石高通信 1月号 - 宮城県石巻高等学校

石
高
通
信
平成27年1月号(8号)
宮城県石巻高等学校
「新春雑感」
校長
小玉
卓夫
新年明けましておめでとうございます。
「石高通信」は、昨年6月から発行し今回で8号目となります。その月、その月のトピ
ックを中心に、学校の近況を伝えてまいりました。従来、夏季休業前と年度末に集中して
いた学校の情報を、できるだけ間を置かずお伝えしようというのが、その趣旨であります。
昨年、本校では2度の中学校訪問(校長が7~8月、主幹・主任・部長等が11~12
月)を実施しました。その際も、思いの外本校の教育活動が地域に知られていないことが
判明しました。
「地区進学拠点校」、
「文武両道」といった伝統的イメージが圧倒的に強く、
他の活動や実績については、殆ど情報が入っておりませんでした。今年もそうした広報不
足を補うためにも、この「石高通信」を継続いたします。
さて、昨年は従来の教育活動に加え、10月に創立90周年記念式典が挙行され、大き
な節目の年となりました。通常の10年刻みの記念式典とは異なり、この10年の大きな
変化を改めて振り返り、その意味を深く捉え直す機会となったことは間違いありません。
それは、徐々に変化してきた石高の新たな方向性を考える機会でもありました。男女共学、
全県一学区制、新入試制度等、否応なく押し寄せてきた波に、どう対応していくのかを問
われているものであります。今後、この最大の課題に、我々は鋭意取り組んで行かなけれ
ばなりません。
この1月号がお手元に届く頃には、センター試験は終了し、国公立二次出願の時期と思
われます。進学を主とする高校にとっては、1月は実に慌ただしいものです。年明け早々
のセンターリハーサル、私立大出願、センター試験、センター自己採点、データ分析、二
次出願相談、二次出願と追われる日々です。その間にも、センター及び二次対応、私立大
対応の学習指導と、なかなか厳しいものがあります。例年の如く、先生方の熱心な指導は
続きますが、保護者の皆さまには、お子さまの健康管理よろしくお願いします。
また、1、2年生の諸君には、終業式に引き続き始業式において、この時期が次年度に
向けて極めて重要であることを述べました。高校入試の関係で、授業が途切れ途切れにな
り、ともすれば安易な学習・生活状況に流れる傾向があります。学年の総仕上げ、そして
次学年への助走としての学習が肝要です。
今冬は寒さの到来が早く、また不順でもあります。インフルエンザの大流行も懸念され
ています。心身の健康に留意し、良き新年のスタートを切れればと念じております。本年
も本校教育活動への温かい御理解と御支援をお願い申し上げ、新年の挨拶といたします。
先輩からの言葉!(第7回鰐陵塾)
本校では,各界で活躍しておられ
る OB の方からお話をいただく「鰐
陵塾」というものがあります。今年
度の「鰐陵塾」では,去る1月16
日(金)に,東北大学金属材料研究
所の千葉晶彦教授(第48回生,渡
波中)より「金属材料の研究は面白
い-金属用3 D プリンターの研究開
発にまつわる話」という演題で講演
をしていただきました。千葉先生は,
ご自分の高校生時代の思い出やコバ
ルト合金で作る人工関節の話,若い
ときはチャレンジ精神を持って何事
にも当たることの大切さ等を後輩の
皆さんに力説していました。生徒達
は滅多に聞くことのできない貴重な
お話をいただき,感銘を受けました。
祝
優秀教職員表彰!
本校の今野敦子教諭(英語科)は,平成26年度文部科学大臣優秀
教職員表彰を受賞し,去る1月19日(月)に東京で文部科学大臣よ
り表彰状をいただきました。
本校の英語科は,日々の授業展開の工夫はもちろん,文化祭で英語
パフォーマンス「ライオンキング」の上演をするなど,生徒の英語力
を高めるために様々な取組をしています。
おめでとうございます!
新聞部
第1回宮城県高等学校新聞コンクール
最優秀賞
第38回全国高等学校総合文化祭(滋賀大会)参加決定