看護倫理

授 業 科 目 名
学科
(科目区分)
看護倫理
看護学科
(専門科目)
担
当 教 員
職・氏名
准教授・寺島
美紀子
必修・選
択の別
学年
開講
時期
単位
数
先修条件
指定科目
科目等
履修生
必修
1
後期
1
非該当
可
授業概要
倫理や看護倫理の概念、医療における倫理原則、患者の権利擁護の歴史などを講義し、看護倫理の重要性を
教授する。また高度化、複雑化する医療の現場で看護職が直面する倫理的諸問題の実例から、看護専門職の
ジレンマ、患者の権利擁護のための意思決定、倫理的感受性の重要性等について、グループ討議を交えなが
ら教授する。
さらに学生が自己を知る手がかりを得られるように授業を展開する。
一般目標
1.生命における倫理や看護倫理について理解する。
2.患者の権利擁護の歴史から、看護倫理の重要性を理解する。
3.看護職者が直面する倫理的問題を解決するための考え方を理解する。
4.自己を振り返ることから、看護職者として必要な倫理観を養う。
到達目標
1.生命や人権の尊重と倫理の関係及び看護倫理の関係が説明できる。
2.患者の権利擁護の動き及び医療での倫理の重要性が説明できる。
3.看護職者が直面する倫理的問題と解決するための考え方を説明できる。
4.国際看護師協会及び日本看護協会の倫理綱領の条文の意味を説明できる。
5.看護職として必要な倫理及び倫理的感受性を養うためにすべきことが説明できる。
授業計画
回
日付
授業項目・学習課題
1
2
3
4
5
6
7
27. 9.28(月)2
27.10. 5(月)2
27.10.19(月)2
27.10.26(月)2
27.11. 2(月)2
27.11. 9(月)2
27.11.16(月)2
授業ガイダンス・倫理の理解
生命と倫理、看護倫理の理解
看護の場面での倫理的問題①
患者の権利を守る動きと倫理
看護の場面での倫理的問題②
看護の場面での倫理的問題③
看護の場面での倫理的問題④
8
27.12. 7(月)2
看護倫理
まとめ
学習内容・学習方法
授業ガイダンス、倫理とは
医療における倫理原則と看護倫理
看護者の倫理綱領 解説
患者の権利擁護の歴史と倫理
看護者が直面する倫理的問題と
解決するための考え方
(課題提出や演習を含む)
看護倫理のまとめと倫理的感受性
について
授業外学習
など
担当
寺島
医療や生命倫
理に関する新
聞記事等の収
集と精読
DVD 視聴
レポート課題
修得していなければな
らない一定の他の科目
なし
成 績 評 価 方 針
評価方法および基準
・授業内テスト:60% 基本的事項の理解度で評価します。
・課題レポート: 20% 自己の考えが論理的に述べられているかで評価します。
・グループワーク:20% 積極性と発表のわかりやすさで評価します。
教
参
【教科書】小西恵美子編集;看護倫理 改訂第 2 版,南江堂,2014.
【参考書】
・宮脇美保子著;身近な事例で学ぶ看護倫理,中央法規,2008.
日本看護協会編;看護者の基本的責務-基本法と倫理-,日本看護協会出版会,
2003.
・岡崎寿美子・小島恭子編集;ケアの質を高める看護倫理 ジレンマを解決するた
めに,医歯薬出版株式会社,2009.
・その他、授業で随時紹介します。
科
考
図
書
書
履 修 上 の 注 意
看護倫理は看護者にとって必要不可欠な知識です。生命倫理学や哲学など人間の存在を考える
科目を選択履修しておく、または倫理に関連する新聞記事等を読み、考えることが望ましいで
す。
学
メ
倫理性は人間の生活の中で常に問われます。専門職業人として看護職に求められる倫理につい
て、一緒に考えていきましょう。
生
へ
ッ セ ー
の
ジ
e - m a i l ・ 研 究 室
( 連 絡 先 )
[email protected]
10 番研究室