2014年度大手企業CEO報酬調査結果の資料はこちら

 平成27年9月30日 ペイ・ガバナンス プレスリリース 2014 年度大手企業 CEO 報酬調査結果の公表 独立系経営者報酬コンサルティングのペイ・ガバナンス日本株式会社は、 日米独の大手企業CEO報酬(2014 年度)調査結果を公表しました。 調査結果サマリー(添付資料参照) • 2014 年度日本のCEO総報酬(TOPIX Core30 社)(中央値)は、1 億 9 千 2 百万円 • 2013 年度に比較すると総報酬で 8%の増加 • 同規模の米国企業(S&P100 社)およびドイツ企業(DAX30 社)と比較すると • 総報酬で米国の 17%、ドイツの 14%と総報酬水準は低い • 総報酬に占める固定報酬が 58%と、米国の 11%、ドイツの 25%と高く、依然と
してインセンティブの低い報酬体系となっている • CEO 報酬では、株式報酬等からなる長期インセンティブが、米国では、66%、ド
イツでは 50%と報酬体系の中心となっているのに対して、日本は 15%と非常に小
さい 本調査は、2014 年(会計年度)の各国における報酬開示情報を集計し分析をおこなっ たものです。 ペイ・ガバナンスコメント アベノミックスによる企業業績の向上を反映した結果報酬が増加したのは、コーポレート
ガバナンスの視点からは良い傾向と考える。公表されたコーポレートガバナンス・コード
に沿い中長期の視点からの経営者のインセンティブ付けが求められる中、報酬ガバナンス
の視点から、中長期の業績と報酬がリンクするよう、米独と比較し著しく低い長期インセ
ンティブを拡大するような報酬方針の策定・制度設計運用が求められるだろう。 ペイガバナンスについて 米国ペイガバナンス LLC は、旧タワーズペリン経営者報酬部門のシニアパートナーが中心
となって2010年に設立された独立系経営者(役員)報酬コンサルティング会社です。大
Page 2 規模クライアントの領域でのマーケットシェアが高く、S&P ラージキャップ500社では、
創設3年で、第2位にランクされています。 米国および欧州主要国では、コーポレートガバナンスの観点から、報酬委員会に対するア
ドバイザリー(報酬コンサルタント)の独立性が注目されており、米国では、報酬コンサ
ルティング以外のサービスを提供している場合には、内容や金額の開示が強制され、また
報酬委員会が直接コンサルタントを採用するプラクティスが確立しつつあります。 ペイ・ガバナンス日本株式会社は、代表取締役の阿部直彦の元、日本で最初の独立系経営
者(役員)報酬コンサルティング会社として2013年11月に設立されました。 本件に関する問い合わせ ペイ・ガバナンス日本株式会社 (広報担当 山崎) 100-­‐0006 東京都千代田区有楽町1−10−1有楽町ビル 6 階 Tel 03-­‐6206-­‐3555 Fax03-­‐6206-­‐3558 [email protected]