平成26年度学校評価(保護者「教育に関するアンケート」)集約結果について 〈アンケートの配付について〉 本校では入退院による在籍者の入れ替わりが多いことから、平成24年度よりアンケー トを2回に分けて配付、回収することとしております。1回目は夏季休業中に退院する幼 児・児童・生徒の保護者を対象とすることから配付日を7月7日に設定し、そして2回目 は配付日を11月5日に設定して実施しました。 〈アンケートの回収について〉 昨年度までは1回目(夏季休業前)配付分についてはアンケート用紙とあわせて封筒と 切手をお渡しし、郵送での回収をご家庭にお願いしてきました。しかし郵送という手間か らか回収率がなかなか上がらず、今年度は1回目配付分についても提出期限を2回目の配 付の〆切りと同日とし、郵送ではなく退院後外来等で来校された際に担任に直接手渡しし ていただく方法に切り替えました。その結果、昨年度よりも回収率が上昇しました。 日ごろ転出後もコドモックルへの来院時に本校へお寄りいただけるご家庭も多いことか ら本校に適した方法であると考え、今後も継続していきたいと考えております。 なお、H25 年度は 96 名に配付し回収は 44 名で回収率 46%、H26 年度は 79 名に配付し 回収は 42 名で回収率 53%となっております。 〈アンケートの結果について〉 集計結果の平均値としては昨年度よりも評価が下降した項目が多く見受けられますが、 回収率が上昇したこと、評価項目において昨年度よりも多くの欄でコメントでの具体的な ご指摘をいただけていることなどから、より積極的に回答していただいていることの表れ かと受け止めております。 また、全体的に4段階評価内での「C」「D」と回答された数自体は昨年度よりも減って おり、「ややあてはまる」の「B」回答が増えています。 自由記述の部分でも、概ね好意的な内容で高く評価されているととらえています。高校 への進学の点で、他高校の情報がもっと欲しいという要望がありましたので、進路指導に 関わる専門性の向上に努めていきたいと思います。特例通学生の受け入れについて、受け 入れ定員を増やしたり、途中入学を許可してはどうかという要望がありましたが、平成2 7年1月20日に道教委特別支援教育課主幹が来校し「北海道手稲養護学校への通学の在 り方について」説明があり「特例通学を受け入れる学年等の改正」を確認しております。 センターと学校の連携については、今後ともそれぞれの部署を通してさらなる情報収集と 共有に努めて参りたいと考えています。学校が発信する情報としてホームページの更新頻 度が少ないというご意見がありますので、次年度は関係部署を中心に積極的に子どもたち の学習活動について情報発信していきたいと思います。 〈具体的な改善の取り組みについて〉 ○保護者の学校行事や参観懇談、PTA活動等への参加のしやすい日程の設定、きめ細 やかな案内に努め参加を促す。 ○年間を通じて行っている自立活動の指導や特例通学生の食事指導などセンターと連携 して取り組んでいる教育活動について丁寧な説明に努める。 ○「個別の教育支援計画」や「個別の指導計画」の作成プロセスに、保護者との情報交 換の場を設けるとともに、 「個別の指導計画」等に基づいて、授業における教師間の連携・ 協力を一層充実させる。 ○学校便り、学級便り、連絡帳、ホームページ等を情報発信の柱として大切に取り扱っ ていくとともに、必要な情報をタイムリーに伝えるための発行回数や更新頻度の向上や 分かりやすい情報の伝え方について工夫する。 ○交流・共同学習の積極的な推進により地域とのかかわりを深めていく。 ○体罰防止、いじめ防止に関わる人権教育の充実に努める。
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