基調講演 ○Global Mobility Service 株式会社 代表取締役社長兼 CEO 中島徳至先生 「社会に求められる EV とその事業化について」 1967 年 1 月 1 日 岐阜県下呂市金山町出身 東京理科大学大学院修了 MOT 取得 岐阜大学大学院 工学研究科 客員教授 2011 年 4 月~東京大学大学院工学系研究科 非常勤講師 2012 年 4 月~岐阜大学未来型太陽光発電システム研究センター ア ドバイザリー Global Mobility Service 株式会社 代表取締役社長兼 CEO 世界最大の電気自動車普及国として期待される ASEAN 諸国にて、電気自動車の事業開発 を行い発展途上国の環境改善と産業発展に寄与したいと考え、活動している。 1994 年に「ゼロスポーツ」を設立。富士重工業向けの自動車部品 500 品目を独自開発 して日本国内 7000 店舗、海外 10 カ国で販売実績を上げた後、15 年前より電気自動車 開発を始め、現在までに 30 車種以上の電気自動車開発に携わってきた。現在は黎明期 と言われる中、電気自動車普及のために業界団体や行政機関にて、様々な公職を担当す る。大手自動車メーカーなど 350 社が加盟する電気自動車普及協議会(APEV)にお いて初代代表幹事を務め、産業政策の観点からも電気自動車の普及へ向けて精力的に活 動してきた。 これまでの主な公職:日本自動車マフラー協会会長・(財)日本自動車研究所評議員・経 済産業省電池と自動車に関する検討会委員・ (社)蓄電型地域交通推進協会理事・電気 自動車普及協議会代表幹事 これまでの主な受賞歴:経済産業省「経済産業大臣奨励賞」受賞、(社)日本青年会議所 「人間力大賞」 受賞、 国際青年会議所 JCI「TOYP 大賞」受賞(The Outstanding Young Person of the World )各務原市産業功労賞 受賞、環境省「大気環境保全活動功労者」表彰 講演概要 次世代自動車の主役として、電気自動車がグローバルで期待を集めています。電気自動 車の普及に必要な視点として、単に性能向上や充電インフラ整備を行うことで普及する という考えに留まらず、より良い社会を生み出すための、クルマの新たな利用シーンの 創造を伴う「コトづくり」の視点を持つことが重要です。IoT 化の潮流が自動車業界に も進出し、クルマの利用のされ方、もっと言えばクルマのあり方が改めて問われる時代 となって来ています。従来の「クルマ中心の社会」から「社会中心のクルマ」へとパラ ダイムを変えることが求められているのです。現代社会に求められる EV のあり方とそ の事業化について、述べさせて頂きます。
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