【琉球大学理学部紀要】 【Bulletin of the College of Science, University of the Ryukyus】 Title Author(s) Citation Issue Date URL Rights 鉄の腐食生成物の分析 細谷, 将彦; 嶺井, 政潮; 島袋, 照雄; 比嘉, 敏勝 琉球大学理学部紀要 = Bulletin of the College of Science. University of the Ryukyus(34): 75-92 1982-09 http://ir.lib.u-ryukyu.ac.jp/handle/123456789/7750 琉球 大学 理学部紀 要 第 3 4号. 1 9 8 2年 7 5 鉄 の腐食 生成物 の分析 細 谷 将 彦* 嶺 井 政 潮榊 島 袋 照 好 * l *比 嘉 敏 勝**** na A lyS ぬ of Corros ・ 呈 oT I ProdW 他 見 nl ron Ma s ahi ko HOSOYA, Ma s as hi o MJNEI KU沢・ 0. , Tos hi kat su .HI GA Ter uo sHI MARJ t ao fc o r r o s i o n pr c duc t si ni r o na r ea L Xumul a t e d Bぁi cs l : ) ∝t r OS C O Pi c da f o ri nf mr e d abs o r pt i o n,Xr a y pwde r di f f r a c t i o n,a nd Xr a yf l u o r e s c e n c e・ 与1 ま え か き 沖縄 は高温 多湿 な ため金属 が腐食 しやす くその被書 は甚大であると思われる 。 このため腐食 の研究 が重 要で あ るが ,これ までの研 究者 が少 く基本的 なデータ も雷だそ ろって いな い。腐食 の研究 に は腐食 生成物 の分析 が不可欠であるが ,基本的 な分析結果を簡単 に参照できるよ うな 文 献 もあま りな いよ うである。ト3) そこで吾 々は今後の研究者の便宜のために′青々が収集 し 自ら も行 な った い くつ かの基本的 な分析 デ ータを整理 して以下 に掲 げる。分析 法は赤外 線吸収 , 回 折 X 線粉末 法 ,蛍 光 Ⅹ破分析 の三種 である. ここで分析の対象 となる鉄酸化物 及び関連物J I S の横瀬 は ,F eO,か Fe2 03 pγFe 2 03 ,F e3 04.αFC ・ 00H.pFeOOH,r FeO・ OH.6-FeOO札 お SOl.F e2( Sol ) 3,F eC) 2, FeC1 3, などである。今回nr J 定 した駄科は①耽難 :慨化約二 鉄 よ び .Fe ・ (Fe 2 09 ),四酸化 三鉄 ( Fe3 0一 . ).硫 酸第一 鉄 (FeSOt ).硫酸約二鉄 (F52(Sol)8). 堀 代那 一鉄 (FeC n2 ). 塩 化軒二鉄 ( FeC】 9 ).⑧ 食塩水 と希硫酸にそれ ぞれ ひた して作 った=稚 籾の鉄 さび .③伊 江 島の海 樺 に森威 してできた さびである.食塩水 づげの さびはポ リバ ケツに 3%食 塩 水をつ くり市販 の鉄 くぎを入れ 約 1ケ月半の間 その ま雷の状 態に し, .さびがで昏たこ ろ釘 を ざ るに うつ しそ の ざ るを ゆす りなが らバ ケツの食塩水 をそそぎ, しば ら くして沈澱 してできた さびの粉 を ろ紙 で ろ過 して 自然乾燥 させて得 た もので ある. o ま■ た希机慨にひた して作 1た銑 さ . 5% 希硫酸 をつ くり市販の銑 くぎをその中に入れ約- ケ月半 びは ,同 じよ うなポ リバ ケ ツに 0 ほ どの 後 に同様 の操作 を行 な って得 られた ものである。 §2で赤外 線 吸収 . 与3で回折 X耕粉末法 . S4で蛍光 X線による分析 結親 をそれぞれ示 し. 与5の あ とが きで総 合的 な考 察を行 な う。 受 付 :1 9 8 2年 4月 . 3 0日 事理学 部物 理学 科 +4理 学部 物理 学 科 198 0年度 卒研生 = ■理学 部物 理 学 科1 9 8 1年度卒研 生 … ++ 沖 縄 県工 澄 試験場 続械金 属壷 7 6 細 谷 ・康 弁 ・鳥 袋 隻2 ・ . 比憲 二 鉄の腐食生成物の分析 赤外線吸収 分光分析法 0 2 (田本分 光) 】と沖縄鼎Ⅱ ここで分析に使用 した機械 は琉球大学化学科の分 光光度計 A-3 発試験場の分光光度計 I R-4 3 0(島津製作所) である。試料 の調 整法 は KB. r錠剤法で あるo測 定につか った献酬 ま, .酸化第二鉄 ( F e 2 03 ),四酸化三鉄 ・ ( Fe3 04 , ), 塩 化第一鉄 (FeC1 2 ) , 塩化 第二鉄 ( F eC蟻),硫酸第一鉄 ( Pe so. ) ・ , 硫酸第 二鉄 ( Fez (SO4 ) 3) i .食塩水 による鉄 さび.希硫 蘭による鉄 さび,で Fi 臥1-8に測定鹿巣 を示すo 無機化 合物の赤外 スペ ク トルが多 く集め られて いる単行本には文献 4),5)があ り, 前著 は 多数の文献を紹介 し,後者は約 9 0 0種 の化合物の赤外吸収 スペ ク トルのチ ャー トを集横 L/て い ) 6 ) る。鉄の腐食物分析への利用に関 しては常山 2 ・ a L ミ 神森 ら ,佐 藤 ト 1 . 0 ) , 菅原 ら 1 1,Mi sa waら1 2 2 .W喝a t S u maら1 5 ) . , 兼高 16)な どの報告が ある。 これ らよ り今関係の 未配 3 ) .束京都公嘗研 ") 9の よ うになるo順・ にF eO,αFe 2 03 . , Fe3 04 , ある物質の赤外 線吸収 スペ ク トルを抜き出せば F晦. aF e OOHvp-F eOO帆 r-F e ・ 00恥 6F eOOH, でそれぞれの特 性 吸収帯 は Ta b l ・ elのよ う になる・. 今回軌定 したデータをTa bl el及び Fi g. 9と比 軟すれば試 薬 Fe 2 03 は .aF e2 03 と同定 で替る .また就薬 F e 3 04もおおよそ従来 のデ ータに一致 す る。 食威水による・ 鉄 書びは F e3 04のデータに近 い ・希硫酸 による鉄 さびには αF eOOH の特性 吸 。 。 収鞘がは っき りと現われて いる。 才 T E F u B t 一で ト ÷r 1 A -・ 一 I iド ∴ 七. I l 日 1 0 9 l 4 . 日L dJ 中二 .A i A L i r 「 ¶ I . _ ㍗ ⊥ 1 2 : 1 3 1 J ± 阿. l l 2 0 ・ l 】 「 i 三 三 1 ⊥ 「 「 L 要 監 ' 管 ド 主 . 」 , i . i . ド , I 「 , J ⊥、 _ _ _ 一 L ⊥ リ ← 「 ら !1 ▲ . i r . 二 ) _ゴ 1 二 J i 一 た 斗 r ■ こ . 二 鮮 1 5 l I L J ● づ 一 7 ⊥ 」 L l L 2 5 3 0 ∼ ー 9 0 ㌔ . 丁 ー ≡ 一 十 「 l : 一 ー ' 一 - 0 ( - ー し 「 ド m ト ⊥ 一 」 _ . I . ㌻ キ ー . 】 = : F ㍗' . † ト ' チ ト ∴ J . r ト [十 韓 と 塞辛 「 = 昔 】 7 珂テ 二 p 庸 ト ト ト 一 ' 1 」 尋三 i ・ 工 丁 」 二 . ▲ _ 丁 士 て I ヰ 十 汀 ■ . ≡ ヨ 二 汁 け 車 L十 こ 轄拝 二 匹持 I = _. i = 亘 と ト : 」 ー . ⊥ ; I 昌 字 暗 ≡ ± ・ ー r L t -「 + I 拓 ‡ .1 - , ・ ト I ー i . / ■ -弓 欝 首 揖潮干 チ 闇二 l l 1 て き ー ■ . 