平成27年9月7日 戸山高校の生徒および保護者の皆さまへ TOC(戸山・オープン・カレッジ) 世界的に脅威のエボラ出血熱等への創薬も可能に? 高校生物の教材であるキイロタマホコリカビの胞子の “休眠”を解明し、さらに創薬 につながる可能性があるとの興味深い講演を実施できることになりました。 平成 23 年 9 月 日本植物形態学会賞を受賞された造詣のある鮫島正純氏が、ご 多 忙 の と こ ろ 、 講師になっていただけますので、ご期待下さい。 多数の方々のご受講をいいただきたく、ご案内いたします。 <TOC市民講座>のご案内 演題『キイロタマホコリカビの“休眠”が教える生命の仕組み』 ―抗マラリア薬・抗エボラウイルス薬の創薬アイデアの 可能性をさぐる― 日時 平成27年10月10日(土)14:00~16:00 会場 戸山高校 物理講義室(校舎4階) 講師 鮫島 正純氏(戸山高校 昭40年卒) 認定NPO法人綜合画像研究支援 元 弘前大学農学生命科学部 参与 教授 講座内容 1. 休 眠 と は 2.キイロタマホコリカビは研究対象の宝庫 3.かまぼこや肉の主成分である“アクチン”は筋肉の収縮運動を担当している。 4. 胞 子 で は ア ク チ ン へ の リ ン 酸 基 の 結 合 が 、 動 き を 阻 害 し て い る 。 こ れ は オ ジ ギ ソ ウ や 変形菌ムラサキホコリなど、種を超えた現象である。 5. 胞 子 で は ア ク チ ン が 、 ホ モ シ ス テ イ ン ハ イ ド ロ ラ ー ゼ と い う 生 物 の 生 命 維 持 に 必 須 な 酵素を隔離しており、収縮運動以外の働きもしている。 6. ア ク チ ン が こ の 酵 素 を 隔 離 す る 仕 組 み が わ か る こ と は 、 マ ラ リ ア や エ ボ ラ ウ イ ル ス の 薬の開発にもつながる。 プロフィール 昭和40年3月 昭和44年3月 戸山高等学校卒業 北海道大学理学部植物学専攻卒業、 昭和49年12月 北海道大学理学博士 昭和50年4月 東京都立アイソト-プ総合研究所 研究員 昭和53年~昭和54年 Washington University, Research associate 昭和56年4月 平成15年6月 東京都臨床医学総合研究所 研究員、昭和59年4月 弘前大学農学生命科学部 教授 平成24年4月 認定NPO法人綜合画像研究支援 同左 主任研究員 参与 ・・・・・・・・・・・・・・・キリトリセン・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 講座受講申込書 10月10日(土)の講座『 キイロタマホコリカビの“休眠”が教える生命の仕組み 』の受講 を申し込みます。 受講申込日( )月( )日 ( )年( )組 受講申込生徒名( )受講申込保護者名( ) *10月8日(木)までに、職員室内ホワイトボード近くに設置の「講座受講申込書入れ箱」に生徒諸君 が各自、講座受講申込書を入れて下さい。なお、公開講座として、本校同窓生、都民等にも案内していま すので、先着順による受付となります。
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