選考基準

選考基準
佐藤ゼミでは、自己 PR 用紙に基づく面接で選考いたします。そこで、皆様の参考になる
よう、大まかな選考基準について述べさせて頂きます。なお、自己 PR 用紙は、面接での話
のいわば「とっかかり」として皆様にご記入頂いております。ですので、自己 PR 用紙は、
難しく考えずに「ありのまま」にご記入頂ければ幸いです。
佐藤ゼミでは、これまでの刑法の理解の程度ではなく、佐藤ゼミで刑法を学んでみたいと
いう意欲を重視しております。ですので、刑法の知識の程度は問いません。もちろん、日吉
で一生懸命に刑法を勉強してきた方、刑法を勉強することが楽しいという方、法曹を目指し
て法律の勉強に熱心に取り組まれてきた方もお待ちしています。ですが、佐藤ゼミで楽しく
勉強したいと思って下さるのであれば、刑法の知識の量はどうでもいいことです。
また、自己 PR 用紙を一瞥して頂ければおわかり頂けるように、刑法以外の興味・関心に
ついても面接ではお聞きする予定です。ゼミでの議論では、これまで培ってきた自分の経験
が思わぬところで刑法の議論と関連を持つといったことがあります。たとえば、体感器を身
体に装着してパチスロ機を遊戯してメダルを不正取得する行為は窃盗罪にあたるかが問題
となった判例(H19・4・13 刑集 61・3・340)を扱った際には、ある時期パチスロに没頭
していたことのあるゼミ生がパチスロの仕組みを詳しく説明してくれたことで、皆の理解が
深まったということがありました。このように、ゼミでの議論では、ある特定の問題につい
て、それぞれに異なる興味・関心を持つゼミ生の皆さんがアプローチすることで「創造性」
のある議論が生まれます。面接の際には、刑法に限らず、皆さんの持つ興味・関心を是非お
聞かせください。なお、医療や情報化社会と刑法というテーマを扱いますので、刑法との関
連に関わらず、医療制度やインターネットに興味があるという方も歓迎します。
他にも、佐藤ゼミでゼミでの報告とは別に面白いこと・興味のあることをやってみたいと
いう方も歓迎しております。たとえば、過去には、弁護士の先生を呼んでの講演会をしたり、
他の刑事法系ゼミと合同ゼミをしたりしてきました。このようなイベントをやりたいという
方も大歓迎です。また、過去に課外活動などで活躍した実績のある人も積極的に採用したい
と考えておりますので、サークル等で成果を出してきた方も是非ご応募頂ければと思います。
色々と申し上げましたが、堅苦しく考える必要はありません!そう厳しい面接を予定して
おりません。これらに自分はあたらないなぁと思う方でも、佐藤ゼミで皆と楽しく、かつ、
仲良く勉強してみたいと思って下されば大丈夫です。
一緒に楽しく刑法を勉強してみませんか?皆様にお会いできるのを心より楽しみにして
おります。