十 一 「 1 + 港. J . ■ i ■一̀ . 1 ' ■十 二 匹: 一 I † ト 一 。 】 ■ ー l 【 一 i 二 義, 圭 士 ト ・ i = 7 =雪 、 ‡ 圧 i コ I . , 3 71 -i . 十 i 」 = 1 T l . 羊 ‡ -. 斗 ト、 ー I . 」_ ∴ 」 . 舟 - ・ L t . _ ・ 詩 亘て 5 室車t ・ J 一 ● t . L ▼ ト 一 一 ー J : - 毒も f ∼ ∼ ー . J ー i H - I. 1, i -I , . Ll Fi g.1 工 r l 什a r e d abs o rpt i on spe ct rum of Fe 20, 3 ・ : : I -■ 2 0 0 0 ( 1 l嘉 i . 1 - L ∵ 寸∴ 主産 ヰ -+ . 」70 ● 8 6 細谷 ・故井 ・島袋 ・比嘉 :鉄 の腐 食生成物 の分 析 ・ S4 蛍光 X. 線分 析 康分析 装置 ( 理 学電気 3 0・ 63 ) で ある.0 分析 に使用 した機械 は琉 球大学共同利用 の蛍光 X, Fi g. 1 2は市販 の鉄 くぎの測 定結果 を示す。試薬 の酸化 第二 鉄 (FeP・ 3 )と四酸化三 鉄 (Fe 3 04 ) につ いての測定結果 も Fi g. 1 2とほ とん ど同様である 。 従 って ここに出て いる ピークは全 て鉄 040 付近 と 1 280付近の もの は メーカー提供の波長表にはのって いな い。両方 のはずであるが . 1 と も ADP結晶 で分 光 したときには現 われ な いので .原因 は EDDT 結晶 にあ る と思 われ るo Fi g. 1 3,1 4は硫酸第一鉄 ( Peso. 4 , )と硫酸第二鉄 ・ ( Fez(SO. 4 ) ・ 3)の測定結果 である o Feの他 2 S04 の ときを 1とすれ ば Fe 2 ( SO4 ) 3で に Sの ピークが見 られ ,Feに対す る Sの相対強度 はFe g.1 5- 1 9は ,塩化第一 鉄 (FeCl 2 ) , 塩 化 ナ トI )ウム (Na Cl,読 はほぼ y2とな って いる。 Fi 薬).家庭用食塩 ( 沖絶産) ・, 食塩 水に よる鉄さ び, 及び希 硫酸 による鉄 さび,の測 定結果 を 示す 。 食塩水 による鉄 さび軒にはCL 希硫酸 による鉄 さび中には Sの存在 が期待 され る 。 両方 ともわず かではあるが明瞭 に ピークが見 られ る。 最後 に鉄 くぎを伊 江 島の海淳 に約 5ケ 月間暴 g. 20に示す 0 6・ 50 付近 にC1 によると思 われ る ピークが見 落 して梱 られ た さびの分析 結果 を 『i に よる・ と思 われ る ピークが今のCl の ピークの約 2倍 の 強 度 で 出て られ る。 なお 450付近 に C ・ a お り.淘塩 粒子 の付潜 を調べるにはこち らの方が有効 か も知れ な い。 1 2 3. 3 5 2. a Fe( Kα, ∩ -2 ) 82. 6 Fe( Kq . n -4 ) Fe0 ( α, L l =3 ) Fe( KPl , n-2 ) 8 e ( K β 1. n-4 ) 1 05. F 〟 1 4 0 7 3. 5 Fe( Kβ1 , n =3 ) . +. 13 0 1 2 0 1 1 0 伽 ) 1 9 0 ⊥⊥ ⊥ ⊥ ⊥ ⊥ 」 」 JJ」山 8 0 7 0 6 0 5 0 Fi g.1 2 X-r a yf l uo r e s c e nts pe c t r um o fi r o nna i ldi s pe rs e d bya n EDDT c r ys t a l ・ 4 0 ⊥⊥L J ( 2e r 9 1 琉球大学理学部紀要 第 3 4号, 1 9 8 2年 奄5 あ と か き 赤 外 線吸 収 スペ ク トル法 は鉄硬 化物 の同定 に最 も適 して いる 。 