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『でらでら台湾』
1970年代に、今池の台湾料理店
などがのる台 湾ラーメンでしょう 。
え ば 、ピリ 辛のミンチやニラ
古 屋のご 当 地ラ ーメンとい
店 名 を 冠していることからもお
湾ラーメンであると断言できます。
明らかに一線を画した進化形の台
らでら台湾﹂
は、従来のメニューとは
ンに伴ってメニューに加 えられた﹁で
かし、今年3月のリニューアルオープ
です 。今では、市 内の中 華 料 理 店の
もに麺の上にのる自家製の辛味噌。
大の特 徴は、
モヤシやニラなどとと
店の本気度が伝わってきますが、最
たんつーめん
ピリ辛にアレンジしたのがはじまり
﹃味仙﹄
のご主人が台南の担仔麺を
約7割が台湾ラーメンを出すといわ
少 し ずつスープに溶 かし ながら 食
べると、ただでさ え 辛いスープがさ
事で 台 湾ラーメンを 食べ歩いてわ
かったので す が 、都 心 部 には 台 湾
らに辛 く な り ま す 。食べ終 わる頃
れています。
ところが、
ある雑誌の仕
ラーメンの専門店が意外と少ないの
には、一口目とはまったく 違 う 味に
7 月 、大 須の本 町 通 り 沿いにオー
辛味噌に負けない、鶏ガラと豚骨の
その奥にほのかな甘みを感じるのは、
変 化しま す 。かなり 辛いのですが、
です。
プンし た﹃ 大 須 で らで ら 軒 本 店 ﹄
名古屋の食をテーマに雑誌
『おとなの
週末』
( 講談社)
や『STORY』
(光
文社)
などの取材・撮影を担当。
食の
イベント
『一宮モーニング博覧会』
も
手がける。
URL:http://hp.nagoya-cci.or.jp/
shuzaiya/
旨みを凝縮したスープがベースにあ
永谷 正樹
るからです 。辛 味 噌 を 使ったラーメ
フードライター&
カメラマン
です。
ここは守山区にある台湾ラー
前津通
大津通
門前町
通
門前町
通
上前津駅
伏見通
筆者Prof ile
メンの 名 店﹃ 江 楽 ﹄がプロデュース
T E L 052-201-8288
ンは、
濃厚な味を好む名古屋の新定
17:00∼23:00
(22:30L.O.)
営業時間 11:00∼15:00、
※土・日・祝は11:00∼23:00
(22:30L.O.)
定休日 月(祝の場合は営業、翌火休)
し た 店 で 、ベーシックな﹁ 台 湾 らー
住 所 中区大須 2-31-15
番になること間違いありません。
大須 でらでら軒本店
めん﹂
のレシピは本店と同じです。
し
大須 でらでら軒本店
仁王門
通り
地下鉄名
城線
大須
地下鉄鶴舞
線
March / April 2015
13
名
そ んな な か 見つけ たのが 、昨 年
辛味噌のベースは名古屋の人に馴染み深い赤味噌。
たっぷりのミンチと数種類の唐辛子を合わせてある。
麺は濃厚なスープによく合う平打ち麺を使用。880円(税込み)。
台湾ラーメン + 辛味噌は名古屋の新定番!
写真 : 永谷正樹