11月号

平成27 年度
11月号
大相模中学校だより
学校教育目標
『 夢 に 向かって 』
~ 学ぶ 思いやる
生
鍛える
~
徒 数 ( 1 1 月
1 日現在)
1 年生
2 年生
3 年生
合
計
237
228
201
666
『0ne for all、all for one
一人はみんなのために、みんなは一人のために』
校長
浅
賀
公
彦
ラグビーワールドカップで見せた全日本代表の闘志あふれるプレーやそれまでの取り
組み姿勢に日本中の多くの人が感動し、ラグビーファンが激増しました。
何がそこまで日本人の心を動かしたのでしょうか。この4年間で何が変
わったのでしょう。
今私も本を読みながら原因や条件を探っています。
表題の言葉は、大人であれば見慣れたあるいは聞き慣れた言葉です。アレクサンドル・
デュマ作ダルタニョン物語一部「三銃士」に書かれた文であり、「all for one」の one は、
一人でなく「勝利」であるという解釈もあるようです。そこで、ひとつの文章を紹介し
ます。
『チームの中では、正選手と同様、補欠は大切な役割を果たしている』
私が中学校で男子バスケットボール部の顧問をしていた時の話です。当時、約90名
の部員を抱え、大会を目指して練習していました。しかし、レギュラーになれる者はご
くわずか。懸命に練習してもレギュラーになれない部員が数多くいました。必然的に補
欠の部員は無気力になり、一生懸命やろうとするレギュラーとの間に溝が出てきました。
このままではいけない。そう思った私は、自分の学生時代の体験を部員に話すことにし
ました。
大学1年生の頃、補欠である私は応援席から声をからして応援するのみ。試合の応援
が終わると「これからC大学を応援する。」とのこと。C大学の監督が、私の大学のO
Bという関係から、友情応援を頼まれたよう。応援を終えたとき、C大学監督のカマタ
先生が、私たち補欠に丁寧に礼を述べられた後、次のような話をしてくださった。
「君たちの先輩の話をしたい。その先輩は4年生になったある日、就職活動として大
手企業のA社を受験した。面接の席で重役の一人が『君のポジションはどこか』と尋ね
た。その先輩は旨を張って答えた。『はい、マネージャーです。』『なぁんだ、補欠か。』
この言葉を聞いた先輩は、『補欠か、とは何事ですか。もし、マネージャーである私が
正選手のために、風呂や食事の準備を怠ったらどうなります?正選手たちはスケジュー
ルが狂い、コンディションを崩して、チームは負けてしまうでしょう。私のやっている
ことは、正選手と同じくらい大切なことなのです。私は、補欠である自分に誇りを感じ
ています。』
同席していた社長は、この言葉に大変感激し、この先輩を採用したという。
今、君たちはレギュラーではないかもしれない。しかし、君たち一人ひとりの力は、
チームを勝利に導くものなんだ。」
この話をした後、私は男子バスケットボールの部員たちに、「チームの中に不必要な
人など一人もいない。」「補欠の部員は、今、自分がチームの中で何をすべきか考えて
欲しい。」そして、「レギュラーも補欠も心をひとつにして大会に臨もう。」と語りか
け、その日は解散しました。
大会前日、早めに練習を切り上げ、職員室に引き上げてきた私は、体育館から響いて
くる大きな声を耳にしました。急いで体育館に向かうと、補欠の部員全員が正選手が帰
った後、応援の練習をしていたのです。一人の生徒が私に言いました。
「これが僕たちのできること。先生、明日は絶対勝ちます」
合唱コンクールも終わりました。取組段階から合唱コンクールに向けての一人ひとり
の想い、気迫、チームワークに多くの感動を与えてくれました。きれいに聞こえてくる
ハーモニー。3年生の校長面接では、誰もが「最優秀賞を絶対にとります」と語った気
持ち。大相模中学校の伝統をきちんと継承していることにも感謝します。
吹奏楽部
『第63回全日本吹奏楽コンクール
中学校・後半の部』
銅賞受賞
10月31日(土)に名古屋市名古屋国際会議場センチュリーホールで行われました