特性吸収帯によって どの酸化 F eOOH 物 で ある かが容 易 にわ かる.食 塩 水 と希硫酸 によってできた鉄 さびはそれぞれFe30.とαと対 応が つ く。 回 折X線 も一応 の酸化 物 の 同定 に使 える. . ただ しピークが低 く赤外線ほ ど明瞭ではない。食 塩 水 と希硫 酸 に よ って で きた鉄 さびはそれぞれ F嘩 3 q とαFcOOHと対応がつ く。 艶 光 Ⅹ線 は酸化 物 の 同定 には使 え な いが ,微量不純物 の検 出に有効 である。食塩水 と希硫酸 に よ って で きた鉄 さび 中か らそれ ぞれ Cl と Sが検 出で きた。海岸で暴露 した鉄 くぎの さびから と Caが検 出で き た。 は Cl 今 後 の課 題 を以 下 に述べ る 。 排気 ガスによる影 響を調べ るために交通の激 しい場所でできた 鉄 さ びを分 析 す べ きで あ る 。 鉄 さびは鉄 表面に層 をな して生 成す るので屑内での生成物のちが い を調 べ る た めに は偏 光顕 微鏡 や X線 マイ クロアナ ライザ ーなどによる観 察 18-20) を行 な う必 要 があ る 。 環境 と酸化物 の 関連 を調 べ るために種 々の水溶 液 中で さびを作 り,分析 をす る必要 が ある 。. 謝 辞 赤外 吸収 スペ ク トル の 測 定 の一部 は琉 大化学科 の機械 を使 わせて いただき .その際比嘉松武 金 先 生 に親切 な御 指導 を賜 った . 深 く感謝 の意 を表 す る。文献 の収集 に関 しては,福 島敏郎 ( 属 材料技 術研 究所 ) .青 山芳夫 ( 鼠 銑鉄道技 術研 究所) ,佐藤公隆 ( 新 日本朝鉄経営企画部), 末高給 ・ (東 北 大学 =学 部) . , 古明地 哲 人 (東京都 公 害研 究所) ,岡E E l 秀弥 ( 新 日本斜鉄遊礎研 究 所 ) .大兄 謝 辰 男 (沖縄 県公 害衛生研究所 ) ,伊 東一幸 (広 島大学理学部) .長 嶺正妃 ( 北 海 道 大学 工 学部 ) の各 氏の 多大 の御指 導御援 助を賜 った 。 心 か ら感謝 申 し上 げる。 文 献 1) 「静 座 ・現代 の 金属学 - 突験技 術典 5 :金属 の化学的測 定法 Ⅱ」 (日本 金属学会) 960) ・25・ 6「鉄の腐食生 成物 に関す る研 兜」 2) 菅 山 芳夫 :理 化 学研 究所 報告 36(1 3) Yo s hi oAo y訂ma:Sc i e nc e Pa pe r so ft he l ns t i L ut eo f Ph ys i c a la nd Ch e mi cal se a r c h 5 ・ 7 (1963) 1 76 "Th e血 a ] ys i sl o tCo r r o s i o n Pr c du c t sby Phys i c a l Re Me t hds" 4) S. D. Ros s:I n o r gan i cl n fr ar c dGn u Rama n Sp e c t r a(Mc Gr a w-Hi 町 Lo n do n. 1 972) 5) 氏. A. Nyq ui s ta n d A. 0. Ka ge l:I n fr wc d Spe c t r ao /I v i Wga n i cCo 桝PO u n d s (Ac ad emi cPr e s s.Ne wYo r k.1 971) 6) 7) a) g) 10) ll) 神森 大 彦 .