2009.12.17 第1820例会 1758号 卓話 鈴木貞雄君 - 三島西ロータリー

R I. 第2620地区 静岡第2分区
三島西ロータリークラブ
週報
第1758号
事 務 所 静岡県三島市中央町4番9号 2F
TEL〈0 5 5 〉9 7 6 − 6 3 5 1 FAX9 7 6 − 6 3 5 2
例 会 場 静岡県三島市本町14−31 みしまプラザホテル
TEL〈0 5 5 〉9 7 2 − 2 1 2 2
広重版画より 三 島 朝 霧
会 長 岩崎 守幸 幹 事 飯田 守
第1820回例会
司
会
ロータリーソング
石井良衛君
“こんにちは、ようこそ”
渡辺妙子君(三島RC)
ビジター
「日も風も星も」
指揮 佐々木雅浩君
会長挨拶
2009.12.17晴
副会長 矢野敏夫君
出席報告
メ ー ク 修
正
出席総数 出 席 率 ア ッ プ 出 席 率
今年も残すところ半月足らずとなりまして、クラブの行
事は来週の忘年家族例会のみとなりました。相変わらず
新型インフルエンザが大流行しているので、皆様十分注
意してください。
さて、先月国土交通省が短期地価動向調査として平成21
年10月1日時点の地価公示価格の一部を発表して、それ
がTV、新聞等で大きく報じられていたので、ご覧にな
前々回
44/52
84.62%
47/52
90.38%
今
43/53
81.13%
会員総数
55名
回
欠席者 石井(彰)
君、井上君、遠藤
(正)
君、
勝間田君、
北澤君、窪田君、鈴木
(郁)君、鈴木(正二)君、
古川君、柳田君
った方も多いと思います。それによると全国の地点の98
%が下落していて横這いはわずか2%、上昇地点はゼロ
でした。また県内には静岡市と浜松市の駅前商業地に2
委員会報告
苗栗扶輪社創立39周年記念式典参加のお願い
ヶ所調査地点があるのですが、地価変動率はいずれもマ
姉妹クラブ委員長 亥角裕巳君
イナスでした。現在平成21年1月1日時点の地価公示価格
台湾苗栗RCとの交流は会員各位のご理解ご協力で永
の評価作業を行っていまして、大体の目安、傾向が固ま
年続いてまいりました。中学生交換事業は今年で24回
ってきました。景気の動向がはかばかしくないことを反
映して、県内殆どの地点が下落になる予定ですが、唯一
長泉町だけは調区内を除き全地点で横這いか上昇の予
定です。これは長泉町の人口が対前年比で約4%増加し、
土地取引件数にいたっては約5割も増えていることなど
の影響があるようです。この時期に地価動向が横這いか
上昇になるのは恐らく全国でも殆どないと思われ、この
ままでいくと来年3月の発表時にTV、新聞等で長泉町
が大きく報道されると思います。
これから年末にかけて何かとあわただしくなりますので、
どうか十分気をつけてお過ごし下さい。
2009∼2010年度
国際ロータリー会長
ジ ョ ン・ケ ニ ー
目を迎えます。今年度は、来年1月31日から1週間の
予定で受入れをします。会員の皆様のご協力宜しくお
願いします。本日皆様にご案内するのは、来年3月7
日に開催されます苗栗扶輪社創立39周年記念式典参加
のお願いです。先月当クラブを大勢の方に表敬訪問し
ていただき、今度は私たちで訪問し友好の輪を広げて
ゆきたいと考えております。たくさんの参加をお願い
します。
式典 3月7日(日)16:00頃から
日程 Aコース 3月5日(金)出発 3月8日(月)帰国
Bコース 3月6日(土)出発 3月8日(月)帰国
ロータリーの未来はあなたの手の中に
◆佐々木君、
平出さんありがとうございます!
