移動間仕切金具 FDP40V 施工説明書 フラットパーティション 縦列収納仕様 このたびは、弊社製品を採用いただき、ありがとうございます。 作業前に本書をよくお読みのうえ、正しく取り付けを行ってください。 ■本製品について 本製品は、一般住宅室内向けの可動間仕切り用部品セットです。 パネルを 90°回転させて片側の壁に寄せて収納できます。 上吊り式であるため、下レールが不要です。専用設計のロ―ラーにより、なめらかな動きが得られます。 パネル3枚+開き扉1枚 右収納仕様 間仕切状態 収納状態 収納パネル3 (SP3) 収納パネル1 (SP1) 収納パネル2 (SP2) 収納パネル3 (SP3) ※開き扉のヒンジやラッチなどの 取付施工に関しては、別途、各 製品添付の取付説明書に従っ てください。 ■仕様 パネル幅 パネル高さ パネル厚 700 ∼ 900mm 2500mm 以下 34 ∼ 40mm パネル質量 (1 枚当り) 40kg 以下 パネル上下調節範囲 上方向 0mm、下方向 7mm ※ 開き扉の扉仕様については、使用するヒンジなどの指定仕様にあわせてください。 1 ■施工される方へ 記号は警告・注意を促す内容があることを告げるものです。 記号はしてはいけない(禁止行為)であることを告げるものです。 記号は、必ず従っていただく内容(強制、指示)があることを告げるものです。 警告 この注意事項を守らないと、思わぬけが、周辺の家財に損害を与えることがあります。 施工作業の前に、製品をよくお確かめください。 出荷される製品の品質には万全を期していますが、万一不都合な点がございましたら、販売店様また は弊社営業まで速やかにご連絡ください。施工前の製品に限り、代替品と交換させていただきます。 施工後の交換や補修は応じかねますので、必ず施工前にご確認をお願いいたしします。 また、本品は改良等により予告なく、寸法、仕様がかわることがあります。詳細は現品にてご確認く ださい。 本品の取付工事は、本書に従って知識・経験のある方が正しく行ってください。 取付方法を誤ると、本来の性能が発揮できないばかりではなく、破損等による思わぬけがをする恐れ があります。 本来の目的とは異なる使用方法や分解、改造及び本書に示す仕様以外での使用はおやめください。 仕様外の扉に使用したことによる事故、けが等につきましては、その責任の一切を負いかねますので ご了承ください。 扉質量、扉の開閉時の衝撃に耐えうる強度の扉と枠を製作してください。 強度の無い扉や枠は、扉の動きを著しく低下させるばかりでなく、扉の脱落を引き起こすことも考え られ大変危険です。 作業上の注意 ●2人以上で作業してください。 特に扉の吊り込みは必ず2人以上で作業し、扉の傾けすぎにご注意ください。ローラーが破損したり 天井や床面を傷つける恐れがあります。 ●上レール取付面や扉の金具取付面の芯材には十分な強度の木下地を使用してください。 ●電動工具のご使用の際は、締め付けすぎにご注意ください。 締め付けすぎによる金物の変形や、取付ねじ頭の十字穴がつぶれないよう、締めすぎにはご注意ください。 ●金物が確実に固定できているか必ず確認してください。 特に上レールや、扉吊り込み金具の締結が不充分な場合、部材の落下原因になり、大変危険です。 ●施工時に製品を床や壁、天井にぶつけないようにご注意ください。 特に床面には養生を行ない、製品および床面にキズが付かないようにご注意ください。 ■構成部品 左右 勝手 パネル 枚数 ① 上レール 3枚 左収納 1本 4枚 1本 4枚 連結 プレート 付属 1 セット 3枚 右収納 ② 縦列収納レール 連結 プレート 付属 1 セット ③※ ④※ ⑤ 縦列収納用上ローラー 旋回タイプ 縦列収納用上ローラー 直動タイプ ハンギングブラケット (2 本入り ) 3ヶ 3ヶ 3 セット 6ヶ 4ヶ 4ヶ 4 セット 8ヶ 3ヶ 3ヶ 3 セット 6ヶ 4ヶ 4ヶ 4 セット 8ヶ ※ ③、④は、FDP40V-QR 縦列収納パネル用上ローラーセットに同梱されています。 上記の他に、調整用スパナ(呼び10)が1本付属しています。 