平成27年10月2日 三次中学校通信 学校教育目標 『誇りを持ち 自ら学び 心豊かに NO. 6 たくましく生きる』 生徒の育成 《平成27年度三次中学校公開研究会 》 すでにご案内しております10月6日(火)に,本校の今年度の公開研究会を計画して おります。この研究会で,授業を参観していただくとともに,これまでの本校の取組の一 端を報告し,今後の学校教育活動を充実したものにするために保護者の方々からもご意見 をいただきたいと考えております。また,講演では湯澤先生より,「ワーキングメモリー 理論を生かした学習・生活指導」と題して,本校が取り組んでいる内容を保護者の方々に もわかりやすくお話しいただきます。お忙しいとは思いますが,多数ご参加をお願いしま す。日程は,下記のとおりです。 13:30 14:00 受付 14:50 公開授業 15:00 移動 15:15 開会 行事 16:45 講演(体育館) 《 演劇鑑賞 》 9月28日(月),演劇鑑賞を行いました。今年度は, 「花咲き山」でした。演劇教室に3年生の品川くん,江草 くん,藤野くん,川岡くん,藤井先生が出演し,子役とし て3年生の佐々木さんが出演しました。この物語のあらす じを,朗読劇の台本の一部から紹介しましょう。 やまんば「そうじゃ,人のために良いことをすると花が咲く。」 妖怪たち「人のために良いことをするときれいな花が一つ咲く。」 やまんば「人のために命をかけてすれば,山が生まれる。」 妖怪たち「命をかけてすれば山が生まれる。」 やまんば「その山が,花咲き山」 妖怪たち「花咲き山に咲く花は,どんなものよりきれいだべ」 この物語が訴えていることは,人を思 いやることや,優しさを持って辛抱する ということは決して見返りを求めるこ とや,自己犠牲を払うことではなく,自 分の心の中にある「花咲き山」に,美し い一輪の花を咲かせる,ただそれだけの ことなのです。 生徒たちはこの意味深く胸を打つ演 劇のストーリーに引き込まれていまし た。 閉会 行事 《 各種学力検査結果より課題と取組について 》 1 2 3 全国学力・学習状況調査 平成27年4月21日(火) 対象学年 3学年(単位:%) 正解率 国語A 国語B 数学A 数学B 理科 本校平均 73.8 66.3 54.5 30.1 42.3 広島県平均 76.5 67.0 64.6 42.7 52.2 全国平均 75.8 65.8 64.4 41.8 53.0 広島県「基礎・基本」定着状況調査 平成27年6月10日(火)対象学年2学年(単位:%) 正解率 国語 数学 理科 英語 本校平均 67.2 61.1 36.3 53.7 広島県平均 73.6 70.4 50.2 68.2 各検査を通じての課題 ・本校の答率が広島県の平均をすべて下回っている。 ・国語B以外,本校の答率が全国平均をすべて下回っている。 ・国語は県・全国平均との差は僅差であるが,数学,理科は差が約 10%前後,英語は約 15%と 大きい。 4 課題と取組について(主に広島県「基礎・基本」定着状況調査について説明します。) ○国語 課題 ・人物の心情把握の通過率が9.4%とかなり低い。文の内容を捉え,それを文章にして書く能力 に課題があると思われる。 ・設問によると無解答が多いところがあった。自分で文を考える問題に苦手意識ある。 ・情報の取出し・根拠を明確にした記述に課題がある。情報の取出しはできているにもかかわら ず,記述の際に条件をよく読んでいないことが原因だと考えられる。 取組 ・登場人物の心情を把握するための読み取りの指導を行う。心情把握のために,まずは個人思考 の時間を十分にとり,文章と向き合わせる。 ・条件に対応した文章を書く指導を強化するため,過去問や条件作文等に取り組む指導を行って いく。書いた文章を何度も読み返して推敲するなどの具体的な取組を行う。 ○数学 課題 ・作図の根拠の理解が弱い。また,作図の理解,作図の手順に課題があった。 ・「資料の活用」に課題がある。「中央値の意味」の理解が弱い。 ・数学的な用語を用いた表現にも課題があった。 取組 ・生徒が説明する場面を仕組むことを行っていく。 ・数学的な用語を用いたペア活動や全体に意見を発表する活動を授業の中に位置づけることで表 現力の向上を図る。 ・教師がモデルを示す。具体的には,問題を図に表すことや,自分の考えをまとめるためにノー トの活用を行っていく。 ・授業の中で数学的な表現を意識した発表,数学的な用語を用いた発表をさせていく。その際, 数学的な用語を用いた授業を展開し,生徒に教科書の該当部分の通読(予習)を促す。 ○理科 課題 ・植物と被子植物の花のつくりを観察し,裸子植物と被子植物の花のつくりの違いが理解できて いなかった。 ・日常生活における圧力に関する事象について説明する問題について,説明することが不十分で あった。 取組 ・基礎的基本的な事項については,科学用語とともに小テストを日常的におこない,繰り返し確 認をして覚えさせる。 実験の予想や結果・考察は,科学用語をつかってまとめさせる。 ・実験を行う際に,について自分の考えをノートにまとめる活動を行う。 ○英語 課題 ・基本的な文のきまりを理解し,正しい語順を用いて作文することができていない。 ・疑問詞を含む疑問文を聞き,適切に応答することができていない。 取組 ・新出文法事項の導入の際には,既習事項の復習の時間を設け,英語の文構造を意識させながら 導入する。 ・語順カードを用いて文構造を視覚的に理解させる。また単元のまとめの時間や既習表現を用い て自己表現活動を行うなど繰り返し指導する。 ・帯活動を活用して,ペアでの会話練習に取り組む。その際,疑問文や疑問詞を含む疑問文など 様々な形の表現を取り入れる。また,本文の内容理解の際には必ず英問英答問題を出題し,疑 問文に対する答え方を繰り返し指導する。 ◎生徒質問紙調査 課題 ・「学校の授業の復習をするようにしています。」についての肯定的な回答が 49.1%,否定的な 回答が 50.9%(あまりあてはまらない 35.8%,まったくあてはまらない 15.1%)であった。 取組 ・各教科からの課題とともにパワーアップノート(自学習ノート)の提出をやりきらせていく。 できていない生徒には個別に対応し,達成させるとともに,やりきっている生徒についてはし っかりと評価をしていく。 行事予定 10月 行 事 等 1 木 2 金 1年写生大会 3 土 市ソフトテニス大会 バスケット交歓会 4 日 口和新人戦(野球・ソフトテニス) 5 月 6 火 公開研究会13:30 7 水 8 木 中間テスト(デリバリー給食・牛乳なし) 9 金 中間テスト 10 土 三次市吹奏楽演奏会13:00 11 日 三次市新人ソフトテニス大会 12 月 体育の日 13 火 2年生修学旅行説明会19:00 14 水 1年生総合的な学習の時間「鵜」 15 木 16 金 漢字検定 17 土 18 日 三次駅伝 19 月 20 火 3年生保育実習 21 水 22 木 23 金 文化祭準備 24 土 25 日 文化祭 26 月 代休 27 火 3年生保育実習 28 水 29 木 30 金 31 土 バスケット交歓会
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