◆鈴木
(貞)
君、
本日卓話です。
よろしくお願いします。
◆室伏君、本日はロビーが混雑して申し訳ございませ
ん。ホテルを飾る山野草の盆栽展です。正月の玄関
を飾るのに最適です。ギャラリーでは着物をリフォ
ームした洋装展です。
個性的で素敵です。
◆諏訪部(敏)君、みしまコロッケサンドウィッチが県
内のコンビニのサークルKで15日より発売になり
ました。
大変美味しいです。
皆さん、
買ってください。
◆栗田君 (12/10のスマイル)、当クラブがホストで開催さ
れるIMの講師は司葉子さんです。彼女の出演して
いる「秋日和」の映画が、12月19日三島田町駅近くの
ザ・仲次郎で上映されます。お時間のある方はご覧
下さい。
◆小野君(12/10のスマイル)、
米山功労賞をいただきました。
◆遠藤(正)君 (12/10のスマイル)、父の葬儀にはお忙しい
中大勢の皆様に参列していただきありがとうござ
いました。
◆岩崎君 (12/10のスマイル)、当クラブが米山功労クラブ
になりました。
◆室伏君(12/10のスマイル)、先日三島警察につかまり、米
山さんに見られました。一旦停止違反です。7000円
で保釈です。
卓 話
昨今のエネルギー事情について
鈴木貞雄君
原油は昨年の7月に原油の先物取引WTIにおいて147ド
ルと過去最高値をつけましたが、その後リーマンショ
ックによる景気の低迷により12月には34ドルに暴落
しました。その後徐々に値上がりし、現在は70ドルか
ら80ドルの間で推移しています。では、今後どのよう
になるのか、識者の方々が色々予想していますが、多
くは2010年は90ドル∼150ドル推移するとみています。
一方天然ガスは、マレーシア、イラン、インドネシア、
オーストラリア、ニューギニア、ギニア、イエメン、
そしてロシアと世界各所に分散されています。今一番
注目されているのが、カタールです。現在稼働中と建
設中のものを加えると2011年には7700万トンと世界最
大の天然ガス供給者となります。しかしながら昨年の
景気後退と、輸出先として考えられていたアメリカで
は、非在来型の天然ガスの開発によるLNGの需要減に
より、天然ガスの需給バランスはそれまでの売り手市
場から、全くの買い手市場となってしまいました。
では、LNG価格はどうやって決まっているのでしょうか。
天然ガスの開発には多くの資金が必要となるため、今
までは20年∼30年の長期の売買契約を結び、生産量≒
販売量であり、スポット玉の量も少なくスポット需要
も少なかったためバランスがとれていました。ところ
が中国、インドの急激な工業の発展により需要が上回
り2008年前半は完全な売り手市場となってしまいまし
た。カタールはアジア向け、ヨーロッパ向け、アメリ
カ向けの三つの価格体系を持っていると言われています。
原油は昨年高騰後暴落しましたが、現在は徐々に値段
を戻しています。一方天然ガスについては、アメリカ
の非在来型の開発、景気の後退、カタールの生産量の
増加でスポット価格は低迷しています。アジア諸国は、
スポット市場で価格が低迷しているガスを原油価格が
上昇しているため、高価格で購入せざるを得ないのが
現状です。また、JCC価格とのリンクについても、以前
は原油価格がある範囲を超えると、安くなっても、高
くなっても、係数が小さくなりました。これをグラフ
にすると両端が寝た線となります。これは、原油価格
が下がってしまったときの開発コストの回収にかかる
リスクを少なくするために設けられた措置です。逆に
上がりすぎた場合には買い手のリスク軽減措置となり
ます。これをSカーブと呼んでいます。
最近騒がれている再生可能エネルギーについて話をさ
せていただきます。特に風力発電と太陽光発電が最も
注目を集めていますが、両エネルギー共に天候に左右
されます。風力発電は風が強すぎても弱すぎても発電
できません。太陽光発電も太陽光の照射量、温度に左
右されます。当然夜間は発電できません。このことか
ら電力会社の発電設備を減らすことはできないのです。
そのため常にこれら二つのエネルギーからの供給がな
いことを想定した設備を保有しなければならないこと
になります。また、原子力発電は出力調整の範囲が狭
いため、火力発電によって発電量調整を行っています。
今でも電力会社は季節、時間による負荷変動は火力発
電で吸収しています。今現在の再生可能エネルギーの
量がしれていますのであまり問題にならないと思われ
ますが、本当に増えた場合にはその日の天候による負
荷変動の予測は今以上に複雑になるものと思われます。
米山功労者表彰 小野金彌君
(週報担当:瀬川幸信)
一人はみんなのために、
みんなは一人のために