の購入
所 要 額 以 内
等、農業経営に必要な資金。
車、バイク、カー用品
マイカーローン
2 5 年 以 内
6 ヶ 月 以 上
10万円~1,000万円
車庫、借換
ー
ト
ロ
ン
肥料、飼料、農薬等の購入等、営農
に必要な資金。
10万円以上 6 ヶ 月 以 上
1 3 年
500万円以内 6 ヵ 月 の 以 内
7
入学、授業料
年
以
内
6 ヶ 月 以 上
教 育 ロ ー ン
10万円~1,000万円
学費、アパート家賃、借換
1 5 年 以 内
*ネットローンはパソコン、スマートフォンから、24時間お気軽に仮審査が可能です。
(注)上記の他にもお客様の要望にお応えできる各種ローンをご用意いたしております。
また、ローンのご利用にあたりましては、ご契約上の規定・ご返済方法・ご利用限度額・
現在のご利用額・金利変動ルール等十分ご留意の上ご利用ください。
(詳しくは窓口にてご確認ください。)
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JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
◇為替業務
全国のJA・信連・農林中金の店舗を始め、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で
結び、当JAの窓口を通して全国のどこの金融機関へでも振込・送金や手形・小切手等の取立
が安全・確実・迅速にできます。
◇その他の業務及びサービス
当JAでは、コンピュータ・オンラインシステムを利用して、各種自動受取、各種自動支払
や事業主のみなさまのための給与振込サービス、自動集金サービスなど取り扱っています。
また、国債の窓口販売の取り扱い、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行、信用金庫などで
も現金引き出しのできるキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めています。
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JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
信用事業手数料一覧
■「JAバンク茨城のキャッシュコーナー」ご利用時間帯・ご利用手数料(1回当たり)
お
取
引
内
容
当JA・県内JAの
キャッシュカード
お
引
き
出
し
県外JAの
キャッシュカード
日
土・日・祝日
8:45~19:00
(無
料)
県内JAの
キャッシュカード
お
預
け
入
れ
平
8:45~17:00
(無
料)
県外JAの
キャッシュカード
■内国為替等の取扱手数料一覧(1件又は1通につき)
同一店内
当JA本支店
同一店内 系統金融機関あて
振
込
手
数
料
窓口
3万円未満
3万円以上
無 料
200円
無 料 400円
無 料
3万円未満
他金融機関あて
(文書扱い)
400円
600円
(電信扱い)
500円
700円
100円
200円
無 料 200円
400円
ATM
3万円以上
手
形
交
換
手
数
料
200円
交
換
代
手
手
数
料
400円
その他手数料
送金・振込の組戻料
600円
取立手形店頭呈示料
600円
(600円を超える取立経費を要する場合は実費)
取立手形組戻料
不渡手形返却料 国債保護預かり手数料
600円
600円
離島回金料
無
料金(年間)1口座
1,200円
通帳・証書等再発行手数料
料
1,000円
自己宛小切手発行手数料
500円
残高証明書発行手数料
500円
キャッシュカード再発行手数料
1,000円
その他各種証明書発行手数料
500円
注1)上記の各手数料には消費税が含まれておりません。
注2)地域農業や教育・福祉の発展に寄与する法人・団体等の場合、当JAの規程により上記金額の
免除又は軽減措置があります。
お振り込みの場合には、ATMをご利用いただくと手数料がお安くなっております。
20
20
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
■ご利用頂けるATMのご利用時間帯・ご利用手数料
JAバンクのキャッシュカードは,全国のJAバンクのCD・ATMのほか,JFマリンバンク,セブン銀行AT
M,ファミリーマート・ローソンなどのコンビニATM,ゆうちょ銀行ATM,三菱東京UFJ銀行ATM,I-
NET共同CD(提携による一定の時間帯の手数料無料化)や,都銀・地銀・信用金庫などの他金融機関のATM
でもご利用いただけます。
ご利用可能な時間,および手数料は標準的な金額を記載しています。提携先により異なる場合がありますので,
