学校だより7月号

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大野田
武蔵野市立大野田小学校
平成26年度 №4 7月号
℡ 0422-51-0511
http://www.musashino-city.ed.jp/~gakkou007/
〈教育目標) ◎深く考える子 ○明るく思いやりのある子 ○強くたくましい子
困難を超えてこそ
副校長 小 野 勝 政
梅雨が明けると、照りつける太陽の日差しが痛く感じるようになります。人にとっては痛い日差しも作物に
とっては大切なものです。真上から降り注ぐ太陽の光によって、大きく、元気に育つことができるのです。そ
して秋にはたくさんの実を付け、私たちにも恵みを与えてくれます。しかし、実を付けるまでに育てるには、
夏の炎天に育つ雑草をこまめに抜かないといけません。この大変な労力があっての実りなのです。
子供たちの学校生活で考えてみると、難しい問題にぶつかったり人間関係で苦しんだりと、子供たちの世界
にも大変なことがたくさんあります。これらの困難を抜け出すには、やはり『こまめに』ということが必要に
なってきます。
例えば学習では、漢字や計算が思うように覚えられない・できないという場合は、たくさん練習することで
習熟ができるようになります。逆上がりができない場合は、コツを教わった後は、休み時間や放課後など自分
で時間を作って練習することでできるようになります。生活では、友達と意思の疎通ができなくて雰囲気が悪
くなった時は、言葉をいろいろ加えながら(時には大人が手伝って)絡まった糸をほどいていきます。
乗り越えるまでの苦労や努力は大変苦しいものですが、苦しいほど超えた時の喜びは大きいものです。この
喜びを味わうと、心が強くなり次に現れた困難に立ち向かう意欲が高まります。そのために周りの大人がする
べきことは、代わりにしてあげることでは決してありません。励まし、後押しをし、踏みとどまらせてあげる
ことではないでしょうか。大人は先に体験・経験しているので「可哀想だから」と、つい差し伸べる手が多く出
てしまうことがあります。一度立ち止まって、今は手を出す方が子供のためか、出さない方が子供のためかと
考えることが、本当に子供を心身ともに成長させることにつながるはずです。困難を超えた人は苦しさが分か
るので、他人に対しても優しくなります。心が強く優しい大人にしてあげるためにも、困難を超えられる支援
をしてあげましょう。
指定校について
武蔵野市は児童の安全を確保するために、指定校制をとっています。居住地によって教育委員会より通学すべ
き学校が指定されます。転居等で学区域外や武蔵野市外に移られた方は転校となります。教育委員会の承認によ
り、学区を越えて指定校変更や区域外就学ができる場合があります。武蔵野市は自由学区制や学校選択制ではな
いことをご理解の上、転居等を考えていただきますようお願いいたします。
7月行事予定
1日(火)保護者会2年・むらさき
2日(水)セカンドスクール終わり(5年)
3日(木)都学力向上を図るための調査(5年)
保護者会6年
4日(金)振替休業日5年
7日(月)委員会
8日(火)保護者会1・5年
10日(木)避難訓練
学校保健委員会
11日(金)四中交流会(むらさき)
14日(月)クラブ
17日(木)給食終わり
サマーコンサート(5時間授業)
18日(金)大掃除(2校時)
1学期終業式
21日(月)海の日
夏季休業日始め
22日(火)夏季プール始め(~8/4まで前半)
31日(木)ジャンボリー始め(~8/2)