自動組版でできること メリットと問題点について

第26号
自動組版
自動組版でできること
メリットと問題点について
自動組版とは?
特別なシステムプログラムを用いて、自動的にレイア
ウトデータ制作をする技術です。(組版:原稿の指定
に従って、文字・画像・罫線等を組み合わせて版を作
ること)
電話帳のようなものや、大量ページの
カタログデータ制作に活用します。
【自動組版によるメリット】
あかがねの多言語自動組版
インデザインの普及と機能アップに伴い、あかがねで
は、組版データの書式情報を最大限活用した自動組
版をご提案させていただく場合が多くなっています。
データベース構築等で高額になりがちな初期投資を
抑え、ベース言語の自動組版導入を実現させます。
【例】和文テキストをエクセルに抽出、和文翻訳後自動組版
◎ 作業効率の向上
◎ 手作業により起きていたミスを改善
◎ 納期短縮
◎ コスト削減
◎ 校正の手間を大幅に削減
自動組版の問題点
自動組版のメリットだけを述べると、便利で夢のような
技術に見えますが、この技術はまだまだ多くの課題を
抱えています。
【自動組版がうまくいかない理由】
◆レイアウトに制限があり、融通が利きにくい。
(表の列が増減の際、カスタマイズ必要となる)
◆開発にコストがかかり、初回からの劇的なコスト
ダウンは難しい。
(継続利用でなければメリットが小さい)
◆制作側だけでなく、発注側のデータ(テキストや
画像)整備・管理が必要。
Excel
日本語版
英語版
お客様が希望するレイアウトに沿うよう自動組版のシステムを
構築。翻訳データも同時に整備することで、多言語化を迅速
に展開。
納期を従来より3ヶ月短縮、原稿指示の手間削減。
自動組版と従来通りの組版を併用することが可能です。
あかがねタイランド今 について、
ご紹介させていただきます。