ご承知ください。
ご利用いただける
サービス
茨城県内の農協
お預入れ
(標準的な)
ご利用可能時間
ご利用手数料
(消費税込)
平日
(全国共通)
8:45~19:00
平日・土・日・祝日
土・日・祝日
お引出し
残高照会
茨城 236台(2013年9月末現在)
全国 12,109台(2013年3月末現在)
全国の漁協
お引出し
・・・・・・無料
(入金については一部のATM)
9:00~17:00
※残高照会も無料です
※1月1日~3日および5月3日~5日(日
曜除く)は,ご利用いただけません。(県
内ネットは一部稼働)
平日
(全国共通)
8:00~21:00
平日・土・日・祝日
土・日・祝日
・・・・・・無料
9:00~17:00
残高照会
※残高照会は無料です
※1月1日~3日および5月3日~5日(日
曜除く)は,ご利用いただけません。
401台(2013年3月末現在)
お預入れ
セブン-イレブン
イトーヨーカドー
平日
平 日の8:45~18:00
8:00~21:00
土曜日の9:00~14:00
土・日・祝日
お引出し
・・・・・・無料
9:00~17:00
上記以外
・・・・・・100円
18,123台(2013年3月末現在)
ファミリーマートなど
残高照会
※1月1日~3日および5月3日~5日(日
※残高照会は無料です
曜除く)は,ご利用いただけません。
お預入れ
平日
平 日の8:45~18:00
8:00~21:00
土曜日の9:00~14:00
土・日・祝日
・・・・・・無料(注)
お引出し
9:00~17:00
残高照会
・・・・・・100円(注)
※1月1日~3日および5月3日~5日(日
※残高照会は無料です
曜除く)は,ご利用いただけません。
上記以外
12,714台(2013年3月末現在)
お預入れ
ローソンATMネットワークス
平日
平 日の8:45~18:00
8:00~21:00
土曜日の9:00~14:00
土・日・祝日
お引出し
・・・・・・無料(注)
9:00~17:00
上記以外
・・・・・・100円(注)
残高照会
※1月1日~3日および5月3日~5日(日
※残高照会は無料です
曜除く)は,ご利用いただけません。
9,717台(2013年3月末現在)
平日
お預入れ
郵便局
平 日の8:00~18:00
8:00~21:00
・・・・・・無料
土・日・祝日
9:00~17:00
残高照会
※1月1日~3日および5月3日~5日(日 ※残高照会は無料です
曜除く)は,ご利用いただけません。
26,669台(2013年3月末現在)
お引出し
三菱東京UFJ銀行
上記以外
お引出し
・・・・・・100円
平日
平日の8:45~18:00
8:00~21:00
・・・・・・無料
土・日・祝日
残高照会
上記以外
9:00~17:00
・・・・・・100円
※1月1日~3日および5月3日~5日(日 ※残高照会は無料です
曜除く)は,ご利用いただけません。
8,290台(2013年3月末現在)
都市銀行,地方銀
信用金庫など
お引出し
平日
平 日の8:00~18:00
8:00~21:00
土曜日の9:00~14:00
土・日・祝日
・・・・・・100円
9:00~17:00
全国ネットサービス
MICS
(I-NET共同C
D)
残高照会
( I-NET ・・・・
上記以外
・・・・・・200円
※1月1日~3日および5月3日~5日(日
( I-NET
曜除く)は,ご利用いただけません。
・・・・105円 )
※残高照会は無料です
(注)上記の各手数料には消費税が含まれておりません。
上記ファミリーマート・ローソン等のコンビニATM(セブン銀行を除く)提携は,平成25年11月18日(月)から提携開始してお
ります。
提携後は,手数料無料の提携ATM台数が,全国約88,000台と業界トップクラスとなります。
( ※ 提携までは従来どおり,全国ネットサービスのご利用サービス・ご利用手数料での取引です。)
■「JAネットワークサービス」ご利用手数料及びサービス内容
◆サービス利用手数料無料となります。手数料はかかりません。
◆サービス内容
ご
残
高
照
会
利
用
内
容
事前に申し込みいただいたご利用口座のご照会時点の残高
がご照会いただけます。
入出金明細照会
事前に申し込みいただいたご利用口座の入金明細(最大
3ヶ月)がご照会いただけます。
振
事前に申し込みいただいたご利用口座から、当JAを含む全
国のJA本支店および他行の国内支店への振込(電信扱い)
がご利用いただけます。
込
◆振込手数料
振込先 同 一 店内 当JA本支店間・県内JA 県外JA 他金融機関
振込金額
1 万 円 未 満
無 料 100円
1 万 円 以 上
3 万 円 未 満
3 万 円 以 上