2 ⑥ エンドキャップ 【オプション】 ⑦ フランス落し 収納パネル枚数 ( 開き扉を除く) ⑧ ⑨ パッキン ⑩ ⑪ パッキン受レール ボトムタイトナー ⑫ 三次元調整 機能付 隠し丁番 3枚 3ヶ 2本 2本 3ヶ 4枚 4ヶ 3本 3本 4ヶ マグネット ラッチ ハンドル 2∼3ヶ 間仕切時 のパネル 固定に使 用。 パネルに は必ずご 使用くだ さい。 間仕切り時のパネル間 の目地隠しに使用。 ⑧、⑨はセットでご使 用ください。 必ず⑦フランス落しと 併用してください。 間仕切り時のパネル 下と床面との隙間隠 しに使用。 必ず⑦フランス落し と併用してくださ い。 ■納まり寸法例 1ヶ ⑬ 開き扉用戸当り 1ヶ 間仕切り時の開き扉に使用。 ⑪、⑫、⑬はセットでご使用ください。 ⑪、⑫の詳細は、各々の製品に添付の取付説明 書をご覧ください。 400 13 43 2 ※2 パネル幅PW≦780の場合 P=60 43 連結プレート P※2 1 540 43 (縦列収納 パネル3枚 +開き扉1枚 右収納仕様) 400 RW-800 780<パネル幅PW≦900の場合 P≧パネル幅PW-720 800 540 パネル収納時 1 開口幅 RW 4 9 パッキン長さ:PH-200 8 5 3 8 5 3 160 3.5 ※1 6 9 (175.5) 11 ( パネル枚数 から除く ) 12 11 7 12 A ※1 指定の HES3D-V135 隠し丁番を使用した際のチリ寸法 開き扉 7 10 4 開き扉幅DW 3.5 ※1 室外側 10 3 パッキン受けレール長さ:PH-182 5 170 4 20 開口高さ RH 1 540 パネル幅 PW (10) 60 540 パネル幅 PW 36 60 540 パネル幅 PW 開き扉 パネル高さ PH=RH-20 A 60 収納パネル2(SP2) 収納パネル1(SP1) 室内側 (10) 収納パネル3(SP3) 7 10 10 FL 12 パネル間仕切時:開き扉閉状態 断面図 A-A 12 パネル収納時 3 ■パネル切り欠き加工図 21 内の加工(ラッチハンドル、ラッチハンドル受座、ヒンジ)の寸法詳細は、各製品添付の取付説明書 に従ってください。 ● 収納パネル1 (SP1) 芯材60以下 28.5 1 17 ※3 2 ※1 160 ※3 2 60 ※2 ※ 30 ※2 R 130 ※1 150 ※1 R 3 ※ 15 ※3 2 ※2 パネル幅-50 ※2 14.5 ※2 22 ※2 20 ※1 25 ※1 2 ※1 25 ※1 36 ※1 芯材60以上 28.5 21 ● 収納パネル2 (SP2) (パネル4枚仕様時は2枚必要) 9 ※4 12 ※4 14.5 ※2 22 ※2 4 ※ 3 R 2 ※2 パネル幅-50 ※2 2 ※1 25 ※1 36 ※1 170 ※4 2 ※1 130 ※1 150 ※1 160 ※3 2 30 ※2 ※ 60 ※2 R 1 15 ※3 17 ※3 20 ※1 25 ※1 ※1∼※4は、下記オプション部品を使用する 場合だけ加工する部分です。 照合 部品名 ※1 ※2 ※3 ※4 ⑦フランス落し ⑩ボトムタイトナー ⑨パッキン受レール ⑧パッキン ■パネル切り欠き加工図 芯材60以上 28.5 21 ● 収納パネル3 (SP3) 12 ※4 14.5 ※2 22 ※2 2 ※2 170 ※4 2 2 ※1 130 ※1 150 ※1 ※ 60 ※2 R 30 ※2 R 3 ※ 1 9 ※4 20 ※1 25 ※1 2 ※1 25 ※1 36 ※1 パネル幅-50 ※2 2 ※5 30 ※5 R3 ※ 5 室外側 室内側 30 ※5 R3 52 ※5 52 ※5 ● 開き扉 ※5の加工は、左収納時、右収納時で異なりますのでご注意ください。 5 ※ 室内側 室外側 扉が開閉する側 扉が開閉する側 左収納時 右収納時 ※1∼※5は、下記オプション部品を使用する場合だけ加工する部分です。 照合 部品名 ※1 ※2 ※3 ※4 ※5 ⑦フランス落し ⑩ボトムタイトナー ⑨パッキン受レール ⑧パッキン ⑬開き扉用戸当り 5 施工前の確認(必ずお読みください) ■レール取付面の下地の確認 上レールを取り付ける天井面には、必ず厚 さ40mm以上の木下地芯材により補強を行 ってください。 