学校だより5号 (PDF 312.3KB)

萩園中学校ニュース
平成27年 6月16日
第5号 校長 高橋正人
第29回
体育祭・・・たくさんの感動をありがとう
6月13日(土)に第29回体育祭が行われました。6月8日(月)に関東地方が梅雨入りし、
練習期間そして本番と天候が心配されたのですが、ほぼ予定通りに練習を消化することができま
した。また、体育祭当日も朝方に小雨が降っていましたが、すぐにあがり、午前中は曇り空、午
後から少し陽が差す程度の絶好の体育祭日和でした。
当日は細井由美前校長先生はじめ大勢のご来賓、地域の方々、保護者の皆様においでいただき、
最後まで温かい声援をおくっていただきました。ありがとうございました。
本校の体育祭は、伝統的に学年生徒全員による団体種目が多いのですが、学級の仲間と力を合
わせて「One for All
All for One 一人はみんなのために みんなは一人のために」の
精神で、一生懸命競技する姿に感動しました。
1年生は、
中学生になって初めての体育祭でした。
「台風の目」
「馬入下り」
「全員リレー」
「全員縄跳
び」
・・・・・どの競技も初めての経験でしたが、
仲間と協力して必死になって頑張っていました。
また、
負けても潔く拍手をする明るいクラスもあり
ました。
そして、2年生。1年生で体育祭を経験し、昨年
よりもずっと練習に力を入れ、
チームワークもよく
なって本番を迎えることができました。
「萩中タワ
ー」
「カウボーイ」
「全員リレー」
「全員縄跳び」
・・・・・
どうやったら勝てるか、経験しながら学び、特に「全員縄跳び」では、昨年よりはるかに上手に
跳べるようになりました。素晴らしかったのは、例え順位が決まってしまっていても最後まで一
生懸命に頑張る姿でした。
最後3年生。
「さすが」のひと言です。スピードとパワーがあり、見応えがありました。
「ホー
ルインワン」
「一致団結」
「全員リレー」
「全員縄跳び」
・・・・・どの競技でも、お互いに声を掛
け合い、お互いの健闘をたたえる姿が見られました。中学校生活最後の体育祭で、最上級生とし
ての熱い思いが表れていたのだと思います。
体育祭実行委員や各係の生徒のみなさんも、自分の仕事に前向きに、しかも笑顔で取り組んで
いた姿がたいへん印象的でした。また、先生方もそ
れぞれのクラスカラーの服装で、
リレーにも参加す
るなど体育祭を盛り上げてくれました。
当日、
子どもたちの競技に声援と盛大な拍手を送
ってくださいました保護者や地域の皆様、
会場の見
回りや駐輪場整備をしていただいた学校支援ボラ
ンティア、学級代表委員の皆様、本当にありがとう
ございました。心より感謝申し上げます。
この感動を、
今後の学校教育活動に活かしてまい
りますので、今後もご支援ご協力のほど、よろしく
お願いいたします。
開会式での学校長の言葉の一部分
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皆さんは、今日の本番に向けて、学年練習や学級の練習に一生懸命に取り組んできました。
今日の本番では、
「One for All
All for One」の精神で頑張ってほしいと思います。
「One for All
All for One」は、ラグビーのふるさとイギリスで生まれた言葉で、
「一
人はみんなのために みんなは一人のために」という意味です。ラグビーは15人が1チーム
になって、一人一人がチームのために全力を尽くし、たとえ一人が失敗したとしても、他のメ
ンバーがその失敗をカバーしていく、ということです。萩中の体育祭は伝統的に学年生徒全員
が出場する団体種目が多いので、今日は「One for All
All for One 一人はみんなの
ために みんなは一人のために」の精神で、クラスが一丸となって、クラスのみんなのために、
友だち一人一人のために、しっかり頑張ってほしいと思います。
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《ご案内》また、本校にお越しの際は、東階段の踊
り場に体育祭の名場面の写真を多数掲示してあり
ますので、ご覧ください。カメラマンは教頭先生で
す。
第29回 体育祭の総合結果
優 勝
準優勝
1年生の部 4組(亀澤級) 2組(利根川級)
2年生の部 4組(眞壁級) 2組(村越級)
3年生の部 4組(細川級) 3組(露木級)
※全員縄跳びの最高記録:3年3組(露木級)102回(新記録)
はきものをそろえると
はきものをそろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと はくときに 心が乱れない
だれかが、みだしておいたら だまってそろえて おいてあげよう
そうすればきっと 世界中の人の心も そろうでしょう
この詩を作った長野県の円福寺の住職である藤本幸邦(ふじもと こうほう)さんは、終戦直
後から多くの子どもたちを預かり、家族のようにして育ててこられた方ですが、玄関の靴が乱れ
ているのを見てこの詩をつくり、子どもたちを諭したそうです。まず、自分の靴をそろえること
が大切であり、それができる人は、心が穏やかで自分の行動を冷静に考え、他の人がどのような
気持ちになるかも考えることができる人です。しかも、そのような人は、他の人が乱した靴を黙
ってそろえることができる人でもあるのです。学校では授業中などに使用する道具や様々なもの
を、みんなで順番に使う場面がよくあります。また、修学旅行や宿泊研修へ行くと自分が脱いだ
靴やスリッパなど、自分が使ったものをそろえたり、きちんともとにもどすことは当然のことな
のですが、そういうことがなかなかできていません。そういうときに誰もが次の人のことを考え
て行動することができると、自分の心が気持ちよくなるだけでなく、相手の心も穏やかになり気
持ちよくすることにつながるのです。自分さえよければといった自分勝手な行動を慎み、一人一
人がみんなのことを考えながら行動することによって、気持ちの良い学校や社会になるはずです。
本校では、朝のあいさつ運動も含め、礼儀正しい言葉遣いや行動などが、これまで以上に励行
されるようになってきました。各ご家庭でも、礼儀正しい態度や言葉遣い、行動の仕方などにつ
いて話題にしていただくなど、引き続きご理解とご協力をいただければ幸いです。