平成26年11⽉発⾏集中ケア認定看護師大山認定看護師たより第11 認定看護師たより第11号 11号報道CNステーション CN：Certified Nurse（認定看護師）特集：特集：NPPVについて NPPVについて、について、装着時の装着時の注意点 NPPVマスクには種類があり、鼻マスク・フェイス・フルフェイス・トータルフェイスマスクがあります。当院では、フェイスマスクを使用する場合が多いのが現状です。フェイスマスクの特徴として ①換気の確実性が高い。 ②口からのリークは問題とならない。 ③誤嚥のリスクがある。 ④圧迫感がある。以上の4点があります。当院のNPPV使用状況 2011：31件 2012：69件 2013：39件 2014（10月31日現在）18件さて、マスクを装着する上で重要になるのが、マスクフィッティングです。マスクのサイズにはL・M・Sとあり、鼻柱の高さや顔の大きさに応じたマスクを選択します。るい痩のある患者さんや胃管を挿入している患者さんでは、頬からのリークが多いため、ガーゼを挟みこんだりしてリークを減らしていきます。また、入れ歯を入れたほうがリークが減少することもあります。 ★マスクフィッティングで困ったときは御相談ください、胃管を通すことができるマスクや左図のようなチューブパッドもありますマスクフィッティングがよければ、意図としないリークは減少し、効率のよい換気補助ができます。理想エアーリーク量 30L/min前後を目標 30L/min前後を目標装着する際はヘッドギアのストラップはきつくしめすぎず、ゆるすぎず。もう一つの注意点として潰瘍形成があります。マスクによる過度な皮膚の圧迫で頬や鼻根部に潰瘍ができる事があります。 20～発生率として20 20～35％ 35％といわれています最近では「医療関連機器圧迫創傷医療関連機器圧迫創傷」といいます医療関連機器圧迫創傷本年度の急性期看護学術集会で、皮膚摩擦を避ける方法として「油性保湿性油性保湿性クリーム油性保湿性クリーム（クリーム（TENAバリケアクリーム TENAバリケアクリーム）バリケアクリーム）ワセリンが効ワセリン果的であった」と発表があります。