授業科目名(英文名) 自然と情報の数理(Mathematical Principles inNatural Sciences and Intelligence) 担 当 教 員 ( 所 属 ) 池田 榮雄(理学部) 対 象 所 属 1年(人文)、 1年(発達)、 1年(経済)、 1年(理,工) 授 業 科 目 区 分 教養教育科目 教養科目 単 位 数 2単位 ■連絡先(研究室、電話番号、電子メールなど) 開講学期・曜限 対 象 学 年 授 業 種 別 時間割コード 後期・火曜5限 1年 講義科目 102272 ■教育目標 ■オフィスアワー(自由質問時間) ■リアルタイム・アドバイス:更新日 ■授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標) 本講義のねらいは、文系の学部に属する学生が、大学初年級の基本的な数学に関する事項を理解することにある。高校ま での数学のカリキュラムは、数学的な考え方というよりは、計算の仕方に重点が置かれている。本講義では、高校までの 数学との接続も考慮しながら、「集合と写像」「論理の基礎」などの数学の考え方の基礎、微分積分学の初歩、確率統計 の基本事項などを学習する。 数学の学習において最も大切なことは、「自分自身で考え、自分自身の意思で取り組む姿勢」である。漫然と講義を聴く だけでは、決して数学は身に付かない。自ら積極的に取り組むことが大切である。そこで本講義では、各事項の解説だけ ではなく、それらに関する問題演習の時間を設ける。 本講義で取り上げる事項は、決して難解過ぎるようなものではなく、大学生であれば(文系の学生であっても)充分理解 できるものである。高校までの数学に、苦手意識を持っている人は、なおさら受講していただきたい。 ■達成目標 本講義では、下記の各項目を達成目標とする: (i) 集合と写像、論理など基礎的な概念を理解する。 (ii) 数列と極限、微分積分法の初歩を理解し、計算できる。 (iii) 確率・統計の初歩を理解し、統計量の計算できる。 ■授業計画(授業の形式、スケジュール等) 次の計画に基づき、授業を進める。 第1回 集合 第2回 写像(その1) 第3回 写像(その2) 第4回 論理と演算(その1) 第5回 論理と演算(その2) 第6回 1回~5回までのまとめの問題演習 第7回 数列と極限 第8回 初等関数 第9回 微分積分法 第10回 微分積分法の補足と7回~9回までのまとめの問 題演習 第11回 確率・統計(その1) 第12回 確率・統計(その2) 第13回 確率・統計(その3) 第14回 確率・統計(その4) 第15回11回から14回までのまとめの問題演習 ■キーワード 集合、命題、写像、数列、極限、確率・統計 ■履修上の注意 本講義は、人文学部,経済学部の学生の受講を前提にした講義であり、理学部・工学部などの理系の学部の学生は、本講 義内容のほとんどを理解してるはずである。従って、理学部・工学部の学生が受講した場合は、他の学部の学生とは別の 方法で成績評価を行う。理学部・工学部の学部の学生が受講する場合、簡単に単位の取れる講義ではないことを充分承知 した上で受講すること。 ■教科書・参考書等 教科書:藤田岳彦・石村直之・藤岡敦共著 Primary 大学ノート「基礎数学」(実教出版) ISBN 987-4-407-31080-1 ■成績評価の方法 演習問題の解答状況、適宜課されるレポートの提出状況、及び、期末試験の成績を総合して評価する。具体的な評価方法 は、必要に応じ講義の中で述べる。 ■関連科目 ■リンク先URL ■備考 富山大学 ①-21
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