戦 評 大会名 第55回山形県中学校総合体育大会バスケットボール競技

戦
評
大会名
第55回山形県中学校総合体育大会バスケットボール競技
年月日
平成27年7月26日(日)
男子決勝・女子決勝
対戦チーム名
Aチーム
鶴岡市立
鶴岡第一中学校
43
戦評者氏名
18-
4
7-
9
Bチーム
鶴岡市立
9-17
9-
5
温海中学校
35
菅原和宏(高楯中)荒木竜也(立川中)
男子決勝は,鶴岡第一中学校(以後鶴一)と温海中学校(以後温海)の田川地区1位と2位
のチームの対戦となった。
第1ピリオド 鶴一ハーフコートマンツーマン、温海トライアングルツーでスタート。温海は外の
シュートが当たらず、ディフェンスリバウンドを鶴一に支配される。さらにスチールから速攻を決
められ、残り3分11-2で温海が1回目のタイムアウトを請求する。タイムアウト明けも温海の外
のシュートが入らず。逆に鶴一⑤のドライブ、鶴一④の3Pで加点し18-4と鶴一リードで第1ピ
リオド終了。
第2ピリオド 温海⑦のジャンプシュートが決まるところからスタートすると、2-2-1のフルコ
ートゾーンプレスからトライアングルツーのディフェンス。鶴一は動揺が見られ2本続けてターン
オーバーのミス。お互いディフェンスのプレッシャーが厳しくなり両チーム得点につながらない。
残り5分18-6と鶴一リード。その後もお互いに流れを作れず残り3分22-8鶴一リードで温海
は2回目のタイムアウトを請求する。温海④がバスケットカウントのフリースローを一本決め、温
海はマンツーマンのフルコートプレスで鶴一のターンオーバーを誘い、残り2分22-11と差を
詰めた。お互い激しいプレッシャーの中加点し、25-13と鶴一リードで前半を終了した。
第3ピリオド 鶴一ハーフマンツーマン、温海オールコートマンツーマンでスタート。温海⑦の
バスケットカウントとなるドライブや鶴一のターンオーバー、ファウルを誘い、徐々にペースをつ
かんで連続得点で5点差まで詰め寄る。たまらず鶴一は1回目のタイムアウトを請求。タイムアウ
ト明けも鶴一は温海のプレッシャーにミスを重ね、さらに温海④の連続オフェンスリバウンドで加
点していく。鶴一はボールダウンで苦しみ、34-30と4点差まで詰められて第3ピリオドを終了
した。
第4ピリオド ディフェンスはお互いにマンツーマン。お互いに疲れが見えシュートが決まらな
いが、鶴一は高さを活かしリバウンドからゴール下のシュートを制しだし、残り4分39-32とリー
ドを7点に広げたところで、温海1回目のタイムアウトを請求する。残り3分に鶴一⑤がリバウンド
争いから5回目のファールで退場になったところで鶴一は1回目のタイムアウトを請求する。そ
の後も鶴一は鶴一⑥のゴール下などで加点する。温海はアウトサイドシュートで応戦しようとす
るが決まらず、逆に鶴一にリバウンドを制され残り1分40秒でたまらず2回目のタイムアウトを請
求する。その後、温海④の3Pやフルコートマンツーマンの全員ディフェンスで最後まであきらめ
ないが、鶴一の高さや冷静なボールコントロールにかわされ、43-35で鶴一が平成27年度の
県大会を制した。両チームの東北大会での健闘を期待したい。