西予市平成27年度予算編成ガイドライン(ポイント) 1/2 予算編成・執行の課題 ・平成18年度に導入した行政評価システムは、財政圧縮を図る上では一定の効果 ・しかし、施策枠予算に収まらず、シーリングのない事業区分に移行する事業が年々増加 ・加えて、補正予算も一般財源における歳出の増加要因 ・現時点で、平成27年度には見込みベースで一般財源約11億円の収支の差が発生 ・一本算定替えの影響で、平成28年度以降、楽観視しても、平成31年まで段階的に交付税交付金が約10億円削減さ れると予想され、基金が多少あるものの、人口減少を加味すると一層厳しい状況に(次頁参照) ・また、事業を廃止できず、各事業が小型化、効果も縮小。 ・この場合、新たな事業が発生するたびに、業務量が増加。しかも、年々増加傾向 ・さらに、職員数の減少により、一人当たりの業務内容及び量が増加し、事業効率が悪化 持続可能な財政とするため、平成27年度の予算編成は従来方式から見直す必要 平成27年度方針 ・平成27年度は、人件費、公債費を除き、やむを得ずシーリングを設定 ・平成27年度当初予算における一般財源歳出総額シーリング゙は約179億3千万、基金取崩は約8億3千万に設定 ・施策枠別予算調整会議を廃止。部長級又は部長級同士による調整へ移行 ・部長級による調整不能の場合に備え、一定の算出方式により、財政当局調整案の提示 ・財政当局調整案では、調整困難である案件を市長と復活折衝(限度あり) ・平成27年度の補正予算は、要求案件を限定、かつ、総額を設定し、厳格に運用 ・平成28年度以降、シーリングと基金取崩を段階的に一層圧縮 ・平成27年度を改革準備期間とし、行財政改革加速化プログラムにより改革断行 平成27年度一般財源の予算見込み H27歳出成行見込 歳出成行見込み 歳出成行見込み 約182億円 - H27歳入見込 歳入見込み 歳入見込み 約171億円 2/2 = 約11億円 (=基金 (=基金( 基金(貯金) 貯金)の取崩) 取崩) 現状のまま進んだ場合の基金残高(市の貯金)の推移見込み 単位 億円 122 財政調整基金 120 減債基金 その他 110 101 91 100 80 80 74 72 60 40 68 73 55 73 72 16 68 11億円 16 16 32 21 平成26年 平成27年 20 0 13 16 2 8 0 平成28年 平成29年 平成30年 平成31年 ※ 愛媛新聞本年11月の普通交付税一本算定替えに係る記事を基に作成 55 平成32年
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