山 口直治 ,佐藤公 隆 :分析化学 川 (1 96 7) 1 050 佐藤 公 隆 :化学 の領域 2 5(1 971) 1 2「赤外分 光法による無検化合物 の分析 (1)J 佐 藤 公 隆 :化学 の領域 2 1 5(1 971)30「赤外分光法に よる無機化 合物 の分析 (2)J 佐 藤 公 隆 :化 学 の領域 2 5(1 971) 41「赤外分光法 による無機化合物の分析 (3)」 佐 藤 公 隆 :製鉄研 究 2 95(1 978) 70 「赤外 分 光分析 法の鉄鋼分析への利用 」 菅 原英 夫 .高野道 典 .姥子弟略 ,橋本功二 .末 高給 .下平三郎 :材料 1 7 (1 968) 「 軟 鋼 お よ び耐候性 鋼 の さびにつ いて 」 12) T. Mi s a wa.K. Has hi mo t o,W・Su 逢 t a ka a nd SShi mda i r a: J ・ i n o T g・ nu C J ・Ch e m・35 9 2 細谷 ・勧井 ・島貞 ・比幕 . :鉄 の腐 食生成物の分析 (1 9 7 3)41 5 9 "Fo r ma t i o no f Fe(Ⅲ)1-F e(m)a Gr e e n Co mpl e x on.Ox i da t 豆 o n o f Fe r r o us I o ni nPe r c h l o r i cAc i d So l ut i o n" 1 3) 兼高拾 :分 光研究 2 昏(1 9 7 7)2 51 「金属表面 の研 究 にお ける赤外 線分 光法 」 1 4) 東京都公害研 究所大気部 :公害研究所資料 1-7-2 (1 9 7 8) 「大気 汚染 による金属 6 腐食の研究 ( 第二報) 」P_9 1 5 ) Ka Z u a ki Wa ga t s u ma,Ki yo s h i Mo r l ma,孤dWa t ar u Su S t a k a:Applica t i o ns o f Sur Su r f a c e sb y a Pa l a r i Za t i o n Modul a t i o n Me t hcd " 1 6 ) ・ 兼高拾 :第 3 9回腐㌧ 食防食 S /ンポ ジウム資料 (1 9 81) 21 (腐食 防食協会) 「赤外 お よ び ラマ ン分光 の 「腐食のそ の場測 定 」への応用 :偏 光変調赤外 吸収 ・発 光分 光 ,電位変 調 ラマ ン分光 , SERSにつ いて」 1 7) A. S. T. M.カ ー ド 1 8) Hi de ya Ok ada. .Vu20Ho s o i vKe ni c h i Yu ka waa nd Hi r o it m s u Na i t o:Tr a ns a c t i o ns o fASM 宙2 (1 9 6 9)2 7 . 8"St r u c 仙r e of t h e Pr o t e c t i r v ea n d n氾O r . a t i v e Rus t Fo r m・ e do n Lo wÅ川o y St e e l si nt h e At mo s p l l e r e" 1 9) Hi deya Oka d a.Vt RO Ho s o i .Ke ni c hi Yukawa a n d Hi r o mi t s u Na i t o: Pr o c . 紬 t hl nt ・Co n g・Mc t G〃i c Co r r o s i, 1 9 6 9,Ams E c n da m,P3 9 2` T̀h e Pr o t e c t i ve Rus t La ye rFo r md ・ o n Lo w Al l o y St 紀I si nAt mo s p h e r i c Co r r o s i o n" 2 0 ) 岡田秀弥 ,細井祐三 ,壱 削l 健 一 ,内藤浩光 :鉄 と鋼 5 5 (1 9 6 9) l l 「耐候性鋼 の さ び僧 の榊 冶」 m
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