グランドフォークスだより

グランドフォークスだより
第 279 号
2015 年 7 月 12 日(日)~ 7 月 18 日(土)
先週末から
から今週
先週末
から今週いっぱいにかけて
今週いっぱいにかけて、
いっぱいにかけて、日本でも
日本でも天候
でも天候が
天候が不安定となり
不安定となり大雨
となり大雨や
大雨や台風
が来ている様
ている様ですが、
ですが、こちらでもサンダーストーム・ワーニング
こちらでもサンダーストーム・ワーニング及
ワーニング及びトルネー
ド・ワーニング
ド・ワーニングがひっきりなしに
ワーニングがひっきりなしに発令
がひっきりなしに発令されて
発令されて学生
されて学生の
学生の訓練も
訓練も順調に
順調に進まず、
まず、ひど
い時にはシェルター
にはシェルターの
シェルターの場所を
場所を確認し
確認したぐらいでした。
たぐらいでした。
それでは今回
それでは今回は
今回は日本でも
日本でも最近
でも最近は
最近は多発するようになりましたが
多発するようになりましたが本場
するようになりましたが本場のトルネード
本場のトルネード
(竜巻)
竜巻)についてレポートしてみたいと思
についてレポートしてみたいと思います。
います。
竜巻(
竜巻(たつまき、
たつまき、英語:
英語:tornado)
tornado)は、積乱雲の
積乱雲の下で地上から
地上から雲
から雲へと細長
へと細長く
細長く延
びる高速
びる高速な
高速な渦巻き
渦巻き状の上昇気流。
上昇気流。トルネードとも
トルネードとも呼
とも呼ばれる。
ばれる。ハリケーンや
ハリケーンや台風
と混同されやすいが
混同されやすいが、
されやすいが、それらとは全
それらとは全く異なる。
なる。
突風の
突風の一種で
一種で、規模が
規模が小さく寿命
さく寿命が
寿命が短い割に、猛烈な
猛烈な風を伴うのが特徴
うのが特徴。
特徴。地
上で強い竜巻が
竜巻が発生すると
発生すると、
すると、暴風によって
暴風によって森林
によって森林や
森林や建物などに
建物などに甚大
などに甚大な
甚大な被害をもた
被害をもた
らすことがあり、
らすことがあり、災害をもたらす
災害をもたらす典型的
をもたらす典型的な
典型的な気象現象
気象現象の
現象の一つとされている。
つとされている。
竜巻の
竜巻の水平規模は
水平規模は平均で
平均で直径数十
直径数十メートル
数十メートル、
メートル、大規模なものでは
大規模なものでは直径数百
なものでは直径数百メート
直径数百メート
ルから千
ルから千メートル以上
メートル以上に
以上に及ぶ。その中心部
その中心部では
中心部では猛烈
では猛烈な
猛烈な風が吹き、ときには鉄筋
ときには鉄筋
コンクリートや
コンクリートや鉄骨の
鉄骨の建物をも
建物をも一瞬
をも一瞬で
一瞬で崩壊させ
崩壊させ、
させ、大型の
大型の自動車なども
自動車なども空中
なども空中に
空中に巻
き上げてしまうことがある。
げてしまうことがある。1 ヶ所に停滞するものもあるが
停滞するものもあるが、
するものもあるが、多くは積乱雲
くは積乱雲と
積乱雲と
共に移動する
移動する。
する。その移動速度
その移動速度は
移動速度は様々で
様々で、まれに時速
まれに時速 100km/h
100km/h を超えることもあ
る。
竜巻は
竜巻は、台風・
台風・熱帯低気圧や
熱帯低気圧や温帯低気圧に
温帯低気圧に比べてはるかに局地
べてはるかに局地的
であるため、
局地的であるため、
気象観測施設上を
気象観測施設上を通過することが
通過することが希
することが希であり、
であり、中心の
中心の気圧を
気圧を実測した
実測した例
した例はほとん
どない。
どない。わずかな観測例
わずかな観測例から
観測例から、
から、中規模のもので
中規模のもので 950hPa
950hPa 程度と
