学番26 新潟県立新発田農業高等学校 植物バイオ 履修学年 1学年 履修学科 単位数 2単位 履修コース 農業科 テクノロジー (必修) 1.科目の概要 植物に関するバイオテクノロジーの知識と技術を習得させ,植物体の特性とバイオテクノロ 学習目標 ジーの特質を理解させるとともに,農業の各分野で応用する能力と態度を育てる。 使用教科書 「植物バイオテクノロジー」農文協 補助教材 2.授業計画と学習内容 学 期 5 月 4 学習内容 時 間 バイオテクノロジーとは何か理 6 授業計画 ・バイオテクノロジーの意義 産業社会とバイオテクノロジー 解する。 ・植物組織培養の基礎 植物組織培養とは何かを理解す 組織培養のねらい るとともに、継代培養の基本的 植物組織培養の操作 な技術を身につける。 5 8 ・培地の構成要素と調整 培地の構成要素に使用される物 質を理解し、培地の調整方法を 前 習得する。 6 ・施設、設備と機器、器具 機器の使用方法、洗浄、殺菌方 法について理解する。 前 ・無菌操作 7 期 中 間 考 査 植物体の無菌操作方法を理解 培養材料の殺菌 し、初代培養の技術を習得する。 6 ・細胞の分化と分化全能性 植物ホルモンが培養中の植物体 植物ホルモンの種類と働き 9 期 8 に与える影響を理解する。 ・大量増殖技術 無菌播種の技術を習得する。 無菌播種 前 期 期 -1- 末 考 査 6 備考 学番26 新潟県立新発田農業高等学校 10 ・無病苗の作出技術 野菜や草花の茎頂培養を行い、 茎頂培養 11 8 培養技術を習得する。 ・ウイルス検定 ウイルス検定の特徴を理解し、 8 技術を習得する。 12 ・品種改良とバイオテクノロジー 後 品種改良に利用されるバイオ技 6 術を理解する。 ・培養容器内条件と順化 順化の技術を習得する。 後 1 中 間 考 査 ・培養植物の保存 技術の特徴と生かし方を理解す 試験管内保存 る。試験管内保存や人工種子の 人工種子 技術を習得する。 ・バイオマスの利用 期 期 2 6 バイオマスを理解し、バイテク 木質バイオマスの利用 技術の利用方法を習得する。 ・遺伝子組換えの仕組み 6 遺伝子組換え植物の利用、今後 3 の動向、課題、可能性について 2 基本的な内容を理解する。 後 期 期 末 考 査 3.評価について 評価規準 ①関心・意欲・態度 ②思考・判断 ③技能・表現 ④知識・理解 植物のバイオテクノ ロジーについて興味 関心を持ち学習に意 欲的に取り組む姿勢 が見られる。 バイオテクノロジー の特質と基本操作を 理解し、組織培養技 術のポイントが判断 できる。 バイオテクノロジー の実験の内容を把握 し手際よく作業で き、その技術を応用 できる実践力が身に ついている。 植物細胞の特性や働 きを理解できる。 種々の実習の目的や 方法についてしっか り理解している。 定期考査(中間・期末考査)60% 課題・レポート・ノート等の提出物20% 出席状況10% 授業に対する意欲・態度10%の評価基準を設けて総合的に評価する。 関連する検定 担当者からの メッセージ ・実験実習後には、必ずレポートを作成し提出すること。 ・実験実習では、危険な実験器具・試薬を使用する場面もありますので、説明をよく 聞くようにすること。 ・ 「理科」との関連が強いので、苦手・不安な人はよく復習しておくこと。 -2-
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