第63回全国吹奏楽コンクールにおいて、埼玉県代表として2年連続出場しました吹奏
楽部が見事銅賞を受賞しました。
8月上旬の地区予選から約3ヶ月、全国大会へ向けての練習を続けた結果このような
素晴らしい賞を受賞することができました。
当日は応援のためにご来場いただいた方もたくさんいらっしゃいました。また、この
日までご支援いただいた保護者、地域の方々にもお礼申し上げます。
~市内駅伝大会
練習の成果を発揮しました~
10月23日(金)に越谷市中学校駅伝競走大会が越谷県民福祉村で行われました。
本年度は男子Aチームが第3位、Bチームが25位、女子Aチームが24位、Bチーム
が17位でした。
【男子A】
【男子B】
【女子A】
【女子B】
第1区
金谷 成世
福浦 恵太
丸地 絢子
宮崎 優花
第2区
堀越 啓太
宮守 将麻
鵜木 早瑛
黒田萌々菜
第3区
増田 空翔
上野 航平
長原 茉以
須釜希々花
第4区
佐倉 広樹
立澤有里杏
瀬端 琴美
石橋 美穂
第5区
川口 拓海
大野 智弘
岡田 英恵
田中 結衣
第6区
山口 極己
福田 賢世
≪県大会の結果≫
◇陸 上◇ 男子4×100mリレー 8位入賞
杉田 龍生・大原 賢志・臼井 隆真・松本 直己
女子走り高跳び 18位 秩父 葉月
◇テニス◇ 1回戦惜敗
小川 優菜
≪新人体育大会新体操埼葛予選会≫ 源内 亜美 個人総合6位
酒井
瞳
個人総合12位
≪埼葛科学教育振興展覧会≫
発表会推薦賞
『真夏の植物群落調査Part2』 2年 澤部 麦
金賞
『アントシアニンと変色』
1年 齋藤 百花
≪郷土を描く児童生徒美術展中央展覧会≫
特選 1年 篠崎 礼衣
≪身体障害福祉のための埼玉県児童生徒美術展覧会≫
入選 3年 佐々木 鈴華・田村 麻衣・石倉 史織・金子 瑠奈
夏原 美月・伊藤 彩
≪青少年読書感想文コンクール≫
優秀賞 3年 佐倉 広樹 2年 岡村 美咲
優良賞 2年 押目 空彦 1年 崩口 愛純
◇お詫びと追加◇
優良賞
先月号の≪越谷市科学教育振興展覧会≫の中で下記の受賞生徒が
抜けていましたので、お詫びして追加いたします。
『電気リニアを作ってみた』 2年 馬場 祐弥
合唱コンクール
クラスの団結力を発揮しました
『相思奏愛・・・仲間を信じて奏でよう愛のこもった歌声を』をスローガンとして行
われた合唱コンクールが、10月29日(木)に越谷コミュニティーセンターで行われ
ました。
3年生は大相模中で最後の合唱コンクールにふさわしい歌声をコミュニティーセンタ
ーに響かせました。また、1.2年生のどのクラスも指揮者を真剣に見つめ、素晴らし
い表情で調和のとれたハーモニーを奏で、審査員の昼間先生からもお褒めの言葉をいた
だきました。また、3年生の最優秀賞に選ばれた3年2組は11月6日(金)に越谷コ
ミュニティーセンターで行われる、市内音楽祭に出場します。
保護者の皆様にもたくさんご来場していただき、アンケートにもご協力していただき
ありがとうございました。
<11月の予定>
下校時間17:00
3
火 文化の日
18
水
3年三者面談
4
水 開校記念日 卓球県大会
19
木
3年期末テスト
5
木 2年職場体験学習
20
金
3年期末テスト 3年三者面談
6
金
2年職場体験学習 卓球県大会
21
土 テスト前部活動停止27日朝練まで
1年科学体験学習 市内音楽祭 漢字検定
23
月
勤労感謝の日
10
12
火 3年学力テスト 薬物乱用防止教室⑥
木 生徒会専門委員会 剣道県大会
24
火
3年三者面談
25
13
金 剣道県大会
水 3年三者面談
PTA執行部会19:00~
14
金 県民の日
26
木
1,2年期末テスト
15
日 PTAバザー
27
金
1,2年期末テスト
16
月 振替休業日
17
火 朝会 3年三者面談
PTAバザー準備
3年三者面談
非行防止教室14:00~
29
日
いなほの会作業
※11月の口座引き落とし日は9日(月)です。前日までに口座の金額のご確認をお願
いします。