2 0 0 円 注)上記の各手数料には消費税等が含まれておりません。
22
21
200円 200円
300円
400円
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
事業のご案内(共済事業)
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆さまの生
命・家屋・財産を相互扶助によりトータルに保障しています。事業実施当初から生命保障と損
害保障の両方を実施しており、個人の日常生活のうえで必要とされるさまざまな保障・ニーズ
にお応えできます。
JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開しています。
◇当組合の主な取扱商品
種
終
類
身
内
共
済
容
と
特
色
一生涯の大切な家族や老後の万一保障を
確保できます。
予 定 利 率 変 動 型 年 金 共 済 ( 終 身 ) 一生涯にわたり年金を確保できます。
予 定 利 率 変 動 型 年 金 共 済 ( 定 期 ) つなぎ年金として老後の資金を確保できます。
将来の資金の準備を進めながら同時に万一の
保障を提供します。
退職金等の一時金を活用した資金形成ニーズに
一 時 払 養 老 生 命 共 済
応える商品です。
死亡のときに備えながら、長期資金確保・相続対策
一
時
払
終
身
共
済
ニーズに応える商品です。
養
老
介
一
こ
定
生
命
護
時
共
共
払
介
ど
期
生
済 要介護となったときの保障を一生涯保障します。
護
も
共
共
命
済
共
まとまった資金を活用して、一生涯にわたる介護保
障を備えることができます。
お子様の入学に必要な費用を準備しながら入院等の
済
保障を提供します。
済
済 お手ごろな掛金で一定期間の保障を提供します。
が
ん
共
済
がん・脳腫瘍に罹患した場合、その入院・死亡保障
提供します。
医
療
共
済
入院・手術を80歳終了まで、もしくは一生涯にわ
たって保障します。
健康に不安のある方も加入しやすい、中高齢者向け
の商品です。
災害によって負った死亡入院・通院に対して
済
保障します。
引 受 緩 和 型 定 期 医 療 共 済
傷
建
害
物
火
共
更
生
災
共
共
済
満期資金を準備しながら、火災・自然災害による
損害を保障します。
済 火災等による損害を保障します。
自
動
車
共
対人賠償、他人の財物を損壊させた損害(対物賠
済 償)、運転者自身の死傷、自分の車両の損害などの
自賠責共済では保障されない損害を保障します。
自
賠
責
共
済
自動車の運行により他人を傷つけ損害賠償責任を
負った場合の損害を保障します。
22
22
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
事業のご案内(購買事業)
購買事業は農業生産に必要な資材(肥料・農薬・資材等)と生活に必要な生活物資を計画的
に共同購入し、組合員・利用者・地域の皆様に幅広く優良商品を供給する事業です。
計画的な大量購入により、安い価格で仕入れ流通経費を節約し、組合員・利用者の皆さまに
「安く、安全で、質のよい品物」を供給することを目的としています。
事業のご案内(販売事業)
販売事業は、組合員農家の営農活動の成果である生産物を共同で販売する事業であり、より
高い農業収入をあげること目的にしています。
また、農家の生産した農畜産物をとりまとめ、首都圏をはじめとして共同販売を行い、消費
者の皆様へ安全で高品質・新鮮な農畜産物をお届けする事業です。
事業のご案内(指導事業)
営農指導事業は、JA事業の要の位置にあり、組合員が最も充実を期待している事業です。
この事業は、農産物の生産から販売までの作物別の技術指導、農業経営の指導、生産者組織の
育成、また地域農業の振興に関する指導等があります。JAの営農指導事業を一層充実強化す
ることが組合員から強く要望されております。
事業のご案内(利用事業)
利用事業は、農家組合員の高齢化と農繁期の労働力不足をカバーすることを目的に、農作業
受託事業の取り組みとライスセンターの利用拡大を行っております。
また、育苗センターにおいては、良質苗の供給と施設有効利用の拡大を進めています。
23
23
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
JAの概況・組織
沿革(あゆみ)
年
昭和22年
昭和36年
月
日
主
な
出
来
事
12月15日 農協法施行
8月10日 神栖村農業協同組合設立(軽野農協、息栖第一農協、息栖農協)
※後に神栖町農業協同組合に名称を変更
7月31日 波崎町農業協同組合設立
(矢田部農協、波崎町農協、須田農協、柳川新田農協、若松村農協)
