生命・看護倫理

科目名
生命・看護倫理
必修科目
科目コード
105
科目責任者
医学部看護学科 教授 中嶋 カツヱ
1 年次
2 学期
講義・演習
1 単位
教育目標
1)看護職者の職業倫理を理解し、看護職者が果たす倫理的責務について理解する。
2)看護者に必要な基本的態度と姿勢について考え、倫理的な感性を発展させる能力を身につける。
教育目標
到達目標
達成目標
1)看護実践における看護倫理とその必要性を説明できる。
2)生命倫理・看護倫理の歴史的な歩みについて説明できる。
3)専門職として看護職者にどのようなことが求められているかを考え、意見を述べることができる。
4)看護職者の倫理的責任と社会的(法的)責任について説明できる。
5)様々な看護活動における倫理的課題について考え、意見を述べることができる。
6)倫理的問題に対してどのようなアプローチ法があるかを説明することができる。
第1回
Introduction
倫理とは何か
中嶋【講義】
第2回
生命倫理・看護倫理の歴史的背景
中嶋【講義】
第3回
倫理原則
中嶋【講義】
第4回
倫理的責任と社会的(法的)責任
中嶋【講義】
第 5~7 回 看護者の職業倫理-看護者の倫理綱領(患者の人権と専門職としての規範)- 中嶋【講義】
人間としての尊厳の尊重、平等な看護の提供、信頼関係に基づく看護の提供、
授業計画
知る権利・自己決定の尊重・擁護、守秘義務・個人情報の保護、不適切な判断や
行為からの保護・安全の確保 インフォームドコンセント
第 8~9 回 様々な看護活動における倫理的課題
第 10~12 回 倫理的問題へのアプローチ
テキスト
中嶋【講義】
中嶋【講義・演習】
第 13 回 看護研究と倫理
中嶋【講義】
第 14 回 薬害問題と倫理
中嶋【講義】
第 15 回 まとめ
中嶋【講義】
小西恵美子編:看護倫理(改訂第 2 版) よい看護・よい看護師への道しるべ,
南江堂, 2014
フライ ST,ジョンストン MJ(2006)/片田範子,山本あい子訳:看護実践の倫理 第 3 版,日本看護協会出
版会,2010
参考書
アン・J・デーヴィス監修,見藤隆子他編:看護倫理 理論・実践・研究,日本看護協会出版会,2002
杉谷藤子・川合政恵:
『看護者の倫理綱領』で読み解くベッドサイドの看護倫理事例 30,日本看護協
会出版会,2007
盛永審一郎・長島隆編:看護学生のための医療倫理,丸善出版,2012
評価方法
筆記試験 80%
レポート評価 10%
出席状況・授業中のプレゼンテーション 10%
準備学習(予
1)授業開始前に使用テキストをひと通り概観しておいてください。
習・復習等)
2)毎回の授業時間内に次回授業への準備学習の課題を提示します。