程度と考えられる。
えられる。
なお、
なお、F4 規模(
規模(注 1)のトルネードでは、
のトルネードでは、2003 年アメリカ・
アメリカ・サウスダコタ州
サウスダコタ州
(私たちの隣
たちの隣の州)において 850hPa の観測報告があ
観測報告がある
がある
発生のメカニズムは
発生のメカニズムは多
のメカニズムは多くの場合
くの場合、
場合、スーパーセル(
スーパーセル(Supercell)
Supercell)または親雲
または親雲と
親雲と呼ば
れる発達
れる発達した
発達した積乱雲
した積乱雲や
積乱雲や積雲に
積雲に伴って生
って生じることが分
じることが分かっている。
かっている。なお後述
なお後述の
後述の通
り、スーパーセルを伴
スーパーセルを伴わない竜巻
わない竜巻の
竜巻の発生事例も
発生事例も少数ながら
少数ながら報告
ながら報告されている
報告されている。
されている。
スーパーセルの中心部
スーパーセルの中心部や
中心部や周辺部には
周辺部には、
には、上昇気流の
上昇気流の領域と
領域と下降気流の
下降気流の領域があ
領域があ
る。下降気流の
下降気流の領域では
領域では集中豪雨
集中豪雨が
が
降
っている。
っている
。
この雨
この
雨
は
、
大気中や
大気中
や地上で
地上で蒸
では集中豪雨
発する際
する際に大気から
大気から気化熱
から気化熱を
気化熱を奪い大気の
大気の下層を
下層を冷やすとともに、
やすとともに、自身の
自身の重さで
大気を
大気を押し下げて、
げて、下降気流を
下降気流を増強する
増強する働
する働きがある。
きがある。これにより下降気流
これにより下降気流が
下降気流が維
持されて、
されて、雨が尽きるまでしばらくの間
きるまでしばらくの間は降りつづける。
りつづける。豪雨に
豪雨に混ざって霰
ざって霰・
雹が降ったり、
ったり、豪雨の
豪雨の前後に
前後に激しい下降気流
しい下降気流に
下降気流に伴うダウンバースト(
うダウンバースト(down
burst、
burst、下降噴流とも
下降噴流とも呼
とも呼ぶ)が発生したりする
発生したりする。
したりする。
また、
また、竜巻の
竜巻の進行方向は
進行方向は、親雲の
親雲の移動方向に
移動方向に左右される
左右される部分
される部分が
部分が大きく、
きく、北半球
では北
では北~北東~
北東~東、南半球では
南半球では南
では南~南東~
南東~東の方向に
方向に移動する
移動する傾向
する傾向がある
傾向がある。
がある。た
だし、
だし、台風とは
台風とは異
とは異なり、
なり、大きく蛇行
きく蛇行したり
蛇行したり、
したり、規則性のない
規則性のない進路
のない進路をとる
進路をとる竜巻
をとる竜巻も
竜巻も多
い。
通常は
通常は親雲から
親雲から 1 個の竜巻が
竜巻が発生す
発生するだけであるが、
るだけであるが、時に発生要因が
発生要因が揃った状
った状
態が長く持続すると
持続すると、
すると、最初の
最初の竜巻が
竜巻が消滅した
消滅した後
した後に第 2 第 3 の竜巻が
竜巻が続けて出来
けて出来
ることもある。
ることもある。特にアメリカ大陸
アメリカ大陸ではこうした
大陸ではこうした連続発生
ではこうした連続発生がしばしば
連続発生がしばしば見
がしばしば見られ、
られ、6
個連続で
個連続で発生したこともある
発生したこともある。
したこともある。
竜巻の
竜巻の常襲地域であるアメリカ
常襲地域であるアメリカ中部
であるアメリカ中部・
中部・東部では
東部では、
では、各家庭や
各家庭や公共の
公共の建物に
建物に地下室
や竜巻避難用
竜巻避難用として
として堅固
堅固に
に
作
られた地下
られた
地下シェルター
シェルターが
が
普及していて
普及
していて、
難用として堅固