昭和52年
2月1日 鹿島町農業協同組合設立(鹿島農協、波野農協、豊郷農協)
※昭和57年5月 常陸鹿島農業協同組合に名称を変更
神栖町農業協同組合設立(神栖町農協、息栖南部農協)
昭和60年
昭和61年
2月1日 常陸大野農業協同組合設立
6月12日 鹿南地域農協広域合併研究会設置
平成5年
10月1日 鹿南JA広域合併推進協議会設立 以下継続開催
平成6年
2月23日 合併予備契約調印式
3月27日
統一合併総会
(JA常陸大野、JA常陸鹿島、JA神栖町、JA波崎町)
4月11日 第1回設立委員会 以下継続開催
8月1日 しおさい農業協同組合設立 (JA常陸大野、JA常陸鹿島、JA神栖町)
11月4日 合併予備契約調印式(JAしおさい、JA波崎町) 11月26日 臨時総会(合併についての総会)
平成7年
3月26日 第1回通常総代会開催
5月1日 JA波崎町と合併
平成13年
平成14年
11月1日 食材宅配事業開始
1月9日 第1回支店・事業所再編プロジェクト 以下継続開催
10月28日 閉所式:西支店、波野支店、息栖事業所、波崎事業所
10月29日 閉所式:東支店、豊郷支店、柳川事業所
11月1日 開所式:大野支店、鹿嶋支店、神栖支店、波崎支店、まごころプラザ支店
開所式:しおさい営農経済センター、鹿嶋営農経済センター
平成15年
11月4日 新信用オンラインシステム「JASTEM」稼働
平成17年
3月31日 しおさい営農経済センターを閉鎖
4月1日 波崎営農経済センター、神栖営農経済センターを新設置
平成18年
平成19年
4月1日 JAしおさいのホームページを開設
2月20日 JAしおさい波崎青販部会:発足40周年40億達成記念式典
12月28日 JAしおさい青果物生産部会:新集出荷所地鎮祭
平成20年
7月26日 JAしおさい青果物生産部会:新集出荷場竣工式
12月7日 JAしおさい鹿嶋農産物直売所開所式
平成22年
平成23年
平成24年
7月1日 JAしおさい広報誌創刊
3月31日 東日本大震災による被害により、鹿嶋支店米穀倉庫解体
7月31日 鹿嶋支店倉庫竣工
9月27日 JA祭典しおさい神栖事務所、開所式
平成26年
12月1日 JAしおさい合併20周年記念誌発行
24
24
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
機 構 図
(平成27年5月1日現在)
監
事
会
内部監査室
常 勤 監 事
総
務
企
画
部
地区代表理事
組
合
員
人 事 企 画 課
総
務
課
金
融
課
共
済
課
大
野
支
店
鹿
嶋
支
店
神
栖
支
店
総 務 企 画 委 員 会
波
崎
支
店
金 融 共 済 委 員 会
まごころプラザ支店
総
代
会
理
事
会
代
表
理
事
組
合
長
代
表
理
事
専
務
金
常
融
務
共
理
済
事
部
審 査 課
営 農 経 済 委 員 会
営 農 経 済 課
営
農
経
営 農 販 売 課
済
債 権 回 収 特 別 委 員 会
波崎営農経済
センター
部
営農指導渉外課
外国人実習生支援課
神栖営農経済
センター
鹿嶋営農経済
センター
鹿嶋農産物直売所
25
25
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
役員構成
(平成27年5月1日現在)
役 職 名
氏 名
代 表 理 事 組 合 長野
代
表
理
事
理
専
口
務池
嘉
田
事渡
辺
役 職 名
德理
事 ( 非 常 勤 )鎌
勇理
事 ( 非 常 勤 )海
氏 名
形
老
清
澤
文
男
常
務
武理
事 ( 非 常 勤 )大
川
喜
美
理
事 ( 非 常 勤 )高
橋
克
美理
事 ( 非 常 勤 )八
本
啓
子
理
事 ( 非 常 勤 )田
沼
貴
久理
事 ( 非 常 勤 )出
津
丈
夫
理
事 ( 非 常 勤 )田
内
一
郎理
事 ( 非 常 勤 )浦
橋
武
理
事 ( 非 常 勤 )山
中
雅
典理
事 ( 非 常 勤 )谷
理
事 ( 非 常 勤 )坂
本
正
行理
事 ( 非 常 勤 )平
理
事 ( 非 常 勤 )藤
原
豊理
事 ( 非 常 勤 )吉
理
事 ( 非 常 勤 )東
峰
守理
事 ( 非 常 勤 )安
理
事 ( 非 常 勤 )高
橋
正
行理
事 ( 非 常 勤 )谷
理
事 ( 非 常 勤 )安
藤
昌
義理
事 ( 非 常 勤 )野
口
秀
信
理
事 ( 非 常 勤 )小
男代
表
監
事大
槻
勝
敏
理
事 ( 非 常 勤 )木
郎員
外
監
事今
井
稔
隆
理
事 ( 非 常 勤 )鈴
木
啓
之常
勤
監
事田
口
正
之
理
事 ( 非 常 勤 )藤
崎
正
弘監
事 ( 非 常 勤 )沼
田
一
男
関