また、芯材に対しては、吊木・補強材などを 使用して天井面が下がらないように確実に強 度を確保してください。 収納レール取付箇所(パネルが重なって収納される箇所) に関しては、最大160kg(パネル荷重最大40kg×4枚) の荷重が取り付け面に集中しますので、施工後に天井面 の垂れ下がりが生じないよう、強度を持たせてください。 吊木・補強材 40 以上 レール取付芯材 最大160kgの荷重 施工前に十分な 補強を施してください 天井仕上面 上レール ■設置箇所開口高さの垂れ下がり、床面の反りの確認 •設置箇所の天井面(レール取付面)に垂れ下がりや、床面の反りなどにより、現場納まり図面上の開口高 さ寸法が確保できているか、確認してください。 •また天井取付面の剛性・強度が不足していると、パネル吊り込 み後、複数のパネルの重量により天井面が垂れ下がってくる場 合があります。 天井面 •所定の開口高さが確保されないと、パネル吊込み後の納まりが (レール取付面) 開口高さの 悪くなったり、パネルが床面にこすり傷つけるなどの問題が生 バラつきは 5mm 以下 じる恐れが生じます。 床面 •開口幅全幅において、扉重量が加わった施工後でも、開口高さ のバラつきが5mm以下になるように、天井面の剛性や、床面 との寸法・平行度が保てるよう、補修工事を行った後、製品を 取り付けてください。 ■レールを天井面掘込にて取り付ける場合の加工 48 [52]以上 注意 400 48 [52]以上 48 [52]以上 掘り込み加工は平 行、直角になるよ うご注意ください 540 レール掘込溝加工後、必ず収納レール現品を溝にはめこみ、レー ルが溝からスムーズに抜き差しできることをご確認ください。 溝幅が狭かったり、歪んだりして収納レールのはめ込みがキツイ 場合には、溝の加工を修正してください。 ■ 天井面とレールとの隙間を無くして仕上げ る場合 36 6 (4) 32 [ ]内寸法は天井面仕上クロス巻き込み時 43 48 [52]以上 •先にレールを天井裏の構造 部材に取り付けます。 •その後、レール現品の取付 寸法にあわせ、天井面を施 工して仕上げてください。 ①先にレールを取り付け ②後から天井面施工 43 ■施工時に用意する工具 十字ねじ回し 2番 合成ゴム-木質材用接着剤 ※2 木工用ドリル:φ12 ※1 ねじ回し(マイナス) ※3 下げ振り ※1 調整スパナ 注文コード:250-024-506 品番:FDP40-SP10 十字穴付きなべタッピン ねじ ※3 アルミ穴あけ用ドリル:φ5 ※3 電動ドリル ※3 金属用のこぎり ※3 ※1 フランス落とし(オプション)の取り付けで使用します。木工用ドリルφ12は(床下地により別途鉄鋼用またはコンク リート用をご用意ください) ※2 パッキン(オプション)の取り付けで使用します。(アクリル変成シリコーン樹脂系 弾性接着剤など) ※3 ボトムタイトナー(オプション)の取り付けで使用します。十字穴付きなべタッピンねじは4×20を1本をご用意ください。 ■施工手順 ①上レールの切断、穴加工 納まり図に基づいて、必要な長さに切断し、ドリルφ 5 で 1 箇所穴をあけてください。 切断、穴加工の詳細は、図をご覧ください。 切断の際は、レール連結用穴側(φ 6 穴 2 箇所あり)を切らないよう注意してください。 開口幅RW − 800 φ5穴 30 切断面 φ6穴2箇所加工済(レール連結用穴) 注意 注意 φ6 穴 2 箇 所 加 工 済(レー ル 連 結 用 穴) こちら側は切断 しないでください レール内に、切り粉など異物が残っていると、ローラーに 異物が付着し、扉操作時にゴロゴロ音がする場合があり ます。異物はきれいに取り除いてください。 パネルへの⑤ハンギングブラケットの取り付け パネル上部の切り欠き加工部に、ハンギングブラケットを奥まで差し込んでください。 ハンギングブラケットは、全てのパネルに取り付けます。 十字穴付なべタッピンねじ 5×40(付属) 注意 扉端面から5mm 離して取り付けて ください 5 5 ※一番端のφ4.5穴は 使用しません 5 7 【オプション 1】パネルへの⑨フランス落しの取り付け 収納パネル(SP)の、フランス落し取り付け用切り欠き部に、フランス落 しを組み付けます。 