こちら - 富山県

メッセージボードのご紹介
~資料館のメッセージボードにお寄せいただいたメッセージを紹介します~
■ 私は、高校生まで富山県で暮らしていましたが、現在までイタイイタイ病に関する対策が行われていたことは知りませんでした。
今日は、子供の学習に役立つと思い来館しましたが、改めて自然を守る大切さ、大変さを強く感じました。これからの時代を生き
る子供たちのために、災害や公害が起こったこと、また復興するまでのことを記録し、伝えていくことが大切だと思います。
■ イ病裁判が、公害訴訟としては異例の4年余という早さで結審したことに感動しました。経済的利益より何より、今苦しんでいる人
の救済を最優先とした、画期的な判決だったと思います。2013年現在、震災からの復興・原発事故罹災者への救済より、経済
優先の政策が進められつつあるように見えます。今一度、イ病訴訟のこころを思い起こしてほしいです。
■ 今は、あまりイタイイタイ病のことを知らない人は、たくさんいるけれど富山県民を苦しめたこの病気は、絶対に忘れてはいけない
と、そのことをイタイイタイ病資料館で思うことができました。
2016 年 1 月 30 更新