平成 26 年 12 月 12 日 電気事業連合会 SL ガンマ線量率計算における測定体系の設定状況について (1)御回答では at 1m での検出感度が記されており、検出器位置での値については 0.971 を乗ずるとあり ます。SL での検出器位置は対象物表面から 0.985m ですので、検出感度としては 1m の場合よりも大き くなります。そこで、添付資料に示すような計算になると考えています。これで合っているでしょうか? 【ご回答】 過去に回答しておりました線量率計算に用いる換算係数につきましては、固化体中に含まれる核種 放射能量から固化体表面及び固化体表面から 1m 離れた場所でのガンマ線量率値を算出するため、コ ード計算により導出された係数となります。 一方、過去回答「なお、 」以降の記載の「ガンマ線量率測定においては、測定における検出器位置 を(at1m へ)補正するための係数(0.971)」につきましては、ガンマ線量率の実測定における検出 器位置補正のために測定室をモデル化したコード計算により導出された係数に関する説明となって おります。 (2)御回答頂いた記載によりますと、検出感度は計算コードで算出された、とあります。これは、SL で の測定室をモデル化した計算によって算出されたという理解で合っていますでしょうか? 【ご回答】 SL での導出過程においては、測定室はモデル化せず無限空間条件での計算により導出された結果 であることを SL より確認しております。 このような理解で合っているとしますと、御提示頂いた検出感度にはコンクリート壁等での散乱γ線 の影響も含んでいるということになります。このような理解で合っていますでしょうか? 【ご回答】 SL 回答より、計算値については散乱ガンマ線の影響は含んでいないものになります。 以上
© Copyright 2024 ExpyDoc