フランス落しは、付属の取付ねじ(4 本)で、パネルに固定してください。 収納パネル(SP) 【オプション 2】パネルへの⑧パッキン、⑨パッキン受レールの取り付け 納まり図に基づいて、パッキン、パッキン受けレールを必要な長さに切断してください。 パネル高さPH -182 パッキン受けレール パネル高さPH -200 収納パネル (SP) パッキンの 組付けは 接着剤を 使用します。 パッキン 収納パネル(SP)に設けた切り欠き溝部に、パッキン、パッキン受けレールを組み付けます。 パッキンのパネルへの組付けには、下記の接着剤を使用してください。 合成ゴム - 木質材用接着剤 (アクリル変成シリコーン樹脂系弾性接着剤、など) パッキン受けレールは、切り欠き溝に押し込んで組みつけてください。 【オプション 3】パネルへの⑩ボトムタイトナーの取り付け 納まり図に基づいて、ボトムタイトナーを必要な長さに切断してください。 [ご注意]ボトムタイトナーを使用される場合は、必ずフランス落としを併用してください。 次に下図に基づいて、ボトムタイトナーの切断面側を、金属用ノコギリなどで 切り落とし、φ 5 のドリルで穴をあけてください。 切断長さ = 扉幅 −50 収納パネルの場合:収納パネル幅DW −50 25 切断面 ボトムタイトナーに同梱さ れている下記の部品は使 用しません。 20 φ5 穴 10 加工したボトムタイトナーを、パネルの下端面の溝に組み付け、 取付ねじで固定します。 【オプション 4】開き扉への⑬開き扉用戸当りの取り付け 開き扉用戸当りを組み付けます。図に示した位置に、 付属の取付ねじ(3 本)で固定してください。 8 ※ボトムタイトナーの、この部 位への取付ねじは付属してお りません。 お客 様にて、十 字 穴 付なべ タッピンねじ 4×20 1 本をご 用意ください。 開き扉 ②収納レールの取り付け ※図は右収納レールを下から見た状態を示します。 ・図面を基に天井面(設置面)に取付基準線を引いてください。 レール取付穴が取付基準線と一致するように付属のねじで取り付けてください。 ※収納レール端部のφ6穴 2箇所は この段階で、ねじを挿入しないでください。 後の手順で固定します。 800 400 取付基準線 取付基準線 540 設置する開き扉の 扉厚中心線と、収納レールの 取付基準線を揃えてください。 収納レールの 丸穴にはバイ ンドタッピン ねじを使用 連結プレートの 皿穴には 皿タッピン ねじを使用 注意 ・取付ねじはまっすぐにねじ込んでください。 ・取付場所の材質によっては、付属のねじが使えない場合があります。 その際は、取付場所に適したねじを用意してください。 ・収納レールは分解しないでください。 収納レールへの上ローラーのセット ・収納レール内に、パネル枚数分の上ローラーを組み込みます。 ・収納レールの奥側に旋回タイプのローラーを、収納レールの手前側に、直動タイプのローラーをセット してください。 ローラー ローラー (旋回タイプ) (直動タイプ) キャップ付き 直動ガイド ブロック付き ローラー が 4輪 ホワイト色の ローラー 手前 ローラー が 2輪 奥 ブラック色の ローラー 旋回タイプ 直動タイプ 部品の入れ間違いに注意してください。 9 上レールの取り付け ① 施工手順 で加工した上レールのφ 6 穴が 2 箇所あいている側(連結側)の上段溝内に連結プレートを 挿入してください。 ② 連結プレートをスライドさせて、収納レールの上段溝内に挿入し上レールと収納レールを連結してくだ さい。 上レールと収納レールの連結部は継ぎ目や段差ができないよう注意してください。 φ6穴2箇所加工済 (レール連結用穴) 1 φ6穴2箇所加工済 (レール連結用穴) 2 ③ 連結プレートの皿穴と、上レール、収納レールの連結用穴の穴位置をあわせ、付属の皿タッピンねじ 4 本で固定してください。 ④ 付属のバインドタッピンねじを用いて、上レールを固定してください。 4 3 注意 上レールと収納レールの連 結部は継ぎ目や段差ができ ないよう注意してください。 