東アジア地域協力の新地平:複合リスクを如何に

2015年11月6日
関 係 各 位
グローバル・フォーラム代表世話人
日本国際フォーラム理事長
伊藤 憲一
日・東アジア対話
「東アジア地域協力の新地平:複合リスクを如何に乗り越えるか」のご案内
グローバル・フォーラムは、日本と世界の各国、各地域の間で、相互理解と合意形成に寄与することを目的とし
て政策思考の「対話」(Dialogue)を実施しています。そのような活動の一環として、このたび当フォーラムは、
シンガポール国立大学東アジア研究所、インドネシア大学国際関係学部および日本国際フォーラムとの4者共催に
より、2015年12月10日(木)に東京で日・東アジア対話「東アジア地域協力の新地平:複合リスクを如何
に乗り越えるか」を開催することになりましたので、ご出席をご案内申し上げます。
東アジアでは、急速な経済成長が進むとともに域内の相互依存関係が深化し、地域の一体化ともいうべき趨勢が
顕著にみられます。しかし、そのような一体化は、さまざまな積極的な側面とともに、感染症、少子高齢化、都市
と農村の格差拡大、自然災害の頻発、さらにはテロや地域紛争などといった否定的な側面も地域全体に波及させつ
つあります。地域の発展を阻むこれらのリスクは、相互に連動して、二次的、三次的な複合リスクをもたらすに至
っております。東アジアの持続可能な発展のためには、域内諸国が一丸となって、リスクマネジメントとしての地
域協力を進め、これらの複合リスクに取り組むことが喫緊の課題といえます。
このような問題意識から、グローバル・フォーラムおよび日本国際フォーラムは、ASEAN+3各国より各種
リスクの専門家を東京に招き、伊藤剛グローバル・フォーラム有識者世話人、添谷芳秀慶應義塾大学教授他の日本
側の専門家との間で、東アジアが抱える複合リスクを如何に乗り越えるべきかについて、意見交換を行います。
セッション1では、「東アジアが直面する複合リスクの現状と課題」と題し、東アジアにおける感染症、人口動
態、都市化、災害などのリスクが、複合的にどのような影響をもたらしうるかについて、またセッション2では「東
アジアに求められるリスクマネジメント型地域協力の増進」と題し、複合リスク対処のための東アジア地域協力の
あり方について検討します。
この「対話」は、出席者全員が円卓形式によりパネリストに伍して自由に討論することを原則としておりますが、
専ら聴衆として参加されることも構いません。なお、当日は日英の同時通訳が入りますので、申し添えます。
つきましては、ご出席をご希望の方は、12月9日(水)正午までに、下記フォームより①お名前、②ご所属、
③お肩書き、④ご連絡先(①、②、③については日英両語で)など、必要事項をご記入の上、事務局宛にご応募く
ださい。なお、会場収容能力を超える応募がある場合には、先着順で締め切らせて頂くこともあり得ますので、予
めご了承ください。
記
日・東アジア対話「東アジア地域協力の新地平:複合リスクを如何に乗り越えるか」
(別添:プログラム参照)
1.日
2.場
時:2015年12月10日(木)13:00-17:30
所:ザ・プリンス パークタワー東京「コンベンション ホールG」
(東京都港区芝公園4−8−1)
参加ご希望の方はこちらからお申込みください
■連絡先:グローバル・フォーラム事務局(港区赤坂 2-17-12-1301、TEL:03-3584-2190)