「第3回技術講演会」参加者募集

粉砕による粉体の製造方法と磁気歯車の応用についての講演です。多くの分野で活用される粉
体製造や今後大きな利用が見込まれる磁気歯車について応用も含めお聞きできる機会です。
文科省
地域イノベーション戦略支援プログラム
一関工業高等専門学校
設計・材料分析部門
平成 27 年度「第3回技術講演会」参加者募集
粉砕とメカノケミストリー及び磁気歯車技術について講演会を実施致します。セラミックスや電池
電極材料に欠かせない粉体製造法としての粉砕技術の現状と応用、環境機器や真空機器の非接触伝達
に用いられる磁気歯車について開発経緯と現状について紹介致します。
新規材料開発や装置開発で役立つ技術かと思っております。是非ご参加ください。
実施日時
テーマ1
平成27年11月18日(水)
13:00~17:00
「古くて新しい粉砕技術と応用」
東北大学 名誉教授
(13:00~15:00)
(齋藤粉体技術研究所長)
齋藤 文良氏
粉砕技術の歴史は、人々が穀物を挽いて粉にする太古の時代にさかのぼるが、以来営々と新しい粉砕
機、粉砕法が開発され、効率改善に取り組んできた。その技術は経験的手法が主であったが、1970 年頃
からシミュレーション法を取り入れた手法により、効率的な粉砕技術の開発が進んでいる。一方、19 世
紀初めころから粉砕で付随する現象、メカノケミストリーの研究がロシア、東欧を中心に進み、今では
多くの物質について共通するミラクル現象として知られるようになった。筆者らは 30 年余の間、粉砕と
メカノケミカル現象の基礎と応用の研究を推進してきたが、その内容は、材料合成に始まり、鉱物処理
とリサイクルへの応用を経て、最近は未利用バイオマスや廃プラからの高純度水素製造などエネルギー
開発への展開を模索している。講演では、最近の粉砕の特徴とそこで起こるミラクル現象について解説
する。
テーマ2
「磁気歯車の開発と現状」
(15:15~17:00)
鶴本 勝夫氏
東北学院大学 名誉教授
従来使用されている鋼製歯車装置は、歯面同士が直接接触して動力伝達するため歯面の摩耗が進行
し、振動や騒音が避けられず潤滑を必要とします。
この欠点を無くした理想の歯車を求めて、永久磁石を規則的に配置したピニオンとギアを軸方向に空
隙を介して並置する、完全非接触磁気歯車の開発経緯と現状について紹介します。この磁気歯車は、面
倒な給油を必要としない為メンテナンスフリー化が可能であること、駆動側の振動が受動側へ伝わらず
騒音が少ないこと、発塵がないためクリーンルーム歯車装置の使用に適すること、風力発電に適した増
速装置を構成できるなど優れた特徴を有しています。特長と応用事例についても解説致します。
主催
会場
参加費
一関工業高等専門学校
一関高専 メディアセンター
無料
1F
視聴覚室
募集定員 30名
募集期間 平成27年11月13日(金)まで
お問い合わせ・申し込み
一関工業高等専門学校 地域イノベーション戦略支援プログラム
設計・材料分析人材育成担当 飯坂 、佐藤
〒021-8511 岩手県一関市萩荘字高梨
℡ : 0191-24-4708 (ダイヤルイン) FAX :0191-24-4798
Eメール:[email protected]
講師紹介
齋藤 文良(さいとう ふみお) 氏
(略歴) 1970 年 3 月山形大工卒業、1972 年 3 月同大院修士修了、1982 年 3 月工学博士(東北大学)、山形大工助手、東北大選
研助手、横浜国立大講師・助教授などを経て、1991 年 4 月より東北大教授(選研、現多元研)、2012 年 3 月東北大定年退
職、同年 4 月東北大学名誉教授、現在に至る。2005 年 11 月~2010 年 3 月多元研所長、チェコ化学工学会名誉会員、
1987 年 6 月~1988 年 8 月英国 Birmingham 大学博士研究員、2001 年 4~12 月フランス Ecole des Mines d’Albi 客員教
授など。現在、齋藤粉体技術研究所長、早稲田大学非常勤講師、福島県立テクノアカデミー郡山非常勤講師、仙台市地
域連携アドバイザーなど。
鶴本 勝夫 氏
(略歴)
昭和41年 3月 東北学院大学工学部機械工学科卒
昭和41年 4月 東北学院大学助手
昭和48年 4月 同大学講師
昭和57年 4月 同大学助教授
平成 5年11月 「永久磁石を利用した磁気歯車に関する研究」で学位(工学)取得
平成 6年 4月 東北学院大学教授、工学部 機械知能工学科 教授,学科長を経て
平成22年 4月 東北学院大学名誉教授
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地域イノベーション戦略支援プログラム
設計・材料部門担当
平成27年
27 年度
佐藤
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