10 収納パネルの吊り込み 収納パネルの吊り込みは、必ず以下の順番で進めてください 【1】収納パネル 3(SP3) ↓ 図は右収納仕様 【2】収納パネル 2(SP2) ↓ 【3】収納パネル 1(SP1) 【1】 収納パネル3 (SP3) 収納レール 【2】 収納パネル2 (SP2) 【3】 収納パネル1 (SP1) (1)上ローラーの準備 「4. 収納レールへの上ローラーのセット」で収納レールに通した上ローラー 2 種類を、上レール側に 引き出してください。 ①ローラー (直動タイプ) 1 ②ローラー (旋回タイプ) 手前 2 奥 ①収納レール手前側の直動タイプのローラーを先に、 ②収納レール奥側の旋回タイプのローラーを後に、 各 1 ヶずつ順番に引き出してください。 上ローラーの締結ボルトを緩めてください。 収納 レール側 ①ローラー(直動タイプ) ②ローラー(旋回タイプ) 11 (2)収納パネルの向きを確認する 下記のオプション品を使用している場合には、収納パネル吊り込みの前に、パネルの向きを確認して ください。 収納レール側 収納レール側 パッキン パッキン 【1】 収納パネル3 (SP3) ボトム タイトナー 収納レール側 【2】 収納パネル2 (SP2) フランス 落とし ボトム タイトナー 【3】 収納パネル1 (SP1) フランス 落とし ボトム タイトナー ラッチ受 ※開き扉に ラッチを 使用した 場合 フランス 落とし (3)収納パネル 3 (SP3) を吊りこむ ・「 -(2) 収納パネルの向きを確認する」の向きに注意し収納パネル (SP3) を上レールの下に用意 してください。 ・収納パネルの下に、10mmのかいものを置き、収納パネル上端面に取り付けられた、 ハンギングブラケットの側面から、上ローラーを挿入してください。 ・上ローラーは、直動タイプと旋回タイプの2種類があります。 取付位置を間違えると収納パネルが収納レールに収まらなくなるので注意してください。 ・2つの上ローラーを収納パネルに組み付けた後、かいものを外してください。 注意 ②ローラー (旋回タイプ) 収納レール側 パネルの吊り込み作業は、 必ず2人で行ってください。 ①ローラー (直動タイプ) ハンギングブラケットの 上部溝に上ローラーの プレートを挿入します 12 (4)上ローラーの取付ピッチを調整し、上ローラーの締結ボルトを締める ・収納パネル (SP3) を、上レールから収納レールの収納部まで静かに移動してください。 ゆっくりパネルを操作することで、上ローラーの位置が、収納レール収納部のピッチにならってず れて移動します。 ・上ローラーの位置を左右にずらし、収納パネルが収納レールの収納部にてスムーズに動く位置に調 節してください。この際、戸尻側上ローラーが、収納パネル端面から60mm※の位置になるように 調節してください。 ・調節後、スパナ呼び10にて、上ローラーの締結ボルトを締めて、上ローラーの位置を固定してくだ さい。 奥 手前 奥 540 60 ※ 手前 (5)収納パネルの動作確認 収納パネルを、収納レール収納部から上レール(直線レール)に引き出す操作、押し込む操作を2∼ 3回繰り返し、動きに引っ掛かりが無いか確認してください。 動きに引っ掛かりがある場合は、再度、上ローラーの取付ピッチを調整しなおします。 (6)収納パネル 1 ∼ 2(SP1 ∼ 2)の吊り込み 残りの収納パネルを、上記手順 -(1)∼ -(5)にてレールに吊り込みます。 各々の吊り込み作業においては、下記に注意して進めてください。 ○ 収納パネルを吊り込む順番 収納パネル 2(SP2) → 収納パネル 1(SP1) ○ 収納パネルの向き (「 -2 収納パネルの向きを確認する」参照) 13 パネルの目地合わせ(パネルの上下調整) 全ての収納パネルを上レール(直線レール)側に引き出して並べ全閉状態(間仕切り状態)にしてください。 【1】収納パネル 3(SP3) 【2】収納パネル 2(SP2) 【3】収納パネル 1(SP1) 図は右収納仕様 収納レール の、【1】∼【3】の順番で、縦枠とパネル間の 目地を合わせます。 【1】 収納パネル3 (SP3) 【2】 収納パネル2 (SP2) 【3】 収納パネル1 (SP1) ・上ローラーからナット回転ストッパーを抜き取っ てください。 