AE‐NJL5501Rの使用例

NJL5501R の使用例
AE-NJL5501R を使用した簡単な脈波モニタープローブ回路です。フォトリフレクタの表面を
手の指で軽く触れるだけで脈波をとらえることができます。
デジタルオシロスコープなどで出力を観測することにより、脈波を目で見ることができます。
◆ 配線図
実験的な回路として、発光の様子が目視できる赤色 LED を使用
しています。赤外 LED を使用することもできますが、電流制限
抵抗が異なります。また、赤外線に対するフォトトランジスタ
の電流出力が低くなります。
Vcc (+5V)
Vcc (+5V)
3.3kΩ
1
2
3
4
750Ω
8
7
6
5
フォトリフレクタへの手指の当て方によって、出力波形の波高
値が大きく変化します。測定中は手指を含めて体を動かさない
ようにします。
手指を当ててから出力波形が安定するまで、約 5 秒かかります。
手指を当てていないときには、周囲の光の影響を受けます。
Vcc (+5V)
47μF (BP)
0.1μF
8
1kΩ
3
7
5
2kΩ
Vcc (+5V)
6
NJU7043D (2/2)
33kΩ
VDD
VSS
2
4
NJU7043D (1/2)
20kΩ
2kΩ
1kΩ
出力
1
デジタルオシロスコープへ
掃引時間500ms/div
垂直感度500mV/div程度が
0.1μF
見やすいようです。
1μF (BP)
BP: バイポーラコンデンサ
0.1μF
◆ 脈波観測例
4.4s
1 波長の周期は約 733ms
脈拍は 82 回 / 分と計算できます。
ご注意 :
本応用例はホビーユースを目的としたものです。動作安定性、精度などの検証をおこなって
いませんので、測定結果を医学的な判断に使用しないでください。
株式会社秋月電子通商 2015_10_08 v1.10