講習会資料

第3回森の学校
野外活動スキルアップ講習会
ワークブック
WORK1 WEAカリキュラム
WORK2 SPECモデル
WORK3 クライシスマネジメント
WORK4 リーダーシップ
WORK5 Leave No Trace
WORK6 3E Form
2015.3.21-22
みかさの森自然学校
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18 Point Curriculum
判断
装備・服装
野外救急法
リーダーシップ
天候
自然誌
遠征集団行動
衛生管理
特殊な冒険技術
環境倫理
ハイキング
スキル
コミュニケー
ションスキル
安全管理
トリッププラ
ンニング
野外生活技術
食料計画
ナビゲーション ティーチング
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WEAカリキュラム
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SPEC
SPEC
vs
Traditional
S
T
P
C
E
T
C
I
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Teaching Class
Evaluation Form
Exemplary
On
target
1.生徒が主体的に学べるものであったか
Comment:
2.課題の内容は適切であったか
Comment:
3.体験的な学習方法であったか
Comment:
4.生徒同士が協働的に学習できたか
Comment:
5.概念や技能を十分に獲得できたか
Comment:
6.話し方やふるまいは適切であったか
Comment:
強み
弱み
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Need
improve
クライシスシナリオ
この緊急対応(Crisis Response)のシナリオは、必ずみなさんのプログラム、組織に合わせ
て修正して使ってください。
シナリオ
2泊3日の栗駒登山で、2日目に大地森でソロビバークを行った。21時の見回り時に、キャンパー
Aが指定のソロサイトからいなくなった。登山主任のガッキーより、キャンプディレクターのバク
に0時に無線連絡があった。
・大地森への登山口は花山キャンプから車で1時間(30km)
・登山口から大地森へは徒歩で2時間(5km)
・当該団体はこのサイトでソロビバークの実績が30年ある。
・「その場から動かない」「緊急時の本部への行き方」のセーフティートークは行った。
・現地には某大学病院の医師が帯同しているがサーチ&レスキュー技術はない。
・現地カウンセラーは当該団体の野外救急研修を受けているが資格を持っていない。
・花山キャンプ場にはバクと食料係のあゆの2名がいる。
交信内容
「バクさんバクさんとれますか?大地森のガッキーです。」
「こちら花山キャンプ本部バク、どうぞ」
「21時にソロ活動の見回りをしたところ、キャンパーAが行方不明になりました。ソロサイトに
はシェルターや荷物がそのまま残されていました。1時間待っても帰ってこなかったので、ソロ活
動中のキャンパーをすべて本部に集め、スタッフ5名で、大地森のサイト周辺を1時間ほどライン
サーチを行いましたが、見つかりませんでした。スタッフ5名、キャンパー17名の健康状態に問
題はありません。今後の指示をお願いします。」
1.キャンプディレクターはどのように無線で指示を出しますか?
2.キャンプディレクターはこのあと緊急連絡先はどこですか?その順序は?
3.今後のアクションプランは?
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Risk Assessment &
Safety Management
Model
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SAFETY FACTOR
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リスクに対
Lev
Le
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Level 3
HAZARD FACTOR
people
Environment
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Equipment
COLTモデル
Maintain
Conditional Outdoor Leadership Theory
Performance
Bad
← Condition →
Environment
Students
Leader
Group
Seriousness of Loss
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Good
Leave No Trace
Principle1 Plan ahead and prepare
Principle2 Travel and camp on durable surfaces
Principle3 Dispose of waste properly
Principle4 Leave what you find
Principle5 Minimize campfire impacts
Principle6 Respect wildlife
Principle7 Be considerate of other visitors
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LNT
Environmental Skill
事前の計画と準備(Plan ahead and prepare)
・行く場所のルールや注意することを知ろう
・悪天候や緊急時に備えよう
・ピークシーズンを避けよう
・できるかぎり少人数で活動しよう
・できる限りゴミが少なくなるようにパッキングしよう
・標識に頼らずに地図とコンパスを使おう
影響の少ない場所での活動(Travel and camp on durable surfaces)
・影響の少ない登山道、指定のテントサイト、乾いた場所の上で活動しよう
・テントは沢から60m以上離れたところに張ろう
・よいキャンプサイトは作るのではなく見つけよう
・指定の登山道やテントサイトを利用しよう
・登山道がドロドロでも真ん中を歩こう
・キャンプサイトを最小限にしよう
・人が入っていないところではテントサイトや歩行を分散させよう
・インパクトが始まりかけた場所は避けよう
ゴミの適切な処理(Dispose of waste properly)
・すべてのゴミや食べかすを持ち帰ろう
・トイレは沢、テントサイト、登山道から60m離れたところでしよう
・トイレは20cm程度穴を掘って行い、終わったらしっかり埋めよう
・食器は沢から60m離れたところで天然素材の洗剤を使って洗おう
自然を変えない(Leave what you find)
・文化的、歴史的遺跡は触れずに見るだけにしよう
・石、植物等すべての自然は持ち帰らないようにしよう
・外から生物を持ち込まないようにしよう
・木を折ったり穴を掘ったりしないようにしよう
最小限のたき火の影響(Minimize campfire impacts)
・できる限りストーブを使うようにしよう
・地表にダメージを与えずにたき火をしよう
・たき火の大きさは必要最小限にしよう
・落ちている枝だけを使おう
・すべての枝を灰になるまで燃やそう
・灰は完全に消火してからバラまこう
野生動物の尊重(Respect wildlife)
・野生動物は遠くから観察しよう
・野生動物にえさはあげないようにしよう
・食べ物に野生動物が近づかないようにしよう
・子育てや巣作りなどをしている野生動物には近づかないようにしよう
他のビジターへの配慮(Be considerate of other visitors)
・他の登山者の体験の質を保とう
・他の登山者とすれ違うときは下りの人が谷側によけよう
・休憩は登山道から離れてとろう
・山を静かに楽しもう
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