Q1:放射線を受けると子供が産めなくなったり、また、奇形児が産 まれ

Q 1 :放射線を受けると子供が産めなくなったり、また、奇形児が産
まれたりする心配はありませんか?
A :通常、放射線検査を受けただけで子供が
産めなくなるという心配は、全くありません。
私たちのように毎日放射線の取り扱いをしてい
る者でも、そのようなことは起こり得ません。
また、妊娠していない時期の放射線検査によ
り、奇形児の生まれる確率が増えることもあり
ません。しかし、妊娠初期(妊娠 8 週目まで)
では、放射線に対して胎児が非常に敏感な時期
ですので、特に急ぐ必要がない場合には、検査
は実施しない方が良いでしょう。
エックス線検査で使用される放射線量は非常
に少なく、胎児に障害の出る線量は、胸部撮影
で約 1000 回、腹部撮影では約 100 回の線量を
一度に受けなければ大丈夫です。
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