ナット回転ストッパー ・抜き取った内部にある、上ローラーの上下調節 ナットを付属の調整スパナ呼び10にて回し、高 さを調節してください。 (0mm) 基準高さ ※ 7mm ※出荷時設定 レールとパネル間寸法10mm ・目地合わせが済んだら、再び上ローラーに、ナッ ト回転ストッパーを組み付けてください。 14 上がる 上下調節ナット 下がる 【オプション 5】床面への⑦フランス落しの受座 の取り付け フランス落し 受座 は、下記の順番で、1 箇所ずつ位置を確認しながら取り付けます。 ①収納パネル 3(SP3) ②収納パネル 2(SP2) ③収納パネル 1(SP1) ① 収納 パネル3 ② 収納 パネル2 ③ 収納 パネル1 収納レール ・下げ振りを利用し、上レールの垂直直下の床面に、 フランス落し 受座 の位置出しをします。 下げ振り ・取り付け位置は下図を参照し、必ずパネルを実際に閉めた位置でも確認してください。 目地 1 目地 1 収納パネル2幅 収納パネル3幅 12 Ø12穴 深さ 10 収納パネル3幅 -12 必 ずパネルを閉じ た状 態 で、位 置を 確認してしてくださ い 12 収納パネル1幅 12 Ø12穴 深さ 10 Ø12穴 深さ 10 収納パネル2幅 +1 収納パネル1幅 +1 ・受座の取り付け位置 が決まったら、床面 にドリルφ12穴、深 さ10の穴をあけてく ださい。 φ12 穴 深さ 10 ・付属の取付ねじ2本 で受座を床面に取り 付けてください。 15 【オプション 6】⑩ボトムタイトナーの調節 ・ボトムタイトナーの押し込みピンを、マイナスドライバーで回すと、 床面と、ボトムタイトナーパッキン部とのすき間を調節できます。 左回し →床面との 隙間が増える 右回し →床面との 隙間が減る ・収納パネルごとに取り付けたボトムタイトナーの押し込みピンを操作 し、床面とパッキンとのすき間を確認しながら調節してください。 ・ボトムタイトナーの上下位置は、収納パネルをフランス落しで固定した 状態でも確認してください。 エンドキャップの組み付け パネルの上端、ハンギングブラケットの端面に、 エンドキャップを押し込んで組み付けます。 エンドキャップは、パネル 1 枚に対し、両端 2 ヶ組み付けます。 全てのパネルに、エンドキャップを 2 ヶずつ組み付けてください。 ■困ったときの対応 症状 チェックポイント 対処方法 パネルに取り付けた上ローラーの取付ピッ チが 収納レールの収納部とずれていませんか。 上ローラーの取付ピッチを調整してください。また、上 ローラーの締結ボルトがゆるんでいる場合には締め直し てください。 「 (4)上ローラーの取付ピッチを調整し、 上ローラーの締結ボルトを締める」参照 上レールを天井面に取り付けているねじが 緩んでいませんか。 上ローラーがねじにぶつかっていますので、ねじを締め 直してください。 上レールと収納レールの連結は正しく取り 付けられていますか。 上レールと収納レールの連結部には、必ず付属のレール 連結プレートを使用して、レールがずれないように注意 して取り付けてください。 「 上レールの取り付け」参照 上レール内にゴミやアルミの切粉が付いて いませんか。 上レール内のゴミやアルミの切粉を取り除いてください。 レール部のローラーにゴミやアルミの切粉 が付着または、刺さっていませんか。 一旦レールを外してローラーを抜き、ゴミや切粉を取除 いてください。 レールを天井面に取付けているねじが緩ん でいませんか。 ローラーがねじにぶつかっていますので、ねじを締め直 してください。 パネルの開閉が重い 床面にパネル下面が擦っていませんか レールを取付けているねじに緩みがないことを確認し た後にパネルの高さを、床面とパネル下面との隙間が 10mm になるように高さ調整してください。 勝手にパネルが開閉 してしまう 上レールが水平に取り付けてありますか 水平器を利用して水平になるように、上レールを付け直 してください。 パネルが収納レール に納まらない パネルを動かすと途 中で引っ掛かる パネルの開閉時に異 音が発生する 2014.07 PRINTED IN JAPAN 0705-4
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