ホームタンクの転倒事故防止について

ホームタンクの転倒事故防止について
平成27年10月2日、最大瞬間風速27.8mを記録した北見市内において、490ℓホームタン
クが強風にあおられ転倒し、灯油が路上に流出するという事故が発生しました。ホームタ
ンクはコンクリート製の束石上に設置されていたのですが、固定はされていませんでし
た。流出した灯油は幸いにも雨水升に流入はしませんでしたが、市道のアスファルトを損
傷させてしまいました。ホームタンクの基底部がアンカーボルト等で固定されていれば、
防ぎ得た事故であります。設置から長期間経過すると地盤の凍結や弛みによって傾き等が
生じ、転倒しやすくなる可能性があります。今一度、固定方法について御確認をお願い致
します。
北見地区消防組合火災予防条例 第31条の4 指定数量の5分の1以上指定数量未満の危険物を貯蔵し、又は取扱うタンクの位置、
構造及び設備の技術上の基準
2(2)地震等により容易に転倒又は落下しないように設けること。
基底部が固定されておらず、ホームタン
クが傾いている。
転倒事故が発生する前に、基底部等の
固定を行いましょう。
こうなる前に!
消防署庶務課予防担当