之
内
三
健
治
組合員数
川
芳
勝
沼
き
よ
安
一
崎
重
田
雄
覚
川
貢
作
(平成27年1月31日現在)
(単位:人・団体)
資格区分
正組合員数
個 人
平成25年度
平成26年度
男 性
女 性
計
4,540
593
5,133
12
5,145
4,397
600
4,997
11
5,008
男 性
女 性
計
2,331
768
3,099
10
3,109
2,369
865
3,234
10
3,244
6,871
1,361
8,232
22
8,254
6,766
1,465
8,231
21
8,252
法 人
小 計
准組合員数
個 人
田
法人または団体
小 計
組合員総数
個 人
男 性
女 性
計
法人または団体
合 計
26
26
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
組合員組織の状況
(平成27年1月31日現在) (単位:人)
組
織
名
構成員数
大野生産部会連絡協議会
132
鹿島園芸生産部会
30
青果物生産部会
177
営農技術研究会
39
鹿嶋水稲部会
20
麦作部会
3
神栖花き部会
6
波崎青販部会
261
波崎メロン部会
15
波崎千両部会
17
波崎菊部会
8
波崎トマト部会
42
超早場米生産部会
30
JAしおさい年金友の会連絡協議会
2,978
JAしおさい波崎青年部
31
JAしおさい女性部
126
JAしおさい青果物生産部会女性部
150
鹿嶋ヘリ防除隊
8
JAしおさい鹿嶋農産物直売所出荷協力会
136
JAしおさい神栖市特別栽培米部会
21
JAしおさい青果物生産部会青年部
30
地区一覧
神
栖
市
、
鹿
(平成27年5月1日現在)
嶋
市
店舗等のご案内
(平成27年5月1日現在)
ATM
(現金自動化機
店舗及び事務所名
住
所
郵便番号
電 話 番 号
器)
0台
本 店
314-0148 神栖市深芝2752-5
(0299)93-5511
1台
大野支店
鹿嶋市大字浜津賀871-1
311-2203
(0299)69-0079
0台
鹿嶋支店
314-0036 鹿嶋市大字大船津2241
(0299)82-1615
1台
まごころプラザ支店
314-0033 鹿嶋市鉢形台2-3-7
(0299)83-2181
1台
神栖支店
314-0121 神栖市溝口4991-1
(0299)92-3881
波崎支店
314-0254 神栖市太田1888-47
(0479)48-0005
0台
波崎営農経済センター 314-0254 神栖市太田1888-47
(0479)48-7755
0台
神栖営農経済センター 314-0127 神栖市木崎2877
(0299)92-0508
0台
鹿嶋営農経済センター 311-2203 鹿嶋市大字浜津賀871-1 (0299)69-0080
0台
鹿嶋農産物直売所
314-0007 鹿嶋市神向寺111-3
(0299)90-8310
0台
ATM(現金自動化機器)
店舗外CD・ATM設置箇所
設置・稼働状況
須 田 共 撰 所 神栖市須田 2 0 7 7
1 台
特定信用事業代理業者の状況
該当ありません。(平成27年5月1日現在)
27
27
JAしおさい REPORT
JAしおさい REPORT
店舗等一覧
28
28
JAしおさい REPORT
役員等の報酬体系
役
員
(1)対象役員
開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象役員」は、理事及び
開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象役員」は、理事及び監事をい
監事をいいます。
います。
(2)役員報酬等の種類、支払総額及び支払方法について
役員に対する報酬等の種類は、基本報酬と退職慰労金の2種類で、平成26年度にお
役員に対する報酬等の種類は、基本報酬と退職慰労金の2種類で、平成26年度
ける対象役員に対する報酬等の支払総額は、次のとおりです。
における対象役員に対する報酬等の支払総額は、次のとおりです。
なお、基本報酬は毎月所定日に指定口座への振り込みの方法による現金支給のみであ
なお、基本報酬は毎月所定日に指定口座への振り込みの方法による現金支給のみ
り、退職慰労金は、その支給に関する総代会決議後、所定の手続きを経て、基本報酬に
であり、退職慰労金は、その支給に関する総代会決議後、所定の手続きを経て、基
準じた方法で支払っています。
本報酬に準じた方法で支払っています。
(単位:千円)
支給総額(注2)
基本報酬
退職慰労金
33,959
2,512
対象役員(注1)に対する報酬等
対象役員(注1)に対する報酬等
(注1)対象役員は、理事28名、監事4名です。