地下シェルター
していて、竜巻警報
が出たら地下室
たら地下室に
地下室に避難するという
避難するという対応
するという対応が
対応が市民に
市民に広く周知されている
周知されている。
されている。
(注 1)規模の
規模の指数で
指数で一般的に
一般的に、強風被害を
強風被害を定量的に
定量的に表す指標としては
指標としては最大風
としては最大風
速や最大瞬間風速が
最大瞬間風速が用いられる。
いられる。しかし、
しかし、竜巻の
竜巻の場合はその
場合はその指標
はその指標を
指標を観測してい
観測してい
る観測所を
観測所を通過する
通過する確率
する確率が
確率が非常に
非常に低く、主に被害から
被害から推定
から推定することしかできな
推定することしかできな
い。そのため、
そのため、いくつかの指標
いくつかの指標が
指標が考案されてきた
考案されてきた。
されてきた。現在では
現在では、
では、藤田スケール
藤田スケール
(F スケール)
スケール)が広く用いられている。
いられている。
藤田スケールとは
藤田スケールとは、
スケールとは、藤田哲也・
藤田哲也・シカゴ大学
シカゴ大学名誉教授
大学名誉教授が
名誉教授が 1971 年に提唱した
提唱した
FujitaFujita-Pearson Tornado Scale(
Scale(通称:
通称:F-Scale、
Scale、藤田スケールとも
藤田スケールとも)
スケールとも)が、竜巻の
竜巻の
規模を
規模を表す数値として
数値として国際的
国際的に
に
広
く
用
いられている。
いられている
。
ただし、
ただし
、
藤田スケールに
藤田
スケールに
として国際的
おける風速
おける風速に
風速に対応する
対応する想定被害
する想定被害と
想定被害と実際の
実際の被害とのズレが
被害とのズレが問題
とのズレが問題となったため
問題となったため、
となったため、ア
メリカではこれを改良
メリカではこれを改良した
改良した改良藤田
した改良藤田スケール
改良藤田スケール(
スケール(EFEF-Scale)
Scale)が 2007 年から使用
から使用
されている。
されている。(ウィキペディアの抜粋
ウィキペディアの抜粋)
抜粋)
操縦訓練状況
8-1 このクラスは
このクラスは大変纏
大変纏まっており
大変纏まっており、
まっており、数人が
数人が510(
510(JCAB CPL 課程)
課程)
に残っているだけで、
っているだけで、ほとんどが515
ほとんどが515(
515(JCAB IR 課程)
課程)に進んで
います。
います。(天候不良のため
天候不良のため先週
のため先週とほとんど
先週とほとんど変化
とほとんど変化なし
変化なし。)
なし。)
8-2 このクラスは進捗度
このクラスは進捗度の
進捗度の差が大きく出
きく出ており FAA 双発課程に
双発課程に進んでい
る学生もいれば
学生もいれば、
もいれば、約 2 ヶ月遅れで
月遅れで FAA 単発課程にとどまっている
単発課程にとどまっている学
にとどまっている学
生もいます。
もいます。この差
この差を何とか縮
とか縮めたいものです。
たいものです。
(天候不良のため
天候不良のため先週
のため先週とほとんど
先週とほとんど変化
とほとんど変化なし
変化なし。)
なし。)
9-1 数名を
数名を除き FAA 自家用課程の
自家用課程の終盤に
終盤に差し掛かっており、
かっており、このまま順
このまま順
調に FAA 事業用課程にすすんでもらいたいものです
事業用課程にすすんでもらいたいものです。
にすすんでもらいたいものです。
(天候不良のため
天候不良のため先週
のため先週とほとんど
先週とほとんど変化
とほとんど変化なし
変化なし。
なし。)
行事&その他
特にありません
ありません。
by山口治郎
by山口治郎