No.2 5月27日発行 5月26日(火)、星組2回目の農場体験へ行ってきました。先週20日(水)は親子遠足、今週29日(金)はホットケーキ作 りと、体験活動が豊かにある星組さん。暑い日差しにも負けず、よく歩き、五感を通したいろいろな体験をしてきました。 ①枝豆の畑・じゃがいもの畑の草ぬき 4月に植えた枝豆が随分大きくなっていました。枝豆の葉を手で触って小さな毛が生えていることを確かめたり、「先がと がっている葉が草よ。」と野菜レンジャーさんに教わったりしました。じゃがいもの畑は、土の中のじゃがいもが大きくなるよう に、茎の近くの草をがんばってぬきました。育てたじゃがいもを入れてカレーを作るのが、楽しみですね。 マルチがかけてある枝豆の畑。野菜レンジャー じゃがいもの畑の草とり。4 月とくらべると、葉 さんに、葉の形のちがいを教わっています。 がしげり、茎が太くなっていました。 ②もみまき 畑から木に囲まれた広場に移動して、「お米の赤ちゃん」(もみ)をまきました。野菜レンジャーさんが用意してくださ った青いたらいの周りにグループごとに集合。たらいの中で、容器に土を入れたり、もみを3粒ずつまいたり、土のおふ とんをかぶせたりしました。アシスタントの方々が、丁寧に声をかけてくださいました。発芽して稲の苗が育ってきたら、 幼稚園にある小さな田んぼにも稲の苗を植えていただく予定です。 まず、八分目ほど土を入れて、次に一つのお部屋 たらいの周りにグループごとに集合。グループの に 3 粒ずつもみをまき、それから土のおふとんを 友だちと声をかけあいながら活動しています。 かぶせます。 ③里山体験・キイチゴ摘み もみまきの後、冷たいぶどうジュースを飲んで、ちょっと休憩。パワーを充電して、里山に出発。園長先生も大学から 駆けつけてくださいました。牛さんの前を通って、ウグイスの鳴き声を聞きながら、山の中へ。 くわの実をとったりイノシシのほった穴に驚いたりしながら、山道を登っていきます。木々のつくる気持ちのよいトンネ ルの中は風も吹き、気持ちがよかったです。さあ、キイチゴのある場所へは、山道から林の中へ下って行かなければなり ません。一列になって、慎重に足を進めながら、キイチゴのある場所へ到着。 キイチゴは、茂った葉の中にぽつんぽつんとなっています。 そして、茎には小さなとげがついています。 小さな手をのばして、優しく実を手のひらの中に入れていました。 今日とったキイチゴは、「くさいちご」という種類だそうです。 し へ こ た 下 こ 。 っ か て ら い 林 き の ま 中 ④お弁当・キイチゴのジャム作り 大学会館前の広場でうれしいうれしいお弁当。お弁当を食べている間に、小さななべで、キイチゴを砂糖といっしょ に煮込みます。ぐつぐつしている様子がそばで見ていたくて、お弁当のシートをもって、おなべの近くにお引越ししてく る人たちもいました。 30 度近い暑さでしたが、木陰はいい気持ち きれいな色・甘い匂い・ぐつぐつする音 ⑤ビオトープ 広場でしばらく遊んで、出来上がったジャムは冷やしておいて、ビオトープに行きました。小川が流れています。 小川の中に入ったり、草に顔を近づけたりして、「どんな生き物がいるのかな」と探しました。見つけた生き物を 連れて帰りたい気持ちもあるけれど、「ここは自然に生き物が育つようにしてある場所だから・・・」最後に、ちゃんと 元の場所にもどしてあげることもできました。 ⑥クラッカーとキイチゴのジャム いよいよお楽しみの時間。「ジャムは苦手」と言っていたけれど、食べ てみたらおいしくて、何度も何度もおかわりをしている姿が見られまし た。甘い香り・プチプチとした触感・できたてのジャム は、今まで食べたことのないおいしさでした。 季節や自然の恵みを感じた一時となりました。
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