新見市空き家改修事業補助金交付要綱 (趣旨) 第1条 この要綱は、空き家の有効活用による本市への定住促進及び地域の活性化を図る ため、市内の空き家に居住するために必要な改修等を行う場合に要する経費の一部に対 し 、 予 算 の 範 囲 内 に お い て 新 見 市 空 き 家 改 修 事 業 補 助 金 ( 以 下 「 補 助 金 」 と い う 。) を 交付することについて、新見市補助金等交付規則(平成17年新見市規則第63号。以 下 「 規 則 」 と い う 。) に 定 め る も の の ほ か 、 必 要 な 事 項 を 定 め る も の と す る 。 (定義) 第2条 この要綱において次の各号に掲げる用語の定義は、当該各号の定めるところによ る。 (1) 定住 5年以上住みつくことを前提に、本市に住所及び生活の本拠を置くこと をいう。 (2) 空き家 個人が市内で居住を目的として建築し、現に居住者がいない(近く居 住 し な く な る 予 定 の も の を 含 む 。) 戸 建 て の 建 物 を い う 。 (3) 空き家使用者 定住するために空き家を購入し、又は賃貸し、若しくは無償で 使用する者をいう。 (4) 空き家所有者 定住させるために賃貸し、又は無償で使用させる空き家を所有 し、当該空き家に入居する空き家使用者が補助金交付申請日(以下「申請日」とい う 。) に お い て 決 定 し て い る 者 を い う 。 (5) 転入日 転入者が住民登録(住民基本台帳法(昭和42年法律第81号)の規 定 に よ り 本 市 に 住 民 登 録 す る こ と を い う 。) さ れ た 日 を い う 。 (補助金の交付対象者) 第3条 補 助 金 の 交 付 を 受 け よ う と す る 者 ( 以 下 「 申 請 者 」 と い う 。) は 、 空 き 家 使 用 者 又は空き家所有者とする。ただし、空き家使用者については、次の各号のいずれにも該 当する者とし、空き家所有者については、第2号及び第3号に該当する者とする。 (1) 本市に定住する意思を持って転入しようとする者又は申請日において転入日か ら3年を経過しない者 (2) 世帯全員が市税等を滞納していない者 (3) 新見市暴力団排除条例(平成23年新見市条例第32号)第2条第3号に規定 する暴力団員等でない者 2 前項の規定に関わらず、3親等内の親族間での取引による空き家使用者又は空き家所 有者は、この要綱による補助金の交付を受けることができない。 3 第1項第1号の規定に関わらず、地域おこし協力隊隊員(新見市地域おこし協力隊設 置 要 綱 ( 平 成 2 5 年 新 見 市 告 示 第 1 1 2 号 ) 第 3 条 の 規 定 に よ る 隊 員 を い う 。) に つ い ては、隊員としての活動終了後から3年を経過しない者とする。 4 この要綱により補助金の交付を受けることができるのは、同一申請者及び同一物件に 対して1回を限度とする。 (補助金の交付対象事業) 第4条 補 助 金 の 交 付 対 象 と な る 事 業 ( 以 下 「 補 助 対 象 事 業 」 と い う 。) は 、 空 き 家 の 居 住部分に係る機能回復もしくは設備改善のための改修工事のうち、次の各号のいずれに も該当するものとする。 (1) 市 内 の 建 築 業 者 等 ( 個 人 を 含 む 。) が 実 施 す る も の で あ る こ と 。 (2) 補助対象事業に要する経費(消費税及び地方消費税を含む。以下「補助対象事 業 費 」 と い う 。) が 3 0 万 円 以 上 で あ る こ と 。 (3) 補助金の交付決定後に着手するものであること。 (4) 補助金の交付決定を受けた年度内に事業を実施し、当該年度の末日までに実績 報告書の提出ができるものであること。 2 前項の規定に関わらず、申請日以前に空き家所有者が賃貸借契約に基づき借受人に使 用させていた空き家の改修については、補助金の対象としない。ただし、当該空き家を 空き家使用者が売買契約に基づき購入した場合は、この限りでない。 (補助金額等) 第5条 補助金の額は、前条に掲げる補助対象事業費に2分の1を乗じて得た額(千円未 満 の 端 数 が あ る と き は 、 こ れ を 切 り 捨 て る も の と す る 。) と し 、 2 0 0 万 円 を 限 度 と す る。なお、店舗併用住宅の場合については、居住部分に係る経費のみを補助対象事業と し、面積按分など合理的な方法で算出するものとする。 2 前項の規定にかかわらず、補助対象事業が国、県又は本市の他の補助制度による補助 金等を受けている場合は、当該補助金の対象経費(新見の森と匠を活かす家づくり支援 事業補助金交付要綱(平成21年新見市告示第126号)の規定に基づく補助金の場合 は当該補助金額)を補助対象事業費から控除して計算するものとする。 (補助金交付申請等) 第6条 申請者は、補助金等交付申請書に、次の関係書類を添えて市長に提出しなければ ならない。 (1) 誓約書 (2) 申請者の住民票の写し(世帯全員の続柄が記載されたもの) (3) 補助対象住宅の売買又は賃貸借契約書(無償で使用する、又は使用させる場合 は、その内容が確認できる書類)の写し 2 (4) 市税等の滞納がないことを証明できる書類 (5) 補助対象事業費が確認できる書類の写し (6) 補助対象事業を実施する箇所及び内容が分かる書類の写し (7) 補助対象事業を実施する予定箇所の現況写真 (8) その他市長が必要と認める書類 前項の規定に関わらず、申請日において市外に住民登録がある者が申請者となる場合 については、前項第2号及び第4号に規定する書類の添付を省略することができる。 (補助金の交付決定) 第7条 市長は、前条の規定による申請書を受理したときは、当該申請内容を審査し、補 助金を交付することが適当であると認めたときは、申請者に通知するものとする。 (変更等の承認申請) 第8条 申請者は、補助対象事業について変更等の承認を受けようとする場合は、規則第 10条に定める方法によらなければならない。ただし、事業の目的達成に影響のない事 業計画の軽微な変更については、この限りでない。 (実績報告) 第9条 補助金の交付決定を受けた者は、補助対象事業が完了したときは、補助事業等実 績報告書に、次の関係書類を添えて市長に報告しなければならない。 (1) 領収書等の写し (2) 補助対象事業を実施した箇所及び内容が分かる書類の写し (3) 補助対象事業を実施した箇所の着手前及び完成写真 (4) その他市長が必要と認める書類 (補助金の額の確定) 第10条 市長は、前条の規定により報告された書類等の審査及び必要に応じて行う実地 調査等により、適当と認めたときは、交付すべき補助金の額を確定し、申請者に通知す るものとする。 (その他) 第11条 附 この要綱の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。 則 この要綱は、平成27年4月1日から施行する。 附 則 この要綱は、平成27年10月1日から施行する。 附 則 この要綱は、公布の日から施行し、平成27年11月1日から適用する。
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