2015豪雨災害組合員情報 関東ダンプ協議会 2015年9月16日 2015年9月、東日本を襲った記録的な豪雨により被災された方々に心からお見舞い申し上げ ます。 現時点で把握している建交労関東ダンプ協議会組合員の被災状況について報告します。 【家屋全体床上浸水】栃木ダンプ支部瓦井昭夫さん(65歳) 栃木市に住む瓦井さん宅は、近くを流れる永野川が氾濫し家屋全体が約70㎝床上浸水する被害をうけました。 瓦井さんとご家族は、玄関付近が浸水した段階で危険を感じて避難し無事でした。 しかし、家財は浸水によりほぼ全滅、畳もすべて廃棄し住宅再建は極めて厳しい状態に。現在も近くの公民館での避 難生活を余儀なくされています。 9月13日、14日、組合員と一般ボランティアの混成チームは朝から泥出し、家財搬出などを行いました。 瓦井さんは昨年労災事故により重傷を負いました。まだ足に障害が残る状態ですが一緒に作業を行いました。 瓦井さんは「これからのことを考えると大変です。早く生活を立て直したい」と語っています。 泥出しに2日間で21人参加、しかしいまだ・・・。 家族の歴史がつまった家財も多くは廃棄処分に。 【収穫前の田んぼ冠水、農機具も被害】茨城ダンプ支部朝川剛さん(65歳) 支部書記長の朝川さんは、常総市で約6町歩の田んぼを所有する大規模農家でもあります。 常総市では鬼怒川堤防の決壊により甚大な被害が発生しました。朝川さんの自宅は床下浸水ですみましたが、少し離 れた場所にある米の乾燥機などを置いている作業小屋が90㎝近くまで床上浸水し、米、農機具なども被害を受けました。 また、稲刈り直前だった田んぼも冠水してしまいました。 「心底がっかりです。でもね、知り合いの80歳の旅館経営者に『命取られたわけじゃねえっぺ、また頑張れ』って 言われて、ほんとうにそうだなあと思って・・・」と話しています。 田んぼには漂着したゴミも。後ろは自衛隊派遣車両。 被害を受けた作業小屋。復興をめざします。
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