(注2)退職慰労金については、本年度に実際に支給した額ではなく、当期の費用とし
て認識される部分の金額(引当金への繰入額と支給額のうち当期の負担に属する金額)
て認識される部分の金額(引当金への繰入額と支給額のうち当期の負担に属する
によっています。
金額)によっています。
(3)対象役員の報酬等の決定等について
① 役員報酬(基本報酬)
①役員報酬(基本報酬)
役員報酬は、理事及び監事の別に各役員に支給する報酬総額の最高限度額を総代会に
役員報酬は、理事及び監事の別に各役員に支給する報酬総額の最高限度額を総
おいて決定し、その範囲内において、理事各人別の報酬額については理事会において決
代会において決定し、その範囲内において、理事各人別の報酬額については理事
定し、監事各人別の報酬額については監事の協議によって定めています。なお、業績連
会において決定し、監事各人別の報酬額については監事の協議によって定めてい
動型の報酬体系とはなっておりません。この場合の役員各人別の報酬額の決定にあたっ
ます。なお、業績連動型の報酬体系とはなっておりません。この場合の役員各人
ては、各人の役職・責務を勘案して決定しています。
別の報酬額の決定にあたっては、各人の役職・責務を勘案して決定しています。
② 役員退職慰労金
② 役員退職慰労金
役員退職慰労金については、役員報酬に役員在職年数に応じた係数を乗じて得た額を
役員退職慰労金については、役員報酬に役員在職年数に応じた係数を乗じて得
算定し、総代会で理事及び監事の別に各役員に支給する退職慰労金の総額の承認を受け
た額を算定し、総代会で理事及び監事の別に各役員に支給する退職慰労金の総額
た後、役員退職慰労金規程に基づき、理事については理事会、監事については監事の協
の承認を受けた後、役員退職慰労金規程に基づき、理事については理事会、監事
議によって各人別の支給額と支給時期・方法を決定し、その決定に基づき支給していま
については監事の協議によって各人別の支給額と支給時期・方法を決定し、その
す。なお、この役員退職慰労金の支給に備えて公正妥当なる会計慣行に即して引当金を
決定に基づき支給しています。なお、この役員退職慰労金の支給に備えて公正妥
計上しています。
当なる会計慣行に即して引当金を計上しています。
職
員
等
(1)対象職員等
開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象職員等」の範囲は、当JAの
開示の対象となる報酬告示に規定されている「対象職員等」の範囲は、当JA
職員であって、常勤役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受けるもののうち、
の職員であって、常勤役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受けるものの
当JAの業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。
うち、当JAの業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。
なお、平成26年度において、対象職員等に該当するものはおりませんでした。
なお、平成26年度において、対象職員等に該当するものはおりませんでした。
(注1)対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。
(注2)「同等額」は、平成26年度に当JAの常勤役員に支払った報酬額等の平均額
(注2)「同等額」は、平成26年度に当JAの常勤役員に支払った報酬額等
としております。
の平均額としております。
(注3)平成26年度において当JAの常勤役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等
(注3)平成26年度において当JAの常勤役員が受ける報酬等と同等額以上
を受ける者はおりませんでした。
の報酬等を受ける者はおりませんでした。
そ
の
他
当JAの対象役員及び対象職員等の報酬等の体系は、上記開示のとおり過度なリスク
テークを惹起するおそれのある要素はありません。したがって、報酬告示のうち、「対
象役員及び対象職員等の報酬等の体系とリスク管理の整合性並びに対象役員及び対象職
員等の報酬等と業績の連動に関する事項」その他「報酬等の体系に関し参考となるべき
事項」として、記載する内容はありません。
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JAしおさい REPORT
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